JP2001515306A - ディジタル通信システム内でトランスペアレント・データ・サービスに対してリンク・プロトコルを選択する方法 - Google Patents

ディジタル通信システム内でトランスペアレント・データ・サービスに対してリンク・プロトコルを選択する方法

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JP2001515306A
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Abstract

(57)【要約】 通信システムにおいて、移動局と基地局の間のトランスペアレント・データに対するリンク・プロトコルが、事前に定義されたサービス要件および移動局または基地局の少なくとも1つの基本性能に基づいて、使用可能なリンク・プロトコルの全ての可能な組合せの中からリンク・プロトコルの事前選択組合せセットを事前選択することによって選択される。次いでリンク・プロトコルが、1つまたは複数のリンク品質パラメータの測定値および通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの可変制約事項に基づいて、リンク・プロトコルの事前選択組合せの中から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 本発明は一般に通信システムの分野に関し、具体的には、複数の変調およびチ
ャネル符号化方式をサポートするディジタル通信システムに関する。
【0002】 無線ディジタル通信システムでは、標準化されたエア・インタフェースが、変
調方式、チャネル符号化方式、バースト・フォーマット、通信プロトコル、シン
ボル・レートなどを含むほとんどのシステム・パラメータを規定している。例え
ば、欧州電気通信標準化機構(ETSI)は、シンボル・レート271ksps
のGMSK(Gaussian Minimum Shift Keying)
変調方式を使用して無線周波(RF)物理チャネルまたはリンク上で制御情報、
音声情報およびデータ情報を伝達する、時分割多元接続(TDMA)方式を使用
したGSM(Global System for Mobile Commu
nications)規格を規定している。米国では、TIA(Telecom
munications Industry Association)が、デ
ィファレンシャルQPSK(DQPSK)変調方式を使用してRFリンク上でデ
ータを伝達するTDMAシステムであるD−AMPS(digital adv
anced mobile phone service)のさまざまなバージ
ョンを定義したIS−54、IS−136などのいくつかの暫定規格を発表して
いる。
【0003】 ディジタル通信システムは、さまざまな線形および非線形変調方式を使用して
、音声情報またはデータ情報をバースト伝送する。これらの変調方式には、GM
SK、4位相偏移変調(QPSK)、直交振幅変調(QAM)などがある。GM
SK変調方式は、指定のユーザ・ビット・レートをサポートするシンボル・レー
トを有する非線形の低水準変調(LLM)方式である。ユーザ・ビット・レート
を高める目的には、高水準変調(HLM)方式を使用することができる。QAM
方式などの線形変調方式は、レベルの異なる変調を有する場合がある。例えば1
6QAM方式は、4ビット・データの16のバリエーションを表すのに使用され
る。一方、QPSK変調方式は、2ビット・データの4つのバリエーションを表
すのに使用される。さまざまな変調方式に加えて、ディジタル通信システムは、
通信の信頼性を高めるために使用されるさまざまなチャネル符号化方式をサポー
トすることができる。
【0004】 チャネル符号化方式は一般に、バーストまたはバースト列のデータ・ビットを
符号化およびインタリーブし、例えばRFリンクがフェージングにさらされてい
る場合などの劣悪なRFリンク条件下でデータ・ビットが失われるのを防ぐ。デ
ータ・ビットのチャネル符号化に使用される符号化ビットの数は、誤り検出の正
確さに対応し、符号化ビットの数が多いほどビット誤り検出の正確さは高まる。
しかし、符号化ビットによって、1バースト中に伝送することができるユーザ・
データ・ビットの数が減るので、全体のビット・レートが与えられているとき、
符号化ビットの数が多いとユーザ・ビット・レートは低下する。
【0005】 通信チャネルでは一般に誤りが次々と挿入される。符号化効率を向上させるた
めには、伝送前に、符号化されたビットをインタリーブする。インタリーブの目
的は、いくつかのコード・ワード上に誤りを分散させることにある。完全インタ
リーブという用語は、受信したデータ・ビットのシーケンスに相関がないときに
使用される。受信側で受け取ったデータ・ビットの相関が小さいほど、失われた
データ・ビットの回復が容易になる。一方、インタリーブが有効でない場合には
、伝送されたデータ・ビットの大きな部分またはブロックが、劣悪なRFリンク
条件下で失われることがある。その結果、誤り訂正アルゴリズムでは、失われた
データを回復することができないことがある。
【0006】 TDMAシステムでは、使用可能な周波数帯が1つまたは複数のRFチャネル
に細分化される。RFチャネルは、TDMAフレーム中のタイム・スロットに対
応するいくつかの物理チャネルに分割される。1つまたは複数の物理チャネルか
ら、変調およびチャネル符号化方式が指定された論理チャネルが形成される。R
Fリンクは、論理チャネルを構成する1つまたは複数の物理チャネルを含む。こ
れらのシステムでは、アップリンクおよびダウンリンクRFチャネル上でディジ
タル情報のバーストを送受信することによって、移動局が、分散した複数の基地
局と通信する。
【0007】 現在、使用される移動局の数は増え続けており、セルラ電気通信システム内の
音声チャネルおよびデータ・チャネル数を増やす必要が生じている。その結果、
基地局がより狭い間隔で配置されるようになり、隣接するまたは近傍のセルで同
じ周波数を使用している移動局間の干渉が増大している。ディジタル技術によっ
て所与の周波数スペクトルからより多くの有効チャネルが得られるが、干渉を低
減させる、詳細には、干渉に対する搬送波信号強度の比(すなわち搬送波対干渉
(C/I)比)を高める必要性は依然として残っている。低いC/I比を扱うこ
とができるRFリンクは、高いC/I比しか扱えないRFリンクよりも頑強(r
obust)であると言える。
【0008】 変調方式およびチャネル符号化方式に応じ、サービス程度(grade of service)はリンク品質の低下につれてより急速に低下する。言い換え
ると、より頑強なRFリンクのデータ・スループットまたはサービスの程度は、
頑強さに劣るRFリンクほど急速には低下しない。高水準変調方式は、低水準変
調方式よりもリンク品質の低下の影響を受けやすい。HLM方式を使用する場合
、データ・スループットは非常に急速に低下し、リンク品質が落ちる。一方、L
LM方式を使用する場合には、スループットおよびサービス程度は同じ干渉条件
でそれほど急速には低下しない。
【0009】 したがって、リンク適応方法は、変調方式、チャネル符号化および/または使
用するタイム・スロットの数の組合せによって定義されるリンク・プロトコルを
動的に変更する能力を提供する。リンク・プロトコルは、リンク品質に対してユ
ーザ・ビット・レートのバランスをとるチャネル条件に基づいて選択される。一
般に、これらの方法は、広い範囲のC/I条件で最適な性能を達成するようシス
テムのリンク・プロトコルを適応させる。
【0010】 次世代のセルラ・システムの進化の道筋の1つは、高水準変調(HLM)、例
えば16QAM変調方式を使用して、既存の規格に比べて高いユーザ・ビット・
レートを提供する方向に向かうものである。これらのセルラ・システムには、G
PRS(General Packet Radio Service)拡張機
能を備えたGSMシステム、拡張D−AMPSシステム、IMT−2000(I
nternational Mobile Telecommunicatio
n 2000)などがある。16QAM変調方式などの高水準線形変調は、例え
ば、低水準変調(LLM)方式であるGMSKよりもスペクトル効率が向上する
潜在的可能性を有する。高水準変調方式では、許容される性能が得られる最低C
/I比がより高いことが要求されるので、システムにおける高水準変調方式の可
用性は、より頑強なRFリンクが維持されるシステムのある一定のカバー・エリ
アまたはセルのある部分に限定される。
【0011】 さまざまな通信サービスを提供するためには、対応する最低ユーザ・ビット・
レートが要求される。音声サービスおよび/またはデータ・サービスでは、ユー
ザ・ビット・レートは、音声品質および/またはデータ・スループットに対応し
、ユーザ・ビット・レートが高いほど、良好な音声品質および/または高いデー
タ・スループットが得られる。総ユーザ・ビット・レートは、音声符号化、チャ
ネル符号化、変調方式、およびTDMAシステムではこれに加えて呼あたりに割
当て可能なタイム・スロット数に対して選択する手法の組合せによって決定され
る。
【0012】 データ・サービスには、トランスペアレント・サービスとノントランスペアレ
ント・サービスが含まれる。トランスペアレント・サービスは、最低サービス品
質要件を有し、一定のユーザ・ビット・レートを提供する。トランスペアレント
通信サービスを提供するシステムは、要求されるサービス品質を有する一定のユ
ーザ・ビット・レートを維持するために全体のビット・レートを変化させる。移
動局と基地局の間のトランスペアレント・サービスのサービス品質要件は、式(
1)で定義されるサービス品質(QoS)ベクトルによって表される。
【0013】 (1)QoS={Rbu=X kbits/s,BERまたはFER<Y%} 上式で、Rbuは、定ユーザ・ビット・レート、BER、FERはそれぞれ、
最大ビット誤り率(BER)、フレーム消去レート(FER)、X、Yはそれぞ
れ、必要なユーザ・ビット・レート、サービス品質(%)である。
【0014】 反対に、ノントランスペアレント・サービス、例えばパケット・データを提供
するGSMの拡張機能であるGPRSでは、誤って受け取ったデータ・ビットが
再送信されるため、ユーザ・ビット・レートが変化する可能性がある。ノントラ
ンスペアレント・サービスとは異なり、トランスペアレント・サービスは、誤っ
て受け取ったデータ・ビットを再送信しない。したがって、トランスペアレント
・サービスのポイント・ツー・ポイント伝送遅延は一定であり、ノントランスペ
アレント・サービスのポイント・ツー・ポイント伝送遅延は不定である。
【0015】 通信システムは、チャネル符号化、音声符号化および/または変調方式の異な
る組合せをサポートするいくつかのRFリンクを介してデータ・サービスを提供
することができる。例えば、システムは、オーディオおよびビデオ信号を別々に
供給する2つ以上の別個のRFリンクを使用してマルチメディア・サービスを提
供する。このシナリオでは、2つのRFリンクの一方がHLM方式を使用し、他
方のリンクがLLM方式を使用することがあり得る。TDMAシステムで定ユー
ザ・ビット・レートを提供するのに、LLM RFリンクは、HLMリンクより
も多くのタイム・スロットを使用する。
【0016】 したがって、トランスペアレント・データ・サービスを提供するためには、デ
ィジタル通信システムが、所与の定ユーザ・ビット・レートに対して所望のサー
ビス品質を達成するために、リンク品質に基づく適当なリンク・プロトコルを選
択しなければならない。システムのリンク品質、例えばC/I比は急速に変動す
るため、サービス品質を維持するためには異なるリンク・プロトコルを使用しな
ければならない。例えば高品質リンクでは、より少ないチャネル符号化を使用し
て、ユーザ・ビット・レートを高めることができる。ユーザ・ビット・レートお
よびサービス品質要件を満たすことに加え、全体的な干渉の最小化および/また
は割当てタイム・スロット数などの通信資源の効率的な割当てに関してシステム
の性能を最適化することも重要である。
【0017】 したがって、複数の変調およびチャネル符号化方式をサポートするシステムに
トランスペアレント・サービスを提供し、一方でシステム性能を最適化するリン
ク・プロトコルを選択する方法が求められている。
【0018】 (概要) 簡単には、本発明は、事前に定義されたサービス要件を有するトランスペアレ
ント・データ・サービスに対してリンク・プロトコルを選択する方法で例示され
る。本発明は、使用可能なリンク・プロトコルの全ての可能な組合せの中からリ
ンク・プロトコルの事前選択組合せセットを事前選択する。事前選択組合せセッ
トは、変調方式、チャネル符号化方式および必要なタイム・スロット数の組合わ
せ、ならびに事前に定義されたサービス要件に基づいて選択される。事前に定義
されたサービス要件は例えば、BER、FERパーセンテージなどの事前に定義
されたサービス品質を有する一定のユーザ・ビット・レートを提供する要件であ
る。さらに本発明は、事前選択プロセスで、移動局または基地局の少なくとも1
つの基本性能を考慮する。移動局または基地局の複数の基本性能を考慮すること
が好ましい。基本性能には、いくつかのタイム・スロット上での移動局または基
地局の通信性能を含めることができる。
【0019】 次いで本発明は、C/I比、BER、FER、受信信号強度などの1つまたは
複数のリンク品質パラメータの測定値に基づいて、リンク・プロトコルの事前選
択組合せセットの中からリンク・プロトコルを選択する。リンク・プロトコルを
選択する際、本発明はさらに、通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1
つの可変制約事項を考慮する。通信システムの瞬間状態に起因する可変制約事項
には、タイム・スロットを割り当てるシステムの瞬間容量、あるいは、移動局ま
たは基地局の瞬間送信電力を含めることができる。本発明の好ましい実施形態で
は、本発明がさらに、事前に定義された最適化基準に基づいて選択されたリンク
・プロトコルを最適化する。事前に定義された最適化基準には、移動局または基
地局の送信電力の最小化あるいは使用タイム・スロット数の最小化を含めること
ができる。
【0020】 本発明のその他の特徴および利点は、以下の好ましい実施形態の説明および本
発明の原理を例を挙げて示す添付図面から明白となろう。
【0021】 (詳細な説明) 図1を参照する。本発明の例示的な実施形態に基づく通信システム10は、複
数の変調方式をサポートする。本発明の例示的な実施形態では、システム10が
、3つの変調方式、すなわち第1のLLM方式(LLM1)、第2のLLM方式
(LLM2)およびHLM方式をサポートする。LLM1方式は、GSMシステ
ムで使用されているGMSK変調方式などの非線形変調方式である。LLM2方
式は、QPSKなどの線形変調方式である。HLM方式は、現時点ではまだ標準
化されていない拡張GSMシステムの第2世代でサポートされるであろう、より
高水準の線形変調方式、例えば16QAM方式である。
【0022】 通信システム10はさらに、異なるチャネル符号化方式(CS)、例えばCS
1、CS2、CS3およびCS4チャネル符号化方式をサポートする。CS1の
符号化レートが最も低く、CS4の符号化レートが最も高い。システム10は、
上に指定した例示的な変調方式およびチャネル符号化方式に関して説明されるが
、広範囲にわたる変調方式および符号化方式を本発明の実装に使用できることに
留意されたい。
【0023】 GSM通信システムの動作モードは、欧州電気通信標準化機構(ETSI)の
文書ETS300573、ETS300574およびETS300578に記載
されている。これらの文書は、参照によって本明細書に組み込まれる。したがっ
て、GSMシステムの動作については、本発明の理解に必要な程度に説明する。
GSMシステムで実施されるものとして説明しはするが、本発明を、PDCまた
はD−AMPS規格に基づくシステム、およびこれらの拡張システムなどのその
他のさまざまなディジタル通信システムで使用することができることを当業者は
理解されたい。本発明は、CDMA通信システム、およびCDMA/TDMAハ
イブリッド通信システムにも使用することができる。
【0024】 通信システム10は、通信セルに細分化された1地域をカバーする。これらの
通信セルは全体として1つのサービス・エリア、例えば1つの都市全体をカバー
する。通信セルは、間隔を置いて配置されたいくつかのセルで同じアップリンク
およびダウンリンクRFチャネルを使用することができるセル・パターンに基づ
いて配置されることが好ましい。システム10のセル・パターンをこのようにす
ると、サービス・エリアをカバーするのに必要なRFチャネル数を減らすことが
できる。システム10は、例えば「デッドスポット(deadspot)」を回
避するために周波数ホッピング手法を使用することもできる。
【0025】 本発明によれば、システム10は、事前に定義されたサービス要件を有するト
ランスペアレント・サービスを維持するために、リンク品質パラメータの高速切
換えに基づいてRFリンクのリンク・プロトコルを動的に変更する。事前に定義
されるサービス要件は、BERパーセンテージなどの最低サービス品質を有する
定ユーザ・ビット・レートで表すことができる。システム10は、チャネル符号
化方式、変調方式、および必要なタイム・スロット(TS)数などの通信資源の
全ての可能な組合せの中から、トランスペアレント・データ・サービスのサービ
ス要件に基づいて、事前選択組合せセットを事前選択する。
【0026】 この事前選択プロセスでは、いくつかの移動局または基地局の基本性能も考慮
する。次いで、事前選択した組合せの中から、C/I比などの1つまたは複数の
リンク品質パラメータの測定値、ならびに移動局および/または基地局の性能に
関する瞬間状態に起因する可変制約事項に基づいて1つのリンク・プロトコルを
選択する。このような瞬間状態には、例えば、任意の時刻におけるシステム容量
、限界送信電力などが含まれる。最後に、この選択は、移動局12での送信電力
の最小化、使用タイム・スロット数の最小化など、事前に定義された最適化基準
に基づいて最適化される。
【0027】 システム10は、複数のレベルでセルを管理する階層ネットワークとして設計
される。システム10内で動作するいくつかの移動局12は、割り当てられたア
ップリンクおよびダウンリンクRFリンク、および割り当てられたタイム・スロ
ットを使用して呼に参加する。階層の上位レベルでは、一群の移動交換局(MS
C)14が、発信元から送信先への呼の経路指定を担う。具体的にはMSCは、
呼のセットアップ、制御および終了を担当する。ゲートウェイMSCとして知ら
れる1つのMSC14は、公衆電話網(PSTN)18、またはその他の公衆ま
たは専用網との通信を処理する。
【0028】 異なるオペレータは、異なる変調およびチャネル符号化方式を用いる異なる通
信規格をサポートする。同じオペレータが、異なるセルで異なる変調およびチャ
ネル符号化方式をサポートすることもできる。例えば、1つのオペレータが、L
LM1変調方式およびCS4チャネル符号化方式だけをサポートするのに対して
、別のオペレータは、全ての変調方式およびチャネル符号化方式をサポートする
【0029】 これより下の階層レベルでは、MSC14がそれぞれ、一群の基地局コントロ
ーラ(BSC)16に接続される。BSC16の主な機能は無線資源管理である
。例えば、BSC16は、報告された移動局12での受信信号強度に基づいて、
ハンドオーバを開始するかどうかを決定する。GSM規格では、BSC16が、
CCITT No.7信号方式のモバイル・アプリケーション・パートに基づく
、Aインタフェースとして知られる標準インタフェースでMSC14と通信する
【0030】 さらに下の階層レベルでは、BSC16がそれぞれ、一群のトランシーバ基地
局(BTS)20を制御する。BTS20はそれぞれ、アップリンクおよびダウ
ンリンクRFチャネルを使用して、共通の特定地域にサービスを提供するいくつ
かのTRXを含む。BTS20は主に、指定セル内の移動局12とデータ・バー
ストを送受信するためのRFリンクを提供する。例示的な実施形態では、いくつ
かのBTS20が1つの無線基地局(RBS)22に組み込まれる。RBS22
は、エリクソン(Ericsson)社から販売されているRBS−2000製
品群に基づいて構成することができる。
【0031】 図2を参照する。RFチャネル26(アップリンクまたはダウンリンク)は、
この間に情報が伝達される繰返し時間フレーム27に分割される。フレーム27
はさらに、情報パケットを伝えるタイム・スロット28に分割される。音声また
はデータは、情報チャネル(TCH1、...、TCHn)と呼ばれるタイム・
スロット中に伝送される。開始、ハンドオーバおよび終了を含むシステムの呼管
理に関係する全ての信号機能は、制御チャネル上を伝送される制御情報を介して
処理される。
【0032】 移動局12は、低速付随制御チャネル(SACCH)を使用して、いずれもG
SM規格に定義されている、移動局12での受信信号強度に対応するRX−LE
V信号、移動局12でのさまざまなレベルのビット誤り率の尺度であるRX−Q
UAL信号などの関連制御信号を送信する。高速付随制御チャネル(FACCH
)は、TCHに割り当てられたタイム・スロットを盗用することによって、ハン
ドオーバなどの制御機能を実行する。
【0033】 BSC16は、移動局12とRBS22の間のRFリンクのチャネル特性の測
定値に基づいてRBS22に命令を発する。後に詳細に説明するように、チャネ
ル特性は、受信信号強度、ビット誤り率、アップリンクRFチャネルの多重路伝
搬特性(例えば時間分散)、およびこれらの組合せを含むいくつかのパラメータ
に基づいて測定することができる。
【0034】 システム10は、1タイム・スロット中に、事前に定義された数の符号化ビッ
トを含むバーストで情報を伝送する。GSM規格は、さまざまな種類のバースト
、すなわちノーマル・バースト(NB)、周波数補正バースト(FB)、同期バ
ースト(SB)、アクセス・バースト(AB)およびダミー・バーストを定義し
ている。持続時間576μsの標準バーストは、トラフィック・チャネルといく
つかの制御信号チャネルで使用される。残りのバーストは主に、アクセスおよび
保守信号ならびにシステム内の周波数同期に使用される。
【0035】 図3に示すように、ノーマル・バースト29は、ディジタル・データ・ビット
が伝達される2つの別個のデータ部分30を含む。ガード・セクション32は特
に、バーストのアップランピングおよびダウンランピングを可能にするために使
用される。テール・セクション31は復調目的に使用される。ダミー・バースト
伝送を除く全てのバースト伝送は、トレーニング・シーケンスを含む。トレーニ
ング・シーケンスは、事前に定義された自己相関特性を用いてパターン化される
。復調プロセス中、トレーニング・シーケンスの自己相関特性は、バーストの受
信ビット・シーケンスの同期に役立つ。ノーマル・バースト29では、トレーニ
ング・シーケンス33がバーストの中央、データ部分の間に置かれる。
【0036】 RFリンクの伝搬遅延を補償するため、通信システム10は時間調整プロセス
を使用する。移動局12はこれによって、自体のバーストが他のバースト伝送に
対して適当な時間関係でBTS20に到着するようバースト伝送を調整する。後
に説明するとおり、移動局12およびRBS22には、アップリンクまたはダウ
ンリンクRFチャネル上で受信したベースバンド・ビット・シーケンスとトレー
ニング・シーケンスとの相関をとり多重路伝搬特性に対応した相関器応答を生成
する等化器が組み込まれる。この相関器応答に基づいて、BTS20の受信セク
ションは、タイミング・アドバンス(TA)パラメータを生成する。移動局12
は、RBS22から伝送されたTAパラメータを使用して、そのバースト伝送を
時間基準に対して進めるか、または遅らせる。
【0037】 図4に、移動局12のブロック図を示す。移動局12は、送受切換器39を介
してアンテナ38に結合された受信器セクション34および送信器セクション3
6を含む。アンテナ38は、割り当てられたアップリンクおよびダウンリンクR
Fチャネルを介してBTS20から/へRF信号を受信/送信するのに使用され
る。受信器セクション34はRF受信器40を含む。RF受信器40は、周知の
方法で配置された局部発振器41、ミクサ42および選択フィルタ43を含み、
受信信号をダウンコンバートしてベースバンド・レベルに復調する。RF受信器
40は、局部発振器41によってダウンリンク・チャネルに同調され、さらに、
移動局12での受信信号強度に対応するRX−LEV信号を線44上に供給する
【0038】 RF受信器は、受信した音声、データおよび信号情報を表す符号化データ・ビ
ットを復調する復調器46にベースバンド信号を供給する。移動局12の種類に
応じ、復調器46は、LLM1、LLM2およびHLM方式に対応する1つまた
は複数の復調方式をサポートすることができる。例えば、LLM1方式をサポー
トするオペレータに加入した移動局12の復調器は、LLM1方式で変調された
信号のみを復調することができる。一方、3つの変調方式を全てサポートしたオ
ペレータに加入した移動局12の復調器は、LLM1、LLM2およびHLM方
式で変調された信号を復調することができることが好ましい。
【0039】 先に説明したとおり復調器46は、トレーニング・シーケンス上に置かれた符
号化ビット・パターンを処理し、ベースバンド信号の予測復調に使用する相関器
応答を生成する等化器(図示せず)を含む。等化器は、相関器応答を使用して、
復調に対して最も確からしいビット・シーケンスを決定する。GSM規格に定義
されているとおり、チャネル・デコーダ/デインタリーバ50は、移動局12で
のさまざまなレベルのビット誤り率の尺度であるRX−QUAL信号を線48上
に供給する。移動局12は、これらのRX−QUAL信号およびRX−LEV信
号をSACCHチャネル上でBSC16に報告する。
【0040】 チャネル・デコーダ/デインタリーバ50は、復調された信号を復号し、デイ
ンタリーブ(de−interleave)する。チャネル・デコーダ/デイン
タリーバ50は、CS1ないしCS4復号方式を含むさまざまなチャネル復号方
式を使用することができる。音声データ・ビットは、サポートされたさまざまな
音声復号方式の1つを使用して音声パターンを復号する音声デコーダ52に加え
られる。復号の後、音声デコーダ52はアナログ音声信号を、音声増幅器54を
介してスピーカなどの出力装置53に供給する。チャネル・デコーダ50は、復
号されたデータおよび信号情報を、ユーザへのデータの表示などの後段の処理の
ためにマイクロプロセッサ56に供給する。
【0041】 送信器セクション36は、音声またはデータ情報を入力する入力装置57、例
えばマイクロホンおよび/またはキーパッドを含む。音声コーダ58は、指定の
音声/データ符号化手法に従い、サポートされたさまざまな音声符号化方式に基
づいて音声信号をディジタル化および符号化する。チャネル・コーダ/インタリ
ーバ62は、CS1ないしCS4符号化方式を含む指定の符号化/インタリーブ
・アルゴリズムに基づいてアップリンク・データを符号化する。チャネル・コー
ダ/インタリーバ62は、アップリンク・ベースバンド信号を変調器64に供給
する。変調器64は、サポートされた1つまたは複数の変調方式に従ってアップ
リンク・ベースバンド信号を変調する。復調器46と同様に、移動局12の変調
器64は、LLM1、LLM2およびHLM方式のうちの1つまたは複数の方式
をサポートすることができる。
【0042】 変調器64は、符号化された信号を、アップコンバートされた信号局部発振器
41から搬送波信号を受け取るアップコンバータ67に供給する。RF増幅器6
5は、アップコンバートされた信号を、アンテナ38を介して送信するため増幅
する。周知の周波数シンセサイザ66がマイクロプロセッサ56の制御下で、動
作周波数情報を局部発振器41に供給する。マイクロプロセッサ56は、RX−
QUALおよびRX−LEVパラメータをSACCHを介して移動局12からR
BS22に送信させる。
【0043】 図5に、異なる地域にサービスを提供する複数のBTS20を含むRBS22
の例示的なブロック図を示す。BTS20は、タイミング・バス72を介して互
いに同期される。音声およびデータ情報は、トラフィック・バス74を介してR
BS22に/から供給される。トラフィック・バス74を、A−bisインター
フェースを介してT1線などの公衆または専用音声/データ伝送線(図示せず)
に結合することができる。BTS20はそれぞれ、移動局12と通信するTRX
75および76を含む。図示のとおり、24Aおよび24Bで示した2本のアン
テナが間隔を置いて配置され、セル77および78をカバーする。TRX76は
、TRX76からのダウンリンク伝送信号を結合し、移動局12からのアップリ
ンク受信信号を分配するコンバイナ/送受切換器80を介してアンテナ24に結
合される。RBS22はさらに、RBS22の動作および保守を制御する基地局
共通機能(BCF)ブロック68を含む。
【0044】 図6に、TRX76のブロック図を示す。TRX76は、送信器セクション8
6、受信器セクション87、ベースバンド・プロセッサ88およびTRXコント
ローラ90を含む。受信器セクション87は、対応するアンテナ24(図6参照
)を介して移動局12からアップリンク信号を受信する。ダウンコンバージョン
・ブロック91は受信した信号をダウンコンバートする。受信信号をダウンコン
バートした後、受信器セクション87はサンプラ・ブロック92を介して受信信
号の位相および大きさをサンプリングし、受信ビット・シーケンスをベースバン
ド・プロセッサ88に供給する。RSSIエスティメータ94は、受信信号強度
の尺度であるRSSI信号を線95上に供給する。RSSIエスティメータ94
がさらに、空きチャネル中の雑音外乱レベルを測定してもよい。TRXコントロ
ーラ90は、トラフィック・バス74に結合され、BSC16から受信したコマ
ンドを処理し、各種TRX測定値などのTRX関連情報をBSC16に送信する
。この構成の下でTRX76は、RSSI信号および雑音外乱レベルを周期的に
BSC16に報告する。
【0045】 ベースバンド・プロセッサ88は、受信器セクション87からアップリンク・
ベースバンド・データを受け取る復調器96を含む。復調器96は、周知の方法
で処理された相関器応答を生成し、アップリンク・ベースバンド・データを取り
出す。復調器96は、LLM1、LLM2およびHLM方式のうちの1つまたは
複数の方式を使用して変調された信号の復調をサポートすることができる。アッ
プリンク・ベースバンド・データは、CS1ないしCS4復号方式を含む、サポ
ートされた1つまたは複数のチャネル復号方式に基づいてベースバンド信号を復
号するチャネル・デコーダ97に加えられる。チャネル・デコーダ97は、復号
されたベースバンド信号を、BSC16による後段の処理のためにトラフィック
・バス78に送出する。
【0046】 ダウンリンク・ベースバンド・データの送信では、ベースバンド・プロセッサ
88は、適切に符号化されたデータまたはディジタル化された音声情報をトラフ
ィック・バス74を介してBSC16から受け取り、これらを、CS1ないしC
S4チャネル符号化方式を含む、サポートされた1つまたは複数のチャネル符号
化方式に基づいて音声およびデータを符号化し、インタリーブするチャネル・コ
ーダ102に供給する。送信器セクションは、供給されたデータ・ビットを、L
LM1、LLM2およびHLM方式のうちの1つまたは複数の方式に基づいて変
調する変調器104を含む。変調器104は、ダウンリンク・ベースバンド信号
を、アップコンバージョンを実施するアップコンバージョン・ブロック106に
供給する。電力増幅器108は、アップコンバートされた信号を、対応するアン
テナを介して送信するため増幅する。
【0047】 システム10は例えば、RFリンクのリンク品質パラメータの尺度であるRX
−QUAL、RX−LEVおよび時間分散パラメータのうちの1つ、またはこれ
らの組合せを使用して、RFリンク上での変調方式とチャネル符号化方式の最適
な組合せを選択する。システム10は、これらのパラメータを使用してさらに、
リンク適応手順を開始するか否かを決定する。BSC16は、チャネル特性パラ
メータを対応するしきい値と比較し、LLM1、LLM2およびHLM方式をサ
ポートするカバー・エリア内でリンク適応手順を開始する。
【0048】 図7に、本発明に基づくリンク・プロトコル選択方法の流れ図を示す。この方
法は、RFリンク上でのユーザ・ビット・レートおよびサービス品質に関する事
前に定義されたサービス要件を有するトランスペアレント・サービスを提供する
。本発明の選択方法は、チャネル符号化方式、変調方式および必要なタイム・ス
ロット数の全ての可能な組合せから、事前選択組合せセットを事前選択すること
から出発する(ブロック801)。表1に、2つのチャネル符号化方式CS1お
よびCS4、ならびに2つの変調方式HLMおよびLLM2の異なる組合せの例
を示す。表1には、kbpsで表されたそれぞれの組合せで達成可能なユーザ・
ビット・レート(Rbu)、およびこのRbuを達成するために必要なタイム・
スロット数が示されている。表1を拡張して、変調方式、チャネル符号化方式、
および必要なタイム・スロット上でのユーザ・ビット・レートRbuの組合せを
下記の例示的な組合せに示すよりもはるかに広い範囲からとることも可能である
ことを理解されたい。
【0049】
【表1】
【0050】 それぞれの接続に対して事前選択組合せセットを決定するのに、本発明の方法
は、移動局12およびBTS20の基本性能を考慮する(ブロック803)。例
えば、移動局12およびBTS20がサポートすることができる可能な組合せが
、それらのハードウェアまたはソフトウェアの性能によって限定されることがあ
る。基本性能には、移動局12および/またはBTS20が使用することができ
るサポートされたチャネル符号化方式、変調方式およびタイム・スロット数の組
合せが含まれる。移動局12またはBTS20が例えば、変調方式および/また
はチャネル符号化方式の限られたサブセットしかサポートしない場合がある。さ
らに、データを受信または送信するのに移動局12が使用できるタイム・スロッ
トの最大数に制限がある場合もある。
【0051】 事前選択プロセスではさらに、サービス要件を考慮する(ブロック805)。
事前に定義されるサービス要件には例えば以下のようなものがある。
【0052】 −定ユーザ・ビット・レートおよび最低サービス品質要件。 −準一定ビット・レート(ある期間のみ一定)および最低サービス品質要件。 −最低ビット・レートおよびサービス品質が保証される最大ユーザ・ビット・レ
ート要件。 −RFリンクに関する別個の要件。例えば、マルチメディア・サービスが、オー
ディオ伝送およびビデオ伝送に対して異なる2つ以上の要件を有するなど。 例示的な事前選択プロセスを説明するため、トランスペアレント・サービスが
、144kbpsの定ユーザ・ビット・レートを必要とすると仮定する。表1の
第2列に、指定の変調方式とチャネル符号化方式の組合せ全てに対する最大ユー
ザ・ビット・レート(Rbu)を示す。見て分かるとおり、行1ないし5の組合
せは、ユーザ・ビット・レートの最低要件144kbpsを満たしておらず、し
たがって事前選択プロセス中に破棄される。
【0053】 表1の第3列にチャネル符号化方式を示す。同じ変調方式および同じタイム・
スロット数を使用する2つ以上の組合せがユーザ・ビット・レート要件を満たす
場合、システム10は、最も低いチャネル符号化レートを使用する組合せを選択
することが好ましい。これは、チャネル符号化レートが高いほど、より頑強なリ
ンクを必要とし、リンクが頑強であるほど高い送信電力を必要とし、必要以上に
高いユーザ・ビット・レートを提供するからである。例えば行8の組合せは、C
S4符号化方式とHLM変調方式の組合せを使用して2つのスロット上で240
kbpsと不必要に高いユーザ・ビット・レートを提供する。したがってシステ
ム10は、事前選択プロセス中に行番号8の組合せも破棄する。
【0054】 表1の第5列に、変調方式とチャネル符号化方式の組合せに対して対応するユ
ーザ・ビット・レートを提供するのに必要なタイム・スロット数を示す。変調方
式とチャネル符号化方式の組合せが、指定された数のタイム・スロットを使用し
て十分に高いユーザ・ビット・レートを提供する場合、システム10は、最も少
ない数のタイム・スロットを使用する組合せを選択して、割り当てる通信資源の
数を低減させる。以上に述べた事前選択プロセス中に組合せを破棄する基準は、
トランスペアレント・サービスのユーザ・ビット・レート要件に依存する。
【0055】 先に説明したとおり、移動局12およびBTS20の基本性能も、可能な組合
せの事前選択を限定する可能性がある。例えば、移動局12が、ハードウェアま
たはソフトウェアの限界のために、3つ以上のタイム・スロットで送信または受
信ができないと仮定する。この限界のために、事前選択プロセスで可能な組合せ
の数はさらに減少する。表1の行9ないし12の組合せの変調方式およびチャネ
ル符号化方式は、指定のユーザ・ビット・レートをサポートするのに3タイム・
スロットを必要とする。移動局12が2タイム・スロットしかサポートしないた
め、これらの組合せは破棄される。したがって、以上に説明した事前選択プロセ
スに基づき、事前選択組合せセットには、表1の行6および7の組合せが含まれ
る。
【0056】 以下の例示的な基準を、事前選択プロセスでの変調方式、チャネル符号化方式
およびタイム・スロット数の可能な組合せの破棄に使用することができる。以下
に説明する事前選択基準を適用する順序は、事前選択組合せセットの決定にとっ
て重要ではないことに留意されたい。これらの基準には以下のものが含まれる。
【0057】 −全ての可能な組合せのうち、ユーザ・ビット・レート要件を満たさない組合せ
を破棄する。 −同じ変調方式および同じ数のタイム・スロットを使用する組合せのうち、チャ
ネル符号化レートがより高い組合せを破棄する。 −同じ変調方式および同じチャネル符号化方式を使用する組合せのうち、タイム
・スロット数がより多い組合せを破棄する。 −移動局12および/またはBTS20の基本性能に基づき、サポートされてい
ない組合せを破棄する。 事前選択組合せセットを選択した後、本発明の方法は最適なリンク・プロトコ
ルを選択する(ブロック807)。最適なリンク・プロトコルを選択するため、
システム10は、1つのリンク品質パラメータ、またはリンク品質パラメータの
組合せの測定値を考慮する(ブロック809)。これらの測定値には、使用可能
な全てのRFリンクのC/I比、受信信号強度、および使用可能な全てのRFリ
ンクの干渉を含めることができる。さらにシステム10は、移動局12および/
またはBTS20の性能に関する瞬間状態に起因する可変制約事項も考慮する(
ブロック811)。例えば、移動局12は、下式で定義される限界総送信電力を
有する。
【0058】
【数1】
【0059】 移動局12がいくつかのタイム・スロットで伝送を実施する場合、これらのタイ
ム・スロットでの移動局の総伝送信電力が指定の限界を超える場合が出てくる。
この限界を超えると、移動局12は、所望のサービス品質を達成するのに必要な
送信電力よりも低い送信電力で送信を実施する。さらに、任意の時刻におけるシ
ステム容量の制約のために、システム10が、移動局12またはBTS20に割
り当てることができるタイム・スロットの数を減らす可能性がある。したがって
本発明の選択方法は、システムの瞬間可変制約事項を考慮する。これらの制約事
項は、RFリンクに対して最適なリンク・プロトコルを選択する際に、移動局1
2およびBTS20の通信性能に制限を課す。
【0060】 最後にシステム10は、事前に定義された最適化基準に基づいて選択されたリ
ンク・プロトコルを最適化する(ブロック813)。最適化基準は例えば、移動
局12および/またはBTS20の送信電力の最小化、または通信資源要求の最
小化、例えば割当てタイム・スロット数の最小化に基づく。このようにして、ト
ランスペアレント・サービスの提供に使用されるタイム・スロットの数、ならび
に/もしくは移動局12および/またはBTS20の送信電力が最小になるよう
な最適なリンク・プロトコルが選択される。ただし、本発明の方法を、単一のタ
イム・スロットによる送受信をサポートするシステム、ならびに移動局12およ
びBTS20に電力制御機能を付与しないシステムにも使用することができるこ
とに留意されたい。
【0061】 例示的な一動作ではシステム10が、RFリンクのリンク品質パラメータを測
定する。リンク品質パラメータの中では特に、受信器側で測定したC/I比、あ
るいはRFリンクを以前に使用したときのBERまたはFERである。次いで、
変調方式とチャネル符号化方式の全ての可能な組合せについて、システム10は
、サービス品質の尺度、例えばBERまたはFERパーセンテージを推定する。
システム10は、測定したリンク品質パラメータに基づいてサービス品質を推定
する。サービス品質を推定する好ましい一方法が、参照によって本明細書に組み
込まれる同時提出の「A METHOD FOR SELECTING A C
OMBINATION OF MODULATION AND CHANNEL CODING SCHEMES IN A DIGITAL COMMUNI
CATION SYSTEM」という名称の特許出願に開示されている。
【0062】 サービス品質の推定に基づいてシステム10は、瞬間可変制約事項および最適
化基準、例えばシステム容量または移動局12の最大総電力を使用することによ
って、サービス要件を実現するのに最適なリンク・プロトコルを選択する。先に
説明したとおり、2つの最適化基準には例えば、移動局12および/またはBT
S20の送信電力の最小化、あるいは通信資源要求の最小化、例えば割当てタイ
ム・スロット数の最小化が含まれる。必要なタイム・スロット数の最小化が主た
る最適化基準であると仮定した場合、システム10は、最も少ない数のタイム・
スロットを使用してサービス要件を満たすリンク・プロトコルを選択する。タイ
ム・スロット数が同じである2つ以上の組合せがサービス要件を満たす場合、シ
ステム10は、総送信電力またはタイム・スロットあたりの送信電力が最も小さ
いタイム・スロットを選択する。チャネル数および送信電力が同じ2つ以上のリ
ンク・プロトコルがサービス要件を満たす場合、システム10は、最も良好なサ
ービス品質を提供するリンク・プロトコルを選択する。
【0063】 移動局12またはBTS20の送信電力の最小化が主たる最適化基準であると
仮定すると、システム10は、サービス要件を満たし、移動局12および/また
はBTS20の送信電力が最も低いリンク・プロトコルを選択する。最も低い送
信電力が総送信電力であってもよいし、またはタイム・スロットあたりの送信電
力であってもよい。2つ以上のリンク・プロトコルが同じ送信電力を使用してサ
ービス要件を満たす場合、システム10は、最も少ない数のタイム・スロットを
使用するリンク・プロトコルを選択する。送信電力およびタイム・スロット数が
同じである2つ以上のリンク・プロトコルがサービス要件を満たす場合、システ
ム10は、最も良好なサービス品質を提供するリンク・プロトコルを選択する。
【0064】 例示的な動作において、移動局12が3タイム・スロットで送信または受信を
実施できると仮定する。その場合、先に説明した事前選択プロセスによって、表
2に示す3つの可能な事前選択組合せが生じる。
【0065】
【表2】
【0066】 最適化基準が必要なタイム・スロット数を最小化すると仮定すると、システム
10は、最大の送信電力を使用するCS1/HLM方式を使用する組合せを選択
する。この選択に基づいてシステム10は、少なくとも1つのリンク品質パラメ
ータ、例えばC/I比をモニタし、サービス品質、例えばBERパーセンテージ
を推定する。表3は、頑強なRFリンクと頑強でないRFリンクでサービス品質
要件を満たすのに必要な送信電力を表す。
【0067】
【表3】
【0068】 例えば列2の値は、頑強なRFリンクでサービス品質のBERパーセンテージ
推定を満足する送信電力値に対応する。列3は、頑強でないRFリンクでサービ
ス品質を満足するのに必要な送信電力値を示す。最適化基準が使用するタイム・
スロット数を最小化すると仮定すると、システム10は、CS1/LLM2の組
合せ(行3)を選択する。これはこの組合わせが、サービス品質を満たすのに2
タイム・スロットで中位の電力を必要とするからである。最適化基準が代わりに
送信電力を最小化する場合、3タイム・スロットを必要とするが、最も低い送信
電力、すなわち0.4を使用するシステム10はCS1/LLM2の組合せ(行
3)を選択する。しかし、システム容量の可変制約事項によって3タイム・スロ
ットの使用が妨げられる場合、システム10は、2タイム・スロットのみを必要
とする行2のCS1/HLMの組合せを選択する。
【0069】 移動局12の最大送信電力が2.0で、リンク品質が頑強でないためにCS1
/HLMの組合せを選択できないと仮定すると、システム10は、送信電力は最
大であってもこの最大送信電力で3タイム・スロットを使用するCS1/LLM
2の組合せ(行3)を選択する。通信資源を最小にすることが最適化基準である
場合、システム10は、2タイム・スロットを使用するCS4/LLM2の組合
せ(行1)を選択する。
【0070】 最後にシステム10は、選択された最適リンク・プロトコルを使用するために
リンク適応手順を実行する(ブロック815)。次いで、選択されたチャネル符
号化方式、変調方式およびタイム・スロット割当ての組合せで受信器の変更が確
立される。以上のことから、本発明が、複数の変調および符号化方式をサポート
するシステムにおけるリンク・プロトコル選択プロセスをかなり容易にすること
が理解される。このようにして本発明は、変調方式と符号化方式の複数の組合せ
をサポートするシステムの通信品質を向上させる。
【0071】 本発明を、好ましい実施形態のみを参照して詳細に説明してきたが、本発明か
ら逸脱することなくさまざまな変更を実施できることを当業者は理解されたい。
したがって本発明は、本発明の全ての等価物を包含することを意図した以下の請
求項によってのみ定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の使用に有利な通信システムのブロック図である。
【図2】 図1の通信システムで使用される細分化されたRFチャネルを示す図である。
【図3】 図2のRFチャネル上を伝送されるノーマル伝送バーストを示す図である。
【図4】 図1の通信システムで使用される移動ユニットのブロック図である。
【図5】 図1の通信システムで使用される無線基地局のブロック図である。
【図6】 図5の基地局で使用される無線トランシーバのブロック図である。
【図7】 本発明の例示的な実施形態に基づくリンク選択方法の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 フロディッヒ、 マグナス スウェーデン国 ソレンテュナ エス− 192 73、 リスヴェーゲン 1エフ Fターム(参考) 5K004 AA07 HA01 5K014 AA01 EA08 FA11 HA06 HA07 5K034 AA02 CC05 EE03 HH63 KK21 SS02 5K067 AA33 BB04 CC04 DD44 DD46 EE02 EE10 EE72 GG08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの基地局と少なくとも1つの移動局とを含む
    通信システム内で、事前に定義されたサービス要件を有するトランスペアレント
    ・データ・サービスに対してリンク・プロトコルを選択する方法において、 前記事前に定義されたサービス要件および移動局または基地局の少なくとも1
    つの基本性能に基づいて、使用可能なリンク・プロトコルの全ての可能な組合せ
    の中からリンク・プロトコルの事前選択組合せセットを事前選択する段階と、 1つまたは複数のリンク品質パラメータの測定値および通信システムの瞬間状
    態に起因する少なくとも1つの可変制約事項に基づいて、リンク・プロトコルの
    事前選択組合せの中からリンク・プロトコルを選択する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 事前に定義された最適化基準に基づいて前記リンク・プロト
    コルを最適化する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記最適化基準が、前記移動局または前記基地局での総送信
    電力を最小にすることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記最適化基準が、タイム・スロットあたりの最大送信電力
    を最小にすることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記最適化基準が、前記事前に定義されたサービス要件を達
    成するために使用するタイム・スロットの数を最小にすることを特徴とする、請
    求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記事前に定義されたサービス要件が、事前に定義されたサ
    ービス品質を有する一定のユーザ・ビット・レートを提供する要件を含むことを
    特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記事前に定義されたサービス品質が、BERまたはFER
    サービス品質に対応することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記事前選択組合せセットが、変調方式と、チャネル符号化
    方式と必要なタイム・スロット数との組合せに基づいて事前選択されることを特
    徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの基本性能が、タイム・スロットの数、
    サポートされた変調方式またはサポートされたチャネル符号化方式のうちの1つ
    または複数の通信性能から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの前記リンク品質パラメータが、C/I比
    、BER、FERおよび受信信号強度の中から選択されることを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの
    可変制約事項が、タイム・スロットを割り当てるシステムの瞬間容量を含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの
    可変制約事項が、前記移動局または前記基地局の瞬間送信電力を含むことを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 移動局と基地局との間にトランスペアレント・データ・サ
    ービスを提供するためにリンク・プロトコルを選択する方法であって、 RFリンクの少なくとも1つのリンク品質パラメータを測定する段階、 前記測定した少なくとも1つのリンク品質パラメータに基づいて、リンク・プ
    ロトコルの全ての可能な組合せのサービス品質値を推定する段階、 推定したサービス品質値に基づいて、リンク・プロトコルの事前選択組合せセ
    ットを事前選択する段階、および 最適化基準に基づいて、前記リンク・プロトコルの事前選択組合せセットの中
    からリンク・プロトコルを選択する段階 を含むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記リンク・プロトコルの事前選択組合せセットが、前記
    移動局または前記基地局の少なくとも1つの基本性能に基づいて選択されること
    を特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記リンク・プロトコルを選択する段階が、前記通信シス
    テムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの可変制約事項に基づくことを特徴と
    する、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの
    可変制約事項が、タイム・スロットを割り当てるシステムの瞬間容量を含むこと
    を特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記通信システムの瞬間状態に起因する少なくとも1つの
    可変制約事項が、前記移動局または前記基地局の瞬間送信電力を含むことを特徴
    とする、請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記リンク・プロトコルを選択する段階が、前記リンク・
    プロトコルの事前選択組合せセットのうちの最も少ない数のタイム・スロットを
    使用するサブセットを選択する段階を含むことを特徴とする、請求項13に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 前記リンク・プロトコルを選択する段階が、前記リンク・
    プロトコルの事前選択組合せセットのうちの総送信電力を最小にするサブセット
    を選択する段階を含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記リンク・プロトコルを選択する段階が、前記リンク・
    プロトコルの事前選択組合せセットのうちのタイム・スロットあたりの最大送信
    電力を最小にするサブセットを選択する段階を含むことを特徴とする、請求項1
    3に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記事前選択組合せセットが、変調方式と、チャネル符号
    化方式と、必要なタイム・スロット数との組合せに基づいて事前選択されること
    を特徴とする、請求項13に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの基本性能が、タイム・スロットの数
    、サポートされた変調方式またはサポートされたチャネル符号化方式のうちの1
    つまたは複数の通信性能から選択されることを特徴とする、請求項14に記載の
    方法。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つのリンク品質パラメータが、C/I比
    、BER、FERおよび受信信号強度の中から選択されることを特徴とする、請
    求項13に記載の方法。
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