JP2001514108A - 自転車の張力スポーク付き車輪組立体及びそれ用のハブ - Google Patents

自転車の張力スポーク付き車輪組立体及びそれ用のハブ

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JP2001514108A
JP2001514108A JP2000507541A JP2000507541A JP2001514108A JP 2001514108 A JP2001514108 A JP 2001514108A JP 2000507541 A JP2000507541 A JP 2000507541A JP 2000507541 A JP2000507541 A JP 2000507541A JP 2001514108 A JP2001514108 A JP 2001514108A
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ロルフ ディートリッヒ
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Abstract

(57)【要約】 改良された自転車の車輪を開示する。この車輪では、スポーク(22)及びスポーク孔(18)がハブ(12)のフランジで対にされ、隣接した対の間の円周方向距離は、所定の対のスポーク間及び孔間の距離よりも大きく、その結果、トルク伝達を改善し、スポークの交差箇所でのスポークの応力を減少させる。このような車輪は、在来式にレースされた又はスポークを通した車輪と比較して皿型へこみを減少させる。この場合、在来式にレースされるとき、車輪は少なくとも1つのスプロケットを有する後輪又はブレーキディスクを有する前輪のように皿型にへこんだ車輪である。後輪の実施形態では、スポークは内側から外側に近位側ハブフランジ(14)を貫いて延び、又、外側から内側に対向側ハブフランジ(16)を貫いて延びる。前輪の実施形態では、スポークは内側から外側に近位側ハブフランジを貫き、近位側ハブフランジの内側即ちディスク面に沿って延びる。本発明によるハブの所定のフランジのスポークは、すべてがハブの回転軸線に対して実質的に同じ軸線方向箇所でハブフランジに固着され、即ち、すべてがハブの回転軸線に対して実質的に同じ軸線方向箇所にあるスポークエルボを有する。皿型へこみが減少した結果、近位側スポークと対向側スポークとの間の張力差が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、一般的には、自転車の車輪及びホイールハブに関する。更に詳細に
は、本発明は、トルク伝達を改善し且つスポークの交差箇所におけるスポークの
応力を減少させるためにスポークをハブに連結する場合、スポークが対にグルー
プ分けされた、自転車のような人力車両(HPV's)用の接線方向レース式(tange
ntially laced)張力スポーク付き車輪に関する。本発明は又、ハブと、リムと、
少なくとも1つのスプロケットと、第1の近位側スポークの組及び前記少なくと
も1つのスプロケットと隣接した近位側ハブフランジと、第2の対向側スポーク
の組及び前記少なくとも1つのスプロケットの反対側の対向側ハブフランジとを
有し、スポークはハブフランジにおいて対にされ、或いは、近位側スポークは近
位側ハブフランジの外側面即ちスプロケット側に隣接してリムに向って延び且つ
対向側スポークは対向側ハブフランジの内側面即ちスプロケット側に隣接してリ
ムに向って延び、又は、その両方である、上記のような車輪に関する。本発明は
又、ディスクブレーキを備えた自転車に使用される前輪におけるように、少なく
とも1つのスプロケットの代わりにディスクを含む、上記のような接線方向レー
ス式張力式HPV車輪に関する。
【0002】 (従来技術の説明) 自転車の車輪は、間違いなく、多数のスプロケットを含む後輪ハブを備えた多
速度自転車であるとして知られている。1以上のスプロケットを有する在来の自
転車の後輪並びにディスクを備えた前輪では、車輪は“皿型にへこみ(dished)”
、これは、車輪の回転軸線と垂直で且つハブのフランジの中間にある平面と、車
輪の回転軸線と垂直で且つリムの中心面と一致する平面とが間隔を隔てることを
意味する。米国特許第5,228,756号(“クランペラ(Krampera)”)を参照し、この 開示をここに援用する。この特許の第1欄では、車輪の皿型へこみが議論されて
いる。
【0003】 自転車の後輪の車軸は自転車フレームの“抜き部(drop−outs)”に取付けられ
る。後輪ハブ及び少なくとも1つのスプロケットが車軸に取付けられる。ハブは
スプロケットに隣接したハブフランジを含み、それをここでは近位側ハブフラン
ジと呼び、ハブは近位側ハブフランジと対向するハブフランジを更に有し、それ
をこれ以後、対向側ハブフランジと呼ぶ。在来の皿型にへこんだ車輪では、近位
側ハブフランジに取付けられたスポークは対向側ハブフランジに取付けられたス
ポークよりも大きい張力下にある。これは或る発明者を、スポークをリムの中心
面と一致しない箇所でリムに連結する気にさせて、皿型へこみを減少させ、或い
は、それを除去さえした。このアプローチはクランペラの特許に図示され、議論
されている。皿型にへこんだ車輪では、近位側スポークは対向側スポークよりも
張力が高い。
【0004】 ディスクブレーキを備えた後輪及び前輪は接線方向レース式であり、その結果
、ハブフランジとリムとの間では、スポークの本数及び、スポークレーシング(l
acing)又はスポークの通し方の幾何学的形状に応じて、スポークは少なくとも1
、2本、通常は3本の他のスポークと交差する。在来の車輪では、スポークが交
差するところでスポーク間に接触があり、これは、雑音からスポークの破損に及
ぶ問題を導くことがある。この接触及びこのような接触を除去する種々のアプロ
ーチは米国特許第4,300,804号(“ハセベ(Hasebe)”)に開示されており、この開 示をここに援用する。この特許は、2つのハブフランジの各々のスポークを2つ
の異なる軸線方向箇所でハブフランジの同じ側に取付ける種々の仕方を開示し、
それにより、スポークの干渉を除去し、或いは、軽減する。ハセベの特許は又、
ハブフランジでのスポークヘッドの配向に関する有益な議論を第1欄に含む。い
わゆる互い違い(alternate)の組立体では、所定のフランジの互いに隣接するス ポークはハブフランジの両側からハブフランジのスポーク孔に挿入される。この
在来の設計では、交差箇所でのスポーク間の干渉は、すべてのスポークがハブフ
ランジの同じ側からスポーク孔に挿入された場合に比べて軽減される。ハセベの
特許は、特定のハブフランジのスポークのすべてが前記ハブフランジの同じ側か
らスポーク孔に挿入されたとき、スポークの干渉を軽減する修正したハブフラン
ジを開示する。この特許は、すべてのスポークが“軸線方向内側”からスポーク
孔に挿入されることを教示する(第2欄第23行目)。その結果、ハセベの車輪で
は、スポークの干渉は軽減されるけれども、車輪の皿型へこみは同じままである
【0005】 米国特許第1,388,021号(“バド(Budd)”)は、スポークが接線方向に配向され 且つスポークはその長さ全体にわたって曲らないワイヤスポーク付き車輪を開示
する。スポークはハブで対にされ、対を作る2本のスポークの各々がハブとリム
との間で互いに交差するように“ショルダー付きブロック”12に着座される。
各対では、ハブに連結されたスポークの端のハブヘッドは、図1に明瞭に示され
るように、スポークがハブに連結される場合にスポークが異なる軸線方向箇所に
あるという意味で互い違いに配される。
【0006】 フランス特許第479,141号(“ドゥロブル(Delobre)”)は、スポークがハブフラ
ンジに連結される場合にスポークが対にグループ分けされた、接線方向レース式
スポーク付き車輪を開示する。バドが開示した車輪のように、対を作る2本のス
ポークの各々は他方のスポークと交差し、スポークヘッドがハブに連結される場
合、スポークヘッドは、図2に示されるように、互いに軸線方向にずらされる。
【0007】 米国特許第478,394号(“ブレツ(Bretz)”)は、スポークヘッドをハブに、詳細
には、ハブフランジから半径方向外方に延び且つハブフランジの周りに等間隔を
なす突起(spur)に連結した、接線方向レース式スポーク付き車輪を開示する。
【0008】 米国特許第5,626,401号は(“テリー(Terry,Sr.)等”)、まっすぐな引きスポー
クを有する、接線方向レース式スポーク付き車輪を開示する。スポークはハブフ
ランジで対にされ、スポークヘッドは保持キャビティ75に保持される。各対の
スポークはハブで互いに軸線方向にずらされる。
【0009】 米国特許第4,090,737号(“ジェンセン(Jensen)”)は、スポークをハブで3つ のグループにグループ分けした、半径方向レース式スポーク付き車輪を開示する
【0010】 米国特許第605,208号(“スカリン(Skarin)”)は、スポークをハブフランジで 対にした、接線方向レース式スポーク付き車輪を開示する。所定の対のスポーク
は互いに交差し、互いに軸線方向にずらされる。
【0011】 (発明の概要) 本発明は、いわゆる片側スポーク配置を有するけれども、在来の接線方向レー
ス式車輪、或いは、ハセベの特許の開示に従う接線方向レース式車輪と比べて、
皿型へこみを減少させ、従って、近位側スポークと対向側スポークとの間の張力
差を減少させた、改良された接線方向レース式車輪の発見に基づく。本発明によ
れば、スポークは、近位側ハブフランジを内側から外側に貫いて近位側ハブフラ
ンジの外側面に沿って延び、又、対向側ハブフランジを外側から内側に貫いて対
向側ハブフランジの内側面に沿って延びる。しかしながら、ハセベの車輪のスポ
ークと異なり、本発明によるハブの所定フランジのスポークはすべて、ハブの回
転軸線に対して実質的に同じ軸線方向箇所でハブフランジに固着され、即ち、す
べてがハブの回転軸線に対して実質的に同じ軸線方向箇所にあるスポークエルボ
を有する。その結果、車輪の皿型へこみは減少し、それにより、近位側スポーク
と対向側スポークとの間の張力差を減少させる。
【0012】 本発明の他の側面によれば、ハブフランジの各々のスポーク孔は対にグループ
分けされ、隣接した対の間の距離は所定の対の孔と孔との間の距離よりも大きい
。所定の対のスポーク孔に固着されたスポークは互いに末広がり、各々は、隣接
した対のスポーク孔に固着された少なくとも1本のスポークと交差する。しかし
ながら、スポークは、スポーク孔がハブフランジに等間隔をなすならば交差する
であろう箇所よりも、車輪の回転軸線からもっと遠くにある箇所で交差する。そ
の結果、交差箇所でのスポークの曲げは減少し、前記交差箇所でのスポークの応
力は減少し、その上ブレード付き即ちエアロバイク型スポークを有する車輪の場
合でも、これを減少させることができる。加えて、このスポーク孔を対にするこ
とは、トルク伝達を増大させるために、好ましくは、ハブフランジに対してほと
んど接線方向であるスポークの配向と組合せられる。更に別の側面では、本発明
は、皿型へこみを減少させ且つ近位側スポークと対向側スポークとの間の張力差
を減少させた、ブレーキディスクを含む接線方向レース式前輪と関連する。
【0013】 従って、本発明の目的は、スポークを近位側ハブフランジ及び対向側ハブフラ
ンジで支持し、且つスポークを、在来の仕方でレースされた(laced)又はスポー クが通された同じ車輪と比較して減少した皿型へこみを有するように配向したハ
ブ組立体を含む後輪を提供することにある。
【0014】 本発明の他の目的は、例えば近位側スポークと対向側スポークとの間での張力
差を減少させる、接線方向レース式車輪を提供することにある。
【0015】 本発明の更なる目的は、スポークの交差箇所が、等間隔をなしたスポーク孔を
有する車輪のスポークの交差箇所よりも車輪の回転軸線からもっと遠くにあるよ
うに、対にグループ分けしたスポーク孔をハブフランジに有するホイールハブを
提供する。
【0016】 本発明の更なる目的は、スポークの交差箇所での曲げ及びスポークの応力を減
少させた、自転車の後輪を提供することにある。
【0017】 本発明の更なる目的は、ハブフランジに対してほとんど接線方向に配向された
スポークを有する後ハブを提供することにある。
【0018】 本発明の他の目的は、ディスクを含み、皿型へこみを減少させ且つ、例えば近
位側スポークと対向側スポークとの間での張力差を減少させた、接線方向レース
式前輪を提供することにある。
【0019】 本発明のこれらの及びその他の目的及び利点は、図面の種々の図によって示す
好ましい実施形態の以下の説明を含む本発明の詳細な説明を読んだ後、疑いなく
、当業者に明らかになろう。
【0020】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 図1乃至3を参照すると、本発明による16本スポーク後輪のハブ組立体を全
体的に10で指示する。組立体10は12で指示するハブを有し、該ハブは近位
側ハブフランジ14と対向側ハブフランジ16とを有する。対向側ハブフランジ
16の円周は、本出願人の米国特許出願番号08/730,479号の開示に従って、近位
側ハブフランジ14の円周よりも大きく、この米国特許出願の開示をここに援用
する。しかしながら、本発明は、対向側ハブフランジが近位側ハブフランジより
も大きい場合に限られない。本発明は、等しい寸法のハブフランジを有するハブ
を含む車輪や近位側ハブフランジよりも小さい対向側ハブフランジを有するハブ
を含む車輪(図示せず)に使用するのに等しくよく適する。
【0021】 ハブフランジ14及び16の各々は、ハブフランジを貫いて延び且つ18で指
示したスポーク孔を有し(図2参照)、該スポーク孔は、ハブ12を車軸20(図 1)に取付けたとき、線A−Aで指示したハブ12の回転軸線とほぼ平行である ように配向される。スポーク孔18は、近位側ハブフランジ14でも対向側ハブ
フランジ16でも、全体的に21で指示した対に互いにグループ分けされる(図 1及び3)。一端にヘッド24(図2)を有するスポーク22がスポーク孔18に 通され、その結果、ヘッド24がスポーク孔18に着座する。スポーク22はハ
ブフランジ14、16から延び、その反対側の端(図示せず)が適当な仕方でリム
(図示せず)に固着される。近位側ハブフランジ14のスポーク孔及びスポーク孔
対21は、好ましくは、図3に示すように、対向側ハブフランジ16の対応する
スポーク孔18及びスポーク孔対21に整合するように配向されるべきである。
しかしながら、その他の配向を本発明の広い範囲内で考慮すべきである。
【0022】 所定のハブフランジのスポーク孔18の所定の対21と関連したスポーク22
は互いに交差しないが、スポーク孔の対21のスポーク孔18間の中間箇所で、
ハブフランジの外縁に引いた接線とほとんど平行なほぼ反対の方向に互いに遠ざ
かって延びる。図面に示す16本スポークの実施形態では、各スポーク22は別
のスポーク22、即ち、隣接したスポーク孔対20の最も近いスポーク孔18に
支持されたスポーク22と一回交差する。一対のスポーク22の交差は回転軸線
Aから所定距離に位置決めされる。その距離を、近位側ハブフランジ14に支持
されたスポーク22の場合には、指示R1で指示し、対向側ハブフランジ16に
支持されたスポークの場合には、指示R2で指示する。近位側ハブフランジと対
向側ハブフランジの相対寸法に応じて、R1とR2とは等しくなったり、或いは
、R1がR2よりも大きくなったり、小さくなったりする。R1及びR2、即ち
軸線Aから隣接したスポークの交差箇所までの距離は、図示した実施形態では、
同じ本数のスポークを有し且つスポーク孔がハブフランジの周囲に等間隔をなし
た在来の車輪におけるよりも夫々大きいことが、どんな場合でも、認識される。
換言すれば、本発明の、スポーク孔を対にすること及びスポークレーシングの結
果として、スポーク22の交差箇所は、スポーク孔が在来のハブにおけるように
等間隔をなしている場合、或いは、ハセベの特許に開示されているハブにおける
ようにほとんど等間隔をなしている場合よりも回転軸線からもっと遠い。その結
果、本発明による車輪では、交差箇所でのスポークの曲りが少なく、スポークの
応力も減少する。
【0023】 在来的寸法のハブフランジ及びハブフランジ当たり5対のスポーク孔を有する
ハブを含み、1対のスポーク孔のスポークが反対方向に延びるように通された、
20本スポーク車輪(図示せず)の場合には、各スポークは別のスポークと、ハブ
とリムとの間でちょうど1回交差する。
【0024】 在来的寸法のハブフランジ及びハブフランジ当たり6対のスポーク孔を有する
ハブを含み、1対のスポーク孔のスポークが反対方向に延びるように通された、
24本スポーク車輪(図示せず)の場合には、各スポークは別のスポークと、ハブ
とリムとの間でちょうど2回交差する。
【0025】 図1乃至3に表した16本スポーク車輪では、対の各スポーク孔は他方のスポ
ーク孔と約5度の弧だけ分離され、各スポーク孔対は約85度の弧だけ分離され
る。本発明による車輪では、ハブフランジの対のスポーク孔が互いにX度の弧だ
け分離される場合、スポーク孔対はX度よりも大きい弧だけ分離される。好まし
くは、スポーク孔対は少なくとも2X度の弧だけ分離される。スポーク孔対が少
なくとも4X度の弧だけ分離される場合には、更なる利点が生ずる。スポーク孔
対は、好ましくは、少なくとも4X、更に好ましくは、少なくとも8Xだけ分離
されるべきである。16本、20本及び24本スポーク車輪の関係では、図面に
示した実施形態は、所定の対のスポーク孔が、事実上、互いに隣り合いそして対
がハフランジの周りに等間隔をなしている点で最も好ましい。本発明のこの実施
形態による好ましい車輪は24本より多くないスポークを有する。
【0026】 スポーク22がフランジ14、16に取付けられる場合、所定のスポーク対の
スポークヘッド24は互いに軸線方向に一致することに注目すべきである。換言
すれば、所定のスポーク対の一方のスポークヘッド24と交差する回転軸線“A
”と垂直な平面は、前記対の他方のスポークのスポークヘッド24と交差する。
各スポーク22はエルボ32を有し、所定の対のスポーク22のスポークエルボ
32も軸線方向に一致する。その上、所定のスポーク孔対のスポーク孔18はほ
ぼ軸線方向に延び且つ軸線方向に一致することが分かる。
【0027】 図2を参照すると、近位側ハブフランジ14は、26で指示したスプロケット
群或いは単一スプロケット(図示せず)に隣接し、且つ、スプロケット群26と対
向側ハブフランジ16との間にある。上述したように、車軸20は、一部分を図
2に28で指示した自転車フレームの抜き部(dropouts)に固着され、リム(図示 せず)は回転軸線A−Aと垂直で、抜き部の中間である、RMPで指示した中間 平面を有する。FMPで指示したフランジ中間平面も回転軸線と垂直であり、近
位側ハブフランジ14と対向側ハブフランジ16との中間である。上述したよう
に、リム中間平面RMPとフランジ中間平面FMPとは一致しないので、図2に
示すハブ組立体を有する車輪は皿型にへこむであろう。この場合、リム中間平面
は対向側ハブフランジ16よりも近位側ハブフランジ14に近い。その結果、リ
ムを抜き部の中間に保持するために、近位側ハブフランジ14に支持されたスポ
ーク22は対向側ハブフランジ16に支持されたスポークよりも高張力下にある
。この張力差は本発明によるハブ12で減少される、というのは、近位側ハブフ
ランジ14に支持されたすべての近位側スポークが内側から外側に通され、そし
てハブ12から近位側ハブフランジ14のスプロケット面即ちスプロケット側3
0と隣接して或いは横付けでリムに向って延びるからであり、それにより、FM
PとRMPとの間の軸線方向距離を効果的に減少させる。スプロケットの側部3
0は僅かに円錐形であるが、実質的には平面であり、その結果、近位側ハブフラ
ンジ14に支持された各近位側スポーク22の各スポークエルボ32は、車軸の
回転軸線と垂直な単一平面と交差する。同様に、対向側ハブフランジ16に支持
されたすべての対向側スポーク22は外側から内側に通され、そしてハブ12か
ら対向側ハブフランジ16のスプロケット面即ちスプロケット側36と隣接して
或いは横付けでリムに向って延びる。スプロケット側36は僅かに円錐形である
が、実質的には平面であり、その結果、対向側ハブフランジ16に支持された各
対向側スポーク22の各スポークエルボ32は、車軸の回転軸線と垂直な平面と
交差する。
【0028】 近位側スポーク及び対向側スポークがそれぞれ近位側ハブフランジ14及び対
向側ハブフランジ16のスプロケット側に沿って外方に延びる結果、近位側スポ
ーク22の張力が従来技術の車輪の場合よりも小さくなる。上述のような1つの
従来技術の車輪は、米国特許第4,300,804号(ハセベ)に開示されているように、 図2に示した近位側スポーク22のように配向された近位側スポークを有するけ
れども、図2に仮想線で示し且つ“Hasebe”と記した対向側スポークのように配
向された対向側スポークを有する。即ち、ハセベの特許の開示による車輪の対向
側スポークは、ハブ12の関係で、対向側ハブフランジのスプロケット側36と
反対側の対向側ハブフランジの側に隣接したエルボを有する。ハセベの特許は別
の種類の従来技術の車輪、即ち、“互い違い(alternate)”スポークパターンを 有する車輪に言及し、前記パターンでは、スポークはハブフランジの各々の軸線
方向内側及び外側から互い違いにスポーク孔に挿入され、その結果、図2の“Al
ternate”と記した点線で示すように、各ハブフランジの軸線方向中点と一致す る円錐を通るように作用するスポーク張力による正味の力を引き起こす。比較す
れば、ハブ組立体10を含む車輪では、スポークの正味の力は、近位側ハブフラ
ンジ14のスプロケット側30及び対向側ハブフランジ16ののスプロケット側
36と隣接し且つそれと同延である円錐の部分を通るように作用している。これ
は、例えば近位側スポークと対向側スポークとの間でのスポークの張力を等しく
する傾向があるので、近位側スポークの張力と対向側スポークの張力との差を減
少させ、それにより、従来技術の車輪に存在するようなこれらのスポーク間の張
力差を減少させる。
【0029】 今、図4を参照すると、本発明による前輪ハブ組立体を40で指示する。ハブ
組立体40はハブ42と、近位側ハブフランジ46と隣接し且つハブ42に固着
されたディスク44とを有する。対向側ハブフランジ48がハブ42に設けられ
る。ディスク44及びハブ42は長手方向軸線A−Aを有し且つフォークに取付
けられた車軸50を中心に回転可能に取付けられ、フォークの部分を52で指示
する。スポーク54がハブフランジに固着され、リム(図示せず)に向って外方に
延びる。近位側ハブフランジ46に支持されたすべての近位側スポーク54は内
側から外側に通され、そしてハブ42からハブフランジ46のディスク面即ちデ
ィスク側56と隣接して或いは横付けでリムに向って延び、それにより、FMP
とRMPとの間の軸線方向距離を効果的に減少させる。ディスク側56はわずか
に円錐形であるが、実質的には平面である。各スポーク54はエルボ58を有し
、近位側ハブフランジ46に支持された各近位側スポーク54のエルボ58は、
車軸50の回転軸線A−Aと垂直な単一平面と交差する。同様に、対向側ハブフ
ランジ48に支持されたすべての対向側スポーク54は外側から内側に通され、
そしてハブ42からハブフランジ48のディスク面即ちディスク側60と隣接し
て或いは横付けでリムに向って延びる。ディスク側60はわずかに円錐形である
が、実質的には平面であり、その結果、対向側ハブフランジ48に支持された各
対向側スポーク54の各スポークエルボ58は、車軸50の回転軸線と垂直な平
面と交差する。
【0030】 近位側スポーク及び対向側スポークがそれぞれ近位側ハブフランジ46及び
対向側ハブフランジ48のディスク側に沿って外方に延びる結果、近位側スポー
ク54の張力が従来技術の車輪の場合よりも小さくなる。米国特許第4,300,804 号(ハセベ)に開示されているようなスポークレーシングを有するように修正され
た、ブレーキディスクを含む従来技術の車輪の場合、近位側スポークは、図4に
示した近位側スポーク54のように配向されるけれども、対向側スポークは、図
4に仮想線で示し且つ“Hasebe”と記した対向側スポークのように配向される。
即ち、ブレーキディスクを含み且つハセベの特許の開示に従って通されたスポー
クを有する車輪の対向側スポークは、ハブ42の関係で、対向側ハブフランジの
ディスク側60と反対側である対向側ハブフランジの側に隣接したエルボを有す
る。ハセベの特許は別の種類の従来技術の車輪、即ち、“互い違い(alternate) ”スポークパターンを有する車輪に言及し、前記パターンでは、スポークはハブ
フランジの各々の軸線方向内側及び外側から互い違いにスポーク孔に挿入され、
その結果、図4の“Alternate”と記した点線で示すように、各ハブフランジの 軸線方向中点と一致する円錐を通るように作用するスポーク張力による正味の力
を引き起こす。比較すれば、ハブ組立体40を含む車輪では、スポークの正味の
力は、近位側ハブフランジ46のディスク側56及び対向側ハブフランジ48の
ディスク側60に隣接する円錐の部分を通るように作用している。これは、例え
ば近位側スポークと対向側スポークとの間でのスポークの張力を等しくする傾向
があるので、近位側スポークの張力と対向側スポークの張力との差を減少させ、
それにより、従来技術の車輪に存在するようなこれらのスポーク間の張力差を減
少させる。
【0031】 特定の実施形態を参照して上述した本発明は、車輪及びハブの他の構成に応用
可能であることが認識される。前述の説明は、本発明の範囲を制限することなし
に、当業者が本発明を実施し且つかかる応用例を作ることを可能にするつもりの
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるハブ組立体の斜視図である。
【図2】 図1の線2−2における、図1に示したハブの横断面図である。
【図3】 図1及び2に示したハブ組立体の側面図である。
【図4】 本発明によるスポークレーシングを有し且つディスクを含む前輪の横断面図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,JP,U S 【要約の続き】 じ軸線方向箇所にあるスポークエルボを有する。皿型へ こみが減少した結果、近位側スポークと対向側スポーク との間の張力差が減少する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 24本以下のスポークを有する、自転車の張力スポーク付
    き後輪用のハブであって、該ハブは近位側ハブフランジと対向側ハブフランジと
    を有し、前記ハブの各々は、前記ハブを貫いて延びる少なくとも6つのスポーク
    孔を有し、前記フランジのうちの少なくとも一方のスポーク孔は少なくとも3対
    にグループ分けされ、所定の対の各スポーク孔はその他方のスポーク孔とX度の
    弧だけ間隔を隔てられ、各スポーク孔対は隣接したスポーク孔対からX度よりも
    大きい弧だけ分離される、前記ハブ。
  2. 【請求項2】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から2X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項1に記載のハブ。
  3. 【請求項3】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から4X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項1に記載のハブ。
  4. 【請求項4】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から8X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項1に記載のハブ。
  5. 【請求項5】 20本以下のスポークを有する、自転車の張力スポーク付
    き後輪用のハブであって、該ハブは近位側ハブフランジと対向側ハブフランジと
    を有し、前記ハブの各々は、前記ハブを貫いて延びる少なくとも6つのスポーク
    孔を有し、前記フランジのうちの少なくとも一方のスポーク孔は少なくとも3対
    にグループ分けされ、所定の対の各スポーク孔は他方のスポーク孔とX度の弧だ
    け間隔を隔てられ、各スポーク孔対は隣接したスポーク孔対からX度よりも大き
    い弧だけ分離される、前記ハブ。
  6. 【請求項6】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から2X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項5に記載のハブ。
  7. 【請求項7】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から4X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項5に記載のハブ。
  8. 【請求項8】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から8X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項5に記載のハブ。
  9. 【請求項9】 16本以下のスポークを有する、自転車の張力スポーク付
    き後輪用のハブであって、該ハブは近位側ハブフランジと対向側ハブフランジと
    を有し、前記ハブの各々は、前記ハブを貫いて延びる少なくとも6つのスポーク
    孔を有し、前記フランジのうちの少なくとも一方のスポーク孔は少なくとも3対
    にグループ分けされ、所定の対の各スポーク孔は他方のスポーク孔とX度の弧だ
    け間隔を隔てられ、各スポーク孔対は隣接したスポーク孔対からX度よりも大き
    い弧だけ分離される、前記ハブ。
  10. 【請求項10】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から2X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項9に記載のハブ。
  11. 【請求項11】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から4X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項9に記載のハブ。
  12. 【請求項12】 各スポーク孔対は、隣接したスポーク孔対から8X度より
    も大きい弧だけ分離される、請求項9に記載のハブ。
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