JP2001513957A - 複合キャリア信号の分析方法および装置 - Google Patents

複合キャリア信号の分析方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 通信システムは、コーディング指定にしたがって、複数の情報信号を受信しコード化して、複数のコード化ベースバンド信号を生成する。これらの信号から、複数のコード化ベースバンド信号を形成した場合に得られる実際の複合キャリア信号の特性を全て有する、シミュレート複合キャリア信号を形成する。このシミュレート複合キャリア信号を分析し、そのピーク対平均比率を決定する。通信システムは、決定したピーク対平均比率および選択基準に基づいて、コーディング指定が所望の結果を生成しない場合、異なるコーディング指定を選択し、複数の情報信号をコード化する。通信システムは、少なくとも1つまたは数個の所望のコーディング技法が識別されるまで、異なるコーディング指定を選択し、これらのコーディング技法を格付けし、ピーク対平均比率の要件を満たすコーディング技法の最終的選択を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 複合キャリア信号の分析方法および装置 発明の分野 本発明は、一般的に、電気通信機器に関し、特に電気通信機器内に具体化する 送信機に関するものである。 発明の背景 最近のディジタルおよびアナログ・セルラ電気通信システムでは、セルラ基地 局は、多数の移動ユニットと通信しつつ、これら移動機との排他的な通信リンク を維持する。基地局は、全ての排他的キャリア信号(exclusive carrier signal) の複合体であるキャリア信号を送信することができる。各受信ユニットはこの複 合キャリア信号を受信し、複合キャリア信号から所望の情報を抽出する。複合キ ャリア信号とは、異なるキャリア周波数または共通キャリア周波数上で送信され るキャリア信号の組み合わせのことである。複合キャリア信号は、有限のピーク ・パワー容量を有する線形電力増幅器によって増幅される。線形電力増幅器は、 望ましくない疑似放射(spurious radiation)を生ずる、複合キャリア信号の歪み を防止するように、その線形領 域で動作する必要がある。したがって、増幅複合キャリア信号の振幅に可能な最 高のピークは、送信機の線形電力増幅器のピーク電力容量未満でなければならな い。 増幅キャリア信号が多数のキャリア信号の複合体であるシステムでは、ピーク 電力としても定義されるように、複合キャリア信号の可能な最も高いピーク振幅 は、非常に大きい場合がある。複合キャリア信号のピーク電力は、結合されたキ ャリア信号の数の二乗の関数として増大する。例えば、複合キャリア信号のピー ク電力は、基地局の送信機が10個のキャリア信号から成る複合キャリア信号を 送信している場合の個々のキャリア信号の平均電力よりも、約100倍の大きさ となる。かかるシステムでは、線形電力増幅器は、厳しい線形動作領域を有する ことになり、その動作要件の範囲内において線形電力増幅器を設計し維持するに は、非常に大きな負担がかかる。その結果、かかるシステムでは、線形電力増幅 器のコストおよび効率は著しく上昇する。 クリッピング技法(clipping technique)は、電力増幅器の動作要件を緩和する ために一般に用いられている方法である。この方法では、複合キャリア信号のピ ーク振幅があるレベルよりも高くなった場合、電力増幅器に入力する前に信号を クリップする。しかしながら、このクリッピング技法の結果、著しい信号の劣化 が発生することが多い。 複合キャリア信号のピーク電力レベルを制御するための 他の技法では、ブロック・コーディング方式が利用されている。ブロック・コー ディング方式では、複合キャリア信号の各キャリア信号を、あるコードでコード 化する。その結果、複合キャリア信号のピーク電力レベルを、得られる増幅複合 キャリア信号が歪まないレベルに変化させることができる。この方法では、コー ドは予め決められており、情報信号の内容が全くわからない内に、無意味に選択 される。したがって、いずれかの容認可能レベルよりもかなり高いレベルにおい て、増幅複合キャリア信号を歪ませる可能性がある。ブロック・コーディング方 式の実施は、その結果が予測できないことのために進んでいない。何故ならコー ドは各キャリア信号毎にいい加減に選択されるからである。 したがって、複合信号を分析する方法および装置において、送信複合キャリア 信号のピーク対平均振幅比率を効果的に低下させる改良が必要とされている。 図面の簡単な説明 本発明の特徴は、添付の請求の範囲に特定的に明記されている。本発明は、以 下の図面を参照することによって最良に理解することができる。図面のいくつか において、同様の参照番号は同一のエレメントを識別するものとする。 第1図は、セルラ通信システムのブロック図およびシグ ナリング階層を概略的に示す。 第2図は、本発明にしたがって、複合信号を分析する無線周波数送信機のブロ ック図を概略的に示す。 第3図は、ディジタル複合キャリア信号を含む、複合キャリア発生器の一実施 例のブロック図を概略的に示す。 第4図は、本発明による信号処理ブロックのブロック図を概略的に示す。 第5図は、本発明によるアナログ・システム用信号処理ブロックのブロック図 を概略的に示す。 第6図は、音声コーダおよびチャネル・コーダを含むコーダの一実施例を概略 的に示す。 好適実施例の詳細な説明 通信システムは、コーディング指定に応じて、複数の情報信号を受信しコード 化して、複数のコード化ベースバンド信号を生成する。これらの信号から、シミ ュレート複合キャリア信号を形成する。シミュレート複合キャリア信号は、複数 のコード化ベースバンド信号を形成する場合に得られる、実際の複合キャリア信 号の特性全てを有する。このシミュレート複合キャリア信号を分析し、そのピー ク対平均比率を判定する。通信システムは、判定したピーク対平均比率および選 択基準に基づいて、コーディング指定が所望の結果をもたらさない場合には、異 なるコーディング 指定を選択し、複数の情報信号をコード化する。通信システムは、少なくとも1 つまたは数個の所望のコーディング技法が識別されるまで、異なるコーディング 指定を選択し、これらのコーディング技法を格付けし(rank)、ピーク対平均比率 の要件を満たすコーディング技法の最終的な選択を行う。 複合キャリア信号を送信する通信システムは、コーディング技法にしたがって 複数の情報信号をコード化し、対応する複数のコード化ベースバンド信号を生成 するコーダと、複数のコード化ベースバンド信号を処理し、シミュレート複合キ ャリア信号を形成するプロセッサとを備えている。プロセッサは、ピーク対平均 振幅比率の要件に基づいて、シミュレート複合キャリア信号を分析する。 好適実施例では、シミュレート複合キャリア信号は、複数のコード化ベースバ ンド信号を組み合わせた場合に得られる実際の複合キャリア信号の特性を有する 。プロセッサは、コーディング技法指定制御信号を生成し、コーダにおいてコー ディング技法を変更しかつ選択し、更に、シミュレート複合キャリア信号の分析 に基づいて、シミュレート複合キャリア信号のピーク対平均振幅比率が所定の限 度以内であるときを示すパス・インディケータを生成する。 また、通信システムは、パス・インディケータに基づいて複数のコード化ベー スバンド信号を調整し、対応する処理済みベースバンド信号を生成する送信バッ ファを更に備 える。処理済みベースバンド信号を結合し、所定レベル以内のピーク対平均振幅 比率を有する、実際の複合キャリア信号を形成する。調整は、複数のコード化ベ ースバンド信号に情報を追加し、実際の複合キャリア信号を受信する受信機にお ける、情報信号の再生を容易にすることを含む。 プロセッサは、容認可能な1組のコード化ベースバンド信号を生成する少なく とも1つのコーディング技法を識別するまで、コーディング技法指定制御信号を 通じて、コーダにおいてコーディング技法を繰り返し変更し選択する。この選択 は、シミュレート複合キャリア信号のピーク対平均振幅比率が所定の限度以内に あるか否かを基準とする。プロセッサは、複数のコーディング技法を識別し、対 応する複数組の容認可能なコード化ベースバンド信号を生成し、識別したコーデ ィング技法から1つを選択し、容認可能な組のコード化ベースバンド信号の内対 応するものを生成する。 識別された複数のコーディング技法は、情報信号の歪みに対するそれらの寄与 に応じて格付けされ、プロセッサは、格付けされたコーディング技法の1つを選 択する。情報信号の歪みに対する寄与は、1組の情報信号に与えられる、等しい 重み付け係数,等しくない重み付け係数,無重み付け係数、またはそれらの組み 合わせに基づいて判定される。 コーダは、コーディング技法指定制御信号に基づく音声 コーディング指定にしたがって、複数の情報信号を音声コード化し、対応する複 数の音声コード化ベースバンド信号を生成する音声コーダを含む。また、コーダ は、コーディング技法指定制御信号に基づくチャネル・コーディング指定にした がって、複数の音声コード化ベースバンド信号をコード化し、複数のコード化ベ ースバンド信号を生成するチャネル・コーダも備えている。 別の言い方をすれば、複合キャリア信号を送信する通信システムは、音声コー ディング指定にしたがって複数の音声信号をコード化し、対応する音声コード化 ベースバンド信号を生成する音声コーダと、音声デコーディング指定にしたがっ て音声コード化ベースバンド信号をデコードし、対応する変換ベースバンド信号 を生成する音声デコーダとを備えている。更に、通信は、複数の変換ベースバン ド信号を処理し、シミュレート複合キャリア信号を形成し、ピーク対平均振幅比 率要件に基づいてシミュレート複合キャリア信号を分析するプロセッサも備えて いる。 プロセッサは、シミュレート複合キャリア信号のピーク対平均振幅比率が所定 の限度以内にあるか否かに基づいて、容認可能な1組の変換ベースバンド信号を 生成する少なくとも1つの音声コーディングまたはデコーディング、あるいは1 対のコーディングおよびデコーディングの指定が識別されるまで、音声コーディ ングまたは音声デコーディング、あるいは指定制御信号のいずれかを通じて、音 声コ ーダおよび/またデコーダにおける異なる音声コーディングまたはデコーディン グ指定を繰り返し変更し選択する。プロセッサは、複数の音声コーディングまた はデコーディング、あるいは1対のコーディングおよびデコーディングの指定を 識別し、対応する複数組の容認可能な変換ベースバンド信号を生成し、識別した 音声コーディングまたはデコーディング、あるいは1対のコーディングおよびデ コーディングの指定からいずれか1つを選択し、容認可能な組の変換ベースバン ド信号の内対応するものを生成する。識別された複数の音声コーディングまたは デコーディング、あるいは1対のコーディングおよびデコーディングの指定は、 それらの音声信号の歪みに対する寄与に応じて格付けされ、プロセッサは、格付 けされた音声コーディング指定の1つを選択する。情報信号の歪みに対する寄与 は、1組の情報信号に与えられる、等しい重み付け係数,等しくない重み付け係 数,無重み付け係数,またはそれらの組み合わせに基づいて判定される。 また、通信システムは、送信対象の複合信号を分析する方法も含む。この方法 は、コードを用いて複数の別個の信号の変調をシミュレートし、複合信号から成 る複数の別個のシミュレート信号を生成する段階と、複数の別個のシミュレート 信号を組み合わせ、複合信号を生成する段階とを含む。この点において、通信シ ステムは、複合信号のピーク対平均に関連する所定の基準に基づいて、複合信号 を分 析する。 また、通信システムは、送信対象信号の分析方法も含む。この方法は、変調コ ードを用いて複数の別個の信号の変調をシミュレートし、複数の別個のシミュレ ート信号を生成する段階と、別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された 複合信号のピーク対平均比率に関連する所定の基準に基づいて、複数の別個のシ ミュレート信号を分析する段階とを含む。 この実施例では、複合信号を分析する段階は、当該複合信号のピーク対平均に 関連する所定の基準に基づいて、別個のシミュレート信号の組み合わせを分析す る段階を含む。別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された複合信号が所 定のピーク対平均比率のスレシホルドよりも大きい場合、変調コードを変更する 。別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された複合信号が所定のピーク対 平均比率のスレシホルドよりも小さい場合、以前の変調コードを実施する。更に 、変調コードを用いて複数の別個の信号を変調し、複数の別個の変調信号を生成 する方法は、別個の変調信号を組み合わせて実際の複合信号を形成する段階と、 通信システム内にある対応する複数の移動局に、要求されるピーク対平均比率以 内で、実際の複合信号を送信する段階とを含む。 ここで第1図を参照すると、線形電力増幅器を用いたセルラ通信システムのブ ロック図およびシグナリング階層が 示されている。システム100は、複数の情報信号102〜105を送信する基 地局コントローラを含む。各情報信号は、独立した情報チャネルを表す。即ち、 1つのチャネルの情報は独立した複数の情報サブチャネルに分割され、情報信号 の各々が、1つの独立した情報サブチャネルを表す。基地局無線周波数送信サブ システム106は、情報信号102〜105を受信し、増幅した複合キャリア信 号107を送信する。この増幅複合キャリア信号107は、概略的に、コード化 し変調した情報信号102〜105から成る。複数の移動受信機108〜111 が複合キャリア信号107を受信し、各受信機108〜111は、必要に応じて 、複合キャリア信号107をデコードし復調して、当技術分野では既知のように 、システム100との通信リンクを維持する。基地局コントローラ101および 無線周波数送信機106は、互いに制御信号112を通じてあらゆる制御情報を 伝達し合う。 第2図は、無線周波数送信サブシステム106のブロック図を概略的に示す。 サブシステム106は、本発明にしたがって、複合キャリア信号を選択し発生す る。発生した複合キャリア信号の選択は、数個の可能な複合キャリア信号につい て行う分析を基準とする。サブシステム106は、発生した複合キャリア信号を 増幅する。ブロック106は、複合キャリア発生器217,および線形電力増幅 器211を含む。複合キャリア信号発生器217は、本発明に したがって、複合キャリア信号216を発生する。 複合キャリア発生器217は、情報信号処理ブロック201,複数のキャリア 周波数変換器/変調器206〜209および加算増幅ブロック210を備えてい る。情報信号102〜105は複合キャリア発生器217に入力される。ブロッ ク217において、情報信号処理ブロック201は情報信号102〜105を受 信する。ブロック201は情報信号102〜105を処理し、対応する複数の処 理済みベースバンド信号202〜205を出力する。信号202〜205の各々 は、対応する複数のキャリア周波数変換器/変調器206〜209に入力される 。こうして、処理済みのベースバンド信号202〜205は、無線周波数送信に 適した、対応する複数のキャリア信号212〜215に変換される。キャリア信 号212〜215は、加算増幅器210において共に加算され、複合キャリア信 号216を生成する。第2図に見られるように、複合キャリア信号216は、複 合キャリア信号発生器217の出力である。複合キャリア信号216は、線形電 力増幅器211に入力され、線形電力増幅器211の出力は、増幅複合キャリア 信号107となる。 図2の情報信号処理ブロック201は、複合キャリア信号216のピーク対平 均振幅比率の決定性分析(deterministic analysis)に基づいて、情報信号102 〜105を処理する。ブロック201は、信号102〜10 5を分析し処理する。これは、得られる複合キャリア信号216のピーク対平均 振幅比率が目標レベル未満となるように、対応する処理済みベースバンド信号2 02〜205を生成する。目標レベルの選択は、線形電力増幅器211によって 信号216を信号107に増幅する際に、信号107の歪みを所望のレベル未満 に維持するように行うことは、当業者には認められよう。 情報信号102〜105に対する処理動作は、信号216のピーク対平均振幅 比率以外にも、決定性分析基準(deterministically analyzing criterion)に基 づくことも可能である。他の基準には、信号216のピーク振幅がある。この場 合、処理動作は、信号216のピーク振幅が、信号107における歪みを最小に 抑えるレベルとなるように実行する。処理動作の別の基準には、信号216にお けるピーク振幅の発生回数がある。この場合、処理動作は、が、有限期間内に所 定レベルを超過する信号216のピークが有限数未満となるように実行すること により、信号107上の歪み量を制限する。しかしながら、第2図のブロック2 01の処理動作は、信号216のピーク対平均振幅比率,信号216のピーク振 幅,および信号216の有限時間長の間にあるレベルを越えるピークの数のよう な基準の組み合わせに基づいて実行する。第2図のブロック201の処理動作に 基準の組み合わせを用いる場合、処理動作は全ての基準の条件を満たさなければ ならない。 第4図は、本発明による情報信号処理ブロック201のブロック図を概略的に 示す。第4図のブロック201は、コーダ・ブロック401,分析プロセッサ4 06,および送信バッファ408を含む。 第4図において、コーダ401は、その相互作用要件(interworking requirem ent)のために、入力情報信号102〜105を適切なフォーマットに変換する。 更に、コーダ401は入力情報信号102〜105をコード化し、規定のコーデ ィング技法にしたがって、対応するコード化ベースバンド信号402〜405を 生成する。規定のコーディング技法は、畳み込みコーディングのような、コーダ 401に使用可能な複数のコーディング技法から選択する。 第4図において、分析プロセッサ406は、コード化信号402〜405を受 信し、コード化信号402〜405の組み合わせを分析することによって、第2 図において得られた複合キャリア信号216が、選択した複数の基準または単一 の基準を満たすか否かについて判定を行う。最終的に、複合キャリア信号216 は、コード化信号402〜405から生成される。また、分析プロセッサ406 は、コード化信号402〜405を分析するために、複合キャリア信号216の 最終的な生成に対する、システム構成要素のコード化信号402〜405への影 響も考慮に入れる。これらの影響は、予めプログラムされているか、あるいは第 1図の基地局コントローラ101によって更新された かには係わらず、第4図の送信バッファ・ブロック408の動作,第2図のブロ ック206〜209の周波数変換および変調,ならびに第2図の加算増幅ブロッ ク210に帰するものである。加えて、分析プロセッサ406は、コード化ベー スバンド信号402〜405を分析するために、第2図の電力増幅器211の制 限も考慮に入れる。第2図の電力増幅器211の制限は、予めプログラムされて いるか、あるいは第1図の基地局コントローラ101によって更新される。シス テム構成要素および電力増幅器の制限の影響は、基地局コントローラによって、 制御信号112を通じて与えられる。制御信号112は、第1図のコントローラ 101を第4図の分析プロセッサ406と接続する。 第4図のコーダ401は、分析プロセッサ406が発生する、入力コーディン グ技法指定制御信号409を有する。分析プロセッサ406は、コーディング技 法指定制御信号409を通じて、コーディング技法の指定が必要であることをコ ーダ401に示す。通常、コード化信号402〜405が、選択した複数の基準 または単一の基準を満たす複合キャリア信号216を最終的に生成しないと、分 析プロセッサが判定した場合、新たなコーディング技法が必要となる。 別の実施態様では、分析プロセッサ406は、コード化信号402〜405が 、選択した複数の基準または単一の基準を満たす複合キャリア信号216を最終 的に生成する ことを確認しても、信号409を通じて、新たなコーディング技法を要求する。 この状況では、分析プロセッサ406は、コード化信号402〜405が、選択 した複数の基準または単一の基準を満たす複合キャリア信号216を最終的に全 てが生成するコード化信号402〜405の候補を数組編集する際に、別のコー ディング技法を選択するように、コーダ401に指示する。この場合数組のコー ド化信号402〜405の候補を編集した後、分析プロセッサ406は、どの組 の候補を、複合キャリア信号216の最終的な形成に選択すべきかについて判定 を行う。どの候補を選択候補とするかという判定は、各組のコード化信号候補の ある種の格付け(ranking)に基づいて行う。この格付けは、各信号に指定される 重み付け係数、または移動受信機が信号をデコードするときの信号品質測定値を 基準とする。 ある場合には、選択したコーディング技法が、情報信号102〜105にビッ ト・エラーを混入させたり、情報信号の品質を低下させる場合もあり、これらは 最終的に移動受信機によって検出される。分析プロセッサは、基地局コントロー ラ101から、制御信号112を通じて、情報信号の指定された重み付け係数を 受信する。指定された重み付け係数は、許容信号品質,または容認可能なビット ・エラー数,またはその他の適切なエラー率メトリック(error rate metric)で ある。 コーディング技法指定制御信号409をコーダ401に入力する毎に、以前の 選択とは異なるコーディング技法を選択し、これによってコーダ401は入力情 報信号102〜105をコード化し、対応するコード化信号402〜405を生 成する。選択およびコード化のプロセスは、分析プロセッサ406が情報信号1 02〜105のコーディングに少なくとも1つのコーディング技法を選択するま で繰り返される。コード化信号402〜405の編集および格付けに1つ以上の コーディング技法が望ましい場合、選択プロセスを繰り返す。この方法は、可能 な複数のコーディング・オプションの全てまたは部分集合を同時に、互いに並行 して実行し、その結果を分析プロセッサ406が処理するという実施態様を除外 するものでは決してない。 コーディング技法の最終的な選択は、分析プロセッサ406によって決定され る。唯1つのコーディング技法が選択された場合、最終選択はそのコーディング 技法に限定される。その他の場合、各コード化ベースバンド信号402〜405 の重み付け関数にしたがって格付けされた、複数の選択されたコーディング技法 から、最終選択を行う。 情報信号102〜105は、大抵の場合パケット・フォーマットで受信される 。この場合、情報パケットのバーストは時間的に分離され、コーダ401には別 々の時点で到達する。コーダ401は、情報パケット信号102〜105を、コ ーディング・プロセスに適したフォーマットに変 換する。コーダ401は、コーディング技法指定制御409によって、新たな情 報パケットが到達したことを通知され、これによって、コーダ401はコーディ ング技法の指定およびプロセスを開始する。 本発明をリアル・タイム・システムに適用する場合、信号処理ブロック201 は、処理したベースバンド信号202〜205をパケット・フォーマットで生成 する。コーダ401は、信号102〜105をコード化し、コード化情報パケッ ト信号402〜405を生成する。分析プロセッサ406は、選択基準にしたが って、コード化情報パケット信号402〜406を分析し、容認可能なコーディ ング技法を判定する。送信バッファ408は、パケット信号402〜406を、 処理済みベースバンド・パケット信号202〜205に変換する。コード化情報 パケット信号402〜405の分析は、最終的に処理済みベースバンド・パケッ ト信号202〜205から発生した、複合キャリア・パケット信号216を基準 とする。選択したコーディング技法は、以前に選択したコーディング技法と同一 か、あるいは異なる。 コーディング技法の最終選択の後、分析プロセッサ406は、パス・インディ ケータ信号(pass indicator signal)407を出力する。パス・インディケータ 信号407は、どのコーディング技法を最終的に選択したか、各コード化ベース バンド信号402〜405のシステム・タイミング 、およびその他の関連情報のような情報を含む。コーダ401は、パス・インデ ィケータ407を受信し、複数の選択した候補のコーディング技法からどのコー ディング技法を選択したかを把握する。コーディング技法の候補が1つしかなか った場合、チャネル・コーダは信号407を用いる必要はない。この場合、コー ディング技法の最終的な選択は、コーディング技法指定制御409を通じた、コ ーダ401と分析プロセッサ406との間の双方向処理によってコーダ401に 知らされる。一旦コーディング技法の最終的選択を確定したならば、コーダ40 1は、選択したコーディング技法を用いて情報信号102〜105をコード化し 、対応するコード化ベースバンド信号402〜405を送信バッファ408に出 力する。 送信バッファ408は、コード化情報信号402〜405を、対応する処理済 みベースバンド信号202〜205として、その出力に渡す。送信バッファ40 8は、必要であれば、付加情報をコード化ベースバンド信号402〜405に追 加する。付加情報は、システム・タイミング情報を含み、どのコードおよびコー ディング技法を選択したかに関する情報,およびその他の関連情報を追加する。 追加された情報は、必要なときに、移動受信機108〜111によって用いられ 、デコードや、信号の受信,復調および情報再生に適正に反映される。 第5図は、本発明によるアナログ通信システムの信号処 理ブロックのブロック図を概略的に示す。第5図に示すブロック201は、音声 コーダ506,音声デコーダ507,分析プロセッサ508,および送信バッフ ァ509を含む。音声コーダ506は、入力信号102〜105を音声コーダ5 06による受信および相互処理に適したフォーマットに変換し、入力情報信号1 02〜105(この場合、音声信号とする)をコード化し、対応する音声コード 化信号512〜515を生成する。音声デコーダ507は、コード化音声信号5 12〜515を受信し、音声デコーディング動作を行い、対応する変換ベースバ ンド信号518〜521を生成する。 第2図における複合キャリア信号216は、最終的に変換信号518〜521 から生成される。分析プロセッサ508は、変換ベースバンド信号518〜52 1を受信し分析して、第2図において得られた複合キャリア信号216が、選択 した複数の基準または単一の基準を満たすか否かについて判定を行う。また、分 析プロセッサ508は、変換ベースバンド信号518〜521を分析するために 、システム構成要素の変換ベースバンド信号518〜521に対する影響も、第 2図における複合キャリア信号216の最終的な生成のために考慮に入れる。こ れらの影響は、予めプログラムされているかあるいは第1図の基地局コントロー ラ101によって更新されたかには係わらず、送信バッファ・ブロック509, 第2図のブロック206〜20 9の周波数変換および変調,および第2図の加算増幅ブロック210の動作に帰 するものである。加えて、分析プロセッサ508は、第2図の電力増幅器211 の制限も、変換ベースバンド信号518〜521を分析するために考慮する。第 2図の電力増幅器211のこれらの制限は、予めプログラムされるか、あるいは 第1図の基地局コントローラ101によって更新される。システム構成要素の影 響および電力増幅器の制限は、第1図の基地局コントローラ101によって、制 御信号112を通じて与えられる。 分析プロセッサ508は、コードおよびデコード指定制御信号516,517 を通じて、音声コーダ516および音声デコーダ507にそれぞれ通信する。分 析プロセッサは、選択した音声コーディングおよびデコーディング動作が入力信 号102〜105を対応する変換ベースバンド信号518〜521に変換し、選 択した複数の基準または単一の基準を満たす複合キャリア信号216を発生する ことができたか否かについて判定を行う。通常、分析プロセッサが、変換したベ ースバンド信号518〜521は、選択した複数の基準または単一の基準を満た す、第2図の複合キャリア信号216を最終的に生成しないと判定した場合、新 たなコードおよびデコードの選択が必要となる。 他の実施態様では、分析プロセッサ508は、1組の容認可能な変換ベースバ ンド信号518〜521を既に識別していても、コード指定制御信号516およ びデコード指 定制御信号517を通じて、新たなコードおよびデコード指定を要求することも ある。この場合、分析プロセッサ508は、コーダ506に別のコード選択につ いて指示するか、またはデコーダ507に別のデコードの選択について指示する 。あるいは双方に指示する。続いて、分析プロセッサ508は、数組の変換ベー スバンド信号518〜521の候補を編集する。各組は、最終的に、選択した複 数の基準または単一の基準を満たす、第2図の複合キャリア信号216を生成す ることが可能となる。数組の変換ベースバンド信号518〜521の候補が編集 された後、分析プロセッサ508は、編集した候補の組からどの組を、第2図に おける複合キャリア信号216の最終的な形成に選択すべきかについて判定を行 う。どの候補を選択候補とするかについての決定は、変換ベースバンド信号候補 の各組に関するある格付けを基準とする。この格付けは、移動受信機によって信 号がデコードされる際の、各信号または信号品質測定値に指定される重み付け係 数を基準とする。 コード指定制御信号516が音声コーダ506に入力される毎に、コーダ50 6は、以前の選択とは異なる音声コードの組を選択し、これを用いてベースバン ド入力信号102〜105をコード化し、コード化ベースバンド信号512〜5 15を生成する。同様に、デコード指定制御信号517が音声デコーダ507に 入力される毎に、デコーダ507は、以前の選択とは異なるデコードの組を選択 し、 これを用いてコード化ベースバンド信号512〜515をデコードし、変換ベー スバンド信号518〜521を生成する。この選択のプロセスは、少なくとも1 組のコードがコーディングに選択され、1組のデコードがデコーディングに選択 されるまで繰り返される。選択したコードおよびデコードの組の編集および格付 けに、1組以上のコードおよびデコードがそれぞれ望ましい場合、プロセッサ5 08による選択プロセスが繰り返される。 音声信号の音声品質は、当該音声信号のコーディング,またはデコーディング ,あるいはコーディングおよびデコーディングに影響される。ブロック506, 507における編集コードおよびデコードの格付けは、音声信号のある音声品質 に対するこれらの影響を基準とする。関連技術では既知であるが、信号の音声品 質は、分析プロセッサにおける知覚音声品質推定方法(method of perceptual sp eech quality estimation)によって判定される。分析プロセッサは、選択した各 信号が受信機によって受信された際の音声品質について、選択した信号を格付け する。格付けプロセスのための各信号の音声品質スレシホルドの基準は、予めプ ログラムされるか、あるいは制御信号112を通じてシステム・コントローラに よって更新される。 分析プロセッサ508は、1組のコードおよびデコードの最終選択を決定する 。コードおよびデコード各々に1組のみが選択された場合、最終選択はそのコー ドおよびデコ ードに限定すればよい。その他の場合、最終選択は、各変換ベースバンド信号の 重み付け関数にしたがって格付けされ選択された、複数のコードおよびデコード によって行われる。 コードおよびデコードの組の最終選択の後、分析プロセッサ508は、パス・ インディケータ信号511を出力する。パス・インディケータ信号511は、対 応するコーディングおよびデコーディングのために最終的に選択されたコード/ デコードの組,変換信号518〜521のシステム・タイミング,およびその他 の関連情報のような情報を含む。コーダ506およびデコーダ507は、パス・ インディケータ511を受信し、複数の選択したコードおよびデコード候補から 、どのコードおよびデコードの組をコーディングおよびデコーディングに選択し たかついて把握する。コードおよびデコードの候補が1組のみであった場合、コ ーダおおびデコーダは信号511を用いる必要はない。この場合、最終的なコー ドおよびデコードの選択は、コーダ506およびデコーダ507にはわかってい る。一旦1組のコードおよびデコードの最終的な選択が確定したなら、コーダ5 06は、選択した1組のコードを用いて、ベースバンド信号102〜105をコ ード化し、デコーダ507は、コード化ベースバンド信号512〜515をデコ ードし、変換ベースバンド信号518〜521を生成し、シグナリング・バッフ ァ509に入力する。 シグナリング・バッファ509は、変換ベースバンド信号518,519を、 対応する処理済みのベースバンド信号202〜205としてその出力に渡す。シ グナリング・バッファ509は、変換ベースバンド信号を、第2図の対応するキ ャリア周波数変換/変調ブロック206〜209に適したものにしなければなら ない。更に、必要であれば、この動作には、ディジタル−アナログ変換,タイミ ングの調節,およびその他の関連する調節が含まれる。シグナリング・バッファ 509の出力は、処理済みベースバンド信号202〜205となる。 第6図は、本発明による、第4図におけるコーダ・ブロック401の好適実施 例のブロック図を示す。この実施例では、コーダは、音声コーダ601,チャネ ル・コーダ606を備え、これらは直列に接続されている。情報信号102〜1 05は、この場合音声信号であり、音声コーダ601を介して渡される。音声コ ーダ601は、数個の異なるが関連する音声コーディングを行う形式のものであ り、かかる音声コーダは、コード励起線形予測音声コーダ(code excited linear prediction speech coder)である。音声コーダ601は、種々の方法で入力音 声信号をコード化することができ、各コーディング毎に、音声品質に多少の変化 がある。その結果、これらコーディングに多少の変化を伴って音声信号をコード 化した場合、コード化信号波形は、著しく相違することになる。しかしながら、 種々の各コー ド化信号の音声品質には多少の変化があるに過ぎない。したがって、音声コーダ 601は、それぞれ多少の異なる音声コーディングを用いて各音声信号102〜 105をコード化し、音声コード化信号602〜605を生成する。本質的に、 音声コーディングの各変化は、異なるコーディング技法と見なされる。 音声コード化信号602〜605は、チャネル・コーダ606に入力される。 チャネル・コーダ606は、指定されたチャネル・コーディング技法にしたがっ て入力信号をコード化し、コード化ベースバンド信号402〜405を出力する 。コーディング技法指定制御信号409は、音声コーダ601およびチャネル・ コーダ606に入力される。第4図の分析プロセッサ406は、信号102〜1 05をコード化するために用いる、1組の音声コーディング技法を選択するよう に、音声コーダ601に指示する。分析プロセッサが以前の要求とは異なるコー ディング技法を要求する場合、音声コーダ601は、各信号のコーディングを多 少変化させることにより、以前にコード化した信号とは著しく異なる音声コード 化信号602〜605を生成する。この結果、著しく異なるコード化ベースバン ド信号402〜405が最終的に得られる。分析プロセッサからの異なる音声コ ーディング技法に対する1つまたは数個の要求の後、分析プロセッサの複数の基 準または単一の基準を満たす、1組のコード化ベースバンド信号402〜405 が生成される。 別の実施態様では、分析プロセッサは、同じ音声コーディング技法の指定を維 持し、信号409を通じて、チャネル・コーダ606に、異なるコーディング技 法を用いて、音声コード化信号602〜605をコード化するように要求する。 動的な実施態様では、分析プロセッサは、信号409を通じて、音声コーダ60 1およびチャネル・コーダ606に、異なるコーディング技法を要求する。この 場合、音声コーディングおよびチャネル・コーディングは、以前の選択とは異な る。最終的に、分析プロセッサは、音声コーディングおよびチャネル・コーディ ング技法を選択する。これら1対のコーディング技法は、一連の信号102〜1 05に適用されると、第2図の複合信号216の要件を満たす、コード化ベース バンド信号402〜405を生成することができる。この好適実施例の利点は、 音声コーダは、音声コーディングにおける多少の変化によって、本質的に同じ音 声信号を生成するが、得られる波形は明らかに異なるので、チャネル・コーディ ングの動作が簡略化されることである。したがって、選択した基準を満たす1組 のコード化ベースバンド信号402〜405を発見するために費やされる時間量 は、大幅に減少する。 情報信号処理ブロック201は、1つ以上のマイクロプロセッサによって実施 することができ、同様に、マイクロプロセッサおよび特定ハードウエア・システ ムの混成で実 施することも可能である。代替実施形態のいずれにおいても、ブロック201の 分析および選択プロセスのために、実際にコーディングおよびその他の機能を実 行する必要はない。 第3図は、第2図の複合キャリア発生器217の実施例のブロック図を概略的 に示す。第2図の複合キャリア信号216は、この実施例ではディジタル的に発 生され、本発明による複合キャリア信号の属性全てを有する。ディジタル・ベー スバンド信号処理ブロック301は、情報信号102〜105を分析し、本発明 にしたがって、適切な1組のコードを選択する。更に、ブロック301は、選択 した1組のコードを用いて情報信号102〜105をコード化し、各コード化ベ ースバンド信号をディジタル・キャリア信号に変換する。複数のディジタル・キ ャリア信号を共に加算し、ディジタル複合キャリア信号302を生成する。ディ ジタル・ベースバンド信号処理ブロック301は、複合キャリア216のディジ タル表現である、ディジタル複合キャリア信号302を発生する。ディジタル− アナログ変換器303において、信号302をディジタルからアナログ・フォー マットに変換する。ブロック303の出力は、アナログ・フォーマットの複合キ ャリア信号216である。 本発明は、本発明を説明する際に用いた、情報信号または情報チャネルの数に は限定されるものではない。当業者 は認めようが、本発明は、その他のシステムにも組み込むことが可能であり、あ るいは単体システムとして機能することも可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複合キャリア信号を送信する通信システムであって: コーディング技法にしたがって複数の情報信号をコード化し、対応する複数の コード化ベースバンド信号を生成するコーダ;および 前記複数のコード化ベースバンド信号を処理し、シミュレート複合キャリア信 号を形成し、かつピーク対平均振幅比率の要件に基づいて、前記シミュレート複 合キャリア信号を分析するプロセッサであって、前記シミュレート複合キャリア 信号は、前記複数のコード化ベースバンド信号を組み合わせた場合に得られる実 際の複合キャリア信号の特性を有し、前記プロセッサは、コーディング技法指定 制御信号を生成し、前記コーダにおいて前記コーディング技法を変更しかつ選択 し、前記プロセッサは、前記シミュレート複合キャリア信号のピーク対平均振幅 比率が前記所定の限度以内にあるか否かに基づいて、容認可能な1組の前記コー ド化ベースバンド信号を生成する少なくとも1つのコーディング技法を識別する まで、前記コーディング技法指定制御信号を通じて、前記コーダ内においてコー ディング技法を繰り返し変更し選択する、プロセッサ; から成ることを特徴とする通信システム。 2.前記プロセッサは、前記シミュレート複合キャリア信 号の分析に基づいてパス・インディケータを生成し、前記シミュレート複合キャ リア信号のピーク対平均振幅比率が所定の限度以内であるときを示すことを特徴 とする請求項1記載の通信システム。 3.前記プロセッサは、複数の前記コーディング技法を識別し、対応する前記容 認可能な複数組の前記コード化ベースバンド信号を生成し、前記識別したコーデ ィング技法から1つを選択し、前記容認可能な組の前記コード化ベースバンド信 号の内対応するものを生成することを特徴とする請求項1記載の通信システム。 4.前記コーダは: 前記コーディング技法指定制御信号に基づく音声コーディング指定にしたがっ て、前記複数の情報信号を音声コード化し、対応する複数の音声コード化ベース バンド信号を生成する音声コーダ;および 前記コーディング技法指定制御信号に基づくチャネル・コーディング指定にし たがって、前記複数の音声コード化ベースバンド信号をコード化し、前記複数の コード化ベースバンド信号を生成するチャネル・コーダ; を含むことを特徴とする請求項1記載の通信システム。 5.複合キャリア信号を送信する通信システムであって: 音声コーディング指定にしたがって複数の音声信号をコード化し、対応する音 声コード化ベースバンド信号を生成する音声コーダ; 音声コーディング指定にしたがって前記音声コード化ベースバンド信号をデコ ードし、対応する変換ベースバンド信号を生成する音声デコーダ;および 前記複数の変換ベースバンド信号を処理してシミュレート複合キャリア信号を 形成し、ピーク対平均振幅比率の要件に基づいて前記シミュレート複合キャリア 信号を分析するプロセッサであって、前記シミュレート複合キャリア信号は、前 記複数の変換信号から得られる実際の複合キャリア信号の特性を有し、前記プロ セッサは、前記音声コーダ内における前記音声コーディング指定を変更し選択す る音声コーディング指定制御信号,および前記音声デコーダにおける前記音声デ コーディング指定を変更し選択する音声デコード指定制御信号を生成し、前記プ ロセッサは、前記シミュレート複合キャリア信号のピーク対平均振幅比率が前記 所定の限度以内にあるか否かに基づいて、容認可能な1組の前記変換ベースバン ド信号を生成する少なくとも1つの音声コーディングまたはデコーディング、あ るいは1対のコーディングおよびデコーディングの指定が識別されるまで、前記 音声コーディングまたは前記音声デコーディング指定制御信号のいずれかを通じ て、前記音声コーダまたはデコーダにおける異なる音声コーディングまたはデコ ーディング指定を繰り返し変更し選択する、プロセッサ; から成ることを特徴とする通信システム。 6.前記プロセッサは、前記シミュレート複合キャリア信号の分析に基づいてパ ス・インディケータを生成し、前記シミュレート複合キャリア信号のピーク対平 均振幅比率が所定の限度以内であるときを示すことを特徴とする請求項5記載の 通信システム。 7.前記プロセッサは、複数の前記音声コーディングまたはデコーディング、あ るいは1対のコーディングおよびデコーディングの指定を識別し、対応する前記 容認可能複数組の前記変換ベースバンド信号を生成し、前記識別した音声コーデ ィングまたはデコーディング、あるいは1対のコーディングおよびデコーディン グの指定から1つを選択し、前記容認可能な組の前記変換ベースバンド信号の内 対応するものを生成することを特徴とする請求項5記載の通信システム。 8.送信対象信号の分析方法であって: 複数の別個の信号の対応する複数の変調コードによる変調をシミュレートし、 複数の別個のシミュレート信号を生成する段階; 前記別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された 複合信号のピーク対平均比率に関連する所定の基準に基づいて、前記複数の別個 のシミュレート信号を分析する段階; 前記別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された前記複合信号が所定の ピーク対平均比率のスレシホルドよりも大きい場合に、少なくとも1つの変調コ ードを変更する段階; から成ることを特徴とする方法。 9.更に以下の段階を含むことを特徴とする請求項18記載の方法: 前記別個のシミュレート信号の組み合わせで構成された前記複合信号が所定の ピーク対平均比率スレシホルド未満である場合、前記複数の別個の信号を前記変 調コードで変調し、複数の別個の変調信号を生成する段階; 前記別個の変調信号を組み合わせ、実際の複合信号を形成する段階;および 前記通信システム内の対応する複数の移動局に、要求されるピーク対平均比率 の範囲内で、前記実際の複合信号を送信する段階。
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