JP2001513397A - 採尿装置および使用方法 - Google Patents

採尿装置および使用方法

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JP2001513397A JP2000507318A JP2000507318A JP2001513397A JP 2001513397 A JP2001513397 A JP 2001513397A JP 2000507318 A JP2000507318 A JP 2000507318A JP 2000507318 A JP2000507318 A JP 2000507318A JP 2001513397 A JP2001513397 A JP 2001513397A
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JP2000507318A
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タング、ゴードン
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タング、ゴードン
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    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/471Sanitary towels, incontinence pads or napkins specially adapted for male use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、失禁男性/女性の尿漏れを吸収するために使う、おむつまたは吸湿パッド22を挿入できる装置20、その製造および使用方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願へのクロスリファレンス) これは、1997年4月2日に米国特許庁に提出した、“男性おむつ用スリー
ブおよび使用方法”という名称の、本出願人が所有する、継続中の出願第08/
832,388号の一部継続出願である。指定した先の特許出願の明細書および
図面を、この参考までに、ここに援用する。
【0002】 (著作権表示) C 著作権 1997年 ジェームス R.バンス 著作権所有。 この特許文書の開示の一部は、著作権保護を受ける資料を含む。この著作権所
有者は、この特許文書または特許開示が特許庁のファイルまたは記録に現れると
きは、その複製に異議がないが、さもなければあらゆる著作権を留保する。
【0003】 (技術分野) この発明は、採尿装置およびその使用方法に関する。更に詳しくは、この発明
は、中に市販のおむつ、おむつの一部、特別に作ったおむつ、衛生パッド、また
は吸湿材を挿入して男性または女性から尿を吸収するために使える、アダプタ、
バッグ、ポーチ、スリーブおよび/またはシールドに関する。
【0004】 (背景技術) 尿失禁は、人が自分の膀胱および/または着用者の尿道を囲む筋肉を完全にま
たは部分的に制御する能力を無意識に失い、尿を漏す結果となる、良く知られる
医学的状態である。
【0005】 尿失禁を患う人は、屡々膀胱の抑えを失ったことを恥じ且つ当惑する。失禁お
よび、更に詳しくは、尿保持および漏出の予測不可能性は、屡々、罪悪、不安、
恐怖、羞恥、自尊心喪失、憂鬱、自由喪失、および監禁の感情を生ずる。
【0006】 失禁は、劇的な不便さである。彼らが非常に驚いたことに、失禁に悩む人たち
は、公衆便所および小便所が利用できないか、または遠い場所にあることに屡々
気付く。遅れずに着いても、そのような公衆施設は、屡々非常に不潔であり、お
よび/または使うのが危険である。
【0007】 多くの作業場所および公衆スポーツ施設は、公衆便所および小便所の数がまだ
公衆の要求を満たすには不十分である。例えば、多くの季節労働者が雇われてい
る田園地帯では、トイレ施設が屡々全然設けられてない。これは、そのような労
働者、特に女性労働者に長時間膀胱に溜めておき、排尿しないことを要求する。
【0008】 長時間膀胱に溜めておき、排尿しないことを強制されると、健康な人でも下腹
部圧迫、尿器感染症、膀胱伸張および頭痛を生じ、その他の健康問題の宿主とな
ることによって悪影響されることになる。
【0009】 残念ながら、きまりの悪さまたは他人を怒らせることを避けるため、失禁に悩
む人たちは、屡々単純に社会生活および他人との交流から完全に引下がり、自分
の家庭に隠遁してどんな状態でも離れない。
【0010】 失禁には、一般的に四つの異なる種類がある。即ち、一時的、圧迫、溢出、お
よび衝動失禁である。
【0011】 一時的失禁は、典型的には、ある薬剤の使用、尿器感染症、譫妄、移動制限、
多飲による過剰な尿生成、およびスツール埋伏によって生ずる。
【0012】 圧迫失禁は、典型的には、人が咳し、くしゃみし、笑い、物を持上げ、または
スポーツ活動に参加するときに生ずるような、下腹部および膀胱内の圧力を上昇
する突然の活動によって生ずる。
【0013】 溢出失禁は、屡々座っていて、または寝そべっていてから立つように姿勢を変
えたときに予告なしに起る。溢出失禁は、屡々人が前立腺手術、膀胱懸垂手術、
骨盤手術、出産、および放射線治療を受けた後にも起る。術後尿失禁は、長期間
続くことがある。
【0014】 衝動失禁は、思いがけず且つ強力な、突然の排尿衝動を指す。尿失禁は、65
歳以上の人に最も普通である。
【0015】 驚いたことに、男性より約二倍の数の女性が膀胱抑制問題に悩んでいる。更に
、病状の激しさは、通常男性より女性に遙かに強い。
【0016】 必ずしも常には関連しないが、年齢が失禁の重要な要因となっているらしい。
例えば、長期間養護施設に収容されている全ての老人の中で、50%以上が尿失
禁問題を抱えていると推定される。失禁と彼らの家族がその病状を扱えないこと
がそのような人たちをそのような施設に入所させる一因となったようだ。
【0017】 養護施設内だけで失禁を扱うコストは、毎年33億ドルと推定される。全ての
施設で失禁老人を世話するコストは、毎年80億ドル以上と推定される。
【0018】 全ての失禁老人の約15%しか施設に収容されていないことも銘記すべきであ
る。
【0019】 上記の統計は、以下に説明するこの発明の装置および方法に対する、財政的お
よび社会的需要、並びに強烈な必要性を示す。
【0020】 失禁を患う人たちを支援する運動の中で、多種多様な尿吸収装置が発明された
。そのような装置には、主として、カテーテルチューブを採尿バッグへ導く、異
なる構造の成人用おむつ、または装置がある。例えば、以下の特許は、種々のお
むつ、吸収材保持構造体、および採尿装置を示す:ローレンス(米国特許第1,
228,452号;1917年6月5日発行);エリクソン(米国特許第3,2
94,145号;1967年1月3日発行);レーマン(米国特許第3,621
,846号;1971年11月23日発行);ボスティック(米国特許第4,1
97,849号;1980年4月15日発行);シグル外(米国特許第4,43
7,860号;1984年3月20日発行);ブレンドリング(米国特許第4,
453,938号;1984年6月12日発行);ブレンドリング(米国特許第
4,500,314号;1985年2月19日発行);ターンストローム(米国
特許第4,627,846号;1986年12月9日発行);ゴルタ外(米国特
許第5,009,649号;1991年4月23日発行);ビラント(米国特許
第5,074,853号;1991年12月24日発行);グリッザフィ(米国
特許第5,275,592号;1994年1月4日発行);モレッツ外(米国特
許5,291,617第号;1994年3月8日発行);クボ(米国特許第5,
300,052号;1994年4月5日発行);クリンガ(米国特許第5,38
3,867号;1995年1月24日発行);チェン(米国特許第5,399,
176号;1995年3月21日発行);ルネマン外(米国特許第5,401,
266号;1995年3月28日発行);チュン(米国特許第5,429,62
2号;1995年7月4日発行);ブルーマー外(米国特許第5,462,54
1号;1995年10月31日発行);ルネマン外(米国特許第5,486,1
68号;1996年1月23日発行);シュライバ(独国特許第69,946号
;1982年9月17日発行);ランシュティンゲンズ(スウェーデン国特許第
7908400−0号);ブジョーク(スウェーデン国特許第325102号)
;ヘスターマン外(米国特許第3,721,243号;1973年3月20日発
行);ラオフバーン(米国特許第4,073,295号;1978年2月14日
発行);グロスナ(米国特許第4,122,851号1978年10月13日発
行);ジョンソンJr.外(米国特許第4,511,358号;1985年4月
16日発行);コミス(米国特許第4,713,066号;1987年12月1
5日発行);マンフレディ米国特許第4,846,816号;1989年7月1
1日発行);メーソン(米国特許第5,032,118号;1991年7月16
日発行);コーンウェイ外(米国特許第5,176,666号;1993年1月
5日発行);カリノスキイ(米国特許第5,193,553号;1993年3月
16日発行);およびセルザー(米国特許第5,375,265号;1994年
12月27日発行)。
【0021】 上に特定した装置の使用は、幾つかの重要な問題を提示する。例えば、大抵の
そのような装置は、設計、技術、製造、大量生産、および大量頒布するのに非常
に高価である。
【0022】 主として、失禁に関して広く認識されている否定的徴候のために、失禁に悩む
多くの人たちは、彼らの病状を公に認めることを嫌がる。更に、上に参照した装
置の多くは、効果がなく、扱いにくく、不快で、悪臭を放ち、および使用が難し
くて面倒である。
【0023】 従って、特定の地理的近隣内でそのような効果のない装置を喜んで買う人の数
は、そのような装置の購入、在庫、および再注文を追跡するための小売商の時間
、出費、および棚スペースを正当化しない。
【0024】 そのような装置を必要とする多くの患者で、最も必要な者が、屡々一番買えな
い者である。これは、特に収入源が限定される高齢者の場合に真実である。従っ
て、通常そのような装置は少量注文する。これは、そのような装置のコストが過
大で途方もない結果となる。
【0025】 更に、そのような製品は特別注文しなければならないので、それらは緊急の場
合、通常直ぐには利用できない。例えば、失禁の人が人前へ出て装着している製
品が壊れてもう尿を保持しなくなり始めたとき、その人は、通常簡単に現地のス
ーパーに立寄って代りの装置を買うことができない。それどころか、その人は、
うまく行けば代りの装置を得るために、自分の家へ戻らねばならない。それは、
そのような代りの装置がその人の家に保管または備蓄してあることが前提である
【0026】 そのような装置のもう一つの重要な問題は、吸収材を失禁の人の胴下部、臀部
、および性器に押付けることである。従って、尿を吸収すると、その人の胴下部
、臀部、および性器が長時間水分と湿気にさらされ、それが屡々すり傷、発疹、
感染症、および悪臭の蓄積を生ずる。
【0027】 もし、その人が水分と湿気の不快な気持およびこの装置から出る不快な臭いを
避けるために、この装置を頻繁に交換するならば、その人は、莫大な数の交換装
置を購入、保管および補充しなければならない。そのような装置の値段が途方も
ないために、これらの装置の頻繁な交換は、極端に高価で、不便で、時間が掛る
【0028】 この装置を頻繁に交換しないと、この装置の尿を保持する容量を超えるかも知
れない。これは、着用者の驚き且つ困惑することに、この装置を通してまたは周
りから、通常は着用者のパンツまたは衣服を通して尿が漏れる結果となる。
【0029】 この問題を克服するためには、失禁の人が、おむつの上に自分の胴下部、臀部
、および性器の周りの領域に置く、プラスチック、ゴムまたはラテックスの追加
のパンツを購入、着用および洗濯することを選択することができる。言換えれば
、一旦尿吸収装置を着用者に着けると、プラスチックまたはゴムのパンツをこの
装置の上に、着用者の胴下部、臀部、および性器の領域に被せることが出来る。
次に、このプラスチックまたはゴムのパンツの上に街着を着ることができる。こ
の様に配置して、プラスチックまたはゴムのパンツが着用者の街着をこの装置の
境界からの尿の漏れから遮蔽することを意図する。
【0030】 上に説明した構造は、乳幼児が旧式の綿おむつを着用し、必然的に周囲のゴム
パンツが必要なときに屡々使用した。
【0031】 幼児おむつ業界は、上に説明したプラスチックまたはゴムのパンツを使うこと
による問題を迅速に特定した。例えば、尿がまだ着用者の脚の間および/または
ウエストでこの装置およびパンツから屡々漏れた。それに応じて、弾性のある、
収縮する脚およびウエスト開口を使用した。しかし、そのような弾性のある、収
縮する脚およびウエスト開口は、屡々着用者の皮膚のすり傷を生ずるだろう。
【0032】 そのような構造は、着用が非常に不快であり、且つあった。そのような構造は
、中に入る皮膚の呼吸を許さない。更に、プラスチックまたはゴムのパンツを着
用するとき、湿気、水分、および発汗の感覚が指数関数的に増大する。
【0033】 この発明者は、上に挙げた開示が、単独で取上げようが、組合わせて取上げよ
うが、本発明を予想もしなければ、明白にもしないことを信ずる。上記の説明お
よび引用は、そのような開示が上記の請求項に関連し、または資料であることの
容認ではない。それどころか、そのような説明および引用は、本開示および発明
の一般的分野に関連するに過ぎない。
【0034】 (発明の開示) 本発明は、吸湿材を包含するための、多種多様な異なる構造の装置を製造する
ために使うことができる。この吸湿材は、基本的に、男女に関係なく、尿失禁の
人の尿を吸収するために使う。この人または着用者は、幼児、小児、若者、成人
、老人、回復期の手術患者、最近出産した母親、放射線治療を受けている患者、
またはこの発明を使用することから利益が得られるその他の人である。
【0035】 この発明者は、この発明を、別の方法では長時間排尿できない、大小軍隊およ
び非軍隊の航空機のパイロットが同様に使うことができることを確信する。
【0036】 同様に、この発明は、宇宙飛行士、並びに潜水艦、船、タンク、およびその他
の別の方法では長時間排尿できない軍用および非軍用装備の将校および乗組員が
使うこともできよう。警官および消防士もこの発明を使用できるだろう。
【0037】 更に、この発明は、別の方法で排尿する時間または施設がない、および/また
は存在の痕跡を残すことが出来ない、作戦行動およびコンバート作戦に従事して
いる軍人が使うことができよう。これは、特に軍の作戦行動中の婦人軍人につい
て真である。
【0038】 この発明は、普通手術の直後に使用する、カテーテルおよび尿バッグを使用す
る必要を無くするために使ってもよい。
【0039】 この発明は、膀胱を鍛え直して膀胱の容量を増やすための術後治療に参加して
いる人も使うかも知れない。
【0040】 本発明は、容易に作れ、製造が安価で非常に経済的である。本発明は、使用法
が簡単で、コンパクトで、効率的、確実で、再使用可能、耐久性があり、頑丈で
洗濯できる。本発明は、組立が極端に簡単で、操作、器用さおよび付け外しの労
力が最少量しか要らず、着用が比較的快適である。
【0041】 本発明は、着用者にこの装置内の吸湿材、おむつまたはパッドの全部または一
部を迅速且つ容易に取替えられるようにする。この特徴は、着用者におむつの位
置を逆向きにしてそれを再使用出来るようにもする。これは、着用者に一つのお
むつを、他で可能であるより2倍、3倍、4倍またはそれ以上に使えるようにす
る。それで、一つのおむつを二つ以上の異なる尿漏れ事件に使うことができよう
。多くの交換おむつまたは吸湿パッドを買う必要のない着用者にとってのコスト
節減は、大きな経済的利益である。
【0042】 この装置は、多種多様な異なるサイズの人が着用できるように、容易に調節ま
たは修整でき、それによって大きな潜在市場および消費者基盤のニーズに対応す
る。この発明の調節および/または修整は、最少量の遅延または困難で達成でき
る。この発明のどの実施例を使うかに依って、ウエストバンドのサイズと尿を注
ぐオリフィスのサイズの両方を調節可能である。更に、この発明は、男性でも女
性でも使えるように容易に修整できる。陰茎の短い男性は、この発明の女性版を
使ってもよいだろう。
【0043】 本発明の装置は、普通のサポータ、ショーツ、ブリーフ、パンツ、またはスト
ッキングの一般的外観をとってもよい。これは、他人が嵩張った、魅力のないお
むつと考えるものを着ける必要のある成人に関連する否定的徴候を排除する。
【0044】 この発明者の意図は、本発明を使用する人が自信のレベルをかなり上げること
を経験することである。その結果、そのような人たちが、この発明の使用中、よ
り生産的な生活を営むことが信じられる。例えば、本発明は、尿流を吸収する速
度を増し、手順を簡単にするだけでなく、使用者がこの装置の状態および漏れに
耐えるかどうかを絶えず心配することなく、他の活動に専念出来るように、自分
を尿漏れの当惑から保護するための手段も提供する。
【0045】 これらの一般的および特定の目的を達成するために、本発明の採尿装置は、一
般的に、特別構造のハウジングとこのハウジングを着用者に対してまたは隣接し
て並置するための手段の組合せを有する装置を含む。
【0046】 勿論、吸湿材をこの発明の使用する。しかし、この吸湿材は、この発明の一構
成部分として販売されることはおそらく無いだろう。それどころか、購入者は、
幾つかの異なる市販のおむつ製品または女性用衛生パッドを幾つでも購入して、
それらをこの発明に使えるだろう。従って、前記の請求項の第1グループは、請
求項の必須要素として吸湿材を含める必要がない。前記の請求項の第2グループ
は、請求項の必須要素として吸湿材を含めることが必要である。次に、上記の要
素の各々を更に詳しく議論する。
【0047】 コストを最小にし、入手可能性を増すために、この発明者は、市販の容易に入
手できるおむつ、特別構造のおむつ、女性用吸収パッド、または本発明内のその
他の所望の水分若しくは尿吸収装置を使うことを好む。この装置のサイズ制限お
よび/または需要減少が市販のおむつをサイズおよび/または形状で縮小または
切り詰めることを示唆するかも知れない。その代りに、女性用衛生パッドを吸湿
材として使うことができる。
【0048】 本発明のハウジングは、前パネルおよび後パネルを有する。この前パネルと後
パネルに取付け、または一体に作って、一般的に柔軟な尿不浸透性ポーチ、スリ
ーブ、アダプタ、バッグ、シールド等を作る。この様に構成して、このハウジン
グは、一般的に前パネルと後パネルの間にエンクロージャを形成する。
【0049】 “ポーチ、スリーブ、アダプタ、バッグ、シールド等”と言う語に限定されな
いが、そのような代替用語の使用は、この開示全体を通じて互いに同義語で、互
いに排他的でないと考えるべきことに注意すべきである。言換えれば、もし前記
請求項で“スリーブ”と言う用語を使えば、その用語は、ポーチ、アダプタ、バ
ッグ、シールド等に限らず、この明細書に記載する全ての他の代替用語および均
等論の下に含まれるものも包含する。同様な考慮をこの開示全体の代替用語の全
ての使用に適用すべきである。
【0050】 このハウジングは、このエンクロージャ(包囲体)への選択的アクセスを可能
にする、少なくとも一つの開口を有する。このエンクロージャは、このハウジン
グの前パネルと後パネルの間に形成され且つ位置する。
【0051】 吸湿材は、このエンクロージャ内に、このハウジングの前パネルと後パネルの
間に取出し可能に配置し、収容しおよび保持してもよい。更に詳しくは、この吸
湿材をハウジングの開口からエンクロージャに押込みおよび/または引出すこと
によって、エンクロージャに選択的に挿入および/または除去する。
【0052】 このハウジングは、エンクロージャへの開口を選択的に閉鎖および/または開
放するための手段も有する。例えば、前パネルおよび/または後パネルが、折返
してエンクロージャへの開口を閉じるか開くか出来る、簡単なフラップを備えて
もよい。
【0053】 その代りに、この開口を、スナップ、クリップ、ジッパ、紐、ベルクロの商標
で販売されているようなマジックテープ、またはここに教示する目的を達成する
その他の閉鎖機構の一つ以上を使って選択的に開閉してもよい。
【0054】 もし、ハウジングをフィルム、シートまたはロール成形プラスチック若しくは
ゴム材で作るならば、前パネルおよび後パネルを、少なくともエンクロージャの
周辺の一部の周りで、接着剤、ヒートシール法、または超音波溶接によって、互
いに溶着することが出来る。同様に、前パネルおよび後パネルの上部領域、表面
、または縁に、普通ジップロック型のプラスチックバッグに見られるのと類似の
閉鎖手段を設けてもよい。
【0055】 この開閉手段は、尿がそこから漏れないように、および悪臭を除去しまたはエ
ンクロージャ内に保持するように、この装置の上端または最上部にまたはその近
くに配置するのが好ましい。
【0056】 エンクロージャへの開口を選択的に開くことによって、吸湿材をハウジングの
エンクロージャ内に取出し可能に挿入し、収容しおよび保持することが出来る。
必要なとき、この吸湿材は、この開口を通してエンクロージャから取出せる。
【0057】 吸湿材が取出し可能および交換可能であるので、本発明の装置は、容易に清掃
および消毒できる。
【0058】 本発明の代替実施例では、ハウジングがエンクロージャへの少なくとも第1開
口および第2開口を備えてもよい。この第1開口および第2開口は、各々ハウジ
ングエンクロージャへの選択的アクセスを可能にする。後に図示するように、こ
の第1開口および第2開口は、ハウジングおよびエンクロージャの反対端に配置
するのが好ましい。この様に構成するので、このハウジングは、吸湿材を第1開
口からでも、第2開口からでも選択的に挿入および除去出来るようにする。
【0059】 更に、二つの異なる開口を使うとき、吸湿材を最初に第1開口からエンクロー
ジャに押込み、次に第2開口に手を伸してエンクロージャの中へ更に引込むこと
が出来る。汚れたとき、この吸湿材を第1開口および/または第2開口から取出
せる。
【0060】 エンクロージャへの第1開口および第2開口を使うとき、このハウジングは、
この第1開口および第2開口を選択的に閉鎖および/または開放するための手段
も備えてよい。
【0061】 本発明を着用するときの快適さを増すために、前パネルおよび後パネルは、こ
の前パネルおよび後パネルの第1開口および/または第2開口近くの幅に比べて
、その中間部に近く位置する幅が狭くてもよい。言換えれば、このハウジングが
着けたとき、着用者の脚または股の近くの間のより快適な配置を可能にする、一
般的に砂時計形または凸−凸構造を有してもよい。
【0062】 本発明の目的を達成するために、このハウジングは、オリフィス、穴、開口等
を備え、それを通して着用者の尿をエンクロージャに入るように注ぐ。この発明
者は、このオリフィスをハウジングの後パネル内に配置することを好む。この様
に配置するので、着用者からの尿を容易にオリフィスの方に向けて、エンクロー
ジャ内に包蔵される吸湿材で吸収することが出来る。このオリフィスおよび関連
構造を以下に更に詳しく議論する。
【0063】 このハウジングは、好ましくは、少なくとも部分的にこのハウジングの周辺ま
たはその近くに配置した、ボタン穴、スナップ、クリップ、ジッパ、紐、マジッ
クテープ等の一つ以上を備えてもよい。そうすれば、使用中これらのボタン穴、
スナップ、クリップ、ジッパ、紐、マジックテープ等を使ってこのハウジングを
、普通のまたは特別に設計したサポータ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、スト
ッキング、衣類またはその他のアパレルに固着できる。
【0064】 言換えれば、この並置手段が、このハウジングを着用者に対してまたはそれに
隣接して適正に配置するために、普通のサポータ、ショーツ、ブリーフ、パンテ
ィ、ストッキング、衣類またはその他のアパレルの一般的外観をとってもよい。
【0065】 この並置手段は、着用者の外部尿路、即ち、男性の陰茎または女性の尿道への
外部穴をハウジングのオリフィスに対してまたはそれに隣接して適正に向けるこ
とを意図する。
【0066】 この発明の一実施例では、この並置手段が、ハウジングに固着する、少なくと
も一つのウエストバンドを含む。このウエストバンドは、着用者のウエストの周
りに固着できるべきである。例えば、このウエストバンドは、一般的に、着用者
のウエストの周りに固着、クリップ、締結、または結び付け出来る、少なくとも
1本のコード、ベルト、バンド、ストラップ等を含んでもよい。
【0067】 このウエストバンドは、少なくとも部分的にその周長を調節するための手段を
含んでもよい。例えば、このウエストバンドは、少なくとも部分的に一般的弾性
材料で作ってもよい。その代りに、このウエストバンドは、少なくとも一端が結
び、ボタン、スナップ、クリップ、ジッパ、バックル、クリート、クランプ、フ
ァスナ、コード、マジックテープ、または周長位置を調節できるようにするその
他の装置によって固着できる、ストラップまたはベルト材で作ってもよい。
【0068】 その代りに、または上記の構造に加えて、並置手段がハウジングの前パネルに
固着した、少なくとも一つの粘着材料のストリップも含んでよい。この粘着材料
は、一般的にハウジングを着用者に対してまたはそれに隣接して更に位置付ける
ために、上記のサポータ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、ストッキング、衣類
、またはその他のアパレルの内面に押付けて、取外し可能に固着できる。このス
トリップは、その片面または両面に粘着材料があってもよい。
【0069】 今説明した粘着材料を使用するのではなく、この装置は、同じ目的を達成する
ために、ベルクロの商標で販売されているようなマジックテープを設けることが
できる。
【0070】 その代りに、この並置手段は、単純にハウジングの周り、およびもし男性に使
うなら、着用者の陰茎の周りに固着できる、少なくとも一つの一般的に弾力のあ
るバンドまたはストラップを含んでもよい。この様に配置するので、この弾力の
あるバンドまたはストラップは、ハウジングを陰茎に固着する。次に、普通のサ
ポータ、ショーツおよび/またはブリーフを着けて、ハウジング、吸湿材、およ
び陰茎をその中に囲い込んでもよい。
【0071】 ハウジングを上記のように構成して、吸湿材をこのハウジングエンクロージャ
内に配置し、このハウジングを着用者に隣接して適正に配置する。次の仕事は、
着用者からの尿をこのハウジングのオリフィスを通してこの吸湿材の方へ向ける
ことである。
【0072】 男性については、尿が膀胱から、陰茎内にある男の尿道を通って、外部尿路へ
流れ、そこで身体から放出される。本質的に、膀胱の制御喪失は、陰茎末端から
の尿漏れを生ずる。
【0073】 この発明を男性が使用するとき、着用者の外部尿路、即ち男の陰茎を適正に向
け、陰茎を少なくとも部分的にハウジングのオリフィスを通してエンクロージャ
の中へ挿入使、そこから漏れる尿を吸湿材の方へ向けることによって、並置手段
を最も良く使用する。従って、着用者の陰茎の少なくとも一部を、少なくとも一
時的に、ハウジングのエンクロージャ内に保持する。
【0074】 着用者の陰茎用にエンクロージャ内に追加の空間を設けるために、この発明者
は、幅および長さが対応するエンクロージャの内部寸法より大き吸湿材を使用す
ることを好む。ハウジングのエンクロージャに挿入したとき、この吸湿材は、部
分的に幅方向および/または長さ方向に折れる。これは、この吸湿材にエンクロ
ージャ内で一般的に屈曲した、弓形の、曲った、またはカップ形の形状をとらせ
る。
【0075】 従って、男性着用者は、自分の陰茎をオリフィスを通してこの吸湿材の曲率が
もたらすくぼんだ領域または部分の中に置ける。この構造は、本発明の男性着用
者の快適レベルを増すことを意図する。
【0076】 女性については、尿が膀胱から、尿道を通って身体から放出される。本質的に
、膀胱および/または尿道を囲む筋肉の制御喪失は、尿道末端からの尿漏れを生
ずる。
【0077】 女性着用者のためにこの発明の目的を達成するためには、女性の尿道末端から
放出されまたは漏れる尿を集めて、この尿をハウジング内に位置するオリフィス
を通して吸湿材の方へ向けるために、ある形の漏斗または指向手段を使わねばな
らない。
【0078】 例えば、このオリフィスをダイアフラムまたはオリフィスパネル内に配置して
もよく、次にそのダイアフラムをハウジングに固着し、またはそれと一体に作る
【0079】 この発明の幾つかの代替実施例で、このダイアフラムまたはオリフィスパネル
は、一般的に弾力のある、柔軟な、尿不浸透性膜を形成する。本質的に、このダ
イアフラムまたはオリフィスパネルは、その中にオリフィスを含む。例えば、こ
の尿不浸透性膜は、その中のオリフィスが特定のサイズを有する。
【0080】 その代りに、このオリフィスのサイズを調節するために、尿不浸透性膜を切り
または穴開けしてもよい。同様に、尿不浸透性膜がオリフィス開口のサイズ調節
に対応するために、オリフィスに隣接して配置した少なくとも一つのスリットを
有してもよい。
【0081】 もし、この発明を男性着用者が使うなら、尿不浸透性膜が、男性着用者の陰茎
の周長に適応するために修整または調節できる、サイズ調節可能または拡張可能
なカフス、ワイパ座金等として役立つのが好ましい。
【0082】 尿不浸透性膜は、一般的に切頭円錐テーパも有してよい。この発明の一実施例
で、この尿不浸透性膜の切頭円錐テーパの末端は、直径がオリフィス開口の直径
に比べて小さい。言換えると、この切頭円錐テーパが、エンクロージャの中へ内
方に伸び、オリフィス開口からカフス状またはスリーブ状に離れる。
【0083】 この実施例の使用は、特に男性にこの発明を使用させる際に役に立つ。本質的
に、男性着用者は、自分の陰茎をこの円錐テーパ付き尿不浸透性膜に通して尿を
直接エンクロージャの中へ向ける。尿不浸透性膜は、この発明の使用中着用者の
陰茎を適正位置に保持し、尿または臭いがエンクロージャから逃げるのを防ぐ。
【0084】 この発明の代替実施例では、この切頭円錐テーパの末端の直径がオリフィス開
口の直径より大きい。この切頭円錐テーパの末端は、ハウジングから外方に伸び
、オリフィス開口から離れる。この実施例では、尿不浸透性膜が漏斗形になり、
着用者の尿をこのオリフィスを通して吸湿材によって吸収されるように向ける。
【0085】 この実施例は、特に女性にこの発明を使用させる際に役に立つ。本質的に、一
般的に漏斗形の、円錐テーパ付き、尿不浸透性膜を女性着用者の骨盤、外陰部、
陰毛、性器、泌尿器、または外部尿路領域の方へおよび/またはそれらに押付け
、そこで尿道が身体から尿を放出し、その尿を捕えてハウジングの中にあるオリ
フィスを通してエンクロージャの中へ、吸湿材によって吸収されるように向ける
【0086】 この一般的に漏斗形の、円錐テーパ付き、尿不浸透性膜は、この発明の目的を
達成するために、どんな所望のサイズ、形状、長さ、深さ、幅、および厚さを含
んでもよい。この発明者は、この一般的に漏斗形の、円錐テーパ付き、尿不浸透
性膜を柔らかい、独立気泡の発泡プラスチックまたはゴム材料で作ることを好む
。この要素の構造および機能を以下に更に詳しく議論する。
【0087】 本発明の更なる実施例では、このダイアフラムまたはオリフィスパネルが、オ
リフィスの周辺でハウジングに取外し可能に固着できる、一般的に弾力のある、
柔軟な、取外し可能な、尿不浸透性のグロメット、シンブル、ソケット、ワイパ
リング、口広カップ、段付き座金、漏斗、またはレースを含む。このグロメット
は、中に単一溝または複数の外溝を有してもよい。このグロメットは、再使用可
能でもよい。
【0088】 使用中、このグロメットは、その直径を縮めるために、一時的につぶし、また
は折返す。次に、このグロメットをオリフィスの内部空洞に挿入し、その元のサ
イズに拡がり戻らせる。グロメットが拡がると、オリフィスを形成する、ハウジ
ングの内縁が、このグロメットの外縁の周りに位置する外部チャンネルまたは溝
の方に向けられ、その中に保持される。
【0089】 このグロメットは、エンクロージャ内に配置され、直径がこのハウジングのオ
リフィスの直径より広い、内部リップまたはフランジを有する。
【0090】 同様に、このグロメットは、エンクロージャの外側に配置され、直径がこのハ
ウジングのオリフィスの直径より広い、外部リップまたはフランジを有する。
【0091】 この様に配置したので、このグロメットは、所定の位置に保持され、このグロ
メットを再びつぶしまたは折返してそこから取出すまで、ハウジングとの係合か
ら離脱するのを阻止される。
【0092】 本質的に、このグロメットおよび関連する支持リングの使用は、グロメットが
ハウジングから間違って外れることのないことを保証する。
【0093】 その代りに、このグロメットは、ハウジングに固着しまたはそこから取出すた
めに、つぶしまたは折返す必要がない。そうではなくて、後パネルを拡張可能ま
たは伸長可能な材料で作り、そうすれば後パネルを取付のためにグロメット上に
引張って被せることが出来る。
【0094】 女性がこの発明を使用するとき、このグロメットは、女性着用者の外部尿路の
方へ押付けられる、一般的に漏斗形の部分を含んでもよい。着用したときの快適
さを増すために、このグロメットの漏斗形部は、一般的に弾力のある、柔軟な、
展性のある、独立気泡のゴムまたはプラスチック材料で作るのが好ましい。
【0095】 そのような柔軟で展性のあるグロメットを配置するためには、このダイアフラ
ムまたはオリフィスパネルが、更に、ハウジングに固着しまたはそれと一体に作
った、剛性または半剛性の支持部材、はと目、座金、支持リング、Oリングを含
んでもよい。本質的に、この支持部材をオリフィスの周りに配置して、このグロ
メットの付加的支持をする。
【0096】 上記の利点および以下に更に説明するその他の利点に加えて、本発明は、先に
記載した欠点を全て克服する。
【0097】 本発明の装置および関連する構造の好適な幾つかの異なる代替実施例、並びに
その製造および使用方法を、この明細書の以下の説明、請求項、および図面で更
に詳しく説明する。しかし、本発明の範囲に関して有り得る混乱を避けるため、
この明細書の以下の部分、請求項用語、および図面の各々を全てここにこの参考
に援用する。
【0098】 本発明の上記およびその他の目的および利点は、以下の説明を読み、添付の図
面を参照すれば、更に容易に明白となろう。
【0099】 これらの図面は、必ずしも比例尺でなく、要素を時には図形記号、仮想線、図
表示、および部分図で示すことを理解すべきである。ある場合に、この発明者は
、本発明を理解するために必要でない、または他の詳細を認識し難くする、詳細
を省略したかも知れない。
【0100】 (発明を実施するための最良の態様) 本発明は、尿失禁の男性および女性が使用することを意図する。しかし、もし
必要または望むなら、本発明は、トイレ施設から長時間離れている、他の人たち
も使うことができるだろう。同様に、この発明は、幼児、小児、若者、およびペ
ットとして飼われている霊長類のような動物が使うことが出来るだろう。
【0101】 本発明を詳細に議論する前に、この発明者は、これまで知られ且つ使われた装
置の幾つかの特別の欠点を再強調したい。
【0102】 尿失禁に悩む大抵の男性および女性は、ドラッグストアまたは特別な医療用品
会社から、一つ0.50ないし1.00ドルのコストで購入した成人用おむつを
使用する。更に、仮令液体消費を制限しても、尿失禁の人は、まだ1日に約10
回は排尿するだろう。各排尿毎に新しい成人用おむつを使うと、この患者または
着用者は、毎日10枚以上のおむつを容易に使う。収入が限られた人にとって、
そのような成人用おむつの購入および使用は、財政上の脅威になり、毎月数百ド
ルに達するかも知れない。
【0103】 大抵の市販の成人用おむつは、おむつの内側に裏張りを置いて製造する。言換
えれば、この裏張りを着用者の皮膚と接触する側に置く。この裏張りは、尿を貫
通させて、内在する吸収材の生地または層に吸収させる。
【0104】 ある製造業者は、ある量の尿を、この裏張りおよび着用者の皮膚から離れたお
むつの内側に更に吸収、保持するために、吸収材を化学薬品で処理すると宣伝す
る。
【0105】 おむつ全体は、通常プラスチック、ゴムまたはラテックス材料の外皮内に包蔵
する。
【0106】 理論的に、そのようなおむつは、うまく作用すべきである。この仮定は、尿が
裏張りを通過し、内在する吸収材の生地または層によって完全に吸収されるとい
うことである。次に、この尿が、理論的には、このおむつの全面積または長さに
亘って吸上げられる。通常化学薬品で処理する、この吸収材は、このおむつを替
えなければならない前に、着用者が数回排尿するために十分な尿を吸収する筈で
ある。
【0107】 理論的に、そのような市販の成人用おむつを着用するとき、尿が内部に位置す
る裏張りの後ろに保持される筈であるから、着用者は、自分の皮膚に湿気または
水分を感ずべきでない。この裏張りは、着用者の皮膚に当って完全に乾いたまま
の筈である。
【0108】 実際には、そのような市販の成人用おむつは、意図され且つ宣伝されている通
には機能しない。例えば、実際には、この裏張りは、最初の排尿後、絶えず濡れ
たままである。この湿気は、排尿するとその後長時間特に優勢である。明らかに
、この裏張りは、障壁として逆作用し、尿の即時の吸収を妨げる。着用者は、下
腹部および鼠蹊部の領域の皮膚に尿の湿気および不快な暖かさを感ずる。
【0109】 そのような市販の成人用おむつに効果がないために、着用者は、通常最初の排
尿後直ちにおむつを交換する。これは、着用者が湿気の不快な感覚を見付けるな
らば、特に真である。
【0110】 そのような成人用おむつで重要な問題は、最初の排尿後、実際にはおむつの僅
かな部分しか湿らないことである。例えば、最初の排尿後、この成人用おむつは
、直径が約76mmの濡れた点があるだけである。これは、成人用おむつの全水
分保持容量の約5%以下を表す。しかし、事の不快且つ非衛生的性質から、着用
者は、どうしてもおむつを替えたいと感ずるだろう。その結果、患者は、おむつ
の全額を支払うことになるが、その容量の約5ないし10%使うに過ぎない。そ
のようなやり方は、非常にコスト効果が悪い。
【0111】 もし、非常に不快な状況とはいえ、長時間着用するならば、このおむつは、1
回を越える排尿を吸収できるべきである。
【0112】 しかし、大量の尿を短時間におむつに入れると、尿が通常おむつのウエストま
たは脚の周りから漏れ出るだろう。これは、おむつの大部分がまだ乾いたままで
あるという事実に拘らず起る。
【0113】 勿論、おむつからの尿の漏れは、通常着用者の街着のパンツが非常にはっきり
と濡れるという、厄介な屈辱的場面を生ずる。
【0114】 その上、この成人用おむつで吸収されない、ある量の蒸気および湿気が常に存
在する。そのような蒸気および湿気は、一般的におむつと着用者の身体の間の空
間に閉込められたままである。これは、もし着用者が大量の水またはその他の液
体を飲んだら、特に真である。
【0115】 前立腺手術および/または膀胱手術から回復している人は、大量の水を飲むよ
うに指示されることに注意されたい。しかし、患者は、膀胱の抑えが効かないた
めに、そのような多くに水を飲むことに気が進まない。従って、そのような患者
は、指示されているほど多くの水または流体を飲まず、回復が遅れる。
【0116】 更に、回復中および後に、そのような患者は、膀胱保持能力を鍛えるように指
示される。しかし、患者が成人用おむつは失敗するかも知れないと言う不安を絶
えず持って生活していると、この患者は、医者が指示する通りに排尿の間隔を延
そうとしたがらない。
【0117】 厄介な場面を避けるために、そのような市販のおむつの着用者は、このおむつ
の外側にプラスチックのパンツを着けるだろう。プラスチックパンツの使用は、
おむつを汚さないときでも、着用者の不快を増す。
【0118】 医療用品会社は、屡々そのようなプラスチックパンツの供給を不足する。これ
に対するありそうな理由は、この病状に悩む多くの人がこの漏れという共通で不
幸な経験を話し、その結果手に入るプラスチックパンツは何でも購入することで
ある。
【0119】 人が成人用おむつの上にプラスチックパンツを着用するとき、プラスチックパ
ンツのウエストおよび脚の周りにあるゴムバンドが着用者の皮膚と密着させられ
る。プラスチックパンツのそのような密着と非呼吸性が汗の蓄積をそのようなゴ
ムバンドの周りに溜めさせる。従って、排尿しないときでも、着用者のウエスト
および脚の周りにあるゴムバンドおよびこのプラスチックパンツによって閉込め
られた内部領域が非常に湿っぽく、じめじめし、濡れて来る。殆ど着用者が動く
度に、このプラスチックパンツの濡れたプラスチックが着用者の皮膚に接触し、
へばりつく。温暖気候では、この濡れたプラスチックパンツが着用者の皮膚に非
常に冷たいことがある。
【0120】 そのようなプラスチックパンツの着用者は、自分のウエスト、脚、臀部に適正
に合い、且つ成人用おむつに収るものを選ぶように注意しなければならない。も
し、適正に合わないと、そのプラスチックパンツは、使用者のウエストおよび脚
の周りに非常にきつくなり、すり傷を作り、着用者の身体のこの領域を通る血流
を制限する。
【0121】 逆に、使用者のウエストおよび脚の周りのゴムバンドが十分にきつくないと、
尿がそれらの間から漏れるだろう。
【0122】 本発明を使うことによって、人は、これまで膀胱の抑えが効かなくなった不幸
な結果であった湿り気をもう感じないだろう。これは、男性の陰茎および女性の
骨盤または膣の領域が着用者の身体の他の部分のように湿り気を感じず、または
少なくとも湿り気が身体の他の部分に比べて、多くの不快を生じないので、特に
真である。もし望むなら、この発明を男性が着用するとき、陰茎の先端または頭
だけをオリフィスに挿入すればよい。同様に、女性の尻の僅かな部分だけを湿り
気にさらすだろう。
【0123】 着用者の快適が非常に増すだけでなく、本発明を使うとき、着用者は、吸湿材
をこれまで知られる装置とほぼ同じ程変える必要がないだろう。基本的に、この
吸湿材またはおむつは、それが飽和したときに変えるだけでよい。
【0124】 本発明の一実施例では、着用者が吸湿材またはおむつを取出し、その位置を逆
にすることが出来る。一旦この吸湿材またはおむつを、反対向きにして、この発
明に再挿入すると、この吸湿材またはおむつの乾いた部分を使用することが出来
、それによって、そのような材料の有効寿命を劇的に延す。その結果、吸湿材ま
たはおむつの各部分を、着用者に不快または困惑を生し、または外部衣類の濡れ
を生ずることなく、これまで可能であったより4ないし6倍長く有効に使うこと
ができる。
【0125】 次に、読者の注意を、本発明の好適な幾つかの代替実施例を示す、添付の図面
に向ける。
【0126】 類似の数字が類似の部品を示す、添付の図面を参照して、本発明は、一般的に
、失禁の人または着用者26の尿24を吸収するために吸湿材22を包蔵するた
めの装置20を含む。後の議論のために、着用者26は、ウエスト28、並びに
脚32および34を有する。着用者26が男であれば、着用者26は、陰茎30
も有する。
【0127】 この発明の好適実施例では、装置20が一般的にハウジング36とこのハウジ
ング36を着用者26に隣接して並置するための手段38の組合せを含む。
【0128】 この発明の好適実施例で必要な要素として必ずしも挙げないが、装置20は、
吸湿材22も含んでよい。
【0129】 吸湿材22は、尿24を吸収できるどんな材料を含んでもよい。しかし、この
発明の好適実施例で、吸湿材22は、一般的にあらゆる市販のおむつまたは吸収
パッドを含む。
【0130】 ここで使う、吸湿材22、おむつ、および吸湿ナプキンまたはパッドという用
語は、互いに同義と考えるべきで、同じまたは互換性のある構造要素を指すべき
である。
【0131】 吸湿材22は、高価な成人用おむつを含む必要はない。むしろ、幼児用または
小児用おむつも使ってよい。このおむつは、そっくりそのまま使ってもよいし、
またはこの発明の目的を達成するために二つ以上の部分に切り分けてもよい。
【0132】 前立腺手術直後の回復期中および夜間、男性着用者26は、吸収容量の大きい
吸湿材22を有する装置20を使わねばならなそうであることに注意されたい。
着用者26が手術から回復したときおよび/または覚醒中、着用者26は、嵩張
らない吸湿材22を有する装置20を使用することを選択してもよい。
【0133】 例えば、図15ないし図25に示す実施例では、吸湿材22が一般的に女性の
または衛生ナプキンまたはパッドを含む。そのような場合、吸湿材22の吸水容
量は、“マキシパッド”を使うか、“ミニパッド”等を使うかによって調整する
ことが出来る。
【0134】 ハウジング36は、前パネル40および後パネル42を備える。前パネル40
は、後パネル42に取付け、またはそれと一体に作って、一般的に柔軟な尿不浸
透スリーブを作る。例えば、前パネル40を後パネル42に接着し、縫付け、溶
融し、溶接し、タップ立てし、圧入しおよび/または融解して、ハウジング36
を作ってもよい。
【0135】 ハウジング36は、前パネル40と後パネル42の間にエンクロージャ44も
形成する。
【0136】 ハウジング36は、このエンクロージャ44への選択的アクセスを可能にする
、少なくとも一つの開口46を有する。図1、図2、図5、図6および図1に示
す実施例では、ハウジング36が追加の、対向する、第2開口48を有する。開
口46と第2開口48は、ハウジング36の対向する端のどちらにでも吸湿材2
2を出し入れ出来るようにする。言換えれば、吸湿材22を開口46からか、ま
たは第2開口48から、エンクロージャ44に出し入れできる。
【0137】 この様に配置するので、ハウジング36は、吸湿材22をエンクロージャ44
内に取出し可能に保持できる。
【0138】 ハウジング36は、開口46および/または第2開口48を選択的に開閉する
ための手段50も備える。例えば、添付の図面全体に示すように、この開閉手段
50は、折返して開口46および/または第2開口48を閉じるために適所に固
着できる、一つ以上のフラップまたは前パネル40の延長部を含んでもよい。
【0139】 この発明の好適実施例では、開閉手段50、更に詳しくは、前述のフラップを
、ベルクロの商標で販売されているような、マジックテープの嵌め合いストリッ
プ52および54を使って固着閉位置に保持する。勿論、他の開閉手段50も使
える。例えば、ジッパ、ボタンとボタン穴、クリップ、安全ピン、プラスチック
のサンドイッチバッグに使うのと類似の重なりフラップ、またはプラスチックの
フリーザバッグに普通使うジップロック型のファスナを使ってもよい。
【0140】 ハウジング36は、後パネル42に配置したオリフィス56、開口、穴または
スリットも有し、それを通して着用者26の尿を注ぐ。着用者26が男であれば
、着用者26の陰茎30を少なくとも部分的にこのオリフィス56に通す。
【0141】 ここで使用する、オリフィス56、開口、穴およびスリットという用語は、互
いに同義と考えるべきで、同じまたは互換性のある構造要素を指すべきである。
【0142】 オリフィス56に挿入したとき、陰茎30は、尿24の漏れが吸湿材22によ
って吸収されるように位置する。男性着用者の陰茎30は、図18、図21およ
び図24に示すように、一般的に下向きにしてもよいことに注意されたい。その
代りに、陰茎30を、図17、図22および図25に示すように、一般的に上向
きに配置してもよい。
【0143】 本発明の雌および女性への適用を以下に詳しく議論する。
【0144】 並置手段38は、幾つかの異なる形を採ってもよい。例えば、図1、図2、図
4、図5、図6、図10および図12に示すように、装置20は、一般的に着用
者26の脚32と34の間に置いたおむつの形を採ってもよい。装置20のそれ
ぞれの、対向する、末端を着用者26の臀部および下腹部の上に引上げる。次に
、装置20の上端を一つ以上のウエストバンド58によって一般的に着用者26
のウエスト28の周りに一緒に固定し、次に、そのバンドをハウジング36に固
定する。例えば、そのような上端を着用者26のウエスト28の周りに結び付け
た、1本以上の紐60で作ったウエストバンド58を使って一緒に結び付けるこ
とが出来る。
【0145】 その代りに、図10および図12に示すように、ウエストバンド58を周長調
節可能材料または帯材で作り、少なくとも一端をスナップ、ボタン、結び、クリ
ップ、バックル、マジックテープ等によって周長調節位置に固着してもよい。更
に、ウエストバンド58は、少なくとも部分的に一般的弾性材料で作ってもよい
【0146】 この装置20は、伝統的若しくは普通のボクサーショーツ、ブリーフ60、ジ
ョッキーショーツ、または運動用サポータ62の内側に着けることが出来る。
【0147】 図13、図14、図21および図22に示すように、並置手段38は、ショー
ツまたはブリーフ60を一般的に含んでもよい。
【0148】 図15ないし図18に示すように、並置手段38は、一般的にサポータ62を
一般的に含んでもよい。
【0149】 言換えれば、装置20は、大抵の男性が通常は、全体としてボクサーショーツ
、ブリーフ60、ジョッキーショーツ、または運動用サポータ62の外観を有す
る、柔軟な、弾力のある織物であると考える並置手段38に組込むことが出来る
。本質的に、ボクサーショーツ、ブリーフ60、ジョッキーショーツ、またはサ
ポータ62の中央部が中に装置20を包蔵するだろう。装置20内のオリフィス
56は、そのようなアパレルのこれと同じ中央部を貫通して設けてもよい。
【0150】 本発明の更なる代替実施例では、図20、図21および図22に示すように、
並置手段38が、ハウジング36の前パネル40に固着した、1本以上の粘着材
料64のストリップを含んでもよい。粘着材料64は、ハウジング36を着用者
26に隣接して適正に配置するために、ショーツまたはブリーフ60の内面およ
び/またはサポータ62に押付けることが出来る。
【0151】 その代りに、もし望むなら、男性着用者26の陰茎30を伝統的若しくは普通
のボクサーショーツ、ブリーフ60またはジョッキーショーツ内にある開いた前
空きに通して、それから少なくとも部分的に本発明の装置20の挿入してもよい
。この様に配置することによって、装置20をそのような伝統的または普通のア
パレルの外側に着けてもよい。この後者の実施例では、装置20がそのようなア
パレルの外側に配置されるだろう。着用者26は、着用者26の陰茎30がハウ
ジング36内に位置するオリフィス56を通して穏やかに引張られることを除い
て、装置20を着用しながら、装置20と直接物理的に接触することがない。
【0152】 本発明の尚更なる代替実施例では、図23、図24および図25に示すように
、並置手段38が、ハウジング36および男性着用者26の陰茎30の周りに固
着できる、一つ以上のバンド66を含んでもよい。
【0153】 オリフィス56を通して陰茎30を引張る最も簡単な方法は、エンクロージャ
44の開口46を開き、エンクロージャ44に手を伸し、陰茎30をオリフィス
56に隣接して置き、次に陰茎30の頭が吸湿材22の吸収側と接触するまで、
陰茎30の頭をオリフィス56に通して引張ることである。
【0154】 ハウジング36は、プラスチック、ゴム、ラテックス、ゴアテックスの商標で
販売されている織物、または最近市場に導入された、多くの他の種類の呼吸可能
であるが液体不浸透性織物の一つ以上のような、非常に薄い尿不浸透性材料の1
枚以上のシートで作ってもよい。従って、ハウジング36の製造コストを最小に
出来る。
【0155】 装置20を着用者の身体とそのようなアパレルの間に着用するとき、着用者の
皮膚は、この装置20の後パネル42の外面と直接接触するだろう。快適な配置
をもたらすために、ハウジング36は、積層材料および/または織物の組合せか
ら作ってもよい。例えば、図5および図6に見られるように、柔らかい織物68
を後パネル42の外面に貼合せることが出来る。
【0156】 その代りに、布の別の部分、メッシュ材料、または一回り大きいポーチを装置
20に組込むことが出来る。この布、メッシュ材料、または大きいポーチは、着
用者26の皮膚がプラスチックハウジング36と一般的に接触するのを遮断する
ように配置する。更に詳しくは、ハウジング36を一回り大きいポーチ内に配置
し、それによって着用者26により快適をもたらす。
【0157】 後パネル42の尿不浸透性材料は、エンクロージャ44内に入れたとき、吸湿
材22に向くように配置する。外部の柔らかい織物68は、着用者の皮膚に向き
またはそれと並置するように配置する。この発明のこのラミネート版は、製造が
僅かに高価であるが、それがもたらす快適さは、僅かな追加の出費を補って余り
あると信ずる。
【0158】 装置20は、異なるサイズの陰茎30を収容するために異なるサイズのオリフ
ィス56を備えてもよい。例えば、男性着用者26用に三つ以上の異なるサイズ
および女性着用者26用に一つ以上の異なるサイズをハウジング36と共に販売
し、またはそれのアクセサリとして販売することが出来る。
【0159】 この発明の好適実施例では、図1、図2、図3および図4に見られるように、
オリフィス56および周囲の材料を、ラテックスのような、円錐形の、柔軟な、
尿不浸透性材料から一般的に作る。この全体として円錐形の部材70の頂点をエ
ンクロージャ44の方へ向ける。円錐形部材70のある長さまたはある部分を切
取り、または先端を切って、異なるサイズの女性着用者26のために異なる直径
のオリフィス56を提供することが出来る。言換えれば、必要に応じてオリフィ
ス56を大きくするために、円錐形部材70を切ってもよい。
【0160】 その代りに、図5ないし図25に示すように、装置20は、一般的に弾力のあ
る、柔軟な、尿不浸透性の膜を形成する、ダイアフラム72またはオリフィスパ
ネルを有してもよい。ダイアフラム72は、中にオリフィス56を含む。次に、
ダイアフラム72をハウジング36に固着し、またはハウジング36に押付ける
ことが出来る。
【0161】 ダイアフラム72は、円錐形、全体として平坦または平面の形状、またはその
他の所望の形状または形でもよい。例えば、ダイアフラム72または尿不浸透性
膜は、オリフィス56に近く配置した、小径の、一般的に切頭円錐形テーパを有
してもよい。
【0162】 必要なオリフィス56のサイズに依って、異なるダイアフラム72を使うこと
ができる。
【0163】 本発明の一実施例では、ダイアフラム72に最初孔がなくてもよい。それどこ
ろか、ダイアフラム72を切りまたは孔を明けて、オリフィス56を作り、その
サイズを調整する。
【0164】 同様に、ダイアフラム72または尿不浸透性膜は、単純にそこに一つ以上のス
リットを有して、オリフィス56を作りおよび/またはそのサイズを調整しても
よい。
【0165】 その代りに、装置20が最初のサイズのオリフィス56を備えてもよい。設け
た最初のオリフィス56は、予想する最大サイズの陰茎30を嵌めるに十分大き
く、または広いだろう。そこで幾つかの異なるダイアフラム72を着用者26に
提供するパッケージに含めることが出来るだろう。各ダイアフラム72は、最初
に設けたオリフィス56の直径より約25.4mm大きい外径であるのが好まし
い。この様に構成したので、交換ダイアフラム72の外周または外縁は、最初に
設けたオリフィス56より大きいだろう。
【0166】 ダイアフラム72の外縁または外周は、装置20に付け且つ使用するときに、
適当な構造的完全性を維持するために、剛性または半剛性であるのが好ましい。
【0167】 この代替実施例で、ダイアフラム72は、必ずしもハウジング36に物理的に
固着、または取付けしない。それどころか、ダイアフラム72をハウジング36
に押付け、陰茎30との摩擦嵌めによって適所に保持する。しかし、もし望むな
ら、ダイアフラム72をハウジング36に物理的に固着し、または取付けること
が出来る。
【0168】 ダイアフラム72は、ほぼその中間に配置したオリフィス56を有するだろう
。各オリフィス56は、異なるサイズの陰茎30に嵌まる大きさになっているだ
ろう。使用中、ダイアフラム72は、エンクロージャ44の内側またはエンクロ
ージャ側で陰茎30に容易に被せられるだろう。
【0169】 ダイアフラム72の使用は、着用者26に事によると陰茎30がハウジング3
6および関連するエンクロージャ44から抜出るかも知れないことを知らせる装
置としても役立つ
【0170】 ダイアフラム72は、この装置20内に含まれる濡れた吸湿材22と着用者2
6の皮膚の間の障壁としても機能する。
【0171】 最初に設けたオリフィス56に嵌まるに十分大きい陰茎30を有する着用者2
6に対しては、ダイアフラム72を使う必要がないだろう。
【0172】 男性着用者26間のサイズ差に対応する他の方法がある。例えば、異なるサイ
ズのオリフィス56を有する、多種多様な異なるサイズの装置20を製造、在庫
、および販売してもよい。
【0173】 その代りに、最初に設けるオリフィス56を、この装置20の使用に付いて予
想される最小陰茎30サイズ程に小さく出来る。そうすれば、この最初に設けた
オリフィス56を拡張、伸長、および/または切断して異なるサイズの男性着用
者26の配置に適応できる。
【0174】 例えば、図11に示すように、最初に設けるオリフィス56に、オリフィス5
6の中心から外方に拡がる、一つ以上のスリット、孔、または切れ目を設けるこ
とができる。この様な構造にするので、オリフィス56は、orisと同様に拡張し
て異なるサイズの男性着用者26の配置に適応できる。本質的に、中に大きな陰
茎30を配置すると、オリフィス56のサイズを自動的に拡張するだろう。
【0175】 本発明の更なる実施例では、円形または楕円形のオリフィス56を設ける代り
に、オリフィス56が単純にハウジング36に配置したスリットを含み、エンク
ロージャ44へ陰茎30を入れられるようにしてもよい。
【0176】 今度は図26および図27を参照すると、そこでは吸湿材22の幅および長さ
がハウジング36のエンクロージャ44の内部寸法を超える。例えば、この発明
者は、吸収材がエンクロージャ44の内部寸法より約152mm長く、51また
は76mm広いことを好む。
【0177】 従って、吸湿材22は、吸湿材22をエンクロージャ44に押込むために、水
平方向および垂直方向の両方に曲らねばならない。これは、吸湿材22にエンク
ロージャ44内で曲った、屈曲した、弓形の、またはカップ状の姿勢をとらせる
。曲った吸湿材22の一般的にくぼんだ部分または腹部は、エンクロージャ44
内で男性着用者26の陰茎30のための追加の空間またはスペース76をもたら
す。
【0178】 吸湿材22のこの追加寸法は、装置20の着用が高過ぎたときや、低過ぎたと
きのように、装置20を全く完全には配置しなかったときに、着用者26に追加
の吸収材も提供する。必要以上の吸湿材を提供することは、不足するよりよい。
【0179】 図26、図27、図28、図29および図30は、本発明の更なる実施例を示
し、そこではハウジング36のへり、縁、または周辺の少なくとも一部が一つ以
上の孔80、ボタン穴、切れ目、またはスリットを備え、それに再使用可能な、
改良スナップグロメットまたは接合ボタンのような、ファスナ82を挿入できる
。スナップグロメットは、織物90内に貫通グロメットがない場合に、止め具を
作るために使うことができる。
【0180】 更に詳しくは、図30が、小さい第1部分84と大きい第2部分86を有して
、それらをスペーサ88を介して一緒に結合するファスナ82を示す。この小さ
い第1部分84をハウジング36内に配置したボタン穴80に通して、着用者2
6のサポータ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、ストッキング、衣類またはアパ
レルの織物90に押付ける。次に、クリップ92を織物90の反対側からファス
ナ82の小さい第1部分84の方へ押付け、その上に引っかけまたはそれに固着
する。この様に配置して、小さい第1部分84を織物90に固着し、大きい第2
部分86をハウジング36に押付ける。これは、ハウジング36を織物90に固
着し、ハウジング36の織物90に対する位置を維持する。
【0181】 図30および図31は、ここで述べた目的を達成するクリップ92の第1実施
例を示す。図31は、もし望むなら、クリップ92を閉鎖第1位置と変形した、
開放第2位置の間で延長、伸長または変形してもよいことを示す。クリップ92
の変形は、クリップ92を織物90および下に横たわるファスナ82の小さい第
1部分84に固着する際に着用者26を助けるかも知れない。使用中、着用者2
6は、クリップ92の横ウイングを引張って引離すだろう。クリップ92を適正
に配置したとき、クリップ92を放し、するとそれは所定の位置へスプリングバ
ックし、ハウジング36を織物68に対して保持する。
【0182】 図28は、所望の仕事も達成する、クリップの代替、第2実施例92’を示す
。クリップ92’を使うとき、織物68および小さい第1部分84をクリップ9
2’の大きい方の孔に挿入し、クリップ92’を下方に滑らせてそれがそれを固
定する位置へ咬み込むようにする。
【0183】 他のクリップ設計には、ファスナ82の小さい第1部分84を織物90が捕え
て覆った後に、その周りに巻く、単純なゴムバンド、糸、紐、または線がある。
【0184】 その代りに、ハウジング36を着用者26のパンツ、パンティ、ショーツ等に
締結するためのボタンまたはその他の手段は、縫付け、膠接着、ボンド接着、粘
着、融着またはその他のハウジング36への直接固着でもよく、分離可能な要素
である必要はない。
【0185】 装置20は、交換および洗濯のために頻繁に取外すだろうから、この発明者は
、着用者26がファスナ82の所望の位置を着用者のサポータ、ショーツ、ブリ
ーフ、パンティ、ストッキング、衣類またはアパレルの織物90に消えないイン
クマーカで印すことを提案する。これは、装置20を織物90に再固着するとき
に、ファスナ82の適正な位置づけを容易にするだろう。
【0186】 その代りに、織物90がそれにハウジング36を固着するためのボタン、フッ
ク、スナップ、紐、またはその他の手段を備えることができよう。
【0187】 同様に、織物90が一つ以上の孔、ボタン穴、スリット、切れ目等を備え、そ
れを通して小さい第1部分84を直接挿入して固着してもよい。
【0188】 図29は、開口46および装置20のこの実施例のための開閉手段50を示す
。この発明者は、開閉手段50がベルクロの商標で販売されているようなマジッ
クテープを含むことを好むことに注意されたい。
【0189】 図32、図33、図34、図35、図36、図37および図38は、ダイアフ
ラム72またはオリフィスパネルの種々の異なる実施例を示す。更に詳しくは、
図32、図33、図34および図35に示し且つ類型化する実施例は、女性着用
者26が使うことを意図する。一方、図36、図37および図38に示し且つ類
型化する実施例は、男性着用者26が使うことを意図する。
【0190】 この発明の意図は、ダイアフラム72を一般的に弾力のある、柔軟な、展性の
ある、尿不浸透性の膜または材料から作ることである。例えば、ダイアフラム7
2を柔らかい、独立気泡の、非アレルギー性の、尿不浸透性の、発泡プラスチッ
ク、ラテックス、または発泡ゴム材料から作ることができる。
【0191】 女性着用者26が使用中、ダイアフラム72は、身体の尿24を放出する部分
に押付けられるだろう。従って、ダイアフラムが女性着用者26の身体の輪郭に
順応するように、ダイアフラム72を非常に柔らかい発泡プラスチック、ラテッ
クス、またはゴム材料から作るのが好ましい。
【0192】 この発明の上述の実施例では、ダイアフラム72またはオリフィスパネルが尿
ぴょび/または陰茎30が通るオリフィス56の周辺を含み、または形成する。
【0193】 例えば、図33、図34および図35は、それぞれ、逐次大きいオリフィス5
6を各々有するダイアフラム72を次々に示す。男性着用者26は、幾つかの異
なるサイズのダイアフラム72から装置20内に着用するのに最も快適で、しか
もここに説明した目的を達成するダイアフラム72を選択するだろう。着用者2
6が選択できるダイアフラム72の各々は、中に異なるサイズのオリフィス56
を有するだろう。オリフィス56の適正サイズは、それに挿入する着用者26の
陰茎30のサイズによって大部分決る。
【0194】 使用中、男性着用者26は、自分の陰茎30をオリフィス56に挿入して、エ
ンクロージャ44の中へ直接排尿24する。ダイアフラム72または尿不浸透性
膜は、この発明の使用中、着用者26の陰茎30を適正位置に保持し且つ尿24
または悪臭がエンクロージャ44から逃げるのを防ぐ役割をする。
【0195】 その代りに、上に説明したように、ダイアフラム72、オリフィスパネル、ま
たは尿不浸透性膜が、男性着用者26の陰茎30の周長に適応するために、図1
、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11および/
または図12に示す、サイズ調節可能、修正可能、および/または拡張可能なカ
フス、ワイパ、座金等を含んでもよい。
【0196】 図1、図2、図3、図36、図37および図38に示すように、ダイアフラム
72または尿不浸透性膜が、一般的に切頭円錐テーパを持つことが出来る。
【0197】 図1、図2および図3に示す実施例では、ダイアフラム72の切頭円錐テーパ
の末端96がオリフィス56開口の直径に比べて直径が小さい。言換えれば、こ
の切頭円錐テーパが、カフス状またはスリーブ状にエンクロージャ44の中へ内
方に伸び、オリフィス56開口から離れる。この実施例は、男性着用者26が使
うだろう。
【0198】 図36、図37および図38に示す実施例では、ダイアフラム72の切頭円錐
テーパがオリフィス56開口の直径より大きい直径の末端96および96’を有
する。この切頭円錐テーパの末端96および96’は、ハウジング36から外方
に伸び、およびオリフィス56開口から離れる。これらの実施例では、ダイアフ
ラム72または尿不浸透性膜が着用者26の尿24をオリフィス56を通して吸
湿材22によって吸収されるように注ぎ且つ導く。この実施例は、女性着用者2
6が使うだろう。言換えれば、ハウジング36の外部に位置するダイアフラム7
2の部分が幾らか漏斗形で、その末端の方へ僅かに拡がっている。
【0199】 本質的に、この発明を女性着用者26が使うとき、一般的に漏斗形の、円錐形
テーパの付いた、尿不浸透性膜またはダイアフラム72が、女性着用者26の骨
盤、外陰部、陰毛、性器、泌尿器、または外部尿路領域の方へおよび/またはそ
れらに押付け、そこで尿道が身体から尿を放出し、その尿を捕えてハウジング3
6の中にあるオリフィス56の方へおよびそれを通してエンクロージャ44の中
へ向け、吸湿材22によって吸収されるようにする。
【0200】 女性着用者26は、ダイアフラム72の最外末端96’を大陰唇または小陰唇
に押付け若しくはそれに隣接させ、または少なくともそれに近付けると、装置2
0の使用がもう少し快適であることを見出すかも知れない。拡大した、漏斗形の
、円錐テーパ付き尿不浸透性膜またはダイアフラム72の目的は、出来るだけ多
くの尿24を捕え、尿24を吸湿材22の方へ注ぎ、導くことである。この実施
例での、ダイアフラム72の深さまたは長さは、約13ないし51mmであるこ
とを予想する。勿論、ダイアフラム72は、ここに示す目的を達成する限り、深
さが上述のサイズより大きくても小さくてもよい。
【0201】 同様に、ダイアフラム72は、この発明の目的を達成するために、どんな所望
のサイズ、形状、長さ、深さ、幅、および厚さを含んでもよい。
【0202】 図36および図37に示す実施例と図38の示す実施例の間の主な差異は、後
者の実施例がチャンネル97、スロット、セレーション、導管、開口等を含み、
それを通して尿24が吸湿材22上に拡がるかも知れないことである。この実施
例は、女性着用者26が排尿して、尿24の流れが吸湿材22の尿24を迅速に
吸収する能力を超える状況を防ぐことを意図する。チャンネル97が吸湿材22
と接触するので、チャンネル97が尿24を吸湿材22の側面上に拡げることが
出来、且つ他の場合に利用できるより大きい表面積をカバーする。
【0203】 一旦ダイアフラム72を選択すると、このダイアフラム72をハウジング36
に固着する。その代りに、ダイアフラム72をハウジング36内に一体に作るこ
とができる。
【0204】 この発明の好適実施例では、剛性または半剛性支持部材94、はと目、座金、
支持リング、Oリング、Cリング、tリング等をハウジング36に固定し、また
は一体に作る。例えば、支持部材94を、ハウジング36内に作ったオリフィス
56の縁の周りに位置するように、ハウジング36に固定することが出来る。支
持部材94は、基本的にダイアフラム72のハウジング36への、更に詳しくは
後パネル42への取付を確実にし且つ支援するための手段を提供する。
【0205】 本質的に、支持部材94は、好ましくは形状が円形または楕円形の、半剛性ま
たは剛性のへりを形成する。それ自体の平面内で、その周辺があまり変らないこ
とを意図する。しかし、支持部材94は、曲って着用者26の構造にぴったりと
合い、または適合するように、一般的にそれに垂直な平面のような、他の方向に
、少なくとも部分的に柔軟であってもよい。この支持部材は、プラスチックから
作り、厚さが約6.4ないし3.2mmであるのが好ましい。
【0206】 この発明の好適実施例では、支持部材94を柔らかく、柔軟なプラスチックハ
ウジング36に膠付けまたは融着する。ハウジング36は、単純に、互いに適当
に接着または融着した、1対のプラスチックシートから作る。従って、支持部材
94は、かなり堅い縁または構造体となり、ダイアフラム72をそれに取付ける
ために頼りになる。
【0207】 図32、図33、図34、図35、図36、図37および図38を参照して、
図示するダイアフラム72またはオリフィスパネルは、各々一般的に、オリフィ
ス56の周辺でハウジング36に取外し可能に固着できる、一般的に弾力のある
、柔軟な、取外し可能な、尿不浸透性のグロメット98、シンブル、ソケット、
ワイパリング、口広カップ、段付き座金、漏斗、またはレースを形成する。グロ
メット98は、その首の周りに単一溝100若しくはチャンネル、または複数の
溝若しくはチャンネルを有してもよい。溝100は、グロメット98の外若しく
は外部縁、周囲、または表面の周りに配置するのが好ましい。
【0208】 溝100、シートまたはへこみは、グロメット98のサイズに対して非常に輪
郭のはっきりした、または深いのが好ましい。溝100の底若しくは内径、また
はその直径は、支持部材94の内径とほぼ等しくあるべきである。従って、グロ
メット98をハウジング36内にあるオリフィス56に挿入できる。
【0209】 グロメット98の約半分をエンクロージャ44内に配置する。グロメット98
の他の半分をエンクロージャ44の外側に配置する。しかし、ハウジング36に
固着する支持部材94またはリングは、丁度溝100に嵌まる。従って、グロメ
ット98は、ハウジング36から間違って飛出し、または追出されることはない
だろう。支持部材94は、発泡ゴムグロメット98の首の溝100内に直接はセ
ットされないだろう。
【0210】 使用中、グロメット98は、その直径を縮めるために、一時的につぶし、また
は折返す。次に、グロメット98をオリフィス56の内部空洞に挿入し、その元
のサイズに拡がり戻らせる。グロメット98がその元のサイズに拡がると、さも
なければオリフィス56を形成する、ハウジング36の内縁102および/また
は支持部材94が溝100の方に向けられ、その中に保持される。
【0211】 更に詳しくは、グロメット98が、エンクロージャ44内に配置され、直径が
ハウジング36のオリフィス56の直径より広い、内部リップ104またはフラ
ンジを有する。同様に、グロメット98は、エンクロージャ44の外側に配置さ
れ、直径がハウジング36のオリフィス56の直径より広い、外部リップ106
またはフランジを有する。
【0212】 この様に配置し、ハウジング36に固着するとき、グロメット98は、所定の
位置に保持され、グロメット98を再びつぶしまたは折返してそこから取出すま
で、ハウジング36との係合から離脱するのを阻止される。
【0213】 その代りに、グロメット98は、ハウジング36に固着しまたはそこから取出
すために、つぶしまたは折返す必要がない。そうではなくて、後パネル42を拡
張可能または伸長可能な材料で作り、そうすれば後パネル42を取付のためにグ
ロメット98上に引張って被せることが出来る。この発明のこの実施例では、支
持部材94を使う必要がなく、またはそれも引張ってグロメット98上に被せ、
溝100内に置くために、拡張または伸長するための手段を備えてもよい。
【0214】 装置20は、望むとき捨てることが出来るが、ハウジング36、およびダイア
フラム72またはグロメット98は、洗濯および再使用できる材料で作るのが好
ましい。
【0215】 ここの開示した手段および構成は、例のためであり、主としてこの発明を実施
する、好適な幾つかの代替形を含む。図面は、この発明の好適な幾つかの代替実
施例を描くが、他の実施例を上記および以下の本文で説明する。当業者は、開示
した器具および装置が多種多様な設計、形状、および構成を有してもよいことが
分るだろう。その上、この発明が関係する当業者は、前記の教示をこの発明の種
々の修正形、その他の実施例、および代替形を作る際に考慮するかも知れない。
【0216】 従って、この発明は、ここに示す特別な実施例または特定の特徴に限定されな
いことを理解すべきである。これとは反対に、この発明者は、この発明を、均等
論で適正に解釈して、請求項の正当で有効な範囲内に入る全ての代替形、修整、
均等物、および代替実施例を含む、その種々の形で請求する。
【0217】 (産業上の利用可能性) 本発明は、尿失禁または膀胱の制御喪失に悩む人は誰でも使うことができる。
それは、病院、診療所、育児室、養護ホーム内で、および一般小口個人使用に使
うことができる。本質的に、本発明は、この発明が提供する簡単で、確実で、容
易に使える装置から利益を得られる人または患者は誰でも使うことができる。こ
の発明の装置は、コンパクトで、目立たず、効率的で、耐久性があり、頑丈で、
容易に作れ、および製造が安価且つ経済的である。使用の快適さは、従来の既知
の装置に比べて劇的に増す。従来の既知の装置に比べた装置の複雑さが非常に減
る。装置のかさ高さは、着用者のニーズに依って、最小に出来る。次にこれが着
用者に非常な自信と自由をもたらす。この発明は、尿失禁に悩む人が経験するか
も知れない、不便さ、きまりの悪さ、自意識偏執症も最小にする。
【0218】 伝統的および/または非伝統的製造装置および手順を、ここの教示する目的を
達成するためにそれ程変更せずに、この発明を作るために使うことができる。
【0219】 一旦製造すると、本発明の装置は、容易に運搬、保管、および最少量のスペー
スを使って着用できる。従って、この発明は、この装置を入れて出荷するために
必要な包装サイズおよび貨物積込場所を最小にする。次にこれが運搬および保管
コストを低減する。
【0220】 本発明は、全国および海外を通じて、殆ど全ての食品雑貨店、コーナマーケッ
ト、公衆便所等で容易に買える、大量生産した、市販のおむつおよび吸湿パッド
を組込めるという特別な利益を有する。更に、そのような大量生産したおむつお
よびパッドを使えるので、着用者は、そのような吸収材を非常な競争値段で買う
ことが出来る。失禁に悩む人は、もう途方もない料金を払う必要がなく、または
尿吸収要求に対応するために医療用品会社から特注の装置を買う必要がない。
【0221】 本発明は、多種多様に異なる取付けまたは固定機構またはシステムを提供する
。1サイズで全てに適合する装置を生産し、各パッケージに異なるサイズおよび
形状のグロメットを設けることによって、さもなければこの発明の多数の異なる
サイズを保管する必要をなくせる。更に、男でも女でも、単一パッケージに含ま
れる装置を使うことができる。不必要なグロメットは、簡単に捨てられる。
【0222】 従って、個人および生活様式の広い人口統計グループの要求が、ここに教示す
る構造の一つ以上を使うことによって満たされるだろう。それで、この発明に対
する潜在的消費者基盤がこれまでの既知の装置に対して利用できたであろうもの
よりかなり広いだろうことが予期される。本発明の範囲および多用途性も以前に
知られる装置より遙かに広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この開示の教示による本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】 図1で線II−IIが定める平面に沿って見た、本発明の第1実施例の断面、側面
立面図である。
【図3】 図1で線III−IIIが定める平面に沿って見た、オリフィスの第1実施例の拡大
、部分、断面、側面立面図である。
【図4】 着用者に固着した本発明の第1実施例の部分、側面立面、概略図である。
【図5】 この開示の教示による本発明の第2実施例の平面図である。
【図6】 図5で線VI−VIが定める平面に沿って見た、本発明の第2実施例の断面、側面
立面図である。
【図7】 図5で見た、オリフィスの第2実施例の拡大、部分、平面図である。
【図8】 僅かに大きい開口がある、図7で見たオリフィスの第2実施例の拡大、部分、
平面図である。
【図9】 図5で線IX−IXが定める平面に沿って別の方向に見た、男性着用者の陰茎の少
なくとも一部を挿入できるオリフィスの第2実施例の部分、断面、側面立面、概
略図である。
【図10】 この開示の教示による本発明の第3実施例の平面図である。
【図11】 スリット付き、孔明き、または拡張可能開口がある、オリフィスの第3実施例
の拡大、部分、平面図である。
【図12】 この開示の教示による本発明の第4実施例の平面図である。
【図13】 この開示の教示による本発明の第5実施例の透視図である。
【図14】 この開示の教示による本発明の第6実施例の透視図である。
【図15】 この開示の教示による本発明の第7実施例の透視図である。
【図16】 着用者に固着した本発明の第7実施例の部分、正面立面、概略図である。
【図17】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して上方に向けた、本発明の第7実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図18】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して下方に向けた、本発明の第7実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図19】 この開示の教示による本発明の第8実施例の正面透視図である。
【図20】 図19に示す、本発明の第8実施例の背面平面図である。
【図21】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して下方に向けた、本発明の第8実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図22】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して上方に向けた、本発明の第8実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図23】 この開示の教示による本発明の第9実施例の正面透視図である。
【図24】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して下方に向けた、本発明の第9実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図25】 男性着用者の陰茎の少なくとも一部をオリフィスに挿入し、この陰茎を全体と
して上方に向けた、本発明の第9実施例の拡大、部分、断面、側面立面、概略図
である。
【図26】 吸湿材の幅および長さが対応するハウジングエンクロージャの内部寸法より大
きく、これがこの吸湿材に、このエンクロージャに挿入したとき、一般的に屈曲
または湾曲した形状をとらせる、この開示の教示による本発明の第10実施例の
透視図である。
【図27】 図26で線27−27が定める平面に沿って見た、本発明の第10実施例の断
面、平面図である。更に、陰茎の受入れ領域を示し、上記受入れ領域は、ハウジ
ングエンクロージャ内の吸湿材の一般的にくぼんだ姿勢によって作られる。
【図28】 本発明の第10実施例の部分、拡大、透視図で、ハウジングを着用者のブリー
フ、ボクサーショーツ、またはその他のアパレル若しくは衣類に固着するための
好適手段を示す。
【図29】 本発明の第10実施例の正面透視図で、この発明の好適開閉手段を示す。
【図30】 図28で線30−30が定める平面に沿って見た、本発明の第10実施例の部
分、拡大、断面図である。
【図31】 ハウジングを着用者のブリーフ、ボクサーショーツ、またはその他のアパレル
若しくは衣類に固着するための代替手段の拡大、透視図である。この固着手段を
閉位置と開位置の両方で示す。
【図32】 本発明の第10実施例の部分、拡大、分解、透視図で、更に、取外し可能グロ
メット、半剛性または剛性裏当て、およびオリフィスを囲むハウジングの一部を
示す。
【図33】 グロメット内の開口、オリフィス、または穴のサイズが比較的小さい、本発明
の第10実施例の部分、拡大、断面図である。
【図34】 グロメット内の開口、オリフィス、または穴のサイズが比較的中間の、本発明
の第10実施例の部分、拡大、断面図である。
【図35】 グロメット内の開口、オリフィス、または穴のサイズが比較的大きい、本発明
の第10実施例の部分、拡大、断面図である。
【図36】 本発明の第11実施例の拡大、透視図で、この発明を女性が使えるようにする
、代替構造の取外し可能グロメットを示す。
【図37】 本発明の第11実施例の部分、拡大、断面図である。
【図38】 本発明の第12実施例の部分、拡大、断面図で、吸湿材への尿のより迅速な吸
収を容易にする溝またはチャンネルのある、更なる代替構造の取外し可能グロメ
ットを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエストおよび外部尿路を有する、失禁の人の尿を吸収する
    ための吸湿材を包蔵するための装置であって: (a)前パネルと後パネルを有するハウジングで、上記前パネルを上記後パネル に取付けまたはそれと一体に作って一般的に柔軟な、尿不浸透性スリーブ を形成し、上記ハウジングが上記前パネルと上記後パネルの間にエンクロ ージャを形成し、上記ハウジングが上記エンクロージャへの選択的アクセ スを可能にする少なくとも一つの開口を有し、上記ハウジングが上記エン クロージャ内にこの吸湿材を取出し可能に保持でき、上記開口を通して、 この吸湿材を上記エンクロージャに出し入れし、上記ハウジングが上記開 口を選択的に開閉するための手段を有し、上記ハウジングが上記後パネル 内にオリフィスを有し、それを通してこの人の尿を注ぐことができ、その 尿を上記ハウジング内に包蔵する吸湿材で吸収するハウジング;および (b)この外部尿路を上記オリフィスに対して若しくはそれに隣接して並置し、 または上記オリフィスを通して上記エンクロージャに挿入するように、上 記ハウジングをこの人に対して若しくはそれに隣接して並置するための手 段を組合せて含む装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置に於いて、上記ハウジングが上記
    エンクロージャへの選択的アクセスを可能にする少なくとも第1開口および開2
    開口を有し、上記第1開口および上記第2開口を一般的に上記エンクロージャの
    対向する端に配置し、上記ハウジングが上記第1開口を選択的に開閉するための
    手段を有し、上記ハウジングが上記第2開口を選択的に開閉するための手段を有
    し、上記ハウジングがこの吸湿材を上記第1開口と上記第2開口のどちらかから
    でも選択的に出し入れ出来るようにする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された装置に於いて、上記前パネルおよび上
    記後パネルのそれらの中間部近くの幅が、上記前パネルおよび上記後パネルの上
    記第1開口および上記第2開口近くの幅に比べて狭い装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された装置に於いて、上記後パネル内の上記
    オリフィスを、上記ハウジングに固着しまたはそれと一体に作ったオリフィスパ
    ネルによって形成する装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された装置に於いて、上記オリフィスパネル
    が一般的に弾力のある、柔軟な、尿不浸透性膜を含む装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された装置に於いて、上記オリフィスのサイ
    ズを調節するために、上記尿不浸透性膜を切りまたは穴開けしてもよい装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜が、
    上記オリフィスのサイズ調節に対応するために、上記オリフィスに隣接する少な
    くとも一つのスリットを有する装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜が、
    上記オリフィスから離れて内方に伸びる、上記オリフィスより小径の、一般的に
    切頭円錐形のテーパを有する装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜が、
    上記オリフィスから離れて外方に伸びる、上記オリフィスより大径の、一般的に
    切頭円錐形のテーパを有し、上記尿不浸透性膜が漏斗形になってこの人の尿を上
    記オリフィスを通してこの吸湿材によって吸収されるように向ける装置。
  10. 【請求項10】 請求5項に記載された装置に於いて、上記オリフィスパネ
    ルが、上記オリフィスの周辺で上記ハウジングに取外し可能に固着した、一般的
    に弾力のある、柔軟な、尿不浸透性グロメットを含む装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された装置に於いて、上記グロメットが
    、更に、女性の外部尿路の方へ押付けられる、一般的に漏斗形の部分を含む装置
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された装置に於いて、上記グロメットの
    上記漏斗形部分を、一般的に柔軟な、柔らかい、展性のある、独立気泡材料で作
    った装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載された装置に於いて、上記オリフィスパネ
    ルが、更に、上記ハウジングに固着しまたはそれと一体に作った、剛性または半
    剛性の支持部材を含み、上記支持部材を上記オリフィスの周りに配置した装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載された装置に於いて、上記並置手段が、一
    般的に、上記ハウジングに固着する、少なくとも一つのウエストバンドを含み、
    上記ウエストバンドをこの人のウエストの周りに固着できる装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドが、一般的に、この人のウエストの周りに固着、スナップ、クリップ、締結、
    または結び付け出来る、少なくとも1本のコード、ベルト、バンド、またはスト
    ラップを含む装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドが、更に、上記ウエストバンドの周長を少なくとも部分的に調節するための手
    段を含む装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドを少なくとも部分的に一般的弾性材料で作った装置。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載された装置に於いて、上記並置手段が、更
    に、上記ハウジングをこの人に対してまたは隣接して配置するために、サポータ
    、ショーツ、ブリーフ、パンティ、ストッキング、衣類、またはアパレルを含む
    装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載された装置に於いて、上記並置手段が、
    更に、上記ハウジングの上記前パネルに固着した、少なくとも一つの粘着材料の
    ストリップも含み、上記粘着材料は、上記ハウジングをこの人に対してまたは隣
    接して更に位置付けるために、上記サポータ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、
    ストッキング、衣類、またはアパレルの内面に押付けられ得る装置。
  20. 【請求項20】 ウエストおよび外部尿路を有する、失禁の人の尿を吸収す
    るための装置であって: (a)前パネルと後パネルを有するハウジングで、上記前パネルを上記後パネル に取付けまたはそれと一体に作って一般的に柔軟な、尿不浸透性スリーブ を形成し、上記ハウジングが上記前パネルと上記後パネルの間にエンクロ ージャを形成し、上記ハウジングが上記エンクロージャへの選択的アクセ スを可能にする少なくとも一つの開口を有し、上記ハウジングが上記開口 を選択的に開閉するための手段を有するハウジング; (b)この失禁の人の尿を吸収するための吸湿材で、上記ハウジングが上記エン クロージャ内に上記吸湿材を取出し可能に保持でき、上記開口を通して、 上記吸湿材を上記エンクロージャに出し入れし、上記ハウジングが上記後 パネル内にオリフィスを有し、それを通してこの人の尿を注ぐことができ 、その尿を上記ハウジング内に包蔵されて吸収するする吸湿材;および (c)この外部尿路を上記オリフィスに対して若しくはそれに隣接して並置し、 または上記オリフィスを通して上記エンクロージャに挿入するように、上 記ハウジングをこの人に対して若しくはそれに隣接して並置するための手 段を組合せて含む装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載された装置に於いて、上記ハウジングが
    上記エンクロージャへの選択的アクセスを可能にする少なくとも第1開口および
    開2開口を有し、上記第1開口および上記第2開口を一般的に上記エンクロージ
    ャの対向する端に配置し、上記ハウジングが上記第1開口を選択的に開閉するた
    めの手段を有し、上記ハウジングが上記第2開口を選択的に開閉するための手段
    を有し、上記ハウジングが上記吸湿材を上記第1開口と上記第2開口のどちらか
    からでも選択的に出し入れ出来るようにする装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載された装置に於いて、上記前パネルおよ
    び上記後パネルのそれらの中間部近くの幅が、上記前パネルおよび上記後パネル
    の上記第1開口および上記第2開口近くの幅に比べて狭い装置。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載された装置に於いて、上記後パネル内の
    上記オリフィスを、上記ハウジングに固着しまたはそれと一体に作ったオリフィ
    スパネルのによって形成する装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載された装置に於いて、上記オリフィスパ
    ネルが一般的に弾力のある、柔軟な、尿不浸透性膜を含む装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載された装置に於いて、上記オリフィスの
    サイズを調節するために、上記尿不浸透性膜を切りまたは穴開けしてもよい装置
  26. 【請求項26】 請求項24に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜
    が、上記オリフィスのサイズ調節に対応するために、上記オリフィスに隣接する
    少なくとも一つのスリットを有する装置。
  27. 【請求項27】 請求項24に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜
    が、上記オリフィスから離れて内方に伸びる、上記オリフィスより小径の、一般
    的に切頭円錐形のテーパを有する装置。
  28. 【請求項28】 請求項24に記載された装置に於いて、上記尿不浸透性膜
    が、上記オリフィスから離れて外方に伸びる、上記オリフィスより大径の、一般
    的に切頭円錐形のテーパを有し、上記尿不浸透性膜が漏斗形になってこの人の尿
    を上記オリフィスを通してこの吸湿材によって吸収されるように向ける装置。
  29. 【請求項29】 請求項24に記載された装置に於いて、上記オリフィスパ
    ネルが、上記オリフィスの周辺で上記ハウジングに取外し可能に固着した、一般
    的に弾力のある、柔軟な、尿不浸透性グロメットを含む装置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載された装置に於いて、上記グロメットが
    、更に、女性の外部尿路の方へ押付けられる、一般的に漏斗形の部分を含む装置
  31. 【請求項31】 請求項30に記載された装置に於いて、上記グロメットの
    上記漏斗形部分を、一般的に柔軟な、柔らかい、展性のある、独立気泡材料で作
    った装置。
  32. 【請求項32】 請求項24に記載された装置に於いて、上記オリフィスパ
    ネルが、更に、上記ハウジングに固着しまたはそれと一体に作った、剛性または
    半剛性の支持部材を含み、上記支持部材を上記オリフィスの周りに配置した装置
  33. 【請求項33】 請求項20に記載された装置に於いて、上記並置手段が、
    一般的に、上記ハウジングに固着する、少なくとも一つのウエストバンドを含み
    、上記ウエストバンドをこの人のウエストの周りに固着できる装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドが、一般的に、この人のウエストの周りに固着、スナップ、クリップ、締結、
    または結び付け出来る、少なくとも1本のコード、ベルト、バンド、またはスト
    ラップを含む装置。
  35. 【請求項35】 請求項33に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドが、更に、上記ウエストバンドの周長を少なくとも部分的に調節するための手
    段を含む装置。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載された装置に於いて、上記ウエストバン
    ドを少なくとも部分的に一般的弾性材料で作った装置。
  37. 【請求項37】 請求項20に記載された装置に於いて、上記並置手段が、
    更に、上記ハウジングをこの人に対してまたは隣接して配置するために、サポー
    タ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、ストッキング、衣類、またはアパレルを含
    む装置。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載された装置に於いて、上記並置手段が、
    更に、上記ハウジングの上記前パネルに固着した、少なくとも一つの粘着材料の
    ストリップも含み、上記粘着材料は、上記ハウジングをこの人に対してまたは隣
    接して更に位置付けるために、上記サポータ、ショーツ、ブリーフ、パンティ、
    ストッキング、衣類、またはアパレルの内面に押付けられ得る装置。
  39. 【請求項39】 請求項20に記載された装置に於いて、上記の人が陰茎を
    上記オリフィスを通して少なくとも部分的に上記エンクロージャ内に挿入して、
    この陰茎から漏れる尿を上記吸湿材で吸収されるようにする装置。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載された装置に於いて、上記並置手段が、
    一般的に、上記ハウジングおよびこの人の陰茎の周りに固着できる、少なくとも
    一つのバンドを含む装置。
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