JP2001512372A - インベストメントキャスティングにおける混入物のイメージング法 - Google Patents

インベストメントキャスティングにおける混入物のイメージング法

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Abstract

(57)【要約】 金属または合金物品をインベストメントキャスティング型を使用してキャストする。ここで、前記型の上塗と、恐らく1またはそれ以上の前記型の支持層は混入物をイメージングするのに充分な量で実質的に均一に全体に分配されたイメージング剤を含んでなる。このイメージング剤、典型的には金属酸化物または金属塩はホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる群から選択される材料を含んでなる。前記上塗は耐熱材料と前記イメージング剤との完全な混合物からなると好ましい。また、前記上塗は複数の型形成材料および/または複数種のイメージング剤を含むことができる。その後、前記金属または合金物品はN線分析により混入物に対して分析される。また、この方法は、この金属または合金をX線分析により分析する段階をも含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 インベストメントキャスティングにおける混入物のイメージング法発明の技術分野 本発明はインベストメントキャスティング型の少なくとも上塗(facecoat)にイ メージング剤を含むインベストメントキャスティング型の製造法に関し、また、 このような型を使用して製造した金属または合金物品中の混入物のイメージング 法に関する。発明の技術背景 インベストメントキャスティングとは金属または合金物品(注入成形品ともい う)を、このような物品の形の内部空間を備える型中で溶融金属または合金を固 化することにより、成形する方法である。この型は所望の物品の形に形成された 蝋型に型形成材料の層を連続的に適用することにより形成される。この蝋型に適 用された第1層(上塗という)はキャスティング工程の間、注入成形品である金 属または合金に接触する。上塗を形成するのに使用した材料および恐らくこの型 の他の「支持(backup)」層はキャスティング工程の間薄片にはがれ、溶融金属 または合金中に埋まるようになる。その結果、この金属または合金物品には「混 入物」といわれる材料のような、この物品の一部であることを意図しない材料が 含まれる。 多くの産業、特に航空宇宙産業には混入物の許容できる量および/または寸法 について厳重な仕様事項がある。注入成形品中の混入物の位置の検出は困難であ り、本発明以前には検出できないこともあった。検出された場合には混入物を金 属物品から除去し、この物品を修理して、構造的完全を保つ。 チタンはインベストメントキャスティング産業において主として断面が比較的 小さいキャスティング物品に使用される。しかし、今日インベストメントキャス ティングは以前に注入成形した物品より非常に大きい断面を有する航空機の構造 部品の製造用に考えられている。比較的薄い物品中の混入物はX線分析を使用し て検出できる。例えば、酸化トリウムおよびタングステンはインベストメントキ ャスティング用の型を製造するのに耐熱物として使用される。酸化トリウムおよ びタングステンはチタン注入成形品中でX線分析により検出できることもある。 この理由は酸化トリウムとタングステンの密度はチタンの密度との間に、酸化ト リウムまたはタングステン由来の混入物をイメージングするのに充分な差がある からである。また、イットリアの上塗を備えた型を使用して注入成形させた比較 的小さい断面の物品についても一般に同様である。イットリアとチタンの間の密 度の差はエンジン部品のような比較的薄い部品において検出するのに充分である 。しかし、インベストメントキャスティングにより製造される物品の厚さが、種 々の要因、主に注入成形部品の厚さ、注入成形品である金属または合金のタイプ 、混入物の寸法、および型を形成するのに使用する材料により決定される限界厚 さを超えて増加すると、チタンまたはチタン合金中のイットリア混入物をイメー ジングするのに、X線検出を使用できない。また、上塗材料と注入成形品である 金属の密度差が不充分である場合、あるいは混入物の寸法が非常に小さい場合に は混入物をX線によっては検出できない。 本発明以前にはキャスティング産業では熱中性子ラジオグラフィー(N線)イ メージング剤が使用された。例えば、ASTM(American Society for Testing and Materials)発行No.E748−95には「インベストメントキャストタ ービンフルード中のセラミック残査のような材料の検出に対比([c]ontrast)剤 が役立つ」と記載されている(ASTM E 748−95,p5初め46行あ たり)。この引用は、セラミックコアの周りに金属を初めに固化することにより 製造する内部空間を備えた物品についてN線を使用してセラミック残査を検出す ることに言及している。このセラミックコアを除去して空間を形成し、その後、 硝酸ガドリニウムの溶液をこの空間に入れる。硝酸ガドリニウム溶液はこの空間 に長く留まり、この物品の表面にある孔質セラミックコア残査に充分に侵入する 。その後、この残査をN線によりイメージングできる。しかし、この方法は混入 物をイメージングするためには機能しない。発明の概要 本発明は比較的厚い注入成形品中に埋まった混入物イメージングの問題を提起 する。この方法の1つの特徴は、キャスティングの前にインベストメントキャス ティング型中に、特に型の上塗中に、イメージング剤を組み入れることであり、 その結果注入成形物品中の混入物をイメージングできる。 本発明の方法の1つの態様は、混入物をイメージングするのに充分な量のイメ ージング剤を含むキャスティング型を使用して製造した注入成形金属または合金 物品を提供し、その後でN線分析によりこの物品が混入物を有するか否かを判定 することを含む。注入成形金属または合金物品の提供段階はN線イメージング剤 を含むキャスティング型を提供し、その後でこのキャスティング型を使用して金 属または合金物品を注入成形することを含むことができる。典型的に、この型の 上塗および恐らく1またはそれ以上の型の支持層は混入物をイメージングするの に充分な量で実質的に均一に全体に分配されたイメージング剤を含む。その後、 この物品をN線イメージングにより混合物について分析する。また、この方法は X線イメージングにより金属または合金を分析する段階を含むことができる。こ の方法は、チタンまたはチタン合金物品のような比較的厚い物品(この物品の少 なくとも1部分は約2インチより厚い)中の混入物を検出するのに特に適してい る。「混入物」とは型の上塗に由来する混合物のような、キャスティングに望ま しくない材料をいう。あるいは「混入物」は強度強化繊維のような、キャスティ ング中に含まれるべき材料をいい、この場合、この繊維をイメージング剤でコー トすることができ、あるいは繊維およびイメージング剤の完全に混合した混合物 を製造し使用することができる。検出した有害な混合物は従来法で除去する。 単一のあるいは複数種のイメージング剤および単一あるいは複数種の型形成材 料を含む簡単な2成分系混合物を使用できる。好ましくは本発明は耐火材料の完 全な混合物、イメージング剤の完全な混合物、および/または単一のあるいは複 数種のイメージング剤と単一あるいは複数種の耐熱材料の完全な混合物等、本発 明を実施するのに使用される材料の完全な混合物を形成することを含む。完全な 混合物は多くの方法で製造できるが、好ましい方法はイットリア等の型形成材料 をガドリニア等のイメージング剤でか焼または融合することである。 物品の一次減衰係数とイメージング剤の一次減衰係数との差は物品全体につい て混入のN線イメージングができるのに充分でなければいけない。典型的には、 イメージング剤は材料、通常はホウ素(例えばTiB2)、ネオジム、サマリウム、 ユウロピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッ テルビウム、ルテチウム、イリジウム、ホウ素、これらの物理的混合物、および これらの化学的混合物からなる群から選択される金属を含む。このような金属を 含む適当なイメージング剤の例としては、金属酸化物、金属塩、金属間化合物、 およびホウ化物が挙げられる。ガドリユウムはチタン合金注入成形品中の混合物 をイメージングするために好ましいイメージング剤である。 上塗スラリーを作るのに使用する耐火材料は、典型的に約0.5〜約100重 量%、より典型的には約1〜約100重量%、さらに典型的には約1〜約65重 量%、好ましくは約2〜約25重量%のイメージング剤を含む。図面の説明 図1Aは3つの上塗模造混入物を有する混入物含有供試バーのN線イメージで あり、図中、「aa」はイットリアと2.58重量%のガドリニアの混合物であ り、「ab」はイットリアと25.97重量%のガドリニアの混合物であり、「 3」は100重量%のイットリアである標準を示す。 図1Bは3つの上塗模造混入物を有する混入物含有供試バーのN線イメージで あり、図中、「ba」はイットリアと13.11重量%のサマリアの混合物であ り、「bb」はイットリアと5.14重量%のガドリニアの混合物であり、「3 」は100重量%のイットリアである標準を示す。 図1Cは3つの上塗模造混入物を有する混入物含有供試バーのN線イメージで あり、図中、「ca」はイットリアと56.03重量%のサマリアの混合物であ り、「cd」はイットリアと30.8重量%のサマリアの混合物であり、「3」 は100重量%のイットリアである標準を示す。 図1Dはか焼したイットリアと45重量%のジスプロシアを含む上塗模造混入 物を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図1Eはか焼したイットリアと62重量%のジスプロシアを含む上塗模造混入 物を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図1Fはか焼したイットリアと1重量%のジスプロシアを含む上塗模造混入物 を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Gはか焼したイットリアと14重量%のガドリニアを含む上塗模造混入物 を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Hはか焼したイットリアと60重量%のガドリニアを含む上塗模造混入物 を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Iはか焼したイットリアと14重量%のサマリアを含む上塗模造混入物を 有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Jはか焼したイットリアと27重量%のサマリアを含む上塗模造混入物を 有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Kはか焼したイットリアと27重量%のガドリニアを含む上塗模造混入物 を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図2Lはか焼したイットリアと39重量%のガドリニアを含む上塗模造混入物 を有する混入物含有供試バーのN線イメージである。 図3はイットリアと14重量%のガドリニアを含む上塗を有する型を使用して 製造した実験的な注入成形品のN線イメージである。発明の詳細な説明 本発明はN線分析またはX線分析と組合わせたN線分析を使用してインベスト メントキャスティングにおける混入物を検出することに関する。この方法は実際 的に全ての金属または合金、特に例えばチタン金属およびチタン合金、鋼、ニッ ケルおよびニッケル合金、コバルトおよびコバルト合金(コバルト−クロム合金 )、繊維を含む金属マトリックス、およびこれらの材料の混合物中の混入物を検 出するのに有益である。「イメージング剤」は型の少なくとも上塗材料に好まし くは均一全体的に含まれており、型形成材料由来のあらゆる混入物をも検出でき る。上塗(および恐らく支持層)の型形成材料をイメージング剤として機能させ ることができる。しかし、イメージング剤として適当なほとんどの材料は商業的 な実施に使用するには高価である。結果として、一般にイメージング剤は別の型 形成材料と組合わせて使用して、インベストメントキャスティング型を作るのに 適したスラリーを形成する。 以下に、インベストメントキャスティングプロセス、混入物をイメージングす るのに充分な量で少なくとも上塗に実質的に均一に全体に分配されたイメージン グ剤を含む型の製造法、およびこの型を使用して作ったインベストメントキャス ティング中の混入物を検出する方法に関する適切な観点を議論する。 I インベストメントキャスティングプロセス 上記のように、インベストメントキャスティングプロセスの第1段階で所望の 物品の形の蝋型(パターン)(他のポリマーで作ったパターンも使用できる)を 作る。このパターンを耐熱材料等の型形成材料を含む水性または非水性懸濁液中 に連続的に浸漬する。この型の各層は同じ型形成材料を含むことができ、異なる 型形成材料は各型層を形成するのに使用でき、または2またはそれ以上の型形成 材料は型を形成するのに使用できる。 恐らく上塗は最も重要な型層である。この理由は上塗材料は溶融状態の金属ま たは合金にキャスティングプロセスの間に接触するからである。ほとんどの金属 は反応性が高いので、特に、インベストメントキャスティングプロセスの間に使 用される高温では反応性が高いので、上塗を製造するのに使用する材料は、キャ スティングプロセスの条件下では、キャストである溶融金属または合金に対して 実質的に非反応性でなければならない。 インベストメントキャスティング型の上塗を形成するのに役立つ材料のリスト の一部として、アルミナ、カルシア、シリカ、ジルコニア、ジルコン、イットリ ア、チタニア、タングステン、これらの物理的混合物、およびこれらの化学的混 合物(例えば、これらの材料の反応生成物)を挙げることができる。上塗材料の 選定は、キャストである金属に大いに依存する。イットリアはチタンおよびチタ ン合金製のキャスティング物品用の好ましい上塗材料である。この第1の理由は イットリアは溶融ラタンおよびチタン合金との反応製が他のほとんどの型形成材 料と比べて低いからである。 パターンの周りに上塗を固化した後、複数の付加的な層、例えば約2〜約25 、好ましくは約5〜約20、より好ましくは約10〜約18の付加的な層をバタ ーンに適用して、型を作る。本発明中、これらの層を「支持層」という。一般に 混入物は上塗材料に由来するが、支持層からも出る可能性がある。 また、一般に「スタッコ」材料を湿式型層に適用して、型構造に凝集性を与え る。スタッコ材料として役立つ材料は型形成材料として役立つと考えられる材料 、即ち、アルミナ、カルシア、シリカ、ジルコニア、ジルコン、イットリア、こ れ らの物理的混合物、およびこれらの化学的混合物と実質的に同じである。型形成 材料とスタッコとの主な相異は粒径である。即ち、一般に、スタッコは粒径が他 の型形成材料より大きい。型形成材料(スタッコ以外)を含むインベストメント キャスティングスラリーを形成するのに使用に適切と考えられる平均粒径の範囲 は、約1〜約30ミクロン、好ましくは約10〜約20ミクロンである。一般に 上塗スタッコ材料の粒径の範囲は約70〜約120粒度(グリット)である。一 般に、中間支持層(約2層〜約5層)は約30〜約60粒度の粒径のスタッコを 含む。一般に最終支持層は約12〜約46粒度の粒径のスタッコを含む。スタッ コおよび型耐熱材料は本発明を実施するための他のスタッコ材料および/または イメージング剤と共に完全な混合物として形成できる。 II 混入物のイメージングに有用なイメージング剤 特別な適用に対してどのイメージング剤を使用するかはX線分析またはN線分 析を使用するか、あるいは2つの組合わせを使用するかに依る。キャスティング の品質に与えるイメージング剤の影響も重要である。X線検出で第1に考えられ るのは、(1)キャスト材料の密度と混入物の密度の差、(2)混入物の寸法、 厚さ、形、および方向、および(3)検査する断面の厚さである。キャスト材料 と混入物の密度差が小さい場合(例えば、イットリアの上塗を使用して製造した チタンまたはチタン合金製キャスティングについて約0.5g/ccより小さく 、断面厚さが約1インチより少ない場合)、x線による混入物検出はイメージコ ントラストが不充分となる。 イメージングを成功させるためには、物品が厚くなるのにつれて、この密度差 を大きくしなければならない。例えば、チタンの密度は約4.5g/ccであり 、Ti−6Al−4Vの密度は4.43g/ccである。一方、イットリアの密 度は約5g/ccである。この密度差はX線分析で混入物をイメージするのにあ るチタン物品についてのみ充分である。なぜなら、物品の厚さおよび混入物の厚 さや表面積に依存するものだからである。一般に、X線分析は物品の最大厚さ部 分が約2インチかそれ以下のチタンまたはチタン合金製物品中の混入物を検出す るのに有用であることがわかった。 本発明は、X線分析単独では充分ではない比較的厚いキャスティング中の混入 物検出時の問題を解決した。N線のイメージング剤は上塗全体に、恐らく1また はそれ以上の支持層全体に、さらに恐らく上塗および/または1またはそれ以上 の支持層を形成するのに使用するスタッコ材料中に実質的に均一に分配され、そ の結果、イメージング剤を含有する混入物を検出できる。所望型層またはスタッ コ中のイメージング剤の均一な分配が達成されない場合は、混入物が型形成材料 またはスタッコ材料だけで構成される可能性がある。その結果、上塗材料の混入 は検出されないであろうし、キャスティングは所望の物理的特性を犠牲にする混 入物を有することになるだろう。 さらに、本発明は、有害な混入物ではない材料の存在を検出するのに使用でき る。例えば、単一または複数種のイメージング剤を金属繊維マトリックス材料の 繊維と結合あるいは完全に混合し、他の物の中で、繊維の位置および配向をイメ ージングすることができる。 一般に、型形成材料とイメージング剤の単なる物理的混合物を本発明の実施に 使用できるが、物理的混合物は好ましくはない。これに代えて、型形成材料と対 照イメージング剤との「完全な混合物」が好ましい。本発明で使用する「完全な 混合物」はU.S.特許第5,643,844号に定義されたものであり、本特 許を参照することにより、これを本発明に組入れる。この’844号の特許は、 水性インベストメントキャスティングスラリー中での型形成材料の加水分解の割 合を減少させる目的で、あるドーパント材料と型形成材料の完全な混合物の形成 を開示している。 「完全な混合物」は、2成分を物理的に組合わせて簡単に得られる物理的な二 成分系混合物とは異なる。典型的には、完全な混合物は、イメージング剤が型形 成材料中に原子的に分散されること、例えば固溶体としてあるいは固体の型形成 材料の結晶マトリックス中の小さい沈殿物として分散されることを意味する。 あるいは、「完全な混合物」は融合した化合物を意味する。融合した材料は、 先ず酸化ガドリニウム(ガドリニア)等のイメージング剤原料と型形成材料、特 に酸化イットリウム(イットリア)等の上塗材料の原料とを所望の重量で混合物 とすることにより合成できる。 この混合物を溶けるまで加熱し、その後冷却して融合材料を作る。その後、こ の融合材料を粉砕して、所望の粒径の粒子を形成し、上記のインベストメントキ ャスティングスラリーを形成する。また、「完全な混合物」は型形成材料の外部 表面におけるイメージング剤のコーティングを意味し得る。 完全な混合物の製造法は以下のとおりであるが、これには限定されない。 (1)融合物の溶融(耐熱材料とイメージング剤とをこの混合物の融点より高い 温度まで加熱する)。 (2)固体状態の焼結、本発明ではか焼という(これにより、固体材料はその融 点より低い温度まで加熱され、化学的に均一な状態になる)。 (3)対照剤と耐熱材料の共沈後のか焼。 (4)イメージング剤を耐熱材料の外面領域上に被覆または共沈させるかあるい はその逆を行なう任意の表面コーティング法または共沈法。 X線イメージングを使用してインベストメントキャスティング中の混入物を検 出するのに特に有用と考えられるイメージング剤はエルビウム(例:Er2O3)、ジ スプロシウム(例:Dy2O3)、イッテルビウム、ルテチウム、アクチニウム、およ びガドリニウム(例:Gd2O3)、特にこのような化合物の酸化物、即ち、エルビア 、ジスプロシア、イッテルビア、ルテチア、およびガドリニアからなる群から選 択される金属を含む材料を含む。また、これらの金属の自然に産出する同位体も 使用できる。N線イメージング剤として有用な自然に産出する同位体の1例はガ ドリニウム157であり、これは熱中性子断面積が254,000バーンである 。また、イメージング剤として有用な材料は塩、水酸化物、酸化物、ハロゲン化 物、硫化物、およびこれらの組合わせである。また、加熱等のさらに別の処理を することにより、これらの化合物を形成する材料も使用できる。X線イメージン グに有用な付加的なイメージング剤はキャストである金属または合金の密度を可 能性のあるイメージング剤(特に金属酸化物)の密度と比較して、キャスティン グの断面全体にイメージング剤を含む混入物をイメージするキャストである金属 または合金の密度より充分に大きい密度を有するイメージング剤を選択すること により決定できる。 X線イメージング用のイメージング剤の選択に対して考えられる他の要因は生 成されるα硬化層(case)の量などである。α硬化層とはキャストである金 属または合金による上塗材料の還元によりチタンおよびチタン合金キャスティン グ上に生成される脆い酸素が多い表面層をいう。α硬化層の厚さは型/パターン が焼成および/またはキャストされる温度に非常に影響される。α硬化層の量が 特定のキャスト物品について多過ぎる場合には、このような物品はその意図する 目的には使用できない。チタンまたはチタン合金について、X線による混入物の 検出用の好ましいイメージング剤はガドリニアである。この理由はこれはN線イ メージングに対しても有用であり、ガドリニアの密度は約7.4g/ccで、こ れに対してチタンの密度は約4.5g/ccであるからである。 一般に、インベストメントキャスティングを製造するのに通常使用される他の 金属および/または合金、例えばステンレススチールやニッケル基超合金は、キ ャストに使用される型形成材料の密度と大きな差があるので、このような材料は X線による混入物のイメージングには問題がない。しかし、上記のイメージング 剤をこれらの合金と共に使用できる。 N線イメージングはASTM E748-95「材料の熱中性子ラジオグラフィーについて の標準的な適用(“Standard Practices for Thermal Neutron Radiograhy of Ma terials”)」に記載されている。この参照により本発明に組み入れる。N線イメ ージングは目的物による放射ビームの強度変化を利用して、その目的物のある巨 視的な詳細をイメージングする方法である。N線は混入物のイメージングのため に貫通放射物として中性子を使用する。N線イメージングに必要な基本的な成分 は速い中性子の供給源、モジュレータ、ガンマフィルタ、コリメータ、変換スク リーン、フィルムイメージレコーダまたは他のイメージング装置、カセット、お よび適当な生物学的なシールディングおよびインターロック装置である。ASTM E 748-95参照。 X線検出用の適切なイメージング剤は、イメージング剤の密度とキャステング の金属または合金の密度の差に応じて選択されるが、混入物のN線イメージング 用の適切なイメージング剤は、キャストである金属または合金に関係のあるイメ ージング剤として使用される材料の一次減衰係数または熱中性子断面積により選 択され決定される。 イメージング剤とキャステングの金属または合金の一次減衰係数または熱中性 子断面析の差は、物品の断面全体でどんな混入物もイメージできるためには充分 でなければならない。 X線検出同様、N線検出は、単一または複数種のイメージング剤と型を形成す るのに使用される単一または複数種の型形成材料との物理的な混合物を単に作る ことにより実施できる。しかし、X線検出同様、好ましい方法は、単一的または 複数種のN線イメージング剤と上塗および/または支持層を形成するのに選択さ れた単一または複数種の型形式材料との完全な混合物を作ることである。 インベストメントキャスティング中の混入物のN線検出に最も有用と思われる 材料は、ホウ素(例:TiB2)、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウ ム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウム、 イリジウム、およびこれらの混合物からなる群から選択される金属を含む材料を 含む。金属塩等の他の材料も本発明の混入物イメージング法を実施するのに使用 できるが、これらの金属の酸化物はN線イメージング用の好ましい材料である。 酸化ガドリニウム(ガドリニア)はチタン又はチタン合金キャステング中の混入 物のN線検出用の好ましいイメージング剤である。ガドリニウムは最も高い一次 減衰係数(即ち約1483.88cm-1)をもつ元素のひとつであり、これに対してチ タンの一次減衰係数は約0.68cm-1である。チタンまたはチタン合金の一次減衰 係数ととガドリニウムの一次減衰係数の差のために、ガドリニアはN線イメージ ングに特に適切となる。混入物のN線イメージング用の他のイメージング剤は比 較的大きい一次減衰係数を有する材料の群から選択できる。チタン以外の金属お よび/または合金に対しても、ガドリニアは好ましいイメージング剤となるであ ろう。第一の理由は、同様に、ガドリニウムの比較的大きい一次減衰係数のため である。表1はインベストメントキャスティング中の混入物のN線およびX線イ メージングに特に有用と思われる材料に関するデータを示す。また、比較できる ように、チタンのデータも載せる。 A「中性子断面積」より最新のデータを用いて、ASTM E 748-95に準拠した。「Ne utron Resonance Parameters and Thermal Cross Sections」S.F.Mughabghab, アカデミック出版カリフォルニア州サンディエゴ,1981。a 全断面積は推定値である。c 一次減衰係数は公称原子量と密度を用いて計算した。 III イメージング剤を含む型の形成 パターンに型形成材料およびスタッコ材料を連続的に適用することによりイン ベストメントキャスティング型を作るためのスラリーを形成することは、当業者 に知られている。本発明の方法は単一または複数種のイメージング剤を含む型層 を形成することによるこれらの方法とは異なる。イメージング剤と型形成材料の 単純な物理的混合物または完全な混合物を使用してスラリー懸濁液、典型的には 水性懸濁液、しかしおそらく有機液に基づく懸濁液も形成する。パターンを単一 または複数種の型形成材料と単一または複数種のイメージング剤を含む単一また は複数種のインベストメントキャスティングスラリーに連続的に浸漬する。 以下の実施例は本発明の幾つかの特徴を説明することを意図したものであり、 併せて、本発明を実施するためにインベストメントキャスティングスラリーとこ れから作る型の作り方も説明する。本発明は例示した特定の特徴に限られるもの ではない。 実施例1 この実施例はインベストメントキャスティング用の型上塗形成に有用なスラリ ーの調製およびこのような上塗を含む型の作り方を説明する。この実施例中と以 降の実施例中の量は特に示さない場合はスラリーの全重量に対する百分率(重量 百分率)である。また、特に示さない場合は、全段階とも連続的な混合下になさ れる。 この特別な実施例では、上塗耐熱材料とイメージング剤は同じ材料、即ちジス プロシアである。ジズプロシアは密度が約8.2g/ccなのでX線による混入物のイ メージングに対する優れた候補である。 先ず2.25重量%の脱イオン水を0.68重量%の水酸化テトラエチルアンモニウム と合わせて混合物を作った。その後、1.37重量%のラテックス(Dow 460NA)、0.1 5重量%の界面活性剤(NOPCOWET C-50)、および5.50重量%のコロイダルシリカ 平均粒直径を有する)を、前記混合物に添加し、連続的に攪拌した。90.05重量 %のジスプロシア耐熱物/イメージング剤を前記水性組成物に添加し、上塗スラ リーを形成した。この実施例1と実施例2〜3では、少量のダウ(Dow)1410消泡 剤をスラリー形成後に、スラリーに添加した。さらに、特に示さない場合は、混 合物はある実施例について供された表中の順序で材料を混合することにより作ら れた。 先ず供試バー形の蝋型(パターン)を上塗スラリー組成物中に浸漬して、ジス プロシアを含む上塗を形成した。70粒度の融合アルミナを上塗用のスタッコ材 料として使用した。エチルシリケートバインダーと共に2つのアルミナスラリー 層をこの上塗の上に適用し、中間層を形成した。第2および第3中間層に対する スタッコ材料は46粒度の融合アルミナであった。その後4〜10の型層をコロ イダルシリカバインダーを含むジルコン粉末を使用して連続的に適用した。4〜 10の型層に使用したスタッコ材料は46粒度の融合アルミナであった。10層 を形成した後、供試バーをキャストするために、このパターンをオートクレーブ 中で除去し、溶融チタン合金を入れるのに適切な型を作った。 溶融Ti6-4合金を供試バー型中に注入し固化した。その後、この型を、キャス テングの周りから除去し、約1インチの直径の供試バーを得た。その後、供試バ ーをα硬化層の存在について試験した。より詳しくは以下に記載する。 また、この供試バーをX線イメージングにかけて、混入物の存在を調べた。混 入はキャステングを作る度毎には発生せず、混入の位置は予想が困難であるので (このような予想のためにソフトウェアが近頃開発されていはいるが)、この実 施例で作った試料中の模造の混入物の存在についてシステムを開発した。少量の 上塗りフレーク(即ち、この例のジスプロシアを含んだ上塗材料)を厚さ1イン チの供試バーの頂部に置いた。別の厚さ1インチの供試バーをこの上塗りフレー クを覆って置いた。その後、これら2つの供試バーを一緒に溶接して、厚さ2イ ンチの混入物含有供試バーを形成した。この供試バーを1650°F、15000psiにて 熱間等方圧成形(HIP)し、非破壊検出法により検出できない界面を有する供試バ ーを得た。 上塗スラリーから作ったフレークを使用して、この方法で作った混入物供試バ ーのX線を取った。ジスプロシア混入物ははっきり見えた(しかしX線からの写 真イメージを作るのは困難である。)ジスプロシア混入物がはっきりみえたとい う事実により、ジスプロシアはチタンおよびチタン合金キャステング中の混入物 をX線イメージング法を用いてイメージングするための優れたイメージング剤で あることがわかる。 実施例2 この実施例は、上塗スラリー、この上塗を具えて作られた型、およびこの型を 使用してキャストしたチタン供試バーの製造に関し、上塗り中のイメージング剤 を使用して混入物イメージングの有効性を決定する。実施例1と対照して、この 実施例では、耐熱材料、即ちイットリアと、イメージング剤、即ちジスプロシア の物理的混合物を使用して上塗を形成した。上塗スラリーと型とは、実施例1と 実質的に同じ方法で製造した。上塗スラリーを製造するのに使用した材料は以下 の表2に示す。 実施例1のように、表2に示す組成物からなる上塗りを具えた型を使用して、 Ti6-4合金から供試バーを製造した。また、この供試バーをα硬化層ついて試験 し、α硬化層データを表5に示す。 混入物含有供試バーを、イットリアとジスプロシアの物理的混合物を含むフレ ークを使用して作った。その後、この方法で作った供試バーをX線イメージング にかけて、混入物が検出されるか否か判定した。X線イメージは、混入物含有供 試バーの中心の上塗模造混入物の混在を明らかに示した。 実施例3 この実施例は、上塗スラリー、この上塗を具えて作られた型、この型を使用し てキャストしたTi6-4供試バーの製造に関し、このような供試バーにおいて作ら れたα硬化層の量を決定した。実施例1のように耐熱材料とイメージング剤は同 じ材料、即ちエルビアであった。しかし、上塗スラリーと型を実施例1と実質的 に同じ方法で製造した。上塗スラリーの製造に使用した材料は以下の表3に示す 。 実施例1におけるように、直径約1インチのTi6-4供試バーを表3に示す組成 物からなる上塗を具えた型を使用して注入成形した。この実施例3に従って作っ た供試バー中で検出されたα硬化層の量を以下の表5に示す。 混入物含有供試バーを耐熱材料およびイメージング剤としてエルビアを含むフ レークを使用して作った。その後、この方法で作った供試バーをX線イメージン グにかけて、混入物を検出できるか否かを判定した。X線イメージは、混入物含 有供試バーの中心に上塗模造混入物の存在を明らかに示した。 実施例4 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使用してキャスト したTi6-4供試バーの製造に関し、上塗材料を使用して混入物イメージングの有 効性を決定した。実施例2におけるように、上塗スラリーは、型形成材料、即ち イットリアとイメージング剤即ちエルビアとの物理的混合物を含む。しかし、上 塗スラリーと型を実施例1と実質的に同じ方法で作った。上塗スラリーを製造す るのに使用した材料を以下の表4に示す。 混入物供試バーをイットリアとエルビアの物理的混合物を含むフレークを使用 して作った。その後、この方法で作った供試バーをX線イメージングにかけて混 入物を検出できるか否かを判定した。X線イメージは、混入物含有供試バーの中 心に上塗模造混入物の存在を明らかに示した。 実施例1〜4における上記の方法で製造した供試バーのα硬化層の量を以下 の表5に示す。イットリアはチタンおよびチタン合金キャステング中のα硬化層 を最小にすることがわかったので、これを、イメージング剤として役立つと考え られる他の材料のα硬化層の結果と比較するためのコントロールとして使用した 。 表5は本発明に従って製造されたキャステングには、耐熱材料としたイットリ アを単に使用することにより発生するよりもα硬化層がわずかに多いことを示し 、これは予想された通りである。役0.020インチかそれ以下、好ましくは約0.015 インチかそれ以下の連続したα硬化層、および約0.035インチかそれ以下、好ま しくは約0.025インチかそれ以下の全α硬化層を有するキャステングがなお約立 つキャステングと考えられる。 結果として、表5は本発明に従って作られた物品は、イメージング剤を含まな いイットリアの上塗りを具えた型を使用して作ったキャスティングよりα硬化層 がわずかに多いけれども許容できることを示している。 しかし、本発明に従って作った型を使用して、通常のキャステング手順による と、α硬化層が多すぎる場合には、本発明の方法に他の手順を組み合わせて使用 して、α硬化層を減少させることができる。たとえば、型を通常のキャステング 温度、約1800°Fからより低い温度、例えば約700°Fに冷やすなどである。以 下の実施例11〜17および19〜20のα硬化層の結果を参照のこと。あるいは遅延注 入法を使用できる。遅延注入キャステングはUS出願No.08/829,534(1997年3月2 8日出願)、「アルミニュム、イットリウム、またはジルコニウムによるインベス トメントキャスティングの汚染減少法」に開示されており、これを参照して本発 明に取り込む。 実施例5 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えて作った型、この型を使用してキ ャストしたTi6-4段階光学くさび供試バーの製造に関し、この上塗材料を使用し て混入物イメージングの有効性およびこの供試バーキャステングしてできたα硬 化層の量を判定する。実施例2におけるように、この実施例は耐熱材料、即ちイ ットリアとイメージング剤、即ちガドリニアの物理的混合物を上塗スラリーの製 造に使用した。しかし、上塗スラリーと型は、実施例1と実質的に同じ方法で作 った。上塗スラリーの製造に使用した材料は以下の表6に示す。 階段光学くさび供試キャステング(1.5インチ、1インチ、0.5インチ、0 .25インチ、0.125インチ)を表6の組成物の上塗を具えた型を使用して Ti6−4合金からキャストした。これらの階段光学くさびキャステングに対す るα硬化層の試験結果を以下の表7に示す。Cは連続α硬化層を示し、Tは全α 硬化層を示す。 図1Aは2つの1インチ厚さのプレートの間に3つの上塗模造混入物を挟んで 作った2インチ厚さの混入物含有供試バーのN線イメージである。それらの混入 物はイットリアから作った混入物、混入物が検出されないコントロールとして作 用するもの(図1Aの「3」として示された混入物)、イットリアと2.25重 量%(スラリーに基づいて)/2.58重量%(乾燥状態に基づいて)のガドリニア の物理的混合物を含む「aa」として示された混入物である。イットリア−ガド リニアイメージング組成物を含む組成物は図1Aではっきり検出される。故に、 図1Aは、本発明の方法に従って他の耐熱材料と物理的に混合したイメージング 剤を含む型から作ったキャステングのN線イメージングを使って混入物の検出が できることを示している。 実施例6 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使ってキャストし たTi6-4供試バーの製造に関し、上塗材料を使った混入物イメージングの有効性 およびこの供試バーをキャステングすることにより作られたα硬化層の量を判定 した。実施例2におけるように、この実施例は耐熱材料、即ちイットリアとイメ ージング剤、即ちガドニリアの物理的混合物を上塗スラリーの製造に使用した。 しかし、上塗スラリーと型を実施例1と実質的に同じ方法で作った。上塗スラリ ーを製造するのに使用した材料を表8の示す。 図1Aは、実施例5で上記したN線イメージであり、「ab」で示した試料は 表8に示す上塗スラリー組成物を使って作った、イットリアと21.30重量% (スラリーに基づいて)/25.97重量%(乾燥状態に基づいて)のガドリニ アの物理的混合物を含む混入物である。25.97重量%のガドリニアを含んで 作った混入物は図1Aで最もはっきり見える混入物である。図1Aはチタン合金 キャスティングの内部の上塗混入物は本発明の方法に従ってN線イメージングお よびガドリニアイメージング剤を使用して容易に検出されることだけでなく、N 線イメージの明瞭さを使用されるイメージング剤の量により調節することができ ることを示している。このことは、使用されるイメージング剤の量を増加するこ とにより2インチより厚い断面のキャスティング中の混入物を検出できることを 示唆している。キャスティングを形成するのに使用できる特定のイメージング剤 の最大量を決定するのに可能な方法は約0.020インチかそれ以下の連続した α硬化層および約0.035インチかそれ以下の全α硬化層を有するキャスティ ングを一般に得るのに使用できるイメージング剤の量を決定することである。 実施例7 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使ってキャストし たTi6−4供試バーの製造に関し、上塗材料を使った混入物イメージングの有 効性およびこの供試バーをキャスティングすることにより作られるα硬化層の量 を判定する。実施例2におけるように、この実施例は耐熱材料、即ちイットリア とイメージング剤、即ちサマリアの物理的混合物を使用して上塗スラリーを製造 した。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。上塗 スラリーを製造するのに使用した材料を表9の示す。 図1Bは3つの上塗模造混入物を有する混入物含有供試バーのN線イメージで ある。図1Bの「ba」で示す混入物はイットリアと11.45重量%(スラリ ーに基づいて)/13.11重量%(乾燥状態に基づいて)のサマリアの物理的 混合物からなり、これは表9のスラリー組成物を使用して作られたものである。 そして「3」で示した混入物はイットリアでありコントロールである。13.1 1重量%のサマリアを含んで作られた混入物は図1Bではっきり見ることができ 、サマリアは本発明の方法に従って、混入物のN線イメージング用のイメージン グ剤として使用できることを示している。 実施例8 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使ってキャストし たTi6−4供試バーの製造に関し、上塗材料を使用した混入物イメージングの 有効性およびこの供試バーをキャステングすることにより作られるα硬化層の量 を判定する。実施例2におけるように、この例は耐熱材料、即ちイットリアとイ メージング剤、即ちガドリニアの物理的混合物を使用して上塗スラリーを製造し た。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。上塗ス ラリーを作るのに使った材料を以下の表10に示す。 図1Bは実施例7に記載したN線イメージであり、「bb」で示した混入物は 表10の上塗スラリー組成物を使用して作った、イットリアと4.49重量%( スラリーに基づいて)/5.14重量%(乾燥状態に基づいて)のガドリニアの 物理的混合物からなる。5.14重量%のガドリニアを有する混入物「bb」は 図1Bではっきり見え、11.95重量%のサマリアを有するスラリーから作っ た図1Bの「ba」の混入物と区別できる。 実施例9 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使ってキャストし たTi6−4供試バーの製造に関し、上塗材料を使って混入物イメージングの有 効性およびこの供試バーをキャスティングすることにより作られるα硬化層の量 を判定する。実施例2におけるように、この例は耐熱材料、即ちイットリアとイ メージング剤、即ちサマリアの物理的混合物を使用して、上塗スラリーを製造し た。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。上塗ス ラリーを作るのに使用した材料は表11に示す。 図1Cは3つの上塗模造混入物を有する混入物含有供試バーのN線イメージで ある。「ca」で示される図1Cの混入物は表11のスラリー組成物を使用して 作ったイットリアと49.86重量%(スラリーに基づいて)/56.03重量 %(乾燥状態に基づいて)のサマリアの物理的混合物からなる。「3」で示され る図1Cの混入物はイットリアであり、コントロールとして使用された。56. 03重量%のサマリアを含む混入物は図1Cで「ca」としてはっきり見ること ができる。 実施例10 この実施例は上塗スラリー、この上塗を具えた型、この型を使ってキャストし たTi6−4供試バーの製造に関し、上塗材料を使用して混入物イメージングの 有効性およびこの供試バーをキャスティングすることにより作られるα硬化層の 量を判定する。実施例2におけるように、この実施例は耐熱材料、即ちイットリ アとイメージング剤、即ちサマリアの物理的混合物を使用して、上塗スラリーを 製造した。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。 上塗スラリーを作るのに使った材料は以下の表12に示す。 図1Cは実施例9で議論したN線イメージであり、「cd」で示された混入物 はイットリアと27.11重量%(スラリーに基づいて)/30.80重量%( 乾燥状態に基づいて)のサマリアの物理的混合物からなり、表12の上塗スラリ ー組成物を使用して作った。「cd」で示された混入物は30.8重量%のサマ リアを含いで作られており、図1Cにはっきり見られる。 実施例11 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を具えて作られた型、この型を使ってキャストしたTi6−4 供試バーの製造に関し、上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および2 つの異なる温度、即ち700°Fと1800°Fにおける、この供試バーをキャ ストすることにより作られたα硬化層の量を判定する。この実施例11はか焼し たエルビア/イットリアの完全な混合物を含んでなる上塗スラリーに関する。し かし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この上塗スラ リーを作るのに使った材料を以下の表13に示す。 実施例11の組成物を有する殻を使用した1800°Fと700°Fにおける 供試バーキャストに対するα硬化層のデータを以下の表14に示す。 表14に示すα硬化層のデータは実施例11に記載したように作った殻を使っ てキャストした部品は許容できるα硬化層、即ち約0.020インチ未満の連続 したα硬化層でかつ約0.035インチ未満の全α硬化層を有することを示す。 またα硬化層のデータは、予想通りに、型の温度を下げるとα硬化層の量も減少 することを示す。このことは、特定の厚さのキャスティングに対する2つの異な る温度における全α硬化層を比較することにより最も良く示される。例えば、1 インチの供試バーは1800°Fで約0.016インチの全α硬化層を有し、7 00°Fでは0.013インチとなる。 実施例12 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を具えて作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使用して混入物イメージングの有効性およ びこの供試バーをキャストすることにより作られるα硬化層の量を決定する。こ の実施例12はか焼したエルビア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関す る。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。こ の上塗スラリーを作るのに使った材料は以下の表15に示される。 実施例11の組成物を有する殻を使って作った供試バーに対する1800°F と700°Fにおけるα硬化層のデータは以下の表16に示される。 表16からの情報により、実施例12におけるようにして作った殻を使ってキ ャストした部品は許容できるα硬化層を有し、型の温度を下げると一般にα硬化 層の量が減少することがわかる。 実施例13 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を具えて作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャストして作られたα硬化層の量を判定する。この実施例13 はか焼したジスプロシア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関する。しか し、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この上塗スラリ ーを作るのに使った材料は以下の表17に示される。 図1Dは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図1Dは混入物の存在を示している。 実施例13の組成物を有する殻を使って作った部品に対する1800°Fと7 00°Fにおけるα硬化層のデータを以下の表18に示す。 実施例14 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を使って作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャストすることにより作られたα硬化層の量を判定する。この 実施例14はか焼したジスプロシア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関 する。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この 上塗スラリーを作るのに使った材料は以下の表19に示す。 図1Eは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図1Eは混入物の存在を示す。 実施例14の組成物を有する殻を使って1800°Fと700°Fにおける殻 の温度でキャストした供試バーのα硬化層のデータを以下の表20に示す。 実施例15 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を具えて作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、上塗材料を使って混入物イメージングの有効性およびこの 供試バーをキャストすることにより作られたα硬化層の量を判定する。この実施 例15はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関する。 しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この上塗ス ラリーを作るのに使った材料は以下の表21に示す。 図1Fは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図1Fは混入物の存在を示す。 実施例15の組成物を有する殻を使ってキャストした供試バーに対するα硬化 層のデータを以下の表22に示す。 実施例16 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を使って作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、上塗材料を使って混入物イメージングの有効性およびこの 供試バーをキャスティングすることにより作られたα硬化層の量を判定する。こ の実施例16はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関 する。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この 上塗スラリーを作るのに使った材料を以下の表23に示す。 図2Gは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Gは混入物の存在を示す。 実施例16ののようにしてキャストした供試バーに対するα硬化層のデータを 以下の表24に示す。 実施例17 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を使って作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャスティングすることにより作られたα硬化層の量を判定する 。この実施例17はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリー に関する。しかし、上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。 この上塗スラリーを作るのに使った材料は以下の表25に示す。 図2Hは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Hは混入物の存在を示す。 実施例17ののようにしてキャストした供試バーに対するα硬化層のデータを 以下の表26に示す。 実施例18 この実施例は型形成材料とイメージング剤の両方としてのガドリニアを含んで なる上塗スラリー、この上塗を備えた型の製造に関する。この上塗スラリーと型 は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この上塗スラリーを作るのに使った材 料は以下の表27に示す。 この実施例18に従って作った型は部品のチャスティングに適切とは思われない 。これは明らかにイットリアに相対してガドリニアの水溶解性が増加したためで ある。この実施例18の問題は、他のイメージング剤および型形成材料とイメー ジング剤の混合物と比較して純粋なガドリニアの水溶解性が高まったことを考慮 して論じられる。 実施例19 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を備えて作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャストすることにより作られたα硬化層の量を判定する。この 実施例19はか焼したサマリア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに関する 。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った。この 上 塗スラリーを作るのに使った材料は以下の表28に示す。 図2Iは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Iは混入物の存在を示す。 実施例19の組成物から作った殻を使って1800°Fと700°Fの殻の温 度でキャストした供試バーに対するα硬化層のデータを以下の表29に示す。 実施例20 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を使って作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャスティングすることにより作られたα硬化層の量を判定する 。この実施例20はか焼したサマリア/イットリアを含んでなる上塗スラリーに 関する。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作った 。この上塗スラリーを作るのに使った材料を以下の表30に示す。 図2Jは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Jは混入物の存在を示す。 実施例20のようにしてキャストした供試バーに対するα硬化層のデータを以 下の表31に示す。 実施例21 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を使って作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャスティングすることにより作られるα硬化層の量を判定する 。この実施例21はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリー に関する。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作っ た。この上塗スラリーを作るのに使った材料を以下の表32に示す。 図2Kは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Kは混入物の存在を示す。 実施例22 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を備えて作った型、この型を使ってキャストしたTi6−4供 試バーの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性および この供試バーをキャスティングすることにより作られるα硬化層の量を判定する 。この実施例22はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリー に関する。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作っ た。この上塗スラリーを作るのに使った材料を以下の表33に示す。 図2Lは上記の上塗組成物を有する型を使って作った供試バーのN線イメージ である。図2Lは混入物の存在を示す。 実施例23 この実施例は型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる上塗ス ラリー、この上塗を具えて作った型、この型を使って作ったTi6−4構造キャ スティングの製造に関し、この上塗材料を使って混入物イメージングの有効性お よびこの部品をキャスティングすることにより作られるα硬化層の量を判定する 。この実施例23はか焼したガドリニア/イットリアを含んでなる上塗スラリー に関する。しかし、この上塗スラリーと型は実施例1と実質的に同じ方法で作っ た。この上塗スラリーを作るのに使った材料を表23に示す。4箇所からのα硬 化層の結果を表34に示す。 N線分析を使った非破壊試験により、約1インチ、断向厚さ中に2つの混入物 の存在が明らかになった(図3)。この混合物は約0.025インチと0.05 0インチの長さであることが観察された。X線分析と超音波検査の両方を使った 検査に対する標準製造法ではこれらの混入物は明らかにならなかった。従って、 この実施例は(1)許容できるレベルのα硬化層を有するキャスティングを製造 するガドリニアをドープした上塗の能力、および(2)混入物を検出するN線分 析使用の利点を示す。ただし、本発明前に開発された従来の技術では検出できな い。 IV イメージング剤を含む型を形成するための浸透法 上記の方法は、1つまたはそれ以上のイメージング剤を含む少なくとも上塗を 具えた型を形成することを含む。イメージング剤を含んでなるインベストメント キャスティング型を形成する別の方法は、先ずほぼ上記のような型を形成し、そ の後、この型を適切なイメージング剤を浸透させることである。この方法による と、スタッコを含む全粒子がイメージング剤で被覆されるであろう。 型に浸透させるひとつの方法は、従来の方法で、所望の物品の形の内部キャビ ティを有する型を形成することであろう。その後で、イメージング剤の溶液、典 型的には水溶液(しかし、これに限らない)をキャビティの内側に充分な時間適 用して、型の所望の部分に実質的に均一に浸透させる。例えば、硝酸塩、硫酸塩 またはハロゲン化物の塩等の酸化したガドリニウムを含んでなる塩の溶液をキャ ビティの内側に適用する。 型を浸透する別の方法は、少なくとも上塗を有するパターンをイメージング 剤を含んでなる水溶液または非水溶液中に浸漬して、イメージング剤を少なくと も上塗に浸透させることであろう。このパターンをイメージング剤溶液中に浸漬 することができるのは、上塗のみ適用した後、上塗適用後とその後で再び少なく とも1つの支持層を適用した後、上塗を適用後とその後で丙び複数回連続して支 持層を適用する度毎に、または型の全ての層をそれぞれ適用する度毎に浸漬でき る。 この「浸透」は適切な結果をもたらす。しか。し、少なくとも上塗中に、単一 または複数種の型形成材料と単一または複数種のイメージング剤の完全な混合物 を含む型を形成することが好ましい方法であると考えられる。 以上、本発明を好ましい態様について説明した。しかし、本発明は記載の特定 の特徴に限定されるべきでなく、本発明の範囲は以下の請求の範囲により決定さ れるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スタージス デビッド ハワード アメリカ合衆国 オレゴン州 97009 ボ ーリング サウス イースト ウインスト ン ロード 12227 (72)発明者 バレット ジェムス アール アメリカ合衆国 オレゴン州 97267 ミ ルウォーキー サウス イースト オーク ハースト コート 16410 (72)発明者 ヤスレビ メールダッドゥ アメリカ合衆国 オレゴン州 97015 ク ラッカマス サウス イースト キャスリ ン コート 12959 (72)発明者 ニコラス ダグラス ジー アメリカ合衆国 ワシントン州 98604 バトルグラウンド ノース イースト ワ ンハンドレッド ナインティーナインス コート 22207

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 金属または合金物品中の混入物を検出する方法であって、混入物をイメージ ングするのに充分な量でイメージング剤を含むキャスティング型を使用して製 造したキャストされた金属または合金物品を用意し、この物品に混入物がある か否かをN線分析により判定することを含んで構成される方法。 2. 前記キャスティング型がインベストメントキャスティング型である請求項1 記載の方法。 3. 前記インベストメントキャスティング型が少なくとも上塗全体に実質的に均 一に分配されたイメージング剤を含んでいる請求項2に記載の方法。 4. 前記型がイメージング剤を含んでなる少なくとも1つの支持層をさらに含ん でいる請求項3記載の方法。 5. キャスティングを形成する方法であって、N線イメージング剤を含んでなる キャスティング型を用意し、このキャスティング型を使用して金属または合金 物品をキャストすることを含んで構成される方法。 6. 前記キャスティング型がインベストメントキャスティング型である請求項5 記載の方法。 7. 前記キャスティング型が少なくとも上塗部分にイメージング剤を含んでなる インベストメントキャスティング型である請求項5に記載の方法。 8. 前記物品に混入物があるか否かを少なくともN線分析により判定する段階を さらに含んで構成される請求項5記載の方法。 9. 前記判定段階がN線イメージを分析することを含んで構成される請求項8記 載の方法。 10.前記判定段階が前記物品をN線分析により混入物に対して分析することを含 んで構成される請求項8記載の方法。 11.金属または合金物品中の混入物を検出する方法であって、混入物をイメージ ングするのに充分な量で実質的に均一に全体に分配されたイメージング剤を含 んでなる上塗を備えた型を使用して金属または合金物品をキャストし、この物 品をN線分析により混入物に対して分析することを含んで構成される方法。 12.前記型がインベストメントキャスティング型であり、前記イメージング剤が 少なくとも上塗層に実質的に均一に分配されている請求項11記載の方法。 13.前記分析段階がX線分析をさらに含んで構成される請求項11記載の方法。 14.前記型がイメージング剤を含んでなる少なくとも1つの支持層をさらに含む 請求項12記載の方法。 15.前記イメージング剤がホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガド リニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテ チウム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる 群から選択される材料を含む請求項11記載の方法。 16.前記イメージング剤が金属塩、金属酸化物、金属間化合物、ホウ化物、また はこれらの混合物である請求項15記載の方法。 17. 前記物品がチタンまたはチタン合金を含んでなり、前記上塗が耐熱材料を さらに含んでなる請求項11記載の方法。 18.前記耐熱材料がイットリア、ジルコニア、アルミナ、カルシア、シリカ、ジ ルコン、チタニア、タングステン、これらの物理的混合物、これらの化学的混 合物である請求項17記載の方法。 19.前記耐熱材料がイットリアまたはジルコニアである請求項17記載の方法。 20.前記イメージング剤がガドリニアである請求項19記載の方法。 21.前記上塗を堆積形成するのに使用される上塗スラリーは約1〜約100重量 %のイメージング剤を含む請求項11記載の方法。 22.前記上塗を堆積形成するのに使用される上塗スラリーは約1〜約65重量% のイメージング剤を含む請求項11記載の方法。 23.前記上塗を堆積形成するのに使用される上塗スラリーは約2〜約25重量% のイメージング剤を含む請求項11記載の方法。 24.前記上塗は耐熱材料と前記イメージング剤の完全な混合物を含んでなる請求 項11記載の方法。 25.前記上塗は完全に混合されたイメージング剤を含んでなる請求項11記載の 方法。 26.前記上塗は完全に混合された耐熱材料を含んでなる請求項11記載の方法。 27.前記物品はチタンまたはチタン合金を含み、前記上塗はガドリニアと共か焼 されたイットリアを含む請求項11記載の方法。 28.前記上塗は耐熱材料と複数のイメージング剤を含む請求項11記載の方法。 29.前記耐熱材料はイットリアであり、複数のイメージング剤のうちの1つはガ ドリニアである請求項28記載の方法。 30.前記物品の一次減衰係数と前記イメージング剤の一次減衰係数は前記物品全 体について混入物のN線イメージングができるように充分に相異している請求 項1記載の方法。 31.金属または合金物品中の混入物を検出する方法であって、混入物イメージン グ剤を含んでなる水性または非水性上塗スラリーを形成し、前記上塗スラリー をパターンに適用して、混入物をイメージングするのに充分な量で実質的に均 一に全体に分配されたイメージング剤を含んでなる型上塗を形成し、複数の支 持層を前記パターンに連続的に適用して、インベストメントキャスティング用 の型を形成し、前記型を使用して金属物品をキャストし、前記物品をN線分析 により混入物に対して分析する方法。 32.前記分析階段がX線分析をさらに含んで構成される請求項31記載の方法。 33.前記支持層のうち少なくとも1つがイメージング剤を含んでなる請求項31 記載の方法。 34.前記イメージング剤がホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガド リニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテ チウム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる 群から選択される材料を含んでなる請求項31記載の方法。 35.前記イメージング剤が金属塩、金属酸化物、金属間化合物、ホウ化物、また はこれらの混合物である請求項34記載の方法。 36.前記物品はチタンまたはチタン合金を含んでなり、前記上塗は耐熱材料をさ らに含んでなる請求項31記載の方法。 37.前記耐熱材料はイットリアである請求項36記載の方法。 38.前記上塗を堆積形成するのに使用する上塗スラリーは約1〜約100重量% のイメージング剤を含んでなる請求項31記載の方法。 39.前記上塗を堆積形成するのに使用する上塗スラリーは約1〜約65重量%の イメージング剤を含んでなる請求項31記載の方法。 40.前記上塗を堆積形成するのに使用する上塗スラリーは約2〜約25重量%の イメージング剤を含んでなる請求項31記載の方法。 41.前記イメージング剤がガドリニアである請求項40記載の方法。 42.水性または非水性上塗スラリーを形成する段階が先ず耐熱材料とイメージン グ剤の完全な混合物を形成し、その後で前記スラリーを形成することを含んで 構成される請求項31記載の方法。 43.前記物品がチタンまたはチタン合金を含んでなり、前記上塗がガドリニアと 共か焼したイットリアを含んでなる請求項42記載の方法。 44.前記上塗が耐熱材料と複数種のイメージング剤を含んでなる請求項31記載 の方法。 45.前記耐熱材料がイットリアであり、複数種のイメージング剤の1つがガドリ ニアである請求項44記載の方法。 46.前記金属または合金物品の少なくとも一部分が約2インチより厚い請求項3 1記載の方法。 47.前記物品の一次減衰係数と前記イメージング剤の一次減衰係数の差が前記物 品全体の混入物をイメージングできるように充分大きい請求項31記載の方法 。 48.インベストメントキャスティングにより製造されたチタンまたはチタン合金 物品中の混入物を検出する方法であって、前記物品中の混入物をイメージング するのに充分な量で型形成材料とイメージング剤の完全な混合物を含んでなる 水性または非水性インベストメントキャスティング上塗スラリーを形成し、前 記イメージング剤はホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニ ウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウ ム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる群か ら選択される材料を含んでなり、前記スラリーをパターンに適用して、混入物 をイメージングするのに充分な量で実質的に均一に全体に分配された前記型形 成材料と前記イメージング剤の完全な前記混合物を含んでなる型上塗を形成し 、ここで、前記物品の一次減衰係数と前記イメージング剤の一次減衰係数は前 記 物品全体の混入物をN線分析によりイメージングできるように充分に相異して おり、複数の支持層を前記パターンに連続的に適用した後、前記パターンを焼 成して、インベストメントキャスティング用の型を形成し、前記型を使用して チタンまたはチタン合金物品をキャストし、前記物品をN線分析により型混入 物に対して分析する方法。 49.前記分析段階がX線分析をさらに含んで構成される請求項48記載の方法。 50.少なくとも1つの支持層もまたイメージング剤を含んでなる請求項48記載 の方法。 51.前記イメージング剤が金属塩、金属酸化物、金属間化合物、ホウ化物、また はこれらの混合物である請求項48記載の方法。 52.前記型形成材料がイットリアであり、前記イメージング剤がガドリニアであ る請求項48記載の方法。 53.前記上塗がガドリニアと共か焼したイットリアを含んでなる請求項52記載 の方法。 54.前記上塗が耐熱材料と複数種のイメージング剤を含んでなる請求項48記載 の方法。 55.前記耐熱材料がイットリアであり複数種のイメージング剤のうちの1つがガ ドリニアである請求項54記載の方法。 56.インベストメントキャスティング型を形成する方法であって、上塗をパター ンに適用し、前記上塗は、この上塗を具えたインベストメントキャスティング 型を使用してキャストされた金属または合金物品全体で混入物のN線イメージ ングをするのに充分な量で混入物イメージング剤と耐熱材料の完全な混合物を 含んでなり、複数の支持層を前記パターンと前記上塗上に適用し、前記パター ンを充分に加熱して、前記パターンを燃やし、インベストメントキャスティン グ型を形成することを含んで構成される方法。 57.前記イメージング剤がホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガド リニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテ チウム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる 群から選択される材料を含んでなる請求項56記載の方法。 58.前記イメージング剤がガドリニアであり、前記耐熱材料がイットリアである 請求項58記載の方法。 59.前記ガドリニアとイットリアが融合している請求項59記載の方法。 60.インベストメントキャスティング中の混入物を検出する方法であって、イン ベストメントキャスティング型のキャビティ内側に少なくとも1つのイメージ ング剤の溶液を入れ、前記溶液を前記キャビティ内に、前記型の少なくとも上 塗に浸透するのに充分な時間保持し、前記溶液を前記キャビティから除去し、 金属または合金物品を前記型を使用してキャストし、前記物品をN線イメージ ングにより型混入物に対して分析することを含んで構成される方法。 61.前記イメージング剤はホウ素、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガド リニウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテ チウム、イリジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる 群から選択される請求項60記載の方法。 62.前記イメージング剤がガドリニウムを含んでなる請求項60記載の方法。 63.前記金属または合金がチタンまたはチタン合金であり、前記上塗がイットリ アを含んでなる請求項62記載の方法。 64.前記物品をX線イメージングにより混入物に対して分析することをさらに含 んで構成される請求項60記載の方法。 65.前記溶液が複数種のイメージング剤を含んでなる請求項60記載の方法。 66.インベストメントキャスティング中の混入物を検出する方法であって、パタ ーンの周囲にインベストメントキャスティング型上塗を形成し、前記上塗の少 なくとも一部分に、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、ジ スプロシウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウム、イリ ジウム、これらの物理的混合物、これらの化学的混合物からなる群から選択さ れる材料を含んでなる少なくとも1つのイメージング剤の水性または非水性溶 液を使用して浸透させ、金属または合金物品を前記上塗を具えたインベストメ ントキャスティング型を使ってキャストし、前記物品をN線イメージングによ り混入物に対して分析することを含んで構成される方法。 67.前記パターンの周囲に複数の型支持層を形成し、前記複数の型支持層の少な くとも1つに、前記イメージング剤の前記溶液を浸透させる段階をさらに含ん で構成される請求項66記載の方法。 68.前記パターンの周囲に複数の型支持層を形成し、前記複数の型支持層に前記 イメージング剤の前記溶液を浸透させる段階をさらに含んで構成される請求項 67記載の方法。 69.前記浸透段階が、前記上塗を備えた前記パターンの少なくとも一部分を、前 記イメージング剤を前記上塗に浸透するのに充分な時間前記イメージング剤を 含んでなる水性または非水性溶液中に浸漬することを含んで構成される請求項 67記載の方法。 70.前記上塗が前記イメージング剤として、かつ型耐熱材料としてガドリニアを 実質的に完全に含んでなる請求項1記載の方法。 71.請求項56記載の方法により製造されたインベストメントキャスティング型 。
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