JP2001509330A - セルラ移動端末の電力低減動作の方法及びシステム - Google Patents

セルラ移動端末の電力低減動作の方法及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 複数のタイム・スロットの第1のサブセットを受信することにより、複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを受信する受信機を有した移動端末における電力消費を軽減させる方法及び装置。そのときに、前記移動端末は前記時多重化メッセージの第1の部分により、前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末により受信されるべきか否かを判断する。前記移動端末は、前記移動端末が前記第1の部分により、前記時多重化メッセージの付加的な部分は前記移動端末により受信されるべきであると、判断するときは、前記時多重化メッセージの第2の部分を受信するように、第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットを受信する。前記メッセージの前記第1の部分は、好ましくは、前記メッセージの残りから個別的に復号可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 セルラ移動端末の電力低減動作の方法及びシステム 発明の分野 本発明は、通信システムに関し、特に広域セルラ・ネットワークを利用した通 信システムに関する。 発明の背景 公衆セルラ・ネットワーク(公衆陸上移動無線)は、複数の加入者に音声及び データ通信を提供するために一般的に用いられている。例えば、AMPS、ET ACS、NMT−450及びNMT−900と呼ばれているようなアナログ・セ ルラ無線電話システムが世界中に首尾よく配置された。最近、北米においてIS −54Bと呼ばれているようなディジタル・セルラ無線電話システム、及び全欧 州GSMシステムが導入された。これらのシステム等は、例えば1993年に米 国マサチューセッツ州ノールウッドのアーテック・ハウス(Artech Ho use)により出版されたバルストン(Balston)ほかによる「セルラ無 線システムと題する本に説明されている。 伝統的なアナログ無線電話システムは、通常、複数の通信チャネルを形成する ために周波数分割多元接続(FDMA)と呼ばれるシステムを採用している。当 該技術分野において習熟している者に周知の実際的なこととして、変調された波 形である無線電話通信信号は、典型的には、複数の搬送波周波数のスペクトルに おける所定の周波数帯域上で通信される。個別的なこれらの周波数帯域は、セル ラ無線電話が基地局を経由してセルと、又はセルをサービスしている衛星と通信 するチャネルとして利用される。例えば、米国において、連邦機関は、更に複数 対の狭帯域に副分割された1ブロックのUHF周波数スペクトル(システム指定 のEIA−553又はIS−19Bと呼ばれている)をセルラ通信に割り当てた 。チャネルのペアリングは、各対における送信及び受信周波数が45MHZだけ オフセットされている周波数二重化構成に由来している。現在、米国においてセ ルラ移動通信に割り当てられている無線チャネルは、30KHz幅で832チャ ネルある。 利用可能な周波数帯域の数についての制限は、加入者数が増加するに従ってい くつかの挑戦が存在する。一般的に、セルラ無線電話システムにおける加入者数 の増加は、通信品質を維持すると同時により多くのチャネル総数を提供するため に制限された利用可能周波数スペクトルの更なる効率的な利用を必要とする。こ のような挑戦は、加入者がシステムにおけるセルラ間に均等に分散され得ないた めに強められている。特定のセルが与えられた任意の時点で潜在的に更に高い局 部加入者密度を処理するために、更に多くのチャネルが必要とされることになり 得る。例えば、市街地領域におけるセルは、任意の1時点で数百又は数千の加入 者を包含することも考えられ、そのセルにおいて利用可能な周波数帯域数を容易 に使い切る恐れがある。 これらの理由により、通常の通信システムは、各セルにおける潜在的なチャネ ル容量を増加させるため、及び周波数利用効率(spectral effic iency)を増加させるために周波数繰り返し利用(frequency r euse)を採用している。周波数繰り返し利用は、各セルに対して複数の周波 数帯域を割り当てると共に、複数のセルが地理的に離れて、同一周波数を採用す ることに係わり、異なる複数のセルにおける複数の無線電話に対して互いに干渉 することなく、同一周波数を同時に使用可能にさせる。このようにして、数百に 過ぎない周波数帯域のシステムにより、数千の加入者がサービスされ得る。 チャネル容量及び標準周波数を更に増加し得る他の技術は、時分割多元接続( TDM)である。TDMAシステムは、通常的なFDMAシステムにおいて採用 されている複数の周波数帯域を逐次的な複数のタイム・スロットに副分割するこ とにより、実施され得る。複数の周波数帯域上の通信は、典型的には、複数のタ イム・スロットを含む共通TDMAフレーム上で行われると言えども、各周波数 帯域上の通信は、固有のTDMAフレームに従うと共に、その帯域に固有な複数 のタイム・スロットにより行われる。TDMAを採用したシステムの例は、米国 で採用された二重アナログ/ディジタルIS−54B標準であり、EIA−55 3の元の複数の周波数帯域のそれぞれは3タイム・スロットに副分割され、また 欧州GSM標準は、その複数の周波数帯域のそれぞれを8タイム・スロットに 分割する。これらのTDMAシステムにおいて、各ユーザは、そのユーザに割り 付けられた複数のタイム・スロット中に送信された複数のバーストのディジタル ・データを使用して基地局と通信する。 TDMAシステムにおけるチャネルは、典型的には、1以上の周波数帯域上で 1以上のタイム・スロットを含む。以上で述べたように、トラヒック・チャネル は、ユーザ間、例えば無線電話のような移動端末とネットワークの基地局との間 の音声、データ又は他の情報を通信するために使用される。このようにして、各 トラヒック・チャネルは一方のユーザから他方のユーザへシステムにより確立さ れたデュープレックス通信リンクのうちの1方向を形成する。トラヒック・チャ ネルは、典型的には、必要とする時及び場所でシステムによりダイナミックに割 り付けられる。加えて、欧州GSMシステムのようなシステムは、トラヒック・ チャネルを「周波数ホップ」すること、即ち特定のトラヒック・チャネルが送信 される周波数帯域をランダム切り換えることができる。周波数ホップは、総合的 な通信品質を増加させるように干渉ダイバーシティ及び平均化を使用して、チャ ネル間の干渉事象の確率を小さくする。 セル内で送信される複数の専用制御チャネルには、複数のフォワード制御チャ ネルが典型的に含まれており、これらの専用制御チャネルは、広域セルラ・ネッ トワークのセルにおける制御情報を複数の無線電話へ放送するために使用され、 この無線電話はネットワークをアクセスするためにシーク可能である。フォワー ド制御チャネル上の制御情報の放送は、セル識別、システム・タイミング情報、 及び無線電話から広域セルラ・ネットワークをアクセスするために必要なその他 の情報のようなものを含むことができる。 GSM標準の放送制御チャネル(BCCH)のようなフォワード制御チャネル は、典型的には、各セルにおける専用の周波数帯域上に送信される。通常、シス テムにアクセスしようとする無線電話は、待機モードにより制御チャネルに「耳 を傾け(listen to)」、かつ基地局即ち衛星制御チャネルを捕捉するま で、基地局又は衛星に同期されていない。隣接セルにおける制御チャネル間での 不都合な干渉を防止するために、周波数繰り返し利用が慣例的に採用されると共 に、隣接セルにおける制御チャネル用に、コ・チャネル・セル (cochannel cells)間の最小分離を保証する周波数繰り返し利 用パターンに従って異なる専用周波数帯域が使用される。非同期無線電話は、採 用した周波数ホップ・シーケンス用の基準点がないために、周波数ホップされた 制御チャネルを捕捉するのが通常困難となるので、制御チャネルの周波数帯域の 更に目の詰まった繰り返し利用を許容する恐れのある周波数ホッピングは、通常 、採用されない。 移動端末は通信に使用していないときであっても制御チャネルに「耳を傾け」 る必要があるので、移動端末はエネルギを消費しなければならない。従って、エ ネルギ節約の管理は、移動端末におけるバッテリ又は充電式電源の動作期間を延 長するために重大なことである。従って、多くの移動端末は、呼を発信又は受信 しないときに「スリープ・モード」に入る。しかしながら、スリープ・モードに おいて、移動端末は、着呼を見逃さないようにページング・チャネルを引き続き 監視する必要がある。スリープ・モードの効率を最大化するために、移動局は、 可能な限り多くの信号処理ステップを避けるように、受信処理において可能な限 り早く、受信したメッセージが関係のあるメッセージか、関係のないメッセージ かを検出できる必要がある。関係のないメッセージが検出されると、移動局は直 ちにスリープに復帰することができる。関係のないページの初期検出により可能 とする電力節約を理解するために、ページング・メッセージが1回/秒、送出さ れる典型的なページング・チャネルを考えることにする。これは、それぞれの日 に移動端末に送出される60×60×24=86,400ページ・メッセージが 存在することを意味する。例えば、もし、これらのメッセージのうちの1%のみ が関係するときに、もし移動局が無関係のメッセージを検出できるのであれば、 移動局はページ・メッセージのうちの99%の処理を避けることができる。従っ て、移動局は移動端末のメッセージ受信時間の大部分をスリープ・モードにする ことができる。 しかしながら、現在、メッセージが関係するのか否かを判断するためには、メ ッセージ全体が受信され、かつ少なくとも部分的に処理される必要がある。もし このメッセージが無関係であれば、この受信処理は、移動端末に不必要なエネル ギの消費を要求するだけである。従って、以上の説明に鑑みて、移動端末におけ る電力節約について更なる開発の必要性が存在する。 発明の概要 以上の説明に鑑みて、本発明の目的は、移動端末において改善された電力節約 を得ることにある。 本発明の更なる目的は、受信するメッセージの遅れ増加させることなく、電力 消費を低減させることにある。 以上の説明に照らして、本発明は、複数のタイム・スロットの第1のサブセッ トに対応する時多重化メッセージ(time multiplexed mes sage)の第1の部分を受信するように複数のタイム・スロットの第1のサブ セットを受信して、複数のタイム・スロットに分配された時多重化メッセージを 受信する受信機を有した移動端末における電力消費を低減することである。そこ で、前記移動端末は、時多重化メッセージの前記第1の部分により、前記時多重 化メッセージの付加的なメッセージは前記移動端末により受信されるべきか否か を判断する。もし前記移動端末が前記第1の部分により、前記時多重化メッセー ジの付加的な部分は前記移動端末により受信されるべきと、判断するときは、前 記移動端末は、前記時多重化メッセージの第2の部分を受信するように前記複数 のタイム・スロットの第2のサブセットを受信する。従って、前記メッセージの 第1の部分は、好ましくは、前記メッセージの残りから個別的に復号可能なこと である。 本発明の第1の実施例において、前記移動端末には1つのアドレスが関連付け され、かつ前記時多重化メッセージは前記メッセージの意図する受取者を指定す る1つのアドレスを含む。このような実施例において、前記移動端末は、前記メ ッセージの前記第1の部分により、前記時多重化メッセージが前記移動端末を含 むアドレスの範囲内のアドレスを有する移動端末にアドレス指定されているか否 かを判断し、もし前記移動端末の前記アドレスが前記アドレスの範囲内であれば 、付加的なタイム・スロットのみを受信することができる。 代わって、前記移動ユニット識別子が複数ビットを含むときは、前記時多重化 メッセージの前記第1の部分は前記メッセージの前記意図する受取者の移動ユニ ット識別子のサブセットの複数ビットを含むことができる。次いで、前記移動端 末は、前記時多重化メッセージの前記第1の部分に包含されたサブセットの複数 ビットが前記移動端末の前記移動ユニット識別子の対応するサブセットの複数ビ ットと同一であるか否かを判断し、もし前記ビットが同一であれば、前記メッセ ージの残りのみを受信する。前記移動ユニット識別子のサブセットの複数ビット は、可能な移動ユニット識別子の値のランダムな分布が移動端末の分布から得ら れるように、前記複数ビットから選択されてもよい。 本発明のいくつかの実施例において、時多重化メッセージはページ・メッセー ジを備えている。更に、前記時多重化メッセージは、放送メッセージであっても よい。このような場合に、移動端末は、前記時多重化メッセージの前記第1の部 分により、時多重化メッセージは前に受信した時多重化メッセージの新しいバー ジョンであるか否かを判断し、もしこのバージョンがより新しいときは、前記メ ッセージの残りのみを受信する。 メッセージの部分のみを受信し、かつ前記メッセージの残りは受信されるべき か否かを判断することにより、本発明は、移動端末にエネルギを消費する受信メ ッセージ量を軽減可能にさせる。更に、メッセージの部分のみが処理される必要 があるので、メッセージ全体を処理するために利用されるエネルギが節約される 。特に、本発明は、移動端末が典型的には着呼を見逃さないように、全てのペー ジ・メッセージを監視するページング・メッセージに使用するのに適している。 当該技術分野において習熟している者に理解されるように、本発明は、方法又 は装置として実施され得る。 図面の簡単な説明 図1は本発明に使用するのに適したセルラ無線システムのアーキテクチャを示 す。 図2は時多重化通信システムにおけるチャネルを図形的に示す。 図3は時多重化通信システムにおけるフレームを図形的に示す。 図4はGSM適応通信システムにおけるフレームの構成を図形的に示す。 図5はGSM適応通信システムにおける制御マルチ・フレームの構成を図形的 に示す。 図6は本発明の一実施例による移動端末の動作を示すフロー・チャートである 。 図7は本発明の一実施例による基地局の動作を示すフロー・チャートである。 図8は本発明による移動端末のブロック図である。 図8Aは図8の移動端末の一実施例の詳細なブロック図である。 図9は本発明による基地局のブロック図である。 図9Aは図9の移動端末の一実施例の詳細なブロック図である。 本発明の詳細な説明 ここで本発明は、本発明の好ましい実施例が示されている添付図面を参照して 以下でより完全に説明される。しかしながら、本発明は、困難な多くの形式によ る実施可能とされ、ここで述べる実施例に限定されると解釈されるべきではなく 、むしろ、これらの実施例は、この開示が徹底的かつ完全となると共に、当該技 術分野において習熟している者に対して本発明の範囲を完全に伝えるように、提 供されている。同一番号は全体を通じて同一要素を表す。当該技術分野において 習熟している者により理解されるように、本発明は、装置の方法として実施され 得る。従って、本発明は、完全なハードウェア実施、完全なソフトウェア実施、 又はソフトウェア及びハードウェアの特徴を組み合わせた一実施例の形式を取っ てもよい。 本発明を理解するために、広域セルラ・ネットワークは、GSMシステム標準 を参照して説明される。しかしながら、当該技術分野において習熟している者に より理解されるように、本発明の効果及び利点は、他の通信プロトコルによって も得られ、従って、本発明はGSMプロトコルに限定されると解釈されるべきで はない。 本発明を利用した広域セルラ・ネットワークが図1に示されている。図1に示 すようにセルラ無線システムにおいて、地理的な領域(例えば、大都市圏)は、 セルC1〜C10のように、いくつかが連続する小さな無線サービス・エリア( 「セル」と呼ばれる)である。セルC1〜C10は、対応する1グループの固定 無線局(「基地局」と呼ばれる)B1〜B10によりサービスされ、それぞれは システムに割り付けられた1サブセットの無線周波数(RF)上で動作する。与 えられた任意のセルに対して割り当てられた周波数は、当該技術分野において周 知となっている周波数繰り返し利用パターンに従って、遠方のセルに再割り当 てされてもよい。各セルにおいて、少なくとも一周波数(「制御」又は「ページ ング/アクセス・チャネルと呼ばれる)は、制御即ち管理メッセージを搬送する ために使用され、かつ他の周波数(「ボイス」即ち「音声」チャネルと呼ばれる )は音声通話を搬送するために使用される。セルC1〜C10におけるセルラ電 話ユーザ(移動加入者)は、それぞれ隣接の基地局と通信する移動端末M1〜M 9のように、携帯(ハンド・ヘルド)、可搬(ハンド・キャリー式)、又は移動 (車載式)電話ユニット(移動端末)を備えている。基地局B1〜B10は移動 サービス交換局(MSC)20に接続され、かつこれにより制御される。MSC 20は、続いて陸線(ケーブル回線)公衆交換電話網(PSTN)、又は総合デ ィジタル通信網(ISDN)のように同様の施設における中央局(図1には示さ れていない)に接続される。MSC20は、ケーブル回線と移動加入者との間及 びこれらの内で呼の交換をし、複数の移動端末に対する信号を制御し、請求書統 計(billing statistics)を編集し、かつシステムの動作、保 守及び試験を提供する。 米国では、各主要大都市統計領域(MSA:major metropoli tan statistical area)において複数の通信システムを動 作させることが異なる2つの企業実体に許可された。移動加入者は、サービスを 受けるためには、これらのオペレータ(サービスが加入されるローカル・システ ムは「ホーム・システム」と呼ばれる)のうちの1つとの加入契約を結ぶ。ホー ム・システムの外を移動する(ローミングと呼ばれる)ときに、もしホームのオ ペレータと訪問したシステムとの間にローミング契約があれば、移動加入者は、 遠方(「訪問した」と呼ばれる)システムによりサービスが受けられる。移動端 末M1〜M9のいずれかによるセルラ・システムへのアクセスは、ホーム・シス テム・オペレータにより各移動加入者に割り付けられている移動体識別番号(M IN)、及び移動局に記憶される電子連続番号(ESN)(いわゆる「MIN/ ESN」ペア)に基づいて制御される。MIN/ESNペアは、呼を発信し、か つその有効性がMSC20によりチェックされるときに、移動局から送出される 。もしMIN/ESNペアが無効であると判断されると、システムは移動局に対 するアクセスを拒否する。MINは、着呼の移動局に注意 を喚起する時、システムから移動局へ送出される。 オン(パワー・アップ)のときは、移動端末M1〜M9のそれぞれは、アイド ル状態(待機モード)になり、最も強い制御チャネル(通常、その時点で移動局 が位置しているセルの制御チャネル)を連続的に監視する。アイドル状態にある 間にセル間を移動すると、移動局は、「古い」セルの制御チャネル上の無線接続 を最終的に「失い」、「新しい」セルの制御チャネルに同調する。制御チャネル への初期同調及びその変更は、いずれもセルラ・システムにおいて動作している 全ての制御チャネルを走査して「最良の」制御チャネルを発見することにより、 自動的に達成される。良好な受信品質を有する制御チャネルが発見されると、移 動局は、再び品質が低下するまで、そのチャネルに同調したままである。このよ うにして、移動局は、システムと「接触」を維持し、MSC20に接続されてい る基地局B1〜B10のうちの1つを通って電話呼を受信又は発信する。 移動局は、着呼を検出するために、連続的に制御チャネルを監視してこれにア ドレス指定された(即ち、そのMINを包含する)ページ・メッセージは受信さ れたか否かを判断する。通常の(陸線)加入者が移動加入者を呼出すときは、例 えば、ページ・メッセージが移動局に送出される。この呼は、PSTNからダイ アルされた番号が解析されるMSC20へ向けられる。もしダイアルされた番号 が有効とされると、MSC20は基地局B1〜B10のうちのいくつか又は全て を要求して対応するこれらのセルC1〜C10の全般にわたって被呼移動局をペ ージングする。次いで、MSC20からの要求を受信する基地局B1〜B10の それぞれは、被呼移動局のMINを包含するページ・メッセージを対応するセル の制御チャネルを通って送信する。そのセルに存在するアイドル・モードの移動 端末M1〜M9のそれぞれは、制御チャネルから受信したページ・メッセージ内 のMINを記憶しているMINと比較する。被呼移動局は、MINの一致により 、制御チャネルを通って基地局にページ応答を自動的に送信し、次いで基地局は ページ応答をMSC20に転送する。MSC20は、ページ応答を受信すると、 ページ応答が受信されたセルにおいて利用可能な音声チャネルを選択し(MSC 20はこのためにアイドル・チャネル・リストを保持し)、かつそのセル内の基 地局に要求を出して、制御チャネルを経由して移動局に選択した音声チャネルに 同 調するように指令する。一旦移動局が選択した音声チャネルに同調すると、貫通 接続が確立される。 他方、移動加入者が呼を(例えば、通常の加入者の電話番号をダイヤルし、移 動局において送受話器上の「送出」ボタンを押すことにより)開始するときは、 移動局用のダイヤルした番号及びMIN/ESNペアは、制御チャネルを通って 基地局に送出され、かつMSC20に転送され、MSC20がその移動局につい て有効にし、音声チャネルを割り付け、かつ以上で述べたように通話のための貫 通接続を確立する。 もし移動局が通話状態にある間にセル間を移動するときは、MSC20は古い 基地局から新しい基地局へ呼の「ハンドオフ」を実行する。MSC20は新しい セルにおいて利用可能な音声チャネルを選択し、次いで古い基地局に指令して古 いセルにおける現在の音声チャネル上の移動局にハンドオフ・メッセージを送出 するようにし、このハンドオフ・メッセージが新しいセルにおいて選択された音 声チャネルに同調するように移動局に知らせる。このハンドオフ・メッセージは 、通話において殆ど気付かない短い中断を発生させる「ブランク及びバースト」 モードにより送出される。移動局は、ハンドオフ・メッセージを受信すると、新 しい音声チャネルに同調し、かつ貫通接続が新しいセルを経由してMSC20に より確立される。古いセル内の古い音声チャネルは、MSC20においてアイド ルとマークされ、他の通話に使用可能にされる。 図1に示す通信ネットワークは、好ましくは、時多重化メッセージを採用した ディジタル標準を採用する。例えば、GSMシステムはメッセージ用に時分割搬 送波を利用した。図2は搬送波の時分割を示す。図2に示すように、搬送波はバ ースト期間として知られている1〜n固定長期間に分割されてもよい。これらの バースト期間のそれぞれは、時分割搬送波のタイム・スロットと見なされてもよ い。 図3に示されているように、1グループの連続したタイム・スロットはフレー ムに分割され得る。1フレームはmタイム・スロットからなる。これらのタイム ・スロットは、典型的に、0〜m−1と命名される。更に、図3に示すように、 これらのフレームは、フレーム1におけるタイム・スロット0は、フレーム2に おけるタイム・スロット0に対応するように、繰り返れされてもよい。典型的な 時多重化システムにおいて、1つの移動端末は、1フレームの複数のタイム・ス ロットのうちの1タイム・スロットにおいてのみ送受信を行う。従って、移動端 末は残りのタイム・スロット中は不活性となり、これによってエネルギを保存す る。 図4に示すように、GSMシステムにおいて、1フレームは0〜7をラベル付 けした8タイム・スロットからなる。基地局B1〜B10と移動端末M1〜M9 との間の通信は、典型的に2つの形式、即ちトラヒック・チャネル及び共通チャ ネルに分割される。トラヒック・チャネルは、マルチ・フレームと呼ばれる26 GSMフレームを含む。共通チャネルは、1マルチ・フレーム内に51GSMフ レームを含む。本発明は、図5に示す51フレーム制御チャネル・マルチ・フレ ームについて説明される。 図5に示すように、GSMマルチ・フレームは、順に0から50まで番号付け された51フレームを含むことができる。図5において、各フレームの情報及び 機能の形式は、Fにより示すフレームが周波数補正バーストを表し、Sにより示 すフレームは同期バーストを表し、BCCHにより示すフレームは放送制御チャ ネルを表し、CCCHにより示すフレームは共通制御チャネルの例を表し、かつ Iにより示すフレームはアイドル・バーストを表す。図5は、各フレームの1タ イム・スロットについての名称を表しており、例えば、フレーム6〜9に関連付 けられたCCCHが4タイム・スロット上に符号化された1メッセージを、この CCCHを形成している複数フレームのそれぞれのタイム・スロット0として表 す。 動作において、移動端末M1は、着呼がページング・チャネル(PCH)と呼 ばれるものにおいて送信されるページ・メッセージにより通知される。IPCH は、BCCH上を搬送される情報により定義されるように、1以上の例のCCC H上を搬送される。特定のPCHは、2と9との間のマルチ・フレームに従って 繰り返すことができる。従って、9CCCH/51フレームのマルチ・フレーム まで存在し、かつこれらのCCCHが特定の間隔の2から9までのマルチ・フレ ームで繰り返されるので、81まで固有に識別可能なPCHが指定され得る。 M1のような移動端末は、そのページング・チャネルとして、固有に識別され るPCHのうちの1つのB1のような基地局により割り付けられる。移動端末M 1が使用状態にある時間の大部分において、移動端末M1は、端末が着呼を待機 してるスタンバイ即ちスリープ・モードにある。移動端末M1は、着呼を見逃す ことがないように、及び着呼の肯定応答における遅延を減少させるように、移動 端末M1に向けられたページング・メッセージ用に割り付けられたPCHの各発 生を監視する。通常のGSMシステムでは、ページング・メッセージがCCCH 全体にわたって畳み込み的に符号化されるので、移動端末がPCHの4タイム・ スロットの全てを受信しなければならない。従って、通常のシステムでは、移動 端末M1が割り付けられたPCHの各発生について、割り付けられたPCHの4 タイム・スロットの全てを受信し、かつ復号する。 通常のシステムに対して、本発明のシステムは、移動端末M1が割り付けられ たPCHに関連付けられた複数タイム・スロットの一部のみを受信できるように し、かつ付加的な複数のタイム・スロットは受信されるべきか否かを判断する。 移動端末における電力消費は、移動端末の受信機及び信号処理を選択的に制御す ることにより減少される。従って、移動端末は完全なメッセージを形成し、かつ 移動端末が時多重化メッセージの第1の部分を受信できるようにさせる複数のタ イム・スロットの第1のサブセットを受信することができる。そこで、移動端末 は、時多重化メッセージにより、もし時多重化メッセージの付加的なタイム・ス ロットは移動端末により受信されるべきか否かを判断することができる。移動端 末が、付加的な複数の部分は受信されるべきであると、判断するときは、時多重 化メッセージの残りの部分のみを受信する。付加的な部分が受信されるべきでな い場合は、移動端末は、付加的な複数の部分を受信かつ処理するために必要とし たであろうエネルギを保存する。 移動端末がその時多重化メッセージの残りを受信すべきか否かを判断する1つ の方法は、各移動端末と関連付けされた移動ユニット識別子アドレスであるM1 を利用することである。従って、メッセージの第1の部分は、メッセージの意図 する受信者を指定する1つのアドレス又はアドレスの範囲を含む。そこで、移動 端末は、メッセージの第1の部分からのアドレス又はアドレスの範囲をそれに割 り付けられたアドレスと比較して、メッセージの付加的な部分は移動端末により 受信されるべきか否かを判断する。 時多重化メッセージの第1の部分に移動端末に割り付けられたアドレスの全ビ ットが含まれていない場合は、メッセージの意図する受信者の移動ユニット識別 子のサブセットの複数ビットは、時多重化メッセージの第1の部分に含まれてい るはずである。そこで、移動端末が、時多重化メッセージの第1の部分に包含さ れている移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットは移動端末に割り付けら れた移動ユニット識別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否か を判断することにより、そのメッセージの付加的な部分は受信されるべきか否か を判断することができる。このサブセットの複数ビットは、可能移動ユニット識 別子の値のランダムな分布が移動端末の分布から得られるように、選択されても よい。従って、移動端末が、メッセージの付加的な部分は端末により受信される べきでないと、正しく判断できる可能性は、その分布にある全ての移動端末にほ ぼ等しい。 以上で説明した電力保存方法は、特定の移動端末用に意図されたメッセージに 関する電力消費を低減が効果的にすることができると同時に、電力の保存がセル 内で全ての移動端末により受信されるべき「放送」メッセージにおいても得られ る。放送メッセージは、セル内の全ての移動端末に周期的に送信されるが、しか しこれらメッセージの内容は多数の放送について同一であってもよい。従って、 エネルギの更なる保存は、もしメッセージの内容が意味のある方法で変更される ならば、放送メッセージの全体を受信することのみによって得られる。このよう な判断は、時多重化メッセージが前に受信した時多重化メッセージの新しいバー ジョンであるか否かを判断し、新しいバージョンであれば、全てのメッセージを 受信することによってのみ、達成される。 メッセージのバージョンは、基地局が時多重化メッセージのバージョン情報の 第1のサブセットのタイム・スロットに含まれたメッセージを送信することによ り、移動局により判断され得る。そこで、移動端末は、このバージョン情報を受 信し、かつ復号して、この情報を移動局により受信された時多重化メッセージの 最近受信バージョン(the most recently recelved version)に対応するバージョン情報と比較する。もしバージョン情報 がそのメッセージより新しいバージョンを示すときは、移動端末はそのメッセー ジ全体を受信してそのメッセージ及び関連するそのバージョン情報を記憶する。 従って、移動局は、メッセージが新しい情報を包含するときは、放送メッセージ 全体を単に受信かつ処理し、これによって冗長な情報を受信かつ処理するために 必要とするはずであったエネルギを節約する。 ここで、本発明は、本発明を利用している基地局及び移動端末の動作説明する フロー・チャート及びブロック図である図6、図7、図8及び図9について説明 される。フロー・チャートの説明及び各ブロック、及びフロー・チャートの説明 におけるブロックの組み合わせは、コンピュータのプログラム命令により実行可 能とされることを理解すべきである。これらのプログラム命令は、プロセッサに 提供されて、プロセッサ上で実行される命令がフロー・チャートの1ブロック又 は複数ブロックにより指定された複数の機能を実行する手段を作成するように、 装置を作成することもできる。プロセッサ上で実行する複数の命令がフロー・チ ャートの1ブロック又は複数ブロックにより指定された複数の機能を実施する複 数のステップを提供するように、コンピュータのプログラム命令は、プロセッサ により実行される一連の動作ステップを引き起こさせ、プロセッサによりコンピ ュータ実行処理を生成するために、実行されてもよい。 従って、フロー・チャート説明の複数のブロックは、指定された複数機能を実 行する手段の組み合わせ、指定された複数機能を実行する複数ステップの組み合 わせ、及び指定された複数機能を実行するプログラム命令手段をサポートする。 更に、フロー・チャート説明の各ブロック、及びフロー・チャート説明における 複数ブロックの組み合わせは、指定された複数機能又は複数ステップを実行する 特殊目的のハードウェアに基づくシステム、又は特殊目的のハードウェア及び複 数コンピュータ命令の組み合わせにより実施されてもよいことも理解されるべき である。図8に示す移動端末15の多くの構成要素は、図9に示すように基地局 42を構築するために使用されてもよく、図において、図8と同一構成要素は同 一の参照番号により表され、更に基地局42の構成要素を移動端末15の構成要 素から区別するために(’)により表されていることに注意すべきである。 図9に示す基地局42は、メッセージを符号化し、かつ図8に示す移動端末1 5に送信する。この送信動作は、基地局42に関しては図7、また移動端末15 に関しては図6に示されている。 図8に示すように、本発明による移動端末15は、電磁的な信号を送信及び受 信するトランシーバ22に接続されたアンテナ21を含む。トランシーバ22は 制御プロセッサ28により制御される。トランシーバ22により送信される情報 は、送信回路24により処理され、送信回路24は送信信号の処理をする。同様 に、トランシーバ22により受信された情報は、受信回路26により処理され、 受信回路26は受信信号の処理をする。更に、これら回路のそれぞれは、制御プ ロセッサ28により制御され、制御プロセッサ28はデータ又はプロセッサ命令 を記憶するメモリ又は他の記憶手段32と接続されている。更に、移動端末15 は、充電式バッテリ又は他のこのような携帯電力貯蔵装置により典型的に動作す る電源30を含む。制御プロセッサ28は、ここで述べているように電力消費を 減少させるために、電源30からの電力を例えば送信回路24、受信回路26及 びトランシーバ22のように、移動端末15の他の構成要素に選択的に供給する 。更に、移動端末15は、制御プロセッサ28と動作可能に接続されてユーザと 対話するために例えばキーパッド34、スピーカ36、マイクロホン38及びデ ィスプレイ40のような複数の入出力装置を含むことができる。 同様に、図9に示す基地局42は、トランシーバ22’に接続されたアンテナ 21’を含む。トランシーバ22’は制御プロセッサ28’により制御される。 トランシーバ22’により送信される情報は、送信回路24’により処理され、 送信回路24’は送信信号の処理をする。同様に、トランシーバ22’により受 信された情報は、受信回路26’により処理され、受信回路26’は受信信号の 処理をする。更に、これら回路のそれぞれは、制御プロセッサ28’により制御 され、制御プロセッサ28’はデータ又はプロセッサ命令を記憶するメモリ又は 他の記憶手段32’接続されている。更に、基地局42は電源30’を含み、電 源30’は、移動端末15と異なり、携帯可能である、又はバッテリのような電 力貯蔵装置により動作する必要はない。従って、基地局42は移動端末15と同 一の電力保存考慮をしなくともよい。更に、基地局42は、MSC20へ及びか らの情報を通信するMSCインタフェース44を含む。 ここで、基地局42及び移動端末15の動作が基地局42から移動端末15へ 送信されるメッセージにいて説明される。例えば、メッセージは基地局42のM SCインタフェース44により受信されるページ・メッセージ又は放送メッセー ジであっても、また1移動端末又は複数の移動端末へ送信するために制御プロセ ッサ28’に供給されてもよい。図7に示すように、移動端末15へのメッセー ジの送信は制御プロセッサ28’により開始して、メッセージは特定の移動端末 用に意図されたメッセージなのか、又はメッセージは放送メッセージなのかを判 断する(ブロック70及びブロック72)。もしメッセージが放送メッセージで あれば、制御プロセッサ28’は放送メッセージにバージョン番号をメッセージ の第1の部分に取り込む(ブロック74)。もしメッセージが特定の移動端末用 に意図されているのであれば、制御プロセッサ28’は、以上でのべたように、 移動端末のアドレス、又は移動ユニット識別子の一部のように端末に固有の情報 を送信されるべきメッセージの第1の部分に取り込む(ブロック76)。 いずれの場合も、メッセージの第1の部分及びそのメッセージの残りは送信回 路24’に供給され、送信回路24’はメッセージの第1の部分及びそのメッセ ージの残りを個別的に符号化する(ブロック78)。次いで、送信回路24’は メッセージの個別的に符号化した2つの部分をトランシーバ22’に供給してア ンテナ21’より送信し、送信回路24’はメッセージの送信動作を完了する( ブロック80、ブロック82及びブロック84)。 図6に示すように、移動端末15は、トランシーバ22を活性化させてメッセ ージのタイム・スロットを受信することにより、基地局42からメッセージの受 信を開始する(ブロック50及びブロック52)。次いで、移動端末15はタイ ム・スロットを受信したトランシーバ22を不活性化する(ブロック図54)。 次いで、移動端末15は、メッセージの一部を復号するために十分なメッセージ が受信されたか否かを判断する(ブロック56)。もしメッセージの一部を復号 するために十分なメッセージが受信されなかったときは、トランシーバ22の活 性化及び不活性化が適当なタイミングで繰り返されてメッセージのタイム・スロ ットを受信し続ける(ブロック56、ブロック52及びブロック54)。 メッセージの一部を復号するために十分なタイム・スロットが受信されたとき は、制御プロセッサ28は受信回路26が受信した情報を処理してメッセージの 一部を復号する(ブロック58)。次いで、制御プロセッサ28は、メッセージ の復号された部分により、放送メッセージの新しいバージョンは送信されている か、又はメッセージは移動端末15に向けられているかを判断する。もしいずれ もその通りのときは、ブロック62に示すように、制御プロセッサ28及び受信 回路26の活性化及び不活性化の処理は、メッセージの全体が受信されるまで続 けられる。しかしながら、もしメッセージが新しい情報を含んでいない、又は異 なる移動端末に向けられているときは、このメッセージに関するメッセージの受 信処理は終結される(ブロック64)。図6に示すように、もし制御プロセッサ がメッセージ監視処理における任意の時点で、メッセージは移動端末により完全 に受信される必要はないと判断すると、処理が終結可能にされ、そうでなければ メッセージを受信して復号することに消費されてしまうであろうエネルギが保存 され得る。 メッセージを以上で述べた移動端末へ送信することを目的としたメッセージ・ システムに加えて、基地局42及び移動端末15の使用は、以上でのべたGSM のような既知のセルラ通信の方法にほぼ適合している。これら移動端末15及び 基地局42の概要的な動作機能は、当該技術分野に習熟している者に知られてい る。従って、基地局42及び移動端末15の概要動作は、本発明に関係しない所 までは説明されない。 本発明による移動端末の一実施例の更に詳細なブロック図が図8Aとして提供 される。同様に、本発明による基地局の一実施例の更に詳細なブロック図が図9 Aに提供されている。移動端末15及び基地局42のように、両装置には多くの 構成要素が共通しており、各装置において同一の機能を実行する。以下、図8A の移動局及び図9Aの基地局の動作は、本発明の使用により達成され得るオペレ ーション数及び節約量を強調するために制御及び音声メッセージの送信及び受信 の両方について説明される。説明を明確にするために、メッセージを受信し、か つ復号するために必要とされる多数の構成要素及びオペレーションは、多数のタ イム・スロットにわたって分配されたメッセージが完全に受信され、かつ復号さ れるべきか否かについての早期検出に対する要求を増大させる。 第1に図8Aを参照すると、IS−54Bにほぼ適合し、かつ本発明に従って 使用され得る例示的な移動端末のブロック図が示されている。図8Aにおいて、 ディジタル・チャネル上の通信に関係するある程度の構成要素が示されているが 、これらの構成要素のいくつかに加えて又は代わって他のディジタル又はアナロ グ構成要素が使用されてもよいことは、理解されるべきである。図8Aの例示的 な移動端末は、音声及び制御データを送信及び受信することができる。送信回路 はほぼ図8Aの上半分に記載され、一方受信回路はほぼ図8Aの下半分に記載さ れている。 図8Aの移動端末において、ユーザからの音声は、音声コーダー101に対す る入力として供給される前に、マイクロホン100によりアナログ音声信号とし て検出され、次いで1以上の音声処理段に渡される(図8Aには示されていない )。予備符号化音声処理段は、音声レベル調整、バイパス・フィルリング、及び 付加的な高域通過フィルタリングの後にアナログ・ディジタル変換(例えば13 ビットPCMフォーマット又は8ビット、マイクロ・ロー・フォーマット(μl aw format)を含むことができる。音声コーダ101は、音声圧縮アル ゴリズム(例えば、RELP又はVSELP)を使用して音声信号を低速度デー タ・ビット・ストリーム(例えば、64kbpsから8kbpsに)に圧縮する 。音声コーダ101の出力は、1以上の誤り防止及び/又は訂正技術をデータ・ ストリームに適用するチャネル・コーダ104に供給される。例えば、チャネル ・コーダ104は、より傷付き易いビットのスピーチ・コード・データ・ストリ ームを保護するためにハーフ・レート繰り込みコード(rate one−ha lf convolutional code)を使用する。チャネル・コーダ ー104は、更に、音声コーダー・フレームの若干数の最上位知覚ビットにわた るサイクリック・リダンダンシー・チェック(CRC)を使用することができる 。 図8Aに示すように、制御データは、それぞれ移動端末内の高速接続制御チャ ネル(FACCH)発生器102及び低速接続制御チャネル(SACCH)発生 器103において発生され、かつチャネル・コーダ105及び106において誤 り符号化される。FACCHメッセージは、「ブランク及びバースト」モードに より送信され、これによってバーストの音声データが高速のFACCHバースト によりブランク化及び置換される。これに対して、SACCHメッセージは各音 声データのバーストと共に低速度で連続的に送信される。図8Aに示す例示的な 実施例では、SACCHメッセージが22バースト・インターリーバ110に供 給され、これが送信の前に、22タイム・スロット上にSACCHデータを展開 させる。 チャネル・コーダ104からの符号化音声ビット、及びチャネル・コーダ10 5からの符号化FACCHメッセージは、時分割マルチプレクサ107のそれぞ れの入力に供給され、時分割マルチプレクサ107は音声データ又はFACCH メッセージを複数の送信タイム・スロットにフォーマット化する。マルチプレク サ107の出力は2バースト・インターリーバ108に供給され、2バースト・ インターリーバ108はレイリー・フェージィングの劣化作用を改善するように 2タイム・スロットにわたり符号化音声又はFACCHデータをインターリーブ する(従って、誤り符号化に加えて、チャネル誤りに対して更なる保護を与える )。これは、各音声タイム・スロットが連続する2コーダ・フレームからのデー タを包含すること、又は同様に、各FACCHメッセージが2つのタイム・スロ ット上に展開されることを意味する。2バースト・インターリーバ108の出力 はモジュロ2の加算器109への入力として供給されて、データがビット毎に基 づき、暗号化ユニット115により提供される擬似ランダム・キーストリームと の論理モジュロ2加算により暗号化される。暗号化ユニット115に対する入力 は、20ms毎に1回(即ち、フル・レート・チャネルのTDMフレーム毎に1 回)増加されるフレーム・カウンタ114の値、及び移動端末に固有の秘密キー 116の値を含むことができる。フレーム・カウンタ114は20ms毎に1回 (即ち、送信TDMフレーム毎に1回)、暗号コード(擬似ランダム・キースト リーム)を更新するために使用される。暗号コードは、秘密キー116のビット を操作する暗号化アルゴリズムを使用して発生される。 モジュロ2の加算器109からの暗号データ及び22バースト・インターリー バ110からインターリーブされたSACCHデータは、入力としてバースト発 生器111に供給され、バースト発生器111は更に同期(sync)ワード、 及び同期ワード/DVCC発生器112からのディジタル検証カラー・コード( DVCC)も供給されている。バースト発生器111は、同期ワード、DVCC 、SACCHデータ、及び音声又はFACCHデータをそれぞれ備えたデータ・ バーストをフォーマット化する。同期ワードは、タイム・スロット識別及び同期 と、遠方の受信機(即ち基地局)における等化器トレーニングとに使用される。 DVCCはトラヒック・コ・チャネルから現在のトラヒック・チャネルを区別し 、かつ正しいRFチャネルが受信機により復号されていることを確認するために 使用される。DVCCは、例えばハミング・コードにより誤り符号化されてもよ い。以下に示されているように、DVCC及び同期ワードは、基地局から移動端 末に送信されるバーストのそれぞれに含まれている。 図8Aを更に参照すると、バースト発生器111からのメッセージ・バースト のそれぞれは、TDMフレームのタイム・スロットのうちの1つに送信される。 バースト発生器111は等化器113に接続され、等化器113は1タイム・ス ロットの送信を他のタイム・スロットの送信と同期させるために必要なタイミン グを提供する。従って、等化器113は基地局(マスタ)から移動局(スレーブ )へ送信されるタイミング信号を検出して、バースト発生器111を同期させる 。更に、等化器113は基地局から受信した同期ワード及びDVCCの値をチェ ックするために使用されてもよい。バースト発生器111及び等化器113の両 者は、タイミング目的用にフレーム・カウンタ114に接続されている。 バースト発生器111により発生されるメッセージ・バーストは、RF変調器 117に対する入力として供給され、RF変調器117はπ/4シフト差動符号 化4位相シフト・キーイング(π/4DQPSK)として知られた変調技術に従 って搬送周波数を変調するために使用される。この技術の使用は、2ビット・シ ンボルが絶対位相よりも位相が4可能変化(±π/4及び±π3/4)として送 信されるように、移動端末によって送信されるべき情報が差動的に符号化される ことを意味する。選択されたRFチャネルにおける雑音による誤りを最小化する ために、グレー・コードが1ビットのみが異なるシンボルに対する隣接位相の変 化をマッピングするために使用されてもよい(最尤誤りは、受信機が隣接位相を 選択することに帰結するので、このような誤りは単一ビットの誤りに限定される )。選択されたRFチャネル用の搬送周波数は、送信周波数シンセサイザ118 によりRF変調器117に供給される。RF変調器117のバースト変調された 搬送波信号出力は、電力増幅器119により増幅され、次いでアンテナ120を 経由して基地局に送信される。 移動端末での受信は本質的に送信の逆である。移動端末は基地局から受信機1 22に接続されたアンテナ121を通ってバースト変調信号を受信する。選択し たRFチャネル用の受信機搬送波周波数は、受信周波数シンセサイザ123によ り発生され、かつRF復調器124に供給され、RF復調器124は受信した搬 送波信号を中間周波数(IF)信号に復調する。IF信号は更にIF復調器12 5により復調され、IF復調器125はπ/4DQPSK変調前の元のディジタ ル情報を回復する。次いで、ディジタル情報は、この情報を2ビット・シンボル にフォーマット化する等化器113に渡され、次いでシンボルを音声又はFAC CHデータ及びSACCHデータからなる単一ビットのデータ・ストリームに変 換するシンボル検出器126に渡される。シンボル検出器126はFACCH又 は音声データをモジュロ2加算器127に、及びSACCHデータを22バース ト・デインターリーバ(deinter leaver)135に分配する。 モジュロ2加算器127は暗号化ユニット115に接続されており、基地局内 の送信機によりデータを暗号化するために使用されたと同一の擬似ランダム・キ ーストリームをビット毎に引き算することにより、暗号化された音声又はFAC CHデータを解読するために使用される。モジュロ2加算器127の解読出力は 2バースト・デインターリーバ128に供給され、2バースト・デインターリー バ128はディジタル・データの2連続フレームからのビットを組み立てること により、音声又はFACCHデータを再構築する。2バースト・デインターリー バ128は、2チャネル・デコーダ129及び130に接続されており、これら は繰り込み符号化音声又はFACCHデータをそれぞれ復号し、かつCRCビッ トをチェックして、誤りが発生したか否かを判断する(CRCビットは更にFA CCHデータから音声データを区別する方法も提供する)。音声データはチャネ ル・デコーダ129から音声デコーダ131に供給され、音声デコーダ131は 元のディジタル音声信号を再生する。次いで、この信号はスピーカ133により 放送するのに前にアナログに変換され、かつろ波される。FACCHメッセージ はFACCH検出器132により検出されて適当な操作のためにマイクロプロセ ッサ134に転送される。 22バースト・デインターリーバ135はSACCHデータを再組み立てし、 連続する22フレーム上に展開される。22バースト・デインターリーバ135 の出力は、チャネル・デコーダ136に対する入力として供給される。SACC HメッセージはSACCH検出器137により検出されて適当な操作のためにマ イクロプロセッサ134に転送される。 マイクロプロセッサ134は移動端末の活動を制御し、かつ移動端末と基地局 との間で通信をする。基地局から受信したメッセージ及び移動端末により実行さ れた測定に従ってマイクロプロセッサ134により、判断が行われる。マイクロ プロセッサ134は、メモリ(図示なし)を備えており、更に端末キーボード入 力及びディスプレイ出力ユニット138に接続されている。キーボード及びディ スプレイ・ユニット138は、ユーザが呼を開始する、呼に応答する、及び情報 を移動端末メモリに入力するのを可能にする。 図9Aの基地局は図8Aの移動端末と通信する。当該技術分野において通常に 習熟している者により理解されるように、基地局及び移動端末の構築にはある程 度の相違があり得る。例えば、図9Aに示すように、基地局は多重受信アンテナ 121’及びダイバーシティ受信用に関連付けされた無線ハードウェア122’ 〜125’を有することができる。更に、基地局は3(フル・レート)ディジタ ル・トラヒック・チャネル(DTCH)/RFチャネルをサポートするので、ベ ースバンド処理ハードウェア(図9Aにおける境界のボックス)は基地局におい て3倍されてもよく、IF復調器125’は、1出力ではなく3出力、即ち、デ ィジタル・トラヒック・チャネルのそれぞれについて1つを有することができる 。加えて、通常、基地局は、多重RFチャネル上で動作するので、適応可能なセ ルラ周波数繰り返し利用計画に従って基地局により使用されるべきRFチャネル の選択を実行するために、プログラマブル周波数組み合わせ器118A’と共に 多セットの無線チャネル・ハードウェア(ベースバンド処理及び無線ハードウェ ア)を含むことができる。他方、基地局は、ユーザ・キーボード及びディスプレ イ・ユニット138を含まなくてもよいが、しかし2つのアンテナ121’のそ れぞれにより受信された信号の強度を測定し、かつ出力をマイクロプロセッサ1 34’(ハンドオフ用)に提供するために、単一のレベル・メータ100’を含 むことができる。移動端末と基地局との間の他の相違は、当該技術分野において 習熟している者に容易に理解されるべきである。その他、制御及び音声メッセー ジの送信及び受信に関する、基地局の動作は、移動端末に関して既に説明したも のと本質的に同一である。 本発明の使用により、受信機122により受信され、RF復調器124により 復調され、IF復調器125により復調され、かつシンボル検出器126により 復調されたタイム・スロット数、モジュロ2加算器127、2バースト及び22 バースト・デインターリーバ128及び135、チャネル・デコーダ130及び 136、並びにFACCH及びSACCH検出器132及び137は、減少され てもよい。従って、これらのモジュールの動作は、もしメッセージの第1の部分 を受信するときに、避けられ、マイクロプロセッサ134は、そのメッセージの 残りが受信される必要はないと判断する。従って、これらのモジュールは、活性 化される必要はなく、そのメッセージの残りの部分を受信し、かつ復号するため に利用されることになるエネルギは、保存され得る。 当該技術分野において習熟している者により理解されるように、本発明は、特 に、メッセージが共通制御チャネル上を送信されるとき、より具体的にはメッセ ージがページ・メッセージであるときに有用である。本発明は、移動端末が着呼 を見逃さないように各ページ・メッセージを典型的に監視するので、ページ・メ ッセージに特に有用である。従って、不必要なタイム・スロットを受信するのを 避ける機会は、移動端末がページ・メッセージのように、ある形式のメッセージ を監視する必要のある頻度と共に増加する。本発明の使用により達成される節減 量は、1つの例を使用することにより明らかとなる。アジア・セルラ・サテライ ト・システム(ACeS)では、19タイム・スロット長のページング・メッセ ージ構造(H−PACH)及び81タイム・スロットの放送制御チャネル(S− HMBCH)が定義されている。GSMのように、1フレームは8タイム・スロ ットからなるが、制御マルチ・フレームは0〜101により番号付けされた10 2フレームを含む。制御マルチ・フレーム内では、1以上のタイム・スロットが 複数のページング・チャネルに割り付けられる。1タイム・スロット用のページ ング・チャネルの構造は5ページング・チャネルを包含する。各ページング・チ ャネルは、19タイム・スロット長を有し、1ページ・メッセージ/マルチ・フ レームを搬送することができる。GSMのように、ページ・メッセージはページ ングされている移動端末の移動ユニット識別子を含む。各移動端末は、それ自身 と一致する移動ユニット識別子によって1メッセージのための1ページング・チ ャネルを監視する。 本発明によれば、ページ・メッセージは不等な2部分に分割されてもよい。2 部分のうちの短い方は、移動ユニット識別子の部分のみを包含する。この第1の 部分は、第1の4タイム・スロット上に送出され、かつ個別的に復号できるよう に符号化される。これら第1の4バーストは、例えば56ビット移動ユニット識 別子の7ビットを包含することができる。次いで、移動端末は第1に4バースト を受信し、復号し、かつ受信したビットをその移動ユニット識別子におけるその 対応するビットと比較する。もし正確な一致が存在するときは、ページ・メッセ ージの残りの15タイム・スロットを受信する。 典型的な分布の移動端末からほぼランダムな分布の可能値が発見されるように 7ビットの比較により、かつ移動ユニット識別子からこれらの7ビットを選択す ることにより、待機モードにある端末は、平均して、1/27のメッセージにお ける19タイム・スロットの全てを読み出すことのみが必要となる。これは、電 話により読み出されるタイム・スロット数を19から平均して4+15/128 =4.12タイム・スロットへ減少させる結果となる。受信及び信号処理の両者 は、結果的な電力節約によるこの係数により、減少され得る。 本発明は特定のセルラ通信標準について説明されたが、本発明は特定の通信標 準に限定されると解釈されるべきではない。更に、本発明は、メッセージを個別 的に復号可能な2つの部分に分割すると説明したが、しかし当該技術分野におい て習熟している者により理解されるように、メッセージは任意数の部分に分割さ れてもよく、依然として本発明の効果により利益が得られる。更に、もしメッセ ージのフォーマットが受信されるに従って復号されるようになっているときは、 メッセージは送信の前に複数の部分に分割される必要はないが、受信されるに従 って受信移動端末により評価されてもよい。従って、ここで使用しているように 、用語部分のメッセージは、メッセージ全体の個々に区別可能な任意のサブセッ トの情報を指す。 図面及び明細書において、本発明の典型的な好ましい実施例が開示され、特定 の用語が採用されたが、これらは、限定を目的とするものではなく、一般的かつ 記述的な意味においてのみ使用され、本発明の範囲は以下の請求の範囲に記載さ れている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月22日(1999.1.22) 【補正内容】 TDMAシステムにおけるチャネルは、典型的には、1以上の周波数帯域上で 1以上のタイム・スロットを含む。以上で述べたように、トラヒック・チャネル は、ユーザ間、例えば無線電話のような移動端末とネットワークの基地局との間 の音声、データ又は他の情報を通信するために使用される。このようにして、各 トラヒック・チャネルは一方のユーザから他方のユーザへシステムにより確立さ れたデュープレックス通信リンクのうちの1方向を形成する。トラヒック・チャ ネルは、典型的には、必要とする時及び場所でシステムによりダイナミックに割 り付けられる。加えて、欧州GSMシステムのようなシステムは、トラヒック・ チャネルを「周波数ホップ」すること、即ち特定のトラヒック・チャネルが送信 される周波数帯域をランダム切り換えることができる。周波数ホップは、総合的 な通信品質を増加させるように干渉ダイバーシティ及び平均化を使用して、チャ ネル間の干渉事象の確率を小さくする。 英国特許出願GB 2 290 399号は送信機ユニット及び受信機ユニッ トを動作させる方法を説明している。送信機ユニットにおいて、少なくともアド レス部分は、その後にメッセージが続き、所定の周期(TW)により反復的に送 信される。受信機ユニットは、前記所定の周期(TW)を超えない休眠モードで の期間後に、休眠の低電力モードから受信モードに切り換わる。受信モードにお いて、アドレス情報は受信され、かつ前記受信機ユニットに記憶された所定のア ドレスにより、ビット毎に比較される。しかしながら、そこで説明されたシステ ムは、ページング・システムに関するものであり、TDMAセルラ・ネットワー クに使用されたもののように、複数のタイム・スロットを使用したTDMシステ ムに関するものではない。 セル内で送信される複数の専用制御チャネルには、複数のフォワード制御チャ ネルが典型的に含まれており、これらの専用制御チャネルは、広域セルラ・ネッ トワークのセルにおける制御情報を複数の無線電話へ放送するために使用され、 この無線電話はネットワークをアクセスするためにシーク可能である。フォワー ド制御チャネル上の制御情報の放送は、セル識別、システム・タイミング情報、 及び無線電話から広域セルラ・ネットワークをアクセスするために必要なその他 の情報のようなものを含むことができる。 GSM標準の放送制御チャネル(BCCH)のようなフォワード制御チャネル は、典型的には、各セルにおける専用の周波数帯域上に送信される。通常、シス テムにアクセスしようとする無線電話は、待機モードにより制御チャネルに「耳 を傾け(listen to)」、かつ基地局即ち衛星制御チャネルを捕捉するま で、基地局又は衛星に非同期である。隣接セルにおける制御チャネル間での不都 合な干渉を防止するために、周波数繰り返し利用が慣例的に採用されると共に、 隣接セルにおける制御チャネル用に、コ・チャネル・セル(cochannne l cells)間の最小分離を保証する周波数繰り返し利用パターンに従って 異なる専用周波数帯域が使用される。非同期無線電話は、採用した周波数ホップ ・シーケンス用の基準点がないために、周波数ホップされた制御チャネルを捕捉 するのが通常困難となるので、制御チャネルの周波数帯域の更に目の詰まった繰 り返し利用を許容する恐れのある周波数ホッピングは、通常、採用されない。 移動端末は通信に使用していないときであっても制御チャネルに「耳を傾け」 る必要があるので、移動端末はエネルギ節約の管理は、移動端末におけるバッテ リ又は充電式電源の動作期間を延長するために臨界的である。従って、多くの移 動端末は、呼を発信又は受信しないときに「スリープ・モード」に入る。しかし ながら、スリープ・モードにおいて、移動端末は、着呼を見逃さないようにペー ジング・チャネルを引き続き監視する必要がある。スリープ・モードの効率を最 大化するために、移動局は、可能な限り多くの信号処理ステップを避けるように 、受信処理において可能な限り早く、受信したメッセージが関係のあるメッセー ジか、関係のないメッセージかを検出できる必要がある。関係のないメッセージ が検出されると、移動局は直ちにスリープに復帰することができる。関係のない ページの初期検出により可能とする電力節約を理解するために、ページング・メ ッセージが1回/秒、送出される典型的なページング・チャネルを考えることに する。これは、それぞれの日に移動端末に送出される60×60×24=86, 400ページ・メッセージが存在することを意味する。例えば、もし、これらの メッセージのうちの1%のみが関係するときに、もし移動局が無関係のメッセー ジを検出できるのであれば、移動局はページ・メッセージのうちの99%の処理 を 避けることができる。従って、移動局は移動端末のメッセージ受信時間の大部分 をスリープ・モードにすることができる。 請求の範囲 1. 時分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークにおける複数のタイム ・スロット上に分配された時多重化メッセージを受信する受信機(26)を有す る移動端末(15)に対して通信する方法であって、前記移動端末(15)に1 つのアドレスが関連付けられ、かつ前記時多重化メッセージがそのメッセージの 意図された受取者を指定する複数のタイム・スロット上に分配された1つのアド レスを包含する方法において、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する前記時多重化メッ セージの第1の部分を受信するように前記複数のタイム・スロットの第1のサブ セットを受信し、前記時多重化メッセージの前記第1の部分が前記メッセージの 意図された受取者を指定するアドレスの少なくとも一部を包含し、 前記時多重化メッセージの前記第1の部分により、前記時多重化メッセージの 付加的な複数のタイム・スロットが前記移動端末(15)により受信されるべき か否かを判断し、 前記判断ステップが、もし前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・ スロットは前記移動端末(15)により受信されるべきであると、判断するとき は、前記時多重化メッセージの前記第2の部分を受信するように前記複数のタイ ム・スロットの第2のサブセットを受信する前記方法。 2. 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージが前記移動端末(15 )を含むアドレスの範囲内のアドレスを有する移動端末(15)に対してアドレ ス指定されているか否かを判断することを備え、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットを受信する前記ステップは、 前記判断するステップが、前記メッセージは前記移動端末(15)を含むアドレ スの範囲内のアドレスを有する移動端末(15)に対してアドレス指定されてい ると、判断をするときは、前記時多重化メッセージを受信するように前記複数の タイム・スロットの第2のサブセットを受信することを備えた 請求項1記載の方法。 3. 前記移動端末(15)と関連付けされた前記アドレスは、複数ビットを備 えた移動ユニット識別子であり、かつ前記時多重化メッセージの前記第1の部分 は前記メッセージの意図された受取者の移動ユニット識別子のサブセットの複数 ビットを包含し、 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージの前記第1の部分に包含さ れている前記第2のサブセットの複数ビットが前記移動端末(15)の前記移動 ユニット識別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否かを判断す るすることを含む請求項1記載の方法。 4. 前記時多重化メッセージの前記第1の部分に含まれている移動識別子のサ ブセットの複数ビットを備える前記ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット 識別子の値が移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数ビットから 選択される請求項3記載の方法。 5. 前記時多重化メッセージはページング・メッセージを備えている請求項1 、2、3又は4記載の方法。 6. 前記チャネルは共通制御チャネルを備えている請求項1、2、3又は4記 載の方法。 7. 前記チャネルはページング・チャネルを備え、かつ前記メッセージはペー ジングを備えている請求項1、2、3又は4記載の方法。 8. 前記判断するステップは、前記ページング・メッセージが前記移動端末( 15)に関連付けられた前記移動識ユニット別子を含む移動ユニット識別子の範 囲に含まれる移動ユニット識別子を有するか否かを判断することを備えている請 求項7記載の方法。 9. 前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能である前記いずれかの請求項記載の方法。 10.前記受信ステップは、 前記メッセージを、少なくとも前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分と、前記メッセージの第2の個別的に復号可能な部分とに分割するステップで あって、前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分及び前記メッセー ジの第2の個別的に復号可能な部分は、それぞれ、前記メッセージの第2の個別 的に復号可能な部分が前記移動端末(15)により受信されるべきと前記移動端 末(15)が判断できるメッセージの意図する受取者を指定するアドレスの少な くとも一部をそれぞれ包含するステップと、 前記第1のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分を送信するステップと、 前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第2の個別的に復号可能な部分を送信するステップと により先行されている請求項1、2、3又は4記載の方法。 11.前記時多重化メッセージは、前記メッセージの意図された受取者を指定す る複数ビットからなる1つのアドレスを包含し、 前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを少なくとも前記アドレス のサブセットの複数ビットを含む前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分に分割することを備えている 請求項10記載の方法。 12.時分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークにおける複数のタイム ・スロットにわたって分配された時多重化メッセージを有し、移動通信ネットワ ークに使用する移動端末(15)であって、前記移動端末(15)に1つのアド レスが関連付けられ、かつ前記時多重化メッセージが複数のタイム・スロットに わたって分配された1つのアドレスを包含し、かつ前記メッセージの意図された 受取者を指定する前記移動端末(15)において、 時多重化メッセージの複数のタイム・スロットに対応する所定の時点で無線通 信を選択的に受信する受信機回路(26)と、 前記受信機回路(26)に応答して、前記時多重化メッセージの第1の部分の サブセットに対応するサブセットの前記複数のタイム・スロットから、前記時多 重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末(15)によ り受信されるべきか否かを判断する手段(28)であって、前記時多重化メッセ ージの前記第1の部分は前記メッセージの前記意図された受取者を指定する前記 アドレスの少なくとも一部を包含し、かつ前記判断する手段(28)は、付加的 な複数のタイム・スロットは前記アドレスの少なくとも一部に基づいて受信され るべきか否かを判断する前記判断する手段(28)と、 前記判断する手段(28)及び前記受信機回路(26)と動作可能に関連付け られて前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットに対応する所定の時点で 前記受信機回路(26)に無線通信を選択的に受信させる受信機制御手段(26 )であって、前記複数のタイム・スロットの前記第2のサブセットは、前記判断 する手段(28)が、前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロッ トは前記移動端末(15)により受信されるべきであると、判断をするときは、 前記時多重化メッセージの第2の部分に対応している前記受信機制御手段と 備えている移動端末(15)。 13.前記判断する手段(28)は、前記時多重化メッセージが前記移動端末( 15)の前記アドレスを含むアドレスの範囲内の1つのアドレスを包含するか否 かを判断する手段を備え、かつ 前記受信機制御手段は、更に、前記複数のタイム・スロットの第2のサブセッ トに対応する所定の時点で前記受信機回路(26)に無線通信を選択的に受信さ せる手段を備え、前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットは、前記 判断する手段(28)が、前記メッセージは前記移動端末(15)を含む前記ア ドレスの範囲内のアドレスを包含していると、判断をするときは、前記時多重化 メッセージの第2の部分に対応している請求項12記載の移動端末(15)。 14.前記移動端末(15)は複数ビットを備えた移動ユニット識別子と関連付 けされ、かつ前記判断する手段(28)は、前記時多重化メッセージと関連付け られた移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットが前記移動端末(15)の 移動ユニット識別子の前記複数ビットの対応するサブセットと同一であるか否か を判断する手段を備えている請求項12記載の移動端末(15)。 15.前記時多重化メッセージに関連付けられた移動識別子のサブセットの複数 ビットを備えている前記複数ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット識別子 の値が複数の移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数ビットから 選択される請求項14記載の移動端末(15)。 16.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項12記 載の移動端末(15)。 17.前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能であり、かつ移動端末(15)の前記受信機回路(26)は、前記受 信機回路(26)に動作可能に関連付けられて前記メッセージの前記第1の部分 及び前記第2の部分を選択的に復号する復号手段(129’)(130’)(1 36’)を含む請求項12記載の移動端末(15)。 18.前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能であり、かつ移動端末(15)の前記受信機回路(26)は、前記受 信機回路(26)に動作可能に関連付けられて前記メッセージの前記第1の部分 及び前記第2の部分を選択的に復号する復号手段(129’)(130’)(1 36’)を含む請求項12記載の移動端末(15)。 19.複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを利用して時 分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークに使用する基地局(42)にお いて、 前記メッセージを少なくとも個別的に復号可能な前記メッセージの第1の部分 及び個別的に復号可能な前記メッセージの第2の部分に分割する手段(26’) であって、前記個別的に復号可能な前記メッセージの前記第1の部分及び前記個 別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分は、前記移動端末(15)が 、前記個別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分は前記移動端末(1 5)により受信されるべきであるか否かを判断できる前記メッセージに関連付け されたアドレスに少なくとも一部をそれぞれ包含する前記分割する手段(26’ )と、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する所定の時点で前記 個別的に復号可能な前記メッセージの前記第1の部分を送信する手段(24’) と、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットに対応する所定の時点で前記 個別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分を送信する手段(24’) と を備えている基地局(42)。 20.移動端末(15)には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化 メッセージは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなる 1つのアドレスを包含し、 前記分割する手段(26’)は、前記時多重化メッセージを少なくとも前記ア ドレスのサブセットの複数ビットを含む、個別的に復号可能な前記メッセージの 第1の部分に分割する手段を備えている 請求項18記載の基地局(42)。 21.前記アドレスは移動ユニット識別子である請求項20記載の基地局(42 )。 22.前記時多重化メッセージの前記第1の部分に関連付けられた移動識別子の 複数ビットのサブセットを含む前記複数ビットは、可能移動ユニット識別子の値 のランダム分布が複数の移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数 ビットから選択される請求項20記載の基地局(42)。 【手続補正書】 【提出日】平成11年6月22日(1999.6.22) 【補正内容】 請求の範囲 1. 時分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークにおける複数のタイム ・スロット上に分配された時多重化メッセージを受信する受信機(26)を有す る移動端末(15)に対して通信する方法であって、前記移動端末(15)に1 つのアドレスが関連付けられ、かつ前記時多重化メッセージがそのメッセージの 意図された受取者を指定する複数のタイム・スロット上に分配された1つのアド レスを包含する方法において、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する前記時多重化メッ セージの第1の部分を受信するように前記複数のタイム・スロットの第1のサブ セットを受信し、前記時多重化メッセージの前記第1の部分が前記メッセージの 意図された受取者を指定するアドレスの少なくとも一部を包含し、 前記時多重化メッセージの前記第1の部分により、前記時多重化メッセージの 付加的な複数のタイム・スロットが前記移動端末(15)により受信されるべき か否かを判断し、 前記判断ステップが、もし前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・ スロットは前記移動端末(15)により受信されるべきであると、判断するとき は、前記時多重化メッセージの前記第2の部分を受信するように前記複数のタイ ム・スロットの第2のサブセットを受信する前記方法。 2. 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージが前記移動端末(15 )を含むアドレスの範囲内のアドレスを有する移動端末(15)に対してアドレ ス指定されているか否かを判断することを備え、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットを受信する前記ステップは、 前記判断するステップが、前記メッセージは前記移動端末(15)を含むアドレ スの範囲内のアドレスを有する移動端末(15)に対してアドレス指定されてい ると、判断をするときは、前記時多重化メッセージを受信するように前記複数の タイム・スロットの第2のサブセットを受信することを備えた 請求項1記載の方法。 3. 前記移動端末(15)と関連付けされた前記アドレスは、複数ビットを備 えた移動ユニット識別子であり、かつ前記時多重化メッセージの前記第1の部分 は前記メッセージの意図された受取者の移動ユニット識別子のサブセットの複数 ビットを包含し、 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージの前記第1の部分に包含さ れている前記第2のサブセットの複数ビットが前記移動端末(15)の前記移動 ユニット識別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否かを判断す るすることを含む請求項1記載の方法。 4. 前記時多重化メッセージの前記第1の部分に含まれている移動識別子のサ ブセットの複数ビットを備える前記ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット 識別子の値が移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数ビットから 選択される請求項3記載の方法。 5. 前記時多重化メッセージはページング・メッセージを備えている請求項1 、2、3又は4記載の方法。 6. 前記チャネルは共通制御チャネルを備えている請求項1、2、3又は4記 載の方法。 7. 前記チャネルはページング・チャネルを備え、かつ前記メッセージはペー ジングを備えている請求項1、2、3又は4記載の方法。 8. 前記判断するステップは、前記ページング・メッセージが前記移動端末( 15)に関連付けられた前記移動識ユニット別子を含む移動ユニット識別子の範 囲に含まれる移動ユニット識別子を有するか否かを判断することを備えている請 求項7記載の方法。 9. 前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能である前記いずれかの請求項記載の方法。 10.前記受信ステップは、 前記メッセージを、少なくとも前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分と、前記メッセージの第2の個別的に復号可能な部分とに分割するステップで あって、前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分及び前記メッセー ジの第2の個別的に復号可能な部分は、それぞれ、前記メッセージの第2の個別 的に復号可能な部分が前記移動端末(15)により受信されるべきと前記移動端 末(15)が判断できるメッセージの意図する受取者を指定するアドレスの少な くとも一部をそれぞれ包含するステップと、 前記第1のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分を送信するステップと、 前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第2の個別的に復号可能な部分を送信するステップとによ り先行されている請求項1、2、3又は4記載の方法。 11.前記時多重化メッセージは、前記メッセージの意図された受取者を指定す る複数ビットからなる1つのアドレスを包含し、 前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを少なくとも前記アドレス のサブセットの複数ビットを含む前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分に分割することを備えている 請求項10記載の方法。 12.時分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークにおける複数のタイム ・スロットにわたって分配された時多重化メッセージを有し、移動通信ネットワ ークに使用する移動端末(15)であって、前記移動端末(15)に1つのアド レスが関連付けられ、かつ前記時多重化メッセージが複数のタイム・スロットに わたって分配された1つのアドレスを包含し、かつ前記メッセージの意図された 受取者を指定する前記移動端末(15)において、 時多重化メッセージの複数のタイム・スロットに対応する所定の時点で無線通 信を選択的に受信する受信機回路(26)と、 前記受信機回路(26)に応答して、前記時多重化メッセージの第1の部分の サブセットに対応するサブセットの前記複数のタイム・スロットから、前記時多 重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末(15)によ り受信されるべきか否かを判断する手段(28)であって、前記時多重化メッセ ージの前記第1の部分は前記メッセージの前記意図された受取者を指定する前記 アドレスの少なくとも一部を包含し、かつ前記判断する手段(28)は、付加的 な複数のタイム・スロットは前記アドレスの少なくとも一部に基づいて受信され るべきか否かを判断する前記判断する手段(28)と、 前記判断する手段(28)及び前記受信機回路(26)と動作可能に関連付け られて前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットに対応する所定の時点で 前記受信機回路(26)に無線通信を選択的に受信させる受信機制御手段(26 )であって、前記複数のタイム・スロットの前記第2のサブセットは、前記判断 する手段(28)が、前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロッ トは前記移動端末(15)により受信されるべきであると、判断をするときは、 前記時多重化メッセージの第2の部分に対応している前記受信機制御手段と備え ている移動端末(15)。 13.前記判断する手段(28)は、前記時多重化メッセージが前記移動端末( 15)の前記アドレスを含むアドレスの範囲内の1つのアドレスを包含するか否 かを判断する手段を備え、かつ 前記受信機制御手段は、更に、前記複数のタイム・スロットの第2のサブセッ トに対応する所定の時点で前記受信機回路(26)に無線通信を選択的に受信さ せる手段を備え、前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットは、前記 判断する手段(28)が、前記メッセージは前記移動端末(15)を含む前記ア ドレスの範囲内のアドレスを包含していると、判断をするときは、前記時多重化 メッセージの第2の部分に対応している請求項12記載の移動端末(15)。 14.前記移動端末(15)は複数ビットを備えた移動ユニット識別子と関連付 けされ、かつ前記判断する手段(28)は、前記時多重化メッセージと関連付け られた移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットが前記移動端末(15)の 移動ユニット識別子の前記複数ビットの対応するサブセットと同一であるか否か を判断する手段を備えている請求項12記載の移動端末(15)。 15.前記時多重化メッセージに関連付けられた移動識別子のサブセットの複数 ビットを備えている前記複数ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット識別子 の値が複数の移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数ビットから 選択される請求項14記載の移動端末(15)。 16.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項12記 載の移動端末(15)。 17.前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能であり、かつ移動端末(15)の前記受信機回路(26)は、前記受 信機回路(26)に動作可能に関連付けられて前記メッセージの前記第1の部分 及び前記第2の部分を選択的に復号する復号手段(129’)(130’)(1 36’)を含む請求項12記載の移動端末(15)。 18.複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを利用して時 分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークに使用する基地局(42)にお いて、 前記メッセージを少なくとも個別的に復号可能な前記メッセージの第1の部分 及び個別的に復号可能な前記メッセージの第2の部分に分割する手段(26’) であって、前記個別的に復号可能な前記メッセージの前記第1の部分及び前記個 別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分は、前記移動端末(15)が 、前記個別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分は前記移動端末(1 5)により受信されるべきであるか否かを判断できる前記メッセージに関連付け されたアドレスに少なくとも一部をそれぞれ包含する前記分割する手段(26’ )と、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する所定の時点で前記 個別的に復号可能な前記メッセージの前記第1の部分を送信する手段(24’) と、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットに対応する所定の時点で前記 個別的に復号可能な前記メッセージの前記第2の部分を送信する手段(24’) と を備えている基地局(42)。 19.移動端末(15)には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化 メッセージは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなる 1つのアドレスを包含し、 前記分割する手段(26’)は、前記時多重化メッセージを少なくとも前記ア ドレスのサブセットの複数ビットを含む、個別的に復号可能な前記メッセージの 第1の部分に分割する手段を備えている 請求項18記載の基地局(42)。 20.前記アドレスは移動ユニット識別子である請求項19記載の基地局(42 )。 21.前記時多重化メッセージの前記第1の部分に関連付けられた移動識別子の 複数ビットのサブセットを含む前記複数ビットは、可能移動ユニット識別子の値 のランダム分布が複数の移動端末(15)の分布から得られるように、前記複数 ビットから選択される請求項19記載の基地局(42)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,ID,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ワイス,リチャード,イー. アメリカ合衆国 ノースカロライナ,ケイ リイ,フェアファックス レーン 303 (72)発明者 ソルブ,トルブヨルン,ウイルソン アメリカ合衆国 ノースカロライナ,ケイ リイ,ダブリュ.ダットン コート 106

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを受信する受 信機を有する移動端末に対して通信する方法において、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する前記時多重化メッ セージの第1の部分を受信するように前記複数のタイム・スロットの第1のサブ セットを受信し、 前記時多重化メッセージの前記第1の部分により、前記時多重化メッセージの 付加的な複数のタイム・スロットが前記移動端末により受信されるべきか否かを 判断し、 前記判断ステップが、もし前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・ スロットは前記移動端末により受信されるべきであると、判断するときは、前記 時多重化メッセージの前記第2の部分を受信するように前記複数のタイム・スロ ットの第2のサブセットを受信する前記方法。 2. 前記移動端末には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化メッ セージは前記メッセージの意図する受信を指定する1つのアドレスを包含し、 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージは前記移動端末を含むアド レスの範囲内の1つのアドレスを有する移動端末に対してアドレス指定されてい るか否かを判断することを備え、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットを受信する前記ステップは、 前記判断するステップが、前記メッセージは前記移動端末を含むアドレスの範囲 内のアドレスを有する移動端末に対してアドレス指定されていると、判断をする ときは、前記時多重化メッセージを受信するように前記複数のタイム・スロット の第2のサブセットを受信することを備えた 請求項1記載の方法。 3. 前記移動端末はこれと関連付けされ、複数ビットを備えた移動ユニット識 別子を有し、かつ前記時多重化メッセージの前記第1の部分は前記メッセージの 意図する受取者の移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットを包含し、 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージの前記第1の部分に包含さ れている前記第2のサブセットの複数ビットは前記移動端末の前記移動ユニット 識別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否かを判断することを 含む請求項1記載の方法。 4. 前記時多重化メッセージの前記第1の部分に含まれている移動識別子のサ ブセットの複数ビットを備える前記ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット 識別子の値が移動端末の分布から得られるように、前記複数ビットから選択され る請求項3記載の方法。 5. 前記時多重化メッセージはページング・メッセージを備えている請求項2 記載の方法。 6. 前記判断するステップは、前記時多重化メッセージは前に受信した時多重 化メッセージの新しいバージョンであるか否かを判断することを備え、 前記複数のタイム・スロットの第2のサブセットを受信する前記ステップは、 前記判断するステップが、前記メッセージは前に受信した時多重化メッセージの 新しいバージョンであると判断するときは、前記複数のタイム・スロットの第2 のサブセットに対応する所定の時間に、前記時多重化メッセージの第2の部分を 受信することを含む請求項1記載の方法。 7. 前記時多重化メッセージの前記第1の部分はバージョン情報を包含してお り、かつ前記判断するステップは、前記バージョン情報により、前記時多重化メ ッセージに含まれている情報はその時多重化メッセージの最近受信バージョンか ら変更されたか否かを判断することを含み、 前記タイム・スロットの第2のサブセットを受信する前記ステップは、前記時 多重化メッセージに包含されている情報は前記時多重化メッセージの最新受信バ ージョンから変更されたと、前記判断するステップが判断するときは、前記時多 重化メッセージから第2の部分を受信するように前記複数のタイム・スロットの 第2のサブセットを受信することを備えている請求項6記載の方法。 8. 更に前記時多重化メッセージの前記受信した第2の部分を備えている請求 項7記載の方法。 9. 前記時多重化メッセージは、放送メッセージを備えてている請求項6記載 の方法。 10.前記メッセージの前記第1の部分及び前記メッセージの前記第2の部分は 、個別的に復号可能である請求項1記載の方法。 11.時分割多元接続(TDMA)セルラ・ネットワークにおける複数のタイム ・スロット上に分配された時多重化メッセージを受信する受信機を有した移動端 末に対して通信する方法において、 前記チャネルに対応する前記時多重化メッセージの第1の部分を受信するよう にマルチ・フレームにおけるチャネルの第1のサブセットの複数のタイム・スロ ットを受信し、 前記時多重化メッセージの前記第1の部分から、前記チャネルの残りのタイム ・スロットは前記移動端末により受信されるべきか否かを判断し、 もし前記時多重化メッセージの付加的な複数の部分は前記移動端末により受信 されるべきであると、前記判断するステップが判断するときは、前記時多重化メ ッセージの前記第2の部分を受信するように前記チャネルの付加的な複数のタイ ム・スロットを受信する前記方法。 12.前記チャネルは共通制御チャネルを備えている請求項11記載の方法。 13.前記チャネルはページング・チャネルを備え、かつ前記メッセージはペー ジ・メッセージを備えている請求項11記載の方法。 14.前記移動端末はこれと関連付けされ、複数ビットを備えた移動ユニット識 別子を有し、かつ前記判断するステップは、前記ページ・メッセージが前記移動 端末の前記移動ユニット識別子を含む前記移動ユニット識別子の範囲内に含まれ る移動ユニット識別子を有するか否かを判断することを備えている請求項13記 載の方法。 15.前記移動端末は、これと関連付けされ、複数ビットを備えた移動ユニット 識別子を有し、かつ前記ページ・メッセージの前記受信した第1の部分は、前記 ページ・メッセージと関連付けされた移動ユニット識別子のサブセットの前記複 数ビットを含み、 前記判断するステップは、前記ページ・メッセージの受信した第1の部分に含 まれた前記サブセットの前記複数ビットは、前記移動端末の前記移動ユニット識 別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否かを判断することを備 を備えている 請求項13記載の方法。 16.前記ページ・メッセージと関連付けされた移動識別子の前記サブセットの 複数ビットを備えている複数ビットは、ランダムな分布の可能移動ユニット識別 子の値が移動端末の分布から得られるように複数ビットから選択される請求項1 5記載の方法。 17.前記チャネルは放送チャネルを備えている請求項11記載の方法。 18.前記メッセージは反復的な放送メッセージを備えている請求項17記載の 方法。 19.前記反復的な放送メッセージの前記第1の部分は、バージョン情報を包含 し、かつ前記判断するステップは、前記バージョン情報から、前記反復的な放送 メッセージに包含された前記情報は前記反復的な放送メッセージの最新に受信さ れたバージョンから変更されたか否かを判断することを備え、かつ 前記チャネルの付加的な複数のタイム・スロットを受信する前記ステップは、 前記判断するステップが、前記反復的な放送メッセージに包含された前記情報は 前記反復的な放送メッセージの前記最新に受信されたバージョンから変更された と、判断するときは、前記時多重化メッセージの第2の部分を受信するように前 記チャネルの付加的な複数のタイム・スロットを受信することを備えている請求 項18記載の方法。 20.前記反復的な放送メッセージの前記受信した第2の部分を記憶するステッ プを備えている請求項19記載の方法。 21.前記メッセージの前記第1の部分及び前記メッセージの前記第2の部分は 、個別的に復号可能である請求項11記載の方法。 22.基地局から複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを 受信する受信機を有した移動端末に通信する方法において、 前記メッセージを少なくとも前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部分 と、前記メッセージの第2の個別的に復号可能な部分とに分割し、前記メッセー ジの前記第1の個別的に復号可能な部分は、前記移動端末が、前記メッセージの 前記第2の個別的に復号可能な部分は前記移動端末により受信されるべきか否か を判断できる情報を含み、 前記第1のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの、前記第1の個別的に復号可能な部分を送信し、かつ 前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第2の個別的に復号可能な部分を送信する ことを備えている方法。 23.1つの移動端末に1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化メッ セージは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなる1つ のアドレスを包含し、 前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを少なくとも前記アドレス のサブセットの複数ビットを含む前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分に分割することを備えている 請求項22記載の方法。 24.前記アドレスは移動ユニット識別子である請求項23記載の方法。 25.前記時多重化メッセージと関連付けられた移動識別子の前記サブセットの 複数ビットを備えている前記ビットは、ランダムな分布の可能移動ユニット識別 子の値が複数の移動端末の分布から得られるように、前記複数ビットから選択さ れる請求項24記載の方法。 26.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項22記 載の方法。 27.前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを、前記時多重化メッ セージに対応するバージョン情報を含むメッセージの第1の個別的に復号可能な 部分に分割することを備えている請求項22記載の方法。 28.前記時多重化メッセージは、放送メッセージを備えている請求項27記載 の方法。 29.前記基地局及び移動端末の前記メッセージは、時分割多元接続(TDMA )セルラ・ネットワークに含まれ、かつ前記メッセージはマルチ・フレームによ る1つのチャネルを通って送信される請求項22記載の方法。 30.前記チャネルは共通制御チャネルを備えている請求項29記載の方法。 31.前記チャネルはページング・チャネルを備え、かつ前記メッセージはペー ジ・メッセージを備えている請求項29記載の方法。 32.前記チャネルは放送チャネルを備えている請求項29記載の方法。 33.前記メッセージは反復的な放送メッセージを備えている請求項32記載の 方法。 34.前記反復的な放送メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分は、前 記反復的な放送メッセージのバージョンに対応するバージョン情報を包含してい る請求項33記載の方法。 35.基地局と、複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを 受信する受信機を有した移動端末との間で通信する方法において、前記基地局は 、 前記メッセージを、少なくとも前記メッセージの第1の個別的に復号可能な部 分と、前記メッセージの第2の個別的に復号可能な部分とに分割するステップで あって、前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分は、前記移動端末 が、前記メッセージの前記第2の個別的に復号可能な部分は前記移動端末により 受信されるべきか否かを、判断できる情報を含むステップと、 前記第1のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第1の個別的に復号可能な部分を送信するステップと、 前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時間に 前記メッセージの前記第2の個別的に復号可能な部分を送信するステップと を実行し、 前記移動端末は、 前記時多重化メッセージの第1の部分を受信するように前記第1のサブセット の前記複数のタイム・スロットを受信するステップと、 前記時多重化メッセージの前記第1の部分から、前記時多重化メッセージの付 加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末により受信されるべきか否かを判 断するステップと、 前記判断ステップが、前記時多重化メッセージの付加的な複数のタイム・スロ ットは前記移動端末により受信されるべきと判断するときは、前記時多重化メッ セージの前記第2の部分を受信するステップと を実行する前記方法。 36.前記移動端末に1つのアドレスが関連付けられ、かつ前記時多重化メッセ ージは前記メッセージの意図する受信を指定するアドレスを含み、 前記判断するステップは、前記判断するステップは前記移動端末を含むアドレ スの範囲内の1つのアドレスを有した移動端末にアドレス指定されているか否か を判断することを備え、かつ、 前記時多重化メッセージの前記第2の部分を受信する前記ステップは、前記判 断するステップが、前記メッセージは前記移動端末を含むアドレスの範囲内の1 つのアドレスを有した移動端末に対してアドレス指定されていると、判断すると きは、前記時多重化メッセージの前記第2の部分を受信することを備えている請 求項35記載の方法。 37.前記移動端末は、これと関連付けされ、複数ビットを備えた移動ユニット 識別子を有し、かつ前記判断するステップは、前記時多重化メッセージの前記第 1の部分に含まれた移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットは前記移動端 末の移動ユニット識別子の対応するサブセットの複数ビットと同一であるか否か を判断することを備えている請求項36記載の方法。 38.前記時多重化メッセージと関連付けられた移動識別子の複数ビットのサブ セットを備えている前記ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット識別子の値 が複数の移動端末の分布から得られるように、前記複数ビットから選択される請 求項37記載の方法。 39.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項35記 載の方法。 40.前記判断するステップは、前記時多重化メッセージは前に受信した時多重 化メッセージのより新しいバージョンであるか否かを判断することを備え、 前記時多重化メッセージの第2の部分を受信する前記ステップは、前記判断す るステップが、前記メッセージは前に受信した時多重化メッセージの新しいバー ジョンであると、判断するときは、前記時多重化メッセージの第2の部分を受信 することを備えた請求項35記載の方法。 41.前記時多重化メッセージの第1の部分はバージョン情報を包含し、かつ前 記判断するステップは、前記バージョン情報により、前記時多重化メッセージに 含まれる情報は前記時多重化メッセージの最新に受信したバージョンから変更さ れたか否かを判断することを備え、 前記セットの時多重化メッセージの第2の部分は、前記判断するステップが、 前記時多重化メッセージに包含された情報は前記時多重化メッセージの最新に受 信されたバージョンから変更されたと、判断しているときに前記時多重化メッセ ージの第2の部分を備えている 請求項40記載の方法。 42.更に、前記時多重化メッセージの前記受信した第2の部分を記憶するステ ップを備えている請求項41記載の方法。 43.前記時多重化メッセージは放送メッセージを備えている請求項40記載の 方法。 44.1つの移動端末には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化メ ッセージは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなるア ドレスを包含し、 前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを、少なくとも前記アドレ スのサブセットの複数ビットを含むメッセージの第1の個別的に復号可能な部分 に分割することを備えている 請求項35記載の方法。 45.前記分割するステップは、前記時多重化メッセージを、前記時多重化メッ セージに対応するバージョン情報を含む前記メッセージの第1の個別的に復号可 能な部分に分割することを備えている請求項35記載の方法。 46.複数のタイム・スロットにわたって分配される時多重化メッセージを有し た移動通信ネットワークに使用する移動端末において、 時多重化メッセージの複数のタイム・スロットに対応する所定の時点で無線通 信を選択的に受信する受信機回路と、 前記受信機回路に応答して、前記時多重化メッセージの第1の部分のサブセッ トに対応するサブセットの前記複数のタイム・スロットから、前記時多重化メッ セージの付加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末により受信されるべき か否かを判断する手段と、 前記判断する手段及び前記受信機回路と動作可能に関連付けられて第2のサブ セットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時点で前記受信機回路に 無線通信を選択的に受信させる受信機制御手段であって、前記第2のサブセット の前記複数のタイム・スロットは、前記判断する手段が、前記時多重化メッセー ジの付加的な複数のタイム・スロットは前記移動端末により受信されるべきであ ると、判断をするときは、前記時多重化メッセージの第2の部分に対応している 前記受信機制御手段と 備えている移動端末。 47.移動端末には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化メッセー ジは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなる1つのア ドレスを包含し、 前記判断する手段は、前記時多重化メッセージが前記移動端末の前記アドレス を含むアドレスの範囲内の1つのアドレスを包含するか否かを判断する手段を備 え、かつ 前記受信機制御手段は、更に、前記複数のタイム・スロットの第2のサブセッ トに対応する所定の時点で前記受信機回路に無線通信を選択的に受信させる手段 を備え、前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットは、前記判断する 手段が、前記メッセージは前記移動端末を含む前記アドレスの範囲内のアドレス を包含していると、判断をするときは、前記時多重化メッセージの第2の部分に 対応している請求項46記載の移動端末。 48.前記移動端末はこれと関連付けされ、複数ビットを備えた移動ユニット識 別子を有し、かつ前記判断する手段は、前記時多重化メッセージと関連付けられ た移動ユニット識別子のサブセットの複数ビットが、前記移動端末の移動ユニッ ト識別子の対応するサブセットの前記複数ビットと同一であるか否かを判断する 手段を備えている請求項46記載の移動端末。 49.前記時多重化メッセージに関連付けられた移動識別子のサブセットの複数 ビットを備えている前記複数ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット識別子 の値が複数の移動端末の分布から得られるように、前記複数ビットから選択され る請求項48記載の移動端末。 50.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項46記 載の移動端末。 51.前記判断する手段は、前記時多重化メッセージが前に受信された時多重化 メッセージのより新しいバージョンであるか否かを判断する手段を備え 前記受信機制御手段は、第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対 応する所定の時点で選択的に前記受信機回路に無線通信を受信するようにさせる 手段を備え、かつ前記第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットは、前記 判断する手段が、前記メッセージは前に受信された時多重化メッセージのより新 しいバージョンであると判断するときは、前記時多重化メッセージの第2の部分 に対応する 請求項46記載の移動端末。 52.前記時多重化メッセージの前記第1の部分はバージョン情報を包含してお り、かつ前記判断する手段は、前記バージョン情報から、前記時多重化メッセー ジに包含されている前記情報は前記時多重化メッセージの最新に受信されたバー ジョンから変更されたか否かを判断する手段を備え、かつ 前記受信機制御手段は、第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対 応する所定の時点で前記受信機回路に無線通信を選択的に受信させる手段を備え 、前記第2のサブセットの前記複数の時多重化メッセージは、前記判断する手段 が、前記時多重化メッセージに包含された前記情報は前記時多重化メッセージの 最新に受信されたバージョンから変更されたと、判断するときは、前記時多重化 メッセージの第2の部分に対応している 請求項51記載の移動端末。 53.更に、前記時多重化メッセージの受信した第2の部分を記憶する記憶手段 を備えている請求項52記載の移動端末。 54.前記時多重化メッセージは放送メッセージを備えている請求項51記載の 移動端末。 55.前記メッセージの第1の部分及び前記メッセージの第2の部分は、個別的 に復号可能であり、かつ移動端末の前記受信機回路は、前記受信機回路に動作可 能に関連付けられて前記メッセージの前記第1の部分及び前記第2の部分を選択 的に復号する復号手段を含む請求項46記載の移動端末。 56.複数のタイム・スロット上に分配された時多重化メッセージを利用したセ ルラ通信に使用する基地局において、 前記メッセージを、少なくとも個別的に復号可能な前記メッセージの第1の部 分と、個別的に復号可能な前記メッセージの第2の部分とに分割する手段であっ て、前記メッセージの前記個別的に復号可能な前記第1の部分は、前記移動端末 が、前記メッセージの前記個別的に復号可能な第2の部分は前記移動端末により 受信されるべきであるか否かを判断できる情報を包含する前記手段と、 前記複数のタイム・スロットの第1のサブセットに対応する所定の時点で前記 メッセージの前記個別的に復号可能な前記第1の部分を送信する手段と、 第2のサブセットの前記複数のタイム・スロットに対応する所定の時点で前記 メッセージの前記個別的に復号可能な前記第2の部分を送信する手段と を備えている基地局。 57.1つの移動端末には1つのアドレスが関連付けされ、かつ前記時多重化メ ッセージは、前記メッセージの意図する受取者を指定する複数ビットからなる1 つのアドレスを包含し、 前記分割する手段は、前記時多重化メッセージを、少なくとも前記アドレスの サブセットの複数ビットを含む、前記メッセージの個別的に復号可能な第1の部 分に分割する手段を備えている 請求項56記載の基地局。 58.前記アドレスは移動ユニット識別子である請求項57記載の基地局。 59.前記時多重化メッセージに関連付けられた移動識別子の前記サブセットの 複数ビットを備えている前記複数ビットは、ランダム分布の可能移動ユニット識 別子の値が複数の移動端末の分布から得られるように、前記複数ビットから選択 される請求項58記載の基地局。 60.前記時多重化メッセージはページ・メッセージを備えている請求項56記 載の基地局。 61.前記分割する手段は、前記時多重化メッセージを、前記時多重化メッセー ジに対応するバージョン情報を含む前記メッセージの個別的な復号可能な前記メ ッセージの第1の部分に分割する手段を備えている請求項56記載の基地局。 62.前記時多重化メッセージは放送メッセージを備えている請求項61記載の 基地局。
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