JP2001508694A - 経肛門的吻合リング挿入装置 - Google Patents

経肛門的吻合リング挿入装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2個の生体の切断可能な吻合リング(BAR)の一方を、下方の腸を通して経肛門的に挿入する装置に関する。この装置は、手前側端部にハンドルと操作用のノブとを有する湾曲した軸を備え、軸の末端側端部に形成された入れ子はBARキャリヤー組立体を取り付けるようにされ、軸を通っで形成された第2の通路は、入れ子を通って形成された末端側の開口端部で終わる。BARキャリヤー組立体は、1組の雄部材と雌部材とを備え、これは、BAR、それぞれ1組の部材を取り付けるための雄及び雌のキャリヤー、及びBARをBARキャリヤー組立体に固定しかつ両方の1組の部材がそれぞれ上方及び下方の腸の部分の開口端部に固定されたときBARをBARキャリヤー組立体から解放するためのコレットを集中的に備える。BARキャリヤー組立体は、3種の位置、即ち、開口位置、閉鎖位置及び解放位置の一つで作動できる。上方の腸の部分に固定されると、外科医は、雄の部材が取り付けられた雄のキャリヤーを、BARキャリヤー組立体に取り付け、この組立体を開口位置に置く。次いで、外科医は、雄の部材を、入れ子内に置かれた雌の部材と組み合わせることにより、BARキャリヤー組立体を閉鎖位置に置く。閉鎖位置にくると、外科医は、挿入装置を作動させてBARの組み合わせられた1組の部材をBARキャリヤー組立体から解放することにより、BARキャリヤー組立体を解放位置に置き、そして挿入装置を下方の腸から引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】 経肛門的吻合リング挿入装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は一般的に手術装置そしてさらに特定的には例えば腸管手術と関連する 筒状の体器官の吻合において用いるための吻合リング挿入器具に関する。 2.先行技術 腸の病気又はガン性の部分を切断して除去するなどの手術法(surgica l procedure)の後、腸の切断された末端を吻合又は再結合しなけれ ばならない。腸管などの中空筒状の体器官の2つの切片を吻合するためにいくつ かの方法を利用できる。中間筒状の体器官の2つの切片を一緒に吻合するための 既知の方法には切断された末端を一緒に縫合、ステープリング又はクランピング することが含まれる。例えば米国特許第4,576,167、4,603,69 3及び4,646,745号は2つの中空の体器官を吻合するために環状手術用 ステープラーを用いる吻合法を目的としている。 他の方法は中空の体器官の2つの切片を結合するために吻合ボタン及びクラン プを用いている。米国特許第3,771,526、4,055,186及び4, 154,241号はそのような吻合装置の典型的例である。これらの特許に開示 されている装置は挿入棒(inserterrods)を用いており、それが肛 門を介して直腸内に上方に押し込まれ、クランプ装置の半分を結腸下部に置き、 結腸上部に置かれたクランプ装置の他の半分と噛み合い、2つの中空の体器官の 半分づつを引っ張 り、結合する。 さらに別の方法は、本発明の譲渡人に譲渡された米国特許第4,467,80 4、4,467,804及び4,766,898号の主題であり、VALTRA CRの商標の下に販売されている吻合装置の使用を含む。これらの特許の下に開 示されている吻合装置はすぼめて糸で縛り(purse stringed)、 吻合するべき腸管の開放端をVALTRACRを含む1対のリング部材の上及び その間に受け取る。リング部材は機械的連結手段を有しており、それが互いに嵌 め合わされて腸管のネド(neds)の確実な漿膜から漿膜への並置を生み、治 癒が起こるまで満足すべき開通性を維持し、リング部材は小さい無害の断片に分 解し、それは体から除去される。集合的に生物切断性吻合リング(Biofra gmentable Anastomosis Ring)(BAR)とも呼ば れるリング部材は生物吸収性材料から作られ、それは腸管の治癒の開始の後の比 較的短時間内にBARが崩壊することを可能にし、それにより崩壊せずに患者の 体系を通過する金属ステープル及びクランプの必要が除かれる。BARの製造の ために許容され得る材料は米国特許第3,297,033号に開示されており、 ポリ−ヒドロキシ酢酸エステル及び乳酸エステルコポリマーが含まれるがこれら に限られず、該特許は引用することによりその記載事項が本明細書の内容となる 。しかしながらこの型の吻合装置の使用は、外科医が患者に作られる腹の開口を 介してのみ作業することを必要とし、それは吻合を行うために骨盤領域で利用で きる空間が限られているために、腸下部に吻合を行う場合に不利である。 米国特許第5,464,415号は肛門近くの腸管の無縫合吻合にお いて用いるためのBAR用の無縫合吻合ガンを開示している。この特許に開示さ れている吻合装置はナットとスクリューロッドの配置を用いて内部スリーブ及び リング座(ring seat)を駆動し、直腸の末端が正確に押されてBAR の間隙に入り、次いでBARが吻合されるべき腸管の部分の回りで厳密に閉じる ようにする。その後リング座及びBARがはずされ、吻合ガンが直腸から除去さ れる。しかしながらこの型の吻合ガンは吻合されるべき腸管の部分の回りにおけ る厳密な閉鎖が必要でないように、経肛門的にBARの1つの部品を挿入するこ とはしない。 やはり本発明の譲渡人に譲渡された米国特許第4,667,673及び5,2 82,810号はBARを装着するための吻合アプリケーター装置ならびにアプ リケーター及びBARを経肛門的に挿入するための方法を開示している。該装置 はBARの両半分及び曲げられて経肛門的挿入に適応させられているインサータ ー(inserter)を装着するための装着延長部を含む。アプリケーターの インサーター部分は直腸の内部を通過して肛門の外部を通って出、骨盤領域を介 してのみ腸下部領域に近づかなければならない場合に存在する困難なしでBAR の設置を行うことができる。 しかしながら吻合法の間の装置のもっと良い装着及び適用に関して経肛門アプ リケーターへのさらなる改良が成されるのが望ましい。 発明の目的及び概略 本発明の主な目的は、BARを外科的に挿入するためのアプリケーター挿入装 置を提供することである。 本発明のさらなる目的は、肛門外口を介して腸下部の開放端内にBA Rの単一(unitary)部材を外科的に挿入するための挿入装置を提供する ことである。 本発明の他の目的は腹挿入(abdominal insertion)を介 して腸上部の開放端内にBARの単一部材を外科的に挿入するための挿入装置を 提供することである。 本発明のさらに別の目的は、腸の開放端をクランプ止めするためにBARの両 単一部材を連続的な方法ですみやかに容易に装着し、閉じ、解放する挿入装置を 提供することである。 本発明のこれら及び他の目的は、例として及び必然的に制限として記載する本 発明の現在好ましい実施態様において実現され、それはBARの2つの単一部材 の1つを直腸を介して経肛門的に挿入し、それを腸下部の開放端に固定し、一方 で他方の単一部材を腹の開口を介して挿入し、それを腸上部の開放端に固定する ための挿入装置を提供する。本発明の挿入装置は手前側端部にハンドルとノブ、 その端末側端部に形成され、BARキャリヤー組立体を装着するように適応させ られたネスト(nest)を有し、ネストを通って形成されている端末側端部開 口で終わっている軸を通って形成されている第1及び第2通路を連絡している曲 がった軸を含む。 BARキャリヤー組立体は、集合的にBARを構成する単一の雌雄部材、BA Rの両単一部材を一時的に挿入装置上に装着するための雌雄キャリヤー、挿入装 置の安全且つ快適な経肛門的挿入のための保護カバーならびにBARを固定し、 両単一部材が腸上部及び下部のそれぞれの開放端に固定され、次いで解放前に一 緒に嵌め合わされた時にBARをBARキャリヤー組立体から解放するためのコ レット/ドローバー(col let/drawbar)配置を含む。好ましい実施態様の場合、両単一雌雄部 材は並列関係でスカラップ(scallops)の間に差し挟まれた複数の開口 を含み、それは各単一部材のドームを通って形成されている。開口はBARが崩 壊し始める時にそれがより小さい片に分解することを可能にすることによって、 ある時間の後にBARの切断を促進し、それにより断片が便を介してより容易に 体を通過して出ることを可能にする。各単一部材の外側エッジを形成するスカラ ップはそこに連続的な凹凸の模様を形成し、それはBARが一緒に嵌め合わされ る時に腸の開放端をBARの2つの単一部材の間により良くクランプ止めするよ うに働き、それにより吻合の間の健康な腸組織の血管分布を促進する。 軸の手前側端部に位置するノブは、柔軟性軸部材に連結している棒部材と噛み 合うように適応させられているねじ込み溝を含むねじ込み本体と連絡している。 軸部材の端末側端部において形成されているか又はそこに取り付けられているの は、コレットのコネクターと噛み合うように適応させられているドローバーであ る。コレットは自由端にクサビが形成されている長いステムを含む端末側端部を 有する本体を有しており、コレット本体の反対側の末端における複数のコネクタ ーは一般にそれから軸方向に伸びている。 雌雄のキャリヤーの両方は向かい合ったそれぞれ手前側及び端末側の開口を有 する中空で一般に筒状の本体を有する。雄のキャリヤーの手前側の開口は雌のキ ャリヤーの端末側の開口への結合のために適応させられたコネクターの同心円模 様を含み、一方雄のキャリヤーの端末側の開口は、保持用ジョーが自由端に形成 されている複数の一般に軸方向に延びる脚を形成している。 製造の間、雌のキャリヤー及び雌の部材は挿入装置の端末側端部に、雌のキャ リヤーを軸に噛み合わせ、雌の部材のドームを通って作られる開口を介して雌の キャリヤーを挿入することにより、予備−搭載される。嵌め合わせ熊手(mat ing prong)を雌の部材上に形成し、次いで噛み合いスロットを雌のキ ャリヤー上に形成し、それにより雌のキャリヤーを挿入装置のネスト内にしっか りと据える。さらにコレットのクサビが複数の脚の間に置かれ、それにより脚を 離して強制するようにコレットを雄のキャリヤーを介して挿入することにより、 コレットを雄のキャリヤーに予備−搭載する。雄のキャリヤーを介してコレット を挿入する前に、キャリヤーのそれぞれの脚の自由端に形成される保持用ジョー が雄の部材のドーム内に形成される開口を通って進むように、雄の部材を雄のキ ャリヤーの端末側端部に予備−搭載する。脚が雄の部材の開口を介して進んで保 持用ジョーが開口の回りの周領域と噛み合ったら、次いでコレットのクサビを、 それぞれの保持用ジョーの反対側に形成される凹凸がクサビの周の回りに形成さ れる保持縁と噛み合い、複数の脚を離して強制するまで雄のキャリヤーを介して 挿入する。コレットのクサビを雄のキャリヤーの脚の間に固定し、それにより雄 の部材を雄のキャリヤーの端末側端部に固定する反力を与えるように強制用手段 、例えばガータースプリングが各保持用ジョーの内部の回りに与えられる。 操作においては、外科医が腸領域に近づくために患者に成される切開を介して 腹の開口を作る。次いで外科医は腸を腸上部切片と腸下部切片に切断し、次いで ガン性又は病気の部分の各腸切片のそれぞれの端を清浄化して吻合のために健康 な組織が存在することを保証する。雄のキャリヤーが取り付けられた予備−搭載 された雄の部材を次いで外科医が腹 の開口を介して挿入し、腸上部切片の固定のために例えば吸収可能な縫合材料を 用いるパースストリングステッチパターン(purse string sti tch pattern)を用いるこにより、腸上部切片の端を雄の部材の外側 エッジの回りに連続的に固定する。腸上部切片が固定された後、外科医は予備− 搭載された雌の部材が取り付けられた軸の端末側端部を患者の直腸を介してそし て腸内に、軸が腸下部切片の内腔を介して現れるまで挿入する。 軸が腸下部を介して挿入されたら、腸下部切片の端を雌の部材の外側エッジの 回りに、雄の部材への腸上部切片の固定と類似の方法で固定する。腸上部及び下 部切片の両方を固定したら、外科医は連結されたその雄の部材を有する雄のキャ リヤーを雌のキャリヤーの端末側端部に結合させ、BARキャリヤー組立体を雌 の部材がキャリヤー組立体の軸に沿って雄の部材から離れている開放位置に置く 。さらに、雄のキャリヤーを雌のキャリヤーと結合させる時、コレットがドロー バーと噛み合い、コレットは装置が作動される適した時点に雄の部材を解放する ことができる。 BARキャリヤー組立体が開放位置になると、外科医は装置を作動させてキャ リヤー組立体を閉鎖位置に置き、雄の部材を雌の部材と嵌め合わせる。装置を作 動させ、BARキャリヤー組立体を閉鎖位置に置くために、外科医は装置のノブ を親指と人差し指の間で時計方向に回転させ、それがドローバーのコレットとの 噛み合わせの故に雄及び雌のキャリヤーを軸の第2の通路内に引っ張るようにす る。両方のキャリヤーがドローバーにより第2の通路内に引っ張られると、雄の 部材は軸のネスト内に据えられた雌の部材と嵌め合わされ、それによりBARキ ャリヤー組 立体を閉鎖位置に置く。 雄の部材と雌の部材の間の嵌め合わせ順序の間、雌の部材の嵌め合わせ熊手は 雄の部材の筒状部材に形成されたそれぞれのスロットと、各単一部材のそれぞれ の外側エッジに固定された腸上部及び下部切片の向かい合った部分の間の連続的 接触を保持するように噛み合う。2つの単一部材が嵌め合わされ、腸の両切片が 固定されたら、外科医は時計と反対方向でノブを回転させることによりBARキ ャリヤー組立体を解放位置に置く。この時計と反対方向の回転はドローバーをノ ブから離して軸方向に動かし、それによりコレットを雄のキャリヤーに対して前 方に動かす。コレットの相対的前方への動きはクサビも雄のキャリヤーの複数の 脚の間から除去し、BARの嵌め合わされた単一の部材をBARキャリヤー組立 体から解放する。BARの解放が行われたら、外科医は装置の軸を患者の腸下部 切片から引き出し、方法が完了する。 別の実施態様では、コレットの手前側端部が好ましい実施態様におけるドロー バーの端末側端部において形成されるものと類似のクロスバー一様形状を有し、 一方別の実施態様のドローバーは好ましい実施態様におけるコレット本体の手前 側端部において形成されるものと類似の複数のコネクターを有する。該別の実施 態様はコレット及びドローバーを除いて構造的及び操作的に好ましい実施態様と 同じである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従う吻合装置の斜視図。 図2は、本発明に従う図1に示した吻合装置のシヤフト及びハンドルの部分断 面図。 図3は、本発明に従うバーキヤリア組立体の種々の構成部材を示す吻 合装置の端末側の分解図。 図4は、本発明に従う雄部材の側面図。 図5は、本発明に従う線A−Aに沿った図4の雄部材の断面図。 図6は、本発明に従う図4の雄部材の斜視図。 図7は、本発明に従う図4の雄部材の平面図。 図8は、本発明に従う雌部材の側面図。 図9は、本発明に従う線B−Bに沿った図8の雌部材の断面図。 図10は、本発明に従う図8の雌部材の平面図。 図11は、本発明に従う図8の雌部材の斜視図。 図12は、本発明に従う雌キヤリアの側面図。 図13は、本発明に従う線C−Cに沿った図12の雌キヤリアの断面図。 図14は、本発明に従う図12の雌キヤリアの斜視図。 図15は、本発明に従う図12の雌キヤリアの端面図。 図16は、本発明に従うコレットの側面図。 図17は、本発明に従う線D−Dに沿った図16のコレットの断面図。 図18は、本発明に従う図16のコレットの斜視図。 図19は、本発明に従う雌キヤリアの側面図。 図20は、本発明に従う線E−Eに沿った図19の雌キヤリアの断面図。 図21は、本発明に従う図19の雌キヤリアの斜視図。 図22は、本発明に従う図19の雌キヤリアの端面図。 図23は、本発明に従うシヤフトの端末側端部の側面図。 図24は、本発明に従うネスト及び第2の通路を示す線F−Fに沿っ た図23の端末側端部の断面図。 図25は、本発明に従う図23のシヤフトの端末側端部の端面図。 図26は、本発明に従うドローバーの斜視図。 図27は、本発明に従う図26に示したドローバーの端面図。 図28は、開位置のバーキヤリア組立体を示すシヤフトの端末側端部の斜視図 。 図29は、本発明に従う線G−Gに沿った図28のシヤフトの端末側端部及び バーキヤリア組立体の断面図。 図30は、閉位置のバーキヤリア組立体を示すシヤフトの端末側端部の斜視図 。 図31は、本発明に従う線I−Iに沿った図30のシヤフトの端末側端部及び バーキヤリア組立体の断面図。 図31A−31Cは、本発明に従う図31に示した閉位置にバーキヤリア組立 体が置かれたときの、雄部材及び雌部材の間の嵌合順序を示す図。 図32は、本発明に従う解放位置のバーキヤリア組立体を示すシヤフトの端末 側端部の斜視図。 図33は、本発明に従う線J−Jに沿った図32のシヤフトの端末側端部及び バーキヤリア組立体の断面図。 図34は、本発明に従う好ましい態様を示す保護の斜視図。 図35は、本発明に従う保護カバーの他の態様を示す斜視図。 図36は、本発明に従うコレットの他の態様を示す斜視図。 図37は、本発明に従う図36の示したコレットの側面図。 図38は、本発明に従うドローバーの他の態様を示す斜視図。 図39は、本発明に従う図38の示したドローバーの端面図。 図40は、本発明に従う線K−Kに沿った図38のドローバーの断面図。 好適な態様の詳細な説明 図面を参照にして、本発明の吻合デバイスの好適態様を説明し、そして一般的 に図1の10として示す。図lに示すように、吻合デパイス10は、その手前側 端部でハンドル13と一体型で付いているか、またはそれを用いて形成されてい る曲がった延長シャフト12を含んで成り、一方BARキャリアー組立体11はシ ャフト12の端末側端部に取付け可能である。図2を参照にして、吻合デバイス 10の内部を表す部分的断面を説明する。ハンドル13は、それぞれ第1および 第2通路43および45と連結された中空の筒状形状を形成し、それらは軸方向 に吻合デバイス10の手前側端部に形成された第1開口31からシャフト12を 通り、その端末側端部に形成された第2開口33で第2通路45が終結する。第 1通路43は第1開口から、ハンドル13がシャフト12と合う、より小さい直 径の第2通路45と連絡するハンドル13を通って軸方向に延びている。 好ましくは、シャフト12は、シャフト12の本体を通って形成された穴41 を通って挿入および固定するピン(示さず)により一緒に取付けられる第1およ び第2の同一の半分部分65および67(図25)を含む2−ポート組立体を含 んで成る。好適な態様では第1および第2の半分部分65および67を一緒に固 定するためのピンおよび穴の配置を開示するが、半分部分65および67を他の 固定手段、限定するわけではないが接着結合、目違い継ぎ配置、リベット締めま たは他の適当な取付け手段により取付けることができることは本発明の範囲内で ある。好ましくは、シャフト12およびハンドル13は、硬質プラスチック材料 または射出成形に適する任意の種類の材料から作成される。しかし別に 、シャフト12およびハンドル13を製造するために金属を使用することもでき る。 窓17(図1)は、BARキャリアー組立体の閉鎖状態について外科医に視覚的 表示を提供するために、ハンドル13を通して形成される。カラーマークまたは ノッチのような他の視覚的指標(示さず)がロッド部材23上に提供され、これ は吻合デバイス10が作動し、そしてBARキャリアー組立体11が閉鎖位置に置 かれた時に窓17を通して見える。閉鎖状態は、どのくらいマーク10が窓17 を満たすがにより決定され、完全に閉鎮されるとマーク10が窓17全体を満た す。 使用者の親指と4つの指との間で確実に掴めるようにされたグリップ面を有す るノブ15は、吻合デパイス10を開放から閉鎖位置に、そして最終的には位置 を解除するように作動させるために提供される。ノブ15はさらに、その間に挿 入された、環状形のアンダーカット39付のねじ込み体21を含む。ねじ込み体 21は、第1通路43中に配置され、ロッド部材23とかみ合うようにされた一 連のねじ山(示さず)を含む、内部の軸のねじ込み溝29を全体に形成する。第 1通路43の端末側端部は、アンダーカット39とかみ合うようにされたリップ 37を有するので、ねじ込み体21は通路43の内側に保持され、一方本体21 をその中で自由に回転させる。ロッド部材23も、その外面の回りに形成された 一連のねじ山を有し、これはロッド部材23が吻合デバイス10の組立体中にね じ込み溝29に挿入された時に、ねじ込み体21と合い、そしてかみ合う。ノブ 15の時計回り方向の回転はねじ込み体21を回転させるので、ノブ15を反時 計回りに回転させながらロッド部材23をノブ15に向かって軸方向に引っ張る と、ロッド部材23はノブ 15から遠方に延びる。本発明の好適な態様では、ロッド部材23を軸方向に引 くためのノブ15の時計回り方向の回転、および部材23を軸方向に遠方に延ば すための反時計回りの回転を開示するが、部材23を引く、または延ばすために 、ノブ15がいずれかの方向で回転することができることは本発明の範囲内であ る。 ロッド部材25の端末側端部と一体型で取付けられているか、またはそれを用 いて形成されているのは、シャフト12を通って形成される第2通路45の一部 を通って延びる柔軟なシャフト部材25である。後により詳細に説明するように 、複数のチャンネリング部材27は、吻合デバイス10が作動する時に、シャフ ト部材25が通路45に沿って後ろ−および−前へ運動することを案内するため に、第2通路45の上および底の部分に沿った点で戦略的に配置されている。シ ャフト部分25は好ましくは、引っ張り棒16の自由端で十字形の引っ張り棒1 6と一体型に取り付けられているか、またはそれと形成された平らなストリップ である。引っ張り棒16は、吻合デバイス10の端末側端部に取付けることがで きるBARキャリアー組立体11とかみ合うようになっている。 図3を参照にして、吻合デバイス10の端末側端部の拡大図およびその取付け 可能なBARキャリアー組立体11を示す。このBARキャリアー組立体11は、かみ 合って一体のバイオフラグメンタブル(biofragmentable)吻合リングを形成する 雌部材18および雄部材20を含むBAR19を含んで成る。後でより詳細に検討 するように、雌部材18は、雌部材18を通して形成される口54を通るキャリ アー22を挿入することにより雌キャリアー22とかみ合う。雌キャリアー22 は、開放末端を含む中空の一般的には筒状形を有し、そしてキャリアー22の手 前側端部 が第2通路45に挿入された時に、シャ7ト12とかみ合うようになっている。 雄キャリアー24も開放末端を含む中空の一般的には筒状体を形成し、そしてそ の端末側端部に形成される複数の脚60は、BARキャリアー組立体11が開放位 置に置かれる時に、雌キャリアー22に取付けることが可能である。製造中、コ レット28が雄キャリアー24および雄部材20上に予め乗せられ、そしてコレ ット28が中空の一般的には筒状体の雄キャリアー24中に挿入され、そして複 数の脚60を通る時、キャリアー24の複数の脚60の間からコレット28のク サビ84の締付け、および続いて解除を提供する。締付けクサビ84を複数の脚 60の間で締付ける前に、脚60は雄部材20の口32を通って挿入され、そし て口32の回りの周囲領域とかみ合うので、クサビ84が脚60を通って挿入さ れ、そして脚60が離れて傾く時、雄部材20は効果的に雄部材20に固定され る。後でより詳細に説明するように、例えばo−リングまたはガータースプリン グのようなバイアス手段26が、複数の脚60の間のクサビ84を締付ける反偏 向力をかけるために複数の脚60の自由端の回りに提供され、そして雄キャリア ー24に対して雄部材20が予め乗せられる。 両雄および雌部材18および20に加えて、BARキャリアー組立体11はさら に各々の雌および雄キャリアー22および24ならびにコレット28を含んで成 り、そしてシャフト12の端末側端部に取付け可能である。シャフト12の端末 側端部は、環状のネスト14形成し、ここで第2開口33がシャ7ト12の内側 に形成された第2通路45と連絡する。ネスト14は、雌部材18のドーム側に はまるように適合したレセプタクルを形成するドーム様形状を有する。第2開口 33から軸方向に 延びているのは、引っ張り棒16である。以下に詳細に説明するように、引っ張 り棒16は、ネスト14にはめられ、そしてBARキャリアー組立体11をシャフ ト12に結合させ、そして保持するように設計された雌部材18の中央に形成さ れた口54を通して挿入される。 図4−7を参照にして、雄部材20をより詳細に説明する。雄部材20はその 中央に形成された口32を持つドーム30を含み、一方、開口53の同軸パター ンはドーム30の外面の回りに形成されたスカラップ55間に並置されている。 各開口53はドーム30を通る弾丸形の口を形成し、一方各スカラップ55は、 各開口53間の外側の縁49に沿って小さい弓形を切断する。ドーム30はさら に、口54から空洞部40を通って軸方向に延びる筒状部材34を囲む外側の縁 49を有する内部空洞部40を含む。筒状部材34の外面の一部は、軸方向延び る複数のリング軌道36を形成し、これは部材34の周囲で等間隔を空けるてい る。これらのリング軌道36は、筒状部材34の自由端から、部材34のおよそ 途中の点(部材34の内部領域と連絡する、各軌道36がスロット38の形成を 終結する場所)まで、筒状部材34の外面に沿って軸方向に延びる薄いチャンネ ルである。筒状部材34の内部領域は、その内面の円周の回りに等間隔を明け、 そしてリング軌道36の突出した薄いチャンネル間に形成された、一連の軸方向 に延びる溝42を含むリングチャンネル46を形成する。 図8−11を参照にして、雌部材18をより詳細に表す。雌部材18は、雄部 材20のドーム30と同様の形状の同軸形のドーム48を含み、そしてドーム4 8の中央の軸口54を形成する外縁58および内縁57を有する内部空洞部56 を有する。ドーム48はさらに、雄部材20 に見られるものと同じパターンの開口53およびスカラップ55を含み、これは 上記に開示したものと同じ同軸パターンを形成する。口54の内縁57から空洞 部56の内部に軸方向に延びるのは、各突起50の自由端に形成された、ツメ5 2を持つかみ合う突起50である。各ツメ52は、雌部材18が雄部材とかみ合 う時に雄部材20の各スロット36と結合するようにされた突出部を形成する。 各ツメ52の先端縁は、雄部分20が雌部材18とかみ合う間に、任意の軌道3 6の障害となる例えば厳しい腸の部分のようないかなる傷害物を掘って進み、そ して空けるトンネル作用を提供するために角度がつけられている。 図12−15を参照にして、雄キャリアー24をより詳細に示す。雄キャリア ー24は、向かい合った端末側および手前側開口末端59および61を持つキャ リアーチャンネル76を形成する中空で一般的には筒状形を有するキャリアー本 体70を含んで成る。端末側開口59は、開口末端59の円周の回りに等しく間 隔を空け、そして開口の内側にわずかに角度をつけた複数の一般的には軸方向に 延びる脚60を形成する。各脚60の自由末端は、それぞれ上部および下部ジョ ー66および68を有する保持ジョー64を形成する。上部および下部ジョー6 6および68は、複数の脚60を一緒に偏向させるためのバイヤス手段26(例 えばレジリエントo−リングまたはガータースプリング)を受けるようにされた ポケットを形成するが、任意の種類のレジリエントバイアス手段が本発明の範囲 内にあると考える。後でより詳細に説明するように、各上部ジョー66に向かい 合うのは、コレット84のクサビ84とかみ合い、そして保持するように適合さ れたコブ63である。キャリアー本体70はさらに、各第1キャリアー軌道72 間で並置関係にある手前側 開口末端61の周囲の回りで等しく間隔をあけた複数の軸方向に延びるスロット 62を含む。各第1キャリアー軌道72は、BARキャリアー組立体が閉鎖位置で ある時、雄部材20とかみ合う結合に対して、突起50をかみ合わせ、そして案 内するために適合された外部の薄いチャンネルを形成する。雄キャリアー24の 手前側端部に提供されるのは、雄キャリアーチャンネル76の入り口で、円周の 回りに等しく間隔を空け、しかもスロット62と軸方向に並んだ複数の連結部材 74である。連結部材74は、雄キャリアー24が連結した時に雌キャリアー2 2の連結スロット104とかみ合うように適合されている。 図16−18を参照にして、コレット28をより詳細に説明する。コレット2 8は、図18に説明するように、BAR19がBARキャリアー組立体11から開放さ れた時に解除機構の一部として役立ち、そして第1および第2の一般的には同一 の半分部分であるそれぞれ94および96を含んで成る。好ましくはこの2つの 半分部分94および96は、接着結合により強化された目違い継ぎ配置により互 いに付けられているが、限定するわけではないが超音波溶接、リベット締め、ま たは上記の任意の組み合わせのような他の適当な取付け手段も本発明の範囲内で あると考える。各半分部分94および96は、2つの半分部分94および96を 半分部分94の凸縁81を半分部分96の溝85に挿入することにより、一緒に 正しく配置するために、向かい合った目違い継ぎ配置(81および83ならびに 85および87)をそれぞれ有する。換位的に、2つの半分部分94および96 が適当な接着剤を使用して一緒に一体構造に結合する前に2つの半分部分94お よび96を取付ける時、半分部分96の凸縁83を半分部分94の溝87に挿入 する。 コレット本体80の手前側端部は複数のプロング86を有し、それぞれのプロ ング86の自由端にはコネクター98が形成される。コネクター98は引っ張り 棒16と組み合うようにされ、一方、コレット本体80の端末側端部は、自由端 にクサビ84を有する細長いステム82を形成する。クサビ84は、円錐台断面 を有し、クサビ84の上方部分のまわりに形成された保持用のリッジ100は、 ラグ60の凹凸63を保持するようにされる。以下、より詳細に説明されるであ ろうように、クサビ84は、吻合装置10の使用中、BAR19の固定並びに解 放を行う解放機構の一部を形成する。 図19−22を参照すれば、雌のキャリヤー22がより詳細に示される。雌の キャリヤー22はキャリヤー本体108を備え、これは両側に手前側の開口端部 105及び端末側の開口端部107を有する一般に中空の筒状の形を持つ。キャ リヤー本体108を通って、両側の保持用の窓102が形成され、これは、雌の キャリヤー22がここに差し込まれたときに軸12と組み合うようにされる。雌 のキャリヤー22の外面に沿って雌の部材18を軸方向で案内する手段が、1対 の向かい合った第2のキャリヤー軌道112の形式で設けられる。第2のキャリ ヤー軌道112は、プロング50がそれぞれの軌道112の中央に形成された保 持用の溝106と組み合うまで、雌の部材18の4個の組合用プロング50と組 み合って雌のキャリヤー22に沿って案内するようにされた外側の浅い通路を備 える。 端末側の開口端部107は、円周方向で等間隔に配置された複数の連結溝10 4を有する環状の開口を形成し、これらは雄のキャリヤー24のそれぞれの連結 用部材74に連結するようにされる。連結溝104は、 これと緩い取り付け適合での連結部材74との組合いを容易にする斜面を持つ。 端末側の開口端部107は、雌のキャリヤー通路110の一方の端部を形成し、 この通路は雌のキャリヤー22の中空の筒状形態を通って手前側の開口105に 連なる。 図23−25を参照すれば、軸12の端末側端部がより詳細に示される。軸1 2は2個の同様な半分体65と67とを備え、これらは射出成型され、接着剤又 はその他の適切な取り付け手段により互いに取り付けられることが好ましい。上 述のように、入れ子14は、広げられたカップ状の受容器128を備え、この受 容器は中心に形成されて第2の通路45に連絡している端末側開口89を持つ。 軸12の端末側開口89から離されて表面に沿って向かい合いの軸の窓120が あり、その各がそれぞれ向かい合った保持用フィンガー118を形成する。各保 持用フィンガー118は、その自由端にタング122を備える。各タング122 は、雌のキャリヤー22の手前側の開口端部105が入れ子14を通って第2の 通路45内に挿入されたときに、それぞれの保持用の窓102と組み合うように された突起部分123を持つ。図24及び25に示されるように、第2の通路4 5は、円周方向で等間隔に配置された複数の案内130のある軸方向通路を形成 し、雌のキャリヤー22の手前側の開口端部105を通路45内に案内する。案 内130は、雌のキャリヤー22のそれぞれの第2のキャリヤー軌道112と組 み合うようにされ、従ってキャリヤー22は、保持用フィンガー118のタング 122が雌のキャリヤー22の保持用の窓102と組み合うまで第2の通路45 内に滑り込み、これにより雌のキャリヤー22の手前側の開口端部105を軸1 2内に保持し、同時にその端末側開口端部107を通路45の外 に延ばす。 雌のキャリヤー22が第2の通路45内に差し込まれると、同時に、内部に配 置された引っ張り棒16が、雌のキャリヤー22の雌のキャリヤーの通路110 を通して挿入される。引っ張り棒16は、引っ張り棒16の長さを伸びる第1、 第2、第3及び第4の軸方向通路148、150、152及び154を有するク ロスバーの形態を形成する。コレット28のコネクター88と組み合うために、 引っ張り棒16の自由端は4個の翼134を有するクロスバー132を備え、こ れらの翼はコネクター88との組合に適した斜めのエッジを有し、更に、以下更 に詳細に説明されるように、引っ張り棒16が第2の通路45内に引き込まれた ときこれから外れることを防ぐ。コレット28と組み合ったときに、コレット2 8のコネクター88が引っ張り棒16を下に差し込み過ぎないように設けられた 停止具124が、引っ張り棒16に沿ってクロスバー132から間隔を空けられ て各通路148、150、152及び154内に位置決めされる。 製造期間中、コレット38は、コレット28を雄キャリヤ24を通して挿入して コレット28のくさび84をキャリヤ24の複数の脚60の間に配置させ、それ により脚60を離れるようにバイアスする(biasing apart)こと により、コレット28は雄キャリヤ24に予備装着される(pre−loade d)。雄キャリヤ24を通してコレット28を挿入する前に、雄部材20が雄キ ャリヤ24の端末側端部に取り付けられて、各脚60の自由端に形成された各保 持ジョー64は雄部材20のドーム30に形成された開口32を通して前進させ られる。複数の脚60が開口32を通して前進させられて保持ジョー64が開口 32のまわりの周区域に係合すると、次いで、くさび84の周のまわりに形成さ れた保持うね100が各保持ジョー64の反対の位置に形成されたバンプ(bu mp)63に係合し、それにより脚60を離すようにバイアスするまで、コレッ ト28のくさび84が雄キャリヤ24のキャリヤチャンネル76を通して挿入さ れる。バイアス手段26、例えばガーターバネが各保持ジョー64の内側に受け 入れられて、脚60の間にくさび84をロックする反力を与え、それにより雄部 材20を雄キャリヤ24の端末側解放端部59にロックする。 図28〜図35を参照すると、吻合装置10を使用する方法が検討される。腸 のような中空体器官の2つの切り離された半部を接合する外科処置の期間中、雌 キャリヤ22の手前側開口端部105は、保持フィンガ118がシャフト12の 保持ウインドー102に係合するまで、シャフト12の第2通路45に挿入され 、それによりキャリヤ22をシャフト12に予備装着する。雌キャリヤ22がシ ャフト12に予備装着されると、キャリヤ22は、雌部材18のドーム48がネ スト14に着座させられるまで雌部材18の開口54を通して挿入される。雌部 材18が 着座させられると、直腸を通して吻合装置を挿入する間患者を保護するために保 護カバー138が雌キャリヤ22の端末側解放端部107の上に挿入される。 図34は保護カバー138の好ましい態様を示す。カバー138は、雌キャリ ヤ22の端末側解放端部107を受け入れそして保持するようになっている開口 144を有する内側キャビティ140を形成する弾丸形状の構造を有するカバー 本体140を含んで成る。雌キャリヤ22の端末側端部を案内しそしてキャビテ ィ22をその中に保持するための複数の軸線方向に延びている保持ガイド146 がキャビティ140の内側表面に形成されている。第35図は238として示さ れた保持カバー138の別の態様を示し、これはカバー238がカバー本体25 4を含み、カバー本体254はその外表面に形成された複数のスカラップ256 を有していて、使用者がカバー238をつかむのを助けるようになっていること を除いては、上記した好ましい態様と同様である。 2つの中空体器官を一緒に吻合するための外科処置において、外科医は最初に 、腸領域に接近するために、患者の腹部を切開することにより腹部を開く。次い で外科医は腸の患部をそれぞれ下部腸区域と上部腸区域(示されていない)に切 り離し、そして健康な組織のみが吻合されることを確実にするために、残りの患 部の切られた腸のそれぞれの端(edges)を清浄化する。各腸区域の自由端 が清浄化されると、外科医は予備装着された(pre−loaded)雄キャリ ヤ24を腹部開口を通して挿入し、そして巾着縫合(purse string stitch)を使用して連続式に雄部材20の外側エッジ(outer e dge)49のまわりに上部腸区域の自由端を取り付ける。巾着縫合は例えばコ ーティングされた又はコーティングされていないポリグリコー ル酸縫合糸のような、しかしそれに限定はされない当業界で知られている適当な 吸収性縫合糸を利用する。上部腸区域が取り付けられると、外科医は、シャフト 12の端末側端部が下部腸区域の内腔を通って現れるまで、吻合装置10のシャ フト12の端末側端部を直腸中にそして腸領域を通して挿入する。次いで外科医 は上記したのと同じ巾着縫合を用いて雌部材18の外側エッジ55のまわりに下 部腸区域の自由端を取り付ける。 下部腸区域が正しく雌部材18に取り付けられると、外科医は、シャフト12 のドローバー(drawbar)16に既に取り付けられている雌キャリヤ22 に雄キャリヤ24を取り付ける。2つのキャリヤ22と24の取り付けは、雄キ ャリヤ24の接続部材74を雌キャリヤ22の接続スロット104に、それに対 するしっかりした係合において、係合させ、それによりバーキャリヤ組立体(B AR carrier assembly)11を図28及び図29に示された ように解放位置に置くことにより達成される。更に、雄キャリヤ24が雌キャリ ヤ22に取り付けられるとき、コレット28のコネクタ88はドローバー16の クロスバー132に既に取り付けられており、その結果コレット28は、以下に もっと詳細に述べるように、雌部材18及び雄部材20をバーキャリヤ組立体1 1から解放するために、装置10が作動されそしてドローバー16がシャフト1 2から軸線方向に遠ざかるように延ばされる(適当な時間に雄部材20を解放す ることができる。 図30及び図31を参照すると、バーキャリヤ組立体の閉鎖位置が示される。 雄部材20がコレット28によりバーキャリヤ組立体11にロックされそして解 放位置に置かれた後、外科医は次いで吻合装置10を作動させて、組立体11を 閉鎖位置に置きそして雄部材20を雌部材18 に嵌合させる(mate)。バーキャリヤ組立体11を閉鎖位置に置くために、 外科医はノブ15を時計回りの方向に回転させ、それによりロッド部材23を軸 方向においてノブ15に向けて回転させる。ロッド部材23のノブ15に向けて のこの軸方向運動は、雌キャリヤ22をシャフト12の保持フィンガ118との 係合から解放し、その結果キャリヤ22と雄キャリヤ24は吻合装置の第2通路 45に引っ張られる。キャリヤ22及び24の第2通路45へのこの移動は同時 に、雄キャリヤ24に取り付けられている雄部材20が雌部材18に向けて移動 すること及び雌部材18とついには嵌合することを引き起こす。 図31を参照すると、バーキャリヤ組立体411が閉鎖位置にあって、雌部材 18に完全に嵌合された雄部材20の断面図が示される。雄キャリヤ24が第2 通路45に引っ張られるにつれて、雌部材18の各嵌合プロング(mating prong)50の爪52はついには雄部材18の管状部材34に形成された それぞれのスロット38に係合し、それにより2つの部材18及び20を一つの 構造に嵌合させる(mate)。 図31A〜図31Cを参照すると、雌部材及び雄部材18及び20の嵌合順序 が示される。図31Aでは、雌部材18のプロング52は、2つの部材18と3 0が嵌合し始めるにつれて、雄部材20の管状部材34のリングレースウエイ( ring raceway)36に係合する。図31Bは雄部材20のスロット 38に係合し始めているプロング52を示し、図31Cはスロット38に完全に 挿入されたプロング52及び完全に嵌合された2つの一つになった部材18及び 20を示す。 図32及び図33を参照すると、バーキャリヤ組立体11は解放位置で示され る。ひとつになった部材18及び20が嵌合されると、外科医 はノブ15を反時計回りの方向に回転し、それによりドローバー16はノブ15 から軸方向に遠ざかるように動く。コレット28のプロング86に係合されるド ローバー16が軸方向に動くにつれて、くさび84は雄キャリヤ24の脚60か ら同時に除去され、それによって、バイアス手段26が脚60を内側に強制しそ してバー19を解放するにつれて、脚60をお互いの方に向けてつぶれる(co llapse)ことを引き起こす。。 図40及び図41を参照すると、コレット28の別の態様が示されそして一般 に328として示される。コレット328は単一の製品であり、一端に形成され たドローバー部分392とその他端に形成されたくさび384を含むコレット本 体380を含んで成る。ドローバー部分392は、部分392にに沿って軸方向 に延びそしてクロスバ−397で終わる第1、第2、第3及び第4軸方向チャン ネル383、385、387及び389を含む。クロスバー397はそれぞれド ローバー316の自由端に第1、第2、第3及び第4のウイング370、371 、372及び373を形成する一般にクロスバー形状を有する。隣接するウイン グ370、371、372及び373と組合わさった各ウイング370、371 、372及び373は、ドローバー部分392の自由端に形成する且つそれぞれ のチャンネル383、385、387及び389へと先細になる(taper down)軸方向に延びているウイングチャンネル399を形成する。 コレット本体380はドローバー部分392とフロント部分394とに間に間 置されている一般に管状断面の中央部分396を含んで成る。フロント部分39 4は円錐形部材395を有し、円錐形部材395は心棒382に合しそしてその 自由端に形成されたくさび384で終わる。 くさび384はくさび84と同様な構造でありそして好ましい態様で述べられた 同様なロック及び解放配置で使用される。 図38〜図40を参照すると、ドローバー16の別の態様が示されそして一般 に316として示される。ドローバー316は同一の半部315及び317を含 んで成り、これらの半部は接着剤接合又は適当な取り付け手段によって互いに取 り付けられている。クロスバー397の各ウイング370、371、372及び 373は、ドローバー316と係合するようになっている。ドローバー315は 手前側端部321と端末側端322を含む。図43に示されたように、手前側端 321は一対の丸みのある端部313を含み、それらの間にスロット319が形 成されており、そしてドローバー316の軸線に対して横断関係においてチャン ネル324が手前側端部321を通って延びている。スロット319がいっいの 丸みのあるエッジ313の間で垂直に延びておりそしてシャフト部材25の自由 端を受け入れるようになっている。好ましくは、シャフト部材25は、部材25 がドローバー316の手前側端部321に取り付けられるとき開口324と整列 する開口(示されていない)も含む。次いでピン(示されていない)が全体のチ ャンネル324を通して挿入されそしてそれに当業界で周知の手段によって係合 され、その結果シャフト部材25はドローバー316に取り付けられる。替わる ものとして、本発明の範囲内に入るドローバー316の手前側端部321にシャ フト部材25を取り付けるための他の手段は、スナップ嵌合取り付け、リベット 締め又はタング(tongue)及び溝(groove)係合を包含するが、こ れらに限定はされない。 ドローバー316の端末側端322はその自由端から遠ざかるように延びてい る複数の軸線方向に延びているコネクタ320を形成する。コ ネクタ320はコレット28の好ましい態様で開示されたコネクタ88と同様な 構造であり、そして雄キャリヤ24がバーキャリヤ組立体を解放位置に置くとき 外科医により雌キャリヤ22に取り付けられるとき、コレット328のドローバ ー部分392と同様に係合するようになっている。挿入装置10の他の部分の構 成及び構造は変わらない。 本発明の特定の態様を例示しそして説明してきたが、本発明の精神及び範囲か ら逸脱することなく種々の変更がなされうることは前記から理解されるべきであ る。従って本発明は明細書により限定されることを意図するものではなく、本発 明の範囲は請求の範囲によってのみ限定されることを意図する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 コナーズ,ジヨン・エイ アメリカ合衆国コネチカツト州06430フエ アフイールド・サマーセツトアベニユー 259 【要約の続き】 に置かれた雌の部材と組み合わせることにより、BAR キャリヤー組立体を閉鎖位置に置く。閉鎖位置にくる と、外科医は、挿入装置を作動させてBARの組み合わ せられた1組の部材をBARキャリヤー組立体から解放 することにより、BARキャリヤー組立体を解放位置に 置き、そして挿入装置を下方の腸から引き出す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2個の筒状部材の自由端に連結に使用する医用装置であって、 吻合すべき各筒状部材のそれぞれの自由端に固定し得る第1及び第2のリング部 材、及び 端末側端部と手前側端部とを有する挿入部材を具備し、前記挿入装置は前記リ ング部材が筒状部分の自由端の一方を通って伸びるように前記リング部材の一方 を経肛門的に挿入できるようにされ、 更に前記挿入装置の前記端末側端部に取り付け得るキャリヤー組立体であって 、前記第1及び第2のリング部材の取り付け及び開放用の第1及び第2のキャリ ヤーを有し、前記第1のキャリヤーは挿入装置の前記端末側端部に取り付け可能 であり、前記第2のキャリヤーは前記第1のキャリヤーの取り付け可能であり、 前記第1及び第2のリング部材は互いに第1及び第2の予定された距離に位置決 め可能である前記キャリヤー組立体 を具備することを特徴とする医用装置。 2.前記第1及び第2のリング部材は各がドームを備え、前記ドームの各は開 口を形成する内周と外側エッジを形成する外周とを更に有する請求項1による医 用装置。 3.前記それぞれのドームが更に内部空洞部を形成する請求項1による医用装 置。 4.前記第1及び第2のリング部材が互いに向き合った関係に位置決めされる 請求項1による医用装置。 5.前記それぞれのドームの各の前記内部空洞部が互いに向かい合うように前 記第1及び第2のリング部材が互いに向き合った関係に位置決 めされる請求項3による医用装置。 6.前記第1及び第2のリング部材が前記第1の予定距離に位置決めされたと きに、前記キャリヤー組立体が開口位置にある請求項1による医用装置。 7.前記第1及び第2のリング部材が前記第2の予定距離に位置決めされたと きに、前記キャリヤー組立体が閉鎖位置にある請求項1による医用装置。 8.前記第1及び第2のリング部材が前記第2の予定距離に位置決めされたと きに、筒状部分の各のそれぞれ固定された自由端が吻合状態において他方の筒状 部分と連続接触状態にある請求項1による医用装置。 9.前記第1のキャリヤーは端末側及び手前側の開口端部を有する貫通通路を 形成している中空の筒状本体を備え、前記端末側端部は複数の軸方向に伸びてい る脚を形成し、前記第1のキャリヤーは前記第1のキャリヤーの外部に沿って形 成された複数の軸方向に伸びている第1の軌道を更に備え、前記第1の軌道は前 記キャリヤー組立体が閉鎖位置に置かれたときに前記第1のリング部材の一方を 前記第2の部材に向かって案内する請求項7による医用装置。 10.前記第2のキャリヤーは端末側端部と手前側端部とを有する貫通通路を 形成している中空の筒状本体を備え、前記第2のキャリヤーは外面に沿って形成 された複数の軸方向に伸びている軌道を更に備え、前記第2の軌道は前記キャリ ヤー組立体が閉鎖位置に置かれたときに前記第1のリング部材を前記第2のリン グ部材に向かって案内する請求項7による医用装置。 11.前記複数の脚の各がその自由端において1対のジョーを形成す る請求項9による医用装置。 12.前記複数の脚が強制用手段により互いに近寄るように強制されるように 、前記ジョーの対の各が強制用手段を受け入れるようにされた請求項11による 医用装置。 13.前記強制用手段がガータースプリングである請求項12による医用装置 。 14.前記強制用手段がOリングである請求項12による医用装置。 15.前記第1のリング部材を前記第1のキャリヤーに固定し、続いて前記第 1及び第2のリング部材が互いに前記第2の予定された距離に置かれた後で前記 第1及び第2のリング部材を前記キャリヤー組立体から解放するための固定及び 解放機構を更に備える請求項1による医用装置。 16.前記固定及び解放機構が手前側端部と端末側端部とを有するコレット本 体を備え、前記コレット本体の前記端末側端部は自由端にクサビが形成された細 長いステムを有する請求項15による医用装置。 17.前記コレット本体は、前記クサビが前記複数の脚を離すように押すため に、前記第1のキャリヤーの前記手前側の開口端部を通して挿入されるようにさ れる請求項16による医用装置。 18.前記第1のリング部材は、前記複数の脚を前記第1のリング部材の前記 開口を通して置きかつ前記コレット部材の前記クサビを前記複数の脚の間に置き 、これにより、前記クサビの存在により前記複数の脚を離すように強制すると同 時に前記強制用手段が前記複数の脚を前記クサビに押し付けて固定する反力を加 えることにより、前記第1のキャリヤーの前記端末側の開口端部に定位置で固定 される請求項17による医 用装置。 19.前記挿入部材の前記手前側端部はアクチュエーターを有し、前記アクチ ュエーターは、前記強制用手段が前記クサビのない前記複数の脚をしぼませて前 記第1及び第2のリング部材を解放するように前記クサビを前記複数の脚の間で 軸方向に動かすことにより、前記第1のリング部材の前記第1のキャリヤーから の解放をなし得る請求項18による医用装置。 20.前記第1及び第2のリング部材が前記第1の予定された距離に位置決め されたとき、前記キャリヤー組立体が前記開口位置に置かれる請求項10による 医用装置。 21.前記第1及び第2のリング部材が前記第2の予定された距離に位置決め されたとき、前記キャリヤー組立体が前記閉鎖位置に置かれる請求項10による 医用装置。 22.前記第1のキャリヤー組立体が前記閉鎖位置に置かれたとき、前記第1 のリング部材は前記第2のリング部材に適合して、一緒になって赤道に沿って形 成された溝のある球状の形を形成し、前記溝は前記筒状部分の前記固定された自 由端をまわりに受けるようにされる請求項21による医用装置。 23.前記第1のリング部材は、前記第1及び第2の軌道に沿って前記第1の リング部材を前記第2のリング部材の方に案内することにより前記第2のリング 部材に適合するようにされる請求項22による医用装置。 24.前記アクチュエーターが回転可能なノブを有する請求項15による医用 装置。 25.前記ドームがこれを通る複数の開口を有する請求項2による医用装置。 26.前記第1及び第2の部材の内周が筒状部材の固定された自由端を間に把 持するに適した凹凸のあるパターンを形成する請求項2による医用装置。 27.前記挿入部材がアクチュエーターを備え、前記アクチュエーターは軸部 材に機能的に連結され、前記軸部材は、組み合わせられた第1及び第2のリング 部材を解放するために前記コレット本体の前記手前側端部と機能的に組み合うた めの引っ張り棒を有する請求項16による医用装置。 28.前記挿入部材は、その前記端末側端部の軸及びその手前側端部に形成さ れたハンドルを更に備える請求項26による医用装置。 29.前記ハンドルが窓を形成し、前記窓が前記キャリヤー組立体の作動状態 の観察可能な表示を与える請求項28による医用装置。 30.作動状態の前記観察可能な表示がカラーマークである請求項28による 医用装置。 31.作動状態の前記観察可能な表示が前記軸部材を通して形成されたノッチ であり、前記ノッチは前記窓を通して見ることのできる前記ノッチのパーセント により作動状態の前記観察可能な表示を提供する請求項28による医用装置。 32.前記キャリヤー組立体が前記閉鎖位置に置かれたとき、前記アクチュエ ーターは、前記第1のキャリヤーが前記端末側の開口端部内に受け入れられ、こ れにより前記第1第2のリング部材が適合するまで、前記軸の前記端末側開口端 部を通して前記第2のキャリヤーを軸方向で 引き込むように作動する請求項10による医用装置。 33.前記挿入装置の前記端末側端部が入れ子を形成し、前記入れ子は前記第 2のリング部材をここに受け入れるようにされる請求項23による医用装置。 34.前記第1及び第2のリング部材が適合したとき、前記第2の部材は、前 記第1の部材が前記第2の部材と組み合うまで前記第1及び第2のキャリヤーに 沿って前記第2のリング部材の方に軸方向で駆動される請求項23による医用装 置。 35.2個の筒棒部材の自由端の連結に使用する吻合装置であって、 吻合すべき各筒状部材のそれぞれの自由端に固定し得る第1及び第2のリング 部材、及び 端末側端部と手前側端部とを有する挿入部材を具備し、前記挿入装置は前記リ ング部材が筒状部材の自由端の一方を通って伸びるように前記リング部材の一方 を経肛門的に挿入できるようにされ、 更に前記挿入装置の前記端末側端部に取り付け得るキャリヤー組立体であって 、前記第1及び第2のリング部材の取り付け及び開放用の第1及び第2のキャリ ヤーを有し、前記第1のキャリヤーは挿入装置の前記端末側端部に取り付け可能 であり、前記第2のキャリヤーは前記第1のキャリヤーの取り付け可能であり、 前記第1及び第2のリング部材は前記キャリヤー組立体の軸線に沿って互いに第 1及び第2の予定された距離に位置決め可能であり、次いで前記キャリヤー組立 体から解放可能であるるキャリヤー組立体 を具備することを特徴とする吻合装置。 36.吻合すべき上方の筒状部材と下方の筒方部材の自由端との連結 に使用する吻合装置であって、 吻合すべき各筒状部材のそれぞれの自由端に固定し得る第1及び第2のリング 部材、及び 端末側端部と手前側端部とを有する挿入部材を具備し、前記挿入装置は前記リ ング部材が筒状部材の自由端の一方を通って伸びるように前記リング部材の一方 を経肛門的に挿入できるようにされ、 更に前記挿入装置の前記端末側端部に取り付け得るキャリヤー組立体であって 、前記第1及び第2のリング部材の取り付け及び開放用の第1及び第2のキャリ ヤーを有し、前記第1のキャリヤーは挿入装置の前記端末側端部に取り付け可能 であり、前記第2のキャリヤーは前記第1のキャリヤーの取り付け可能であり、 前記第1及び第2のリング部材は前記キャリヤー組立体の軸線に沿って互いに第 1及び第2の予定された距離で互いに向かい合って位置決め可能であり、次いで 前記キャリヤー組立体から解放可能であるるキャリヤー組立体 を具備することを特徴とする吻合装置。 37.吻合すべき各筒状部材のそれぞれの自由端に固定し得る第1及び第2の リング部材、及び端末側端部と手前側端部とを有する挿入部材を具備し、前記挿 入装置は前記リング部材が筒状部材の自由端の一方を通って伸びるように前記リ ング部材の一方を経肛門的に挿入できるようにされ、更に前記挿入装置の前記端 末側端部に取り付け得るキャリヤー組立体であって、前記第1及び第2のリング 部材の取り付け及び開放用の第1及び第2のキャリヤーを有し、前記第1のキャ リヤーは挿入装置の前記端末側端部に取り付け可能であり、前記第2のキャリヤ ーは前記第1のキャリヤーの取り付け可能であり、前記第1及び第2のリング部 材は互いに第1及び第2の予定された距離に位置決め可能である前記キャリヤー 組立体を具備することを特徴とする医用装置吻合装置を使用し上方の筒状部材及 び下方の筒方部材の自由端を吻合させる方法であって、 a)腸の外科処置を要する領域を露出させるために患者の腹部開口を作り、 b)腸の領域を上方及び下方の筒状部材に切断し、上方及び下方の筒状部材の 各はそれぞれ開口自由端を形成し、 c)第1のキャリヤーが取り付けられた第1のリング部材を腹部開口を通して 挿入し、そして第1のリング部材のまわりに上方の筒状部材を固定し、 d)挿入装置を直腸内に挿入し、挿入装置の端末側端部に取り付けられた第2 のリング部材及び第2のキャリヤーにより腸の領域を通し、前記末端側端部が下 方の筒状部分の自由端を通って現れるまで挿入装置を差し込み、このとき挿入装 置の端末側端部は保護カバーにより覆われ、 e)挿入装置の端末側端部から保護カバーを取り外し、 f)下方の筒状部分を第2のリング部材に固定し、 g)第1のキャリヤーを第2のキャリヤーに取り付け、これにより第1及び第 2のリング部材を第1の予定距離に置き、 h)挿入装置を作動させ、これにより第1及び第2のリング部材を第2の予定 距離に置き、 i)前記挿入装置を更に作動させ、これにより第1及び第2のリング部材を挿 入装置から解放し、そして j)腸の領域及び直腸から挿入装置を取り出し、腹部開口を閉じる諸段階を含 んだ吻合方法。 38.第1及び第2のリング部材がそれぞれ第1及び第2のドームを備え、前 記第1及び第2のドームはそれぞれ内周及び外周を形成し、下方の筒状部材を第 1のリング部材に固定する前記段階が、更に前記第1のドームの外周のまわりに 下方の筒状部材の自由端を連続した状態で固定することを含む請求項37による 方法。 39。上方の筒状部分を第2のリング部材に固定する前記段階が、更に前記第 2のドームの外周のまわりに上方の筒状部分の自由端を連続した状態で固定する ことを含む請求項38による方法。 40.挿入装置を作動させる前記段階が、第1のリング部材を第2のリング部 材に向けて組み合わせるために、挿入装置の手前側端部に配置されたアクチュエ ーターを時計方向に回転させることを含む請求項36による方法。 41.挿入装置を更に作動させる前記段階は、組み合わせられた第1及び第2 のリング部材が前記挿入装置から解放されるまで前記アクチュエーターを更に回 転させることを含む請求項36による方法。
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