JP2001508624A - 電気通信網における課金方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 標準電話網を介して２人の加入者間で呼が接続され第３の加入者へ課金される電気通信網における方法である。第１の加入者は、好ましくは市内局番が先行する第３の加入者の加入者番号をダイヤルし、かつ第２の加入者の加入者番号をダイヤルし、電話網は、呼をコンピュータユニットに接続するようにされ、コンピュータユニットは、第１の加入者から第２の加入者へ呼を転送する。コンピュータユニットは、加入者の個人データと共に加入者番号を格納するデータベースにアクセスすることができる。呼は、第３の加入者へ課金され、第１および第２の加入者間で呼が開設されると広告が送られる。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信網における課金方法 本発明は、２人の加入者間で呼接続が開設されて第３の加入者に課金される電 気通信に関する方法に関連している。 スエーデン国特許第９４０３７９３−４号には、第１の加入者電話機が標準電 話網を介して第２の加入者電話機に接続される電話呼転送および課金方法が教示 されている。標準電話網は、固定網もしくは移動電話網とすることができる。 この特許出願に従って、第１の加入者が市内局番に続いて第３の加入者に通じ る加入者番号をダイヤルし、次に第２の加入者に通じる加入者番号をダイヤルす ることにより呼接続が開設される。この手順により、第１および第２の加入者間 に呼が開設され、しかもその間の呼については第３の加入者に課金される。 市内局番は、例えば０３０その他の適切な番号を意味する。 市内局番および加入者番号により、呼は、電話網を介して第３の加入者のコン ピュータユニットに接続された電話網に接続するようにされる。また、市内局番 によりコンピュータユニットは、それを介して第２の加入者へ呼を転送し、第１ の加入者を第２の加入者と接続するようにされる。 前記特許明細書に従って、コンピュータユニットは、第１および第２の加入者 間に接続される呼の持続時間中の所与の時間間隔に広告や宣伝メディアを送るよ うにされる。 例えば、ハンバーガレストランやガソリンスタンドのチェーン店は、呼接続中 に大売り出しや展開中のキャンペーンに関する広告を送ることができる。 この場合、第１の加入者は、第２の加入者への呼については課金されないか、 あるいは、その一部についてのみ課金され、会社や団体は、第１および第２の加 入者にその活動状態を広告することができる。 本特許に従った発明は、第１および第２の加入者が接続される地区に従って広 告その他の宣伝メッセージが管理されることを特徴としている。例えば、第１の 加入者がストックホルムにおり、第２の加入者がゲーテンブルグにいて第１の加 入者が市内局番に続いてストックホルムの会社の番号をダイヤルする場合、スト ックホルムの会社に関連する広告を第１の加入者へ送り、同時にゲーテンブルグ の会社に関連する広告を第２の加入者へ送ることができる。したがって、各加入 者のいる地区や区域に関して広告が管理される。 前記技術の１つの問題点は、所期のターゲットグループに確実に届くようにす るために、送られる広告は、公共的関心の高いものでなければならないことであ る。例えば、ソフトドリンクの広告は、接続された加入者の非常に大きいパーセ ンテージに影響を及ぼすと考えられるが、車の広告は、新車の購入を考えている 加入者しか関心がなく、そういう加入者は、比較的小さなグループにすぎない。 したがって、宣伝活動が小さなターゲットグループへ向けられる会社は、この種 の電話宣伝施設を使用する可能性は少ない。 本発明は、この問題を解決して大きいグループをターゲットとする会社にも比 較的小さいグループをターゲットとする会社にも電話広告が興味のあるものとな る方法を提供する。 したがって、本発明は、２人の加入者間で呼が接続されて第３の加入者に課金 され、第１の加入者電話機が標準電話網を介して第２の加入者電話機に接続され 、第１の加入者は、第３の加入者に通じる、好ましくは市内局番が先行する加入 者番号をダイヤルし、かつ第２の加入者に通じる加入者番号をダイヤルし、電話 網は、そこに接続されるコンピュータユニットに呼を接続して前記第２の加入者 へ転送し、前記第１の加入者を前記第２の加入者に接続するようにされ、第１お よび第２の加入者間の呼は、第３の加入者へ課金され、第１および第２の加入者 間に呼が開設されると、広告その他の宣伝メディアが送られる電気通信に関する 方法に関連するものであり、この方法は、コンピュータユニットに前記２人の加 入者の各加入者番号を感知させ、年齢や関心事等の第１の加入者データと共に少 なくとも第１の加入者の加入者番号が格納されるデータベースを探索させ、呼進 行中に前記データベース内に格納された情報に基づいて１つ以上の役立つ広告を 第１の加入者へ送らせることを特徴としている。 次に、典型的な実施例および添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する 。図１は、本方法を実施する装置を例示するブロック図である。 図１は、第１の加入者電話機１が概略的に３に示す標準電話網を介して第２の 加入者電話機２に接続され、電話呼を転送および課金する発明構造を示す。 第３の加入者は、電話網３に接続されるコンピュータユニット４を有している 。コンピュータユニット４は、第１の加入者によりダイヤルされ、第３の加入者 に通じる加入者番号が続く市内局番を感知するようにされている。第３の加入者 は、コンピュータユニット４が接続される市内電話交換機、すなわち交換センタ ５を有することができる。電話交換機５は、市内局番の感知に応答して着呼をコ ンピュータユニットに接続するようにすることができる。市内局番を感知すると 、コンピュータユニット４は、最初に述べた加入者番号の後で第１の加入者によ りダイヤルされ、かつ第２の加入者に通じる加入者番号へ電話網を介して呼を転 送し、第１の加入者を第２の加入者に接続するように機能する。 加入者番号および／もしくは前記市内局番は、数字もしくはアルファベットと することができ、あるいは他の文字を含むことができる。 また、電話網３は、前記市内局番を感知すると、第１および第２の加入者間に 接続される呼について第３の加入者に課金するようにもされている。市内局番は 、電話網に属し、呼の借方記入に責任のある電話局６の電話交換機、すなわち交 換センタ内で適切に感知される。 広告は、第１および第２の加入者間の呼接続を介して異なる時間間隔で送られ る。 本発明に従って、コンピュータユニットは、第１および第２の加入者の各加入 者番号を感知するようにされる。また、コンピュータユニットは、年齢、関心事 等の第１の加入者データと共に少なくとも第１の加入者の加入者番号が格納され るデータベース７を走査するようにされる。 好ましくは、加入者は、第２の加入者へ呼を接続する権利を与える第３の加入 者との独立した加入協定に署名することができる。加入署名すると共に、加入者 は、さまざまな種類の情報を漏らし、それはデータベースへ送られる。この情報 には加入者の横顔を提供するため、年齢、性別、収入、レジャー関心事、休暇の 過ごし方等を含むことができる。 また、音声メッセージのメディアを介して初回加入者横顔関連質問を行い、続 いて電話キーパッド上の適切なキーを押す（タッチする）ことにより関連する人 にさまざまな代案および返答を提示することにより、初めて第３の加入者に電話 をかける加入者にコンピュータユニット４をインターフェイスさせるようにする ことも考えられる。 当然、加入者が初めて第３の加入者に電話をかける時に第３の加入者の責任あ る人が返答して発呼者に口で質問し返答をデータベースへ送る可能性を除外する ものではない。 加入者が居住場所に住む唯一の人間ではない場合には、各人の横顔をデータベ ースへ入力することができる。その特定時点において、どの人が電話機を使用し ているかを第３の加入者が知ることができるようにするために、第３の加入者に 接続を行っている加入者に電話機上のその人独特の桁を押すようコンピュータユ ニットに要求させて（音声メッセージにより）、自分自身をコンピュータユニッ トに対して確認させるようにすることができる。 本発明にしたがって、コンピュータユニットは、呼の進行中にデータベース内 に格納されたデータに従って１つ以上の役立つ広告を第１の加入者へ送ることが できる。 いくつかの広告および同様なメッセージは、前記データベースおよび他のデー タベース８内のメディア上に記録される。これらの広告は、適切な順序で適切に 分類される。例えば、広告は、年齢、性別、収入および地区に従って分類するこ とができる。当然、広告の分類は、前記したものよりも細かく分類することがで きる。 好ましくは、データベース７内のさまざまな人の横顔が同様に分類される。 呼が接続されてコンピュータユニットがデータベース７で関連する加入者番号 の横顔を走査すると、コンピュータユニットは、加入者を特徴づける１つもしく はいくつかの符号の形の適切なデータを集め、コンピュータユニットが１つ以上 の広告やメディアを加入者へ向けて送る時に同じ符号が使用される。 したがって、発呼者にはデータベース内の横顔に対応するターゲットグループ へ向けられる広告メッセージが送られる。それにより、広告購入会社は、そのコ マーシャルをより効率的に電話網上に配送することができる。 データベース７が第２の加入者に関連するデータを欠く場合には、コンピュー タユニット４は、第２の加入者のいる地区や区域に基づいて１つ以上の広告メッ セージを送ることができる。 データベース７が第２の加入者に関連するデータを含む場合には、コンピュー タユニット４は、データベース７内の第２の加入者データに基づいて前記呼の期 間中に１つ以上の役立つ広告メッセージを第２の加入者へ送るようにされる。 好ましい実施例に従って、コンピュータユニット４は関係するデータがデータ ベース７内に格納されている加入者へ所定の期間内に送られる、広告メッセージ をデータベース７内に格納するようにされる。これは１人の同じ加入者が自分の 横顔に一致するさまざまな広告メッセージを聞くことを意味する。このような手 順は、広告購入会社もしくは団体に対して第１の加入者によりなされる課金のベ ースとすることもできる。 したがって、本発明は、導入部で述べた問題を解決し、多様な広告メッセージ の予想される聴取者をターゲットとする大きな信頼度を保証する。 いくつかの典型的な実施例について本発明を説明してきたが、修正が可能なこ とが理解される。例えば、前記した市内局番は、第３の加入者の加入者番号とす ることができる。さらに、データベースは、いくつかの物理的データベースによ り構成することができ、コンピュータユニットは、いくつかの異なるコンピュー タを含むことができる。 したがって、本発明は、前記した典型的な実施例に限定はされず、請求の範囲 内で修正を行うことができる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年１月２９日（１９９９．１．２９） 【補正内容】 請求の範囲 1. ２人の加入者間で呼が接続されて第３の加入者に課金され、第１の加入者 電話機が標準電話網を介して第２の加入者電話機に接続され、第１の加入者は、 第３の加入者に通じる、好ましくは市内局番が先行する加入者番号をダイヤルし 、かつ第２の加入者に通じる加入者番号をダイヤルし、電話網は、電話網に接続 されるコンピュータユニット（４）に呼を接続して前記第２の加入者へ転送し、 前記第１の加入者を前記第２の加入者に接続するようにされ、第１および第２の 加入者間の呼は、第３の加入者へ課金され、第１および第２の加入者間に呼が開 設されると、広告が送られ、コンピュータユニット（４）は、２人の加入者の各 加入者番号を感知するようにされ、年齢や関心事等の第１の加入者データと共に 少なくとも第１の加入者の加入者番号が格納されるデータベース（７）をコンピ ュータユニット（４）に探索させる電気通信に関する方法であって、コンピュー タユニット（４）は、呼進行中にデータベース（７）内に格納された情報に基づ いて１つ以上の役立つ広告を第１の加入者へ送るようにされることを特徴とする 方法。 2. 請求項１記載の方法であって、データベース（７）が第２の加入者に関す る情報を欠く場合に、第２の加入者のいる地区や地域に基づいてコンピュータユ ニット（４）に１つ以上の広告メッセージを送らせることを特徴とする方法。 3. 請求項１記載の方法であって、前記データベース（７）がこのようなデー タを含む場合に、前記データベース（７）内の第２の加入者データに基づいて、 前記呼の期間中にコンピュータユニット（４）に１つ以上の役立つ広告を第２の 加入者へ送らせることを特徴とする方法。 4. 請求項１，２もしくは３記載の方法であって、コンピュータユニット（４ ）に、関連するデータがデータベース（７）内に格納されている加入者へ所定期 間内に送られるこれらの広告をデータベース（７）内に格納させることを特徴と する方法。 5. 請求項１，２，３もしくは４記載の方法であって、前記加入者が前記居住 場所内に定住する唯一の人ではない場合に、居住場所に定住する各人の横顔をデ ータベース（７）内へ入力し、前記加入者から第３の加入者への呼を開設する時 にコンピュータユニット（４）は、関連する人に前記他の各人について独特な桁 を発呼電話機上でキー入力するよう音声メッセージにより要求して、各人がコン ピュータユニット（４）に対して確認されるようにすることを特徴とする方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. ２人の加入者間で呼が接続されて第３の加入者に課金され、第１の加入者 電話機が標準電話網を介して第２の加入者電話機に接続され、第１の加入者は、 第３の加入者に通じる、好ましくは市内局番が先行する加入者番号をダイヤルし 、かつ第２の加入者に通じる加入者番号をダイヤルし、電話網は、それに接続さ れるコンピュータユニット（４）に呼を接続して前記第２の加入者へ転送し前記 第１の加入者を前記第２の加入者に接続するようにされ、第１および第２の加入 者間の呼は、第３の加入者へ課金され、第１および第２の加入者間に呼が開設さ れると、広告が送られる電気通信に関する方法であって、コンピュータユニット （４）に２人の加入者の各加入者番号を感知させ、年齢や関心事等の第１の加入 者データと共に少なくとも第１の加入者の加入者番号が格納されるデータベース （７）を探索させ、呼進行中にデータベース（７）内に格納された情報に基づい て１つ以上の役立つ広告を第１の加入者へ送るようにさせることを特徴とする方 法。 2. 請求項１記載の方法であって、データベース（７）が第２の加入者に関す る情報を欠く場合に、第２の加入者のいる地区や地域に基づいてコンピュータユ ニット（４）に１つ以上の広告メッセージを送らせることを特徴とする方法。 3. 請求項１記載の方法であって、前記データベース（７）がこのようなデー タを含む場合に、前記データベース（７）内の第２の加入者データに基づいて、 前記呼の期間中にコンピュータユニット(4)に1つ以上の役立つ広告を第２の加入 者へ送らせることを特徴とする方法。 4. 請求項１，２もしくは３記載の方法であって、コンピュータユニット（４ ）に、関連するデータがデータベース（７）内に格納されている加入者へ所定期 間内に送られるこれらの広告をデータベース（７）内に格納させることを特徴と する方法。 5. 請求項１，２，３もしくは４記載の方法であって、前記加入者が前記居住 場所内に定住する唯一の人ではない場合に、居住場所に定住する各人の横顔をデ ータベース（７）内へ入力し、前記加入者から第３の加入者への呼を開設する時 にコンピュータユニット（４）は、関連する人に前記他の各人について独特な桁 を発呼電話機上でキー入力するよう音声メッセージにより要求して、各人がコン ピュータユニット（４）に対して確認されるようにすることを特徴とする方法。