JP2001507771A - 管状連結部用応力低減溝 - Google Patents
管状連結部用応力低減溝Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ねじ付きパイプ連結部に関し、かつボックス部材、ピン部材および部材のいずれかのねじに形成された連続した溝を含む管状連結部用応力低減溝である。ボックス部材は、スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり型でテーパ型の雌ねじを有する。雌ねじは、始点および終点を有し、一方向に幅が広くなっている。ピン部材もまた、スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり型でテーパ型の雄ねじを有する。雄ねじは、他方向に幅が広くなっており、これにより各ねじの相補形のフランクが、連結部の回転組立て中に嵌合し、かつ連結部の回転組立て時にはねじ間の流体の流れを抑えるシール面を形成する。雌ねじおよび雄ねじのいずれかの部分は、その谷底に形成された連続した溝を有する。溝は、一方のねじの始点および終点のいずれかからこのねじの始点と終点の間の点まで続いており、これにより回転組立て中にシール面の間に蓄積された、ねじに適用されているねじ潤滑剤の圧力を低減する。
Description
【発明の詳細な説明】
管状連結部用応力低減溝 発明の分野
本発明は、油井およびガス井の掘削および生産に使用可能な、一括して油田用
管状用具として一般に知られている、管状物、ケーシング、ラインパイプおよび
ドリルパイプのような、ねじ付き管状ジョイントに関するものである。さらに詳
しくは、雄(ピン(pin))部材と雌(ボックス(box))部材とを連結するための、
管状ジョイントに関するものである。
発明の背景
圧力下での流体運搬用の連続した流動路を形成するために、流動導管の端部同
士を連結するためのねじ付き管状連結部を使用することはよく知られている。油
田用管状用具はいずれも、導管またはパイプの隣接部を連結するために、ねじ付
き連結部を使用している。油田用管状用具への使用のために設計されたこのよう
なねじ付き端部連結部の例は、米国特許第2,239,942号、同第2,992,019号、同第
3,359,013号の各明細書、米国再発行特許第30,647号および同第34,467号の各明
細書に開示されており、これらはすべて本発明の譲受人に譲渡されている。
ブローズ(Blose)の米国再発行特許第30,647号明細書では、連結しているピ
ン部材およびボックス部材にかかる応力および歪みを許容できるレベル内で制御
しつつ、強力なジョイントを提供する管状連結部用の特定のねじ形状が開示され
ている。ピン部材には、ピンに沿って一方向に幅が広くなっている少なくとも1
つの一般的にあり型の雄ねじが設けられており、ボックス部材には、他方向に幅
が広くなっている少なくとも1つの一般的にあり型の対応する雌ねじが設けられ
ている。このような手法で、螺旋状ねじのかみ合わせ対は、ピン部材とボックス
部材との間の相対的な回転の程度を制限し、かつ連結部を完成させる強制的組立
て条件を規定する、対向するピンフランクおよびボックスフランクのウェッジ型
嵌合を提供する。このねじ構造では、フランク肩部の角度およびねじの幅を、所
与の組立てトルクに対してピン部材およびボックス部材に生じる応力および歪み
プレロード条件の制御に用いることができる。したがって、特定の適用または使
用に合わせてねじ構造を作ることにより、管状連結部またはジョイントは、選択
された材料の特性のみに制限される。
ブローズの再発行特許の教示に従ってねじ付き連結部を組立てる途中で、液体
およびペースト状のねじ潤滑剤が、ピン部材ねじおよびボックス部材ねじの各々
の谷底と山の頂との間に形成された螺旋状の隙間または間隔に、一時的に閉じ込
められることがあることが観察されている。閉じ込められた潤滑剤(ねじドープ
としても知られている)は、ある状況下では、相対的にスライドするピンねじお
よびボックスねじの間に、組立て条件時のトルクを示すトルクの表示を生み出す
ことがあり、これによりジョイントが完全に組立てられたという誤った表示を提
供してしまう。その後、一時的に閉じ込められたねじ潤滑剤は、谷底と山の頂と
の間の螺旋状の隙間から流出し、ジョイントの予想された性能レベルまたは強度
を達成できない程度にまでプレロード応力および歪みが低減することがある。
リーブス(Reeves)の米国再発行特許第34,467号明細書は、ブローズの再発行
特許が開示しているねじ構造の改良を開示している。特に、ねじの谷底と山の頂
との間の隙間に閉じ込められたねじ潤滑剤によって、ジョイントにおいて誤った
トルクの表示が生じる可能性が取り上げられている。連結部の強制的な組立てに
よって現れたトルクの表示に依存することは、連結部に設計応力および歪みプレ
ロード条件が実際に存在することを保証するために必要である。リーブスの再発
行特許は、ボックスねじおよびピンねじが、テーパ型であり、それに加えて反対
方向にねじの幅が広くなっており、これによりねじの谷底、山の頂およびフラン
クが、ジョイント組立て時に嵌合するねじ構造を開示している。ねじは、対向す
るスタブフランクおよびロードフランクが嵌合する前に、相補形の谷底および山
の頂が嵌合するように特別に設計されており、これにより、谷底と山の頂との間
の隙間の潤滑剤の体積が実質的に減少する。このような手法で、ねじ潤滑剤の大
部分は、対向するロードフランクの間の螺旋状の隙間へ移動し、連結部の適切な
組立てに、もしあったとしてもほとんど影響のない、または共に動かしたときに
ねじ表面がシールを形成する能力のほとんどない、長く非常に薄いリボンを形成
する。
リーブスの再発行特許で説明されているような機械加工されたシール形成ねじ
表面の不完全性により、ねじ潤滑剤は、管状連結部内のシール面の間で隔離され
ることもある。ピン部材およびボックス部材の間の隔離された体積をねじ潤滑剤
が完全に満たすまで、ピン部材およびボックス部材間の回転が進むと、さらなる
回転により潤滑剤の圧力増加が生じる。特に、潤滑剤が硬化し、粘度が高くなる
、北海のような過酷で寒冷な気候環境で、この増加した圧力により、連結部にお
ける接線(周)方向応力および半径方向応力が高くなる。
課題を解決するための手段
本発明の効果は、以下のうちの1つ以上を含んでもよい。ねじを再切断せずに
現在の油田用管状用具に形成できるねじ潤滑剤逃がし道を提供する。
ねじ付きパイプ連結部は、ボックス部材およびピン部材を有する。ボックス部
材は、スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあ
り型でテーパ型の雌ねじを有する。雌ねじは、始点および終点を有し、一方向に
幅が広くなっている。また、ピン部材は、スタブフランク、ロードフランク、谷
底および山の頂を有する一般的にあり型でテーパ型の雄ねじを有する。雄ねじは
、他方向に幅が広くなっており、これにより各ねじの相補形のフランクが、連結
部の回転組立て中に嵌合し、かつねじ間の流体の流れを抑えるシール面を形成す
る。連続した溝は、雌ねじおよび雄ねじのいずれかの部分の谷底に形成されてい
る。溝は、一方のねじの始点および終点のいずれかからこのねじの始点と終点の
間の点まで続いており、これにより回転組立て中にシール面の間に蓄積された、
ねじに適用されているねじ潤滑剤の圧力を低減する。
連続した溝は、雌ねじおよび雄ねじの各々の部分の谷底に形成してもよい。溝
は、各々のねじの始点および終点のいずれかからこのねじの始点と終点の間の点
まで続いており、これにより回転組立て中にシール面の間に蓄積された、ねじに
適用されているねじ潤滑剤の圧力を低減する。
本発明は、ねじ潤滑剤を排出できる道を提供することにより、ピン部材とボッ
クス部材との間のねじ潤滑剤の圧力の過度の蓄積を防ぐ手段を提供する。いくつ
かの実施形態では、本発明は、ねじ長の一部分のみに沿ったこのような排出手段
を提供し、したがって、ねじ長の残りの部分は、圧力シールを形成するために使
用することができる。管状連結部の摩耗とともに、形状や大きさの変化すること
のないねじ潤滑剤逃がし道を提供する。
図面の簡単な説明
図1は、従来技術のピン部材雄ねじ構造の部分断面側面図、
図2は、従来技術の管状ジョイントの部分断面側面図、
図3は、従来技術の管状ジョイントのピン部材の山の頂とボックス部材の谷底
との嵌合点の拡大断面図、
図4は、本発明の実施形態によるピン部材の拡大断面図、および
図5は、本発明の実施形態による管状ジョイントの拡大断面図である。
発明の実施の形態
いくつかの図の同様の部分には同様の参照記号を用いた図において、図1、2
および3は、リーブスの再発行特許によるウェッジ型ねじ連結部またはパイプジ
ョイントを、一般的に参照番号10を付けて示したものである。図2に示すよう
に、連結部10は、ピン部材11およびボックス部材12を含む。ボックス部材
12は、ボックス部材上に形成されている、一般的にあり型でテーパ型の雌ねじ
構造14を有し、ピン部材11上に形成されている、一般的にあり型でテーパ型
の相補形の雄ねじ構造15と嵌合するように適応させ、緩めることのできる手法
でボックス部材およびピン部材を機械的に固定する。
ボックス部材12の雌ねじ14には、スタブフランク18、ロードフランク1
6、谷底20および山の頂24が形成されており、雌ねじ14は、実質的にねじ
14の螺旋の全長にわたって一方向に一定の割合で連続的に幅が広くなっている
。ピン部材11の雄ねじ15には、スタブフランク19、ロードフランク17、
谷底21および山の頂25が形成されており、雄ねじ15は、実質的にねじ15
の螺旋の全長にわたって他方向に一定の割合で連続的に幅が広くなっている。ね
じ14および15の幅およびテーパが反対方向に広くなっていることにより、各
ねじの相補形のフランク、谷底および山の頂が、回転させて連結部を組立てる際
に強制的に嵌合し、ねじの間の流体の流れを抑えるシール面が形成される。
ピン部材11またはボックス部材12は、組立てた連結部10の長手方向の軸
13を規定している。ボックス部材およびピン部材の谷底および山の頂は、平ら
で、かつ連結部の長手方向の軸に平行であり、連結部が組立てられたときに、ね
じの永久的変形を防ぐのに十分な幅を有している。
ここで用いられているように、かつ坑井孔の掘削用の一連のパイプの組立て時
のように管状ジョイントが鉛直に連結されている場合に従来理解されてきたよう
に、用語「ロードフランク(load flank)」は、ねじが形成されている各ピン部材
またはボックス部材の外側の端部と反対の方向に面しているねじの側壁面を表し
ている。用語「スタブフランク(stab flank)」は、各ピン部材またはボックス部
材の外側の端部方向に面しており、ジョイントの当初の組立て中に、上側の管状
部材の重量を支えるねじの側壁面を表している。
角アルファは、ねじ構造14のスタブフランク壁18と谷底壁20との間に形
成されている。角アルファはまた、ねじ構造15のスタブフランク壁19と谷底
壁21との間にも形成されている。ねじ14のフランク壁16および谷底壁20
ならびにねじ15のフランク壁17および谷底壁21は、第2の角ベータを形成
している。角アルファおよびベータは、あり型ねじを提供するために鋭角である
ことが好ましい。しかし、半あり型ねじは、アルファまたはベータの一方の角を
90°とし、これにより、連結部10の長手方向の軸13に直交するまたは垂直
な適切なフランク壁を形成することで提供できるということを認識しなければな
らない。
ピン部材11の谷底21および山の頂25は、連結部10の組立て中に、ボッ
クス部材12の相補形の山の頂24と谷底20との半径方向の隙間を取り除くよ
うに寸法が決められている。つまり、ピン部材11のねじの谷底21とねじの山
の頂25は、ジョイントを手で締める際に、ボックス部材12の対応するねじ面
と干渉接触する。ねじ14および15の各谷底と山の頂との間の半径方向の隙間
を取り除くことにより、組立て中に谷底と山の頂との間にチャンバが生成する可
能性を実質的に低減している。これらのチャンバは、一時的にねじ潤滑剤または
ドープを閉じ込め、ジョイントが組立てられたこと、つまりフランクおよび谷底
/山の頂が嵌合していることを表す誤ったトルクの表示を生み出してしまうこと
がある。
しかし、実際は、ねじ14および15の機械加工における不完全性により、連
結部のシール面の間にねじ潤滑剤が隔離される領域が生じることがあることが見
出されている。例えば、リーブスの再発行特許に説明されている好適な実施形態
は、ピンがボックスに挿入されるとき、スタブフランクが嵌合し、続いてボック
ス12に対するピン11の回転によって達成された手締め位置にある対応する谷
底と山の頂が嵌合することを意図している。パイプねじドープまたは潤滑剤は、
手締め位置にある谷底/山の頂間の接触面の嵌合領域の間に隔離されることがあ
り、したがってその時ロードフランク間に存在する隙間に流れ込むことができな
い。ボックス12に対してピン11を連続して回転させると、ねじ面の塑性変形
により閉じ込め領域内の潤滑剤の体積が減少し、ねじ潤滑剤の圧力が増加する。
隔離領域内の圧力が増加することにより、連結部10の最適プレロード条件で意
図されているより高い応力および歪みプレロードが生じる。
本発明の実施形態を、リーブスの再発行特許に説明されているウェッジねじに
従い、図4および5に示す。説明を簡略化および短縮するために、図1〜3に用
いられているものと同様の参照記号に100を加えたものを図4および5全体に
用いる。本発明の重要な特徴は、溝130に例示されており、これは、潤滑剤が
ピン111の雄ねじ114とボックス112の雌ねじ115との間に閉じ込めら
れている領域内で過剰な圧力が蓄積されるのを防ぐために、ねじ潤滑剤が排出で
きるような通路を提供するものである。連結部が組立てられている時、余分なね
じ潤滑剤は溝に押し込まれ、連結部から放出され、これにより組立て時の管状連
結部の適切な応力および歪みプレロード条件が可能となる。
溝130は、図5に示すように、ピン部材ねじ114の谷底に形成された底の
丸い溝であってもよく、深さ0.015"から0.020"であってもよい。溝1
30は、図4に示すように、谷底とロードフランクとの交点に形成してもよく、
または上記のいずれかの方法で同様にボックス部材ねじ115に形成しても、同
様の結果が得られる。ピン部材111の谷底121に機械加工された底の丸い溝
を用いると、溝への応力の集中が最小限に抑えられ、今度は、溝におけるピーク
応力を低減し、連結部110の疲労強度が最大となる。図4および5における溝
130の位置および形状は、説明のみを目的として示されたものであり、溝13
0は、本発明の精神および範囲から離れることなく、個々の応用に適切であるよ
うに、いかなる形状であってもよく、いかなる位置に配置されてもよいことを当
業者は認識するだろう。
溝130は、雄ねじ114の一部分に、連続的に機械加工されるが、いくつか
の実施形態では、ねじの限られた部分(図示せず)上にのみ形成される。したが
って、溝は、ねじの始点または終点のいずれかからねじの始点と終点の間の点ま
での長さしかなく、回転組立て中にシール面の間に蓄積されたねじ潤滑剤の過剰
な圧力を排出するための限られた通路を提供している。圧力低減道を使用できる
のは、ねじの限られた部分上なので、ねじ長の残りの部分は、例えば、リーブス
の再発行特許のねじ付き管状連結部によって開示されている手法で、内部および
外部圧力シールを形成するために用いることができる。
当業者は、本発明を、ブローズの再発行特許で説明されているような、相補形
の谷底と山の頂との間にわずかな隙間が存在するねじ連結部に同様に適用できる
ことを認識するだろう。例えば、0.003"(連結部の両側を合わせて0.0
06")以上0.006"(合わせて0.012")以下の隙間を有するようなね
じ構造では、ねじ潤滑剤自体が、連結部を通る流体の流れを抑える高圧力下でシ
ールを形成することもできる。管状ジョイントが、北海および冬期のカナダのよ
うな過酷で寒冷な気候環境にさらされると、ねじ潤滑剤は、いくぶん非圧縮性と
なり、ピン部材およびボックス部材の間の隙間から移動させることが非常に困難
となる。潤滑剤は、自由に流れることができなくなると、ジョイントの回転組立
てによって圧力増加を余儀なくされる。圧力低減溝130を用いると、高い圧力
のかかった潤滑剤の流れ出る通路が提供され、これにより連結部の強制的組立て
による応力および歪みが、設計されたプレロード条件を実質的に超過しないこと
を保証する。
この点で、何度も連結部を組立て、解体するにつれて、ねじ面114および1
15で摩耗が進み、このような作用により、しだいにピン部材111がボックス
部材112の中にさらに進入していき、最後には対応する谷底と山の頂との間の
半径方向の隙間が取り除かれることはよく知られている。しかし、ねじ付きジョ
イントの典型的な摩耗につれて、逃がし道の形状または大きさは実質的に変化し
ないので、このような摩耗は、溝130の動作に有害に影響することはない。そ
のうえ、逃がし道は、ねじ自体から独立してねじに機械加工されるという事実に
より、本発明は、切断を最低限に抑える必要のある現在の油田用管状用具への適
用に非常に適したものとなっている。
以上により、本発明は、自明であり、かつ開示されている装置および構造に固
有のその他の効果とともに、上記の目的全てを達成するのに十分に適応させたも
のであることが分かるだろう。
ある特定の特徴および副組合せは有用であり、かつ他の特徴および副組合せを
参照せずに使用することができることは理解されるだろう。このことは、請求項
で意図されており、かつ請求項の範囲内である。
本発明の範囲から離れずに本発明による多くの実施形態が作成可能であるため
、ここに記載しているかまたは添付の図に示す全ての事項は、説明を目的とした
ものであり、限定的に解釈されるものではないことは理解されなければならない
。
例えば、単一ねじ対について説明されているが、本発明は、二段式ねじ付きシ
ール連結部のような、2対以上のねじを有する管状連結部にも同様に適用できる
。
本発明は、限られた数の好適な実施形態を用いて説明されているが、当業者は
数多くのその修正例および変更例を推察するであろう。添付の請求項は、当業者
が考え付く、そのような修正例および変更例全てをカバーすることを意図してい
る。
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N,YU,ZW
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ねじ付きパイプ連結部であって、 スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり 型でテーパ型の雌ねじであって、始点および終点を有し、かつ一方向に幅が広く なっている雌ねじを有するボックス部材と、 スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり 型でテーパ型の雄ねじを有し、前記雄ねじが、他方向に幅が広くなっていること により各々の前記ねじの相補形のフランクが、前記連結部の回転組立て中に嵌合 し、かつ前記連結部の回転組立て時には前記ねじ間の流体の流れを抑えるシール 面を形成するピン部材と、 回転組立て中に前記シール面の間に蓄積された、前記ねじに適用されている ねじ潤滑剤の圧力を低減するために、前記雌ねじおよび雄ねじのいずれかのねじ の始点または終点から当該ねじの始点と終点の間の地点までの谷底に連続した溝 が形成された部分とを有する連結部。 2. 前記雌ねじおよび雄ねじは、テーパ型であり、これにより前記連結部の回 転組立て中に、相補形の前記谷底および山の頂が嵌合し、かつ前記ねじ間の流体 の流れを抑えるシール面を形成する請求項1に記載の連結部。 3. 前記溝は、前記一方のねじの前記谷底に形成されている底の丸い溝である 請求項1に記載の連結部。 4. 前記溝は、前記一方のねじの前記谷底とロードフランクとの交点に形成さ れている請求項2に記載の連結部。 5. 前記連続した溝は、前記ピン部材の前記谷底に形成されている請求項1に 記載の連結部。 6. 前記連続した溝は、前記ボックス部材の前記谷底に形成されている請求項 1に記載の運結部。 7. 前記ボックス部材およびピン部材の前記谷底および山の頂は、平らで、か つ前記連結部の長手方向の軸に平行である請求項1に記載の連結部。 8. 前記ボックス部材およびピン部材の前記谷底および山の頂は、前記連結部 が組立てられたときに、前記ねじのいかなる永久的変形をも防ぐのに十分な幅を 有している請求項1に記載の連結部。 9. 前記ロードフランクおよびスタブフランクが嵌合する前に、前記谷底およ び山の頂が嵌合するように適応させ、前記連結部の前記シールを完成させる請求 項1に記載の連結部。 10. 前記部材の相対的な回転によって、前記ピン部材が前記ボックス部材に 進入するにつれて、前記スタブフランクおよびロードフランクの一方が嵌合し、 前記連結部の回転組立て中に、前記谷底および山の頂が嵌合し、かつ 前記連結部の回転組立て時に、前記スタブフランクおよびロードフランクの 他方が嵌合する請求項9に記載の連結部。 11. 前記部材の相対的な回転によって、前記ピン部材が前記ボックス部材に 進入するにつれて、前記スタブフランクが嵌合し、 前記連結部の回転組立て中に、前記谷底および山の頂が嵌合し、かつ 前記連結部の回転組立て時に、前記ロードフランクが嵌合する請求項9に記 載の連結部。 12. スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的に あり型でテーパ型の雌ねじであって、始点および終点を有し、かつ一方向に幅が 広くなっている雌ねじを有するボックス部材を設け、 スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり 型でテーパ型の雄ねじを有し、前記雄ねじが、他方向に幅が広くなっていること により各々の前記ねじの相補形のフランクが、連結部の回転組立て中に嵌合し、 かつ連結部の回転組立て時には前記ねじ間の流体の流れを抑えるシール面を形成 するピン部材を設け、かつ 回転組立て中に前記シール面の間に蓄積された、前記ねじに適用されている ねじ潤滑剤の圧力を低減するために、前記雌ねじおよび雄ねじのいずれかのねじ の始点または終点から当該ねじの始点と終点の間の地点までの部分の谷底に連続 した溝を形成することにより、ねじ付きパイプ連結部から応力を取り除く方法。 13. さらに、テーパ型の雌ねじおよび雄ねじを備える請求項12に記載の方 法。 14. 前記連結部の回転組立て中に、前記相補形の谷底および山の頂が嵌合し 、かつ前記ねじ間の流体の流れを抑えるシール面を形成する請求項13に記載の 方法。 15. 前記溝は、前記一方のねじの前記谷底に形成されている底の丸い溝であ る請求項12に記載の方法。 16. さらに、前記溝を前記一方のねじの前記谷底とロードフランクとの交点 に形成する請求項13に記載の方法。 17. 前記連続した溝を前記ピン部材の前記谷底に形成する請求項12に記載 の方法。 18. 前記連続した溝を前記ボックス部材の前記谷底に形成する請求項12に 記載の方法。 19. さらに、前記ボックス部材およびピン部材の前記谷底および山の頂を、 平らで、かつ前記連結部の長手方向の軸に平行に形成する請求項12に記載の方 法。 20. さらに、前記連結部が組立てられたときに、前記ねじのいかなる永久的 変形をも防ぐのに十分な幅を有する前記ボックス部材およびピン部材の前記谷底 および山の頂を形成する請求項12に記載の方法。 21. さらに、前記ロードフランクおよびスタブフランクが嵌合する前に、前 記谷底および山の頂が嵌合するように適応させて、前記連結部の前記シールを完 成させる請求項12に記載の方法。 22. スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的に あり型でテーパ型の雌ねじであって、始点および終点を有し、かつ一方向に幅が 広くなっている雌ねじを有するボックス部材を設け、 スタブフランク、ロードフランク、谷底および山の頂を有する一般的にあり 型でテーパ型の雄ねじを有し、前記雄ねじが、他方向に幅が広くなっていること により各々の前記ねじの相補形のフランクが、連結部の回転組立て中に嵌合し、 かつ前記連結部の回転組立て時には前記ねじ間の流体の流れを抑えるシール面を 形成するピン部材を設け、かつ 前記ボックス部材およびピン部材のうち少なくとも1つの前記ねじにねじ潤 滑剤を適用し、かつ 前記雌ねじおよび雄ねじのいずれかのねじの始点または終点から当該ねじの 始点と終点の間の地点までの部分の谷底に形成された溝を通じて前記ねじ潤滑剤 が流れるようにするために、前記ボックス部材およびピン部材を回転させて嵌合 させることにより、ねじ付き連結部を組立てながら応力を取り除く方法。
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