JP2001507740A - 単一ストリッパー槽における多段ストリッピングを伴う多段水素処理方法 - Google Patents

単一ストリッパー槽における多段ストリッピングを伴う多段水素処理方法

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Abstract

(57)【要約】 2段以上の水素処理段において液体石油および化学流を水素処理する方法。水素処理段は別個の反応槽に設けられ、各反応段には水素処理触媒床が含まれる。第1の反応段からの液体生成物はストリッピング段に送られ、H2S、NH3およびその他溶解気体がストリッピングされる。ストリッピングされた生成物流は次の下流反応段に送られ、そこからの生成物の溶解気体がストリッピングされ、最後の反応段まで次の下流反応段に送られ、その液体生成物の溶解気体がストリッピングされ、集められる、またはさらなる処理のために通過していく。処理ガスの流れは、液体流に対して反応段が配置されているのとは逆の方向である。各ストリッピング段は別個の段であるが、すべて同一のストリッピング槽内に含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 単一ストリッパー槽における多段ストリッピングを伴う多段水素処理方法 発明の分野 本発明は、2段以上の水素処理段で液体石油および化学流を水素処理する方法 であって、水素処理段は、別個の反応槽に収納され、また各反応段は水素処理触 媒床を含む水素処理方法に関する。第1の反応段からの液体生成物はストリッピ ング段へ送られ、H2S、NH3およびその他溶解気体がストリッピングされる。 次いで、ストリッピングされた生成物流は、次の下流反応段へ送られ、その生成 物の溶解気体がまたストリッピングされて、生成物は最後の反応段まで次の下流 反応段へと送られ、最後の反応段の液体生成物は溶解気体がストリッピングされ て、生成物は集められるかまたはさらなる処理のために通過していく。各ストリ ッピング段は別個の段であるが、すべての段は同一のストリッピング槽に含まれ ている。発明の背景 より軽くより清浄な供給原料の供給が減少するに従い、石油業界は、石炭、タ ールサンド、油母頁岩および重質原油のような物質から誘導される比較的高沸点 の供給原料に頼らざるを得なくなってきている。こういった供給原料は、通常特 に環境の観点から非常に望ましくない成分を含有している。望ましくない成分と しては、ハロゲン化物、金属ならびに硫黄、窒素および酸素のようなヘテロ原子 が挙げられる。さらに、このような望ましくない成分に関して、燃料、潤滑油お よび化学生成物の規格は常に厳しくなっている。従って、かかる 供給原料および生成物流には、望ましくない成分の含量を減じるためにより厳し い品質向上が必要とされている。当然のことながら、より厳しい品質向上をする と、これらの石油流の処理にかなりの費用が加算されてしまう。 水素転化(hydroconversion)、水素化分解(hydrocracking)、水素化処理(hydro treating)および水素異性化(hydroisomerization)をはじめとする水素処理(hydr oprocrssing)は、より厳しい品質要件に適合するための石油流の改善に重要な役 割を担う。例えば、ヘテロ原子の除去、芳香族飽和(aromatic saturation)お よび沸点の低減に対する要求が高まっている。ヘテロ原子、特に硫黄を輸送燃料 流および加熱燃料流から除去することに対する要求が増えてきているため、現在 、水素化処理において多くの改善が試みられている。水素化処理(硫黄の除去の 場合は水素化脱硫)は、業界によく知られており、通常水素化処理条件で、担持 触媒の存在下、石油流を水素で処理するものである。その触媒は、一般的には第 VI族金属と、促進物質としての1種類またはそれ以上の第VIII族金属とを 耐火性担体に担持したものである。水素化脱硫および水素化脱窒に特に適した水 素化処理触媒は、通常コバルト、ニッケル、鉄またはこれらの組み合わせのよう な金属で促進されたアルミナ担持のモリブデンまたはタングステンを含有してい る。水素化脱硫には、アルミナ担持のコバルト促進モリブデン触媒が最もよく用 いられている。一方、水素化脱窒および芳香族飽和には、アルミナ担持のニッケ ル促進モリブデン触媒が最もよく用いられている。 より効果的な水素処理方法に対する要求に適合にあたっては、より活性な触 媒の開発と反応槽の設計の改善に主眼が向けられており、様々なハードウェアの 構成における改善が提案されてきた。そうした一つに向流設計がある。これは、 供給原料を、連続触媒床を通じて、上昇流処理ガス(一般に、水素を含有する処 理ガス)とは逆に下流方向に流すものである。供給原料の流れについての下流触 媒床は、高性能で、硫黄に敏感な触媒を含有することができる。上昇流処理ガス か硫黄に敏感な触媒を劣化させるH2SおよびNH3のようなヘテロ原子成分を取 り去るためである。かかる向流反応器は商業的な可能性を持っているものの、フ ラッディングを起こしやすい。すなわち、ここでは上昇流処理ガスおよび気体状 生成物が、供給原料の下流方向への流れを妨害する。 その他のプロセス構成としては、単一の反応槽か、別個の複数の反応槽のいず れかにおける複数の反応段を利用するものが挙げられる。ヘテロ原子成分のレベ ルが逐次低くなるので、より硫黄に敏感な触媒を下流段で用いることができる。 欧州特許出願93200165.4号には、単一の反応槽における2段の水素化 処理が教示されているが、各反応段からの液体反応流に対する独特のストリッピ ング配置については示唆されていない。 水素処理触媒ならびにプロセス設計に関しては相当数の技術があるが、それで も業界では、さらに改良されたプロセス設計が必要とされている。発明の概要 本発明によれば、それそれ水素処理触媒(hydroprocessing catalyst)を含有 する2段以上の反応段で、水素含有処理ガスの存在下に炭化水素系供給原料 を水素処理する方法であって、該方法において(1)供給原料の流れについての 第1の反応段は、処理ガスの流れについては最後であり、(2)供給原料の流れ についての各連続する下流反応段は、処理ガスの流れについては次の上流段であ り、(3)供給原料と処理ガスは両者とも、各反応段において同時に流れ(flow co-currently)、(4)各反応段からの液休生成物は、そのストリッピング段 において溶解気体をストリッピングされ、(5)2段以上のストリッピング段が 単一のストリッピング槽に収納されており、さらに該方法は、下記工程(a)〜 (g)を含むことを特徴とする水素処理方法が提供される。 (a)該炭化水素系供給原料を、第1の反応段において、貫流水素含有処理ガス および下流反応段からの循環処理ガスを含む処理ガスの存在下で反応させる工程 であって、該反応段は、水素処理触媒を含有し、水素処理条件で運転されて、液 体成分と蒸気成分とからなる反応生成物を生成する工程 (b)該蒸気成分と液体成分とを分離する工程 (c)該液体成分についてのみのストリッピング域において、該液体成分から溶 解した気体状物質をストリッピングする工程 (d)工程(c)の該ストリッピングされた液体成分を、供給原料の流れについ ての次の下流反応段において反応させる工程であって、該反応段は、水素処理触 媒を含有し、水素処理条件で運転されて、液体成分と蒸気成分とからなる反応生 成物を生成する工程 (e)該蒸気成分と該液体成分とを分離する工程 (f)該液休成分についてのみのストリッピング域において、該液体成分から溶 解した気体状物質をストリッピングする工程 (g)該液体流が、供給原料についての最後の下流反応段で処理されるまで、 (d)、(e)および(f)を繰り返す工程 本発明の好ましい実施形態において、溶解した気体状物質はH2SおよびNH3 を含有している。図面の簡単な説明 図1は、2段の反応段および2つのストリッピング域を有するストリッピング 槽を示す本発明の反応槽である。 図2は、3段の反応段および3つのストリッピング域を有するストリッピング 槽を示す本発明の反応槽である。発明の詳細な説明 本発明における水素処理方法としては、重質石油供給原料の低沸点生成物への 水素転化;流出液および高沸点範囲の供給原料の水素化分解;硫黄、窒素および 酸素のようなヘテロ原子を除去するための様々な石油供給原料の水素化処理;芳 香族化合物の水素添加;ろう(特にフィッシャー・トロプシュろう)の水素異性 化および/または接触脱ろう;ならびに重質流の脱メタルが挙げられるがこれに 限られるものではない。開環(特にナフタレン環の)もまた水素処理方法と考え られる。 本発明の方法をよりよく理解するために、図1に示した好ましい実施形態を説 明する。説明にあたっては、反応段は水素化処理段と仮定する。もちろん、 その他上述の水素処理段とすることもできる。種々の反応槽内部構造物、弁、ポ ンプ、熱電対および熱伝達装置等は簡略化のために図示していない。図1に、水 素処理触媒を含む反応段10aを具備する反応槽1aを示す。各反応段の下流は 、気/液分離手段12aおよび12bである。各反応段の上流には、また流れ分 配手段14aおよび14bがある。ストリッピング槽2には2つのストリッピン グ域16aおよび16bならびに気/液分離手段18が含まれる。ストリッピン グ域は単一槽にある必要はない。各ストリッピング域が、特定の反応段からの液 体反応生成物について個別のものでありさえすれば、複数の別個の槽を各ストリ ッピング段で用いることができる。すなわち、各反応段は、固有または個別のス トリッピング域と連携している。ストリッピング槽は向流モードで運転される。 すなわち、上昇流ストリピングガス、好ましくは水蒸気を、ライン20経由でス トリッピング槽へ導入し、液体反応生成物が各ストリッピング域を通じて下方へ 流れていくに従い、両ストリッピング域を通じて上方へ通過する。向流ストリピ ングガスは、たいていの燃料生成物において望ましくないと考えられるH2Sお よびNH3のような溶解した気体状不純物を下流液体からストリッピングするの を支援するものである。ストリッピング域は、ストリッピング域のストリッピン グ能力を高めるのに適したストリッピングメジアン(stripping median)を有して いるのが好ましい。好ましいストリッピングメジアンは、溶解した気体を液体か ら分離するのを促すのに十分な広い表面積を有するようなものである。適したス トリッピングメジアンとしては、水素処理技術の当業者によく知られた従来の構 造パッキングのような物質のトレイおよび充填床が挙げられるがこれに限られる ものではない。 本発明の方法は、図1に関しては、炭化水素系供給原料を反応段10aの触媒 床の上方にライン11経由で供給することにより実施される。反応器中の触媒は 固定床とするのが好ましい。ただし、これ以外の、例えばスラリーまたは沸騰床 のような触媒配置を用いることもできる。供給原料が反応槽に導入され、処理ガ スと共に反応段10aの触媒床の上部に沿って分配手段14aにより分配される 。分配手段14aでは、水素処理触媒床を通過して、目的の反応か行われる。液 体分配手段の種類は、本発明の実施を制限するものではないと考えられるが、シ ーブトレイ(sieve tray)、泡鐘段(bubble cap tray)またはスプレーノズル、排 気筒、管等の付いたトレイのような配置が好ましい。 反応生成物および下降流処理ガスは、ライン13経由で反応槽から気/液分離 器12aへと出ていき、そこで蒸気相流出留分がライン15経由で引かれる。蒸 気相流出留分を集めることもできるが、少なくともその一部を反応段10bへ進 める方が好ましい。蒸気相流を洗浄してH2SおよびNH3のような汚染物質を除 去し、再循環する前に圧縮する(図示せず)のが好ましい。液体反応生成物をラ イン17経由でストリッピング段16aへ供給し、上昇流ストリッピングガス、 好ましくは水蒸気と接触させる。ストリッピング段は上述したようにパッキング またはトレイを有していて、液体とストリピングガスとを接触させる大きな表面 積を与えるのが好ましい。ストリッピングされた液休は、気/液分離手段18に 集められ、ライン19経由で引かれて、ライン21からの適切な水素含有処理ガ スと共に反応段10bの反応槽1へ供給され、そこで分配手段14bを通過する 。このとき、供給流が含有する硫黄や窒素のような望ましくない種の量は実質的 に少ない。第1の反応段から下降流処理ガスおよび下 降流ストリッピングされた液体は、ストリッピングされた反応生成物が目的の反 応を行う反応段10bにおいて触媒床を通過する。この触媒床における触媒は、 第1反応段における触媒と同一であっても異なっていてもよい。この第2の反応 段における触媒は、処理済み供給流中のヘテロ原子が少なく、処理ガス中のヘテ ロ種であるH2SおよびNH3が少ないため、高性能触媒であるが、ヘテロ原子に よる被毒に対してより感度が高い触媒であってもよい。第2の反応段10bから の液体および蒸気反応生成物は、ライン27経由で気/液分離手段12bへ進み 、そこで液体留分が第2のストリッピング域16bに進んで、上昇流ストリピン グガスに対して、下方へ流れる。ストリッピング域16bからのストリッピング された液体がライン23経由でストリッピング槽を出る。両ストリッピング域か らの液体反応生成物からストリッピングされた気体状成分は、ライン25経由で ストリッピング槽を出る。蒸気流出液の流出ライン25の一部を復水してストリ ッピング槽(図示せず)に戻すこともできる。第2の反応段10bからの蒸気生 成物留分がライン29経由で第1の反応段10aへ進む。 ヘテロ原子のレベルがやや高くても下流反応段で許容される場合もある。例え ば、下流反応段の触媒は、その反応段で処理される供給流中の比較的少量のヘテ ロ原子種H2SおよびNH3に比較的耐性がある。このような場合、生成物流がフ ラッシュされ、蒸気留分が塔頂に引かれ、液体留分が下に集められるストリッパ ーの代わりに、分離器またはフラッシュドラムを用いるのが望ましい。この液体 留分は、ストリッパーから誘導された留分よりもやや高いレベルのH2Sおよび NH3を含有している。単一のストリッピング段の代わりに複数の分離 段または装置を用いることも本発明の範囲内である。 上述した通り、反応段は、供給原料および目的の最終生成物に応じていかなる 組み合わせの触媒も含むことができる。例えば、供給原料からできる限りのヘテ ロ原子を除去するのが望ましい場合、両反応段は水素化処理触媒を含む。その段 に入った液体流は、元の供給流よりも少量のヘテロ原子を含有し、またH2Sお よびNH3のような反応抑制物が減少されているため、下流反応段の触媒はヘテ ロ原子により敏感でもよい。ほぼすべてのヘテロ原子を供給流から除去するため の水素化処理に本発明を用いるときは、第1の反応段は耐火性担体に担持された Co−Mo触媒を含有し、下流反応域は耐火性担体に担持されたNi−Mo触媒 を含有しているのが好ましい。 本明細書において用いる「水素化処理」という用語は、硫黄や窒素のようなヘ テロ原子の除去や芳香族化合物の若干の水素添加に対して、主に活性を有する適 した触媒の存在下で水素含有処理ガスを用いる方法のことを言う。本発明に用い るのに適した水素化処理触媒は、従来の水素化処理触媒であれば何でもよく、表 面積の広い担体物質、好ましくはアルミナに担持された第VIII族金属のうち 少なくとも1種、好ましくはFe、CoおよびNi、より好ましくはCoおよび /またはNi、最も好ましくはCo、ならびに第VI族金属のうち少なくとも1 種、好ましくはMoおよびW、より好ましくはMoからなるようなものを含む。 その他の適した水素化処理触媒としては、ゼオライト触媒ならびにPdおよびP tから選ばれる貴金属触媒か挙げられる。2種類以上の水素化処理触媒を同一の 反応槽で用いるのも本発明の範囲内である。第VIII 族の金属は、通常約2〜20重量%、好ましくは約4〜12%の量で存在する。 第VI族の金属は、通常約5〜50重量%、好ましくは約10〜40重量%、よ り好ましくは約20〜30重量%の量で存在する。金属の重量パーセントはすべ て担体上である。「担体上」とは、パーセントが担体の重量に基づくことを意味 している。例えば、担体が100gの場合、第VIII族の金属20重量%とは 、20gの第VIII族金属が担体上にあることを意味している。通常の水素化 処理温度は、約50〜約3,000psig、好ましくは約50〜約2,500 spigの圧力で、約100〜約400℃の範囲である。供給原料の含有するヘ テロ原子が比較的少ない場合は、水素化処理方法を排除して、供給原料を芳香族 飽和、水素化分解および/または開環反応段へ直接進めてもよい。 図2に、3つの反応段を有する本発明の多段水素処理方法を示す。本発明の一 般プロセススキームが供給原料の流れについての第1の反応段が処理ガスの流れ についての最後の反応段であるということに従う限りは、いくつの反応段を用い てもよいものと理解される。反応段のいずれかが2個以上の触媒床を有している ことも本発明の範囲内である。また、処理ガスはどの反応段でも導入することが できる。すなわち、液体の流れについての最後の段に導入する必要はない。追加 の処理ガスを各反応段で導入することもできる。処理ガスについての各連続した 上流段は、供給原料についての次の連続下流段であるのか好ましい。図2の反応 槽100aは反応段110aを、反応槽100bは反応段110bを、反応槽1 00cは反応段110cを示している。各反応段の下流は、気/液分離手段12 0a、120bおよび120cである。また、各反応段の 上流に流れ分配手段140a、140bおよび140cもある。ストリッピング 槽200には、3つのストリッピング域160a、160bおよび160cなら びに気/液分離手段180aおよび180bか含まれる。ストリッピング槽は向 流モードで運転され、上昇流ストリピングガス、好ましくは水蒸気はストリッピ ング域を通過する。ストリッピング域は、下方へ流れる液体と上方へ流れるスト リピングガスの間の物質移動を促進するために、接触トレイまたはパッキングの ようなストリッピングメジアンを有しているのが好ましい。ストリッピングメジ アンおよび材料は図1で述べたものと同じである。 図2の3段の反応槽にある第1の反応段110aの触媒床の上にライン111 経由で供給原料を供給することによって、本発明の方法を実施する。分離手段1 20bからの処理ガスもライン124経由で反応段110aに進む。供給原料が 反応槽に入り、分配手段140aを通って触媒床の上に分配され、目的の反応を 行う触媒床を通過する。反応生成物および下降流処理ガスがライン113経由で 気/液分離器120aへ流出され、そこで気体がライン115経由で引かれて他 の反応段へと再循環するために送ることができる。気体状流は好ましくはH2S 、NH3等のような不純物を除去するために洗浄し、再循環する前に圧縮(図示 せず)する。液体反応生成物をライン117経由でストリッピング域160aに 供給し、H2SおよびNH3をはじめとする溶解気体状成分をストリッピングさせ る。 ストリッピングされた液体を気/液分離手段180aに集め、ライン123経 由で引いて反応段110bの上流および流れ分配手段140bの上流にある 反応槽100bに供給する。ライン122経由の分離手段120cからの下降流 処理ガスと下降流のストリッピングされた液体反応生成物の両方が、反応段11 0bの触媒床を通過する。第2の反応段110bからの液体反応生成物を、気/ 液分離手段120b経由で分離し、第2のストリッピング域160bへライン1 21経由で進ませ、そこでそのストリッピング域を下方へ、ライン127経由で ストリッピング槽200に導入される上昇流の水蒸気と向流に流す。ストリッピ ング域160bからストリッピングされた液体は、気/液分離器180b経由で 分離され、ライン119経由で第3の反応段110cへ進み、そこで、流れ分配 手段140cの上流、第3の反応段の触媒床を通過して反応槽100cに入る。 液体反応物質は気/液分離手段120c経由で分離され、ライン125経由でそ の他の2つのストリッピング域と同様の、好ましくはストリッピング材料床また は適したトレイを有するストリッピング域160cに進み、そこで液体反応物質 が上昇流の水蒸気と向流に流れる。清浄なストリッピングされた液体生成物は、 ライン129経由でストリッピング槽から引かれる。反応生成物からストリッピ ングされた気体状成分は、ライン131経由でストリッピング槽から出る。その 一部を液化して、ストリツピング槽へと再循環することができる(図示せず)。 本発明の実施に用いる反応段は、所望の反応に適した温度および圧力で運転さ れる。例えば、一般的な水素処理温度は、約50〜約3,000psig、好ま しくは50〜2,500psigの圧力で約40〜約450℃である。 かかる系に用いるのに適した供給原料としては、ナフサ沸点範囲からガスオ イルや残油のような重質供給原料にわたるものが挙げられる。通常、沸点範囲は 約40〜約1000℃である。本発明の実施に用いることのできるかかる供給原 料としては、減圧残油、常圧残油、減圧ガスオイル(VGO)、常圧ガスオイル (AGO)、重質常圧ガスオイル(HAGO)、水蒸気分解ガスオイル(SCG O)、脱アスフアルト油(DAO)および軽質接触分解サイクル油(LCCO) が挙げられるがこれに限られるものではない。 水素処理において、「水素含有処理ガス」という用語は、目的の反応に少なく とも有効量の水素を含有する処理ガス流のことを言う。反応槽に導入される処理 ガス流は、好ましくは少なくとも約50容積%、より好ましくは少なくとも約7 5容積%の水素を含有している。水素含有処理ガスは、水素に富む気体、好まし くは水素で構成されているのが好ましい。 供給原料の性質および品質向上の所望レベルに応じて、3段以上の反応段が好 ましいこともある。例えば、所望の生成物が留出燃料であるときは、硫黄および 窒素の含有量は少量であるのが好ましい。さらに、パラフィン、特に直鎖パラフ ィンを含有する留出液は、芳香族化合物類よりも好ましいとされるナフテンより も好ましい。これを行うには、少なくとも1種類の下流触媒を水素化処理触媒、 水素化分解触媒、芳香族飽和触媒および開環触媒からなる群より選ぶ。高レベル のパラフィンを含む生成物流を生成するのが経済的に実行可能であれば、下流反 応段に、芳香族飽和域および開環域を設けるのか好ましい。 下流反応段の一つか水素化分解段である場合には、触媒は、一般的な水素化 分解条件で作用する適した従来の水素化分解触媒とすることができる。一般的な 水素化分解触媒については、ここにリフアレンスとして組み込まれる米国特許第 4,921,595号(UPO)に記載されている。かかる触媒は、通常ゼオラ イトクラッキングベース上に第VIII族金属水素添加成分を含む。ゼオライト クラッキングベースは、業界ではモレキュラーシーブと呼ばれることもあり、通 常シリカ、アルミナならびにナトリウム、マグネシウム、カルシウム、希土類金 属等のような交換可能なカチオンを1種類またはそれ以上を含む。さらに、結晶 孔は約4〜12オングストロームの比較的均一な直径を有しているという特徴が ある。約3を超える、好ましくは約6を超える比較的高いシリカ/アルミナモル 比を有するゼオライトを用いるのが好ましい。自然界に存在する適したゼオライ トとしては、モルデン沸石、クリノブチロル沸石、フェリエライト、ダチアルダ イト、菱沸石、エリオナイトおよびホージャサイトが挙げられる。適した合成ゼ オライトとしては、ベータ、X、YおよびL結晶型、例えば、合成ホージャサイ ト、モルデン沸石、ZSM−5、MCM−22ならびに種々の大きな孔を有する ZSMおよびMCMシリーズが挙げられる。特に好ましいゼオライトは、ホージ ャサイト系列のものである。PROC.OF THE ROYALSOC.,19 96年VOL.452、813頁(TRACYら)を参照のこと。これらのゼオ ライトは、メソポア範囲、すなわち20〜500オングストロームの、大きな細 孔容積を有するものと考えられる脱メタルゼオライトを含んでいてもよいものと 考えられる。水素化分解触媒に用いる第VIII族金属としては、鉄、コバルト 、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウムおよ び白金が例示されるがこれに限られるものではない。好ましいのは白金とパラジ ウムであり、特に好ましいのは白 金である。第VIII族金属の量は、触媒の全重量に基づいて約0.05〜30 重量%である。金属が第VIII族の貴金属の場台には、約0.05〜約2重量 %用いるのが好ましい。水素化分解条件は、温度約200〜425℃、好ましく は約220〜330℃、より好ましくは約245〜315℃、圧力約200〜約 3,000psigおよび時間当たり液空間速度約0.5〜10V/V/Hr、 好ましくは約1〜5V/V/Hrである。 芳香族化合物水素添加触媒としては、ニッケル、コバルト−モリブデン、ニッ ケル−モリブデンおよびニッケル−タングステンが例示されるがこれに限られる ものではない。貴金属含有触媒もまた用いることができる。貴金属触媒としては 、白金および/またはパラジウムに基づくようなものが例示されるがこれに限ら れるものではなく、これらは、通常アルミナ、シリカ、アルミナ−シリカ、キー スラガー、ケイソウ土、珪藻土マグネシアおよびジルコニアのような耐火性酸化 物物質のような適した担体物質に好ましくは担持されている。ゼオライト担体も また用いることができる。かかる触媒は、通常硫黄および窒素により被毒されや すい。芳香族飽和域は、温度約40〜約400℃、より好ましくは約260〜約 350℃、圧力約100〜約3,000psigN好ましくは約200〜約1, 200psig、時間当たり液空間速度(LHSV)約0.3〜約2V/V/H rで運転されるのが好ましい。 本発明において用いる反応槽の液相は、通常供給原料の高沸点成分である。蒸 気相は、通常水素含有処理ガス、H2SおよびNH3のようなヘテロ原子不純物お よび末処理の供給原料中の気化した低沸点成分、ならびに水素処理反応の 軽質生成物の混合物である。蒸気相流出液にさらに水素処理が必要な場合には、 追加の水素処理触媒を含有する蒸気相反応段へ進み、さらなる反応のために適し た水素処理条件に晒すことができる。適度に低レベルのヘテロ原子を既に含有し ている供給原料を、芳香族飽和および/または分解のための反応段に直接供給す ることも本発明の範囲内である。ヘテロ原子のレベルを減じるために前処理方法 を行う場合には、蒸気と液体を分けて、液体の流出液を適した反応段へ送る。前 処理工程からの蒸気は、個別に処理するか、または本発明の反応槽からの蒸気相 生成物と組み合わせることができる。ヘテロ原子および芳香族化合物種を大幅に 減らすのが望ましい、または回収系へ直接送る場合には、蒸気相生成物にさらに 蒸気相水素処理を行ってもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10G 47/16 C10G 47/16 47/18 47/18 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BA,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KP,KR,L C,LK,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,SL, TR,TT,UA,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.それぞれ水素処理触媒(hydroprocessing catalyst)を含有する2段以上 の反応段で、水素含有処理ガスの存在下に炭化水素系供給原料を水素処理する方 法であって、該方法において(1)供給原料の流れについての第1の反応段は、 処理ガスの流れについては最後であり、(2)供給原料の流れについての各連続 する下流反応段は、処理ガスの流れについては次の上流段であり、(3)供給原料 と処理ガスは両者とも、各反応段において同時に流れ(flow co-currently)、 (4)各反応段からの液体生成物は、そのストリッピング段において溶解気体を ストリッピングされ、(5)2段以上のストリッピング段が単一のストリッピン グ槽に収納されており、さらに該方法は、下記工程(a)〜(g)を含むことを 特徴とする水素処理方法。 (a)該炭化水素系供給原料を、第1の反応段において、貫流水素含有処理ガス および下流反応段からの循環処理ガスを含む処理ガスの存在下で反応させる工程 であって、該反応段は、水素処理触媒を含有し、水素処理条件で運転されて、液 体成分と蒸気成分とからなる反応生成物を生成する工程 (b)該蒸気成分と液体成分とを分離する工程 (c)該液体成分についてのみのストリッピング域において、該液体成分から溶 解した気体状物質をストリッピングする工程 (d)工程(c)の該ストリッピングされた液体成分を、供給原料の流れについ ての次の下流反応段において反応させる工程であって、該反応段は、水素処理触 媒を含有し、水素処理条件で運転されて、液体成分と蒸気成分とからなる反応生 成物を生成する工程 (e)該蒸気成分と該液体成分とを分離する工程 (f)該液体成分についてのみのストリッピング域において、該液体成分から溶 解した気体状物質をストリッピングする工程 (g)該液体流が、供給原料についての最後の下流反応段で処理されるまで、( d)、(e)および(f)を繰り返す工程 2.供給原料の流れについての少なくとも第1の反応段は、供給流からヘテロ 原子を除去するための水素化処理触媒(hydrotreating catalyst)を収納し、約 50〜約3,000psigの圧力で約100〜約400℃の温度の水素化処理 条件下で運転されることを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 3.すべての反応段は、供給流からヘテロ原子を除去するための水素化処理触 媒を含有し、約50〜約3,000psigの圧力で約100〜約400℃の温 度の水素化処理条件下で運転されることを特徴とする請求の範囲2記載の水素処 理方法。 4.供給原料の流れについての下流の反応段の少なくとも一つは、水素化分解 触媒(hydrocracking catalyst)を含有し、約200〜425℃の温度および液 体の1時間当たりの空間速度約0.5〜10V/V/Hrの水素化分解条件下で 運転されることを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 5.供給原料の流れについての下流反応段の少なくとも一つは、芳香族化合物 の水素添加のための水素添加触媒(hydrogenation catalyst)を含有し、約 40〜約400℃の温度、約100〜3,000psigの圧力の水素添加条件 下で運転されることを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 6.該水素化処理触媒は、元素周期率表の第VIII族から選ばれる少なくと も1種類の金属と、第VI族から選ばれる少なくとも1種類の金属とを含み、該 金属は無機耐火性担体に担持されていることを特徴とする請求の範囲2記載の水 素処理方法。 7.該第VIII族金属は貴金属、Fe、CoおよびNiからなる群より選択 され、該第VI族金属はMoおよびWから選択されることを特徴とする請求の範 囲6記載の水素処理方法。 8.少なくとも該第1の反応段は、適切な担体に担持されたCoおよびMoを 含む触媒を含有し、少なくとも一つの下流反応段は、適切な担体に担持されたN iおよびMoを含む触媒を含有することを特徴とする請求の範囲7記載の水素処 理方法。 9.該貴金属は、PtおよびPdから選択されることを特徴とする請求の範囲 7記載の水素処理方法。 10.該芳香族水素添加触媒は、無機耐火性担体に担持されたニッケルまたは PtおよびPdから選択される貴金属を含むことを特徴とする請求の範囲5記載 の水素処理方法。 11.該水素化分解触媒は、ゼオライト担体に担持された第VIII族金属を 含み、該第VIII族金属は鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、 パラジウム、オスミウム、イリジウムおよび白金からなる群より選択されれ、さ らに該ゼオライト物質は約4〜12オングストロームの比較的均一な直径を有す る結晶孔を有し、かつシリカ/アルミナモル比が約3を超えるゼオライトである ことを特徴とする請求の範囲4記載の水素処理方法。 12.該第VIII族の金属の量は該触媒の全重量に基づいて約0.05〜3 0重量%であり、該ゼオライトはモルデン沸石、クリノブチロル沸石、フェリエ ライト、ダチアルダイト、菱沸石、エリオナイトおよびホージャサイトからなる 群より選択されることを特徴とする請求の範囲11記載の水素処理方法。 13.水素化処理反応段である第1の反応段と、水素化分解段である第2の反 応段と、芳香族飽和段である第3の反応段の3つの反応段が存在することを特徴 とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 14.少なくとも一つのストリッピング域は、液体からのH2S、NH3および 他の溶解気体の除去を促すストリッピングメジアン(stripping median)を有す ることを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 15.ヘテロ原子を除去するための水素化処理段である第1の段と、供給流を 低沸点生成物に転化するための水素化分解段である第2の段の2つの反応段 があることを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。 16.少なくとも一つ、ただし全てではない反応段からの液体反応生成物は、溶 解した気体状物質をストリッピングすることなく、次の下流反応段へ通されるこ とを特徴とする請求の範囲1記載の水素処理方法。
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