JP2001507542A - 情報を処理する方法および手段 - Google Patents

情報を処理する方法および手段

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Abstract

(57)【要約】 本発明は不均一確率密度を有する振幅を持ったアナログ信号を符号化する方法に関し、この方法は、複数の信号レベル範囲の1つの中にあるものとして信号を量子化することと、それぞれが複数の2進値ディジットを有するコード語を量子化レベルに割り当てることによって被量子化信号をコード化して2進コード化メッセージを発生することとを含んでおり、前記コード語は量子化レベルの発生確率と前記コード語内で第1の値(「1」)を有するビットの数とに従って量子化レベルに割り当てられてより高い発生確率の量子化レベルにはより低い発生確率の量子化レベルに割り当てられるものよりも第1の値(「1」)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられるようにする。このコード化はコード化メッセージのビットの数を最小にするように2進コード化メッセージを発生することを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 情報を処理する方法および手段 発明の技術分野 本発明は情報を符号化する方法並びに情報を復号する方法に関する。また、本 発明は情報を符号化する装置並びに情報を復号する装置に関する。 関連技術の説明 情報の処理において、ある場合に、情報を担っているメッセージを変換してそ のメッセージのシンボルを特定の目的に適合させるようにすることが望まれる。 メッセージを変換する概念は、往々、符号化あるいは復号と呼ばれている。普通 、情報を処理する電子装置は情報を記憶するメモリユニットとこのメモリユニッ トから取り出した後に前記情報を表示するディスプレイユニットとを共通に備え ている。メモリユニットの記憶可能な情報量を最大化する目的のためおよび/ま たはメモリユニットのサイズを減少する目的のため、情報は圧縮された状態でメ モリユニットに記憶されることができる。 米国特許第5,062,152号はある振幅範囲を有するアナログ信号を不均 一確率密度で処理する方法に関連する。この方法はこのアナログ信号を複数の信 号レベルの1つの中に入るものとして量子化すること、並びに量子化レベルの発 生確率に従って2進コード語を量子化レベルに割り当てることを含んでいる。米 国特許第5,062,152号に記載されている方法によれば、各コード語は8 つの2進値ディジットを含むように予め決定されている。 米国特許第5,488,616号は符号化方法に関連する。米国特許第5,4 88,616号によれば、それぞれが一つの発生確率を有するシンボルが設けら れる。第1の方法ステップは各シンボルの発生確率に従って各シンボルに可変長 コード語を割り当てることである。このステップはハフマンコード化を用いる。 その後、可変長コード語は第1のコードC32および第2のコードC34を与えるよ うに2つの異なった態様でコード化される。最後のステップにおいて、コードC32 、C34の一方または両方が可逆可変長コードを与えるように選択される。 概要 本発明が取り組む1つの問題点は不均一確率密度を有するエンティティからな るメッセージを符号化してそのメッセージを例えば無線リンクで伝送する時に最 少の帯域幅と最少の電力で済むようにする方法を提供することである。 この問題点はメッセージを符号化する方法によって対処される。このメッセー ジはそれぞれが1つの発生確率を有する複数のエンティティを具備する。本発明 の一実施例によれば、各エンティティは1つの文字であり、この方法は、 1つのメッセージを受けるステップと、 それぞれが複数の2進値ディジットを有するコード語(H)を受信文字( X)に割り当てることによつて受信メッセージをコード化して2進コード化メッ セージを発生するステップと、 を具備しており、前記コード語は前記文字の発生確率とコード語(H)内の第1 の値(1)を有するビットの数とに実質的に従って文字(X)に割り当てられて より高い発生確率の文字にはより低い発生確率の文字に割り当てられるものより も第1の値(1)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられる ようにする。このコード化方法はコード化メッセージ内のビットの数を最小にす るように2進コード化メッセージを発生することを付加的に含んでいる。 一実施例によれば、コード化メッセージ内のビットの数は、 履歴最大数の相互に異なった文字に基づいて数を決定することと、 相互に異なった文字の決定された数に応じてコード語にとって好ましい語 長を選択することと、 によって最小化される。 符号化されるべきメッセージが不均一確率密度を有するアナログ信号の形態で ある場合には、このアナログ信号の種々の量子化レベルは各エンティティが1つ の発生確率を有するようなエンティティを構成する。本発明の一実施例によれば 、この方法は、 複数の信号レベル範囲の1つの中にあるものとして信号を量子化すること 、並びに それぞれが複数の2進値ディジットを有するコード語を量子化レベルに割 り当てることによって被量子化信号をコード化して2進コード化メッセージを発 生すること、 を含んでおり、前記コード語は量子化レベルの発生確率と前記コード語内の第1 の値(「1」)を有するビットの数とに従って量子化レベルに割り当てられてよ り高い発生確率の量子化レベルにはより低い発生確率の量子化レベルに割り当て られるものよりも第1の値(「1」)を有するより少ないビットを持ったコード 語が割り当てられるようにする。このコード化方法はコード化メッセージ内のビ ットの数を最小とするように2進コード化メッセージを発生することを付加的に 含んでいる。 一実施例によれば、コード化メッセージ内のビットの数は、 履歴最大振幅および選択された振幅分解能に基づいて量子化信号レベルの 数を決定すること、並びに 量子化信号レベルの決定された数に応じてコード語にとって好ましい語長 を選択すること、 によって最小化される。 本発明の他の実施例によれば、コード化メッセージのビット内の数はコード化 メッセージを圧縮することによって最小化される。一実施例によれば、これはハ フマンコード化に従って2進コード化メッセージを符号化することによって達成 される。 好適実施例によれば、2進コード化メッセージは第1のビットストリームYと して解釈され、このビットストリームはある推定プロセスを受け、それによって 第2のビットストリームEが発生される。この推定プロセスの結果第2のビット ストリームE内の値0を有するビットの割合は第1のビットストリームYの場合 よりも大きくなる。更に、第2のビットストリームEでのビットのシーケンスは メモリなしのベルヌーイソースの出力と類似する。値1を有するビットの数が極 めて小さくかつ第2のビットストリームEでのビットのシーケンスがメモリなし のベルヌーイソースの出力に類似しているため、ハフマンコード化の成功の条件 は第2のビットストリームEにおいて最適にされる。好適実施例によれば、第2 のビットストリームEはハフマンコード化に従って符号化される。 この方法はメッセージの情報内容を伝送するために必要なビットの数を最小化 し、それによって伝送時間並びに伝送のために必要な電力を最少化した状態で帯 域幅要求を減少する長所を有している。 図面の簡単な説明 本発明の簡単な理解のため、それは一例として以下の添付図面に関連して説明 される。 図1Aは人間の言語メッセージの文字とコードシンボルとの間の対応表を作成 する方法を示すフローチャートである。 図1Bは変換表を表すものである。 図2は本発明の一実施例によるデータ圧縮の方法を示すフローチャートである 。 図3Aは本発明の一実施例による1組の有限状態マシンを示す。 図3Bおよび3Cは図2によるフローチャート内の1つのステップの詳細を示 すフローチャートである。 図3Dは図3Aによる有限状態マシンと共に作用する変換表の例である。 図3Eはビットストリームの例である。 図4は本発明の一実施例によるデータ圧縮装置の第1の実施例の概略ブロック 図を示す。 図5は図4によるデータ圧縮装置において使用する推定器の概略ブロック図で ある。 図6は図2に関連して説明される方法に従って圧縮されて記憶された情報を復 元する手段を備えた携帯電子装置の概略ブロック図である。 図7は本発明の一実施例によるデータ復元装置を示す。 図8は本発明の1つの実施例による復号する方法を示すフローチャートである 。 図9Aおよび9Bは図8によるフローチャートのステップの1つの詳細を示す フローチャートである。 図10はアナログ信号をコード化しかつ復号するユニットを含んだ通信システ ムの概略ブロック図である。実施例の詳細な説明 人間の言語はある数の語(ワード)からなり、これら語のあるものは他のもの よりもより頻繁に使用される。各語は文字の特定の組合せによって、時によって はただ1つの文字によって表され得る。これはある文字が任意の特定の言語にお いて他のものよりもより頻繁に使用されることを意味する。移動電話機のような 電子装置においては、ある数の所定のメッセージが記憶されており、そのそれぞ れをある事象に応じて移動電話機のディスプレイユニットに表示させるようにし ている。普通、これらのメッセージは読出し専用メモリに記憶されている。ある メッセージを表示するために、対応するデータがメモリから読み出され、各文字 に対して対応するASCIIコードがディスプレイユニットに供給され、これは それに対応して選択されたメッセージを構成するASCIIの組合せを表示する 。 上で述べたように、ある文字は1つの特定の人間言語においてあるいは1つの 特定の所定の組のメッセージにおいて他の文字よりもより高い相対頻度を有して いる。本発明は所定の言語で情報を表すために必要なビットの数を減少しおよび /または任意の言語で所定の組のメッセージを表すために必要なビットの数を減 少する方法に関する。変換表を作成する方法 図1Aは選ばれた組のメッセージ中の文字または選択された言語内の文字が選 択された形式のメッセージの全ハミング重みを最小化するようにコードシンボル に変換されることができるようにする変換表を得る方法を示すフローチャートで ある。 1つのシンボルは1つあるいは複数の要素からなることができる。好適実施例 によれば、各コードシンボルは2進ディジットの組合せである。 値1を有するディジットの数が最小化される時にはハミング重みが最小化され る。全ての文字を対応するハミングシンボルに変換することによって、2つの目 的が達成される。第1の目的はある重みを各文字に割り当てることである。下で 説明されるように、より低いハミング重みはまたシンボルのより大きな圧縮性を 与えることになり、これによりハミング重みとシンボルを記憶するために必要な メモリ空間との間につながりを与えることになる。第2に、下で説明する態様で のハミングシンボルへの変換はメッセージの2つの連続文字間の重み差を減少さ せる。換言すれば、第2のシンボルにおいて第1のシンボルに較べて異なってい るディジット位置の数は減少される。 図1Aに関して、第1のステップS10は人間言語を選択することである。選 択された人間言語は、例えば英語、フランス語、スウェーデン語、あるいはメッ セージを構成するための文字を使用する任意の他の人間言語となることができる 。変数が選択された言語の名称に割り当てられ、この言語識別変数は作成される べき表を識別するためにセーブされる。 ステップS20において、完全な組のメッセージが受けられる。完全な組のメ ッセージ中の文字の数は例えば2500になることができる。本発明の一実施例 によれば各文字は8ビットで構成される。 ステップS30において、相互に異なった文字の数がカウントされ、変数がカ ウント値に割り当てられる。典型的なアルファベットにおいて、相互に異なった 文字の数は例えば64であってもよい。 ステップS40において、各文字の相対頻度が計算され、ステップS50にお いて、これら文字は相対頻度が低下する順に分類される。換言すれば、最も共通 に使用される文字はリストの最初に置かれ、最も頻度が小さい文字はリストの最 後に置かれる。このようなリストの一例が図1Bに示されている。図1Bには複 数のメモリ位置20を有するメモリユニット10が示されている。各メモリ位置 は例えば8ビットからなってもよい。第1のメモリ位置は言語識別変数を設けて おり、これは、例えばリスト/表が英語の1組の言語メッセージで使用される文 字からなることを識別する英字Eであってもよい。リストの第2のメモリ位置は この特定のリストに記憶されている文字の数を表す。この例において、異なった 文字の数は64である。第3のメモリ位置は最も高い相対頻度p1を有する文字 のためのASCIIコードを含んでいる。この例において、最大頻度文字はHで ある。第4のメモリ位置には2番目に高い相対頻度p2を有する文字(この例で はG)が記憶されている。この態様で、64の異なった文字がリストに置かれ、 その際に最も低い相対頻度p64を有する文字がリストの最後の位置に置かれる。 ステップS60において、0のみを有するシンボルが最も高い相対頻度p1を 有する文字に割り当てられる。図1Bに示される例において、選択された組のメ ッセージが64の異なった文字だけを含み、従って第1の文字に割り当てられる べきシンボルは全てが0である6つのディジットからなるシンボルとなる。本発 明によれば、増加するハミング重みのシンボル(本明細書では、ハミングシンボ ルという)のリストが作成される。ハミングシンボルは、最も高い相対頻度p1 を有する文字が最も低いハミング重みを有するハミングシンボルを割り当てられ るようにリスト内の文字に割り当てられる。最も低い相対頻度p64を有する文字 にはどの他のハミングシンボルよりも低くないハミング重みを有するハミングシ ンボルが割り当てられる。しかしながら、第1のハミングシンボルが全てが0で ある6つのディジットを持つシンボルであるという知識を持ってすれば、重みが 概して1重みステップ高い次のハミングシンボルを計算することは可能である。 従って、本発明によれば、ハミングシンボルの完全なリストを実際に記憶する必 要はない。そうしなくとも、ハミングシンボルにどの位多くのディジットが存在 するかを識別すれば十分である。ハミングシンボル内の必要なデイジットの数は 文字の数の知識を持てば計算可能であるため、0だけを含む第1のハミングシン ボルから出発する引続くハミングシンボルを計算する所定の態様を持つことのみ が必要である。 ステップS70において、対応表が作成され、この表は下で説明するように記 憶のためのメモリユニットに供給される。実際にはどのハミングシンボルも記憶 される必要はないため、対応表はリストの名称を表す変数、リスト内の文字の数 を表す数字および減少する相対頻度順の文字を含むことのみ必要である。この最 少量の情報を使用すれば、各文字に割り当てられるべき各ハミングシンボルの値 を計算することが可能となり、これは対応表を作成するために必要な唯一の情報 である。従って、文字のリストおよび制御語(文字の数を表す数字)を記憶する ことのみ必要であるため、対応表のためには極めて少量のメモリ空間で済むこと になる。メッセージを変換する方法 図2はビットストリームが最小数のディジットを持つようにメッセージをビッ トストリームに変換する方法を示すフローチャートである。 この方法の実施例の第1のステップS100によれば、複数の文字Xからなる メッセージMLはビットストリームYに変換される。これはメッセージMLを受 け(ステップS110)、図1Bおよび1Aに関連して上で説明したような表を 用いて各文字Xを対応するシンボルHに変換することによって達成される。ステ ップS120によれば、メッセージの連続する文字はシンボルHのストリームが 与えられるようにシンボルに連続的に変換される。この方法の次のステップS1 30によれば、発生されたシンボルHはビットストリームとして供給される。 ステップS140によれば、ビットストリームYは受信ビットストリームを第 2のビットストリームEに変換する推定器に与えられる。ステップS140の目 的はステップS130によって作られたビットストリームに応じて殆ど0からな る第2のビットストリームEを与えることである。ステップS140の他の目的 は独立的にかつ恒等的に分散される確率変数に可及的に近接するディジットの第 2のビットストリームEを与えることである。ステップ140は図3に関連して 下でより詳細に説明される。 ステップS150によれば、ステップS140において作られた第2のビット ストリームは圧縮アルゴリズムに従って圧縮される。本発明の一実施例によれば 、使用される圧縮アルゴリズムはハフマンコード化である。ハフマンコード化に ついての詳細な情報のため、D.A.Huffman著「最少冗長コードの構築 方法(A method for construction of mini mum redundancy codes)」Proc.IRE,40:10 98−1101,1952を参照されたい。 圧縮ステップS150は第2のビットストリームよりも少ないディジットを有 する第3のビットストリームCを発生する。実際、上で説明したような方法は英 語のメッセージMEを元の数のビットの僅か57.8%までに減少する。この数 字は、英語の元のメッセージが2323バイトのサイズを必要とした場合に、セ ルラ電話用の完全な組の状態メッセージに対して達成された。0.578の圧縮 率は文字を対応するハミングシンボルに変換するために使用される変換表を含ん でいる。これは、変換表がメッセージを取り出すべき受信端末で利用可能である と想定してメッセージの実際の圧縮率が一層良好になることを意味する。 ステップS160によれば、ステップS150によつて発生された第3のビッ トストリームはメモリ装置に記憶される。別態様として、ステップS150で与 えられた第3のビットストリームはそれを他の電子装置に伝送するための出力に 伝送される。 本発明によれば、有利な圧縮比が前記態様で達成される。従って、上の情報変 換方法は、被変換メッセージが元のメッセージよりも実質的に少ないメモリ空間 しか必要としないために、メッセージをメモリ装置に記憶する前にメッセージを 圧縮ビットストリームに変換するのに適している。下の表において、11の異な った言語のテキストメッセージとメッセージを圧縮した時に達成される対応する 圧縮率との例が与えられる。この圧縮比は圧縮メッセージのサイズと変換表のサ イズの和を元の組のメッセージのサイズで割ったものとして計算される。 上の例(表1参照)から明らかなように、圧縮比は元のメッセージにおいて使 用された言語とはほぼ完全に独立している。 ステップS140は図3A、3Bおよび3Cに関連してより詳細に説明される 。図3Bおよび3Cに関連して説明される方法は1組の有限状態マシンを使用す る ため、このような1組の有限状態マシンの一例が図3Aに示される。本発明の好 適実施例に従ったステップS140による方法を実行する目的のため、k・2m の異なった状態を有する1組の有限状態マシンが使用される。 1つの好適実施例によれば、パラメータkおよびmは次のようにして、すなわ ちk=6およびm=10のように選択される。この好適実施例によりコード化さ れるべきメッセージにおいて通常使用されるアルファベットでは26越える文字 はないためにパラメータkは6に選ばれる。パラメータmは、「履歴」を与える ために十分に大きくかつ各状態において不完全な統計値に関連した統計値に関連 した問題を回避する上で十分に小さく選択される。パラメータmの選択のための 他の配慮は図5および3Cに関連して下に説明するようにカウント値Vを生じさ せるカウンタ用のメモリの可用性に応じてそれを好ましい値に選択することであ る。 この方法の根底の原理を示す目的のため、3つの22の状態しか持たない1組 の有限状態マシンが図3Aに示されている。このため、図3Aに示されるこの組 の有限状態マシンはk=3およびm=2に基づいている。m=2は各状態が図3 Aに示されるように2つのディジットによって定められることを意味している。 図3Aのこの組の有限状態マシンはkが3に等しいため3つの異なった有限状態 マシン110、120および130で構成される。図3Aに示される円のそれぞ れは有限状態マシン110、120および130の組の状態を表し、また本発明 によりカウント値Vはこの組の有限状態マシンの各状態において与えられる。こ の態様で、図3Aによる有限状態マシンの組は全体で12の異なつたカウント値 を有し、それらのそれぞれは下で説明する方法に従って個別に制御される。 以下の例において、図3Dに従って文字XおよびシンボルH間の対応表が定め られるように1組のメッセージが図1Aに関連して説明した方法に従って解析さ れているものと想定する。理想的な場合では、文字Xは例えばASCIIコード で表され、文字のリストにはリストでの文字の数を指示する数が先行するであろ うが、この例での簡略化のため対応表はアルファベット文字と3ディジットハミ ングコードとの間の直接対応表として示される。図3Dのリストは減少する相対 頻度順の8つの文字と増大するハミング重み順の対応するハミングシンボルを示 す。 図3Bに関して、ステップS200は図3Fに示されるビットストリームのよ うなシーケン(逐次的)スビットストリームY=y1,y2,y3,・・・ynの形 態のメッセージを受ける方法ステップを示す。次のステップS210において、 推定器は最初のmのディジットに対して入力ディジットyiに等しい出力ディジ ットeiを発生する。ステップS220において、値iはmに設定される。 次のステップS230において、有限状態マシンの数kが設定される。換言す れば、kの異なった有限状態マシンからなる1組の有限状態マシンが定められる 。各有限状態マシンは2mの状態を有し、各状態にはカウント値Vがある。ステ ップS230において、有限状態マシンの組の全てのカウント値Vは0に設定さ れる。 有限状態マシンはマシンM1、M2・・・Mj・・・Mkが存在するように順序付 けられる。図3BのステップS240に関して、次の処理手順が有限状態マシン Mj(ここで、j=(m mod k)+1である)から開始する。選択された 有限状態マシンにおいて、最初に状態S=(y1,y2,・・・ym)が選択され る。 この選択された状態において、値Vが読み出され(ステップ250)、その後 (ステップ260)V>0どうかのチェックがある。V>0であれば、図3Bの ボックスS270によって指示されるように予測値pi+1が1に設定される。V <0であれば、図3BのボックスS280によって指示されるように予測値pi+ 1 は0に設定される。 図3Bと図3Eを参照して、次の入力ディジットyi+1が読み出され(ステッ プS290)、出力値ei+1がyi+1とpi+1モジュロ2とを加算することによ ってステップS300によって計算される。このために、1+1モジュロ2は0 に等しく、1+0モジュロ2は1に等しく、0+1モジュロ2は1に等しくなる 。 次に、ステップS310において、ディジットyi+1のチェックがある。yi+1 =1であれば、選択された有限状態マシンの選択された状態でのカウント値Vは 図3Cのボックス320において示されるように1だけ増加され、すなわ ちV:=V+1となる。yi+1=0であれば、選択された有限状態マシンの選択 された状態でのカウント値Vは図3CのボックスS330において示されるよう に1だけ減少され、すなわちV:=V−1となる。 その後、ステップ340において、次の有限状態マシンMj+1が選択される。 この選択された有限状態マシンにおいて、ディジットyi+1の値と前の状態と によって指示される状態が選択される(ステップS350)。これは1つの有限 状態マシン内で1つの状態から他の状態に変えるために普通に使用されている態 様で行なわれる。例えば、図3Aを参照して、第1の有限状態マシン110での 状態「00」から出発しかつディジットyi+1が1状態である時には、状態「0 1」が本発明に従って第2の有限状態マシン120において選択される。現在の 状態が第2の有限状態マシン120で状態「01」でありかつディジットyi+1 が1である時には、第3の有限状態マシン130での状態「11」への推移とな る。現在の有限状態マシンが最後の(k番目)有限状態マシンであれば、第1の 有限状態マシンでの状態への同一の態様の推移となる。 その後、インデックス値iはボックスS360によって指示されるように1だ け増大される。その後、受信ビットストリームYに他の何かのビットが残ってい れば、図3CのステップS370によって指示されるように制御が行なわれ、返 答が「yes」であれば、選択された有限状態マシンの選択された状態でのカウ ント値を読み出してステップS250に再度進められる。他方、これがメッセー ジの最後のビットであったら、処理手順は終了する。データ圧縮装置 図4を参照すれば、そこにはデータ圧縮装置200の第1の実施例のブロック 図が示されている。このデータ圧縮装置は変換されるべきメッセージの文字を受 ける文字入力210を備えている。文字入力210はデータバス230により変 換ユニット220に結合されている。データバスは本発明の一実施例に従って8 ディジット文字を並列に変換することができる。本発明の他の実施例により、受 信文字のディジットは変換ユニット220に直列に供給される。また、文字入力 210において受信されるべき文字は他の数のディジットからなってもよい。変 換ユニットは図2のステップS110およびS120に関連して上で説明した態 様で低いハミング重みを有するシンボルに受信文字を変換するように設定されて いる。対応する文字よりも少ない数のディジットから構成されてもよいその結果 のシンボルは出力234からバス240を介してシンボル対ビットストリーム変 換器250の入力242に供給される。シンボル対ビットストリーム変換器25 0はその出力252でディジットyiを有するビットストリームを推定器ユニッ ト260の入力254に供給する。推定器ユニット260の目的は、メッセージ の情報内容を保持している状態で、ビットストリーム内の値1を有するディジッ トの数を更に減少することである。推定器ユニット260はビットストリームY =y1−ynの受信に応じてビットストリームE=e1−enを作る(ここで、nは 推定器ユニット260に与えられるビットストリームのディジットの数である。 ビットストリームEは推定器ユニット260の出力262に供給される。ビット ストリームEは圧縮モジュール270に供給され、これはメッセージの情報内容 を保持した状態でビットストリームのディジットの数を減少するように設定され ている。この圧縮モジュールは例えばハフマンコード化のような圧縮アルゴリズ ムに従って動作する。1つの好適実施例によれば、静的ハフマンコードが使用さ れる。このため、圧縮モジュール270はビットストリームC=c1−cr(ここ で、r<n)を発生する。圧縮ビットストリームCはビットストリーム出力28 0に供給され、これは圧縮ビットストリームがメモリユニットに記憶されるよう にそのメモリユニットに結合されてもよい。別態様として、ビットストリーム出 力280は圧縮ビットストリームCが他の電子ユニットに伝送されるように送信 機ユニットに結合される。メッセージ内のビットの数の減少は伝送チャンネルの ための帯域幅の要求を低下させ、それによって伝送効率を向上させる。 図5を参照すれば、推定器ユニット260がより詳細に表されている。推定器 ユニット260はビットyiにより構成されるビットストリームYを受ける直列 入力300を備えている。受信ビットyiはスイッチユニット310に供給され 、これは最初のmのディジットを出力320に直接スイッチするように設定され ている。ビットストリーム入力300は、また、モジュロ2加算器350の第1 の入力340と遅延ユニット355を介して予測器330とに結合されている。 遅延ユニット355は、それがビットyi+1を受けるとビットyiを供給するよう に1ビットを記憶する。予測器ユニット330は加算器350の第2の入力36 0に結合された出力を有している。加算器350は推定器ユニット出力320に 結合された出力を有している。従って、推定器260は図3Bおよび3Cに関連 して上で説明した方法を行なうように設定されている。 上で説明した態様で、予測器ユニット330は次のビットyi+1の値の予測値 pi+1を作るように設定されている。換言すれば、予測器ユニット330はh< i+1に対して履歴値yhについての「推測値」pi+1に基づいてビットyi+1が どんな値を有するかを「推測する」ように設定されている。「履歴」は有限状態 マシンのカウント値によって与えられる(図3BのS260〜S280参照)。 図5から、予測が正しければモジュロ2加算の結果ei+1が0になることが容易 に理解される。 値ei+1は予測ビット値pi+1と実際のビット値yi+1との間のハミング距離を 表す。従って、予測器が正しい予測値を作れば、2つの連続的なビット間のハミ ング距離ei+1は0となる。上のことから明かとなるように、表1を参照して、 本発明による方法は極めて好都合の圧縮比を達成する。この長所の根拠の1つは 上述した予測方法に従って正確な予測値pi+1を生じさせることである。 図9に関連して下に述べるように、復号方法は次のハミング距離ei+1の予測 値を表す値pi+1を得るために既に復号したビット値yiを「履歴」として用いて 同じ形式の予測を行なうことに基づいている。この予測復号方法は予測符号化が 行なうのと同じ形式の予測を用いるため、復号の結果は正しいビットストリーム Yとなる。電子データ処理装置 図6を参照すれば、そこにはテキストメッセージのような情報の表示用のディ スプレイユニット410を備えたデータ処理装置400が示されている。データ 処理装置400は不揮発性メモリ420、マイクロプロセッサ430および読出 し/書込みメモリ440を備えている。メモリ420はデータ処理装置400の 通常の機能を制御するコンピュータプログラムが記憶されている第1のメモリ部 分450を有している。データ処理装置は例えば移動電話機のような携帯電子装 置であってもよい。また、メモリ420はメッセージをコード化および/または 復号するプログラムが記憶されている第2のメモリ部分460を含んでいる。他 の実施例においては、メッセージをコード化および/または復号するプログラム は独立した不揮発性記録媒体462に記憶されている。このプログラムは実行可 能な態様であるいは圧縮された状態で記録されてもよい。 以下において、マイクロプロセッサ430がある機能を行なう時には、これは マイクロプロセッサがメモリ450に記憶されているプログラムのある部分ある いは記録媒体462に記録されているプログラムのある部分を行なうことを理解 されるべきである。 マイクロプロセッサ430はデータバス470を介してディスプレイ410に 結合されている。データ処理装置のユーザにはディスプレイ410に表示されて いる文字によって情報メッセージが与えられる。例えば、電子装置の電池電圧が ある値よりも低いことをマイクロプロセッサが決定した(これはマイクロプロセ ッサにメッセージ「電池交換」を表示することを促す)場合のようなある事象に 応じて特定のメッセージが表示されてもよい。 マイクロプロセッサ430はデータバス480によってメモリ420に結合さ れており、またデータバス490によって読出し/書込みメモリ440に結合さ れている。また、マイクロプロセッサ430はデータバス510によってデータ ポート500と通信を行なう。 図1A、1B、2、3A〜3Dに関連して説明した方法はメモリ部分460に 記憶されているプログラムを行なうマイクロプロセッサ430によりそのマイク ロプロセッサで行なわれることが可能である。図1Aに関連して説明した方法に 従って対応表を作成する命令に応じて、マイクロプロセッサはデータポート50 0でのメッセージの受信を待機するように設定され、メッセージがデータポート 500で受けられると、文字が読出し/書込みメモリ440に一時的に記憶され る。受信メッセージあるいはメッセージの受けた組の全ての文字が一時的に記憶 された時に、マイクロプロセッサは異なった文字の数をカウントしかつ各文字に 対する相対頻度を計算するように設定される。その後に、マイクロプロセッサ4 30は対応表を作成するように上で説明した態様でコードシンボルを異なった文 字に割り当てるように設定される。 別態様として、マイクロプロセッサはデータポート500を介して既製の対応 表を受けかつその対応表を読出し/書込みメモリ440に記憶するように設定さ れる。図1Bに関連して説明したように、対応表は文字数で始まりそれに同じ数 の文字が続くリストに制限されてもよい。 その後に、マイクロプロセッサは図3Bに関連して上で説明した方法に従って 減少したディジットビットストリームEに受信メッセージあるいは受けた組のメ ッセージを変換する命令に応じてもよい。メッセージあるいはメッセージの組が ビットストリームに変換されると、このビットストリームはメモリ440に記憶 される。勿論、マイクロプロセッサは使用されるメモリを動作する最も効果的な 態様に応じてあるいは他のハードウェアの配慮に応じてビットストリームEをビ ット対ビットであるいは8ビット語にソートされて記憶されてもよい。データ復元装置 図7を参照すると、データ復元装置600の第1の実施例のブロック図が示さ れている。このデータ復元装置は多数のディジットciからなる圧縮ビットスト リームCを受ける入力610を備えている。入力610は逆圧縮モジュール62 0に結合され、これは情報内容を保持する状態でビットストリームCをより長い ビットストリームEに伸長するように構成される。逆圧縮モジュール620は静 的ハフマンコードに従って復号を行なうように設定されてもよい。 逆圧縮モジュール620は伸長ビットストリームEを変換ユニット630に供 給し、この変換ユニット630は上に説明された推定器260の機能の実質的に 逆を行なうように設定されている。従って、変換ユニット630は多数のシンボ ルHからなるビットストリームYを直列に供給する。この目的のため、推定器2 60は図5のスイッチ310として機能するスイッチ632を含んでいる。遅延 ユニット634は図5のユニット355と類似してビットyi+1の受信時にビッ トyiを供給し、予測器635は「履歴」値yiを受けることに応じて予測値pi+ 1 を発生する。エンコーダ260の予測ユニット330がフィードフォワードの 態様で結合されるが、デコーダ630の予測器635は出力Yが入力ビットスト リングEを復号するための「履歴」データとして使用されるようにフィードバッ クの態様で結合される。 変換ユニット630はビットストリームYを出力638に供給するように設定 されている。変換器640はビットストリームをシンボルに変換するため出力6 38に結合される。シンボルHはデータバスを介して変換ユニット650の入力 642に供給される。変換ユニット650は元のメッセージを復元するようにシ ンボルHを文字Xに変換するように動作する。文字Xは変換ユニット650から を出力660に供給される。ポート660に供給される文字は例えば8ビットA SCIIコードであってもよい。メッセージを復元する方法 図8は本発明の一実施例に従ってメッセージMを圧縮ビットストリームCから 復元する方法を示すフローチャートである。第1のステップS600によれば、 圧縮ビットストリームCが受けられる。ビットストリームCはハフマン復号のよ うな復号/伸長のための既知の方法を用いてビットストリームEに伸長される( ステップS610)。次いで、ビットストリームEは本質的に図3Bおよび3C に関連して説明した方法の逆を行なってビットストリームYに変換される。 その後、ビットストリームYは元のメッセージMが復元されるように文字Xに 変換される(ステップS630)。これはビットストリームYをシンボルHに分 割し(ステップS640)、その後各シンボルHを対応する文字Xに変換する( ステップS650)によって達成される。シンボルHの文字Xへの変換は圧縮ビ ットストリームCに更に含まれた対応表を用いて行なわれる。別態様として、変 換表が予め設けられ、圧縮ビットストリームCはメッセージに変換されるべき情 報のみを含んでいる。シンボル対文字変換ステップの第3の実施例によれば、圧 縮ビットストリームはメッセージ内の異なった文宇の数と文字のリストとを備え ているに過ぎない。変換表を得る目的のため、マイクロプロセッサ430(図6 参照)のようなマイクロプロセッサがメモリ部分460(図6)に記憶されてい るプログラム内に与えられてもよい所定のアルゴリズムに従って各文字Xに対応 するシンボルHを計算するように設定されてもよい。 シンボルHが文字Xに変換されてしまったら、その結果のメッセージが供給さ れる。 図6を参照して、圧縮ビットストリームCは不揮発性メモリ420のメモリ部 分700に与えられてもよい。メッセージ提示命令に応じて、マイクロプロセッ サ430は、メモリ部分450内に記憶されているプログラムを用いて、メモリ 450のプログラム部分710に記憶されていたデータ復元プログラムを逆圧縮 する標準伸長アルゴリズムを使用してもよい。従って、メモリ部分710に記憶 されているプログラムコードは伸長されてメモリ440のメモリ部分720に配 置される。上述したように、メモリ440はランダムアクセスメモリRAMであ ってもよい。その後、マイクロプロセッサはメモリ部分720からのデータ復元 プログラムを実行することによって動作を続ける。データ復元プログラムの実行 は不揮発性メモリ420のメモリ部分700から圧縮ビットストリームCを読出 し、その後メッセージMを構成する文字Xのストリームに圧縮ビットストリーム Cを変換するように方法ステップS610、S620、S640およびS650 を実行するステップを含んでいる。メッセージMあるいはメッセージの部分はマ イクロプロセッサ430によりデータバス470を介して遅延ユニット410に 供給される。別態様として、状況に応じて、メッセージMはデータバス510を 介してデータポート500に供給されてもよい。 図9Aおよび9Bを参照すると、そこにはビットストリームEのビットストリ ームYへの変換(ステップS620)がどのようにして行なわれるかについて詳 細に示されている。本明細書において、図9Aおよび9Bに関連して説明される 方法を予測復号方法と呼ぶことにし、図3Bおよび3Cに関連して上で説明した 方法を予測符号化方法と呼ぶこととする。予測復号は、図9によるフローチャー トを図3Bおよび3Cによるフローチャートと比較することによって明かとなる ように予測符号化と本質的に同じ態様で行なわれる。従って、方法ステップS7 00からS870は上で説明した方法ステップS200からS370に本質的に 対応する。復号と符号化との差は、本質的には、符号化方法においてディジット yi+1は入力から読み出され(S290)ディジットei+1が計算されるが、復号 方法ではその逆が行なわれることである。図9Bを参照して、入力ディジットei+ 1 が読み出され、出力ディジットyi+1が計算される。従って、復号方法のステッ プS810において、値yi+1についての問題は出力ディジットが1または0に 等しいかどうかの問題に関連し、他方符号化方法においてはステップ S310は入力値yi+1の値の問題に関連する。 図6を参照すると、メモリ部分710内のデータ復元プログラムは符号化およ び復号方法間の差を定めるプログラムルーチンに限定可能である。従って、一方 でメモリに復号プログラムだけを記憶することと他方で復号プログラム並びに符 号化プログラムを記憶することとの間でのメモリ空間の使用には極めて僅かな差 しかない。更にまた、当業者は、プログラムそれ自体が好都合の少量のメモリ空 間しか必要としない有利な程少数で数学的に複雑でないステップが上述のコード 化方法および復号方法によって要求されるに過ぎないことを認識するであろう。 そのため、本発明によりメッセージを復号しそして/または符号化するコンピュ ータプログラムはプログラムコードのためのメモリ空問の使用が装置のサイズに 直接反映するような携帯電子装置には特に有利である。例えば、移動電話機にお いて、極めて多数のメッセージをメモリに記憶する必要があり、各電話機はなる べくはユーザによって選択される人間の言語のメッセージを作るように設定可能 とされるべきである。従って、本発明の目的は極めて多数のこのようなメッセー ジの組を移動電話機の不揮発性メモリの少量のメモリ空間に与えることである。 本発明による復号プログラムはこのような少量のメモリ空間しか必要としないた め、全ての異なった言語のメッセージがコード化状態で記憶されることができ、 ユーザがメッセージを使いたい言語を選択すると、その選択された組のメッセー ジが上述した方法に従って復号される。予測符号化および/または予測復号プロ グラムの実行の間に、多数のカウント値Vがこのプログラムの実行の間に一時的 に記憶される必要があるため、最大量のメモリ空間が使用される。各カウント値 に対するビットの数をcで表せば、カウント値を記憶するために必要なビットの 数はk・2m・cとなる。好適実施例によれば、cの値は2または3に等しく選 択されてもよい。 上述の実施例において、メッセージのハミング重みは圧縮のために好ましい符 号化メッセージを与えるために減少される。好ましいハフマンコードは圧縮され るべきメッセージのハミング重みを小さくすればそれだけより有効的な圧縮を与 える。しかしながら、ある異なったハフマンコードの選択によって圧縮されるべ きメッセージのハミング重みが大きくなればそれだけより有効的な圧縮が達成さ れる。従って、本発明によれば、文字のコードシンボルへの変換はコード化メッ セージのハミング重みが最大化される態様で行なわれることができる。この場合 に、予測符号化方法はそれが入力ビットストリームYのものよりもより大きなハ ミング重みを有するビットストリームEを発生させるように変更される。通信ネットワーク 図10は無線リンクを介して通信する2つのユニット740および750を含 む通信ネットワーク735を示す。ユニット740はアナログ信号を発生するマ イクロフオン760と、そのアナログ信号を多数の量子化範囲に量子化しコード 語Hをそれら量子化範囲に割り当てる変換ユニット770とを含んでいる。 このため、アナログ信号を受けると、変換ユニット770はビットストリーム Yの形態のコード語Hのシーケンスを供給する。1つの好適実施例によれば、ビ ットストリームYは上で詳細に説明した形式の推定器ユニット260に供給され る。推定器ユニットの出力Eは同様上で説明したように動作する圧縮モジュール 270に供給される。圧縮モジュール270によって供給された圧縮ビットスト リームCはトランシーバ780に供給される。トランシーバ780はユニット7 50と通信を行なう例えばアンテナのような通信ポート790を含んでいる。 ユニット750は信号を受信して供給するトランシーバ810に結合した例え ばアンテナのような通信ポート800を含んでいる。トランシーバ810は圧縮 ビットストリームCを逆圧縮ビットストリームEに変換する、上で説明した形式 の逆圧縮モジュール620に結合される。逆圧縮ビットストリームEは図7に関 連して上で説明した形式のデコーダ630に供給される。デコーダ630の出力 Yは変換ユニット820に供給される。変換ユニット820は受信ビットストリ ームYをアナログ信号に変換し、これは例えばスピーカ850に供給される。 変換ユニット820はコントローラ825とメモリ830とを含み、メモリ8 30には変換表を含んだ変換情報が記憶されている。メモリ830はコード語H の語長についての情報を保持している。その情報を用いて、受信ビットストリー ムYはコントローラ825によりコード語Hに分割される。 コード語Hはその後デジタル対アナログ(D/A)変換器840に供給される 。D/A変換器840はメモリ830内の変換表と共に働き、コード語Hによっ て 定められる信号レベルを発生する。コード語Hが元の信号をサンプリングしたの と同一の周波数でD/A変換器840に供給されると、D/A変換器の出力は元 のアナログ信号と同じになる。 変換ユニット770の機能は次の通りである。変換ユニット770は不均一確 率密度の振幅を有するアナログ信号を受ける。例えば音声の振幅確率は0振幅で 最大で、振幅の増大にしたがって減少する。このため、音声信号の量子化後は、 最大確率量子化レベル範囲は最も低い振幅に対応するものとなる。A/D変換信 号Yのハミング重みを最小化する目的のため、コード語Hは値1を有するビット の数を最小にするように選択されなければならない。最少量の0を有するコード 語をアナログ信号に割り当てるコード化方式は米国特許第5,062,152号 に記載されており、その内容はこれによって参照として組み入れられる。 有利なことに、変換ユニット770によって供給されるデジタル信号Yはコー ド語Hの語長を量子化レベルの必要数rに適合させることによって最小化される ことができる。例えば、r=64量子化レベルを持つだけで十分であれば、コー ドシンボルは6つのビットを含むことだけを必要とする。量子化レベルの数が6 5と128との間にある場合には、7ビットの語長が必要である。dビットを有 する語によって定義可能な量子化レベルの数rは次のようになる。 r=2d 従って、コード語H内のビットdの必要数は次式を用いて定めることができる 。 dl=ln(r)/ln2 結果dlが整数でなければ、ビットdの数は最も近い高位の整数にdlを切り上 げることによって定められる。例えば、量子化レベルの必要数がr=190であ る場合には、結果はdl=ln(170)ln2=7.409となる。dlをその 最も近い高位の整数に切り上げればd=8となる。従って、コード語H内のビッ トの必要数はd=8となる。コード語Hの語長はユニット750に伝送され、メ モリ830に記憶される。この変数dは、コード化メッセージを受けるとビット ストリームYを正しい長さのコード語に分割するコントローラ825によって使 用される。 量子化信号範囲の必要数はアナログ信号および振幅分解能の最大振幅に依存す る。アナログ信号の高忠実度再生のため、レベル範囲は高振幅分解能を達成する ように小さくなければならず、このため極めて多数の量子化信号レベルを使用す る必要がある。 アナログ信号の最大振幅を定める目的のため、この信号がある時間機関の間測 定される。振幅分解能は手動的あるいは自動的に設定されることができる。コー ド語の語長を履歴最大振幅および選択振幅分解能に適合することによって、デジ タル信号Y内のビットの数は最小化される。 変換ユニット770は量子化信号範囲およびコード語間の対応リストすなわち 変換表を発生する。このリストは変換ユニット770と共に働くメモリ860に 記憶される。メモリ860に記憶されたリストは定められた索引に従ってコード 語Hを量子化信号範囲に割り当てるために使用される。 更に、索引リストおよび語長dは変換ユニット770からユニット750への 伝送のためトランシーバ780に供給される。トランシーバ810が索引リスト を受けると、このリストはメモリ830への記憶のため変換ユニット820に供 給される。その後、メモリ830に記憶されたリストはコード語Hによって規定 される信号レベルを発生するためにD/A変換器によって使用される。 通信ネットワーク735の他の実施例によれば、コード語Hを含むコード化メ ッセージは図10の点線870によって表されているように変換ユニット770 からトランシーバ780に直接的に供給される。その実施例において、受信ユニ ットは、また、変換ユニット820およびトランシーバ810間の直接接続を与 える。 通信ネットワーク735のなお他の実施例によれば、コード語Hを含むコード 化メッセージは変換ユニット770から圧縮モジュール270に直接的に供給さ れる。この直接接続は図10で点線882によって表されたデータバスによって 得られる。ユニット750は逆圧縮モジュール620および変換ユニット820 間の直接接続を与える対応するデータバス884を含んでいる。データバス88 4による直接接続は変換ユニット770によって供給される符号化メッセージ内 のビットの数の減少を可能にする。 更に他の実施例によれば、推定器ユニット260とトランシーバ780との間 に直接接続890が設けられ、それによってビットストリームYよりもより少な い0を保持するビットストリームEの転送が可能となる。従って、この実施例は 不均一確率密度を有する音声あるいは音楽のような信号を伝送するために必要な 電力を更に減少する長所を有している。ユニット750はトランシーバ810お よびデコーダ630間の対応する直接接続900を含んでいる。 勿論、ユニット740は同じようにコード化信号を受けてこのような信号を復 号するように適合されてもよい。このために、ユニット740は上に説明した部 分620、630、820、825、830、840および850と同様の部分 を含んでもよい。同様にユニット750は上で説明した態様でアナログ信号を符 号化するように適合されてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月22日(1999.3.22) 【補正内容】 請求の範囲 1.それぞれが1つの発生確率を有する複数の文字を含むメッセージを符号化 する方法であって、 複数の文字を含む1つのメッセージを受けるステップと、 2進コード化メッセージ(H、Y、E、C)を発生するため、それぞれが複数 の2進値ディジットを有する複数のコード語(H)を受信文字(X)に割り当て ることによって受信メッセージをコード化するステップと、 を具備しており、前記コード語が前記文字の発生確率とコード語(H)内の第1 の値(「1」)を有するビットの数とにほぼ従って文字(X)に割り当てられ、 より高い発生確率の文字にはより低い発生確率の文字に割り当てられるものより も第1の値(「1」)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てら れるようにする符号化方法において、この符号化方法が、 相互に異なった文字の履歴最大数に基づいて数(r)を決定することと、 コード語(H、Y)内のビットの数(d)を最小化あるいは減少するように相 互に異なった文字(X)の決定された数(r)に応じてコード語(H)のために 適切な語長(d)を選択することと、 を含むことを特徴とする符号化方法。 2.請求項1記載の符号化方法において、 コード化メッセージ(E、C)内のビットの数を更に減少するように2進コー ド化メッセージを圧縮すること(S140、S150)、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 3.請求項1または2記載の符号化方法において、 受信メッセージ内の文字の発生確率とコード語内の第1の値(「1」)を有す るビットの数とに基づいて文字およびコード語間の索引リストを発生してより高 い発生確率の文字にはより低い発生確率の文字に割り当てられるものよりも第1 の値(「1」)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられるよ うにすることと、 前記リストに従ってコード語(H)を文字(X)に割り当てることによって受 信メッセージをコード化することと、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 4.請求項3記載の符号化方法において、 伝送を指示する信号と共に前記リストを伝送すること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 5.請求項3または4記載の符号化方法において、 現在の索引リストの基準となった相対発生頻度から、受信メッセージ内の文字 の相対発生頻度がほぼ外れたときに、文字およびコード語間の新たな索引リスト を定めること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 6.請求項1〜5のいずれか1項記載の符号化方法において、 前記符号化ステップが、 複数の文字(A、B、C)を含む少なくとも1つのメッセージを受けるステッ プ(S20、図1A)と、 各文字に対して、前記少なくとも1つのメッセージ内の文字の相対頻度を指示 する値(p)を計算するステップ(S40)と、 複数の2進ディジットからなる第1の2進コード化コードシンボル(H1)を 、最も高い相対頻度(p1)を有する文字に割り当てるステップ(S60)と、 前記第1の2進コード化コードシンボル(H1)内の全てあるいはほぼ全ての 2進ディジットを第2の2進値(「0」)に設定するステップと、 同じ相対頻度(p1、p2)を有する2つのシンボル(H1、H2)間でまたは近 似相対頻度を有する2つのシンボル間内でハミング重みの差が最小となるように 特異なシンボル(H2、H3)を各特異な残りの文字に割り当てるステップと、を 具備する方法に従って行なわれることを特徴とする符号化方法。 7.請求項3〜6のいずれか1項記載の符号化方法において、 複数の受信メッセージが索引リストのための基準を形成するようにし、前記複 数の受信メッセージ内の文字がコード語の語長の基準となる相互に異なった文字 の前記履歴最大数を構成することを特徴とする符号化方法。 8.請求項3〜7のいずれか1項記載の符号化方法において、 受信メッセージが現在の索引リストよりもより大きな数の相互に異なった文字 を含むときに、時に文字(X)およびコード語(H)間の新たな索引リストを定 めること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 9.請求項1〜8のいずれか1項記載の符号化方法において、 それぞれが第1の値または第2の値を有する第1の組(Y)の2進ディジット として前記コード語(H)を逐次的に与えること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 10.不均一確率密度を有する振幅を持ったアナログ信号を符号化する方法に おいて、 複数の信号レベル範囲の1つの中にあるものとして信号を量子化することと、 2進コード化メッセージ(H、Y、E、C)を発生するために、それぞれが複 数の2進値ディジットを有するコード語(H)を量子化レベルに割り当てること によって量子化された信号をコード化することと、 を含んでおり、前記コード語(H)が量子化レベルの発生確率と前記コード語内 の第1の値(「1」)を有するビットの数とに従って量子化レベルに割り当てら れ、より高い発生確率の量子化レベルにはより低い発生確率の量子化レベルに割 り当てられるものよりも第1の値(「1」)を有するより少ないビットを持った コード語が割り当てられるようにする符号化方法において、この符号化方法が、 履歴最大振幅と選択された振幅分解能とに基づいて量子化信号レベルの数(r )を決定することと、 コード語(H、Y)内のビットの数(d)を最小化もしくは減少するように量 子化信号レベルが決定された数(r)に応じてコード語にとって好ましい語長( d)を選択することと、 を含むことを特徴とする符号化方法。 11.請求項10記載の符号化方法において、 コード化メッセージ(E、C)内のビットの数を更に減少するように2進コー ド化メッセージを圧縮すること(S140、S150)、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 12.請求項10または11記載の符号化方法において、 量子化信号範囲およびコード語間の索引リストを発生することを更に含んでお り、 前記リストが受信アナログ信号の量子化信号範囲の発生確率とコード語内の第 1の値(「1」)を有するビットの数に基づきより高い発生確率の量子化信号範 囲にはより低い発生確率の量子化信号範囲に割り当てられるものよりも第1の値 (「1」)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられるように なっており、 前記リストに従ってコード語(H)を量子化信号範囲に割り当てることによっ て受信アナログ信号をコード化することを更に含むことを特徴とする符号化方法 。 13.請求項12記載の符号化方法において、 伝送を指示する信号と共に前記リストを伝送すること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 14.請求項12または13記載の符号化方法において、 現在の索引リストの基準となった相対発生頻度から、受信アナログ信号の量子 化信号範囲の相対発生頻度がほぼ外れたときに、量子化信号範囲およびコード語 間の新たな索引リストを定めること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 15.請求項10〜14のいずれか1項記載の符号化方法において、 前記符号化ステップが、 少なくとも1つの所定の時間間隔の間にアナログ信号を受けるステップと、 複数の量子化振幅レベル範囲を決定するステップと、 各振幅レベル範囲に対して、前記アナログ信号の振幅レベル範囲の相対頻度を 指示する値(p)を計算するステップと、 複数の2進ディジットからなる第1の2進コード化コードシンボル(H1)を 、最も高い相対頻度(p1)を有する振幅レベル範囲に割り当て(S60)、前 記第1の2進コード化コードシンボル(H1)内の全てまたは実質的に全ての2 進ディジットを第2の2進レベル(「0」)に設定するステップと、 同じ相対頻度(p1、p2)を有する2つのシンボル間でまたは近似相対頻度を 有する2つのシンボル間内でハミング重みの差が最小となるように特異なシンボ ル(H2、H3)を各残りの振幅レベル範囲に割り当てるステップと、 を具備する方法に従って行なわれることを特徴とする符号化方法。 16.請求項10〜15のいずれか1項記載の符号化方法において、 量子化信号範囲の所定数(r)を表す語を供給すること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 17.請求項10〜16のいずれか1項記載の符号化方法において、 履歴最大振幅を表す語を供給すること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 18.請求項12〜17のいずれか1項記載の符号化方法において、 現在の索引リストの基準となった最大振幅よりもより大きな最大振幅を受信信 号が有する時に量子化信号範囲およびコード語(H)間の新たな索引リストを定 めること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 19.請求項10〜18のいずれか1項記載の符号化方法において、 それぞれが第1の値または第2の値を有する第1の組(Y)の2進ディジット として前記コード語(H)を逐次的に与えること、 を更に含むことを特徴とする符号化方法。 20.請求項9または19記載の符号化方法において、 第2の組(E)の2進ディジット(ei、ei+1)を発生するように第1の組の ディジット(Y)を符号化する(S220〜S370、図3B、3C)ことと、 第2の組(E)内の第2の2進値を有するディジットの数が第1の組(Y)内 の第2の2進値を有するディジットの数よりも大きくなるように第2の組(E) のディジット(ei、ei+1)を選択することと、 を更に含むことをを特徴とする符号化方法。 21.請求項20項記載の符号化方法において、第2の組(E)の2進ディジ ットのディジット(ei)を発生する前記プロセスが、 第2の組(E)でのm(正の整数)の最初のディジット(ei)の値を第1の 組(Y)でのm(正の整数)の最初のディジット(yi)の値に等しく設定する ことを含むことを特徴とする符号化方法。 22.請求項20または21記載の符号化方法において、第2の組のディジッ トでの次のディジット(ei+1)を発生する前記プロセスが、 第1の組のディジット(Y)の多数の前のディジット(yi)に応じて予測値 (pi+1)を発生することと、 第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値を読み出す ことと、 予測値(pi+1)および実際のディジット(yi+1)の値間のハミング距離を計 算する(S300)ことと、 第2の組のディジット(E)でのディジット(ei+1)の値を計算されたハミ ング距離値に等しく設定することと、 を含むことを特徴とする符号化方法。 23.請求項20記載の符号化方法において、第2の組(E)の2進ディジッ トのディジット(ei)を発生する前記プロセスが、 第2の組(E)のm(正の整数)の最初のディジット(ei)の値を第1の組 (Y)のm(正の整数)の最初のディジット(yi)に値に等しく設定すること と、 第1の組のディジット(Y)での所定数(mに等しいかまたはmよりも小さい 正の整数)の前のディジット(yi)に応じて予測値(pi+1)を発生することと 、 第1の組のディジット(Y)の実際のディジット(yi+1)の値を読み出すこ とと、 予測値(pi+1)および実際のディジット(yi+1)の値間のハミング距離を計 算する(S300)ことと、 第2の組のディジット(E)のディジット(ei+1)の値を計算されたハミン グ距離値に等しく設定することと、 を含むことを特徴とする符号化方法。 24.請求項22または23記載の符号化方法において、予測値(pi+1)を 発生する前記プロセスが、 第1の組のディジット(Y)でのディジットに応じてそれぞれが選択可能であ る(S2249、S350)複数の予測器カウント値(V)を定めるステップ( S230)と、 全ての予測器カウント値(V)を0に初期設定するステップと、 その後に、第1の組のディジットでのディジット(y1〜ym)の組合せを選択 するステップと、 f1)第1の組のディジット(Y)でのディジットの選択された組合せに応じ て予測器カウント値(V)を選択するステップと、 f2)選択された予測カウント値(V)を読み出すステップと、 f3)選択された予測器カウント値(V)が所定値よりも大きければ予測値( pi+1)を第1の値に設定し(S260、S270)、選択された予測器カウン ト値(V)が前記所定値よりも小さければ予測値(pi+1)を第2の値に設定す る(S260、S280)ステップと、 f4)第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値が1 に等しければ(S310)選択された予測器カウント値(V)を増加し(S32 0)、第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値が0に 等しければ(S310)選択された予測器カウント値(V)を減少する(S33 0)ステップと、 f5)第1の組のディジット(Y)のディジットでの新たな組合せを選択する ステップと、 第1の組のディジット(Y)での全てのディジット(yi+1)が読み出される までステップf1)からf5)を繰り返すステップと、 を含むことを特徴とする符号化方法。 25.請求項22から24のいずれか1項記載の符号化方法において、予測値 (pi+1)および実際のディジット(yi+1)間のハミング距離を計算する(S3 00)前記プロセスが、 予測値(pi+1)と、実際のディジット(yi+1)のモジュロ2の値とを加算す るステップ(S300)を含むことを特徴とする符号化方法。 26.請求項1から25のいずれか1項記載の方法において、 符号化メッセージを圧縮するステップを更に含むことを特徴とする方法。 27.請求項1から25のいずれか1項記載の方法において、 第2の組のディジット(E)をハフマンコード化に従って符号化するステップ を更に含むことを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,Z W

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.それぞれが1つの発生確率を有する複数の文字からなるメッセージを符号 化する方法であって、 1つのメッセージを受けるステップと、 それぞれが複数の2進値ディジットを有するコード語(H)を受信文字(X) に割り当てることによって受信メッセージをコード化して2進コード化メッセー ジを発生するコード化ステップと、 を具備しており、前記コード語は前記文字の発生確率とコード語(H)内の第 1の値(1)を有するビットの数とに実質的に従って文字(X)に割り当てられ てより高い発生確率の文字にはより低い発生確率の文字に割り当てられるものよ りも第1の値(1)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられ るようにする方法において、 前記コードがコード化メッセージ内のビットの数を最小化するように2進コー ド化メッセージを発生することを含んだことを特徴とする符号化方法。 2.請求項1記載の符号化方法において、 相互に異なった文字の履歴最大数に基づいて数(r)を決定すること、 相互に異なった文字(X)の決定された数(r)に応じてコード語(H)にと って好ましい語長を選択すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 3.請求項1または2記載の符号化方法において、 受信メッセージ内の文字の発生確率とコード語内の第1の値(1)を有するビ ットの数とに基づいて文字およびコード語間の索引リストを発生してより高い発 生確率の文字にはより低い発生確率の文字に割り当てられるものよりも第1の値 (1)を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられるようにする こと、 前記リストに従ってコード語(H)を文字(X)に割り当てることによって受 信メッセージをコード化すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 4.請求項1、2または3の任意の1項記載の符号化方法において、 前記リストを伝送を指示する信号と共に伝送すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 5.請求項3または4記載の符号化方法において、 現在の索引リストが基づいた相対発生頻度から、受信メッセージ内の文字の相 対発生頻度が実質的に外れた時に文字およびコード語間の新たな索引リストを定 めること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 6.請求項1〜5の任意の1項記載の符号化方法において、 前記符号化ステップが、 複数の文字(A、B、C)からなる少なくとも1つのメッセージを受けるステ ップ(S20、図1A)と、 各文字に対して、前記少なくとも1つのメッセージ内の文字の相対頻度を指示 する値(p)を計算するステップ(S40)と、 複数の2進ディジットからなる第1の2進コード化コードシンボル(H1)を 、最も高い相対頻度(p1)を有する文字に割り当てるステップ(S60)と、 前記第1の2進コード化コードシンボル(H1)内の全てあるいは実質的に全 ての2進ディジットを第2の2進値(0)に設定するステップと、 同じ相対頻度(p1、p2)を有する2つのシンボル(H1、H2)間でまたは近 似相対頻度を有する2つのシンボル間内でハミング重みの差が最小となるように 特異なシンボル(H2、H3)を各特異な残りの文字に割り当てるステップと、を 具備する方法に従って行なわれるようにしたことを特徴とする符号化方法。 7.請求項3〜6の任意の1項記載の符号化方法において、 複数の受信メッセージが索引リストのための基準を形成するようにし、前記複 数の受信メッセージ内の文字はコード語の語長が基づく相互に異なった文字の前 記履歴最大数を構成するようにされたことを特徴とする符号化方法。 8.請求項3〜7の任意の1項記載の符号化方法において、 受信メッセージが現在の索引リストよりもより大きな数の相互に異なった文字 を含んでいる時に文字(X)およびコード語(H)間の新たな索引リストを定め ること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 9.請求項1〜8の任意の1項記載の符号化方法において、 それぞれが第1の値または第2の値を有する第1の組(Y)の2進ディジット として前記コード語(H)を逐次的に与えること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 10.不均一確率密度を有する振幅を持ったアナログ信号を符号化する方法に おいて、 複数の信号レベル範囲の1つの中にあるものとして信号を量子化すること、並 びに それぞれが複数の2進値ディジットを有するコード語を量子化レベルに割り当 てることによって被量子化信号をコード化して2進コード化メッセージを発生す ること、 を含んでおり、前記コード語が量子化レベルの発生確率と前記コード語内の第 1の値(1)を有するビットの数とに従って量子化レベルに割り当てられてより 高い発生確率の量子化レベルにはより低い発生確率の量子化レベルに割り当てら れるものよりも第1の値(1)を有するより少ないビットを持ったコード語が割 り当てられるようにする方法において、 前記コード化がコード化メッセージ内のビットの数を最小化するように2進コ ード化メッセージを発生することを含んだことを特徴とする符号化方法。 11.請求項10記載の符号化方法において、 履歴最大振幅および選択された振幅分解能に基づいて量子化信号レベルの数( r)を決定すること、並びに 量子化信号レベルの決定された数(r)に応じてコード語にとって好ましい語 長を選択すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 12.請求項10または11記載の符号化方法において、 量子化信号範囲およびコード語間の索引リストを発生することを更に含んでお り、 前記リストが受信アナログ信号の量子化信号範囲の発生確率とコード語内の第 1の値(1)を有するビットの数に基づきより高い発生確率の量子化信号範囲に はより低い発生確率の量子化信号範囲に割り当てられるものよりも第1の値(1 )を有するより少ないビットを持ったコード語が割り当てられるようになってお り、 前記リストに従ってコード語(H)を量子化信号範囲に割り当てることによっ て受信アナログ信号をコード化することを更に含んだことを特徴とする符号化方 法。 13.請求項12記載の符号化方法において、 前記リストを伝送を指示する信号と共に伝送すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 14.請求項12または13記載の符号化方法において、 現在の索引リストが基づいた相対発生頻度から、受信アナログ信号の量子化信 号範囲の相対発生頻度が実質的に外れた時に量子化信号範囲およびコード語間の 新たな索引リストを定めること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 15.請求項10〜14の任意の1項記載の符号化方法において、 前記符号化ステップが、 少なくとも1つの所定の時間間隔の間にアナログ信号を受けるステップと、 複数の量子化振幅レベル範囲を決定するステップと、 各振幅レベル範囲に対して、前記アナログ信号の振幅レベル範囲の相対頻度を 指示する値(p)を計算するステップと、 複数の2進ディジットからなる第1の2進コード化コードシンボル(H1)を 、最も高い相対頻度(p1)を有する振幅レベル範囲に割り当て(S60)、前 記第1の2進コード化コードシンボル(H1)内の全てまたは実質的に全ての2 進ディジットを第2の2進レベル(0)に設定するステップと、 同じ相対頻度(p1,p2)を有する2つのシンボル間でまたは近似相対頻度を 有する2つのシンボル間内でハミング重みの差が最小となるように特異なシンボ ル(H2、H3)を各残りの振幅レベル範囲に割り当てるステップと、 を具備する方法に従って行なわれるようにしたことを特徴とする符号化方法。 16.請求項10〜15の任意の1項記載の符号化方法において、 量子化信号範囲の所定数(r)を表す語を供給すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 17.請求項10〜16の任意の1項記載の符号化方法において、 履歴最大振幅を表す語を供給すること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 18.請求項10〜17の任意の1項記載の符号化方法において、 現在の索引リストが基づいた最大振幅よりもより大きな最大振幅を受信信号が 有する時に量子化信号範囲およびコード語(H)間の新たな索引リストを定める こと、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 19.請求項10〜18の任意の1項記載の符号化方法において、 それぞれが第1の値または第2の値を有する第1の組(Y)の2進ディジット として前記コード語(H)を逐次的に与えること、 を更に含んだことを特徴とする符号化方法。 20.請求項9〜19の任意の1項記載の符号化方法において、 第2の組(E)の2進ディジット(ei、ei+1)を発生するように第1の組の ディジット(Y)を符号化する(S220〜S370、図3B、3C)こと、 第2の組(E)内の第2の2進値を有するディジットの数が第1の組(Y)内 の第2の2進値を有するディジットの数よりも大きくなるように第2の組(E) のディジット(ei、ei+1)を選択すること、 を更に含んだことをを特徴とする符号化方法。 21.請求項20項記載の符号化方法において、第2の組(E)の2進ディジ ットのディジット(ei)を発生する前記プロセスが、 第2の組(E)でのm(正の整数)の最初のディジット(ei)の値を第1の の組(Y)でのm(正の整数)の最初のディジット(yi)の値に等しく設定す ることを含んだことを特徴とする符号化方法。 22.請求項20または21記載の符号化方法において、第2の組のディジッ トでの次のディジット(ei+1)を発生する前記プロセスが、 第1の組のディジット(Y)の多数の前のディジット(yi)に応じて予測値 (pi+1)を発生すること、 第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値を読み出す こと、 予測値(pi+1)および実際のディジット(yi+1)の値間のハミング距離を計 算する(S300)こと、 第2の組のディジット(E)でのディジット(ei+1)の値を計算されたハミ ング距離値に等しく設定すること、 を含んだことを特徴とする符号化方法。 23.請求項20記載の符号化方法において、第2の組(E)の2進ディジッ トのディジット(ei)を発生する前記プロセスが、 第2の組(E)のm(正の整数)の最初のディジット(ei)の値を第1の組 (Y)のm(正の整数)の最初のディジット(yi)に値に等しく設定すること 、 第1の組のディジット(Y)での所定数(mに等しいかまたはmよりも小さい 正の整数)の前のディジット(yi)に応じて予測値(pi+1)を発生すること、 第1の組のディジット(Y)の実際のディジット(yi+1)の値を読み出すこ と、 予測値(pi+1)および実際のディジット(yi+1)の値間のハミング距離を計 算する(S300)こと、 第2の組のディジット(E)のディジット(ei+1)の値を計算されたハミン グ距離値に等しく設定すること、 を含んだことを特徴とする符号化方法。 24.請求項22または23記載の符号化方法において、予測値(pi+1)を 発生する前記プロセスが、 第1の組のディジット(Y)でのディジットに応じてそれぞれが選択可能であ る(S2249、S350)複数の予測器カウント値(V)を定めるステップ( S230)と、 全ての予測器カウント値(V)を0に初期設定するステップと、その後に、 第1の組のディジットでのディジット(y1〜ym)の組合せを選択するステッ プと、 f1)第1の組のディジット(Y)でのディジットの選択された組合せに応じ て予測器カウント値(V)を選択するステップと、 f2)選択された予測カウント値(V)を読み出すステップと、 f3)選択された予測器カウント値(V)が所定値よりも大きければ予測値( pi+1)を第1の値に設定し(S260、S270)、選択された予測器カウン ト値(V)が前記所定値よりも小さければ予測値(pi+1)を第2の値に設定す る(S260、S280)ステップと、 f4)第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値が1 に等しければ(S310)選択された予測器カウント値(V)を増加し(S32 0)、第1の組のディジット(Y)での実際のディジット(yi+1)の値が0に 等しければ(S310)選択された予測器カウント値(V)を減少する(S33 0)ステップと、 f5)第1の組のディジット(Y)のディジットでの新たな組合せを選択する ステップと、 第1の組のディジット(Y)での全てのディジット(yi+1)が読み出される までステップf1)からf5)を繰り返すステップと、 を含んだことを特徴とする符号化方法。 25.請求項22から24の任意の1項記載の符号化方法において、予測値( pi+1)および実際のディジット(yi+1)間のハミング距離を計算する(S30 0)前記プロセスが、 予測値(pi+1)と実際のディジット(yi+1)モジュロ2の値とを加算するス テップ(S300)を含んだことを特徴とする符号化方法。 26.請求項1から25の任意の1項記載の方法において、 符号化メッセージを圧縮するステップを更に含んだことを特徴とする方法。 27.請求項1から25の任意の1項記載の方法において、 第2の組のディジット(E)をハフマンコード化に従って符号化するステップ を更に含んだことを特徴とする方法。
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