JP2001505389A - ネットワーク上での衝突を検出するための方法及び装置 - Google Patents

ネットワーク上での衝突を検出するための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 ネットワーク内の搬送波媒体上における信号伝送同士に衝突を検出する方法が:ネットワークステーションの送信器から第1のアクセス識別子を送信するステップ(144)とネットワークステーションの受信器で第2のアクセス識別子を受信するステップ(146)と、第2のアクセス識別子中のパルスの時間位置が第1のアクセス識別子中のパルスの時間位置と一致するかどうかを調べるステップ(148)と、これらの時間位置が一致すれば、メッセージパケットを送信し(152)、一致しなければ、ジャミング信号を送信するステップ(158)とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】 ネットワーク上での衝突を検出するための方法及び装置 発明の分野 本発明は、広義にはデータネットワークの技術分野に関するものである。より 詳しくは、本発明はネットワーク上での伝送信号間の衝突検出に関する。 発明の背景 イーサネットネットワークは、関連したイーサネットネットワークでは任意の どの時点においても必ず1つのノード(あるいはステーション)だけがそのネッ トワークの搬送波媒体で信号を伝搬しているようにするための搬送波感知多重ア クセス/衝突検出(CSMA/CD)プロトコルが実装される。このプロトコル の「搬送波感知」という部分によって示唆されるように、ステーションは、信号 送信の前あるいは送信中に、関連した搬送波媒体をチェックするかあるいはこれ に問い合わせることによって別のステーションが信号を送信中であるかどうか確 認する。単に一例として、問い合わせをするステーションは、例えばネットワー ク伝送路上の電圧を検出して、別のステーションが送信中であると判断すること が可能である。 ネットワーク上のステーション間の距離及び有限の信号伝搬時間から考えて、 送信しようとするステーションが、別のステーションが送信し始めているのに、 関連した搬送波媒体をサンプリングしても、その搬送波媒体でトラフィックが検 出されないことはしばしば起きる。そのために、2つのステーションが同時に送 信する結果、送信信号の衝突が起きる。ステーション間の間隔のために搬送波媒 体上の信号伝送の検出に遅延が生じる結果としていわゆる「スロット時間」が定 義されるに至った。このスロット時間とは、第1のステーションによる信号伝送 に必要な時間、第2のステーションによるこの信号の「搬送波感知」の検出、及 び第2のステーションから第1のステーションへ衝突検出信号の戻しの関数とし て定義される。伝送信号が衝突する可能性は、このスロット時間内で生じるとい うことは理解されよう。 搬送波媒体が正規のよく設計され、高品質のケーブルを用いて構築された配線 系統よりなるイーサネットネットワークにおいては、衝突の検出は、1台の送信 器だけで発生することができる電圧を超える搬送波媒体の電圧スイングを検出す ることによって行うことが可能である。しかしながら、ネットワークの搬送波媒 体が多くの不確定な特性を示すような場合は、上記の衝突検出方法は信頼性に欠 けることがある。例えば、搬送波媒体が住宅内の既存の電話配線(例えば、従来 型電話サービス(POTS)配線)であ場合、その配線は無シールドより2線式 (UTP)電話ケーブルで、EIA/TIA568規格によって規定されている ようなカテゴリー1(Category One)あるいはカテゴリー2(Ca tegory Two)ケーブルを用いたものかもしれない。その場合は、配線 はノイズに影響されやすいことがある。さらに、ネットワーク用の搬送波媒体と して住宅用電話配線を使用すると、データ信号伝送が未知の電気特性を持つ任意 の終端されていない配線系統を介して行わなければならないので、いくつかの問 題が生じる。これはインピーダンス不整合をもたらし、また無終端は、信号の反 射持続及び関係帯域内の周波数応答に予測不可能な山と谷を生じさせる方向に大 きく作用する。これらの問題は、住宅用配線で一般に実施されている星形接続構 成の電力分割効果によって助長される。 発明の要約 本発明の第1の態様は、ネットワーク内の搬送波媒体上における伝送信号間の 衝突を検出する方法にある。本発明のこの方法は、ネットワーク機器の送信器か らの識別子の送信で開始される。この送信された識別子は、所定の持続時間を持 ち、送信された識別子に固有の時間位置を有するパルスを含む。ネットワーク機 器の受信器では、別の識別子が受信される。この受信識別子も同様に所定の持続 時間を持ち、かつある時間位置にパルスを有する。そして受信識別子中のパルス の時間位置が送信識別子中のパルスの時間位置と一致するかどうかの判断が行わ れる。これらのパルスの時間位置が一致しなければ、そのネットワーク上で衝突 が検出されたことになる。 本発明の第2の態様は、ネットワークの搬送波媒体上における伝送信号間の衝 突を検出するための装置にある。本発明のこの装置は、搬送波媒体を介して第1 の識別子を送信するよう接続された送信器と、第2の識別子を受信するよう接続 された受信器よりなる。また、この装置は受信器に接続された論理回路で、第2 の識別子中のパルスの時間位置が第1の識別子中でパルスの時間位置と一致する かどうかを判断する論理回路を具備する。これらの時間位置が一致しなければ、 論理回路はそれによってネットワーク上の衝突を検出する。 さらに、本発明は、上記の装置を組み込んだネットワークアダプタ、ネットワ ークインタフェースカード(NIC)及びトランシーバを提供するものである。 本発明の他の特徴については、添付図面及び以下の詳細な説明から明白であろ う。 図面の簡単な説明 添付図面は、本発明を、限定のためではなく、例示説明のために図解したもの で、図中同じ参照符号は同じ構成要素を指示する。 図1a及び1bは、それぞれ本発明を実施することが可能なローカルエリア・ ネットワーク(LAN)を図解した説明図である。 図2は、本発明を実施することが可能なモデムを具備したネットワークステー ションのブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に従って、イーサネットコントローラとPOTS 配線との間の接続を取るためのモデムのブロック図である。 図4は、図3に示すモデムを具備した本発明の一実施形態による10Base T−to‐POTSアダプタを図解したブロック図である。 図5は、図3のモデムから送信される信号、及びアクセス識別子とパケットデ ータのコード化を表した概略図である。 図6は、図1aに示すPOTS配線上のパルス伝搬の結果として得られる信号 波形を図解した波形図である。 図7は、ネットワーク中のあるノードのためのアクセス識別子を生成する本発 明の一実施形態の方法を図解したフローチャートである。 図8は、ネットワークの搬送波媒体上における信号伝送同士の衝突を検出する 本発明の一実施形態の方法を図解したフローチャートである。 図9は、ネットワークの2つのそれぞれのノードからの信号伝送、及びこれら の信号を用いた衝突検出方法を図解した説明図である。 図10a及び10bは、図3に示すモデムの本発明の一実施形態を図解した説 明図である。 図11は、図10a及び10bに示すモデム中のマスタ状態マシンの概略図で ある。 図12は、図10a及び10bに示すモデムの種々の動作状態を図解した状態 図である。 図13、14a及び14bは、図10a及び10bに示すモデムに内蔵された 媒体アクセスコントローラ(MAC)よりなる3の状態マシンの概略図である。 詳細な説明 以下、本発明のネットワーク上を伝送される信号間の衝突を検出するための方 法及び装置を実施形態に基づき説明する。以下の説明においては、本発明の完全 な理解を期すために、もっぱら例示説明を目的として具体的な詳細事項を多数記 載する。しかしながら、当業者にとっては、本発明がこれら特定の詳細事項の記 載なしでも実施可能であることは明白であろう。 装置の概要 図1a及び1bは、住宅用建物16内におけるUTP配線のような任意トポロ ジーのPOTS配線14を用いて実施することが可能なローカルエリア・ネット ワーク(LAN)10及び12をそれぞれ図解したものである。中央接続ポイン ト18を通して中央局に接続された配線14は、その接続ポイントから建物16 の方々に設けられた多数の電話ジャック20へファンアウトする。配線14には 、コンピュータ22、モデム24あるいはプリンタ26のような多数のLAN機 器(「ステーション」あるいは「ノード」とも呼ばれる)をジャック20を介し て接続することができる。また、通常の電話機28がそれぞれのジャック20を 介 して配線14に接続された状態が示されている。さらに、配線14の多数の分岐 路は、LAN機器あるいは電話機が接続されていないジャック20で終わってい る。従ってそれらは終端されていない。図1aから分かるように、LAN機器を 相互接続する配線14は不規則なトポロジーを持ち、いくつかの終端されていな い分岐路を有する。LAN10及び12中におけるインピーダンス不整合、任意 のトポロジー及び無終端は、これらのLAN10及び12中に信号反射や予測不 可能な周波数応答を生じさせる。さらに、図1aに示す星形接続構成は、配線分 岐路の伝搬遅延と比較して持続時間が短い信号特性のレベルを減衰させる方向に 作用する 次に図2を参照すると、図1a及びbに示すPOTS配線のようなことさら特 徴のない任意のトポロジー配線14を介してLANに接続されたネットワークス テーション30が図解されている。以下、ネットワークステーション30はイー サネットプロトコルを実装するものとして説明するが、本発明の開示技術は他の 周知のネットワークプロトコルにも適用できるということは理解されよう。単に 一例として、本発明の開示技術は、BISYNCあるいはHDLCフレーミング 衝突検出、衝突回避、TDMA、及びポーリング式あるいはトークンパッシング アクセス方法を実装する全てのネットワークについても適用可能である。 次に、ネットワークステーション30の種々のコンポーネントの概要を説明す る。ステーション30はネットワーク機器36及びアダプタ35よりなる。アダ プタ35は、(コンピュータのような)ネットワーク機器36の通信コントロー ラ34を任意のPOTS配線14を介しての通信に適合させる役割を持つモデム 32を含む。 図示実施形態においては、通信コントローラ34はIEEE802.3の規格 に従って動作するイーサネット通信コントローラである。別の実施形態では、通 信コントローラは単にシリアルデータ・インタフェースあるいはマイクロプロセ ッサであってもよく、またモデム32は、コントローラ34からのデータストリ ームを以下に説明する汎用シリアルインタフェース(GPSI)60のようなイ ンタフェースを介してモデム32内の回路にインタフェースする媒体アクセスコ ントローラ(MAC)70を内蔵することも可能である。 モデム32は、媒体インタフェース、信号エンコーディング/デコーディング (ENDEC)、クロック回復及び衝突検出機能を果たす。可変ビットレート・ エンコーディング/デコーディング方式に対応し、かつネットワーク機器36と 配線14の間のデータの流れを制御するため、モデム32は通信コントローラ3 4へ/から送られるデータのクロックを制御する。モデム32は、さらに、搬送 波感知多重アクセス/衝突検出(CSMAICD)ベースの媒体アクセスコント ロール(MAC)層をサポートすることができ、これに応じて搬送波検出信号及 び衝突表示信号を供給する。これについては以下にさらに詳細に説明する。図示 のように、モデム32はさらにマネジメントインタフェースを介してネットワー ク機器36のマイクロプロセッサシステム38接続され、これによってモデム3 2はマイクロプロセッサシステム38で実行されるソフトウェアにより制御する ことができる。アダプタ35には、さらにカプラモジュール40が組み込まれて おり、これによってネットワークステーション30はジャック20及びPOTS 配線14に接続される。カプラモジュール40は、一対のRJ−11ポートを具 備しており、これを介してウォールジャック20と電話機28がネットワーク機 器36に接続される。カプラモジュール40は、送受接続口42を介してモデム 32にも接続されている。 カプラモジュール40にはフィルタ(図示省略)内蔵されており、約400キ ロヘルツの下側遮断周波数と約4メガヘルツの上側遮断周波数を持つバンドパス フィルタとして機能する。このフィルタは、POTSの動作との干渉を阻止する ために配線14と交流結合されている。カプラモジュール40についてのこれ以 上詳細な説明は本発明の理解には関係がないので、省略する。 次に、ネットワーク機器36に関して、通信コントローラ34は、通常、フレ ーミング、エラー検出、アドレス認識や媒体アクセスのようなリンク層プロトコ ル機能を担う。マイクロプロセッサシステム38は、コントローラ34及びモデ ム32を制御するソフトウェアの実行の機能を受け持つ。図示のように、マイク ロプロセッサシステム38は、さらにデータバス44を介して通信コントローラ 34にも接続され、通信コントローラ34は同様にモデム32に接続されている 。 アダプタ35は、このように、イーサネットコントローラのような通信コント ローラ34を含むネットワーク機器36をPOTS配線14を用いて実施された LANに接続できるようにし、ネットワーク機器36からLANに伝送されたデ ータを配線14上での伝搬に適したフォーマットにコード化する役割を果たす。 同様に、アダプタ35は、POTS配線14を介して受信された信号をコントロ ーラ34による受信に適したフォーマットにデコードする。図2には、アダプタ 35はネットワーク機器36の外部にあるように示されているが、アダプタ35 をネットワークインタフェースカード(NIC)の一部として組み込むことも可 能なことは理解されよう。あるいは、アダプタ35はネットワーク機器36のシ リアルポートとウォールジャック20との間に接続された独立型の装置とするこ ともできる。 図3は、モデム32の構成要素をさらに詳細に図解したブロック図である。具 体的に言うと、モデム32はビットシーケンスをPOTS配線14のような搬送 波媒体上の伝送用の記号の形にコード化する役割を有するエンコーダ/デコーダ (ENDEC)46を具備する。ENDEC46は配線14から受信した記号を デコードしてビットシーケンスを生成する役割を有する。ENDEC46によっ て行われるエンコーディング/デコーディング動作については、この後さらに詳 細に説明する。ENDEC46は、さらに、送信クロック及び受信クロックの両 方を通信コントローラ34に供給し、あるいは別の実施形態ではモデム32中の MACに供給する。ENDEC46の全体的な動作はアクセスシーケンサ48の 制御で行われる。アクセスシーケンサ48は、ENDEC46及びモデム32に ついての全体的な動作モードを包括的に選択し、モデムのサブシステムとインタ フェースとの間のデータの流れを制御する。また、アクセスシーケンサ48はモ デム32内で衝突検出を実行する役割も有する。 モデム32は、さらに、ビットシーケンスをコード化した記号の送受信の機能 を受け持つ受信器/送信器回路50を具備する。本発明の一実施形態においては 、このような記号は電気パルスによって区切られ、その場合送信器50aはマス タクロックに同期された記号及び極性情報をENDEC46から受け取る。一実 施形態の場合、送信器50aがENDEC46から受け取る記号情報は、この送 信器50aより伝搬される複合記号の可変持続時間部分(あるいはコード化部分 ) 部分を表す。送信器50aは、この可変持続時間部分に固定持続時間部分(ある いはバッファ部分)を付加して複合記号を生成する。次に、送信器50aは、複 合記号の持続時間と極性を決めるパルスダブレットの形の記号デリミタを生成す る。各パルスダブレットは、ほぼ等しい持続時間と反対の極性を持つ第1の部分 と第2の部分よりなり、一定のパルス幅を有する。各パルスダブレットの極性は ENDEC46から受け取った情報によって決定される。各パルスダブレットは 持続時間が等しく極性が反対の2つの同等部分からなるので、パルスダブレット が配線14上を伝送される時、配線14上には直流成分は全く発生しない。FC C第68部の規定準拠のためには、各パルスダブレットの電圧レベルをトランジ スタ−トランジスタロジック(TTL)レベルでカプラモジュール40を駆動す る時発生すると考えられるより相当低くすることが要求される。各パルスの電圧 レベルは、回路50内の結合変成器に直列抵抗器またはステップダウン(逓降) 巻線を組み込むことによって低くすることができる。一実施形態においては、各 パルスダブレットが2メガヘルツの正弦波の1サイクルよりなる。 また、回路50は利得要素、比較器及びデジタル制御回路よりなる受信器50 bを具備する。受信器50bは、配線14からウォールジャック20により受け 取られる複合波形の第1のピーク(すなわち変曲点)と時間的に合致する出力パ ルスを発生する。この複合波形は、住宅用POTS配線14を通して伝搬される 結果大きく減衰し、歪み、また反射の結果、入射エネルギー到達から若干の時間 後にピーク振幅が生じることが起こり得る。線路終端がなくトポロジーが複雑な 場合、パルスエネルギーがマイクロ秒台でかなり長い間持続することができ、徐 々に減衰する。 再び図3において、モデム32は汎用シリアルインタフェース(GPSI)6 0及びマネジメントインタフェース62の形のシステムインタフェースを具備す る。GPSI60は、モデム32が通信コントローラ34への、あるいはそこか らのデータのクロックを制御できるようにする。下記の表1は、GPSI60の 信号線について詳細をまとめて説明したものである。 マネジメントインタフェース62は、マネジメント・コンフィギュレーション 情報を設定し、かつ読み取るための簡単な4線式シリアルインタフェースである 。通信コントローラ34中のマイクロプロセッサは、インタフェース62を用い て動作速度を設定し、アクセスシーケンサの48の動作モードを設定する。一実 施形態においては、通信コントローラ34はイーサネットコントローラであり、 モデム32についてのマネジメントパラメータはシリアルFEPROMに記憶さ れ、コントローラ34がリセットされる都度、あるいは初期化される都度自動的 にロ ードされる。下記の表2は、関連した信号ピン及びマネジメント・コンフィギュ レーションデータを詳細にまとめたものである、 受信器50bは、さらに、アナログフロントエンド(AFE)回路50c及び フェーズロックループ(PLL)回路50dを具備する。AFE50cは、送信 パルスを整形し、受信波形(パルス)の入射ピークの位置を突き止める。 図4は、アダプタ64に内蔵されていて、10BaseTイーサネット通信コ ントローラ34を含むコンピュータ22が、POTS配線14を用いて実施され たLANを介して通信できるようにするモデム32を図解したものである。アダ プタ64は、フィルタ/カプラモジュール66、10BaseT媒体アクセス装 置(MAU)、ENDEC68、イーサネットMACコントローラ70、バッフ ァマネージャ72及びスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)74を 具備する。アダプタ64は、ノンフィルタリング・ブリッジとして機能し、いず れかのインタフェースからパケットを受け取り、そのようなパケットを一時的に バッファリングすると共に、それらのパケットをなるべく早く反対側のインタフ ェースに転送する。詳しく説明すると、バッファマネージャ72は、SRAM7 4を用いて、10BaseTとPOTS配線14との間で転送中のパケットをバ ッファリングする2つの大きな先入れ先出し(FIFO)メモリをエミュレート する。一実施形態では、アダプタ64はMAC LANアドレスを持たない。ア ダプタ64は、さらに、10BaseTアクセス用のRJ−45コネクタ76及 び2つのRJ−11コネクタ78を具備する。速度セレクタ80は、ユーザがア ダプタの伝送速度を設定できるようにするためのものであり、アダプタ64は、 さらに、診断用発光ダイオード(LED)82のアレイを具備する。 アクセス識別子 本発明は、任意のトポロジー及び終端されていない分岐路を持つ図1a及び1 bに示すようなネットワーク上で衝突検出プロトコルを実施することを提案する ものである。本発明の一実施形態においては、ネットワーク10はイーサネット プロトコルが実装されており、そのためにネットワーク10上で送信が行われる 都度CSMA/CD機構が呼び出される。このようなネットワーク10において は、各ネットワークステーション30は、CSMA/CD機構を提供するイーサ ネット通信コントローラ34を具備する。しかしながら、上に詳しく述べたよう に、任意のトポロジーは従来の衝突検出方法の信頼性を損なう。詳しく言うと、 搬送波媒体としてPOTS配線を用いたネットワーク上の反射やノイズの発生に よって従来の「搬送波感知」方法及び技術の信頼性は低くなる。従って、本発明 は、図4に示すように、搬送波媒体の予測不可能性及び任意性を補償するような 形で衝突の検出を可能にする通信コントローラ34のための「フロントエンド」 手段をアダプタ64によって講じることを提案するものである。 単に一例として、ネットワーク10で最大ノード離間距離が500フィートに 指定されていると仮定すると、2マイクロ秒以下の「スロット時間」があること が考えられる。ここで、「スロット時間」はノード間の伝搬遅延の2倍の長さの 時間よりなり、ノードが搬送波媒体を獲得するのに要する時間の最大長さを示す 。このようなスロット時間内に複数のステーションによって送信される信号の検 出を容易にするため、本発明は各ステーションに一意のアクセス識別子100を 割り当てることを提案するものである。このアクセス識別子は一意の識別子をコ ード化し、またデータパケット102の送信に先だって各ステーションから送信 される。次に、図3及び5において、データパケット送信は、通信コントローラ 34が送信イネーブル(TENA)信号を立ち上げることにより送信要求をモデ ム32に対して指示した時に開始される。搬送波媒体が利用可能なことが検知さ れると(例えば、他のノードからの送信パルスがNマイクロ秒間POTS配線上 に現れなかった場合等)、アクセスシーケンサ48は送信器50aにネットワー クステーション10に一意のアクセス識別子100を送信させる。アクセス識別 子100は、通常パケットの始めにイーサネットMACコントローラから送信さ れるプリアンブル送信の一部をこれによって置換するように用いられる。アクセ ス識別子100は一意の8ビットのアクセス識別番号をコード化し、この識別番 号は、図5に示すように、信号105の4つの識別子部分104b〜eを用いて 一度に2ビットずつコード化される。 本願明細書の目的から言うと、時間間隔及び時間位置を表すことができる時間 の単位を定義することが好都合である。このために、任意にTICと称する長さ 0.1167マイクロ秒の時間の単位を定義する。 図5に示すように、一実施形態の場合、アクセス識別子100は6つの間隔1 03a〜103fを含んでいる。第1の間隔103aは、互いに128TIC離 れてた2つの電気パルスによって区切られている。次の4つの間隔103b〜1 03eは、それぞれバッファあるいは「不動作時間」部分106と識別子部分1 04よりなる。各バッファ部分106は、20TICよりなるインターシンボル ブランキング間隔(ISBI)の持続時間の2倍の長さの時間になっている。I SBIについては、本願譲受人に譲渡された1997年9月8日出願の「POT S配線による伝送のためにビットシーケンスをエンコーディング/デコーディン グするための方法及び装置(METHOD AND APPARATUS FO R ENCODING AND DECODING A BIT SEQUEN CE FOR TRANSMISSION OVER POTS WIRING )」という名称の同時係属出願第08/925,205号にさらに明確に定義さ れ、説明がなされている。 各識別子部分104のコード化される2ビットは、その識別子部分104中に おけるパルスの時間位置の形でコード化される。例えば、間隔103の66番目 のTICで送信されるパルスはビットシーケンス“00”をコード化する。同様 に、ビットシーケンス“01”、“10”、及び“11”は、それぞれ間隔10 3内における86番目、106番目及び126番目のTICで送信されるパルス によってコード化される。例えば、識別子部分104bは間隔103bの106 番目のTICで送信されるパルスを含み、従ってビットシーケンス“10”をコ ード化する。 最後の間隔103fは「サイレンスギャップ」よりなり、パルスは入っていな い。このサイレンスギャップは、以下に説明するように、「ジャム」パターンの 検出のために用いられ、全ての受信器50bが最大感度を達成するのはこのサイ レンスギャップの間においてである。 各バッファ部分106は、受信器50bによる正しい検出が可能なように、識 別子部分104中で含まれるパルスを所定の長さの時間だけ分離するために必要 である。これについては、POTS配線14のような搬送波媒体を介してのパル ス伝送に応答して受信器50bで受信される信号の波形110を示す図6を参照 して説明する。波形110は、入射ピーク114及びその後に続く一連の減衰反 射波を有する主パルス112を持つ。受信器50bで受信されたアクセス識別子 100を正しく識別するためには、真の入射ピーク114が検出されることが重 要であることは理解されようう。やはり図6に示すように、反射の結果、ピーク 振幅が入射エネルギー到達から若干の時間後に起こり得ることも考えられる。受 信器50bが最初の入射ピークの到着の正確な時間を検知できるようにするため には、入射ピークの検出後、受信器50bの感度を低くするか、受信器50bを ディスエーブルにするべきである。従って、一実施形態においては、主受信器信 号路は、後段に微分器(図示省略)にを設けた増幅器を具備する。増幅器は、F CC第68部の規定準拠に要求される低い側の送信レベルを補償するために必要 となり得、利得はこれに応じて約15dBに固定される。増幅器の出力は、入力 波形の勾配の符号が変わる毎に出力の極性が変わる微分器に供給される。微分器 の出力は、受信器50b中の時間処理回路と振幅処理回路の両方によってゲート 制御される。微分器の出力をさらに条件的に制限するために、2つの比較器及び スレッショルド電圧発生回路(図示省略)が入って来るパルスの極性を検出する 。比較器は、増幅された波形とスレッショルド電圧発生回路によって発生したス レッショルド電圧を入力として受け取る。これらの各比較器は、それぞれ互いに 逆相の増幅入力波形を受け取り、波形が正方向にスレッショルド電圧を超えると 一方の比較器の出力がアクティブになり、波形が負方向にスレッショルド電圧を 超えると他方の比較器の出力がアクティブになるよう構成されている。スレッシ ョルド電圧発生回路より発生するスレッショルド電圧は入射ピークの振幅に追随 し、図5に示すようにして、また受信反射パルスについての所望の低下した振幅 応答に概ねならうようにして指数関数的に減衰させられる。バイアスは、スレッ ショルド電圧が確実に受信器50bの最大感度を表す最小値まで降下するしかな いようにする。 スレッショルド電圧の初期設定に関しては、新しい波形が受信器50bに到達 した時、増幅されたライン電圧はスレッショルド電圧より上昇するか、またはこ れより下に降下して、2つの比較器の一方を再度アクティブにする。すると、こ れによって入射波形の極性を記憶するラッチがセットされ、受信器50bが再度 イネーブルになるまで、他方の比較器の出力をディスエーブルにする。このラッ チのセットによって、スレッショルド電圧は入射波のピーク電圧にドライブされ る。また、ラッチは、最初の入射ピークの到達を指示するピーク検出器からの波 形遷移を探すエッジ検出器回路(図示省略)をイネーブルにする。次のパルスを 待つ間に、スレッショルド電圧発生回路出力は高インピーダンス状態にあって、 コンデンサにこのスレッショルド電圧を保持させる。ブリード抵抗器がこの電圧 を逃すことにより、事実上受信器50bの感度が時間の経過と共に上昇する。 任意トポロジーの搬送波媒体上で伝送されるパルスを検出することに対する別 の障害が受信器50bのAGC作用の結果として生じることがあり、信号の同時 送受信に困難をもたらしている。 上記の理由から、本発明は、間隔103の「不動作時間」バッファ部106よ りなる最小周期にだけ離間されたパルスを用いて数値識別子をコード化すること を提案するものである。詳しく言うと、各バッファ部106は、図6に示すよう に、入射パルスの反射が上に述べたスレッショルド電圧以下に減衰させられるよ うに十分な持続時間を有する。 次に図7には、ネットワーク10の各ステーション(あるいはノード)に自動 的に一意のアクセス識別子を割り当てる方法120が図解されている。図示の方 法120は、このようなネットワーク10内にある各ノードによって行われる。 開始ステップ122の後、方法120は、ステップ124でノードを所定のアク セス識別子により初期化することを必要とする。詳しく言うと、各ノードは内部 レジスタ内にあらかじめ割り当てられたアクセス識別子を保持している。ステッ プ126で、ノードはネットワーク10の他の全てのノードにより検出されるよ うに、このアクセス識別子をネットワーク10上に送信する。ステップ128で 、ノードは他のノードによりネットワーク10を介して伝搬されたアクセス識別 子を受信した後、それらのアクセス識別子をデコードしてその中にコード化され た識別子番号を明らかにする。判断ボックス130で、ノードは初期化に用いら れたアクセス識別子にコード化された番号をネットワーク10の他のノードから 受け取ったアクセス識別子からデコードされた番号と比較する。別のノードから 受信されたアクセス識別子のいずれか1つが初期化に用いられたアクセス識別子 と同じであると確認されると、ノードは新しい無作為の8ビット数を生成し、こ れからステップ132で新しいアクセス識別子が生成される。次に、ステップ1 32からステップ124へループバックし、そこでノードは再びこの新たに生成 された識別子で初期化が行われる。あるいは、判断ボックス130で内部記憶さ れた識別子番号がネットワーク上で一意の番号であると判断された場合は、ステ ップ134でそのアクセス識別子が保持される。そして、方法120はステップ 126にループバックする。従って、正常なネットワーク動作が行われている間 、ネットワーク内のノードは、アクセス識別子を全てのアクセス識別子がユニー ク になるまでランダムに変わることになる。上記のアクセス識別子は、スロット時 間内に2つのノードから行われる送信同士の衝突検出の目的のためにのみ必要な ものであるということは理解されされよう。 衝突検出 本発明の一実施形態においては、より2線式配線上におけるイーサネットネッ トワークの動作に必要なように、送信モード及び受信モードの両モードにおける 衝突検出が実現される。詳しく言うと、送信モード衝突検出は信号を送信中のノ ードによって行われるのに対して、受信モード衝突検出はネットワークの送信中 でないノードによって行われる。また、受信モード衝突検出はネットワークのリ ピータによって接続された種々のセグメント間における衝突の検出ためにも必要 である。本発明は、任意の形態として、送信モード衝突検出のみがサポートされ たネットワークで実施することが可能なことは理解されよう。 次に図8には、本発明の一実施形態によりネットワーク中の搬送波媒体上にお ける伝送信号間の衝突を検出する方法140が図解されている。図示の方法14 0は、メッセージパッケージの送信前に各ネットワークの各個別ノードによって 実行される。方法140は、ステップ142で開始された後、ステップ144に 進み、このステップで最初のアクセス識別子が第1のノードのモデム32の送信 器50aから配線14上に伝搬され、次に「ループバック」されて、その送信中 のモデム32の受信器50bに受信される。ステップ146で、第2のノードが 所定のスロット時間内に第2のアクセス識別子を配線14上に送り出し、この第 2のアクセス識別子は次いで第1のノードの受信器50bに受信される。本発明 の一実施形態においては、スロット時間は2マイクロ秒になるよう設定される。 スロット時間経過後に受信器50bでアクセス識別子が受信されることは、この 時間までにはその時の主体のノードが送信中であることを他のノードが検知して いるはずであるから、起こり得ないと言えよう。 上述したように、第1及び第2の各アクセス識別子はそれぞれ所定の持続時間 を持ち、識別子をコード化する幾つかのパルスが含まれる。従って、第2のアク セス識別子のパルスが「ループバック」された第1のアクセス識別子のパルスと 一緒に第1のノードの受信器50bで受信されるということは理解されよう。こ れらの第1及び第2のアクセス識別子のパルスは、受信器50bによって、散在 (intersperse)されており、かつ単一の「受信」アクセス識別子よりなってい るものと認識される。 次に、判断ボックス148で、送信アクセス識別子と受信アクセス識別子内の パルスの時間位置が互いに一致するかどうかの判断が行われる。送信及び受信ア クセス識別子の各々におけるパルスの時間位置が互いに一致すれば(すなわち、 第2のアクセス識別子のパルスが第1のアクセス識別子のパルスと互いに散在さ れていなければ)、方法140はステップ150に進み、このステップで、上記 判断ボックスの結果は第1のアクセス識別子のみが受信され、第2のアクセス識 別子は送信されなかったことを指示しているので、「衝突発生なし」なしが検出 される。次に、主体ノードはステップ152でメッセージパケットの送信を行い 、方法140はステップ154で終了する。 他方、判断ボックス148で送信識別子と受信識別子内のパルスの時間位置が 一致しない(すなわち、第2のアクセス識別子からのパルスが第1のアクセス識 別子からのパルスと互いに散在している)と判断されると、方法140はステッ プ156に進み、このステップで「衝突発生」が検出される。その後、方法はス テップ158に進み、このステップで、主体ノードはネットワークのアイドル状 態のノードによる受信モード衝突検出を容易にするようジャミング信号を送信す る。ジャミング信号は、この信号送信を停止するよう指示する信号が通信コント ローラ34によって供給されるまで送信器50aにより送信される。 次に、ネットワーク内の2つのノード、すなわちノード1とノード2によって 送信される160と162の各信号間の衝突の例を図解した図9を参照しつつ方 法140についてさらに説明する。ノード1は、ノード1を特定的に指示するア クセス識別子100の伝搬によって信号160の送信を開始する。所定のスロッ ト時間内で、ノード2も同様にノード2を特定的に指示するアクセス識別子10 0の伝搬によって信号162の送信を開始する。図示のように、信号160と1 62の第1及び第2の間隔103の識別子部分104は同じであり、従ってこれ らの第1あるいは第2の間隔103の受信時に、ノード1によって衝突は検出さ れない。しかしながら、信号160と162の各々の第3の間隔103は、識別 子部104の中に含まれるパルスの時間位置が異なるという点で、互いに異なっ ていることは理解されよう。従って、信号162の第3の間隔103が受信され ると、この第3の間隔103のパルスは例えば66番目TICに位置しているの に対して、信号160の第3の間隔103のパルスは126番目TICに位置し ているので、ノード1は衝突を検出する。各間隔103内に含まれるバッファ部 分106が、前のパルスからのリンギングが次のパルスが送られる前に完全に消 滅する時間を与えることは理解されよう。「不動作時間」またはブランキング間 隔(ISBIの2倍の長さの時間よりなる)がまだ経過しておらず、受信器はブ ランキング間隔の間は感度がない(あるいはOFF切り換えられる)ので、パル ス168の受信時に、ノード2は衝突を検出しない。従って、受信器の有感度期 間の間に(すなわち、アクセス識別子の次の記号が送信される直前に)もう1つ のノードから信号パルスが受信された時、衝突が検出される。ノード1が衝突を 検出した後、連続状等間隔パルス列よりなるジャミング信号170がノード1の 送信器50aから送信される。ジャミング信号170の最初のパルス172は、 ノード2の受信器50bがブランキング間隔の後に再びイネーブルになるので、 ノード2に衝突を検出させる。衝突検出の後は、ノード2も同様にジャミング信 号170を送信し始める。衝突がない場合にはサイレントである間103f(す なわち、「サイレンスギャップ」)にパルスを受け取ることになるので、ジャミ ング信号170は、ネットワーク10内の非送信状態(あるいは受動状態)のノ ードに衝突を検出させる。 実施形態 図10a〜14bは、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)を 用いて実施されたモデム32の一実施形態を図解したものである。図示のように 、アクセスシーケンサ48はマスタ状態マシン(MSTM)48a及び媒体アク セスコントローラ(MAC)48bを具備する。特に図11及び12において、 MSTM48aの基本的な機能は、配線14とイーサネット通信コントローラ3 4との間のデータの流れを制御することである。MSTM48aはエンコーダ4 6a、デコーダ46b、受信器50a及び送信器50bから入力180のいくつ かを受信し、図12に示す8つの動作状態の1つを示すマスタ状態信号(MA[ 7: 0])182をモデム32の他の機能単位に出力する。図12に示す状態図にお いて、モデムがアイドル状態(IDLE)184の時、モデムは、イーサネット 通信コントローラ34がパケット送信を開始するか、あるいは配線14からパケ ットが受信されるのを待つ。コントローラ34がパケット送信を開始すると、モ デム32はアクセス識別子送信(TX_AID)状態186に入り、この中でM AC48bは、上に詳述したように、配線14を介してアクセス識別子を送信さ せる。衝突が検出されると、モデムはジャム送信(TX_JAM)状態188に 入る。状態188では、MAC48bは、イーサネットコントローラ34が送信 を停止するまで、上記ジャミング信号170を送信する。MAC48bがジャム 信号170の送信を終了し、配線がクリアになると、モデムはインターフレーム ギャップ(IFG)状態190に入る。IFG状態190では、GPSI60は 、配線14の上に見られる最小インターフレームギャップを短くするように、比 較的高いクロック速度でイーサネット通信コントローラ34を走らせる。これに は、アクセス識別子伝送によって使われる時間が節約されるという利点がある。 状態186に戻って、衝突が検出されないと、モデム32はパケット送信(T X_PKT)状態192に入る。状態192では、モデムはメッセージパケット を送信し、配線上で搬送波が検出されなくなるまで、すなわちメッセージパケッ トの最後のビットが検出されて、コード化され、全てのループバックされた記号 が受信器50bをクリアするまで、この状態に保たれる。その後、モデム32は 状態192からIFG状態190に移る。 入ってきたパケットが検出されると、アクセス識別子受信(RC_AID)状 態194に入る。例えば、そのパケットは、14.93マイクロ秒離間した2つ のパルスを検出することによって検出することができる。上に説明したアクセス 識別子のサイレンス間隔の間にジャミング信号170が検出されると、モデムは ジャム受信(RC_JAM)状態196に入る。モデム32は、配線14がサイ レントになるまで、受信ジャム状態196に保たれる。その後、モデムはIFG 状態190に入る。あるいは、モデムがアクセス識別子受信状態194にある時 、イーサネット通信コントローラ34が送信し始めると、ジャム送信状態188 に入る。あるいは、アクセス識別子受信状態194の時MAC48bによって 衝突を示す信号が供給されないと、モデムはパケット受信(RC_PKT)状態 198に入る。パケット受信状態198にある時は、入ってきたパケットがデコ ードされて、イーサネット通信コントローラ34へ送られる。その後、配線14 上でそれ以上パルスが検出されないと、モデム32は状態198からIFG状態 190へ進む。 次に、図13、14a及び14bにおいて、MAC48bはMAC制御状態マ シン200、アクセス識別子送信状態マシン202及びアクセス識別子チェック 状態マシン204を具備する。MAC制御状態マシン200は、状態マシン20 2と204の間の中継手段及びこれらの状態マシン用のコントローラとして機能 する。状態マシン200は、さらに、アクセス識別子チェック状態マシン204 からの入力206aを含む入力206を受け取り、アクセス識別子送信状態マシ ン202への出力208a及びマスタ状態マシン48aへの出力208bを含む 出力208を発生する。MAC制御状態マシン200の入力206及び出力20 8に関するさらに詳細な内容は表3及び4にまとめて示されている。 上記のPICK信号は、MAC48b同じアクセス識別子を使用する別のノー ドによる送信を検出した時に用いられる。PICK信号のアサートは、疑似乱数 発生器によって新たな置換用アクセス識別子発生させる。 アクセス識別子送信状態マシン202は、入力212を受け取って信号MT_ PULSE214を出力するように接続されており、信号MT_PULSEはア クセス識別子をコード化するパルスを配線14上で伝搬させる。詳しく言うと、 出力信号214は、その一部が、上に述べたように異なるアクセス識別子をもっ て同時に送信中の2つのノードがお互いを検出することができるよう十分な間隔 で離間されたパルス列の形のアクセス識別子100よりなる。出力信号214に 含めたアクセス識別子100は、上に図5を参照して説明したようにしてコード 化される。 アクセス識別子チェック状態マシン204は、RD_PULSE信号216a を含む入力信号216を受け取るように接続される。RD_PULSE信号12 6aは、アクセス識別子100をコード化する受信器50bで受信されるパルス 列を含むことも可能である。状態マシン204は、上に述べたように出力218 をMAC制御状態マシン200に供給する。 以上、ネットワーク上における信号同士の衝突を検出するための方法及び装置 について詳細に説明した。本発明は特定の実施形態に基づき説明したが、これら の実施形態について広義の意味における発明の範囲及び精神を逸脱することなく 種々の修正態様及び変更態様をなし得ることは明白であろう。従って、本願明細 書ならびに図画は例示説明的なものであって、限定的なものではないと考えるべ きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AT,AU,AZ,BA,BB, BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,C Z,DE,DE,DK,DK,EE,EE,ES,FI ,FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN ,YU,ZW (72)発明者 ジェフリース,ジェレミア アメリカ合衆国・94563―3003・カリフォ ルニア州・オリンダ・ディビス ロード・ 68

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ネットワーク中の搬送波媒体上における信号伝送同士の衝突を検出する方法 において: ネットワーク機器の送信器から第1の識別子を送信するステップであって、 第1の識別子が所定の持続時間を有し、かつ第1の識別子中に第1の識別子に固 有の時間位置にパルスを含むステップと; ネットワーク機器の受信器で第2の識別子を受信するステップであって、第 2の識別子が所定の持続時間を有し、かつ第2の識別子中に第2の識別子に固有 の時間位置にパルスを含むステップと; 第2の識別子中のパルスの時間位置が第1の識別子中のパルスの時間位置と 一致するかどうかを調べるステップと; 上記の両時間位置が一致しなかった場合に、ネットワーク上に衝突が存在す るものと検知するステップと; を具備したことを特徴とする方法。 2.上記第1の識別子が各々第1の識別子に固有の時間位置を持つ複数のパルス を含んでおり、かつ第1の識別子中のパルスの各時間位置が第2の識別子中に含 まれるパルスの時間位置と一致するかどうかを調べ、一致しなければ、ネットワ ーク上に衝突が存在するものと検知するステップを具備したことを特徴とする請 求項1記載の方法。 3.ネットワーク上における衝突の検出と同時に一定間隔のパルス列よりなるジ ャミング信号を送信するステップを具備したことを特徴とする請求項1記載の方 法。 4.上記第1の識別子の伝送後にパルスが送信されないサイレンスギャップを設 け、サイレンスギャップの間にパルスが受信器で受信されれば、ネットワーク上 に衝突が存在するものと検知するステップを具備したことを特徴とする請求項1 記載の方法。 5.上記第1の識別子中のパルスの送信によって生じた搬送波媒体上の反射が次 の識別子の送信前に所定のレベルに減衰されるように第1の識別子の送信と次の 識別子の送信との間にバッファ期間を設けるステップを具備したことを特徴とす る請求項記載1の方法。 6.上記第2の識別子中のパルスの検出後に固有の振幅より大きいパルスを検出 する受信器の能力を阻むステップを具備したことを特徴とする請求項1記載の方 法。 7.上記バッファ期間と等しい期間にわたって上記固有の振幅を小さくするステ ップを具備したことを特徴とする請求項6記載の方法。 8.ネットワーク中の搬送波媒体上における信号伝送同士の衝突を検出するため の装置において: 搬送波媒体を介して第1の識別子を送信する送信器であって、第1の識別子 が所定の持続時間を有し、かつ第1の識別子中に第1の識別子に固有の時間位置 にパルスを含む送信器と; 搬送波媒体を介して伝送された第2の識別子を受信する受信器であって、第 2の識別子が所定の持続時間を有し、かつ第2の識別子中に第2の識別子に固有 の時間位置にパルスを含むステップと; 受信器に接続されていて、第2の識別子中のパルスの時間位置が第1の識別 子中のパルスの時間位置と一致するかどうかを調べ、これらの両時間位置が一致 しなかった場合にネットワーク上に衝突が存在するものと検知する論理回路と; を具備したことを特徴とする装置。 9.上記第1の識別子が各々第1の識別子に固有の時間位置を持つ複数のパルス を含んでおり、上記論理回路が、第1の識別子中のパルスの各時間位置が第2の 識別子中に含まれるパルスの時間位置と一致するかどうかを調べ、一致しなけれ ば、ネットワーク上に衝突が存在するものと検知するよう構成されていることを 特徴とする請求項8記載の装置。 10.上記送信器が、ネットワーク上における衝突の検出と同時に一定間隔のパ ルスのパルス列よりなるジャミング信号を送信するよう構成されていることを特 徴とする請求項8記載の装置。 11.上記送信器が、上記第1の識別子の伝送後にパルスが送信されないサイレ ンスギャップを設けるよう構成されており、上記論理回路が、サイレンスギャッ プの間にパルスが受信器で受信されれば、ネットワーク上に衝突が存在するもの と検知するよう構成されていることを特徴とする請求項8記載の装置。 12.上記送信器が、上記第1の識別子中のパルスの送信によって生じた搬送波 媒体上の反射が次の識別子の送信前に所定のレベルに減衰されるように第1の識 別子の送信と次の識別子の送信との間にバッファ期間を設けるよう構成されてい ることを特徴とする請求項記載8の装置。 13.上記受信器が、上記第2の識別子中のパルスの検出後に固有の振幅より大 きいパルスを検出しないよう構成されていることを特徴とする請求項8記載の装 置。 14.上記受信器に接続されていて、上記バッファ期間に対応する期間にわたっ て上記固有の振幅を小さくするように構成されているスレシュホールド回路を具 備したことを特徴とする請求項13記載の装置。 15.ネットワークステーションと搬送波媒体との間を接続するためのアダプタ において: ネットワークステーションインタフェースと; 搬送波媒体インタフェースと; 搬送波媒体インタフェースに接続されていて、搬送波媒体を介してステー ション識別子を送信するように構成された送信器であって、ステーション識別子 がネットワークステーションと関連づけられていると共に第1の識別子中にこれ に固有の時間位置を有するパルスを含んでいる送信器と; 搬送波媒体インタフェースに接続されていて、搬送波媒体を介して伝送さ れるある時間位置にパルスを含む別のステーション識別子を受け取るよう構成さ れた受信器と; 受信器に接続されていて、別のステーション識別子中のパルスの時間位置 が送信器によって送信されるステーション識別子中のパルスの時間位置と一致す るかどうか調べ、一致しなければ、ネットワーク上に衝突が存在するものと検知 するよう構成された論理回路と; を具備したアダプタ。
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