JP2001504216A - 慣性スイッチ - Google Patents

慣性スイッチ

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JP2001504216A
JP2001504216A JP52089798A JP52089798A JP2001504216A JP 2001504216 A JP2001504216 A JP 2001504216A JP 52089798 A JP52089798 A JP 52089798A JP 52089798 A JP52089798 A JP 52089798A JP 2001504216 A JP2001504216 A JP 2001504216A
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ザクティン、デイヴィッド
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ザクティン、デイヴィッド
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch

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  • Air Bags (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 慣性スイッチ(10)が、導電性材料で形成された開放端部外側ケーシング(100)を含む。外側ケーシング(100)を密封するために、絶縁端部キャップ(102)が外側ケーシング(100)の開放端部と係合することが可能である。導電性ピン(104)が端部キャップ(102)内を通ってケーシング(100)内に延びており、かつ、端部キャップ(102)によって外側ケーシング(100)から電気的に絶縁されている。縦方向に延びるコイルばね(108)が、そのコイルばねの一方の端部付近でピン(104)に固定されている。ばね(108)が外側ケーシング(100)から電気的に絶縁されているが、慣性スイッチ(10)の加速度に応答して、その縦軸線の周りで変位して外側ケーシング(100)と接触することが可能であり、それによって慣性スイッチ(10)を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】 慣性スイッチ 発明の分野 本発明はスイッチに関し、特に、加速度に応答して開状態と閉状態との間を作 動することが可能である慣性スイッチに関する。 背景技術 加速度に応答して開状態と閉状態との間を作動することができる慣性スイッチ が公知であり、様々な用途に使用されている。従来の慣性スイッチは、電気的に 互いに絶縁されている内側端子と外側端子とを含む。ばねが内側端子に取り付け られており、質量がそのばねに連結されている。慣性スイッチが、閾値を越える 加速度を受けると、そのばね・質量系が、内側端子と外側端子との電気的接続を 生じさせてその慣性スイッチを閉じる運動を受ける。この慣性スイッチの閉じを 、別のイベントを起動させるために使用することが可能である。 残念なことに、ばねと質量とが別々であるばね・質量系を含むこうした従来の 慣性スイッチは、製造コストが高く、機械的故障を起こしやすい。こうした欠点 を克服する試みとして、別個の質量を不要にする慣性スイッチが既に開発されて おり、Jones他に対する米国特許第4,201,898号に開示されている 。このJones他の慣性スイッチは、調節可能な柱にその一方の端部が取り付 けられている弾性渦巻ばねを含む。その慣性スイッチが加速度を受ける時には、 この渦巻ばねの自由端部が動いて、そのばねの周りを囲むハウジングに接触し、 その慣性スイッチを閉じることが可能である。 Jones他の慣性スイッチは、ばねに結合された質量を持たず、このことが 機械的故障を発生しにくくするが、加速度が加えられた結果としてばねに加えれ る曲げ応力に応答して動いて上記外側ハウジングに接触する渦巻ばねの使用は、 その慣性スイッチの感度を低下させる。したがって、製造コストが安く、高感度 であり、かつ、長寿命である、改良された慣性スイッチが求められている。 したがって、本発明の目的は、新規な慣性スイッチを提供することである。 発明の開示 本発明の一態様によれば、 慣性スイッチの1つの端子を画定する少なくとも1つの導電性内側表面を有す る外側ケーシングと、 その慣性スイッチの別の端子を画定する、上記外側ケーシング内の導電性ばね 部材と、 電気的に絶縁された形で上記外側ケーシング内に上記ばね部材を支持するため の支持体 とを含み、上記ばね部材が縦軸線を有しかつその縦軸線の一方の端部付近で支持 されており、上記ばね部材が、その慣性スイッチの加速度に応答して上記縦軸線 の周りで変位し、上記少なくとも1つの導電性表面に接触し、それによってその 慣性スイッチを閉じる慣性スイッチが提供される。 好ましい実施様態では、上記ばね部材がコイルばねである。このコイルばねは 、そのコイルばねの中を通って延びる導電性ピンにその一方の端部において固定 されており、かつ、上記外側ケーシングの一方の端部上の絶縁キャップによって 支持されている。実施様態の1つでは、コイルばねは、導電性接着剤で上記ピン に固定されている。あるいは、コイルばねの偏向特性が悪影響を受けないことを 確実にするように注意が払われる場合に、コイルばねをピンにはんだ付けまたは 溶接してもよい。 外側ケーシング全体が導電性材料で形成されることも望ましい。コイルばねが 変位して外側ケーシングと接触する時にコイルばねと外側ケーシングとの間に低 い接触抵抗をもたらす高導電性被膜で、コイルばねと外側ケーシングの内側表面 とが被覆される。 本発明のさらに別の態様では、 少なくとも1つの導電性内側表面を有し、かつ慣性スイッチの1つの端子を画 定する管状本体と、 上記管状本体の端部の中を通って延びており、かつ上記管状本体から電気的に 絶縁されている第2の導電性端子 とを含み、上記第2の端子が、上記導電性本体に対してそのばね部材の一方の端 部が固定されている、上記導電性本体内を縦方向に延びるばね部材を含み、かつ 、上記ばね部材が、その慣性スイッチの加速度に応答してその縦軸線の周りで変 位して上記管状本体に接触し、それによってその慣性スイッチを閉じることが可 能である慣性スイッチが提供される。 本発明のさらに別の態様では、 導電性材料で形成されており、かつその慣性スイッチの1つの端子を画定する 外側ケーシングと、 上記外側ケーシングを密封するように上記外側ケーシングの開放端部と係合す ることが可能である絶縁端部キャップと、 上記端部キャップの中を通って上記ケーシングの中へと延びており、かつ上記 外側ケーシングから電気的に絶縁されている電導性ピンと、 上記ピンの一方の端部付近でそのピンに固定され、縦方向に延びているばね部 材とを含み、上記ばね部材が、上記外側ケーシングから電気的に絶縁されている が、慣性スイッチの加速度に応答して、上記ばね部材の縦軸線の周りで変位して 上記外側ケーシングと接触することが可能であり、それによって慣性スイッチを 閉じる慣性スイッチを提供することである。 本発明は、上記慣性スイッチが単純で洗練された構造であり、かつ軽量であり 、このことが慣性スイッチの機械的故障の発生を低減させかつ製造コストを低下 させるという利点がある。これは、上記慣性スイッチの上記ばね、制動子、質量 および電気接点を構成するばね部材を使用することによって実現される。 図面の簡単な説明 以下では、本発明の実施の形態を次の添付図面を参照して、より詳細に説明す る。 図1aは、本発明による慣性スイッチの部分切開斜視図である。 図1bは、図1aの慣性スイッチの部分切開分解組立斜視図である。 図2aは、開状態の図1aの慣性スイッチの断面図である。 図2bは、閉状態の図1aの慣性スイッチの断面図である。 本発明を実施するための最良の形態 図1aから図2bを参照すると、これらの図には、本発明による受動開放端部 慣性スイッチが示されており、このスイッチは全体として参照符号10で示され ている。慣性スイッチ10は、加速度を2次元的に感知して、予め決められた閾 値を越える加速度に応答して開状態と閉状態との間を移行する。慣性スイッチ1 0は完全に密封されており、簡素で軽量の構造であり、このことが、従来技術の 慣性スイッチに比較して機械的故障の発生を低減させ製造コストを低下させる。 この慣性スイッチ10の詳細とその動作を説明する。 図からわかるように、慣性スイッチ10は、例えばステンレス鋼のような導電 材料で形成されている概ね円筒形のケーシング100を含む。プラスチック製の 端部キャップ102が、ケーシング100の一方の端部の中に圧入されている。 導電性ピン104がその端部キャップ102内の中央穴106の中に圧入されて おり、内側ケーシングの中に軸線方向に延びている。端部キャップ102はピン 104とケーシング100とを電気的に絶縁する。ケーシング100内の導電性 コイルばね108の一方の端部が、導電性接着剤によってピン104に固定され ている。ばね108の自由端部がケーシング100内に浮かんでおり、通常は、 ピンとケーシングを電気的絶縁状態に保つように、そのケーシングの内側表面1 00aから一定の距離だけ離れた状態のままである。慣性スイッチが加速を受け る時に曲げ応力よりはむしろ捻れの結果としてそのばねが変位するような大きさ の間隔が、そのばねの連続した線輪の間に開けられているように、ばねが選択さ れる。このことが、その慣性スイッチが小さな加速度を感知することを可能にす る。 ばね108とケーシング100が互いに接触する時にそのばねとケーシングと の間での低接触抵抗を得るために、ばね108とケーシングの内側表面100a とが、例えば金のような高電導性めっき層で随意にめっきされる。ケーシング1 00の内側表面が高電導性めっき層でめっきされる場合には、そのケーシングが 管状本体で形成されており、かつ別個の端部部品がその管状本体の一方の端部に 部に取り付けられていることが好ましい。めっき処理中は、この管状本体の特性 が、液体めっきがその管状本体内を流れることを容易にし、それによって、液体 めっきの流動を促進し、適切な被覆の確保を促進する。タブ110が、ケーシン グ100の端部上にレーザ溶接され、タブ112がピン104上にレーザ溶接さ れている。慣性スイッチの開閉が検出されて他のイベントの起動のために使用さ れうるように電子回路または電気回路の中にその慣性スイッチが組み込まれるこ とを可能にするために、タブ110、112が、慣性スイッチ10に対する導線 の接続を容易にする。 慣性スイッチの感度は次式によって表されることが可能であり、 ここで、 Cdは、「コイル数/単位長さ」で表される、ばねのコイル密度、 Dは、ばね材料の密度、 gは、重力を無視した場合の、慣性スイッチに加えられる加速度、 Lは、ばねの自由長さ、 r2は、ばねの巻輪の半径、 r1は、ばねのワイヤ半径、 Gは、ばね材料の剪断弾性係数であり、 上記式(1)は、 (i)ばねの変位が、捻れによってだけ生じさせられ、曲げに起因する変位が 無視できるものと見なされ、 (ii)ばねの変位が、三角単純化を可能にするほど小さく、 (iii)ばねが一定の特性と概ね一定不変のピッチとを有し、 (iv)加速度ベクトルが一定であり、一方向の定常応答に対するばねの応答 を単純化する と仮定することによって導出されている。 したがって、式(1)のパラメータの幾つかまたは全てを変化させることによ って、慣性スイッチ10の感度を変化させ、その慣性スイッチ10が使用される 環境に適するように慣性スイッチの感度を調整することが可能である。 使用時には、慣性スイッチ10が、加速を受けると予想される本体上または本 体内に装着され、電子回路または電気回路に電気的に接続されている。ばねの縦 軸線に沿ったベクトルを有する、検出されるべき上記本体の加速度が最少限に抑 えられるように、慣性スイッチ10が上記本体上に方向つけられて装着されてい る。上記本体が加速されて、図2b中の矢印「A」によって示される通りのばね 108の縦軸線から変位したベクトルをその加速度が有する時には、ばね108 はピン104の付近で変位する。加速度が予め決められた閾値を越えている場合 には、そのばねが変位して、ケーシング100の内側表面101aに接触し、そ れによって、ピン104とケーシングとを電気的に接触させ、慣性スイッチ10 を閉じる。慣性スイッチ10の閉じが電子回路または電気回路によって検出され 、別のイベントを起動させるために使用されることが可能である。 慣性スイッチ10に関する特定の環境の1つが、速度検出野球用ボール等のよ うなスポーツ用発射物の分野に見いだされてきた。速度検出野球用ボールの詳細 は、本願と同一日付で出願された「速度検出発射物」の本出願人の同時係属中の 出願に見いだすことが可能であり、この特許出願の内容は本明細書に引例として 含まれている。 慣性スイッチ10は任意の適切なサイズであってよく、当然のことながら、慣 性スイッチのサイズと重量は、その慣性スイッチが使用される環境に応じて変わ ることになる。慣性スイッチの物理的寸法を大きくする時に、上記ばねの周波数 応答の制動が不十分であると判断される場合には、例えば油のような非導電性流 体でそのばねを濡らすことによって、そのばねを減衰させることが可能である。 慣性スイッチ10を、レーザ溶接によって導線が成端加工されうるようにタブ 110、112を有するものとして説明してきたが、例えばスルーホール技術ま たは面実装パッドのような導線のための他の標準的な端子が、慣性スイッチで使 用されうることが明らかであろう。これに加えて、ケーシング100は、円筒形 であると説明してきたが、別の幾何学的形状であることも可能である。導線の成 端のためにスルーホール実装パッドまたは面実装パッドが使用される場合には、 平らな表面を有する概ね四角形の形状のケーシングが望ましい。さらに、ばね1 08を導電性接着剤で上記ピンに取り付けられるとして説明してきたが、ばね1 08の荷重対偏向特性に悪影響を与えないように留意される場合は、はんだ付け またはレーザ溶接のような他の技術を使用することができる。 上記ケーシングが導電性材料で形成されると説明してきたが、当然のことなが ら、当業者は、導電性材料で被覆されている非導電性材料で上記ケーシングが形 成されることも可能であることを理解することだろう。これに加えて、上記端部 キャップおよびピンを一体的に形成することも可能である。この場合には、上記 ピンが管状であり、かつ、上記ばねとの電気的接続を可能にするように、導電性 材料でそのピンの内側表面と外側表面とが被覆されることになるだろう。 望むならば、上記ケーシングの特定の区域内における導電特性を変化させるこ とによって、特定の方向における慣性スイッチの感度を制御することが可能であ る。これは、上記ケーシングの内側表面の選択された区域に非導電性材料を付着 させることによって、または、上記ケーシングが非導電性材料で形成されている 場合には導電性材料で上記ケーシングの特定の区域だけを選択的に被覆すること によって、実現できる。 望むならば、加速度に応答して慣性スイッチが閉じる閾値が変化させられうる ように、慣性スイッチ10を調節することも可能である。この実施形態では、ば ねの一方の端部が、ピンがその中を貫通するスリーブに固定されている。ケーシ ング内に延びておりしたがってばね内に延びているピンの長さを調節できるよう にするために、ピンは端部キャップとスリーブの中を通って軸線方向にスライド 可能である。ピンがばねの中を遠くまで延びていれば延びているほど、慣性スイ ッチの感度が低くなり、したがって、慣性スイッチを閉じるのに必要とされる加 速度がより大きくなる。この場合には、ピンとスリーブとの間で移動止めが協働 して、ばねの中に出入りするピンの動きの度合いを制限する。 本発明の特定の実施様態を説明してきたが、添付の請求の範囲によって定義さ れる通りの本発明の思想と範囲とから逸脱することなしに、変形と変更とが加え られることが当業者には理解できるだろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月2日(1998.12.2) 【補正内容】 請求の範囲 1. 慣性スイッチであって、 該慣性スイッチの1つの端子を画定する少なくとも1つの導電性内側表面を有 する外側ケーシングと、 該慣性スイッチの別の端子を画定し、中央縦軸線を有し、かつ、該慣性スイッ チの運動質量を構成する、前記外側ケーシング内の概ね一定の直径の導電性コイ ルばね部材と、 前記少なくとも1つの導電性表面から電気的に絶縁されるように前記少なくと も1つの導電性表面から間隔をおいて配置されており、かつその支持体を越えて 縦方向に延びている前記ばね部材の一方の端部を支持する導電性支持体と、 前記支持体と前記外側ケーシングとの間で作用する絶縁体 とを含み、該慣性スイッチが、閾値レベルを越えかつ前記中央縦軸線と一定の角 度を形成するベクトルを有する加速度を受ける時に、前記ばね部材が変位して前 記少なくとも1つの導電性表面と接触し、それによって該慣性スイッチを閉じる 慣性スイッチ。 2. 前記コイルばね部材が、前記ばね部材が捻れで変位するように間隔が開け られているコイルを有する請求項1に記載の慣性スイッチ。 3. 前記支持体が、前記外側ケーシング内に部分的に延びている導電性ピンで あり、前記絶縁体が、前記外側ケーシングの一方の端部上の非導電性材料で形成 されたキャップであり、かつ、前記ピンが前記キャップの概ね中央を通って延び ている請求項1に記載の慣性スイッチ。 4. 前記コイルばね部材が導電性接着剤によって前記ピンに固定されている請 求項3に記載の慣性スイッチ。 5. 前記外側ケーシング全体が導電性材料で形成されている請求項1に記載の 慣性スイッチ。 6. 前記コイルばね部材と前記外側ケーシングの前記少なくとも1つの導電性 内側表面とが高伝導性の被膜で被覆されている請求項5に記載の慣性スイッチ。 7. 前記外側ケーシングが非導電性材料で形成されており、かつ、前記少なく とも1つの導電性内側表面が前記外側ケーシング上の導電性被膜によって構成さ れている請求項1に記載の慣性スイッチ。 8. 前記外側ケーシングの前記少なくとも1つの導電性内側表面の選択された 部分が、選択された方向において前記慣性スイッチを敏感にするように非導電性 である請求項1に記載の慣性スイッチ。 9. 前記ばね部材上に非導電性流体の形の減衰手段をさらに含む請求項1に記 載の慣性スイッチ。 10. 慣性スイッチであって、 導電性の内部を画定するに導電性材料で形成されて、該慣性スイッチの1つの 導電性端子を構成する管状本体と、 前記管状本体内に部分的に延びている第2の導電性端子と、 前記本体と前記第2の導電性端子との間で作用する絶縁体と、 前記第2の端子に固定された一方の端部を有し、該慣性スイッチの運動質量を 構成する、前記本体内を縦方向に延びている導電性の概ね一定の直径のコイルば ね部材 とを含み、前記ばね部材が、前記第2の端子を越えて縦方向に延びて前記本体か ら間隔をおかれて配置されており、該慣性スイッチが、閾値レベルを越え前記ば ね部材の縦軸線と一定の角度を形成するベクトルを有する加速度を受けた時に、 前記ばね部材が変位して前記本体と接触し、それによって前記慣性スイッチを閉 じる慣性スイッチ。 11. 前記コイルばね部材が、前記ばね部材が捻れで変位するように間隔が開 けられているコイルを有する請求項10に記載の慣性スイッチ。 12. 前記支持体が導電性ピンであり、前記絶縁体が、前記本体の一方の端部 上の非導電性材料で形成されたキャップであり、かつ、前記ピンが前記キャップ の中央を通って延びている請求項10に記載の慣性スイッチ。 13. 前記コイルばね部材が導電性接着剤によって前記ピンに固定されている 請求項12に記載の慣性スイッチ。 14. 前記コイルばね部材と前記本体の前記内部とが高伝導性の皮膜で被覆さ れている請求項10に記載の慣性スイッチ。 15. 慣性スイッチであって、 導電性材料で形成されており、該慣性スイッチの1つの端子を画定する概ね円 筒形の外側ケーシングと、 前記外側ケーシングを密封するために前記外側ケーシングの開放端部と係合可 能である絶縁端部キャップと、 前記外側ケーシングからそのピンを電気的に絶縁する前記端部キャップの中を 通って前記ケーシング内に部分的に延びている導電性ピンと、 前記ピンに固定された一方の端部を有し、該慣性スイッチの運動質量を構成す る、縦方向に延びている導電性の概ね一定の直径のコイルばね部材 とを含み、前記ばね部材が、前記ピンを越えて縦方向に延びており、前記外側ケ ーシングから電気的に絶縁されており、該慣性スイッチが、閾値レベルを越えて 前記ばね部材の縦軸線と一定の角度を形成するベクトルを有する加速度を受けた 時に、前記ばね部材が変位して前記外側ケーシングと接触し、それによって該慣 性スイッチを閉じる慣性スイッチ。 16. 前記ばね部材が、前記ばね部材が捻れの形で変位するように間隔が開け られているコイルを有する請求項15に記載の慣性スイッチ。 17. 前記ばね部材が導電性接着剤によって前記ピンに固定されている請求項 16に記載の慣性スイッチ。 18. 前記ばね部材と前記外側ケーシングの前記内部とが高伝導性の皮膜で被 覆されている請求項17に記載の慣性スイッチ。 19. 前記ばね部材上の非導電性流体の形の減衰手段をさらに含む請求項15 に記載の慣性スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 慣性スイッチであって、 該慣性スイッチの1つの端子を画定する、少なくとも1つの導電性内側表面を 有する外側ケーシングと、 該慣性スイッチの別の端子を画定する、前記外側ケーシング内の導電性ばね部 材と、 電気的に絶縁された形で前記外側ケーシング内に前記ばね部材を支持する支持 体 とを含み、前記ばね部材が縦軸線を有し、その縦軸線の一方の端部付近で支持さ れており、前記ばね部材が、該慣性スイッチの加速度に応答して前記縦軸線の周 りで変位し、前記少なくとも1つの導電性表面に接触し、それによって該慣性ス イッチを閉じる慣性スイッチ。 2. 前記ばね部材がコイルばねである請求項1に記載の慣性スイッチ。 3. 前記コイルばねが、前記ばねが捻れで変位するように互いに間隔が開けら れたコイルを取る請求項2に記載の慣性スイッチ。 4. 前記コイルばねの一方の端部が、前記外側ケーシングの一方の端部上の非 導電性材料で形成されたキャップの中を通って延びており、かつ前記キャップに よって支持されている導電性ピンに固定されている請求項2に記載の慣性スイッ チ。 5. 前記コイルばねが、導電性接着剤によって前記ピンに固定されている請求 項4に記載の慣性スイッチ。 6. 前記外側ケーシング全体が導電性材料で形成されている請求項1に記載の 慣性スイッチ。 7. 前記コイルばねと前記外側ケーシングの前記少なくとも1つの内側表面と が高導電性の被膜で被覆されている請求項6に記載の慣性スイッチ。 8. 前記外側ケーシングが、導電性材料で被覆されている非導電性材料で形成 されている請求項1に記載の慣性スイッチ。 9. 前記慣性スイッチの応答が調節可能である請求項1に記載の慣性スイッチ 。 10. 前記外側ケーシングの前記内側表面の選択部分が、選択された方向にお いて前記慣性スイッチを感応するように非導電性である請求項1に記載の慣性ス イッチ。 11. 前記ばね部材上に非導電性流体の形の減衰手段をさらに含む請求項1に 記載の慣性スイッチ。 12. 慣性スイッチであって、 少なくとも1つの導電性内側表面を有し、かつ該慣性スイッチの一方の端子を 画定する管状本体と、 前記管状本体の端部の中を通って延びておりかつ前記管状本体から電気的に絶 縁されている第2の導電性端子 とを含み、前記第2の端子が、前記導電性本体に対してその1つの端部が固定さ れている、前記導電性本体内を縦方向に延びるばね部材を含み、かつ、前記ばね 部材が、該慣性スイッチの加速度に応答してその縦軸線の周りで変位して前記少 なくとも1つの導電性表面に接触し、それによって該慣性スイッチを閉じること ができる慣性スイッチ。 13. 前記ばね部材がコイルばねである請求項12に記載の慣性スイッチ。 14. 前記コイルばねが、前記ばねが捻れで変位するように間隔が開けられた コイルを有する請求項13に記載の慣性スイッチ。 15. 前記コイルばねの一方の端部が、前記外側ケーシングの一方の端部上の 非導電性材料で形成されたキャップの中を通って延びており、かつ前記キャップ によって支持されている導電性ピンに固定されている請求項13に記載の慣性ス イッチ。 16. 前記コイルばねが、導電性接着剤によって前記ピンに固定されている請 求項15に記載の慣性スイッチ。 17. 前記コイルばねと前記外側ケーシングの前記内側表面とが高導電性の被 膜で被覆されている請求項13に記載の慣性スイッチ。 18. 前記管状本体が、導電性材料で被覆されている非導電性材料で形成され ている請求項12に記載の慣性スイッチ。 19. 慣性スイッチであって、 導電性材料で形成されており、かつ該慣性スイッチの1つの端子を画定する外 側ケーシングと、 前記外側ケーシングを密封するように前記外側ケーシングの開放端部と係合す ることが可能な絶縁端部キャップと、 前記端部キャップの中を通って前記ケーシングの中へと延びており、前記外側 ケーシングから電気的に絶縁されている導電性ピンと、 前記ピンの一方の端部付近でそのピンに固定されて、縦方向に延びているばね 部材とを含み、前記ばね部材が、前記外側ケーシングから電気的に絶縁されてい るが、該慣性スイッチの加速度に応答して、その外側ケーシングの縦軸線の周り で変位して前記外側ケーシングに接触することができ、それによって該慣性スイ ッチを閉じる慣性スイッチ。 20. 前記ばね部材がコイルばねである請求項19に記載の慣性スイッチ。 21. 前記コイルばねが、前記ばねが捻れで変位するように間隔が開けられた コイルを有する請求項20に記載の慣性スイッチ。 22. 前記コイルばねが、導電性接着剤によって前記ピンに固定されている請 求項21に記載の慣性スイッチ。 23. 前記ばね部材と前記外側ケーシングの前記内側表面とが高導電性の被膜 で被覆されている請求項19に記載の慣性スイッチ。
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