JP2001503556A - 大気圧イオン源の構造 - Google Patents

大気圧イオン源の構造

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JP2001503556A JP51015898A JP51015898A JP2001503556A JP 2001503556 A JP2001503556 A JP 2001503556A JP 51015898 A JP51015898 A JP 51015898A JP 51015898 A JP51015898 A JP 51015898A JP 2001503556 A JP2001503556 A JP 2001503556A
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エム. ホワイトハウス,クライグ
エー. サンソン,ミカエル
カタラノ,クレメント
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アナリチカ オブ ブランフォード,インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 真空内へ送るためのイオンを生成する大気圧イオン源(2);真空を作るために気体を抜き取るポンプを取り付けた真空システムハウジング(22);および、前記真空システムハウジング(22)内へ挿入される時に、装置内の3つの真空ステージ(7,24,25)を保つ少なくとも3つの真空ポンピングステージパーティション(13,34,45)を具備する取り外し自在な挿入アセンブリを有する装置。

Description

【発明の詳細な説明】 大気圧イオン源の構造 関連出願 本出願は、出願日1996年5月16日の米国仮特許出願,出願番号60/01 7,584の優先権を主張しており、同記載内容をここに引用例として添付する 。 技術分野 本発明は、質量分析計(mass spectrometers)に関し、特 に大気圧イオン化源の構造に関する。これらのイオン源の多重の内部ステージに アクセスする単一のアセンブリを提供することにより、本発明はAPI質量分析 システムの清掃と保守を簡素化し、本システムの価格と複雑化を低減し、かつ清 掃や保守やイオン源の取り替えにおける装置の停止時間を低減する。単一アセン ブリの構造は低製造コストで機械的精度を向上させる。 背景技術 電子噴霧器(米国特許第4531056及び4542293号により広く述べら れている)の出現以来、電子噴霧器(ES)と大気圧化学イオン化(APCI) 源の設計は発達してきた。質量分析器システムに連結したESやAPCI等の大 気圧下で操作するイオン源の記述は、米国特許第5581080;543234 3;5157260;5130358;5015845;4999493;49 77320;4209696;4144451;4137750;412109 9;および4023398号に有る(これらの記載内容はここに引用例としてお り込まれている)。初期のESとAPCI源は、使い易さや清掃及び保守を容易 とすることを主な設計基準として配慮することは少なく、分析能力を最大にする ことを目的として設計されていた。後に、パーキン−エルマー サイエックス アンド フィニガンを含む質量分析計(MS)生産者より市場入手可能なAPI 源が、使用者の保守の利便性を高めるように設計された。2〜3個の真空ステー ジを具備するこれらのAPI質量分析計システムは、装置の先部か蝶番のジョイ ントを介した開き口に嵌合するアセンブリを具備していた。これらの市場入手可 能で分離可能な前記アセンブリは2つ以上の真空パーティッションは具備してお らず、これら装置のイオンガイドアセンブリは、分離アセンブリとして取り外せ るだけである。しかしながら、1〜2個の真空ポンプステージパーティッション を有するイオン光学系伝送アセンブリを含むこれらのアセンブリは、第1真空ス テージまたは第2真空ステージにアクセスを許すのみで、追加アセンブリを質量 分析計より完全に取り外さずに、より奥の真空ステージや他のイオン光学系へ容 易にアクセスすることはできない。これらの市場入手可能な取り外し自在なアセ ンブリは、真空へのオリフィスやキャピラリー、さらにはスキマーを有している が、多極イオンガイドは有してはいない。 一分析テクニックとして質量分析計が世に提起されたことにより、液体導入シ ステムへの連結能力が非常に幅広くなった。この提起の直接の結果として、相当 な資金が投入され、さらに運用と質量分析機器の保守のために有意義な代価がエ ンドユーザよりもたらされ、これが装置の未洗練さ,粗野さおよび操作能力に対 する奨励金の増大をもたらした。しかしながら、本技術分野において想定される エンドユーザの全ての背景の多様性が、もっぱら質量分析関連のハードウエア設 計の熟練者が継続的に係わることと複雑な装置の保守の用意を妨げていた。本願 発明者たちは、先行技術におけるこの問題点に着目し、API−MSの最良の実 施をより便利にする本発明の開発によりこれを解決した。 発明の要約 質量分析器(mass analyzer)に連結したAPI源は、該API 源とイオン光学系アセンブリ(もしくは複数のアセンブリ)及び真空ステージパ ーティッションの真空アセンブリは、完全挿入アセンブリとしての前記源もしく はシステム真空ハウジングより取り外し可能である。この挿入アセンブリは、大 気圧チャンバーアセンブリの全てもしくは一部を包含することができる。使用さ れるAPI源は、ES,APCI,電磁結合プラズマ型(ICP),および気体 相コロナもしくはグロー放電型等の、概ね大気圧下で作動するものであれば、い かなるイオン源でも良い。挿入アセンブリは、キロボルト電位イオンを磁気セク ター質量分析器のようなAPI源から高エネルギー質量分析器へ送り込むことを 可能とするために、接地している真空ハウジングと電気的に絶縁している。挿入 アセンブリは多極型,飛行時間型,イオントラップ型,フーリエ変換型,および 磁気セクター型の質量分析器と連結するように構成することができる。電気接続 系は、挿入アセンブリがこれをとりまく真空ハウジングに対し挿入もしくは取り 外されるのに応じて、自動的に接続および切断するように内部に設けることがで きる。導入アセンブリは、真空ポンプ,真空ポンピングレンズ,真空ゲージ,ま たは外部電気接続系を切り離す必要なく、真空ハウジングより取り外すように構 成されている。かくて本発明は、API質量分析器システムの清掃および保守を 簡素化し、これらシステムのコストおよび複雑さを低減するとともに、装置の稼 働停止時間を低減することができる。同様に、より簡易な分解および清掃作業は 、装置保守の複雑さに対し未熟な者にもAPI−MSの実施を許す。このAPI 挿入アセンブリの設計は、前記API源およびそのイオン光学系に用いられる同 じ真空ポンプおよび電気接続系を利用可能な、他の非−APIイオン源およびハ ードウエアの挿入もまた許す。 図面の簡単な説明 本発明の目的及び構成を以下の図面に従って説明する: 図1は本発明の一実施の形態を示す断面図であり、4つの真空ステージと4極質 量分析器に連結する4つの真空パーティッションを包含する挿入源アセンブリを 示している。 図2は本発明の一実施の形態を示す断面図であり、3つの真空ポンピングステー ジを収容できる3つの真空パーティションを具備する電気的に絶縁された挿入ア センブリを有している。第2の真空ステージはターボ分子ポンプによりポンプ抜 気される。図示されるアセンブリは、数キロボルトの運動エネルギーを有するイ オンを所定の質量分析器(磁気セクターやある種の飛行時間型質量分析器等)内 へ送ることができる。 図3は本発明の一実施の形態を示す断面図であり、単一の挿入アセンブリが各種 質量分析器に連結する4つの真空ステージを融通するために4つの真空パーティ ッションを包含している。第2真空ステージは、ターボ分子ポンプによりポンプ 抜気される。 図4は本実施の形態の拡大斜視図であり、3つの真空ポンピングステージ,スキ マー,イオンガイド,およびイオンガイド出口レンズを包含するAPI源挿入サ ブアセンブリを示す。 本発明の実施の形態 質量分析器に連結する大気圧イオン源8(API源)は、外部真空ポンプの取 り外しもしくは真空ハウジングや外部接続系の分解をすること無く、真空内に配 置したイオン光学系アセンブリを包含する源真空アセンブリのほぼ全ての取り外 しを許すように構成されている。以上の如くして構成されるAPI源およびイオ ン光学系アセンブリは、簡易な清掃および保守作業を許し、装置稼働停止時間を 低減するとともに、部品点数を削減する。かくて、このようなAPI源のコスト を低減することができる。真空ポンピングシステムハウジングとポンプアセンブ リを取り付けたままAPI源のコアを取り外せることにより、これらに限るもの ではないが、レーザ脱着型(LD),電子ボンバードメント型(EI),化学イ オン化型(CI),熱噴霧型(TS)および粒子線型(PB)を含む異なるタイ プのイオン源を、API源取り外し自在のイオン伝送光学系および真空パーティ ションアセンブリにより空けた部位にはめ込むことができる。使用可能なAPI 源としては、これらに限るものではないが、電子噴霧型(ES),大気圧化学イ オン化型(APCI),電磁結合プラズマ型(ICP),および気体相コロナも しくはグロー放電型のものがある。イオン伝送光学系と真空パーティションアセ ンブリを有するAPI源は、真空ポンピング構造および質量分析器のタイプに応 じて、2〜4個の真空パーティションを有している。イオン伝送光学系および真 空パーティッションアセンブリは、システム真空ハウジングの先端より軸方向に 取り外しおよび挿入される。API源とイオン伝送光学系と真空パーティション アセンブリの取り外し及び取り付けは、わずか数分かかるのみで、清掃および保 守を容易にし、装置の稼働停止時間を低減する。イオン伝送光学系を一つの取り 外し自在なアセンブリに包含することが、機械的な公差の増加を許し、製造費の 低減および製造作業の簡易化を成し遂げる。増加した公差は、特に軸方向の位置 決めに関し、主イオン線の伝送におけるロスを低減することで感度を向上する。 本発明の一実施の形態を第1図に示す。本実施の形態には、API源挿入アセ ンブリは4つの真空ステージパーティションと、API源より質量分析器の入口 部分へイオン送る完全真空イオン光学系アセンブリを有している。このAPI源 の一例として、空気噴霧補助を有する電子噴霧(ES)イオン化源を示す。この API源アセンブリは真空チャンバー壁32および33及び4極質量分析器27 以外の全てを包含している。第1図におけるES源は4極質量分析器に連結し、 API源−質量分析器アセンブリは4つの真空ステージを包含している。イオン の生成を導く荷電液滴は、大気圧ESチャンバーハウジング23内の大気圧ES チャンバー1中で作られる。ES源の操作時、液体試料がES源チャンバー1に 入り、ES針チップ2からの荷電液滴の噴霧を成す。電子噴霧過程において形成 された荷電液滴の蒸気は、試料関連イオンを形成することとなる。これらのイオ ンの一部は、キャピラリー入口3においてキャピラリー4オリフィス43に入る 気体に乗せられ、真空に吹き込まれる。キャピラリーは第1〜3図において大気 圧から真空へイオンを導くためのオリフィスとして示されているが、他の手段を 使用しても良い。例としては、ノズル、加熱したキャピラリーまたは薄板オリフ ィスを真空へのオリフィスとして使用しても良い。 キャピラリー4内のオリフィス43を介して移動するイオンと中性気体は、キ ャピラリー出口9を出て第1真空ステージ7へ入る。これらイオンは第1真空ポ ンプステージ7に入り、キャピラリー4出口とスキマー11間で超音波膨張に加 速される。第1真空ステージ7に入ったイオンの一部は、スキマー11のオリフ ィスを通過しイオンガイド12に入る。該イオンガイド12は、多重の真空ステ ージの全ステージに渡って伸びており、スキマー11を通過して第4真空ステー ジ20内に位置する4極質量分析器27へ直接入る若干のイオンを送る。イオン ガイドアセンブリ12は、第2真空ステージ25および第3真空ステージ24を 分割する真空パーティション13の一部を形成している。イオンガイド12に沿 って移動するイオンは、2つの真空ステージ25および24を移動し、多極イオ ンガイド出口レンズ17オリフィス35を通過して第4真空ステージ20へ送ら れ4極質量分析器27へ直接入る。イオンガイド出口レンズ17と絶縁体29は 、第3真空ステージ24と第4真空ステージ20を分割する真空パーティッショ ン34を一部を形成する。以上により、ES源1で大気圧もしくはそれに近い圧 下で生成されたイオンは、質量分析に先立つイオン搬送時、4つの真空ステージ 7,25,24,20と4つの真空ステージのパーティッション(すなわち46 ,45および11;13;および34と17のそれぞれ)を移動する。ここでは 、大気圧またはそれに近い圧下として、例えば、約100トルから2気圧を示し ている。ただし正確な範囲はその形状で決まる。 4つの真空ステージパーティッションは、4つの真空ステージを大気圧より遮 断するとともに、これらは真空ハウジング22の先端を介して軸方向に離脱可能 な単一のアセンブリに包含されている。挿入セクション6,キャピラリー4,真 空ハウジング22および真空シール41が大気圧と第1真空ステージ7間の真空 パーティッション46に包含されている。スキマー搭載アセンブリ37,スキマ ー11および真空シール28に接続した真空ステージ管セクション38を有する 管アセンブリ19は、第1真空ステージ7と第2真空ステージ25間の真空パー ティッション45を形成する。第1真空ステージ7は、真空ハウジング22に設 けられたポンプポート8を介して、真空にされる。ウエブセクション26により 接続してスキマー搭載アセンブリ37の必須部分として作られている真空パーテ ィション13は、第2真空ステージ25と第3真空ステージ24を分割する。ス キマー搭載アセンブリ37は、ハンドナット5により第1ステージ管38に接続 している。第2真空ステージ25は、真空ハウジング22に設けられたポンプポ ート10を介して真空にされる。絶縁体29を具備する出口レンズ17、シール 板16およびシール15は、第3真空ステージ24と第4真空ステージ20間の 真空パーティション34を形成する。ES源は、第1図に図示するごとく、4つ の真空パーティションが取り外せ、かつ該ES源の真空イオン光学系の全構造を 単一のアセンブリとして取り外せるように、設計されている。取り外し可能な導 入アセンブリは、部品およびサブアセンブリ4,5,6,9,11,12,13 ,14,18,17,19,26,28,29,30,37,38,41,42 ,45,46および47を有するが、これに限るものではない。また、導入アセ ンブリは外部保持部材31,エンドプレートアセンブリ36,対流乾燥用気体ノ ーズピース44および電子噴霧チャンバーアセンブリ23,またはこれらの組み 合わせを含んでもよい。また、キャピラリー出口9とスキマー11の間に静電気 環レンズを加えてもよく、さらに、キャピラリー4を加熱するためにヒータを加 えてもよく、この場合両者とも前記導入アセンブリに包含される。導入アセンブ リを、接地された真空ハウジング22に接触するように構成し、これにより部品 6,13,37および38を電気的に大地電位と接続することができる。キャピ ラリー出口9,スキマー11,イオンガイド12および出口レンズ17は電気的 に大地電位と絶縁されている。キャピラリー出口9およびスキマー11間に追加 配置された環レンズもまた大地より電気的に絶縁している。キャピラリー4は、 追加ヒータ有りもしくは無しの、金属かもしくは誘電性のキャピラリーとするこ とができる。スキマー11および真空ポンプポート8,10の正しい再位置定め により、キャピラリー4はノズルオリフィスとともに入れ替えられる。 導入アセンブリ全体は、真空ポンプおよび真空レンズをポート8および10よ り外すことなく、真空チャンバーハウジング22と33より取り外せる。第1図 に示す本発明の実施の形態では、電圧をイオンガイド出口レンズ17,イオンガ イド12,スキマー11およびキャピラリー出口9に供給する電圧供給路は、導 入アセンブリが使用者が真空チャンバーハウジング22および33の内部または 外部いずれかで電圧コネクタの接続を切断したり差し込みを外したりする必要な く取り外せることができるように構成される。電圧は、第3真空ステージ内に位 置し真空ハウジング22に設置されたコンタクトブロック14を介して、これら の要素に供給される。ワイヤーが真空ハウジング22に搭載された真空電気供給 路より伸びて、コンタクトブロック14の位置で途切れている。真空パーティシ ョン13はコンタクトブロック14のコンタクト18に対応して並び接続するコ ンタクト21を有している。実施例では、コンタクト21はスプリングにより付 勢されているが、他のタイプのコネクタまたはコンタクトも使用可能である。ワ イヤが、真空レンズエレメントおよびイオンガイド12から真空パーティション 13上のコンタクト間を渡っている。例えば、キャピラリー出口9はワイヤ42 に接続している。第1ステージ管38の壁を通って供給するワイヤ42に接続し 、真空パーティッション13のコンタクト18に接続している。挿入アセンブリ が設置されると、対応コンタクト18及び21を含む位置決めスプリングコンタ クトは、コンタクトブロック14および真空パーティッション13の互いに対向 するコンタクトの間で自動的にかみ合う。このようにして、外部パワー供給源か ら、電圧を出口レンズ17,イオンガイド12,スキマー11およびキャピラリ ー出口9または導入アセンブリが具備する他のイオン光学形エレメントへ供給す ることができる。このようにして、導入アセンブリは、電気的接続の入/切を自 動的に行いながら取り付けおよび取り外しができる。もし、挿入および取り外し の間、電圧がコンタクトブロック14のコネクターに供給されても、使用者は挿 入および取り外しの間、電圧にさらされることは無い。この挿入アセンブリは、 取り外されると、清掃または保守のために分解できる。絶縁体29,イオンガイ ド出口レンズ17,間隔柱(standoffs)30,真空パーティッション 13,イオンガイド12,スキマー11およびスキマー搭載アセンブリ37を有 するサブアセンブリは、ハンドナット5を回して外すことでキャピラリー出口9 アセンブリと第1ステージ管38より取り外せる。このサブアセンブリの取り外 しが、取扱中にスキマー11の先端とイオンガイド12のアセンブリを事故によ る破損から保護しながらのスキマー11とキャピラリー出口9の清掃を容易にす る。キャピラリー4は、シール41を圧縮するキャピラリーナット47を緩め、 ブロック6より引き出すことで取り外せる。キャピラリー4は、挿入アセンブリ 自身が取り付けられた状態と取り外された状態のいずれにおいても、取り外し取 り付けが自在である。キャピラリー4か挿入アセンブリかいずれかの取り外しに 先だって、4つの真空ステージ全ては大気へ通気しなけらばならない。真空ポン プは、真空ステージ7,25,24および20を通気するに先立って、止めるか 弁を閉じるかいずれかができる。 第1図に示す本発明の実施例は、数百ボルトまでの低エネルギーイオンをAP I源から真空へ送るように構成されている。第1図に示す実施例は、4極質量分 析器27を含み、さらに挿入アセンブリ内に結合した4つの真空パーティッショ ン46,45および11,13,34および17を含んでいる。なお、本発明は 、レンズシステムおよび真空ハウジング構成に適宜の変更を加えて、他の質量分 析器タイプ;これらに限定はしないが、線形飛行時間型,直行パルス飛行時間型 ,フーリエ変換質量分析器および3次元イオントラップを含む他の質量分析器タ イプに対するように構成することもできる。挿入アセンブリは、システムの必要 に応じて2,3または4つの真空パーティションを包含するように構成できる。 各挿入アセンブリのタイプは、それら挿入アセンブリの挿抜に応じて接続および 切断する電気接続アセンブリを包含するように構成できる。 図示されるイオンガイド12は、真空ステージ25,24へ途切れなく伸びて いる。また、これに代えて、ひとつ以上のイオンガイドを、連続する複数の真空 ステージ内もしくは単一の真空ステージ内に搭載することもできる。例えば、1 つのイオンガイドを真空ステージ25内で終始し、第2のイオンガイドを真空ス テージ24内で終始することができる。これらは真空ステージ24および25間 の真空パーティションとしての二重機能を果たす静電気レンズにより分割されて いる。少なくとも多重真空ステージイオンガイドまたは単一真空ステージイオン ガイドの一つは、質量選択モード、もしくは広いm/z域イオン伝送のためのR Fオンリーモードで操作することができる。適宜の共鳴振動数をこれら多極イオ ンガイドの少なくともひとつの極に与えることで、高圧力域内でイオン破片分離 を含む衝突を発生させることができる。イオンガイドはまた、与えられたイオン ガイドの出口レンズ電圧がイオンガイド内のイオンの軸方向運動エネルギーを上 回る時、トラッピングモードでも操作できる。API挿入アセンブリに具備され た第1イオンガイドは質量選択モードで操作でき、イオンをCID破片分離が起 こる第2イオンガイドへ伝送することができる。第2イオンガイドはまた、AP I源および挿入アセンブリ内に包含することもできる。質量選択,破片分離,ト ラッピングおよび収容の他の組み合わせも、同様の効果を果たすことができる。 キロボルト域のイオンエネルギー(磁気セクター型および飛行時間型の一部の 型などの)を必要とする質量分析器タイプのために、挿入アセンブリはアセンブ リが大地電位より電気的に絶縁するように構成できる。キロボルト電位のイオン をAPI源から真空へ送ることができる、このような本発明の実施例の一例を第 2図に示す。 第2図は、飛行時間型または磁気セクター型の質量分析器に向かう電子噴霧源 アセンブリを示し、数キロボルトまでの電圧を流すことのできる挿入アセンブリ も含まれている。本発明のこの実施例は、8000ボルト以上の電位のイオンを API源から真空内へ送り込むことができる。第2図に示す実施例では、以下に 限るのではないが、高電圧挿入アセンブリは絶縁体52,真空パーティッション 57,シール59,管部69,スキマー搭載アセンブリ70,ハンドナット79 ,キャピラリー64,スキマー65,真空パーティション66,イオンガイド7 2,間隔柱77,およびイオンガイド出口レンズ71を包含している。この高電 圧挿入アセンブリはさらに、プレート51,エンドプレートアセンブリ82,ノ ーズピース83,対流乾燥ガスヒータ68,およびES源チャンバー50を包含 している。挿入アセンブリはシール59,67,および73により構成する真空 シールを具備する。この高電圧アセンブリは真空ハウジングアセンブリ63,8 6,および55と絶縁体58より軸方向へ引き出すことにより取り外される。高 電圧挿入アセンブリは3つの真空ステージパーティッション57,85,および 65と66を包含している。真空パーティション57は第1真空ステージ78と 第3真空ステージ80のお互いと大気より分離している。アセンブリー70と管 部69に搭載されたスキマー65は、第1バキュームステージ78と第2バキュ ームステージ84間の真空パーティッション85を形成する。高電圧挿入は、前 記に代えて、キャピラリー出口81およびスキマー65およびキャピラリー64 を加熱するヒータの間に環レンズを具備するように構成することもできる。幾何 学上の適宜な変更を加えて、キャピラリー64を大気圧源と第1真空ステージ7 8間のノズルオリフィスに置き換えても良い。 第2図に示す実施例では、絶縁体53から真空パーティッション66より伸び る55を含む内側ハウジングは、大地接地した外側真空ハウジングアセンブリ6 3および86に対し、電気絶縁体53,54,56,58,および62により電 気的に絶縁している。第1真空ポンピングステージポート54と第2真空ポンピ ングステージポート56は、真空ポートと同様電気絶縁体である。第1真空ステ ージ78はポンピングポート54を介して真空にされ、第2真空ステージ84は ポンピングポート56を介して真空にされる。第1図に示した挿入アセンブリと 同様に、キャピラリー出口レンズ81,スキマー65,イオンガイド72および イオンガイド出口レンズ71への電気的接続は、高電圧挿入アセンブリが第2図 に示す如く設置されたとき、コンタクトブロック74を介して成される。追加の 静電レンズアセンブリ76は、絶縁体75を介して設置され、第2図に示すAP I源と真空イオン伝送光学系アセンブリ内のコンタクトブロック74に接続する 。また、これに代えて、高電圧挿入アセンブリに搭載すべく追加レンズを形成し ても良い。電気的に絶縁した高電圧挿入アセンブリは、操作の間、大地電位より 数千ボルト上まで上げることができる。これは電子噴霧源50から飛行時間型も しくは磁気セクター型の質量分析器への、キロボルト電位イオンの送り込みを許 す。高電圧挿入アセンブリは、真空ポンプや真空ポンピングレンズの接続を分離 する必要無くさらに真空ハウジング63および86外部のいかなる電圧または気 体接続系を分離する必要無く、真空源ハウジング63および86より取り外せる 。第2図に示す本発明の実施例に対しては、真空ステージ78,84,80およ び真空ステージ80から離れていないこれに続く真空ステージは、高電圧挿入ア センブリの取り外しに先立って、換気しなければならない。高電圧挿入アセンブ リが再びはめ込まれた時点で、全ての真空シールと真空接続部は自動的に接続し 、当該システムは直ちにポンプ抜気と操作が可能となる。低電圧API源挿入ア センブリと同様に、電圧は、キロボルト電位であっても、使用者の安全を危うく することなく、API源挿入アセンブリの取り外しもしくは挿入の間残る。 第3図に示すさらなる実施の形態では、AOI源挿入アセンブリは4つの真空 ステージパーティションを具備している。第2真空ステージはターボ分子ポンプ または適宜な吸出速度を有する他の何らかのポンプにより真空にされる。この実 施例においては、API源チャンバーアセンブリ125が示されている。また、 本実施例に示されているものとしては、API源挿入アセンブリ127に取りつ けられた追加アセンブリ126である。この追加レンズアセンブリ126は、イ オンガイド出口レンズ128と質量分析器129への入口との間に配置されてい る。第3図に示す実施例においては、挿入アセンブリ127は、これらに限るも のではないが、真空パーティション130,管部131,スキマー搭載アセンブ リ132,ハンドナット133,キャピラリー134,スキマー135,真空パ ーティッション136,イオンガイド137,ウエブ部138,真空パーティッ ション139,真空パーティッション140,イオンガイド出口レンズ128お よび追加レンズアセンブリ126を包含する。前記挿入アセンブリはまた、プレ ート141,エンドプレートアセンブリ142,ノーズピース143,対流乾燥 ガスヒータ144およびAPI源チャンバーアセンブリ125を包含しても良い 。前記挿入アセンブリはシール145,146,147および148により構成 する真空シールを具備する。前記アセンブリは真空ハウジングアセンブリ149 および150から軸方向に引き出すとこにより取り外せる。前記挿入アセンブリ は4つの真空ステージパーティション130,136,139,140を具備し ている。パーティッション130は第1真空ステージ151と大気圧を遮断して いる。スキマー135,アセンブリー32の一部,および管部131,は第1真 空ステージ151と第2真空ステージ152間の真空パーティション136を構 成する。挿入アセンブリに結合した第3の真空パーティッション139は、第2 の真空ステージ152を第3の真空ステージから遮断する。真空パーティション 140およびイオンガイド出口レンズ128はAPI源アセンブリ127に含ま れる第4の真空パーティッションを形成し、第3の真空ステージ153を第4の 真空ステージ154から遮断している。前記挿入アセンブリは、前記に代えて、 キャピラリー出口155とスキマー135とキャピラリー134を加熱するヒー タの間に環レンズを具備するように構成することもできる。幾何学上の適宜な変 更を加えて、キャピラリー134を大気圧源125と第1真空ステージ151間 のノズルオリフィスに置き換えても良い。前記挿入アセンブリは、真空ポンプや 真空ポンプレンズの接続を分離する必要無くさらに真空ハウジング149および 150外部のいかなる電圧または気体接続系を分離する必要無く、真空源ハウジ ング149および150より取り外せる。第3図に示す本発明の実施例に対して は、真空ステージ151,152,153および154は、API源挿入アセン ブリ127の取り外しに先立って、換気しなければならない。高電圧挿入アセン ブリが再びはめ込まれた時点で、全ての真空シールと真空接続部は自動的に接続 し、当該システムは直ちにポンプ抜気と操作が可能となる。 第4図は、本発明の代表実施例に従ってスキマー搭載アセンブリ100,イオ ンガイドアセンブリ101,イオンガイド出口レンズ102、間隔柱110およ びスキマー103を具備するAPI源挿入サブアセンブリ112の拡大等角図で ある。本図は、第1〜3図に示される実施の形態から180°回転したものであ る。スキマー搭載アセンブリ100とスキマー103は、分離時および第3図に 示す如くサブアセンブリ112がAPI源挿入アセンブリ127がはめ込まれた 時の軸方向の位置調節において、キャピラリー出口に対し自ら位置が決まるもの である。第4図の点線により表すごとく、イオンガイド出口レンズ102は、内 面およびイオンガイド出口レンズ102のオリフィスの清掃を容易にするために 回して外すことができる。イオンガイド101と出口レンズ102は、出口レン ズ102が清掃後再度挿入される時、自ら位置が決まる。同じくスキマー搭載ア センブリ100にはめ込まれる時にイオンガイド101の中心線に自ら位置が決 まるスキマー103は、サブアセンブリ112がAPI挿入アセンブリより取り 外されると容易に清掃することができる。自ら位置が決まる出口レンズ102と スキマー103はまたイオンガイド101を事故による破損から保護するように 働く。真空パーティッション105,106とウエブ部108はスキマー搭載ア センブリ100の一部として作られている。一つの部品としてのこの構成を作る ことで、スキマー搭載アセンブリ100にスキマー103,イオンガイド101 ,および出口レンズ102を搭載する時の、各々の位置決めを確実にする。本実 施例の真空パーティッション105は第2の真空ステージを第3の真空ステージ より分割し、真空パーティッション106とイオンガイド出口レンズ102は第 3の真空ステージを第4の真空ステージより分割する。サブアセンブリー112 は1個,2個,3個もしくはそれ以上の数の真空パーティションを有するように 形成することができる。コンタクト107は位置決めされ、第4図には図示しな いマッチングコンタクトブロック内のバネ付勢を呈したコンタクトもしくは他タ イプのコンタクトに接続する。カム109は間隔柱110上をスライドし、イオ ンガイドアセンブリ101の位置決めをサポートするように形成されている。第 3図に示す実施例の一部であるこのサブアセンブリは、一つ以上のイオンガイド を有するようにも、また以下に説明するようにも形成することができる。 API源質量分析器システムにおいて、当業者により、第1,2,3および4 図に示される本発明の実施形態の多くのバリエーションを形成することができる 。例えば、挿入アセンブリは、APIチャンバーも真空ステージアセンブリも包 含するように構成できる。多極イオンガイドは挿入アセンブリ内に設けることが できる。簡易で真空システムへの直接的な挿入のために、3つのイオントラップ または4極質量分析器でさえも、挿入アセンブリの部分として組み込むことがで きる。API源挿入アセンブリの取り外しは、さらに、同じ真空ハウジングにA PI源として他のイオン源タイプを挿入し同じ真空ポンプと電気コンタクトを使 用することを許す。例えば、API挿入アセンブリを取り替えて、電子イオン化 型(EI),化学イオン化型(CI),またはレーザ脱着型源を、真空ハウジン グの中に挿入できる。第1の真空ステージはこれらイオン源タイプの各々への試 料挿入試験のための真空ロックとして働くように構成できる。このハードウエア の共有はシステムコストと複雑さを低減し、保守およびイオン源交換によるシス テムの稼働停止時間を低減し、かつユーザの便利を向上する。 本発明の全ての実施の形態とサブアセンブリにおいて、イオン光学系アセンブ リは一個もしくはそれ以上の多極イオンガイドを具備することが可能であり、こ れらの各々は4極,6極,8極として,または8極以上の多極イオンガイドとし て形成することができる。多極イオンガイドの組み合わせもまた、所望される形 状次第では挿入アセンブリ内に設けるこもできる。同様に、これら多極イオンガ イドの一個もしくはそれ以上は、多重真空ステージ多極イオンガイド、すなわち 一つ以上の真空ステージを通してわたった多極イオンガイドとなることができる 。多重真空ステージに通してわたったこのような多極は、我々の先行米国特許出 願,出願番号08/645,426,出願日1996年5月14日に広く開示さ れている。この開示内容はここに参考として添付する。API源挿入アセンブリ またはサブアセンブリに具備されたイオン光学系アセンブリ(または複数のアセ ンブリ)は、これら多極イオンガイドの一個もしくはそれ以上に代えてもしくは 組み合わせて形成された三次元イオントラップを具備することもできる。このイ オントラップはMS/MSn能力の質量分析器としてまたは飛行時間型質量分析 計のイオン・パルシング域として使用できる。加えて、イオン収容飛行時間型質 量分析器の形状は我々の先行米国特許出願,出願番号08/689,549,出 願日1996年8月9日に開示されており、この開示内容もまたここに参考とし て添付する。さらに、本発明に逸脱することの無い範囲内で、イオンガイドアセ ンブリは、API源挿入アセンブリ内に設置される静電気レンズアセンブリに置 き変えられる。そして、前述した如く、多重真空ステージイオンガイドもしくは 単一真空ステージイオンガイドの少なくとも一つを、質量選択モードで操作する ことができる。これらの多極イオンガイドの少なくとも一つの極に適当な共鳴振 動数を与えることにより、衝突に誘発されたイオン破片分離が高圧域で発生可能 となる。イオンガイドは、与えられたイオンガイドの出口レンズ電圧がイオンガ イド内のイオンの軸運動エネルギーを越えた時、トラッピングモードにおいても 操作可能となる。API挿入アセンブリ内に具備された一イオンガイドは、質量 選択モードで操作可能で、かつイオンをCID破片分離が発生可能な第2イオン ガイドに伝送可能である。少なくとも一イオンガイドが質量選択モードで操作さ れている時、API源挿入アセンブリは質量分析器能力を包含する。また、質量 分析検出器のようなものをイオン光学系アセンブリの一部に包含することもでき る。また、第2イオンガイドを、API源および挿入アセンブリ内に包含するこ ともできる。前述した如く、質量選択,破片分離,トラッピングおよび収容の他 の組み合わせも、同様な効果を果たすことが可能である。 以上本発明を特定の実施の形態に従って説明したが、その記載は本発明を限定 するものでは無く、さらなる変更やバリエーションを加えることができ、また当 業者には明白である。本出願はここに添付の特許請求の範囲に含まれるこのよう な変更やバリエーションの全てカバーするものである。 引用例:上記に引用された米国特許を引用例として同封する:ジェー.ビー.フ ェン,その他,の5,581,080;イー.イー.ガルシセク,その他,の5 ,432,343;アイ.シー.マイルクリースト,その他,の5,157,2 60;ジェー.ビー.フェン,その他,の5,130,538;エム.アレン, その他,の4,999,493;エス.ケー.コーデュリー,その他,の4,9 77,320;ジェー.ビー.フェン,その他,の4,542,293;エム. ジェー.ラボウスキー,その他,の4,531,056;ダブリュ.エル.フィ ットの4,209,696;エッチ.カンバラの4,144,451;ジェー. ビー.フレンチ,その他,の4,137,750;ジェー.ビー.フレンチ,そ の他,の4,121,099;およびジェー.ビー.フレンチ,その他,の4, 023,398.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN (72)発明者 サンソン,ミカエル エー. アメリカ合衆国,コネチカット州 06514, ハムデン,ウエスト ヘレン ストリート 85 (72)発明者 カタラノ,クレメント アメリカ合衆国,コネチカット州 06413, クリントン,サニーブルック レーン 30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a)真空へイオンを送るための大気圧イオン源; b)前記真空を形成するためにポンプ抜気するための手段に取り付けた真空 システムハウジング;および c)前記真空システムハウジング内へ挿入される時に、装置内の3つの真空 ステージを保つ少なくとも3つの真空ポンピングステージパーティションを具備 する取り外し自在な挿入アセンブリを有することを特徴とする装置。 2. 請求項1項記載の装置において、前記取り外し自在な挿入アセンブリがイオ ン光学系アセンブリを具備することを特徴とする装置。 3. 請求項1項記載の装置において、前記装置はさらに質量分析器を有すること を特徴とする装置。 4. 請求項1項記載の装置において、前記質量分析器はさらに検出器を有するこ とを特徴とする装置。 5. 請求項1項記載の装置において、前記質量分析器は取り外し自在な挿入アセ ンブリの一部として形成することを特徴とする装置。
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