JP2001501891A - 車両運動を表わす運動変数の制御方法および装置 - Google Patents

車両運動を表わす運動変数の制御方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明による装置は車両運動を表わす運動変数の制御装置の一部である。本発明による装置は、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定を行う。この装置は、車両運動を表わす種々の量を測定するための第1の手段を含む。さらにこの装置は、第1の手段を用いて測定された、車両運動を表わす種々の量から少なくとも出発して、少なくとも2つの第1の手段に対して同じに定義された比較量を求める第2の手段を含む。本発明による装置の第3の手段において、同じに定義された比較量から少なくとも出発して、車両が車両の走行方向に対し横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のために、妥当性問い合わせが行われる。第3の手段を用いて行われた決定の結果が、車両運動を表わす運動変数の制御において考慮される。

Description

【発明の詳細な説明】 車両運動を表わす運動変数の制御方法および装置 従来技術 本発明は、車両が車両の走行方向に対し横方向に傾斜する走行路面上に存在す るか否かを決定する、車両運動を表わす運動変数の制御方法および装置に関する ものである。車両が車両の走行方向に対し横方向に傾斜する走行路面上に存在す るか否かの決定は、車両内で使用されるセンサのモニタリングのために必要な量 から少なくとも出発して行われる。 車両内で使用されているセンサのモニタ装置および方法は従来技術から種々の 修正態様において既知である。 出願番号第19636443号でドイツ特許庁に提出された特許出願は、それ ぞれ異なる物理量を表わす信号を発生する車両内のセンサのモニタ方法および装 置を記載している。この装置は、少なくとも2つのセンサに対して、少なくとも これらのセンサから発生された信号から出発して、これらのセンサに対して同じ に定義された比較量を求める手段を含む。さらにこの装置は、少なくとも求めら れた、同じに定義された比較量の関数として、基準量を求める他の手段を含む。 少なくとも求められた基準量から出発して、モニタ手段において、少なくとも1 つのセンサに対してモニタリングが行われる。モニタ手段のほかに、この装置は 、少なくとも1つのセンサに対して、これから発生された信号の補正を少なくと も基準量の関数として実行する追加手段を含む。 車両内のセンサのモニタ装置ないし方法はさらに急傾斜カーブ検出を含む。こ のために、補正されたヨー速度が車両速度を考慮して横方向加速度に変換される 。変換された横方向加速度と、測定されかつオフセット補正された横方向加速度 との間の比較から出発して、車両が急傾斜カーブを走行中であるか否かを決定す ることができる。 車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面に存在するか否かの 決定方法および装置は従来技術から種々の修正態様において既知である。 出願番号第19708508号でドイツ特許庁に提出された特許出願は、走行 路面の横方向傾斜の関数である横方向加速度成分を求め、そして車両の横方向加 速度を横方向加速度成分の少なくとも関数として補正する方法ないし装置を記載 している。この方法ないしこの装置においては、まず種々の問い合わせから出発 して、急傾斜カーブ条件が満たされているか否かが決定される。急傾斜カーブ条 件が満たされているか否かの決定のために、たとえば、1つの問い合わせにより 、車両の姿勢角の変化およびヨー速度の関数として、車両が過制御されているか 否かが決定される。他の問い合わせにおいて、ドライバがかじ取係合ないしブレ ーキ係合により車両を安定化させようとしているか否かが検査される。急傾斜カ ーブ条件が満たされている場合、車両の後車軸に発生する横滑り角の少なくとも 関数として車両状態が決定され、この車両状態において走行路面傾斜の関数であ る横方向加速度成分が求められる。このように求められた、走行路面傾斜の関数 である横方向加速度成分が妥当性に関して検査されかつ車両の横方向加速度ない しヨー速度の補正に使用される。 車両運動を表わす運動変数の制御方法および装置は従来技術から種々の修正態 様において既知である。 車両の走行動特性制御方法ないし装置は、たとえばAutomobiltec hnischen Zeitschrift(ATZ)(自動車技術雑誌)96 巻、1994年、11月号、674−689頁に記載されている論文「FDR− Boschの走行動特性制御」から既知である。同時にこの開示は、走行動特性 制御装置において、たとえば傾斜する走行路面のような種々の特殊状況が共に考 慮されることを示す。 車両内のセンサのモニタ装置ないし方法内に含まれている急傾斜カーブの検出 を改善することが本発明の課題である。 この課題は請求項1の特徴ないし請求項10の特徴により解決される。 発明の利点 冒頭記載の従来技術に対する本発明の利点は、車両が車両の走行方向に対して 横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のための本発明による装置 ないし本発明による方法において、このために、車両内で使用されているセンサ のモニタリングから既に存在する信号ないし量を使用することができることであ る。 本発明による装置は、車両運動を表わす種々の量を測定するための第1の 手段とくにセンサを含む。さらにこの装置は、第1の手段を用いて測定された、 車両運動を表わす種々の量から少なくとも出発して、少なくとも2つの第1の手 段に対して同じに定義された比較量を求める第2の手段を含む。この装置は、同 じに定義された比較量から少なくとも出発して、車両が車両の走行方向に対して 横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のために、妥当性問い合わ せを実行する第3の手段を含むことが有利である。第3の手段を用いて行われた 決定の結果が、車両運動を表わす運動変数の制御において考慮される。 第3の手段を用いて行われた決定の結果が、同じに定義された比較量の決定に おいて考慮されるとき、および/または、第3の手段を用いて行われた決定の結 果が、少なくとも1つの第1の手段のモニタリングのために考慮されるとき、お よび/または、第3の手段を用いて行われた決定の結果が、第1の手段を用いて 測定された、車両運動を表わす種々の量から少なくとも出発して、車両運動を表 わす運動変数の制御のために、車両の車輪に作用する少なくとも駆動トルクおよ び/またはブレーキトルクを調節する、アクチュエータのための少なくとも操作 信号を発生する第4の手段において考慮されるとき、それはとくに有利である。 求められた、同じに定義された比較量が、車両内に含まれている1つの第1の 手段を用いて測定される好ましくは1つの量に対応する物理量、とくにヨー速度 に対応する物理量を表わすとき、それはとくに有利である。 第3の手段において、次の妥当性問い合わせが行われ、ないし妥当性問い合わ せのために次の量が求められることが有利である。 同じに定義された比較量から出発して、同じに定義された比較量がそれらの値 の関数として少なくとも1つの所定の配置に対応して配置されているか否かを決 定する妥当性問い合わせが行われる。この場合、少なくとも1つの所定の配置が 、車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上でのカーブ走行を表わす 。同じに定義された比較量から出発して、同じに定義された比較量の相互間の偏 差を表わす少なくとも1つの量が求められる。さらに、車両に作用する横方向加 速度を表わす量および横方向加速度に対する比較量から形成された差の時間変化 を 表わす量が求められる。車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路 面上に存在するか否かの決定のために、少なくとも、少なくとも1つの妥当性問 い合わせの結果、および/または、同じに定義された比較量の相互間の偏差を表 わす量、および/または、車両に作用する横方向加速度を表わす量および横方向 加速度に対する比較量から形成された差の時間変化を表わす量が考慮される。 横方向加速度センサに対する比較量が、車両速度を表わす量、および同じに定 義された比較量から少なくとも出発して求められた基準量から少なくとも出発し て求められることが有利である。この場合、求められた基準量は、車両内に含ま れている1つの第1の手段により測定される好ましくは1つの量に対応する物理 量、とくにヨー速度に対応する物理量を表わす。 同じに定義された比較量の相互間の偏差を表わす量の形成のために、同じに定 義された比較量の各々から出発して、同じに定義されたこの比較量の、同じに定 義された他方の比較量に対する偏差を表わす量がそれぞれ求められる。同じに定 義された比較量の一部に対して、同じに定義された比較量の相互間の偏差を表わ す量の形成のために、同じに定義された比較量のこの一部の同じに定義された比 較量の各々に対して、同じに定義されたこの比較量の、同じに定義された比較量 のこの一部の同じに定義された他方の比較量に対する偏差を表わす量がそれぞれ 求められるときに、それはとくに有利である。 他の利点は、車両に作用する横方向加速度を表わす量および横方向加速度に対 する比較量から形成された差の時間変化を表わす量が、カウンタとして表わされ ることにある。この時間変化が第1のしきい値より大きいときに、このカウンタ が増加される。この時間変化が第2のしきい値より小さいときに、このカウンタ が減少され、また、この差が時間的にほとんど変化しないままであるときに、こ のカウンタが所定の値とくに0とされる。 車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否か が、カウンタにより決定されることが有利である。カウンタが所定のしきい値よ り大きいとき、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存 在することが決定される。同じに定義された比較量の少なくとも1つの所定の配 置が存在するという条件、および/または同じに定義された比較量の相互間の偏 差を表わす量が第1のしきい値より大きいか、または車両に作用する横方向加速 度を表わす量および横方向加速度に対する比較量から形成された差の時間変化を 表わす量の絶対値が第2のしきい値より大きいという条件の少なくとも関数とし て、カウンタが増加されることが有利である。同じに定義された比較量の所定の 配置が存在しないという条件、および/または同じに定義された比較量の相互間 の偏差を表わす量が第1のしきい値より小さくかつ車両に作用する横方向加速度 を表わす量および横方向加速度に対する比較量から形成された差の時間変化を表 わす量の絶対値が第2のしきい値より小さいという条件の少なくとも関数として 、カウンタが減少されることが有利である。 さらに、車両速度を表わす量が関連のしきい値より大きいとき、および/また は第1の同じに定義された比較量の絶対値が第2の同じに定義された比較量の絶 対値より大きいときのみ、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行 路面上に存在するか否かの決定が行われることが有利であることは明らかである 。 その他の利点ならびに有利な実施態様が従属請求項、図面および実施態様の説 明から明らかである。 図面 図面は図1ないし図4から構成されている。図1に、一方で、車両運動を表わ す運動変数の制御装置、とくに車両の走行動特性制御装置内で使用されているセ ンサ装置ないしアクチュエータが示されている。他方で、図1は、この装置内で 使用される制御装置の構成を、本発明による装置を考慮して示す。図2は、車両 に作用する横方向加速度を表わす量および横方向加速度に対する比較量から形成 された差の時間変化を表わす量の決定を流れ図により示す。図3aないし図3b に、同じに定義された比較量が、これらの値の関数として、所定の配置に対応し て配置されているか否かを決定する妥当性問い合わせがそれぞれ流れ図により示 されている。図4に、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面 上に存在するか否かを決定する妥当性問い合わせが流れ図の形で示されている。 異なる図において同じ符号を有するブロックは同じ機能を有することを指摘し ておく。 実施態様 ここで本発明を図1および図4により説明する。この場合、選択された実施態 様の特殊な形態、すなわち本発明による装置ないし本発明による方法の、車両の 走行動特性制御装置への使用は、本発明による考え方の制限を示すものではない ことに注意すべきである。 図1において、ブロック101は、本発明による方法を実行するために本発明 による装置内で使用される制御装置を示す。 符号102によりかじ取角センサが示され、かじ取角センサ102を用いて車 両において設定されたかじ取角を表わす量deltamessを測定することが できる。かじ取角センサ102により発生された信号deltamessは、ブ ロック106のみならずブロック114にもまた供給される。旋回速度センサな いしヨー速度センサ103により、車両の垂直重心軸の周りの車両のヨー運動を 表わす量が測定される。旋回速度センサないしヨー運動センサ103により測定 された信号omegamessは、ブロック107のみならずブロック114に もまた供給される。横方向加速度センサ104を用いて、車両に作用する横方向 加速度を表わす量が測定される。横方向加速度センサ104により発生された信 号aymessは、ブロック108、114ならびに112に供給される。ブロ ック105vr、105vl、105hrないし105hlは、車両の車輪に付 属の車輪回転速度センサを示す。以下において、車輪回転速度センサに対して、 簡単な記述方法として105ijが使用される。この場合、指数iは、車輪が後 車軸(h)に存在するかまたは前車軸(v)に存在するかを示している。指数j は、車両の右側(r)に付属するかないし車両の左側(l)に付属するかを示し ている。両方の指数iないしjによるこの符号は、それが使用されるすべての量 ないしすべての要素に対して同様な意味を有している。車輪回転速度センサ10 5ijにより発生された信号nijmessは、ブロック109、110ないし 114に供給される。 車輪回転速度センサ105ijにより発生された信号nijmessから出発 して、ブロック109において、車両速度を表わす量vfが発生される。車両速 度を表わすこの量vfは、ブロック109からブロック106、108、110 、111、112ならびにブロック113に供給される。オプションとして、量 v fは、ブロック107にも供給される。 ブロック106、107、108ならびに110において、センサ102、1 03、104ならびに105ijに対して同じに定義された比較量が求められる 。この実施態様においては、センサに対して同じに定義された比較量は物理量と してヨー速度を表わすと仮定される。 ブロック106において、これに供給された信号deltamess、ならび に車両速度を表わす量vf、ならびにこれに供給された量FSKないしdelt arefから出発して、同じに定義された比較量omegadeltaが求めら れる。同じに定義された比較量omegadeltaは、ブロック106からブ ロック111ないし113に供給される。同じに定義された比較量omegad eltaの決定はブロック106においてたとえば次のように行われる。 まず、信号deltamess、車両速度を表わす量vf、ならびにかじ取角 センサ102により測定されたかじ取角に対する基準値を表わす信号delta refから出発して、信号deltamessに対するオフセット値が求められ る。オフセット値の決定において、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜 する走行路面上に存在するか否かを示す量FSKが考慮される。たとえば、車両 が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在する場合に対して は、その時点のオフセット値の形成を遮断することができる。この場合において 、最後に与えられたオフセット値が保存されかつ車両が車両の走行方向に対して 横方向に傾斜する走行路面上に存在するかぎり、このオフセット値が使用される 。求められたオフセット値から出発して、信号deltamessが補正される 。補正された信号から数学モデルにより車両速度を表わす量vfを考慮して、同 じに定義された比較量omegadeltaが求められる。 ブロック108において、これに供給された信号aymess、vf、FSK ならびにayrefから出発して、ブロック106における同じに定義された比 較量omegadeltaの決定に対応して、同じに定義された比較量omeg aayの決定が行われる。同じに定義された比較量omegaayは、ブロック 111のみならずブロック113にもまた供給される。 上記のように、センサに対して同じに定義された比較量が物理量としてヨー速 度を表わすので、ブロック107において求められた、同じに定義された比較量 omegakorrは、この場合オフセット補正されたセンサ信号の、数学モデ ルによるヨー速度への変換は必要がないので、オフセット補正された信号ome gamessに対応する。ブロック106ないし108に関して既に記載のよう に、ブロック107において、信号omegamessならびに量FSKないし omegarefから出発して、信号omegamessに対するオフセット値 が求められる。このオフセット値により、同じに定義された比較量omegak orrが信号omegamessから計算される。量omegakorrはブロ ック111に供給される。 センサに対して同じに定義された比較量が物理量としてヨー速度以外の量を表 わす場合に対しては、ブロック107において、オフセット補正された信号の、 数学モデルによる変換が必要である。この理由から、車両速度を表わす量vfの ブロック107への供給がオプションとして示されている。 ブロック110において、車輪回転速度センサ105ijにより発生された信 号nijmessならびに車両速度を表わす量vfから出発して、車輪回転速度 センサ105ijに対して同じに定義された比較量omeganijが求められ る。同じに定義された比較量omeganijは、ブロック110からブロック 111ないし113に供給される。 ブロック111において、これに供給された、同じに定義された比較量ome gadelta、omegakorr、omegaay、ならびにomegan ij、ならびに車両速度を表わす量から出発して、種々の量が求められる。一方 で、ブロック111において、これに供給された、同じに定義された比較量om egadelta、omegakorr、omegaayないしomegani jから出発して、基準量omegarefが求められる。これは適切な平均値の 形成により行うことができる。基準値omegarefは、ブロック111から ブロック107、112ならびに113に供給される。さらにブロック111に おいて、同じに定義された比較量omegadelta、omegakorr、 omegaayならびにomeganijから出発して、同じに定義された比較 量の相互間の偏差を表わす量omegastreuが求められる。量omega streuはブロック111からブロック113に供給される。量omegas treuはたとえば次の数式により求めることができる。 ここで、 式(1)により量omegastreuの形成が定義されている。式(1)内 に含まれている量GEW1、GEW2、GEW3ならびにGEW4の形成は、式 (2)、(3)、(4)ならびに(5)により表わされる。これらの式からわか るように、同じに定義された各比較量に対する量GEW1、GEW2、GEW3 ならびにGEW4は、この同じに定義された比較量の、他方の同じに定義された 比較量に対する偏差を表わす量を示している。 この場合、量GEW1が同じに定義された量omegakorrに対して形成 され、量GEW2が同じに定義された量omegadeltaに対して形成され 、量GEW3が同じに定義された量omeganijに対して形成され、および 量GEW4が同じに定義された量omegaayに対して形成されることを記憶 しておくべきである。 上記の数式の代わりに、量omegastreuが、同じに定義された比較量 omegadelta、omeganijならびにomegaayのみから出発 して求められてもよい。これは、量omegastreuが、車両が車両の走行 方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のほかに、さ らにヨー速度センサのモニタリングのためにも使用可能であるという利点を有し ている。この場合においては、量omegastreuは次の数式により形成さ れる。 ここで、 式(6)、(7)、(8)ならびに(9)からわかるように、同じに定義され た比較量の相互間の偏差を表わす量omegastreuの形成のために、同じ に定義された比較量の一部のみが使用される。同じに定義された比較量のこの一 部に対し、量GEW2’、GEW3’ならびにGEW4’は、同じに定義された 比較量のこの一部のこれらの同じに定義された比較量の各々に対して、この同じ に定義されたこの比較量の、これらの同じに定義された比較量のこの一部の同じ に定義された他方の比較量に対する偏差を表わす量を示している。信号omeg astreuがブロック113におけるその後の処理の前に低域フィルタリング されるとき、それはとくに有利である。同じに定義された比較量の個々の量GE W2、GEW3ないしGEW4に対する割当は前記の数式の割当に対応する。 さらにブロック111において、量FirkならびにFilkが求められる。 量FirkないしFilkは、同じに定義された比較量がこれらの値の関数とし てそれぞれ所定の配置に対応して配置されているか否かを与え、この場合、所定 の配置は車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上のカーブ走行を表 わす。量Firkは、車両が内方に傾斜する右カーブ内に存在するか否かを与え 、量Filkは、車両が内方に傾斜する左カーブ内に存在するか否かを与える。 両方の量FirkならびにFilkは、ブロック111からブロック113に供 給される。 上記の量のほかに、ブロック111において、それぞれのセンサに対してセン サ基準量を示す上記の量deltarefならびにayrefが発生される。基 準量omegarefから出発して、これらの量はそれぞれ、車両速度を表わす 量vfを考慮しかつ対応する数学モデルを使用して求められる。ブロック111か ら、量deltarefはブロック106に供給され、量ayrefはブロック 108に供給される。センサ103に対しては、このために基準値omegar efが使用され、この理由から、ブロック111からブロック107に基準値o megarefが供給される。 ブロック112において、信号aymess、車両速度を表わす量vfならび に基準量omegarefから出発して、車両に作用する横方向加速度を表わす 量ないし信号aymessと横方向加速度に対する比較量とから形成された差の 時間変化を表わす量taykompが求められる。量taykompはブロック 112からブロック113に供給される。 ブロック113において2つのことが実行される。一方で、ブロック113に おいて、信号omegadelta、omeganij、omegastreu 、Firk、Filkならびに車両速度を表わす量vfから出発して、車両が車 両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かが決定され る。この決定の結果は、量FSKによりブロック113からブロック114なら びにブロック116、107ならびに108に供給される。他方で、ブロック1 13において、少なくとも旋回速度センサないしヨー速度センサ103に対して モニタリングが行われる。旋回速度センサないしヨー速度センサ103のモニタ リングにおいて、量omegadelta、omegaay、omeganij 、omegaref、信号omegamess、ならびに車両が車両の走行速度 に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定に関連してブロッ ク113において発生される量tsteilwが使用される。これらの量から出 発し て妥当性問い合わせが行われ、この妥当性問い合わせにより旋回速度センサない しヨー速度センサ103がモニタリングされる。モニタリングの結果は、ブロッ ク113から量Fomegaによりブロック114に供給される。 ブロック113において、旋回速度センサないしヨー速度センサ103のほか に、かじ取角センサ102ないし横方向加速度センサ104もまたモニタリング することができる。これらの両方のセンサに対してもまた、ブロック113から 信号が発生され、これらの信号によりブロック114に、それぞれのセンサがエ ラーを有しているか否かが伝送される。 符号114で表わされるブロックは制御装置101の制御ユニットを示す。ブ ロック114に測定信号deltamess、omegamess、aymes sならびにnijmessが供給される。さらにブロック114は、機関116 から、たとえば機関の回転速度を表わす信号mot2を受け取る。さらにブロッ ク114は、アクチュエータ117ijおよび機関に対する操作論理を示すブロ ック115から供給される信号ST2を受け取る。これらの信号においては、と くにブレーキとして形成されているアクチュエータ117ijの操作時間Aij が対象となる。測定信号、信号ST2から出発し、ならびに量FSKならびにF omegaを考慮して、制御ユニット114はその内で実行される制御に対応し て信号ST1を求め、信号ST1は操作論理115に供給される。制御ユニット 114に、信号FSKにより、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する 走行路面上に存在することが伝送された場合、信号ST1の形成を修正すること ができる。制御ユニット114に、信号Fomegaにより、旋回速度センサな いしヨー速度センサ103がエラーを有していることが伝送されたとき、同様の ことが適用される。 ブロック115において、これに供給された信号ST1から出発して、機関1 16に対する操作信号mot1ならびにアクチュエータ117ijに対する操作 信号Aijが求められる。機関116ならびにとくにブレーキとして形成されて いるアクチュエータ117ijの対応する操作により、車両運動を表わす運動変 数の制御が行われる。ブロック115において発生される信号ST2により、制 御ユニット114に、たとえばアクチュエータ117ijの状態が伝送される。 図2に示した流れ図により、ブロック112において行われる、車両に作用す る横方向加速度を表わす量ないし信号aymessと横方向加速度に対する比較 量とから形成される差の時間変化を表わす量taykompの決定が記載される 。 量taykompの決定はステップ201から開始する。ステップ201に続 いてステップ202が行われ、ステップ202において量taykompに値0 が割り当てられる。この値の割当は、たとえば走行開始時に点火キーの回転にお いてそれが行われるように量taykompの初期化を示す。ステップ202に 続いてステップ203が実行される。ステップ203において、量aymess および量ayref1からの差の形成により量aykompが形成される。量a yref1は横方向加速度に対する比較量を示す。量ayref1は、車両速度 を表わす量vfおよび基準量omegarefから出発して形成される。したが って、aykompは、測定された横方向加速度の、関連の比較量からの偏差を 示す。ステップ203に続いてステップ204が実行される。 ステップ204において、量aykompの変化率d/dt(aykomp) が第1のしきい値S1より大きいか否かが決定される。この場合、しきい値S1 は小さい正の値である。量aykompの変化率が第1のしきい値S1より小さ いとき、ステップ204に続いてステップ205が実行される。これに対して量 aykompの変化率が第1のしきい値より大きい場合、すなわちaykomp が最小値から単調に増加している場合、ステップ204に続いてステップ210 が実行される。 ステップ210において、量taykompの値が比較量S6より小さいか否 かが検査される。ステップ210において、量taykompの値が比較量S6 より小さいことが特定された場合、ステップ210に続いてステップ211が実 行される。これに対してステップ210において、量taykompの値が比較 量S6より大きいことが特定された場合、ステップ210に続ステップ209が 実行される。比較量S6は大きい正の値を示し、たとえば比較量S6は値25を とってもよい。 ステップ211において、とくにカウンタとして形成されている量tayko mpが増分され、すなわち1だけ増加される。ステップ211に続いてステップ 209が実行される。 ステップ205において、量aykompの変化率d/dt(aykomp) が第2のしきい値S2と比較される。しきい値S2は絶対値が小さい負の値であ る。量aykompの変化率が第2のしきい値S2より小さい場合、すなわち量 aykompが最小値から単調に減少する場合、ステップ205に続いてステッ プ212が実行される。これに対して量aykompの変化率が第2のしきい値 S2より大きい場合、ステップ205に続いてステップ206が実行される。 ステップ212において、量taykompの値が比較量S5より大きいか否 かが決定される。ステップ212において、量taykompの値が比較量S5 より大きいことが特定された場合、ステップ212に続いてステップ213が実 行される。これに対してステップ212において、量taykompの値が比較 量S5より小さいことが特定された場合、ステップ212に続いてステップ20 9が実行される。比較量S5においては、絶対値が大きい負の数が使用され、た とえば比較量S5は値−25をとってもよい。 ステップ213において量taykompが減分され、すなわち1だけ減少さ れる。ステップ213に続いてステップ209が実行される。 ステップ206において、変化率d/dt(aykomp)の絶対値が第3の しきい値S3と比較される。第3のしきい値S3においてはきわめて小さい数た とえば数0が使用される。ステップ206において、量aykompの変化率の 絶対値が第3のしきい値S3より大きいことが特定された場合、ステップ206 に続いてステップ209が実行される。これに対してステップ206において、 量aykompの変化率の絶対値が第3のしきい値S3より小さいことが特定さ れた場合、ステップ206に続いてステップ207が実行される。 ステップ207において、量taykompが0より大きいか否かが決定され る。ステップ207において、量taykompが0より大きいことが特定され た場合、ステップ207に続いてステップ214が実行され、ステップ214に おいて量taykompが減分される。ステップ214に続いてステップ209 が実行される。これに対してステップ207において、量taykompが0よ り大きくないことが特定された場合、ステップ207に続いてステップ208が 実行される。 ステップ208において、量taykompが0より小さいか否かが検査され る。ステップ208において、量taykompが0より小さいことが特定され た場合、ステップ208に続いてステップ215が実行され、ステップ215に おいて量taykompが増分される。ステップ215に続いてステップ209 が実行される。これに対してステップ208において、量taykompが0よ り小さくないことが特定された場合、ステップ208に続いてステップ209が 実行される。 ステップ209において量taykompの値が出力され、すなわちこの値は 、たとえば場合により存在する他の制御装置において使用される。ステップ20 9に続いてステップ203が新たに実行される。 ここで、ステップ206における問い合わせにより、量aykompが過渡振 動状態にあるか否かが特定されることに注意すべきである。すなわち、ayme ssと比較量ayref1とから形成された差が時間的にほとんど変化しないま まであるか否かが特定される。ステップ207、208、214ないし215に より、量aykompが過渡振動状態にある場合に対し、量taykompが所 定の値に導かれる。この所定の値として、とくに値0を使用してもよい。 最後に、図2に含まれているしきい値ないし比較量がすべて車両速度vfを表 わす量の関数として変化されたときにそれが有利であることを指摘しておく。 図3aに個々の問い合わせから構成された妥当性問い合わせが流れ図により示 され、この妥当性問い合わせにより、同じに定義された比較量がこれらの値の関 数として第1の所定の配置に対応して配置されているか否かが決定される。配置 は、車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上のカーブ走行、とくに 内方に傾斜する右カーブ上のカーブ走行を表わしている。 妥当性問い合わせはステップ301から開始する。ステップ301に続いてス テップ302が実行され、ステップ302において、同じに定義された比較量0 megakorrが同じに定義された比較量omeganijより大きいか否か が検査される。ステップ302において、量omegakorrが量omega nijより大きいことが特定された場合、ステップ302に続いてステップ30 3が実行される。これに対してステップ302において、量omegakorr が量omeganijより小さいことが特定された場合、ステップ302に続い てステップ307が実行される。ステップ307において、量Firkに値FA LSE(偽)が割り当てられる。ステップ307に続いてステップ308が実行 され、ステップ308により妥当性問い合わせが終了される。 ステップ303において、同じに定義された比較量omegakorrが同じ に定義された比較量omegadeltaより大きいか否かが検査される。ステ ップ303において、量omegakorrが量omegadeltaより大き いことが特定された場合、ステップ303に続いてステップ304が実行される 。これに対してステップ303において、量omegakorrが量omega deltaより小さいことが特定された場合、ステップ303に続いてステップ 307が実行される。 ステップ304において、同じに定義された比較量omeganijが同じに 定義された比較量omegaayより大きいか否かが検査される。ステップ30 4において、量omeganijが量omegaayより大きいことが特定され た場合、ステップ304に続いてステップ305が実行される。これに対してス テップ304において、量omeganijが量omegaayより小さいこと が特定された場合、ステップ304に続いてステップ307が実行される。 ステップ305において、同じに定義された比較量omegadeltaが同 じに定義されたomegaayより大きいか否かが検査される。ステップ305 において、量omegadeltaが量omegaayより大きいことが特定さ れた場合、ステップ305に続いてステップ306が実行される。ステップ30 6において、量Firkに値TRUE(真)が割り当てられる。ステップ306 に続いてステップ308が実行される。これに対してステップ305において、 量omegadeltaが量omegaayより小さいことが特定された場合、 ステップ305に続いてステップ307が実行される。 量Firkに値TRUEが割り当てられた場合、同じに定義された比較量がこ れらの値の関数として所定の配置に対応して配置され、すなわち車両は内方に傾 斜する右カーブ上に存在する。 図3bに問い合わせから構成された妥当性問い合わせが流れ図により示され、 この妥当性問い合わせにより、同じに定義された比較量がこれらの値の関数とし て第2の所定の配置に対応して配置されているか否かが決定される。配置は、車 両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上のカーブ走行、とくに内方に 傾斜する左カーブ上のカーブ走行を表わしている。 妥当性問い合わせはステップ309から開始し、ステップ309にステップ3 10が続く。ステップ310において、同じに定義された比較量omegako rrが同じに定義された比較量omeganijより小さいか否かが検査される 。ステップ310において、量omegakorrが量omeganijより小 さいことが特定された場合、ステップ310に続いてステップ311が実行され る。これに対してステップ310において、量omegakorrが量omeg anijより大きいことが特定された場合、ステップ310に続いてステップ3 15が実行される。ステップ315において、量Filkに値FALSEが割り 当てられる。ステップ315に続いてステップ316が実行され、ステップ31 6により妥当性問い合わせが終了される。 ステップ311において、同じに定義された比較量omegakorrが同じ に定義された比較量omegadeltaより小さいか否かが検査される。ステ ップ311において、量omegakorrが量omegadeltaより小さ いことが特定された場合、ステップ311に続いてステップ312が実行される 。これに対してステップ311において、量omegakorrが量omega deltaより大きいことが特定された場合、ステップ311に続いてステップ 315が実行される。 ステップ312において、同じに定義された比較量omeganijが同じに 定義された比較量omegaayより小さいか否かが検査される。ステップ31 2において、量omeganijが量omegaayより小さいことが特定され た場合、ステップ312に続いてステップ313が実行される。これに対してス テップ312において、量omeganijが量omegaayより大きいこと が特定された場合、ステップ312に続いてステップ315が実行される。 ステップ313において、同じに定義された比較量omegadeltaが同 じに定義されたomegaayより小さいか否かが検査される。ステップ313 において、量omegadeltaが量omegaayより小さいことが特定さ れた場合、ステップ313に続いてステップ314が実行される。ステップ31 4において、量Filkに値TRUEが割り当てられる。ステップ314に続い てステップ316が実行される。これに対してステップ313において、量om egadeltaが量omegaayより大きいことが特定された場合、ステッ プ313に続いてステップ315が実行される。 量Filkに値TRUEが割り当てられた場合、同じに定義された比較量がこ れらの値の関数として所定の配置に対応して配置され、すなわち車両は内方に傾 斜する左カーブ上に存在する。 図4に妥当性問い合わせが流れ図により示され、妥当性問い合わせは、車両が 車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定の ために実行される。 車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否か の決定はステップ401からスタートする。ステップ401に続いてステップ4 02が実行され、ステップ402において、とくにカウンタとして形成されてい る量tsteilwに値0が割り当てられる。ステップ402に続いてステップ 403が実行される。 ステップ403において、車両速度を表わす量vfが第7のしきい値S7と比 較される。ステップ403において、車両速度を表わす量vfがしきい値S7よ り大きいことが特定された場合、ステップ403に続いてステップ404が実行 される。これに対してステップ403において、車両速度を表わす量vfが正の 値であるしきい値S7より小さいことが特定された場合、ステップ403に続い てステップ412が実行される。 ステップ412において量tsteilwが値0に等しいか否かが検査される 。ステップ412において、量tsteilwが値0に等しいことが特定された 場合、ステップ412に続いてステップ410が実行される。これに対してステ ップ412において、量tsteilwが値0に等しくないことが特定された場 合、ステップ412に続いてステップ413が実行され、ステップ413におい て量 tsteilwが減分される。ステップ413に続いてステップ410が実行さ れる。 ステップ404において、量Firkに値TRUEが割り当てられているか否 か、または量Filkに値TRUEが割り当てられているか否かが検査される。 ステップ404において行われる問い合わせが満たされている場合、ステップ4 04に続いてステップ405が実行される。これに対してステップ404に含ま れている問い合わせが満たされていない場合、ステップ404に続いてステップ 412が実行される。 ステップ405において、同じに定義されたomeganijの絶対値が同じ に定義された比較量omegadeltaの絶対値より大きいかないしは等しい か否かが検査される。ステップ405において、同じに定義された比較量ome ganijの絶対値が同じに定義された比較量omegadeltaの絶対値よ り大きいかないしは等しいことが特定された場合、ステップ405に続いてステ ップ406が実行される。これに対してステップ405において、同じに定義さ れた比較量omeganijの絶対値が同じに定義された比較量omegade ltaの絶対値より大きくもなく、ないし等しくもないことが特定された場合、 ステップ405に続いてステップ410が実行される。 ステップ406において、量omegastreufilが第8のしきい値S 8より大きいか否かが検査される。ここで、量omegastreufilは上 記のように量omegastreufilからフィルタリングにより形成される ことに注意すべきである。ステップ406において、量omegastreuf ilが正の値であるしきい値S8より大きいことが特定された場合、ステップ4 06に続いてステップ408が実行される。これに対してステップ406におい て、量omegastreufilがしきい値S8より大きくないことが特定さ れた場合、ステップ406に続いてステップ407が実行される。ステップ40 7において、量taykompの絶対値がしきい値S9より大きいか否かが検査 される。この場合、しきい値S9は正の値である。ステップ407において、量 taykompの絶対値がしきい値S9より大きいことが特定された場合、ステ ップ407に続いてステップ408が実行される。ステップ407において行わ れ る問い合わせが満たされていない場合に対しては、ステップ407に続いてステ ップ410が実行される。 ステップ408において、量tsteilwがしきい値S10より大きいか否 かが検査される。この場合、しきい値S10は正の値を有している。ステップ4 08において、量tsteilwがしきい値S10より大きいことが特定された 場合、ステップ408に続いてステップ410が実行される。これに対してステ ップ408において、量tsteilwがしきい値S10より大きくないことが 特定された場合、ステップ408に続いてステップ409が実行され、ステップ 409において量tsteilwが増分される。ステップ409に続いてステッ プ410が実行される。 ステップ410において、量tsteilwがしきい値S11より大きいか否 かが検査される。この場合、しきい値S11は正の値である。ここで、しきい値 S11の値はしきい値S10の値より小さいことに注意すべきである。ステップ 410において、量tsteilwがしきい値S11より大きいことが特定され た場合、ステップ410に続いてステップ411が実行され、ステップ410に おいて行われた問い合わせに基づいて、車両が車両の走行方向に対して横方向に 傾斜する走行路面上に存在することが特定されたので、ステップ411において 量FSKにおいて値TRUEが割り当てられる。ステップ411に続いてステッ プ403が実行される。これに対してステップ410において、量tsteil wがしきい値S11より大きくないことが特定された場合、ステップ410に続 いてステップ414が実行され、ステップ410において行われた問い合わせに 基づいて、車両が車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在し ないことが特定されたので、ステップ414において量FSKに値FALSEが 割り当てられる。ステップ414に続いてステップ403が実行される。 最後に、説明の中で選択された実施態様の形態ならびに図2、図3a、図3b ならびに図4において選択された流れ図の提示は本発明による考え方に対して制 限を示すものではないことに注意すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,KR,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両運動を表わす運動変数の制御装置において、 車両運動を表わす種々の量を測定するための第1の手段を含み、 前記第1の手段を用いて測定された、前記車両運動を表わす種々の量から少な くとも出発して、少なくとも2つの前記第1の手段に対して同じに定義された比 較量を求める第2の手段を含み、 前記同じに定義された比較量から少なくとも出発して、車両が車両の走行方向 に対して横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のために、妥当性 問い合わせを実行する第3の手段を含み、 前記第3の手段を用いて行われた決定の結果が、車両運動を表わす運動変数の 制御において考慮される、車両運動を表わす運動変数の制御装置。 2.前記第3の手段を用いて行われた決定の結果が、前記同じに定義された比 較量の決定において考慮されること、 前記第3の手段を用いて行われた決定の結果が、少なくとも1つの前記第1の 手段のモニタリングのために考慮されること、および 前記第3の手段を用いて行われた決定の結果が、前記第1の手段を用いて測定 された、車両運動を表わす種々の量から少なくとも出発して、車両運動を表わす 運動変数の制御のために、車両の車輪に作用する少なくとも駆動トルクおよびブ レーキトルク、またはそのいずれかを調節する、アクチュエータのための少なく とも操作信号を発生する第4の手段において考慮されること、 またはそのいずれかであること、 を特徴とする請求項1の制御装置。 3.求めた前記同じに定義された比較量が、車両内に含まれている1つの前記 第1の手段を用いて測定される好ましくは1つの量に対応する物理量、とくにヨ ー速度に対応する物理量を表わすことを特徴とする請求項1の制御装置。 4.前記第3の手段において、前記同じに定義された比較量から出発して、前 記同じに定義された比較量がそれらの値の関数として少なくとも1つの所定の配 置に対応して配置されているか否かを決定する妥当性問い合わせを実行し、少な くとも1つの所定の配置が、車両の走行方向に対して横方向に傾斜する走行路面 上でのカーブ走行を表わすこと、 前記第3の手段において、前記同じに定義された比較量から出発して、前記同 じに定義された比較量の相互間の偏差を表わす少なくとも1つの量が求められる こと、および 前記第3の手段において、前記第1の手段を用いて測定された、車両に作用す る横方向加速度を表わす量および横方向加速度に対する比較量から出発して、横 方向加速度と比較量とから形成された差の時間変化を表わす量が求められること 、 またはそのいずれかであること、 少なくとも1つの前記妥当性問い合わせの結果、および前記同じに定義された 比較量の相互間の偏差を表わす量、および車両に作用する横方向加速度を表わす 量と横方向加速度に対する比較量とから形成された差の時間変化を表わす量、ま たはそのいずれかが、少なくとも、前記車両が車両の走行方向に対して横方向に 傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定において考慮されること、 を特徴とする請求項1の制御装置。 5.前記第1の手段を用いて測定された、車両運動を表わす種々の量の一部か ら少なくとも出発して、車両速度を表わす量を求めること、 前記同じに定義された比較量から少なくとも出発して基準量を求めること、お よび 前記車両速度を表わす量および前記基準量から少なくとも出発して、横方向加 速度センサに対する比較量を求めること、 またはそのいずれかを求めること、 を特徴とする請求項4の制御装置。 6.前記同じに定義された比較量の相互間の偏差を表わす量の形成のために、 前記同じに定義された比較量の各々から出発して、前記同じに定義されたこの比 較量の、前記同じに定義された他方の比較量に対する偏差を表わす量をそれぞれ 求めること、および 前記同じに定義された比較量の一部に対して、前記同じに定義された比較量の 相互間の偏差を表わす量の形成のために、前記同じに定義された比較量のこの一 部の前記同じに定義された比較量の各々に対して、前記同じに定義されたこの比 較量の、前記同じに定義された比較量のこの一部の前記同じに定義された他方の 比較量に対する偏差を表わす量をそれぞれ求めること、 またはそのいずれかを求めること、 を特徴とする請求項4の制御装置。 7.前記の車両に作用する横方向加速度を表わす量と横方向加速度に対する比 較量とから形成された差の時間変化を表わす量が、カウンタとして表わされ、こ の時間変化が第1のしきい値より大きいときに、前記カウンタが増加され、この 時間変化が第2のしきい値より小さいときに、前記カウンタが減少され、前記差 が時間的にほとんど変化しないままであるときに、前記カウンタが所定の値、と くに0とされることを特徴とする請求項4の制御装置。 8.前記カウンタが所定のしきい値より大きいとき、車両が車両の走行方向に 対して横方向に傾斜する走行路面上に存在することが決定され、 前記カウンタが、 前記同じに定義された比較量の少なくとも1つの所定の配置が存在するという 条件、および 前記同じに定義された比較量の相互間の偏差を表わす量が第1のしきい値より 大きいか、または前記の車両に作用する横方向加速度を表わす量と横方向加速度 に対する比較量とから形成された差の時間変化を表わす量の絶対値が第2のしき い値より大きいという条件、 またはそのいずれかの条件、 の少なくとも関数として増加されること、 前記カウンタが、 前記同じに定義された比較量の所定の配置が存在しないという条件、および 前記同じに定義された比較量の相互間の偏差を表わす量が第1のしきい値より 小さくかつ前記の車両に作用する横方向加速度を表わす量と横方向加速度に対す る比較量とから形成された差の時間変化を表わす量の絶対値が第2のしきい値よ り小さいという条件、 またはそのいずれかの条件、 の少なくとも関数として減少されること、 を特徴とする請求項4の制御装置。 9.前記第1の手段を用いて測定された、車両運動を表わす種々の量の一部か ら少なくとも出発して、車両速度を表わす量を求めること、および 車両速度を表わす量が付属のしきい値より大きいとき、および第1の同じに定 義された比較量の絶対値が第2の同じに定義された比較量の絶対値より大きいと きに、またはそのいずれかのときに、のみ前記決定が行われること、 を特徴とする請求項1の制御装置。 10.車両運動を表わす運動変数の制御方法において、 第1の手段を用いて車両運動を表わす種々の量が測定され、 前記第1の手段を用いて測定された、前記車両運動を表わす種々の量から少な くとも出発して、少なくとも2つの前記第1の手段に対して同じに定義された比 較量が求められ、 前記同じに定義された比較量から少なくとも出発して、車両が車両の走行方向 に対し横方向に傾斜する走行路面上に存在するか否かの決定のために妥当性問い 合わせが実行され、 実行された決定の結果が、車両運動を表わす運動変数の制御において考慮され る、 車両運動を表わす運動変数の制御方法。
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