JP2001359095A - 画像変換装置とその方法 - Google Patents

画像変換装置とその方法

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JP2001359095A
JP2001359095A JP2001116784A JP2001116784A JP2001359095A JP 2001359095 A JP2001359095 A JP 2001359095A JP 2001116784 A JP2001116784 A JP 2001116784A JP 2001116784 A JP2001116784 A JP 2001116784A JP 2001359095 A JP2001359095 A JP 2001359095A
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潤 ▲たか▼橋
Jun Takahashi
Shinya Sumino
眞也 角野
Chun Sen Bun
ブン・チュン・セン
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像信号を入力とした、有意でない画素の影
響のない画素間引きや画素補間などの解像度変換を行
い、画質劣化の少ない解像度変換を実現する。 【解決手段】 画素値を表す画像信号(Si)と、各画
素に画素値が有意であるかどうかを示す有意信号(S
s)を入力信号として入力し、入力された有意信号(S
s)の当該画素近傍を参照して、有意である画素のみを
用いて画像信号(Si)の解像度変換等を行う2種類以
上の解像度変換特性から解像度変換特性決定器(10
3)で所定の解像度変換特性を選択する。解像度変換器
(105)は選択された解像度変換特性で、入力画像信
号を解像度変換して画像変換装置出力信号(Sr)とし
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号を効率よ
く伝送または蓄積するために使用される画像信号の変換
に関し、特に、隣接する二つ以上の画素から構成される
画像信号の各画素の有意値を表す有意信号に基づいて、
有意信号を解像度変換する画像変換装置とその方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】対象物の画像を画素の集まりとして表現
する画像信号、特に動画像信号を効率良く伝送または蓄
積するために、動画像を物体毎の異なるレイヤに分けて
符号化する方式が提案されている。たとえば人物と背景
からなる画像の符号化を例として説明すると、先ず、こ
の画像を人物と背景の2つのレイヤに分離し、それぞれ
のレイヤ毎に符号化および伝送を行う。
【0003】一方、画像復号化装置では、伝送されたレ
イヤ毎に符号化された信号を復号化し、復号化した各画
像をレイヤ毎に所定の手法で一枚のレイヤの画像に合成
して表示する。なお、合成の際には重ねる画像によって
背景が隠されるか又は背景が隠されないかを各画素毎に
示す情報が必要である。合成に使用されるこの情報を有
意情報と呼び、背景が隠されている画素を有意と呼ぶ。
また、有意情報は、複数のレイヤに分離することなく一
つの画像として符号化する場合に於いても、画素間の相
関関係情報を与えることができる。つまり、有意である
とは物体の内部に位置する画素であることを示し、有意
でないとは物体の外側に位置する画素のことを示すので
ある。有意情報の値が大きいことは合成される比率が大
きく視覚的に重要であることを意味し、逆に有意情報の
値が小さいことは合成で殆ど使用されない、つまり透過
度が高いことを表す。
【0004】このように、画像信号中の任意の画素に対
応する有意情報から成る信号を有意信号という。画像信
号で構成される複数の画像を重ねる際に、重ねる画像に
よって背景が隠されるかまたは背景が隠されないかを有
意信号で表すことができる。その場合、有意信号の値が
ゼロで無いということは、その画素によって背景画素が
隠されることを示す。また、有意でないとは有意信号の
値が存在しない、その画素は透明であるので、合成で使
用されないことを表している。つまり、有意信号は背景
と合成する画像の形状を表しており、有意な画素のみが
合成画像の画質に影響を与える。換言すれば、有意でな
い画素は画質と無関係であり、有意である画素のみを符
号化すれば符号化効率を向上することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像信号符号化装置では、画素毎の輝度、色差、及び透
過度等の多大な画素値情報を有する画像信号の符号化に
際して、画素間引きや画素補間を行う場合に画素が有意
であるかどうかに関わらず同一の周波数変換を行ってい
る。その為、有意でない、つまり無意味な画素の画素値
が有意な画素に影響を与えて、画質を劣化させている。
【0006】更に、画像信号の輝度信号の解像度と有意
信号の解像度は同一であるが、色差信号の解像度が有意
信号の解像度と異なることがある。このような場合、有
意信号に基づく輝度信号の符号化については問題ない。
しかし、色差信号を有意信号に基づいて符号化するに
は、両信号の解像度を同一にする必要がある。つまり、
色差信号の符号化に先立って、有意信号の解像度を変換
して、色差信号の解像度と同一にする必要がある。しか
しながら、上述の如く、有意信号の解像度変換に於いて
も、対象画素が有意であるかどうかに関わらず同一の解
像度変換を行っているため、有意信号内でも画像信号の
符号化による劣化と同様の劣化が生じていた。
【0007】また、従来の画像信号符号化装置や画像信
号復号化装置では、入力信号の微少な雑音成分や符号化
歪に起因した視覚的に影響のない透明に近い画素も有意
な画素として扱うために、この透明に近い画素の画素値
も符号化が必要となって符号化効率を引き下げる。
【0008】以上の点に鑑み、本発明は、有意画素のみ
で解像度変換を行うことにより鮮明な変換画像を実現
し、更に透明に近い画素を有意でない画素とすることに
より符号化する画素数を逓減して符号化ビット数を削減
することによって、画質を損なうことなく画像信号を効
率良く符号化すると共に、そのように符号化された画像
信号を効率良く復号して高品質画像を再生できる画像変
換装置とその方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、隣接する二つ以上の画素から構成される
画像信号の各画素の有意値を表す有意要素から構成され
る有意信号に基づいて、有意信号を解像度変換する画像
変換装置とその方法であって、解像度変換特性決定手段
は処理中の画素と該処理中の画素近傍の画素の有意値に
基づいて解像度変換特性を決定し、解像度変換手段は解
像度変換特性を用いて上記有意信号の解像度を変換し、
上記画像の解像度変換は任意の対象物形状内の有意画素
を用いて行われ、上記画像の解像度変換は処理中の画素
近傍の画素に対する有意信号値を参照することにより行
われ、上記有意信号は画素値を表す輝度信号と異なり、
上記解像度変換は、目標画素が上記任意の対象物形状の
内部に位置するかまたは外部に位置するかを示す有意情
報を参照することにより行われることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施の形
態を用いて説明する。本実施の形態の説明においては、
入力画像信号は、画素値をあらわす2次元カラー信号
と、前記カラー信号の各画素毎に前記画素値が有意であ
るかどうかを示す有意信号とから構成される画像信号を
例として説明するが、カラー信号以外の画像情報を含ん
でも良いし、また、画像信号自体は2次元以外の任意の
次元の画像情報を表す信号であっても良い。
【0011】(実施の形態1)先ず、図1を参照して、
本発明に掛かる画像信号符号化装置EC1の構造につい
て説明する。画像信号符号化装置EC1は、第一入力端
子Ti1、第二入力端子Ti2、解像度変換特性決定器
103、解像度変換器105、及び出力端子Toから構
成されている。第一入力端子Ti1は外部の画像信号源
(不図示)に接続されて画像信号Siの供給を受ける。
同様に、第二入力端子Ti2は外部の有意信号源(不図
示)に接続されて、画像信号Si中の画素のそれぞれに
対応する有意情報を有する有意信号Ssの供給を受け
る。尚、有意信号Ssは画像信号Si中の画素間の相互
関係を二つ以上の値で示す多値信号(Multilevel signa
l)であるが、本実施例に於いては、説明の簡略化の為
に、有意信号Ssが存在するか否かの二状態を示す二値
信号(Two Level signal)である場合について主に説明す
る。例えば、有意信号Ssが二値の場合には前景画素が
透明であるか否かと言う情報を表すが、有意信号Ssが
多値の場合には前景画素がどの程度背景画素を表示する
かという画素間の透過度を表すことが出来る。また、画
像を符号化する際に、対象画素及び周囲画素の有意情報
に基づいて、対象画素の符号化を制御することにより、
効率的な符号化処理が可能である。
【0012】解像度変換特性決定器103は、第二入力
端子Ti2に接続されて有意信号Ssの供給を受ける。
解像度変換特性決定器103は入力された有意信号Ss
の当該画素近傍を参照して、有意である画素のみを用い
て画像信号Si信号の解像度変換を行うに最適な解像度
変換特性を決定すると共に、決定した解像度変換特性を
示す解像度変換特性指示信号SLを生成する。解像度変
換特性決定器103による解像度特性の決定方法につい
ては、図3及び図4を参照して後ほど詳しく説明する。
【0013】解像度変換器105は、第一入力端子Ti
1及び解像度変換特性決定器103に接続されて、画像
信号Si及び有意信号Ssをそれぞれ供給される。解像
度変換器105は、有意信号Ssの有意画素のそれぞれ
の状態に応じた解像度変換特性データを予め内部に格納
しており、解像度変換特性指示信号SLの指示する解像
度特性に相当する解像度特性データを用いて画像信号S
iの画素間引きや画素補間等の解像度変換を行い、解像
度変換画像信号Siとして出力端子Toから出力する。
このように、入力画像信号Siに対して、有意でない画
素の影響のない画素間引きや画素補間などの解像度変換
処理を行うことができるので、解像度変換処理による画
質の劣化を防ぐことができる。解像度変換器105の解
像度変換処理については、図5、図6、図7、図8、図
9、及び図10を参照して後ほど詳しく説明する。
【0014】尚、本例では、有意信号Ssに基づいて画
像信号Siの解像度変換を変換について述べたが、図1
において画像信号Siの代わりに有意信号Ssを解像度
変換器105に入力するように構成することによって、
有意信号Ssに基づいて有意信号Ssの解像度変換を行
うことができることはいうまでもない。更に、そのよう
な有意信号Ssの解像度変換については、図6を参照し
て後で説明する。
【0015】図2に示すフローチャートを参照して、画
像信号符号化装置EC1の画像信号符号化の主な動作に
付いて説明する。画像信号符号化動作が開始されると、
先ず外部の画像信号源及び有意信号源によって、画像信
号Si及び有意信号Ssがそれぞれ生成される。
【0016】ステップ#100で、第一入力端子Ti1
を通して画像信号Siが解像度変換器105に入力され
ると共に、第二入力端子Ti2を通して有意信号Ssが
解像度変換特性決定器103に入力される。
【0017】ステップ#200で、解像度変換特性決定
器103は入力された有意信号Ss、つまり画像信号S
iの各画素に対応する有意信号Ss中の有意情報が全て
有意であるか否かが判定される。本例は、有意信号Ss
が二値信号であるので、有意信号Ss中の各画素毎の有
意情報を示す値がゼロでなければその画素は有意であ
り、一方有意情報がゼロであればその画素は有意では無
い。有意信号Ss中の有意情報が全て有意である場合に
は、YESと判断されて、解像度変換特性決定器103
は、通常の解像度変換特性を指示する解像度変換特性選
択信号SLを生成した後、次のステップ#300に進
む。通常の解像度変換特性の一例について、図4を参照
して後ほど説明する。
【0018】ステップ#300では、解像度変換器10
5がステップ#200で生成された解像度変換特性選択
信号SLに基づいて、内部に格納されている解像度変換
特性データから通常の解像度特性を選び出した後に、ス
テップ#500に進む。
【0019】一方、ステップ#200でNO、つまり有
意信号Ss中の全ての有意情報の内少なくとも一つは有
意で無いと判断された場合には、解像度変換特性決定器
103は、有意である画素のみを用いて解像度変換を行
うように、現在の有意信号Ss中の有意画素の状態に対
応する解像度変換特性を指示する解像度変換特性指示信
号SLを生成した後、次のステップ#400に進む。
【0020】ステップ#400では、解像度変換器10
5は解像度変換特性選択信号SLに基づいて、内部に格
納されている解像度変換特性データから現在の有意信号
状態に対応する解像度特性を選び出した後に、ステップ
#500に進む。
【0021】ステップ#500では、ステップ#300
及びステップ#400でそれぞれ選び出された解像度特
性に基づいて、画像信号Siに解像度変換を施して解像
度変換画像信号Srを生成した後に、次のステップ#6
00に進む。
【0022】ステップ#600で、解像度変換器105
によって生成された解像度変換画像信号Srが出力端子
Toから外部に出力された後、処理を終了する。
【0023】上述の如く、有意信号Ssに基づいて画像
信号Siの解像度変換を行うことによって、更に、入力
画像信号Siの有意でない画素の影響のない解像度変換
処理を行うことができるので、画質の劣化を防ぐと共に
効率的な画像信号符号化を実現できる。尚、ステップ#
400に於いて、有意信号Ssに対して解像度変換を行
うことで、画像信号Siばかりで無く有意信号Ss自身
に対しても解像度変換を行うことができる。
【0024】次に、図3及び図4を参照して、図1に示
す解像度変換器105の解像度変換動作を説明する。図
3に於いて、画像信号Si中の二次元カラー信号Sc
と、同カラー信号Scに対応する有意信号Ssがそれぞ
れ表されている。カラー信号Sc中のP0は座標(X、
Y)におけるカラー画素Sc(P0)を示しており、P
1はカラー画素Sc(P0)に隣接するカラー画素Sc
(P1)を示している。また、2次元有意信号Ss中の
α0、α1はそれぞれ前出の画素P0及びP1にそれぞ
れ対応する有意信号Ss中の有意画素Ss(α0)及び
Ss(α1)を示している。
【0025】図4に、有意画素Ss(α0)及びSs
(α1)の値に対する解像度変換特性関数の例を示す。
同図に於いて、第一列は有意画素Ss(α0)及びSs
(α1)の値の組合せを条件C1、C2、C3、及びC
4として分類するものである。第2列及び第3列は、そ
れぞれ、有意画素Ss(α0)及びSs(α1)の値を
示し、1は有意であることを、そして0は有意で無いこ
とを示すことは上述の通りである。第一列は有意画素S
s(α0)及びSs(α1)の値に応じた解像度変換特
性Fcを関数Pf=fα0、α1(P0、P1)として
表している。尚、同欄中において、P0及びP1はそれ
ぞれカラー画素Sc(P0)及びSc(P0)の画素値
を示すものとする。
【0026】条件C1では、両有意画素値Ss(α0)
及びSs(α1)が共に1、つまり両カラー画素Sc
(P0)及びSC(P1)が共に有意である場合には、
解像度変換特性関数は次式で表すことができる。
【0027】
【数1】Pf=(P0 + P1)//2
【0028】つまり、双方の画素値の平均をもって解像
度特性関数とする。なお、この式1がステップ#300
で選択された通常の解像度変換特性に対応する。
【0029】条件C2では、有意画素値Ss(α0)が
1であり、一方有意画素値Ss(α1)が0、つまり、
カラー画素Sc(P0)のみが有意で有る場合には、解
像度変換特性関数は次式で表すことができる。
【0030】
【数2】Pf=P0
【0031】つまり、カラー画素Sc(P0)によっ
て、カラー画素Sc(P1)が覆い隠されてしまう。
【0032】条件C3では、条件2と異なりカラー画素
Sc(P1)のみが有意で有る場合には、解像度変換特
性関数は次式で表すことができる。
【0033】
【数3】Pf=P1
【0034】つまり、カラー画素Sc(P1)によっ
て、カラー画素Sc(P0)が覆い隠されてしまう。
【0035】条件C4では、両有意画素値Ss(α0)
及びSs(α1)が共に0、つまり両カラー画素Sc
(P0)及びSC(P1)が共に有意で無い場合には、
解像度変換特性関数Pfは生成されない。
【0036】次に図5、図6、図7、図8、図9及び図
10を参照して、解像度変換器105の動作を説明す
る。
【0037】図5に於いては、画像信号Siの2×2画
素を解像度変換画像信号Srの1画素に変換、つまり画
像を1/4に縮小する解像度変換が模式的に示されてい
る。つまり、4×4画素を有する画像信号Siが2×2
画素の画像信号Srに変換される。ここでは、画像信号
Siの4画素の部分、例えば左下部2×2画素から構成
される画像信号ブロックSibを、解像度変換画像信号
Srの左下部の1画素Kに変換する方法について述べ
る。
【0038】同図に於いて、画像信号Siは4×4画素
で構成され、同画像信号Siに対応する有意信号Ssも
同様に、4×4有意要素で構成されている。有意要素
は、それぞれ、画像信号Siの対応する画素に関する有
意情報値を有する。画像信号ブロックSibには、有意
信号Ss中の左下部2×2有意要素から構成される有意
信号ブロックSsbが対応している。画像信号Si、画
像信号ブロックSib、有意信号Ss、及び有意信号ブ
ロックSsbにおいて、有意な画素及び要素にはそれぞ
れ陰影をつけて表示されている。具体的には、画像信号
ブロックSibの画素W、X、Y、Zがそれぞれ有意信
号ブロックSsb中の有意要素A、B、及びDに対応し
ており、画像信号ブロックSib中の有意な画素は、画
像信号ブロックSibを参照するとW、X、Zの3画素
である。有意でない画素Yには有意である画素W、X、
Zと相関のない値が入っている場合があるので、画像信
号ブロックSib中の全ての画素の画素値を用いて解像
度変換を行うと、解像度変換後の画像信号Srが有意で
ない画素Yの影響を受けてしまう。
【0039】そこで、画像信号ブロックSib中の有意
な画素W、X、Zの画素値の平均を取った値Iを解像度
変換後の値とすると、有意でない画素の影響を受けるこ
となく解像度変換を行うことができる。今、画素W、
X、Zの画素値をそれぞれPw、Px、Pzとすると、
平均画素値は次式で表すことができる。
【0040】
【数4】I=(Pw+Px+Pz)//3
【0041】このように、画像信号Siの画像信号ブロ
ックSibの4画素に対して、数式4で規定される解像
度変換特性で解像度変換を行うことにより解像度変換画
像信号Srの画素Kを得ることができる。いま、2×2
画素を1画素に変換する例について説明したが、N×M
(N、Mは自然数)の大きさをもつ画像信号ブロックを
任意の縮小率で解像度変換する場合についても、上述と
同様に実施できる。ここでは画像信号を解像度変換した
場合について説明したが、同様の方法で有意信号も解像
度変換することができることは既に述べたが、その具体
的な方法について、図6を参照して、以下に説明する。
【0042】図6に於いては、有意信号Ssは4×4有
意要素からなる信号として表されている。図5の場合と
同様に、有意信号Ss中の左下部の2×2有意要素の有
意信号ブロックSsbを解像度変換して1画素の有意信
号SsRにする1/4縮小処理について説明する。有意
信号ブロックSsb中の有意画素A、B、Dの有意信号
値の平均を取った値Jを解像度変換後の値としている。
有意画素A、B、Dの有意値を、それぞれVa、Vb、
Vdとすると平均有意値は次式で表すことができる。
【0043】
【数5】J=(Va+Vb+Vd)//3
【0044】図5及び図6を参照して、2×2画素の解
像度変換に例を引いて、解像度変換方法を式4及び式5
として説明したが、変換元の画素数を任意の正数nとす
ると、有意信号値が二値の場合には、変換された画像信
号Sirの画素値pは次式で表すことができる。
【0045】
【数6】
【0046】数式6の右辺に示されたp0からpnは解
像度変換される画像信号Siのそれぞれの画素値、αは
参照される有意信号Ssの有意要素の値、で表すことが
できる。 また有意信号値が多値である場合には、変換
された画像信号Sirの画素値pは次式で表すことがで
きる。
【0047】
【数7】
【0048】数式7の右辺に示されたp0からpnは解
像度変換される画像信号Siのそれぞれの画素値、w0
からwn参照される有意信号Ssの各有意要素の値が0
か否かを示すポインタ、で表すことができる。例えば、
有意要素の値が0の場合はポインタwは0を、有意要素
の値が0で無い場合にはポインタwは1の値をとるもの
とする。左辺にしめすpは、右辺の式によって変換され
た画像信号Sirの画素値である。上記の解像度変換の
二例では、共に、平均をとる場合について述べたが、対
象となる入力が2値の場合は、以下の数式8に示すよう
に、有意信号Ssの各有意要素値の論理和をとることで
解像度変換を実現できる。
【0049】
【数8】α =α0 [+] α1 [+] ・・・ [+] αn-1
【0050】数式8に於いて[+]は論理和を意味す
る。表すように、各有意要素値の論理和をとることによ
って、複数の有意要素の内の一つでも有意であれば変換
αは有意になる。一方、複数の有意要素の一つでも有意
でなければαは有意でないようにするには、次式のよう
に論理和[+]の代わりに論理積[×]をとるように構成
すれば良い。
【0051】
【数9】α =α0 [×] α1 [×] ・・・ [×] αn-1
【0052】次に、図7のフローチャートを参照して、
図2のフローチャートを用いて簡単に説明した画像信号
符号化装置EC1の画像信号符号化の動作に付いて、更
に詳しく、N個の有意要素を有する有意信号Ssの解像
度変換動作について説明する。尚、本例では、有意信号
Ss自体の解像度変換の方法について述べるが、画像信
号Siの解像度変換にも同様に適用出来ることは既に述
べた通りである。
【0053】ステップS2で、有意カウンタCS、有意
位置ポインタPS、非有意カウンタCNS、非有意置ポ
インタPNS、有意要素カウンタnをリセットするシス
テムの初期化を行った後にステップS4に進む。本実施
例に於いては、有意カウンタCS、非有意カウンタCN
S、及び有意要素カウンタnはそれぞれ1にセットさ
れ、有意位置ポインタPSと非有意置ポインタPNSは
クリアされる。
【0054】ステップS4では、解像度変換特性決定器
103によって、変換対象の有意信号Ss中のn番目の
有意要素Ssnが1有意状態検出サイクル毎に読み込ん
だ後に次のステップS6に進む。なお、nは前述の有意
要素カウンタnであり、最初に有意状態を検出される有
意要素はSs1として表される。有意カウンタCSの値
も1である。
【0055】ステップS6では、読み込まれた有意要素
Ssnの値が0で無いか、つまり当該有意要素が有意で
あるかが判断される。有意要素値がゼロでない、つまり
対象有意要素が有意である場合には、YESと判断され
て次のステップS8に進む。
【0056】ステップS8では、現在の有意要素カウン
タnの値と有意カウンタCSの値に基づいて、現有意要
素Ssnの対象有意信号中Ssでの位置情報を有意要素
位置ポインタPSに記録した後に、次のステップS10
に進む。尚、解像度変換処理が開始後の最初の有意要素
検出時には、有意要素カウンタn及び有意要素カウンタ
CSの値は共に1である。
【0057】ステップS10では、有意カウンタCS及
び有意要素カウンタnがそれぞれ1でインクリメントさ
れた後、次のステップS16に進む。
【0058】一方、ステップS6でNO、つまり現対象
有意要素は有意でないと判断された場合は、ステップS
12に進む。現在の有意要素カウンタnの値と非有意カ
ウンタCNSの値に基づいて、現有意要素Ssnの対象
有意信号中Ssでの位置情報を有意要素位置ポインタP
Sに記録した後に、次のステップS14に進む。尚、解
像度変換処理が開始後の最初の有意要素検出時には、有
意要素カウンタn及び非有意カウンタCNSの値は共に
1である。
【0059】ステップS14では、非有意カウンタCN
S及び有意要素カウンタnがそれぞれに1でインクリメ
ントされた後、次のステップS16に進む。
【0060】ステップS16では、有意状態を検出して
いない有意要素が残ってるかが判断される。つまり、有
意状態検出対象の有意信号Ss中の有意要素の数がNm
axとすると、nがNmaxより小さいかどうかが判断
される。YESの場合には、つまり未だ有意状態を検出
していない有意要素が残っていることを意味するので、
ステップS2に戻る。一方、ステップS16でNO、つ
まり検出対象有意要素の有意状態の検出が完了したと判
断される場合には、次のステップS18に進む。
【0061】上述のステップS4からステップS16に
至るまでの経路を、1有意状態検出サイクルと呼ぶ。こ
のようにして、ステップS16でNOと判断されるま
で、有意状態検出サイクルを繰り返して、対象有意信号
Ss中の全有意要素について有意状態が検出される。
【0062】ステップS18では、先のステップS8、
或いはステップS12で検出された有意要素情報に基づ
いて、解像度変換特性決定器103が現有意信号Ssに
最適な解像度変換特性を決定して、解像度変換特性指示
信号SLを生成した後、ステップS20に進む。
【0063】ステップS20では、ステップS18で生
成された解像度変換特性指示信号SLに基づいて、所定
の解像度変換特性を内部より読み出した後、次のステッ
プS22に進む。
【0064】ステップS22では、ステップS20で読
み出した解像度変換特性に基づいて有意信号Ssを解像
度変換して、解像度変換画像信号Srを生成した後処理
を終了する。
【0065】尚、図7に示したフローチャートでは、ス
テップ6での対象有意要素が有意であるか否かの判断の
結果、有意である要素についてはステップS8及びS1
0で有意状態を検出し、有意でない要素についてはステ
ップS12及びステップS14で有意状態を検出するよ
うに構成している。しかし、有意要素が有意非有意に関
わらず、有意要素カウンタの値によって、その位置と値
を特定することができる。つまり、ステップS6の後、
ステップS8及びS10だけで有意な要素に付いて、有
意情報を求めるようにしても、非有意な要素に関する情
報も得ることができる。この様な場合、ステップS12
及びS14を廃止して、ステップS6でNOと判断され
た場合は、直接ステップS16に進むようにしても良
い。同様に、ステップS8及びS10を廃止して、ステ
ップS12及びS14で、非有意な要素に基づいて、有
意情報を求めても良いことは言うまでもない。
【0066】図8に、本発明に掛かる解像度変換方法の
更なる例について説明する。同図では、図7に示すフロ
ーチャートからステップS12及びS14をステップS
16で置き換えると共に、ステップS16からステップ
S4に戻し、更にステップS10からは直接ステップS
18に進むようにしたものである。この結果、図7に示
すフローチャートのように、全ての有意要素について有
意値を検出が終了するのを待つまでもなく、対象有意要
素の内一つでも有意であれば、解像度変換処理を行うよ
うに構成したものである。さらに、ステップS12及び
S14をステップS8及びS10で置き換えることによ
って、対象有意要素の内一つでも非有意であれば、解像
度変換処理を行うように構成することもできることは言
うまでもない。
【0067】次に図9を参照して、拡大画素変換につい
て説明する。同図において、3画素の画像信号Siを5
画素の解像度変換画像信号Srに変換する解像度変換が
模式的に示している。画像信号SiはA1、A2、及び
A3の3画素から構成され、同画像信号Siに対応する
有意信号SsもX1、X2、及びX3の3要素から構成
されている。 画素A1、A2、及びA3のそれぞれ
が、要素X1、X2、及びX3のそれぞれに対応してお
り、画素X1及びX2が有意である。解像度変換画像信
号Srの上から奇数番目に位置する画素X1、X2、及
びX3は、画像信号Siの画素X1、X2、及びX3が
そのまま対応しているが、上から偶数番目に位置する画
素Y1及びY2については、画像信号Siを参照して、
有意である画素のみで解像度変換を行っている。つま
り、画素Y1及びY2は有意要素X1及びX2から変換
され、その変換特性は次式で表すことができる。
【0068】
【数10】Y1=(X1+X2)//2 Y2=X2
【0069】数式10に於けるX1、X2、Y1、及び
Y2はそれぞれ対応する画素の画素値である。
【0070】次に、図10を参照して、時間的に連続し
ている二つの画像Ia及びIbの解像度変換について説
明する。図示の如く、時間的に先行している画像Ia
が、時間的に後続の画像Ibより小さい場合には、それ
ぞれの画像に対応する先行画像信号Sia及び後続画像
信号Sib間に於いて、図9を参照して説明した拡大解
像度変換を行うことによってより効率のよい対応づけを
行うことができる。例としてはスケーラビリティ等に応
用できる。
【0071】(実施の形態2)次に、図11を参照し
て、本発明の第2の実施形態に於ける画像信号符号化装
置EC2について説明する。本画像信号符号化装置EC
2では、第一の実施形態に於ける画像信号符号化装置E
C1と異なり、画像信号Siの有意画素のみに対して解
像度変換を行うものである。画像信号符号化装置EC2
は、図1に示す画像信号符号化装置EC1の構造と類似
しているが、解像度変換特性決定器103と第二入力端
子Ti2の間に、有意信号Ssの解像度変換を行い解像
度変換有意信号Ssrを生成する第二の解像度変換器3
01が追加された構成に成っている。さらに、この解像
度変換有意信号Ssrは、解像度変換特性決定器103
と共に出力端子Toにも出力される。
【0072】第二の解像度変換器301は、解像度変換
器105について説明したのと同様に、入力されたSs
に画像間引き又は画像補間を行う。解像度変換特性決定
器103は、この解像度変換有意信号Ssrの当該する
画素近傍の有意信号を参照して、有意である画素のみを
用いて、画像信号Siの解像度変換を行うような解像度
変換特性を選択する解像度変換特性指示信号SLaを生
成する。尚、解像度変換有意信号Ssrが有意でない場
合は当該画素の導出のための、画像信号Siの変換は不
要なので、最も計算が簡単な関数で表される解像度特性
を指示する解像度変換特性指示信号SLaが生成され
る。解像度変換器105は、画像信号符号化装置EC1
に於けるのと同様に、解像度変換特性指示信号SLaで
指示された解像度変換特性で画像信号Siを解像度変換
して、解像度変換画像信号Sraとして出力端子Toに
出力する。
【0073】以上の処理によって、第二の解像度変換器
301によって解像度変換を行なった有意である画素の
みに対して、第一の実施の形態に掛かる画像信号符号化
装置EC1によって実施するのと同様の有意でない画素
の影響のない画素間引きや画素補間などの解像度変換を
行うことにより、より少ない関数計算回数で同等の変換
画質を実現できる。
【0074】(実施の形態3)次に、図12を参照して
本発明の実施の形態に掛かる画像信号符号化装置EC3
について説明する。本画像信号符号化装置EC3は有意
信号Ssに対し、閾値処理器によるN値化処理を行った
後に、符号化処理を行う画像符号化装置である。画像信
号符号化装置EC3も、図1に示す画像信号符号化装置
EC1と類似の構造を有しており、更に、所定の閾値T
hを有する閾値信号Sthの入力を受ける第三入力端子
Ti3を有している。更に、第二入力端子Ti2と解像
度変換特性決定器103の間に、閾値処理器402が追
加されている。閾値処理器402は、第三入力端子Ti
3にも接続されて、有意信号Ss及び閾値信号Sthの
それぞれの供給を受ける。
【0075】また、解像度変換器105と出力端子To
との間に、符号化器405が追加されている。この符号
化器405は更に、第三入力端子Ti3に接続されて閾
値信号Sthの供給をうけている。
【0076】閾値処理器402は、有意信号Ssと閾値
信号Sthを比較して、有意信号Ssの有意値が閾値信
号Sthよりも小さい場合には、その有意信号Ssの有
意値を有意でない値に変換して、閾値変換有意信号Ss
tとして解像度変換特性決定器103に出力する。尚、
有意でない値の有意信号Ssは閾値処理器402で何も
処理されずそのまま有意信号Sstとして出力される。
【0077】解像度変換特性決定器103は、閾値変換
有意信号Sstに基づいて画像信号Siに最適な解像度
特性を指示する解像度変換特性指示信号SLbを解像度
変換器105に出力する。解像度変換器105は、第一
入力端子Ti1から供給された画像信号Siを、解像度
変換特性指示信号SLtに基づき最適な解像度変換特性
で変換して、解像度変換画像信号Srbを生成する。
【0078】符号化器405は、解像度変換器105か
ら供給される解像度変換画像信号Srbと、第三入力端
子Ti3から供給される閾値信号Sthを符号化して、
符号化画像信号Sic1として出力端子Toから出力す
る。
【0079】図13を参照して、閾値変換有意信号Ss
tを生成する意義について簡単に説明する。本発明に於
いては上述の如く、有意信号Ssを参照して画像信号S
i或いは有意信号Ss自身の符号化を行うが、有意信号
Ssが多値の場合には、透明に近くて視覚的には他の画
素と区別がつかないような低レベルの有意値ですら符号
化処理に悪影響を与えてしまう。図13の曲線Bにその
様な有意信号Ssの一例を示す。この有意信号Ss
(B)は、矢印Asで示した領域においてゼロより大き
な値を有しており、従って領域Asの全般に渡って有意
である。
【0080】しかしながら、領域Asの両端A1及びA
2は、前述の様に視覚的に他の領域と見分けがつかない
ほどの有意度が低いが、符号化されたデータの劣化を招
く要因である。そこで、有意信号Ssの領域Asにおい
て、適当な閾値Th以下の部分はゼロとする閾値処理を
行うことにより、図13の曲線Aに示す有意信号Ssを
得ることができる。このように閾値処理をすることによ
って、有意度の低い画素による符号化劣化を防止して、
より効率的かつ高品質な符号化画像処理を行うことがで
きる。
【0081】尚、本例に於いては、閾値処理された有意
信号Sstに基づいて、画像信号Siを解像度変換する
構成としたが、閾値処理器402から閾値変換有意信号
Sstを符号化器405に直接出力して、閾値変換有意
信号Sst自身を符号化するように構成しても良い。
【0082】(実施の形態4)次に、図14を参照して
本発明の第4の実施形態に掛かる画像信号符号化装置E
C4を説明する。先ず、画像信号Siと、同画像信号S
iに対応する有意信号Ssから構成される2次元画像信
号Svが入力される。そして動きベクトル検出器(M
E)602によって、動きベクトルが検出され、その動
きベクトルは動き補償器(MC)604に送られる。ま
た、動きベクトル検出器(ME)602からの出力と、
後述のフレームメモリ(FM)611からの出力とに基
づいて、動き補償器(MC)604で予測画像信号Sp
を生成する。動き補償器で生成された予測画像信号Sp
と入力画像信号Svの画素値は差分器603にて各画素
毎に差分値を求め、この差分値を直交変換器(DCT)
605で変換し、直交変換された成分を、量子化器
(Q)606で量子化する。量子化値は、可変長符号化
器(VLC)607に出力されるとともに、逆量子化器
(IQ)608で逆量子化し、逆直交変換器(IDC
T)609で逆変換される。
【0083】このようにして生成された逆直交変換器
(IDCT)609の出力は、加算器610で、動き補
償器(MC)604にて生成された画素値に加算され
て、再生画像信号Sv’として閾値処理器(Th)61
2に出力される。更に閾値処理器(Th)612は、こ
の再生画像信号Sv’に含まれる再生画像信号Si’と
再生有意信号Ss’の内、再生有意信号Ss’のみに、
閾値Sth以下の値を有意でない値で変換する閾値処理
を施して有意信号Sstを生成する。
【0084】この有意信号Sstと再生画像信号Si’
は、復号画像信号としてフレームメモリ(FM)611
に格納される。加算器610の内容をそのままフレーム
メモリ611に入力すると、視覚的に影響のない有意信
号や、微少な雑音成分を次画面の予測に使用することに
なり、動き補償の効率が低下するが、閾値処理器(T
h)612を導入することにより効率低下を防ぐことが
できる。更に、フレームメモリ(FM)611からは、
復号画像信号が動きベクトル検出器(ME)602及び
動き補償器(MC)604に出力される。
【0085】また、可変長符号化器(VLC)607で
符号化された信号は画像符号化装置の符号化画像信号S
ic2として出力される。
【0086】以上のような符号化装置によって、視覚的
に影響のない有意信号や、微少な雑音成分に動き補償を
行なうことなく、入力信号Svを正しく符号化し、出力
信号Sicを得ることができる。
【0087】(実施の形態5)次に、図15を参照して
本発明の第5の実施形態に掛かる画像信号符号化装置E
C5を説明する。動きベクトル検出器(ME)602に
よって、2次元画像信号Svの動きベクトルが検出さ
れ、その動きベクトルは動き補償器(MC)604に送
られる。また、動きベクトル検出器(ME)602及び
後述のフレームメモリ(FM)611からの出力に基づ
き、動き補償器(MC)604で予測画像信号Spを生
成する。なお、フレームメモリ(FM)611には、加
算器610からは、有意信号Ss’と再生画像信号S
i’から成る再生画像信号Sv’が直接入力されてい
る。動き補償器(MC)604は、フレームメモリ(F
M)611は、有意信号Ss’と再生画像信号Si’に
基づいて、予測画像信号Spを生成する。動き補償器
(MC)604で生成された予測画像信号Spには視覚
的に影響のない有意信号Ss’が含まれるので、閾値処
理器(Th)701によって、この有意信号Ss’を閾
値Sth以下の値を有意でない値に変換して閾値変換予
測画像信号Sptを生成する。このように、視覚的に影
響のない有意信号を除去することになり、符号化効率が
向上する。
【0088】閾値処理器(Th)701の出力と入力2
次元画像信号Svの画素値は差分器603にて各画素毎
に差分値を求め、この差分値を直交変換器(DCT)6
05で変換し、直交変換された成分を、量子化器(Q)
606で量子化する。量子化値は、可変長符号化器(V
LC)607に出力されるとともに、逆量子化器(I
Q)608で逆量子化し、逆直交変換器(IDCT)6
09で逆変換される。
【0089】このようにして生成された逆直交変換器
(IDCT)609の出力は、加算器610で、閾値処
理器(Th)701にて生成された画素値に加算されて
復号画像としてフレームメモリ(FM)611に格納さ
れる。
【0090】また、可変長符号化器(VLC)607で
符号化された信号は画像信号符号化装置EC5の符号化
信号Sicとして出力される。以上のような符号化装置
EC5によって、視覚的に影響のない有意信号を除去す
ることによって、入力画像信号Sv信号を効率よく符号
化し、出力符号化画像信号Sic3を得ることができ
る。
【0091】(実施の形態6)つぎに、図16を参照し
て本発明の第6の実施形態に掛かる画像復号化装置DC
1について説明する。尚、画像復号化装置DC1は、図
12に示した画像信号符号化装置EC3によって生成さ
れた符号化画像信号Sic1の復号化に用いられるもの
である。
【0092】入力信号符号化画像信号Sic1は、復号
化装置802に入力され、有意信号Ssと、閾値信号S
thに復号化される。復号化された有意信号Ssと閾値
信号Sthは閾値処理器805に入力され、閾値処理を
行い、その出力を出力信号Svとする。
【0093】図17に閾値処理で画質が向上する例を図
17中のC、D、E、及びFに示す。Cは入力された有
意信号Ssであり、Dは有意信号Cを変換処理したもの
である。出力Dについて、閾値Thよりも小さい値を
0、それ以外を1とする2値化処理を行ったものがEで
あり、閾値Thよりも小さい値を0にまるめ、それ以外
はそのままの値にしたものがFである。Eは2値の有意
信号、Fは多値の有意信号の場合に、視覚的に影響のな
い有意信号を除去することができる。
【0094】以上のような閾値処理を行うことにより、
復号化された有意信号から微少な雑音成分を除去するこ
とができる。
【0095】(実施の形態7)次に図18を用いて本発
明の第7の実施形態に掛かる画像復号化装置DC2につ
いて説明する。尚、画像復号化装置DC2は、図15に
示した画像信号符号化装置EC5によって生成された符
号化画像信号Sic3の復号化に用いられるものであ
る。符号化画像信号Sic3は、可変長復号化装置(V
LD)902に入力され、そこで可変長復号化される。
【0096】一方、動き補償器(MC)907で予測画
像信号Spを生成し、閾値処理器906に送られる。動
き補償器907で生成された予測画像Sp中の有意信号
は、閾値処理器906によって、閾値Th以下の値を有
意でない値に変換されて変換予測画像信号Sptが生成
される。可変長復号化装置(VLD)902で復号化さ
れた信号は、逆量子化器(IQ)903に入力され、そ
こで逆量子化され、逆直交変換器(IQ)904にて逆
直交変換される。このようにして生成された逆直交変換
器(IQ)904の出力は、加算器905で、閾値処理
器(Th)906にて生成された画素値に加算されて復
号画像としてフレームメモリ908(FM)に格納され
る。以上のようにして、入力された符号化画像信号Si
c3を正しく復号化した出力画像信号Svを得ることが
できる。
【0097】(実施の形態8)次に図19を用いて本発
明の第8の実施形態に掛かる画像復号化装置DC3につ
いて説明する。尚、画像復号化装置DC3は、図14に
示した画像信号符号化装置EC4によって生成された符
号化画像信号Sic2の復号化に用いられるものであ
る。入力信号Sic2は、可変長復号化装置(VLD)
902に入力され、そこで可変長復号化される。
【0098】一方、可変長復号化装置(VLD)902
で復号化された信号は、逆量子化器(IQ)903に入
力され、そこで逆量子化され、逆直交変換器(IDC
T)904にて逆直交変換される。フレームメモリ(F
M)908の出力は動き補償器(MC)907に入力さ
れ、予測画像信号Spを生成する。動き補償器(MC)
907にて生成された予測画像は、加算器905で、逆
直交変換(IDCT)904の出力と加算されて、画像
信号Svとして出力されると同時に、閾値処理器(T
h)1001によって、閾値Th以下の値を有意でない
値に変換されて復号画像Svtとしてフレームメモリ
(FM)908に格納される。逆直交変換器(IQ)9
04の出力信号をそのままフレームメモリ(FM)90
8に入力すると、視覚的に影響のない有意信号や、微少
な雑音成分がフレームメモリ(FM)908から出力さ
れて、動き補償器(MC)による動き補償の精度を低下
させる。フレームメモリ(FM)908の出力は動き補
償器(MC)907に入力され、予測画像信号Spを生
成する。動き補償器(MC)907にて生成された予測
画像信号Spは、加算器905で、逆直交変換(IDC
T)904の出力と加算されて、画像信号Svとして出
力されると同時に、復号画像Svtとしてフレームメモ
リ(FM)908に格納される。以上のように、視覚的
に影響のない有意信号や、微少な雑音成分に動き補償を
行うことを防ぐことにより、入力信号901を正しく復
号化した出力画像信号Svを得ることができる。
【0099】(実施の形態9)次に図20を用いて本発
明の第9の実施形態に掛かる画像復号化装置DC3につ
いて説明する。動き補償符号化された入力信号Sic
は、可変長復号化装置(VLD)902に入力され、そ
こで可変長復号化される。可変長復号化装置(VLD)
902で復号化された信号は、逆量子化器(IQ)90
3に入力され、そこで逆量子化され、逆直交変換器(I
DCT)904にて逆直交変換される。このようにして
生成された逆直交変換器(IDCT)904の出力は、
加算器905で、動き補償器(MC)906にて生成さ
れた画素値に加算されて復号画像としてフレームメモリ
(FM)907に格納される。加算器905に出力され
た復号画像の有意信号は、視覚的に影響のない有意信号
が含まれるので、閾値処理器(Th)1101によっ
て、閾値Sth以下の値を有意でない値に変換される。
【0100】以上のようにして、入力符号化信号Sci
を正しく復号化した出力画像信号Svを得ることができ
る。さらに、図20の場合は図18及び図19における
閾値の場合とは異なり、符号化装置と無関係に閾値St
hの値を変化させることによって、視覚的に微妙な影響
を与える有意信号を制御することができるので、表示す
る画像の画質を変化させることができる。
【0101】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像変換装置を用いることにより、有意な画素を、画
素値を持たない有意でない画素とわけて画像変換するこ
とができるので、画像変換処理の精度を向上することが
できる。また、本発明の画像符号化装置および、画像復
号化装置を用いることにより、再生画像の画質には影響
を与えない有意でない画素の画素値を符号化効率が向上
する値にして符号化できるので、符号化効率を向上する
ことができその実用的価値は高い。
【0102】本発明に於いては、入力画像信号に対し
て、有意でない画素の影響のない画素間引きや画素補間
などの解像度変換処理を行うことにより、解像度変換処
理による画質の劣化を防ぐことができると共に、高品位
且つ効率的な符号化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく第一の実施形態に掛かる画像
信号符号化装置の構造を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す画像信号符号化装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】 本発明に基づく画像信号符号化装置による解
像度変換特性の決定方法に関する説明図である。
【図4】 図3に示す解像度変換特性に対する関数の例
を示す説明図である。
【図5】 本発明に基づく画像解像度変換装置による画
像縮小に関する説明図である。
【図6】 本発明に基づく画像解像度変換装置による色
差信号に対する有意信号補完に関する説明図である。
【図7】 図2に示す画像信号符号化装置の動作を更に
詳しく示すフローチャートである。
【図8】 図7に示す動作を示した画像信号符号化装置
の更なる動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明に基づく画像解像度変換装置による画
像拡大に関する説明図である。
【図10】 本発明に基づく時間的に連続している二画
像の解像度変換に関する説明図である。
【図11】 本発明に基づく第二の実施形態に掛かる画
像符号化装置の構造を示すブロック図である。
【図12】 本発明に基づく第三の実施形態に掛かる画
像符号化装置の構造を示すブロック図である。
【図13】 本発明に基づく、有意信号の閾値変換を説
明する模式図である。
【図14】 本発明に基づく第四の実施形態に掛かる画
像符号化装置の構造を示すブロック図である。
【図15】 本発明に基づく第五の実施形態に掛かる画
像符号化装置の構造を示すブロック図である。
【図16】 本発明に基づく第六の実施形態に掛かる画
像復号化装置の構造を示すブロック図である。
【図17】 本発明に基づく閾値処理で画質が向上する
例を示した模式図である。
【図18】 本発明に基づく第七の実施形態に掛かる画
像復号化装置の構造を示すブロック図である。
【図19】 本発明に基づく第3の実施形態に掛かる画
像復号化装置の構造を示すブロック図である。
【図20】 本発明に基づく第4の実施形態に掛かる画
像復号化装置の構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
Si 画像信号 Ss 有意信号 Sc カラー信号 Sr 解像度変換画像信号 SL 解像度変換特性選択信号 Sth 閾値信号 Ti1 第一入力端子 Ti2 第二入力端子 To 出力端子 103 解像度特性選択器 105 解像度変換器 106 出力信号 301 解像度変換器 402 閾値処理器 405 符号化器 406 出力信号 602 動きベクトル検出器 603 差分器 604 動き補償器 605 直交変換器 606 量子化器 607 可変長符号化器 608 逆量子化器 609 逆直交変換器 610 加算器 611 フレームメモリ 612 閾値処理器 701 閾値処理器 802 復号化器 805 閾値処理器 902 可変長復号化器 903 逆量子化器 904 逆直交変換器 905 加算器 906 閾値処理器 907 動き補償器 908 フレームメモリ 1001 閾値処理器 1101 閾値処理器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブン・チュン・セン 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CA19 CB01 CB08 CB12 CB16 CD06 CD07 CG03 CG05 CH08 CH18 5C059 LB05 LB11 MA05 MA23 MC11 ME01 PP01 PP04 SS06 SS11 UA02 UA05 UA33 UA34 5C076 AA21 AA22 BA06 BB04 BB06 BB07 BB40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する二つ以上の画素から構成される
    画像信号の各画素の有意値を表す有意要素から構成され
    る有意信号に基づいて、有意信号を解像度変換する画像
    変換装置であって、 処理中の画素と該処理中の画素近傍の画素の有意値に基
    づいて解像度変換特性を決定する解像度変換特性決定手
    段と、 該決定された解像度変換特性を用いて上記有意信号の解
    像度を変換する解像度変換手段とを有し、 上記画像の解像度変換は任意の対象物形状内の有意画素
    を用いて行われ、 上記画像の解像度変換は処理中の画素近傍の画素に対す
    る有意信号値を参照することにより行われ、上記有意信
    号は画素値を表す輝度信号と異なり、上記解像度変換
    は、目標画素が上記任意の対象物形状の内部に位置する
    かまたは外部に位置するかを示す有意情報を参照するこ
    とにより行われることを特徴とする画像変換装置。
  2. 【請求項2】 前記解像度変換手段は、該画像信号の画
    素を間引くことを特徴とする請求項1に記載の画像変換
    装置。
  3. 【請求項3】 前記解像度変換手段は、該画像信号の画
    素を補間することを特徴とする請求項1に記載の画像変
    換装置。
  4. 【請求項4】 前記解像度変換手段は、該有意信号の有
    意要素を生成する請求項1に記載の画像変換装置。
  5. 【請求項5】 前記解像度変換特性決定手段の上流に設
    けられて前記有意信号の解像度変換を行い、解像度変換
    された有意信号を生成し、該解像度変換された有意信号
    を前記有意信号の代わりに前記解像度変換特性決定手段
    に入力する第2の解像度変換手段を更に有する請求項1
    に記載の画像変換装置。
  6. 【請求項6】 隣接する二つ以上の画素から構成される
    画像信号の各画素の有意値を表す有意要素から構成され
    る有意信号に基づいて、該有意信号を解像度変換する画
    像変換方法であって、 処理中の画素と該処理中の画素近傍の画素の有意値に基
    づいて解像度変換特性を決定し、 該決定された解像度変換特性を用いて上記有意信号の解
    像度を変換し、 上記画像の解像度変換は任意の対象物形状内の有意画素
    を用いて行われ、 上記画像の解像度変換は処理中の画素近傍の画素に対す
    る有意信号値を参照することにより行われ、上記有意信
    号は画素値を表す輝度信号と異なり、上記解像度変換
    は、目標画素が上記任意の対象物形状の内部かまたは外
    部に位置するかを示す有意情報を参照することにより行
    われることを特徴とする画像変換方法。
  7. 【請求項7】 前記解像度変換は、該画像信号の画素を
    間引くことを特徴とする請求項6に記載の画像変換方
    法。
  8. 【請求項8】 前記解像度変換は、該画像信号の画素を
    補間することを特徴とする請求項6に記載の画像変換方
    法。
  9. 【請求項9】 前記解像度変換は、該有意信号の有意要
    素を生成する請求項6に記載の画像変換方法。
  10. 【請求項10】 前記解像度変換特性決定の上流におい
    て、前記有意信号の解像度変換を行い、解像度変換され
    た有意信号を生成し、該解像度変換された有意信号を前
    記有意信号の代わりに前記解像度変換特性決定に入力す
    る第2の解像度変換段階を更に有する請求項6に記載の
    画像変換方法。
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