JP2001357343A - 電子スプレッドシートにおける絶対セル参照又はセル範囲参照を処理する方法およびシステム - Google Patents

電子スプレッドシートにおける絶対セル参照又はセル範囲参照を処理する方法およびシステム

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JP2001357343A JP2001112850A JP2001112850A JP2001357343A JP 2001357343 A JP2001357343 A JP 2001357343A JP 2001112850 A JP2001112850 A JP 2001112850A JP 2001112850 A JP2001112850 A JP 2001112850A JP 2001357343 A JP2001357343 A JP 2001357343A
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ボーシュ・フレデリック
Albert Harari
アラリ・アルベール
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    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 あるファイルで切り取り又はコピーが実行さ
れ、他のファイルに貼り付けが実行される時、セルに含
まれる式の中の絶対セル参照又はセル範囲参照を正しく
処理する。 【解決手段】次のステップ(1)〜(3)を含む。
(1)切り取り、又はコピーするソース・セル範囲を選
択し、前記ソース・セル範囲に属する各々のセルの内容
を作業バッファに記憶する。(2)記憶されたセルの内
容に、1つ又は複数の絶対参照があれば、絶対参照が指
すソース・セル範囲に属する前記セル又はセル範囲の各
々について、ソース・セル範囲内の相対位置を決定し、
さらにソース・セル範囲内の前記相対位置の各々につい
て、行き先セル範囲内の対応する絶対参照に置換する。
(3)バッファに記憶された各々のセルの内容を、行き
先セル範囲内の対応するセルへコピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル・コン
ピュータによる情報処理の分野に関し、さらに具体的に
は、電子スプレッドシートにおけるコピー及び貼り付け
(コピー・アンド・ペースト)動作又は切り取り及び貼
り付け(カット・アンド・ペースト)動作の間に絶対参
照を処理する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータが出現する前には、数値分
析、特に財務数値分析は、通常、鉛筆と計算機でもっ
て、金銭出納帳(columnar pad)又はスプレッドシート
が作成されてきた。データを列と行へ記入することによ
って、スプレッドシートは読者に情報の迅速な理解を可
能にする。しかし、紙の上でスプレッドシートを作成す
る作業は、決して早いとは言えない。それどころか、各
々の項目を単調に計算してスプレッドシートに入力しな
ければならないので、処理は非常に遅くなる傾向があ
る。全ての計算は準備する人の責任であるから、手作業
で作成されたスプレッドシートは、誤りを生じやすい。
従って、手作業によるスプレッドシートの作成は、遅
く、単調で、信頼できない。
【0003】マイクロコンピュータの出現と共に、「電
子スプレッドシート」の形式で解決法が現れた。これら
のソフトウェア・プログラムは、単に「スプレッドシー
ト」の呼び名で知られているが、従来の財務モデル化ツ
ールである会計係の金銭出納帳、鉛筆、及び計算機をコ
ンピュータで置換する。或る点に関して、スプレッドシ
ート・プログラムとそれらツールとの関係は、ワードプ
ロセッサとタイプライタとの関係に似ている。スプレッ
ドシートは、財務モデルの作成、編集、及び使用の容易
さの点でドラマチックな改善を提供する。
【0004】典型的なスプレッドシート・プログラム
は、コンピュータのメモリを、会計係の金銭出納帳の列
/行又はグリッド(格子)形式に似せて構成し、それに
よってユーザへ可視的計算機を提供する。しかし、この
「帳面」は、コンピュータ・メモリ内で動的に存在する
ので、紙の帳面とは幾つかの重要な様式で異なってい
る。例えば、電子スプレッドシート内の位置は、コンピ
ュータが理解できる形式でコンピュータへ伝えられなけ
ればならない。これを達成する一般的な方法は、スプレ
ッドシートの各々の行へ数字を割り当て、各々の列へ文
字を割り当て、スプレッドシートの各々のシート(又は
ページ)へ他の文字を割り当てることである。例えば、
第2ページの列A及び行1にある位置(即ち、上部左方
の隅)を参照するためには、ユーザは「B:A1」とタ
イプする。このようにして、スプレッドシートは、所与
のページにおける行と列との各々の交差位置にアドレス
可能な記憶位置、すなわち「セル」を定義する。
【0005】電子スプレッドシートへのデータ入力は、
情報が会計係のパッドへ入力される方法と全く同じよう
にして起こる。画面カーソルが所望の位置に置かれた
後、ユーザは英数字情報を入力することができる。しか
し、スプレッドシート・セルは、テキスト及び数値情報
を保持するほかに、スプレッドシート・セルに記憶され
た数値に実行されるべき計算を指定する特別の命令又は
「式」を記憶することができる。更に、そのようなスプ
レッドシート・セルは、セルの関連(connex)セットと
して配列される限り、範囲として定義及び指定すること
ができる。そのような指定範囲の典型的な例は、金銭出
納帳で見受けられる通常の表に対応する。このようにし
て、等式の中で範囲の名前を変数として使用し、それに
よってセルの間で正確な算術関係を定義することができ
る。スプレッドシート・プログラムの構成及び動作、並
びにマクロのような高等機能は、様々な文献に、詳細に
記載されている。
【0006】電子スプレッドシートは、紙に比べて多く
の利点を有する。1つの利点として、電子スプレッドシ
ートは、通常の集計用紙よりもはるかに大きい(即ち、
より多くの情報を保持する)。何千又は何百万のセルを
有する電子スプレッドシートも珍しくない。更に、スプ
レッドシート・プログラムは、「仮想」シナリオをユー
ザが実行することも可能にする。一組の計算データがワ
ークシートへ入力された後、例えば埋め込まれた式によ
って、スプレッドシート情報を様々な想定で即時に再計
算することができる。この動作を、紙と鉛筆を使って手
作業で処理しようとすれば、変更がなされる度にモデル
内の全ての関係を再計算しなければならないだろう。従
って、電子スプレッドシートは、「仮想」問題、即ち入
力を変更すると出力で何が生じるかを見る問題を解決す
るために発明された。
【0007】スプレッドシート内の計算を自動化するた
め、セル範囲が使用される。セル又はセル範囲が指定さ
れるか指定されないかに拘わらず、それらは式の中で
「相対」又は「絶対」参照によって参照されることがで
きる。そのような参照は、参照されるセル(又はセル範
囲)のアドレスであるか、もしこのセル(又はセル範
囲)が命名されている場合には、セル(又はセル範囲)
の名前であることができる。 ・ 相対参照の場合、セル(又はセル範囲)は、参照を
司るセルの位置から決定される(相対アドレス)。 ・ 絶対参照の場合、セル(又はセル範囲)は、スプレ
ッドシート内のその絶対位置から決定される(絶対アド
レス)。
【0008】1つ又は複数の相対及び、又は絶対セル
(又はセル範囲)を有する式を含むセルが、先ず切り取
り又はコピーを実行され、次に他のセル・アドレスへ貼
り付けを実行されるとき、切り取り又はコピーを実行さ
れるセル(ソース・セルとも呼ばれる)の内容は、1つ
又は複数の相対又は絶対セル(又はセル範囲)参照と一
緒に、貼り付けを実行されるセル(行き先セルとも呼ば
れる)へ転送される。相対参照は、貼り付けを実行され
るセルの位置から決定されるセル(又はセル範囲)を指
し、絶対参照は、ソース・セル内で絶対参照によって指
された位置と同じ位置を指す。そのような位置は、 ・ ソース環境の中にあることができるか(Lotus Cor
p.のツール123で実施されるように)、又は ・ 行き先環境の中にあることができる(米マイクロソ
フト社のツールExcelで実施されるように)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そのような絶対セル
(又はセル範囲)参照が、貼り付けを実行されるセルか
ら最早見えなくるとき(例えば、絶対セル(又はセル範
囲)参照及び貼り付けを実行されるセルが、異なったフ
ァイルに属し、参照されるセル(又はセル範囲)を司る
ファイルがクローズされると)、式は初めの場合ではエ
ラーになる。絶対セル(又はセル範囲)参照が、ソース
環境及び行き先環境で同じ情報を含まないとき、貼り付
けを実行されるセル内の式によって得られる値は、高い
確率で誤りとなる。通常の手段を用いてそのようなエラ
ーを避ける唯一の方法は、式が、得た値で置換される
「値による」貼り付け動作を実行するであろう。しか
し、ダイナミック性及び柔軟性が失われるため、この動
作は不利益である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル・
コンピュータによる情報処理の分野に関し、更に具体的
には、電子スプレッドシートにおいて、1つの環境(例
えばファイル)から他の環境へ切り取り又はコピーを実
行した後に貼り付けを実行されるセルに含まれる式の中
の絶対セル参照又はセル範囲参照を処理するための方法
及びシステムに関する。アドレス又は名前によって識別
される複数のセルを含む多次元スプレッドシートにおけ
るコピー/切り取り/貼り付け動作の間に、1つ又は複
数の絶対セル参照又はセル範囲参照を処理する方法は、
次のステップ(1)〜(3)を含む。 (1) 次のステップを含む「通常の」切り取り又はコ
ピー動作を実行するステップ。 ・ 行き先セル範囲へ切り取り及び貼り付け(カット・
アンド・ペースト)を実行するか、又はコピー及び貼り
付け(コピー・アンド・ペースト)を実行するためにソ
ース・セル範囲を選択するステップ。 ・ 前記ソース・セル範囲に属する各々のセルの内容
を、作業バッファに記憶するステップ。 ・ 切り取りを実行するためにソース・セル範囲に属す
る各々のセルの内容をクリアするステップ。 (2) 作業バッファに記憶された各々のセルについ
て、次のステップを含むいわゆる「自己完結型貼り付け
(self-contained paste)」動作を実行するステップ。 ・ もし記憶されたセルの内容が、ソース・セル範囲に
属するセル又はセル範囲を指す1つ又は複数の絶対参照
を含むならば、 ・ 絶対参照によって指されるソース・セル範囲に属す
る前記セル又はセル範囲の各々について、ソース・セル
範囲内の相対位置を決定し、 ・ ソース・セル範囲内の前記相対位置の各々につい
て、行き先セル範囲内の対応する絶対参照を決定し、 ・ 記憶されたセルの中で、ソース・セル範囲に属する
セル又はセル範囲を指す各々の絶対参照を、行き先セル
範囲内の対応する絶対参照で置換するステップ。 (3) バッファに記憶された各々のセルの内容を、行
き先セル範囲内の対応するセルへコピーするステップ。
【0011】
【発明の実施の形態】システム・ハードウェア 図1に示されるように、本発明は、中央処理装置10
1、主記憶装置102、入出力制御装置103、キーボ
ード104、ポインティング・デバイス105(例えば
マウス、トラックボール、ペン装置など)、表示装置1
06、及び大容量記憶装置107(例えばハード・ディ
スク)を含むコンピュータ・システム100で実施する
ことができる。所望に応じて、追加の入力/出力装置、
例えば印刷装置108をシステム100に含めることが
できる。図示したように、システム100の様々な構成
要素は、システム・バス110又は類似のアーキテクチ
ャを介して通信する。好ましい実施形態において、コン
ピュータ・システム100は、本出願人を含む幾つかの
ベンダから入手可能なIBM互換性パーソナル・コンピ
ュータを含む。
【0012】図2に示すように、コンピュータ・システ
ム100の動作を指示するために、コンピュータ・ソフ
トウェア・システム150が提供される。ソフトウェア
・システム150は、システム・メモリ(主記憶装置)
102及びディスク・メモリ(大容量記憶装置)107
に記憶され、オペレーティング・システム151及びイ
ンターフェース153を含む。1つ又は複数のアプリケ
ーション・プログラム、例えばアプリケーション・ソフ
トウェア152は、システム100によって実行される
ため「ロード」され(即ち、ディスク・メモリ107か
らシステム・メモリ102へ転送され)ることができ
る。システム100は、ユーザ・インターフェース15
3を介してユーザ・コマンド及びデータを受け取る。次
に、これらの入力は、オペレーティング・システム15
1やアプリケーション・ソフトウェア152からの命令
に従って、システム100によって処理される。更に、
好ましくはグラフィカル・ユーザ・インターフェース
(GUI)であるインターフェース153は、結果を表
示することもできる。その場合、ユーザは追加の入力を
供給するか、セッションを終了してよい。好ましい実施
形態において、オペレーティング・システム151及び
インターフェース153は、米マイクロソフト社のMi
crosoft Windows95である。他方、ア
プリケーション・ソフトウェア152は、以下で詳細に
説明されるように、本発明のスプレッドシート・ノート
ブックを含む。
【0013】インターフェース A.緒言 以下の説明は、Microsoft Windows9
5環境で動作するスプレッドシート・アプリケーション
で実施される本発明の好ましい実施形態に焦点を当てて
いる。しかし、本発明は、特定のアプリケーション又は
特定の環境に限定されない。それどころか、本発明のシ
ステム及び方法は、データベース管理システム、ワード
プロセッサなど、様々なシステム及びアプリケーション
・ソフトウェアで有効に適用される。更に、本発明は、
Macintosh、UNIX(登録商標)、Next
Stepなど、様々なプラットフォームで実施すること
ができる。従って、以下の例示的実施形態は、例を示す
目的で説明され、限定を目的として説明されるものでは
ない。
【0014】ここで図3を参照すると、システム100
はウィンドウ・インターフェース又はワークスペース1
60を含む。ウィンドウ160は、画面106上で表示
される短形のグラフィカル・ユーザ・インターフェース
(GUI)である。追加のウィンドウ要素は、必要に応
じて、様々なサイズ及び形式(例えば、タイル又はカス
ケード)で表示することができる。ウィンドウ160の
上部には、複数のユーザ・コマンド選択候補を有するメ
ニュー・バー170がある。選択候補の各々は、アプリ
ケーション・オブジェクトと一緒に使用するための追加
のサブメニュー及びソフトウェア・ツールを呼び出すこ
とができる。ウィンドウ160は、画面オブジェクト、
例えばグラフィック・オブジェクト181及びテキスト
・オブジェクト182を表示及び処理するためのクライ
アント領域180を含む。本質的には、クライアント領
域は、ユーザがコンピュータ・システム100内に存在
するデータ・オブジェクトと相互に作用するためのワー
クスペース又はビューポート(viewport)である。
【0015】ウィンドウ・インターフェース160は、
関心のある画面オブジェクトを選択及び起動するための
画面カーソル又はポインタ185を含む。ポインティン
グ・デバイス105からのユーザ移動信号に応答して、
カーソル185は、表示装置106の画面を横切って所
望の画面位置まで自由に動く。カーソル移動の間又は後
に、ユーザは当技術分野で知られているように、オブジ
ェクトを選択及び処理するためのユーザ・イベント信号
(例えばマウス・ボタンの「クリック」及び「ドラッ
グ」)を生成することができる。例えば、ウィンドウ1
60は、画面構成要素172,174/5、及び177
/8をそれぞれ「クリック」することによってクローズ
したり、サイズを変更したり、又はスクロールすること
ができる。
【0016】好ましい実施形態において、画面カーソル
185はマウス装置で制御される。Apple Computer 、
米マイクロソフト社、及び米ロジテック社を含む様々な
ベンダから、それぞれシングル・ボタン、ダブル・ボタ
ン、又はトリプル・ボタンのマウス装置を入手すること
ができる。ポインティング・デバイス105は、右及び
左の「マウス・ボタン」を含む2ボタン・マウス装置で
あるのが好ましい。
【0017】マウス装置のプログラミング・テクニック
及び動作は、プログラミング及びハードウェア文献で詳
細に説明されている。例えば、「マイクロソフト・マウ
ス・プログラマ解説書」(Microsoft Mouse Programme
r's Reference, Microsoft Press, 1989)を参照された
い。GUIイベント・ドリブン・システム、例えばウィ
ンドウズの一般的構成及び動作も、当技術分野で知られ
ている。例えば、「ウィンドウズのプログラミング」
(Petzold, C., Programming Windows, Second Editio
n, Microsoft Press, 1990)を参照されたい。
【0018】B.好ましいインターフェース これから、図4に示される本発明のスプレッドシート・
ノートブック・インターフェースを説明する。本発明の
スプレッドシート・ノートブック又はワークブックは、
英数字情報及びグラフィック情報などの情報を受け取
り、処理し、呈示するためのノートブック・ワークスペ
ース200を含む。ノートブック・ワークスペース20
0は、メニュー・バー210、ツールバー220、現セ
ル標識230、入力ライン231、ステータス・ライン
240、及びノートブック・ウィンドウ250を含む。
メニュー・バー210は、ユーザ入力に応答して、メイ
ン・レベルのユーザ・コマンドを表示及び起動する。更
に、メニュー210は、ウィンドウ・アプリケーション
で知られているように、追加のプルダウン・メニューを
起動する。入力ライン231は、セルの内容を入力及び
編集するためのユーザ・コマンド及び情報を受け取る。
セルの内容は、データ、式、マクロなどを含む。標識2
30は、現在のカーソル位置(即ち、アクティブ・セ
ル)のアドレス、又は選択された指定範囲(即ち、アク
ティブ選択)のアドレス又は名前を表示する。システム
100は、ステータス・ライン240で、ワークブック
の現在の状況に関する情報を表示する。例えば、「RE
ADY」の表示は、実行されるべき他のタスクをユーザ
が選択できることを意味する。
【0019】図5で更に詳細に示されるツールバー22
0は、一般に使用されるメニュー・コマンド又はプロパ
ティをユーザが素早く選択する方法を提供するツールの
行又はパレットを含む。例示の実施形態では、ツールバ
ー220は、ファイル処理ボタン221、印刷ボタン2
22、アンドゥ・ボタン223、切り取り/コピー/貼
り付けボタン224、情報ポップアップ・ウィンドウ・
ボタン・ツール225、指定範囲選択ボタン226、ス
タイル・コピー・ボタン227、列サイズ変更ボタン2
28、及び総計ボタン229を含む。これらのボタンの
機能は、それらの名前が示す通りである。例えば、ボタ
ン224は、ウィンドウのクリップボードとの間で、デ
ータ及びオブジェクトを切り取り、コピーし、貼り付け
を実行する。同じ処理は、編集メニュー(メニュー・バ
ー210にある)内の対応するコマンドからも可能であ
る。
【0020】関心のある情報を入力及び表示するインタ
ーフェースを提供するノートブックは、複数のスプレッ
ドシート・ページを含む。各々のページは、例えば移
動、サイズ変更、及び削除のような、通常のウィンドウ
の操作が可能である。好ましい実施形態において、ノー
トブックは、256のスプレッドシート・ページを含
み、それらの全ては一つのディスク・ファイルとして大
容量記憶装置107上に保存される。ワークスペース2
00は、ユーザが指定した制約に従ってサイズ及び位置
を決定(例えば、タイル状、オーバラップなど)される
1つ又は複数のノートブックを表示することができる。
【0021】ノートブックの各々のスプレッドシート・
ページは、2次元の広がりを含む。例えば、ノートブッ
ク200のページAは、例えば行3列Fのような、行列
形式のグリッドを含む。各々の行/列の交差点に、通常
のやり方で情報を入力、処理、及び表示するためにボッ
クス又はセル(例えばセルC4)が提供される。各々の
セルは現在アクティブなセル(即ち、現在選択されてい
るセル)を指し示すために提供されるセレクタでアドレ
スすることができる。
【0022】図6および図7に示されるように、個々の
ノートブック・ページは、ノートブックの1つの縁に沿
って配置されるページ識別子260によって識別され
る。好ましい実施形態において、各々のページ識別子
は、ノートブックの上縁に沿って配置されたタブ部分
(例えば、部分261a、262a、263a)の形式
をしている。各々のタブ部分は、対応するページの内容
を表すユーザ選択タイトルを含む象徴的な索引、例えば
テキスト又はグラフィックのラベルを含んでよい。図6
では、タブ部分は、それぞれのデフォルト名へ設定され
る。例えば、最初の3つのタブ部分(部分261a,2
62a、263a)は、それぞれA、B、及びCへ設定
される。しかし、タブ部分は、典型的には、ユーザによ
って与えられた記述名を有する。例えば、図7に示され
るように、最初の3つのタブ部分は、「Contents」(タ
ブ部分261b)、「Summary」(タブ部分262
b)、及び「Jan」(タブ部分263b)へ設定されて
いる。同様に、残りのタブは後続の月へ設定される。こ
のようにして、ユーザはページ識別子を普通の紙のノー
トブックで見かけるタブに関連付ける。こうして、ユー
ザは、(紙のノートブックからページを選択するときの
ように)ページに対応するタブを単に選択することによ
り、関心のあるページ又はスプレッドを選択することが
できる。
【0023】情報の適切なページの選択を助けるだけで
なく、ユーザがカスタマイズ可能なページ識別子は、ス
プレッドシート指定範囲アドレスの入力も援助する。例
えば、他のページ上のセルの指定範囲を参照する式を入
力するとき、ユーザは、指定範囲アドレスにページ名を
単純に使用すればよく、それによって、参照されている
セル又は情報の関係をユーザが理解することをより容易
にする。
【0024】スプレッドシート・ノートブック・インタ
ーフェースの特徴及び動作の一般的説明は、Borland In
ternationalから入手可能なQuattro Pro for Windows
(Getting Started, User's Guide and Building Sprea
dsheet Applicationsに説明されている。
【0025】貼り付け動作における絶対参照の管理 A.緒言 スプレッドシート内の計算を自動化するため、セル範囲
が使用される。セル又はセル範囲は、「相対」又は「絶
対」セル又はセル範囲参照によって、式の中で参照され
ることができる。そのようなセル(又はセル範囲)参照
は、参照されるセル(又はセル範囲)のアドレスである
ことができ、又は、このセル(又はセル範囲)が命名さ
れている場合、参照されるセル(又はセル範囲)の名前
であることができる。以下の説明では、読みやすくする
ため、参照はセル(又はセル範囲)アドレスであると仮
定するが、セル(又はセル範囲)名を使用しても同じ結
果が達成されよう。
【0026】・ 相対参照 所与のセル内に含まれる式で相対参照を使用するとき、
セル(又はセル範囲)は、所与のセルに対する相対位置
によって識別される。例えば、アドレス「A:D10」
を有するセルを考える。もしこのセルが式「A:B10
*A:C10」を含むならば、それは、このセルの値
が、同じページ(ページA)内の同じ行(行10)の上
で、そのすぐ左にある(列B及びC)2つのセルを乗算
した結果であることを意味する。そのような相対参照の
使用は、或る種の構造化されたテーブル作るのに非常に
強力である。なぜなら、テーブル要素にわたって同じ関
係を確立できるからである。上記と同じ例を用いて、も
しアドレス「A:D10」のセルが、その下のセル(ア
ドレスは「A:D11」)へコピーされる場合、それは
式「A:B11*A:C11」を保持するであろう。な
ぜなら、それは、同じ行(11)、同じページ(A)、
及びすぐ左の列(B及びC)の上にある2つのセルの乗
算の結果に対応するからである。例えば、図8に示され
るような構造化された国別販売レポート表の中では、 ・ 列Aは、販売した製品の名前が入る。 ・ 列Bは、製品の単価(国別通貨)が入る。 ・ 列Cは、販売した製品の数量が入る。 ・ 列Dは、前記の式によって、販売した製品の売上
(国別通貨)が与えられる。
【0027】・ 絶対参照 所与のセルに含まれる式で絶対参照を使用するとき、参
照されるセル(又はセル範囲)は、スプレッドシート全
体の中のその位置によって識別される。例えば、図8で
例示した前記の例で、アドレス「A:E10」を有する
セルを考える。このセルは、販売した製品の売上をユー
ロ通貨で入れた列に属する。もしこのセルが式「A:D
10/$A:$F$7」を含むならば、それは、このセ
ルの値が、同じページ(ページA)内の同じ行(行1
0)のすぐ左の列(列D)にあるセルを、ページAの列
Fの行7にあるフランス・フランからユーロへの為替レ
ートを有するセルで除算した結果であることを意味す
る。ドル符号(「$」)の存在は、セル「A:F7」の
アドレスが、絶対参照として使用されることを示す古典
的命名規約である。そのような相対参照及び絶対参照の
組み合わせは、或る種の構造化テーブルを作るのに、よ
り強力である。なぜなら、テーブル要素にわたって、同
じ関係を確立できるからである。前記の同じ例を使用す
ると、もしアドレス「A:E10」にあるセルをそのす
ぐ下にあるセル(アドレスは「A:E11」)へコピー
すると、同じページ(ページA)の同じ行(行11)の
すぐ左の列(列D)にあるセルを、ページAの行7の列
Fにあるセルで除算した結果に対応するため、それは式
「A:D11/$A:$F$7」を保持する。アドレス
「A:F7」にあるセルが、セル「A:E10」内で絶
対参照(「$A:$F$7」)によって参照されたよう
に、それはセル「A:E11」の式の中でも絶対参照に
よって参照される。
【0028】ここで、前に紹介したスプレッドシートの
ユーザが、異なった国から来る異なった月次販売レポー
トの統合を望んだと仮定する。それらレポートの各々
は、前記のフォーマットに従って構成されている。直接
的なアプローチは、国別販売レポートの各々(例えば、
範囲「A:A4..A:F13」)をコピー/貼り付け
を実行される統合スプレッドシートを作成することであ
ろう。そのような動作が実行されるとき、通常の電子ス
プレッドシートは、セルの内容(これは、前述したよう
に式がコピーされるデフォルト・モードである)又はセ
ルの値(この場合、式によって取られた値が、式それ自
体に取って代わる)をコピー/貼り付ける可能性を提供
する。月次販売レポートの統合を処理するシナリオで
は、これら2つの方法のいずれも、次の理由によって満
足すべきものではない。
【0029】・ 1.セルの内容がコピー/貼り付けを
実行されるとき、絶対参照は不変のまま保持される。こ
れは、行き先セル範囲内で、その参照が元のソース範囲
で指されたセルと同じセルを指すことを意味する。これ
は、セル範囲が属する環境(ソース又は行き先)に依存
して、米ロータス社の製品123又は米マイクロソフト
社の製品Excelによる2つの種類で実施されてい
る。もし、統合されたファイルにおいて、ソース・ファ
イル(ファイル名は「France Report Jan 2000.xyz」と
仮定する)で「A:E10」のアドレスを有するセルの
コピーに対応するセルが、アドレス「C:E133」に
あれば、このアドレスで発見される式は、古典的命名規
則に従って次のようになる。 ・ スプレッドシートがツール123によって操作され
るとき、「C:D133/<<France Report Jan 200
0.xyz>>$A:$F$7」 ・ スプレッドシートがツールExcelによって操作
されるとき、「C:D133/$A:$F$7」 元のソース範囲が、もはや行き先範囲から見えなくなる
と(例えば、フランスの販売レポートを保持するファイ
ルがクローズされたとき)、参照された範囲は、ツール
123では解決することができずエラーを生じる。この
場合、式は依然として「C:D133/<<France Rep
ort Jan 2000.xyz>>$A:$F$7」であるが、セル
の値は「ERR」になる。Excelの場合、統合ファ
イルでアドレス「A:F7」を有するセルは、元のファ
イルと必ずしも同じ情報(フランス・フランからユーロ
への為替レート)を有しない。例えば、もしこのセルが
ゼロであれば、式は「ERR」を表示し(ゼロによる除
算)、更に悪い場合には、もしこのセルが有効な数値を
有すれば、式はエラーを表示しないで誤った結果を与え
るであろう。
【0030】・ 2.セルの値が、値によってコピー/
貼り付けを実行されるとき、式は全てそれぞれの値によ
って置換される。これは、自動計算によってもたらされ
るパワーが失われることを意味する。これは非常に不利
益である。なぜなら、自動スプレッドシートを使用する
主な理由の1つは、埋め込まれた式によって提供される
自動手段を利用することだからである。
【0031】本発明は、貼り付けられる範囲の一部分で
ある絶対参照の全てについて、この問題へのユーザ・フ
レンドリーな解決法を提供する。実際に、そのような場
合、そのようなセルに含まれる情報は、安心して信頼で
きるような行き先環境に貼り付けられる。
【0032】B.シナリオ 前述した通常のツールと対比して、本発明は、いわゆる
「自己完結型貼り付け」方法の形式で、切り取り/コピ
ー/貼り付け動作の間に絶対参照を処理する、より強力
で使いやすい対話式のアプローチを提供する。
【0033】好ましい実施形態において、本発明は2つ
のステップで使用される。
【0034】・ 1.第1のステップは、スプレッドシ
ートのユーザが、ここでは詳細に説明しない或る規準に
基づいて、所与の範囲のセルをメモリ(クリップボード
として知られる基底メモリ空間)へ切り取り又はコピー
すべきかどうかを決定するときに生じる。 ・ 先ず、ユーザは、ポインティング・デバイス105
又はキーボード104を使用して関連範囲のセルを選択
し、次に、スプレッドシート環境で使用可能な通常の手
段、例えば専用プッシュボタン、キーボード入力ショー
トカット、メニュー又はサブメニューのエントリ(これ
らに限定されない)により「コピー」又は「切り取り」
と呼ばれる通常のコマンドを起動する。 ・ これら2つの通常のコマンドの1つが完了すると、
選択された範囲のセルは、スプレッドシート・プログラ
ムの通常の内部ルーチンによって、コンピュータ・シス
テムのメモリ102へコピーされる。
【0035】・ 2.第2のステップは、スプレッドシ
ートのユーザが、ここでは詳細に説明しない規準に基づ
いて、スプレッドシート環境で使用可能な通常の手段、
例えば専用プッシュボタン、キーボード入力ショートカ
ット、メニュー又はサブメニューのエントリ(これらに
限定されない)により独創的コマンド「自己完結型貼り
付け」を起動することによって、本発明の利用を決定す
るときに生じる。
【0036】C.自己完結型貼り付け方法 本発明を利用する貼り付け動作の間に絶対参照を処理す
る方法を、図9のフローチャート400に要約する。こ
の方法は、「自己完結型貼り付け」コマンドの処理とし
て見ることができる。この方法は、次のステップを含
む。 ・ ステップ401で、方法はそのデフォルト状態にあ
り、処理を開始するイベントを待っている。 ・ ステップ402で、ユーザ・アクションの結果とし
て、イベントが検出される。このアクションは、例え
ば、キーボード104上のキーの特定の組み合わせ、又
は特定のボタンをポインティング・デバイス105でク
リックすること、又はここでは詳細に説明しない他の同
様な手段であってよい。 ・ ステップ403で、メモリ・クリップボードで発見
された最初のセル(典型的には、上部の左方前景セルに
対応する)が、メモリ内の作業バッファにコピーされ
る。セルの内容に対して実行される後続動作は、このバ
ッファ内で実行される。 ・ ステップ404で、メモリ作業バッファの内容は、
ここでは詳細に説明しない通常の解析方法を使用して、
左から右へ解析される。 ・ ステップ405では、解析を行っている間、絶対参
照がメモリ作業バッファの内容で発見されたかどうかを
検出するテストが実行される。もし発見されたのであれ
ば、制御はステップ406へ与えられる。そうでなけれ
ば、制御はステップ408へ与えられる。 ・ ステップ406では、ステップ405で発見された
絶対参照について、この参照がソース・セル範囲全体、
即ち、クリップボードへ切り取り又はコピーを実行され
たセル範囲の一部分であるセルを指しているかどうかを
決定するテストが実行される。もしそうであれば、制御
はステップ407へ与えられる。そうでなければ、メモ
リ作業バッファの内容の残りを左から右へ更に解析する
ために、制御はステップ404へ与えられる。 ・ ステップ407では、ステップ405及び406で
識別された絶対参照を変更するようにメモリ作業バッフ
ァの内容が更新される。従って、絶対参照は、貼り付け
を実行する範囲の中で、この貼り付けを実行する範囲の
相対位置が、ソース・セル範囲の元の絶対参照の相対位
置とマッチするセルを指す。 ・ ステップ408に達すると、メモリ作業バッファの
全内容が解析されて(ステップ404)、ソース・セル
範囲内を指す全ての可能な絶対参照が更新される(ステ
ップ405,406,及び407)。次に、メモリ作業
バッファの内容を、行き先セル範囲(即ち、貼り付けを
実行されるセル範囲)内の、クリップボードからメモリ
作業バッファへコピーされた最後のセルの相対位置とマ
ッチするセル位置にコピーする。メモリと、貼り付けを
実行されるセル範囲との、この相対位置マッチングは、
処理系に依存し、ここでは詳細に説明しない通常の技術
及び古典的手段に依存する。 ・ ステップ409では、クリップボードの最後のセル
が、前のステップ(404から408までを含む)に従
って処理されたかどうかを検査するテストが実行され
る。このテストは、クリップボードのセルが順序づけら
れていることを暗黙に仮定している。本発明は、この順
序づけが実施される方法について仮定を設けない。も
し、最後のセルに到達したならば、それは、全てのセル
が処理されたことを意味し、従って、制御は、更に新し
いコマンドを処理するために、最初のステップ401へ
戻ることができる。そうでなければ、制御はステップ4
10へ与えられる。 ・ ステップ410では、クリップボードで発見された
次のセルが、ステップ404〜409で説明されたロジ
ックに従って処理されるように、メモリ作業バッファへ
コピーされる。次のセルの決定は、ここでは本発明が仮
定を設けない何らかのセル順序づけ方法に依存する。
【0037】代替の実施形態 本発明は、好ましい実施形態を参照して詳細に図示及び
説明されたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱すること
なく、形式及び詳細部分で様々な変更がなされることが
理解されるであろう。
【0038】本発明に従った自己完結型貼り付け方法及
びシステムは、情報の要素が3次元を超える多次元テー
ブルとして組織される環境で有利に使用することができ
る。
【0039】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)アドレス又は名前によって識別される複数のセル
を含む多次元スプレッドシートにおけるコピー/切り取
り/貼り付け動作の間に、1つ又は複数の絶対セル参照
又はセル範囲参照を処理する方法であって、 ・ 行き先セル範囲へ切り取り及び貼り付けを実行する
か、又はコピー及び貼り付けを実行するためにソース・
セル範囲を選択するステップと、 ・ 前記ソース・セル範囲に属する各々のセルの内容
を、作業バッファに記憶するステップ(403)と、 ・ 切り取りを実行するためにソース・セル範囲に属す
る各々のセルの内容をクリアするステップとを含み、作
業バッファに記憶された各々のセルについて、記憶され
たセルの内容が、ソース・セル範囲に属するセル又はセ
ル範囲を指す1つ又は複数の絶対参照を含むときに(4
05,406)、 ・ 絶対参照によって指されるソース・セル範囲に属す
る前記セル又はセル範囲の各々について、ソース・セル
範囲内の相対位置を決定するステップと、 ・ ソース・セル範囲内の前記相対位置の各々につい
て、行き先セル範囲内の対応する絶対参照を決定するス
テップと、 ・ 記憶されたセルの中で、ソース・セル範囲に属する
セル又はセル範囲を指す各々の絶対参照を、行き先セル
範囲内の対応する絶対参照で置換するステップ(40
7)とを含み、 ・ さらにバッファに記憶された各々のセルの内容を、
行き先セル範囲内の対応するセルへコピーするステップ
(408)とを含む方法。 (2)上記(1)に記載の方法を実行するように適合さ
れた手段を含むシステム。 (3)上記(1)に記載の方法を実行するように適合さ
れた命令を含むコンピュータ可読媒体。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるコンピュータ・システムの
ブロック図である。
【図2】本発明を実行するためのオペレーティング・シ
ステム、アプリケーション・ソフトウェア、及びユーザ
・インターフェースを含むソフトウェア・システムのブ
ロック図である。
【図3】本発明が実施されるグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェースの基本アーキテクチャ及び機能を示す図
である。
【図4】本発明の好ましい実施形態に従ったスプレッド
シート・ノートブック・インターフェースを示す。
【図5】図4に示されたノートブック・インターフェー
スのツールバー構成要素を示す。
【図6】図4に示されたノートブック・インターフェー
スの個々のページに高速にアクセスして処理するための
ページ識別子を示す。
【図7】図4に示されたノートブック・インターフェー
スの個々のページに高速にアクセスして処理するための
ページ識別子を示す。
【図8】本発明の好ましい実施形態で使用される典型的
なスプレッドシート構造を示す。
【図9】本発明に従った貼り付け動作の間に絶対参照を
処理する好ましい方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 コンピュータ・システム 101 中央処理装置 102 主記憶装置 103 入出力制御装置 104 キーボード 105 ポインティング・デバイス 106 表示装置 107 大容量記憶装置 108 印刷装置 110 システム・バス 150 コンピュータ・ソフトウェア・システム 151 オペレーティング・システム 152 アプリケーション・ソフトウェア 153 インターフェース
フロントページの続き (72)発明者 ボーシュ・フレデリック フランス国、 サン・ジュアンヌ、 06640、 ラ・トュールラック、 シュマ ン・デュ・ヴァロン 299 (72)発明者 アラリ・アルベール フランス国、 ニース、 06100、 7・ リュ・アンリ・デュ・スリール、 ヴィ ラ・シィプレ Fターム(参考) 5B009 PB03 PB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス又は名前によって識別される複数
    のセルを含む多次元スプレッドシートにおけるコピー/
    切り取り/貼り付け動作の間に、1つ又は複数の絶対セ
    ル参照又はセル範囲参照を処理する方法であって、 ・ 行き先セル範囲へ切り取り及び貼り付けを実行する
    か、又はコピー及び貼り付けを実行するためにソース・
    セル範囲を選択するステップと、 ・ 前記ソース・セル範囲に属する各々のセルの内容
    を、作業バッファに記憶するステップ(403)と、 ・ 切り取りを実行するためにソース・セル範囲に属す
    る各々のセルの内容をクリアするステップとを含み、作
    業バッファに記憶された各々のセルについて、記憶され
    たセルの内容が、ソース・セル範囲に属するセル又はセ
    ル範囲を指す1つ又は複数の絶対参照を含むときに(4
    05,406)、 ・ 絶対参照によって指されるソース・セル範囲に属す
    る前記セル又はセル範囲の各々について、ソース・セル
    範囲内の相対位置を決定するステップと、 ・ ソース・セル範囲内の前記相対位置の各々につい
    て、行き先セル範囲内の対応する絶対参照を決定するス
    テップと、 ・ 記憶されたセルの中で、ソース・セル範囲に属する
    セル又はセル範囲を指す各々の絶対参照を、行き先セル
    範囲内の対応する絶対参照で置換するステップ(40
    7)とを含み、 ・ さらにバッファに記憶された各々のセルの内容を、
    行き先セル範囲内の対応するセルへコピーするステップ
    (408)とを含む方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法を実行するように適
    合された手段を含むシステム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の方法を実行するように適
    合された命令を含むコンピュータ可読媒体。
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