JP2001357009A - サーバおよびプログラム - Google Patents

サーバおよびプログラム

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JP2001357009A
JP2001357009A JP2001112444A JP2001112444A JP2001357009A JP 2001357009 A JP2001357009 A JP 2001357009A JP 2001112444 A JP2001112444 A JP 2001112444A JP 2001112444 A JP2001112444 A JP 2001112444A JP 2001357009 A JP2001357009 A JP 2001357009A
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JP2001112444A
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Hiroyuki Kaneko
浩之 金子
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のグループからアクセスがあるサーバに
おいて、グループ間での干渉を排し、処理を高速化す
る。 【解決手段】 グループ特定手段20bは、所定のユー
ザがログインした場合に、そのユーザが属しているグル
ープを特定する。使用環境特定手段20cは、グループ
特定手段20bによって特定されたグループに対応する
使用環境を特定する。使用環境設定手段20dは、使用
環境特定手段20cによって特定された使用環境に応じ
た環境設定を行う。具体的には、ログインしたユーザに
対応するDBに対してアクセスがなされるように設定す
る。処理手段20eは、使用環境設定手段20dによっ
て設定された環境の下で、ユーザからの要求に応じた処
理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーバに関し、特
に、複数のユーザからの要求に応じて所定の処理を実行
するサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、企業等においては、事務処理の効
率化を図るため、種々のアプリケーションプログラムが
使用されている。
【0003】従来においては、CD−ROM等の可搬型
のメディアに記録されたアプリケーションプログラムを
パーソナルコンピュータにインストールことにより、目
的とするアプリケーションプログラムの使用が可能とな
っていた。
【0004】また、特定のアプリケーションプログラム
の場合には、例えば、図10に示すように、サーバ1の
記録装置1aに記録されているアプリケーションプログ
ラムをネットワーク2を介してクライアント3a〜5a
にダウンロードして使用する場合もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD−RO
M等の可搬型のメディアに記録されたアプリケーション
プログラムをインストールしたり、サーバに格納されて
いるアプリケーションプログラムをダウンロードして使
用する場合には、インストール作業やダウンロード作業
が必要となるため、煩雑であるという問題点があった。
【0006】また、これらの方法では、インストールが
なされた特定のクライアントでしか当該アプリケーショ
ンプログラムおよびそのデータの使用ができないという
問題点があった。例えば、「A社」の特定のクライアン
ト3aに対して特定のアプリケーションプログラムがイ
ンストールされたとすると、このアプリケーションプロ
グラムとそのデータは、A社内の他のクライアント(図
示せず)から利用することが困難であるという問題点が
あった。
【0007】そこで、図11に示すように、アプリケー
ションプログラムと、データが格納されたデータベース
(DB)の双方をサーバ10に配置しておき、クライア
ント3a〜5aからこのアプリケーションプログラムを
起動して処理を行う方法が提案されている。
【0008】このような方法によれば、個別にインスト
ールやダウンロードを行う必要がないので、ユーザの負
担が軽減される。また、ログインする際に会社名とパス
ワードとを入力して認証処理を行うようにすれば、会社
に属する何れのクライアントからもアプリケーションプ
ログラムおよびデータベースが使用可能となるので、前
述の問題点も解消される。
【0009】しかしながら、このような方法では、複数
の会社のデータが同一のデータベースに格納されること
になるので、ある会社のクライアントが行っている作業
(例えば、データベースへの書き込み処理)が、他の会
社のクライアントの作業(例えば、データベースからの
読み出し処理)に影響を与え、処理速度が低下する場合
があるという問題点があった。また、同一のデータベー
スに複数会社のデータが混在することになるため、特定
の会社に関するデータのみを編集するなどの管理処理が
煩雑となるという問題点もあった。更に、このような格
納形態では、場合によっては他の会社のデータを参照す
ることも可能となり、セキュリティが低下するという問
題点もあった。
【0010】そこで、図12に示すように、会社毎にサ
ーバ11〜13を配置する方法も提案されているが、サ
ービスを提供する相手の会社が増加するたびにサーバを
増設する必要が生じることから煩雑であり、また、設備
のコストが高くつくという問題点もあった。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、セキュリティおよび利便性が高いサーバを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、複数のユーザからの要求に
応じて所定の処理を実行するサーバ20において、所定
のユーザがログインした場合に、そのユーザが属してい
るグループを特定するグループ特定手段20bと、前記
グループ特定手段20bによって特定されたグループに
対応する使用環境を特定する使用環境特定手段20c
と、前記使用環境特定手段20cによって特定された使
用環境に応じた環境設定を行う使用環境設定手段20d
と、を有することを特徴とするサーバが提供される。
【0013】グループ特定手段20bは、所定のユーザ
がログインした場合に、そのユーザが属しているグルー
プを特定する。使用環境特定手段20cは、グループ特
定手段20bによって特定されたグループに対応する使
用環境を特定する。使用環境設定手段20dは、使用環
境特定手段20cによって特定された使用環境に応じた
環境設定を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係るサーバの動
作原理を説明する原理図である。
【0015】この図において、サーバ20は、ネットワ
ーク21を介して、各社に配置されたクライアント22
〜24に接続されており、これらのクライアント22〜
24からの要求に応じてアプリケーションプログラムを
起動し、種々の処理を実行する。
【0016】ここで、サーバ20は、通信部20a、グ
ループ特定手段20b、使用環境特定手段20c、使用
環境設定手段20d、処理手段20e、DB(Data Bas
e)20f〜20hによって構成されている。
【0017】通信部20aは、ネットワーク21を介し
てクライアント22〜24とデータを授受する際にプロ
トコルの変換処理やデータのフォーマット変換処理を実
行する。
【0018】グループ特定手段20bは、所定のユーザ
がログインした場合に、そのユーザが属しているグルー
プを特定する。なお、この原理図では、グループは会社
A〜Cに対応している。
【0019】使用環境特定手段20cは、グループ特定
手段20bによって特定されたグループに対応する使用
環境を特定する。使用環境設定手段20dは、使用環境
特定手段20cによって特定された使用環境に応じた環
境設定を行う。
【0020】処理手段20eは、ユーザからの要求に応
じた処理を実行する。DB20f〜20hは、それぞれ
会社A〜Cに対応しており、会社毎に種々のデータが格
納されている。
【0021】ネットワーク21は、例えば、インターネ
ットによって構成されており、クライアント22〜24
とサーバ20との間でデータの授受を行う。クライアン
ト22〜24は、サーバ20に対するクライアントであ
り、サーバ20に格納されているアプリケーションプロ
グラムを利用して種々の処理を行う。なお、クライアン
ト22−1,22−2はA社に属し、クライアント2
3,24はB社およびC社にそれぞれ属している。
【0022】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。いま、仮に、A社のユーザXがクライアント2
2−1を操作して、サーバ20にアクセスを試みたとす
る。すると、サーバ20の通信部20aは、このユーザ
Xが正規のユーザであるか否かをパスワードおよびユー
ザIDを入力させることにより判定する。
【0023】その結果、正規のユーザであることが判明
した場合には、グループ特定手段20bがこのユーザX
が属しているグループを特定する。いまの例では、ユー
ザXは会社Aに属しているので、「会社A」が属してい
るグループとして特定される。
【0024】使用環境設定手段20dは、グループ特定
手段20bによって特定されたグループに対応する環境
設定情報を取得し、その情報に基づいて環境設定を行
う。具体的には、使用環境設定手段20dは、会社Aに
対してDB20fが割り当てられており、そのログイン
IDが「01010」であることを示す環境設定情報を
取得し、その情報に基づいて使用環境を設定する。
【0025】処理手段20eは、使用環境設定手段20
dによって設定された環境の下で、ユーザからの要求に
応じた処理を実行する。例えば、ユーザXから会計処理
ソフトを起動する要求がなされた場合には、処理手段2
0eは該当するアプリケーションプログラムを起動する
とともに、起動したアプリケーションプログラムに対し
てDB20fを参照するように指示する。その結果、ユ
ーザXは、DB20fに格納されている自社のデータに
対して変更等の処理を加えることが可能となる。
【0026】なお、処理手段20eは、複数のユーザが
ログインしている場合には、要求を行ったユーザを特定
し、対応するアプリケーションプログラムに対してその
要求を振り分ける処理も行うので、複数のユーザから処
理の要求がなされた場合においても、適切な処理を実行
することが可能となる。
【0027】以上に示したように、本発明に係るサーバ
によれば、グループ毎に環境設定情報を具備し、ユーザ
からアクセスがあった場合には、そのユーザが属するグ
ループを特定し、特定したグループに対応する環境設定
情報を取得して環境設定を行うようにしたので、各グル
ープの要求に応じた多様なサービスを提供することが可
能となる。
【0028】また、グループ毎にDBを用意し、環境設
定によってアプリケーションプログラムが使用するDB
を指定するようにしたので、他のグループのDBとの干
渉を排除することにより、処理を高速化することが可能
となるとともに、セキュリティを向上させることが可能
となる。
【0029】次に、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図であ
る。この図において、サーバ40は、クライアント43
〜45からの要求に応じて、該当するアプリケーション
プログラムを起動し、サービスを提供する。
【0030】サーバ40は、CPU(Central Processi
ng Unit)40a、ROM(Read Only Memory)40
b、RAM(Random Access Memory)40c、HDD
(Hard Disk Drive)40d、I/F(Interface)40
e,40fによって構成され、その外部にはDB41−
1〜41−3が接続されている。
【0031】CPU40aは、HDD40dに格納され
ている制御プログラム等に応じて装置の各部を制御する
とともに、クライアント43〜45の要求に応じたアプ
リケーションプログラムを起動し、要求された処理を実
行する。
【0032】ROM40bは、CPU40aが実行する
基本的なプログラムやデータを格納している。RAM4
0cは、CPU40aが実行途中のプログラムや演算途
中のデータを一時的に格納する。
【0033】HDD40dは、CPU40aが実行する
制御プログラムや、クライアント43〜45の要求に応
じて起動するアプリケーションプログラムその他を格納
している。
【0034】I/F40eは、ネットワーク42を介し
てクライアント43〜45とデータを授受する際に、プ
ロトコル変換やデータ変換を実行する。I/F40f
は、例えば、SCSI(Small Computer System Interf
ace)等によって構成されており、DB41−1〜41
−3との間でデータの授受を行う。
【0035】DB41−1〜41−3は、例えば、HD
D等によって構成されており、各グループのデータを格
納している。ネットワーク42は、インターネット等に
よって構成されており、クライアント43〜45とサー
バ40の間でデータを授受する。
【0036】クライアント43〜45は、例えば、パー
ソナルコンピュータによって構成されており、内蔵され
たHDDに格納されているブラウザソフトを起動し、サ
ーバ40にアクセスすることにより、種々の処理を要求
することができる。
【0037】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。いま、A社のクライアント43−1においてブ
ラウザが起動され、サーバ40に対してアクセスが試み
られたとすると、サーバ40のCPU40aは、HDD
40dに格納されている認証画面用のHTML(Hyper
Text Markup Language)文書を読み出し、アクセスを行
ったクライアント43−1に対して送信する。その結
果、クライアント43−1の表示装置には、図3に示す
ようなユーザ認証画面が表示されることになる。
【0038】このような画面において、クライアント4
3−1のユーザが自己のユーザID「adachi」
と、パスワード「ada01」とをテキストボックス6
0a,60bにそれぞれ入力し、OKボタン60cを操
作したとすると、入力されたユーザIDとパスワードは
パケットのヘッダ等に格納され、ネットワーク42を介
してサーバ40に送信される。なお、これ以降にクライ
アント43−1からサーバ40に向けて送信されるパケ
ットには、このユーザIDとパスワードとが格納される
ことになる。
【0039】サーバ40のCPU40aは、受信したパ
ケットからユーザIDとパスワードとを取得し、HDD
40dに格納されているグループ特定テーブル(図4参
照)を参照してこのユーザが属しているグループを特定
する。いまの例では、ユーザ「adachi」は、図4
の第1番目の項目としてリストアップされており、その
所属グループである会社名は「会社A」であり、また、
その会社コードは「0A14F」であることが特定され
る。
【0040】次に、CPU40aは、HDD40dに格
納されている環境情報特定テーブル(図5参照)を参照
し、特定されたグループに対応する環境設定情報を特定
する。いまの例では、ユーザ「adachi」の属する
グループは「会社A」であるので、環境識別子「E00
1」、DB識別子「D001」、および、ログインID
「A9091」が取得される。ここで、環境識別子は、
HDD40dに格納されている複数の環境設定情報から
自己のグループに係る環境設定情報を特定するための識
別子である。DB識別子は、DB41−1〜41−3の
何れかを特定する識別子である。また、ログインID
は、DBにログインする際に必要なIDである。なお、
これらの情報は、グループがサーバ40側と契約を締結
した際に入力され、契約が更新された場合にはその内容
に応じて改変される。
【0041】次に、CPU40aは、特定された環境設
定情報を参照し、そのグループが契約している内容に基
づいて、HTML文書等を生成し、クライアント43−
1に対して送信する。このとき、CPU40aは、この
ユーザのユーザIDと、そのユーザのステータス(例え
ば、現在実行中のアプリケーションプログラム)とを関
連付けたステータス情報を、RAM40cに記憶し、こ
れ以降にこのユーザから要求があった場合にはこのステ
ータス情報を参照してそれ以前に実行した処理との整合
性を確保する。
【0042】その結果、クライアント43−1の表示装
置には、図6に示すような画面が表示されることにな
る。この例では、会社Aが契約しているアプリケーショ
ンプログラムを示すアイコンがウィンドウ70の表示領
域に対して表示されている。具体的には、アドレス帳7
0a、メモ帳70b、CAD(Computer Aided Desig
n)70c、および、会計70dが表示されている。
【0043】この表示画面において、ユーザが会計70
dをポインタ75によって指定したとすると、クライア
ント43−1は、会計70dが指定されたことを示す情
報と、このユーザのIDおよびパスワードを格納したパ
ケットをサーバ40に対して送信する。
【0044】サーバ40のCPU40aは、先ず、受信
したパケットからユーザIDとパスワードを取得し、こ
のユーザが正規のユーザであるか否かを認証し、正規の
ユーザである場合には属しているグループを特定する。
次に、CPU40aは、RAM40cを参照し、このユ
ーザに対応するステータス情報が存在するか否か(即
ち、このユーザが既にログイン済みであるか否か)を判
定し、ログイン済みである場合には要求に応じた処理を
実行する。なお、ログイン済みでない場合には、先に述
べた環境設定の処理が実行されることになる。
【0045】いまの例では、このユーザは既にログイン
済みであるので、環境設定処理は実行されず、パケット
に格納されている要求が取得されてステータス情報との
照合がなされた後、必要な処理が実行される。具体的に
は、パケットには会計70dが指定されたことを示す情
報が格納されているので、CPU40aは、HDD40
dに格納されている該当するアプリケーションプログラ
ムを起動するとともに、起動したアプリケーションプロ
グラムが先に取得した環境設定情報に対応するDB41
−1にアクセスするように、RAM40cに環境情報を
設定する。その結果、会計処理用のアプリケーションプ
ログラムが起動され、このアプリケーションプログラム
はRAM40cの環境情報に示されたDB41−1にア
クセスすることになる。
【0046】サーバ40においてアプリケーションプロ
グラムが起動されると、クライアント43−1の表示装
置には、図7に示すような画面が表示される。この表示
例では、「会計計算」と題されたウィンドウ80が表示
されており、ウィンドウ80の上部には各種コマンドを
実行するためのボタンが表示され、ウィンドウ80の表
示領域には会計計算を行うためのセルが表示されてい
る。
【0047】ユーザは、この表示画面において、所望の
ボタン等を操作することにより、目的の処理を実行する
ことができる。なお、このような画面上において、ボタ
ンが操作された場合には、前述の場合と同様の手続きに
よって該当する処理が実行されることになる。
【0048】なお、以上では、1人のユーザがログイン
した場合を例に挙げて説明したが、複数のユーザがログ
インした場合でも同様の処理によって対応が可能であ
る。図8は、所属グループが異なる2人のユーザがログ
インした場合における、サーバ40の動作の概要を説明
する図である。この例では、クライアント43−1およ
びクライアント44によって同一の会計ソフトがそれぞ
れ起動された場合を示している。
【0049】この図に示すように、サーバ40は、それ
ぞれのクライアントから送られてきたパケットに含まれ
ているユーザIDとパスワードを参照して要求の振り分
け(92)を実行する。その結果、クライアント43−
1からの要求は、アプリケーションプログラム90−1
に供給され、クライアント44からの要求はアプリケー
ションプログラム90−2に供給される。なお、アプリ
ケーションプログラム90−1とアプリケーションプロ
グラム90−2とは、HDD40dに格納されている同
一のアプリケーションプログラムがRAM40c上に別
々に展開されたものである。
【0050】アプリケーションプログラム90−1は、
環境情報91−2に格納されているDB識別子とログイ
ンIDとを参照してDB41−1に対してアクセスす
る。一方、アプリケーションプログラム90−2は、環
境情報91−1に格納されているDB識別子とログイン
IDとを参照してDB41−2に対してアクセスする。
【0051】なお、同一のグループに属するユーザから
アクセスがあった場合には、同一のデータベースに対し
てアクセスがなされる以外は、図8の場合と同様であ
る。以上に示したように、本発明の実施の形態によれ
ば、グループ毎にDBを具備し、ユーザからログインが
あった場合には、ユーザIDとパスワードから該当する
グループを特定し、対応するDBを対象として処理を行
うようにしたので、グループ間での干渉を排し、処理を
高速化することが可能となる。
【0052】また、ユーザIDとパスワードを入力する
のみで、目的のDBへのアクセスが可能となるので、ユ
ーザへの負担を軽減することが可能となるとともに、他
のグループのDBへのアクセスを排除することが可能と
なる。
【0053】次に、以上の機能を実現するためのフロー
チャートについて説明する。図9は、サーバ40におい
て、クライアントからの要求を受信した場合に実行され
る処理の一例を説明するフローチャートである。このフ
ローチャートが開始されると、以下の処理が実行され
る。 [S1]CPU40aは、受信したパケットに格納され
ているユーザIDとパスワードを取得する。 [S2]CPU40aは、図4に示すグループ特定テー
ブルを参照して、アクセスしてきたユーザが正規のユー
ザか否かを判定し、正規のユーザである場合にはステッ
プS4に進み、それ以外の場合にはステップS3に進
む。 [S3]CPU40aは、エラー画面をアクセスしてき
たクライアントの表示装置に対して表示させる。 [S4]CPU40aは、図4に示すグループ特定テー
ブルを参照し、ユーザIDとパスワードからアクセスし
てきたユーザの属しているグループを特定する。 [S5]CPU40aは、このユーザが既にログイン済
みか否かを判定し、ログイン済みである場合にはステッ
プS9に進み、それ以外の場合にはステップS6に進
む。
【0054】なお、ログイン済みか否かを判定するため
には、RAM40cに格納されているステータス情報を
利用する。 [S6]CPU40aは、図5に示す環境情報特定テー
ブルを参照し、該当する環境設定情報を取得する。 [S7]CPU40aは、ステップS6で取得した環境
設定情報を参照して環境設定処理を実行する。 [S8]CPU40aは、図6に示すアプリケーション
プログラム選択画面をアクセスしてきたクライアントの
表示装置に対して表示させる。 [S9]CPU40aは、ユーザから送信されてきた要
求に該当する処理を実行する。
【0055】このような処理によれば、前述の機能を実
現することが可能となる。なお、以上の実施の形態にお
いては、DBは物理的に別々の構成としたが、物理的に
は同一で論理的に別々の構成としてもよい。また、本実
施の形態では、HDD40dと、DB41−1〜41−
3とは物理的に別の構成としたが、これら全てをHDD
40dに統合するようにしてもよい。
【0056】また、クライアントとサーバとの間でデー
タを送受信する際に、データを暗号化するようにしても
よい。更に、以上の実施の形態では、クライアントから
サーバに対してユーザIDとパスワードとを送信するよ
うにしたが、初回のみはユーザIDとパスワードを送信
し、それ以降はユーザIDのみを送信するようにしても
よい。
【0057】なお、上記の処理機能は、クライアントサ
ーバシステムのサーバコンピュータによって実現するこ
とができる。その場合、サーバが有すべき機能の処理内
容を記述したサーバプログラムが提供される。サーバコ
ンピュータは、クライアントコンピュータからの要求に
応答して、サーバプログラムを実行する。これにより、
上記処理機能がサーバコンピュータ上で実現され、処理
結果がクライアントコンピュータに提供される。
【0058】処理内容を記述したサーバプログラムは、
サーバコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し
ておくことができる。サーバコンピュータで読み取り可
能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光
磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置
には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルデ
ィスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクに
は、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM
(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disk
Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWr
itable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magnet
o-Optical disk)などがある。
【0059】サーバプログラムを流通させる場合には、
たとえば、そのサーバプログラムが記録されたDVD、
CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。サー
バプログラムを実行するサーバコンピュータは、たとえ
ば、可搬型記録媒体に記録されたサーバプログラムを、
自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピュー
タは、自己の記憶装置からサーバプログラムを読み取
り、サーバプログラムに従った処理を実行する。なお、
サーバコンピュータは、可搬型記録媒体から直接サーバ
プログラムを読み取り、そのサーバプログラムに従った
処理を実行することもできる。
【0060】(付記1) 複数のユーザからの要求に応
じて所定の処理を実行するサーバにおいて、所定のユー
ザがログインした場合に、そのユーザが属しているグル
ープを特定するグループ特定手段と、前記グループ特定
手段によって特定されたグループに対応する使用環境を
特定する使用環境特定手段と、前記使用環境特定手段に
よって特定された使用環境に応じた環境設定を行う使用
環境設定手段と、を有することを特徴とするサーバ。
【0061】(付記2) 前記グループは、1または2
以上のユーザによって構成されていることを特徴とする
付記1記載のサーバ。 (付記3) 前記グループ毎に物理的または論理的に分
割されたデータベースを更に有し、前記使用環境設定手
段は、前記グループ特定手段によって特定されたグルー
プに対応するデータベースを設定する、ことを特徴とす
る付記1記載のサーバ。
【0062】(付記4) 前記グループ特定手段は、各
ユーザのユーザ情報と、各ユーザが属しているグループ
とを対応付けたテーブルを有しており、前記ユーザがロ
グインした際に入力したユーザ情報と前記テーブルとを
参照して、該当するグループを特定することを特徴とす
る付記1記載のサーバ。
【0063】(付記5) ユーザからの要求に応じた処
理を実行する処理手段を更に有し、前記処理手段は前記
使用環境設定手段によって設定された各グループの環境
に応じた処理を実行する、ことを特徴とする付記1記載
のサーバ。
【0064】(付記6) 複数のグループからの要求に
応じて所定の処理を実行するサーバの機能を実現するプ
ログラムを記録したプログラム読み取り可能な記録媒体
において、コンピュータを、所定のユーザがログインし
た場合に、そのユーザが属しているグループを特定する
グループ特定手段、前記グループ特定手段によって特定
されたグループに対応する使用環境を特定する使用環境
特定手段、前記使用環境特定手段によって特定された使
用環境に応じた環境設定を行う使用環境設定手段、とし
て機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。
【0065】(付記7) 複数のグループからの要求に
応じて所定の処理を実行するサーバの機能を実現するプ
ログラムにおいて、コンピュータを、所定のユーザがロ
グインした場合に、そのユーザが属しているグループを
特定するグループ特定手段、前記グループ特定手段によ
って特定されたグループに対応する使用環境を特定する
使用環境特定手段、前記使用環境特定手段によって特定
された使用環境に応じた環境設定を行う使用環境設定手
段、として機能させるプログラム。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
ユーザからの要求に応じて所定の処理を実行するサーバ
において、所定のユーザがログインした場合に、そのユ
ーザが属しているグループを特定するグループ特定手段
と、グループ特定手段によって特定されたグループに対
応する使用環境を特定する使用環境特定手段と、使用環
境特定手段によって特定された使用環境に応じた環境設
定を行う使用環境設定手段と、を有するようにしたの
で、低いコストで多数のユーザに簡便性の高い動作環境
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】クライアントがサーバにアクセスする際に表示
される画面の一例である。
【図4】グループ特定テーブルの一例を示す図である。
【図5】環境情報特定テーブルの一例を示す図である。
【図6】アプリケーションプログラム選択画面の一例を
示す図である。
【図7】アプリケーションプログラムが起動された場合
にクライアントの表示装置に表示される画面の一例であ
る。
【図8】所属グループが異なる2人のユーザがログイン
した場合における、サーバの動作の概要を説明する図で
ある。
【図9】サーバが要求を受信した場合に実行する処理の
一例を示す図である。
【図10】従来におけるアプリケーションプログラムの
実行の形態を示す図である。
【図11】従来におけるアプリケーションプログラムの
他の実行の形態を示す図である。
【図12】従来におけるアプリケーションプログラムの
更に他の実行の形態を示す図である。
【符号の説明】
20 サーバ 20a 通信部 20b グループ特定手段 20c 使用環境特定手段 20d 使用環境設定手段 20e 処理手段 20f〜20h DB 40 サーバ 40a CPU 40b ROM 40c RAM 40d HDD 40e,40f I/F 41−1〜41−3 DB 42 ネットワーク 43〜45 クライアント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザからの要求に応じて所定の
    処理を実行するサーバにおいて、 所定のユーザがログインした場合に、そのユーザが属し
    ているグループを特定するグループ特定手段と、 前記グループ特定手段によって特定されたグループに対
    応する使用環境を特定する使用環境特定手段と、 前記使用環境特定手段によって特定された使用環境に応
    じた環境設定を行う使用環境設定手段と、 を有することを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記グループは、1または2以上のユー
    ザによって構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記グループ毎に物理的または論理的に
    分割されたデータベースを更に有し、 前記使用環境設定手段は、前記グループ特定手段によっ
    て特定されたグループに対応するデータベースを設定す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 前記グループ特定手段は、各ユーザのユ
    ーザ情報と、各ユーザが属しているグループとを対応付
    けたテーブルを有しており、前記ユーザがログインした
    際に入力したユーザ情報と前記テーブルとを参照して、
    該当するグループを特定することを特徴とする請求項1
    記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 複数のグループからの要求に応じて所定
    の処理を実行するサーバの機能を実現するプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
    て、 コンピュータを、 所定のユーザがログインした場合に、そのユーザが属し
    ているグループを特定するグループ特定手段、 前記グループ特定手段によって特定されたグループに対
    応する使用環境を特定する使用環境特定手段、 前記使用環境特定手段によって特定された使用環境に応
    じた環境設定を行う使用環境設定手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 複数のグループからの要求に応じて所定
    の処理を実行するサーバの機能を実現するプログラムに
    おいて、 コンピュータを、 所定のユーザがログインした場合に、そのユーザが属し
    ているグループを特定するグループ特定手段、 前記グループ特定手段によって特定されたグループに対
    応する使用環境を特定する使用環境特定手段、 前記使用環境特定手段によって特定された使用環境に応
    じた環境設定を行う使用環境設定手段、 として機能させるプログラム。
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