JP2001356956A - キャッシュサーバ装置及びキャッシング方法 - Google Patents
キャッシュサーバ装置及びキャッシング方法Info
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- JP2001356956A JP2001356956A JP2000180380A JP2000180380A JP2001356956A JP 2001356956 A JP2001356956 A JP 2001356956A JP 2000180380 A JP2000180380 A JP 2000180380A JP 2000180380 A JP2000180380 A JP 2000180380A JP 2001356956 A JP2001356956 A JP 2001356956A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報配信システムおいて配信が要求される時
刻あるいは時間帯を考慮してよりいっそうのヒット率の
向上を図り、さらなる応答速度の向上およびネットワー
クトラフィックの低減を図る。 【解決手段】 キャッシュサーバ装置１５において、キ
ャッシングを行う場合に時間、位置の概念を導入するこ
とにより、時間帯に応じてどの地域のデータが多く参照
されたかを把握することができ、対応するデータについ
てキャッシングを行うことによりキャッシュヒット率を
向上し、さらなる応答速度の向上およびネットワークト
ラフィックの低減を図ることが可能となり、キャッシュ
データの効率的な利用を推進することができる。
刻あるいは時間帯を考慮してよりいっそうのヒット率の
向上を図り、さらなる応答速度の向上およびネットワー
クトラフィックの低減を図る。 【解決手段】 キャッシュサーバ装置１５において、キ
ャッシングを行う場合に時間、位置の概念を導入するこ
とにより、時間帯に応じてどの地域のデータが多く参照
されたかを把握することができ、対応するデータについ
てキャッシングを行うことによりキャッシュヒット率を
向上し、さらなる応答速度の向上およびネットワークト
ラフィックの低減を図ることが可能となり、キャッシュ
データの効率的な利用を推進することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュサーバ
装置及びキャッシング方法に係り、特にユーザの要望に
したがって地図データを配信する情報配信システムにお
いて用いられるキャッシュサーバ装置及びキャッシング
方法に関する。
装置及びキャッシング方法に係り、特にユーザの要望に
したがって地図データを配信する情報配信システムにお
いて用いられるキャッシュサーバ装置及びキャッシング
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりインターネットなどのネットワ
ークを介して各種情報を配信する情報配信システムにお
いては、ネットワークにおける通信トラフィックを低減
するため、キャッシングサーバ装置を用いていた。より
具体的には、ユーザ側の情報端末装置であるクライアン
トから初めて配信を要求された情報については、当該情
報を保持している情報格納サーバを検索し、当該情報を
取得して配信する。
ークを介して各種情報を配信する情報配信システムにお
いては、ネットワークにおける通信トラフィックを低減
するため、キャッシングサーバ装置を用いていた。より
具体的には、ユーザ側の情報端末装置であるクライアン
トから初めて配信を要求された情報については、当該情
報を保持している情報格納サーバを検索し、当該情報を
取得して配信する。
【０００３】そして、当該情報をキャッシュサーバ装置
に格納し（キャッシングし）、再度同一データを要求さ
れた場合には、情報格納サーバに要求することなく、キ
ャッシュサーバ装置を検索して配信する構成を採ってい
た。上記従来の情報配信システムにおいては、キャッシ
ュサーバ装置におけるヒット率を向上し、よりいっそう
の応答速度の向上およびネットワークトラフィックの軽
減を図るべく、配信情報を要求された時間および参照頻
度の統計をとり、より配信要求頻度の高い情報をキャッ
シングしておくように構成されていた。
に格納し（キャッシングし）、再度同一データを要求さ
れた場合には、情報格納サーバに要求することなく、キ
ャッシュサーバ装置を検索して配信する構成を採ってい
た。上記従来の情報配信システムにおいては、キャッシ
ュサーバ装置におけるヒット率を向上し、よりいっそう
の応答速度の向上およびネットワークトラフィックの軽
減を図るべく、配信情報を要求された時間および参照頻
度の統計をとり、より配信要求頻度の高い情報をキャッ
シングしておくように構成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信す
べき情報がユーザの希望する所定範囲の地図データのよ
うにユーザ毎に配信を要求する内容が微妙に異なるよう
な場合には、全く同一のデータの配信を要求される確率
が低くなり、キャッシングの効果が得られなくなってし
まうという問題点があった。さらに地図データのような
ものは、曜日あるいは時間帯によって配信を要求される
内容が異なることが多く、例えば、繁華街の地図データ
などは休日や、仕事帰りの時間帯に配信が要求されるこ
とが多く、単純に参照されてから経過時間および参照頻
度だけでは必ずしもヒット率を向上させることはできな
いという問題点があった。
べき情報がユーザの希望する所定範囲の地図データのよ
うにユーザ毎に配信を要求する内容が微妙に異なるよう
な場合には、全く同一のデータの配信を要求される確率
が低くなり、キャッシングの効果が得られなくなってし
まうという問題点があった。さらに地図データのような
ものは、曜日あるいは時間帯によって配信を要求される
内容が異なることが多く、例えば、繁華街の地図データ
などは休日や、仕事帰りの時間帯に配信が要求されるこ
とが多く、単純に参照されてから経過時間および参照頻
度だけでは必ずしもヒット率を向上させることはできな
いという問題点があった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、情報配信システ
ムおいて配信が要求される時刻あるいは時間帯を考慮し
てよりいっそうのヒット率の向上を図り、さらなる応答
速度の向上およびネットワークトラフィックの低減を図
ることが可能なキャッシュサーバ装置およびキャッシン
グ方法を提供することにある。
ムおいて配信が要求される時刻あるいは時間帯を考慮し
てよりいっそうのヒット率の向上を図り、さらなる応答
速度の向上およびネットワークトラフィックの低減を図
ることが可能なキャッシュサーバ装置およびキャッシン
グ方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の構成は、情報端末装置および情報配
信サーバ装置とネットワークを介して接続され、配信す
べき情報データのキャッシングを行うキャッシュサーバ
装置において、 前記情報端末装置からの前記情報デー
タの配信要求がなされた時刻と前記情報データの内容と
の関係を統計的に把握し、あらかじめ設定した時間帯毎
に行われるであろう配信要求を予測する配信要求予測部
と、前記配信要求予測部における予測に基づいて、前記
時間帯毎に前記配信要求される確率の高い前記情報デー
タをあらかじめ格納する情報データキャッシング部と、
を備えたことを特徴としている。
め、請求項１記載の構成は、情報端末装置および情報配
信サーバ装置とネットワークを介して接続され、配信す
べき情報データのキャッシングを行うキャッシュサーバ
装置において、 前記情報端末装置からの前記情報デー
タの配信要求がなされた時刻と前記情報データの内容と
の関係を統計的に把握し、あらかじめ設定した時間帯毎
に行われるであろう配信要求を予測する配信要求予測部
と、前記配信要求予測部における予測に基づいて、前記
時間帯毎に前記配信要求される確率の高い前記情報デー
タをあらかじめ格納する情報データキャッシング部と、
を備えたことを特徴としている。
【０００７】請求項２記載の構成は、請求項１記載の構
成において、前記情報データの配信要求がなされた時刻
および前記情報データを特定するための情報を記憶する
配信要求データ情報格納部を備えたことを特徴としてい
る。
成において、前記情報データの配信要求がなされた時刻
および前記情報データを特定するための情報を記憶する
配信要求データ情報格納部を備えたことを特徴としてい
る。
【０００８】請求項３記載の構成は、請求項２記載の構
成において、前記配信要求データ情報格納部は、前記時
間帯毎に配信要求がなされた情報データの参照頻度をカ
ウントする参照頻度カウント部を備えたことを特徴とし
ている。
成において、前記配信要求データ情報格納部は、前記時
間帯毎に配信要求がなされた情報データの参照頻度をカ
ウントする参照頻度カウント部を備えたことを特徴とし
ている。
【０００９】請求項４記載の構成は、請求項３記載の構
成において、情報データキャッシング部は、前記参照頻
度カウント部のカウント値を前記時間帯毎に参照し、参
照頻度の高い情報データを格納することを特徴としてい
る。
成において、情報データキャッシング部は、前記参照頻
度カウント部のカウント値を前記時間帯毎に参照し、参
照頻度の高い情報データを格納することを特徴としてい
る。
【００１０】請求項５記載の構成は、請求項１記載の構
成において、前記情報データは、時間帯と参照率とが相
関関係を有するデータであることを特徴としている。
成において、前記情報データは、時間帯と参照率とが相
関関係を有するデータであることを特徴としている。
【００１１】請求項６記載の構成は、請求項５記載の構
成において、前記情報データは地図データを含むことを
特徴としている。
成において、前記情報データは地図データを含むことを
特徴としている。
【００１２】請求項７記載の構成は、配信すべき情報デ
ータのキャッシングを行うキャッシング方法において、
前記情報データの配信要求がなされた時刻と前記情報デ
ータの内容との関係を統計的に把握し、あらかじめ設定
した時間帯毎に行われるであろう配信要求を予測し、前
記予測に基づいて、前記時間帯毎に前記配信要求される
確率の高い前記情報データをあらかじめ格納することを
特徴としている。
ータのキャッシングを行うキャッシング方法において、
前記情報データの配信要求がなされた時刻と前記情報デ
ータの内容との関係を統計的に把握し、あらかじめ設定
した時間帯毎に行われるであろう配信要求を予測し、前
記予測に基づいて、前記時間帯毎に前記配信要求される
確率の高い前記情報データをあらかじめ格納することを
特徴としている。
【００１３】請求項８記載の構成は、請求項７記載の構
成において、情報データの参照頻度を前記時間帯毎に参
照し、時間帯毎に参照頻度の高い情報データをキャッシ
ングすることを特徴としている。
成において、情報データの参照頻度を前記時間帯毎に参
照し、時間帯毎に参照頻度の高い情報データをキャッシ
ングすることを特徴としている。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 ［１］ ネットワークシステム まず、図１を参照してネットワークシステムの構成につ
いて説明する。ネットワークシステム１０は、携帯電
話、ＰＨＳ（Personal Handyphone shystem）等の電話
装置単体あるいはこれらとＰＤＡ（Personal Digital A
ssistants）等の携帯型情報処理装置が組み合わされた
移動端末装置１１と、移動端末装置１１との間で無線を
介して通信を行う無線基地局１２と、無線基地局１２お
よび公衆回線１３などが接続された移動端末交換網１４
と、移動端末交換網１４および公衆回線１３に接続さ
れ、各種データを格納するデータベース１５Ａを有し、
各種データのキャッシングを行うキャッシュサーバ１５
と、キャッシュサーバ１５とＬＡＮ１６を介して接続さ
れ、インターネット１７に接続され、ゲートウェイとし
て機能するウェブ（ｗｅｂ）サーバ１８と、ＬＡＮ１６
に接続され、キャッシュサーバ１５からの問い合わせに
応答するための、地図データ、各種コンテンツデータな
どを実際に格納しているコンテンツサーバ１９と、を備
えて構成されている。
な実施形態について説明する。 ［１］ ネットワークシステム まず、図１を参照してネットワークシステムの構成につ
いて説明する。ネットワークシステム１０は、携帯電
話、ＰＨＳ（Personal Handyphone shystem）等の電話
装置単体あるいはこれらとＰＤＡ（Personal Digital A
ssistants）等の携帯型情報処理装置が組み合わされた
移動端末装置１１と、移動端末装置１１との間で無線を
介して通信を行う無線基地局１２と、無線基地局１２お
よび公衆回線１３などが接続された移動端末交換網１４
と、移動端末交換網１４および公衆回線１３に接続さ
れ、各種データを格納するデータベース１５Ａを有し、
各種データのキャッシングを行うキャッシュサーバ１５
と、キャッシュサーバ１５とＬＡＮ１６を介して接続さ
れ、インターネット１７に接続され、ゲートウェイとし
て機能するウェブ（ｗｅｂ）サーバ１８と、ＬＡＮ１６
に接続され、キャッシュサーバ１５からの問い合わせに
応答するための、地図データ、各種コンテンツデータな
どを実際に格納しているコンテンツサーバ１９と、を備
えて構成されている。
【００１５】なお、キャッシュサーバ１５と、ウェブサ
ーバは、ＬＡＮを介して接続される場合のみならず、専
用線あるいはインターネット等の他のネットワークを介
して接続されていてもかまわない。この場合において、
移動端末交換網１３は、パケット通信に対応しており、
図示しない基地局制御装置およびパケット加入者処理装
置などを含んで構成されている。また、キャッシュサー
バ１５、ウェブサーバ１８あるいはコンテンツサーバ１
９は、単体あるいは複数のサーバにより構成されてい
る。
ーバは、ＬＡＮを介して接続される場合のみならず、専
用線あるいはインターネット等の他のネットワークを介
して接続されていてもかまわない。この場合において、
移動端末交換網１３は、パケット通信に対応しており、
図示しない基地局制御装置およびパケット加入者処理装
置などを含んで構成されている。また、キャッシュサー
バ１５、ウェブサーバ１８あるいはコンテンツサーバ１
９は、単体あるいは複数のサーバにより構成されてい
る。
【００１６】［２］キャッシュサーバ周辺の詳細構成 次に図２を参照してキャッシュサーバ周辺の詳細構成に
ついて説明する。キャッシュサーバ１５のデータベース
１５Ａは、移動端末装置１１から送信される配信を要求
する地図領域を特定するための参照ＵＲＬ（Uniform Re
source Locator）を実際の位置情報（例えば、住所）に
変換するためのＵＲＬ−位置変換データベース２１と、
キャッシュサーバ１５において配信が要求されたデータ
がキャッシングされていない場合に配信要求時刻および
参照ＵＲＬの内容並びに当該参照ＵＲＬに対応する位置
情報を記憶する時間帯予測データベース２２と、キャッ
シングの条件などを設定する環境設定ファイル２３と、
環境設定ファイル２３に基づいてキャッシュサーバ１５
におけるキャッシングデータの更新制御を行う更新制御
モジュール２４と、を備えて構成されている。
ついて説明する。キャッシュサーバ１５のデータベース
１５Ａは、移動端末装置１１から送信される配信を要求
する地図領域を特定するための参照ＵＲＬ（Uniform Re
source Locator）を実際の位置情報（例えば、住所）に
変換するためのＵＲＬ−位置変換データベース２１と、
キャッシュサーバ１５において配信が要求されたデータ
がキャッシングされていない場合に配信要求時刻および
参照ＵＲＬの内容並びに当該参照ＵＲＬに対応する位置
情報を記憶する時間帯予測データベース２２と、キャッ
シングの条件などを設定する環境設定ファイル２３と、
環境設定ファイル２３に基づいてキャッシュサーバ１５
におけるキャッシングデータの更新制御を行う更新制御
モジュール２４と、を備えて構成されている。
【００１７】［２．１］ＵＲＬ−位置変換データベース 図３にＵＲＬ−位置変換データベース２１の概要構成図
を示す。ＵＲＬ−位置変換データベース２１は、参照Ｕ
ＲＬと実際の位置情報との対応関係が格納されており、
例えば、参照ＵＲＬが「ＵＲＬ１」である場合には、位
置情報は「新宿西新宿３丁目」に変換され、参照ＵＲＬ
が「ＵＲＬ２」である場合には、位置情報は「長野県松
本市島立」に変換されることとなる。
を示す。ＵＲＬ−位置変換データベース２１は、参照Ｕ
ＲＬと実際の位置情報との対応関係が格納されており、
例えば、参照ＵＲＬが「ＵＲＬ１」である場合には、位
置情報は「新宿西新宿３丁目」に変換され、参照ＵＲＬ
が「ＵＲＬ２」である場合には、位置情報は「長野県松
本市島立」に変換されることとなる。
【００１８】［２．２］時間帯予測データベース 図４に時間帯予測データベース２２の概要構成図を示
す。時間帯予測データベース２２は、参照ＵＲＬ、当該
参照ＵＲＬの参照時刻、所定時間帯内における参照頻度
および参照ＵＲＬに対応する位置情報などが格納されて
おり、例えば、参照ＵＲＬが「ＵＲＬ１」である位置情
報が「新宿西新宿３丁目」のデータは、最後に参照され
たのは、「２０００年１月１日９：００」であり所定時
間帯内の参照頻度が５回である旨が格納され、参照ＵＲ
Ｌが「ＵＲＬ２」である位置情報が「長野県松本市島
立」のデータは、最後に参照されたのは、「２０００年
１月１日１０：００」であり所定時間帯内の参照頻度が
１回である旨が格納されている。
す。時間帯予測データベース２２は、参照ＵＲＬ、当該
参照ＵＲＬの参照時刻、所定時間帯内における参照頻度
および参照ＵＲＬに対応する位置情報などが格納されて
おり、例えば、参照ＵＲＬが「ＵＲＬ１」である位置情
報が「新宿西新宿３丁目」のデータは、最後に参照され
たのは、「２０００年１月１日９：００」であり所定時
間帯内の参照頻度が５回である旨が格納され、参照ＵＲ
Ｌが「ＵＲＬ２」である位置情報が「長野県松本市島
立」のデータは、最後に参照されたのは、「２０００年
１月１日１０：００」であり所定時間帯内の参照頻度が
１回である旨が格納されている。
【００１９】［３］実施形態の動作 次に図５を参照して実施形態の動作を説明する。移動端
末装置１１は、所定の電話番号をダイアルすることによ
り、無線基地局１２および移動端末交換網１４と接続
し、参照ＵＲＬを送信して、地図データの配信をキャッ
シュサーバ１５に対して要求する（ステップＳ１）。こ
の場合において、参照ＵＲＬは、ユーザが手動で地名な
どを入力することにより移動端末装置１１が変換して生
成したり、ＧＰＳ（Global Positioning System）レシ
ーバを備えた移動端末装置にあってはＧＰＳ衛星からの
電波に基づいて位置を算出し、算出位置に基づいて生成
したり、携帯電話あるいはＰＨＳにおいては、位置提供
サービスにより得られた位置に基づいて生成することが
可能である。
末装置１１は、所定の電話番号をダイアルすることによ
り、無線基地局１２および移動端末交換網１４と接続
し、参照ＵＲＬを送信して、地図データの配信をキャッ
シュサーバ１５に対して要求する（ステップＳ１）。こ
の場合において、参照ＵＲＬは、ユーザが手動で地名な
どを入力することにより移動端末装置１１が変換して生
成したり、ＧＰＳ（Global Positioning System）レシ
ーバを備えた移動端末装置にあってはＧＰＳ衛星からの
電波に基づいて位置を算出し、算出位置に基づいて生成
したり、携帯電話あるいはＰＨＳにおいては、位置提供
サービスにより得られた位置に基づいて生成することが
可能である。
【００２０】これによりキャッシュサーバ１５は、デー
タベース１５Ａを参照してキャッシュチェックを行い参
照ＵＲＬに対応する地図データがキャッシングされてい
るか否か、すなわち、キャッシュが有効か否かを判別す
る（ステップＳ２）。キャッシュが有効であり、キャッ
シュサーバ１５のデータベース１５Ａ内に要求された地
図データが存在する場合には（ステップＳ２；Ｙｅ
ｓ）、時間帯予測データベース２２の参照頻度に１を加
える（ステップＳ３）。具体的には、上述の例の場合、
参照ＵＲＬが「ＵＲＬ２」である場合には、参照頻度
は、１＋１＝２回となる。
タベース１５Ａを参照してキャッシュチェックを行い参
照ＵＲＬに対応する地図データがキャッシングされてい
るか否か、すなわち、キャッシュが有効か否かを判別す
る（ステップＳ２）。キャッシュが有効であり、キャッ
シュサーバ１５のデータベース１５Ａ内に要求された地
図データが存在する場合には（ステップＳ２；Ｙｅ
ｓ）、時間帯予測データベース２２の参照頻度に１を加
える（ステップＳ３）。具体的には、上述の例の場合、
参照ＵＲＬが「ＵＲＬ２」である場合には、参照頻度
は、１＋１＝２回となる。
【００２１】そして、移動端末交換網１４および無線基
地局１２を介して無線により当該地図データを移動端末
装置１１に転送する（ステップＳ４）。これにより、移
動端末装置１１の表示装置の表示画面上には、転送され
た地図データに対応する地図が表示されることとなる
（ステップＳ５）。上記地図データの転送処理と並行し
て、キャッシュサーバ１５は、所定タイミング毎に割り
込み処理を行い、時間帯予測データベースを更新すべき
時刻に至ったか否かを判別する（ステップＳ１１）。ス
テップＳ１１の判別において、更新すべき時刻に至って
いない場合には、処理をステップＳ２に移行し、通常の
キャッシュ処理に移行する。
地局１２を介して無線により当該地図データを移動端末
装置１１に転送する（ステップＳ４）。これにより、移
動端末装置１１の表示装置の表示画面上には、転送され
た地図データに対応する地図が表示されることとなる
（ステップＳ５）。上記地図データの転送処理と並行し
て、キャッシュサーバ１５は、所定タイミング毎に割り
込み処理を行い、時間帯予測データベースを更新すべき
時刻に至ったか否かを判別する（ステップＳ１１）。ス
テップＳ１１の判別において、更新すべき時刻に至って
いない場合には、処理をステップＳ２に移行し、通常の
キャッシュ処理に移行する。
【００２２】ステップＳ１１の判別において、更新すべ
き時刻に至っていた場合には、当該時間帯（現時間帯）
において参照された全ての参照ＵＲＬの参照頻度をチェ
ックし、参照頻度が高いものから順番にキャッシュ容量
が所定の容量に至るまで、キャッシュサーバ１５のデー
タベース１５Ａにキャッシュデータとして、参照ＵＲＬ
に対応する地図データをデータベース１５Ａに登録し、
処理をステップＳ２に移行する。
き時刻に至っていた場合には、当該時間帯（現時間帯）
において参照された全ての参照ＵＲＬの参照頻度をチェ
ックし、参照頻度が高いものから順番にキャッシュ容量
が所定の容量に至るまで、キャッシュサーバ１５のデー
タベース１５Ａにキャッシュデータとして、参照ＵＲＬ
に対応する地図データをデータベース１５Ａに登録し、
処理をステップＳ２に移行する。
【００２３】［４］実施形態の効果 以上の説明のように本実施形態によれば、キャッシング
を行う場合に時間、位置の概念を導入することにより、
時間帯に応じてどの地域のデータが多く参照されたかを
把握することができ、対応するデータについてキャッシ
ングを行うことによりキャッシュヒット率を向上し、さ
らなる応答速度の向上およびネットワークトラフィック
の低減を図ることが可能となり、キャッシュデータの効
率的な利用を推進することができる。
を行う場合に時間、位置の概念を導入することにより、
時間帯に応じてどの地域のデータが多く参照されたかを
把握することができ、対応するデータについてキャッシ
ングを行うことによりキャッシュヒット率を向上し、さ
らなる応答速度の向上およびネットワークトラフィック
の低減を図ることが可能となり、キャッシュデータの効
率的な利用を推進することができる。
【００２４】［５］実施形態の変形例 ［５．１］第１変形例 以上の説明においては、参照ＵＲＬと地図データが１対
１対応しているものとして説明したが、複数の参照ＵＲ
Ｌに対応する地点を含む所定範囲の地図データをキャッ
シングしておいて、送信された参照ＵＲＬに対応する地
図データをキャッシングしている所定範囲の地図データ
から抽出して生成するように構成することも可能であ
る。
１対応しているものとして説明したが、複数の参照ＵＲ
Ｌに対応する地点を含む所定範囲の地図データをキャッ
シングしておいて、送信された参照ＵＲＬに対応する地
図データをキャッシングしている所定範囲の地図データ
から抽出して生成するように構成することも可能であ
る。
【００２５】［５．２］第２変形例 以上の説明においては、データベースに格納されている
データとして地図データの場合について説明したが、時
間帯によって参照頻度が変化するようなデータ、すなわ
ち、時間帯と参照頻度とが相関関係を有するデータであ
れば同様の適用が可能である。例えば、夜間にのみ回転
するようなバー、レストランなどの情報や、休日あるい
は夜間に必要とされる救急医療施設の情報などをアクセ
ス頻度に応じた時間帯（曜日なども含む）にキャッシン
グするように構成すれば、ヒット率が向上し、ネットワ
ークトラフィックを低減することができる。
データとして地図データの場合について説明したが、時
間帯によって参照頻度が変化するようなデータ、すなわ
ち、時間帯と参照頻度とが相関関係を有するデータであ
れば同様の適用が可能である。例えば、夜間にのみ回転
するようなバー、レストランなどの情報や、休日あるい
は夜間に必要とされる救急医療施設の情報などをアクセ
ス頻度に応じた時間帯（曜日なども含む）にキャッシン
グするように構成すれば、ヒット率が向上し、ネットワ
ークトラフィックを低減することができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、キャッシュヒット率を
向上し、さらなる応答速度の向上およびネットワークト
ラフィックの低減を図ることが可能となり、キャッシュ
データの効率的な利用を図ることが可能となる。
向上し、さらなる応答速度の向上およびネットワークト
ラフィックの低減を図ることが可能となり、キャッシュ
データの効率的な利用を図ることが可能となる。
【図１】 実施形態のシステム構成ブロック図である。
【図２】 キャッシュサーバ周辺の概要構成ブロック図
である。
である。
【図３】 ＵＲＬ−位置変換データベースの説明図であ
る。
る。
【図４】 時間帯予測データベースの説明図である。
【図５】 実施形態の動作フローチャートである。
１０……ネットワークシステム １１……移動端末装置 １２……移動局 １３……公衆回線 １４……移動端末交換網 １５……キャッシュサーバ １５Ａ……データベース １６……ＬＡＮ １７……インターネット １８……ウェブサーバ １９……コンテンツサーバ装置
Claims (8)
- 【請求項１】 情報端末装置および情報配信サーバ装置
とネットワークを介して接続され、配信すべき情報デー
タのキャッシングを行うキャッシュサーバ装置におい
て、 前記情報端末装置からの前記情報データの配信要求がな
された時刻と前記情報データの内容との関係を統計的に
把握し、あらかじめ設定した時間帯毎に行われるであろ
う配信要求を予測する配信要求予測部と、 前記配信要求予測部における予測に基づいて、前記時間
帯毎に前記配信要求される確率の高い前記情報データを
あらかじめ格納する情報データキャッシング部と、 を備えたことを特徴とするキャッシュサーバ装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のキャッシュサーバ装置に
おいて、 前記情報データの配信要求がなされた時刻および前記情
報データを特定するための情報を記憶する配信要求デー
タ情報格納部を備えたことを特徴とするキャッシュサー
バ装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のキャッシュサーバ装置に
おいて、前記配信要求データ情報格納部は、前記時間帯
毎に配信要求がなされた情報データの参照頻度をカウン
トする参照頻度カウント部を備えたことを特徴とするキ
ャッシュサーバ装置。 - 【請求項４】 請求項３記載のキャッシュサーバ装置に
おいて、 情報データキャッシング部は、前記参照頻度カウント部
のカウント値を前記時間帯毎に参照し、参照頻度の高い
情報データを格納することを特徴とするキャッシュサー
バ装置。 - 【請求項５】 請求項１記載のキャッシュサーバ装置に
おいて、 前記情報データは、時間帯と参照率とが相関関係を有す
るデータであることを特徴とするキャッシュサーバ装
置。 - 【請求項６】 請求項５記載のキャッシュサーバ装置に
おいて、 前記情報データは地図データを含むことを特徴とするキ
ャッシュサーバ装置。 - 【請求項７】 配信すべき情報データのキャッシングを
行うキャッシング方法において、 前記情報データの配信要求がなされた時刻と前記情報デ
ータの内容との関係を統計的に把握し、あらかじめ設定
した時間帯毎に行われるであろう配信要求を予測し、 前記予測に基づいて、前記時間帯毎に前記配信要求され
る確率の高い前記情報データをあらかじめ格納すること
を特徴とするキャッシング方法。 - 【請求項８】 請求項７記載のキャッシング方法におい
て、 情報データの参照頻度を前記時間帯毎に参照し、時間帯
毎に参照頻度の高い情報データをキャッシングすること
を特徴とするキャッシング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000180380A JP2001356956A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | キャッシュサーバ装置及びキャッシング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000180380A JP2001356956A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | キャッシュサーバ装置及びキャッシング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001356956A true JP2001356956A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18681493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000180380A Withdrawn JP2001356956A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | キャッシュサーバ装置及びキャッシング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001356956A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003065195A1 (fr) * | 2002-01-28 | 2003-08-07 | Fujitsu Limited | Systeme de stockage, programme de commande de stockage, procede de commande de stockage |
| JP2006018450A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Toshiba Corp | 検索システム及びプログラム |
| JP2010231798A (ja) * | 2010-05-26 | 2010-10-14 | Thomson Licensing | サービスをダウンロードするためのホットスポットにおけるキャッシュサーバ |
| WO2015099018A1 (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 日本電気株式会社 | キャッシュ管理装置、キャッシュ管理方法、プログラム |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180380A patent/JP2001356956A/ja not_active Withdrawn
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071022 |