JP2001356032A - 超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサの施工方法と取り付け構造 - Google Patents
超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサの施工方法と取り付け構造Info
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- JP2001356032A JP2001356032A JP2000213446A JP2000213446A JP2001356032A JP 2001356032 A JP2001356032 A JP 2001356032A JP 2000213446 A JP2000213446 A JP 2000213446A JP 2000213446 A JP2000213446 A JP 2000213446A JP 2001356032 A JP2001356032 A JP 2001356032A
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- Japan
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- sensor
- sheet
- silicone gel
- mounting structure
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサ部の
施行方法と取り付け構造 【課 題】 従来技術ではシリコンオイルなどのク
リーム状物質を塗布施工していたが施工に個人差が出足
り、扱いが悪い、超音波伝搬が不安定などの問題があっ
た。 【解決手段】 シート状シリコーン系ジェルを用いた
施行法とそれを補助する取り付け構造
施行方法と取り付け構造 【課 題】 従来技術ではシリコンオイルなどのク
リーム状物質を塗布施工していたが施工に個人差が出足
り、扱いが悪い、超音波伝搬が不安定などの問題があっ
た。 【解決手段】 シート状シリコーン系ジェルを用いた
施行法とそれを補助する取り付け構造
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波式流量測定
装置、流速測定装置、流れ検知器のセンサの施工方法と
取り付け構造に関する技術
装置、流速測定装置、流れ検知器のセンサの施工方法と
取り付け構造に関する技術
【０００２】流量の測定媒体となる配管と超音波センサ
との結合は従来技術ではシリコングリス等のペースト状
物質を塗布施工されてきた。（図１）
との結合は従来技術ではシリコングリス等のペースト状
物質を塗布施工されてきた。（図１）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この結合方法
では作業者の個人差が取り付け施工上、データの測定上
いずれの面にも大きなリスクを伴っていた。即ち、四角
いセンサと配管とをペースト状物質と固定ベルトで固定
するため取り付けが極めて不安定な上、均一性や再現性
が悪く取り付けに時間がかかる等の不都合があった。ま
た、ペースト状物質の塗布の際、気泡が入ったり経年変
化による固化やひび割れ等によって受信感度の減衰や測
定不能になる等不安定な状況を招きトラブルの原因とも
なっていた。更にペースト故のメンテナンス性の悪さ、
ペーストの溶出による設置環境の汚染、非衛生的である
など数々の欠点があった。そこで、本発明は作業者の個
人差を取り除き、施工の均一性、再現性、施工時間など
を改善し、経年変化やメンテナンス性、環境の保全を課
題とする。
では作業者の個人差が取り付け施工上、データの測定上
いずれの面にも大きなリスクを伴っていた。即ち、四角
いセンサと配管とをペースト状物質と固定ベルトで固定
するため取り付けが極めて不安定な上、均一性や再現性
が悪く取り付けに時間がかかる等の不都合があった。ま
た、ペースト状物質の塗布の際、気泡が入ったり経年変
化による固化やひび割れ等によって受信感度の減衰や測
定不能になる等不安定な状況を招きトラブルの原因とも
なっていた。更にペースト故のメンテナンス性の悪さ、
ペーストの溶出による設置環境の汚染、非衛生的である
など数々の欠点があった。そこで、本発明は作業者の個
人差を取り除き、施工の均一性、再現性、施工時間など
を改善し、経年変化やメンテナンス性、環境の保全を課
題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
請求項１のシート状シリコーン系ジェルを用いる施工方
法提案する。ペースト状物質を塗布施工する変わりにシ
ート状シリコーン系ジェルをサンドイッチすることで問
題点の大半を解決することが可能になる。（図２）
請求項１のシート状シリコーン系ジェルを用いる施工方
法提案する。ペースト状物質を塗布施工する変わりにシ
ート状シリコーン系ジェルをサンドイッチすることで問
題点の大半を解決することが可能になる。（図２）
【０００５】請求項２ではシート状シリコーン系ジェル
をソリ状の羽根に挟むことでシート状シリコーン系ジェ
ルの脱落を防ぎ、配管とセンサとの音響的結合を個人差
の無い安定な取り付け構造にする。（図３）
をソリ状の羽根に挟むことでシート状シリコーン系ジェ
ルの脱落を防ぎ、配管とセンサとの音響的結合を個人差
の無い安定な取り付け構造にする。（図３）
【０００６】請求項３ではソリ状の羽根の両先端をソリ
状の羽根の底部が配管に接触するまで締め付けバンドで
締め付けることや、先端に設けた突起によって締め付け
バンドの横ずれ脱落を防ぎセンサ、配管との機械的結合
を個人差の無い安定なものにする。また、締め付けられ
ることによりシート状シリコーン系ジェルが潰されセン
サと配管の接触面積が増加安定することで音響的結合を
個人差の無い安定な取り付け構造にする。（図４）
状の羽根の底部が配管に接触するまで締め付けバンドで
締め付けることや、先端に設けた突起によって締め付け
バンドの横ずれ脱落を防ぎセンサ、配管との機械的結合
を個人差の無い安定なものにする。また、締め付けられ
ることによりシート状シリコーン系ジェルが潰されセン
サと配管の接触面積が増加安定することで音響的結合を
個人差の無い安定な取り付け構造にする。（図４）
【０００７】請求項４ではシート状シリコーン系ジェル
をセンサと配管の間に用いることによってシート状シリ
コーン系ジェルの特性を最大限に生かして、超音波伝搬
の安定性、経年変化の向上、環境の保全の向上が得られ
る。
をセンサと配管の間に用いることによってシート状シリ
コーン系ジェルの特性を最大限に生かして、超音波伝搬
の安定性、経年変化の向上、環境の保全の向上が得られ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】配管とセンサの間にシート状シリ
コーン系ジェル（針入度５０〜１６０）をソリ状の羽根
に挟み介在させる。この時シート状シリコーン系ジェル
がセンサ部の配管接触面の面積の６０〜８０％の面積を
占める中央に設置する。ソリ状羽根の両先端部に締め付
けバンドを回してソリ状の羽根を締め付ける。シート状
シリコーン系ジェルが二枚の羽根の間に設置され締め付
けバンドで締め付けられるとシート状シリコーン系ジェ
ルは配管の形状に従ってつぶされ、はみ出した部分は外
周の余剰部分を埋めセンサと配管の接触面積を増やし、
ソリ状の２枚の羽根の底辺が配管に接触する。いつもソ
リ状の羽根の底辺が配管に接触するまで締め付ければよ
く施工の均一性、再現性が高まる。そして先端部に設け
た突起が締め付けバンドの横滑り脱落を防ぐ。これらの
事によりセンサは配管の水平部、垂直部、傾斜部のそれ
ぞれの上側、下側などの部位を選ばず、またソリ状の２
枚の羽根の間隔寸法以下を除くほとんどの管径において
安定に固定することが可能になる。シート状シリコーン
系ジェルは先に述べたようにセンサ部と配管の広い面積
に接触するが、シート状シリコーン系ジェルそのものは
潰される圧力の影響をほとんど受けずに超音波を効率良
く伝搬する。シリコーン系ジェルの特性により耐熱性、
経時経年変化、対薬品性も優れており非常に安定した超
音波の伝搬特性が得られ、設置環境も汚染せず衛生的で
もある。
コーン系ジェル（針入度５０〜１６０）をソリ状の羽根
に挟み介在させる。この時シート状シリコーン系ジェル
がセンサ部の配管接触面の面積の６０〜８０％の面積を
占める中央に設置する。ソリ状羽根の両先端部に締め付
けバンドを回してソリ状の羽根を締め付ける。シート状
シリコーン系ジェルが二枚の羽根の間に設置され締め付
けバンドで締め付けられるとシート状シリコーン系ジェ
ルは配管の形状に従ってつぶされ、はみ出した部分は外
周の余剰部分を埋めセンサと配管の接触面積を増やし、
ソリ状の２枚の羽根の底辺が配管に接触する。いつもソ
リ状の羽根の底辺が配管に接触するまで締め付ければよ
く施工の均一性、再現性が高まる。そして先端部に設け
た突起が締め付けバンドの横滑り脱落を防ぐ。これらの
事によりセンサは配管の水平部、垂直部、傾斜部のそれ
ぞれの上側、下側などの部位を選ばず、またソリ状の２
枚の羽根の間隔寸法以下を除くほとんどの管径において
安定に固定することが可能になる。シート状シリコーン
系ジェルは先に述べたようにセンサ部と配管の広い面積
に接触するが、シート状シリコーン系ジェルそのものは
潰される圧力の影響をほとんど受けずに超音波を効率良
く伝搬する。シリコーン系ジェルの特性により耐熱性、
経時経年変化、対薬品性も優れており非常に安定した超
音波の伝搬特性が得られ、設置環境も汚染せず衛生的で
もある。
【０００９】
【発明の効果】本発明により次のような効果を奏する。 シート状シリコーン系ジェルを用いることで施工にお
ける作業者の個人差の解消 施工の均一性向上 施工の再現性向上 施工時間の短縮 ペースト状ではないため取り扱いが容易になった シート状シリコーン系ジェルを用いることで取り付け
形状円弧の径をほとんど選ぶ必要がない ペーストの付着、逃げ、粘りなどの影響が無く取り付
けが自由になった 施工経費の低減 超音波伝搬がばらつかず安定になった ▲１０▼経年変化がなくなった ▲１１▼温度特性が向上した ▲１２▼対薬品性の向上 ▲１３▼メンテナンスが不要になった ▲１４▼ペーストの溶出が無く設置環境の汚染が無く衛
生的になった
ける作業者の個人差の解消 施工の均一性向上 施工の再現性向上 施工時間の短縮 ペースト状ではないため取り扱いが容易になった シート状シリコーン系ジェルを用いることで取り付け
形状円弧の径をほとんど選ぶ必要がない ペーストの付着、逃げ、粘りなどの影響が無く取り付
けが自由になった 施工経費の低減 超音波伝搬がばらつかず安定になった ▲１０▼経年変化がなくなった ▲１１▼温度特性が向上した ▲１２▼対薬品性の向上 ▲１３▼メンテナンスが不要になった ▲１４▼ペーストの溶出が無く設置環境の汚染が無く衛
生的になった
【図１】従来技術による取り付け略図
【図２】請求項１における施工方法解説図
【図３】請求項２及び３における取り付け図
【図４】請求項３における取り付け図
Claims (4)
- 【請求項１】 測超音波式定媒体である配管と超音
波センサとの結合にシート状流量計、流速計、流れ検知
器などにおいてシリコーン系ジェルを用いる施工方法 - 【請求項２】 シート状シリコーン系ジェルの設置
においてソリ状の二枚の羽を設けることによるシート状
シリコーン系ジェル及びセンサの安定取り付け構造 - 【請求項３】 ソリの両先端を締め付けバンドで締
め付け、ソリ状羽根の底部が配管に接触し、先端に設け
た突起が締め付けバンドの横滑りや脱落を防止すること
によるセンサの安定取り付け構造 - 【請求項４】 シート状シリコーン系ジェルを用い
ることにより超音波伝搬の安定化、経年変化設置環境の
保全などの向上
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000213446A JP2001356032A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサの施工方法と取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000213446A JP2001356032A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサの施工方法と取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001356032A true JP2001356032A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18709198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000213446A Pending JP2001356032A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 超音波式流量計、流速計、流れ検知器などのセンサの施工方法と取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001356032A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014085185A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 固定装置、固定方法、及び流量計測装置 |
| DE102016208297A1 (de) | 2015-05-14 | 2016-11-17 | Keyence Corporation | Ultraschall-Flussschalter |
| DE102016208292A1 (de) | 2015-05-14 | 2016-11-17 | Keyence Corporation | Ultraschall-Flussschalter |
| US9696195B2 (en) | 2015-05-14 | 2017-07-04 | Keyence Corporation | Ultrasonic flow switch |
| JP6165949B1 (ja) * | 2016-09-09 | 2017-07-19 | 新菱冷熱工業株式会社 | 熱式流量計 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467685U (ja) * | 1977-10-14 | 1979-05-14 | ||
| JPH09126863A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-05-16 | Endress & Hauser Gmbh & Co | 容器における液体の充填レベル監視装置 |
-
2000
- 2000-06-12 JP JP2000213446A patent/JP2001356032A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467685U (ja) * | 1977-10-14 | 1979-05-14 | ||
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9671264B2 (en) | 2015-05-14 | 2017-06-06 | Keyence Corporation | Ultrasonic flow switch |
| US9671263B2 (en) | 2015-05-14 | 2017-06-06 | Keyence Corporation | Ultrasonic flow switch |
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| JP6165949B1 (ja) * | 2016-09-09 | 2017-07-19 | 新菱冷熱工業株式会社 | 熱式流量計 |
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| A621 | Written request for application examination |
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| A977 | Report on retrieval |
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| A02 | Decision of refusal |
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