JP2001354791A - 微多孔フィルム - Google Patents
微多孔フィルムInfo
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- JP2001354791A JP2001354791A JP2000175212A JP2000175212A JP2001354791A JP 2001354791 A JP2001354791 A JP 2001354791A JP 2000175212 A JP2000175212 A JP 2000175212A JP 2000175212 A JP2000175212 A JP 2000175212A JP 2001354791 A JP2001354791 A JP 2001354791A
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- Japan
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- resin
- film
- microporous film
- polypropylene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、延伸方向の引裂強度等の機械的強
度の低下が少ないとともに延伸ムラが発生せず、しか
も、ブロッキングの生じない微多孔フィルムを提供す
る。 【解決手段】 本発明の微多孔フィルムは、ポリオレフ
ィン系樹脂30〜60重量%及び無機充填剤70〜40
重量%からなるポリオレフィン系樹脂組成物100重量
部と、重量平均分子量が8万〜50万であるとともにク
ロス分別法により測定した樹脂溶出量が10℃以下の温
度で全ポリプロピレン系樹脂量の45〜80重量%であ
り、10℃を越え且つ70℃以下の温度で全ポリプロピ
レン系樹脂量の5〜35重量%であり、70℃を越え且
つ95℃以下の温度で1〜30重量%であり、95℃を
越え且つ125℃以下の温度で3〜35重量%であるポ
リプロピレン系樹脂0.1〜30重量部とからなるフィ
ルムを一軸延伸又は二軸延伸してなることを特徴とす
る。
度の低下が少ないとともに延伸ムラが発生せず、しか
も、ブロッキングの生じない微多孔フィルムを提供す
る。 【解決手段】 本発明の微多孔フィルムは、ポリオレフ
ィン系樹脂30〜60重量%及び無機充填剤70〜40
重量%からなるポリオレフィン系樹脂組成物100重量
部と、重量平均分子量が8万〜50万であるとともにク
ロス分別法により測定した樹脂溶出量が10℃以下の温
度で全ポリプロピレン系樹脂量の45〜80重量%であ
り、10℃を越え且つ70℃以下の温度で全ポリプロピ
レン系樹脂量の5〜35重量%であり、70℃を越え且
つ95℃以下の温度で1〜30重量%であり、95℃を
越え且つ125℃以下の温度で3〜35重量%であるポ
リプロピレン系樹脂0.1〜30重量部とからなるフィ
ルムを一軸延伸又は二軸延伸してなることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水衣料、防水カ
バー、衛生用材料又は包装用材料等に好適な湿気を通す
が水を通さない微多孔フィルムに関する。
バー、衛生用材料又は包装用材料等に好適な湿気を通す
が水を通さない微多孔フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からポリオレフィン系樹脂に無機充
填剤を高充填した樹脂組成物からなるフィルムを一軸又
は二軸延伸してなる微多孔フィルムが提供されている。
このような微多孔フィルムとして、特開昭61−144
331号公報や特開平2−199135号公報には、ポ
リエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂
100重量部に対して無機充填剤50〜400重量部、
更に、この無機充填剤をポリオレフィン系樹脂中に分散
させるための分散剤を添加してなる樹脂組成物をフィル
ム状に成形し、このフィルムを一軸延伸又は二軸延伸し
てなる微多孔フィルムが提案されている。
填剤を高充填した樹脂組成物からなるフィルムを一軸又
は二軸延伸してなる微多孔フィルムが提供されている。
このような微多孔フィルムとして、特開昭61−144
331号公報や特開平2−199135号公報には、ポ
リエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂
100重量部に対して無機充填剤50〜400重量部、
更に、この無機充填剤をポリオレフィン系樹脂中に分散
させるための分散剤を添加してなる樹脂組成物をフィル
ム状に成形し、このフィルムを一軸延伸又は二軸延伸し
てなる微多孔フィルムが提案されている。
【0003】しかしながら、上記微多孔フィルムは、一
軸延伸した場合、延伸方向に沿って引き裂け易くなり、
機械的強度が極端に低下してしまうといった問題があ
り、又、二軸延伸した場合、得られるフィルムにムラが
発生したり、フィルムの柔軟性が低下したりするといっ
た問題点があった。
軸延伸した場合、延伸方向に沿って引き裂け易くなり、
機械的強度が極端に低下してしまうといった問題があ
り、又、二軸延伸した場合、得られるフィルムにムラが
発生したり、フィルムの柔軟性が低下したりするといっ
た問題点があった。
【0004】そこで、上記ポリオレフィン系樹脂にポリ
エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤又は液状ゴム等を
添加することも試みられているが、得られる微多孔フィ
ルムの多孔化が十分でなかったり或いは微多孔フィルム
同士がブロッキングを起こしてしまうといった別の問題
点があった。
エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤又は液状ゴム等を
添加することも試みられているが、得られる微多孔フィ
ルムの多孔化が十分でなかったり或いは微多孔フィルム
同士がブロッキングを起こしてしまうといった別の問題
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、延伸方向に
沿った引裂強度等の機械的強度の低下が少ないとともに
延伸ムラが発生せず、しかも、ブロッキングの生じない
微多孔フィルムを提供する。
沿った引裂強度等の機械的強度の低下が少ないとともに
延伸ムラが発生せず、しかも、ブロッキングの生じない
微多孔フィルムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の微多孔フィルム
は、ポリオレフィン系樹脂30〜60重量%及び無機充
填剤70〜40重量%からなるポリオレフィン系樹脂組
成物100重量部と、重量平均分子量が8万〜50万で
あるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶出量が
10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の45〜
80重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の5〜35重量%であり、
70℃を越え且つ95℃以下の温度で全ポリプロピレン
系樹脂量の1〜30重量%であり、95℃を越え且つ1
25℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の3〜3
5重量%であるポリプロピレン系樹脂0.1〜30重量
部とからなるフィルムを一軸延伸又は二軸延伸してなる
ことを特徴とする。
は、ポリオレフィン系樹脂30〜60重量%及び無機充
填剤70〜40重量%からなるポリオレフィン系樹脂組
成物100重量部と、重量平均分子量が8万〜50万で
あるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶出量が
10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の45〜
80重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の5〜35重量%であり、
70℃を越え且つ95℃以下の温度で全ポリプロピレン
系樹脂量の1〜30重量%であり、95℃を越え且つ1
25℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の3〜3
5重量%であるポリプロピレン系樹脂0.1〜30重量
部とからなるフィルムを一軸延伸又は二軸延伸してなる
ことを特徴とする。
【0007】上記ポリオレフィン系樹脂としては、例え
ば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
のポリエチレン系樹脂、ホモポリプロピレン、プロピレ
ン−α−オレフィン共重合体が挙げられ、ポリエチレン
系樹脂が好ましく、重合活性点が均一であるメタロセン
触媒を用いて重合された直鎖状低密度ポリエチレンがよ
り好ましい。なお、上記ポリオレフィン系樹脂は単独で
用いられても併用されてもよい。又、上記α−オレフィ
ンとしては、エチレン、1−ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘプテン等が挙げられる。
ば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
のポリエチレン系樹脂、ホモポリプロピレン、プロピレ
ン−α−オレフィン共重合体が挙げられ、ポリエチレン
系樹脂が好ましく、重合活性点が均一であるメタロセン
触媒を用いて重合された直鎖状低密度ポリエチレンがよ
り好ましい。なお、上記ポリオレフィン系樹脂は単独で
用いられても併用されてもよい。又、上記α−オレフィ
ンとしては、エチレン、1−ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘプテン等が挙げられる。
【0008】そして、上記ポリオレフィン系樹脂のポリ
オレフィン系樹脂組成物中における含有量は、多いと、
微多孔フィルムに微孔を十分に形成させることができ
ず、又、少ないと、得られる微多孔フィルムの機械的強
度が低下したり、十分に延伸出来ずに微多孔フィルムに
微孔を十分に形成させることができないので、30〜6
0重量%に限定される。
オレフィン系樹脂組成物中における含有量は、多いと、
微多孔フィルムに微孔を十分に形成させることができ
ず、又、少ないと、得られる微多孔フィルムの機械的強
度が低下したり、十分に延伸出来ずに微多孔フィルムに
微孔を十分に形成させることができないので、30〜6
0重量%に限定される。
【0009】又、上記ポリオレフィン系樹脂に添加され
る無機充填剤としては、例えば、炭酸カルシウムやタル
ク等が挙げられ、炭酸カルシウムが好ましい。そして、
上記無機充填剤は、その表面をステアリン酸、ラウリン
酸、オレイン酸等の脂肪酸によって被覆しておいてもよ
い。
る無機充填剤としては、例えば、炭酸カルシウムやタル
ク等が挙げられ、炭酸カルシウムが好ましい。そして、
上記無機充填剤は、その表面をステアリン酸、ラウリン
酸、オレイン酸等の脂肪酸によって被覆しておいてもよ
い。
【0010】上記無機充填剤のポリオレフィン系樹脂組
成物中における含有量は、多いと、得られる微多孔フィ
ルムの機械的強度が低下したり、十分に延伸出来ずに微
多孔フィルムに微孔を十分に形成させることができず、
又、少なくても、微多孔フィルムに微孔を十分に形成さ
せることができないので、40〜70重量%に限定され
る。
成物中における含有量は、多いと、得られる微多孔フィ
ルムの機械的強度が低下したり、十分に延伸出来ずに微
多孔フィルムに微孔を十分に形成させることができず、
又、少なくても、微多孔フィルムに微孔を十分に形成さ
せることができないので、40〜70重量%に限定され
る。
【0011】上記ポリプロピレン系樹脂としては、重量
平均分子量及びクロス分別法による樹脂溶出量が上記範
囲内にあるものであれば、特に限定されず、例えば、下
記の方法により製造されたものを挙げることができる。
平均分子量及びクロス分別法による樹脂溶出量が上記範
囲内にあるものであれば、特に限定されず、例えば、下
記の方法により製造されたものを挙げることができる。
【0012】即ち、チタン化合物及びアルミニウム化合
物の存在下で、先ず、プロピレン単独、プロピレンとエ
チレン、或いは、プロピレンとα−オレフィンとを重合
し、チタン含有ポリプロピレン系樹脂を生成させ、続い
て、第二段階目以降の重合において、上記チタン化合物
及びアルミニウム化合物の存在下で、第一段階目で生成
したチタン含有ポリプロピレン系樹脂とプロピレンとエ
チレン、或いは、第一段階目で生成したチタン含有ポリ
プロピレン系樹脂とプロピレンとα−オレフィンとを共
重合させて得られたプロピレン−エチレン共重合体やプ
ロピレン−α−オレフィン共重合体が挙げられる。
物の存在下で、先ず、プロピレン単独、プロピレンとエ
チレン、或いは、プロピレンとα−オレフィンとを重合
し、チタン含有ポリプロピレン系樹脂を生成させ、続い
て、第二段階目以降の重合において、上記チタン化合物
及びアルミニウム化合物の存在下で、第一段階目で生成
したチタン含有ポリプロピレン系樹脂とプロピレンとエ
チレン、或いは、第一段階目で生成したチタン含有ポリ
プロピレン系樹脂とプロピレンとα−オレフィンとを共
重合させて得られたプロピレン−エチレン共重合体やプ
ロピレン−α−オレフィン共重合体が挙げられる。
【0013】そして、上記ポリプロピレン系樹脂の重量
平均分子量は、大きいと、フィルムへの成膜が困難とな
り、又、小さいと、得られる微多孔フィルムの機械的強
度が低下するので、8万〜50万に限定され、20万〜
40万が好ましい。
平均分子量は、大きいと、フィルムへの成膜が困難とな
り、又、小さいと、得られる微多孔フィルムの機械的強
度が低下するので、8万〜50万に限定され、20万〜
40万が好ましい。
【0014】又、上記ポリプロピレン系樹脂をクロス分
別法により測定した際における10℃以下の温度での樹
脂溶出量は、多いと、得られる微多孔フィルムの機械的
強度が低下し、又、少ないと、得られる微多孔フィルム
の柔軟性が低下するので、全ポリプロピレン系樹脂の4
5〜80重量%に限定される。
別法により測定した際における10℃以下の温度での樹
脂溶出量は、多いと、得られる微多孔フィルムの機械的
強度が低下し、又、少ないと、得られる微多孔フィルム
の柔軟性が低下するので、全ポリプロピレン系樹脂の4
5〜80重量%に限定される。
【0015】更に、上記ポリプロピレン系樹脂をクロス
分別法により測定した際における10℃を越え且つ70
℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる微多
孔フィルムの機械的強度が低下したり或いは延伸加工性
が低下して得られる微多孔フィルムの微孔の形成が不十
分となり、又、少ないと、得られる微多孔フィルムの柔
軟性が低下するので、全ポリプロピレン系樹脂の5〜3
5重量%に限定される。
分別法により測定した際における10℃を越え且つ70
℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる微多
孔フィルムの機械的強度が低下したり或いは延伸加工性
が低下して得られる微多孔フィルムの微孔の形成が不十
分となり、又、少ないと、得られる微多孔フィルムの柔
軟性が低下するので、全ポリプロピレン系樹脂の5〜3
5重量%に限定される。
【0016】加えて、上記ポリプロピレン系樹脂をクロ
ス分別法により測定した際における70℃を越え且つ9
5℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる微
多孔フィルムの機械的強度が低下し、又、少ないと、延
伸加工性が低下して得られる微多孔フィルムの微孔の形
成が不十分となるので、全ポリプロピレン系樹脂の1〜
30重量%に限定される。
ス分別法により測定した際における70℃を越え且つ9
5℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる微
多孔フィルムの機械的強度が低下し、又、少ないと、延
伸加工性が低下して得られる微多孔フィルムの微孔の形
成が不十分となるので、全ポリプロピレン系樹脂の1〜
30重量%に限定される。
【0017】最後に、上記ポリプロピレン系樹脂をクロ
ス分別法により測定した際における95℃を越え且つ1
25℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる
微多孔フィルムの柔軟性が低下し、又、少ないと、得ら
れる微多孔フィルムの機械的強度が低下するので、全ポ
リプロピレン系樹脂の3〜35重量%に限定される。
ス分別法により測定した際における95℃を越え且つ1
25℃以下の温度での樹脂溶出量は、多いと、得られる
微多孔フィルムの柔軟性が低下し、又、少ないと、得ら
れる微多孔フィルムの機械的強度が低下するので、全ポ
リプロピレン系樹脂の3〜35重量%に限定される。
【0018】なお、本発明においてクロス分別法は以下
の要領で行なわれる。即ち、ポリプロピレン系樹脂を先
ず140℃或いはポリプロピレン系樹脂が完全に溶解す
る温度とされたo−ジクロロベンゼンに溶解し、このポ
リプロピレン系樹脂を溶解させた溶液を一定速度で冷却
して予め用意した不活性担体表面に薄いポリマー層を結
晶性の高い順及び分子量の大きい順に生成させる。次
に、温度を連続的に又は段階的に昇温し、順次溶出した
成分の濃度を検出して組成分布(結晶性分布)を測定す
ることにより行なわれる。これを温度上昇溶離分別(T
REF=Temperature Rising El
ution Fractionation)という。
の要領で行なわれる。即ち、ポリプロピレン系樹脂を先
ず140℃或いはポリプロピレン系樹脂が完全に溶解す
る温度とされたo−ジクロロベンゼンに溶解し、このポ
リプロピレン系樹脂を溶解させた溶液を一定速度で冷却
して予め用意した不活性担体表面に薄いポリマー層を結
晶性の高い順及び分子量の大きい順に生成させる。次
に、温度を連続的に又は段階的に昇温し、順次溶出した
成分の濃度を検出して組成分布(結晶性分布)を測定す
ることにより行なわれる。これを温度上昇溶離分別(T
REF=Temperature Rising El
ution Fractionation)という。
【0019】この温度上昇溶離分別と共に、上記順次溶
出した成分について、高温型GPCにより重量平均分子
量を測定する。本発明では、温度上昇溶離分別部分と高
温GPC(SEC=Size Exclusion C
hromatograph)部分とをシステムとして備
えている三菱油化社から商品名「CFC−T150A
型」で販売されているクロス分別クロマトグラフ装置を
使用した。
出した成分について、高温型GPCにより重量平均分子
量を測定する。本発明では、温度上昇溶離分別部分と高
温GPC(SEC=Size Exclusion C
hromatograph)部分とをシステムとして備
えている三菱油化社から商品名「CFC−T150A
型」で販売されているクロス分別クロマトグラフ装置を
使用した。
【0020】又、本発明のポリプロピレン系樹脂の重量
平均分子量は、上記クロス分別法により測定される値で
ある。
平均分子量は、上記クロス分別法により測定される値で
ある。
【0021】そして、上記フィルム中におけるポリプロ
ピレン系樹脂の含有量は、多いと、得られる微多孔フィ
ルムが柔軟になりすぎ、二次加工がし難くなり、又、少
ないと、得られる微多孔フィルムの引裂強度等の機械的
強度が低下するので、ポリオレフィン系樹脂組成物10
0重量部に対して0.1〜30重量部に限定される。
ピレン系樹脂の含有量は、多いと、得られる微多孔フィ
ルムが柔軟になりすぎ、二次加工がし難くなり、又、少
ないと、得られる微多孔フィルムの引裂強度等の機械的
強度が低下するので、ポリオレフィン系樹脂組成物10
0重量部に対して0.1〜30重量部に限定される。
【0022】なお、上記フィルムには、得られる微多孔
フィルムの物性を損なわない範囲内において、顔料、酸
化防止剤、帯電防止剤、スリップ剤等を添加してもよ
い。
フィルムの物性を損なわない範囲内において、顔料、酸
化防止剤、帯電防止剤、スリップ剤等を添加してもよ
い。
【0023】次に、上記微多孔フィルムの製造方法につ
いて説明する。上記微多孔フィルムの製造方法として
は、特に限定されず、例えば、従来から汎用されている
押出しTダイ法やインフレーションフィルム成形法等に
よって無延伸フィルムを成形し、このフィルムを従来か
ら汎用されている延伸方法を用いて一軸延伸又は二軸延
伸し、フィルムにその両面間に亘って貫通する微細な貫
通孔を多数貫設させる微多孔フィルムの製造方法が挙げ
られる。
いて説明する。上記微多孔フィルムの製造方法として
は、特に限定されず、例えば、従来から汎用されている
押出しTダイ法やインフレーションフィルム成形法等に
よって無延伸フィルムを成形し、このフィルムを従来か
ら汎用されている延伸方法を用いて一軸延伸又は二軸延
伸し、フィルムにその両面間に亘って貫通する微細な貫
通孔を多数貫設させる微多孔フィルムの製造方法が挙げ
られる。
【0024】
【実施例】(実施例1)直鎖状低密度ポリエチレン(密
度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=2.
0g/10分)45重量%及び表面がステアリン酸で被
覆された炭酸カルシウム55重量%からなるポリエチレ
ン系樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が44
万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶出
量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の4
8重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度で
全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70℃
を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95℃
を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポリ
プロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ社
製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/cm
3 、メルトインデックス=0.8g/10分)10重量
部とを押出機に供給し、溶融混練してTダイからフィル
ム状に押出した後、このフィルムを2.0倍に押出方向
(以下、「MD」と記す)に一軸延伸して厚さ25μm
の微多孔フィルムを得た。
度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=2.
0g/10分)45重量%及び表面がステアリン酸で被
覆された炭酸カルシウム55重量%からなるポリエチレ
ン系樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が44
万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶出
量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の4
8重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度で
全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70℃
を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95℃
を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポリ
プロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ社
製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/cm
3 、メルトインデックス=0.8g/10分)10重量
部とを押出機に供給し、溶融混練してTダイからフィル
ム状に押出した後、このフィルムを2.0倍に押出方向
(以下、「MD」と記す)に一軸延伸して厚さ25μm
の微多孔フィルムを得た。
【0025】(実施例2)直鎖状低密度ポリエチレン
(密度=0.919g/cm3 、メルトインデックス=
2.1g/10分)35重量%、直鎖状低密度ポリエチ
レン(密度=0.931g/cm3 、メルトインデック
ス=2.8g/10分)3重量%、低密度ポリエチレン
(密度=0.921g/cm3 、メルトインデックス=
1.0g/10分)7重量%及び表面がステアリン酸で
被覆された炭酸カルシウム55重量%からなるポリエチ
レン系樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が3
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)10重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの微多孔フィルムを得た。
(密度=0.919g/cm3 、メルトインデックス=
2.1g/10分)35重量%、直鎖状低密度ポリエチ
レン(密度=0.931g/cm3 、メルトインデック
ス=2.8g/10分)3重量%、低密度ポリエチレン
(密度=0.921g/cm3 、メルトインデックス=
1.0g/10分)7重量%及び表面がステアリン酸で
被覆された炭酸カルシウム55重量%からなるポリエチ
レン系樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が3
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)10重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの微多孔フィルムを得た。
【0026】(比較例1)ポリプロピレン系樹脂を添加
しなかったこと以外は実施例1と同様にして微多孔フィ
ルムを得た。
しなかったこと以外は実施例1と同様にして微多孔フィ
ルムを得た。
【0027】(比較例2)直鎖状低密度ポリエチレン
(密度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=
2.0g/10分)35重量%及び表面がステアリン酸
で被覆された炭酸カルシウム65重量%からなるポリエ
チレン樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が4
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)35重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの微多孔フィルムを得た。
(密度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=
2.0g/10分)35重量%及び表面がステアリン酸
で被覆された炭酸カルシウム65重量%からなるポリエ
チレン樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が4
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)35重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの微多孔フィルムを得た。
【0028】(比較例3)直鎖状低密度ポリエチレン
(密度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=
2.0g/10分)10重量%及び表面がステアリン酸
で被覆された炭酸カルシウム90重量%からなるポリエ
チレン樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が4
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)15重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの延伸フィルムを得たが、
該延伸フィルムには目視でも観察できる孔が形成されて
おり、微多孔フィルムは得られなかった。
(密度=0.920g/cm3 、メルトインデックス=
2.0g/10分)10重量%及び表面がステアリン酸
で被覆された炭酸カルシウム90重量%からなるポリエ
チレン樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が4
4万であるとともにクロス分別法により測定した樹脂溶
出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の
48重量%であり、10℃を越え且つ70℃以下の温度
で全ポリプロピレン系樹脂量の19重量%であり、70
℃を越え且つ95℃以下の温度で5重量%であり、95
℃を越え且つ125℃以下の温度で28重量%であるポ
リプロピレン系樹脂(モンテルエスディケイサンライズ
社製 商品名「キャタロイ」、密度=0.890g/c
m3 、メルトインデックス=0.8g/10分)15重
量部とを押出機に供給して溶融混練してTダイからフィ
ルム状に押出した後、このフィルムをMD方向に2.0
倍一軸延伸して厚さ25μmの延伸フィルムを得たが、
該延伸フィルムには目視でも観察できる孔が形成されて
おり、微多孔フィルムは得られなかった。
【0029】上記の如くして得られた微多孔フィルム又
は延伸フィルムの通気性及び引裂強度を下記に示した方
法で測定し、その結果を表1に示した。
は延伸フィルムの通気性及び引裂強度を下記に示した方
法で測定し、その結果を表1に示した。
【0030】(通気性)微多孔フィルムの透気度をJI
S P8117に準拠した。なお、比較例3について
は、微多孔フィルムが得られなかったため測定できなか
った。
S P8117に準拠した。なお、比較例3について
は、微多孔フィルムが得られなかったため測定できなか
った。
【0031】(引裂強度)微多孔フィルム又は延伸フィ
ルムの引裂強度をJIS K7128のトラウザー引裂
法に準拠して測定した。なお、表1中「TD」とは押出
方向に対して直角方向をいう。
ルムの引裂強度をJIS K7128のトラウザー引裂
法に準拠して測定した。なお、表1中「TD」とは押出
方向に対して直角方向をいう。
【0032】(外観)微多孔フィルム又は延伸フィルム
の表面を目視観察し下記基準により判断した。 ○・・・良好 △・・・少しムラ有り ×・・・ムラが多い
の表面を目視観察し下記基準により判断した。 ○・・・良好 △・・・少しムラ有り ×・・・ムラが多い
【0033】(柔軟性)微多孔フィルム又は延伸フィル
ムの表面を指で押さえて下記基準により判断した。 ○・・・良好 △・・・やや固い ×・・・固い又は柔らかすぎる
ムの表面を指で押さえて下記基準により判断した。 ○・・・良好 △・・・やや固い ×・・・固い又は柔らかすぎる
【0034】(生産性)各実施例及び比較例と同様の製
造方法により得られる微多孔フィルム(延伸フィルム)
の厚さを50μm、40μm、30μm、25μmと変
化させ、微多孔フィルム(延伸フィルム)を得た。得ら
れた微多孔フィルム(延伸フィルム)を目視観察し、以
下のように評価した。 ○・・・いずれの厚さのものも良好 △・・・厚さを30μm以下にすると目視でも観察でき
るような大きな孔が生ずることがある。 ×・・・厚さが30μmを越えるものについても目視で
も観察できるような大きな孔等が多数発生する。
造方法により得られる微多孔フィルム(延伸フィルム)
の厚さを50μm、40μm、30μm、25μmと変
化させ、微多孔フィルム(延伸フィルム)を得た。得ら
れた微多孔フィルム(延伸フィルム)を目視観察し、以
下のように評価した。 ○・・・いずれの厚さのものも良好 △・・・厚さを30μm以下にすると目視でも観察でき
るような大きな孔が生ずることがある。 ×・・・厚さが30μmを越えるものについても目視で
も観察できるような大きな孔等が多数発生する。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の微多孔フィルムは、上記の如き
構成を有するので、延伸方向の引裂強度等の機械的強度
の低下が少ないとともに延伸ムラが発生せず均一な品質
を有し、しかも、フィルイム同士がブロッキングを生じ
るといった不測の事態も発生しない。
構成を有するので、延伸方向の引裂強度等の機械的強度
の低下が少ないとともに延伸ムラが発生せず均一な品質
を有し、しかも、フィルイム同士がブロッキングを生じ
るといった不測の事態も発生しない。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂30〜60重量%
及び無機充填剤70〜40重量%からなるポリオレフィ
ン系樹脂組成物100重量部と、重量平均分子量が8万
〜50万であるとともにクロス分別法により測定した樹
脂溶出量が10℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂
量の45〜80重量%であり、10℃を越え且つ70℃
以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂量の5〜35重量
%であり、70℃を越え且つ95℃以下の温度で全ポリ
プロピレン系樹脂量の1〜30重量%であり、95℃を
越え且つ125℃以下の温度で全ポリプロピレン系樹脂
量の3〜35重量%であるポリプロピレン系樹脂0.1
〜30重量部とからなるフィルムを一軸延伸又は二軸延
伸してなることを特徴とする微多孔フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000175212A JP2001354791A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 微多孔フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000175212A JP2001354791A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 微多孔フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001354791A true JP2001354791A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18677123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000175212A Pending JP2001354791A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 微多孔フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001354791A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006514124A (ja) * | 2003-06-19 | 2006-04-27 | ボレアリス テクノロジー オイ | 呼吸できるフィルム |
-
2000
- 2000-06-12 JP JP2000175212A patent/JP2001354791A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006514124A (ja) * | 2003-06-19 | 2006-04-27 | ボレアリス テクノロジー オイ | 呼吸できるフィルム |
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