JP2001352769A - 圧電アクチュエータの製造方法及び圧電アクチュエータ - Google Patents

圧電アクチュエータの製造方法及び圧電アクチュエータ

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JP2001352769A JP2001085021A JP2001085021A JP2001352769A JP 2001352769 A JP2001352769 A JP 2001352769A JP 2001085021 A JP2001085021 A JP 2001085021A JP 2001085021 A JP2001085021 A JP 2001085021A JP 2001352769 A JP2001352769 A JP 2001352769A
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聖士 渡辺
Shige Sato
樹 佐藤
Kazuo Tani
和夫 谷
Yoko Shinohara
陽子 篠原
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定に駆動することが可能な圧電アクチュエー
タの製造方法確立と、所望の圧電アクチュエータを効率
よく製造すること。 【解決手段】 振動子2に圧電体1を取り付けた振動体
3と、振動体3と接触することにより、移動する移動体
4と振動体3と移動体4とに適切な加圧を供与する加圧
部材5と、振動体3と移動体4と加圧部材5とを連結す
る案内部材6からなる圧電アクチュエータにおいて、圧
電アクチュエータの製造方法は、加圧部材プレート16
と移動体プレート15と振動体プレート13とを積層し
た第二の圧電アクチュエータの集合体20を連結部8に
て、一度に切断する。それにより、一度の工程で、多数
個の圧電アクチュエータの製造が可能となり、製造工程
の効率化が図れる。また、振動体3の振動節に連結部を
設け、連結部を切断することにより、振動体3に対し、
加工の影響による振動特性変化の影響を減少させること
が可能である。それにより、安定に駆動することが可能
な圧電アクチュエータを製造することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計、カメラ、プ
リンタ、情報記憶装置などに用いる圧電アクチュエータ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気の入力により、歪みを発生する逆圧
電効果の性質を有する圧電体の特徴として、高出力、高
応答性、非磁性であること等があげられる。そして圧電
体を用いて、高出力のアクチュエータを作製することが
できる。
【0003】従来では、圧電アクチュエータの部品は、
一つ一つ、エッチング、NC加工機等により加工され、
組み立てられている。このような圧電アクチュエータの
具体例として、マイクロ圧電モータが知られている(電
気学会 第15回センサ・シンポジウム TECHNICAL DIG
EST 181頁〜184頁 1997年)。図2にそのマ
イクロ圧電モータの組立図を示す。このマイクロ圧電モ
ータは、軸突起部を持つ円盤状の移動体4、振動体3と
軸突起部を支持する基盤シャーシ17で構成されてい
る。振動体3には、伸縮運動を発生する圧電体1を振動
子2に貼付けした屈曲変位機構部18が3つ設けられて
いる。この屈曲変位機構部18は、L字形状をしてお
り、このL字形状の短辺端部は、基盤シャーシ17の中
心部に固定されている。この屈曲変位機構部18は、移
動体4の接線方向と平行に配置されている。なお、移動
体4には摺動部が設けられている。振動子2は、エッチ
ング等を用いて作製される。図3は、このマイクロ圧電
モータの動作原理を示す説明図である。圧電体1に特定
周波数の駆動電圧を印加することにより、当該圧電体1
が伸縮する。この伸縮により振動子2は、図3に示すよ
うに屈曲振動する。振動子2が振動すると、振動子2の
先端が移動体4と接触し、その縦横方向の力成分の合成
により移動体4が移動する。
【0004】以上のような圧電アクチュエータは、一つ
一つ組み立てられてきたため、生産性に課題があり、ま
た、製造コストが高くかかった。また、微小部品を組み
合わせた微小デバイスは、微小であるが故、一つの製品
に多数組み込まれる必要性があり、小型完成品を個々に
作製するよりも、バッチ処理により、一度に多数個作製
されることが望まれていた。
【0005】そのためエッチング等の技術を用い、短時
間で大量に部品を作製することが行われてきていた。し
かし、エッチング等を用いた場合、微小部品は一枚のプ
レートに大量に作製することが可能であるが、部品を所
望の形状で分離させることと、それら部品を効率良く組
み立てる手法を確立する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13は、振動体3の
連結部の切断例を示す上面図である。振動体3は固定部
12で完全固定されている。例えば、連結部8をダイシ
ングで切断する場合、切断部10で分離するが、バリ1
1のように、突出部ができてしまう。精度良く加工して
も微小なバリ11ができる。
【0007】上記のように個々の部品を分離する方法と
して、ダイシング加工やレーザー加工やエッチング等に
より行われてきており、いずれの場合も、バリやくぼみ
部分ができる等の課題があった。そのため、振動子に残
ったバリが移動体に引っかかったり、バリが質量となる
ため、振動振幅に影響し、駆動性能が低下するおそれが
あった。
【0008】また、無理にパンチ等、材料を塑性させ切
断する方法を用いた場合、振動子に力がかかり、振動子
が変形するおそれがあった。
【0009】また、特に圧電アクチュエータでは、共振
現象を利用しており、振動子部品の精度により、共振周
波数が変化してしまうため駆動性能を均一化する面でも
精度良くもしくは、共振現象に影響が少なくなるよう加
工及び設計することが課題となった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑みて
なされたものであって、加工精度による振動体の振動特
性変化の減少と、それによる圧電アクチュエータの駆動
特性変化を減少させ、所望の圧電アクチュエータを効率
よく製造することを目的とする。
【0011】本発明に係る圧電アクチュエータの製造方
法は、弾性材に圧電体を貼付した少なくとも一つの振動
体を有する振動体プレートと、少なくとも一つの移動体
を有する移動体プレートとを積層することにより、圧電
アクチュエータ集合体を構成する工程と、圧電アクチュ
エータ集合体から圧電アクチュエータを切断分離し、圧
電アクチュエータを取り出す工程を有することを特徴と
している。
【0012】これによれば、各々複数の部材を有する移
動体プレートと、弾性材に圧電体を貼付けした振動体プ
レートとを積層して圧電アクチュエータの集合体を構成
し、各々の圧電アクチュエータを分離する工程を行うこ
とで、圧電アクチュエータを一工程で複数個作製するこ
とが可能となり、製造工程の高効率化が可能である。ま
た、単数ずつ組み合わせるのに比べ、同条件で組立、分
離を行うため品質の均一化が図れる。
【0013】圧電体としては、チタン酸ジルコン酸鉛、
チタン酸バリウム、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチ
ウム等を用いる。弾性材としては、鉄、ステンレス、ア
ルミニウム、ベリリウム銅等の金属を用いる。また、分
離加工方法としては、ダイシング加工、レーザー加工、
エッチング等を用いる。また、圧電体と弾性材とは、接
着剤や、ろう材を用いた接着もしくは、接合や直接形成
等の技術を用いる。
【0014】また、本発明に係る圧電アクチュエータの
製造方法は、弾性材に圧電体を貼付した少なくとも一つ
の振動体を有する振動体プレートと、少なくとも一つの
移動体を有する移動体プレートと、振動体と移動体に圧
力を与える少なくとも一つの加圧部材を有する加圧部材
プレートとを積層することにより、圧電アクチュエータ
集合体を構成し、この圧電アクチュエータ集合体から圧
電アクチュエータを切断分離し、圧電アクチュエータを
取り出すことを特徴としている。
【0015】これによれば、加圧部材を有する加圧部材
プレートを積層し、圧電アクチュエータを構成し、分離
することにより、移動体と振動体とに、移動体が移動す
るために適切な加圧力を供与する構造を作製することが
可能となる。それにより、所望の圧電アクチュエータの
駆動特性を得ることが可能となる。
【0016】また、本発明に係る圧電アクチュエータの
製造方法は、弾性材に圧電体を貼付した少なくとも一つ
の振動体を有し且つ振動体とは振動体の振動節に設けた
連結部で繋がっている振動体プレートから、振動体を分
離する工程と、振動体と、移動体とを積層する工程によ
り圧電アクチュエータを作製することを特徴としてい
る。
【0017】これによれば、圧電アクチュエータの製造
方法において、振動体プレート面内において、各々の振
動体は、振動節部にて支持されており、振動体プレート
と移動体プレートを積層後、もしくは、振動体プレート
と移動体プレートと加圧部材プレートを積層後、振動節
部に対し、分離させる加工を施すことにより、振動体の
共振現象への影響を減少させることが可能となる。つま
り、振動体の振動形状と共振周波数の影響を減少させる
ことが可能となり、所望の駆動特性を得ることが可能と
なる。
【0018】また、個々の部品の分離加工によりバリが
できたとしても、振動の節であるため、大きく振幅しな
い。そのためロータの接触に影響せず、引っかかりによ
るアクチュエータの駆動特性への影響をなくすことが可
能である。
【0019】さらに、本発明に係る圧電アクチュエータ
の製造方法は、弾性材に圧電体を貼付した少なくとも一
つの振動体を有し且つ振動体とは振動体の振動節に設け
た連結部で繋がっている振動体プレートから、振動体を
分離する工程と、振動体と、移動体とを積層する工程に
より圧電アクチュエータを作製することを特徴としてい
る。
【0020】このように、振動節に設けた連結部にて切
断した振動体と移動体とを積層し、圧電アクチュエータ
を作製することにより、分離加工による振動体形状のば
らつきを軽減し、振動体の共振現象への影響を減少させ
ることが可能となる。それにより、安定した圧電アクチ
ュエータの駆動特性を得ることが可能となる。
【0021】また、本発明に係る圧電アクチュエータの
製造方法は、弾性材に圧電体を貼付した少なくとも一つ
の振動体を有し且つ振動体とは振動体の振動節に設けた
連結部で繋がっている振動体プレートから、振動体を分
離する工程と、振動体と、移動体と、振動体と移動体に
圧力を与える加圧部材とを積層する工程により圧電アク
チュエータを作製することを特徴としている。
【0022】これによれば、前述の効果に加え、加圧部
材を振動体と移動体と共に積層することにより、振動体
と移動体とに適切な加圧力が供与される構造を作製でき
る。それにより、所望の圧電アクチュエータの駆動特性
を得ることが可能となる。
【0023】また、本発明に係る圧電アクチュエータの
製造方法は、弾性材からなり且つ少なくとも一つの振動
子を有する振動子プレートは、振動子に圧電体を貼付し
た場合に構成される振動体の振動節位置に設けた連結部
で振動子と繋がっており、振動子を連結部にて分離する
工程と、振動子に圧電体を貼付けした振動体を構成する
工程と、振動体と、移動体とを積層する工程により圧電
アクチュエータを作製することを特徴としている。
【0024】これによれば、振動子を有する振動子プレ
ートは、あらかじめ振動体の振動節位置に連結部がくる
ように設計されており、振動子を切断後、圧電体を貼り
付けした振動体と、移動体とを積層することにより、分
離加工による振動体形状のばらつきを軽減し、振動体の
共振現象への影響を減少させることが可能となる。それ
により、安定した圧電アクチュエータの駆動特性を得る
ことが可能となる。
【0025】また、本発明に係る圧電アクチュエータの
製造方法は、弾性材からなり且つ少なくとも一つの振動
子を有する振動子プレートは、前記振動子に圧電体を貼
付した振動体の振動節位置に設けた連結部で前記振動子
と繋がっており、前記振動子を前記連結部にて分離する
工程と、前記振動子に前記圧電体を貼付けした前記振動
体を構成する工程と、前記振動体と、移動体と、前記振
動体と前記移動体に圧力を与える加圧部材とを積層する
工程により圧電アクチュエータを作製することを特徴と
している。
【0026】これによれば、前述の効果に加え、加圧部
材を振動体と移動体と共に積層することにより、振動体
と移動体とに適切な加圧力が供与される構造を作製でき
る。それにより、所望の圧電アクチュエータの駆動特性
を得ることが可能となる。
【0027】また、本発明に係る圧電アクチュエータ
は、一端固定支持された固定部分と移動体の移動方向に
延出した延出部分からなる振動体と、振動体と接触し、
移動する移動体と、振動体と移動体とに、加圧を供与す
る加圧部材からなる圧電アクチュエータにおいて、上述
した圧電アクチュエータの製造方法により製造されるこ
とを特徴としている。
【0028】これによれば、一端固定支持された固定部
分と移動体の移動方向に延出した延出部分からなる振動
体と、振動体と接触し、移動する移動体と、振動体と移
動体とに、加圧を供与する加圧部材からなる圧電アクチ
ュエータを一工程で多数個、作製することが可能となる
ため、効率よく圧電アクチュエータを作製することが可
能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による圧電アクチ
ュエータの製造方法を図面に基づいて説明する。 (実施例1)本発明の実施例1について、図1、4〜
8、12により詳細に説明する。
【0030】実施例1では、圧電アクチュエータ集合体
を少なくとも一つ構成する振動体プレート、移動体プレ
ート、必要に応じて加圧部材プレートを積層後、圧電ア
クチュエータを分離して、圧電アクチュエータを製造す
る例を示す。
【0031】図12は、本発明を適用した実施例1に係
る第二の圧電アクチュエータの集合体の構成をあらわす
ブロック図である。
【0032】第二の圧電アクチュエータの集合体は、圧
電体1と振動子2を含んだ振動体3を有する振動体プレ
ート13と、振動体3と接触し、移動する移動体4を有
する移動体プレート15と、振動体3と移動体4とに適
切な圧力を供与する加圧部材5を有する加圧部材プレー
ト16を備えている。本発明は、振動子2の振動体3振
動節部分に切断加工用の連結部8を設け、連結部8をダ
イシング等の切断加工を行い、各々の圧電アクチュエー
タを分離し、回転、トルク等の駆動特性の安定した複数
の圧電アクチュエータを作製することを特徴としてい
る。
【0033】図4は、本発明の実施例1に係る振動体3
の振動形状の側面図である。
【0034】振動体3は、弾性材からなる振動子2と圧
電体1からなり、圧電体1に振動体3の固有振動数と同
じ周波数の駆動信号を入力することにより、振動体3
は、共振し、移動体4と接触し、摩擦力により移動体4
を移動させる。駆動信号としては、正弦波、三角波、方
形波等を用いる。振動の形状としては、振動の腹と振動
節7があり、振動の腹では、振動体3は、大きく変位す
るが、振動節7では、変位が0となる。これによれば、
移動体4に対しては、振動の腹部分は、接触で大きく力
を与える等するが、振動節7は、変位が0であるため、
移動体4に対しては、力をほとんど供与しない。
【0035】図1は、本発明を適用した実施例1に関わ
る第二の圧電アクチュエータの集合体20を構成する、
加圧部材プレート16と、移動体プレート15と、振動
体プレート13を積層した図である。
【0036】圧電アクチュエータは、振動子2に圧電体
1を取り付け、一端固定支持された固定部分と移動体4
の移動方向に延出した延出部分からなる振動体3と、振
動体3と接触することにより、移動する移動体4と振動
体3と移動体4とに適切な加圧を供与する加圧部材5
と、振動体3と移動体4と加圧部材5とを連結する案内
部材6からなる。
【0037】そして、圧電アクチュエータの製造方法
は、加圧部材プレート16と移動体プレート15と振動
体プレート13とを積層した第二の圧電アクチュエータ
の集合体20を連結部8にて、一度に切断する。それに
より、一度の工程で、多数個の圧電アクチュエータの製
造が可能となり、製造工程の効率化が図れる。
【0038】加圧部材プレート16と移動体プレート1
5と振動体プレート13を積層する際には、移動体4の
移動方向を案内する案内部材6を同時に組み立てても良
い。
【0039】また、加圧部材プレート16と移動体プレ
ート15と振動体プレート13を一度にダイシング等の
加工方法で切断する際には、切断による応力が係ること
も考慮し、封止剤等を用いる等なんらかの固定手段をと
ることが望ましい。しかし、レーザー加工等のように部
材に応力が係らない方法で加工を行う場合は、固定手段
を用いないで加工しても良い。
【0040】また、図9に圧電アクチュエータの振動体
プレート例の上面図を示す。振動体プレート13には、
振動子2が例えば3行3列で、計9個有り、各々の振動
子2は振動体の振動節7にて振動体プレート13と連結
部8を通して繋がっている。切断部分である、振動子2
の振動節7では、実際の駆動において変位が0であるた
め、切断後、多少のバリができても、移動体4に駆動等
の影響を与えることがない。
【0041】振動節の位置は、振動体のみを予め作製
し、レーザ変位計等により変位をとることにより得る
か、有限要素解析等により予め位置を見積もる等をし、
連結部8の位置を設計する。
【0042】また、本例では、振動子2が3行3列の場
合を示したが、設計によって個数は容易に調節が可能で
ある。つまり、製造要求により適当な個数を作製するこ
とが可能である。
【0043】以上のように、振動体は、振動体プレート
に多数個設けることにより、一度に作製する個数を調整
するなど効率的に圧電アクチュエータを作製することが
可能となる。
【0044】同様に、図5、6を用いて、円板形状をし
た振動体を用いた圧電アクチュエータの製造方法につい
て説明する。
【0045】図5は、本発明を適用した実施例1に係る
圧電アクチュエータにおける円板形状振動子の振動子プ
レートを示す図である。ここでは例として、円板の振動
で、円周方向に振動節が6つある場合の節の位置を示し
ている。振動子は、振動子プレート13と連結部8にて
繋がっている。中心部は、すべての方向と回転の自由度
を拘束した固定部12となっている。円周方向の6つの
振動節7は、円を6等分した位置で60°間隔となって
いる。例えば、切断加工用の連結部を設ける場合は、振
動節7の部分、いずれかに設ける。
【0046】図6は、本発明を適用した実施例1に関わ
る第一の圧電アクチュエータの集合体19を構成する、
移動体プレート15と、振動体プレート13を積層した
図である。
【0047】圧電アクチュエータは、圧電体1と振動子
2とを接着もしくは、接合した振動体3と振動体3と接
触し、移動する移動体4と振動体3と移動体4とに適切
な圧力を供与する加圧部材5と、移動体4の移動方向を
案内すると同時に、振動体3と移動体4と加圧部材5と
を連結する案内部材6からなる。圧電体1に振動体3の
固有振動数と同じ周波数の駆動信号を入力することによ
り、振動体3を共振させ、移動体を移動させる。振動体
3には、駆動力を増大させることと、駆動方向を制御す
るための突起等を設けても良い。
【0048】振動子2は、振動体プレート13と繋がっ
ている連結部8が設けられており、連結部8の位置は、
振動体3の振動節(図示略す)にある。そのため、ダイ
シング等の切断によるバリ等ができたとしても、振動体
3の振動には影響せず、移動体4を所望の駆動特性をも
たせることが可能である。
【0049】図7は、本発明を適用した実施例に関わる
振動体3の振動形状側面図である。
【0050】振動体3の一端は、固定部12で、拘束さ
れており、他端は自由となっている。振動節7は、2次
振動モードの節を示している。振動体プレートと繋がっ
ており、切断加工部分である連結部は、振動節7に設け
る。
【0051】図8は、本発明を適用した実施例1に関わ
る第二の圧電アクチュエータの集合体20を構成する、
加圧部材プレート16と、移動体プレート15と、振動
体プレート13を積層した図である。
【0052】例えば、図7で示した一端固定他端自由の
振動体3の2次振動モードを利用した第二の圧電アクチ
ュエータの集合体20の構成を示している。
【0053】第二の圧電アクチュエータの集合体は、圧
電体1と振動子2からなる振動体3を複数並べた振動体
プレート13と、振動体3と接触し、移動する移動体4
を複数並べた移動体プレート15と、振動体3と移動体
4とに適切な加圧を供与する加圧部材5を複数並べた加
圧部材プレート16と、振動体3を固定する固定部12
からなる。振動体プレート13と移動体プレート15と
加圧部材プレート16を積層した後、振動体3の振動節
7に設けられ、振動体プレート13と連結している連結
部8を切断すると同時に、移動体4と移動体プレート1
5とを連結する連結部8と、加圧部材5と加圧部材プレ
ート16とを連結する連結部8も、ダイシング等の切断
加工を用いて分離させることにより、圧電アクチュエー
タの単体を複数一度に作製することが可能である。移動
体4は、振動体3の長手方向と平行に直線運動を行う。
【0054】振動子2は、振動体プレート13と繋がっ
ており、切断加工用の連結部8が振動節7に設けられて
いるため、ダイシング等の切断によるバリ等ができたと
しても、振動体3の振動には影響せず、移動体4を所望
の駆動特性で駆動させることが可能である。また、複数
の圧電アクチュエータを同時に作製することが可能とな
り、効率的に製造することが可能である。
【0055】以上により、本実施例1に係る圧電アクチ
ュエータの製造方法は、振動体の振動節に連結部を設
け、移動体を複数備えた移動体プレートと、振動体を複
数備えた振動体プレートとを積層してできる第一の圧電
アクチュエータの集合体を、ダイシング等の分離加工を
施すことにより、品質の均一な圧電アクチュエータを一
度に多数作製することが可能となる。
【0056】また、本実施例1に係る圧電アクチュエー
タの製造方法は、振動体の振動節に連結部を設け、加圧
部材を複数備えた加圧部材プレートと、移動体を複数備
えた移動体プレートと、振動体を複数備えた振動体プレ
ートとを積層してできる第二の圧電アクチュエータの集
合体を、ダイシング等の分離加工を施すことにより、品
質の均一な圧電アクチュエータを一度に多数作製するこ
とが可能となる。
【0057】なお、振動体の節は、振動モードにより、
数と位置が変わる。本発明では、振動モードが異なる圧
電アクチュエータにおいても適用する。
【0058】また、必ずしも振動節の数と連結部の数は
等しくする必要はない。 (実施例2)実施例2について、図10、11を用いて
詳細に説明する。
【0059】実施例2は、振動体プレートから振動体を
振動節にて切断後、移動体と、必要に応じて加圧部材と
を積層する製造工程の例を示す。
【0060】図10は、実施例2に係る圧電アクチュエ
ータの構成図である。圧電アクチュエータは、振動子2
と圧電体1を貼付けした圧電振動体21と、振動体3と
接し、移動する移動体4と振動体3と移動体4とに適切
な加圧を供与する加圧部材5と移動体4の移動方向を案
内する案内部材6からなる。図10に示す振動子2は、
図9に示す振動子2を振動節7に設けられた連結部に
て、すでに切断したものであり、微小なバリ11ができ
ている様子を示している。
【0061】圧電体1に圧電振動体21の固有振動数と
同周波数の駆動信号を入力することにより、圧電振動体
21は、共振し、移動体4と接触することにより、移動
体4を駆動させる。このとき、振動子11には、微小な
バリ11があるが、圧電振動体21の振動節7に有り、
移動体4と接触する部分とは異なるため、移動体の駆動
に影響を及ぼさない。つまり、駆動の安定した圧電アク
チュエータを作製することが可能となる。
【0062】図11は、実施例実施例2に係る振動体及
び圧電振動体の作製図である。
【0063】図11Aは、振動体の作製図を示す。その
うち、図11Aaは、切断分離加工前の振動体プレート
13の状態を示す。切断前は、圧電体1を貼り付けした
振動体3は、振動体プレート13と繋がっている。図示
は略すが、振動体3と振動体プレート13とは、振動体
3の振動節に設けてある連結部にて繋がっている。図1
1Abは、切断加工後の振動体3の様子を示す。圧電体
1は、切断前に振動体3に貼り付けられているため、切
断後振動体3が取り出すことができる。その後、移動体
(図示略す)と積層することにより圧電アクチュエータ
を作製することが可能で、振動節に切断加工を施すた
め、振動振幅には影響せず、安定した駆動特性を持つ圧
電アクチュエータを作製することが可能である。
【0064】図11Bは、圧電振動体の作製図を示す。
図11Baに示す振動子プレート22には、振動子2が
複数設けられており、図示は略すが、振動子2と振動子
プレート22とは、圧電振動体21の振動節にあたる連
結部にて繋がっている。図11Bbは、振動子2を示す
図である。これは、図Baに示す振動子プレート22に
切断加工を施すことにより振動子2を取り出した状態図
である。図11Bcは、図Bbの後、振動子2に圧電体1
を貼り付けし、圧電振動体21を構成した図である。そ
の後、移動体(図示略す)と積層することにより圧電ア
クチュエータを作製することが可能で、振動節に切断加
工を施すため、振動振幅には影響せず、安定した駆動特
性を持つ圧電アクチュエータを作製することが可能であ
る。
【0065】以上により、実施例2に係る圧電アクチュ
エータの製造方法は、振動節に設けられ且つ振動体プレ
ートと繋がっている連結部にて切断された圧電振動体
と、加圧部材と、移動体とを積層し圧電アクチュエータ
を構成することにより、駆動の安定した圧電アクチュエ
ータを作製することが可能となる。また、実施例1に示
すように、複数の加圧部材を有する加圧部材プレート
と、複数の移動体を有する移動体プレートと、複数の振
動体を有する振動体プレートを積層した圧電アクチュエ
ータの集合体において、各々の圧電アクチュエータを、
ダイシング等の切断加工を行うことにより、多数個一度
に作製することが可能であることに比べ、実施例2に係
る圧電アクチュエータは、単数のアクチュエータを作製
することに適している。
【0066】
【発明の効果】以上により、本発明による圧電アクチュ
エータの製造方法は、弾性材に圧電体を貼付した少なく
とも一つの振動体を有する振動体プレートと、少なくと
も一つの移動体を有する移動体プレートとを積層するこ
とにより、圧電アクチュエータ集合体を構成し、前記圧
電アクチュエータ集合体から、圧電アクチュエータを切
断分離し、前記圧電アクチュエータを取り出す工程を有
することとした。
【0067】それにより、移動体と振動体とを積層し、
圧電アクチュエータの集合体を作製し、ダイシング加工
等の切断加工により、各々の圧電アクチュエータを切り
出して取り出すことにより、一度に多数の圧電アクチュ
エータを作製することが可能であり、生産の高効率化が
はかれる効果がある。
【0068】また、弾性材に圧電体を貼付した少なくと
も一つの振動体を有する振動体プレートと、少なくとも
一つの移動体を有する移動体プレートと、前記振動体と
前記移動体に圧力を与える少なくとも一つの加圧部材を
有する加圧部材プレートとを、積層することにより、圧
電アクチュエータ集合体を構成し、前記圧電アクチュエ
ータ集合体から、圧電アクチュエータを切断分離し、前
記圧電アクチュエータを取り出す工程を有することとし
た。
【0069】加圧部材を用いるから、移動体と振動体と
に適切な加圧力が供与することが可能となり、駆動速度
や駆動力の安定した圧電アクチュエータの作製が可能と
なる。
【0070】さらに、前記振動体は、前記振動体の振動
節部にて前記振動体プレートから支持されており、前記
切断分離工程が前記振動節部を切断分離させる工程であ
ることを特徴としている。
【0071】それにより、圧電アクチュエータの集合体
に、ダイシング等の切断加工を施すことにより、一度に
多数の圧電アクチュエータを作製することが可能であ
り、生産の高効率化がはかれることに加え、ダイシング
加工等の切断により振動体に多少のバリや欠けが発生し
ても、バリは振動体の振動節部分にできるため、振動体
の振動形状には、影響を及ぼさない。つまり、振動体と
接触する移動体の駆動には影響をおよぼさないため、安
定した圧電アクチュエータの作製が可能となる効果があ
る。
【0072】また、弾性材に圧電体を貼付した少なくと
も一つの振動体を有し且つ前記振動体とは前記振動体の
振動節に設けた連結部で繋がっている振動体プレートか
ら、前記振動体を分離する工程と、前記振動体と、移動
体とを積層する工程により圧電アクチュエータを作製す
ることとした。
【0073】それにより、ダイシング加工等を用いたバ
ッチ処理加工だけでなく、少数個の圧電アクチュエータ
を作製する際にも、ダイシング加工等の切断により振動
体に多少のバリや欠けが発生しても、バリは振動体の振
動節部分にできるため、振動体の振動形状には、影響を
及ぼさない。つまり、振動体と接触する移動体の駆動に
は影響をおよぼさないため、所望の圧電アクチュエータ
の作製が可能となる効果がある。
【0074】また、弾性材に圧電体を貼付した少なくと
も一つの振動体を有し且つ前記振動体とは前記振動体の
振動節に設けた連結部で繋がっている振動体プレートか
ら、前記振動体を分離する工程と、前記振動体と、移動
体と、前記振動体と前記移動体に圧力を与える加圧部材
とを積層する工程により圧電アクチュエータを作製する
こととした。
【0075】この方法によれば、加圧部材を用いるか
ら、移動体と振動体とに適切な加圧力が供与することが
可能となり、駆動速度や駆動力の安定した圧電アクチュ
エータの作製が可能となる。
【0076】さらに、弾性材からなり且つ少なくとも一
つの振動子を有する振動子プレートは、前記振動子に圧
電体を貼付した場合に構成される振動体の振動節位置に
設けた連結部で前記振動子と繋がっており、前記振動子
を前記連結部にて分離する工程と、前記振動子に前記圧
電体を貼付けした振動体を構成する工程と、前記振動体
と移動体とを積層する工程により圧電アクチュエータを
作製することとした。
【0077】それにより、ダイシング加工等を用いたバ
ッチ処理加工だけでなく、少数個の圧電アクチュエータ
を作製する際にも、ダイシング加工等の切断により圧電
振動体に多少のバリや欠けが発生しても、バリは圧電振
動体の振動節部分にできるため、圧電振動体の振動形状
には、影響を及ぼさない。つまり、圧電振動体と接触す
る移動体の駆動には影響をおよぼさないため、所望の圧
電アクチュエータの作製が可能となる効果がある。
【0078】また、弾性材を含み且つ少なくとも一つの
振動子を有する振動子プレートは、前記振動子に圧電体
を貼付した振動体の振動節位置に設けた連結部で前記振
動子と繋がっており、前記振動子を前記連結部にて分離
する工程と、前記振動子に前記圧電体を貼付けした前記
振動体を構成する工程と、前記振動体と、移動体と、前
記振動体と前記移動体に圧力を与える加圧部材とを積層
する工程により圧電アクチュエータを作製することとし
た。
【0079】この製造方法によれば、加圧部材を用いる
から、移動体と振動体とに適切な加圧力が供与すること
が可能となり、駆動速度や駆動力の安定した圧電アクチ
ュエータの作製が可能となる。
【0080】また、一端固定支持された固定部分と前記
移動体の移動方向に延出した延出部分からなる振動体
と、前記振動体と接触し、移動する移動体と、前記振動
体と前記移動体とに、加圧を供与する加圧部材からなる
圧電アクチュエータにおいて、前述の圧電アクチュエー
タの製造方法により、製造することを特徴としている。
【0081】これによって、一端固定支持された固定部
分と移動体の移動方向に延出した延出部分からなる振動
体と、振動体と接触し、移動する移動体と、振動体と移
動体とに、加圧を供与する加圧部材からなる圧電アクチ
ュエータは、請求項1乃至7記載の製造方法により作製
されるため、一工程で多数個作製することが可能とな
り、効率よく作製されることが可能となる。
【0082】以上により、本発明によれば、所望の駆動
特性を持ち、安定に駆動する圧電アクチュエータを低コ
ストで多数作製することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例1に関わる第二の圧電
アクチュエータの集合体を構成する、加圧部材プレート
と、移動体プレートと、振動体プレートを積層した図で
ある。
【図2】従来の圧電アクチュエータの構成図である。
【図3】振動体の側面図である。
【図4】圧電アクチュエータの駆動方法を示す側面図で
ある。
【図5】実施例1に係る圧電アクチュエータにおける円
板形状振動体の振動形状を示す図である。
【図6】本発明を適用した実施例1に関わる第一の圧電
アクチュエータの集合体を構成する、加圧部材プレート
と、移動体プレートと、振動体プレートを積層した図で
ある。
【図7】実施例1に係る圧電アクチュエータの振動体側
面図である。
【図8】本発明を適用した実施例1に関わる第二の圧電
アクチュエータの集合体を構成する、加圧部材プレート
と、移動体プレートと、振動体プレートを積層した図で
ある。
【図9】実施例1に係る圧電アクチュエータの振動体プ
レート例の上面図である。
【図10】実施例2に係る圧電アクチュエータの構成図
である。
【図11】実施例2に係る振動体及び圧電振動体の作製
図である。
【図12】実施例1に係る第二の圧電アクチュエータの
集合体ブロック図である。
【図13】振動体の連結部の切断例を示す上面図であ
る。
【符号の説明】
1 圧電体 2 振動子 3 振動体 4 移動体 5 加圧部材 6 案内部材 7 振動節 8 連結部 9 電極 10 切断部 11 バリ 12 固定部 13 振動体プレート 15 移動体プレート 16 加圧部材プレート 17 基盤シャーシ 18 屈曲変位機構部 19 第一の圧電アクチュエータ集合体 20 第二の圧電アクチュエータ集合体 21 圧電振動体 22 振動子プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 和夫 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 篠原 陽子 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 Fターム(参考) 5H680 AA00 BB02 BB16 BB20 DD01 DD15 DD23 DD53 DD66 DD72 DD82 DD85 DD92 EE10 FF08 FF12 FF13 FF36 FF37 FF38

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材に圧電体を設けて、振動体を有す
    る振動体プレートを形成する工程と、 前記移動体プレートを積層することにより、圧電アクチ
    ュエータ集合体を構成する工程と、 前記圧電アクチュエータ集合体から、圧電アクチュエー
    タを切断分離し、前記圧電アクチュエータを取り出す切
    断分離工程と、を有することを特徴とする圧電アクチュ
    エータの製造方法。
  2. 【請求項2】 弾性材に圧電体を設けて、振動体を有す
    る振動体プレートを形成する工程と、 移動体を有する移動体プレートを形成する工程と、 前記振動体と前記移動体に圧力を与えるための加圧部材
    を有する加圧部材プレート形成する工程と、 前記振動体プレートと前記移動体プレートと前記加圧部
    材プレートを積層して圧電アクチュエータ集合体を構成
    する工程と、 前記圧電アクチュエータ集合体から、圧電アクチュエー
    タを切断分離し、前記圧電アクチュエータを取り出す切
    断分離工程と、を有することを特徴とする圧電アクチュ
    エータの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記振動体は、前記振動体の振動節部に
    て前記振動体プレートから支持されており、 前記切断分離工程において、前記振動節部が切断分離さ
    れることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電ア
    クチュエータの製造方法。
  4. 【請求項4】 弾性材に圧電体が設けられた振動体を有
    するとともに、前記振動体が前記振動体の振動節に設け
    た連結部で繋がっている振動体プレートを形成する工程
    と、 前記振動体プレートから前記振動体を分離する工程と、 前記振動体と移動体とを積層する工程と、を備えること
    を特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。
  5. 【請求項5】 弾性材に圧電体が設けられた振動体を有
    するとともに、前記振動体が前記振動体の振動節に設け
    た連結部で繋がっている振動体プレートを形成する工程
    と、 前記振動体プレートから前記振動体を分離する工程と、 前記振動体と、 前記振動体と前記移動体に圧力を与える加圧部材と、移
    動体と、を積層する工程と、を備えることを特徴とする
    圧電アクチュエータの製造方法。
  6. 【請求項6】 弾性材からなり且つ振動子を有するとと
    もに、前記振動子に圧電体を貼付した場合に構成される
    振動体の振動節位置に設けた連結部で前記振動子と繋が
    った振動子プレートを形成する工程と、 前記振動子プレートから前記振動子を前記連結部にて分
    離する工程と、 前記振動子に前記圧電体を貼付けした振動体を構成する
    工程と、 前記振動体と移動体とを積層する工程と、を備えること
    を特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。
  7. 【請求項7】 弾性材からなり且つ振動子を有するとと
    もに、前記振動子に圧電体を貼付した振動体の振動節位
    置に設けた連結部で前記振動子と繋がっている振動子プ
    レートを形成する工程と、 前記振動子プレートから前記振動子を前記連結部にて分
    離する工程と、 前記振動子に前記圧電体を貼付けした前記振動体を構成
    する工程と、 前記振動体と、移動体と、前記振動体と前記移動体に圧
    力を与える加圧部材とを積層する工程と、を備えること
    を特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。
  8. 【請求項8】 一端固定支持された固定部分と、移動方
    向に延出した延出部分とを有する振動体と、 前記振動体と接触し、移動する移動体と、 前記振動体と前記移動体に、加圧を供与する加圧部材
    と、を備える圧電アクチュエータであって、 請求項1から7記載の圧電アクチュエータの製造方法に
    より製造されることを特徴とする圧電アクチュエータ。
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