JP2001352328A - Wanトラフィック測定の方式、装置、方法、及び記録媒体 - Google Patents

Wanトラフィック測定の方式、装置、方法、及び記録媒体

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JP2001352328A
JP2001352328A JP2000173566A JP2000173566A JP2001352328A JP 2001352328 A JP2001352328 A JP 2001352328A JP 2000173566 A JP2000173566 A JP 2000173566A JP 2000173566 A JP2000173566 A JP 2000173566A JP 2001352328 A JP2001352328 A JP 2001352328A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LANセグメントとWAN回線とで接続され
てなるシステムのWAN回線のデータを収集する場合、
WAN回線毎にWANモニタなど専用の測定機を接続す
る方法ではWAN回線数に応じて測定機を用意する必要
があり、またLANとWANに接続するルータ内のMI
B情報を収集して求める方法ではMIB情報を読み出す
ためにネットワークに負荷がかかりデータの収集漏れが
起こりやすいというこれらの問題を解決すること。 【解決手段】WAN回線のトラフィックが集まっている
LAN上で全トラフィックデータを全統計ファイル15
に収集するトラフィック収集部11と、そのデータをW
AN回線に対応したIPアドレスでスクリーニングして
WAN回線毎の個別統計ファイル16を作成するスクリ
ーニング部13と、結果を分析してグラフを表示する分
析部14とを備えるトラフィック測定装置を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WAN(Wide
Area Network)のトラフィック測定の方
式、装置、方法、及び記録媒体に関し、特にLAN(L
ocal Area Network)とWANを介し
て通信するシステムにおいて、LAN側のトラフィック
データを収集することにより、WANのトラフィックを
求める手法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、専用線やフレームリレーのDLC
I(Data Link Connection Id
entifier)番号毎のWAN回線の使用率や使用
量の時系列推移グラフを表示する方法として、以下に示
す2通りの方法がある。それぞれ例を挙げて説明する。
【0003】第1の従来の方法を図9を用いて説明す
る。センター31にはサーバ33、サーバ34、及びル
ータ32があり、それぞれLANセグメント#5(LA
N#5)に接続している。ルータ32はLANセグメン
ト#5とWAN#1、WAN#2、WAN#3、及びW
AN#4の4本の専用線のポートを有し、4本の専用線
WAN#1〜4全てのトラフィックはLANセグメント
#5上のサーバ33及びサーバ34に集中している。
【0004】ルータ32は各専用線WAN#1〜4を介
してそれぞれルータ25、ルータ26、ルータ27、ル
ータ28に対向し、ルータ25、ルータ26、ルータ2
7、ルータ28はそれぞれ支店21、支店22、支店2
3、支店24に設置されている。各支店は図9に記載し
てあるIPアドレス(例えば支店21は172.16.
1.0と172.16.2.0)を持つ複数のサブネッ
トワークを含んでいる。
【0005】第1の従来の方法では、WANモニタ8
1、WANモニタ82、WANモニタ83、WANモニ
タ84をそれぞれのWAN回線にシリアルに挿入するよ
うに接続し、WAN回線上のトラフィックを直接収集す
る方法である。各WANモニタ81〜84はWAN回線
のトラフィックを収集する測定装置であり、このような
接続方法は一般的なWANモニタの使用方法である。W
ANモニタ81〜84で収集したデータからは、例えば
図3に示すような横軸に時間、縦軸にトラフィック使用
率を表した使用率推移グラフが得られる。図3ではWA
N#1とWAN#2のグラフのみを示してあるがWAN
#3,4も同様なグラフとなる。
【0006】第2の従来の方法を図10を用いて説明す
る。図10は図9と同じ環境を前提としている。図9と
異なる点はセンター95内に設置されるルータ96がS
NMP(Simple Network Manage
ment Protocol)に対応していることであ
る。SNMP対応のルータ96はルータ96内のトラフ
ィックデータを記録するMIB(Managrment
Information Base)情報が記録され
ているので、図10のように各WANポート毎のトラフ
ィックデータがMIB情報91、MIB情報92、MI
B情報93、MIB情報94に蓄積されるので、これら
をSNMPマネージャ97が定期的に収集してWAN回
線毎のトラフィックデータを分析することになる。SN
MPマネージャ97の設置場所は特に制約されないが、
図10ではLANセグメント#5に接続した情報処理装
置に収容している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来の方法には
次のような問題点がある。第1の問題点は、複数のWA
N回線のトラフィックを同時に収集するためにはその数
に応じて複数のWANモニタが必要になることである。
特に、調査対象となるWAN回線が多い場合は、調査の
ために多くのWANモニタを備える必要があり経済面で
の負担が大きくなるという問題がある。
【0008】第2の問題点は、調査対象回線がシリアル
回線であるため、WANモニタをWAN回線に接続する
ためには一旦回線を切り離してWANモニタを挿入する
必要があり、その作業中、通信が停止するということで
ある。
【0009】第3の問題点は、WANシリアルインター
フェースには様々な仕様があり、該当するインターフェ
ースを有したWANモニタでないとWAN回線に接続す
ることができないという点である。
【0010】第2の従来の方法には次のような問題があ
る。第1の問題点は、WAN回線を収容するルータ96
はSNMPに対応していることが前提となるが、小規模
なアクセスルータでは未対応の場合が多く、この場合は
第2の従来の方法が採用できないということである。
【0011】第2の問題点は、WAN回線のトラフィッ
クデータに関するMIB情報は統計的な累計値を示した
ものであるため、例えば30分間隔で収集したMIB情
報からは1分間隔や5分間隔のトラフィック推移の詳細
分析は不可能であるということである。1分間隔での分
析が必要なら最初から1分間隔で測定対象のMIB情報
を収集しなければならないが、そのためには1分間隔で
SNMPマネージャとルータ96間のSNMPパケット
がネットワーク上を通過することになり、ネットワーク
負荷を増大させる原因となる。また、SNMPマネージ
ャ自身の負荷も増大し、現実的には数分間隔という短時
間での収集は困難な場合がある。
【0012】第3の問題点は、収集したMIB情報はパ
ケット数やパケットサイズなどデータリンク層のデータ
であり、使用率推移グラフをSNMPマネージャで表示
させることができてもピーク時に、どのノード(IPア
ドレス)と、どのノード(IPアドレス)間の通信で、
どのようなアプリケーションで通信がなされたのかとい
ったネットワーク層以上の分析ができないということで
ある。従って、特定のIPアドレスの通信に注目したト
ラフィック分析は不可能である。
【0013】第4の問題点は、ルータなどSNMPに対
応したネットワーク機器はトラフィック収集を本来の目
的とした測定機ではないため、収集したMIB情報は高
負荷時にはパケットの収集漏れなどが起こりうるので厳
密な分析をすることが困難ということである。
【0014】本発明の目的は、トラフィック測定装置を
センター側のLANセグメントに接続し、そのLANセ
グメントのトラフィックデータを収集してスクリーニン
グすることにより、そのLANセグメントを通過する複
数のWAN回線の使用率推移グラフや詳細分析を可能と
し、経済的で効率的なWANトラフィック測定の方式、
装置、方法、及び記録媒体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のWANト
ラフィック測定方式は、センターと1以上の外部拠点と
の間がそれぞれWAN回線で接続され、前記センター
が、LANと接続し前記WAN回線を介して前記外部拠
点からの要求を処理するサーバ装置を有し、前記LAN
上の全トラフィックデータを全統計ファイルに記録する
トラフィック収集部と、前記全統計ファイルのデータの
中から与えられた抽出条件に従ってトラフィックデータ
を抽出するスクリーニング部と、前記抽出結果を分析し
てグラフや表にして表示する分析部とを備えたトラフィ
ック測定装置を有する。
【0016】本発明の第2のWANトラフィック測定方
式は、センターと1以上の外部拠点との間がそれぞれW
AN回線で接続され、前記センターが、LANと接続し
前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要求を処理
するサーバ装置を有し、前記LANに接続して前記LA
N上の全トラフィックデータを全統計ファイルに記録す
るトラフィック収集部を有するトラフィック測定装置
と、前記全統計ファイルのデータから与えられた抽出条
件に従ってトラフィックデータを抽出するスクリーニン
グ部と、前記抽出結果を分析してグラフや表にして表示
する分析部とを備えたトラフィック分析装置を有する。
【0017】本発明の第3のWANトラフィック測定方
式は、センターと1以上の外部拠点との間がそれぞれW
AN回線で接続され、前記センターが、第1のLANと
接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要求
を処理する第1のサーバ装置と、第2のLANと接続し
前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要求を処理
する第2のサーバ装置とを有し、前記第1又は第2のL
ANに接続して、接続したLAN上の全トラフィックデ
ータを第1の全統計ファイルに記録するトラフィック収
集部と、外部より与えられたトラフィックデータを記録
する第2の全統計ファイルと、前記第1の全統計ファイ
ルのデータから与えられた抽出条件に従ってトラフィッ
クデータを抽出して第1の個別統計ファイルを作成し、
前記第2の全統計ファイルのデータから前記与えられた
抽出条件に従ってトラフィックデータを抽出して第2の
個別統計ファイルを作成するスクリーニング部と、前記
第1の個別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイル
とをマージするマージ部とを備えたトラフィック測定装
置を前記第1と第2のLANにそれぞれ接続して有す
る。
【0018】本発明の第4のWANトラフィック測定方
式は、センターと1以上の外部拠点との間がそれぞれW
AN回線で接続され、前記センターは、第1のLANと
接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要求
を処理する第1のサーバ装置と、第2のLANと接続し
前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要求を処理
する第2のサーバ装置とを有し、前記第1のLANに接
続し前記LAN上の全トラフィックデータを第1の全統
計ファイルに記録するトラフィック収集部を有する第1
のトラフィック測定装置と、前記第2のLANに接続し
前記LAN上の全トラフィックデータを第2の全統計フ
ァイルに記録するトラフィック収集部を有する第2のト
ラフィック測定装置と、前記第1の全統計ファイルのデ
ータから与えられた抽出条件に従ってトラフィックデー
タを抽出して第1の個別統計ファイルとを作成し、前記
第2の全統計ファイルのデータから前記与えられた抽出
条件に従ってトラフィックデータを抽出して第2の個別
統計ファイルとを作成するスクリーニング部と、前記第
1の個別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイルと
をマージするマージ部とを有するトラフィック分析装置
とを有する。
【0019】本発明の第5のWANトラフィック測定方
式は、前記第3又は4のWANトラフィック測定方式に
おいて、前記センター内に設けられたLANを3つ以上
有し、前記LANの数に応じて全統計ファイルを追加し
て備え、前記スクリーニング部は前記追加した全統計フ
ァイルを前記与えられた抽出条件で抽出して前記個別統
計ファイルを追加して作成し、前記マージ部は前記第1
の個別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイルと前
記追加した個別統計ファイルとをマージする。
【0020】本発明の第1のWANトラフィック測定装
置は、接続するLAN上の全トラフィックデータを全統
計ファイルに記録するトラフィック収集部と、前記全統
計ファイルのトラフィックデータの中から測定対象のW
AN回線の接続先の拠点のIPアドレスを発信元或いは
送信先のアドレスとして含むトラフィックデータを抽出
して個別統計ファイルを作成するスクリーニング部と、
前記個別統計ファイルを分析してグラフや表にして表示
する分析部とを有する。
【0021】本発明の第2のWANトラフィック測定装
置は、接続するLAN上の全トラフィックデータを第1
の全統計ファイルに記録するトラフィック収集部と、外
部より与えられたトラフィックデータを記録する第2の
全統計ファイルと、前記第1の全統計ファイルのトラフ
ィックデータの中から測定対象のWAN回線の接続先の
拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレスと
して含むトラフィックデータを抽出して第1の個別統計
ファイルを作成し、前記第2の全統計ファイルのトラフ
ィックデータの中から測定対象のWAN回線の接続先の
拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレスと
して含むトラフィックデータを抽出して第2の個別統計
ファイルを作成するスクリーニング部と、前記第1の個
別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイルとをマー
ジするマージ部とを有する。
【0022】本発明の第3のWANトラフィック測定装
置は、前記第2のWANトラフィック測定装置におい
て、前記第2の全統計ファイルと前記第2の個別統計フ
ァイルとを複数設け、前記マージ部は前記第1の個別統
計ファイルと前記複数の第2の個別統計ファイルとをマ
ージすることを特徴とする。
【0023】本発明の第1のWANトラフィック測定方
法は、接続するLAN上の全トラフィックデータを全統
計ファイルに記録する手順と、前記全統計ファイルのト
ラフィックデータの中から測定対象のWAN回線の接続
先の拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレ
スとして含むトラフィックデータを抽出して個別統計フ
ァイルに記録する手順と、前記個別統計ファイルを分析
してグラフや表にして表示する手順とを有する。
【0024】本発明の第2のWANトラフィック測定方
法は、第N(N=1、2、・・M)のLAN上の全トラ
フィックデータを第Nの全統計ファイルにそれぞれ記録
する手順と、前記第Nの全統計ファイルのトラフィック
データの中から測定対象のWAN回線の接続先の拠点の
IPアドレスを発信元或いは送信先のアドレスとして含
むトラフィックデータを抽出して第Nの個別統計ファイ
ルをそれぞれ作成する手順と、前記第1乃至Nの個別統
計ファイルの全てをマージする手順とを有する。
【0025】本発明の記録媒体は、第N(N=1、2、
・・、M)のLAN上の全トラフィックデータをそれぞ
れ記録した第Nの全統計ファイルの中から測定対象のW
AN回線の接続先の拠点のIPアドレスを発信元或いは
送信先のアドレスとして含むトラフィックデータを抽出
して第Nの個別統計ファイルをそれぞれ作成する手順
と、前記第1乃至Nの個別統計ファイルの全てをマージ
する手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記
録する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図2は第1の実施形
態の全体の接続関係を示したブロック図である。図2
は、分かりやすくするために従来の方法の説明で示した
図9や図10と同じ環境としている。図9との違いは、
WAN回線(WAN#1、WAN#2、WAN#3、W
AN#4)毎に専用のWANモニタ81〜84を接続す
る必要がないことであり、図10との違いは、ルータ3
2がSNMPに対応している必要がないことである。
【0027】センター31内は、サーバ33と、サーバ
34と、ルータ32と、トラフィック測定装置10がL
ANセグメント#5に接続している。ルータ32は支店
21〜24の各ルータ25〜28と各WAN回線(WA
N#1〜4)で接続しており、支店21〜24内の各サ
ブネットワーク配下の装置はサーバ33、サーバ34と
の間の通信により運用される形態となっている。
【0028】図1はトラフィック測定装置10のブロッ
ク図である。トラフィック測定装置10は、接続してい
るLAN#5のトラフィックデータを収集して統計ファ
イル12内に全統計ファイル15として記録するトラフ
ィック収集部11を含み、測定中は常にLAN#5のト
ラフィックを測定している。この他に、LAN#5には
各WAN上のトラフィックデータも流れるためWAN#
1〜4のトラフィックデータも全統計ファイル15内に
記録される。
【0029】この他に、全統計ファイル15の中から決
められた条件に適合するデータを抽出(スクリーニング
ともいう)するスクリーニング部13と、抽出したデー
タを分析する分析部14とを含む。統計ファイル12
は、LAN#5の全体のトラフィックデータからなる全
統計ファイル15の他に、スクリーニング部13が特定
の条件毎に全統計ファイル15からスクリーニングして
作成するいくつかの個別統計ファイル16を含む。
【0030】スクリーニング部13と分析部14の処理
はオンラインで実行する必要はないので、スクリーニン
グ部13と分析部14はトラフィック測定装置10に実
装しなくてもよく、オフラインの別の装置に実装してお
き、そこへ統計ファイル15を移動してから実行するこ
とも可能である。
【0031】図4は統計ファイル12内の各ファイルの
フォーマットを示している。各行はそれぞれ収集した1
パケットに対応し、パケット毎に発信元と送信先のMA
Cアドレス、発信元と送信先のIPアドレス、パケット
種別(プロトコル、アプリケーション種別)、データサ
イズなどが記録されている。
【0032】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて説明する。トラフィック測定装置10で測定を開
始すると、トラフィック収集部11はLAN#5上の全
トラフィックデータを収集し、図5に示すフォーマット
にして全統計ファイル15に記録していく。
【0033】上記測定が終了した後の手順について、図
5のフローチャートを用いて説明する。LAN#5の全
体のデータを分析する場合は、分析部14が全統計ファ
イル15のデータに対して利用者が指示した内容に応じ
て分析を行う(S41)。次に分析部14がそれをグラ
フや表等の所望の形態で表示する(S42)。表示形態
の一例として図3に使用率推移グラフを示している。図
3(1)がLAN#5全体のグラフである。グラフでは
LAN#5の使用率を縦軸に、時間を横軸で表し、使用
率の時間推移が見やすくなっている。
【0034】WAN回線個別の分析を行う場合は、全統
計ファイル15のデータに対して、スクリーニング部1
3が利用者から指示された条件に従ってスクリーニング
を行い、個別統計ファイル16を作成してこれに結果を
格納する。WAN#1回線の分析を行う場合、スクリー
ニング部13は支店21に含まれるサブネットワークの
IPアドレス"172.16.1.0"と"172.1
6.2.0"を基に全統計ファイル15のデータをスク
リーニングしてWAN#1の個別統計ファイル16を作
成し、結果をこれに格納する(S43)。
【0035】スクリーニング部13の抽出条件につい
て、センター31と支店21間の専用線WAN#1のト
ラフィックデータの場合を例にさらに詳しく説明する。
抽出は下記の条件1又は条件2が成立した場合に行われ
る。
【0036】条件1:支店21からセンター31方向ト
ラフィック(上り) 発信元アドレス=172.16.1.*/24、又は1
72.16.2.*/24。ただし、"/24"はサブネ
ットマスクのサイズをビット数で表示したものであ
り、"*"は数値を限定しないことを示している。(以下
も同様である) 条件2:センター31から支店21方向トラフィック
(下り) 相手先アドレス=172.16.1.*/24、又は1
72.16.2.*/24。
【0037】WAN#2〜#4についても、対象となる
各支店内のサブネットワークのIPアドレスが異なるだ
けで、それ以外は同じである。ただし、支店24ではサ
ブネットワークが3つあるので3つのIPアドレスを調
べる必要がある。
【0038】次に分析部14はWAN#1の個別統計フ
ァイル16に対して利用者から指示された分析を行い
(S44)、結果をグラフや表等の所望の形態で表示す
る(S45)。一例としてWAN#1の使用率推移グラ
フを図3(2)に示す。このグラフはLAN#5全体の
使用率推移グラフ(図3(1))と同様にWAN#1に
関するトラフィックの時間推移を示したものである。
【0039】以上はWAN#1回線についてのトラフィ
ック測定について説明してきたが、複数のWAN回線或
いは特定のサブネットワーク、特定のノードに限定した
トラフィックの回線使用率や回線使用量の時系列推移の
グラフを表示させる場合は、それぞれの条件でスクリー
ニングを行い、結果をそれぞれ作成した個別統計ファイ
ル16に格納する。これを基に分析部14にてトラフィ
ックの回線使用率や回線使用量の時系列推移のグラフを
表示させればよい。このようなグラフが得られれば、W
AN回線毎に何時ごろピークが発生しているかなど回線
の利用動向を正しく把握することができる。
【0040】このように、LAN#5や各WAN回線に
測定のための負荷を課すことなく正確なデータが収集で
き、またWANモニタを接続するなど測定のために手間
をかけたり運転を一時止めたりするという必要がなくW
AN回線毎のデータを測定し、分析することができる。
また、全統計データ15に対して抽出条件を変えるだけ
で全てのWAN回線のトラフィックを容易に求めること
ができる。
【0041】第1の実施の形態の応用した形態として以
下の方法もある。スクリーニング以降の分析の手順はオ
フラインで行えるため、トラフィック測定装置10から
全統計ファイル15を別の装置に移して、分析や表示を
行う方法である。この場合の別の装置は、図1のトラフ
ィック測定装置10からトラフィック収集部11を除い
た構成を含んでおり、利用者はトラフィック測定装置1
0から全統計ファイル15を別の装置の全統計ファイル
15に移し、以降はすでに記載したようにスクリーニン
グと分析を実行すればよい。従って、次の計測を実行し
ながら分析を並行して実行することもできる。
【0042】以上のように、トラフィック測定装置10
をその場で使用して分析したり、トラフィック測定装置
10をその場から持ち帰って別の場所で分析したり、全
統計ファイル15のみを持ち帰って別の装置で分析した
りできるので、測定の方法と装置の使い方に選択の幅が
あり、使いやすいという特長がある。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図6は本発明の第2の実施の形態のシステム
の構成を示すブロック図である。図6ではセンター61
内に設置されるルータ62が2本のLANセグメント#
5、#6を有し、LAN#5にはサーバ33が設置さ
れ、LAN#6にはサーバ34が設置されている点で図
2と異なるが、支店21〜支店24とそれぞれのサーバ
33、34は図2と同様に相互に通信している。
【0044】この構成では、各支店21〜24とサーバ
33、34との間の通信がLAN#5とLAN#6の双
方に流れるため、WAN回線のトラフィックを測定する
ためには、LAN#5とLAN#6の双方のトラフィッ
クデータを参照する必要がある。このために、各LAN
セグメントにそれぞれトラフィック測定装置50、トラ
フィック測定装置51を設置して、それぞれLAN#5
とLAN#6上の全トラフィックデータを収集する。
【0045】図7はトラフィック測定装置50の構成を
示すブロック図である。トラフィック測定装置51も構
成は同じなのでトラフィック測定装置51の説明は省略
する。図7ではトラフィック測定装置10と同じ機能の
構成要素は図1と同じ番号を付与しているので、同じ番
号の構成要素の説明は省略する。
【0046】自統計ファイル52は、統計ファイル12
に相当し、トラフィック収集部11により全統計ファイ
ル15へLAN#5上の全トラフィックデータを収集し
て記録する。他統計ファイル53は、LAN#6上のト
ラフィックデータを記録したトラフィック測定装置51
上の自統計ファイル52を複写したものである。複写時
点では全統計ファイル55のみがあればよい。
【0047】スクリーニング部13は、全統計ファイル
15と全統計ファイル55の双方に対して同じ抽出条件
でスクリーニングを行い、それぞれ個別統計ファイル1
6と個別統計ファイル56を作成してこれらに結果を格
納する。
【0048】マージ部54は、利用者の指示に従って、
全統計ファイル15と全統計ファイル55とからそれぞ
れ同じ抽出条件で作成された個別統計ファイル16と個
別統計ファイル56とを合成(マージともいう)する。
分析部14はマージした結果に対して第1の実施の形態
と同様に分析し表示する。
【0049】次に第2の実施の形態の動作について図8
のフローチャートを用いて説明する。ここではWAN#
1〜#4の個別のトラフィックデータを分析する場合に
ついて説明する。トラフィック測定装置50と51とが
測定を開始すると、トラフィック測定装置50のトラフ
ィック収集部11はLAN#5上の全トラフィックデー
タを収集し、図4に示すフォーマットにして全統計ファ
イル15に記録していく(S71)。トラフィック測定
装置51のトラフィック収集部11はLAN#6上の全
トラフィックデータを収集し、図4に示すフォーマット
にして全統計ファイル15に記録していく(S77)。
【0050】測定終了後の分析では各トラフィック測定
装置50、51で記録したそれぞれの全統計ファイル1
5を1つの装置に集める必要があり、トラフィック測定
装置51の全統計ファイル15をトラフィック測定装置
50の全統計ファイル55へ複写する(S78)。もち
ろん、トラフィック測定装置50の全統計ファイル15
をトラフィック測定装置51の全統計ファイル55へ複
写してもよいし、トラフィック測定装置50、51の全
統計ファイル15を別の装置の全統計ファイル15と全
統計ファイル55へ複写して以降の処理を実行してもか
まわない。
【0051】以降の手順では、WAN#1の分析をする
場合について説明する。スクリーニング部13は支店2
1に含まれるサブネットワークのIPアドレス"17
2.16.1.0"と"172.16.2.0"を基に全
統計ファイル15のデータをスクリーニングしてWAN
#1の個別統計ファイル16を作成し、結果(データ
A)をこれに格納する(S72)。スクリーニング部1
3の詳細な抽出条件は第1の実施の形態と同じである。
【0052】さらに、スクリーニング部13は、同じく
支店21に含まれるサブネットワークのIPアドレス"
172.16.1.0"と"172.16.2.0"を基
に全統計ファイル55のデータをスクリーニングしてW
AN#1の個別統計ファイル56を作成し、結果(デー
タB)をこれに格納する(S73)。
【0053】次に、マージ部54は、個別統計ファイル
16と56からそれぞれデータAとデータBを読み出し
てこれらをマージする(S74)。分析部14は、マー
ジした結果に対して分析を行い(S75)、分析結果を
利用者の指示するグラフや表で表示する(S76)。グ
ラフの一例として、第1の実施の形態と同じように図3
(2)の使用率推移グラフのようなグラフが表示され、
各WAN回線毎に分析することにより、それぞれのWA
N回線で何時ごろピークが発生しているかなど回線の利
用動向を容易に把握することができる。
【0054】このように、WAN回線の通信先が複数の
LANセグメントに分散している場合でも、第1の実施
の形態と同様に、使用中のLANセグメント(LAN#
5とLAN#6)や各WAN回線に測定のための負荷を
課すことなく厳密なデータが収集でき、またWANモニ
タを接続するなど測定のために手間をかけたり運用を一
時止めたりすることなくWAN回線毎のデータを測定し
分析することができる。また、全統計データ15に対し
て抽出条件を変えるだけで全てのWAN回線のトラフィ
ックを容易に求めることができる。
【0055】第2の実施の形態の応用した形態として以
下の方法がある。スクリーニング以降の分析の手順はオ
フラインで行えるため、トラフィック測定装置50やト
ラフィック測定装置51で収集した全統計ファイル15
を別の装置に移して、その装置で分析や表示を行う方法
である。
【0056】この場合の別の装置の構成は、図7に示す
トラフィック測定装置50からトラフィック収集部11
を除いた残りの構成を持てばよい。利用者は測定後にト
ラフィック測定装置50と51で収集した全統計ファイ
ル15をそれぞれ別の装置の自統計ファイル52と他統
計ファイル53へ複写して移し、以降すでに記載したよ
うにスクリーニング、マージ、分析を実行することによ
り各WAN回線のトラフィックをグラフや表にして求め
ることができる。従って、次の計測を実行しながら分析
を並行して実行することもできる。
【0057】以上のように、トラフィック測定装置50
又は51をその場で使用して分析したり、トラフィック
測定装置50と51をその場から持ち帰って別の場所で
分析したり、全統計ファイル15のみを持ち帰って別の
装置で分析したりできるので、測定の方法と装置の使い
方に選択の幅があり、使いやすいという特長がある。
【0058】また、第1、第2の実施の形態を示した図
2や図6ではWAN回線数を4の場合で説明したが、W
AN回線数を制限するものではなく、もっと大規模な構
成でも本発明が適用できることは明らかである。また、
測定するWAN回線数を増やしても、対応する個別統計
ファイル16又は56を増やすだけでいいので、測定す
るWAN回線数が多いほどその効果も大きくなる。
【0059】次に記録媒体19について説明する。図1
と図7において、記録媒体19はトラフィック測定装置
10、50、又は51に接続して、記録してあるプログ
ラムをトラフィック測定装置10、50、又は51で実
行できるようになっている。一般的には記録媒体19が
記録するプログラムはトラフィック測定装置10、5
0、又は51内の記憶装置にロードされてそこに実装さ
れ、一度実装されると、次回からは記録媒体19が無く
ても実装されたプログラムを実行することができる。
【0060】記録媒体19に記録されるプログラムに
は、トラフィック測定装置10ではスクリーニング部1
3と分析部14の手順を実行させるプログラムが含ま
れ、トラフィック測定装置50又は51ではスクリーニ
ング部13とマージ部54と分析部14の手順を実行さ
せるプログラムが含まれる。また、図示しないが、第1
又は第2の実施の形態を応用した形態のそれぞれの別の
装置においても、記録媒体19が接続され上記のように
記録媒体19からプログラムがロードされるようになっ
ている。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明では、LANセグ
メントの全トラフィックを収集した全統計ファイルから
必要とする特定の通信パケットだけをスクリーニングし
て新しく個別統計ファイルファイルを作成し、それをあ
たかも新規に収集した全統計ファイルのごとく詳細に分
析するようにしたので以下のような効果がある。
【0062】第1の効果は、特に大規模なWAN回線を
含むシステムにおいて、現地での作業工数や測定機費用
の大幅な削減が可能になる。第2の効果は、抽出条件の
与え方により、特定のWAN回線やサブネットワーク等
任意の単位での分析が可能になる。第3の効果は、WA
Nインターフェースの種類に制限を受けることがなく、
また、現状のWAN回線を一旦切断してそこにWANモ
ニタを挿入する必要がなく、測定がしやすいという特長
がある。第4の効果は、SNMPのMIB情報からデー
タを収集する方法と比べて、現状のネットワークに負荷
を与えるなどネットワークの運転に一切悪影響を与える
ずに、厳密なデータが収集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のトラフィック測定
装置10のブロック図である。
【図3】本発明の第1又は第2の実施の形態の分析結果
を出力したグラフの一例である使用率推移グラフの例で
ある。
【図4】本発明の第1又は第2の実施の形態の全統計フ
ァイル15又は55のフォーマットを示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態のシステムのブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のトラフィック測定
装置50又はトラフィック測定装置51のブロック図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図9】第1の従来の方法を示したシステムのブロック
図である。
【図10】第2の従来の方法を示したシステムのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 トラフィック測定装置 11 トラフィック収集部 12 統計ファイル 13 スクリーニング部 14 分析部 15 全統計ファイル 16 個別統計ファイル 19 記録媒体 21 支店 22 支店 23 支店 24 支店 25 ルータ 26 ルータ 27 ルータ 28 ルータ 31 センター 32 ルータ 33 サーバ 34 サーバ 50 トラフィック測定装置 51 トラフィック測定装置 52 自統計ファイル 53 他統計ファイル 54 マージ部 55 全統計ファイル 56 個別統計ファイル 61 センター 62 ルータ 81 WANモニタ 82 WANモニタ 83 WANモニタ 84 WANモニタ 91 MIB情報 92 MIB情報 93 MIB情報 94 MIB情報 95 センター 96 ルータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターと1以上の外部拠点との間がそ
    れぞれWAN回線で接続され、前記センターが、LAN
    と接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要
    求を処理するサーバ装置を備えるシステムにおけるWA
    Nトラフィック測定方式において、 前記LAN上の全トラフィックデータを全統計ファイル
    に記録するトラフィック収集部と、前記全統計ファイル
    のデータの中から与えられた抽出条件に従ってトラフィ
    ックデータを抽出するスクリーニング部と、前記抽出結
    果を分析してグラフや表にして表示する分析部とを備え
    たトラフィック測定装置を前記LANに接続して、前記
    WAN回線のトラフィックデータを測定及び分析するこ
    とを特徴とするWANトラフィック測定方式。
  2. 【請求項2】 センターと1以上の外部拠点との間がそ
    れぞれWAN回線で接続され、前記センターが、LAN
    と接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要
    求を処理するサーバ装置を備えるシステムにおけるWA
    Nトラフィック測定方式において、 前記LANに接続して前記LAN上の全トラフィックデ
    ータを全統計ファイルに記録するトラフィック収集部を
    有するトラフィック測定装置と、 前記全統計ファイルのデータから与えられた抽出条件に
    従ってトラフィックデータを抽出するスクリーニング部
    と、前記抽出結果を分析してグラフや表にして表示する
    分析部とを有するトラフィック分析装置とを備えて、前
    記WAN回線のトラフィックデータを測定及び分析する
    ことを特徴とするWANトラフィック測定方式。
  3. 【請求項3】 センターと1以上の外部拠点との間がそ
    れぞれWAN回線で接続され、前記センターが、第1の
    LANと接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点か
    らの要求を処理する第1のサーバ装置と、第2のLAN
    と接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要
    求を処理する第2のサーバ装置とを備えるシステムにお
    けるWANトラフィック測定方式において、 前記第1又は第2のLANに接続して、接続したLAN
    上の全トラフィックデータを第1の全統計ファイルに記
    録するトラフィック収集部と、外部より与えられたトラ
    フィックデータを記録する第2の全統計ファイルと、前
    記第1の全統計ファイルのデータから与えられた抽出条
    件に従ってトラフィックデータを抽出して第1の個別統
    計ファイルを作成し、前記第2の全統計ファイルのデー
    タから前記与えられた抽出条件に従ってトラフィックデ
    ータを抽出して第2の個別統計ファイルを作成するスク
    リーニング部と、前記第1の個別統計ファイルと前記第
    2の個別統計ファイルとをマージするマージ部とを備え
    たトラフィック測定装置を前記第1と第2のLANにそ
    れぞれ接続して、前記WAN回線のトラフィックデータ
    を測定及び分析することを特徴とするWANトラフィッ
    ク測定方式。
  4. 【請求項4】 センターと1以上の外部拠点との間がそ
    れぞれWAN回線で接続され、前記センターは、第1の
    LANと接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点か
    らの要求を処理する第1のサーバ装置と、第2のLAN
    と接続し前記WAN回線を介して前記外部拠点からの要
    求を処理する第2のサーバ装置とを備えるシステムにお
    けるWANトラフィック測定方式において、 前記第1のLANに接続し前記LAN上の全トラフィッ
    クデータを第1の全統計ファイルに記録するトラフィッ
    ク収集部を有する第1のトラフィック測定装置と、 前記第2のLANに接続し前記LAN上の全トラフィッ
    クデータを第2の全統計ファイルに記録するトラフィッ
    ク収集部を有する第2のトラフィック測定装置と、 前記第1の全統計ファイルのデータから与えられた抽出
    条件に従ってトラフィックデータを抽出して第1の個別
    統計ファイルとを作成し、前記第2の全統計ファイルの
    データから前記与えられた抽出条件に従ってトラフィッ
    クデータを抽出して第2の個別統計ファイルとを作成す
    るスクリーニング部と、前記第1の個別統計ファイルと
    前記第2の個別統計ファイルとをマージするマージ部と
    を有するトラフィック分析装置とを備えて、前記WAN
    回線のトラフィックデータを測定及び分析することを特
    徴とするWANトラフィック測定方式。
  5. 【請求項5】 前記センター内に設けられたLANを3
    つ以上有し、前記LANの数に応じて全統計ファイルを
    追加して備え、前記スクリーニング部は前記追加した全
    統計ファイルを前記与えられた抽出条件で抽出して前記
    個別統計ファイルを追加して作成し、前記マージ部は前
    記第1の個別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイ
    ルと前記追加した個別統計ファイルとをマージする請求
    項3又は4のWANトラフィック測定方式。
  6. 【請求項6】 接続するLAN上の全トラフィックデー
    タを全統計ファイルに記録するトラフィック収集部と、
    前記全統計ファイルのトラフィックデータの中から測定
    対象のWAN回線の接続先の拠点のIPアドレスを発信
    元或いは送信先のアドレスとして含むトラフィックデー
    タを抽出して個別統計ファイルを作成するスクリーニン
    グ部と、前記個別統計ファイルを分析してグラフや表に
    して表示する分析部とを備えたWANトラフィック測定
    装置。
  7. 【請求項7】 接続するLAN上の全トラフィックデー
    タを第1の全統計ファイルに記録するトラフィック収集
    部と、外部より与えられたトラフィックデータを記録す
    る第2の全統計ファイルと、前記第1の全統計ファイル
    のトラフィックデータの中から測定対象のWAN回線の
    接続先の拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のア
    ドレスとして含むトラフィックデータを抽出して第1の
    個別統計ファイルを作成し、前記第2の全統計ファイル
    のトラフィックデータの中から測定対象のWAN回線の
    接続先の拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のア
    ドレスとして含むトラフィックデータを抽出して第2の
    個別統計ファイルを作成するスクリーニング部と、前記
    第1の個別統計ファイルと前記第2の個別統計ファイル
    とをマージするマージ部とを備えたWANトラフィック
    測定装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の全統計ファイルと前記第2の
    個別統計ファイルとを複数設け、前記マージ部は前記第
    1の個別統計ファイルと前記複数の第2の個別統計ファ
    イルとをマージすることを特徴とする請求項7のWAN
    トラフィック測定装置。
  9. 【請求項9】 接続するLAN上の全トラフィックデー
    タを全統計ファイルに記録し、前記全統計ファイルのト
    ラフィックデータの中から測定対象のWAN回線の接続
    先の拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレ
    スとして含むトラフィックデータを抽出して個別統計フ
    ァイルに記録し、前記個別統計ファイルを分析してグラ
    フや表にして表示することを特徴とするWANトラフィ
    ック測定方法。
  10. 【請求項10】 第N(N=1、2、・・M)のLAN
    上の全トラフィックデータを第Nの全統計ファイルにそ
    れぞれ記録し、前記第Nの全統計ファイルのトラフィッ
    クデータの中から測定対象のWAN回線の接続先の拠点
    のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレスとして
    含むトラフィックデータを抽出して第Nの個別統計ファ
    イルをそれぞれ作成し、前記第1乃至Nの個別統計ファ
    イルの全てをマージすることにより、前記WAN回線の
    トラフィックを測定及び分析することを特徴とするWA
    Nトラフィック測定方法。
  11. 【請求項11】 第N(N=1、2、・・、M)のLA
    N上の全トラフィックデータをそれぞれ記録した第Nの
    全統計ファイルの中から測定対象のWAN回線の接続先
    の拠点のIPアドレスを発信元或いは送信先のアドレス
    として含むトラフィックデータを抽出して第Nの個別統
    計ファイルをそれぞれ作成する手順と、前記第1乃至N
    の個別統計ファイルの全てをマージする手順とをコンピ
    ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
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