JP2001351313A - ディスクプレーヤの再生性能測定装置 - Google Patents

ディスクプレーヤの再生性能測定装置

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JP2001351313A
JP2001351313A JP2000169660A JP2000169660A JP2001351313A JP 2001351313 A JP2001351313 A JP 2001351313A JP 2000169660 A JP2000169660 A JP 2000169660A JP 2000169660 A JP2000169660 A JP 2000169660A JP 2001351313 A JP2001351313 A JP 2001351313A
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Toshinori Saeki
俊紀 佐伯
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で自動的にディスクプレーヤの再生
能力を測定でき、しかも測定結果から再生性能を定量的
に把握することが可能な再生性能測定装置を提供する。 【解決手段】再生性能測定装置Aに、ディスクプレーヤ
側のRF信号またはEFM信号を取り込んでデコードす
るデコーダ7と、デコードされたデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器8と、D/A変換器8か
ら出力されるテストディスク再生信号の歪率を測定する
歪率測定部9と、測定された歪率に基づいて再生性能に
関するデータを表示する表示部11とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDプレーヤやM
Dプレーヤ等の再生性能を測定する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CDやMDなどのディスクには、キズや
汚れに起因する読取りエラーが発生しても、これを訂正
して正しいデータに修復するための補正用信号が記録さ
れており、多少のキズや汚れがあってもディスクの記録
信号を正しく再生できるようになっている。しかし、キ
ズや汚れの程度がある程度大きくなると、エラーの訂正
ができなくなり、音が途切れたりノイズによる音の歪み
などが生じる。したがって、どの程度のキズや汚れまで
なら正常な再生動作が行なえるかは、ディスクプレーヤ
の再生性能によって決まり、ごくわずかなキズや汚れで
も再生に支障が生じる場合は再生性能が低く、かなり大
きなキズや汚れがあっても再生を正常に行なえる場合は
再生性能が優れていることになる。こうしたことから、
メーカ側ではディスクプレーヤの再生性能を測定するこ
とが必要となる。
【0003】従来、上記のような再生性能を測定するに
あたっては、ディスクプレーヤにテストディスクをセッ
トし、これを再生して試聴することで音の途切れや歪み
を測定し、再生性能を評価していた。しかし、このよう
な方法では人の聴覚によって測定ないし判断を行なうた
め、測定者によって評価にバラツキが生じ、客観的な評
価が難しいという問題がある。
【0004】これに対して、特開平8−263847号
公報には、ディスクプレーヤの再生性能を自動的に測定
するようにした試験装置が開示されている。この試験装
置は、テストディスクに記録された音声信号と、テスト
ディスクを再生した場合の音声信号との差異に基づいて
再生性能を測定するものである。すなわち、音声信号が
一定時間以上連続して存在しない無音状態を検出する回
路部と、ディスクに記録された音声信号以外のノイズを
検出する回路部とを設け、無音状態またはノイズが検出
された場合に、再生能力に異常がある旨の表示を行なう
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のものでは無音検出用回路とノイズ検出用回路
の2系統の回路が必要となり、回路構成が複雑になると
いう問題がある。また、測定結果を異常の有無だけで表
示しているため、再生性能を定量的に把握することがで
きないという問題がある。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ものであって、簡単な構成で自動的にディスクプレーヤ
の再生能力を測定でき、しかも測定結果から再生性能を
定量的に把握することが可能な再生性能測定装置を提供
することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る再生性能測定装置は、単一周波数信号
が記録されディスク上の一部に読取不能部が形成された
テストディスクを用いてディスクプレーヤの再生性能を
測定する装置であって、テストディスクに記録された単
一周波数信号を再生する再生部と、この再生部で再生さ
れた信号の歪率を測定する歪率測定部とを備えたもので
ある。
【0008】このようにすることで、再生部と歪率測定
部からなる1系統の回路を設けるだけで済み、回路構成
が簡単となる。また、歪率によって再生性能を測定する
ので、たとえば、歪率が急増する時点までの測定時間に
基づいてテストディスクのキズのサイズを検出すれば、
その値が再生可能なキズの限界値であることが把握で
き、再生性能を定量的に知ることが可能となる。
【0009】本発明において、測定装置の再生部は、デ
ィスクプレーヤ側のRF信号またはEFM信号を取り込
んで当該信号をデコードするデコーダと、このデコーダ
でデコードされたデジタル信号をアナログ信号に変換す
るD/A変換器とから構成するのが望ましい。これによ
ると、ディスクプレーヤ側の再生部とは独立した再生部
が測定装置内部に設けられるため、ディスクプレーヤが
再生性能に優れた高級機か、再生性能がそれほど高くな
い低級機かにかかわらず、安定した測定を行なうことが
できる。ただし、原理的には、ディスクプレーヤ側の再
生部からオーディオ信号を取り込んで歪率を測定するこ
とも可能であり、この場合は構成がより簡略化される。
【0010】また、本発明では、測定された歪率に基づ
いて再生性能に関するデータを表示する表示部を設ける
ことが好ましい。表示部には、たとえば歪率が急増する
時点までの測定時間が表示される。これによると、表示
された時間をみて、別に用意された測定時間とディスク
のキズや汚れのサイズとの対照表を参照することで、再
生性能を定量的に把握することができる。
【0011】また、本発明では、テストディスクの読取
開始からの測定時間と、この測定時間に対応するキズや
汚れのサイズとが記憶されたメモリを設けることも推奨
される。これによると、たとえば、歪率が急増する時点
までの測定時間に基づきメモリを参照してキズなどのサ
イズを求め、これを表示部に表示することが可能とな
る。このため、再生性能の定量的な把握が一層容易とな
る。さらに、求めたサイズを所定値と比較し、その比較
結果に応じて正常表示または異常表示を行なうようにし
てもよい。
【0012】また、本発明では、テストディスクの読取
りエラーを測定するエラー測定部を設けることも推奨さ
れる。これによると、たとえば、ブロックエラーレート
や訂正不能なエラー数などのデータが再生性能に関する
データと並行して測定される。そして、測定したエラー
情報を再生性能のデータとともに表示することで、測定
された再生性能の背景にあるエラー状況を知ることがで
き、再生性能の総合的な評価が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図を参照しながら説明する。図1は本発明に係る再生性
能測定装置をディスクプレーヤに接続した場合のブロッ
ク図を示している。図において、1はMDやCDなどの
ディスク、2はレーザビームをディスク1に照射してそ
の反射光によってディスク1に記録されたデータを読み
取る光ピックアップ、3は光ピックアップ2の出力を増
幅するRFアンプ、4はRFアンプの出力信号に対して
デコード等の処理を行なう信号処理部、5は信号処理部
4で処理されたデジタル信号をアナログ信号に変換して
オーディオ信号として出力するD/A変換器である。光
ピックアップ2、RFアンプ3、信号処理部4、および
D/A変換器5はディスクプレーヤを構成する要素であ
る。
【0014】一方、再生性能測定装置Aにおいて、6は
RFアンプ3からのRF信号(アナログ信号)を2値化
する2値化回路、7は信号処理部4で生成されたEFM
(Eight to Fourteen Modulation)信号をデコードする
デコーダである。EFM信号は、RF信号が2値化され
たデジタル信号である。なお、信号処理部4がIC化さ
れていてEFM信号を取り出すのが不可能な場合は、2
値化回路6の出力がデコーダ7に入力される。したがっ
て、デコーダ7には信号処理部4からのEFM信号、あ
るいは2値化回路6からの信号のいずれか一方が入力さ
れる。
【0015】8はデコーダ7からのデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器で、デコーダ7および
D/A変換器8によって再生部が構成される。9はD/
A変換器8の出力に基づいて再生信号の歪率を測定する
歪率測定部、10は歪率測定部9で測定された歪率に基
づいて所定の演算を行なうデータ演算部、11はデータ
演算部10で演算された結果を表示する表示部である。
【0016】図2はテストディスクを示す図であり、テ
ストディスク1aの一部には読取不能部であるキズ20
が形成されている。ここでは、キズ20はトラックの外
周に行くに従って幅が大きくなるようなスクラッチとし
て形成されている。また、このテストディスク1aに
は、たとえば1KHzの正弦波からなる単一周波数信号
が記録されている。なお、読取不能部の形態としてはス
クラッチに限らず、ブラックドットやフィンガープリン
ト(擬似指紋)などであってもよい。
【0017】次に、上記テストディスク1aを用いてデ
ィスクプレーヤの再生性能を測定する原理について説明
する。図1において、ディスク1に代えてテストディス
ク1aをディスクプレーヤにセットし、プレーヤを作動
させると、テストディスク1aに記録された信号が光ピ
ックアップ2によって読み取られる。読み取られた信号
はRFアンプ3で増幅され、RF信号として信号処理部
4へ送られる。信号処理部4ではRF信号を2値化した
EFM信号を生成し、このEFM信号が再生性能測定装
置Aのデコーダ7に入力される。
【0018】再生性能測定装置Aでは、ディスクプレー
ヤからのEFM信号をデコーダ7でデコードし、デコー
ドされたデジタル信号をD/A変換器8でアナログ信号
に変換する。この結果、D/A変換器8から出力される
信号は、テストディスク1aに記録された単一周波数信
号の再生信号となる。但し、この再生信号は、テストデ
ィスク1aのスクラッチ20のために原信号と同じには
ならず、再生の進行とともに歪んだものとなる。
【0019】D/A変換器8からの再生信号は歪率測定
部9に入力される。歪率測定部9は公知の歪率計の原理
を用いて歪率の測定を行なうものである。歪率は基本波
の実効値に対する高調波成分の実効値を%で表したもの
であり、高調波ノイズが増えるほど歪率の値は大きくな
る。
【0020】ここで、上記のようなテストディスク1a
を用いた場合に、歪率測定部9における測定結果は図3
のようになる。テストディスク1aは、光ピックアップ
2によって図2の中心部から外周に向けてらせん状に読
み取られてゆくので、読取開始からの時間経過とともに
スクラッチ20の幅が次第に大きくなり、読取りエラー
が発生しやすくなるが、冒頭に述べたように、ある程度
までは読取りエラーが自動的に修復されるため、D/A
変換器8からは正常な再生信号が出力される。したがっ
て、歪率測定部9で測定された歪率は、テストディスク
1aの読取り開始からの測定時間Tの間は増加すること
なく一定値を維持する。
【0021】しかるに、測定時間Tを経過すると、スク
ラッチ20の幅が限界値を超え、もはやエラーを自動訂
正することが不可能となるため、D/A変換器8から出
力される再生信号は異常な波形となり、歪率測定部9で
測定される歪率の値が急激に増加する。したがって、こ
の歪率が急増する時点でのスクラッチ20のサイズ
(幅)がわかれば、当該ディスクプレーヤはそのサイズ
のキズまでは正常に再生を行なえることになり、これに
よってプレーヤの再生性能を定量的に評価することがで
きる。
【0022】このときのスクラッチ20のサイズは、測
定時間Tから知ることができる。すなわち、スクラッチ
20の幅は上述したように、読取開始からの時間経過と
ともに大きくなり、経過時間とスクラッチ20のサイズ
との間には1対1の対応関係が存在する。したがって、
図4に示すように、テストディスク1aの読取開始から
の測定時間と、この測定時間に対応するスクラッチ20
のサイズとを対照表30にしておけば、この対照表30
を参照することで再生可能なスクラッチサイズの限界値
を知ることができ、これがそのままプレーヤの再生性能
を表す指標となる。なお、歪率が急増する時点までの測
定時間Tは、図1のデータ演算部10において算出さ
れ、図5に示すように、表示部11に歪検出時間として
表示される。
【0023】図6は、本発明の他の実施形態を示すブロ
ック図であって、図1の構成にメモリ12を付加したも
のである。その他の構成については図1と同一であるの
で、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略す
る。
【0024】図6において、メモリ12には図4に示し
た対照表30がデータとして記憶されている。データ演
算部10は、歪率測定部9が測定した歪率の値が急増し
たことを判定してメモリ12を参照し、このときの時間
に対応するスクラッチ20のサイズをメモリ12から読
み出す。そして、読み出したスクラッチ20の寸法を、
図7に示すように表示部11に表示する。これによっ
て、測定者は前記のような対照表30を参照することな
く、スクラッチサイズを直接知ることができ、再生性能
を定量的にしかも即座に把握することができる。
【0025】図8は、表示部11における表示例の他の
実施形態を示しており、図7の表示を行なう表示部11
aに加えて、再生性能の適否を表示する表示ランプ11
b,11cを設けたものである。表示ランプ11bは正
常表示用であって、たとえば緑色のLED(発光ダイオ
ード)ランプからなり、スクラッチ20のサイズが所定
値を超えている場合に点灯する。また、表示ランプ11
cは異常表示用であって、たとえば赤色のLEDランプ
からなり、スクラッチ20のサイズが所定値以下の場合
に点灯する。
【0026】上記所定値は、あらかじめメモリ12にプ
リセットされており、その値は自由に設定できる。デー
タ演算部10は、歪率の値が急増したときにメモリ12
を参照して得たスクラッチ20のサイズをプリセット値
と比較し、その比較結果に応じて表示ランプ11bまた
は表示ランプ11cを点灯させる。表示ランプ11bが
点灯した場合は、そのディスクプレーヤの再生性能が要
求仕様を満たしていることを表しており、表示ランプ1
1cが点灯した場合は、再生性能が要求仕様を満たして
いないことを表している。このような表示ランプ11
b,11cを設けることで、再生性能の適否を容易に判
定することができるため、特に生産工場での試験におい
て有効な手段となる。なお、表示部11aを省略して、
表示ランプ11b,11cのみを設けてもよい。
【0027】図9は、本発明の他の実施形態を示すブロ
ック図であって、図6の構成にエラー測定部13を付加
したものである。その他の構成については図6と同一で
あるので、図6と同一部分には同一符号を付して説明は
省略する。
【0028】図9において、エラー測定部13はデコー
ダ7でのデコード結果に基づき、テストディスク1aの
読取りエラーを測定するものである。ここでは、一例と
してBLER(ブロックエラーレート)と訂正不能エラ
ー数とが測定される。図10(a)は、BLERおよび
訂正不能エラーの測定結果を示している。一方、歪率測
定部9では、前記と同様にして歪率が測定される。図1
0(b)は、歪率の測定結果を示しており、図3に示し
たものと同じである。
【0029】図10(a)からわかるように、スクラッ
チ20が検出されるまではエラーは発生せず、スクラッ
チ20が検出された時点からエラーが発生してBLER
が増加してゆく。しかし、測定時間があまり経過してい
ない間は、エラーは自動訂正されるので、訂正不能エラ
ーは発生しない。また、測定時間がある程度経過する
と、訂正不能エラーが発生し始めるが、(b)からわか
るように、初期の段階では歪率に影響するほどのもので
はない。しかし、測定時間がさらに経過してTに至る
と、訂正不能エラーの回数が一定値を超えるため、歪率
が増大する。
【0030】データ演算部10は、歪率測定部9の出力
とエラー測定部13の出力とに基づいて、たとえば図1
1に示すように、歪率が急増した時点でのスクラッチ2
0の寸法、歪検出時間、ブロックエラーレート、訂正不
能エラー数をそれぞれ数値で表示部11に表示する。こ
のように、エラー測定部13で測定されたエラー情報を
再生性能のデータとともに表示することによって、測定
された再生性能の背景にあるエラー状況を知ることがで
き、ディスクプレーヤの再生性能を総合的に評価するこ
とが可能となる。
【0031】図12は、本発明の他の実施形態を示すブ
ロック図である。本実施形態は図1の変形例であって、
図1と同一部分には同一符号を付してある。図1におい
ては、再生性能測定装置Aに再生部を構成するデコーダ
7とD/A変換器8とを設けたが、図12においてはこ
れらを省略し、代わりにディスクプレーヤ側のD/A変
換器5から出力されるテストディスク1aのオーディオ
信号を歪率測定部9へ取り込んで、歪率を測定するよう
にしている。
【0032】図1の場合は、ディスクプレーヤ側の再生
部とは独立した再生部が測定装置Aの内部に設けられる
ため、ディスクプレーヤが再生性能に優れた高級機か、
再生性能がそれほど高くない低級機かにかかわらず、安
定した測定を行なえる利点がある。一方、図12の場合
は、再生部の特性がディスクプレーヤごとに変化するた
め、安定した測定は期待できない。したがって、実用上
は図1の構成が推奨される。しかし、原理的には図1の
D/A変換器8から出力される信号は、D/A変換器5
から出力される信号と実質的に同じであるから、図12
の構成も必要に応じて採用することができる。この場合
は、図1に比べて回路構成がより簡単になるという利点
がある。なお、図12においても、図6のメモリ12や
図9のエラー測定部13を付加できることはいうまでも
ない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、再生部と歪率測定部か
らなる1系統の回路を設けるだけでよいため、回路構成
が簡単となるとともに、歪率によって再生性能を測定す
るようにしたので、再生性能を定量的に把握することが
でき、客観的な評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る再生性能測定装置とディスクプレ
ーヤのブロック図である。
【図2】テストディスクを示す図である。
【図3】歪率測定部における測定結果を示す図である。
【図4】測定時間とスクラッチサイズとの対照表を示す
図である。
【図5】表示部の表示例である。
【図6】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図7】表示部の表示例である。
【図8】表示部の他の表示例である。
【図9】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図10】エラー測定部と歪率測定部における測定結果
を示す図である。
【図11】表示部の表示例である。
【図12】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a テストディスク 2 光ピックアップ 3 RFアンプ 4 信号処理部 5 D/A変換器 6 2値化回路 7 デコーダ 8 D/A変換器 9 歪率測定部 10 データ演算部 11 表示部 11b,11c 表示ランプ 12 メモリ 13 エラー表示部 20 スクラッチ A 再生性能測定装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一周波数信号が記録されディスク上の一
    部に読取不能部が形成されたテストディスクを用いてデ
    ィスクプレーヤの再生性能を測定する装置であって、 テストディスクに記録された単一周波数信号を再生する
    再生部と、この再生部で再生された信号の歪率を測定す
    る歪率測定部とを備えたことを特徴とするディスクプレ
    ーヤの再生性能測定装置。
  2. 【請求項2】前記再生部は、ディスクプレーヤ側のRF
    信号またはEFM信号を取り込んで当該信号をデコード
    するデコーダと、このデコーダでデコードされたデジタ
    ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器とからな
    る請求項1に記載のディスクプレーヤの再生性能測定装
    置。
  3. 【請求項3】測定された歪率に基づいて再生性能に関す
    るデータを表示する表示部を設けた請求項1または2に
    記載のディスクプレーヤの再生性能測定装置。
  4. 【請求項4】テストディスクの読取開始からの測定時間
    と、この測定時間に対応する読取不能部のサイズとが記
    憶されたメモリを設けた請求項3に記載のディスクプレ
    ーヤの再生性能測定装置。
  5. 【請求項5】歪率が急増する時点までの測定時間に基づ
    き前記メモリを参照して読取不能部のサイズを求め、当
    該サイズを表示部に表示する請求項4に記載のディスク
    プレーヤの再生性能測定装置。
  6. 【請求項6】歪率が急増する時点までの測定時間に基づ
    き前記メモリを参照して読取不能部のサイズを求め、当
    該サイズを所定値と比較してその結果に応じて正常表示
    または異常表示を行なう請求項4または5に記載のディ
    スクプレーヤの再生性能測定装置。
  7. 【請求項7】前記デコーダでのデコード結果に基づきテ
    ストディスクの読取りエラーを測定するエラー測定部を
    設けた請求項2に記載のディスクプレーヤの再生性能測
    定装置。
  8. 【請求項8】エラー測定部で測定されたエラー情報を再
    生性能に関するデータとともに表示する請求項7に記載
    のディスクプレーヤの再生性能測定装置。
  9. 【請求項9】単一周波数信号が記録されディスク上の一
    部に読取不能部が形成されたテストディスクを用いてデ
    ィスクプレーヤの再生性能を測定する装置であって、 ディスクプレーヤ側で再生されたテストディスクのオー
    ディオ信号を取り込んで歪率を測定する歪率測定部を設
    けたことを特徴とするディスクプレーヤの再生性能測定
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165339A (ja) * 2008-10-06 2010-07-29 Nvidia Corp カスケード接続メモリを使用して処理能力を評価するためのメディアキャプチャシステム、方法及びコンピュータプログラム製品
JP2010165402A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Almedio Inc 光ディスク装置の再生性能評価用光ディスク及び評価方法

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