JP2001350882A - 派遣教師の決定方法及びその記憶媒体 - Google Patents

派遣教師の決定方法及びその記憶媒体

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JP2001350882A
JP2001350882A JP2000209035A JP2000209035A JP2001350882A JP 2001350882 A JP2001350882 A JP 2001350882A JP 2000209035 A JP2000209035 A JP 2000209035A JP 2000209035 A JP2000209035 A JP 2000209035A JP 2001350882 A JP2001350882 A JP 2001350882A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】教師への派遣業務の割り振り処理を、熟練者が
いなくても効率的にできるようにすること。 【解決手段】所定教師のプロフィールを示す教師データ
を予め記憶しておき、依頼先からの担当教師の派遣依頼
に応じて、少なくとも受注業務の学習コース、科目、派
遣場所、学習時間を特定した受注データを受け付ける受
注ステップと、前記受注データのうち、学習コース、科
目、派遣地域などを抽出条件として、所定教師の中から
担当可能な教師を抽出する抽出ステップと、前記抽出さ
れた教師に対して前記受注業務の受注データを参照して
担当の諾否を返答するよう通知する照会ステップと、前
記教師からの返答に基づいて、前記依頼先に対して担当
を受諾した教師の教師データを参照して特定の教師を選
択するよう通知する応答ステップと、前記担当を受諾し
た教師に前記選考結果を通知する確定ステップとを備え
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家庭教師等を派
遣する業者において、各教師派遣業務を受注した際にそ
の業務の担当教師を決める方法についての派遣教師の決
定方法及びその記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭教師等を派遣する教師派遣業務は、
集団教育である学校教育の弱点を補うものとして、ある
いは、より高度な英才教育を行うための、マンツーマン
の教育サービスを提供する業務である。そして、予め教
師を小中高の学習コースや担当科目ごとに選抜して登録
しておき、依頼者から教師派遣依頼があったときに、そ
の生徒の希望する受講学年(学習コース)、受講科目、
受講時間や受講日時などの詳細を把握して、登録してあ
る教師群の中からマッチする教師を選択することで教師
に受注業務を割り振っていた。この際、最適な割り振り
を行うためには、生徒の希望をかなえながら、教師の担
当学年や担当科目はもちろん、派遣場所、スケジュール
の如何、得意分野、年齢、性別等々まで勘案する必要が
あり、この割り振りはただ人手があれば足りるという仕
事ではなく、迅速、かつ円滑に仕事を進めるためには、
経験のある熟練者が必要とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな経験ある熟練者を雇用することはかなりの経済的負
担がかかることであるし、そのような経験ある熟練者で
あっても、多数の案件を生徒の希望に添いながら、教師
の満足のいくように、迅速、かつ円滑に処理することは
至難のわざである。ともすると、教師に一方的に業務が
決められたという不満が残り志気が低下し、生徒の学習
効果に影響を及ぼすようなこともないとはいえない。ま
た、どんなに熟練者といえども、多数の教師に関する詳
細をすべて熟知して業務の割り振りを行うことは、物理
的に無理があり、仕事の迅速さが損なわれることにもな
りかねない。さらに、依頼先(生徒の父兄)にとっても
教師の人選には直接関与できず、業者の人選をひたすら
信頼して担当教師に生徒を託すという受け身的な態度を
とらざるを得ない。依頼先にしてみれば、対価を支払っ
ていながら教師の選択に直接関与できないことに何か割
り切れないものを感じているのが本音である。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、インターネット等を利用したコンピ
ュータシステムを用い、教師への派遣業務の割り振り処
理を熟練者がいなくても効率的にできるようにし、かつ
対価を支払う依頼先(生徒の父兄)の正当な関与に基づ
いて、教師の志気と責任感が高められ生徒の学習効果の
向上が期待できる派遣教師の決定方法及びその記憶媒体
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような方法をとる。すなわ
ち、請求項1に係わる発明は、所定教師のプロフィール
を示す教師データを予め記憶しておき、依頼先からの担
当教師の派遣依頼に応じて、少なくとも受注業務の学習
コース、科目、派遣場所、学習時間を特定した受注デー
タを受け付ける受注ステップと、前記受注データのう
ち、学習コース、科目、派遣地域などを抽出条件とし
て、所定教師の中から担当可能な教師を抽出する抽出ス
テップと、前記抽出された教師に対して前記受注業務の
受注データを参照して担当の諾否を返答するよう通知す
る照会ステップと、前記教師からの返答に基づいて前記
依頼先に対して担当を受諾した教師の教師データを参照
して特定の教師を選択するよう通知する応答ステップ
と、前記受注データと前記依頼先から選択された特定の
教師の教師データとに基づいて担当教師を確定した確定
データを作成し、前記担当を受諾した教師に前記選考結
果を通知する確定ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0006】請求項2に係わる発明は、請求項1におい
て、前記教師からの返答を担当の諾否別に集計し、担当
を受諾した教師が1名以上いる場合は担当を受諾したグ
ループ教師の教師データを参照して特定の教師の選択を
促す旨を、担当を受諾した教師が1名もいない場合はそ
の旨を、各々前記依頼先に通知する応答ステップを備え
ることを特徴とする。
【0007】請求項3に係わる発明は、請求項1〜2の
いずれかにおいて、前記教師及び依頼先への通知を電子
メールで通知することを特徴とする。
【0008】請求項4に係わる発明は、請求項1〜3の
いずれかにおいて、前記抽出された教師に対して前記受
注データを参照させる前に認証を行い、認証された教師
に対して前記受注データの参照を許可することを特徴と
する。
【0009】請求項5に係わる発明は、請求項1〜4の
いずれかにおいて、前記依頼先に対して前記教師データ
を参照させる前に認証を行い、認証された依頼先に対し
て前記教師データの参照を許可することを特徴とする。
【0010】請求項6に係わる発明は、請求項1〜5の
いずれかにおいて、前記受注データのなかで、受講可能
な学習時間帯が複数指定された場合に、前記受注業務の
担当を受諾する教師にはいずれか1つの学習時間帯を選
択して返答させることを特徴とする。
【0011】請求項7に係わる発明は、請求項1〜6の
いずれかにおいて、前記教師データは、識別番号、氏
名、年齢、性別、居住場所、電話番号、メールアドレ
ス、派遣可能地域、担当学習コース、担当科目、経歴、
教師実績、自己紹介及び画像データなどの項目から構成
されることを特徴とする。
【0012】請求項8に係わる発明は、請求項7におい
て、前記依頼先に提示する教師データは、特定の担当教
師を選択する基準となる項目だけを提示することを特徴
とする。
【0013】請求項9に係わる発明は、請求項1〜8の
いずれかに記載の派遣教師の決定方法に係わるプログラ
ム記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
【0014】この発明においては、依頼先からの教師の
派遣依頼に応じて、担当を受諾意向の教師を募り、依頼
先自身がその中から教師を選択することにより、派遣教
師の決定が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明における好適な実施
形態について添付図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本実施形態の派遣教師の決定方法
を実現するコンピュータシステムの全体の構成を示すブ
ロック図である。この図において、符号10はサーバで
あり、電話回線を経由してインターネットNETに接続
されている。符号10a、・・・は依頼先端末を、符号
10b、10c、10d、・・・は教師端末を各々表す
ものとする。これらもサーバ10と同様にインターネッ
トNETに接続される。端末10a、・・・及び端末1
0b、10c、10d、・・・はいずれもCRTやLC
D等の表示部と、キーボードやマウス等の入力部を持
つ。このようなコンピュータシステムにおいて、教師派
遣業務を依頼する依頼先は、例えば端末10aを操作し
て教師派遣の業務依頼をサーバ10に登録し、派遣業務
を遂行する教師は、端末10b、10c、10dなどを
操作してサーバ10から通知を受けた派遣業務の業務照
会を行い、その業務の担当の諾否を返答する。そして、
再び依頼先は端末10aを操作してサーバ10から通知
を受けた担当を受諾意向の教師の中から特定の教師を選
択して担当教師を決める。
【0017】次にサーバ10の構成について説明する。
図2は、サーバの構成を示すブロック図である。処理制
御部11は、業務依頼処理、業務照会処理及び教師選択
処理などの制御を行う。入出力制御部12は、インター
ネットNETを介して接続された端末を通して入出力さ
れるデータを制御する。データ入力/表示部18は、キ
ーボードやマウス等の入力装置を備えデータの入力を行
う。また、CRTやLCD等の表示装置を備え各種デー
タの表示を行う。符号13〜17は各々記憶手段であ
り、以下に説明するファイルが記憶されている。
【0018】受注データファイル13には、図6に示さ
れる受注データ入力画面から入力される受注業務の受注
データが記憶される。確定データファイル14には、受
注データと担当教師の氏名等からなる受注業務の確定デ
ータが記憶される。顧客マスタファイル15には、依頼
先である顧客情報が記憶されている。教師マスタファイ
ル16には、派遣業務を遂行する教師のプロフィールを
示す教師データ情報が記憶されている。教師データは、
識別番号、氏名、年齢、性別、居住場所、電話番号、メ
ールアドレス、派遣可能地域、担当学習コース、担当科
目、経歴、教師実績、自己紹介及び画像データなどの項
目から構成されている。ここで、派遣可能地域には、勤
務可能な地域名が都道府県別に書かれている。複数の地
域に勤務可能の場合は、例えば「東京都、神奈川県」と
なる。担当学習コースは、大学受験コース、高校コー
ス、高校受験コース、中学コース、中学受験コース、小
学コースなどがあり、担当可能な学習コースが、例えば
「大学受験コース、高校コース」と表記される。担当科
目は、担当可能な科目名がすべて表記される。メールデ
ータファイル17は、依頼先や教師に通知するメールの
文章内容をパターン化して保持している。例えば、図1
3は、教師端末に送信するメールの一例である。ファイ
ル上では、宛先31a、件名31b、名前31d欄は、
空欄のままで保持されている。また、図14と図15
は、依頼先端末に送信するメールの一例であり、図16
は、教師端末に送信するメールの一例である。
【0019】なお、本発明の派遣教師の業務決定方法に
おいて実行される処理は、本発明の派遣教師の業務決定
方法の実行プログラムが記憶された半導体メモリや磁気
ディスク、その他のプログラム記憶媒体からのプログラ
ム読み取りによるプログラム実行によって各プログラム
構成要素の動作を制御して実行することができる。
【0020】次に、本発明形態の動作について説明す
る。図1において、依頼先端末と教師端末とに分けられ
ているが、これは説明の便宜上のためで、実際は一つの
端末が依頼先端末とも、教師端末ともなり得る。
【0021】まず、サーバ10に依頼先端末10aが接
続されると、図2に示される処理制御部11は、この接
続を入出力制御部12を介して検知し、図3に示される
フローチャートに従って依頼先端末10aを制御する。
以下、依頼先端末からの業務依頼処理の実施形態につい
て図3のフローチャートに従って動作を説明する。
【0022】はじめに、処理制御部11は、接続された
依頼先端末10aの表示部に対して図4に示されるサー
ビス内容の画面を表示させ、業務依頼20a、業務照会
20bあるいは教師選択20cのうち所望する処理を選
択するように促す。依頼先端末10aの端末操作者は、
業務依頼20aを選択し、確認21を押下する。これに
より、処理制御部11は、図3のフローチャートのステ
ップS1において依頼先からの教師派遣依頼を検知す
る。
【0023】依頼先から教師派遣の依頼を検知した処理
制御部11は、図5に示される識別番号入力画面を表示
し、依頼先に予め付与している識別番号の入力を促す。
そして、依頼先端末10aからIDとパスワードが入力
され、かつ、それが正当であると判断した場合に、手順
を図3のステップS2に進め、図6に示される教師派遣
業務の受注データの入力を促す受注データ入力画面を表
示する。この際、ジョブ番号23a、受付日23bは表
示されている。また、入力された識別番号により顧客マ
スタファイル15から依頼先(父兄)の氏名、住所、電
話番号、メールアドレス等を特定し依頼先欄23cに表
示し、派遣先(生徒)の氏名、住所等を特定し派遣先欄
23dに表示する。23kは派遣地域を示している。続
いて、その他の受注データの受付処理に進む。
【0024】依頼先端末10aの端末操作者は、図6の
受注データの入力画面から、学習コース23e、科目2
3f、時間数23g、学習時間23hを入力するが、学
習コース23eと科目23fには、プルダウンメニュー
(図示せず)等で内容項目を表示させ、その中から選択
させるようにする。学習時間23hには、時間数23g
で指定した時間数で、受講可能な曜日を選び、受講可能
な時間を入力する。受講可能な曜日と時間が複数ある場
合は複数入力する。図6の例では、三つの受講可能時間
が指定されている。また、入力された曜日には○印を表
示して強調しているが色を変えるなどしてもよい。最後
に、確認21を押下して入力を完了する。
【0025】処理制御部11は、図3のステップS3に
おいて受注データの入力を受け付けると、入力された受
注データを受注データファイル13に記憶する。以上の
手順によって、業務依頼の受注データの登録が終了す
る。受注データファイル13の受注データは、図17に
示すようにデータ表示部18に表示して確認することが
できる。
【0026】続いて処理制御部11は、図3のステップ
S4の担当可能教師の抽出を行う。受注データの入力画
面から入力されたデータのうち、学習コース23e、科
目23f及び派遣地域23kを抽出条件として教師マス
タファイル16を検索し、抽出条件に合致する担当学習
コース、担当科目及び派遣可能地域のデータを持つ教師
データのレコードを抽出する。そして、手順をステップ
S5に進め、メールデータファイル17から図13に示
される業務照会依頼メッセージを読み出し、宛名31a
に教師データのメールアドレスを、件名31bに受注デ
ータのジョブ番号23aを、名前31dに教師データの
氏名を各々設定し電子メールを送信して教師への業務担
当の問い合わせ通知を行う。ステップS6において、抽
出された全教師データについてこの処理を繰り返す。
【0027】次に、教師よりの業務照会処理について説
明する。業務担当の問い合わせの電子メールを教師端末
10bで受信した端末操作者(教師)は、教師端末10
bを操作してサーバ10に接続する。処理制御部11
は、接続された教師端末10bの表示部に対して図4の
サービス内容の画面を表示させ所望する処理の選択を促
す。教師端末10bから業務照会20bが選択されるこ
とにより、処理制御部11は、図3のステップS7にお
いて教師からの業務照会要求を検知する。
【0028】教師から業務照会の要求を検知した処理制
御部11は、図5に示される識別番号入力画面を表示
し、教師に予め付与している識別番号の入力を促す。識
別番号の入力とは、IDとパスワードを入力させること
であり、教師端末10bからIDとパスワードが入力さ
れ、かつ、それが正当であると判断した場合にのみ以下
の処理に進める。これによりIDを有する特定の教師の
みが、業務照会のサービスを享受することが可能とな
る。そして、手順を図3のステップS8に進め、図7に
示されるジョブ番号入力画面を表示し、照会したい業務
のジョブ番号を入力させ、その番号に対応する受注業務
の業務内容を示す受注データ表示して業務担当の諾否の
入力を促す。
【0029】図8はその一例を示す図である。この例
は、時間数26aは週1回1時間、学習時間26bは3
通りの受講可能時間帯が指定されている。教師は教師端
末10bから都合の良い時間帯を確認し、またその他の
条件も勘案して業務を担当するか否かを判断し、諾27
あるいは否28を押下する。
【0030】この際、図3のステップS9において、図
8の諾27の押下を検出した処理制御部11は、学習時
間が確定しているか否かチェックし、もし、まだ確定し
ていない場合は、図9に示される学習時間確定画面を表
示して学習時間の確定を促す。教師端末10bの教師
は、受講可能な学習時間29の中から最適な学習時間を
一つ選択して確認21を押下することにより学習時間の
確定を行う。処理制御部11は、確定した学習時間を受
け付けると、学習時間の確定した受注データを図10に
示すように表示し、教師端末10bの教師にその確認を
促す。
【0031】教師からの業務担当の返答を検知する処理
制御部11は、図3のステップS10において一定の待
ち時間を設けて教師からの返答を担当の諾否別に集計
し、その結果に基づいて以下の2ケースに場合分けして
処理を行う。この際、ジョブ番号ごとに業務担当を受諾
した教師の識別番号とその教師の確定学習時間を関連付
けてワーク領域などに保持しておく。
【0032】(第1のケース)図3のステップS11に
おいて、業務担当を受諾した教師が1名以上いる場合
は、処理制御部11は、手順を図3のステップS12に
進め、該当のジョブ番号に対応する受注データを受注デ
ータファイル13から読み出し、また、メールデータフ
ァイル17から図14に示される教師選択依頼メッセー
ジを読み出し、宛名32aに受注データの依頼先メール
アドレス23jを、件名32bに受注データのジョブ番
号23aを、名前32dに受注データの依頼先氏名23
iを各々設定し電子メールを送信して依頼先への教師選
択依頼を通知する。図14は複数の教師が業務担当を受
諾した場合のメッセージ例であり、図15は教師1名が
業務担当を受諾した場合のメッセージ例である。
【0033】次に、依頼先よりの教師選択処理について
説明する。教師選択の電子メールを依頼先端末10aで
受信した端末操作者は、依頼先端末10aを操作してサ
ーバ10に接続する。処理制御部11は、接続された依
頼先端末10aの表示部に対して図4のサービス内容の
画面を表示させ所望する処理の選択を促す。依頼先端末
10aから教師選択20cが選択されることにより、処
理制御部11は、図3のステップS13において依頼先
からの教師選択要求を検知する。
【0034】依頼先から教師選択要求を検知した処理制
御部11は、図5に示される識別番号入力画面を表示
し、依頼先に予め付与している識別番号の入力を促す。
識別番号の入力とは、IDとパスワードを入力させるこ
とであり、依頼先端末10aからIDとパスワードが入
力され、かつ、それが正当であると判断した場合、手順
を図3のステップS14に進め、図7に示されるジョブ
番号の入力を促すジョブ番号入力画面を表示する。処理
制御部11は、ジョブ番号の入力を検知すると、このジ
ョブ番号に関連付けられた業務担当意向の教師の識別番
号を得て教師マスタファイル16を検索して教師データ
を読み出し、図11に示されるように業務担当意向の教
師選択画面を表示して担当教師の選択を促す。
【0035】依頼先端末10aの端末操作者は、図11
の業務担当意向の教師選択画面から教師選択を行う。図
11の例では、教師データのうち、氏名、性別、年齢、
居住場所、確定学習時間が表示され、ここで、任意の案
件を選択することで画面下方にその他の情報が表示され
る。図12は、最上位の案件30aが選択され、画面下
方30bに経歴、教師実績、自己紹介文及び顔写真が表
示されたものである。依頼先端末10aの端末操作者
は、提示された教師データを勘案して最適と信じる教師
が決まったら、その特定の教師の教師データを選択し
て、確認21を押下する。
【0036】処理制御部11は、図3のステップS15
において、依頼先端末10aからの教師選択を受け付け
ると、このジョブ番号に対応する受注業務の受注データ
を受注データファイル13から削除し、学習時間の確定
した受注データと担当の確定した教師の教師データに基
づいて受注業務の確定データを図3のステップS16に
おいて作成し、これを確定データファイル14に登録す
る。確定データファイル14の確定データは、図18に
示すようにデータ表示部18に表示して確認することが
できる。
【0037】処理制御部11は、手順をステップS17
に進め、業務担当を受諾する返答をした教師すべてに対
して採用不採用の結果を電子メールで通知する。ここ
で、保持されている識別番号に基づいて教師のメールア
ドレスと氏名を読み出し、採用の確定した教師には、メ
ールデータファイル17から図16に示される業務担当
確定メッセージを読み出し、宛名34a、件名34b、
名前34dに各々適正なデータを設定し電子メールを送
信する。不採用の教師に対しても同様にして不採用の旨
の電子メールを送信する。
【0038】(第2のケース)図3のステップ18にお
いて、業務担当を受諾した教師が無しの場合は、処理制
御部11は、手順を図3のステップS18に進め、ステ
ップS12の教師選択依頼のメッセージ通知と同様にし
て、メールデータファイル17から読み出した所定のメ
ッセージに、受注データファイル13から読み出した該
当のジョブ番号に対応する受注データのうちの所定デー
タを設定し、担当教師の空きがない旨を依頼先へ電子メ
ールで通知する。
【0039】以上説明したように、本実施形態において
は、依頼先からの教師派遣の業務依頼には依頼先端末か
ら派遣業務の受注データを入力させるので、専任の受注
係等が不要になるだけでなく、依頼先が直接担当教師を
選択することにより、教師への業務の割り振り処理を行
う熟練者も不要となる。業務の割り振り処理の進行状況
は、適宜に受注データと確定データをデータ表示部18
に表示することで確認できる。図17は、派遣業務の受
注データ表示画面の一例であり、受付順に古い案件が上
に表示される。そして、担当教師が確定すると、この画
面から削除され、確定データ画面中に表示される。図1
8は、派遣業務の確定データ表示画面の一例であり、確
定順の新しい案件が上に表示される。どちらの画面もス
クロール機能により上下左右のデータ参照が可能であ
る。
【0040】また、依頼先よりの教師選択において、業
務担当意向の教師選択画面を表示する際、教師の教師デ
ータの全項目を表示するのではなく、図11、図12に
示すように特定の教師を選択する基準となる項目だけを
表示させることにより、教師個人のプライバシーを保護
するとともに、画面表示をすっきりさせて見やすくして
いる。図11、図12の例では、教師データとして、氏
名、性別、年齢、居住場所のおおよその地域名、経歴、
教師実績、自己紹介及び写真データを表示しているが、
氏名や写真データなどは必ずしも表示しなくてもよい。
【0041】また、教師からの業務担当の返答を検知す
る際、一定の待ち時間を設定して教師からの返答を集計
しているが、先着順にして担当を受諾する教師の数が前
もって決められた人数に達したら締め切るようにしても
よい。あるいは、一定の待ち時間と先着順とを併用させ
て、どちらかの条件が満たされたらそこで締め切るよう
にしてもよい。
【0042】また、所定教師の中から担当可能教師を抽
出する際、受注データのうち、学習コース、科目、派遣
地域、学習時間を抽出条件としてもよい。まず、学習コ
ース、科目、派遣地域を抽出条件として教師マスタファ
イル16を検索して該当教師を抽出し、さらに、抽出さ
れた教師を検索条件として確定データファイル14を検
索し、抽出条件の学習時間(可能時間帯が複数ならその
すべて)が検索された確定データで現在継続中の業務の
確定データの学習時間に重なる場合はその教師を抽出教
師から除外する。この場合は、抽出される教師の数がよ
り限定される効果がある。ここで確定データ中に業務の
開始時期と終了時期の項目があり、これにより業務が継
続中か否かが判断できる。これらの項目データは確定テ
ータが登録後にデータ入力部18から入力される。もち
ろん、他の例として受注データ入力時に受注データ画面
から依頼先に入力させることも可能である。
【0043】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形・
変更が可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
依頼先(生徒の父兄)からの教師派遣の業務依頼には、
依頼先端末から派遣業務の受注データを入力させるの
で、専任の受注係等が不要になるだけでなく、教師への
派遣業務の割り振り処理が熟練者がいなくてもできるこ
とから経済的負担の軽減が計れる。そして、依頼先が自
分の端末を操作して担当を受諾した教師の中から担当教
師を選択することで派遣教師の決定処理が迅速に完了す
るので、派遣教師の決定処理を全体的に効率化できる。
また、生徒の受講可能な学習時間帯を端末から複数指定
させ、教師がその中から都合のいい学習時間帯を選択で
きることにより、教師のスケジュール調整が容易とな
る。さらに、教師の意向を踏まえた上で依頼先が教師選
択の最終決定をすることにより、対価を支払う依頼先の
正当な関与が可能となり、教師は依頼先から選択される
ことから業務に対する責任感とモチベーションの高揚が
期待できる。その結果として、受講者の学習効果の向上
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施形態におけるサーバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同実施形態におけるサーバの派遣教師の決定の
フローチャートである。
【図4】同実施形態におけるサービス内容選択画面の一
例を示す図である。
【図5】同実施形態における識別番号入力(認証)画面
の一例を示す図である。
【図6】同実施形態における受注データ入力画面の一例
を示す図である。
【図7】同実施形態におけるジョブ番号入力画面の一例
を示す図である。
【図8】同実施形態における業務担当の諾否の受付画面
の一例を示す図である。
【図9】同実施形態における学習時間を確定する画面の
一例を示す図である。
【図10】同実施形態における業務内容を確認する画面
の一例を示す図である。
【図11】同実施形態における教師選択画面の一例を示
す図である。
【図12】同実施形態における教師選択画面の一例を示
す図である。
【図13】同実施形態における教師への業務担当の問い
合わせ通知の一例を示す図である。
【図14】同実施形態における依頼先への教師選択通知
の一例を示す図である。
【図15】同実施形態における依頼先への教師確認通知
の一例を示す図である。
【図16】同実施形態における教師への業務担当の確定
通知の一例を示す図である。
【図17】同実施形態における受注データ表示画面の一
例を示す図である。
【図18】同実施形態における確定データ表示画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10 サーバ 11 処理制御部 12 入出力制御部 13 受注データファイル 14 確定データファイル 15 顧客マスタファイル 16 教師マスタファイル 17 メールデータファイル 18 データ入力表示部 10a、10b、10c、10d 端末

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定教師のプロフィールを示す教師デー
    タを予め記憶しておき、依頼先からの担当教師の派遣依
    頼に応じて、少なくとも受注業務の学習コース、科目、
    派遣場所、学習時間を特定した受注データを受け付ける
    受注ステップと、前記受注データのうち、学習コース、
    科目、派遣地域などを抽出条件として、所定教師の中か
    ら担当可能な教師を抽出する抽出ステップと、前記抽出
    された教師に対して前記受注業務の受注データを参照し
    て担当の諾否を返答するよう通知する照会ステップと、
    前記教師からの返答に基づいて、前記依頼先に対して担
    当を受諾した教師の教師データを参照して特定の教師を
    選択するよう通知する応答ステップと、前記受注データ
    と、前記依頼先から選択された特定の教師の教師データ
    とに基づいて担当教師を確定した確定データを作成し、
    前記担当を受諾した教師に前記選考結果を通知する確定
    ステップとを備えることを特徴とする派遣教師の決定方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の派遣教師の決定方法に
    おいて、前記教師からの返答を担当の諾否別に集計し、
    担当を受諾した教師が1名以上いる場合は担当を受諾し
    たグループの教師の教師データを参照して特定の教師の
    選択を促す旨を、担当を受諾した教師が1名もいない場
    合はその旨を、各々前記依頼先に通知する応答ステップ
    を備えることを特徴とする派遣教師の決定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法において、前記教師及び依頼先への通知を
    電子メールで通知することを特徴とする派遣教師の決定
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法において、前記抽出された教師に対して前
    記受注データを参照させる前に認証を行い、認証された
    教師に対して前記受注データの参照を許可することを特
    徴とする派遣教師の決定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法において、前記依頼先に対して前記教師デ
    ータを参照させる前に認証を行い、認証された依頼先に
    対して前記教師データの参照を許可することを特徴とす
    る派遣教師の決定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法において、前記受注データのなかで、受講
    可能な学習時間帯が複数指定された場合に、前記受注業
    務の担当を受諾する教師にはいずれか1つの学習時間帯
    を選択して返答させることを特徴とする派遣教師の決定
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法において、前記教師データは、識別番号、
    氏名、年齢、性別、居住場所、電話番号、メールアドレ
    ス、派遣可能地域、担当学習コース、担当科目、経歴、
    教師実績、自己紹介及び画像データなどの項目から構成
    されることを特徴とする派遣教師の決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の派遣教師の決定方法に
    おいて、前記依頼先に提示する教師データは、特定の担
    当教師を選択する基準となる項目だけを提示することを
    特徴とする派遣教師の決定方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の派遣教
    師の決定方法に係わるプログラム記憶したことを特徴と
    するプログラム記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018427A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 株式会社キャニオン・マインド 教育支援システム

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