JP2001348098A - 同時複数系統製造ラインにおける調製システム - Google Patents

同時複数系統製造ラインにおける調製システム

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JP2001348098A
JP2001348098A JP2000170255A JP2000170255A JP2001348098A JP 2001348098 A JP2001348098 A JP 2001348098A JP 2000170255 A JP2000170255 A JP 2000170255A JP 2000170255 A JP2000170255 A JP 2000170255A JP 2001348098 A JP2001348098 A JP 2001348098A
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chemical
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tanks
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Shingo Yamauchi
慎吾 山内
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時複数系統の製造ラインにおいて、多品種
適性を持たせる。 【解決手段】 感光材料の製造に必要な塗布液の種類数
分の塗布液調製系統GA1〜GAnを設ける。各塗布液
調製系統GA1〜GAnを、1つの塗布液調製タンク2
1 〜20n と、複数の汎用薬液ストックタンク221
〜22n と、複数の汎用薬液調製タンク251 〜25n
とから構成する。これら薬液調製タンク251 〜25n
と薬液ストックタンク221 〜22n とを対応させて個
別に接続し、これらを縦割りの配列にする。新たな品種
の感光材料の製造や、処方改良の場合に、薬液ストック
タンク221 〜22n の内容物を品種や処方毎に入れ換
える。新たな配管や薬液ストックタンク221 〜22n
等を増設することなく、多品種適性が向上する。縦割り
の配列のため、分岐やエルボ等の配管個所が少なくな
り、メンテナンス性及び洗浄性が向上する他に、薬液残
量の算出が容易且つ精度よく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学、食品、感光
材料などの製造における同時複数系統製造ラインにおけ
る調製システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光材料の製造においては、扱う原材料
が多岐にわたること、同時に調製しなければならない塗
布液が多層同時塗布の分だけの種類にならざるを得ない
こと、原材料の要因変更や処方改良に伴う頻繁な液種変
更が必要なことから、バッチプロセスを用いることが多
い。
【0003】図2は、従来の感光材料の製造ラインにお
ける塗布液調製システムの要部を示す概略図である。こ
の塗布液調製システムでは、同時に塗布する塗布液の分
だけ塗布液調製タンク101 〜103 ,・・・10
n や、これに薬液を供給する多数の薬液供給配管11や
薬液計量器(図示せず),・・・、専用の薬液ストック
タンク121 〜129 、これら薬液ストックタンク12
1 〜129 にストックする薬液を調製する汎用の薬液調
製タンク131 〜123 ,・・・などが必要になる。し
かも、薬液供給配管11や薬液計量器の数は、膨大なも
のとなり、それに付随する自動弁類も含めると、初期に
多大な設備投資を必要とする。また、ある種の添加物
は、複数層の塗布液にまたがって添加が必要なため、例
えば薬液ストックタンク121 から複雑な分岐配管を設
けることにもなり、処方変更の都度、分岐配管を増加し
たり、接続変更を行ったりする工事が必要になる。
【0004】これに対して、(1)特開平4−9570
0号公報には、主配管を薬液ストック装置に接続し、各
調製系統へ分岐配管で供給する薬液分配方法及び装置が
提案されている。(2)また、特開平7−71699号
公報には、複雑多岐な配管の本数を抑制するために、ス
トック装置と次の下流側装置である薬液計量器との間に
配管接続ステーションを設けて自動接続することが提案
されている。(3)また、特開平5−305232号公
報には、配管を各種単位操作ステーションに集中させ、
調製タンクそのものをステーション間で移動させること
で配管の錯綜を避ける液体の調製方法が提案されてい
る。(4)また、特開平7−198100号公報には、
配管そのものの存在は認めた上で、洗浄操作等の効率化
を図った洗浄媒体・製品流体切換方法及び装置が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(2),(3)では付随する設備に巨額の投資を必要と
するし、限られたステーションでは頻繁な処方変更には
対応することができないため、すぐに追加投資を必要と
する。また、上記(1),(4)では、配管をベースと
している分、投資は抑制されるが、新規の原材料を用い
る場合や処方変更の場合に、増設やまたは錯綜した配管
群の中での接続変更が必要になる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、配管や薬液ストックタンクの増設及び変更をする
ことなく、新規の原材料の追加や処方変更に簡単に対応
することができるようにした同時複数系統製造ラインに
おける調製システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、薬液を調製するための複数
の汎用1次調製タンクと、各汎用1次調製タンクに個別
に接続されている複数の汎用薬液ストックタンクと、各
汎用薬液ストックタンクからの薬液を調製するための2
次調製タンクとからなる調製系統を複数設け、処方切り
替え時には、前記各調製タンク及び薬液ストックタンク
の内容物を入れ換えて調製を行うものである。なお、前
記汎用1次調製タンク及び汎用薬液ストックタンクを、
前記調製系統毎に、この調製系統で用いる最大の計量・
添加ライン数に設定することが好ましい。また、共通使
用の薬液を調製する共通薬液用の1次調製タンクと、こ
の共通薬液用の1次調製タンクに接続されている共通薬
液ストックタンクと、この共通薬液ストックタンクから
の薬液を前記複数の調製系統の各2次調製タンクに供給
する配管とを備えることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の同時複数系統製
造ラインにおける調製システムを実施した感光材料の塗
布液製造ラインの要部を示す概略図である。塗布液は、
感光材料の仕様に合わせて、必要な品種が作成される。
このため、塗布液調製タンク201 〜20n は、感光材
料の各層に対応して必要な品種分が設けられている。
【0009】各塗布液調製タンク201 〜20n には、
配管21を介して汎用の薬液ストックタンク221 〜2
n が接続されている。また、塗布液調製タンク201
〜20n と薬液ストックタンク221 〜22n との間の
配管21には、薬液計量装置23が設けられている。薬
液計量装置23は、必要量の薬液を塗布液調製タンク2
1 〜20n に送り出す。
【0010】薬液ストックタンク221 〜22n には、
汎用の薬液調製タンク251 〜25 n が接続されてい
る。薬液調製タンク251 〜25n には、水、メタノー
ル等の各種原料が投入され、所定の薬液が調製される。
【0011】これら複数個の薬液調製タンク251 〜2
n 、薬液ストックタンク221 〜22n 、薬液計量装
置23は個別に直列に接続されて、個別の薬液調製系統
が縦割りで配列される。そして、これら複数個の薬液調
製系統が各塗布液調製タンク201 〜20n に接続され
て、塗布液1〜塗布液nの塗布液調製系統GA1〜GA
3,・・・GAnが構成される。
【0012】本実施形態では、複数の塗布液調製系統G
A1〜GAnにおいて、長期にわたって同じ薬液を用い
るため、共通使用の薬液を調製する共通薬液用の薬液調
製タンク30と、この共通薬液用の調製タンク30に接
続されている共通薬液ストックタンク31と、この共通
薬液ストックタンク31からの薬液を各塗布液調製系統
GA1〜GAnの各塗布液調製タンク201 〜20n
供給する分岐配管32と、図示省略の薬液計量装置とを
備えている。これにより、共通で用いる薬液について
は、調製タンク30,ストックタンク31からなる1つ
の薬液調製系統によって作成され、各塗布液調製タンク
201 〜20n に送られる。
【0013】品種の異なる感光材料を製造する場合に
は、薬液の品種や処方毎に、薬液調製系統GA1〜GA
nを新たに割り振って対応する。この場合に、薬液を入
れ換える薬液調製系統GA1〜GAnでは、洗浄液にて
洗浄を行う。
【0014】このように、共通薬液の調製系統を除く他
の薬液調製系統では、薬液調製タンク251 〜25n
薬液ストックタンク221 〜22n 、計量装置23が各
薬液調製系統GA1〜GAn毎に縦割りの配列となるた
め、配管を機械的に整然と配列することができ、メンテ
ナンス性が向上する。また、配管が錯綜することがない
ので、無用な分岐やエルボー等の配管の使用が抑制さ
れ、洗浄性も向上する。しかも、共通薬液を除く他の薬
液調製系統では、複数系統にまたがって薬液を供給する
ことがないため、複雑な演算を必要とする薬液必要量の
算出の際に、薬液残量を精度よく且つ容易に求めること
ができる。すなわち、従属している系統のみに焦点を当
てることができるため、シンプル且つ精度よく必要量を
算出することができ、廃棄処分となる余剰分の損失を少
なくすることができる。
【0015】なお、各塗布液毎に薬液調製系統を縦割り
に配列して専用の薬液調製系統とするので、場合によっ
ては、異なった塗布液調製系統にて同一種の薬液を準備
することも起こり得るが、制御システムの支援システム
によって各々の系統での必要量のみを精度良く調製し準
備することができる。したがって、従来方式同等のロス
に抑制が可能である。また、分岐配管を介して薬液を各
塗布液調製タンク20 1 〜20n に分配することがない
ので、作業ミスの防止も図れる。
【0016】なお、上記実施形態では、共通使用の薬液
については、他の塗布液調製系統にまたがって供給する
ようにしたが、この共通使用の薬液も他の薬液調製系統
のように、他の塗布液調製系統に供給することのない縦
割り配列としてもよい。
【0017】上記実施形態では、感光材料の製造ライン
における塗布液調製に本発明を実施したが、これは、そ
の他の処理に実施してもよい。また、感光材料の製造ラ
インに限らず、化学プラントや食品製造プラントなどの
他の分野において、同時に複数の薬液を製造する場合に
本発明を実施してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、薬液を調製するための
複数の汎用1次調製タンクと、各汎用1次調製タンクに
個別に接続されている複数の汎用薬液ストックタンク
と、各汎用薬液ストックタンクからの薬液を調製するた
めの2次調製タンクとからなる調製系統を複数設けたか
ら、複数の1次調製タンク、薬液ストックタンク、2次
調製タンクが各系統毎に縦割りに配列されるため、配管
類を整然と並べることができる。これにより、メンテナ
ンス性及び洗浄性が向上する他に、薬液の必要量を算出
するための薬液残量の算出を簡単に且つ精度よく求める
ことができる。また、複数系統にまたがって薬液を送る
ことが無くなり、操作ミスの発生が抑えられる。
【0019】各調製タンク及び薬液ストックタンクを汎
用とし、処方切り替え時には、これらの内容物を入れ換
えて調製を行うから、原材料の要因変更や処方改良に伴
う頻繁な液種変更にも容易に対応することができ、多品
種適性を持つ同時複数系統製造ラインにおける調製シス
テムを提供することができる。すなわち、新商品や処方
改良によって、新規原料の使用や、既存原料であっても
添加先が異なる場合が発生しても、従来のように、薬液
ストックタンク、計量装置、配管等を逐次増設する必要
が無く、柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同時複数系統製造ラインにおける調製
システムを実施した塗布液製造ラインの要部を示す概略
図である。
【図2】従来の塗布液製造ラインの要部を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
201 〜20n 塗布液調製タンク 221 〜22n 薬液ストックタンク 23 薬液計量装置 251 〜25n 薬液調製タンク GA1〜GAn 塗布液調製系統 30 薬液調製タンク 31 共通薬液ストックタンク 32 分岐配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を調製するための複数の汎用1次調
    製タンクと、各汎用1次調製タンクに個別に接続されて
    いる複数の汎用薬液ストックタンクと、各汎用薬液スト
    ックタンクからの薬液を調製するための2次調製タンク
    とからなる調製系統を複数設け、 処方切り替え時には、前記各調製タンク及び薬液ストッ
    クタンクの内容物を入れ換えて調製を行うことを特徴と
    する同時複数系統製造ラインにおける調製システム。
  2. 【請求項2】 前記汎用1次調製タンク及び汎用薬液ス
    トックタンクは、前記調製系統毎に、この調製系統で用
    いる最大の計量・添加ライン数に設定したことを特徴と
    する請求項1記載の同時複数系統製造ラインにおける調
    製システム。
  3. 【請求項3】 共通使用の薬液を調製する共通薬液用の
    1次調製タンクと、この共通薬液用の1次調製タンクに
    接続されている共通薬液ストックタンクと、この共通薬
    液ストックタンクからの薬液を前記複数の調製系統の各
    2次調製タンクに供給する配管とを備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の同時複数系統製造ラインに
    おける調製システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108905862A (zh) * 2018-08-27 2018-11-30 天津金牛电源材料有限责任公司 一种电解液自动配制系统及其配制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108905862A (zh) * 2018-08-27 2018-11-30 天津金牛电源材料有限责任公司 一种电解液自动配制系统及其配制方法
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