JP2001347266A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JP2001347266A
JP2001347266A JP2000168344A JP2000168344A JP2001347266A JP 2001347266 A JP2001347266 A JP 2001347266A JP 2000168344 A JP2000168344 A JP 2000168344A JP 2000168344 A JP2000168344 A JP 2000168344A JP 2001347266 A JP2001347266 A JP 2001347266A
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Kazunori Sato
一教 佐藤
Tadaaki Mizoguchi
忠昭 溝口
Kazunori Fujita
一紀 藤田
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビテーションの作用によって水中の不純
物等を分解処理する水処理装置の騒音を低減する。 【解決手段】 両端が閉塞された内筒3と、この内筒の
少なくとも筒状部の外周を取り囲んで設けられた外容器
5と、前記内筒の筒端から筒軸に沿って挿入されたノズ
ル7と、このノズルに処理対象である水9を供給する被
処理水供給手段11と、前記内筒の周壁に形成された複
数の通孔47,49と、前記外容器に連通された処理水
の排出口31とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理装置に係
り、特にキャビテーションの作用によって水中の不純物
等を分解する水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下水の汚染物質であるトリクロロエチ
レンやテトラクロロエチレンのような、水中に溶解して
いる有害な有機化合物を、キャビテーションの作用によ
って無害な物質に分解することが考案されている。ま
た、キャビテーションの作用によって、病原性大腸菌
や、耐塩素系の病原性微生物であり原虫の一種であるク
リプトスポリジウムの細胞を破壊して、有害な菌や微生
物を死滅させることもできることがわかっている。
【0003】このようなキャビテーションを発生させる
手段として、超音波法や、攪拌羽根のようなロータを水
中において高速回転させる方法が知られているが、水中
に、水をジェット状に噴出すると、連続的かつ強度の強
いキャビテーションを簡単に発生させることができる。
例えば、水を貯留する容器状のリアクタ内にノズルを設
置して、ここからポンプによって高圧に加圧された水を
ジェット状に噴出させることによって、ジェット内に強
力なキャビテーションを発生させることができる。この
ようにすると、ノズルの形状や噴出孔の径、またはポン
プの吐出圧力を調整することによって、処理量に応じて
キャビテーションの強度を簡単に制御することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、水を
ジェット状に噴出してキャビテーションを発生させる水
処理装置においては、騒音が大きいという問題がある。
このような騒音は、装置の処理能力を高めようとしてキ
ャビテーションの強度を上げると、これに伴って増大し
てしまう。また、容器状のリアクタは、その中にジェッ
トが噴出されると音響的共鳴体としてはたらき、騒音を
助長してしまうこともある。
【0005】上記の問題を鑑み、本発明の課題は、キャ
ビテーションを利用した水処理装置の騒音を低減するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水処理装置
を、両端が閉塞された内筒と、前記内筒の少なくとも筒
状部の外周を取り囲んで設けられた外容器と、前記内筒
の筒端から筒軸に沿って挿入されたノズルと、前記ノズ
ルに処理対象である水を供給する被処理水供給手段と、
前記内筒の周壁に形成された複数の通孔と、前記外容器
に連通された処理水の排出口とを有して構成することに
より、上記の課題を解決する。
【0007】このようにすると、処理対象である水は、
ノズルから内筒内にジェット状に噴出され、キャビテー
ションが発生する。このキャビテーションにより、処理
対象水中の不純物や菌などの微生物を死滅させる。キャ
ビテーションを発生させる噴流の一部は、内筒の周壁に
設けた複数の通孔を通って外容器に噴出する。その結
果、内筒が共鳴体にならないから、騒音が低減される。
【0008】また、噴流と内筒および外容器の各壁面と
の衝突や、通孔を通じる水の流れによって、内筒と外容
器の内部における水の流動は複雑に干渉しあうことにな
る。ジェットによって発生した圧力波と、内筒および外
容器の内壁において反射した圧力波との干渉も発生す
る。これらの作用によって内筒と外容器の内部における
水の圧力変動が低減されて消音効果が得られ、騒音が低
減される。
【0009】また、内筒の周壁に設ける複数の通孔は、
ノズルから噴出される水の噴流の進行方向に沿った圧力
分布のピーク部付近に設けることが好ましい。つまり、
圧力分布のピーク部は、キャビテーションが強力に発生
するので、強力な騒音源となりやすいが、その部分に複
数の通孔を設けることによって、効率よく消音効果を得
ることができる。
【0010】また、内筒の周壁の設ける複数の通孔は、
ノズルから噴出される水の噴流の進行方向に沿った圧力
分布のピーク部から離れた反ノズル側に設けてもよい。
これによれば、内筒が音響的共鳴体として作用し騒音の
発生を助長してしまうことを防げる。また、上述した噴
流の圧力分布のピーク部の付近に形成された通孔と組み
合わせて用いることが好ましい。
【0011】また、内筒の中に、ノズルの噴出孔に対向
する位置に邪魔板を設けることが好ましい。これによれ
ば、ノズルから噴出された噴流と、邪魔板とが衝突する
ときの衝撃によって、一層激しいキャビテーションを発
生させることができ、不純物の分解効果を向上すること
ができる。また、このような邪魔板は、噴流の進行方向
に沿った圧力分布のピーク部付近に配置すると、キャビ
テーションの発生効果が一層高くなるのでより好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる水処
理装置の実施形態を説明する。はじめに、第1の実施形
態について、図1および図2を参照して説明する。図1
は、本発明を適用してなる水処理装置の第1の実施形態
の構成を示す図である。図2は、図1の水処理装置のノ
ズル部断面図である。
【0013】本実施形態の水処理装置は、処理対象であ
る水の中に含まれている有機塩素化合物や、病原菌等の
不純物を分解するためのものである。図1に示すよう
に、この装置は、円筒容器状の内筒であるリアクタ3
と、リアクタ3の外周に設けられた外容器であるジャケ
ット5と、リアクタ3に挿入して設けられたノズル7と
を有して構成されている。
【0014】リアクタ3は、円管状胴部の両端面を塞い
で形成されている。このリアクタ3の一方の端面に、リ
アクタ3の筒軸方向に沿ってノズル7が挿入されてい
る。ジャケット5は、リアクタ3の外周面を包囲する大
径の円筒状の胴部を有し、その両端はリングプレート状
の端板によりリアクタ3との隙間を閉塞して形成されて
いる。
【0015】リアクタ3の胴部の壁面には、リアクタ3
からジャケット5に連通して開口する上流側の通孔47
および下流側の通孔49が、それぞれ複数ずつ設けられ
ている。通孔47および通孔49は、それぞれ円筒3の
周方向に沿って配置されている。通孔47はノズル7側
の端面に近い上流側に設けられ、通孔49はその反対側
の端面に近い下流側に設けられている。
【0016】ノズル7の噴出孔8は、リアクタ3の長手
方向、すなわち筒状部の筒軸方向に向けて形成されてい
る。図2に示すように、噴出孔8はノズル7の先端部を
釣鐘状に凹ませて形成された凹部39の中央部に開口
し、ノズル7の内部に水を供給するために形成された通
孔41と連通している。
【0017】また、リアクタ3の内部に、ノズル7と対
向する邪魔板であるターゲットプレート43が形成され
ている。ターゲットプレート43は、通孔47よりわず
かにノズルから離れた下流側に位置して設けられてい
る。ターゲットプレート43は、リアクタ3の内径より
もやや径の小さい円板であり、その外周縁とリアクタ3
の内周壁との間には、適当な隙間が設けられている。そ
して、ターゲットプレート43を支持するステー45
が、リアクタ3のノズル7と反対側の端面から挿入さ
れ、リアクタ3の長手方向に沿って延材して、且つター
ゲットプレート43の位置を可変に設けられている。
【0018】以下、このような水処理装置の動作につい
て説明する。処理対象である汚染水21は、汚染水域1
9から配管25を通してポンプ23によって汲み上げら
れ、配管27を介してフィードタンク13に送入され
る。そしてフィードタンク13内の汚染水9は、配管1
5を介して高圧ポンプ11に導かれ、高圧ポンプ11に
よって、例えば500kgf/cm2の高圧に加圧される。
【0019】加圧された汚染水は、配管17を介してノ
ズル7に供給され、その噴出孔8において減圧加速さ
れ、リアクタ3内の水1の中に、ジェット51として噴
出される。ジェット51の内部および周辺においてはキ
ャビテーションが発生し、そのキャビテーションの作用
によって、汚染水中に含まれる有害化合物、病原菌また
は原虫等の不純物が分解され、または破壊されて処理さ
れる。
【0020】また、図2に示すように、噴出孔8の周囲
には、ジェット51の影響によって凹部39の内側に沿
って旋回する循環渦53が形成される。循環渦53は、
それによって生じる圧力変動およびキャビテーション核
となり得る気泡核を、周囲水から供給する作用によっ
て、キャビテーションの発生を助長する。
【0021】また、ジェット51は、ターゲットプレー
ト43に衝突して向きを変え、ターゲットプレート43
の表面に沿って放射状に外側に進行する壁面噴流55が
形成される。このとき、ジェット51がターゲットプレ
ート43に衝突するときのエネルギーによってもキャビ
テーションが発生する。このようなキャビテーションも
上述したような不純物の分解効果を発揮する。
【0022】また、リアクタ3内の水1の一部は、リア
クタ通孔47および49からジャケット5の内部に噴出
する。そして、リアクタ3およびジャケット5の内部に
おいて処理された水は、それぞれ配管29および31か
ら排出される。そして、不純物等が十分に分解されてい
る場合には、切替弁33から配管35に送入されて汚染
水域19に還流され、分解処理は終了する。一方、水中
の不純物等の分解が不十分である場合には、切替弁33
から配管37を介してフィードタンク13に送入され
て、リアクタ3に再循環させられ、再びキャビテーショ
ンによる分解処理を受けることになる。
【0023】また、本発明を適用してなる水処理装置の
第2の実施形態の構成を、図3を参照して説明する。以
下、第1実施形態と同一の機能構成を有する部品には同
一の参照番号を付して説明を省略する。本実施形態は上
述した第1の実施形態と類似した構成を有し、リアクタ
3からジャケット5に連通する通孔のうち、ノズル7か
ら離れた下流側の通孔49が設けられていない点を除
き、構成および動作は略同一である。
【0024】以下、上記の実施形態によって得られる効
果について説明する。まず、これらの実施形態によれ
ば、ノズル7からリアクタ3の中にジェット状に噴出さ
れた処理対象である水の一部は、リアクタ3の内圧によ
って、通孔47または通孔49を通ってジャケット5の
中に噴出する。また、通孔47からは、ターゲットプレ
ート43に沿った壁面噴流55の慣性力によっても水が
噴出する。このようにすることによって、リアクタ3が
共鳴状態となることを防ぎ、騒音が低減される。
【0025】また、これらの噴流とリアクタ3およびジ
ャケット5内の各壁面との衝突や、通孔47または49
を通じる水の流れによって、リアクタ3とジャケット5
の内部における水の流動は複雑に干渉しあうことにな
る。また、ジェットから発生した圧力波と、リアクタ3
およびジャケット5の内壁において反射した圧力波との
干渉も発生する。そして、これらの干渉の作用によって
リアクタ3およびジャケット5における水の圧力変動が
低減されて消音効果が得られ、騒音が大幅に低減され
る。また、壁面噴流55の一部がキャビテーションジェ
ットの状態において通孔47からジャケット5内へ噴出
するときに、キャビテーションの騒音が通孔により減衰
され、これによっても騒音が低減される。
【0026】ここで、図4に、ノズル7の噴出孔8から
噴出されるジェット51の進行方向に沿った騒音の音圧
レベルと、キャビテーションの衝撃圧の分布とをそれぞ
れ模式的に示す。同図に示すように、キャビテーション
の衝撃圧分布は、ノズル付近に第1のピークPP1を持
ち、その下流側に第1のピークPP1よりも比較的なだ
らかな第2のピークPP2を持つことがわかっている。
一方、騒音音圧レベルは、上述した衝撃圧の第2のピー
クPP2付近に、それが最大となるピークPがあるこ
とがわかっている。このため、通孔47は、ノズル7か
ら噴出されるジェット51の進行方向に沿った圧力分布
の、第2のピークPP2の付近に形成することが好まし
い。この付近では騒音音圧レベルが最大となるので、こ
の付近に通孔47を設けることによって、効率よく消音
効果を得ることができる。また、このような通孔47
は、キャビテーションからの騒音の伝播経路を分断する
役割も果たす。
【0027】また、第1の実施形態のように、ジェット
51の進行方向に沿った圧力分布の第2のピーク部より
も、ノズル7から離れた下流側の位置にも通孔49を形
成することが好ましい。これによれば、リアクタ3内が
音響的共鳴体として作用して騒音の発生を助長してしま
うことを防ぎ、騒音をより一層低減できるので好まし
い。
【0028】一方、ジェット51に対向するターゲット
プレート43を設けることによって、ジェット51がタ
ーゲットプレート43に衝突するときの衝撃によってキ
ャビテーションの発生が助長される。その結果、不純物
等の分解効果が向上する。このターゲットプレート43
は、上述した衝撃圧の第2のピークPP2付近に配置す
ると、キャビテーションの発生効果が高まるので、不純
物等の分解効果が向上し好ましい。
【0029】次に、上述した効果を実証するため、第1
および第2の実施形態の水処理装置と、既存の水処理装
置との比較試験の結果について説明する。比較例の水処
理装置は、リアクタと、リアクタ内に噴出孔を位置して
設けられたノズルと、このノズルに対向して設けられた
ターゲットプレートとを有してなり、上述したジャケッ
トを持たないキャビテーションジェット式水処理装置で
ある。
【0030】先ず、騒音に関しては、既存の水処理装置
においては128dBという非常に激しい騒音を発生し、イ
ヤーマフ等の防音具の装着が必要な状態であったが、第
1の実施形態においては65dB、第2の実施形態において
は77dBに低減され、騒音が著しく低減されることが実証
された。
【0031】一方、不純物の分解効果に関しては、比較
例の水処理装置におけるトリクロロエチレンの分解率を
100とすると、第1の実施形態においては97、第2の実施
形態においては106という結果が得られた。これは、デ
ータの誤差や、ばらつきを考慮すると、略同一とみなせ
る範囲であると考えられ、騒音を大幅に低減しながらも
分解効果を犠牲にしていないことが示されている。
【0032】以上のように、これらの実施形態によれ
ば、水処理装置の騒音を大幅に低減することができる。
これによって、施工時における近隣の環境が大幅に改善
される。また、従来は実施できなかった市街地や夜間に
おける施工が可能となるので、工期の短縮が図れる。ま
た、従来騒音の関係上キャビテーション式の水処理装置
を使用できなかった用途にも適用することができる。さ
らに、騒音に伴なう作業者の負担や不快感も低減され
る。
【0033】次に、本発明を適用してなる水処理装置の
第3および第4の実施形態について説明する。図5は、
第3の実施形態の水処理装置の構成図である。本実施形
態は、ターゲットプレート43およびそれを支持するス
テー45が設けられていないことを除いて第1の実施形
態と略同じである。これによれば、キャビテーションの
発生は主に自由噴流であるジェット51の作用による。
このようにする場合は、分解能力を確保するため、例え
ば第1の実施形態において述べた先端部に凹部が形成さ
れたもののような、キャビテーションの発生を促進する
タイプのノズル7を適用することが特に好ましい。この
場合においても、ジェット51の進行方向に沿った圧力
分布の2番目のピーク付近が騒音レベルのピークとなる
ので、開口47をこのピーク付近に設けることが好まし
い。
【0034】また、図6は、第4の実施形態の水処理装
置の構成図である。本実施形態は、ノズル7に近い上流
側の通孔47が設けられていないことを除いて第1の実
施形態と略同じものである。このようにしても、リアク
タ3内における音響的な共鳴作用が崩れるので騒音は低
減されるが、上述した第1及び第2の実施形態と比較す
ると分解効果はやや劣る。
【0035】以上説明した第1ないし第4の実施形態に
おいては、リアクタ3の形状を円筒状にしたものを示し
たが、円筒以外の形状、例えば断面が楕円、矩形、多角
形等の筒状であってもよい。
【0036】また、リアクタ3から外容器であるジャケ
ット5まで連通する通孔は、上述した実施形態において
示したように周上に整列している必要はなく、適宜適当
な位置に配置してよい。
【0037】また、上述した実施形態はいずれもリアク
タ3と連通する配管29およびジャケット5と連通する
配管31とを用いて処理済み水を排出する構成としてい
るが、ジャケットにのみ配管を設けて、ここから全ての
処理済み水を排出するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、キャビテーションを利
用した水処理装置の騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる水処理装置の第1の実施
形態の構成図である。
【図2】図1の水処理装置のノズル部の断面図である。
【図3】本発明を適用してなる水処理装置の第2の実施
形態の構成図である。
【図4】図1の水処理装置のジェットの進行方向に沿っ
た騒音の音圧レベルと、キャビテーションの衝撃圧の分
布を模式的に示す図である。
【図5】本発明を適用してなる水処理装置の第3の実施
形態の構成図である。
【図6】本発明を適用してなる水処理装置の第4の実施
形態の構成図である。
【符号の説明】
1 水 3 リアクタ 5 ジャケット 7 ノズル 8 噴出孔 9 汚染水 11 高圧ポンプ 13 フィードタンク 19 汚染水域 21 汚染水 23 ポンプ 43 ターゲットプレート 47 通孔 49 通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 一紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 Fターム(参考) 4D037 AA01 AB03 AB14 AB18 BA26 BB04 BB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が閉塞された内筒と、前記内筒の少
    なくとも筒状部の外周を取り囲んで設けられた外容器
    と、前記内筒の筒端から筒軸に沿って挿入されたノズル
    と、前記ノズルに処理対象である水を供給する被処理水
    供給手段と、前記内筒の周壁に形成された複数の通孔
    と、前記外容器に連通された処理水の排出口とを有して
    なる水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通孔は、前記ノズルから噴出される
    水の噴流の進行方向に沿った圧力分布のピーク部付近に
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記通孔は、前記ノズルから噴出される
    水の噴流の進行方向に沿った圧力分布のピーク部よりも
    ノズルから離れた位置に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記内筒内に、前記ノズルの噴出孔に対
    向する邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記邪魔板は、前記ノズルから噴出され
    る水の噴流の進行方向に沿った圧力分布のピーク部付近
    に配置されている請求項4に記載の水処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8500999B2 (en) 2009-01-30 2013-08-06 Pentair Residential Filtration, Llc System for water treatment regeneration stage

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