JP2001346718A - 可搬便器 - Google Patents

可搬便器

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JP2001346718A
JP2001346718A JP2000169339A JP2000169339A JP2001346718A JP 2001346718 A JP2001346718 A JP 2001346718A JP 2000169339 A JP2000169339 A JP 2000169339A JP 2000169339 A JP2000169339 A JP 2000169339A JP 2001346718 A JP2001346718 A JP 2001346718A
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JP
Japan
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portable toilet
plate
toilet bowl
groove
toilet
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Withdrawn
Application number
JP2000169339A
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English (en)
Inventor
Shiro Tsukamoto
史郎 塚本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支持脚の高さ調節を手数をかけずに容易に行う
ことが出来る可搬便器を提供する。 【解決手段】側面に略櫛歯状の凹溝2が刻設された略歯
竿状支持脚1が、便器本体3の底板31の四隅に穿設され
た円孔32に挿嵌され、円孔32の周壁には前記凹溝2の横
溝部22に咬合する板状突起32が突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬便器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、便容器を開口部に釣支した便器本
体の底面の螺孔に、脚部から差出されている螺杆を螺着
し、固定ナットによって締付け固定する可搬便器は、例
えば、特開平11−267065号公報に示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな可搬便器に於いては、高さを変えるのに螺杆及び固
定ナットを回動させる手数がかかると共に、螺入度によ
る複数の脚部の高さ調節が容易でないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、支
持脚の高さ調節を手数をかけずに容易に行うことが出来
る可搬便器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の可搬便器は、側
面に略櫛歯状の凹溝が刻設された略歯竿状支持脚が、便
器本体の底板の四隅に穿設された円孔に挿嵌され、円孔
の周壁には前記凹溝の横溝部に咬合する板状突起が突設
されていることを特徴とする。
【0006】本発明の可搬便器に於いて、略歯竿状支持
脚の材質は、使用者の体重を支持するのに充分な荷重強
度を有するものであれば特に限定されず、例えば、金
属、繊維強化合成樹脂(FRP)、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリアミド(PA)
等の硬質熱可塑性樹脂等が挙げられる。
【0007】略歯竿状支持脚に刻設された略櫛歯状の凹
溝の形状は、特に限定されないが、上端が開放された縦
溝部の幅は、円孔の周壁に突設された板状突起がスムー
スに挿嵌可能なように、板状突起の幅より僅かに大とな
されるのが好ましい。
【0008】上下に等間隔に並設された水平な横溝部
は、回動時に板状突起の全体に荷重を分散して支持する
ことが可能なように、一端が閉鎖されて長さが板状突起
の幅より大となされ、調節高さの計算が容易なように、
10mmピッチとされるのが好ましい。
【0009】凹溝の数は、特に限定されないが、縦溝部
に挿嵌された板状突起を横溝部に咬合させる為に回動す
る角度が小さくて済むように、3〜4個の凹溝が等間隔
に刻設されるのが好ましい。
【0010】板状突起がどの横溝部に咬合されているか
を容易に視認することが出来るように、横溝部の側方に
序数もしくは別異の色彩の点を付加するのが好ましい。
序数もしくは色点は、横溝部の識別が可能であれば必ず
しも全ての横溝部に付加される必要はなく、1個置き等
に付されていてもよい。
【0011】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の材
質は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン(P
P)、高密度ポリエチレン(HDPE)等の硬質熱可塑
性樹脂が挙げられる。
【0012】本発明の可搬便器に於いて、便器本体の底
板の材質は、特に限定されず、例えば、便器本体と同材
質のPP、HDPE等の硬質熱可塑性樹脂が挙げられ
る。底板の便器本体への固着方法は、特に限定されず、
例えば、融着、嵌着等の何れでもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の可搬便器を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の可搬便器の一例の支持
脚を1本分離した状態を示す一部切欠斜視図である。
【0014】図1に於いて、1は略歯竿状支持脚であっ
て、支持脚1の下端には円板状の鍔縁11が突設されてお
り、鍔縁11の周面には上下方向の滑り止め用凹溝が等間
隔に連設されている。
【0015】支持脚1の側面には略櫛歯状の凹溝2が4
本等間隔に刻設されている。凹溝2の縦溝部21は上端が
開放されており、鍔縁部21の下端から10mmピッチで横
溝部22が9本左方に延設されており、横溝部22の左端は
閉鎖されている。
【0016】3は図示しない便容器を開口部に釣支した
便器本体であって、便器本体3の底板31の四隅には折返
し縁が周設された円孔32が穿設されており、円孔32の周
壁には前記凹溝2の横溝部22に咬合する板状突起33が4
個等間隔に突設されている。
【0017】可搬便器の高さ調節をする際には、便器本
体3の任意の1隅を稍上方に持上げて、該部分に位置す
る支持脚1の鍔縁11を把持して反時計回りに回動させ、
板状突起33を横溝部22から縦溝部21内に移動させる。
【0018】次に、板状突起33が所望の横溝部22の位置
に来る迄、支持脚1を長さ方向に摺動させた後、時計回
りに回動させて板状突起33を該横溝部22に咬合させる。
残余の3本の支持脚1についても、順次同様にして高さ
調節を行う。
【0019】
【発明の効果】本発明の可搬便器は、叙上の通り構成さ
れているので、支持脚の高さ調節を手数をかけずに容易
に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可搬便器の一例の支持脚を1本分離し
た状態を示す一部切欠斜視図。
【符号の説明】 1 支持脚 2 凹溝 3 便器本体 11 鍔縁 21 縦溝部 22 横溝部 31 底板 32 円孔 33 板状突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に略櫛歯状の凹溝が刻設された略歯竿
    状支持脚が、便器本体の底板の四隅に穿設された円孔に
    挿嵌され、円孔の周壁には前記凹溝の横溝部に咬合する
    板状突起が突設されていることを特徴とする可搬便器。
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