JP2001346707A - 浴場施設 - Google Patents
浴場施設Info
- Publication number
- JP2001346707A JP2001346707A JP2000171022A JP2000171022A JP2001346707A JP 2001346707 A JP2001346707 A JP 2001346707A JP 2000171022 A JP2000171022 A JP 2000171022A JP 2000171022 A JP2000171022 A JP 2000171022A JP 2001346707 A JP2001346707 A JP 2001346707A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating body
- floating
- bath
- facility
- bath facility
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然公園内等にも、自然環境に負荷を与える
ことなく容易に設置することができる浴場施設を提供す
る。 【解決手段】 屋外の水面Ｗｓ上に浮体２，２，…を浮
遊させ、浮体２，２，…の上面３，３，…を利用者が歩
行可能に形成し、なおかつ、一部の浮体２の内部に上面
３に対して開口した状態で、浴槽４を形成した。
ことなく容易に設置することができる浴場施設を提供す
る。 【解決手段】 屋外の水面Ｗｓ上に浮体２，２，…を浮
遊させ、浮体２，２，…の上面３，３，…を利用者が歩
行可能に形成し、なおかつ、一部の浮体２の内部に上面
３に対して開口した状態で、浴槽４を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆浴場等に用い
られて好適な浴場施設に関するものである。
られて好適な浴場施設に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の浴場施設は、建築物の内部に設
置されるのが一般的である。
置されるのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような浴場施設
を、例えば、自然公園内に設置しようとする場合、建築
物を構築するために、樹木の伐採や土地の造成を伴うこ
ととなり、また、特に、大規模なものや、様々な機能が
付加された浴場施設は、施工作業も長期間に亘ることと
なるため、その設置にあたっては、自然環境の保全・保
護の面で問題があった。また、浴場施設を、設置期間の
限定された仮設構造物とする場合には、撤収作業や、撤
収後の自然環境の復元を容易なものとする必要があっ
た。
を、例えば、自然公園内に設置しようとする場合、建築
物を構築するために、樹木の伐採や土地の造成を伴うこ
ととなり、また、特に、大規模なものや、様々な機能が
付加された浴場施設は、施工作業も長期間に亘ることと
なるため、その設置にあたっては、自然環境の保全・保
護の面で問題があった。また、浴場施設を、設置期間の
限定された仮設構造物とする場合には、撤収作業や、撤
収後の自然環境の復元を容易なものとする必要があっ
た。
【０００４】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、自然公園内等にも、自然環境に負荷を与
えることなく容易に設置することができる浴場施設を提
供することを課題とする。
たものであり、自然公園内等にも、自然環境に負荷を与
えることなく容易に設置することができる浴場施設を提
供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項１記載の発明は、水面上に浮遊する浮体を備え、
該浮体の上面が、利用者が歩行可能に形成され、該上面
に対して開口した状態で、前記浮体内部に浴槽が形成さ
れていることを特徴としている。
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項１記載の発明は、水面上に浮遊する浮体を備え、
該浮体の上面が、利用者が歩行可能に形成され、該上面
に対して開口した状態で、前記浮体内部に浴槽が形成さ
れていることを特徴としている。
【０００６】このような構成により、建築物を設置する
ことなく、浴場施設を実現することができる。
ことなく、浴場施設を実現することができる。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の浴
場施設であって、前記浮体は、平面視した場合に、正三
角形状、正方形状、または、正六角形状のいずれか一つ
の形状に形成され、なおかつ、前記浮体は、平面視した
場合、その外周輪郭部の少なくとも一部が、他の前記浮
体に対して連結可能な連結部として形成されていること
を特徴としている。
場施設であって、前記浮体は、平面視した場合に、正三
角形状、正方形状、または、正六角形状のいずれか一つ
の形状に形成され、なおかつ、前記浮体は、平面視した
場合、その外周輪郭部の少なくとも一部が、他の前記浮
体に対して連結可能な連結部として形成されていること
を特徴としている。
【０００８】このような構成により、それぞれ異なる機
能を持たせた浮体を連結して展開することにより、多機
能を有する浴場施設を実現することができる。
能を持たせた浮体を連結して展開することにより、多機
能を有する浴場施設を実現することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施の形態
を示す図であり、図中、符号１は浴場施設を表す。この
浴場施設１は、例えば、湖沼、池、ダム、河川などの水
域Ｗにおける水面Ｗｓ上に浮遊する複数の浮体２，２，
…を互いに連結した構成となっている。また、浮体２，
２，…の上面３，３，…は、歩行デッキなどが設けら
れ、利用者が歩行可能な構成とされるとともに、浮体
２，２，…のうちの一部には、浴槽４が設けられてい
る。この場合、浴槽４は、浮体２の内部に形成されると
ともに、上面３に対して開口した構成とされている。
面に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施の形態
を示す図であり、図中、符号１は浴場施設を表す。この
浴場施設１は、例えば、湖沼、池、ダム、河川などの水
域Ｗにおける水面Ｗｓ上に浮遊する複数の浮体２，２，
…を互いに連結した構成となっている。また、浮体２，
２，…の上面３，３，…は、歩行デッキなどが設けら
れ、利用者が歩行可能な構成とされるとともに、浮体
２，２，…のうちの一部には、浴槽４が設けられてい
る。この場合、浴槽４は、浮体２の内部に形成されると
ともに、上面３に対して開口した構成とされている。
【００１０】また、浮体２は、図２（ａ）に示すよう
な、脱衣場、サウナ、トイレ等の機能を有するハウス６
が形成されたものや、図２（ｂ）に示すような、露天風
呂７が形成されたもの、図２（ｃ）に示すように、その
上面３が、ハウス８付の休憩デッキ９とされたもの、あ
るいは、図２（ｄ）に示すように、その上面３にガーデ
ンエリア１０が設けられたもの等に形成される。そし
て、このように様々な機能をそれぞれ有する浮体２，
２，…が互いに連結されて形成されることにより、多機
能の浴場施設１が構成される。
な、脱衣場、サウナ、トイレ等の機能を有するハウス６
が形成されたものや、図２（ｂ）に示すような、露天風
呂７が形成されたもの、図２（ｃ）に示すように、その
上面３が、ハウス８付の休憩デッキ９とされたもの、あ
るいは、図２（ｄ）に示すように、その上面３にガーデ
ンエリア１０が設けられたもの等に形成される。そし
て、このように様々な機能をそれぞれ有する浮体２，
２，…が互いに連結されて形成されることにより、多機
能の浴場施設１が構成される。
【００１１】なお、これら浮体２，２，…は、図３に示
すように、すべて、平面視略正方形状とされるととも
に、すべて、同一寸法に形成されてユニット化されたも
のとなっている。さらに、浮体２の外周輪郭部２ａは、
他の浮体２に対して連結可能な連結部１１として形成さ
れている。これにより、浮体２，２，…を平面的に連結
させて、水面Ｗｓ上を覆うように展開することが可能と
なっている。
すように、すべて、平面視略正方形状とされるととも
に、すべて、同一寸法に形成されてユニット化されたも
のとなっている。さらに、浮体２の外周輪郭部２ａは、
他の浮体２に対して連結可能な連結部１１として形成さ
れている。これにより、浮体２，２，…を平面的に連結
させて、水面Ｗｓ上を覆うように展開することが可能と
なっている。
【００１２】上述の浴場施設１は、水面Ｗｓ上に浮遊す
る浮体２，２，…を備えた構成とされるとともに、浮体
２の上面３が、利用者が歩行可能に形成され、さらに、
上面３に対して開口した状態で、浮体２内部に浴槽４が
形成された構成となっている。このような構成により、
建築物を設置することなく、浴場施設を実現することが
でき、したがって、土地造成、樹木伐採等を行わずに施
設を設置することができ、自然環境の保全に貢献するこ
とが可能となる。また、浴場施設１が、設置期間が限ら
れたものである場合には、撤去後の環境復元が容易であ
り、さらに、別の場所における再利用も可能である。ま
た、施設を恒久化に使用する場合においても、自然への
負荷を殆ど伴うことなく設置が可能であり、さらに、平
坦部の少ない地域においても水面を利用して浴場施設１
を設置することが可能となり。土地の有効利用を図るこ
とができる。
る浮体２，２，…を備えた構成とされるとともに、浮体
２の上面３が、利用者が歩行可能に形成され、さらに、
上面３に対して開口した状態で、浮体２内部に浴槽４が
形成された構成となっている。このような構成により、
建築物を設置することなく、浴場施設を実現することが
でき、したがって、土地造成、樹木伐採等を行わずに施
設を設置することができ、自然環境の保全に貢献するこ
とが可能となる。また、浴場施設１が、設置期間が限ら
れたものである場合には、撤去後の環境復元が容易であ
り、さらに、別の場所における再利用も可能である。ま
た、施設を恒久化に使用する場合においても、自然への
負荷を殆ど伴うことなく設置が可能であり、さらに、平
坦部の少ない地域においても水面を利用して浴場施設１
を設置することが可能となり。土地の有効利用を図るこ
とができる。
【００１３】また、上述の浴場施設１は、各浮体２が、
平面視した場合に、正方形状に形成されるとともに、そ
の外周輪郭部２ａが、他の浮体２に対して連結可能な連
結部１１として形成されているため、平面的に浮体２を
展開することにより、水面Ｗｓ上において安定性を得る
ことが可能であるとともに、図２に示したようなそれぞ
れ異なる機能を持たせた浮体２，２，…を連結して展開
することにより、多機能を有する浴場施設１を実現する
ことができる。
平面視した場合に、正方形状に形成されるとともに、そ
の外周輪郭部２ａが、他の浮体２に対して連結可能な連
結部１１として形成されているため、平面的に浮体２を
展開することにより、水面Ｗｓ上において安定性を得る
ことが可能であるとともに、図２に示したようなそれぞ
れ異なる機能を持たせた浮体２，２，…を連結して展開
することにより、多機能を有する浴場施設１を実現する
ことができる。
【００１４】なお、上記実施の形態において、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用するようにし
てもよい。例えば、上記実施の形態において、浮体２
は、平面視略正方形状とされていたが、これに限定され
ず、図４に示す浮体１２のように、平面視略正六角形状
に形成するとともに、その外周輪郭部１２ａを、他の浮
体１２に対して連結可能な連結部１３とし、これら浮体
１２，１２，…を連結して平面展開するようにしてもよ
い。また、この他にも、浮体を平面視正三角形状とする
ことも可能である。
趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用するようにし
てもよい。例えば、上記実施の形態において、浮体２
は、平面視略正方形状とされていたが、これに限定され
ず、図４に示す浮体１２のように、平面視略正六角形状
に形成するとともに、その外周輪郭部１２ａを、他の浮
体１２に対して連結可能な連結部１３とし、これら浮体
１２，１２，…を連結して平面展開するようにしてもよ
い。また、この他にも、浮体を平面視正三角形状とする
ことも可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る浴
場施設は、水面上に浮遊する浮体を備えた構成とされる
とともに、浮体の上面が、利用者が歩行可能に形成さ
れ、さらに、上面に対して開口した状態で、浮体内部に
浴槽が形成された構成となっている。このような構成に
より、建築物を設置することなく、浴場施設を実現する
ことができ、したがって、土地造成、樹木伐採等を行わ
ずに施設を設置することができ、自然環境の保全に貢献
することが可能となる。また、浴場施設が、設置期間が
限られたものである場合には、撤去後の環境復元が容易
なものとなり、さらに、別の場所における再利用も可能
である。また、施設を恒久化に使用する場合において
も、自然への負荷を殆ど伴うことなく設置が可能であ
り、さらに、平坦部の少ない地域においても水面を利用
して本発明の浴場施設を設置することが可能となり。土
地の有効利用を図ることができる。
場施設は、水面上に浮遊する浮体を備えた構成とされる
とともに、浮体の上面が、利用者が歩行可能に形成さ
れ、さらに、上面に対して開口した状態で、浮体内部に
浴槽が形成された構成となっている。このような構成に
より、建築物を設置することなく、浴場施設を実現する
ことができ、したがって、土地造成、樹木伐採等を行わ
ずに施設を設置することができ、自然環境の保全に貢献
することが可能となる。また、浴場施設が、設置期間が
限られたものである場合には、撤去後の環境復元が容易
なものとなり、さらに、別の場所における再利用も可能
である。また、施設を恒久化に使用する場合において
も、自然への負荷を殆ど伴うことなく設置が可能であ
り、さらに、平坦部の少ない地域においても水面を利用
して本発明の浴場施設を設置することが可能となり。土
地の有効利用を図ることができる。
【００１６】請求項２に係る浴場施設は、各浮体が、平
面視した場合に、正三角形状、正方形状、または、正六
角形状のいずれか一つの形状に形成されるとともに、そ
の外周輪郭部が、他の浮体に対して連結可能な連結部と
して形成されているため、平面的に浮体を展開すること
により、水面上において安定性を得ることが可能である
とともに、それぞれ異なる機能を持たせた浮体を連結し
て展開することにより、多機能の施設を容易に実現する
ことができる。
面視した場合に、正三角形状、正方形状、または、正六
角形状のいずれか一つの形状に形成されるとともに、そ
の外周輪郭部が、他の浮体に対して連結可能な連結部と
して形成されているため、平面的に浮体を展開すること
により、水面上において安定性を得ることが可能である
とともに、それぞれ異なる機能を持たせた浮体を連結し
て展開することにより、多機能の施設を容易に実現する
ことができる。
【図１】 本発明の一実施の形態である浴場施設の立
面図である。
面図である。
【図２】 図１に示した浴場施設における浮体の構成
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図３】 図１，２に示した浮体の平面形状の概略構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図４】 本発明における浮体の平面形状の概略構成
の他の例を示す平面図である。
の他の例を示す平面図である。
１ 浴場施設 ２，１２ 浮体 ２ａ，１２ａ 外周輪郭部 ３ 上面 ４ 浴槽 １１，１３ 連結部 Ｗｓ 水面
Claims (2)
- 【請求項１】 水面上に浮遊する浮体を備え、 該浮体の上面が、利用者が歩行可能に形成され、 該上面に対して開口した状態で、前記浮体内部に浴槽が
形成されていることを特徴とする浴場施設。 - 【請求項２】 請求項１記載の浴場施設であって、 前記浮体は、平面視した場合に、正三角形状、正方形
状、または、正六角形状のいずれか一つの形状に形成さ
れ、 なおかつ、前記浮体は、平面視した場合、その外周輪郭
部の少なくとも一部が、他の前記浮体に対して連結可能
な連結部として形成されていることを特徴とする浴場施
設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000171022A JP2001346707A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 浴場施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000171022A JP2001346707A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 浴場施設 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001346707A true JP2001346707A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18673633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000171022A Withdrawn JP2001346707A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 浴場施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001346707A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019214326A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 三菱造船株式会社 | 浮体システム、浮体モジュール |
| JP2021514888A (ja) * | 2018-02-26 | 2021-06-17 | 向陽農業生技股▲ふん▼有限公司Ｓｕｎｎｙ Ｒｉｃｈ Ａｇｒｉｃ．＆ Ｂｉｏｔｅｃｈ ＣＯ．，ＬＴＤ． | 浮体式太陽光発電設備用架台装置 |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000171022A patent/JP2001346707A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021514888A (ja) * | 2018-02-26 | 2021-06-17 | 向陽農業生技股▲ふん▼有限公司Ｓｕｎｎｙ Ｒｉｃｈ Ａｇｒｉｃ．＆ Ｂｉｏｔｅｃｈ ＣＯ．，ＬＴＤ． | 浮体式太陽光発電設備用架台装置 |
| JP2019214326A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 三菱造船株式会社 | 浮体システム、浮体モジュール |
| WO2019240211A1 (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 三菱造船株式会社 | 浮体システム、浮体モジュール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |