JP2001346251A - 無線ネットワーク制御システム - Google Patents

無線ネットワーク制御システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末局の基地局の切り替えポイントが最も少
なく、かつ最適な通信状態下で行われるようなサービス
エリア構成を設定し、高速で移動する端末局のローミン
グに対応させ易くした無線ネットワーク制御装置を提供
する。 【解決手段】 基地局と、この基地局に無線で接続さ
れ、自局位置を測位する測位手段を有する移動可能な端
末局と、上記基地局に有線LANで接続され、この基地
局と上記端末局とを統括的に制御する制御局とを備えた
無線ネットワーク制御システムにおいて、上記制御局
が、上記基地局の設置位置M1〜M5から適宜なオフセ
ットベクトルD1〜D5だけ移動させた位置に仮想的な
基地局を設定し、この仮想基地局の位置を中心とする適
宜な半径R6〜R10の円内をその基地局のサービスエ
リアとして設定する構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と端末局と
を統括的に制御する制御局を備えた無線ネットワーク制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、基地局と端末局との他に、これ
ら基地局と端末局とを管理する管理機能を有したスペク
トラム拡散通信(SS)方式の制御局を備えた無線ネッ
トワーク制御システムが知られている。
【0003】この制御局は、基地局と同じネットワーク
に有線LANでお互いを結んでおり、それぞれの基地局
と有線LAN上で制御パケットを交換することで各基地
局の下記の管理運用項目を実現している。
【0004】1)基地局の無線ネットワーク参加権利の
認証 2)基地局の稼動状態の確認 3)基地局の無線通信サービス時間の決定と通信サービ
ス開始・終了のスケジューリング 4)各基地局内の端末局数の確認 5)移動(ローミング) 特に項目5)のローミングに関して、上記制御局は端末
局から定期的に送られてくる端末局情報をもとに、端末
局の基地局間の移動(ローミング)を判定し、端末局へ
基地局の切り替えを指示する。端末局情報には、パケッ
トを受信した時の通信状態情報やGPS測位情報等があ
る。特にGPS測位情報を利用して、基地局からの距離
を元にしたローミングの始動は基地局サービスエリアの
有効な形成方法として利用されている。
【0005】図11は、従来の基地局によるサービスエ
リア構成例を示す。
【0006】被サービス領域を長方形で示し、基地局の
位置をM1〜M5で示し、電波伝播上の障害物をBで示
す。R0は基地局の通信可能範囲を示す。障害物Bによ
るサービスエリアの欠落を防ぐために、基地局M4が配
置されている。R1〜R5は端末局の基地局サービスエ
リアを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記基地局
は、設置条件等の物理的な制限から理想的な場所に設置
できるとは限らない。また、どうしても通信できない場
所をカバーするための基地局を、必要以上に近接した場
所に設置しなければならない場合もある。
【0008】上記基地局が理想的な場所に設置されてい
ない場合、図11に示すように、基地局からの距離R1
〜R5を元にした従来の方法では、サービスエリアのオ
ーバラップE1が必要以上に大きくなったり、多重オー
バラップエリアE2が増えローミンクが多発することで
ローミング用の制御パケットが送信され、本来のデータ
通信の運用効率が下がるという問題があった。
【0009】この問題を回避するための手法として、従
来、タイル方式のサービスエリア構成法の提案も行って
いるが、この場合、基地局の切り替えの判定に必用な計
算量が非常に大きくなり、高速で移動する端末局のロー
ミングに対応し難いといった問題があった。
【0010】そこで、発明の目的は、上述した従来の技
術が有する課題を解消し、端末局の基地局の切り替えポ
イントが最も少なく、かつ最適な通信状態下で行われる
ようなサービスエリア構成を設定し、高速で移動する端
末局のローミングに対応させ易くした無線ネットワーク
制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基地局と、この基地局に無線で接続され、自局位置を測
位する測位手段を有する移動可能な端末局と、上記基地
局に有線LANで接続され、この基地局と上記端末局と
を統括的に制御する制御局とを備えた無線ネットワーク
制御システムにおいて、上記制御局が、上記基地局の設
置位置から適宜なオフセットベクトルだけ移動させた位
置に仮想的な基地局を設定し、この仮想基地局の位置を
中心とする適宜な半径の円内をその基地局のサービスエ
リアとして設定する構成としたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記基地局と端末局間がスペクトラム拡散
通信で接続されていることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記測位手段がGPSであることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
した図面を参照して説明する。
【0015】図1は、スペクトラム拡散(SS)無線通
信方式による無線LANの構築例であり、基地局1,
2,3と、移動する端末局5(5A〜5D)と、端末局
5及び基地局1,2,3を統括管理する制御局7とを備
えている。基地局1,2,3と当該基地局1,2,3の
通信エリア内の端末局5とはSS通信方式によりデータ
を送受信している。言い替えれば、これら基地局はその
通信エリア内の各端末局と無線LANを構成し、ポーリ
ング手順により端末局をアクセスしデータの授受を行
う。このため、ある基地局の無線LANを構成する端末
局は当該基地局に登録されていることを要する。また、
基地局1,2,3と制御局7とは有線LAN1に接続
し、有線LAN1の端末として機能する。
【0016】図2は基地局1,2,3の構成例を示すブ
ロック図で、有線系通信部21、SS無線通信部22、
メモリ部23、及び制御部24から構成されている。
【0017】有線系通信部21は有線LAN1との通信
を行う部分であり、例えば、イーサネット(登録商標)
等に代表されるものである。SS無線通信部22はSS
変調/復調を司る部分であり、メモリ部23は有線系通
信部21とSS無線通信部22とのデータを記憶・中継
する部分であり、制御部24はこれら三ブロックを制御
し定められた手順(プロトコル)によりデータの中継を
行う部分である。
【0018】図3は端末局5の構成例を示すブロック図
で、SS無線通信部42、メモリ部43、及び制御部4
4から構成され、さらに外部接続としてRS−232C
などのシリアル方式を用いてGPS測位装置61が接続
されている。
【0019】SS無線通信部42はSS復調/変調を司
る部分である。当然のことであるが基地局の無線通信部
22と端末局のSS無線通信部42とのSS変調及びS
S復調方式は同じものでなければならない。メモリ部4
3はSS無線通信部42のデータを記憶・中継する部分
であり、制御部44はこれら二ブロックを制御し定めら
れたプロトコルによりデータの中継を行う部分である。
【0020】図4は制御局7の構成例を示すブロック図
で、有線ネットワーク通信部51、メモリ部53、及び
制御部54から構成されている。有線ネットワーク通信
部51は有線LAN1との通信を行う部分である。メモ
リ部53は有線ネットワーク通信部51のデータを記憶
・中継する部分であり、制御部54はこれら二ブロック
を制御し定められたプロトコルによりデータの中継を行
う部分である。
【0021】制御局7は、図1に示すように、基地局
1,2,3と同じネットワーク上に有線LANでお互い
を結んでおり、それぞれの基地局1,2,3と有線LA
N上で制御パケットを交換することによって、各基地局
1,2,3、及び端末局5の管理運用を実現している。
【0022】本装置による制御局7は、以下に示す基地
局、端末局管理機能を有する。
【0023】1)基地局の無線ネットワーク参加権利の
認証 各基地局1,2,3は起動時に有線ネットワーク上の制
御局7に対し順次問い合わせを行い参加権利の認証を行
う。図5に認証手順を示す。基地局1は、起動時に制御
局7に対してネットワーク参加要求パケットを送信す
る。これを受信した制御局7は、基地局1の登録を行
い、基地局1に対して了承パケットを送信する。この動
作が順次繰り返され、すべての基地局1,2,3が了承
パケットを受信した時点で認証動作が終了する。この処
理により制御局7は、稼働している基地局1,2,3の
数を確認することができる。
【0024】2)基地局の稼働状態の確認 稼働している基地局1,2,3に対し定期的に稼働状態
の問合わせを行う。図6に問合わせ手順を示す。制御局
7は、定期的に基地局1,2,3に対し稼働状態の問合
わせパケットを送信する。これを受信した例えば基地局
1及び基地局2は、制御局7に対し応答パケットを送信
する。この時、基地局において、ハード故障やソフトの
不備が生じていた場合には、制御局7に応答パケットが
送信されないため、制御局7は当該基地局に問題が発生
したことを知ることができる。この結果、故障による基
地局の停止等を確認でき、不備が生じた基地局のネット
ワーク参加権利を取り下げ、システムへの影響を防ぐこ
とができる。
【0025】3)基地局の無線通信サービス時間の決定
と通信サービス開始・終了のスケジューリング 制御局7は、稼働している基地局(認証を受けている基
地局)に対し無線通信サービス時間の指示と通信サービ
ス開始を通報する。複数の基地局が隣接して存在する場
合、通信エリア(サービスエリア)間で干渉し、効率よ
くデータ通信を行うことができなくなる。これを解消す
るため、稼働している基地局を1つに限定し、隣接する
サービスエリアが同時に動くことによる無線通信干渉を
防ぐものである。図7はこの手順を示す。制御局7は、
基地局1に対し通信サービス時間と通信サービス開始を
指示するパケットを送信する。これを受信した基地局1
は、指示されたサービス時間の間、通信サービスを行
う。サービス終了後、制御局7に対し通信サービス終了
通知パケットを送信する。この動作を順次繰り返し、処
理することにより、稼働している基地局を1つに限定す
る。
【0026】4)各基地局内の端末局数の確認 各基地局は端末局の加入・離脱を管理し、端末局の加入
・離脱が発生すると直ちに制御局7へ通報する。加入と
は目的の基地局が管理するポーリングテーブルに端末局
を登録することを意味し、離脱とはそのテーブルから端
末局を削除することを意味する。基地局のポーリングテ
ーブルに端末局が登録されるとこの端末局は当該基地局
の管理下に置かれる。この離脱動作はポーリング方式の
Pフェーズによって実行され、加入動作はPフェーズか
らコンテンション方式のCフェーズに切り換えて実行さ
れる。
【0027】図8に制御局7への通報手順を示す。図8
において基地局1は、新規に加入してきた端末局5A
(図1)に対してその加入が完了した時点で、制御局7
に対し端末局加入通報パケットを送信する。これを受信
し積算することにより制御局7は、加入してくる端末局
5Aの台数を確認することができる。離脱していく端末
局5B(図1)に対して基地局1は、離脱が完了した時
点で制御局7に対し端末局離脱通報パケットを送信す
る。これを受信し積算することにより制御局7は、離脱
していく端末局5Bの台数を確認することができる。
【0028】また、制御局7から基地局に端末局5(5
A〜5D)の加入・離脱を指示することができる。端末
局5B(図1)について制御局7は、基地局1へ端末局
離脱指示パケットを送信すると、基地局1において端末
局5Bの離脱が行われ、その完了を離脱完了応答パケッ
トを送信し制御局7に知らせる。さらに基地局2に対し
端末局5Bの加入を指示する端末局加入指示パケットを
送信すると、離脱と同様に端末局5Bの加入が完了次
第、制御局7に端末局加入応答パケットが送信され、制
御局7は端末局5Bの加入を確認する。この処理は、以
下に説明するローミングにおいて重要な処理となる。こ
れによれば、制御局7は、各基地局に接続されている端
末局5(5A〜5D)の数を動的につかむことができ
る。
【0029】5)一般的なローミング 制御局7は、端末局5から定期的に送られてくる端末局
情報をもとに端末局5の基地局間のデータリンクを保っ
た状態での移動(ローミング)を判定し、端末局5へ基
地局1,2,3の切り替えを指示する。
【0030】上記端末局5には、図3に示すように、外
部接続としてシリアル方式を用いてGPS測位装置61
が接続されている。
【0031】つぎに、図9を参照して、ローミングの一
般的手法について説明する。
【0032】図9において、実線で描かれた大きな丸
は、各基地局1,2における各々の通信エリア(サービ
スエリア)を示している。この丸の半径は、各基地局そ
れぞれに対し決定したもので、各端末局5には、この半
径と基地局の座標値を登録し、常に自局がどのサービス
エリアのどこにいるかGPS測位によって判定できるよ
うに設定されている。
【0033】端末局5Aは、基地局の座標とGPS測位
した自局の位置座標とから各基地局との距離を算出し、
その位置情報を、で、基地局1に通報する。この端末
局5Aが、で、基地局1のサービスエリアの境界付近
に移動して、当該サービスエリアの半径を越えると、一
番近い基地局2との距離とそのサービスエリアの半径と
から、端末局5Bは、基地局2のサービスエリアに進入
したことを知る。隣接する基地局2との距離が基地局1
との距離より近くなりパケットが受信できるようになる
と、この位置情報が、で、制御局7まで通報される。
制御局7では、この位置情報から端末局5Bが現在接続
している基地局1のサービスエリアから基地局2のサー
ビスエリアに進入したことを判断し、基地局1に、
で、端末局5Bの離脱を指示する。
【0034】基地局1は、制御局7からの指示を受け、
で、端末局5Bの離脱を実行する。離脱処理が完了し
た後、これを制御局7に通報する。この制御局7は、2
つの基地局の重なり合う場所E1からの端末局離脱完了
通報を受けて、で、基地局2に対し端末局5Cの加入
を指示する。これを受信した基地局2は、で、端末局
5Bの加入を実行する。加入処理が完了した後、で、
これを制御局7に通報し、ローミングに関する一連の動
作を完了する。
【0035】これによれば、ローミング判定にGPS位
置情報を用いるので、空間特性を考慮したサービスエリ
ア構成よりも、大小様々なサービスエリアを構成できる
自由度の高いネットワークを構築することができる。
【0036】6)本実施形態によるローミング 上記ローミングの一般的手法によると、図11に示した
ように、上記基地局が理想的な場所に設置されていない
場合、基地局からの距離R1〜R5を元にしてローミン
グ判定を行うために、サービスエリアのオーバラップE
1が必要以上に大きくなったり、多重オーバラップエリ
アE2が増えて、ローミングが多発することで、ローミ
ング用の制御パケットが送信されることにより、本来の
データ通信の運用効率が下がるという問題があった。
【0037】これを解消するために、本実施形態では、
上記制御局7が、図10に示すように、基地局5の設置
位置M1〜M5から適宜なオフセットベクトルD1〜D
5だけ移動させた位置に仮想的な基地局を設定し、この
仮想基地局の位置を中心とする適宜な半径R6〜R10
の円内を、その基地局のサービスエリアとして設定する
機能を有している。この円の半径R6〜R10は、各基
地局それぞれに対し決定したものであって、各端末局5
には、この半径とGPS測位装置61でGPS測位した
基地局の座標値を登録し、常に自局がどのサービスエリ
アのどこにいるかGPS測位によって判定できるように
設定されている。
【0038】そして、基地局の代わりに仮想基地局が基
準となる点を除いては、ローミングの手法自体、図9に
示すものとほぼ同じである。
【0039】図11では、2つの基地局の重なり合う場
所E1が7個所、さらに3つの基地局の重なり合う場所
E2が2個所で、合計9つの基地局切り替えポイントが
存在している。これに対して、図10では、2つの基地
局の重なり合う場所E1が7個所で、そのうち2個所
を、端末局が存在しない障害物(ビルディング)Bの上
に配置することで、実際には5個所となるため、2つの
基地局の重なり合う場所E1を従来方式の約半分にする
ことができる。
【0040】本実施形態では、上記構成により、基地局
の設置位置の制約に関わらず、端末局の基地局切り替え
が最小になるようなサービスエリア構成を容易に設計で
きる。また、基地局設置後でも、自由にサービスエリア
構成を変更することが可能で、基地局設置後の電波環境
の変化に容易に対応できる。基地局切り替え点の判定
は、仮想基地局からの距離で計算できるため、端末局の
基地局切り替え点計算方法が容易になる等の効果を奏す
る。
【0041】以上説明した本ネットワークでのローミン
グは、端末局が、無線通信状態を保持したまま基地局間
を移動することを意味し、制御局は項目4)で示した接
続管理機能を応用することで実現する。
【0042】以下にその一連の動作手順をまとめて記す
と、 (1)端末局から基地局へ自局情報(通信状態情報、位
置情報)を無線にて送信。 (2)これを受信した基地局が制御局へこの情報を有線
LAN上で送信。 )3)制御局は、この情報を判定し基地局の切り替えを
判定(ローミング判定)。この時点で制御局は、切り替
え先の基地局を決定している。 (4)制御局は現在接続している基地局にこの端末局の
離脱を指示(有線)。 (5)指示された基地局は、端末局の離脱を実施(無
線)。 (6)同基地局が端末局の離脱完了を制御局へ有線で送
信。 (7)制御局は、離脱完了を受信後、端末局の移動先で
ある基地局に対し端末局の加入を指示(有線)。 (8)指示された基地局は、端末局の加入を実施(無
線)。 (9)同基地局が端末局の離脱完了を制御局へ有線で送
信。 (10)制御局が、離脱完了のパケットを受信し、端末局
のローミングが完了。 ということになる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、基地局の設置位置の制
約に関わらず、端末局の基地局切り替えが最小になるよ
うなサービスエリア構成を容易に設計できる。また、基
地局設置後でも、自由にサービスエリア構成を変更する
ことが可能で、基地局設置後の電波環境の変化に容易に
対応できる。さらに、基地局切り替え点の判定は、仮想
基地局からの距離で計算できるために、端末局の基地局
切り替え点計算方法が容易になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線ネットワーク制御システム構成例を示す
図。
【図2】基地局のブロック図。
【図3】端末局のブロック図。
【図4】制御局のブロック図。
【図5】参加権利の認証手順を示す図。
【図6】基地局の稼働状態確認手順を示す図。
【図7】無線通信サービスタイム制御手順を示す図。
【図8】端末局の管理手順を示す図。
【図9】ローミング手順を示す図。
【図10】本実施形態によるサービスエリア構成を示す
図である。
【図11】従来のサービスエリア構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 基地局 5(5A〜5D) 端末局 7 制御局 M1〜M5 基地局の設置位置 D1〜D5 オフセットベクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 修一 東京都八王子市狭間町1994番地263 (72)発明者 加藤 晃一 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 諏訪 利和 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CB08 DA13 DA19 EC03 5K067 AA11 AA41 EE10 EE23 EE55 JJ56 JJ73

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と、この基地局に無線で接続さ
    れ、自局位置を測位する測位手段を有する移動可能な端
    末局と、上記基地局に有線LANで接続され、この基地
    局と上記端末局とを統括的に制御する制御局とを備えた
    無線ネットワーク制御システムにおいて、 上記制御局が、 上記基地局の設置位置から適宜なオフセットベクトルだ
    け移動させた位置に仮想的な基地局を設定し、この仮想
    基地局の位置を中心とする適宜な半径の円内をその基地
    局のサービスエリアとして設定する構成としたことを特
    徴とする無線ネットワーク制御装置。
  2. 【請求項2】 上記基地局と端末局間がスペクトラム拡
    散通信で接続されていることを特徴とする請求項1記載
    の無線ネットワーク制御システム。
  3. 【請求項3】 上記測位手段がGPSであることを特徴
    とする請求項1記載の無線ネットワーク制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538260A (ja) * 2004-11-24 2008-10-16 アゼリア ネットワークス 無線メッシュネットワークにおける可動ユーザのための分散型ローミングサービスのための方法およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538260A (ja) * 2004-11-24 2008-10-16 アゼリア ネットワークス 無線メッシュネットワークにおける可動ユーザのための分散型ローミングサービスのための方法およびシステム

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