JP2001345839A - フレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方法 - Google Patents
フレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方法Info
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- JP2001345839A JP2001345839A JP2000160930A JP2000160930A JP2001345839A JP 2001345839 A JP2001345839 A JP 2001345839A JP 2000160930 A JP2000160930 A JP 2000160930A JP 2000160930 A JP2000160930 A JP 2000160930A JP 2001345839 A JP2001345839 A JP 2001345839A
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- frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高優先DLCが所定のCIR値を越えた場合
に、低優先DLCのCIRを保証する。 【解決手段】 CNT部14は、フレーム出力処理部1
3がDLC毎キュー部12から読み出すデータ量をDL
C毎に積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情
報22と比較し、CIR値を越えた場合にCIR値超過
情報24を出力する。フレーム出力処理部13は、CI
R値超過情報24に基づき、当該DLCの優先順位を下
げて、DLC毎キュー部12に格納されている当該DL
Cのデータを読み出す。
に、低優先DLCのCIRを保証する。 【解決手段】 CNT部14は、フレーム出力処理部1
3がDLC毎キュー部12から読み出すデータ量をDL
C毎に積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情
報22と比較し、CIR値を越えた場合にCIR値超過
情報24を出力する。フレーム出力処理部13は、CI
R値超過情報24に基づき、当該DLCの優先順位を下
げて、DLC毎キュー部12に格納されている当該DL
Cのデータを読み出す。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、DLC(Dat
a Link Connection)毎に送信優先度
を持たせ優先制御を行うフレームリレー伝送装置及びフ
レームリレー伝送方法に関するものである。
a Link Connection)毎に送信優先度
を持たせ優先制御を行うフレームリレー伝送装置及びフ
レームリレー伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平11−17739号
公報に示された従来のフレームリレー伝送装置の構成を
示すブロック図である。図において、50はフレームリ
レー伝送装置、51は相手先を識別するための識別子を
登録したDLCI(DataLink Connect
ion Identifier)登録テーブル、52は
入力されたフレームリレーデータを格納する送信バッフ
ァ、53は通信品質を割り当てる送信フレーム監視部、
54は送信フレーム監視部53の指示に基づき当該DL
CIの送信バッファ52に格納されているフレームリレ
ーデータを先頭フレームから送信するフレーム送信制御
部、60は端末機器、70はフレームリレーネットワー
クである。
公報に示された従来のフレームリレー伝送装置の構成を
示すブロック図である。図において、50はフレームリ
レー伝送装置、51は相手先を識別するための識別子を
登録したDLCI(DataLink Connect
ion Identifier)登録テーブル、52は
入力されたフレームリレーデータを格納する送信バッフ
ァ、53は通信品質を割り当てる送信フレーム監視部、
54は送信フレーム監視部53の指示に基づき当該DL
CIの送信バッファ52に格納されているフレームリレ
ーデータを先頭フレームから送信するフレーム送信制御
部、60は端末機器、70はフレームリレーネットワー
クである。
【0003】次に動作について説明する。フレームリレ
ー伝送装置50は、端末機器60からの入力されたフレ
ームリレーデータをDLCI登録テーブル51に基づい
て分類し、送信バッファ52に格納する。フレーム送信
制御部54は、送信フレーム監視部53の指示に基づ
き、当該DLCIの送信バッファ52に格納されている
フレームリレーデータの先頭フレームから、フレームリ
レーネットワーク70に送信する。ここで、送信フレー
ム監視部53は、リアルタイム性の強い通信に対して優
先的に通信品質を割り当てるように、つまり、送信優先
順位の高い通信に対して低遅延を実現するように、フレ
ーム送信制御部54に指示を与える。
ー伝送装置50は、端末機器60からの入力されたフレ
ームリレーデータをDLCI登録テーブル51に基づい
て分類し、送信バッファ52に格納する。フレーム送信
制御部54は、送信フレーム監視部53の指示に基づ
き、当該DLCIの送信バッファ52に格納されている
フレームリレーデータの先頭フレームから、フレームリ
レーネットワーク70に送信する。ここで、送信フレー
ム監視部53は、リアルタイム性の強い通信に対して優
先的に通信品質を割り当てるように、つまり、送信優先
順位の高い通信に対して低遅延を実現するように、フレ
ーム送信制御部54に指示を与える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレームリレー
伝送装置は以上のように構成され、DLC毎の優先順位
により高優先のデータをより多く送信する制御を行って
いるため、高優先DLCのフレームリレーデータが、認
定情報速度(CIR:Committed Infor
mation Rate)を超えた場合でも優先的に送
信されてしまい、フレームリレー伝送装置内で輻輳が発
生していないにもかかわらず、他の低優先DLCのフレ
ームリレーデータに対してCIRが保証されないという
課題があった。
伝送装置は以上のように構成され、DLC毎の優先順位
により高優先のデータをより多く送信する制御を行って
いるため、高優先DLCのフレームリレーデータが、認
定情報速度(CIR:Committed Infor
mation Rate)を超えた場合でも優先的に送
信されてしまい、フレームリレー伝送装置内で輻輳が発
生していないにもかかわらず、他の低優先DLCのフレ
ームリレーデータに対してCIRが保証されないという
課題があった。
【0005】また、輻輳の監視周期が大きい場合に、瞬
間的に大量のフレームリレーデータが入力された場合に
は、フレームリレー伝送装置50内の送信バッファ52
が消費されてしまうことにより、あらゆるDLCの新た
なフレームリレーデータの受信ができないという課題が
あった。
間的に大量のフレームリレーデータが入力された場合に
は、フレームリレー伝送装置50内の送信バッファ52
が消費されてしまうことにより、あらゆるDLCの新た
なフレームリレーデータの受信ができないという課題が
あった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、高優先DLCのフレームリレー
データがCIRを超えて入力された場合に、低優先DL
CのCIRを保証するフレームリレー伝送装置及びフレ
ームリレー伝送方法を得ることを目的とする。
ためになされたもので、高優先DLCのフレームリレー
データがCIRを超えて入力された場合に、低優先DL
CのCIRを保証するフレームリレー伝送装置及びフレ
ームリレー伝送方法を得ることを目的とする。
【0007】また、瞬間的な大量のフレームリレーデー
タが入力された場合に、他のDLCへの影響を発生させ
ないフレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方
法を得ることを目的とする。
タが入力された場合に、他のDLCへの影響を発生させ
ないフレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方
法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフレーム
リレー伝送装置は、入力したフレームリレーデータを、
DLC振り分け情報に基づき、DLC毎に振り分けるフ
レーム入力処理部と、DLC毎に振り分けられたフレー
ムリレーデータを格納するDLC毎キュー部と、予め設
定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序情報に
基づき、上記DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力するフレーム出力処理
部と、このフレーム出力処理部が上記DLC毎キュー部
から読み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC
毎に積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情報
と比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR
値を越えた場合にCIR超過情報を出力するCNT部と
を備え、上記フレーム出力処理部が、上記CIR超過情
報に基づき、積算されたデータ量が上記CIR値を越え
たDLCの優先順位を下げて、上記DLC毎キュー部に
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
するものである。
リレー伝送装置は、入力したフレームリレーデータを、
DLC振り分け情報に基づき、DLC毎に振り分けるフ
レーム入力処理部と、DLC毎に振り分けられたフレー
ムリレーデータを格納するDLC毎キュー部と、予め設
定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序情報に
基づき、上記DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力するフレーム出力処理
部と、このフレーム出力処理部が上記DLC毎キュー部
から読み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC
毎に積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情報
と比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR
値を越えた場合にCIR超過情報を出力するCNT部と
を備え、上記フレーム出力処理部が、上記CIR超過情
報に基づき、積算されたデータ量が上記CIR値を越え
たDLCの優先順位を下げて、上記DLC毎キュー部に
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
するものである。
【0009】この発明に係るフレームリレー伝送装置
は、DLC毎キュー部に入力することのできるデータ量
の閾値を与えるDLC毎廃棄カウンタを備え、フレーム
入力処理部が、上記DLC毎キュー部に転送するフレー
ムリレーデータのデータ量をカウントし、上記DLC毎
廃棄カウンタが与えるデータ量の閾値を越える場合に、
入力したフレームリレーデータを廃棄するものである。
は、DLC毎キュー部に入力することのできるデータ量
の閾値を与えるDLC毎廃棄カウンタを備え、フレーム
入力処理部が、上記DLC毎キュー部に転送するフレー
ムリレーデータのデータ量をカウントし、上記DLC毎
廃棄カウンタが与えるデータ量の閾値を越える場合に、
入力したフレームリレーデータを廃棄するものである。
【0010】この発明に係るフレームリレー伝送装置
は、DLC毎キュー部に、最優先のDLCのフレームリ
レーデータを格納する最優先DLCキューを備え、フレ
ーム出力処理部が、上記最優先DLCキューに格納され
たフレームリレーデータを最優先に読み出して出力する
ものである。
は、DLC毎キュー部に、最優先のDLCのフレームリ
レーデータを格納する最優先DLCキューを備え、フレ
ーム出力処理部が、上記最優先DLCキューに格納され
たフレームリレーデータを最優先に読み出して出力する
ものである。
【0011】この発明に係るフレームリレー伝送装置
は、入力した非フレームリレーデータにヘッダを付加
し、DLC振り分け情報に基づき、上記ヘッダに相手先
を識別するためのDLCIを埋め込むことにより、フレ
ームリレーデータを作成すると共に、上記DLC振り分
け情報に基づき、作成したフレームリレーデータをDL
C毎に振り分けるフレーム作成/DLC振り分け処理部
と、DLC毎に振り分けられたフレームリレーデータを
格納するDLC毎キュー部と、予め設定されたDLC毎
の送信優先順位を示す出力順序情報に基づき、上記DL
C毎キュー部に格納されているフレームリレーデータを
読み出して出力するフレーム出力処理部と、このフレー
ム出力処理部が上記DLC毎キュー部から読み出すフレ
ームリレーデータのデータ量をDLC毎に積算し、予め
設定されたCIR値を示すCIR情報と比較し、DLC
毎に積算されたデータ量が上記CIR値を越えた場合に
CIR超過情報を出力するCNT部とを備え、上記フレ
ーム出力処理部が、上記CIR超過情報に基づき、積算
されたデータ量が上記CIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、上記DLC毎キュー部に格納されているフ
レームリレーデータを読み出して出力するものである。
は、入力した非フレームリレーデータにヘッダを付加
し、DLC振り分け情報に基づき、上記ヘッダに相手先
を識別するためのDLCIを埋め込むことにより、フレ
ームリレーデータを作成すると共に、上記DLC振り分
け情報に基づき、作成したフレームリレーデータをDL
C毎に振り分けるフレーム作成/DLC振り分け処理部
と、DLC毎に振り分けられたフレームリレーデータを
格納するDLC毎キュー部と、予め設定されたDLC毎
の送信優先順位を示す出力順序情報に基づき、上記DL
C毎キュー部に格納されているフレームリレーデータを
読み出して出力するフレーム出力処理部と、このフレー
ム出力処理部が上記DLC毎キュー部から読み出すフレ
ームリレーデータのデータ量をDLC毎に積算し、予め
設定されたCIR値を示すCIR情報と比較し、DLC
毎に積算されたデータ量が上記CIR値を越えた場合に
CIR超過情報を出力するCNT部とを備え、上記フレ
ーム出力処理部が、上記CIR超過情報に基づき、積算
されたデータ量が上記CIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、上記DLC毎キュー部に格納されているフ
レームリレーデータを読み出して出力するものである。
【0012】この発明に係るフレームリレー伝送方法
は、入力したフレームリレーデータをDLC毎に振り分
けて格納し、予め設定されたDLC毎の送信優先順位に
より、格納されたデータを読み出して出力するものにお
いて、格納されているフレームリレーデータを読み出す
際のデータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCI
R値と比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記C
IR値を越えた場合に、積算されたデータ量が上記CI
R値を越えたDLCの優先順位を下げて、フレームリレ
ーデータを読み出して出力するものである。
は、入力したフレームリレーデータをDLC毎に振り分
けて格納し、予め設定されたDLC毎の送信優先順位に
より、格納されたデータを読み出して出力するものにお
いて、格納されているフレームリレーデータを読み出す
際のデータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCI
R値と比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記C
IR値を越えた場合に、積算されたデータ量が上記CI
R値を越えたDLCの優先順位を下げて、フレームリレ
ーデータを読み出して出力するものである。
【0013】この発明に係るフレームリレー伝送方法
は、DLC毎に振り分けて格納するフレームリレーデー
タのデータ量をカウントし、カウントしたデータ量が所
定の閾値を越える場合に、入力したフレームリレーデー
タを廃棄するものである。
は、DLC毎に振り分けて格納するフレームリレーデー
タのデータ量をカウントし、カウントしたデータ量が所
定の閾値を越える場合に、入力したフレームリレーデー
タを廃棄するものである。
【0014】この発明に係るフレームリレー伝送方法
は、入力した非フレームリレーデータにヘッダを付加
し、上記ヘッダに相手先を識別するためのDLCIを埋
め込むことにより、フレームリレーデータを作成し、作
成したフレームリレーデータをDLC毎に振り分けて格
納し、予め設定されたDLC毎の送信優先順位により、
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
するものにおいて、格納されているフレームリレーデー
タを読み出す際のデータ量をDLC毎に積算し、予め設
定されたCIR値と比較し、DLC毎に積算されたデー
タ量が上記CIR値を越えた場合に、積算されたデータ
量が上記CIR値を越えたDLCの優先順位を下げて、
フレームリレーデータを読み出して出力するものであ
る。
は、入力した非フレームリレーデータにヘッダを付加
し、上記ヘッダに相手先を識別するためのDLCIを埋
め込むことにより、フレームリレーデータを作成し、作
成したフレームリレーデータをDLC毎に振り分けて格
納し、予め設定されたDLC毎の送信優先順位により、
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
するものにおいて、格納されているフレームリレーデー
タを読み出す際のデータ量をDLC毎に積算し、予め設
定されたCIR値と比較し、DLC毎に積算されたデー
タ量が上記CIR値を越えた場合に、積算されたデータ
量が上記CIR値を越えたDLCの優先順位を下げて、
フレームリレーデータを読み出して出力するものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
レームリレー伝送装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1はフレームリレー伝送装置、11は入
力したフレームリレーデータ31をDLC毎に振り分け
るフレームデータ入力処理部、12はDLC毎に振り分
けられたフレームリレーデータ32を格納するDLC毎
キュー部、13はDLC毎キュー部12に格納されてい
るフレームリレーデータ33を読み出し、外部にフレー
ムリレーデータ34として出力するフレームデータ出力
処理部である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
レームリレー伝送装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1はフレームリレー伝送装置、11は入
力したフレームリレーデータ31をDLC毎に振り分け
るフレームデータ入力処理部、12はDLC毎に振り分
けられたフレームリレーデータ32を格納するDLC毎
キュー部、13はDLC毎キュー部12に格納されてい
るフレームリレーデータ33を読み出し、外部にフレー
ムリレーデータ34として出力するフレームデータ出力
処理部である。
【0016】また、図1において、14はフレームデー
タ出力処理部13がDLC毎キュー部12から読み出す
フレームリレーデータ33のデータ量を積算し、予め設
定されたCIR値を示すCIR情報22と比較し、DL
C毎に積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、
CIR超過情報24をフレームデータ出力処理部に出力
するCNT部(カウント部)であり、15はフレームデ
ータ入力処理部11への制御データであるDLC振り分
け情報21,CNT部14の制御データであるCIR情
報22,フレームデータ出力処理部13への制御データ
である出力順序情報23を作成する制御部である。
タ出力処理部13がDLC毎キュー部12から読み出す
フレームリレーデータ33のデータ量を積算し、予め設
定されたCIR値を示すCIR情報22と比較し、DL
C毎に積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、
CIR超過情報24をフレームデータ出力処理部に出力
するCNT部(カウント部)であり、15はフレームデ
ータ入力処理部11への制御データであるDLC振り分
け情報21,CNT部14の制御データであるCIR情
報22,フレームデータ出力処理部13への制御データ
である出力順序情報23を作成する制御部である。
【0017】ここで、DLC振り分け情報21は、フレ
ームデータ入力処理部21に入力されたフレームリレー
データ31をDLC毎に振り分けるための制御データ
で、CIR情報22は予め設定されたDLC毎のCIR
値を示す制御データで、出力順序情報23は、予め設定
された各DLC毎の送信優先順位を示す制御データであ
る。
ームデータ入力処理部21に入力されたフレームリレー
データ31をDLC毎に振り分けるための制御データ
で、CIR情報22は予め設定されたDLC毎のCIR
値を示す制御データで、出力順序情報23は、予め設定
された各DLC毎の送信優先順位を示す制御データであ
る。
【0018】次に動作について説明する。フレームリレ
ー伝送装置1に入力されるフレームリレーデータ31
は、まず、フレーム入力処理部11において、制御部1
5からのDLC振り分け情報21に基づきDLC毎に振
り分けられる。DLC毎に分けられたフレームリレーデ
ータ32は、DLC毎キュー部12の各DLC毎に決め
られたキューに格納される。また、フレーム出力処理部
13は、DLC毎キュー部12にフレームリレーデータ
の入力があると、制御部15からの出力順序情報23に
基づいて、DLC毎キュー部12のうち、より優先順位
の高いDLC毎キューから順にフレームリレーデータの
あり/なしを検索し、最初に見つかった最も優先順位の
高いDLCのキューより、フレームリレーデータ33を
読み出し、外部にフレームリレーデータ34として出力
する。
ー伝送装置1に入力されるフレームリレーデータ31
は、まず、フレーム入力処理部11において、制御部1
5からのDLC振り分け情報21に基づきDLC毎に振
り分けられる。DLC毎に分けられたフレームリレーデ
ータ32は、DLC毎キュー部12の各DLC毎に決め
られたキューに格納される。また、フレーム出力処理部
13は、DLC毎キュー部12にフレームリレーデータ
の入力があると、制御部15からの出力順序情報23に
基づいて、DLC毎キュー部12のうち、より優先順位
の高いDLC毎キューから順にフレームリレーデータの
あり/なしを検索し、最初に見つかった最も優先順位の
高いDLCのキューより、フレームリレーデータ33を
読み出し、外部にフレームリレーデータ34として出力
する。
【0019】このとき、CNT部14は、フレーム出力
処理部13が読み出したフレームリレーデータ33のデ
ータ量をDLC毎に積算し、CIR情報22が示すDL
C毎のCIR値をバイト数に変換し、バイト数で示され
るデータ量の積算値とバイト数に変換されたCIR値と
を比較する。そして、データ量の積算値がCIR値を超
えた場合には、フレーム出力処理部13にCIR超過情
報24を出力する。CIR超過情報24を受け取ったフ
レーム出力処理部13は、当該DLCの出力優先順位
を、出力順序情報23とは無関係に最低ランクに下げる
ように制御する。
処理部13が読み出したフレームリレーデータ33のデ
ータ量をDLC毎に積算し、CIR情報22が示すDL
C毎のCIR値をバイト数に変換し、バイト数で示され
るデータ量の積算値とバイト数に変換されたCIR値と
を比較する。そして、データ量の積算値がCIR値を超
えた場合には、フレーム出力処理部13にCIR超過情
報24を出力する。CIR超過情報24を受け取ったフ
レーム出力処理部13は、当該DLCの出力優先順位
を、出力順序情報23とは無関係に最低ランクに下げる
ように制御する。
【0020】このように、CNT部14が、DLC毎キ
ュー部12から読み出されたフレームリレーデータのデ
ータ量を積算し、データ量の積算値がCIR値を超えた
場合に、フレーム出力処理部13が、高い出力優先順位
を持つDLCの出力優先順位をダイナミックに変化さ
せ、優先順位を強制的に低くすることで、もともと低い
優先順位が設定されたDLCについても、そのCIRま
では、確実に出力させることを保証することが可能であ
る。
ュー部12から読み出されたフレームリレーデータのデ
ータ量を積算し、データ量の積算値がCIR値を超えた
場合に、フレーム出力処理部13が、高い出力優先順位
を持つDLCの出力優先順位をダイナミックに変化さ
せ、優先順位を強制的に低くすることで、もともと低い
優先順位が設定されたDLCについても、そのCIRま
では、確実に出力させることを保証することが可能であ
る。
【0021】一方、このような制御により優先順位を下
げられたDLCについても、他にCIRを超過していな
いDLCからの出力要求がない場合は、もともと設定さ
れた高い優先順位で出力される。こうすることにより、
保証帯域であるCIRを超えた余剰帯域(全体の帯域よ
り、全DLCのCIRの合計を差し引いたもの)の範囲
では、高優先度が機能し本来の優先を実現することが可
能である。
げられたDLCについても、他にCIRを超過していな
いDLCからの出力要求がない場合は、もともと設定さ
れた高い優先順位で出力される。こうすることにより、
保証帯域であるCIRを超えた余剰帯域(全体の帯域よ
り、全DLCのCIRの合計を差し引いたもの)の範囲
では、高優先度が機能し本来の優先を実現することが可
能である。
【0022】すなわち、異なるユーザが異なるDLCを
持って同一のフレームリレー装置1に接続した場合に、
低優先のユーザといえども、設定されたCIRまでは、
他のDLCの流入トラヒックに影響されることなく確実
に送信が保証され、また、高優先ユーザは、余剰帯域内
でより多くのフレームリレーデータの送信が可能であ
る。
持って同一のフレームリレー装置1に接続した場合に、
低優先のユーザといえども、設定されたCIRまでは、
他のDLCの流入トラヒックに影響されることなく確実
に送信が保証され、また、高優先ユーザは、余剰帯域内
でより多くのフレームリレーデータの送信が可能であ
る。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、高優先DLCのフレームリレーデータがCIRを超
えて入力された場合には、出力順序情報23にかかわら
ず、フレーム出力処理部13が優先順位を強制的に低く
することで、低優先DLCのCIRを保証することがで
きるという効果が得られる。
ば、高優先DLCのフレームリレーデータがCIRを超
えて入力された場合には、出力順序情報23にかかわら
ず、フレーム出力処理部13が優先順位を強制的に低く
することで、低優先DLCのCIRを保証することがで
きるという効果が得られる。
【0024】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図2において、16はDLC毎キュー部1
2の各DLC毎キューに入力することのできるデータ量
の閾値を与えるDLC毎廃棄カウンタで、このデータ量
の閾値は制御部15により作成される。その他の構成
は、実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
態2によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図2において、16はDLC毎キュー部1
2の各DLC毎キューに入力することのできるデータ量
の閾値を与えるDLC毎廃棄カウンタで、このデータ量
の閾値は制御部15により作成される。その他の構成
は、実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
【0025】次に動作について説明する。フレーム入力
処理部11は、DLC毎に振り分けてDLC毎キューブ
部12に転送するフレームリレーデータ32のデータ量
をカウントしている。そして、今回入力されたフレーム
リレーデータ31をDLC毎に振り分けてDLC毎キュ
ーブ部12に転送する前に、DLC毎廃棄カウンタ16
を参照し、もし、DLC毎キュー部12の当該DLCの
キューに今回入力されたフレームリレーデータ32を転
送すると、DLC毎廃棄カウンタ16が示すデータ量の
閾値を超えてしまうと判断した場合には、入力したその
フレームリレーデータ31を廃棄する。そうすること
で、DLC毎キュー部12における他のDLCのフレー
ムリレーデータ用のバッファが消費されてしまうことを
防ぐことができる。
処理部11は、DLC毎に振り分けてDLC毎キューブ
部12に転送するフレームリレーデータ32のデータ量
をカウントしている。そして、今回入力されたフレーム
リレーデータ31をDLC毎に振り分けてDLC毎キュ
ーブ部12に転送する前に、DLC毎廃棄カウンタ16
を参照し、もし、DLC毎キュー部12の当該DLCの
キューに今回入力されたフレームリレーデータ32を転
送すると、DLC毎廃棄カウンタ16が示すデータ量の
閾値を超えてしまうと判断した場合には、入力したその
フレームリレーデータ31を廃棄する。そうすること
で、DLC毎キュー部12における他のDLCのフレー
ムリレーデータ用のバッファが消費されてしまうことを
防ぐことができる。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、フレーム入力処理部11が、DLC毎廃棄カウンタ
16より与えられたDLC毎に入力可能なデータ量の閾
値を参照して、データ量の閾値を越えると判断した場合
には、当該DLCのフレームデータをDLC毎キュー部
12に転送せずに廃棄することにより、瞬間的に大量の
フレームリレーデータが流入しても、DLC毎キュー部
12のバッファが大量に消費されてしまうのを防ぎ、他
のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能になる
のを防ぐことができるという効果が得られる。
ば、フレーム入力処理部11が、DLC毎廃棄カウンタ
16より与えられたDLC毎に入力可能なデータ量の閾
値を参照して、データ量の閾値を越えると判断した場合
には、当該DLCのフレームデータをDLC毎キュー部
12に転送せずに廃棄することにより、瞬間的に大量の
フレームリレーデータが流入しても、DLC毎キュー部
12のバッファが大量に消費されてしまうのを防ぎ、他
のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能になる
のを防ぐことができるという効果が得られる。
【0027】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図3において、17はDLC毎キュー部1
2に備えられた、最優先のDLCのフレームリレーデー
タを格納する最優先DLCキューで、その他の構成は、
実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
態3によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図3において、17はDLC毎キュー部1
2に備えられた、最優先のDLCのフレームリレーデー
タを格納する最優先DLCキューで、その他の構成は、
実施の形態1の図1に示す構成と同等である。
【0028】次に動作について説明する。フレーム入力
処理部11は、DLC振り分け情報21に基づき、最優
先のDLCのフレームリレーデータを最優先DLCキュ
ー17に格納する。そして、フレーム出力処理部13
は、CIR値にかかわりなく、最優先DLCキュー17
に格納されているフレームリレーデータを最優先で読み
出し、フレームリレーデータ34として出力する。
処理部11は、DLC振り分け情報21に基づき、最優
先のDLCのフレームリレーデータを最優先DLCキュ
ー17に格納する。そして、フレーム出力処理部13
は、CIR値にかかわりなく、最優先DLCキュー17
に格納されているフレームリレーデータを最優先で読み
出し、フレームリレーデータ34として出力する。
【0029】上記発明の実施の形態1では、高優先DL
Cのデータであっても、CNT部14からのCIR超過
情報24により、CIR値を超えたフレームリレーデー
タについては、他の低優先DLCのフレームリレーデー
タに遅れて送信される。しかし、この実施の形態では、
最優先DLCキュー17を設けることにより、CIR値
にかかわらず、他の高優先DLCのフレームリレーデー
タよりも先んじて送信することが可能であり、音声デー
タ等の極めて高い実時間性を必要とされるデータについ
ても、その要求を満足することが可能である。
Cのデータであっても、CNT部14からのCIR超過
情報24により、CIR値を超えたフレームリレーデー
タについては、他の低優先DLCのフレームリレーデー
タに遅れて送信される。しかし、この実施の形態では、
最優先DLCキュー17を設けることにより、CIR値
にかかわらず、他の高優先DLCのフレームリレーデー
タよりも先んじて送信することが可能であり、音声デー
タ等の極めて高い実時間性を必要とされるデータについ
ても、その要求を満足することが可能である。
【0030】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、最優先DLCキュー17を設けることにより、CI
R値にかかわらず、最優先DLCキュー17に格納され
ているフレームリレーデータを最優先で送信することが
できるという効果が得られる。
ば、最優先DLCキュー17を設けることにより、CI
R値にかかわらず、最優先DLCキュー17に格納され
ているフレームリレーデータを最優先で送信することが
できるという効果が得られる。
【0031】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図4において、18は非フレームリレーデ
ータ41を入力してフレームリレーデータを作成すると
共に、DLC振り分け情報21に基づき、作成されたフ
レームリレーデータをDLC毎に振り分けるフレーム作
成/DLC振り分け処理部である。この実施の形態は、
実施の形態1の図1におけるフレーム入力処理部11
を、フレーム作成/DLC振り分け処理部18に置き換
えたものである。
態4によるフレームリレー伝送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図4において、18は非フレームリレーデ
ータ41を入力してフレームリレーデータを作成すると
共に、DLC振り分け情報21に基づき、作成されたフ
レームリレーデータをDLC毎に振り分けるフレーム作
成/DLC振り分け処理部である。この実施の形態は、
実施の形態1の図1におけるフレーム入力処理部11
を、フレーム作成/DLC振り分け処理部18に置き換
えたものである。
【0032】次に動作について説明する。フレーム作成
/DLC振り分け処理部18は、入力した非フレームリ
レーデータ41に適切なヘッダを付加し、DLC振り分
け情報21に基づき、付加したヘッダ内にDLCIを埋
め込むことによりフレームリレーデータを作成し、作成
したフレームリレーデータをDLC毎に振り分けて出力
する。その他の動作は、実施の形態1と同様である。
/DLC振り分け処理部18は、入力した非フレームリ
レーデータ41に適切なヘッダを付加し、DLC振り分
け情報21に基づき、付加したヘッダ内にDLCIを埋
め込むことによりフレームリレーデータを作成し、作成
したフレームリレーデータをDLC毎に振り分けて出力
する。その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0033】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、非フレームリレーデータ41が入され、高優先DL
CがCIRを超えた場合でも、低優先DLCのCIRを
保証することができるという効果が得られる。
ば、非フレームリレーデータ41が入され、高優先DL
CがCIRを超えた場合でも、低優先DLCのCIRを
保証することができるという効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
したフレームリレーデータを、DLC振り分け情報に基
づき、DLC毎に振り分けるフレーム入力処理部と、D
LC毎に振り分けられたフレームリレーデータを格納す
るDLC毎キュー部と、予め設定されたDLC毎の送信
優先順位を示す出力順序情報に基づき、DLC毎キュー
部に格納されているフレームリレーデータを読み出して
出力するフレーム出力処理部と、このフレーム出力処理
部がDLC毎キュー部から読み出すフレームリレーデー
タのデータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCI
R値を示すCIR情報と比較し、DLC毎に積算された
データ量がCIR値を越えた場合にCIR超過情報を出
力するCNT部とを備え、フレーム出力処理部が、CI
R超過情報に基づき、積算されたデータ量がCIR値を
越えたDLCの優先順位を下げて、DLC毎キュー部に
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
することにより、高優先DLCのフレームリレーデータ
がCIRを超えて入力された場合には、低優先DLCの
CIRを保証することができるという効果がある。
したフレームリレーデータを、DLC振り分け情報に基
づき、DLC毎に振り分けるフレーム入力処理部と、D
LC毎に振り分けられたフレームリレーデータを格納す
るDLC毎キュー部と、予め設定されたDLC毎の送信
優先順位を示す出力順序情報に基づき、DLC毎キュー
部に格納されているフレームリレーデータを読み出して
出力するフレーム出力処理部と、このフレーム出力処理
部がDLC毎キュー部から読み出すフレームリレーデー
タのデータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCI
R値を示すCIR情報と比較し、DLC毎に積算された
データ量がCIR値を越えた場合にCIR超過情報を出
力するCNT部とを備え、フレーム出力処理部が、CI
R超過情報に基づき、積算されたデータ量がCIR値を
越えたDLCの優先順位を下げて、DLC毎キュー部に
格納されているフレームリレーデータを読み出して出力
することにより、高優先DLCのフレームリレーデータ
がCIRを超えて入力された場合には、低優先DLCの
CIRを保証することができるという効果がある。
【0035】この発明によれば、DLC毎キュー部に入
力することのできるデータ量の閾値を与えるDLC毎廃
棄カウンタを備え、フレーム入力処理部が、DLC毎キ
ュー部に転送するフレームリレーデータのデータ量をカ
ウントし、データ量の閾値を越える場合に、入力したフ
レームリレーデータを廃棄することにより、瞬間的に大
量のフレームリレーデータが流入しても、DLC毎キュ
ー部のバッファが大量に消費されてしまうのを防ぎ、他
のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能になる
のを防ぐことができるという効果がある。
力することのできるデータ量の閾値を与えるDLC毎廃
棄カウンタを備え、フレーム入力処理部が、DLC毎キ
ュー部に転送するフレームリレーデータのデータ量をカ
ウントし、データ量の閾値を越える場合に、入力したフ
レームリレーデータを廃棄することにより、瞬間的に大
量のフレームリレーデータが流入しても、DLC毎キュ
ー部のバッファが大量に消費されてしまうのを防ぎ、他
のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能になる
のを防ぐことができるという効果がある。
【0036】この発明によれば、DLC毎キュー部に、
最優先のDLCのフレームリレーデータを格納する最優
先DLCキューを備え、フレーム出力処理部が、最優先
DLCキューに格納されたフレームリレーデータを最優
先に読み出して出力することにより、CIR値にかかわ
らず、最優先DLCキューに格納されているフレームリ
レーデータを最優先で送信することができるという効果
がある。
最優先のDLCのフレームリレーデータを格納する最優
先DLCキューを備え、フレーム出力処理部が、最優先
DLCキューに格納されたフレームリレーデータを最優
先に読み出して出力することにより、CIR値にかかわ
らず、最優先DLCキューに格納されているフレームリ
レーデータを最優先で送信することができるという効果
がある。
【0037】この発明によれば、入力した非フレームリ
レーデータにヘッダを付加し、DLC振り分け情報に基
づき、上記ヘッダに相手先を識別するためのDLCIを
埋め込むことにより、フレームリレーデータを作成する
と共に、DLC振り分け情報に基づき、作成したフレー
ムリレーデータをDLC毎に振り分けるフレーム作成/
DLC振り分け処理部と、DLC毎に振り分けられたフ
レームリレーデータを格納するDLC毎キュー部と、予
め設定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序情
報に基づき、DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力するフレーム出力処理
部と、このフレーム出力処理部がDLC毎キュー部から
読み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC毎に
積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情報と比
較し、DLC毎に積算されたデータ量がCIR値を越え
た場合にCIR超過情報を出力するCNT部とを備え、
フレーム出力処理部が、CIR超過情報に基づき、積算
されたデータ量が上記CIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力することにより、非フ
レームリレーデータが入力され、高優先DLCがCIR
を超えた場合には、低優先DLCのCIRを保証するこ
とができるという効果が得られる。
レーデータにヘッダを付加し、DLC振り分け情報に基
づき、上記ヘッダに相手先を識別するためのDLCIを
埋め込むことにより、フレームリレーデータを作成する
と共に、DLC振り分け情報に基づき、作成したフレー
ムリレーデータをDLC毎に振り分けるフレーム作成/
DLC振り分け処理部と、DLC毎に振り分けられたフ
レームリレーデータを格納するDLC毎キュー部と、予
め設定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序情
報に基づき、DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力するフレーム出力処理
部と、このフレーム出力処理部がDLC毎キュー部から
読み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC毎に
積算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情報と比
較し、DLC毎に積算されたデータ量がCIR値を越え
た場合にCIR超過情報を出力するCNT部とを備え、
フレーム出力処理部が、CIR超過情報に基づき、積算
されたデータ量が上記CIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、DLC毎キュー部に格納されているフレー
ムリレーデータを読み出して出力することにより、非フ
レームリレーデータが入力され、高優先DLCがCIR
を超えた場合には、低優先DLCのCIRを保証するこ
とができるという効果が得られる。
【0038】この発明によれば、入力したフレームリレ
ーデータをDLC毎に振り分けて格納し、予め設定され
たDLC毎の送信優先順位により、格納されたデータを
読み出して出力するものにおいて、格納されているフレ
ームリレーデータを読み出す際のデータ量をDLC毎に
積算し、予め設定されたCIR値と比較し、DLC毎に
積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、積算さ
れたデータ量がCIR値を越えたDLCの優先順位を下
げて、フレームリレーデータを読み出して出力すること
により、高優先DLCのフレームリレーデータがCIR
を超えて入力された場合には、送信優先順位にかかわら
ず、低優先DLCのCIRを保証することができるとい
う効果が得られる。
ーデータをDLC毎に振り分けて格納し、予め設定され
たDLC毎の送信優先順位により、格納されたデータを
読み出して出力するものにおいて、格納されているフレ
ームリレーデータを読み出す際のデータ量をDLC毎に
積算し、予め設定されたCIR値と比較し、DLC毎に
積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、積算さ
れたデータ量がCIR値を越えたDLCの優先順位を下
げて、フレームリレーデータを読み出して出力すること
により、高優先DLCのフレームリレーデータがCIR
を超えて入力された場合には、送信優先順位にかかわら
ず、低優先DLCのCIRを保証することができるとい
う効果が得られる。
【0039】この発明によれば、DLC毎に振り分けて
格納するフレームリレーデータのデータ量をカウント
し、カウントしたデータ量が所定の閾値を越える場合
に、入力したフレームリレーデータを廃棄することによ
り、瞬間的に大量のフレームリレーデータが流入して
も、他のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能
になるのを防ぐことができるという効果がある。
格納するフレームリレーデータのデータ量をカウント
し、カウントしたデータ量が所定の閾値を越える場合
に、入力したフレームリレーデータを廃棄することによ
り、瞬間的に大量のフレームリレーデータが流入して
も、他のDLCのフレームリレーデータの受信が不可能
になるのを防ぐことができるという効果がある。
【0040】この発明によれば、入力した非フレームリ
レーデータにヘッダを付加し、ヘッダに相手先を識別す
るためのDLCIを埋め込むことにより、フレームリレ
ーデータを作成し、作成したフレームリレーデータをD
LC毎に振り分けて格納し、予め設定されたDLC毎の
送信優先順位により、格納されているフレームリレーデ
ータを読み出して出力するものにおいて、格納されてい
るフレームリレーデータを読み出す際のデータ量をDL
C毎に積算し、予め設定されたCIR値と比較し、DL
C毎に積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、
積算されたデータ量がCIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、フレームリレーデータを読み出して出力す
ることにより、非フレームリレーデータが入力され、高
優先DLCがCIRを超えた場合には、低優先DLCの
CIRを保証することができるという効果が得られる。
レーデータにヘッダを付加し、ヘッダに相手先を識別す
るためのDLCIを埋め込むことにより、フレームリレ
ーデータを作成し、作成したフレームリレーデータをD
LC毎に振り分けて格納し、予め設定されたDLC毎の
送信優先順位により、格納されているフレームリレーデ
ータを読み出して出力するものにおいて、格納されてい
るフレームリレーデータを読み出す際のデータ量をDL
C毎に積算し、予め設定されたCIR値と比較し、DL
C毎に積算されたデータ量がCIR値を越えた場合に、
積算されたデータ量がCIR値を越えたDLCの優先順
位を下げて、フレームリレーデータを読み出して出力す
ることにより、非フレームリレーデータが入力され、高
優先DLCがCIRを超えた場合には、低優先DLCの
CIRを保証することができるという効果が得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1によるフレームリレ
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるフレームリレ
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるフレームリレ
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるフレームリレ
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
ー伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来のフレームリレー伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 フレームリレー伝送装置、11 フレーム入力処理
部、12 DLC毎キュー部、13 フレーム出力処理
部、14 CNT部、15 制御部、16 DLC毎廃
棄カウンタ、17 最優先DLCキュー、18 フレー
ム作成/DLC振り分け処理部、21 DLC振り分け
情報、22 CIR情報、23 出力順序情報、24
CIR超過情報、31 フレームリレーデータ、32
フレームリレーデータ、33 フレームリレーデータ、
34 フレームリレーデータ、41 非フレームリレー
データ。
部、12 DLC毎キュー部、13 フレーム出力処理
部、14 CNT部、15 制御部、16 DLC毎廃
棄カウンタ、17 最優先DLCキュー、18 フレー
ム作成/DLC振り分け処理部、21 DLC振り分け
情報、22 CIR情報、23 出力順序情報、24
CIR超過情報、31 フレームリレーデータ、32
フレームリレーデータ、33 フレームリレーデータ、
34 フレームリレーデータ、41 非フレームリレー
データ。
Claims (7)
- 【請求項1】 入力したフレームリレーデータを、DL
C(Data Link Connection)振り
分け情報に基づき、DLC毎に振り分けるフレーム入力
処理部と、 DLC毎に振り分けられたフレームリレーデータを格納
するDLC毎キュー部と、 予め設定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序
情報に基づき、上記DLC毎キュー部に格納されている
フレームリレーデータを読み出して出力するフレーム出
力処理部と、 このフレーム出力処理部が上記DLC毎キュー部から読
み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC毎に積
算し、予め設定されたCIR(Committed I
nformation Rate)値を示すCIR情報
と比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR
値を越えた場合にCIR超過情報を出力するCNT部と
を備え、 上記フレーム出力処理部が、上記CIR超過情報に基づ
き、積算されたデータ量が上記CIR値を越えたDLC
の優先順位を下げて、上記DLC毎キュー部に格納され
ているフレームリレーデータを読み出して出力すること
を特徴とするフレームリレー伝送装置。 - 【請求項2】 DLC毎キュー部に入力することのでき
るデータ量の閾値を与えるDLC毎廃棄カウンタを備
え、 フレーム入力処理部が、上記DLC毎キュー部に転送す
るフレームリレーデータのデータ量をカウントし、上記
DLC毎廃棄カウンタが与えるデータ量の閾値を越える
場合に、入力したフレームリレーデータを廃棄すること
を特徴とする請求項1記載のフレームリレー伝送装置。 - 【請求項3】 DLC毎キュー部に、最優先のDLCの
フレームリレーデータを格納する最優先DLCキューを
備え、 フレーム出力処理部が、上記最優先DLCキューに格納
されたフレームリレーデータを最優先に読み出して出力
することを特徴とする請求項1記載のフレームリレー伝
送装置。 - 【請求項4】 入力した非フレームリレーデータにヘッ
ダを付加し、DLC振り分け情報に基づき、上記ヘッダ
に相手先を識別するためのDLCI(Data Lin
k Connection Identifier)を
埋め込むことにより、フレームリレーデータを作成する
と共に、上記DLC振り分け情報に基づき、作成したフ
レームリレーデータをDLC毎に振り分けるフレーム作
成/DLC振り分け処理部と、 DLC毎に振り分けられたフレームリレーデータを格納
するDLC毎キュー部と、 予め設定されたDLC毎の送信優先順位を示す出力順序
情報に基づき、上記DLC毎キュー部に格納されている
フレームリレーデータを読み出して出力するフレーム出
力処理部と、 このフレーム出力処理部が上記DLC毎キュー部から読
み出すフレームリレーデータのデータ量をDLC毎に積
算し、予め設定されたCIR値を示すCIR情報と比較
し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR値を越
えた場合にCIR超過情報を出力するCNT部とを備
え、 上記フレーム出力処理部が、上記CIR超過情報に基づ
き、積算されたデータ量が上記CIR値を越えたDLC
の優先順位を下げて、上記DLC毎キュー部に格納され
ているフレームリレーデータを読み出して出力すること
を特徴とするフレームリレー伝送装置。 - 【請求項5】 入力したフレームリレーデータをDLC
毎に振り分けて格納し、予め設定されたDLC毎の送信
優先順位により、格納されたデータを読み出して出力す
るフレームリレー伝送方法において、 格納されているフレームリレーデータを読み出す際のデ
ータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCIR値と
比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR値
を越えた場合に、積算されたデータ量が上記CIR値を
越えたDLCの優先順位を下げて、フレームリレーデー
タを読み出して出力することを特徴とするフレームリレ
ー伝送方法。 - 【請求項6】 DLC毎に振り分けて格納するフレーム
リレーデータのデータ量をカウントし、カウントしたデ
ータ量が所定の閾値を越える場合に、入力したフレーム
リレーデータを廃棄することを特徴とする請求項5記載
のフレームリレー伝送方法。 - 【請求項7】 入力した非フレームリレーデータにヘッ
ダを付加し、上記ヘッダに相手先を識別するためのDL
CIを埋め込むことにより、フレームリレーデータを作
成し、作成したフレームリレーデータをDLC毎に振り
分けて格納し、予め設定されたDLC毎の送信優先順位
により、格納されているフレームリレーデータを読み出
して出力するフレームリレー伝送方法において、 格納されているフレームリレーデータを読み出す際のデ
ータ量をDLC毎に積算し、予め設定されたCIR値と
比較し、DLC毎に積算されたデータ量が上記CIR値
を越えた場合に、積算されたデータ量が上記CIR値を
越えたDLCの優先順位を下げて、フレームリレーデー
タを読み出して出力することを特徴とするフレームリレ
ー伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160930A JP2001345839A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | フレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160930A JP2001345839A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | フレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345839A true JP2001345839A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18665049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160930A Pending JP2001345839A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | フレームリレー伝送装置及びフレームリレー伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001345839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009147731A1 (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-10 | 富士通株式会社 | データ転送装置、情報処理装置および制御方法 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160930A patent/JP2001345839A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009147731A1 (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-10 | 富士通株式会社 | データ転送装置、情報処理装置および制御方法 |
JP5018964B2 (ja) * | 2008-06-03 | 2012-09-05 | 富士通株式会社 | データ転送装置、情報処理装置および制御方法 |
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