JP2001345808A - QoS情報収集管理端末装置、QoS情報収集管理方法および記憶媒体 - Google Patents

QoS情報収集管理端末装置、QoS情報収集管理方法および記憶媒体

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JP2001345808A
JP2001345808A JP2000163573A JP2000163573A JP2001345808A JP 2001345808 A JP2001345808 A JP 2001345808A JP 2000163573 A JP2000163573 A JP 2000163573A JP 2000163573 A JP2000163573 A JP 2000163573A JP 2001345808 A JP2001345808 A JP 2001345808A
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Akira Ichie
晃 市江
Kenichi Nagami
健一 永見
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リンクステート型経路情報を共有するネットワ
ーク内のQoS情報の一元管理と同時に、QoS情報取
得のための管理トラフィックの低減を実現する。 【解決手段】 ターゲットノードから送信されるリンク
ステート情報を受信するリンクステート情報取得手段
(33)と、前記リンクステート情報取得手段により取
得したリンクステート情報をリンクステート表として記
憶するリンクステート情報記憶手段(32)と、QoS
保証の対象となるルータに対しQoS保証の要求と確認
を行うQoS制御手段(34)と、ユーザからの保証し
たいQoSの入力に応答して、QoS制御手段を介して
QoSを保証するQoS情報解析手段(31)とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク内の
Quality of Service (QoS)情報を管理する管理端末装
置、QoS情報収集管理方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、複数のルータ/ホス
ト(これらをまとめてノードと呼ぶ)を接続することに
より、データ転送を行っている。ドメイン内のルーティ
ング情報の交換には、Open Shortest Path First (OSP
F)などの内部ゲートウエイプロトコルが使われている。
OSPFは、ルータによって接続されたインターネット
ワーク上の経路について調べるのに使われるルータテク
ニックである。ルータは、定期的にリンクステート情報
でネットワークを調査することにより、経路(パス)に
ついての情報を得る。リンクステート情報は、ルータに
接続されているカレントのリンクについての記述であ
る。リンクステート情報は、またリンクのコストを示す
値などの情報についても記述する。他のルータは、この
情報を収集して、リンクコスト情報やその他の情報に基
づいた、最適のパスを使用するルーティングテーブルを
作成する。情報はネットワーク全体に定期的にブロード
キャストされるので、ルータは不断にルーティングテー
ブルの調整を行って、パケット伝送のための最適で最短
のパス経路を選択することができる。
【0003】一方、インターネット利用の増大に伴い、
ルータによるデータ転送のボトルネック、遅延や制御の
限界が現れネットワークのQoS(Quality of Service)
保証が求められている。QoS保証とは、予め定めたポ
リシーに従ってトラヒックを転送し、特定のトラヒック
のスループットや遅延時間を保証すること指す。QoS
保証を実現するためには、ネットワーク内の各ノードを
接続する各リンクの帯域幅や未使用の帯域幅および遅延
時間、転送の優先度等(以下QoS情報という)を取得
して管理する必要がある。
【0004】しかしながら、従来、このQoS情報は上
述したリンクステート情報には含まれておらず、図12
に示すように、各ノード内の管理情報ベース(MIB)
に各ノード固有のデータ形式で記憶されている。このた
め、従来QoS情報はブロードキャストされておらず、
各ノードにおいて共有されていない。このため、専用管
理端末は、各ノード毎に、例えば、Simple Network Man
agement Protocol (SNMP)等の管理環境プロトコルを用
いて、QoS情報を収集している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、Qo
S情報は各ノード間で共有されるリンクステート情報に
は含まれていないため、専用管理端末は、各ノードごと
にQoS情報を収集する必要がある。このため、管理用
トラフィックが増大するという問題がある。また、複数
のノードにQoS情報が分散されて記憶されているた
め、管理が困難であるという問題がある。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、管理端末において、QoS情報を一元管理する
とともに、その情報収集のための管理用トラヒックを減
らすことにより管理を容易にするとともに、管理用トラ
ヒックがネットワークに影響を与えることを少なくする
ことのできるQoS情報収集管理端末、QoS情報収集
管理方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に対応する発明は、複数のノードが接続さ
れると共に、該ノードのいずれかのノードと接続され、
ネットワーク管理を行う管理装置とが接続されたネット
ワークにおいて、Simple Network ManagementProtocol
(SNMP)およびCommon Open Policy Service (COPS)を含
むプロトコルを用いてQuality of Service (QoS)情報を
含むリンクステート情報を取得するリンクステート情報
取得手段と、前記リンクステート情報取得手段により取
得したリンクステート情報を記憶するリンクステート情
報記憶手段と、前記リンクステート情報記憶手段に記憶
されたリンクステート情報に基づいてQuality of Servi
ce (QoS)情報を解析するQoS情報解析手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0008】また、請求項2に対応する発明は、複数の
ノードが接続されると共に、該ノードのいずれかのノー
ドと接続され、ネットワーク管理を行う管理装置とが接
続されたネットワークにおいて、Open Shortest Path F
ast (OSPF)およびIntermediate System-to-Intermediat
e System(IS-IS)を含むプロトコルを用いてリンクステ
ート情報を取得するリンクステート情報取得手段と、前
記リンクステート手段により取得したリンクステート情
報を記憶するリンクステート情報記憶手段と、前記リン
クステート情報記憶手段に記憶されたリンクステート情
報に基づいてQuality of Service (QoS)情報を解析する
QoS情報解析手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】請求項5に対応する発明は、複数のノード
が接続されると共に、該ノードのいずれかのノードと接
続され、ネットワーク管理を行う管理装置とが接続され
たネットワークにおいて、前記管理装置が、Simple Net
work Management Protocol (SNMP)およびCommonOpen Po
licy (COPS)を含むプロトコルを用いて、前記管理装置
に接続されたノードと通信することにより、該ノードの
Quality of Service (QoS)情報を含むリンクステート情
報を取得し、前記取得したリンクステート情報を記憶す
る、ことを特徴とする。
【0010】請求項6に対応する発明は、複数のノード
が接続されると共に、該ノードのいずれかのノードと接
続され、ネットワーク管理を行う管理装置とが接続され
たネットワークにおいて、前記管理装置が、Open Short
est Path Fast (OSPF)およびIntermediate System-to-I
ntermediate System(IS-IS)を含むプロトコルを用い
て、前記管理装置に接続されたノードと通信することに
より、該ノードのQuality of Service(QoS)情報を含む
リンクステート情報を取得し、前記取得したリンクステ
ート情報を記憶する、ことを特徴とする。
【0011】請求項10に対応する発明は、複数のノー
ドが接続されると共に、該ノードのいずれかのノードと
接続され、ネットワーク管理を行う管理装置とが接続さ
れたネットワークにおいて、コンピュータを、Simple N
etwork Management Protocol (SNMP)およびCommon Open
Policy Service (COPS)を含むプロトコルを用いてQual
ity of Service (QoS)情報を含むリンクステート情報を
取得するリンクステート情報取得手段と、前記リンクス
テート情報取得手段により取得したリンクステート情報
を記憶するリンクステート情報記憶手段と、前記リンク
ステート情報記憶手段に記憶されたリンクステート情報
に基づいてQuality of Service (QoS)情報を解析するQo
S情報解析手段、として機能させるためのプログラムを
記憶したことを特徴とする。
【0012】請求項11に対応する発明は、複数のノー
ドが接続されると共に、該ノードのいずれかのノードと
接続され、ネットワーク管理を行う管理装置とが接続さ
れたネットワークにおいて、コンピュータを、Open Sho
rtest Path Fast (OSPF)およびIntermediate System-to
-Intermediate System(IS-IS)を含むプロトコルを用い
てリンクステート情報を取得するリンクステート情報取
得手段と、前記リンクステート手段により取得したリン
クステート情報を記憶するリンクステート情報記憶手段
と、前記リンクステート情報記憶手段に記憶されたリン
クステート情報に基づいてQuality of Service (QoS)情
報を解析するQoS情報解析手段、として機能させるため
のプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、SNMPやCOPS等の
能動的リンクステート情報取得手段あるいはOSPFや
IS−IS等の受動的リンクステート情報取得手段を用
いて、ノードが属する階層のエリア内のノード間の接続
情報およびQoS情報を含むリンクステート情報を取得
する。QoS情報解析手段は、ノード間の接続情報およ
びQoS情報をユーザに提示し、ユーザからQoSの要
求を受け付け、該QoSの要求を満たす経路を計算す
る。
【0014】さらに、本発明はQoS制御手段を有し、
QoS情報解析手段により計算され経路に存在するノー
ドにQoS保証の要求を行う。
【0015】本発明によれば、QoS情報管理端末でネ
ットワークの一元管理を行う場合に、ネットワーク内の
QoS情報をリンクステート型情報として取得すること
で、管理用トラヒックが減少し、ネットワークに与える
影響が少なくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施
の形態では、リンクステート情報がQoS情報を含むも
のとして説明する。
【0017】図1および図2は本発明の実施の形態を示
すブロック図である。図1はネットワークが単一の階層
で構成されている場合を示し、図2はネットワークが複
数の階層で構成されている場合を示す。
【0018】図1において、複数のノード11、12、
13が接続されると共に、QoS情報管理端末1がター
ゲットノード(QoS情報管理端末1がQoS情報を取
得するノード)11に接続されることによりネットワー
クを構成している。
【0019】図2はネットワークが複数の階層から構成
される場合の例であり、同図に示す実施形態では、ノー
ド22にさらにノード24およびノード25が接続さ
れ、ノード23にノード26およびノード27が接続さ
れ、複数の階層(エリア1、エリア2、エリア3)から
ネットワークが構成されている。ノード22および23
(境界ルータと呼ぶ場合もある)はそれぞれエリア1と
エリア2の境界、およびエリア1とエリア3の境界に存
在する。
【0020】なお、以下の説明では、各ノードはルータ
(R1、R2、またはR3)およびホストユニットを含
むものとし、単にルータと呼ぶ場合もある。
【0021】この実施形態では、各ノード11、12、
13間でのリンクステート型の経路制御プロトコルとし
てOSPF(Open Shortest Path Fast)を用い、QoS
情報管理端末1がターゲットノード11からQoS情報
を取得する手段としてSNMP(Simple Network Manage
ment Protocol)やCommon Open Policy Service (COPS)
等のプロトコルを用いた場合について説明するが、それ
ぞれ他のプロトコルを用いた場合においても同様に実施
可能である。
【0022】始めに、QoS情報管理端末がSNMP、
COPS等の情報取得手段を用いて能動的にQoS情報
を取得する手法について記述する。 SNMPはネット
ワーク上のデバイスから管理情報を収集するのに広く使
われている通信プロトコルである。この情報は各デバイ
スにあるエージェントにより収集され、管理情報データ
ベース(MIB)に記録される。収集される情報のタイ
プは、デバイスの特徴、データのスループット、トラフ
ィック、およびエラーに関するものである。MIBには
共通のフォーマットがあるので、異なるベンダが作った
SNMPの管理ユーティリティでMIB情報を収集し、
それを管理コンソールにいるシステム管理者に提示する
ことができる。
【0023】OSPFは階層的なリンクステート型制御
プロトコルである。ある階層に属するノードは、その階
層のリンクステート情報を全て有する。これは、上述し
たように、リンクステート情報がネットワーク全体に定
期的にブロードキャストされるためである。ここで言う
リンクステート情報は、階層内の全てのリンク情報と、
各リンクの両端のノード情報(ネットワークが複数の階
層で構成されている場合)と、各リンクのコストおよび
QoS情報を含むものとする。
【0024】図3は、図1および図2に示すQoS情報
管理端末1の詳細ブロック図である。同図に示すよう
に、QoS情報管理端末1は、リンクステート情報取得
部33と、リンクステート情報記憶部32と、QoS情
報解析部31と、QoS制御部34とから構成される。
リンクステート情報取得部33は、SNMP、COPS
等のプロトコルあるいはOSPF、IS−IS等のプロ
トコルを用いてターゲットとなるルータからリンクステ
ート情報を取得する。リンクステート情報記憶部32
は、リンクステート情報取得部33により取得したリン
クステート情報を記憶する。具体的には、後述する図5
(a)乃至5(e)の各表を記憶する。QoS情報解析
部31は、リンクステート情報記憶部32に記憶された
リンクステート情報からQoS情報を抽出し、ユーザ
(ネットワーク管理者)に抽出したQoS情報を提示す
る。QoS制御部34は、QoS保証の対象となるルー
タに対し、QoS保証の要求と確認を行うための通信を
行う。なお、QoS制御部34は、QoS情報収集のみ
の場合は、必ずしも必要ない。
【0025】次に、このように構成されたQoS情報管
理端末1が、図1に示すようなネットワーク構成におい
て、QoS情報を収集する場合の処理について、図4に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0026】QoS情報管理端末1のリンクステート情
報取得部33は、図4のステップS1において、ターゲ
ットノードを選択する。ターゲットノードはリンクステ
ート情報を取得するノードである。この例では、エリア
1のR1(11)をターゲットノードとして選択するも
のとする。ターゲットノードを選択するには、ネットワ
ーク管理者が予め情報収集の対象となるターゲットノー
ドの識別情報(アドレス)を設定しておき、QoS情報
管理端末1がこの設定を調べることにより選択してもよ
いし、QoS情報管理端末1の属するネットワークのデ
フォルトルータをターゲットノードとして選択してもよ
い。管理トラヒックを低減させるためには、QoS情報
管理端末1とこのターゲットノード(R1)11が同一
リンク上に存在することが望ましい。
【0027】次に、ステップS3において、リンクステ
ート情報取得部33は、ターゲットノードであるR1
(11)にリンクステート情報取得のため問い合わせパ
ケットを発行する。そして、ステップS5において、リ
ンクステート情報取得部33は、R1(11)からの応
答パケットによりリンクステート情報を取得する。リン
クステートの情報には、R1(11)からR2(1
2)、R2(12)からR1(11)、R1(11)からR
3(13)、R3(13)からR1(11)、R2(1
2)からR3(13)、R3(13)からR2(12)の
接続情報と、これらのリンクのコストおよびQoS情報
が含まれている。
【0028】次に、ステップS7において、QoS情報
解析部31はリンクステート情報取得部33により取得
したリンクステート情報を、図5(b)に示すようにリ
ンクステート表としてリンクステート情報記憶部32に
記憶する。図5(b)に示すように、リンクステート表
は、リンク接続情報と、コスト情報と、最大帯域幅情報
と、未使用帯域幅情報と、遅延情報の各フィールドから
構成される。QoS情報管理端末1は、定期的またはユ
ーザ(QoS情報管理者)の要求があった場合に、上記
のリンクステート情報を取得し、リンクステート表を更
新する。
【0029】次に、ステップS9において、QoS情報
解析部31は、リンクステート表からQoS情報(この
実施形態においては、最大帯域幅、未使用帯域幅、遅
延)を抽出し、可視化してユーザに提示する。さらに、
ユーザからの要求に応じて、抽出したQoS情報を基
に、QoS制御やMPLS(Multi Protocol Label Swit
ch)、VPN(Virtual Private Network)等の専用パス設
定を行う。MPLSを用いた各ノードの専用パス設定に
ついては、CR−LDPの場合を例に挙げて後述され
る。現在の技術では、VPNを用いた問題点として、ユ
ーザの利用帯域が保証されない、伝送遅延が安定しない
等が考えられるが、リンクステート情報にQoS情報が
含まれるようになれば、そのような問題点を生じること
なく、VPNの専用パス設定を行うことができる。
【0030】次に、ユーザが要求するR1からR2へ向
けて帯域幅80MbpsのQoSを保証する手順の例を
図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここ
で、ユーザとは、QoS情報管理端末を使用する管理者やQ
oS保証が必要なネットワーク利用者のことである。
【0031】図6のステップS101において、QoS
情報管理端末1(QoS情報解析部31)は、ネットワ
ーク内の各リンクと各ルータを表示する。すなわち、例
えば図7に示すようなトポロジー図を表示する。図7に
おいて、記号「Q」は、QoS情報管理端末1を表し、
「R1」、「R2」、「R3」がそれぞれ、ノード(ル
ータ)11、12、13を表す。次に、図6のステップ
S102において、ユーザから表示すべきQoS情報の
指定を受ける。この実施形態においては、QoS情報の
指定として「未使用帯域幅」が指定される。そして、ス
テップS103において、QoS情報解析部31はステ
ップS102においてユーザにより指定されたQoS情
報(ここでは未使用帯域幅)を各リンクについて表示す
る。この表示の一例を図8に示す。図8はネットワーク
内の各リンクの未使用帯域を表示したトポロジー図であ
り、QはQoS管理情報端末1を、R1、R2、R3はそれぞ
れルータを示している。図8には、図5(b)に示した
リンクステート表(エリア1)の各リンクの未使用帯域
幅が表示されている。ユーザはこの表示により、ルータ
R1からR2、およびR2からR1への各未使用帯域幅
が55Mbpsであること、ルータR2からR3への未
使用帯域幅が90Mbpsであること、ルータR3から
R2への未使用帯域幅が80Mbpsであること、ルー
タR1からR3およびルータR3からR1への各未使用
帯域幅が90Mbpsであることがわかる。
【0032】次に、図6のステップS104において、
ユーザは表示されたトポロジー図(図8)を利用して、
始点ルータR1、終点ルータR2を指定し、保証したい
QoS情報(帯域幅80Mbps)を入力する。
【0033】ステップS105において、QoS情報解
析部31は、図5(b)のリンクステート表を複製し、
ステップS106において、指定されたQoSの条件で
ある、未使用帯域80Mbpsに満たないリンクの行を
複製したリンクステート表から削除する。
【0034】次に、ステップS107において、QoS
情報解析部31は、未使用帯域幅80Mbpsに満たな
いリンクの行が削除されたリンクステート表を基に、O
SPFの経路探索アルゴリズムに従って、R1からR2
への経路を探索する。ここでは、R1からR3を経由し
てR2へ到達する経路を求める。そして、ステップS1
08において、求めた経路が指定されたQoSの条件を
満たしているか否かを判断する。ステップS108の判
断において、ユーザが指定したQoSの条件を満たすの
で、QoS情報解析部31はステップS109におい
て、求めた経路をトポロジー図上に表示する。この表示
の一例を図9に示す。同図に示すように、経路の方向が
斜線の矢印で示される。これにより、ユーザは、求めら
れた経路選択がルータR1からルータR3を経由してル
ータR2に到達する経路であることがわかる。
【0035】図6のステップS110において、ユーザ
がQoS保証の実行を命令すると、QoS情報解析部3
1は、QoS制御部34に対し、QoS保証の要求を行
うための通信を指示する。この指示に応答して、QoS
制御部34は、求めた経路上のルータであるR1、R
2、R3に対しQoS保証を要求する。すなわち、ルー
タR1にはリンクR1→R3への出力、ルータR3には
リンクR1→R3からの入力およびリンクR3→R2へ
の出力、ルータR2にはリンクR3→R2からの入力に
おいてそれぞれ帯域幅80Mbpsで確保するよう要求す
る。ただし、各該当ルータの入力においては帯域幅を確
保する必要が無い場合もある。ルータR1、R2、R3
はそれぞれ要求された帯域幅を確保し、図6のステップ
S112において、QoS情報管理端末1に完了を通知
する。そして、ステップS113において、QoS情報
管理端末1は、ユーザにQoS保証の完了を通知する。
【0036】また、例えば、ルータR1、R2、R3が
MPLSプロトコルであるCR-LDP (Constraint-based R
outing-Label Distribution Protocol)で相互に接続さ
れている場合には、ユーザがQoS保証の実行を命令す
ると(図6のS110)、QoS情報管理端末1は、始
点ルータR1に対し帯域幅80MbpsでルータR1、
R2、R3を経由した専用パスを設定する要求を出す
(図6のS111)。ルータR1はQoS制御あるいは
MPLS等のプロトコルに従って帯域幅を確保する。さ
らに、ルータR1からルータR3、ルータR3からルー
タR2へとLDP Label Request Messageが順次送信さ
れ、逆にルータR2からルータR3、ルータR3からル
ータR1へとLDP Label Mapping Messageが送信される
ことによってLSPが設定され同時に帯域が確保され
る。従って、QoS情報管理端末1は、ルータR3、ル
ータR2とは直接的には通信せず、ルータR1との通信
のみで専用パスを設定し、QoSを保証することができ
る。QoS情報管理端末はルータR1からQoS情報を
取得し、QoS保証が完了したことを確認する(図6の
S112)。最後にユーザにQoS保証の完了を通知す
る(図6のS113)。
【0037】この実施形態においては未使用帯域幅を使
った例を示したが、遅延等、リンクステート情報の他の
要素を用いた場合、および複数の要素を組み合せた場合
も同様に実施可能である。
【0038】また、図2のようにQoS情報管理端末1
が取得するネットワークのOSPFの階層が複数ある場
合は、図5(b)のリンクステート表(エリア1)に加
えて図5(c)のリンクステート表(エリア2)、図5
(d)のリンクステート表(エリア3)、図5(a)の
エリア対応表、及び図5(e)の境界ルータ表を使用す
る。図5(a)のエリア対応表は、エリア番号とそのエ
リア番号に対応するリンクステート表のエントリアドレ
スをテーブルとして記憶する。図2に示すように、この
実施形態では、ネットワークが3つのエリアから構成さ
れているので、エリア番号1乃至3に対するリンクステ
ート表のエントリアドレスがポインタとして記憶されて
いる。また、図5(c)および図5(d)のリンクステ
ート表は、図5(b)のリンクステート表と同様に、そ
れぞれエリア2およびエリア3における、リンク接続情
報、コスト情報、最大帯域幅、未使用帯域幅および遅延
の各情報フィールドから構成される。また、図5(e)
の境界ルータ表は、アドレス(識別)情報フィールド
と、エリア番号フィールドと、取得済み情報フィールド
から構成される。アドレス情報フィールドには、境界ル
ータの識別情報(アドレス)が記憶される。すなわち、
図2に示すように、エリア1とエリア2の境界に位置す
るルータはR2であり、エリア1とエリア3の境界に位
置するルータはR3である。従って、アドレス情報フィ
ールドには「R2」および「R3」が記憶され、エリア
番号フィールドには、それぞれ「1,2」および「1,
3」が記憶される。また、取得済み情報フィールドに
は、境界ルータに関する情報をすでに取得済みの場合に
は、「Yes」が記憶される。
【0039】次に、OSPFの階層が複数ある場合にお
けるQoS情報収集の手順を図10に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0040】まず、図10のステップS201におい
て、QoS情報管理端末1は最初のターゲットノード
(すなわち、リンクステート情報を収集するノード)を
決定する。この例ではR1(図2の21)を最初のター
ゲットノードとする。次に、ステップS202におい
て、QoS情報管理端末1はターゲットノードR1(2
1)へ問い合わせパケットを発し、R1(21)が属す
るネットワークエリア番号を応答パケットにより取得す
る。この例では、R1(21)は、エリア1にのみ属し
いているので、エリア1に属していることをQoS情報
管理端末1へ返す。次に、ステップS203において、
QoS情報管理端末1は、ターゲットノードが境界ルー
タならば図5(e)の境界ルータ表にルータとそのルー
タの属するエリア番号を記憶する。この場合、ターゲッ
トノードR1(21)が境界ルータではないので、Qo
S情報管理端末1は、図5(e)の境界ルータ表に、そ
のルータ(R1)を記憶しない。
【0041】次に、取得した全てのエリアについて以下
の手順を実行する。R1(21)は、エリア1にのみ属
しているのでエリア1についてのみ以下の手順を実行す
る。
【0042】すなわち、図10のステップS204にお
いて、QoS情報管理端末1は、エリア1が図5(a)
のエリア対応表に既に存在するか否かチェックする。最
初はエリア対応表には何も記述されておらず、エリア1
はエリア対応表に存在しない。従って、ステップS20
4の判断は「NO」となり、ステップS205に進む。
ステップS205において、QoS情報管理端末1はタ
ーゲットノードであるR1に問い合わせパケットを発
し、R1(21)からリンクステート情報と境界ルータ
情報を応答パケットにより取得する。境界ルータ情報と
して、エリア1にはR2(22)、R3(23)の境界
ルータが存在するので、QoS情報管理端末1はR2
(22)、R3(23)の識別情報(アドレス)を取得
する。そして、ステップS206において、QoS情報
管理端末1は取得したリンクステート情報を図5(b)
のリンクステート表に記憶すると共に、図5(a)のエ
リア対応表(この時点では空である)にエリア1のエリ
ア番号と図5(b)のリンクステート表へのポインタを
記入する。そして、図5(e)の境界ルータ表に、境界
ルータのアドレスR2,R3を記入する。この時点で
は、その境界ルータが属するエリア番号を示すフィール
ド(エリア番号)と、リンクステート情報を取得済みで
あることを示すフィールド(取得済み)には何も記入し
ない。
【0043】これでターゲットノードR1(21)の属
する全てのエリアの情報を取得したので、次の手順を行
う。すなわち、ステップS207において、QoS情報
管理端末1は図5(e)の境界ルータ表で情報を取得し
ていないことが示されている境界ルータをチェックす
る。ここでは、R2(22)とR3(23)が未取得と
して記憶されているので、ステップS207の判断はY
esとなり、ステップS208に進む。ステップS20
8では、QoS情報管理端末1は、R2(22)をター
ゲットノードとし、境界ルータ表のR2(22)のエン
トリの取得済みの欄に、取得済みであることを示す情報
(Yes)を記入する。
【0044】そして、ターゲットノードをR2(22)
として、ステップS202に戻り、ステップS202乃
至ステップS208を繰り返し実行する。すなわち、ス
テップS202において、R2(22)のエリア番号を
取得すると、エリア1とエリア2に属していることがわ
かる。そして、ステップS203において、そのエリア
番号を境界ルータ表に記憶する。次に、R2(22)が
属しているエリア毎にS204からS206を実行す
る。ステップS204の判断において、エリア1はすで
に図5(a)のエリア対応表に記憶されているので、Y
esとなり、何も処理せずステップS207に進む。一
方、エリア2は図5(a)のエリア対応表に記憶されて
いないので、ステップS205において、R2(22)
からエリア2のリンクステート情報と境界ルータの情報
を取得する。そして、リンクステート情報を図5(c)
のリンクステート表として追加し、図5(a)のエリア
対応表にエリア2のエリア番号と図5(c)のリンクス
テート表(エリア2)へのポインタを含むエントリを追
加し、境界ルータは存在しないので、図5(e)の境界
ルータ表には何も記憶しない。
【0045】次に、図5(e)の境界ルータ表でまだ情
報を取得していないと示されているR3について、上記
と同様の手順を行う(図10のS202−S206)。
R3に対して、上記の手順が終わると境界ルータ表から
情報を取得していないルータがなくなるので、処理を終
了する(図10のS207において、NO)。
【0046】以上の動作により、エリア対応表、リンク
ステート表、境界ルータ表は、図5(a)乃至(e)に
示す状態となる。
【0047】また、階層が複数ある場合の表示方法とし
て、エリア1を表示している場合は、他のエリアの情報
は表示せずに、エリア1内のノードのうち境界ルータで
あるものに、境界ルータであることを示す情報を表示す
る。ある境界ルータを画面上で指定し、別のエリアを表
示することを指示すると、図11に示すようなエリア2
内のネットワークトポロジーが表示され、その中のQo
S情報を見ることができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態では、QoS情報管理端末
1がリンクステート型経路制御プロトコルを利用して、
受動的にQoS情報を収集する手法について説明する。
【0049】この実施形態では、リンクステート型の経
路制御プロトコルとしてOSPF(Open Shortest Path
Fast)を例にして説明するが、他のプロトコルの場合も
同様に実行可能である。
【0050】図1のQoS情報管理端末1は、ターゲッ
トノードとOSPFに基づいて接続される。ターゲット
ノードの選出方法は、第1の実施形態と同様であるが、
QoS情報管理端末1はターゲットノードとリンクステ
ート型経路制御プロトコルに準じた接続を行うため、Q
oS情報管理端末1とターゲットノードは同一リンク上
に存在する必要がある。
【0051】QoS情報管理端末1はターゲットノード
から送信されるリンクステート情報を受信する。取得し
たリンクステート情報は、第1の実施形態と同様にリン
クステート表として記憶する。
【0052】QoS情報管理端末1は、ターゲットノー
ドに対し、能動的にリンクステート情報を要求すること
はしない。ターゲットノードはOSPFに基づきリンク
ステート情報に更新があった場合に、その差分をQoS
情報管理端末1に対して送信するので、QoS情報管理
端末1は、OSPFに基づきその差分を受信し、図5の
リンクステート表を更新する。
【0053】これにより、QoS情報管理端末1は、最
初のターゲットノードに対し、問い合わせパケットを発
しない。最初のターゲットノードがOSPFに基づいて
エリア番号、同一階層内の境界ルータおよびリンクステ
ート情報を送信するので、QoS情報管理端末1は、こ
れらの情報を取得できる。QoS情報管理端末1は、2
つ目以降のターゲットノード(境界ルータ)に対して
は、第1の実施形態と同様に、SNMP、COPS等の
ネットワーク情報取得手段を用いて能動的に該当エリア
のリンクステート情報を要求し取得する。
【0054】ユーザへの提示方法、QoS情報の応用、
その他の場合の例については、第1の実施形態と同様で
ある。
【0055】なお、本発明は、特定のトランスポート層
プロトコル、ネットワーク層プロトコル、データリンク
層プロトコル、ネットワークトポロジー等に限定される
ものではない。
【0056】上述した実施の形態では、QoS情報取得
手段として、SNMPを用いた場合について説明した
が、COPSなどの他のプロトコルを用いてQoS情報
を取得してもよい。また、リンクステートルーティング
プロトコルとして、OSPFを用いた場合について説明
したが、ISIS(Intermediate System-IntermediateS
ystem)等の他のプロトコルを用いても、本発明を実現で
きる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク内のQo
S情報をリンクステート型情報として取得し、QoS情
報管理端末で一元管理することにより、管理用トラヒッ
クが低減され、ネットワークに与える影響を少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すブロック図であっ
て、QoS情報管理端末が取得するネットワークのOS
PFの階層が複数ある場合の例を示すブロック図であ
る。
【図3】QoS情報管理端末の詳細ブロック図である。
【図4】図1に示すネットワーク構成において、QoS
情報を収集する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】QoS情報管理端末のリンクステート情報記憶
部に記憶されるエリア対応表、リンクステート表、境界
ルータ表を示す図である。
【図6】ユーザの指定に基づいて、QoSを保証する手
順の例を示すフローチャートである。
【図7】ネットワーク内の各リンクと各ルータを表示し
たトポロジー図である。
【図8】ユーザにより指定されたQoS情報(ここでは
未使用帯域幅)を各リンクについて表示した例を示す図
である。
【図9】求めた経路をトポロジー図上に表示した例を示
す図である。
【図10】OSPFの階層が複数ある場合におけるQo
S情報収集の手順を示すフローチャートである。
【図11】ネットワークの階層が複数ある場合に、ある
境界ルータを画面上で指定し、別のエリアを表示するこ
とを指示したときのネットワークトポロジーの表示例で
ある。
【図12】従来技術におけるQoS情報の収集管理を説
明する図である。
【符号の説明】
1、2・・・QoS情報管理端末 11、12、13、21、22、23、24、25、2
6、27・・・ノード(ルータ) 31・・・QoS情報解析部 32・・・リンクステート情報記憶部 33・・・リンクステート情報取得部 34・・・QoS制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードが接続されると共に、該ノー
    ドのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理を
    行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、Si
    mple Network Management Protocol (SNMP)およびCommo
    n Open Policy Service (COPS)を含むプロトコルを用い
    てQuality of Service (QoS)情報を含むリンクステート
    情報を取得するリンクステート情報取得手段と、 前記リンクステート情報取得手段により取得したリンク
    ステート情報を記憶するリンクステート情報記憶手段
    と、 前記リンクステート情報記憶手段に記憶されたリンクス
    テート情報に基づいてQuality of Service (QoS)情報を
    解析するQoS情報解析手段と、 を具備することを特徴とするQoS情報収集管理端末装
    置。
  2. 【請求項2】複数のノードが接続されると共に、該ノー
    ドのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理を
    行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、Op
    en Shortest Path Fast (OSPF)およびIntermediate Sys
    tem-to-Intermediate System(IS-IS)を含むプロトコル
    を用いてリンクステート情報を取得するリンクステート
    情報取得手段と、 前記リンクステート手段により取得したリンクステート
    情報を記憶するリンクステート情報記憶手段と、 前記リンクステート情報記憶手段に記憶されたリンクス
    テート情報に基づいてQuality of Service (QoS)情報を
    解析するQoS情報解析手段と、 を具備することを特徴とするQoS情報収集管理端末装
    置。
  3. 【請求項3】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報取得手段は、ノードが属す
    る階層のエリア内のノード間の接続情報およびQoS情
    報を含むリンクステート情報を収集し、 前記QoS情報解析手段は、前記ノード間の接続情報お
    よびQoS情報をユーザに提示する、 ことを特徴とする請求項1または2記載のQoS情報収
    集管理端末装置。
  4. 【請求項4】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報取得手段は、ノードが属す
    る階層のエリア内のノード間の接続情報およびQoS情
    報を含むリンクステート情報を収集し、 前記QoS情報解析手段は、前記ノード間の接続情報お
    よびQoS情報をユーザに提示し、ユーザからのQoS
    の要求を受け付け、該QoSの要求を満たす経路を計算
    し、 該経路に存在するノードに該QoSの要求を行うQoS
    制御手段を有する、 ことを特徴とする請求項1または2記載のQoS情報管
    理端末装置。
  5. 【請求項5】複数のノードが接続されると共に、該ノー
    ドのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理を
    行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、 前記管理装置が、Simple Network Management Protocol
    (SNMP)およびCommonOpen Policy (COPS)を含むプロト
    コルを用いて、前記管理装置と接続されたノードと通信
    することにより、該ノードのQuality of Service (QoS)
    情報を含むリンクステート情報を取得し、 前記取得したリンクステート情報を記憶する、ことを特
    徴とするQoS情報収集管理方法。
  6. 【請求項6】複数のノードが接続されると共に、該ノー
    ドのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理を
    行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、 前記管理装置が、Open Shortest Path Fast (OSPF)およ
    びIntermediate System-to-Intermediate System(IS-I
    S)を含むプロトコルを用いて、前記管理装置と接続され
    たノードと通信することにより、該ノードのQuality of
    Service(QoS)情報を含むリンクステート情報を取得
    し、 前記取得したリンクステート情報を記憶する、ことを特
    徴とするQoS情報収集管理方法。
  7. 【請求項7】前記したリンクステート情報に含まれるQ
    oS情報に基づいて、前記管理装置がQoS情報を解析
    することを特徴とする請求項1または2記載のQoS情
    報収集管理方法。
  8. 【請求項8】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報は、ノードが属する階層の
    エリア内のノード間の接続情報およびQoS情報を含
    み、 前記QoS情報の解析は、前記ノード間の接続情報およ
    びQoS情報をユーザに提示することを含む、ことを特
    徴とする請求項7記載のQoS情報収集管理方法。
  9. 【請求項9】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報は、ノードが属する階層の
    エリア内のノード間の接続情報およびQoS情報を含
    み、 前記QoS情報の解析は、前記ノード間の接続情報およ
    びQoS情報をユーザにて提示し、ユーザからのQoS
    の要求を受付け、該QoSの要求を満たす経路を計算す
    ることを含み、 該経路に存在するノードに前記QoSの要求を行うこと
    を特徴とする請求項7記載のQoS情報収集管理方法。
  10. 【請求項10】複数のノードが接続されると共に、該ノ
    ードのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理
    を行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、 コンピュータを、 Simple Network Management Protocol (SNMP)およびCom
    mon Open Policy Service (COPS)を含むプロトコルを用
    いてQuality of Service (QoS)情報を含むリンクステー
    ト情報を取得するリンクステート情報取得手段と、 前記リンクステート情報取得手段により取得したリンク
    ステート情報を記憶するリンクステート情報記憶手段
    と、 前記リンクステート情報記憶手段に記憶されたリンクス
    テート情報に基づいてQuality of Service (QoS)情報を
    解析するQoS情報解析手段、として機能させるためのプ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】複数のノードが接続されると共に、該ノ
    ードのいずれかのノードと接続され、ネットワーク管理
    を行う管理装置とが接続されたネットワークにおいて、 コンピュータを、 Open Shortest Path Fast (OSPF)およびIntermediate S
    ystem-to-Intermediate System(IS-IS)を含むプロトコ
    ルを用いてリンクステート情報を取得するリンクステー
    ト情報取得手段と、 前記リンクステート手段により取得したリンクステート
    情報を記憶するリンクステート情報記憶手段と、 前記リンクステート情報記憶手段に記憶されたリンクス
    テート情報に基づいてQuality of Service (QoS)情報を
    解析するQoS情報解析手段、として機能させるためのプ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報取得手段は、ノードが属す
    る階層内のエリア内のノード間の接続情報およびQoS
    情報を含むものを収集し、 前記QoS情報解析手段は、前記ノード間の接続情報お
    よびQoS情報をユーザに提示することを含む、 ことを特徴とする請求項10または11記載の記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】前記ネットワークは複数の階層で構成さ
    れ、前記リンクステート情報取得手段は、ノードが属す
    る階層のエリア内のノード間の接続情報およびQoS情
    報を含むものを収集し、 前記QoS情報解析手段は、前記ノード間の接続情報お
    よびQoS情報をユーザに提示し、ユーザからのQoS
    の要求を受け付け、該QoSの要求を満たす経路を計算
    し、 該経路に存在するノードに該QoSの要求を行うQoS
    制御手段を有する、 ことを特徴とする請求項10または11記載の記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006279221A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Kddi Corp ネットワーク資源管理システム
JP2010062917A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Nec Corp 通信端末装置、通信制御サポート方法、及び、プログラム
JP2010509825A (ja) * 2006-11-02 2010-03-25 ノーテル・ネットワークス・リミテッド リンクステートプロトコル制御のEthernetネットワークでのトラヒックエンジニアリングされたパス

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