JP2001344415A - 勘定処理/未達整理システム - Google Patents

勘定処理/未達整理システム

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JP2001344415A
JP2001344415A JP2000162374A JP2000162374A JP2001344415A JP 2001344415 A JP2001344415 A JP 2001344415A JP 2000162374 A JP2000162374 A JP 2000162374A JP 2000162374 A JP2000162374 A JP 2000162374A JP 2001344415 A JP2001344415 A JP 2001344415A
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Kazumasa Matsumoto
一将 松本
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Penta Ocean Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】勘定処理に関して、勘定の発生したデータを自
動的に勘定先に転送すると共にそのプリントした通知書
と、転送されたデータを画面表示させて照合照会させる
ようにして勘定処理の正確且つ迅速な処理ができるシス
テムを提供する。 【解決手段】本支店に設置され且つ付替仕訳処理をする
会計システムと、各本支店毎の仕訳プルーフデータを蓄
積する仕訳プルーフデータベースと、仕訳プルーフデー
タの相手側の本支店により仕訳プルーフデータを認証し
て、認証OKの時に仕訳プルーフデータを蓄積する会計
実績データベースとからなり、仕訳プルーフデータは相
手側の会計システムに転送すると共に、その仕訳プルー
フデータを印刷した印刷データを同一相手側に送付し、
この印刷データを受領した本支店側において、この印刷
データと、この本支店側の会計システムに転送されてい
る仕訳プルーフデータを画面上に表示させて認証するよ
うにした勘定処理/未達整理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、勘定処理/未達整
理システムに関し、詳しくは本店と支店間の取引におけ
る勘定処理をする際の未達整理を行う勘定処理/未達整
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における勘定処理/未達整理シ
ステムは、図10に示すように、本社及び各支店毎に会
計システム50、60を構築し、それぞれの会計システ
ム50、60におけるデータ、特に未達整理に関するデ
ータは作成された帳票等のコピーされたデータを手入力
により入力して未達整理データをプリントアウトする構
成が周知である。
【0003】本社には、会計システム50を中心にし
て、各支店、例えば、東京支店、横浜支店で発生した本
店a/cの付替伝票コピー、証憑コピー等を入力して支
店a/c毎の付替伝票&受け伝票を出力する付替&受け
伝票出力手段51と、支店a/c毎の総勘定元帳である
勘定明細を出力する勘定明細出力手段52と、勘定明細
出力手段52におけるデータを照合して未達データを抽
出して出力する未達照合表出力手段53とから構成され
ている。
【0004】支店(例えば、A支店及びB支店)には、
支店専用の会計システム60A、60Bが備えてあ
り、本社からの支店a/c勘定明細と本店a/c勘定明
細とを照合及び消込を行って作成される支店a/c勘定
明細控え手段61と、勘定明細の照合に基づいて作成す
る未達照合表控え出力手段62と、 この勘定明細と未
達照合控えとに基づいて作成される本店a/c分の付替
受け伝票を作成する付替え受け伝票作成手段63と、本
店a/cの付替伝票を作成すると共に作成したデータを
会計システム60に入力する付替伝票作成手段64と、
この付替伝票作成手段64により作成されたデータに基
づいて証憑を作成する証憑作成手段65と、会計システ
ム60により作成した本店a/c用の勘定明細を作成す
る本店勘定明細作成手段とから構成されている。
【0005】このような構成からなる勘定処理/未達整
理における本支店間の処理は、支店における本店a/c
への勘定処理を作成し、そのコピーを本社の経理部門に
持って行き、会計システムに手入力によりデータを入力
して勘定処理及び未達整理を行う。
【0006】ここで、勘定処理/未達整理を行うための
仕訳パターンについて、図11を参照して説明する。先
ず、各支店において、例えばA支店の工事事務所でB支
店負担の費用支出「10、000」の記載された仕訳帳
がA支店の経理部門に持ち込まれる(ステップST
1)。この仕訳帳は、会計システム60Aにて処理され
ると共にこの仕訳帳はコピーされ、本支店間取引の発生
を伝達する付替通知書として本店の経理部門に手渡され
る(ステップST2)。
【0007】一方、月次ベースの勘定締切りの後、本店
から支店a/c勘定明細がくると、この支店a/c勘定
明細と支店会計システム60Aより出力した本店a/c
勘定明細の残高の照合がなされる(ステップST3、S
T4)。例えば、本店からの支店a/c勘定明細が「コ
ウツウヒタテカエ」貸方「10、000」である時に、
本店a/c勘定明細が「コウツウヒタテカエ」借方「1
0、000」であれば、この取引に関しては未達勘定と
はならず本店a/c、支店a/c双方の残高が一致した
ことになる。この本店a/c勘定明細の控えは未達照合
の為に本店に送達される。
【0008】本店においては、A支店から送達されたB
支店向け付替の仕訳帳のコピー(10、000)を受け
取ると、その内容を確認した後に、「支店−B支店/支
店ーA支店 10、000」の仕訳帳を起票する(ステ
ップST6、ST7)。この仕訳帳は本店の会計システ
ム50に持ち込まれ、会計処理がなされ、A支店側の支
店a/c勘定明細「コウツウヒタテカエ 貸方10、0
00」、及びB支店側の支店a/c勘定明細「コウツウ
ヒタテカエ 借方10、000」が作成される(ステッ
プST9)が作成される(ステップST8)。
【0009】このA支店側の支店a/c勘定明細「コウ
ツウヒタテカエ 貸方10、000」は、ステップST
3において作成したA支店側の本店a/c勘定明細「コ
ウツウヒタテカエ 借方10、000」との残高照合が
なされる(ステップST10)。
【0010】一方、B支店における勘定処理は、ステッ
プST9において作成した支店a/c勘定明細控え「コ
ウツウヒタテカエ 借方 10、000」が本店側から
送られてくると、その内容を確認後に仕訳帳が起票され
る(ステップST11)。この仕訳帳は、会計システム
60Bにおいて会計処理がなされ、本店a/c勘定明細
「コウツウヒマツモト 貸方10、000」が作成され
る(ステップST12、ST13)。
【0011】この会計システム60Bにより処理され作
成された本店a/c勘定明細「コウツウヒマツモト 貸
方10、000」は、ステップST11で受領した支店
a/c勘定明細「コウツウヒタテカエ 借方10、00
0」との残高照合をする。又、このステップST13に
て作成された支店a/c勘定明細「コウツウヒマツモト
貸方10、000」の控えは本店側に送られ、ステッ
プST9で作成した支店a/c勘定明細「コウツウヒタ
テカエ 借方10、000」との残高照合が行われる
(ステップST14)。
【0012】このようにして、各支店からの勘定明細
は、本店に集められ、本店の会計システムにおいて、対
応する支店a/c勘定明細(総勘定元帳)を作成して貸
し借りの照合を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来技術における勘定明細を作成する勘定処理に
おいては、勘定する相手方に対しては作成した勘定明細
を手渡しで渡し、視認による照合を行っている。そのた
め、事務処理が煩雑になり、経理業務の遅滞が発生して
いるという問題がある。
【0014】従って、勘定明細を作成するについて、地
理的に離れている本店、支店間において、作成する勘定
明細が所望の相手方に確実に送達して視認でき且つ事務
処理が迅速に行える手法に解決しなければならない課題
を有する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る勘定処理/未達整理システムは次のよ
うな構成にすることである。
【0016】本支店に設置され且つ付替仕訳処理をする
会計システムと、各本支店毎の仕訳プルーフデータを蓄
積する仕訳プルーフデータベースと、仕訳プルーフデー
タの相手側の本支店により仕訳プルーフデータを認証し
て、認証された仕訳プルーフデータを蓄積する会計実績
データベースとからなり、前記仕訳プルーフデータは相
手側の会計システムに転送すると共に、その仕訳プルー
フデータを印刷した印刷データを同一相手側に送付し、
該印刷データを受領した本支店側において、該印刷デー
タと、該本支店側の会計システムに転送されている仕訳
プルーフデータを画面上に表示させて認証するようにし
たことを特徴とする勘定処理/未達整理システム。
【0017】このように、勘定処理/未達整理システム
において、本支店間取引の仕訳プルーフデータを一括し
て処理するデータベースを設け、本支店間取引により発
生する付替仕訳データをオンラインで送受信すると共
に、仕訳プルーフデータを印刷したものを相手側本支店
に送付するようにしてデータベースに蓄積された仕訳プ
ルーフデータを画面表示させて認証することにより、複
雑に入り込んだ本支店間取引の勘定処理が確実且つ正確
に行えると共にその認証のみを行えば良いため、勘定処
理の事務処理が迅速且つ円滑に行なうことが可能にな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る勘定処理/未
達整理システムの実施の形態について図面を参照して説
明する。以下、本支店勘定処理/未達整理システムの概
念について(図1)、本支店勘定処理/未達整理システ
ムにおける現場で発生した支店から支店への費用付替取
引について(図2)、本支店/未達整理システムにおけ
る支店から本店への資金移動取引について(図3)、本
支店勘定処理/未達整理システムにおける支店から支店
への費用付替取引について(図4)、本支店勘定処理/
未達整理システムにおける支店から支店への仕訳パター
ンについて(図5)、本支店勘定処理/未達整理システ
ムにおける支店から本店への仕訳パターンについて(図
6)、本支店勘定処理/未達整理システムにおける支店
から支店への仕訳パターンについて(図7)、本支店勘
定処理/未達整理システムにおける支店から支店への仕
訳パターンについて(図8)、本支店勘定処理/未達整
理システムにおける支店から本店への仕訳パターンにつ
いて(図9)、説明する。
【0019】本支店間における勘定処理/未達整理シス
テムは、図1に示すように、本社及び各支店に勘定処理
を行う会計システム10、30A、30B・・・と、本
社の会計システム10には各支店間における仕訳データ
を収集して処理する本支店共用会計データベース20と
を備えた構成となっている。
【0020】各支店における会計システム30A、30
B、・・・は、専用端末から仕訳データを入力する仕訳
入力手段31と、付替先情報を入力する付替先情報入力
手段32と、入力されたデータに基づいて付替先を認証
後自動仕訳する付替仕訳手段33と、各支店への付替通
知書を発行する支店付替通知手段34と、本店への付替
通知書を発行する本店付替通知手段35とから構成さ
れ、会計システム30A、30B、・・・で生成された
勘定処理データ(訳プルーフデータ)は本支店共用会計
データベース20にネットワークを介して記録される構
成となっている。
【0021】本社における本店会計システム10は、専
用端末から仕訳データを入力する仕訳入力手段11と、
付替先情報を入力する付替先情報入力手段12と、各支
店への付替通知書を発行する支店付替通知手段13と、
付替先認証後自動仕訳する仕訳手段と、本支店共用会計
データベースをアクセスするデータベースアクセス手段
15とからなり、会計システム10はネットワークを介
して各支店に接続し手アクセスできる構成となってい
る。
【0022】このような構成からなる勘定処理/未達整
理システムにおいて、各支店から入力した仕訳データ及
び付替先情報を入力すると、そのデータは会計システム
30A、30B、・・・で処理され自動的に付替先の支
店又は本店に送られ仕訳プルーフデータとして各支店用
のデータベースに蓄積される。
【0023】例えば、A支店において、専用端末にて仕
訳データ、 1.本店ーB支店/買掛金 20、000(B支店費用の立替支払) 2.本店ー本社/預金 20、000、000(本店への資金送金) と入力し、付替先での負担情報となる付替先情報、 1.ブランク(付替先負担が不明な場合) 2.預金(付替先負担が明確な場合) と入力すると、会計システム30Aにおいて付替先の認
証が正常であれば自動仕訳処理がなされ、正式付替仕訳
として、 1.本店ーB支店/買掛金 20、000 2.本店ー本社/預金 20、000、000 正式付替受け仕訳として、 1.一般管理費/本店ーB支店 10、000 2.預金/本店ー本社 300、000、000 となる。
【0024】一方、A支店及び本店には付替通知書が発
行され、仕訳データは本支店共用データベースに送られ
会計実績データとして蓄積される。
【0025】B支店においては、会計システム専用端末
機から仕訳データ、 1.本店ーA支店/買掛金 10、000 2.本店ー本社/預金 100、000、000 と入力し、付替先での負担情報となる付替先情報、1.
一般管理費2.預金と入力すると、会計システムにおい
て付替先の認証が正常であれば自動仕訳処理され、正式
付替仕訳として、 1.本店ーA支店/買掛金 10、000 2.本店ー本社/預金 100、000、000 正式付替受け仕訳として、 1.仮払金/本店ーB支店 20、000 2.一般管理費/本店ー本社 50、000 となる。
【0026】一方、B支店及び本店には付替通知書が発
行され、仕訳データは本支店共用データベースに送られ
会計実績データとして蓄積される。
【0027】一方、A支店及び本店には付替通知書が発
行され、仕訳データは本支店共用データベースに送られ
会計実績データとして蓄積される。
【0028】このようにして、勘定処理は、本支店にお
ける専用端末から勘定用データを入力することにによ
り、その勘定すべてが本支店に自動的に仕訳データが送
出され処理される。
【0029】次に、本支店の現場で発生した勘定データ
から発生する種々のデータ及び印刷物についての更なる
詳細な説明を、図2を参照して説明する。
【0030】先ず、A支店における、データを収集する
ための会計システム端末は、A支店事務部門及び経理部
門に配置され、それぞれの会計システム端末がA支店サ
ーバーに接続された構成となっている。
【0031】本店側の会計システムに接続されている本
支店共用会計データベース20は、各本支店のデータベ
ースが用意されており、実施例においては、本店仕訳プ
ルーフデータベース20a、A支店仕訳プルーフデータ
ベース20b、B支店仕訳プルーフデータベース20c
とから構成され、これらのそれぞれのデータは本支店の
会計システム(本支店サーバー)からネットワークを経
由して入力される。この入力された仕訳プルーフデータ
は、各支店における認証がOKの時に、仕訳プルーフデ
ータベース20a、20b、20cから会計実績データ
ベース20d、20e、20fに転記して蓄積される。
【0032】この会計実績データベース20d、20
e、20fに蓄積されている仕訳データは会計端末によ
り抽出して付替一覧伝票として出力される(ST20、
ST21、ST22)。
【0033】A支店側においては、工事事務所で発生し
た証憑をA支店事務課において、会計システムの端末か
ら入力して仕訳チェックリストを出力する(ST30、
ST31)。
【0034】このリストは、証憑コピーとして、証憑原
紙に貼り付けられ回覧されると共に、証憑コピーは月初
めに会計システム30Aにて処理した付替通知書と共に
関連する支店、実施例においてはB支店側に送られる
(ST32、ST33)。回覧検印されたデータは再度
会計システムの端末からの操作により、他店への費用付
替を意味する本店a/c分を抽出し、証憑情報より付替
情報を入力する(ST34)。そして、本店a/c仮認
証を作成して仕訳プルーフ登録及び本店に転送するため
に会計システム30Aに送られる。会計システム30A
においては、付替通知書のデータを作成し、月分の振替
通知書を作成する。同時に作成された付替通知書は関係
する支店、実施例においてはB支店側のリモートプリン
ターに送付され、仕訳プルーフデータは本支店共用デー
タベース20に送る(ST34、ST35、ST36、
ST37)。
【0035】B支店側においては、月決めの付替通知書
をA支店側から受け取り保管すると共、リモートプリン
ターにて出力した随時の付替通知書は、他部門へ回覧し
内容を確認して会計システム30Bの端末から受伝票を
入力する(ST40、ST41)。入力した付替データ
に基づいて認証が行われ締切日を設定して会計システム
30Bにそのデータを送る(ST42)。会計システム
30Bは認証したデータを本店の会計システム10にお
ける本支店共用会計データベース20を駆動させる。即
ち、付替データを受信した本店の会計システム10は、
B支店認証後に仕訳プルーフデータベース20a、20
b、20cに蓄積されている仕訳プルーフデータを会計
実績データベース20d、20e、20f側に移行する
作業をする。同時に、本店側においては、上述したよう
に会計システム10の端末を利用して認証済仕訳データ
を抽出して、そのデータを出力し支店a/c毎の伝票の
出力及び付替一覧を出力する(ST20、ST21、S
T22)。
【0036】このようにして、所定の支店の現場で発生
した買掛、工事資金等の付替先情報が入力されるとその
付替通知書は該当する支店に通知されると共に、その付
替情報は本店のサーバー(会計システム10)を介して
本支店共用データベースの仕訳プルーフデータベース2
0a、20b、20cに一端記録され、後に送られてく
る支店での認証がOKであれば正規のデータとして会計
実績データベース20d、20e、20fに登録され蓄
積される。又、本店側において逐次その情報を出力及び
管理することができる。
【0037】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
における支店から本店への資金移動に関して、図3を参
照して説明する。
【0038】資金移動に関しては、会計システム30A
の他に現在の預金状態を管理維持する現預金システム4
0と、この現預金システム40と連動して支店の入金状
態を管理する債権管理システム41とを備えた構成とな
っている。現預金システム40は、本店への送金ジョブ
を実行した際の資金を表示させ、特定のAAA銀行CC
支店に入金及びその情報を得ることができるシステムで
ある。債権管理システム41は、入金仕訳処理を行い、
その当日の入金状態を一覧表示できるようにすると共
に、現在の預金残高と比較するシステムである。
【0039】このような構成からなる本支店勘定処理/
未達整理システムにおいて、特に支店から本店への資金
移動について以下説明する。先ず、入金仕訳処理がなさ
れ当日入金の一覧が表示されると、その一覧表示された
データを会計システムの端末から入力する(ST50、
ST51、ST52)。すると入力されたデータの内、
本店送金用のジョブが実行され付替仕訳、付替情報が自
動的に生成される(ST53、ST54)。これらのデ
ータから本店a/cへの仮認証をすると、会計システム
において入金伝票が作成され、本店を認証したものの伝
票及び付替一覧が出力される(ST55)。同時に、仕
訳プルーフデータに登録するためにA支店サーバー42
に送られる(ST56)。A支店サーバー43におい
て、仕訳プルーフデータを入力すると、付替通知書のデ
ータが作成され、本店のリモートプリンターに送ると共
にこのデータは資金の付替通知書が出力され保管される
(ST57、ST58)。
【0040】本店側においては、A支店サーバー42か
ら仕訳プルーフデータが送られてくると、本店サーバー
43はA支店仕訳プルーフデータベース20bに記録さ
れる。一方、リモートプリンターに出力されたA支店側
の付替通知書は自動的に出力され、逐時、付替通知書が
プリントアウトされる(ST60、ST61)。このプ
リントアウトされた付替通知書は本店側の現預金システ
ム44による当日入金一覧と内容の確認及び照合がなさ
れる(ST62)。この結果は会計システムの端末にて
支店a/cの残高、本店a/cの動向等が画面照会さ
れ、締め切りの設定等の認証行為のジョブが実行される
(ST63)。本店認証がOKの場合には、A支店仕訳
プルーフデータベース20bからA支店会計実績データ
ベース20fに転記する。そして、この転記されたデー
タは支店a/cの伝票及び付替一覧が出力される(ST
64)。
【0041】このようにして、支店から本店への資金移
動は、入金した状態を入力することによって、そのデー
タが支店の会計システムで処理された仕訳データ及び付
替通知書が自動的に作成されると共に、残高及び債権状
態が銀行との取引を行うことによって逐時、把握する事
が可能であり、又、そのデータは本店のデータベースに
書き込まれて蓄積され、本店側においても支店側の資金
の流れを把握することが可能になる。
【0042】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
の内、支店から支店への仕訳パターンその1につい
て、図4を参照して説明する。この仕訳パターンその
1は、A支店工事事務所の工事資金より立替払いしたB
支店安全環境部の担当xxxの交通費を本支店勘定にて
B支店の安全環境部に一般管理費で付け替え処理をする
ものである。
【0043】支店から支店への仕訳パターンは、証憑を
作成すると、付替仕訳入力をして追加情報が入力される
と、本店側の本支店共用データベースが書き換えられる
と共に、種々の通知書等が出力される。
【0044】具体的に示せば、付替先情報を明示させる
証憑が発生すると、そのデータを付替仕訳データとして
入力する(ST70)。付替仕訳データ入力の様式は、
会計所属、伝票年月日、伝票番号、次の段落には「借
方」として科目(本店)、項目(B支店)、細目、所
属、「賃方」として科目(工事資金)、項目、細目、会
計所属からなり、最後に金額(10、000)から構成
されている。最後の摘要の欄には付替仕訳する内容(交
通費立替 担当xxx)が記載される。この付替仕訳デ
ータは付替追加情報として入力される(ST71)。
【0045】付替追加情報を入力をするための様式は、
付替元(A支店)、付替発生部署(アサカ建築)、付替
先情報、摘要(交通費立替 担当xxx)、金額(1
0、000)、伝票番号からなり、付替先情報は付替先
(B支店)、付替部署(安全環境部)、付替先計上科目
(営業費、通信交通費、旅費交通)とから構成されてい
る。このうち、付替発生部署、付替先、摘要、金額、伝
票番号は仕訳データより自動的に設定する。付替元は本
支店毎に固定したものであり、付替部署、付替先計上科
目は証憑詳細情報を元に入力する。又、付替部署、付替
計上科目は追加入力部分である。
【0046】このようにして、作成された仕訳プルーフ
データがA支店仕訳プルーフデータベースに登録される
と、その内容の付替通知書はプリントアウトされる(S
T72、ST73)。プリントアウトされる内容は、B
支店御中、付替通知書(A支店)、負担科目(営業費ー
旅費交通費)、負担部署(安全環境部)、金額(10、
000)、摘要(交通費)、立替部署(アサカ建築)、
伝票番号である。同時に、仕訳プルーフデータは仕訳す
る相手方の支店、実施例においてB支店仕訳プルーフデ
ータベースにファイル転送される(ST74)。
【0047】B支店側においては、ファイル転送された
仕訳プルーフデータを画面に表示すると共に、A支店仕
訳プルーフデータベースに登録され且つプリントアウト
した付替通知書との照合がなされる(ST75、ST7
6)。照合は、付替受け自動仕訳の画面表示を見ながら
行う。この付替受け自動仕訳の画面構成は、所属、伝票
年月日、伝票番号と、「借方」を科目、項目、所属とか
ら構成し、「貸方」を科目、項目、細目、所属とから構
成し、加えて金額、仕向伝票番号とから構成し、摘要に
はA支店で入力した付替追加情報データからのものが表
示される(ST77)。ここでは「交通費立替 担当x
xx」となる。
【0048】このような付替受け自動仕訳の表示状態を
見て照合認証して、認証がOKであればB支店仕訳プル
ーフデータベースの内容をB支店会計実績データベース
20fに登録される(ST78、ST79)。この登録
がされると同じくA支店仕訳プルーフデータベース20
bの内容をA支店会計実績データベース20eに登録す
る(ST80、ST81)。
【0049】このようにして、A支店アサカ建築の工事
資金より立替払いしたB支店の担当者xxxの交通費を
本支店勘定にてB支店の営業費の通信交通費に付替える
ことができるのである。尚、実施例においては、工事資
金より立替えた費用を交通に付替えたが、その付替える
項目には限定されることなく適宜変更することができる
ことは勿論のことである。
【0050】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
における支店間同士の仕訳パターンその2について、
図5を参照して説明する。
【0051】仕訳パターンその2は、A支店アサカ建
築の工事資金より立替払いしたB支店安全環境部の担当
xxxの交通費を本支店勘定にてB支店に付け替えたが
負担部署、負担科目が不明だった場合の処理である。
【0052】支店から支店への仕訳パターンは、付替仕
訳入力をして追加情報を作成することにより証憑を作成
すると、本店側の本支店共用データベースが書き換えら
れると共に、種々の通知書等が出力される。
【0053】具体的に示せば、付替先情報を明示させる
証憑が発生すると、そのデータを付替仕訳データとして
入力する(ST85)。付替仕訳データ入力の様式は、
所属、伝票年月日、伝票番号、次の段落には「借方」と
して科目(本店)、項目(B支店)、細目、所属、「賃
方」として科目(工事資金)、項目、細目、所属(アサ
カ建築)からなり、最後に金額(10、000)から構
成されている。最後の摘要の欄には付替仕訳する内容
(交通費立替 担当xxx)が記載される。この付替仕
訳が入力されると、そのデータは付替追加情報として所
定の様式に基づいて入力される(ST86)。
【0054】付替追加情報を入力するための様式は、付
替元(A支店)、付替発生部署(アサカ建築)、付替先
情報、摘要(交通費立替 担当xxx)、金額、伝票番
号からなり、付替先情報は付替先(B支店)、付替部
署、付替先計上科目とから構成されている。このうち、
付替発生部署、付替先、摘要、金額(10、000)、
伝票番号は仕訳データより自動的に設定する。付替元は
本支店毎に固定したものであり、付替部署、付替先計上
科目は証憑詳細情報を元に入力する。又、付替部署、付
替計上科目は追加入力部分である。
【0055】このようにして、作成された付替追加情報
の入力されたデータは仕訳プルーフデータとなり、A支
店仕訳プルーフデータベースに登録される(ST8
7)。このA支店プルーフデータベースに記録された仕
訳プルーフデータは付替通知書としてプリントアウトさ
れる(ST88)。プリントアウトされる内容は、B支
店御中、付替通知書(A支店)、負担科目、負担部署、
金額(10、000)、摘要(交通費)、立替部署(ア
サカ建築)、伝票番号である。同時に、仕訳プルーフデ
ータは仕訳する相手方の支店、実施例においてB支店仕
訳プルーフデータベースにファイル転送される(ST8
9)。B支店側においては、ファイル転送された仕訳プ
ルーフデータを画面に表示すると共に、A支店仕訳プル
ーフデータベースに登録され且つプリントアウトした付
替通知書との照合がなされる(ST90、ST91)。
照合は、付替受け自動仕訳の画面表示を見ながら行う
(ST92)。この付替受け自動仕訳の画面構成は、所
属、伝票年月日、伝票番号と、「借方」は科目(仮払
金)、項目(本支店)、細目、所属(ブランク又は経理
課)とからなり、「貸方」は科目(本店)、項目(A支
店)、細目、所属とからなり、加えて金額(10、00
0)、仕向伝票番号とから構成し、摘要にはA支店で入
力した付替追加情報データからのものが表示される。こ
こでは「交通費立替担当xxx」となる。ここで、「借
方」の科目と項目とは、付替先情報がブランクになって
いるために自動的に仮払勘定が設定される。
【0056】このような付替受け自動仕訳の表示状態を
見て照合認証して、認証がOKであればB支店仕訳プル
ーフデータベースの内容をB支店会計実績データベース
に登録される(ST93、ST94)。この登録がされ
るとその更新されたことの認証がA支店側に送られ、A
支店仕訳プルーフデータベース20bの内容をA支店会
計実績データベース20eに更新蓄積する(ST95、
ST96)。
【0057】一方、仮払勘定が設定されると負担部署の
確認を行う(ST97)。仮払消込入力操作が行われ、
そのデータはB支店会計蓄積データベース20fに登録
される(ST98)。
【0058】このようにして、工事資金から立替払いを
した交通費の負担部署が不明の場合でもその不明の場所
を特別に入力操作することにより勘定処理を行うことが
できるのである。
【0059】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
における支店と本店間における中間金の送金処理に伴う
仕訳パターンその3について、図6を参照して説明す
る。
【0060】仕訳パターンその3は、A支店工事の工
事代金100、000が入金し、本店口座に送金した時
の処理である。先ず、支店側には預貯金システム50が
構築されており、銀行を介在して本店側の預貯金システ
ム50と連動して預貯金の処理を行う。
【0061】A支店の預貯金システム50において、本
店側に送金処理を行うと、その処理工程時に自動的に転
記される(ST100)。転記された付替自動仕訳デー
タ入力の様式は、所属、伝票年月日、伝票番号、次の段
落には「借方」として科目(本店)、項目(本社)、細
目、所属、「賃方」として科目(預金)、項目(当
座)、細目(AAA銀行・CC支店)、所属からなり、
最後に金額から構成されている。最後の摘要の欄には付
替仕訳する内容(取下金戻し)が記載される。
【0062】付替追加情報を自動的に作成するための様
式は、付替元(A支店)、付替発生部署(アサカ建
築)、付替先情報、摘要(取下金戻し)、金額(10
0、000、000)、伝票番号からなり、付替先情報
は付替先(本店)、付替部署(財務部)、付替先科目と
から構成されている。付替先科目は、追加入力項目であ
り、預金、当座、AAA銀行本店とからなる。このう
ち、付替先は本支店毎に固定データであり、付替発生部
署は預貯金情報により自動的に設定され、付替先情報の
付替先、摘要、金額、伝票番号は仕訳データより自動的
に設定される(ST101)。又、付替先情報の付替部
署は送金仕訳の場合は固定である。
【0063】このようにして、作成された付替追加情報
は仕訳プルーフデータとして作成され、仕訳プルーフデ
ータベース20bに登録される(ST102)。付替追
加情報がA支店仕訳プルーフデータベース20bに登録
されると、その送金の内容はプリントアウトし、本店側
に送られる(ST103、ST104)。このプリント
アウトされる内容は、本社財務部 御中、送金明細書
(A支店)、振込銀行(AAA・本店)、工事番号、金
額(100、000、000)、区分(未成工事受入
金)、備考(アサカ建築)、伝票番号である。同時に仕
訳ブルーフデータが本店側の本店仕訳プルーフデータベ
ース20aに転送され書き込まれる(ST105)。
【0064】又、仕訳プルーフデータは仕訳する相手方
の本店側においては、ファイル転送された仕訳プルーフ
データ、即ち、付替追加情報データを画面に表示すると
共に、A支店側から送付されてきた送金明細表との照会
及び照合がなされる(ST106、ST107)。照合
は、付替受け自動仕訳の画面表示を見ながら行う。この
付替受け自動仕訳の画面構成は、所属、伝票年月日、伝
票番号と、「借方」は科目(預金)、項目(当座)、細
目(AAA銀行)、所属(財務部)とからなり、「貸
方」は科目(支店)、項目(A支店)、細目、所属とか
らなり、加えて金額(100、000、000)、仕向
伝票番号とから構成し、摘要には「取下金戻し」と表示
される。
【0065】このような付替受け自動仕訳の表示状態を
見て照合認証して、認証がOKであれば本店仕訳プルー
フデータベース20aの内容を本店会計実績データベー
ス20dに登録する(ST107、ST108)。この
登録がされると同じくA支店仕訳プルーフデータベース
20bの内容をA支店会計実績データベース20eに登
録する(ST109、ST110)。
【0066】このようにして、支店預金口座に工事代金
が入金され、本店口座に送金すると、その処理は、デー
タベースを介して半ば自動的に処理することができるの
である。
【0067】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
において支店で発生した工事資金より立て替えた費用支
出を他の支店の他の項目に付け替える仕訳パターンそ
の1について、図7を参照して説明する。
【0068】仕訳パターンその1は、A支店における
アサカ建築の工事資金より立替払いしたB支店安全環境
部の担当者xxxの交通費を本支店勘定にてB支店の安
全環境部の営業費の通信交通費で付け替える処理をする
ものである。
【0069】先ず、付替先情報を開示するための証憑が
発生すると、この証憑を付替情報入力の様式に基づいて
転記する(ST115)。付替情報の様式は、付替元
(A支店)、付替元情報、付替先情報、摘要(交通費立
替 担当xxx)、金額、伝票番号とからなる。付替元
情報は、負担科目(工事資金)、付替発生部署(アサカ
建築)とからなる。付替先情報は、付替先(B支店)、
付替部署(完全環境部)、付替先科目(営業費、通信交
通費、旅費交通)とから構成されている。
【0070】このような様式に基づいて作成された付替
情報は、A支店仕訳プルーフデータベース20bに仕訳
プルーフデータとして登録する。A支店仕訳プルーフデ
ータベース20bに仕訳プルーフデータとして登録され
ると、その付替情報は付替通知書としてプリントアウト
し、B支店側に送られる(ST117、ST118)。
このプリントアウトされる内容は、「B支店 御中、付
替通知書(A支店)、負担科目(営業費ー旅費交通
費)、負担部署(安全環境部)、金額(10、00
0)、摘要(交通費)、立替部署(アサカ建築)、伝票
番号」である。同時に、仕訳ブルーフデータがB支店側
のB支店仕訳プルーフデータベースに転送され書き込ま
れる(ST119)。
【0071】このB支店仕訳プルーフデータベース20
cに書き込まれた付替情報は、A支店から送付された付
替通知書と照会照合され認証される(ST120、ST
122)。認証がOKの場合には、B支店プルーフデー
タベース20cの付替情報がB支店会計実績データベー
ス20fに会計データとして登録され、付替受け自動仕
訳データとして蓄積される(ST122、ST12
3)。この付替受け自動仕訳データの様式は、所属、伝
票年月日、伝票番号、「借方」は科目(営業費)、項目
(通信交通)、細目(旅費交通費)、所属(安全環境
部)とからなり、「貸方」は科目(本店)、項目(A支
店)、細目、所属とからなり、加えて金額(10、00
0)、仕向伝票番号とから構成し、摘要には「交通費立
替 担当xxx」と登録される。
【0072】又、B支店仕訳プルーフデータと付替通知
書との認証がOKの場合には、A支店側に認証OKの指
示を出すとA支店仕訳プルーフデータベース20bに書
き込まれている付替情報がA支店会計実績データベース
20eに会計データとして登録される(ST124、S
T125)。この時の付替自動仕訳データの様式は、所
属、伝票年月日、伝票番号、「借方」は科目(本店)、
項目(B支店)、細目、所属とからなり、「貸方」は科
目(工事資金)、項目、細目、所属(アサカ建築)とか
らなり、加えて金額(10、000)、仕向伝票番号、
摘要は「交通費立替 担当xxx」と登録される。
【0073】このようにして、支店において立て替えた
工事資金は、他の支店における他の項目に付替えること
を自動的に行うことができるのである。
【0074】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
において支店で発生した工事資金より立て替えた費用支
出を他の支店の他の項目に付け替える仕訳パターンそ
の2について、図8を参照して説明する。
【0075】仕訳パターンその2は、A支店における
アサカ建築の工事資金より立替払いしたB支店安全環境
部の担当者xxxの交通費を本支店勘定にてB支店に付
け替えたが負担部署、負担科目が不明である場合の処理
をするものである。
【0076】先ず、付替先情報を開示するための証憑が
発生すると、この証憑を付替情報入力の様式に基づいて
転記する(ST125)。付替情報の様式は、付替元
(A支店)、付替発生部署(アサカ建築)、付替先情
報、摘要(交通費立替 担当xxx)、金額(10、0
00)、伝票番号とからなる。付替先情報は、付替先
(B支店)、付替部署、付替先科目とから構成されてい
る。伝票番号は自動的に採用した番号が付与される。
【0077】このような様式に基づいて作成された付替
情報はA支店仕訳プルーフデータベース20bに仕訳プ
ルーフデータとして登録する(ST126)。A支店仕
訳プルーフデータベース20bに仕訳プルーフデータと
して登録されると、その付替情報は付替通知書としてプ
リントアウトし、本店側に送られる(ST127、ST
128)。このプリントアウトされる内容は、「B支店
御中、付替通知書(A支店)、負担科目(仮払ー本支
店未処理)、負担部署、金額(10、000)、摘要
(交通費)、立替部署(アサカ建築)、伝票番号」であ
る。同時に、仕訳ブルーフデータがB支店のB支店仕訳
プルーフデータベース20cに転送され書き込まれる
(ST129)。
【0078】このB支店仕訳プルーフデータベース20
cに書き込まれた付替情報は、A支店から送付された付
替通知書と照会照合され認証される(ST130、ST
131)。認証がOKの場合にはB支店プルーフデータ
ベース20cの付替情報はB支店会計実績データベース
20fに会計データとして登録される。このB支店会計
実績データベースに登録され付替受け自動仕訳データと
して蓄積される(ST132、ST133)。付替受け
自動仕訳データの様式は、所属、伝票年月日、伝票番
号、「借方」は科目(仮払金)、項目(本支店)、細
目、所属(経理課)とからなり、「貸方」は科目(本
店)、項目(A支店)、細目、所属とからなり、加えて
金額(10、000)、仕向伝票番号とから構成し、摘
要には「交通費立替 担当xxx」と登録される。
【0079】この「借方」の項目(本支店)となってい
るのはA支店で作成した付替情報のうち付替情報がの付
替部署及び付替先科目の項目がブランクになっているか
らである。この「借方」の項目が(本支店)であると、
負担部署及び負担科目が不明であることを示し、新た
に、負担部署及び負担科目を入力する操作、即ち、仮払
消込仕訳入力が必要である。この仮払消込仕訳入力によ
り、負担部署及び負担箇所が設定されると仮払消込仕訳
入力がなされ、B支店会計実績データベース20eに登
録される(ST134、ST135)。
【0080】又、B支店仕訳プルーフデータと付替通知
書との認証がOKの場合には、A支店側に認証OKの指
示を出し、A支店仕訳プルーフデータベース20bに書
き込まれている付替情報がA支店会計実績データベース
20eに会計データとして登録される(ST136、S
T137)。この時の付替自動仕訳データの様式は、所
属、伝票年月日、伝票番号、「借方」は科目(本店)、
項目(B支店)、細目、所属とからなり、「貸方」は科
目(工事資金)、項目(工事資金)、細目、所属(アサ
カ建築)とからなり、加えて金額(10、000)、仕
向伝票番号、摘要は「交通費立替 担当xxx」と登録
される。
【0081】このようにして、支店において立て替えた
工事資金は、他の支店において負担部署及び負担科目が
設定されていなくとも適宜入力することによりその場で
設定することができるのである。
【0082】次に、本支店勘定処理/未達整理システム
において支店で発生した工事代金を本店口座に送金する
仕訳パターンその3について、図9を参照して説明す
る。
【0083】仕訳パターンその3は、A支店における
アサカ建築の工事代金100、000、000が入金さ
れ、本店口座に送金処理するものである。
【0084】先ず、A支店現預金システム40におい
て、取下入金が所定の銀行に送金される送金処理が行わ
れると、その情報は付替追加情報として自動的に作成さ
れる8ST140)。その付替追加情報入力の様式は、
付替元(A支店)、付替発生部署(アサカ建築)、付替
先情報、摘要(取下金戻し)、金額(100、000、
000)、伝票番号とからなる。付替先情報は、付替先
(本店)、付替部署(財務部)、付替先科目(預金、当
座、AAA銀行)とから構成されている。付替元は本支
店毎に固定であり、付替発生部署及び金額は現預金情報
より自動的に設定され、付替先科目は仕訳データより自
動的に設定され、付替先及び付替部署はなターン化が可
能であり、伝票番号は自動的に採用した番号が付与され
る。
【0085】このような様式に基づいて作成された付替
情報はA支店仕訳プルーフデータベース20bに仕訳プ
ルーフデータとして登録する(ST141)。A支店仕
訳プルーフデータベース20bに仕訳プルーフデータと
して登録されると、その付替情報は送金明細表としてプ
リントアウトし、本店側に送られる(ST142、ST
143)。このプリントアウトされる送金明細表の内容
は、「本社財務部 御中、送金明細表(A支店)、振込
銀行(AAA銀行本店)、工事NO(アサカ建築、金額
(100、000、000)、区分(未成工事受入
金)、備考、伝票番号」である。同時に、仕訳ブルーフ
データが本店側の本店仕訳プルーフデータベース20a
に転送され書き込まれる8ST144)。
【0086】この本店仕訳プルーフデータベース20a
に書き込まれた付替情報は、A支店から送付された送金
明細表と照会照合され認証される(ST145、ST1
46)。認証がOKの場合には本店プルーフデータベー
ス20aの付替情報は本店会計実績データベース20d
に会計データとして登録される(ST147、ST14
8)。このB支店会計実績データベース20dに登録さ
れ付替受け自動仕訳データとして蓄積される。付替受け
自動仕訳データの様式は、所属、伝票年月日、伝票番
号、「借方」は科目(預金)、項目(当座)、細目(A
AA銀行)、所属(財務部)とからなり、「貸方」は科
目(支店)、項目(A支店)、細目、所属とからなり、
加えて金額(100、000、000)、仕向伝票番号
とから構成し、摘要には「取下金戻し」と登録される。
【0087】又、B支店仕訳プルーフデータと送金明細
表との認証がOKの場合には、A支店側に認証OKの指
示を出すとA支店仕訳プルーフデータベース20bに書
き込まれている付替追加情報がA支店会計実績データベ
ース20eに会計データとして登録される(ST14
9、ST150)。この時の付替自動仕訳データの様式
は、所属、伝票年月日、伝票番号、「借方」は科目(本
店)、項目(本社)、細目、所属とからなり、「貸方」
は科目(預金)、項目(当座)、細目(AAA・C
C)、所属とからなり、加えて金額(100、000、
000)、仕向伝票番号、摘要は「取下金戻し」と登録
される。
【0088】このようにして、支店において発生した取
下金の処理は、本店においてもそのデータベースの更新
を行って勘定処理をするのである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本支店間における
仕訳プルーフデータを一括して処理するデータベースを
設け、本支店間における勘定明細データをオンラインで
送受信すると共に、仕訳プルーフデータを印刷したもの
を相手側本支店に送付するようにしてデータベースに蓄
積された仕訳プルーフデータを画面表示させて認証する
ことにより、複雑に入り込んだ本支店間の勘定処理が確
実且つ正確に行えると共に勘定処理の事務処理が迅速且
つ円滑に行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る本支店勘定処理/未達整理シス
テムの全体構成図である。
【図2】同現場で発生した勘定処理が支店から支店であ
る場合のデータの流れを示したフロー構成図である。
【図3】同支店から本店への資金移動による勘定処理の
データの流れを示したフロー構成図である。
【図4】同支店から支店への工事資金より立て替え払い
をした際のデータの流れを示したフロー構成図である。
【図5】同支店から支店への工事資金より立て替え払い
をした際に負担部署、負担科目が不明の場合のデータの
流れを示したフロー構成図である。
【図6】同支店から本店への工事代金が発生した場合の
データの流れを示したフロー構成図である。
【図7】同支店から支店への工事資金より立て替え払い
をした際のデータの流れを示したフロー構成図である。
【図8】同支店から支店への工事資金より立て替え払い
をした際に負担部署、負担科目が不明の場合のデータの
流れを示したフロー構成図である。
【図9】同支店から本店への工事代金が発生した場合の
データの流れを示したフロー構成図である。
【図10】従来技術における本支店勘定処理/未達整理
システムのデータの流れ全体を示したフロー構成図であ
る。
【図11】従来技術における支店から支店への工事資金
より立て替え払いをした際のデータの流れを示したフロ
ー構成図である。
【符号の説明】
10;本店会計データベース、11;仕訳入力手段、1
2;付替先情報入力手段、13;支店付替通知手段、1
4;仕訳手段、15;データベースアクセス手段、2
0;本支店共用会計データベース、20a;本店仕訳プ
ルーフデータベース、20b;A支店仕訳プルーフデー
タベース、20e;本店会計実績データベース、20
f;A支店会計実績データベース、30A;A支店会計
システム、30B;B支店会計システム、31;仕訳入
力手段、32;付替先情報入力手段、33;付替仕訳手
段、35;本店付替通知手段、40;現預金システム、
41;債権管理システム、44;現預金システム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本支店に設置され且つ付替仕訳処理をする
    会計システムと、各本支店毎の仕訳プルーフデータを蓄
    積する仕訳プルーフデータベースと、仕訳プルーフデー
    タの相手側の本支店により仕訳プルーフデータを認証し
    て、認証された仕訳プルーフデータを蓄積する会計実績
    データベースとからなり、前記仕訳プルーフデータは相
    手側の会計システムに転送すると共に、その仕訳プルー
    フデータを印刷した印刷データを同一相手側に送付し、
    該印刷データを受領した本支店側において、該印刷デー
    タと、該本支店側の会計システムに転送されている仕訳
    プルーフデータを画面上に表示させて認証するようにし
    たことを特徴とする勘定処理/未達整理システム。
JP2000162374A 2000-05-31 2000-05-31 勘定処理/未達整理システム Pending JP2001344415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988073B1 (ja) * 2012-03-19 2012-08-01 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 貸借対照表作成装置及びプログラム
JP2020194577A (ja) * 2015-07-03 2020-12-03 株式会社オービック 本支店仕訳入力装置、本支店仕訳入力方法、及び、本支店仕訳入力プログラム

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