JP2001344345A - 医療介護システムおよび医療介護方法 - Google Patents

医療介護システムおよび医療介護方法

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JP2001344345A
JP2001344345A JP2000161891A JP2000161891A JP2001344345A JP 2001344345 A JP2001344345 A JP 2001344345A JP 2000161891 A JP2000161891 A JP 2000161891A JP 2000161891 A JP2000161891 A JP 2000161891A JP 2001344345 A JP2001344345 A JP 2001344345A
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JP2000161891A
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Masahiro Goto
正弘 後藤
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Original Assignee
DEGITAL ARCHIVES KENKYUSHO KK
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 病院等の医療介護機関で治療や介護が行われ
るときに、従来よりも十分な情報量が確保されることが
できる医療介護システムを提供する。 【解決手段】 特定人に対して医療または介護行為を行
う医療介護施設と、第1および第2データのそれぞれに
対応する前記特定人に関する医療または介護に関する医
療介護データを格納するデータ格納センター11とを備
えた医療介護システムであって、前記データ格納センタ
ーは、受信した前記第1データおよび第1入力データに
基づいて第1の認証を行い、前記第1の認証の結果に基
づいて、前記第1データに対応する医療介護データを前
記医療介護施設に送信し、受信した前記第2データおよ
び第2入力データに基づいて第2の認証を行い、前記第
1および第2の認証の結果に基づいて、前記第2データ
に対応する医療介護データを前記医療介護施設に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療介護システム
および医療介護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ある人が病院で治療を受けるときに、そ
の病院に保管されているその人に関するカルテデータお
よびその人自身が医者に申し出た病歴等に基づいて、そ
の治療が行われる。初診の場合カルテデータは無く、そ
の病院には最適な治療を行うためのデータが完備されて
いるとは言い難い。さらに、病院で治療が行われるとき
に、どのデータが考慮された上でその治療が行われたか
についての情報開示が不十分であり、医療ミス等の事故
が発生したときに問題解決の妨げとなっている。
【0003】カルテデータは、その人のプライバシーに
関わる秘匿性が極めて高い情報である。ある病院で保管
されているカルテデータが他の病院で入手される場合、
プライバシーが害されないように本人または本人から許
可された人からのアクセスであることの認証が確実に行
われる必要がある。ここで、認証の手段としては、従来
からICカードが知られている。
【0004】従来、ICカードは単葉単層型カードで、
単一の暗証/カード番号による単一認証である。この従
来の単葉単層型カードでは、上記単一認証による本人確
認が行われれば、その一回のアクセスで無制限に全ての
情報が開示される。これでは、十全なプライバシー保護
が果たせない。さらに、一般に偽造、不正使用が困難と
されるICカードではあるが、情報技術のデジタル革命
を考える場合、改ざん、変造、複製の余地が考えられ
る。偽造や不正使用、あるいは秘匿されるべき情報の開
示否認対策(ロック対策)は、二重三重の対策がなされ
なければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】病院等の医療介護機関
で治療や介護が行われるときに、従来よりも十分な情報
量が確保されることが望まれる。その治療や介護が行わ
れたときに、いかなるデータが考慮されたかが明確であ
ることが望まれる。確実な認証が行われた上で情報が開
示されることが望まれる。
【0006】本発明の目的は、病院等の医療介護機関で
治療や介護が行われるときに、従来よりも十分な情報量
が確保されることができる医療介護システムおよび医療
介護方法を提供することである。本発明の他の目的は、
その治療や介護が行われたときに、いかなるデータが考
慮されたかが明確である医療介護システムおよび医療介
護方法を提供することである。本発明のさらに他の目的
は、確実な認証が行われた上で情報が開示されることが
できる医療介護システムおよび医療介護方法を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0008】本発明の医療介護システムは、特定人であ
ることを識別するための第1および第2データが格納さ
れた記録媒体(41)から前記第1および第2データの
それぞれを読み出し可能なデータ読出部(23)と、前
記特定人が前記第1および第2データのそれぞれに対応
する第1入力データおよび第2入力データのそれぞれを
入力するデータ入力部(22)と、前記データ読出部
(23)および前記データ入力部(22)が設けられ、
前記特定人に対して医療または介護行為を行う医療介護
施設(21)と、前記第1および第2データのそれぞれ
に対応する前記特定人に関する医療または介護に関する
医療介護データを格納するデータ格納センター(11)
とを備えた医療介護システムであって、前記データ読出
部(23)は、前記記録媒体(41)に格納された前記
第1および第2データのそれぞれを読み出して前記読み
出された第1および第2データのそれぞれを前記データ
格納センター(11)に送信し、前記データ入力部(2
2)は、前記入力された第1および第2入力データのそ
れぞれを前記データ格納センター(11)に送信し、前
記データ格納センター(11)は、受信した前記第1デ
ータおよび前記第1入力データに基づいて第1の認証を
行い、前記第1の認証の結果に基づいて、前記第1デー
タに対応する医療介護データを前記医療介護施設(2
1)に送信し、受信した前記第2データおよび前記第2
入力データに基づいて第2の認証を行い、前記第1およ
び第2の認証の結果に基づいて、前記第2データに対応
する医療介護データを前記医療介護施設(21)に送信
する。
【0009】本発明の医療介護システムにおいて、前記
医療介護施設(21)は、前記第1および第2データの
それぞれに対応する医療介護データを受信したときに、
それぞれを受信した旨を前記データ格納センター(1
1)に格納し、前記特定人に対して前記医療または介護
行為を行ったときに、前記行われた医療または介護行為
の内容を前記データ格納センター(11)に格納する。
【0010】本発明の医療介護方法は、(a) 特定人
であることを識別するための第1および第2データが格
納された記録媒体(41)を提供することと、(b)
前記第1および第2データのそれぞれに対応する前記特
定人に関する医療または介護に関する医療介護データを
格納部(11)に格納することと、(c) 前記記録媒
体(41)に格納された前記第1データを読み出すこと
と、(d) 前記特定人が第1入力データを入力するこ
とと、(e) 前記読み出された第1データと前記入力
された第1入力データを認証することと、(f) 前記
(e)の結果、前記第1データと前記第1入力データと
が対応すると認証されたときに、前記格納された前記第
1データに対応する前記特定人に関する医療介護データ
を送信することと、(g) 前記記録媒体(41)に格
納された前記第2データを読み出すことと、(h) 前
記特定人が第2入力データを入力することと、(i)
前記読み出された第2データと前記入力された第2入力
データを認証することと、(j) 前記(e)の結果、
前記第1データと前記第1入力データとが対応すると認
証され、かつ前記(i)の結果、前記第2データと前記
第2入力データとが対応すると認証されたときに、前記
格納された前記第2データに対応する前記特定人に関す
る医療介護データを送信することとを備えている。
【0011】本発明の医療介護方法において、前記第2
データに対応する前記特定人に関する医療介護データ
は、前記第1データに対応する前記特定人に関する医療
介護データに比べて、秘匿性が高いデータである。
【0012】本発明の医療介護方法において、前記
(c)、(d)、(g)および(h)のそれぞれは、医
療または介護行為を行う医療介護施設(21)にて行わ
れ、前記(f)および(j)のそれぞれは、前記医療介
護データを前記医療介護施設(21)に送信し、さら
に、(k) 前記医療介護施設(21)が前記医療介護
データを受信した旨を前記格納部(11)に格納するこ
とと、(l) 前記医療介護施設(21)にて前記特定
人に医療介護行為が行われたときに前記医療介護行為の
内容を前記格納部(11)に格納することとを備えてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の医療介護シ
ステムとして、ヘルスケア・デジタルアーカイブシステ
ムが説明される。
【0014】まず、デジタルアーカイブについて説明さ
れる。アーカイブ(Archives)とは、本来「記
録文書/公文書保管所」を意味し、記録文書の収集・整
理・保存・管理機関のことである。それらの情報・資料
がアナログである限り素材の劣化、腐食、消滅は免れ
ず、保管場所の規模増大化は避けられない。さらに、収
集、保管の一極集中が物理的にも難しく、領域、分野ご
との分散保管となっている。
【0015】デジタル化された情報・資料は記録精度が
高く、再現性に優れ、コンパクトな保管・蓄積、永久保
存化とともに様々な運用が可能である。デジタルアーカ
イブは、様々な情報を、デジタル技術でアナログ素材を
デジタル変換して、マルチメディア・データベース化
し、永久的に記録、保管、随時の自由閲覧が行える。
【0016】情報を電子化して集積するデジタルアーカ
イブの最大の能力は、保管システムにアクセスするだけ
で必要なデータ/情報が時間、場所を選ばず即座に引き
出せることである。デジタルアーカイブは、高度セキュ
リティ(プライバシーに関わる)機能、情報・データ保
管機能、ポータル機能の三大機能を有し、データの安全
性、整合性を保持することを特質とする。
【0017】次に、ヘルスケア・デジタルアーカイブシ
ステムについて説明される。本実施形態のデジタルアー
カイブシステムにおいて、従来のアーカイブと異なる最
大の特色は、ICカード(カスタムカード)とリンクし
た、高度認証セキュリティ機能、情報データ保管機能、
ポータルサイト機能の三大機能を有することである。
【0018】医療、介護、ヘルスケア分野では、本人確
認の上、各種詳細な診断、診療、施術データや社会的ま
たはフィジカルおよびメンタルデータが即時に入手で
き、それぞれの施設、領域で的確かつ適正な診断、診
療、施術、療法、介護が行われ、併せて主治医、かかり
つけの医療施設に限定せず、出先・移動先、転地先でも
一人一人が病院、診療所、介護施設、各種ジムでも対処
できることが理想的である。
【0019】しかし、個人情報は、一般的に開示が許認
される「普遍的な通常情報」、専門的な領域で開示が許
認される「限定情報」、特別な条件下でのみ開示が許認
される「秘匿される特定情報」に分別され、それぞれの
領域・分野で高度なセキュリティをもって段階的・条件
的なプライバシー解錠で開示されることが必要である。
本実施形態は、この医療・介護分野での事業システムを
ICカードの使用によるデジタルアーカイブのビジネス
システムとして構築するものである。
【0020】会員登録された会員ユーザ/クライアント
のすべての詳細な個人情報は、デジタルアーカイブ化さ
れ、ヘルスケア・アーカイブセンターに保管される。そ
のアーカイブセンターは、電子認証機能、情報倉庫(収
蔵)機能、ポータル機能をもちアクセスの入出力管理、
その情報内容の確認管理を行う。
【0021】会員ユーザの個人情報の収納・開示のアク
セスは、ICカードでインターネットを通じて上記アー
カイブセンターとの相互認証によって適正に行われる。
ネットワーク医療施設とアーカイブセンターとは常に情
報交信を維持する。それらの情報は、提携する診療所、
人間ドッグ施設などからのアクセスに応答してアーカイ
ブセンターから送信される。アーカイブセンターは、そ
れらの診療所、施設からのデータを収受する。
【0022】本実施形態のシステムにおいて、会員ユー
ザは、いつでもどこでもICカードによるアクセスをす
れば、アーカイブセンターから医療・介護に関する会員
ユーザの本人情報が得られ、適正な診断、治療が受けら
れることになる。一般(非会員)ユーザは、アーカイブ
センターのインターネット・ポータルサイトにアクセス
すると、医療・介護案内情報およびコミュニティ機能の
利用情報を得ることができる。
【0023】次に、本実施形態で用いられる多重層IC
カードとその認証システムについて説明される。
【0024】医療・介護の分野では、個人情報の開示に
は、プライバシー保護とセキュリティが厳格に順守され
なければならない。前述したように、個人情報は、「普
遍的な通常情報(一般標準情報)」、専門的な領域で開
示が許認される「限定情報(準秘扱い専門情報)」、特
別な条件下でのみ開示が許認される「秘匿される特定情
報(極秘扱い特定情報)」の三段階に情報開示度レベル
枠を設定し、ICカードを用いて段階的に順次アクセス
することでその都度そのレベルに応じた本人確認がなさ
れる。各段階へのアクセスは、ダブル暗号の電子認証で
行う。ICカードを用いたアクセスは、インターネット
を通じてアーカイブセンターとの相互認証システムとす
る。
【0025】多重層ICカードは、三層構造を有するよ
うに製造される。各層ごとに異なるダブルの電子暗合記
号で本人確認の認証を行い、その認証結果に応じて、開
示領域が異なる情報が段階的に開示される。このICカ
ードの特質は、従来表面に記載されていたバーコードが
内蔵されている点であり、複層型の複合認証方式が採用
されている。
【0026】図1を参照して、本実施形態の全体構造が
説明される。図1において、符号11は医療・介護デジ
タルアーカイブセンターである。アーカイブセンター1
1は、ポータル機能、ネットワーク機能、バックオフィ
ス機能を有している。アーカイブセンター11は、画像
データベースと、映像データベースと、文字データベー
スと、音声データベースを有している。
【0027】アーカイブセンター11は、上記データベ
ースに、「一般標準情報」と、「準秘扱い専門情報」
と、「極秘扱い特定情報」を有している。上記一般標準
情報としては、会員登録証明データ、身分証明データ、
診察カードデータ、健康保険証データ、介護保険証デー
タ、クレジットカードデータ、デビットカードデータな
どの、比較的秘密性の低いデータが格納されている。上
記準秘扱い専門情報としては、健康手帳記載データ、一
般的な病歴を示すデータ、一般的な治療記録を示すデー
タ、医療用画像(レントゲン等)データ、ドナーカード
データ、その他保険情報データなどの、比較的秘密性の
高いデータが格納されている。上記極秘扱い特定情報と
しては、指定病院の電子カルテデータ(接続/ゲートウ
ェイ機能)、特定秘匿扱い病歴・治療記録データなど
の、極めて秘密性が高いデータが格納されている。
【0028】アーカイブセンター11には、本システム
の会員である指定病院(診療所が含まれる)または介護
施設(以下、総称して会員病院と称される)21が接続
されている。アーカイブセンター11には、本システム
の非会員である病院(診療所が含まれる)または介護施
設(以下、総称して非会員病院と称される)31が接続
されている。
【0029】本実施形態のICカード41は、前述のよ
うに三層構造を有している。ICカード41の第一層4
1aには、上記バーコードデータが内蔵(格納)されて
いるとともに、カード番号データ、暗証番号データ、暗
号データの少なくとも一つが格納されている。その格納
されたカード番号データ、暗証番号データ、暗号データ
には、本人データと、指定人データとがある。本人デー
タは、ICカード41の所有者(会員)に割当てられ、
その所有者のみが知っているデータである。指定人デー
タは、その所有者の家族、親族等の指定された単数又は
複数の人(会員)に割当てられ、それぞれその指定人の
みが知っているデータである。
【0030】ICカード41の第二層41bには、筆跡
データ、掌紋データ、顔写真データの少なくとも一つが
格納されている。格納された筆跡データ、掌紋データ、
顔写真データには、本人データと、指定人データとがあ
る。本人データは、ICカード41の所有者の筆跡、掌
紋、顔写真データである。指定人データは、その所有者
の家族、親族等の指定された単数又は複数の人(会員)
のそれぞれの筆跡、掌紋、顔写真データである。
【0031】ICカード41の第三層41cには、指紋
データ、虹彩データ、DNA配列記号データの少なくと
も一つが格納されている。格納された指紋データ、虹彩
データ、DNA配列記号データには、本人データと、指
定人データとがある。本人データは、ICカード41の
所有者の指紋、虹彩、DNA配列記号データである。指
定人データは、その所有者の家族、親族等の指定された
単数又は複数の人(会員)のそれぞれの指紋、虹彩、D
NA配列記号データである。
【0032】会員病院21には、パソコン22およびカ
ードリーダー23が設けられている。非会員病院31に
は、パソコン32およびカードリーダー33が設けられ
ている。
【0033】パソコン22およびパソコン32のそれぞ
れは、ユーザの操作により文字(数字が含まれる)を入
力可能である。パソコン22およびパソコン32のそれ
ぞれは、ユーザの筆跡、掌紋、顔写真、指紋(左右指紋
紋付型)、虹彩をスキャンしてデジタルデータとして抽
出することができ、さらに、DNA配列記号を読みとっ
てデジタルデータとして抽出することができる。
【0034】カードリーダー23およびカードリーダー
33のそれぞれは、ICカード41の各層41a〜41
cに格納されたバーコードデータ、カード番号データ、
暗証番号データ、暗号データ、筆跡データ、掌紋デー
タ、顔写真データ、指紋データ、虹彩データ、DNA配
列記号データの本人データおよび指定人データのそれぞ
れを読み出すことができる。
【0035】次に、図2を参照して、本システムの動作
について説明される。ステップS1に示されるように、
ICカード41の所有者は、会員病院21に設置されて
いるカードリーダー23により、そのICカード41の
第一層41aに格納されているバーコードデータおよび
カード番号データの本人データを読み込む。それととも
に、ICカード41の所有者は、会員病院21に設置さ
れているパソコン22のキーボードを操作して、当該所
有者が記憶しているバーコードデータおよびカード番号
データの本人データをパソコン22に入力する。
【0036】ステップS2に示されるように、パソコン
22を通じて、上記カードリーダ23で読み出された読
出しデータ(ICカード41に格納されているバーコー
ドデータおよびカード番号データの本人データ)と、当
該所有者がキーボードから入力した入力データ(当該所
有者が記憶しているバーコードデータおよびカード番号
データの本人データ)は、インターネットを通じて、ア
ーカイブセンター11に送信される。
【0037】アーカイブセンター11は、受信した読出
しデータと入力データとが一致しているか否かの認証を
行う(ステップS3)。その認証の結果、読出しデータ
と入力データとが一致していれば(YES)、アーカイ
ブセンター11に登録されている第一層に相当する「一
般標準情報」を、上記カードリーダ23およびパソコン
22が設置された会員病院21に送信する。これによ
り、会員病院21では、「一般標準情報」を閲覧するこ
とができる(ステップS4)。
【0038】アーカイブセンター11は、上記認証の結
果、読出しデータと入力データとが不一致であれば(N
O)、パソコン22およびICカード41に、情報開示
閉鎖記録がなされる(ステップS5)。この情報開示閉
鎖記録は、アーカイブセンター11による不一致の認証
が行われる度に、失敗回数として、パソコン22および
ICカード41に記録され、その失敗回数が設定値を超
えると、ICカード41の機能が停止するようになって
いる。
【0039】次いで、ステップS1に示されるように、
ICカード41の所有者は、会員病院21に設置されて
いるカードリーダー23により、そのICカード41の
第二層41bに格納されている当該所有者の筆跡、掌
紋、顔写真の本人データを読み込む。それとともに、I
Cカード41の所有者は、会員病院21に設置されてい
るパソコン22を操作して、当該所有者の筆跡、掌紋、
顔写真のデータをパソコン22に入力する。
【0040】ステップS2に示されるように、パソコン
22を通じて、上記カードリーダ23で読み出された読
出しデータ(ICカード41に格納されている当該所有
者の筆跡、掌紋、顔写真の本人データ)と、当該所有者
がパソコン22から入力した入力データ(当該所有者の
筆跡、掌紋、顔写真のデータ)は、インターネットを通
じて、アーカイブセンター11に送信される。
【0041】アーカイブセンター11は、受信した読出
しデータと入力データとが一致しているか否かの認証を
行う(ステップS3)。その認証に先立って、アーカイ
ブセンター11は、当該所有者の上記の第一層に相当す
る認証結果が一致していたか否かを確認し、その確認の
結果、第一層で一致していたときのみ、ここで第二層に
相当する認証を行う。その認証の結果、読出しデータと
入力データとが一致していれば(YES)、アーカイブ
センター11に登録されている第二層に相当する「限定
情報」を、上記カードリーダ23およびパソコン22が
設置された会員病院21に送信する。これにより、会員
病院21では、「限定情報」を閲覧することができる
(ステップS4)。
【0042】次いで、ステップS1に示されるように、
ICカード41の所有者は、会員病院21に設置されて
いるカードリーダー23により、そのICカード41の
第三層41cに格納されている当該所有者の指紋、虹
彩、DNA配列記号の本人データを読み込む。それとと
もに、ICカード41の所有者は、会員病院21に設置
されているパソコン22を操作して、当該所有者の筆
跡、掌紋、顔写真、指紋、虹彩、DNA配列記号のデー
タをパソコン22に入力する。
【0043】ステップS2に示されるように、パソコン
22を通じて、上記カードリーダ23で読み出された読
出しデータ(当該所有者の指紋、虹彩、DNA配列記号
の本人データ)と、当該所有者がパソコン22から入力
した入力データ(当該所有者の筆跡、掌紋、顔写真、指
紋、虹彩、DNA配列記号のデータ)は、インターネッ
トを通じて、アーカイブセンター11に送信される。
【0044】アーカイブセンター11は、受信した読出
しデータと入力データとが一致しているか否かの認証を
行う(ステップS3)。その認証に先立って、アーカイ
ブセンター11は、当該所有者の上記の第一層および第
二層に相当する認証結果が一致していたか否かを確認
し、その確認の結果、第一層および第二層で一致してい
たときのみ、ここで第三層に相当する認証を行う。その
認証の結果、読出しデータと入力データとが一致してい
れば(YES)、アーカイブセンター11に登録されて
いる第三層に相当する「秘匿される特定情報」を、上記
カードリーダ23およびパソコン22が設置された会員
病院21に送信する。これにより、会員病院21では、
「秘匿される特定情報」を閲覧することができる(ステ
ップS4)。
【0045】会員病院21は、アーカイブセンター11
から「一般標準情報」、「限定情報」および「秘匿され
る特定情報」のそれぞれを受信して、その情報に基づい
て、ICカード41の所有者の治療、施術、処方を行う
(ステップS5)。そのときには、その治療、施術、処
方の内容をアーカイブセンター11に送信する(ステッ
プS6)。アーカイブセンター11は、その会員病院2
1から受信した治療、施術、処方の内容を上記データベ
ースに格納する。これにより、会員病院21にてそのI
Cカード41の所有者に対して行った治療、施術、処方
の内容が逐一記録されることになるため、後日、医療ミ
ス等が問題とされたときに、その原因を探求することが
可能となる。
【0046】上記においては、会員病院21にてICカ
ード41の所有者がアーカイブセンター11にアクセス
して、認証後にアーカイブセンター11に格納されてい
るデータが会員病院21に送信されるケースについて説
明した。ICカード41の所有者と同様に、指定人が会
員病院21にてアーカイブセンター11にアクセスして
(ステップS11)、その指定人についての認証後にア
ーカイブセンター11に格納されているデータが会員病
院21に送信されることができる。
【0047】上記においては、会員病院21にてICカ
ード41の所有者または指定人がアーカイブセンター1
1にアクセスして、認証後にアーカイブセンター11に
格納されているデータが会員病院21に送信されるケー
スについて説明した。会員病院21と同様に、非会員病
院31にてICカード41の所有者または指定人がアー
カイブセンター11にアクセスして、認証後にアーカイ
ブセンター11に格納されているデータが非会員病院3
1に送信されることができる(ステップS7)。さら
に、その際に、アーカイブセンター11は、アーカイブ
センター11には無くて会員病院21にあるデータを非
会員病院31に送信することができる。
【0048】非会員病院31は、アーカイブセンター1
1から「一般標準情報」、「限定情報」および「秘匿さ
れる特定情報」のそれぞれまたは会員病院21からのデ
ータを受信して、その情報に基づいて、ICカード41
の所有者の治療、施術、処方を行う(ステップS8)。
そのときには、その治療、施術、処方の内容をアーカイ
ブセンター11に送信する(ステップS9)。アーカイ
ブセンター11は、その非会員病院31から受信した治
療、施術、処方の内容を上記データベースに格納する。
これにより、非会員病院31にてそのICカード41の
所有者に対して行った治療、施術、処方の内容が逐一記
録されることになるため、後日、医療ミス等が問題とさ
れたときに、その原因を探求することが可能となる。
【0049】なお、会員病院21と非会員病院31の差
は、アーカイブセンター11を利用する度に、会員病院
21は利用料金がかからず(月極め料金等の支払いによ
り会員になっているため)、非会員病院31は利用料金
がかかる点で異なっている。アーカイブセンター11に
て扱われるデータは、医療行為に関するデータであるた
め、非会員病院31がアーカイブセンター11に格納さ
れたデータの利用を拒否されることはない。
【0050】アーカイブセンター11に格納されたデー
タが会員病院21または非会員病院31に送信される場
合、および会員病院21に格納されたデータが非会員病
院31に送信される場合には、アーカイブセンター11
にその送信履歴が残され、かつ会員病院21または非会
員病院31にその受信履歴が残される。これにより、医
療ミス等の事故が起きた際に、実際はそのデータを受信
した会員病院21または非会員病院31が、「そのデー
タを受信していない」との嘘の証言をしてもそれは認め
られなくなる。
【0051】アーカイブセンター11では、上記のよう
にアクセス状況や情報の入出力の記録、管理・情報の蓄
積・保管が行われる。ICカード41の所有者または指
定人は、アーカイブセンター11にアクセスしてその認
証後に、アーカイブセンター11に格納されたアクセス
状況等の必要な情報をICカード41に格納させること
ができる(ステップS10)。
【0052】アーカイブセンター11には、会員病院2
1または非会員病院31にて行われた上記治療、施術、
処方の各情報に加えて、ICカード41の所有者の人間
ドッグの結果を示す情報が格納される。
【0053】以上のことにより、アーカイブセンター1
1では、ICカード41の所有者(会員)に関する医療
・健康データが一元管理される。これにより、アーカイ
ブセンター11にて一元管理されたデータを会員病院2
1または非会員病院31が参照すれば、既に他の病院に
て処方されて出された薬との組み合わせにより副作用が
生じるおそれのあるような処方を行うことがなくなる。
【0054】さらに、アーカイブセンター11にて一元
管理されたICカード41の所有者の医療・健康データ
を参照すれば、多方面からの観点に立った最適な形のリ
ハビリ・トレーニングメニューを作成することができ
る。またさらに、アーカイブセンター11にて一元管理
されたICカード41の所有者の医療・健康データを参
照すれば、その所有者が生命保険等に加入する際に、過
去の病歴の告知が間違い無く行われる。またさらに、ア
ーカイブセンター11にて一元管理された医療・健康デ
ータを参照すれば、現代人の健康に関する傾向等が正確
に把握でき、生命・医療保険等の新商品開発の際のマー
ケティングに役立つ。
【0055】ICカード41が読み込まれた病院21で
は、その患者(ICカード41の所有者)の治療ができ
ないときには、その患者とともにそのデータを他の病院
に送ることができる。
【0056】このシステムは、医療・介護分野に限ら
ず、安全性、整合性をもって金融、保険、クレジット、
不動産等の分野に適応することができる。また、ICカ
ード内蔵の携帯電話、あるいはカメラ付きPOSシステ
ムとの組み合わせも可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、病院等の医療介護機関
で治療や介護が行われるときに、従来よりも十分な情報
量が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態の動作の流れを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11 医療・介護デジタルアーカイブセンター 21 会員病院 22 パソコン 23 カードリーダー 31 非会員病院 32 パソコン 33 カードリーダー 41 ICカード 41a 第一層 41b 第二層 41c 第三層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定人であることを識別するための第1
    および第2データが格納された記録媒体から前記第1お
    よび第2データのそれぞれを読み出し可能なデータ読出
    部と、 前記特定人が前記第1および第2データのそれぞれに対
    応する第1入力データおよび第2入力データのそれぞれ
    を入力するデータ入力部と、 前記データ読出部および前記データ入力部が設けられ、
    前記特定人に対して医療または介護行為を行う医療介護
    施設と、 前記第1および第2データのそれぞれに対応する前記特
    定人に関する医療または介護に関する医療介護データを
    格納するデータ格納センターとを備えた医療介護システ
    ムであって、 前記データ読出部は、前記記録媒体に格納された前記第
    1および第2データのそれぞれを読み出して前記読み出
    された第1および第2データのそれぞれを前記データ格
    納センターに送信し、 前記データ入力部は、前記入力された第1および第2入
    力データのそれぞれを前記データ格納センターに送信
    し、 前記データ格納センターは、受信した前記第1データお
    よび前記第1入力データに基づいて第1の認証を行い、
    前記第1の認証の結果に基づいて、前記第1データに対
    応する医療介護データを前記医療介護施設に送信し、受
    信した前記第2データおよび前記第2入力データに基づ
    いて第2の認証を行い、前記第1および第2の認証の結
    果に基づいて、前記第2データに対応する医療介護デー
    タを前記医療介護施設に送信する医療介護システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の医療介護システムにおい
    て、 前記医療介護施設は、前記第1および第2データのそれ
    ぞれに対応する医療介護データを受信したときに、それ
    ぞれを受信した旨を前記データ格納センターに格納し、
    前記特定人に対して前記医療または介護行為を行ったと
    きに、前記行われた医療または介護行為の内容を前記デ
    ータ格納センターに格納する医療介護システム。
  3. 【請求項3】(a) 特定人であることを識別するため
    の第1および第2データが格納された記録媒体を提供す
    ることと、(b) 前記第1および第2データのそれぞ
    れに対応する前記特定人に関する医療または介護に関す
    る医療介護データを格納部に格納することと、(c)
    前記記録媒体に格納された前記第1データを読み出すこ
    とと、(d) 前記特定人が第1入力データを入力する
    ことと、(e) 前記読み出された第1データと前記入
    力された第1入力データを認証することと、(f) 前
    記(e)の結果、前記第1データと前記第1入力データ
    とが対応すると認証されたときに、前記格納された前記
    第1データに対応する前記特定人に関する医療介護デー
    タを送信することと、(g) 前記記録媒体に格納され
    た前記第2データを読み出すことと、(h) 前記特定
    人が第2入力データを入力することと、(i) 前記読
    み出された第2データと前記入力された第2入力データ
    を認証することと、(j) 前記(e)の結果、前記第
    1データと前記第1入力データとが対応すると認証さ
    れ、かつ前記(i)の結果、前記第2データと前記第2
    入力データとが対応すると認証されたときに、前記格納
    された前記第2データに対応する前記特定人に関する医
    療介護データを送信することとを備えた医療介護方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の医療介護方法において、 前記第2データに対応する前記特定人に関する医療介護
    データは、前記第1データに対応する前記特定人に関す
    る医療介護データに比べて、秘匿性が高いデータである
    医療介護方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の医療介護方法
    において、 前記(c)、(d)、(g)および(h)のそれぞれ
    は、医療または介護行為を行う医療介護施設にて行わ
    れ、 前記(f)および(j)のそれぞれは、前記医療介護デ
    ータを前記医療介護施設に送信し、 さらに、(k) 前記医療介護施設が前記医療介護デー
    タを受信した旨を前記格納部に格納することと、(l)
    前記医療介護施設にて前記特定人に医療介護行為が行
    われたときに前記医療介護行為の内容を前記格納部に格
    納することとを備えた医療介護方法。
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