JP2001344059A - 文字入力方法 - Google Patents

文字入力方法

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JP2001344059A
JP2001344059A JP2000164500A JP2000164500A JP2001344059A JP 2001344059 A JP2001344059 A JP 2001344059A JP 2000164500 A JP2000164500 A JP 2000164500A JP 2000164500 A JP2000164500 A JP 2000164500A JP 2001344059 A JP2001344059 A JP 2001344059A
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Kazuo Sakai
和郎 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話,PHS、パソコンなど機器でキー
操作に不慣れな人でも文字や記号を容易に入力し得るよ
うな文字入力方法を提供する。 【解決手段】 マトリックス状に配置された例えば3行
3列に配置された数字入力キーである入力キー中の同一
入力キーが複数回押圧されたことを検出して、それ以前
に押圧された入力キーと上記複数回押圧された入力キー
との順序に基づいて候補文字を選択し、表示部に候補文
字を表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPHS
などの電話機、あるいは、パソコンなどにおいて文字を
入力するための文字入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話やPHSなどでメールし
たり、電話相手の名前などの各種データなどの文字を入
力する機会が著しく増加している。これらの携帯電話や
PHSなどには、図4(a)に示すような0〜9の数字
を入力するための10個の数字キーと“*”および
“#”の記号を入力するための2個の記号キーが設けら
れており、これら12個のキーは3行4列に配置されて
いて、一般に“ダイヤルキー”と呼ばれている。
【0003】このようなダイヤルキーを用いて文字を入
力するために、従来は、0,1〜9の10個の数字キー
のそれぞれにカタカナのア行〜ワ行や記号を割当ててお
き、この数字キーを連続して押圧する回数に応じて、対
応する行の2段目(イの段)ないし5段目(オの段)の
文字、あるいはさらに押圧を繰返えすことによって
「ッ」などの小さい文字や記号などを選択入力するよう
にしていた。
【0004】しかしながら、このような文字入力方法で
は、例えばタ行に割当てられている数字キーを1回押圧
すると「タ」が、続いて1回押圧するごとに「チ」→
「ツ」→「テ」→「ト」という文字が順次選択されるた
め、「ト」という文字を入力する場合にはこのタ行に割
当てられている数字キーを5回押圧する必要があり、通
常このタ行に割当てられている小さな文字の「ッ」や、
記号などを入力する際にはさらに多くの回数でキーを押
圧することが必要になって、迅速に文字を入力すること
が困難であるという問題があった。
【0005】また、パソコンやワープロなどの情報機器
で文字情報を入力するためのキーボードは文字キーを用
いてカナ文字入力やローマ字入力を行うものであるが、
文字キーはその数が多い上にその配列も特殊であって、
所望の文字キーを選択して文字情報を入力するのは一般
的に困難であり、情報機器を一般人が使用することの妨
げとなっていた。これらの情報機器のキーボードには、
図4(b)に示すような数字や“,”“.”などの記号を
入力するための数字キーが普通設けられているが、これ
らの数字や記号以外の文字を入力することはできない。
【0006】そこで、このような情報機器では、このキ
ーボード以外に座標データを入力するためのタブレット
とよばれる入力機器を用いて文字を手書きで入力するこ
とも行われているが、このタブレットのような機器は高
価であるばかりでなく、入力された軌跡の座標データ列
から入力しようとした文字を判断するための高価なソフ
トウェアも必要となるほか、情報機器本体とは別個の機
器となることが多いために取り扱いの邪魔になることか
ら、あまり普及していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、携
帯電話やPHSなどの電話機器では通話相手を選択する
ために設けられる図4(a)に例示したようなダイヤル
キー、あるいは、パソコンなどの情報機器で数字と一部
の記号を入力するために通常設けられている図4(b)
に例示したような数字キーなどの、マトリックス状に配
置されているキーを用いて、キー操作に不慣れな人でも
カタカナやアルファベットなどの文字や記号を容易に入
力し得るような文字入力方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した文字入力方法の発明は、マトリックス状に配置され
た入力キー中の同一入力キーが複数回押圧されたことを
検出して、それ以前に押圧された入力キーと上記複数回
押圧された入力キーとにより入力された数字列に基づい
て候補文字を選択し、表示部に候補文字を表示すること
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載した文字入力方法
の発明は、マトリックス状に配置された入力キー中の同
一入力キーが2回押圧されたことを検出して、それ以前
に押圧された入力キーと上記2回押圧された入力キーと
により入力された数字列に基づいて候補文字を選択し、
表示部に候補文字を表示することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に記載した文字入力方法
の発明は、マトリックス状に配置された入力キー中の同
一キーが3回押圧されたことを検出して、それ以前に押
圧された入力キーと上記3回押圧された入力キーとによ
り入力された数字列に基づいて選択された文字に濁点・
半濁点が付された候補文字を選択し、表示部に候補文字
を表示することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4に記載した文字入力方法
の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
発明において、画面に表示されている1つの候補文字を
入力する文字として確定するためのキーを備えることを
特徴とする。
【0012】本発明の請求項5に記載した文字入力方法
の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
発明において、複数の候補文字があるときに、この複数
の候補文字から確定する文字を選択するためのキーを備
えることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項6に記載した文字入力方法
の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
発明において、マトリックス状に配置された入力キーが
3行3列に配置された数字入力キーであることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理を示すため
に、マトリックス状に配置されているキー配列の例とし
て、従来例として図4(a)に示した携帯電話やPHSに
慣用されているダイヤルキーの上段の3行3列に相当す
る“1”〜“9”の数字を入力する9個のキーを〜
の丸数字で模式的に示した上に、ユーザが指などで描い
たカナ文字の軌跡を示したものである。なお、丸数字の
数字は、当該キーの押圧で入力される数字を示してい
る。
【0015】図1は、本発明によって、「ア」・「カ」
・「サ」・「タ」・「ナ」の各文字を入力する場合の指
の軌跡を例示したものであり、ユーザが指を動かしてこ
れら9個のキーの上に文字のパターンを描くと、この指
の軌跡(以下、入力軌跡、という)に沿って押圧された
キーのそれぞれが表す数字の列として数字列がデータと
して入力される。
【0016】なお、各文字を入力するときの軌跡を予め
定めておけば入力文字の識別処理は容易になるが、すべ
てのユーザが定められたパターンと書き順で入力するよ
うにすることは実際上不可能であり、また、同じユーザ
であっても毎回の入力軌跡が必ずしも同一ではないの
で、この図1の各図に示した各文字の入力軌跡は1つの
例にすぎない。
【0017】ユーザが3行3列のキー上に図1の左端に
示したとおりの「ア」の文字を指などで描くと、その入
力軌跡は→→→→となり、この入力軌跡によ
って[12358]という数字列が入力され、以下同様
に「カ」の入力軌跡は→→→→→→でそ
の結果[2584569]という数字列が入力され、さ
らに「サ」では→→→→→→→で数字
列[45614369]が、「タ」では[24268
5]が、「ナ」では[456258]という数字列が、
それぞれ入力されることになる。
【0018】これらの数字列によって数字列と文字との
対応関係を格納しているメモリを検索すると、[123
58]という数字列からは「ア」という文字が、また、
[2584569]という数字列からは「カ」という文
字が読出され、この読出された「ア」や「カ」などとい
う文字は、ユーザが入力しようとした文字の候補となる
ものであり、このような文字を以下“候補文字”とい
う。
【0019】このとき、ユーザが例えば「ア」と「カ」
の2文字をキー上に続けて描く、すなわち、1つの文字
を書いてから別の文字であることを示さずに次の文字を
描くと、この「ア」と「カ」の2文字の数字列[123
58]と[2584569]とが1つの数字列[123
582584569]となってしまい、それぞれの文字
に対応する2つの数字列を生成することができず、正し
い候補文字を得ることができない。
【0020】また、1つの文字を入力しようとした場合
であっても、例えば図2に示した「フ」、「ス」、
「ヌ」の文字については、「フ」に相当する[1235
7]という数字列は「ス」および「ヌ」の数字列[12
35759]の前5桁と一致しているために、数字列
[12357]が入力されても、文字の書込みが終了し
ているか否かが判らないと正しい候補文字をメモリから
読出すことができない。
【0021】このため、本発明では、1つの文字のパタ
ーンの入力が終了したことを示すために、入力軌跡の最
後に押したキーを合計2度押すようにする。なお、この
ように“合計2度押す”ということは、1回目のキーの
押圧は文字を描いているときに既に行われているので、
文字を描き込んだ最後のキーをもう1度押圧すればよ
く、ユーザからいえば“1度押す”という感覚になる。
【0022】この入力軌跡の最後のキーを2度押しする
ことは、文章の末尾などに句読点を打つことが行われて
いることもあってユーザが直ちに習得できるばかりでな
く、1文字入力の終わりを示す特別なキーを押圧するよ
うな方法に比べると指をこの特別なキーに移動させる必
要もないことから、この2度押しは困難なく実行できる
ものである。
【0023】具体的な例で述べると、上記のように
「ア」と「カ」とを入力する場合、「ア」の入力軌跡
→→→→の最後のキーをさらに1度押圧し
て、入力される数字列の末尾の数字が同一[88]とな
る[123588]として1文字の終了を示し、次いで
「カ」を入力するために→→→→→→と
いう入力軌跡とその最後のキーを押圧して[2584
5699]という数字列を入力して2字目の文字の入力
を終了すればよい。
【0024】また、「フ」を入力する場合には→→
→→の入力軌跡の最後のキーを再度押すことに
よって、得られる数字列を「フ」の数字列[1235
7]に[7]を追加して末尾に[77]という同一の数
字が連続する[123577]として1文字分の数字列
の終了を示すようにし、もし、「ス」または「ヌ」を入
力する場合には→→→→→→という入力
軌跡の最後のキーを再度押圧して[9]を入力し、末
尾に同一の数字が連続する[12357599]とする
ことで1文字分の数字列の終了を示すようにする。
【0025】なお、このとき数字列−文字の対応を格納
しているメモリでの検索に用いる数字列としては、入力
された数字列の最後の同一な2個の数字の内の1個の数
字を取り除く処理を行って得られた数字列、例えば
「フ」の文字の数字列[123577]から最後の
[7]を除く処理を行って得られた[12357]、を
用いて数字列−文字の対応を格納しているメモリを検索
することが望ましい。
【0026】これは、上記したメモリの記憶容量を節約
できるためばかりでなく、後述するように、この文字の
入力の後に文字入力以外の操作をする場合に、この操作
を指示するための操作キーを押圧することによって、文
字を確定させると同時にこの操作キーで指示された次の
操作を開始させるように構成することが容易になるため
である。
【0027】ところで、この「ス」あるいは「ヌ」を入
力する場合の数字列である[12357599]は
「ス」も「ヌ」も同一であるので、数字列−文字との対
応関係を格納しているメモリを数字列[123575
9]で検索しても「ス」と「ヌ」の両方が候補文字とな
ってしまい区別することができない。
【0028】このため、数字列[12357599]が
入力されると、「ス」と「ヌ」の両方が候補文字とな
り、もし表示画面上に表示する候補文字の数が1つであ
り、しかも表示する文字の順番がアイウエオ順とされて
いれば、この時点で「ス」が画面に表示され、候補文字
である「ヌ」は画面に表示されないけれども次の候補文
字として認識されている。
【0029】この状態で、「ス」を入力するのであれ
ば、この「ス」の文字は画面に表示されているので、
「確定キー」に割当てられている例えば図4(a)の最下
行(第4行)中央の“0キー”を押圧することによって
「ス」が入力される。
【0030】しかしながら、「ヌ」を入力したいのであ
れば、次の候補文字を画面に表示させるための「次候補
キー」に割当てられたキー、例えば図4(a)の最下行
(第4行)右側の“#キー”、を押圧して「ヌ」を画面
に表示させてから上記の「確定キー」を押圧することに
よって、「ヌ」を入力することができる。
【0031】なお、このとき表示する候補文字の順番
は、アイウエオ順としてもよいが、いわゆる学習機能を
適用して、使われた文字の頻度にしたがって候補文字を
表示するように構成することが好ましい。
【0032】また、例えば図4(a)の最下行(第4行)
左側の“*キー”を前の候補文字を呼び出すための「前
候補キー」としておくことによって、上記の例の場合で
は、誤って「次候補キー」を押したときなどに、前の候
補文字である「ス」を再び画面に呼び出して「確定キ
ー」で入力することができる。
【0033】さらに、文字入力に続けて、入力したデー
タの記憶や送受話などの文字入力以外の操作をする場合
には、上記した「確定キー」を押圧するのに代えてこの
操作を指示するための操作キーを押圧することによっ
て、入力された文字を確定させると同時にこの操作キー
で指示された次の操作を開始させるように構成すること
ができる。
【0034】そして、本発明では、「ガ」や「デ」など
の濁点の付いた文字や「パ」などの半濁点の付いた文字
を入力する場合、あるいは、「ッ」や「ャ」などの小さ
い文字を入力する場合には、入力軌跡の最後に押圧する
キーを3回繰返えして押圧することにより候補文字とす
る。
【0035】なお、このように“3度繰返えして押圧す
る”といっても、1回目のキーの押圧は文字を描いてい
るときに既に行われているので、文字を描いた入力軌跡
の最後のキーをもう2度押せばよいので、ユーザからい
えば入力軌跡を描き終わったキーを“さらに2度押す”
という感覚になる。
【0036】前記した「フ」を例に引用すると、濁点が
付いた「ブ」あるいは半濁点が付いた「プ」を入力した
い場合には、「フ」を入力する場合の入力軌跡の最後の
キーをさらに2回押圧して「フ」の数字列[1235
7]に続けて[77]を入力して[1235777]の
数字列とすれば濁点の付いた文字と半濁点の付いた文字
である「ブ」と「プ」との両者が候補文字となる。
【0037】もし、表示画面上に表示する候補文字の順
番が“濁点付きの文字”→“半濁点付きの文字”の順に
なっていれば、画面上には「ブ」が表示されるので、
「ブ」を入力するのであればこの状態で上記した「確定
キー」を押圧することによって「ブ」が入力され、
「プ」を入力するのであれば、上記した「次候補キー」
を押圧して「プ」を画面に表示させてから上記「確定キ
ー」を押圧することによって「プ」の文字を入力するこ
とができるのは前記したとおりである。
【0038】前述したように、本発明においては、異な
るユーザは勿論、同じユーザであっても、同一の文字に
ついても書き始めの位置や書き順が違ったりして、いつ
も入力軌跡が同一になるとは限らないので、ある数字列
についてユーザがメモリに登録されていない文字として
確定した場合には、この確定された文字をこの数字列と
対応させてメモリに追加登録することが好ましい。
【0039】この追加登録は、ある数字列についてユー
ザがメモリに登録されていない文字として確定したこと
を条件として自動的に追加登録するようにしてもよい
し、ユーザが追加登録を行うための特別のキーを設けた
り、あるいは、前述した“*キー”と“#キー”をユー
ザが同時に押圧することによって追加登録するようにし
てもよい。
【0040】以上は「カタカナ」を入力する場合を例に
とって説明したが、数字や記号、あるいは、アルファベ
ットなども「カタカナ」と同様に入力することができる
ことは明らかであろう。
【0041】なお、この本発明の文字入力方法によって
入力された文字を利用する機器が、漢字を使用する、あ
るいは、使用できる機器である場合には、本発明によっ
て入力された「カタカナ」あるいは「アルファベット」
を公知の手段を用いて、さらに漢字に変換することがで
きることはいうまでもない。
【0042】ところで、本発明の特許請求の範囲の第1
項ないし第6項に記載した発明においては、入力しよう
とする文字に相当する軌跡をマトリックス状に配置され
た数字入力キー上に描くことによって所要の文字を入力
する。
【0043】携帯電話、PHSあるいはパソコンなどに
設けられている入力キーは、それぞれ独立して配置され
るとともに垂直方向に押圧することによって所定のデー
タを入力するように構成されているため、本発明によっ
て、入力しようとする文字に相当する軌跡をマトリック
ス状に配置された入力キー上に指を動かして描くのには
適していない場合がある。
【0044】例えば、パソコンに設けられている数字キ
ーの場合には、それぞれの入力キーは角張っているため
に、指を滑らせながら複数のキーを順次押圧しようとす
ると指がキーの角に当たって痛くなるばかりでなく、キ
ーの押し込み深さ、いわゆるストローク、が大きく設定
されている場合には、指を滑らせた程度では垂直方向の
ストロークが不足して所定の入力を行うことができない
ことがある。
【0045】また、携帯電話やPHSのダイヤルキーは
表面が円滑な形状にされているものが多いけれども、こ
れらのキーは垂直方向に押圧することを前提として構成
されているために、あるキーを押圧してから指を滑らせ
て次のキーを押圧しようとすると、押圧したキーが嵌合
している基体の孔の縁部に指が当たってしまい、指が引
っ掛かって所要の軌跡を描くことができなかったり、指
を痛めたりすることがある。
【0046】図3は、本発明の文字入力方法を適用する
際に好適なキーカバーを携帯電話のダイヤルキーに適用
した例を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)
はこの(a)図のb−b’線での断面図である。
【0047】この例におけるキーカバーCは、マトリッ
クス状に配置された〜の9個の数字入力キーKnの
表面とそれぞれ係合する凸部T(点線の円で示した)と
この凸部T間に介在する凹部Bとを設けるとともに、そ
の表面は指が滑りやすい素材によって構成されている。
【0048】このキーカバーにおいては、本発明による
文字入力を行うためにユーザが指などで入力しようとす
る文字の軌跡を描く範囲が触覚だけで明らかになるよう
にするために、キーカバーCはないしの数字入力キ
ーKnの範囲のみを覆っており、“0”,“*”および
“#”などを入力するためのキーKsはこのキーカバー
Cに覆われていない。このように構成すれば、照明のな
い暗闇や視覚能力が充分でない者であっても文字入力が
容易になるという格別の効果が得られる。
【0049】キーカバーCは、その表面が指が滑り易い
プラスチック系の素材で構成され、その周縁を接着テー
プや接着剤などの取付部Jで機器本体Wの数字入力キー
を取り巻く表面に取付けられており、その下面が数字入
力キーKnの上面にその凸部Tで接するとともに、上記
凸部Tの間に凹部Bが形成されている。
【0050】ユーザは、この凸部Tを結ぶように指を押
し下げながら移動させることによって、指で押されて窪
んだ倒立した円錐状のキーカバーの窪みが移動するの
で、数字入力キーはこの倒立した円錐状の窪みの側面で
徐々に押し下げられることになるばかりでなく、数字入
力キーやこれらの数字入力キーを収容している孔の側面
に指が当たることがないために、指を痛めず、文字を描
くことが容易になる。
【0051】なお、このキーカバーは、予め上記のよう
に成形しておくものばかりでなく、適当な硬さのプラス
チックシートを数字入力キーの表面に接するように適当
な強さで引っ張りながら、その周縁を接着テープや接着
剤などによる取付部Jなどで機器本体Wの数字入力キー
を取り巻く表面に固着したり、あるいは、携帯電話本体
のダイヤルキー部分を筒状に取り巻くように緊締するだ
けでも、図3(b)に図示したとほぼ同様に、数字入力キ
ーKnによって押し上げられて凸部Tが形成されるとと
もにこの凸部Tの間は凹部Bとなり、図3について説明
したような予め成形したキーカバーと同様な作用・効果
が得られる。
【0052】このようなキーカバーを用いれば、上記し
たように指が引っ掛かったり痛んだりすることがないた
めに、例えキーのストロークが大きい場合でも、数字入
力キー上に入力しようとする文字を描くのが容易になる
ばかりでなく、その表面の凸部が数字入力キーの位置に
対応していることから、キーカバー表面の凹凸に基づい
て、数字入力キー上の表示を見ないで所要の文字を描く
ことが容易になるばかりでなく、暗いところでも文字入
力ができるという格別の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ダイヤルキーや数字キ
ーのように、マトリックス状に配置された入力キー上に
入力しようとする文字の軌跡を描くことによってこの文
字を入力することができるので、文字キーを備えていな
い機器や文字キーでの文字入力が不慣れなユーザでも簡
単に文字を入力することができるという顕著な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字入力方法の原理を説明するための
図である。
【図2】本発明における類似した文字を処理する原理を
説明するための図である。
【図3】本発明を実施するのに好適なキーカバーの例を
示す図である。
【図4】従来装置のテンキー部の概念図である。
【符号の説明】
C キーカバー T 凸部 B 凹部 Kn 数字入力キー W 機器本体 J 取付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス状に配置された入力キー中の
    同一入力キーが複数回押圧されたことを検出して、それ
    以前に押圧された入力キーと上記複数回押圧された入力
    キーとにより入力された数字列に基づいて候補文字を選
    択し、表示部に候補文字を表示することを特徴とする文
    字入力方法。
  2. 【請求項2】マトリックス状に配置された入力キー中の
    同一入力キーが2回押圧されたことを検出して、それ以
    前に押圧された入力キーと上記2回押圧された入力キー
    とにより入力された数字列に基づいて候補文字を選択
    し、表示部に候補文字を表示することを特徴とする文字
    入力方法。
  3. 【請求項3】マトリックス状に配置された入力キー中の
    同一キーが3回押圧されたことを検出して、それ以前に
    押圧された入力キーと上記3回押圧された入力キーとに
    より入力された数字列に基づいて選択された文字に濁点
    ・半濁点が付された候補文字を選択し、表示部に候補文
    字を表示することを特徴とする文字入力方法。
  4. 【請求項4】画面に表示されている1つの候補文字を入
    力する文字として確定するためのキーを備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の文
    字入力方法。
  5. 【請求項5】複数の候補文字があるときに、この複数の
    候補文字から確定する文字を選択するためのキーを備え
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の文字入力方法。
  6. 【請求項6】マトリックス状に配置された入力キーが3
    行3列に配置された数字入力キーであることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の文字入力
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522555A (ja) * 2003-03-05 2006-09-28 ウ−チャン ソウ 縮少キーパッドを用いたアルファベット入力の装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006522555A (ja) * 2003-03-05 2006-09-28 ウ−チャン ソウ 縮少キーパッドを用いたアルファベット入力の装置および方法

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