JP2001342660A - 円筒型排水トラップ - Google Patents
円筒型排水トラップInfo
- Publication number
- JP2001342660A JP2001342660A JP2000202915A JP2000202915A JP2001342660A JP 2001342660 A JP2001342660 A JP 2001342660A JP 2000202915 A JP2000202915 A JP 2000202915A JP 2000202915 A JP2000202915 A JP 2000202915A JP 2001342660 A JP2001342660 A JP 2001342660A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trap
- pipe
- circular ball
- ball
- sphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】円筒型の両端を細く絞り、管の内部に少量の重
しを注入したピンポン球径程度の円球(5)を入れ、そ
の円球の作用によって下方から上昇ガス、臭気を完全に
防止する円筒型の排水トラップである。 【解決の手段】本排水トラップの正面図(図1)に見ら
れる如く、上下を細く絞り、トラップ管の中間より2等
分に分割をして分割部分に雄雌のねじ切り(8)を施
し、トラップ管の内部にピンポン球径程度の太さにて、
水に対して浮上しやすい円球(5)の挿入を行い、トラ
ップ管の底部の脱水口(3)に円球(5)を受ける臭気
止め円球受パイプ(4)を設置する。その後、上下のト
ラップ管をねじ込み部分(8)にてねじ込み、つなぎ合
わせ、上下を1体の物とする。それによって下方への排
水は可能となる。上部より流れ込んでくる雑水は円球
(5)の浮遊により管内をストレートに通過する事が出
来る。雑水の通過後、円球(5)は、元の円球受パイプ
(4)の上部位置に戻り、外部配水管との通気を遮断す
るため、外部配水管よりのガス、臭気の上昇は完全に防
止する事が出来る。
しを注入したピンポン球径程度の円球(5)を入れ、そ
の円球の作用によって下方から上昇ガス、臭気を完全に
防止する円筒型の排水トラップである。 【解決の手段】本排水トラップの正面図(図1)に見ら
れる如く、上下を細く絞り、トラップ管の中間より2等
分に分割をして分割部分に雄雌のねじ切り(8)を施
し、トラップ管の内部にピンポン球径程度の太さにて、
水に対して浮上しやすい円球(5)の挿入を行い、トラ
ップ管の底部の脱水口(3)に円球(5)を受ける臭気
止め円球受パイプ(4)を設置する。その後、上下のト
ラップ管をねじ込み部分(8)にてねじ込み、つなぎ合
わせ、上下を1体の物とする。それによって下方への排
水は可能となる。上部より流れ込んでくる雑水は円球
(5)の浮遊により管内をストレートに通過する事が出
来る。雑水の通過後、円球(5)は、元の円球受パイプ
(4)の上部位置に戻り、外部配水管との通気を遮断す
るため、外部配水管よりのガス、臭気の上昇は完全に防
止する事が出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は厨房流し台並びに
手洗洗面台等より排出される排水処理に伴うガス臭気防
止に関する円筒型の排水トラップ装置である。
手洗洗面台等より排出される排水処理に伴うガス臭気防
止に関する円筒型の排水トラップ装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、曲げ管等による排水トラップが使
用されていた。
用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の型をは
なれたストレートな円筒型に設計製作を行ったのが特長
である。厨房流し台及び洗面台等の下側内部は至って狭
く、外見はあまり目につかないため、粗雑に扱いがちで
あるが、朝昼夕、炊事に携わっている人達にとってはと
ても大切な場所でもある。それゆえにわずかでも場所が
広く使用できる様、注意、心がけている場所でもある。
なれたストレートな円筒型に設計製作を行ったのが特長
である。厨房流し台及び洗面台等の下側内部は至って狭
く、外見はあまり目につかないため、粗雑に扱いがちで
あるが、朝昼夕、炊事に携わっている人達にとってはと
ても大切な場所でもある。それゆえにわずかでも場所が
広く使用できる様、注意、心がけている場所でもある。
【0004】本発明のトラップは取付使用を行っても場
所をあまりとらず見た目にもすっきりとした感じを与え
る様、製作されたものである。
所をあまりとらず見た目にもすっきりとした感じを与え
る様、製作されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】排水トラップ断面図(図
2)の説明によって課題の解決を進めると、先ず排水ト
ラップ(図2)の上下を細くしぼり、断面図(図2)の
上部取付口(2)及び下部排水取付口(3)に取付用ね
じ(2′)及び(3′)を施し、下部内側に円球受け用
パイプ(4)を装着し、ピンポン球等大の空洞円球
(5)をトラップ筒内にに入れておく。円球にはあらか
じめ球の重しとして球の浮上に支障をきさない程度の水
を注入器を使用して注入行っておく。その後、上部管と
下部管をねじ込みより接続する。
2)の説明によって課題の解決を進めると、先ず排水ト
ラップ(図2)の上下を細くしぼり、断面図(図2)の
上部取付口(2)及び下部排水取付口(3)に取付用ね
じ(2′)及び(3′)を施し、下部内側に円球受け用
パイプ(4)を装着し、ピンポン球等大の空洞円球
(5)をトラップ筒内にに入れておく。円球にはあらか
じめ球の重しとして球の浮上に支障をきさない程度の水
を注入器を使用して注入行っておく。その後、上部管と
下部管をねじ込みより接続する。
【0006】上部排水口よりトラップへ流れ込む雑水は
トラップ内部を通過するとき、円球(5)を浮踊させ、
円球は水より軽いため、トラップ筒内をくるくる回りな
がら浮遊し続ける。雑水の通過が終わったら、円球
(5)はもとの位置に収まり、下部排水口(4)を密閉
する。そのことにより、排水溝からの臭気の上昇は完全
に防止可能となる。
トラップ内部を通過するとき、円球(5)を浮踊させ、
円球は水より軽いため、トラップ筒内をくるくる回りな
がら浮遊し続ける。雑水の通過が終わったら、円球
(5)はもとの位置に収まり、下部排水口(4)を密閉
する。そのことにより、排水溝からの臭気の上昇は完全
に防止可能となる。
【0007】本排水トラップ製作に関する資材、材質に
ついてはプラスチック、硬化塩化ビニール防さび系の美
観を伴う金属性のものを使用にあてる。
ついてはプラスチック、硬化塩化ビニール防さび系の美
観を伴う金属性のものを使用にあてる。
【0008】形状に関する寸法は、排水の状態に適した
大きさにすればよいが、一定の寸法にこだわる事はな
い。
大きさにすればよいが、一定の寸法にこだわる事はな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明実施について説明す
る。 (イ)排水用のトラップ筒は(1)並びに(1′)の2
つに分断されている。 (ロ)トラップ筒(1)の上部しぼり部分に上部本体と
の接続用ねじ切りを設けておく。 (ハ)下側トラップ管(1′)のしぼり部分に下部接続
ホースとの取合連結用のねじ切りを施しておく。またそ
の内側に臭気止め円球受パイプ(4)の挿入を行ってお
く。 (ニ)下部トラップ管(1′)の上部内側に雄ねじ切り
を施しておく。(ホ) (ホ)上部トラップ筒下部内側に雌ねじ切りを施してお
く。 (ヘ)全体の部分的作業が終わった時点にてトラップ内
に重しの水を注入したピンポン球大の円球を入れて
(1)並びに(1′)をねじ込みにて1体となし、組立
作業は完了する。
る。 (イ)排水用のトラップ筒は(1)並びに(1′)の2
つに分断されている。 (ロ)トラップ筒(1)の上部しぼり部分に上部本体と
の接続用ねじ切りを設けておく。 (ハ)下側トラップ管(1′)のしぼり部分に下部接続
ホースとの取合連結用のねじ切りを施しておく。またそ
の内側に臭気止め円球受パイプ(4)の挿入を行ってお
く。 (ニ)下部トラップ管(1′)の上部内側に雄ねじ切り
を施しておく。(ホ) (ホ)上部トラップ筒下部内側に雌ねじ切りを施してお
く。 (ヘ)全体の部分的作業が終わった時点にてトラップ内
に重しの水を注入したピンポン球大の円球を入れて
(1)並びに(1′)をねじ込みにて1体となし、組立
作業は完了する。
【0010】本排水トラップは内部構造の上下しぼり型
の仕組みによりトラップ上部より雑水が内部へ流れ落ち
てきた時、上部への循環作用を起こすため、内部の円球
の浮上回転にもつながり、トラップ筒内部や円筒の水あ
か防止にも役立つ様になっている。筒の内部に水あかを
生じた場合には、トラップの中心よりねじを緩めて解体
掃除をすればよい。
の仕組みによりトラップ上部より雑水が内部へ流れ落ち
てきた時、上部への循環作用を起こすため、内部の円球
の浮上回転にもつながり、トラップ筒内部や円筒の水あ
か防止にも役立つ様になっている。筒の内部に水あかを
生じた場合には、トラップの中心よりねじを緩めて解体
掃除をすればよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成、製作されてい
るので、排水管並びに防臭効果も完璧に行われる。ま
た、トラップ筒本体の上下物体への取付、取り外しも簡
単に行うことが出来る様になっている。最も簡単な構造
であるが目的の効果は充分である。
るので、排水管並びに防臭効果も完璧に行われる。ま
た、トラップ筒本体の上下物体への取付、取り外しも簡
単に行うことが出来る様になっている。最も簡単な構造
であるが目的の効果は充分である。
【図1】本説明の正面図である。
【図2】図1のA−Aの平面図である。
【図3】図1の上側より見た断面図である。
【図4】図1の下側より見た底面図である。
1 .上部トラップ筒 5.円球 1′.下部トラップ筒 6.円球の重し 2 .上部取付口 7.トラップ上下
の接続金具 2′.取付ねじ部 8.接続ねじ部 3 .下部排水取付口 3′.取付ねじ部 4 .臭気止め円球受パイプ
の接続金具 2′.取付ねじ部 8.接続ねじ部 3 .下部排水取付口 3′.取付ねじ部 4 .臭気止め円球受パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】本排水トラップは正面図[図1]に見られ
る如く上下を細くしぼり、トラップ管の中間より2等分
に分割をして、分割部分に雄雌のねじ切り(8)を施
し、トラップ管の内部にピンポン球径程の太さにて水に
対して浮上しやすい円球(5)の挿入を行い、トラップ
管の底部の脱水口(3)に円球(5)を受ける臭気止
め、円球受パイプ(4)を設置する。その後、上下のト
ラップ管をねじ込み部分(8)にて連結、つなぎ合わせ
上下を1体の物とする。それによって下方への排水は可
能となる。上部より流れ込んで来る雑水は円球(5)の
浮遊によりストレートに通過する事が出来る。流水の通
過後、円球(5)は元の円球受パイプ(4)の上部位置
に戻り、外部接続配水管との通気を遮断するため、外部
排水管よりのガス臭気の上昇は完全に防止することが出
来る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202915A JP2001342660A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 円筒型排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202915A JP2001342660A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 円筒型排水トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001342660A true JP2001342660A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18700380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000202915A Pending JP2001342660A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 円筒型排水トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001342660A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196173A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Aron Kasei Co Ltd | フロート式排水トラップ |
CN102583716A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-18 | 上海市城市建设设计研究总院 | 固态有机废弃物好氧发酵渗滤液排出装置 |
CN103912043A (zh) * | 2013-01-09 | 2014-07-09 | 江南大学 | 一种水池防堵防臭防溢下水管 |
KR101988857B1 (ko) * | 2018-10-01 | 2019-06-13 | 김기옥 | 악취차단용 배수트랩 |
-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000202915A patent/JP2001342660A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196173A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Aron Kasei Co Ltd | フロート式排水トラップ |
CN102583716A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-18 | 上海市城市建设设计研究总院 | 固态有机废弃物好氧发酵渗滤液排出装置 |
CN103912043A (zh) * | 2013-01-09 | 2014-07-09 | 江南大学 | 一种水池防堵防臭防溢下水管 |
CN103912043B (zh) * | 2013-01-09 | 2015-02-11 | 江南大学 | 一种水池防堵防臭防溢下水管 |
KR101988857B1 (ko) * | 2018-10-01 | 2019-06-13 | 김기옥 | 악취차단용 배수트랩 |
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