JP2001340440A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2001340440A
JP2001340440A JP2000165600A JP2000165600A JP2001340440A JP 2001340440 A JP2001340440 A JP 2001340440A JP 2000165600 A JP2000165600 A JP 2000165600A JP 2000165600 A JP2000165600 A JP 2000165600A JP 2001340440 A JP2001340440 A JP 2001340440A
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JP
Japan
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air
photocatalyst
ultraviolet lamp
filter
dirt
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JP2000165600A
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English (en)
Inventor
Kazuya Murata
和哉 村田
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Ricoh Elemex Corp
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Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気とともに空気中の汚れや臭気成分を吸引
し、当該空気中の汚れや臭気成分を紫外線によって分解
して浄化する空気清浄装置において、紫外線ランプの脱
着を簡単にして、メンテナンス作業を簡便化する。 【解決手段】 紫外線ランプと、光触媒フィルタとから
なる光触媒ユニット16を、この紫外線ランプ16Cの
高圧電極およびGND電極と、本体ケース10側の電源
とを、本体ケース10側および光触媒ユニット16側に
それぞれ設けた高圧接点板10B、16EおよびGND
接点板10C、16Fを介して電気的に接続することに
より、着脱自在に設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気とともに空
気中の汚れや臭気成分を吸引し、当該空気中の汚れや臭
気成分を紫外線によって分解して浄化する空気清浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄装置として、例
えば図5および図6に示すように構成したものがある。
【0003】かかる構成の空気清浄装置は、その内部
に、図中下側の吸気口1aから上側の排気口1bに通ず
る空気流路Aを形成し、これら吸気口1aおよび排気口
1bをそれぞれ横断するように、プレフィルタ2および
ファン3を設け、これらプレフィルタ2およびファン3
間のほぼ中間位置に紫外線ランプ4を設けるとともに、
この紫外線ランプ4の上下両側に集塵フィルタ5を設
け、さらに各集塵フィルタ5の外側に、それぞれ紫外線
漏れを防止する遮光グリル6を設けていた。
【0004】そして、使用時、ファンモータ3aを作動
してファン3を回転するとともに、紫外線ランプ4を点
灯して集塵フィルタ5に対し紫外線を照射する。
【0005】そうして、吸気口1aから空気を吸引し、
まず、空気中の比較的大きな埃や塵等をプレフィルタ2
に付着させて補集し、その他の例えば煙草のヤニ等を集
塵フィルタ5に付着させて空気を浄化し、排気口1bか
ら排出するとともに、集塵フィルタ5に照射する紫外線
と、その集塵フィルタ5上に付着させた触媒の働きによ
って煙草のヤニを化学的に分解して脱臭していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この空気清
浄装置を、長期にわたり使用していると、紫外線ランプ
の光量が、寿命のために時間の経過と共に低下し、これ
に伴い空気中の汚れや臭気成分の分解能力を低下させ
る、つまり、脱臭性能を発揮できなくなる問題があっ
た。
【0007】また、紫外線ランプの表面も時間の経過と
共に汚れてくるため、これに起因して光量が低下し、空
気中の汚れや臭気成分の分解能力を低下させる問題があ
った。
【0008】さらに、この空気清浄置を、例えば喫煙室
などの環境で使用する場合、空気中の汚れや臭気成分
が、紫外線ランプで分解されるスピードを上回って、当
該紫外線ランプの表面に付着するため、紫外線ランプが
目詰まりを起こし、脱臭性能を発揮できなくなる場合が
あった。
【0009】従って、紫外線ランプを清掃したり、交換
するメンテナンス作業を定期的に行えば、上述のような
問題を解決し得るものの、そのようなメンテナンス作業
を行うには、装置を分解して紫外線ランプを探したり、
見つけた紫外線ランプと電源とを接続するコネクタ等を
取り外す煩雑な手順が必要になり、メンテナンス作業を
困難にしていた。
【0010】そこで、この発明は、以上の点を考慮して
なされたもので、紫外線ランプの脱着を簡単にして、メ
ンテナンス作業を簡便化することにより、使い勝手を実
用上十分に向上し、性能維持を容易化し得る空気清浄装
置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、空気とともに空気中の汚れや臭気成分を吸
引し、当該空気中の汚れや臭気成分を紫外線によって分
解し、浄化する空気清浄装置において、上記空気中の汚
れや臭気成分を付着して上記空気を浄化する光触媒フィ
ルタと、上記光触媒フィルタに対し、上記紫外線を照射
して上記臭気成分を分解する紫外線ランプとを備える光
触媒ユニットを着脱自在に設けてなる、ことを特徴とす
るものである。
【0012】そして、この請求項1の発明では、メンテ
ナンス作業時、紫外線ランプを光触媒ユニットごと取り
出し、新たな光触媒ユニットと交換するようにして、紫
外線ランプの清掃や交換を行う。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記空気中の汚れのうち、比較的大き
な塵や埃を付着して上記空気を浄化する集塵フィルタ
と、上記光触媒ユニットとを一体に脱着してなる、こと
を特徴とするものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記光触媒ユニットが装置本
体に装着されることにより、当該光触媒ユニット側に設
けられた上記紫外線ランプの電極と、上記装置本体側の
電源とが、摺接しながら電気的に接続されるための接続
手段を備えてなる、ことを特徴とするものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記接続手段が接触板でなる、ことを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について添
付図面に基づき説明する。図1には、この発明の一実施
の形態である空気清浄装置の外観斜視図である。
【0017】この空気清浄装置は、壁付けタイプのもの
で、図中符号10で本体ケースを示す。本体ケース10
は、やや扁平な四角い箱形状をなし、正面の下側に吸気
口11を設ける一方、上側に排気口12を設け、その吸
排気口11、12間に開閉自在にフロントパネル13を
取り付けてなる。また、そのフロントパネル13の上側
に操作パネル14を設けてなる。
【0018】そして、この空気清浄装置は、本体ケース
10内に、図2にその内部構造を概略的に示すように、
図示しない吸気口11側から排気口12側へ通ずる空気
流路に沿って順に、集塵フィルタ15、光触媒ユニット
16およびファン18を、それぞれ設けてなる。また、
ファン18は、ファンモータ17の駆動軸上に設けてな
る。
【0019】集塵フィルタ15は、比較的大きな埃や塵
等を空気流路の入口で事前に補集するもので、たとえば
パルプ等の繊維材やポリプロピレン等の樹脂材を用いて
メッシュ状に形成されてなる。この場合、集塵フィルタ
15は、ユニット化されており、本体ケース10から引
き出すための取手15Aが正面に設けられてなる。
【0020】光触媒ユニット16は、その正面に、本体
ケース10から引き出すための取手16Aが、所定の係
合部を介して折畳自在に設けられ、図3にその内部構造
を上側(排気口12側)から示すように、そのほぼ中央
にコの字状の紫外線ランプ16Cが、セラミックや、腐
蝕布等の繊維材を用いたメッシュ状の光触媒フィルタ1
6Dに、高圧電極16CaおよびGND電極16Cbを
除くほぼ全ての部分を覆われるように形成してなる。ま
た、この光触媒フィルタ16Dの表面には、たとえば酸
化チタン(TiO)からなる不図示の触媒が接着剤を
用いて付着してなる。
【0021】そして、この高圧電極16CaおよびGN
D電極16Cbは、それぞれ図4に示すように、光触媒
ユニット16の側壁16Bに設けられた高圧接点板16
EおよびGND接点板16Fと、図示しない配線を用い
て導通されているとともに、本体ケース10の光触媒ユ
ニット挿入部に光触媒ユニット16を装着することによ
り、当該光触媒ユニット16の側壁16Bの高圧接点板
16EおよびGND接点板16Fと、本体ケース10側
の対応する部位に設けられた高圧接点板10BおよびG
ND接点板10Cとが接触し、これらを介してインバー
タと導通接続されるようになされている。
【0022】ところで、この空気清浄装置では、使用
時、操作パネル14上のスタートスイッチを押し、ファ
ンモータ17を作動させてファン18を回転させ、紫外
線ランプ16Cを点灯し、光触媒フィルタ16Dに所定
の強さの紫外線を照射する。
【0023】しかして、吸気口11から空気を汚れや臭
気成分とともに吸引し、まず、空気中の比較的大きな埃
や塵などを集塵フィルタ15に付着させて補集し、その
他の例えば煙草のヤニ等の臭気成分を光触媒ユニット1
6内の光触媒フィルタ16Dに付着させて空気を浄化
し、排気口12から排出する。
【0024】このとき、光触媒フィルタ16Dは、その
内部を通して設けられた紫外線ランプ16Cによって、
紫外線を照射されている。このため、紫外線によって触
媒たる酸化チタンの表面に電子と正孔が発生し、それら
電子および正孔と、煙草のヤニ等の臭気成分や空気中の
酸素とが反応し、二酸化炭素や水などに分解して煙草臭
を取る。
【0025】なお、上述した空気清浄装置では、紫外線
ランプ16Cを光触媒ユニット16に収納して周りを覆
うようにするから、使用時、紫外線が外部へ漏れにく
く、その紫外線が人体に当たって健康を害することを防
止する。したがって、図示実施の形態では、従来のよう
に紫外線の漏洩防止のために遮光グリル等の遮光部材を
別に設ける必要がなく、それだけ部品点数を削減してコ
ストを下げることができる。
【0026】また、光触媒ユニット16の側壁16Bに
設けられた高圧接点板16EおよびGND接点板16F
または、本体ケース10側の対応する部位に設けられた
高圧接点板10BおよびGND接点板10Cは、いずれ
かがばね板で構成されることにより、接続の信頼性を確
保できる。さらに、その材質は、加工やコストの面でス
テンレスが望ましいが、これに限定しない。
【0027】因みに、この実施の形態では、光触媒ユニ
ット16内の紫外線ランプ16Cが1本の場合について
述べたが、この発明は、これに限らず、例えば紫外線ラ
ンプ16Cを2本用いた場合、GND接点板16Fは2
本とも共通にし、本体ケース10側および光触媒ユニッ
ト16側の高圧接点板を、それぞれ1つずつ増やすよう
にすれば良い。
【0028】さらに、例えば集塵フィルタ15と、光触
媒ユニット16とを一体化し、1つのユニットにするよ
うにしても良い。これにより、1回の脱着で集塵フィル
タ15と、光触媒ユニット16とを両方交換することが
できる。
【0029】さらに、集塵フィルタ15および光触媒ユ
ニット16の表面や、取手部分15A、16Aの色や形
を、空気清浄装置の外装表面とデザイン的に同一にする
ようにして、フロントパネル13を省略するようにして
も良い。これにより、集塵フィルタ15や、光触媒ユニ
ット16の交換時、フロントパネル13を開ける工程を
削除することができる。
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、紫外線ランプと光触媒フィルタとからなる光触媒ユ
ニットを着脱自在に設けるようにしたことにより、メン
テナンス作業を簡便化することができるため、定期的に
紫外線ランプを清掃したり、交換することができ、かく
して使い勝手を実用上十分に向上し、性能維持を容易化
し得る空気清浄装置を実現することができる。
【0030】さらに、請求項2に係る発明によれば、メ
ンテナンス作業時に、集塵フィルタと、光触媒ユニット
との交換作業を1回で行うことができ、集塵フィルタ
と、光触媒ユニットとを両方交換する場合のメンテナン
ス作業を簡略化することができる。
【0031】さらに、請求項3に係る発明によれば、接
続手段によって光触媒ユニット側に設けられた紫外線ラ
ンプの電極と、装置本体側の電源との煩わしい接続配線
を省くことができ、メンテナンス作業を格段と簡略化す
ることができる。
【0032】さらに、請求項4に係る発明によれば、光
触媒ユニット側に設けられた紫外線ランプの電極と、装
置本体側の電源とを、格段と容易に電気的接続すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による空気清浄装置の外観斜視図であ
る。
【図2】その内部構造を正面から見て示す概略構成図で
ある。
【図3】その光触媒ユニットの内部構造を上側から見て
示す概略構成図である。
【図4】その光触媒ユニットと、空気清浄装置の本体ケ
ース側との接続部分を示す概略斜視図である。
【図5】従来の空気清浄装置の内部構造を正面から見て
示す概略構成図である。
【図6】その内部構造を側方から見て示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
10 本体ケース 10B 高圧接点板 10C GND接点板 15 集塵フィルタ 16 光触媒ユニット 16C 紫外線ランプ 16Ca 高圧電極 16Cb GND電極 16D 光触媒フィルタ 16E 高圧接点板 16F GND接点板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気とともに空気中の汚れや臭気成分を
    吸引し、当該空気中の汚れや臭気成分を紫外線によって
    分解し、浄化する空気清浄装置において、 上記空気中の汚れや臭気成分を付着して上記空気を浄化
    する光触媒フィルタと、 上記光触媒フィルタに対し、上記紫外線を照射して上記
    臭気成分を分解する紫外線ランプとを備える光触媒ユニ
    ットを着脱自在に設けてなる、空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 上記空気中の汚れのうち、比較的大きな
    塵や埃を付着して上記空気を浄化する集塵フィルタと、
    上記光触媒ユニットとを一体に着脱してなる、請求項1
    に記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 上記光触媒ユニットが装置本体に装着さ
    れることにより、当該光触媒ユニット側に設けられた上
    記紫外線ランプの電極と、上記装置本体側の電源とが、
    摺接しながら電気的に接続されるための接続手段を備え
    てなる、請求項1または2に記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 上記接続手段が接触板でなる、請求項3
    に記載の空気清浄装置。
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WO2023095479A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023095479A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
JP2023079871A (ja) * 2021-11-29 2023-06-08 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
JP7445148B2 (ja) 2021-11-29 2024-03-07 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

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