JP2001338091A - 自動車再仕上げ用の色合せ方法 - Google Patents

自動車再仕上げ用の色合せ方法

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JP2001338091A
JP2001338091A JP2001088393A JP2001088393A JP2001338091A JP 2001338091 A JP2001338091 A JP 2001338091A JP 2001088393 A JP2001088393 A JP 2001088393A JP 2001088393 A JP2001088393 A JP 2001088393A JP 2001338091 A JP2001338091 A JP 2001338091A
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vehicle
refinish
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vin
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JP2001088393A
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English (en)
Inventor
Daniel A Benton
エイ. ベントン ダニエル
Joseph Francis Campbell
フランシス キャンプベル ジョーゼフ
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 迅速にかつ簡単に使用することができ、高価
な機器を操作する必要がなく、高い確率で適当な自動車
仕上げ用の色合せを達成する色合せ方法を提供するこ
と。 【解決手段】 車両の元の仕上げの色および色効果に受
け入れることができる色許容範囲内で適合する、車両の
モノコート、クリアコート/カラーコート、およびトリ
コート仕上げを再仕上げするのに適したカラーコート組
成物の配合を求めるコンピュータ制御された方法であっ
て、特定の作業工程を含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に対する塗料
の色合せに関し、特に、自動車やトラックなどの車両の
モノコート、クリアコート/カラーコート、またはトリ
コート仕上げを再仕上げするのに適し、車両の元の仕上
げの色に適合するカラーコート組成物を提供する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車およびトラック用のモノコート、
クリアコート/カラーコート、およびトリコート仕上げ
が近年使用されており、非常に普及している。昨今、最
も一般的なのはクリアコート/カラーコート仕上げであ
り、これは、着色されたカラーコートまたはベースコー
トを使用して、所望の色および色効果、例えば濃淡をな
くす、メタリックにする、または真珠光沢のあるものに
するなどの効果を車両に与え、その上に、カラーコート
用の保護を提供するクリアコートが塗布されて、イメー
ジの艶や明瞭さなど仕上げ全体の外観を改善する。モノ
コート仕上げはクリアコートを使用せず、トリコート仕
上げは、ベースコートとクリアコートの間に中間カラー
コートまたはミッドコートを使用して独自の色効果を与
える。
【0003】例えば衝突で損傷された仕上げの補修は、
車体修理工場の塗装工が、車両の元の仕上げの色および
色効果に適合する適当なアフターマーケット再仕上げカ
ラーコート組成物を大変な手間をかけて捜し当てなけれ
ばならないという点で困難である。車両の元の仕上げに
使用される各カラーコートは所与の色標準に合わせて製
造されており、したがって理論上は、所与のカラーコー
トを用いて塗装された全ての車両が同じ色になるが、大
気条件の変化や様々な適用技法の使用など、多数の異な
る変量により、実際には所与のカラーコートの外観が施
設ごとに、かつ時期により変わることがある。その結
果、ある施設で製造された車両が、別の施設で同じカラ
ーコートを用いて塗装された車両と異なる色になること
がある。したがって、元の製造カラーコート組成物ごと
に、いくつかの代替再仕上げカラーコート組成物を開発
しなければならないが、現在、特定の再仕上げ作業に関
してどのアフターマーケット代替配合物が最良の色適合
物であるかを再仕上げ業者が求めるための、迅速に行う
ことができ、簡単であり、かつ安価な方法がない。
【0004】従来、適当な代替物を再仕上げ業者が選択
するのを助けるために様々な色合せ技法が使用されてき
たが、どれもいくつかの重大な欠点を有している。例え
ば、多くの場合に、適切な適合物を見つけるために再仕
上げ色チップなどの目視ツールが使用されている。しか
し目視色合せは、時間がかかり、煩わしく、しかも悪い
照明状態、操作者の違い、または塗料製造業者による元
の基準の相違の結果、多くの誤差が出る。別の方法は、
メーカー、型式年度、製造業者塗料コードなど車両デー
タの使用を含むものである。塗料コードは、その塗料コ
ードに関して作成された全ての異なるアフターマーケッ
ト再仕上げカラーコート組成物を識別するために使用さ
れる。さらに、適合する代替物を定義する履歴情報が各
配合に添えられ、再仕上げ業者が対象のメーカーおよび
型式年度に対する最良の適合物を定義する助けとなる。
そのような情報は、いくつかの情報源から収集されて、
電子様式または印刷様式で存在する。そのような情報の
バンクへアクセスするのは、非常に時間がかかり、その
上、適当な塗料適合物を導くとは必ずしも限らない。一
般に使用されているさらなる方法は、コンピュータ制御
式色彩計または分光測光器の使用を含むものであり、車
両表面の塗料の未損傷領域の色値を測定し、これらの値
を、様々な再仕上げカラーコート配合物に関する色デー
タを含む所定の索引テーブルと比較する。そのテーブル
から、コンピュータが、受け入れることができる許容範
囲内で車両の元の塗料の色および色効果に関する最良の
色適合物を突き止める。後者の方法は、前者の方法に比
べてはるかに短い時間しかかからないものであり、再仕
上げされる車両に関する色適合物選択のパーセンテージ
を高めるが、車体修理工場に高価な光学機器を配置する
必要があり、これは望ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、迅速にか
つ簡単に使用でき、高価な機器を操作する必要がなく、
高い確率で適当な自動車仕上げに対する色合せを達成す
る色合せ方法が引き続き必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の元の仕
上げの色および色効果に受け入れることができる色許容
範囲内で適合する、車両のモノコート、クリアコート/
カラーコート、およびトリコート仕上げを再仕上げする
のに適したカラーコート組成物の配合を求めるコンピュ
ータ制御された方法であって、任意の作業可能順序で、
(a)車両のVIN(車両識別番号)を、そのような情
報を受信するように構成されたコンピュータに入力する
こと、(b)車両に関する製造業者の塗料コードを、そ
のような情報を受信するようにも構成された前記コンピ
ュータに入力すること、(c)VIN番号から、少なく
とも再仕上げされる車両に関する型式年度および製造場
所を示す位置にある文字を抽出し、それらの文字をVI
N識別ストリング中に配置することによって入力データ
を処理すること、(d)製造業者の塗料コードと、その
特定の塗料コードに関して作成された全ての承認済み適
合再仕上げカラーコート組成物を示す、各塗料コードに
割り当てられた再仕上げデータと、少なくともその特定
の再仕上げカラーコート組成物が開発された型式年度お
よび製造場所を示す、各再仕上げカラーコート組成物に
割り当てられたVIN識別ストリングとを含むコンピュ
ータ可読データファイルにアクセスすること、(e)対
象の車両の塗料コードおよびVIN識別ストリングに適
合する塗料コードおよびVIN識別ストリングを割り当
てられているコンピュータ可読データファイル中の再仕
上げカラーコート組成物を求めるサーチを実行するこ
と、および(f)前記サーチで発見された適合再仕上げ
カラーコート組成物を、人間が読むことのできる形で、
コンピュータモニタのスクリーン上に、または印刷様式
で表示し、それにより、再仕上げされる車両の元の仕上
げの色および色効果に受け入れることができる色許容範
囲内で適合すると検証されている再仕上げカラーコート
組成物を識別することを含む方法に関する。本発明の方
法はまた、(g)ステップ(f)の後、表示された組成
物から実際の再仕上げカラーコート組成物を調製するこ
と、および(h)調製されたカラーコート組成物を、補
修または再仕上げを必要とする車両の領域に塗布すこと
というさらなるステップを含むことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】自動車やトラックなどの車両のモ
ノコート、クリアコート/カラーコート、またはトリコ
ートの補修または再仕上げにおいて、車体修理工場の塗
装工が、車両の元の仕上げの色および色効果(例えば濃
淡のない色、メタリックまたは真珠光沢効果)によく似
た車両に対する仕上げを製作することができなければな
らない。顧客の立場からは、目で見て検出することがで
きる色の不一致は、車両の外観をひどく損ない、通常我
慢のできないものである。したがって、再仕上げ業者の
仕事の成功は、色合せの質に大きく依存している。
【0008】車両製造業者によって使用される塗料コー
ドごとにアフターマーケット再仕上げカラーコート組成
物が市販されている。車体修理工場は、元の工場塗料と
は異なり、車両の車内装備、配線、ステレオ、およびそ
の他の熱感受性構成要素の損壊を回避するために、周囲
温度またはわずかに高温で乾燥して硬化するアフターマ
ーケット再仕上げ配合物を使用する必要がある。車両製
造業者の塗料コードはあらゆる車両で目立つ場所、典型
的には運転手側のドア枠、またはグローブボックス内に
位置されているため、再仕上げ業者は塗料コードを簡単
に確かめることができるが、それにもかかわらず、元の
仕上げの色に適合させようとする際に再仕上げ専門業者
はいくつかの課題に直面する。
【0009】上述したように、車両製造業者が使用する
塗料は、同じ塗料コードの下で供給されたとしても、施
設ごとに、かつ時期により、時として色が変わることが
知られている。そのため、ある施設で製造された車両
が、別の施設で同じ工場塗料を用いて塗装された車両と
異なる色になることがある。したがって、有意な色変化
ごとにアフターマーケット再仕上げカラーコート組成物
を作成しなければならない。現場検査員が配属され、色
彩計または分光測光器を使用して異なる施設で製造され
た車両の色読取りを行い、車両の色位置の移行を記録す
ることによって、特定の工場塗料のそのような色変化を
監視する。通常、この作業の結果、塗料コードごとにい
くつかの代替再仕上げ配合物が開発されなければならな
い。しかし、本発明以前には、どの代替配合物が特定の
仕上げ作業に対する最良の適合物かを再仕上げ業者が適
切に選択するための、迅速に行うことができ、簡単であ
り、それでも安価である方法がなかった。
【0010】本発明は、車両の独自VIN(車両識別番
号)を使用して特定の再仕上げ作業に関する適当な再仕
上げ配合を求める新規な方法を対象とし、この方法は、
新規な方式で使用されて、特定の製造業者の塗料の色の
変化性を追跡し、どの再仕上げ組成物が特定の車両に関
する最良の適合物かを容易に求められるようにする。
【0011】VINは、メーカー、型式、型式年度、製
造場所、製造シーケンスなど、後で車両製造業者、ハイ
ウェイ安全管理者、保険調査員、法執行官にとって有用
となる場合がある車両に関する関連情報を記録するため
に、現在全ての車両製造業者が使用している。今日ほと
んどの国で、VINが法によって命じられている。例え
ば、米国政府は今日、米国での販売用に製造された全て
の車およびトラックに、17個の数字および文字の組合
せからなる17文字車両識別番号を付することを命じて
いる。(左から右に番号付けされている)VINの各位
置は、全ての車両製造業者に適用可能なある意味を割り
当てられている。さらに、各位置で使用される文字に意
味が割り当てられ、それらは全て公開情報である。各位
置および各文字に関する意味を把握すると、VINコー
ドを解読することができ、車両に関する全ての重要な情
報を得ることができる。米国標準の17文字形式では、
図1に示されるように、最初の11文字が車両の特定の
特徴を定義し、最後の6文字がその車両の製造シーケン
スを識別する。最初の11文字中で、具体的には第10
および第11の文字を使用して、それぞれ車両の型式年
度および製造場所を識別する。現行米国VINシステム
から抽出することができる他の情報を図1〜図4に与え
る。
【0012】本発明では、特定の製造業者の塗料コード
ごとに開発された代替再仕上げカラーコート組成物が、
製造業者のVINで使用されるのと同じ文字を使用する
識別番号を割り当てられて、少なくとも特定の代替物が
開発された型式年度および組立施設を示す。この識別番
号を、本明細書で他では「VIN識別ストリング」と呼
ぶ。現在使用されているVINシステムでは、再仕上げ
組成物に割り当てられたVIN識別ストリングが、少な
くともVIN番号の第10および第11の位置に見られ
る文字に対応する。再仕上げ組成物が開発された車両の
メーカー、型式、および/または製造シーケンスなど、
車両のVINに含まれる他の情報もVIN識別ストリン
グ中に提供することができ、どの代替再仕上げ配合物が
どの車両に適合するか識別することをさらに助ける。
【0013】本発明の方法を実施するために、汎用コン
ピュータ、好ましくはCPU(中央処理装置)と、メモ
リと、メモリの定義済みアドレス空間にアプリケーショ
ンプログラムをロードする手段と、コンピュータモニタ
とを有するパーソナルコンピュータが一般に必要とされ
る。プリンタも有用である場合がある。遠隔ロケーショ
ンから、例えばインターネットを介してアプリケーショ
ンプログラムにアクセスするためのモデムも有用である
場合がある。補修または再仕上げを必要とする車両の元
の仕上げの色および色効果に受け入れることができる色
許容範囲内で適合する適当な再仕上げカラーコート組成
物を検索するための本発明の方法は、任意の作業可能順
序で以下のステップを含む。
【0014】まず、再仕上げ業者は、対象の車両、すな
わち再仕上げを必要とする車両に関連するVIN番号お
よび製造業者塗料コードを確かめなければならない。V
INは通常、車両の運転手側に3箇所、すなわちダッシ
ュボードもしくはフロントガラス支柱、運転手側ドアに
ある安全認証ラベル、または運転手側ドア枠に位置され
ている。塗料コードは通常、運転手側ドア枠またはグロ
ーブボックス内に押印または転写印刷されている。次い
で、VINおよび塗料コードを、入力データを受信し、
そのデータを以下に述べるステップに従って処理するよ
うに構成されたアプリケーションプログラムがロードさ
れているコンピュータに入力する。アプリケーションプ
ログラムは、コンピュータメモリまたは任意の他の通例
のコンピュータ可読記憶媒体、あるいはインターネット
を介してアクセス可能な遠隔ロケーションに格納するこ
とができる。当業者に理解されるように、このアプリケ
ーションプログラム用のソフトウェアコードは、最も基
本的なプログラミング知識があるプログラマであれば簡
単に書くことができる。
【0015】入力データは、上で入力したVIN番号か
ら、対象の車両に関する型式年度および製造場所を示す
位置にある文字を抽出し、これらの英数字文字をVIN
識別ストリング中に配置することによって処理される。
現行VINシステムでは、VINの第10および第11
の位置に位置された文字がこのステップで抽出され、ス
トリング中に配置される。代替実施形態では、アプリケ
ーションプログラムは、VINからコンピュータに文字
を抽出させるのではなく、再仕上げ業者に、VINから
文字を手動で抽出し、VIN全体ではなく型式年度およ
び製造場所を示す文字、すなわち第10および第11の
文字のみを入力するよう促し、この入力を使用してVI
N識別ストリングを作成する。
【0016】コンピュータはさらに、製造業者の塗料コ
ードと、その特定の塗料コードに関して作成された所与
の再仕上げ塗料製造業者の全ての承認済み再仕上げカラ
ーコート組成物を示す、各塗料コードに割り当てられた
再仕上げデータと、その特定の再仕上げカラーコート組
成物が開発された型式年度および製造場所を示す、各再
仕上げカラーコート組成物に割り当てられたVIN識別
ストリングとを含むコンピュータ可読データファイルに
アクセスするよう命令される。データファイルは、コン
ピュータメモリまたは任意の他の通例のコンピュータ可
読記憶媒体、あるいはインターネットを介してアクセス
可能な特定のロケーションに格納することができる。通
常、再仕上げ塗料製造業者が作成し、管理し、更新す
る。データファイルは基本的に、上述の現場検査員が収
集した情報を含み、検査員は、所与の型式年度に関する
所与のカラーコート組成物の色変化を追跡して、そのよ
うな情報を再仕上げ塗料配合業者に渡し、配合業者が必
要に応じて代替再仕上げ配合物を開発する。
【0017】コンピュータは、データファイルにアクセ
スすると、対象の車両に関連する塗料コードおよびVI
N識別ストリングに適合する塗料コードおよびVIN識
別ストリングが割り当てられている再仕上げカラーコー
ト組成物をデータファイル中で見つけるよう命令され
る。この機能は通常、コンピュータ可読データファイル
中の各再仕上げカラーコート組成物に予め割り当てられ
ている塗料コードおよびVIN識別ストリングを、対象
の車両から得られる塗料コードおよびVIN識別ストリ
ングと比較して、対象の車両の塗料コードおよびVIN
識別ストリングに適合する再仕上げカラーコート組成物
を見つけることによって行われる。
【0018】サーチが成功し、適合物が突き止められた
場合、コンピュータは、サーチで発見された再仕上げカ
ラーコート組成物を、人間が読める形で、好ましくはコ
ンピュータモニタスクリーン上に、またはプリンタを介
してなど任意の他の手段によって表示するよう命令さ
れ、それにより対象の車両の元の仕上げの色および色効
果に受け入れることができる色許容範囲内で適合する再
仕上げカラーコート組成物を明らかにする。本明細書で
使用するとき、用語「受け入れることができる色許容」
は、元の仕上げの色に溶込み可能な色相違範囲内にある
再仕上げ組成物を意味する。表示される再仕上げ組成物
は、(成分および混合指示を含めた)配合全体であって
よく、または単に、再仕上げ組成物に関するアフターマ
ーケット会社の在庫コードもしくは再仕上げ組成物の何
らかの他の意味のある表示を含むものであってよく、そ
の場合には配合全体を得るために別のデータファイルに
アクセスする必要がある場合がある。
【0019】一方、サーチが成功せず適合物が見つから
なかった場合、コンピュータが再仕上げ業者に入力デー
タを検証するよう促すことが望ましい。入力されたデー
タが正しかった場合、コンピュータは再仕上げ業者に、
他の既存の色検索ツールを使用して、適合する再仕上げ
カラーコート組成物を突き止めるよう命令する、または
コンピュータアプリケーション内部から代替提案を提供
することが望ましい。
【0020】同じ型式年度に同じ組立施設で同じカラー
コートを用いて塗装された車両の色位置が時期により移
行する場合があるため、型式年代および製造場所に関し
て同じVIN文字(すなわち同じVIN識別ストリン
グ)を有する車両に対して様々な再仕上げ配合物が必要
となる可能性がある。この状況で最良の適合物を求める
ために、本発明の方法は、好ましくは車両の製造日に関
する追加の入力データフィールドも含む。このプログラ
ム機能強化では、上述した入力データを処理する前に、
再仕上げ業者が対象の車両に関する製造日も確かめるこ
とになる。通常、4文字製造日(mo/yr)が運転手
側ドア枠に押印されている。次いで製造日が、VINお
よび塗料コードと共にコンピュータに入力される。
【0021】入力データは、上述したのと同じ様式で処
理される。ただしサーチは、再仕上げされる車両の塗料
コードと、VIN識別ストリングと、製造日とが適合す
る再仕上げ配合物を見つけるように拡張される。このサ
ーチを実行するために、コンピュータ可読データファイ
ルは、製造業者の塗料コードと、その特定の塗料コード
に関して作成された所与の再仕上げ塗料製造業者の全て
の承認済み再仕上げカラーコート組成物を示す、各塗料
コードに割り当てられた再仕上げデータと、その特定の
再仕上げカラーコート組成物が開発された型式年度およ
び製造場所を示す、各再仕上げカラーコート組成物に割
り当てられたVIN識別ストリングとに関するデータフ
ィールドを含むだけでなく、特定の再仕上げ組成物が適
用可能な製造日を示す、各再仕上げカラーコート組成物
に割り当てられた製造日または製造日の範囲に関するデ
ータフィールドも含む。この実施形態では、VIN製造
シーケンス番号を表すVINの最後の6文字から製造日
を抽出することもできる場合がある。
【0022】あまり好ましくはないが、上に記載したア
フターマーケット再仕上げデータを含む適切な印刷済み
索引テーブルを使用して、コンピュータを用いずに本発
明の方法を実施することもできる。
【0023】本発明の方法はまた、好結果の適合物が見
つかった後、上で報告された組成物から実際の再仕上げ
カラーコート組成物を調製するさらなるステップを含む
こともできる。再仕上げ塗料調製は、手動混合または自
動処理によって達成することができ、推奨される配合の
成分は、適切なコンピュータ制御を用いて自動的に重量
を計測されてブレンドされる。
【0024】実際の再仕上げ組成物を混合する前に、再
仕上げ業者が表示された再仕上げ配合の色を検証する、
または改良することを望む場合がある。調製される組成
物は、例えば風化により、車両の元の仕上げの色と全く
同じ適合物でない場合があるため、通常、再仕上げ業者
は再仕上げ組成物の色位置を検証し、必要であれば改良
することが賢明である。これは、車両の元の仕上げの未
損傷領域に対して色彩計または分光測光器読取りを行
い、この読取りを、再仕上げ組成物に予め割り当てら
れ、再仕上げ配合物データファイル内の別のデータフィ
ールド中に格納されている色値と比較することによって
実施することができる。このときコンピュータは、知ら
れている色合せ技法を使用して、元の塗料と再仕上げ塗
料との色値の差、および推奨される組成中で調節する必
要がある顔料の量を計算して、再仕上げ塗料をより厳し
い許容範囲内に導き、電子的に調節された再仕上げ配合
を表示する。
【0025】再仕上げカラーコート組成物の調製に続い
て、再仕上げ業者は、実際の配合と車両の元の仕上げの
色をさらに検証してから、実際に塗料を車両に吹き付け
たいと考える場合がある。これは、混合されたカラーコ
ート組成物を試験パネルに塗布して、それを乾燥させ硬
化させることによって実施することができる。次いで、
試験パネルを対象の車両と目視比較する。より近い適合
物が必要とされる場合、再仕上げ業者は、即座にカラー
コートの色を調節して、当業者に周知の個別カラーシェ
ーディング技法によって適合物を改良することができ
る。この方法によって最終的に提供される組成物は、元
の仕上げに溶込み可能な色適合物でなければならない。
【0026】所望の適合物が得られたら、従来の手段に
よって、典型的には従来の吹付け機器を使用して、調製
したカラーコートを補修または再仕上げする必要がある
車両の領域に塗布し、乾燥させ硬化させて、車両の元の
仕上げの色および色効果に適合する仕上げにする。
【0027】本発明の方法によって得られる再仕上げカ
ラーコート組成物は、モノコート仕上げ、ベースコート
/クリアコート仕上げにおけるベースコート、またはベ
ースコート/ミッドコート/クリアコートトリコート仕
上げにおけるベースコートまたはミッドコートを再仕上
げするのに適切である場合がある。トリコート仕上げは
2つのカラーコート、すなわちベースコートおよびミッ
ドコートを必要とするため、本発明の方法は通常、適合
するベースコート配合物をコンピュータに表示し、その
ベースコート配合物に、その特定のベースコートと共に
使用すべきミッドコートの識別が付される。
【0028】再仕上げ操作では、まず、溶剤ベースの組
成物または水を担体とする組成物であってよいベースコ
ートを、吹付け、例えば空気噴霧塗料吹付け、または他
の従来の手段によって自動車やトラックなどの車両に塗
布し、次いで乾燥させて、少なくとも溶剤または水を除
去してから、溶剤ベースの、または水を担体とする組成
物であってよいクリアコートを、吹付けまたは他の従来
の手段によって通常ウェットオンウェットで塗布し、両
方を周囲温度、または一般に100℃未満、好ましくは
65℃未満のわずかに高温で一体に硬化させる。モノコ
ートシステムではクリアコートを使用しない。一方、ト
リコートシステムでは、ベースコートを覆って通常ウェ
ットオンウェットでミッドコートを塗布してから、クリ
アコートを塗布する。
【0029】ここで、図5を参照すると、特定の再仕上
げ作業に関する適当なアフターマーケット再仕上げカラ
ーコート組成物を検索するために使用することができる
本発明の方法の機能が示されている。図5の方法は、手
動で、またはプログラムの下で作動するコンピュータに
よって実施することができる。図示される方法では、ブ
ロック1に示されるように、再仕上げ専門業者が、製造
業者塗料コードおよびVIN番号(ならびに任意選択で
車両製造日)を含めた車両データを収集する。次に、ブ
ロック2に示されるように、VINから、VIN中にコ
ード化されている車両に関する型式年度および製造場所
情報が最低限抽出される。次いで、製造業者の塗料コー
ド、型式年度、および製造場所(ならびに任意選択で製
造日)を識別子として使用して、その車両に関して対応
する適合再仕上げ組成物を突き止める。ブロック3に示
される次のステップで、対象の車両から抽出された3つ
(任意選択で4つ)の識別子が割り当てられている再仕
上げ塗料配合物を見つけるために、再仕上げ配合物のデ
ータベース中でサーチが実行される。適合物が見つかる
と、ブロック4に示されるように、対応する適合再仕上
げ配合を検索することができる。
【0030】次に、図6〜図10を参照すると、適当な
再仕上げ情報を検索するために使用することができるソ
フトウェアプログラムの2つのバージョン、すなわち基
本バージョンと、VINおよび製造塗料コードに加えて
車両製造日を使用する機能強化バージョンが示される。
図6〜図10の破線は、機能強化バージョンで採用され
る追加のステップを示す。まず、基本バージョンを説明
する。基本バージョンの第1のステップは、ブロック5
に示されるように、再仕上げ業者が、対象の車両から製
造業者の塗料コードおよびVIN番号を含めたデータを
収集することである。ブロック6に示されるように、プ
ログラムはユーザに、VINおよび製造業者の塗料コー
ドをコンピュータに入力するよう促す。次いでプログラ
ムは、ブロック7に示されるように、上で入力された製
造業者の塗料コードを割り当てられている再仕上げ配合
を求めて再仕上げ塗料データベースをサーチすることに
よって入力データを処理する。ブロック8で、適合する
塗料コードを有する配合が見つからない場合、ブロック
9に示されるように、プログラムがユーザに塗料コード
を検証するよう促し、塗料コードが正しく入力されてい
るかどうか照会する。正しい場合、ブロック10に示さ
れるように、ユーザに他の色検索方法を使用するよう促
し、終了する。正しくなかった場合、ブロック11に示
されるように、ユーザに正しい塗料コードを再入力する
よう促し、適合する塗料コードを有する再仕上げ配合を
求めてデータベースを検索するステップに戻る。
【0031】ブロック8で塗料コード適合物が見つかっ
た場合、次に、ブロック12に示されるように、プログ
ラムは、上で入力されたVIN番号から、再仕上げされ
る車両に関する型式年度および製造場所を示す位置にあ
る文字を抽出する。これを他ではVIN識別ストリング
と呼ぶ。次いでプログラムは、ブロック13に示される
ようにサーチを実行して、前のステップで発見された再
仕上げ配合が、対象の車両から抽出されたVIN識別ス
トリングに適合するVIN識別ストリングデータフィー
ルドを割り当てられているかどうか判定する。ブロック
13で、適合するVIN識別ストリングを有する配合が
見つからなかった場合、ブロック14に示されるよう
に、プログラムは、ユーザに車両のVINを検証するよ
う促し、前に入力されたVINが正しいかどうか照会す
る。正しい場合、ブロック10に示されるように、ユー
ザに他の色検索方法およびプログラムを使用するよう促
し、終了する。正しくない場合、ブロック15に示され
るように、ユーザに正しいVINを再入力するよう促
し、適合するVIN識別ストリングを有する再仕上げ配
合を求めてデータベースをサーチするステップに戻る。
【0032】VIN識別ストリング適合物が見つかった
場合、ブロック16に示されるように、対象の車両の元
の仕上げの色および色効果に適合すると検証されたアフ
ターマーケット再仕上げ塗料配合物の配合または在庫コ
ードが、再仕上げ業者が閲覧できるようにコンピュータ
モニタスクリーン上に表示される。適合する配合が表示
されると、プログラムは、新たなサーチを望むかどうか
ユーザに照会する。望む場合は、コンピュータプログラ
ムが図に示される入力データプロンプトに戻る。
【0033】機能強化バージョンでは、ブロック17に
示されるように、プログラムはユーザに、塗料コードお
よびVINと共に対象の車両に関する製造日を入力する
よう促し、適合する塗料コードおよびVIN識別ストリ
ングを有する再仕上げ配合を突き止めた後、ブロック1
8に示されるように、製造日を入力したかどうかユーザ
に照会する。入力されている場合、ブロック19に示さ
れるように、プログラムは、上で入力された製造日を包
含する配合に割り当てられている製造日範囲に関して、
上で突き止められた再仕上げ配合をサーチする。適合物
が見つからない場合、ブロック20に示されるように、
プログラムは、ユーザに製造日を検証するよう促し、製
造日が正しく入力されているかどうか照会する。正しい
場合、ブロック10に示されるように、ユーザに他の色
検索ツールを使用するよう促し、終了する。正しくない
場合、ブロック21に示されるように、ユーザに正しい
車両製造日を入力するよう促し、製造日適合物を求めて
再仕上げ配合をサーチするステップに戻る。適合物が見
つかった場合(またはユーザが製造日を入力していなか
った場合)、ブロック16に示されるように、プログラ
ムは、適合すると検証された再仕上げ配合を識別し、適
合する配合をコンピュータスクリーン上に表示する。
【0034】実際の再仕上げ組成物を混合する前に、再
仕上げ業者が表示された再仕上げ配合の色適合物を検証
する、または改良することを望む場合がある。ブロック
22に示されるように、そう望み、かつ再仕上げ業者が
色彩計または分光測光器へのアクセスを有する場合、ブ
ロック23に示されるように、再仕上げ業者は、表示さ
れた組成物に対する色チェックを行いたいと考える場合
がある。これは、ブロック24に示されるように、車両
の未損傷領域に対する計器読取りを行い、この読取り
を、再仕上げ組成物に予め割り当てられ、再仕上げ配合
物データファイルに格納されている色値と比較し、プロ
グラムに組み込まれた、またはリンクされた既知の色合
せソフトウェアルーチンによって再仕上げ配合中の顔料
の量を調節することによって行われて、ブロック25に
示されるように、再仕上げ塗料をより近い適合範囲内に
導く。次いで、ブロック26に示されるように、コンピ
ュータが、電子的に調節された再仕上げ配合を表示す
る。
【0035】ブロック27に示されるように再仕上げ組
成物が調製された後、再仕上げ業者は、ブロック28に
示されるように、実際の配合と車両の元の仕上げの色を
さらに検証してから、塗料を車両に吹き付けたいと考え
る場合がある。そうである場合、ブロック29に示され
るように、組成物を試験パネルに吹き付けて、硬化させ
ることができる。次いで、ブロック30に示されるよう
に、吹付けの結果を車両表面の仕上げと目視比較する。
ブロック31に示されるようにより近い適合物が望まれ
る場合、ブロック32に示されるように、再仕上げ業者
は、経験と合わせて周知のカラーシェーディング技法を
使用して、適合物の許容を厳しくすることができる。塗
料が調製され、所望の色チェックが行われた後、ブロッ
ク33に示されるように、塗料が車両に塗布されて、特
定の再仕上げ作業を完成することができる。
【0036】要約すると、本発明の方法は、迅速かつ簡
単に使用することができ、高価な機器を操作する必要が
なく、高い確率で適当な車両の元の仕上げに対する色合
せを達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国で販売される全ての乗用車および軽トラッ
クで現在使用されている標準VIN形式のブロック図で
ある。
【図2】米国で販売される全ての乗用車および軽トラッ
クで現在使用されている標準VIN形式のブロック図で
ある。
【図3】米国で販売される全ての乗用車および軽トラッ
クで現在使用されている標準VIN形式のブロック図で
ある。
【図4】米国で販売される全ての乗用車および軽トラッ
クで現在使用されている標準VIN形式のブロック図で
ある。
【図5】本発明の色合せ方法のブロック図流れ図であ
る。
【図6】本発明の色合せ方法のさらなる実施形態のブロ
ック図流れ図である。
【図7】本発明の色合せ方法のさらなる実施形態のブロ
ック図流れ図である。
【図8】本発明の色合せ方法のさらなる実施形態のブロ
ック図流れ図である。
【図9】本発明の色合せ方法のさらなる実施形態のブロ
ック図流れ図である。
【図10】本発明の色合せ方法のさらなる実施形態のブ
ロック図流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョーゼフ フランシス キャンプベル アメリカ合衆国 48315 ミシガン州 シ ェルビー タウンシップ ホームステッド コート 47660

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の元の仕上げの色および色効果に適
    合する再仕上げカラーコート組成物を求める方法であっ
    て、任意の作業可能順序で、 (a)再仕上げを必要とする車両からVIN(車両識別
    番号)および製造業者の塗料コードを収集すること、 (b)前記VINから、その車両に関する型式年度およ
    び製造場所情報を抽出すること、 (c)製造業者の塗料コードと、その特定の塗料コード
    に関して作成された適合再仕上げカラーコート組成物を
    示す、各塗料コードに割り当てられた再仕上げデータ
    と、その特定の再仕上げカラーコート組成物が開発され
    た型式年度および製造場所を示す、各再仕上げカラーコ
    ート組成物に割り当てられたVIN番号とを含むデータ
    ベースをサーチすること、および (d)車両から抽出された塗料コード、型式年度、およ
    び製造場所に適合するデータベース中の再仕上げカラー
    コート組成物を識別し、それにより車両の元の仕上げの
    色および色効果に適合する再仕上げカラーコート組成物
    を明らかにすること を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 プログラムの下で作動するコンピュータ
    によって実施されることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 車両の元の仕上げの色および色効果に適
    合する再仕上げカラーコート組成物を求める方法であっ
    て、任意の作業可能順序で、 (a)再仕上げを必要とする車両からVIN(車両識別
    番号)、製造業者の塗料コード、および製造日を収集す
    ること、 (b)前記VINから、その車両に関する型式年度およ
    び製造場所を抽出すること、 (c)製造業者の塗料コードと、その特定の塗料コード
    に関して作成された適合再仕上げカラーコート組成物を
    示す、各塗料コードに割り当てられた再仕上げデータ
    と、その特定の再仕上げカラーコート組成物が開発され
    た型式年度および製造場所を示す、各再仕上げカラーコ
    ート組成物に割り当てられたVIN番号と、その特定の
    再仕上げ組成物が適用可能な製造日を示す、各再仕上げ
    カラーコート組成物に割り当てられた製造日とを含むデ
    ータベースをサーチすること、および (d)車両から抽出された塗料コード、型式年度、製造
    場所、および製造日に適合するデータベース中の再仕上
    げカラーコート組成物を識別し、それにより車両の元の
    仕上げの色および色効果に適合する再仕上げカラーコー
    ト組成物を明らかにすること を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 プログラムの下で作動するコンピュータ
    によって実施されることを特徴とする請求項3に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 車両の元の仕上げの色および色効果に受
    け入れることができる色許容範囲内で適合する、車両の
    モノコート、クリアコート/カラーコート、およびトリ
    コート仕上げを再仕上げするのに適した再仕上げカラー
    コート組成物を求めるコンピュータ制御された方法であ
    って、任意の作業可能順序で、 (a)車両のVIN(車両識別番号)を、そのような情
    報を受信するように構成されたコンピュータに入力する
    こと、 (b)対象の車両に関する製造業者の塗料コードを、そ
    のような情報を受信するようにも構成された前記コンピ
    ュータに入力すること、 (c)前記VIN番号から、少なくとも再仕上げされる
    車両に関する型式年度および製造場所を示す位置にある
    文字を抽出し、それらの文字をVIN識別ストリング中
    に配置することによって入力データを処理すること、 (d)製造業者の塗料コードと、その特定の塗料コード
    に関して作成された全ての承認済み適合再仕上げカラー
    コート組成物を示す、各塗料コードに割り当てられた再
    仕上げデータと、その特定の再仕上げカラーコート組成
    物が開発された型式年度および製造場所を少なくとも示
    す、各再仕上げカラーコート組成物に割り当てられたV
    IN識別ストリングとを含むコンピュータ可読データフ
    ァイルにアクセスすること、 (e)対象の車両の塗料コードおよびVIN識別ストリ
    ングに適合する塗料コードおよびVIN識別ストリング
    を割り当てられたコンピュータ可読データファイル中の
    再仕上げカラーコート組成物を求めるサーチを実行する
    こと、および (f)前記サーチ中に発見された再仕上げカラーコート
    組成物を人間が読むことのできる形で表示し、それによ
    り対象の車両の元の仕上げの色および色効果に受け入れ
    ることができる色許容範囲内で適合する再仕上げカラー
    コート組成物を明らかにすること を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 さらに、 (g)表示された組成物から実際の再仕上げカラーコー
    ト組成物を調製すること、および (h)調製された再仕上げカラーコート組成物を、補修
    または再仕上げを必要とする車両の領域に塗布すること を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 車両の元の仕上げの色および色効果に受
    け入れることができる色許容範囲内で適合する、車両の
    モノコート、クリアコート/カラーコート、およびトリ
    コート仕上げを再仕上げするのに適した再仕上げカラー
    コート組成物を求めるコンピュータ制御された方法であ
    って、任意の作業可能順序で、 (a)車両のVIN(車両識別番号)を、そのような情
    報を受信するように構成されたコンピュータに入力する
    こと、 (b)対象の車両に関する製造業者の塗料コードを、そ
    のような情報を受信するようにも構成された前記コンピ
    ュータに入力すること、 (c)車両の製造日を、そのような情報を受信するよう
    にも構成された前記コンピュータに入力すること、 (d)前記VIN番号から、少なくとも再仕上げされる
    車両に関する型式年度および製造場所を示す位置にある
    文字を抽出し、それらの文字をVIN識別ストリング中
    に配置することによって入力データを処理すること、 (e)製造業者の塗料コードと、その特定の塗料コード
    に関して作成された全ての承認済み適合再仕上げカラー
    コート組成物を示す、各塗料コードに割り当てられた再
    仕上げデータと、その特定の再仕上げカラーコート組成
    物が開発された型式年度および製造場所を少なくとも示
    す、各再仕上げカラーコート組成物に割り当てられたV
    IN識別ストリングと、その特定の再仕上げ組成物が適
    用可能である製造日を示す、各再仕上げカラーコート組
    成物に割り当てられた製造日とを含むコンピュータ可読
    データファイルにアクセスすること、 (f)対象の車両の塗料コード、VIN識別ストリン
    グ、および製造日に適合する塗料コード、VIN識別ス
    トリング、および製造日を割り当てられているコンピュ
    ータ可読データファイル中の再仕上げカラーコート組成
    物を求めるサーチを実行すること、および (g)前記サーチ中に発見された再仕上げカラーコート
    組成物を人間が読むことのできる形で表示し、それによ
    り対象の車両の元の仕上げの色および色効果に受け入れ
    ることができる色許容範囲内で適合する再仕上げカラー
    コート組成物を明らかにすることを含むことを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 さらに、 (h)表示された組成物から実際の再仕上げカラーコー
    ト組成物を調製すること、および (i)調製された再仕上げカラーコート組成物を、補修
    または再仕上げを必要とする車両の領域に塗布すること を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 車両の元の仕上げの色および色効果に適
    合する再仕上げカラーコート組成物を検索するためのコ
    ンピュータシステムであって、請求項1に記載の方法を
    実施するコンピュータを備えることを特徴とするコンピ
    ュータシステム。
  10. 【請求項10】 車両の元の仕上げの色および色効果に
    適合する再仕上げカラーコート組成物を検索するための
    コンピュータシステムであって、請求項3に記載の方法
    を実施するコンピュータを備えることを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  11. 【請求項11】 車両の元の仕上げの色および色効果に
    適合する再仕上げカラーコート組成物を求める方法であ
    って、任意の作業可能順序で、 (a)再仕上げを必要とする車両の製造業者の塗料コー
    ド、型式年度、製造場所、および任意選択で製造日を確
    かめること、 (b)データベース中の各再仕上げ組成物が製造業者の
    塗料コード、型式年度、車両製造場所、および任意選択
    で車両製造日を割り当てられている、再仕上げカラーコ
    ート組成物のデータベースをサーチすること、および (c)車両から抽出された塗料コード、型式年度、製造
    場所、およに任意選択で製造日に適合するデータベース
    中の再仕上げカラーコート組成物を識別し、それにより
    車両の元の仕上げの色および色効果に適合する再仕上げ
    カラーコート組成物を明らかにすること を含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 プログラムの下で作動するコンピュー
    タによって実施されることを特徴とする請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 型式年度および製造場所がVIN(車
    両識別番号)から確かめられることを特徴とする請求項
    11に記載の方法。
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