JP2001337888A - 情報中継装置及び情報中継方法 - Google Patents

情報中継装置及び情報中継方法

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JP2001337888A
JP2001337888A JP2000154873A JP2000154873A JP2001337888A JP 2001337888 A JP2001337888 A JP 2001337888A JP 2000154873 A JP2000154873 A JP 2000154873A JP 2000154873 A JP2000154873 A JP 2000154873A JP 2001337888 A JP2001337888 A JP 2001337888A
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JP2000154873A
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Takeshi Fujino
剛 藤野
Tetsuo Kimura
哲郎 木村
Hideki Yoshida
英樹 吉田
Tetsuo Muranaga
哲郎 村永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュを有効に活用してデータ中継時に
データの変換を行う情報中継システムの提供。 【解決手段】 クライアントからの要求に従ってサーバ
からのデータを中継するシステムにおいて、サーバから
データを取得するデータ取得部11と、取得したデータ
を解析して変換するデータ変換部12と、解析結果に基
づいて記憶すべきデータを決定すると共に後に返還要求
が来た場合にはその変換に最適なデータを決定するデー
タ記憶・変換戦略決定部14と、変換したデータを送信
するデータ送信部16と、解析結果を格納しデータ変換
部からの要求に応じて解析データを提供できるデータ記
憶部13を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webサーバから
の情報をWebクライアントに送信し、利用者に提示す
るWWWシステムについて、とくに情報を変換して中継
する情報中継システムに関する。
【0002】
【従来の技術】利用者がクライアントから情報を要求
し、それに対してデータサーバが情報を提供する情報ア
クセスシステムとして、広く使われているものにWWW
(World Wide Web)システムがある。W
WWでは、マルチメディア文書データが相互に関連付け
られており、利用者は文書間リンクをたぐりながら情報
にアクセスする。情報アクセスの際、利用者が使うクラ
イアントからWebサーバに対してデータを要求する通
信が行われ、これに対してWebサーバが返答すること
でデータはクライアントに供給される(N. Yeag
er et al:Web Server Techn
ology, Morgan Kaufmann,邦
訳:Webサーバ完全技術解説、日経BP社)。
【0003】クライアントとWebサーバとはインター
ネットを介して接続するが、その間にプロキシサーバと
呼ばれる通信を中継するシステムを置くことがある。プ
ロキシはクライアントに対してはWebサーバとして働
き、サーバに対してはクライアントとして動作する。こ
のプロキシによくアクセスするWeb文書をキャッシュ
したり、プロキシサーバで中継するWeb文書を変換し
てデータ量を削減することによりWebアクセスを高速
化したり、Web文書をクライアントが見やすくしたり
することが一般に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたWWWシス
テムでは、インターネットの接続回線のバンド幅が限定
され、アクセスが速くない場合が多い。たとえばモーバ
イルワーカや家庭のPC利用者が使うのは公衆網であ
る。そのバンド幅は9.6Kbpsから64Kbpsで
あり、10MbpsのLAN接続に比べると100−1
000倍遅い。またオフィス内LANからインターネッ
ト接続する場合に、インターネット側の回線のバンド幅
が限定される場合もある。たとえばオフィスからインタ
ーネットへの入り口に置いたプロキシサーバまではLA
N接続だが、インターネットへは専用線接続で64Kb
psから1.5Mbpsというバンド幅で、しかも多数
のオフィスユーザで共有されるため、ここがWebアク
セスのボトルネックになる場合がある。
【0005】このように、低バンド幅の回線を経由して
Webアクセスすると、情報が利用者に表示されるまで
の待ち時間が長いという問題があった。このような低バ
ンド幅の回線でWebアクセスを高速化するため、差分
情報を送信する、データを圧縮して送るなどの方法が提
案されている。(Housel et al: Web
Express, MobiCom′96, pp.1
08−116,Liljeberg et al: M
owgli WWW Software, IEEE
Global Internet96,Fox et
al: Adapting to Network a
nd Client Variability via
On−Demand Dynamic Distil
lation, ASPLOS−VII)。
【0006】しかし、中継するプロキシでデータを圧縮
したり変換したりする場合、変換、圧縮に、高い計算能
力が必要になり中継するプロキシが必要とするコストが
高くなる。
【0007】本発明はこの問題に鑑みて提案するもので
あり、Webデータを中継するプロキシにおけるデータ
変換コストを削減し、必要な情報が利用者に提示される
までの待ち時間が短いWebシステムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、クライアント
からの要求に従って、クライアントからの要求とサーバ
からのデータを中継する情報中継システムであって、サ
ーバからデータを取得するデータ取得部と、取得したデ
ータを解析、変換するデータ変換部と、解析結果に基づ
いて解析過程、解析結果、変換途中、変換後のどのデー
タを記憶し変換に利用するかを決定する、データ記憶・
変換戦略決定部と、変換したデータを送信するデータ送
信部と、データを格納し、データ変換部からの要求に応
じてそれらのデータを提供できるデータ記憶部を備え、
前記データ記憶部はデータ記憶・変換戦略決定部の決定
に基づき、解析過程、解析結果、変換途中、変換後のデ
ータを格納することができ、必要とされる上記データを
データ変換部に提供することができ、記憶した後で、記
憶したデータに対する変換要求が来た時に、データ記憶
・変換戦略決定部の決定に従って変換に最適なデータを
提供することで、高速で低コストでの変換を可能にする
ことを特徴とする。
【0009】上記情報中継システムには、利用者が変換
結果を指定できる構成があってもよい。さらに利用者が
変換を拒否できる構成があってもよい。
【0010】本発明によるWebアクセスでは、情報中
継システムが以前取得した情報を利用者がクライアント
から要求した時に、情報中継システムの負荷を削減し同
時に利用者の待ち時間を減らすことができる。さらに変
換を拒否すれば元々の情報も中継システムから取得する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の概要に
ついて説明する。
【0012】図1は、この発明のシステム構成を示して
いる。この発明は、情報を提供するWebサーバからの
情報を解析して記憶し中継する情報中継システム10に
関わるものであり、Webサーバから情報を取得するデ
ータ取得部11、取得したデータを解析、変換するデー
タ変換部12、取得したデータを記憶、保持するデータ
記憶部13、記憶するデータと変換方法、変換に最適な
データを決定するデータ記憶・変換戦略決定部14、利
用者の変換指示を記憶するユーザ情報管理部15、変換
されたデータを送信するデータ送信部16から構成され
る。
【0013】図2は図1に基づく本発明の一実施例に関
わるシステム構成であり、情報中継システム20が、W
ebプロキシサーバ21に組み込まれた構成を示してい
る。Webブラウザ22の利用者は、家庭のPCユーザ
であったり、モーバイルワーカであったりする。一般に
利用者は、インターネットサービスプロバイダ23に公
衆網経由でアクセスし、そこからWebプロキシ21を
介してインターネット24にアクセスする。Webブラ
ウザ22から情報を要求することにより、インターネッ
ト24につながったWebサーバ25から、情報の提供
を受ける。
【0014】Webブラウザ22とインターネットサー
ビスプロバイダ23との接続は電話網であり、そのバン
ド幅は9.6Kbpsから64Kbpsと、10Mbp
sのLAN接続に比べると100−1000倍遅い。こ
のような低バンド幅の回線を経由してWebアクセスす
る際に、情報中継システム20がデータを記憶し、変換
することで必要な情報が利用者に提示されるまでの待ち
時間を短くする。
【0015】図4は図1に基づく発明の別の実施例に関
わるシステム構成を示したものであり、情報中継システ
ム40が、Webサーバ41に組み込まれた構成を示し
ている。図2と同様に、利用者はインターネットサービ
スプロバイダ43に公衆網経由でアクセスし、そこから
インターネット44にアクセスする。Webブラウザ4
2から情報を要求することにより、インターネット44
につながったWebサーバ41から、情報の提供を受け
る。
【0016】Webブラウザ42とインターネットサー
ビスプロバイダ43との接続は電話網であり、そのバン
ド幅は9.6Kbpsから64Kbpsと、10Mbp
sのLAN接続に比べると100−1000倍遅い。こ
のような低バンド幅の回線を経由してWebアクセスす
る際に、情報中継システム40がデータを記憶し、変換
することで必要な情報が利用者に提示されるまでの待ち
時間を短くする。
【0017】図6にはさらに別の実施例を示す。ここに
示すように、一つの計算機上にWebサーバと、本発明
を組み込んだWebプロキシサーバが同居していてもよ
い。この構成によれば、既存のWebサーバに変更を加
えずに、Webプロキシサーバを導入するだけで、本発
明を利用することが可能となる。
【0018】また図7のように本発明を組み込んだWe
bプロキシサーバをインターネットの中に配置し、利用
者はインターネットの中に存在するWebプロキシサー
バにWebブラウザとWebサーバとの通信を中継させ
る構成もある。
【0019】また図8のように本発明を組み込んだWe
bプロキシサーバを多段に組み合わせて連携させる構成
もある。
【0020】以下には、本発明の実施例について詳細に
説明する。
【0021】図1、図2に示した例に基づき、Webプ
ロキシに組み込んだ情報中継システムについて説明す
る。
【0022】まず、JPEG画像の変換に関して説明す
る。ISO/IECのJTC1/SC29/WG10と
CCITTのSGVIII/CCICとの共同作業部会
(JPEG:Joint Photographic
Experts Group)が策定したカラー静止画
像の高能率圧縮方式を、その共同作業部会の名前を取っ
てJPEGと呼ぶ。JPEGには非可逆符号化のDCT
(離散コサイン変換)方式と、可逆符号化の差分PCM
方式とがあるが、高い圧縮率が必要な場合にはDCT方
式が用いられることが多く、Web上のデータとして用
いられるのもDCT方式である。このDCT方式の基本
アルゴリズムを図10に示す。(遠藤俊明:カラー静止
画像の国際標準符号化方式−JPEGアルゴリズム−、
テレビ誌、Vol.46 No.8(1992))図1
0によれば、JPEGでは入力画像を符号化する過程で
DCT、量子化、ジグザグスキャン、ハフマン符号化を
行い圧縮画像を得る。画像を再生する時には逆に、ハフ
マン複合化、二次元化、逆量子化、逆DCTを行う。符
合・復号過程の量子化・逆量子化に用いる量子化テーブ
ルは同一のものを用いる必要があり、JPEG画像のヘ
ッダに格納されている。
【0023】符号化過程の量子化はJPEGの画質を大
きく左右し、量子化テーブルを変更することにより、画
像データの圧縮率と画質を調整することができる。一般
に量子化とは、ある幅の数値を一つの代表値で置き換え
ることを言い、各係数の取り得る値を限定し情報量を削
減する。JPEGでは、量子化によって人間の目に画質
の劣化がわかりにくい画像の高周波成分を切り捨ててい
る。高周波成分をどの程度切り捨てるかを指定するのが
量子化テーブルで、画像の品質を最高にする場合は高周
波成分を切り捨てない量子化テーブルを指定すれば良い
が、これではデータ量が大きくなる。逆に、データ量を
減らすにはJPEG画像の画質を下げて圧縮率を上げれ
ば良く、高周波成分の多くを切り捨てる量子化テーブル
を指定して符号化すれば良い。
【0024】JPEG画像を変換して画質を下げデータ
量を削減するためには、図11に示すようにJPEG画
像データをハフマン復号化、二次元化、逆量子化まで復
号し、高周波成分を切り捨てる量子化テーブルを用いて
量子化、ジグザグスキャン、ハフマン符号化して新しい
JPEG画像を作成すれば良い。
【0025】また、JPEGから全く違う他のフォーマ
ットの画像に変換するには、原画まで戻す必要がある。
JPEG画像データをハフマン復号化、二次元化、逆量
子化、逆DCT、ブロック合成して原画像まで戻し、新
たに符号化して他のフォーマットに変換することができ
る(図12参照)。
【0026】図3は、図2の実施例におけるWebプロ
キシサーバの構成を示している。Webプロキシサーバ
301は、本発明の情報中継システム300、上流のシ
ステム(Webサーバもしくは別のWebプロキシサー
バ)と接続する上流通信部302、下流のシステム(W
ebブラウザもしくは別のWebプロキシサーバ)と接
続する下流通信部303から構成される。ここではより
おおもとのWebサーバに近い方を上流、Webブラウ
ザに近い方を下流としている。
【0027】下流通信部303は、下流のシステムから
情報取得要求を受け取り、情報中継システム300のデ
ータ取得部304から上流通信部302を介して、上流
のシステムにデータ取得要求を送信する。データ取得部
304が、上流システムからのデータを受け取り、デー
タ変換部305で解析する。解析結果をもとにデータ記
憶・変換戦略決定部307が記憶するデータを決定し、
その決定に従ってデータ記憶部306に0個以上の解析
結果が記憶される。例えば、データがJPEG画像デー
タだった場合、データ記憶・変換戦略決定部307が図
13のようなリストを用いて、オリジナルデータ(JP
EG)、ハフマン復号化の結果、二次元化の結果、逆量
子化の結果、逆DCTの結果、ブロック合成の結果(原
画像)の各段階の解析結果を記憶するように決定し、取
得したデータから複数の解析結果をデータ記憶部306
に記憶する。同時に解析結果はデータ記憶・変換戦略決
定部307の決定にもとづきデータ変換部305で変換
され、データ送信部308を経て、下流通信部303を
介して、下流のシステムに送信される。
【0028】例えば、JPEG画像の画質を落としてデ
ータ量を削減する変換を指定された場合、図14のよう
なリストを用いて逆量子化の結果が画質変換のための解
析データとして使用され、データ変換部305で新しい
量子化テーブルを用いて量子化、ジグザグスキャン、ハ
フマン符号化が行われ、下流に送信される。さらにJP
EGではない他のフォーマット(例えばGIF)が指定
された場合には、原画像がフォーマット変換のための解
析データとして使用され、データ変換部305で変換さ
れ、下流に送信される。
【0029】データ記憶・変換戦略決定部307は、デ
ータ解析結果と情報取得要求に含まれる変換指定を参照
して変換戦略を決定する。さらにデータ記憶・変換戦略
決定部307は、データ解析結果と変換戦略記憶部31
0に格納されたルールを参照して、変換戦略を決定する
場合もある。さらにデータ記憶・変換戦略決定部307
は、データ解析結果とプロキシの動作設定を格納するプ
ロキシ設定記憶部311の設定情報を参照して変換戦略
を決定する場合もある。さらにデータ記憶・変換戦略決
定部307は、データ解析結果とユーザ情報管理部30
9で管理しているユーザ毎の変換指定を参照して変換戦
略を決定する場合もある。変換戦略記憶部とユーザ情報
管理部は必須ではない。
【0030】下流のシステムから受け取った情報取得要
求が、データ記憶部306に記憶されている情報を要求
するものだった場合、データ記憶・変換戦略決定部30
7は記憶されている解析結果の中から変換に最適な解析
結果を決定し、データ記憶部306からデータを取出さ
れてデータ変換部305で変換され、データ送信部30
8を経て、下流通信部302を介して下流のシステムに
送信される。
【0031】図9に、本実施例のWebプロキシサーバ
301の動作フローを示す。Webプロキシサーバはま
ず初期化を行った後、下流および上流からのデータ通信
待ち、およびシステム管理者からの入力待ちの状態に入
る。管理者から終了要求が来た場合は終了処理を行って
終了する。管理者からの入力がプロキシサーバの設定変
更指示の場合、設定を変更して、再び通信・入力待ち状
態に入る。
【0032】下流からのデータがある場合、それがプロ
キシの設定変更指示であれば、プロキシサーバの設定を
変更して、通信・入力待ち状態に戻る。そうでなけれ
ば、下流からのデータ取得要求が、データ記憶・変換戦
略決定部でデータ記憶部に記憶してあるデータに対して
のものかどうかチェックされる。
【0033】同じものでなければ上流へ転送する。同じ
であれば、データ記憶・変換戦略決定部に問い合わせ、
その決定にしたがってデータ記憶部からデータを取出
し、データ変換部でデータを変換する。変換したデータ
をデータ送信部から下流通信部を介して下流に送信す
る。
【0034】上流からのデータがある場合、応答データ
を受信、データ変換部で解析する。データ変換部での解
析結果に基づいて、データ記憶・変換戦略決定部に問い
合わせ、データ記憶部へデータをキャッシュする。キャ
ッシュするのと並行して、データ記憶・変換戦略決定部
の決定にしたがってデータ変換が行われる。
【0035】変換されたデータは、データ送信部から下
流通信部を介して下流へ送信される。
【0036】次にXML(Extensible Ma
rkup Language)の処理に関して説明す
る。XMLは、W3C(Wold Wide Web
Consortium)のXMLワーキング・グループ
が制定した拡張可能なマーク付け言語である。Web上
での情報作成にはHTML(Hyper Text M
arkup Language)が用いられてきたが、
Webがビジネスにも使われるようになってXMLも使
われるようになっている。HTMLでは、定められたマ
ークを使ってWebページ上に情報を作成することにな
るが、XMLでは固有のマークを自分で定義できる。こ
のため、プログラムを利用して情報を抽出・編集した
り、情報の再利用や異なる用途への活用がしやすくなっ
ている。
【0037】図16に示したのがXML記述である。そ
してこの記述される情報の構造が図17である。
【0038】図16の<body>、</body>、
<title>、</title>などがマーク(タグ
とも呼ばれる)で、XMLでは全てのタグがバランスが
とれている必要があり、開始タグと終了タグの両方を持
つ必要がある。図16の例では<body>が開始タグ
であり、</body>が終了タグである。さらに、X
MLでは各要素は正しくネストしなくてはならない、な
どの規則がある。これらの規則はW3C勧告XML1.
0に詳しいが、すべてのXML文書はこれらの規則に従
った「整形式(well−formed)」でなければ
ならない。
【0039】XML文書を利用(変換)する場合、整形
式であるかどうかをチェックして、文書構造を解析す
る。図3の実施例で取得したデータがXML文書だった
場合は、データ変換部305で解析し、データ記憶・変
換戦略決定部307の決定に従って、XMLとして整形
式であるかどうか、文書をパーズした木構造などをデー
タ記憶部306に記憶する。並行して、データ記憶・変
換戦略決定部307の決定に従っデータ変換部305で
パーズされた木構造から、新たな文書に変換され、デー
タ送信部308を経て、下流通信部303を介して下流
のシステムに送信される。
【0040】下流のシステムから受け取った情報取得要
求が、データ記憶部306に記憶されている情報を要求
するものだった場合、データ記憶・変換戦略決定部30
7は記憶されている解析結果の中から解析結果を指示
し、データ変換部305は整形式であることを確認し、
パーズされている木構造から新たなデータ(文書)を作
成する。データはデータ送信部308を経て、下流通信
部302を介して下流のシステムに送信される。
【0041】次に図1、図4に示した本発明の別の実施
例、すなわちWebサーバに組み込んだ情報中継システ
ムについて説明する。
【0042】図5は、図4の実施例におけるWebサー
バの構成を示している。Webサーバ501は、本発明
の情報中継システム500、Webサーバ部502、下
流のシステム(WebブラウザもしくはWebプロキシ
サーバ)と接続する下流通信部503から構成される。
【0043】下流通信部503は、下流のシステムから
情報取得要求を受け取り、情報中継システム500のデ
ータ取得部504からWebサーバ部502へデータ取
得要求を送る。データ取得部504が、Webサーバ部
502からのデータを受け取り、データ変換部505で
解析する。解析結果をもとにデータ記憶・変換戦略決定
部507が記憶するデータを決定し、その決定に従って
データ記憶部506に0個以上の解析結果が記憶され
る。例えば、データがJPEG画像データだった場合、
データ記憶・変換戦略決定部507が図13もしくは図
15のようなリストを用いて、各段階の解析結果を記憶
するように決定し、取得したデータから複数の解析結果
をデータ記憶部506に記憶する。同時に解析結果はデ
ータ記憶・変換戦略決定部507の指示にもとづきデー
タ変換部505で変換され、データ送信部508を経
て、下流通信部503を介して、下流のシステムに送信
される。
【0044】変換に関しては前述した図3の実施例で示
したように、JPEG画像の画質を落としてデータ量を
削減する変換、JPEGではない他のフォーマットに変
換、などと同様に、データ記憶・変換戦略決定部は、デ
ータ解析結果と情報取得要求に含まれる変換指定を参照
して変換戦略を決定する。さらにデータ記憶・変換戦略
決定部は、データ解析結果と変換戦略記憶部に格納され
たルールを参照して、変換戦略を決定する場合もある。
さらにデータ記憶・変換戦略決定部は、データ解析結果
とプロキシの動作設定を格納するプロキシ設定記憶部の
設定情報を参照して変換戦略を決定する場合もある。さ
らにデータ記憶・変換戦略決定部は、データ解析結果と
ユーザ情報管理部で管理しているユーザ毎の変換指定を
参照して変換戦略を決定する場合もある。変換戦略記憶
部とユーザ情報管理部は必須ではない。
【0045】下流のシステムから受け取った情報取得要
求が、データ記憶部に記憶されている情報を要求するも
のだった場合、データ記憶・変換戦略決定部は記憶され
ている解析結果の中から変換に最適な解析結果を決定
し、データ変換部で変換し、データ送信部を経て、下流
通信部を介して下流のシステムに送信する。
【0046】図18に、本実施例のWebサーバ501
の動作フローを示す。Webサーバはまず初期化を行っ
た後、下流からのデータ通信待ちおよびシステム管理者
からの入力待ちの状態に入る。
【0047】管理者から終了要求が来た場合は終了処理
を行って終了する。管理者からの入力がサーバの設定変
更指示の場合、設定を変更して、再び通信・入力待ち状
態に入る。
【0048】下流からのデータがある場合、それがプロ
キシの設定変更指示であれば、サーバの設定を変更し
て、通信・入力待ち状態に戻る。そうでなければ、下流
からのデータ取得要求が、データ記憶・変換戦略決定部
でデータ記憶部に記憶してあるデータに対してのものか
どうかチェックされる。
【0049】同じものでなければサーバ部からデータを
取得する。取得したデータをデータ変換部で解析し、解
析結果に基づいてデータ記憶・変換戦略決定部に問い合
わせ、その決定にしたがってデータ記憶部にデータをキ
ャッシュする。キャッシュするのと並行して、データ記
憶・変換戦略決定部の決定にしたがってデータ変換が行
われる。変換されたデータは、データ送信部から下流通
信部を介して下流へ送信される。
【0050】同じであれば、データ記憶・変換戦略決定
部に問い合わせ、その決定にしたがってデータ記憶部か
らデータを取出し、データ変換部でデータを変換する。
変換したデータをデータ送信部から下流通信部を介して
下流に送信する。
【0051】以上の例では、Webプロキシサーバに本
発明を組み込んだ実施例、およびWebサーバに本発明
を組み込んだ実施例を説明したが、図6のような一つの
計算機上にWebサーバと本発明を組み込んだWebプ
ロキシサーバが同居する構成もある。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
利用者がクライアントから要求した情報を再利用し、同
じデータを容易に変換して利用者に提供することがで
き、変換にかかる計算コストを削減できる。さらに変換
時間を削減できるため、利用者の待ち時間を削減するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の一実施例のWebプロキシサーバの動
作フロー図。
【図10】本発明の一実施例におけるデータ内容を示す
ブロック図。
【図11】本発明の一実施例におけるデータ内容を示す
ブロック図。
【図12】本発明の一実施例におけるデータ内容を示す
ブロック図。
【図13】本発明の一実施例のデータ記憶戦略ルールを
示す図。
【図14】本発明の一実施例のデータ変換戦略ルールを
示す図。
【図15】本発明の一実施例のデータ記憶戦略ルールを
示す図。
【図16】本発明の一実施例におけるデータ内容を示す
図。
【図17】本発明の一実施例のデータ内容で表現される
文書の構造を示すブロック図。
【図18】本発明の一実施例のWebサーバの動作フロ
ー図。
【符号の説明】
10:情報中継システム 11:データ取得部 12:データ変換部 13:データ記憶部 14:データ記憶・変換戦略決定部 15:ユーザ情報管理部 16:データ送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 英樹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 村永 哲郎 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B082 FA12 GA02 5K034 AA14 DD03 FF01 FF11 HH04 HH06 HH17 HH61 HH63

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからの要求に従ってサーバ
    からのデータをクライアントに中継する情報中継装置に
    おいて、サーバからデータを取得するデータ取得手段
    と、取得したデータを解析して変換するデータ変換手段
    と、変換したデータを送信するデータ送信手段と、前記
    データ変換手段による解析過程、解析結果、変換途中、
    変換後の少なくともいずれかのデータを複数記憶するデ
    ータ記憶手段とを備え、前記データ変換手段は、前記デ
    ータ記憶手段に記憶された複数のデータのいずれかを利
    用して変換を行う手段を含むことを特徴とする情報中継
    装置。
  2. 【請求項2】 利用者の変換指定を保持するユーザ情報
    管理手段を更に備え、前記データ変換手段は、該ユーザ
    情報管理手段に保持された情報に従って変換を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報中継装置。
  3. 【請求項3】 クライアントからの要求に従ってサーバ
    からのデータをクライアントに中継する情報中継方法に
    おいて、サーバからデータを取得し、取得したデータを
    解析して変換し、この結果に基づいて解析過程、解析結
    果、変換途中、変換後のどのデータを後の変換に利用す
    るために記憶するかを決定し、この記憶を行った後に前
    記変換したデータに対する変換要求を受けた場合に、前
    記記憶したうちのどのデータを当該変換要求について利
    用すべきかを決定し、この決定したデータを利用して変
    換したデータをクライアントへ送信することを特徴とす
    る情報中継方法。
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