JP4221824B2 - 送受信システムおよび受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツを提供するためのデータの送受信に係る送信装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの配信システムとして多くの方法が提案されている。例えば、インタネット上ではHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を使用したWWW(World Wide Web)によるデータ配信が行われている。WWWで配信されるデータはHTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)によって記述されている。
【0003】
HTMLによって記述されるデータは、人間が読むことのできるテキスト形式で記述されており、例えばテキストエディタのようなツールを用いて容易に作成することができる。また、XMLは、WWWの次世代記述言語であり、W3C(World Wide Web Consortium)によって標準仕様が策定が進められている。XMLでは、タグを用いてコンテンツの属性が記述され、属性の記述の仕方に制約はない。
【0004】
HTMLデータの伝送に係る受信装置の構成の一例を図10に示す。通信制御部1001は、取得したいコンテンツデータの指定等に係る入力部1004からの信号に従ってネットワークからHTML文書を受信し、受信したHTML文書を解析部(HTMLパーサ)1003に供給する。解析部1003は、供給されるHTML文書を解釈し、解釈結果を描画部1005に供給する。描画部1005は、解釈結果に基づいて画面イメージを作成する。描画部1005によって作成される画面イメージが出力部1006に供給される。出力部1006は、供給されるデータを表示部(図示せず)に供給する。これにより、画面イメージが表示部に表示される。
【0005】
テキスト形式のHTML/XMLデータは、人間が作成するのには容易であるが、冗長度も高く、データ量が大きくなる傾向がある。このため、特に低速なネットワークでHTMLデータを伝送しようとする場合には、伝送効率の点で不利となる。そこで、WAP(Wireless Application Protocol) フォーラムではXMLデータを無線ネットワークで効率的に伝送するため、WAP Binary XML Content
Format と呼ばれる符号化方式を定めている。
【0006】
WAP Binary XML Content Format では、XMLのタグ、アトリビュートを表す文字列に単一な値を割り当てることで効率的に符号化を行う。この場合、受信側では、符号化されたデータを解釈し、さらに符号化されたXMLデータの構造を解釈した上で内部的なデータを生成する処理を行うことにより、XMLデータを内部処理することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の構成においては、XMLデータの構造を解釈するための処理が受信側でなされるので、受信装置に負担がかかる、受信データを蓄積する処理の効率を高め難い等の問題があった。
【0008】
従って、この発明の目的は、コンテンツデータの配信に係る受信装置にかかる負荷を低減し、また、受信側で配信データをより効率的に蓄積管理することが可能な送信装置および受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
1の発明は、供すべきコンテンツに係るデータを記憶するデータ記憶手段と、
データ記憶手段に記憶されたデータを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する第1の解析手段と、
第1の解析手段によって生成される内部データを伝送可能な形式に変換する符号化手段と、
符号化手段によって生成される符号化データを伝送する第1の伝送手段と、
データ記憶手段に記憶されたデータを伝送する第2の伝送手段と
有する送信装置と、
符号化データを第1の伝送手段から受信する第1の受信手段と、
第1の受信手段によって受信される符号化データを復号化することにより、表示することができる内部データを生成する復号化手段と、
データを第2の伝送手段から受信する第2の受信手段と、
第2の受信手段によって受信されるデータを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する第2の解析手段と、
復号化手段によって復号化された内部データおよび第2の解析手段によって生成された内部データの少なくとも一方を記憶するデータ記憶手段と
を有し、
第2の受信手段がデータを受信した場合には、第2の解析手段によるデータの内部データへの変換およびデータ記憶手段への内部データの記憶を行うようにする受信装置と
からなる送受信システムである。
【0010】
第2の発明は、コンテンツに係るデータを受信する受信装置において、
コンテンツに係るデータを符号化した符号化データを受信する第1の受信手段と、
第1の受信手段によって受信される符号化データを復号化することにより、表示することができる内部データを生成する復号化手段と、
符号化されていないデータを受信する第2の受信手段と、
第2の受信手段によって受信される符号化されていないデータを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する解析手段と、
復号化手段によって復号化された内部データおよび解析手段によって生成された内部データの少なくとも一方を記憶するデータ記憶手段と
を有し、
第2の受信手段がデータを受信した場合には、第2の解析手段によるデータの内部データへの変換およびデータ記憶手段への内部データの記憶を行うようにする受信装置である。
【0011】
以上のような発明によれば、受信装置側で伝送されてきたデータについての解釈を行う必要を無くすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態である、送信装置としての放送局、受信装置としての受信端末を含んでなるデータ送受信システムの構成の一例を図1に示す。情報提供者1011 ,1012 ,‥‥の各々はデータベースを有しており、そのデータベースに、提供するコンテンツのデータ、例えばWWWのページ等を保持する。コンテンツデータはHTMLやXMLで記述される。情報提供者1011 ,1012 ,‥‥は双方向ネットワーク105を介して放送局102、受信端末1031 ,1032 ,‥‥と接続される。情報提供者101は双方向ネットワーク105を介してコンテンツデータ等を受信端末装置1031 ,1032 ,‥‥に提供することが可能とされている。
【0013】
放送局102はデータベースを有しており、そのデータベースに、提供するコンテンツのデータを保持する。放送局102は同報ネットワーク104を介して受信端末1031 ,1032 ,‥‥と接続され、これらの受信端末にコンテンツデータを提供することができる。また、放送局102は、情報提供者101から双方向ネットワーク105或いは専用線を介してコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータを同報ネットワーク104を介して受信端末1031 ,1032 ,‥‥に提供することもできる。
【0014】
受信端末1031 ,1032 ,‥‥は、同報ネットワーク104または双方向ネットワーク105からコンテンツデータを受信し、受信したデータを適宜蓄積した後にCRT等の表示部(図示せず)を介して利用者に提示する。ここで、利用者に提示されるコンテンツデータの形態としては、同報ネットワークを介してリアルタイムに放送されているもの、予め同報ネットワークを介して送られて受信端末1031 ,1032 ,‥‥内の所定のメモリに蓄積されているもの、双方向ネットワーク105を介してオンデマンドにアクセスされるもの等がある。
【0015】
放送局102について、図2を参照して詳細に説明する。コンテンツ記憶部201には、受信端末1031 ,1032 ,‥‥に供給されるべきコンテンツデータが記憶される。また、コンテンツ記憶部201には、情報提供者1011 等から供給されるコンテンツデータが一時的に記憶される場合がある。ここで、コンテンツ記憶部201に記憶されるコンテンツデータは、テキスト形式のXML/HTML文書である。コンテンツ記憶部201へのコンテンツデータの供給は、コンテンツ入力部202によって行われる。また、情報提供者1011 等から双方向ネットワーク105を介してコンテンツ記憶部201に供給される場合も可能とされている。
【0016】
コンテンツ記憶部201は、記憶しているコンテンツデータを解析部203に供給する。解析部203は、供給されるコンテンツデータのデータ構造を解析し、解析結果に応じてコンテンツデータを内部データモデルに変換する。解析部203の出力が符号化部204に供給される。符号化部204は、供給されるデータを伝送されるために好適なデータ形式に変換する。符号化部204の出力は伝送部205に供給される。伝送部205は、供給されるデータを、同報ネットワーク104を介して受信端末1031 ,1032 ,‥‥に供給する。
【0017】
また、コンテンツ記憶部201に記憶されたコンテンツデータは、受信端末1031 ,1032 ,‥‥からの要求に対応して、双方向ネットワーク105を介して受信端末1031 ,1032 ,‥‥に伝送されることも可能とされている。
【0018】
通信制御部206は、双方向ネットワーク105を介してなされる、受信端末1031 ,1032 ,‥‥と放送局102との間の通信を制御する。コンテンツ検索部207は、受信端末1031 ,1032 ,‥‥からの要求に対応するコンテンツデータをコンテンツ記憶部201から検索し、検索したコンテンツデータを受信端末1031 ,1032 ,‥‥に伝送する。このような、コンテンツ記憶部201から特定のコンテンツデータを検索し、検索したコンテンツデータを受信端末1031 ,1032 ,‥‥に伝送する処理は、現時点でWWW上に存在しているコンテンツデータをHTTPによって送信する場合と同様である。
【0019】
また、コンテンツ検索部207は、上述したような処理の他に、検索したコンテンツデータを、解析部203および符号化部204によってなされる所定の伝送符号化処理の結果として生成され、同報ネットワーク104を介して送信される伝送符号と同様の伝送形式に変換し、変換したデータを双方向ネットワーク105を介して伝送する処理を行うことも可能とされている。この伝送形式では、既存のHTTPとは異なるプロトコル処理となる。
【0020】
次に、各受信端末1031 ,1032 ,‥‥の構成の一例を図3に示す。受信部301は、同報ネットワーク104を介して送信されるコンテンツデータを受信し、受信したデータを復号化部302に供給する。復号化部302は、伝送符号化された受信データを復号化し、内部データモデルで表現された解釈済のコンテンツデータを得る。内部データモデルで表現されたコンテンツデータはコンテンツ記憶部303に供給され、記憶される。ここで、コンテンツ記憶部303に記憶されるデータは、図2中のコンテンツ記憶部201に記憶されるコンテンツデータとは異なり、既に解析済みの内部データモデルで表現されたコンテンツデータとなる。
【0021】
一方、入力部304は、ユーザによるコンテンツ選択のための操作結果等に基づいて、コンテンツ記憶部303にコンテンツの閲覧指示を行う。この閲覧指示に従ってコンテンツ記憶部303に記憶されたコンテンツが描画部305に出力される。描画部305は、解釈結果に基づいて画面イメージを作成する。描画部305によって作成される画面イメージが出力部306に供給される。出力部306は、供給されるデータを表示部(図示せず)に供給する。これにより、画面イメージが表示部を介して表示される。
【0022】
また、受信端末1031 ,1032 ,‥‥は、同報ネットワーク104および受信部301を介してコンテンツデータを受信する他に、双方向ネットワーク105から必要なコンテンツデータを受信できるようになされている。双方向ネットワーク105からコンテンツデータを受信する際の通信制御は、通信制御部307によって行われる。双方向ネットワーク105を介して受信されるコンテンツデータは、同報ネットワーク104および受信部301を介して受信されるコンテンツデータと同様に伝送符号化されている。そこで、双方向ネットワーク105を介して受信されるコンテンツデータに対しても、復号化部302による復号化が施される。
【0023】
また、既存のWWWにおけるXML/HTML文書の伝送方式との互換性を重視するため、受信端末1031 ,1032 ,‥‥の構成として図4に示すようなものを用いることも可能である。ここで、受信部401、復号化部402、コンテンツ記憶部403、入力部404、出力部405および通信制御部406は、図3中の受信部301、復号化部302、コンテンツ記憶部303、入力部304、出力部305および通信制御部307とそれぞれ同様の機能を有する。
【0024】
このような構成により、同報ネットワーク104から、受信部401によって受信されるコンテンツデータについては、図3を参照して上述したような処理と同様な処理が行われる。また、既存のテキスト形式によるXML/HTML文書を双方向ネットワーク等を介して通信制御部406から受信する場合には、解析部203と同様の処理を行う解析部407によってテキスト形式の文書を内部データモデルに解析した後、コンテンツ記憶部403に供給し、記憶させる処理がなされる。
【0025】
次に、データ構造の変換について説明する。まず、XML/HTML文書の構造を表すモデルとして,W3Cでは、ドキュメントオブジェクトモデル(Document Object Model:DOMと表記されることもある) というモデルを規定している。以下の説明は、XML文書を伝送する場合を前提として行うが、この発明は、HTML文書を伝送する場合にも適用することができる。ドキュメントオブジェクトモデルにおいては、XML文書は木構造型のデータモデルによって表現される。天気予報データをXMLで記述してなる、XML文書の一例を図5に示す。かかる一例は、501、502のようなデータ部分から構成されている。かかる一例のような構造を有するXML文書が図2中のコンテンツ記憶部201に記憶される。
【0026】
図5に示した一例の文書構造を示す木構造データモデルを図6に示す。601が図5の一例の文書全体に対応し、ノード602、603がそれぞれ、図5中の501、502に対応する。ノード602の下に、例えば「東京」等の都市名を内容とするノード604(city)、例えば「晴」等の本日の天気を内容とするノード605(today)、および例えば「曇」等の明日の天気を内容とするノード606(tomorrow)が関係付けられる。また、ノード603の下にも同様なノードが関係付けられる。これらのノードの名前はXML文書内の要素名に対応する。このような文書の構造は、上述したように解析部203によって解析される。すなわち、図5に示した一例が文書として供給される時には、図6に示すような木構造データモデル(内部データモデル)が生成される。
【0027】
解析部203によって解析された木構造データモデルは、符号化部204によって伝送形式に変換される。これにより、図6に示したような木構造モデルを再構成するのに充分な情報が変換される。変換される伝送形式のデータ構造の一例を図7に示す。図7において、701として示すように、要素名(ノード名)および属性名は、name_tableというテーブルに格納される。702はテーブルのサイズを表す。703はノード名および属性名のテキストを格納する。このようなデータ構造によって、文書中に繰り返し表れる要素名(ノード名)および属性名を効率良く圧縮し符号化することができる。
【0028】
また、木構造データモデル内の各ノードは、nodeという構造に符号化される。nodeの全体的な構造の一例が704に示されている。まず、各ノードに固有な識別番号705が記述される。また、子供ノードの識別番号(706)および隣接する兄弟ノードの識別番号(707)を記述することにより、ノード間の関係が表現される。さらに、ノード名は、name_table710へのインデックス番号708によって示される。各ノードの持つ属性は709、710、711によって表現される。また、ノードの値は文字列712によって表現される。
【0029】
図5に示した文書、すなわち図6に示した木構造データモデルを、図7に示したようなデータ構造に変換した例を図8に示す。801はノード名、属性名のテーブルであり、図5に表れる全ての要素名(ノード名)および属性名を含む。801において、図6の各ノードには識別番号を与える。601には1、602には2、603には3、604には4、605には5、606には6がそれぞれ識別番号として与えられている。ノード間の関係はこの識別番号によって記述される。
【0030】
802は、ノード601を符号化したものである。すなわち、識別番号が1と記述され、識別番号1のノードに対する子供ノードは識別番号2(すなわち図6中の604)であり、識別番号1のノードに対する兄弟のノードは存在しない(null)と記述されている。また、name_idxが1とされ、ノード名はテーブルの1番目すなわち「weatherforcast」であることが表現されている。803は、ノード602を符号化したものである。
【0031】
識別番号2のノードに対する子供ノードは識別番号4であり、識別番号2のノードに対する兄弟ノードは識別番号3である。また、ノード名はテーブル801において2番目に記述されている「weather」である。また、属性を1つ持ち、属性名はテーブル801において3番目に記述されているidであり、その値は「Tokyo」であることを示している。
【0032】
804は、ノード603を符号化したものである。識別番号3のノードの子供は7であり、兄弟ノードは存在しない。また、ノード名はテーブル801において2番目に記述されている「weather」である。また、属性を1つ持ち、属性名はテーブル801において3番目に記述されているidであり、その値はOsakaであることを示している。805は、ノード604を符号化したものである。識別番号4のノードに対応する子供ノードは存在せず、兄弟ノードは識別番号5である。また、ノード名はテーブル801において4番目に記述されている「city」である。また、ノード値は「東京」であることを示している。
【0033】
806は、ノード605を符号化したものである。識別番号5のノードの子供は存在せず、兄弟ノードは識別番号6である。また、ノード名はテーブル801において5番目に記述されているtodayである。また、ノード値は「晴」であることを示している。識別番号が6以降となるノードに関しては、図8においては記載を省略した。
【0034】
node_idに2バイト、name_idxに1バイト、文字列の区切りに1バイト、attr_numに1バイトをそれぞれ割り当てる場合に、図8を参照して上述した一例のデータ量は161バイトと見積もられる。但し、ここでは、例えば全体についての内訳は、ノード801に対して46バイト、ノード802に対して9バイト、ノード803に対して16バイト、ノード804に対して16バイト、ノード805に対して13バイト、ノード806に対して12バイト、および図8においては記載を省略した、図6におけるノード606(tomorrow)、およびノード603に対する3個の子供ノード(city,today,tomorrow)に対して、それぞれ12バイト、13バイト、12バイト、12バイトが割り当てられると見積もることができる。
【0035】
これに対して、図5に示したXML文書のデータ量は219バイト(改行文字含む)である。従って、この一例では219−161=58バイト分のデータ量が低減されることになる。このようなデータ量の低減は、主に以下のような2点によって実現される。(1)801等の所定の箇所においてタグ/属性文字列がテーブル化される。(2)解析済のデータとすることによって例えば</weather>,</city>等の終了タグが不要となる。
【0036】
但し、node_id、child_id、sibiling_idとして所定のバイト数を割り当てる必要があるので、これらのバイト数分だけ元のXML文書よりもデータ量が増えることになるが、そのようなデータ量の増加分よりも、上述した(1)、(2)によるデータ量の低減分の方が大きいと考えられる。このため、一般的には、この発明を適用することによって伝送データ量が削減されると考えられる。
【0037】
受信端末1031 ,1032 ,‥‥は、図8に示したような情報を受信し、受信した情報を復号化部302において復号化することで、図9のようなノード間の構造を復元することができる。ここでは、ノード901が「weatherforcast」であり、ノード901に対する子供ノード902が「weather」である。また、ノード902に対する子供ノード904が「city」である。さらに、ノード904に対する兄弟ノード905が「today」であり、ノード905に対する兄弟ノード906が「tomorrow」である。
【0038】
一方、ノード902に対する兄弟ノード903が「weather」である。このようなノード間の構造は、図6に示したものと等価な木構造を表しており、図5の文書を解釈した内部データモデルである。この内部データモデルを図3中のコンテンツ記憶部303または図4中のコンテンツ記憶部403に記憶し、記憶したデータをユーザに提示する処理を行うことにより、受信側で解釈処理を行なうことなく、コンテンツデータをユーザが利用可能な形式に変換する処理を行うことが可能となる。
【0039】
この発明は、上述したこの発明の一実施形態に限定されるものでは無く、この発明の主旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0040】
【発明の効果】
この発明によれば、受信装置側で受信したデータの解釈を行う必要を無くすことができる。これにより、受信装置にかかる負荷を軽減することが可能となる。
【0041】
また、送信装置内の解釈部で解釈済とされたデータは、元のHTML/XML文書よりもデータ量が小さい等、より効率的なデータ伝送がなされるために好適なものとされている。このため、送信装置における伝送効率の、および受信装置における受信効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるデータ配信システムの一例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態における送信装置の一例を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における受信装置の一例を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態における受信装置の他の例を示すブロック図である。
【図5】XML文書の一例を示す略線図である。
【図6】図5に示したXML文書の文書構造を示す木構造データモデルの一例を示す略線図である。
【図7】この発明の一実施形態における送信装置の一部の構成(符号化部)によって生成される伝送形式のデータ構造の一例を示す略線図である。
【図8】図5に示したXML文書を変換してなる符号化データの一例を示す略線図である。
【図9】図8に示した符号化データに基づいて復元されるデータ構造の一例を示す略線図である。
【図10】従来のデータ配信システムにおける受信装置の構成の一例を示す略線図である。
【符号の説明】
203・・・解析部、302・・・復号化部、303・・・コンテンツ記憶部

Claims (6)

  1. 供すべきコンテンツに係るデータを記憶するデータ記憶手段と、
    上記データ記憶手段に記憶されたデータを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する第1の解析手段と、
    上記第1の解析手段によって生成される上記内部データを伝送可能な形式に変換する符号化手段と、
    上記符号化手段によって生成される符号化データを伝送する第1の伝送手段と、
    上記データ記憶手段に記憶された上記データを伝送する第2の伝送手段と
    有する送信装置と、
    上記符号化データを上記第1の伝送手段から受信する第1の受信手段と、
    上記第1の受信手段によって受信される上記符号化データを復号化することにより、表示することができる内部データを生成する復号化手段と、
    上記データを上記第2の伝送手段から受信する第2の受信手段と、
    上記第2の受信手段によって受信される上記データを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する第2の解析手段と、
    上記復号化手段によって復号化された上記内部データおよび上記第2の解析手段によって生成された上記内部データの少なくとも一方を記憶するデータ記憶手段と
    を有し、
    上記第2の受信手段が上記データを受信した場合には、上記第2の解析手段による上記データの上記内部データへの変換および上記データ記憶手段への該内部データの記憶を行うようにする受信装置と
    からなる送受信システム。
  2. 上記第2の伝送手段は、上記符号化データを伝送し、
    上記第2の受信手段は、上記第2の伝送手段から上記符号化データを受信し、
    上記復合化手段は、上記第2の受信手段によって受信される上記符号化データを復号化する
    請求項1に記載の送受信システム。
  3. 上記第2の伝送手段と上記第2の受信手段とが、双方向ネットワークにより接続される
    請求項2に記載の送受信システム。
  4. 請求項1ないし3において、
    上記提供すべきコンテンツに係るデータは、
    XMLによって記述されたデータであり、
    上記解析手段は、
    上記内部データとして、XMLデータの構造を表したドキュメントオブジェクトモデルに従う内部データを生成す
    送受信システム
  5. コンテンツに係るデータを受信する受信装置において、
    コンテンツに係る上記データを符号化した符号化データを受信する第1の受信手段と、
    上記第1の受信手段によって受信される符号化データを復号化することにより、表示することができる内部データを生成する復号化手段と、
    符号化されていない上記データを受信する第2の受信手段と、
    上記第2の受信手段によって受信される符号化されていない上記データを解釈し、解釈の結果に基づいて所定の形式を有する内部データに変換する解析手段と、
    上記復号化手段によって復号化された上記内部データおよび上記解析手段によって生成された上記内部データの少なくとも一方を記憶するデータ記憶手段と
    を有し、
    上記第2の受信手段が上記データを受信した場合には、上記第2の解析手段による上記データの上記内部データへの変換および上記データ記憶手段への該内部データの記憶を行うようにする
    受信装置。
  6. 請求項5において、
    内部データ記憶手段は、
    上記内部データとして、XMLデータの構造を表したドキュメントオブジェクトモデルに従うデータを記憶する受信装置。
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