JP2001337759A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP2001337759A
JP2001337759A JP2000153797A JP2000153797A JP2001337759A JP 2001337759 A JP2001337759 A JP 2001337759A JP 2000153797 A JP2000153797 A JP 2000153797A JP 2000153797 A JP2000153797 A JP 2000153797A JP 2001337759 A JP2001337759 A JP 2001337759A
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JP2000153797A
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Shinobu Koseki
忍 小関
Masanori Hirota
匡紀 廣田
Kazuhiro Sakasai
一宏 逆井
Masaaki Miura
昌明 三浦
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1076Parity data used in redundant arrays of independent storages, e.g. in RAID systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2211/00Indexing scheme relating to details of data-processing equipment not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00
    • G06F2211/10Indexing scheme relating to G06F11/10
    • G06F2211/1002Indexing scheme relating to G06F11/1076
    • G06F2211/1054Parity-fast hardware, i.e. dedicated fast hardware for RAID systems with parity

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よくパリティ演算及びデータを更新を行
なうことの可能なディスクアレイ装置を提供する。 【解決手段】 第1パリティ演算部及び第2パリティ演
算部におけるパリティ演算は、組となって設けられた第
1DRAM又は第2DRAMから光入出力部を介してデ
ィスクアレイにパリティ演算する分のブロック単位のデ
ータを送信している間に行なう。また、第1DRAMと
第1パリティ演算部との組から出力されるブロック単位
のデータ及びパリティと、第2DRAMと第2パリティ
演算部との組から出力されるブロック単位のデータ及び
パリティとが交互にディスクコントローラに入力される
ように調停回路24により各光入出力部221〜226
切替スイッチの切り替え状態が制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクアレイ装
置に係わり、特に、コンピュータシステムなどにおける
大容量で信頼性の高い記憶装置としてのディスクアレイ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大量の情報を記憶可能な信頼
性の高い装置として、ディスクアレイ装置が提案されて
いる。このディスクアレイ装置は、例えば、図5に示す
ように、通信部62、該通信部62を介して外部装置に
接続されるCPU60、複数のハードディスク641
64n(但し、nは任意の正の整数。)と、これら複数の
ハードディスク641〜64nを制御するディスクコント
ローラ66を備え、CPU60とディスクコントローラ
66とがバス68を介して接続された構成である。
【0003】このような構成のディスクアレイ装置を制
御するシステムとして、RAID(Redundant Array of
Inexpensive Disks)システムが提案されている。このR
AIDシステムは、複数のハードディスクを用いて仮想
的な1つの大容量記憶装置を構成するシステムであり、
大量の情報を複数に分割し複数のハードディスクに分散
させて保存することで、高速な読み書きを実現し、パフ
ォーマンスや信頼性の向上を図るものである。
【0004】RAIDシステムは、分割記憶する方式あ
るいはエラー訂正情報の生成方法によって、大別してR
AID0からRAID5の6つに分類される。これら6
つのRAIDシステムの中でも、RAID1からRAI
D5では、エラー訂正情報も記憶することで、RAID
システムを構成する一部のハードディスクに障害が起こ
っても、データの修復を可能としている。
【0005】6つのRAIDシステムのうちのRAID
5は、図6に示すように、データを論理ブロック単位で
分割し、該分割したデータブロックをそれぞれRAID
5を構成する複数のハードディスクに分散記憶させる
(ストライピング)と共に、該分割したデータブロックか
ら生成した冗長データ(以下、パリティと称す)を各ハー
ドディスクに分散記憶させることにより、1つのハード
ディスクにアクセスが集中することなく、パフォーマン
スの高いシステムを実現している。
【0006】このRAID 5は、ストライピングの効
果によるハードディスク読み出し速度の向上と、ハード
ディスクが故障してもパリティから元のデータを復元で
きるという信頼性の向上、ならびに他のRAID 形式
に比べ、ハードディスク容量を効率的に使えることか
ら、現在広く用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、RAI
D5においてパリティを計算するには分散記憶させた全
てのデータブロック内のデータを用いるために、読み込
みに比べて書き込みに時間がかかる。特に、データ更新
の場合は、複数のハードディスクに分散記憶させた全て
のデータを読み出す必要があるため、問題となってい
る。
【0008】そのため、上記図6の構成のディスクアレ
イ装置において、図7に示すように、高速メモリ(DR
AM)等の書き込みバッファ72、及び該バッファ72
と接続されたパリティ演算用の専用LSI等のエラー訂
正情報生成部70をバスを介して接続する構成のディス
クアレイ装置が提案されている。
【0009】また、特開平11−175262号公報に
は、更なる高速化を目指すために、デュアルポートDR
AMとホスト(外部装置)から入力した情報に基づきエラ
ー訂正情報を生成するパリティ発生器とを備え、外部装
置から入力した情報を一旦デュアルポートDRAMに記
録し、その後ハードディスクに書き込む時に、パリティ
発生器がそのブロック内のデータを傍受してパリティ演
算を行うことにより、パリティ演算にかかるオーバヘッ
ドを減らす技術が提案されている。
【0010】しかしながら、この技術では、外部からの
データ取り込みとパリティ演算を別々に行うために高価
で動作速度の劣るデュアルポートDRAMを使用する必
要がある。また、その実装も複雑な電気配線を伴う。そ
のため、コストに見合った性能が得られないという難点
がある。
【0011】また、特開平8‐1376302号公報に
は、内部に複数の転送バスを設け、それら複数の転送バ
スを独立に動かすことで並列処理を行う技術が提案され
ている。しかしながら、この技術では、複数の電気配線
をコントローラ内部に設けなければならないので、実装
サイズ、配線コスト、あるいは高速伝送を行った時の電
磁ノイズの問題が無視できないという難点がある。
【0012】以上のことから本発明は、効率よくパリテ
ィ演算及びデータ書き込みを行なうことの可能なディス
クアレイ装置を提供することを目的とする。また、高価
で低速なデュアルポートDRAMを用いることなく、効
率よくパリティ演算及びデータ書き込みを行なうことの
可能なディスクアレイ装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明のディスクアレイ装置は、入
力されたデータを電光変換部により信号光に変換し光伝
送媒体を介して伝送すると共に、該光伝送媒体を介して
伝送した信号光を光電変換部によりデータに変換して出
力するデータ伝送手段と、所定単位のデータを該所定単
位よりも小さい複数のブロック単位のデータとして前記
データ伝送手段に入力する入力制御手段と、前記データ
伝送手段から出力された前記入力制御手段からのデータ
を受信して一旦記憶すると共に、記憶したデータを前記
データ伝送手段に入力する複数のメモリと、前記複数の
メモリの各々に対となるように設けられ、対となる前記
メモリが記憶したデータと同一のデータを受信して、前
記所定単位分のブロック単位のデータからエラー訂正情
報を生成すると共に、生成したエラー訂正情報を前記デ
ータ伝送手段に入力する複数のエラー訂正情報生成手段
と、前記メモリからのデータ、及び該メモリと対となる
前記エラー訂正情報生成手段からのエラー訂正情報を記
憶する複数の記憶手段と、前記メモリからのデータ、及
び該メモリと対となる前記エラー訂正情報生成手段から
のエラー訂正情報を前記データ伝送手段を介して受信
し、前記メモリからのデータ、及び該メモリと対となる
前記エラー訂正情報生成手段からのエラー訂正情報をそ
れぞれ異なる記憶手段に振り分けて記憶させる記憶制御
手段と、を備えている。
【0014】請求項1に記載のディスクアレイ装置は、
前記データ伝送手段により入力されたデータを信号光に
変換して伝送するため、前記メモリ及び前記エラー訂正
情報生成手段に同一の信号光を並列して出力することが
可能である。そのため、前記メモリがブロック単位のデ
ータを順にキャッシュして出力している間に、前記エラ
ー訂正情報生成手段が順次入力されるブロック単位のデ
ータを用いてエラー訂正情報を生成することができる。
【0015】すなわち、前記メモリがブロック単位のデ
ータを順にキャッシュして出力している間と、前記エラ
ー訂正情報生成手段がエラー訂正情報を生成する時間と
が重なるので、エラー訂正情報を生成する時間が実質的
に無くなることとなり、その分効率よくパリティ演算及
びデータ書き込みを行なうことができる。
【0016】また、このディスクアレイ装置は、前記メ
モリ、及び、該メモリと対になるように設けられたエラ
ー訂正情報生成手段を複数備えており、これらメモリと
エラー訂正情報生成手段の複数の組が、各々独立して所
定単位のデータの処理を行う。そのため、複数の所定単
位のデータの処理を同時並列して行うことが可能であ
り、より一層効率よくパリティ演算及びデータ書き込み
を行なうことができる。
【0017】さらに、請求項1のディスクアレイ装置
は、記憶制御手段が前記メモリ、及び、該メモリと対に
なるように設けられたエラー訂正情報生成手段から、前
記データ伝送手段に入力された同じ前記所定単位のデー
タによるブロック単位のデータ及びエラー訂正情報が異
なる記憶手段に記憶されるように振り分けて記憶させる
ので、高速な読み書きを行うことができ、パフォーマン
スや信頼性が向上したものとなる。
【0018】また、前記データ伝送手段は、信号光に変
換したデータを光ファイバや光導波路等の光伝送媒体を
介して伝送する構成であるため、ディスクアレイ装置全
体としての構成が簡略化されてコンパクト化できる。ま
た、コスト的に低く押さえることができる。さらに、電
気信号を使用しない分、配線も不要になるので、電磁波
の発生を低く押さえることができる。
【0019】また、異なる方向に進行する複数の信号光
は、光の特性よりお互いに干渉しないので、ブロック単
位のデータを表わす電気信号を信号光に変換し、信号光
を受け渡すように構成することにより、双方向の通信を
同時に行うことが可能である。
【0020】これにより、一つの光伝送媒体の中でマル
チキャスト通信、同時双方向通信、及び同時同方向通信
等のように、複数の信号光の同時通信を行うことがで
き、伝送バンド幅をより一層向上できる。
【0021】なお、光伝送媒体としては、好ましくは、
水平方向に広く、かつ、垂直方向に狭い形状ものを用い
ると良い。このような構成とすることにより、前記電光
変換部から射出された信号光が水平方向に広がって伝播
するので、より広い範囲に信号光を伝達させることがで
き、好ましい。
【0022】すなわち、より広い範囲に信号光を伝達で
きると、前記信号光を受光する前記メモリと前記エラー
訂正情報生成手段との組数をより多く設けることが可能
であり、その分処理能力が向上したディスクアレイ装置
を得ることができる。
【0023】さらに、請求項2に記載したように、前記
電光変換部の光射出側に拡散光学系を備えることによ
り、射出する信号光の広がり角がより一層広くなるので
好ましい。そのような拡散光学系としては、例えば、拡
散板などの拡散部材や、拡散レンズ部材、或いは、複数
のレンズ部材を組み合わせて入射した信号光を拡散させ
る光学特性を備えるようにした組み合わせレンズ部材な
どを適用することができる。
【0024】また、請求項3の発明では、請求項1又は
請求項2に記載のディスクアレイ装置において、前記電
光変換部は、射出する信号光の種類を、入力された電気
信号の種類に応じて性質の異なる複数の光のうちの1つ
に変換可能に構成され、任意のブロック単位のデータを
表わす電気信号の出力時に、前記性質の異なる複数の光
のうちの1つの種類の光を選択して、前記電光変換部に
変換する光の種類及び該光電変換部から射出される信号
光を受光する光電変換部に受光する光の種類を出力する
調停手段をさらに備えるものである。
【0025】すなわち、性質が異なる光はお互いに加算
されるので、それらが交じり合った光を同時に受光して
も、受光側に予め抽出するべき信号光の種類(性質)を指
示しておき、受光側が指示された種類の信号光のみを抽
出するように構成することで、それぞれを分離すること
ができる。
【0026】前記性質の異なる複数の光は、請求項4に
記載したように、各々、強度、波長及び偏光の少なくと
も1つが他の光と異なる光であり、強度、波長及び偏光
のいずれか1つでも異なると他の光と分離することが可
能である。例えば、本発明者らが開示した特開平11‐
196069号公報には、複数の光通信を、光の強度を
変えることで同じ伝送路を用いて同時に実行する技術が
開示されており、このような技術を利用することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスクアレイ装
置の実施の形態について説明する。図1に示すように、
本実施の形態のディスクアレイ装置は、RAID5の適
用に適した装置であり、大別して、CPU10、通信部
12、複数のハードディスク141〜14n (但し、nは
ディスクアレイ装置に設けられたハードディスク数であ
り、任意の正の整数) 、ディスクコントローラ16、光
伝送部20、第1光入出力部221〜第6光入出力部2
6、調停回路24、第1パリティ演算部30a、第2
パリティ演算部30b、高速メモリである第1DRAM
32a、第2DRAM32b、第1ダイレクトメモリア
クセスコントローラ(以下、DMACと称す)31a、
及び第2DMAC31bから構成されている。
【0028】なお、CPU10は本発明の入力制御手段
に相当し、ディスクコントローラ16は本発明の記憶制
御手段に相当し、複数のハードディスク141〜14n
本発明の複数の記憶手段に相当し、第1光入出力部22
1〜第6光入出力部226及び光伝送部20は本発明のデ
ータ伝送手段に相当し、第1パリティ演算部30a及び
第2パリティ演算部30bは本発明のエラー訂正情報生
成手段に相当し、第1DRAM32a及び第2DRAM
32bは本発明のメモリに相当し、調停回路24は、本
発明の調停手段に相当する。さらに、第1光入出力部2
1〜第6光入出力部226は本発明の電光変換部及び光
電変換部に相当し、光伝送部20は本発明の光伝送媒体
に相当する。
【0029】通信部12には、所定のデータが、ホスト
コンピュータなどの外部機器から入力される。通信部1
2は、入力されたデータをCPU10に出力すると共
に、CPU10から入力されるデータをホストコンピュ
ータなどの外部機器に出力する。
【0030】CPU10は、ROM、RAMを備え、各
種プログラムおよび制御データなど格納し、ディスクア
レイ装置の各種制御を行なうと共に、例えば、図4
(A)に示すように通信部12を介して入力されたデー
タを、例えば、図4(B)に示すようにブロック単位の
データ毎に並び替えて第1光入出力部221に出力す
る。また、第1光入出力部221から入力されたブロッ
ク単位のデータを通信部12に出力する。
【0031】第1光入出力部221は、CPU10から
入力されたデータを光信号に変換して光伝送部20に出
力すると共に、光伝送部20入力されたデータをCPU
10に出力する。ここで、第1光入出力部221の構成
について説明する。
【0032】図2に示すように、第1光入出力部221
は、切替スイッチ40、多値変換部42、レーザダイオ
ードドライバ(以下、LDDと称す)44、レーザダイオ
ード(以下、LDと称す)46、拡散板48、フォトダイ
オード(以下、PDと称す)50、増幅部(以下、AMP
と称す)52、及び多値認識部54から構成されてい
る。なお、拡散板48は本発明の拡散部材に相当する。
【0033】また、多値変換部42、LDD44、LD
46、及び拡散板48は、光出力部を構成し、PD5
0、AMP52、及び多値認識部54は受光部を構成す
る。
【0034】切替スイッチ40は、後述する調停回路2
4からの指示に基づいて光出力部側と受光部側との接続
を切り替える。すなわち、CPU10からの電気信号を
光信号に変換して光伝送部20に出力する場合は光出力
部側に接続を切り替えると共に、光伝送部20からの光
信号を電気信号に変換してCPU10に出力する場合は
受光部側に接続を切り替える。
【0035】従って、外部から入力された電気信号を光
信号に変換して光伝送部20に出力する場合、切替スイ
ッチ40により光出力部側に接続が切り替えられるの
で、外部から入力された電気信号は多値変換部42に入
力される。
【0036】多値変換部42は、外部から入力された電
気信号を多値化してLDD44に出力する。LDD44
は、入力された多値化信号に応じた駆動信号をLD46
に出力する。LD46は入力された駆動信号に応じた強
度変換された光を信号光として射出し、LD46の発光
側に設けられた拡散板48がこの信号光を拡散して光伝
送部20内に伝播させる。
【0037】一方、光伝送部20からの光信号を電気信
号に変換して外部に出力する場合、光伝送部20内を伝
播して入力された信号光はPD50に入射する。PD5
0は信号光を受光して電気信号に変換し、AMP52に
出力する。AMP52は、PD50からの電気信号を増
幅して多値認識部54に出力する。多値認識部54は、
入力された電気信号の中から必要な信号のみ抽出して切
替スイッチ40に出力する。切替スイッチ40は、多値
認識部54から入力された電気信号をCPU10に出力
する。
【0038】光伝送部20は、略矩形状の光伝送媒体よ
り構成されている。光伝送媒体は、樹脂材料などからな
るスラブ状の光導波路であり、図3(C)に示すよう
に、一定の屈折率を持ったコア34と、コア34の外周
に設けられ、コア34よりも屈折率の低いクラッド36
とから構成されている。
【0039】本実施の形態では、光伝送部20は、図3
(A)及び図3(B)に示すように、水平方向に広く、
垂直方向に狭い形状とされている。そのため、光伝送部
20内を伝播する信号光は、伝播中に進行方向にその径
が自然に広がるので、対向面である受信側の広い面積に
わたって信号光が到達することとなり、多くの受光部で
受光することが可能である。なお、本実施の形態では、
光出力部の光出力側に拡散板を設けているため、より一
層光が広がって受信側に到達するため、より多くの受光
部で受光することを可能としている。
【0040】光伝送部20の第1光入出力部221と対
向する面側には、第2光入出力部222〜第5光入出力
部225の4つの光入出力部が設けられている。
【0041】第2光入出力部222は第1パリティ演算
部30aと接続され、第3光入出力部223は第2パリ
ティ演算部30bと接続され、第4光入出力部224
第1DRAM32aと接続され、及び第5光入出力部2
5は第2DRAM32bとそれぞれ接続されている。
【0042】第2光入出力部222〜第5光入出力部2
5の構成は、上述した第1光入出力部221において、
CPU10の代わりに第1パリティ演算部30a、第2
パリティ演算部30b、第1DRAM32a及び第2D
RAM32bのいずれか1つが接続された点が異なるだ
けで、その他は同様の構成であるので詳細な説明は省略
する。なお、第1光入出力部221と同じ側に設けられ
た第6光入出力部226についても同様に、CPU10
の代わりにディスクコントローラ16が接続された点が
異なるだけで、その他は同様の構成であるので詳細な説
明は省略する。
【0043】これら第1光入出力部221〜第6光入出
力部226は、それぞれ調停回路24により信号光の受
光状態又は信号光の射出状態が制御されている。調停回
路24は、CPU10、ディスクコントローラ16、第
1光入出力部221〜第6光入出力部226と接続されて
おり、CPU10及びディスクコントローラ16からの
指示に基づいて、第1光入出力部221〜第6光入出力
部226のそれぞれについて切替スイッチ40を切り替
えて受光状態又は信号光射出状態の切り替えを行なう。
【0044】すなわち、第1光入出力部221から出力
された信号光は、光伝送部20内を伝播して第2光入出
力部222〜第5光入出力部225に到達する。第2光入
出力部222〜第5光入出力部225のうち、調停回路2
4により第2光入出力部22 2及び第4光入出力部2
4、第3光入出力部223及び第5光入出力部225
それぞれ対となって同じ状態となるように制御されてい
る。
【0045】そのため、第2光入出力部222と接続す
る第1パリティ演算部30a及び第4光入出力部224
と接続する第1DRAM32aにブロック単位の同じデ
ータが入力されると共に、第3光入出力部223と接続
する第2パリティ演算部30bと第5光入出力部225
と接続する第2DRAM32bにブロック単位の同じデ
ータが入力されることとなる。
【0046】従って、第1光入出力部221から出力さ
れた信号光は、光伝送部20内を伝播して第2光入出力
部222〜第5光入出力部225に到達し、第2光入出力
部222と第4光入出力部224、又は、第3光入出力部
223と第5光入出力部225とのいずれかの組により受
光される。
【0047】第4光入出力部224と接続する第1DR
AM32a及び第5光入出力部225と接続する第2D
RAM32bは、それぞれ入力されたブロック単位のデ
ータをキャッシュとして一旦記録し、再び第4光入出力
部224又は第5光入出力部225に出力して光信号に変
換して光伝送部20に射出する。このときのデータの出
力は、第1DMAC31a又は第2DMAC31bによ
り制御されており、第1DMAC31a又は第2DMA
C31bからの指示に基づいてキャッシュしたデータを
CPUを介さずに直接第6光入出力部226に出力す
る。
【0048】なお、第1DRAM32a及び第2DRA
M32bに格納されたデータは、一般的なディスクキャ
ッシュとして使うことが可能であり、読み出し要求にヒ
ットすれば第1DRAM32a又は第2DRAM32b
から直接データ出力することが可能である。従ってより
高速アクセスを実現できる。
【0049】また、第1パリティ演算部30a及び第2
パリティ演算部30bにおけるパリティ演算は、組とな
って設けられた第1DRAM32a又は第2DRAM3
2bから第6光入出力部226にブロック単位のデータ
を送信している間に行なう。
【0050】例えば、図4(C)及び図4(G)に示す
ように、第1DRAM32aが1つのブロック単位のデ
ータであるデータAを構成するブロック単位のデータA
1、A2、及びA3を第6光入出力部226に出力して
いる間に、図4(D)に示すように、データAのパリテ
ィPAを演算し、図4(G)に示すように、第1DRA
M32aがA3を第6光入出力部226に出力した後に
演算したデータAのパリティPAを第6光入出力部22
6に出力する。第2パリティ演算部30bも同様にパリ
ティ演算を行なう。
【0051】光伝送部20内に射出された信号光は、対
向面側に設けられた第6光入出力部226により受光さ
れて電気信号に変換され、ディスクコントローラ16に
出力される。なお、第5光入出力部225と接続する第
2DRAM32bも同様であるので説明は省略する。
【0052】また、本実施の形態では、例えば、図4
(G)に示すように、第1DRAM32aと第1パリテ
ィ演算部30aとの組から出力されるブロック単位のデ
ータ及びパリティと、第2DRAM32bと第2パリテ
ィ演算部30bとの組から出力されるブロック単位のデ
ータ及びパリティとが交互にディスクコントローラ16
に入力されるように調停回路24により各光入出力部2
1〜226の切替スイッチ40の切り替え状態が制御さ
れている。
【0053】すなわち、データAの記録作業を行ってい
る間に、光伝送部20の同時同方向通信機能を用いて、
次のブロック単位のデータであるデータBの記録作業を
並行して行うことができる。図4(E)に示すように、
CPU10が第1DRAM32aにデータを送った直後
から、第2DRAM32bに対してデータBのデータ送
信を開始している。このとき、マルチキャスト通信によ
り同じデータが第2パリティ演算部30bにも送信さ
れ、データBのパリティ演算が行なわれる。図4(G)
に示すように、データAの記憶装置への書き込みが終了
した後に、データBのデータとデータBのパリティPB
を送信する。
【0054】さらに、このデータBの記録作業を行って
いる間に、データAの記録作業の終了した第1DRAM
32aを利用して、データAの記録作業と同様にして、
次のブロック単位のデータCの記録作業に入ることがで
きる。
【0055】ディスクコントローラ16は、入力された
ブロック単位のデータ及びパリティを、複数のハードデ
ィスク141〜14nに振り分けて出力する。これによ
り、各ハードディスク141〜14nはそれぞれ異なる所
定単位のデータが1つずつ記憶されることになる。
【0056】このように、本実施の形態では光伝送部2
0の多重通信を利用して2組のDRAM及びパリティ演
算部の組を交互に使うことで、パリティ演算にかかる時
間を実質的に隠して、ロスタイムを少なくして効率のよ
いRAID書き込み動作が可能であり、より高速な信号
の受け渡しを実現できる。従って、かねてより問題であ
ったRAID5の書き込みにおけるペナルティを減らす
ことが可能である。
【0057】さらに、高価で低速なデュアルポートDR
AMではなく、汎用DRAMを使うことができるので、
低価格で高速動作が実現する。また、内部に光接続を使
ったことにより、装置のコンパクト化、配線数が少ない
ため、電磁ノイズを低減することができる。
【0058】なお、本実施の形態では、DRAM及びパ
リティ演算部の組を2組としたが本発明は、2組に限定
されるものではなく、3組や4組などの複数組備える構
成とすることができる。この場合、ディスクコントロー
ラと該ディスクコントローラと接続する光入出力部との
組を複数設け、信号を並列して受け取り、並列してハー
ドディスクに記録を行なわせるように構成することも可
能である。
【0059】また、本実施の形態では、光伝送部20を
略矩形状としているが、本発明はこの形状に限定される
物ではなく、例えば、略円柱状、や略多角柱状など目的
に応じて適宜変更することができる。
【0060】さらに、本実施の形態では、CPU10か
らのデータを出力する光入出力部を1つ設ける構成につ
いて説明したが、本発明は、この構成に限定するもので
はない。例えば、CPU10からのデータを出力する光
入出力部を複数設け、受信側の光入出力部に予め送信す
る信号の情報を指示しておくことにより、各受信側の光
入出力部は、受けるべき信号が発信された時のみ動作し
て、必要な情報を受信するように構成することが可能で
ある。この時、複数の光出力部に対して信号を送信する
情報が伝われば、一つの信号を複数のポートにマルチキ
ャスト通信することが可能である。
【0061】なお、例えば、第1光入出力部221から
出力された信号光と第3光入出力部223から出力され
た信号光のように、対向する側面又は異なる側面等の異
なる端面から射出されて異なる方向に進行する複数の信
号光は、光の特性よりお互いに干渉しないので、双方向
の通信を同時に行うことができる。
【0062】さらに、第2光入出力部222から出力さ
れた信号光と第4光入出力部224から出力された信号
光のように、同方向に進行する光であっても、波長や強
度や偏光などといった性質が異なる光はお互いに加算さ
れるので、それらが交じり合った光を同時に受光して
も、受光側に予め抽出するべき信号光の種類を指示して
おき、受光側が指示された種類の信号光のみを抽出する
ように構成することで、それぞれを分離することができ
る。
【0063】従って、本実施の形態のディスクアレイ装
置では、一つの伝送路の中でマルチキャスト通信、同時
双方向通信、及び同時同方向通信等のように、複数の信
号光の同時通信を行うことができるので、伝送バンド幅
をより一層向上できる。
【0064】なお、本実施の形態のディスクアレイ装置
は、RAID5の適用に適した装置であるが、RAID
3などのようにその他のパリティ演算を行なう記憶シス
テムにも適用することが可能である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
効率よくパリティ演算及びデータ書き込みを行なうこと
ができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクアレイ装置の概
略構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した第1光入出力手段の概略構成を説
明するブロック図である。
【図3】図3(A)は図1に示した光伝送部の概略構成
を説明する斜視図であり、図3(B)は図1に示した光
伝送部の上面図であり、図3(C)は図3(B)のA−
A線断面図である。
【図4】図1のディスクアレイ装置におけるブロック単
位のデータの伝送動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図5】従来のディスクアレイ装置の概略構成を説明す
るブロック図である。
【図6】従来のディスクアレイ装置におけるRAID5
を適用した場合のデータの記憶方法を説明する説明図で
ある。
【図7】従来の別のディスクアレイ装置の概略構成を説
明するブロック図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 通信部 141〜14n ハードディスク 16 ディスクコントローラ 20 光伝送部 221〜226 光入出力部 24 調停回路 30a 第1パリティ演算部 30b 第2パリティ演算部 31a 第1DMAC 31b 第2DMAC 32a 第1DRAM 32b 第2DRAM 34 コア 36 クラッド 40 切替スイッチ 42 多値変換部 44 レーザダイオードドライバ(LDD) 46 レーザダイオード(LD) 48 拡散板 50 フォトダイオード(PD) 52 増幅部(AMP) 54 多値認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/02 501 G11B 19/02 501F 20/18 544 20/18 544Z 570 570Z (72)発明者 逆井 一宏 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 三浦 昌明 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EA04 EB05 5B018 GA02 HA04 HA12 MA12 5B065 BA01 CA30 CC08 EA03 5D066 BA02 BA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータを電光変換部により信
    号光に変換し光伝送媒体を介して伝送すると共に、該光
    伝送媒体を介して伝送した信号光を光電変換部によりデ
    ータに変換して出力するデータ伝送手段と、 所定単位のデータを該所定単位よりも小さい複数のブロ
    ック単位のデータとして前記データ伝送手段に入力する
    入力制御手段と、 前記データ伝送手段から出力された前記入力制御手段か
    らのデータを受信して一旦記憶すると共に、記憶したデ
    ータを前記データ伝送手段に入力する複数のメモリと、 前記複数のメモリの各々に対となるように設けられ、対
    となる前記メモリが記憶したデータと同一のデータを受
    信して、前記所定単位分のブロック単位のデータからエ
    ラー訂正情報を生成すると共に、生成したエラー訂正情
    報を前記データ伝送手段に入力する複数のエラー訂正情
    報生成手段と、 前記メモリからのデータ、及び該メモリと対となる前記
    エラー訂正情報生成手段からのエラー訂正情報を記憶す
    る複数の記憶手段と、 前記メモリからのデータ、及び該メモリと対となる前記
    エラー訂正情報生成手段からのエラー訂正情報を前記デ
    ータ伝送手段を介して受信し、前記メモリからのデー
    タ、及び該メモリと対となる前記エラー訂正情報生成手
    段からのエラー訂正情報をそれぞれ異なる記憶手段に振
    り分けて記憶させる記憶制御手段と、 を備えたディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記電光変換部は、光射出側に拡散光学
    系を備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    アレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記電光変換部は、射出する信号光の種
    類を、入力された電気信号の種類に応じて性質の異なる
    複数の光のうちの1つに変換可能に構成され、 任意のブロック単位のデータを表わす電気信号の出力時
    に、前記性質の異なる複数の光のうちの1つの種類の光
    を選択して、前記電光変換部に変換する光の種類及び該
    光電変換部から射出される信号光を受光する光電変換部
    に受光する光の種類を出力する調停手段を備えている請
    求項1又は請求項2に記載のディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記性質の異なる複数の光は、各々、強
    度、波長及び偏光の少なくとも1つが他の光と異なるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のディスクアレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128940A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 記憶装置及び記憶システム
US9311181B2 (en) 2012-11-15 2016-04-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory controller changing partial data in memory device and method for changing partial data thereof

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