JP2001336852A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001336852A
JP2001336852A JP2000164755A JP2000164755A JP2001336852A JP 2001336852 A JP2001336852 A JP 2001336852A JP 2000164755 A JP2000164755 A JP 2000164755A JP 2000164755 A JP2000164755 A JP 2000164755A JP 2001336852 A JP2001336852 A JP 2001336852A
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compressor
control valve
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flow control
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JP2000164755A
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Junichiro Tezuka
純一郎 手塚
Toshiyuki Hojo
俊幸 北條
Masaharu Imagawa
雅晴 今川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の吐出側から蓄熱槽に分岐して流れる
ガスバイパス流量を制御して蓄熱を有功に使用し、消費
電力の平準化を図れる空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機1、室外熱交換器3及び室内熱交
換器11を冷媒配管で接続する回路と、室外熱交換器3
の出口側で蓄熱槽熱交換器8を介して室内熱交換器11
から圧縮機1に戻る回路と、圧縮機1の出口側で分岐し
流量制御弁12を介して蓄熱槽熱交換器8の入口側に結
合するバイパス回路とを蓄えた空気調和機において、空
調負荷検出手段15と、空調負荷信号15により流量制
御弁12の開度を決定する流量制御弁制御部17と、流
量制御弁12を駆動する流量制御弁駆動手段16とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱槽に蓄えた蓄
熱を使用して冷房運転を行う蓄熱式の空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蓄熱式空気調和機は、夜間の安い電力を
使用して蓄熱槽に蓄熱(一般には氷の状態で蓄熱)し、
昼間の冷房運転時に蓄熱槽に蓄えた蓄熱を使用して冷房
運転を行うものである。
【0003】従来の蓄熱式空気調和機に、例えば特開平
06−147677号公報に記載されるものがある。こ
の空気調和機は、圧縮機から吐出される圧縮ガス冷媒を
室外熱交換器とは並行にバイパスして流すためのガスバ
イパス回路を設けている。このガスバイパス回路を設け
ることにより、蓄熱槽に蓄えられた蓄熱を使用する冷房
運転時には、室外熱交換器と蓄熱槽の蓄熱熱交換器との
両方でガス冷媒を凝縮している。すなわち、液冷媒を蓄
熱熱交換器でさらに過冷却し、この過冷却された液冷媒
を冷房に用いるものである。この方式は、室外熱交換器
と蓄熱熱交換器との両方でガス冷媒を凝縮するため、室
外熱交換器のみで凝縮する場合に比べ、凝縮圧力が低下
して圧縮機の負荷が減り、結果として消費電力を低減す
ることができる。
【0004】また、例えば特開平2000-35255
号公報に記載されるものがある。この空気調和機は、圧
縮機からの圧縮ガス冷媒を蓄熱熱交換器で凝縮および過
冷却をし、この過冷却された液冷媒を冷房に用いるもの
である。この方式は、蓄熱槽に蓄えた蓄熱と熱交換する
ため、室外熱交換器を使って外気と熱交換する冷房運転
よりもさらに低い凝縮圧力で運転することができ、圧縮
機の負荷が減り、同様に消費電力を低減することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はいずれ
も、消費電力を低減することを目的とするものであっ
て、蓄熱槽内に蓄えられた蓄熱量の消費量が増加するも
のの、蓄熱量を有効に使って効率の良い冷房運転をでき
るように配慮されているとは、必ずしもいい難い。
【0006】たとえば、室外熱交換器と蓄熱熱交換器と
の両方でガス冷媒を凝縮して冷房運転を行う場合、図7
の運転パターンに示すように、室外熱交換器のみでガス
冷媒を凝縮する運転と比較すると消費電力を低減するこ
とはできるが、蓄熱使用率を固定し、かつ当日の負荷が
前日までの負荷より大きい高負荷日の場合には、冷房運
転の途中で夜間に作った蓄熱量を使い切ってしまい、以
降の運転では蓄熱を使用できない場合が生じる。蓄熱を
使用できない運転で必要能力をだすため、圧縮機の周波
数(回転数)を増やさざるを得ず、このため太実線で示
すように消費電力は顕著に増加する。すなわち、圧縮機
の最大電力が大幅にアップし、蓄熱を使用する冷房運転
の効果を十分に発揮しているとはいい難い。
【0007】また、室外熱交換器と蓄熱熱交換器との両
方でガス冷媒を凝縮して冷房運転を行う場合、図8の運
転パターンに示すように、朝方及び夕方などの空調負荷
が所定の負荷(二点鎖線で示す)より小さい時間帯に、
室外熱交換器と蓄熱熱交換器との両方でガス冷媒を凝縮
する冷房運転を行うため必要以上に蓄熱量を消費し、空
調負荷の大きな時間帯に消費電力がアップして最大電力
が発生する、という好ましくない運転パターンとなる。
【0008】さらに、蓄熱熱交換器のみでガス冷媒を凝
縮および過冷却する方式では、蓄熱槽の温度に比較して
外気温度が十分高い場合、凝縮圧力を大幅に低減できる
ので消費電力を低減でき効果はあるが、外気温度が低く
なると、室外熱交換器と蓄熱熱交換器との両方でガス冷
媒を凝縮する運転方式に凝縮圧力が近くなり、消費電力
を大きく低減させることはできなくなる。一方、この場
合でも単位時間あたりの蓄熱の消費量は大きく、同様
に、必ずしも効率が良いとはいい難い。
【0009】本発明の目的は、空調負荷、外気温度もし
くは前回の蓄熱使用量をもとに、圧縮機の吐出側から蓄
熱槽に分岐して流れるガスバイパス流量を制御すること
で蓄熱を有功に使用し、消費電力の平準化を図れる空気
調和機を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、蓄熱が冷房運
転の途中でなくなった場合でも、圧縮機の周波数を制限
することで最大電力のアップを防ぐことのできる空気調
和機を提供することにある。
【0011】また、本発明のさらに他の目的は、ガスバ
イパス流量の制御を行うための外部入力手段を設けたこ
とで、蓄熱の使用に柔軟性を持たせることができる空気
調和機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気調和機に係る発明の構成は、圧縮機、
室外熱交換器及び室内熱交換器を冷媒配管で接続する回
路と、前記室外熱交換器の出口側で蓄熱槽熱交換器を介
して室内熱交換器から圧縮機に戻る回路と、前記圧縮機
の出口側で分岐し流量制御弁を介して前記蓄熱槽熱交換
器の入口側に結合するバイパス回路とを蓄えた空気調和
機において、空調負荷検出手段と、この空調負荷検出手
段によって検出された空調負荷信号により前記流量制御
弁の開度を決定する流量制御弁制御部と、この流量制御
弁制御部からの信号によって前記流量制御弁を駆動する
流量制御弁駆動手段とを設けるものである。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の空気
調和機に係る他の発明の構成は、空調負荷検出手段と、
この空調負荷検出手段によって検出された空調負荷信号
により前記流量制御弁の開度を決定する流量制御弁制御
部と、この流量制御弁制御部からの信号によって前記流
量制御弁を駆動する流量制御弁駆動手段と、蓄熱槽の蓄
熱量を検出する蓄熱量検出手段とを設け蓄熱量検出手段
が蓄熱槽の蓄熱量を検出し流量制御弁制御部に送信して
不足と判断された場合、流量制御弁制御部において空調
負荷の大きさを判断する基準値を今回の値よりも次回の
値を大きく再設定するるものである。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の空気
調和機に係るさらに他の発明の構成は、圧縮機、室外熱
交換器及び室内熱交換器を冷媒配管で接続する回路と、
前記室外熱交換器の出口側で蓄熱槽熱交換器を介して室
内熱交換器から圧縮機に戻る回路と、前記圧縮機の出口
側で分岐し流量制御弁を介して前記蓄熱槽熱交換器の入
口側に結合するバイパス回路とを備え、室外熱交換器の
出口側と蓄熱槽熱交換器の入口との間に電磁開閉弁をも
つ空気調和機において外気温度検出手段と、この外気温
度検出手段によって検出された外気温度により前記電磁
開閉弁の開閉を決める電磁開閉弁制御部と、この電磁開
閉弁制御部から信号によって電磁開閉弁を開閉駆動する
電磁開閉弁駆動手段とを設けるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の実施例の冷凍サイ
クル系統図である。本実施例の冷凍サイクル系統は、概
して室外機A、蓄熱器B、室内機Cおよび制御装置Dか
ら構成されている。
【0016】室外機Aは、圧縮機1、四方弁2、冷房運
転時に凝縮器として作用する室外熱交換器3、室外流量
制御弁4、受液器5、アキュムレータ6、ガスバイパス
流量制御弁12で構成される。蓄熱器Bは、第1の開閉
弁7、蓄熱槽熱交換器8、蓄熱槽9で構成されている。
室内機Cは、減圧装置として作用する室内流量制御弁1
0、冷房運転時に蒸発器として作用する室内熱交換器1
1で構成されている。これら室外機A、蓄熱器B、室内
機Cの構成要素は冷媒配管で接続されている。図1では
室内機Cを2台で示しているが、1台であっても3台で
あってもよい。
【0017】次に、蓄熱を使用した冷房運転における本
実施例の空気調和機の動作について順に説明する。蓄熱
を使用した冷房運転時、圧縮機1から吐出された高温高
圧のガス冷媒は四方弁2を介して送給され、室外熱交換
器3で凝縮して液冷媒になる。この液冷媒は全開の室外
流量制御弁4を通り、受液器5に溜められ、そこから室
外機Aを出て蓄熱器Bに向かう。一方、圧縮機1の吐出
側からガスバイパス流量制御弁12を介して分流したガ
ス冷媒は、蓄熱器Bの手前で受液器5からでた液冷媒と
合流し、気液2相流となり蓄熱槽熱交換器8に入る。な
お、電磁開閉弁7は閉状態にある。
【0018】蓄熱槽熱交換器8で、気液2相流は蓄熱槽
9に予め蓄熱されている低温の蓄熱媒体と熱交換して凝
縮、過冷却される。過冷却された液冷媒は、蓄熱器Bを
出て室内機Cに流入する。室内機Cに流入した液冷媒は
減圧装置として作用する室内流量制御弁10で減圧さ
れ、蒸発器として作用する室内熱交換器11で蒸発し、
室内空気を冷却する。蒸発したガス冷媒は室内機C、室
外機Aを接続する戻りの冷媒配管回路を介して、室外機
A内の四方弁2、アキュムレータ6を介して圧縮機1に
吸入される。
【0019】なお、前記ガスバイパス流量制御弁12
は、図2に示すように、2個の電磁開閉弁12a,12
bを組み合せたものであってもよい。
【0020】図3は、制御フロー図である。同図に示す
ように、室外機Aの圧縮機1からバイパス回路を経由し
て蓄熱槽熱交換器8に送給されるガス冷媒の流量は、ガ
スバイパス流量制御弁12によって制御される。すなわ
ち、空調負荷検出手段15としての電流検出器により検
出された電流値(測定値)が、流量制御弁制御部17に
おいて基準値に対し大きいか小さいか比較される。基準
値よりも大きい場合は、空調負荷が大きいと判断されて
流量制御弁駆動手段16によりガスバイパス流量制御弁
12がより大きく開かれ、バイパス回路を流れるガス冷
媒の流量を増やす。かくして蓄熱熱交換器8にガス比率
の大きな2相冷媒が流入し、蓄熱の使用量が増える。一
方、吐出圧力が低下するので消費電力が減る。つまり、
図7、図8に示すような最大電力のアップを防ぐことが
できる。
【0021】また、電流値(測定値)が基準値よりも小
さい場合は空調負荷が小さいと判断され、流量制御弁駆
動手段16によりガスバイパス流量制御弁12をより閉
じてバイパス回路を流れるガス冷媒の流量を減らす。か
くして蓄熱槽熱交換器8には、液冷媒またはガス比率の
小さな2相冷媒が流入し、吐出圧力が上昇して消費電力
が増える。一方、蓄熱の使用量は減少する。吐出圧力が
上昇することによって消費電力が増えるが、空調負荷が
小さい場合には圧縮機1の消費電力も小さいので、平均
的な電力以上よりアップすることはなく(もしくは平均
的な消費電力に近い電力にし)、消費電力が平準化され
る。
【0022】要するに、図5の運転パターンに示すよう
に、負荷の大きい時には蓄熱の使用量を多くして消費電
力が増えることを防ぎ、また、負荷が小さい場合には、
蓄熱の使用量を少なくして消費電力を増やす。つまり、
空調負荷の大小によって蓄熱槽熱交換器8に流入するバ
イパスガス冷媒量を調整することで消費電力の増加を防
ぎ、負荷が小さい場合は、蓄熱の使用量を少なくして消
費電力量を増大させて平均的な消費電力に近ずける。し
たがって、消費電力量は終始一定に保たれ、最大電力が
アップすることによる弊害(たとえば設備の大型化、消
費ピーク電力の増大、電力料金のアップ)がなくなる。
【0023】なお、本実施例では空調負荷検出手段15
に電流検出器を使用しているが、圧縮機1の吐出圧力を
検知する圧力検出器であってもよい。
【0024】図4は、本発明の空気調和機に係る他の実
施例の制御フロー図を示す。本実施例は、図1に示すよ
うに、冷房運転中に蓄熱槽9の蓄熱量を検出する蓄熱量
検出手段18(たとえば蓄熱槽9の水温、水位などによ
り検出)を使用するものである。蓄熱槽9の蓄熱量を検
出し、これを流量制御弁制御部17に送信して不足と判
断された場合、流量制御弁制御部17において空調負荷
の大きさを判断する基準値を今回(当日)の値よりも次
回(たとえば翌日)運転時の値を大きく再設定するもの
で、具体的には、蓄熱使用率を低く設定する。
【0025】これにより、今回と次回との空調負荷が同
一の場合でも、流量制御弁開度をより閉じてバイパス回
路を流れるガス冷媒の流量を減らし、使用される蓄熱量
を減らすことにより次回の冷房運転において終始蓄熱を
使用した運転が可能となる。
【0026】また、次のようにすることもできる。
【0027】すなわち、冷房運転中に蓄熱槽9の蓄熱量
が不足である、すなわち冷房運転中を蓄熱を利用して運
転することは不可能と判断された場合、その検出信号を
可変速式圧縮機の回転数をきめる圧縮機回転数制御部
(図示せず)に送信する。これにより、電流検出器によ
り検出される電流値が、それまでの運転電流値より小さ
くなるよう可変速式圧縮機の運転周波数を低くして運転
を行うようにする。したがって、蓄熱量が不足した後の
冷房運転においても圧縮機の周波数(回転数)が増大
し、消費電力が増大する、という問題を回避することが
できる。
【0028】図6は、本発明の空気調和機に係るさらに
他の実施例の冷凍サイクル系統図である。本実施例の冷
凍サイクル系統において、図1に示す実施例と異なる点
は、蓄熱器Bの蓄熱槽熱交換器8の入口と、室外機Aの
受液器5とを接続する配管に介在する電磁開閉弁20
と、この電磁開閉弁20を駆動するための電磁開閉弁駆
動手段21と、外気温度を検出するための外気温度検出
手段22と、検出された外気温度によって電磁開閉弁駆
動手段21に信号を送信して電磁開閉弁20の開閉を制
御する電磁開閉弁制御部23とを設けた点にある。
【0029】さらに、電磁開閉弁20の開閉時刻を設定
することができるように外部入力手段24と、この外部
入力手段24に開閉時刻を入力可能なように外部入力専
用端末25を設けた点にある。
【0030】次に、本実施例の冷房運転時の動作につい
て説明する。蓄熱を使用した冷房運転時は、外気温度検
知手段22により外気温度を検出し、電磁開閉弁制御部
23で外気温度が高いと判断された場合は、電磁開閉弁
駆動手段24を介して電磁開閉弁13をより閉じ、圧縮
機1から吐出されるガス冷媒がガスバイパス流量制御弁
12(ガスバイパス回路)を経由する流量を多くする。
また、外気温度検出手段23により検出された外気温度
が電磁開閉弁制御部21によって低いと判断された場合
は、電磁開閉弁13をより開き、ガス冷媒がガスバイパ
ス流量制御弁12を経由する流量が少なくなるように制
御する。
【0031】すなわち、蓄熱槽9の温度に対し外気温度
が十分に高い場合、凝縮圧力を低くして消費電力を低減
し、最大電力のアップを防ぐ。また、外気温度が低い場
合、蓄熱の使用量を抑えて消費電力を上昇させ、平準化
を図る。
【0032】また、外部入力手段24を設け、外部から
任意に電磁開閉弁20の開閉時刻を設定し、設定時刻が
電磁開閉弁制御部23に送信される。設定時刻になると
電磁開閉弁20の開閉が電磁開閉弁駆動手段21により
行われるようにする。このようにすることで、複数台の
空気調和機の消費電力のピークをずらすことができる。
また、電気設備の小型化、契約電力の低減が可能となる
等、より柔軟に蓄熱を使用することができる。
【0033】さらに、外部入力手段24への入力は、外
部入力専用端末から行うようにすることで、設定の変更
を特定の対象者のみが行えるようにし、契約した運転方
法が自由に変更されることを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空調負荷、外気温度もしくは前回の蓄熱使用量をもと
に、圧縮機の吐出側から蓄熱槽に分岐して流れるガスバ
イパス流量を制御することで蓄熱を有功に使用し、消費
電力の平準化を図ることができる。また、本発明によれ
ば、蓄熱が冷房運転の途中でなくなった場合でも、圧縮
機の周波数を制限することで最大電力のアップを防ぐこ
とができる。さらに本発明によれば、ガスバイパス流量
の制御を行うための外部入力手段を設けたことで、蓄熱
の使用に柔軟性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機に係る実施例の冷凍サイク
ル系統図である。
【図2】ガスバイパス流量制御弁に係る他の実施例であ
る。
【図3】図1に示す実施例の制御フロー図である。
【図4】本発明の空気調和機に係る他の実施例の制御フ
ロー図である。
【図5】図1に示す実施例の運転パターンである。
【図6】本発明の空気調和機に係るさらに他の実施例の
冷凍サイクル系統図である。
【図7】従来の空気調和機の運転パターンである。
【図8】従来の空気調和機の運転パターンである。
【符号の説明】
1…圧縮機 2…四方弁 3…室外熱交換器 4…室外流量制御弁 5…受液器 6…アキュムレータ 7…電磁開閉弁 8…蓄熱槽熱交換器 9…蓄熱槽 10…室内流量制御弁 11…室内熱交換器 12…ガスバイパス流量制御弁 13…電磁開閉弁 15…空調負荷検出手段 16…流量制御弁駆動手段 17…流量制御弁制御部 18…蓄熱量検出手段 20…電磁開閉弁 21…電磁開閉弁駆動手段 22…外気温度検出手段 23…電磁開閉弁制御部 24…外部入力手段 25…外部入力専用端末 A…室外機 B…蓄熱器 C…室内機 D…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 1/00 321 F25B 1/00 321C (72)発明者 今川 雅晴 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L054 BG08 BH01 3L060 AA03 CC03 CC05 CC08 CC10 CC16 DD02 DD08 EE02 EE09 EE41 3L092 GA10 GA11 HA10 JA03 KA03 KA10 KA12 KA14 LA03 LA04 LA07 TA11 UA02 UA31 UA34 VA07 WA13 WA18 XA14 XA23 XA28 XA29 XA32 YA01 YA13 YA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器及び室内熱交換器
    を冷媒配管で接続する回路と、前記室外熱交換器の出口
    側で蓄熱槽熱交換器を介して室内熱交換器から圧縮機に
    戻る回路と、前記圧縮機の出口側で分岐し流量制御弁を
    介して前記蓄熱槽熱交換器の入口側に結合するバイパス
    回路とを蓄えた空気調和機において、 空調負荷検出手段と、 この空調負荷検出手段によって検出された空調負荷信号
    により前記流量制御弁の開度を決定する流量制御弁制御
    部と、 この流量制御弁制御部からの信号によって前記流量制御
    弁を駆動する流量制御弁駆動手段とを設けることを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外熱交換器及び室内熱交換器
    を冷媒配管で接続する回路と、前記室外熱交換器の出口
    側で蓄熱槽熱交換器を介して室内熱交換器から圧縮機に
    戻る回路と、前記圧縮機の出口側で分岐し流量制御弁を
    介して前記蓄熱槽熱交換器の入口側に結合するバイパス
    回路とを蓄えた空気調和機において、 空調負荷検出手段と、 この空調負荷検出手段によって検出された空調負荷信号
    により前記流量制御弁の開度を決定する流量制御弁制御
    部と、 この流量制御弁制御部からの信号によって前記流量制御
    弁を駆動する流量制御弁駆動手段と、 蓄熱槽の蓄熱量を検出する蓄熱量検出手段とを設け、 蓄熱量検出手段が蓄熱槽の蓄熱量を検出し流量制御弁制
    御部に送信して不足と判断された場合、流量制御弁制御
    部において空調負荷の大きさを判断する基準値を今回運
    転の値よりも次回運転の値を大きく設定することを特徴
    とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機は運転周波数を任意に設定で
    きる可変速式圧縮機であって、圧縮機の回転数を制御す
    るための回転数制御部と、運転電流を検出するための運
    転電流検出器とを備えることを特徴とする請求項2に記
    載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室外熱交換器及び室内熱交換器
    を冷媒配管で接続する回路と、前記室外熱交換器の出口
    側で蓄熱槽熱交換器を介して室内熱交換器から圧縮機に
    戻る回路と、前記圧縮機の出口側で分岐し流量制御弁を
    介して前記蓄熱槽熱交換器の入口側に結合するバイパス
    回路とを備え、室外熱交換器の出口側と蓄熱槽熱交換器
    の入口との間に電磁開閉弁をもつ空気調和機において、 外気温度検出手段と、 この外気温度検出手段によって検出された外気温度によ
    り前記電磁開閉弁の開閉を決める電磁開閉弁制御部と、 この電磁開閉弁制御部から信号によって電磁開閉弁を開
    閉駆動する電磁開閉弁駆動手段とを設けることを特徴と
    する空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記電磁開閉弁の開閉時刻を任意に設定
    するため、外部入力手段を設けることを特徴とする請求
    項4に記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102331042A (zh) * 2011-03-30 2012-01-25 上海本家空调系统有限公司 蓄能式热能空调
CN102927647A (zh) * 2012-11-26 2013-02-13 北京德能恒信科技有限公司 一种基站空调
CN110160207A (zh) * 2019-05-20 2019-08-23 广东美的制冷设备有限公司 空调器及空调器的控制方法

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