JP2001331731A - 情報提供システムおよびその方法 - Google Patents

情報提供システムおよびその方法

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JP2001331731A
JP2001331731A JP2000153148A JP2000153148A JP2001331731A JP 2001331731 A JP2001331731 A JP 2001331731A JP 2000153148 A JP2000153148 A JP 2000153148A JP 2000153148 A JP2000153148 A JP 2000153148A JP 2001331731 A JP2001331731 A JP 2001331731A
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JP2000153148A
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Mikiro Kawahara
三紀郎 河原
Osamu Fujisawa
修 藤沢
Sobai Kaku
素梅 郭
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定情報を取得する権利を有する情報被提供者
に限定して所定情報を提供すること。 【解決手段】情報被提供側5に提供される所定情報を認
識することが可能な電子情報を作成し、電子情報に基づ
いて、単独では所定情報の認識が不可であり、複数を物
理的に又は電子的に合成することによって所定情報を認
識可能とする複数の割符を作成し、所定情報を提供する
側である情報提供側3、4は、複数の割符をそれぞれ別
の手段又は異なった時間で情報被提供側5に付与し、情
報被提供側5は、別の手段又は異なった時間によって付
与された複数の割符を物理的に又は電子的に合成して所
定情報を認識可能とすることによって、所定情報を取得
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システム
に係り、更に詳しくは、情報を取得する権利を有する不
特定多数の相手に限定して、所定情報を提供することが
できる情報提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報を取得する権利を有する不特定多数
の相手に限定して、所定情報を提供することができる情
報提供システムとしては、従来から、以下に示すような
システムが採用されている。
【0003】すなわち、限定して提供する情報を紙媒体
に印刷し、それを袋とじ又は隠ぺいにして書籍に添付す
る。これによって、この書籍を購入した人のみが、袋と
じにされた紙媒体に印刷された情報を取得することがで
きる。
【0004】しかしながら、このような従来の情報提供
システムでは、以下のような問題がある。
【0005】すなわち、限定して提供する情報を紙媒体
に印刷し、それを袋とじにして書籍に添付する場合に
は、とじ袋が破られた場合には、書籍を購入しない人に
対してもその情報が漏洩してしまうという恐れがある。
【0006】このように、従来の情報提供システムで
は、書籍を購入しない人に対してもその情報が漏洩して
しまう恐れがあるために、袋とじには重要な情報を掲載
することができず、袋とじを利用して、書籍を購入した
人に対してのみ限定的にサービスを提供しようとして
も、そのサービスの内容は自ずと限定されたものとなら
ざるを得ないという問題がある。
【0007】また、書籍や雑誌を用いる以外には、不特
定多数の相手に限定して所定情報を提供することができ
ないという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、情報提供側は、所定情
報を取得する不特定多数の情報被提供側に対し、各々の
割符をそれぞれ異なる手段や時間で与え、情報被提供側
は、この各々の割符を重ね合わせることによって所定情
報を取得し、もって、所定情報を取得する情報被提供側
に限定して所定情報を提供することが可能な情報提供シ
ステムおよびその方法を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】すなわち、請求項1および請求項13の発
明では、情報被提供側に提供される所定情報を認識する
ことが可能な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、
単独では所定情報の認識が不可であり、複数を物理的に
又は電子的に合成することによって所定情報を認識可能
とする複数の割符を作成し、所定情報を提供する側であ
る情報提供側は、複数の割符をそれぞれ別の手段又は異
なった時間で情報被提供側に付与し、情報被提供側は、
別の手段又は異なった時間によって付与された複数の割
符を物理的に又は電子的に合成して所定情報を認識可能
とすることによって、所定情報を取得する。
【0011】請求項2および請求項14の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、各々を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする第1
の割符から第nの割符を作成し、作成された各々の割符
を情報被提供側に付与し、付与された第1の割符から第
nの割符をそれぞれ物理的に又は電子的に合成して所定
情報を認識可能とすることによって、所定情報を取得す
るようにする。
【0012】請求項3および請求項15の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、両方を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする第1
の割符と第2の割符とを作成し、作成された第1の割符
を情報被提供側に付与し、作成された第2の割符を情報
被提供側に付与し、付与された第1の割符と付与された
第2の割符とを物理的に又は電子的に合成して所定情報
を認識可能とすることによって、所定情報を取得するよ
うにする。
【0013】請求項4および請求項16の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、各々を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする複数
の割符を作成するようにする。
【0014】請求項5および請求項17の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、各々を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とし、別な
手段又は異なった時間によって情報被提供側に提供され
る複数の割符を作成するようにする。
【0015】請求項6および請求項18の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、各々を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする複数
の割符を、別な手段又は異なった時間に情報被提供側に
付与するようにする。
【0016】請求項7および請求項19の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、各々を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする第1
の割符から第nの割符を作成し、作成された各々の割符
をそれぞれ別の手段又は異なった時間によって情報被提
供側に付与するようにする。
【0017】請求項8および請求項20の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報を作成し、電子情報に基づいて、単独では所
定情報の認識が不可であり、両方を物理的に又は電子的
に合成することによって所定情報を認識可能とする第1
の割符と第2の割符とを作成し、作成された両割符をそ
れぞれ別の手段又は異なった時間によって情報被提供側
に付与させ、情報被提供側において両割符を物理的に又
は電子的に合成させて所定情報を認識可能とすることに
よって、情報被提供側に所定情報を提供する。
【0018】請求項9および請求項21の発明では、情
報被提供側に提供される所定情報を認識することが可能
な電子情報に基づいて作成され、単独では所定情報の認
識が不可であり、各々を物理的に又は電子的に合成する
ことによって所定情報を認識可能とする第1の割符から
第nの割符を情報被提供側に付与し、付与された各々の
割符を物理的に又は電子的に合成させて所定情報を認識
可能とすることによって、情報被提供側に所定情報を提
供する。
【0019】請求項10および請求項22の発明では、
情報被提供側に提供される所定情報を認識することが可
能な電子情報に基づいて作成され、単独では所定情報の
認識が不可であり、両方を物理的に又は電子的に合成す
ることによって所定情報を認識可能とする第1の割符と
第2の割符とのうちの第1の割符を情報被提供側に付与
し、付与された第1の割符と、第1の割符とは別の手段
又は異なった時間によって情報被提供側に付与された第
2の割符とを物理的に又は電子的に合成させて所定情報
を認識可能とすることによって、情報被提供側に所定情
報を提供する。
【0020】請求項11および請求項23の発明では、
情報被提供側に提供される所定情報を認識することが可
能な電子情報に基づいて作成され、別の手段又は異なっ
た時間に付与された複数の割符を、それぞれ物理的又は
電子的に合成して所定情報を取得するようにする。
【0021】請求項12の発明では、請求項1乃至11
のうちいずれか1項に記載の情報提供システムにおい
て、所定情報は、インターネットのアドレス、電話番
号、パスワード、電子メイルアドレスのうちのいずれか
を含むようにする。
【0022】請求項24の発明では、請求項13乃至2
3のうちいずれか1項に記載の情報提供方法において、
所定情報は、インターネットのアドレス、電話番号、パ
スワード、電子メイルアドレスのうちのいずれかを含む
ようにする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0024】本発明の実施の形態を図1から図10を用
いて説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態に係る情報提
供システムの構成の一例を示す概念図である。
【0026】本発明の実施の形態に係る情報提供システ
ム1は、ワークステーション等の計算機からなる割符作
成部2と第1情報提供部3と第2情報提供部4とを備え
ている。
【0027】割符作成部2は、所定情報が含まれた情報
を電子的に作成し、この電子情報に基づいて、単独では
所定情報の認識が不可であり、両方を物理的に又は電子
的に合成することによって所定情報が認識可能となる第
1の割符と第2の割符とを作成し記憶する()。そし
て、第1の割符を第1情報提供部3に送り()、第2
の割符を第2情報提供部4に送る()。所定情報と
は、情報提供側が被情報提供側へ提供したい原情報であ
る。
【0028】所定情報が例えば電話番号「(03)−3
xx7−2xx1」であった場合、割符作成部2は、図
2に示すように、所定情報を認識できる画像を実現する
電子データをまず作成する。そして、それに電子的な処
理を施すことによって別の2つの電子データを作成す
る。
【0029】この2つの電子データは、おのおのの電子
データを用いた画像(図3、図4)を物理的に又は電子
的に合成することによって、電子的な処理を行う前の元
の電子データを用いた画像(図2)を復元できるもので
ある。
【0030】この電子的な処理は、電子的割符の技術を
用いて行っている。電子的割符とは、ある情報を複数に
分割し、各々分割されたものだけでは情報を復元するこ
とができないが、分割された情報を組み合わせると元の
情報を復元できるという技術である。例えば、所定情報
を2個に分割し、1個だけでは所定情報の中身は一切分
からないが、2個合わせると所定情報が復元できるもの
や、100個に分割し、100個のうち任意の50個以
上を集めると所定情報が復元できるが、49個以下では
一切所定情報の中身が分からないようにできるものなど
がある。また、上記の分割された情報を画像データとし
て透明なシートに印刷し、シートを重ね合わせることで
所定情報を復元できるようにすることも可能になる。
【0031】このように、透明なシートに印刷する方法
としては、視覚復号型秘密分散法やモアレ現象を応用し
た方法などが存在している。
【0032】ここでは、説明を簡単にするために視覚復
号型秘密分散法の構成方法についてのみ説明するが、情
報を安全に分割し、復元できるものであればどのような
ものでもよい。視覚復号型秘密分散法の構成方法は以下
の通りである。
【0033】所定情報を含む原画像の画素(pixel)
は、n枚のスライド(以降「割符」と称する。図5の場
合、割符は3枚である。)に分割される。割符は図5に
示すように、m個(図5の場合は4個)の白黒の補助画
素(subpixel)から構成されている。
【0034】人間は、それぞれの画素中の白黒の補助画
素の割合によって、割符上の画素値の違いを認識する。
この構造を、電子的に表現するとn×m行列S=[S
ij]で表現することができる。ただし、i番目の割符
中のj番目の補助画素が黒である場合Sij=1であ
り、白である場合はSij=0である。すなわち、図5
の場合は、下記に示す式(1)のように表現される。
【0035】
【数1】
【0036】図5に示す割符1から割符3までを正確に
重ね合わせた場合に、重ね合わされた割符上に所定情報
を含む原画像を認識することができる。この重ね合わせ
た割符の画素値は、各割符に対応した行の「OR」演算
の結果であるm次のベクトルVのHamming重みH
(V)である。この画素値によって、固定閾値d(1≦
d≦m)と相関差α(1>α>0)に対して、H(V)
≧dのときは黒、H(V)≦(d−αm)のときは白と
して解釈される。図5の場合、重ね合わされた割符はベ
クトルV=(0,1,1,1)であり、Hamming
重みH(V)=3となる。
【0037】実際に視覚復号型秘密分散法は、式(2)
および式(3)に例示するような2つのn×m行列の集
合C、Cで構成することができる。
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】白の画素を共有するためには、割符の配り
手はランダムにCから1つの行列を選び、黒の画素を
共有するためには、ランダムにCの中から1つの行列
を選ぶ。選ばれた行列は、n枚の割符のそれぞれm個の
補助画素の色を定義している。この方式が正しく機能す
るためには、次の3つの条件が必要である。
【0041】(条件1)Cの中のどの行列Sに対して
もn個の行のどのk個の「OR」をとったVは、H
(V)≦(d−αm)を満たす。
【0042】(条件2)Cの中どの行列Sに対しても
n個の行のどのk個の「OR」をとったVは、H(V)
≧dを満たす。
【0043】(条件3)q<kである1,2,・・・,
nの任意の部分集合i,i,・・・,iに対し
て、C(t∈0,1)の各n×m行列を行i
,・・・,iに制限することによって得られる行
列の集合D(t∈0,1)は元の同じ行列をすべて含
んでいるという点で区別できない。
【0044】上記において、(条件1)と(条件2)と
は、k枚の割符を重ねあわせたときに復元される復号画
像のコントラストを表している。(条件3)は、k枚未
満の割符からでは復号画像の画素が白か黒かを決めるこ
とができないことを示しており、安全性を表している。
ここで、パラメータm、αは、それぞれ次の意味を持っ
ている。
【0045】mは、所定情報を含む原画像の1つの画素
を割符上で構成するために必要な補助画素の数である。
これは、割符を重ねあわせて得られる所定情報を含む復
元画像と所定情報を含む原画像とを比較した場合の解像
度の低下を表しているので、できるだけ小さくするのが
好ましい。また、mが正整数の2乗であれば、原画像と
割符上に復元される復元画像との縦横比を変える必要は
ないが、それ以外の場合には縦横比の変更や補助画素の
形状の変更が必要となる。
【0046】αは、重ね合わされた割符上の白画素と黒
画素との画素値の相対的な違いを表し、以下に示す式
(4)のように定義される。αを大きくするほど復元画
像のコントラストが鮮明になる。
【0047】
【数4】
【0048】上述した式(2)、式(3)は、k=2、
m=2の場合の例である。なお、この場合、m=2でも
構成できるが、補助画素の並びの縦横比が歪んでしまう
のでm=4とする。図6(a)、図6(b)は、このよ
うなn×m行列の集合C、Cに基づいて表現される
画像である。この場合、d=4、α=0.5となってお
り、前述した(条件1)から(条件3)を満足してい
る。
【0049】更に、k=2のままnが任意の整数値の場
合に拡張すると、以下に示す式(5)、式(6)のよう
な集合によって一般的に表現できる。
【0050】
【数5】
【0051】
【数6】
【0052】C、C共にどの1つの画素も、1つの
補助画素が黒で(n−1)個の画素が白であるようにラ
ンダムに選択する。白の画素のどの2つの割符を重ね合
わせても、Hamming重みH(V)=1であるのに
対して、黒の画素のどの2つの割符を重ねても、Ham
ming重みH(V)=2であるので暗く見える。白の
画素と黒の画素との視覚的な違いは、更に割符を重ね合
わせることによってより鮮明になる。
【0053】この他にも、(k、n)=(3、n)や、
(k、n)=(n、n)等の場合に拡張したり、複数の
画像を分散できるように拡張しても良い。なお、本発明
の実施の形態では、説明を簡単にするために、2つの割
符の場合を示すが、割符の数は問わない。
【0054】割符作成部2は、このような電子的割符の
技術を用いることによって、所定情報を含む電子データ
から2つの電子データを作成する。この2つの電子デー
タは、各々の電子データから実現される画像を重ね合わ
せると、図2に示すような所定情報を含む復元画像を実
現する。
【0055】このように作成された電子データから実現
される画像の一方(図3)を第1の割符とし、もう一方
を第2の割符(図3)とする。すなわち、図3および図
4はそれぞれ第1および第2の割符の例である。
【0056】図3および図4それぞれ単独では、この場
合の所定情報である電話番号「(03)−3xx7−2
xx1」を全く認識することはできない。しかしなが
ら、図3と図4との画像を、目標印6、7を合致させる
ことによって位置合わせを行った上で重ね合わせると図
2の所定情報を含む復元画像が実現され、所定情報
「(03)−3xx7−2xx1」を認識できるように
している。
【0057】このとき、図3又は図4のうち、少なくと
も片方を透明なシートに印刷すると、より鮮明に重ね合
わされた所定情報を含む復元画像を認識できるようにな
る。また、位置合わせをより容易に行えるように、ある
いは重ね合わせた第1の割符と第2の割符とが互いに散
逸しないように、透明なシートの裏側に、張り直しが可
能な粘着材を塗っても良い。
【0058】第1情報提供部3は、情報被提供側である
ユーザ5からの要求に基づいて、割符作成部2によって
作成された第1の割符を要求元のユーザ5側に与える。
この第1情報提供部3は、第1の割符が印刷された印刷
物に相当する。すなわち、ユーザ5は、この第1の割符
が印刷されている商品(印刷物)を購入することによっ
て、第1の割符を取得する()。ここで、印刷物と
は、書籍、雑誌、カタログや、飲食物の袋、フィルムや
紙器などあらゆる印刷された物である。
【0059】第2情報提供部4は、ユーザ5からの要求
に基づいて、割符作成部2によって作成された第2の割
符を要求元のユーザ5側に与える。ユーザ5からなされ
る第2情報提供部4への第2の割符の要求方法は、第1
情報提供部3である印刷物に掲載する。これによって、
第1情報提供部3である第1の割符が印刷されている商
品(印刷物)を購入したユーザ5のみが、第2情報提供
部4に対する第2の割符の要求方法を知り、この要求方
法に基づいて第2の割符を要求することができるように
している()。
【0060】第2情報提供部4は、例えば、インターネ
ット上のホームページあるいは、電話やFAXを利用す
るシステムに相当し、ユーザ5から第2の割符の要求を
受けると、インターネット、FAX等によるオンライン
で、あるいは郵送等によるオフラインで要求元のユーザ
5に第2の割符を配布する()。
【0061】なお、割符作成部2は、ユーザ5から第2
情報提供部4に対して第2の割符の要求がある前に、あ
らかじめ第2情報提供部4に対して第2の割符を出力し
ておくことも、あるいは、ユーザ5から第2情報提供部
4に対して第2の割符の要求があった場合に、それに基
づいて第2の割符を作成して第2情報提供部4に出力す
ることもできるようにしている。
【0062】また、第2情報提供部4は、第2の割符を
要求してきたユーザ5からユーザ情報(氏名、生年月
日、年齢、性別、職業等。氏名をブランクとすると匿名
となる)を取得し、このユーザ情報に基づいてユーザ5
を分類することも可能としている。
【0063】したがって、第2情報提供部4に第2の割
符の要求があった場合には、まず第2情報提供部4がそ
のユーザ5を分類し、その内容に応じて割符作成部2が
第2の割符を作成することによって、ユーザ5毎に別々
の第2の割符の配布し、ユーザ5毎に伝える情報を変更
することも可能としている。
【0064】図7は、ユーザ5から第2情報提供部4に
対して第2の割符の要求がある前に、あらかじめ第2情
報提供部4に対して第2の割符を出力しておく場合にお
ける処理フロー図である。
【0065】情報提供側が割符作成部2にユーザ5に提
示したい所定情報を入力する(S1)と、割符作成部2
はその所定情報に基づいて第1の割符と第2の割符とを
作成して記憶する(S2)。そして、第1の割符を第1
情報提供部3に出力し(S3)、第2の割符を第2情報
提供部4にそれぞれ出力する(S4)。
【0066】第2情報提供部4は、第2の割符を記憶す
る(S5)。一方、第1の割符は、印刷物に印刷され
(S6)、ユーザ5はその第1の割符が印刷された商品
(印刷物)を購入することによって第1の割符を取得す
る(S7)。そして、ユーザ5が第2情報提供部4に対
して第2の割符を要求する(S8)と、第2情報提供部
4は、該当する第2の割符のデータを読み出して(S
9)ユーザ5側に送信する(S10)。
【0067】ユーザ5は、このようにして取得した第2
の割符を印刷して(S11)、既に取得している第1の
割符と重ね合わせることによって、所定情報を復元し取
得する(S12)。
【0068】なお、ステップS10において、第2情報
提供部4からユーザ5へ第2の割符のデータを送信する
代わりに、第2の割符の画像を郵送やFAX等の手段を
用いて送付してもよい。この場合、ユーザ5は第2の割
符を印刷する必要はないのでステップS11をスキップ
してステップS12に移行する。
【0069】一方、図8は、ユーザ5から第2情報提供
部4に対して第2の割符の要求があった場合に、それに
基づいて第2の割符を作成して第2情報提供部4に出力
する場合における処理フローである。
【0070】この場合、先ず、割符作成部2が第1の割
符を作成して記憶する(S21)とともに、第1の割符
を第1情報提供部3に出力する(S22)。
【0071】この第1の割符は、印刷物に印刷され(S
23)、ユーザ5はその第1の割符が印刷された商品
(印刷物)を購入することによって第1の割符を取得す
る(S24)。そして、ユーザ5が第2情報提供部4に
対して第2の割符を要求する(S25)と、第2情報提
供部4は、割符作成部2に対して第2の割符を作成する
よう要求する(S26)。なお、ステップS25におい
て、ユーザ5から第2の割符の要求を受けた第2情報提
供部4は、必要に応じてユーザ5からユーザ情報を取得
し、取得したユーザ情報を割符作成部2に出力すること
を可能としている。例えば、ユーザ5が男性の場合かあ
るいは女性の場合かで所定情報の内容を変えることを可
能にしている。つまり、男性用、女性用の各々の所定情
報から同一の第1の割符を作成し、各々の第2の割符を
作成することにより行われる。
【0072】割符作成部2は、第2情報提供部4から第
2の割符の作成を要求されると、第2の割符を作成して
記憶する(S27)。このとき、第2情報提供部4から
第2の割符の作成要求に加えて、ユーザ情報も出力され
た場合には、第1の割符と重ね合わせることによって、
このユーザ情報に基づいた所定情報を復元できるような
第2の割符を作成することも可能としている。
【0073】割符作成部2は、このようにして作成した
第2の割符を第2情報提供部4に送信する(S28)。
第2情報提供部4は、割符作成部2から第2の割符を受
信すると、それを記憶して(S29)ユーザ5に送信す
る(S30)。
【0074】ユーザ5は、このようにして取得した第2
の割符を印刷して(S31)、既に取得している第1の
割符と重ね合わせることによって、所定情報を復元し取
得する(S32)。
【0075】なお、ステップS30において、第2情報
提供部4からユーザ5へ第2の割符のデータを送信する
代わりに、第2の割符の画像を郵送やFAX等の手段を
用いて送付してもよい。この場合、ユーザ5は第2の割
符を印刷する必要はないのでステップS31をスキップ
してステップS32に移行する。
【0076】ユーザ5は、このようにして取得した第1
の割符と第2の割符とを重ね合わせることによって情報
を復元し、所定情報を取得する()。
【0077】次に、以上のように構成した本発明の実施
の形態に係る情報提供システムの動作について説明す
る。
【0078】図9は、本発明の実施の形態に係る情報提
供システムを用い、インターネットを利用して、雑誌購
入者のみに特別な情報を開示する場合における動作を示
す動作図である。
【0079】本発明の実施の形態に係る情報提供システ
ムを用い、インターネットを利用して、雑誌購入者のみ
に特別な情報を開示する場合においては、先ず、出版社
8において、所定情報である特別ホームページ12へア
クセスするためのパスワードから、第1の割符と第2の
割符とが作成される(S41)。そして、第1の割符は
所定の雑誌に印刷されて書店9に配布される(S4
2)。
【0080】一方、第2の割符は、出版社8が運営する
出版社ホームページ10に設けられた割符要求受付ペー
ジ11に格納される(S43)。この出版社ホームペー
ジ10には、開示する特別な情報を格納する特別ページ
12も設けられており、開示する特別な情報が出版社8
から出版社ホームページ10に出力され、この特別ペー
ジ12に格納される(S43)。
【0081】このようにして書店9に配布された雑誌
が、ユーザ5に購入されることによって、第1の割符が
ユーザ5に取得される(S44)。また、この雑誌には
出版社ホームページ10に設けられた割符要求受付ペー
ジ11のアドレスも掲載されており、ユーザ5がパソコ
ン等によってこのアドレスにアクセスすることによっ
て、割符要求受付ページ11はユーザ5から第2の割符
を要求される(S45)。
【0082】割符要求受付ページ11にユーザ5から第
2の割符を要求されると、割符要求受付ページ11に格
納している第2の割符が要求元のユーザ5に出力される
(S46)。
【0083】このようにしてユーザ5に取得された第1
の割符と第2の割符とが重ね合わされることによって、
所定情報である特別ホームページ12へアクセスするた
めのパスワードが復元される(S47)。このパスワー
ドは、出版社ホームページ10に設けられた特別ページ
12へのアクセスを許可するものであり、このパスワー
ドを用いてユーザ5が特別ページ12へアクセスする
(S48)ことによって、特別ページ12に掲載されて
いる情報がユーザ5に開示される。
【0084】このようにして、雑誌を購入したユーザ5
のみに特別な情報を開示することができる。
【0085】図10は、本発明の実施の形態に係る情報
提供システムを用い、インターネットを利用して、会員
のみに通信販売情報を提供する場合における動作を示す
動作図である。
【0086】本発明の実施の形態に係る情報提供システ
ムを用い、インターネットを利用して、会員のみに通信
販売情報を提供する場合においては、先ず、通信販売業
者14で、所定情報であるショッピングページ18へア
クセスするためのパスワードから、第1の割符と第2の
割符とが作成されたものとする。次に、通信販売業者1
4から会員であるユーザ5に対してカタログが郵送され
る(S51)。このカタログには第1の割符が印刷され
ている。この場合、通信販売業者14はあらかじめ会員
であるユーザ5のユーザ情報を保持しているので、ユー
ザ5に与える情報をユーザ5の分類に応じていくつか準
備しておき(例えば、女性用の情報あるいは男性用の情
報など)、それに基づいて作成した第1の割符をカタロ
グに掲載することもできる。
【0087】また、このカタログには、第2の割符を要
求するための要求方法も記載されている。したがって、
カタログを取得したユーザ5は、この要求方法に従って
第2の割符を要求することができる。図10に示す例で
は、カタログに、第2の割符の要求先である割符要求受
付ページ17のアドレスが記載されているものとする。
この場合、割符要求受付ページ17がパソコン等によっ
てユーザ5からアクセスされることによって、割符要求
受付ページ17がユーザ5から第2の割符を要求される
(S52)。
【0088】なお、この割符要求受付ページ17は、通
信販売業者14が運営している通信販売業者ホームペー
ジ16に設けられたものであり、この通信販売業者ホー
ムページ16には、割符要求受付ページ17の他にショ
ッピング情報を格納したショッピングページ18も設け
られている。
【0089】割符要求受付ページ17にユーザ5から第
2の割符を要求されると、通信販売業者ホームページ1
6から通信販売業者14に対して、第2の割符の作成要
求がなされる(S53)。通信販売業者14に対して第
2の割符の作成要求がなされると、通信販売業者14に
よって第2の割符が作成され(S54)、この第2の割
符が印刷された葉書が要求元のユーザ5宛てに郵送され
る(S55)。図3あるいは図4に示すように一方の割
符のみからは何の情報も認識されず、隠す必要がないの
で、第2の割符を葉書に印刷して、カバーシール等で割
符を隠すような必要もなく、そのままユーザ5に郵送す
ることができる。
【0090】このようにしてユーザ5に取得された第1
の割符と第2の割符とが重ね合わされることによって所
定情報であるショッピングページ18へアクセスするた
めのパスワードが復元される(S56)。このパスワー
ドは、通信販売業者ホームページ16に設けられたショ
ッピングページ18へのアクセスを許可するものであ
り、このパスワードを用いてユーザ5がショッピングペ
ージ18へアクセスする(S57)ことによって、ショ
ッピングページ18に掲載されているショッピング情報
がユーザ5に開示される。
【0091】このようにして、会員であるユーザ5のみ
に、ショッピング情報を開示することができる。
【0092】上述したように、本発明の実施の形態に係
る情報提供システムにおいては、上記のような作用によ
り、情報提供側は、雑誌を購入した人であったりあるい
は会員であったり、情報を取得する権利を有する不特定
多数の情報被提供者に限って、一対の割符を与えること
ができる。
【0093】そして、一対の割符を受け取った情報被提
供者は、両方を重ね合わせることによってパスワード等
の情報を取得することができ、更にこのパスワードを用
いることによって特別な情報を取得することができる。
【0094】これによって情報提供側は、情報を取得す
る権利を有する不特定多数の情報被提供者に対して、差
別化した情報を確実に提供することが可能となる。
【0095】なお、本発明の実施の形態では、一対の割
符を用いた場合を例に説明したが、本発明はこれに限る
ものではなく、3枚以上の割符を用いて所定情報を復元
するようにしても良い。
【0096】例えば、図9に示す例において、ユーザ5
は、書店9で購入した雑誌から第1の割符を、割符要求
受付ページ11から第2の割符を取得するが、更に別の
雑誌を購入することによってそこに印刷されている第3
の割符を取得し、これら3つの割符を重ね合わせること
によってパスワードを復元するようにしてもよい。
【0097】なお、本発明の実施の形態では、第1情報
提供部と第2情報提供部とが別々の手段を用いた場合に
ついて説明したが、本発明はそれに限るものではなく、
第1情報提供部と第2情報提供部とが同じ場合でも良
い。例えば、第1情報提供部が月刊誌の1月号で、第2
情報提供部が月刊誌の2月号の場合には、1月号と2月
号とを購入したユーザだけが所定情報を取得することが
できるような実施の形態も考えられる。
【0098】また、本発明の実施の形態における所定情
報として、パスワードを用いて説明したが、これ以外に
も、例えば電話番号、住所、クイズや試験の正解、I
D、ホームページアドレスやインターネットアドレス等
が考えられる。これらの所定情報を異なった手段や異な
った時間によって情報を取得する権利を有する不特定多
数の情報被提供者に限って提供することができる。
【0099】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
から請求項12に示す情報提供システム、および請求項
13から請求項24に示す情報提供方法によれば、情報
提供側は、所定情報を取得する権利を有する不特定多数
の情報被提供者に対し、複数の割符をそれぞれ異なる手
段又は異なる時間によって与えることができ、情報被提
供者は、この複数の割符を重ね合わせることによって所
定情報を取得することができる。
【0101】これによって、割符を持たない人はこの情
報を取得することができないために、情報提供側は、所
定情報を取得する権利を有する情報被提供者に限定して
所定情報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報提供システムの
構成の一例を示す概念図。
【図2】所定情報(電話番号)が埋め込まれた画像の一
例を示す模式図。
【図3】第1の割符の画像の一例を示す模式図。
【図4】第2の割符の画像の一例を示す模式図。
【図5】画素と、画素を構成している補助画素との関係
を示す模式図。
【図6】白画素と黒画素とを構成している補助画素の組
み合わせのパターンの一例を示す模式図。
【図7】第1の割符と第2の割符とを予め作成しておく
場合における処理フロー図。
【図8】ユーザからの要求に基づいて第2の割符を作成
する場合における処理フロー図。
【図9】インターネットを利用して雑誌購入者のみに特
別な情報を開示する場合における動作を示す動作図。
【図10】インターネットを利用して会員のみに通信販
売情報を提供する場合における動作を示す動作図。
【符号の説明】
1…情報提供システム、 2…割符作成部、 3…第1情報提供部、 4…第2情報提供部、 5…ユーザ、 6、7…目標印、 8…出版社、 9…書店、 10…出版社ホームページ、 11…割符要求受付ページ、 12…特別ページ、 14…通信販売業者、 16…通信販売業者ホームページ、 17…割符要求受付ページ、 18…ショッピングページ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郭 素梅 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC00 GG02 5B057 AA11 CA16 CB16 CC03 CE08 DA08 5C076 AA12 AA14 AA36 BA06 CA08

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    複数を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする複数の割符を作成し、 前記所定情報を提供する側である情報提供側は、前記複
    数の割符をそれぞれ別の手段又は異なった時間で前記情
    報被提供側に付与し、 前記情報被提供側は、前記別の手段又は前記異なった時
    間によって付与された複数の割符を物理的に又は電子的
    に合成して前記所定情報を認識可能とすることによっ
    て、前記所定情報を取得するようにしたことを特徴とす
    る情報提供システム。
  2. 【請求項2】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    各々を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする第1の割符から第nの割符を
    作成する割符作成手段と、 前記割符作成手段によって作成された前記各々の割符を
    前記情報被提供側に付与する複数の割符付与手段と、 前記複数の割符付与手段によって付与された前記第1の
    割符から前記第nの割符をそれぞれ物理的に又は電子的
    に合成して前記所定情報を認識可能とすることによっ
    て、前記所定情報を取得する情報取得手段とを備えたこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    両方を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする第1の割符と第2の割符とを
    作成する割符作成手段と、 前記割符作成手段によって作成された第1の割符を前記
    情報被提供側に付与する第1割符付与手段と、 前記割符作成手段によって作成された第2の割符を前記
    情報被提供側に付与する第2割符付与手段と、 前記第1割符付与手段によって付与された前記第1の割
    符と前記第2割符付与手段によって付与された前記第2
    の割符とを物理的に又は電子的に合成して前記所定情報
    を認識可能とすることによって、前記所定情報を取得す
    る情報取得手段とを備えたことを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    各々を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする複数の割符を作成する割符作
    成手段を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  5. 【請求項5】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    各々を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とし、別な手段又は異なった時間に
    よって前記情報被提供側に提供される複数の割符を作成
    する割符作成手段を備えたことを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    各々を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする複数の割符を、別な手段又は
    異なった時間に前記情報被提供側に付与する複数の割符
    付与手段を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  7. 【請求項7】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    各々を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする第1の割符から第nの割符を
    作成する割符作成手段と、 前記割符作成手段によって作成された各々の割符をそれ
    ぞれ別の手段又は異なった時間によって前記情報被提供
    側に付与する複数の割符付与手段とを備えたことを特徴
    とする情報提供システム。
  8. 【請求項8】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報に
    基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であり、
    両方を物理的に又は電子的に合成することによって前記
    所定情報を認識可能とする第1の割符と第2の割符とを
    作成し、 前記作成された両割符をそれぞれ別の手段又は異なった
    時間によって前記情報被提供側に付与させ、前記情報被
    提供側において前記両割符を物理的に又は電子的に合成
    させて前記所定情報を認識可能とすることによって、前
    記情報被提供側に前記所定情報を提供するようにしたこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  9. 【請求項9】 情報被提供側に提供される所定情報を認
    識することが可能な電子情報に基づいて作成され、単独
    では前記所定情報の認識が不可であり、各々を物理的に
    又は電子的に合成することによって前記所定情報を認識
    可能とする第1の割符から第nの割符を前記情報被提供
    側に付与する複数の割符付与手段と、 前記付与された各々の割符を物理的に又は電子的に合成
    させて前記所定情報を認識可能とすることによって、前
    記情報被提供側に前記所定情報を提供するようにしたこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  10. 【請求項10】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報に基づいて作成され、単
    独では前記所定情報の認識が不可であり、両方を物理的
    に又は電子的に合成することによって前記所定情報を認
    識可能とする第1の割符と第2の割符とのうちの前記第
    1の割符を前記情報被提供側に付与し、 前記付与された第1の割符と、前記第1の割符とは別の
    手段又は異なった時間によって前記情報被提供側に付与
    された前記第2の割符とを物理的に又は電子的に合成さ
    せて前記所定情報を認識可能とすることによって、前記
    情報被提供側に前記所定情報を提供するようにしたこと
    を特徴とする情報提供システム。
  11. 【請求項11】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報に基づいて作成され、別
    の手段又は異なった時間に付与された複数の割符を、そ
    れぞれ物理的又は電子的に合成して前記所定情報を取得
    する情報取得手段を備えたことを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のうちいずれか1項
    に記載の情報提供システムにおいて、 前記所定情報は、インターネットのアドレス、電話番
    号、パスワード、電子メイルアドレスのうちのいずれか
    を含むようにしたことを特徴とする情報提供システム。
  13. 【請求項13】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、複数を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする複数の割符を作成し、 前記所定情報を提供する側である情報提供側は、前記複
    数の割符をそれぞれ別の手段又は異なった時間で前記情
    報被提供側に付与し、 前記情報被提供側は、前記別の手段又は前記異なった時
    間によって付与された複数の割符を物理的に又は電子的
    に合成して前記所定情報を認識可能とすることによっ
    て、前記所定情報を取得するようにしたことを特徴とす
    る情報提供方法。
  14. 【請求項14】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、各々を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする第1の割符から第nの割
    符を作成し、前記作成された前記各々の割符を前記情報
    被提供側に付与し、前記付与された前記第1の割符から
    前記第nの割符をそれぞれ物理的に又は電子的に合成し
    て前記所定情報を認識可能とすることによって、前記所
    定情報を取得するようにしたことを特徴とする情報提供
    方法。
  15. 【請求項15】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、両方を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする第1の割符と第2の割符
    とを作成し、前記作成された第1の割符を前記情報被提
    供側に付与し、前記作成された第2の割符を前記情報被
    提供側に付与し、前記付与された第1の割符と前記付与
    された第2の割符とを物理的に又は電子的に合成して前
    記所定情報を認識可能とすることによって、前記所定情
    報を取得するようにしたことを特徴とする情報提供方
    法。
  16. 【請求項16】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、各々を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする複数の割符を作成するよ
    うにしたことを特徴とする情報提供方法。
  17. 【請求項17】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、各々を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とし、別な手段又は異なった時
    間によって前記情報被提供側に提供される複数の割符を
    作成するようにしたことを特徴とする情報提供方法。
  18. 【請求項18】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、各々を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする複数の割符を、別な手段
    又は異なった時間に前記情報被提供側に付与するように
    したことを特徴とする情報提供方法。
  19. 【請求項19】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、各々を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする第1の割符から第nの割
    符を作成し、前記作成された各々の割符をそれぞれ別の
    手段又は異なった時間によって前記情報被提供側に付与
    するようにしたことを特徴とする情報提供方法。
  20. 【請求項20】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報を作成し、前記電子情報
    に基づいて、単独では前記所定情報の認識が不可であ
    り、両方を物理的に又は電子的に合成することによって
    前記所定情報を認識可能とする第1の割符と第2の割符
    とを作成し、 前記作成された両割符をそれぞれ別の手段又は異なった
    時間によって前記情報被提供側に付与させ、前記情報被
    提供側において前記両割符を物理的に又は電子的に合成
    させて前記所定情報を認識可能とすることによって、前
    記情報被提供側に前記所定情報を提供するようにしたこ
    とを特徴とする情報提供方法。
  21. 【請求項21】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報に基づいて作成され、単
    独では前記所定情報の認識が不可であり、各々を物理的
    に又は電子的に合成することによって前記所定情報を認
    識可能とする第1の割符から第nの割符を前記情報被提
    供側に付与し、前記付与された各々の割符を物理的に又
    は電子的に合成させて前記所定情報を認識可能とするこ
    とによって、前記情報被提供側に前記所定情報を提供す
    るようにしたことを特徴とする情報提供方法。
  22. 【請求項22】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報に基づいて作成され、単
    独では前記所定情報の認識が不可であり、両方を物理的
    に又は電子的に合成することによって前記所定情報を認
    識可能とする第1の割符と第2の割符とのうちの前記第
    1の割符を前記情報被提供側に付与し、 前記付与された第1の割符と、前記第1の割符とは別の
    手段又は異なった時間によって前記情報被提供側に付与
    された前記第2の割符とを物理的に又は電子的に合成さ
    せて前記所定情報を認識可能とすることによって、前記
    情報被提供側に前記所定情報を提供するようにしたこと
    を特徴とする情報提供方法。
  23. 【請求項23】 情報被提供側に提供される所定情報を
    認識することが可能な電子情報に基づいて作成され、別
    の手段又は異なった時間に付与された複数の割符を、そ
    れぞれ物理的又は電子的に合成して前記所定情報を取得
    するようにしたことを特徴とする情報提供方法。
  24. 【請求項24】 請求項13乃至23のうちいずれか1
    項に記載の情報提供方法において、 前記所定情報は、インターネットのアドレス、電話番
    号、パスワード、電子メイルアドレスのうちのいずれか
    を含むようにしたことを特徴とする情報提供方法。
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