JP2001331390A - ネットワーク管理システム - Google Patents

ネットワーク管理システム

Info

Publication number
JP2001331390A
JP2001331390A JP2000149518A JP2000149518A JP2001331390A JP 2001331390 A JP2001331390 A JP 2001331390A JP 2000149518 A JP2000149518 A JP 2000149518A JP 2000149518 A JP2000149518 A JP 2000149518A JP 2001331390 A JP2001331390 A JP 2001331390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management device
management
load
notifications
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000149518A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Itou
輝顕 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000149518A priority Critical patent/JP2001331390A/ja
Publication of JP2001331390A publication Critical patent/JP2001331390A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク全体として統合管理装置への適
切な通知を保証し、かつその通知内容は通知数が多い場
合でも詳細な内容が送信されるようにする。 【解決手段】 統合管理装置、複数の管理装置、被管理
装置を階層とし、統合管理装置1は、管理装置2からの
通知数を負荷測定して特定の管理装置からの通知数が負
荷制御テーブルに規定する数より大きくなると、全通知
が各管理装置の現在能力和を超えない場合は他の管理装
置へ割り当てる負荷制御テーブルの規定通知数上限値を
減らし、管理装置は、被管理装置からの通知数を負荷測
定して方式管理テーブルに定める条件に基づいて統合管
理装置へ通知を送信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の被管理装
置を分担して管理するための階層型ネットワーク管理シ
ステムに関し、特に障害通知の処理の負担を軽減するた
めのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク管理システムは、通信装置
のようなネットワーク構成機器を管理するためのもので
ある。ネットワーク管理は、ネットワーク構成機器とし
て被管理装置が備えているエージェントと、それを管理
する管理装置が備えるマネージャと、更に上位に統合管
理装置が備える統合マネージャによって実現される。こ
うしたシステムでは、統合マネージャからマネージャ
へ、更にマネージャからエージェントへの被管理装置上
の管理対象の操作指示と、エージェントからマネージャ
へ、更に統合マネージャへの管理対象の変化の通知が行
われる。このように階層型のネットワーク管理システム
では、例えば、それぞれ複数の被管理装置、を担当す
る、複数の管理装置と、その複数の管理装置を管理し、
ネットワーク全体の管理を行う1台の統合管理装置とい
った構成をとる。被管理装置の数が増加した場合、ある
いは被管理装置上の管理対象の数が増加した場合、管理
装置の処理負荷が増加する。特に、障害が発生した場合
等、被管理装置から管理装置への通知数が増加すると、
管理装置での処理が困難な状況が生じてしまう。
【0003】こうした通知数の増大に対処するために、
第1の従来例として特開平11−249986号公報の
システムが、また第2の従来例として特開平11−31
3064号公報に示される装置が提案されている。この
第1の従来例によれば、被管理装置から送信された通知
の数が、あらかじめ定めた単位時間当たりのしきい値を
越えた場合、管理装置でいくつかの通知をまとめたサマ
リを作成し、通知の代わりにサマリを統合管理装置に送
付することが示されている。また第2の従来例によれ
ば、被管理装置から送信された通知の数が、被管理装置
毎に被管理装置の負荷に応じて定めた単位時間当たりの
しきい値を越えた場合、管理装置で負荷に応じて定めら
れたフィルタを使用して通知を破棄し、フィルタを通過
したもののみ統合管理装置に送付することが示されてい
る。しかしいずれの場合も、複数の管理装置の処理能力
が異なる場合は考慮されていない。また、複数の管理装
置それぞれが送付する通知の量は管理装置の観点で制御
されているが、必ずしも統合管理装置が処理しなければ
ならないという観点では制御されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通知管理システ
ムは上記のように構成されており、1つの管理装置から
通知数が増加する場合はフィルタをかけて情報量を削減
し、または要約のみを送信しているが、管理装置相互間
の調整が欠落しているという課題がある。つまり割当を
しないと統合管理装置の処理能力を超え、または他の管
理装置からの通知の送信に制約を受け、固定的な割当で
は、直ちに通知内容が要約されて詳細を伝えることがで
きないという課題がある。また、統合管理装置へはでき
るだけ詳細な通知を送信するために、通知数の削減を段
階的に行うことが欠落しているという課題がある。
【0005】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、ネットワーク全体として統合管理装置へ
の適切な通知を保証し、かつその通知内容は通知数が多
い場合でも詳細な内容が送信されるようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ーク管理システムは、ネットワークに接続された下位接
続の複数ある被管理装置を階層的に管理するため、上位
に統合管理装置、中位に複数の管理装置を設け、統合管
理装置は、管理装置からの通知数上限を規定する負荷制
御テーブルと、管理装置からの通知数を測定する負荷測
定部を備えて、管理装置からの通知数を負荷測定して特
定の管理装置からの通知数が負荷制御テーブルに規定す
る数より大きくなると、全通知が各管理装置の現在能力
和を超えない場合は他の管理装置へ割り当てる負荷制御
テーブルの規定通知数上限値を減らし、管理装置は、通
知数と複数のしきい値と規定通知数とにより各種の程度
で通知内容を削減する条件を選択する方式管理テーブル
と、被管理装置からの通知数を負荷測定して条件を決定
する処理方式決定部を備えて、被管理装置からの通知数
を負荷測定して方式管理テーブルに定める条件に基づい
て統合管理装置へ通知を送信するようにした。
【0007】また更に、統合管理装置は、複数の管理装
置からの通知数を負荷測定し、負荷制御テーブルをみ
て、全通知が各管理装置の現在能力和を超える場合は所
定の削減要求として特定の管理装置へ送信し、管理装置
は、削減要求を受けると、方式管理テーブルに定めるし
きい値を低減するようにした。
【0008】また更に、各管理装置は、統合管理装置に
代わって負荷制御テーブルを備えて、各管理装置は互い
に統合管理装置へ送信する負荷数を送信し、管理装置は
受信した他の管理装置が出した統合管理装置への送信数
に基づいて負荷制御テーブルを参照し、自身の統合管理
装置への通知数を削減する必要があると判断すると、し
きい値を低減するようにした。
【0009】また更に、管理装置は、方式管理テーブル
のしきい値を低減する場合に、該低減後のしきい値によ
る削減内容による統合管理装置への通知数を予測して、
上記削減要求に合致するしきい値に変更するようにし
た。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本実施の形
態における各装置の階層接続関係を示す図である。図に
おいて、管理対象となる複数の被管理装置3a、3b、
3nと、それらの被管理装置を管理するための複数の管
理装置2a、2bとが下層接続され、各複数の管理装置
を管理するための1台の統合管理装置1は、ネットワー
クを介して上層接続されて、ネットワーク全体を管理す
る。図2は、これら各装置の詳細構成要素を示す図であ
る。図において、統合管理装置1は、管理装置から通知
を受信する通知受信部101、通知受信部の負荷を測定
する負荷測定部102、負荷測定部102の情報をもと
に管理装置から送信される負荷を制御する負荷制御部1
03、受け取った通知を処理する通知処理部104を備
えている。負荷制御部103は、負荷制御テーブル10
31を備えている。
【0011】管理装置2aは、被管理装置から通知を受
け取り、ヘッダ処理等を行う通知受信部201、通知受
信部201の負荷を測定する負荷測定部202、蓄積
用、表示用、統合管理装置への送信用の形式に通知を処
理する通知処理部203、通知を統合管理装置へ送信す
る通知送信部204、通知処理部における、統合管理装
置への送信形式を決定する処理方式決定部205aを備
えている。処理方式決定部205aは、負荷管理テーブ
ル2051aと方式管理テーブル2052aを備えてい
る。管理装置2bは、管理装置2aと同様の構成を取る
が、図2では処理方式決定部205bと、そこに備えて
いる負荷管理テーブル2051b、方式管理テーブル2
052bのみを記している。
【0012】図3は、負荷管理テーブル2051aの一
例を示す図である。ここでは、負荷の指標として単位時
間当たりの受信通知数を用いている。図の負荷管理テー
ブル2051aの、対象、現在値、しきい値は、それぞ
れ測定対象である被管理装置の全体または部分、現在の
単位時間当たりの受信通知数、処理方式を変更する場合
に使用されるしきい値を示している。図4は、方式管理
テーブル2052aの一例を示す図である。ここでは、
負荷の指標として単位時間あたりの受信通知数を用いて
いる。図において、Lは受信通知数、αはしきい値、n
とmはしきい値の範囲を定める値である。条件1〜5
は、例えば統合管理装置1へ送信する通知を決定する際
に、通知受信部201から受け取った通知に適用するフ
ィルタを表す。しきい値の範囲を定める値は、範囲を詳
細に指定するために、n、mの2つだけでなく、もっと
多くの値を使用してもかまわない。その場合、さらに多
くの条件を定めることになる。この図は、通知数が多く
なる程、また、可変のしきい値が低くなる程、しきい値
以上の通知には厳しい条件を適用して内容を削減するこ
とを意味している。被管理装置3aは、通知を送信する
ための通知送信部301を備えている。
【0013】図5は主として処理方式決定部205aが
持つ機能を示すフローチャートである。以下、図2ない
し5を用いて管理装置2aの動作を説明する。まずデー
タの流れを説明すると、図2において、被管理装置3a
は、発生した障害や状態の変化を障害通知や状態変化通
知として、その通知送信部301から管理装置2aの通
知受信部201に送信する。管理装置2aの通知受信部
201は、被管理装置3aから送付される通知を受信す
ると、ヘッダ処理等の下処理を行って、通知処理部20
3へ送る。また、負荷測定に必要な情報を負荷測定部2
02へ送る。通知処理部203は、通知の蓄積および表
示に必要な処理を行う。その後、処理方式決定部205
に対し、統合管理装置への通知方式を問い合わせ、処理
方式決定部205の応答に従って通知を処理し、通知送
信部204へ送る。通知送信部204は、通知処理部2
03から受け取った通知を統合管理装置1の通知受信部
101へ送信する。一方、負荷測定部202は管理装置
2aの負荷を測定する。負荷測定部202は、例えば通
知受信部201が通知を受信するたびに受信時間、通知
種別、送信元被管理装置の情報をもとに、単位時間あた
りの受信通知数を測定し、処理方式決定部205aへ送
る。
【0014】図5の機能を表すフローチャートを用いて
処理の内容を説明する。図の左側の列は被管理装置3a
等からの通知数を把握する動作を示し、中央の列は図4
の方式管理テーブルに基づいて通知内容を定める動作を
示し、右側の列は通知数に基づいて図3の負荷管理テー
ブルと図4の各しきい値を変更する動作を示している。
まず、処理方式決定部205aは、受け取った要求が負
荷測定部202からのものであるかどうかを判定する
(S101)。そうである場合、受け取った値を使っ
て、負荷管理テーブル2051aの現在値を更新し、要
求待ちの状態に戻る(S102)。負荷測定部202か
らの要求でない場合には、通知処理部203からのもの
であるかを判定する(S103)。そうである場合、現
在値としきい値を負荷管理テーブル2051aから取得
する(S104)。取得した値に対応する条件を、方式
管理テーブル2052aから取りだし(S105)、取
り出した条件を通知処理部203に伝え(S106)、
要求待ちの状態に戻る。
【0015】S103で通知処理部203からの要求で
ない場合、統合管理装置1の負荷制御部103からのも
のであるか判定する(S107)。そうである場合、現
在値としきい値を負荷管理テーブル2051aから取得
する(S108)。受け取った要求が、データ量の削減
要求であるかどうかを判定し(S109)、そうである
場合には、負荷管理テーブル2051aから取得したし
きい値を減らす(S110)。削減要求でない場合に
は、しきい値を増やす(S111)。変更したしきい値
と、負荷管理テーブル2051aから取得した現在値を
もとに、方式管理テーブル2052aを参照して、統合
管理装置1へ送付されるデータ量の予想値を計算する
(S112)。予想値が要求を満たすかどうか判定し
(S113)、満たす場合には負荷管理テーブル205
1aのしきい値の値を変更後の値に更新して要求待ちの
状態へ戻る。予想値が要求を満たさない場合には、S1
09以降の処理を繰り返す。
【0016】図6は、負荷制御テーブル1031の一例
を示す図である。図においては、各管理装置毎に、統合
管理装置が処理する合計の処理能力に対する割り当てた
能力比初期値Crn、能力比現在値Cr´n、負荷率Lr
nが記されている。例えば能力比50とは、統合管理装
置の処理能力を1として、それに対する管理装置に割り
当てた処理能力が50%とすることを意味する。図で
は、百分率で表してある。あるいはこの能力比は、各管
理装置から送付される通知数の希望受信比率としてもよ
い。更に、負荷率は、統合管理装置1の最大処理能力C
1にβを乗じた値に対する、各管理装置から送られる通
知の処理負荷の割合を百分率で表したものである。β<
1である。例えば30%とは、その管理装置から全体の
30%の通知が来ていることを示している。
【0017】図7は、統合管理装置の主として負荷制御
部103が持つ機能を示すフローチャートである。以
下、図2、図6と図7を用いて統合管理装置1の動作を
説明する。まずデータの流れを説明すると、図2におい
て統合管理数置1の通知受信部101は、管理装置から
通知を受け取ると、処理形式を判定し、通知と共に、判
定した処理形式を通知処理部104に送る。通知処理部
104は、送られた処理形式をもとに通知を処理した
後、蓄積および表示に必要な処理を行う。また、統合管
理装置1の負荷測定部102は、統合管理装置1の負荷
を測定する。負荷測定部102は、例えば通知受信部1
01が通知を受信するたびに、受信時間、処理種別、送
信元管理装置の情報をもとに、単位時間あたりの通知受
信数を測定し、負荷制御部103へ送る。
【0018】図7の機能を表すフローチャートを用いて
処理の内容を説明する。図の左側の列は通知量が多く、
かつ割当調整が可能な場合の割当変更動作を示し、中央
の列は通知量が多くなって通知量削減が必要な場合の削
減要求動作を示し、右側の列は通知量が少ない場合の割
当調整動作を示している。まず負荷制御部103は、負
荷測定部から負荷情報を受け取ると(S201)、受け
取った情報に従って、管理制御テーブル1031に記載
されている各管理装置の負荷率を更新する。次に各管理
装置について、更新した負荷率と能力比の現在値から、
超過量Oを計算する(S203)。負荷率が能力比の現
在値を超過しているかどうかを、超過量を元に判定する
(S204)。越えていない場合には、能力比現在値が
能力比初期値よりも小さい管理装置がないかどうかを判
定する(S205)。ない場合には、能力比現在値をγ
分増加させ(S206)、受信待ちの状態に戻る。ある
場合には、能力比現在値に対する超過量分だけ増加する
ように、管理装置の処理方式決定部205に増加要求を
だし(S207)、受信待ちの状態に戻る。
【0019】S204で負荷率が能力比を超過している
場合、他の管理装置の中で負荷率が能力比現在値を超過
していないものを探し、能力比変更量γ分、能力比現在
値を減らしても、負荷率を下回らないかどうかを判定す
る(S208)。下回らない場合には、超過している管
理装置の能力比現在値をγ分増加させ、超過していない
管理装置の能力比現在値をγ分減少させた後(S20
9)、受信待ちの状態に戻る。S208で下回る場合に
は、能力比現在値が能力比初期値よりも大きくなってい
る管理装置がないかどうかを判定する(S210)。あ
る場合には、能力比現在値をγ分減少させ(S21
1)、S208から繰り返す。ない場合には、能力比現
在値に対する超過量分だけ削減するように、管理装置の
処理方式決定部205に削減要求をだし(S212)、
受信待ちの状態へ戻る。
【0020】以上のように、本実施の形態によれば、統
合管理装置の処理能力と各管理装置間の能力比を基に割
り当て制御し、かつ管理装置はその割り当てを変更要求
して変更でき、更に管理装置は通知数に基づき通知内容
を順次変更するので、どの管理装置からも常に適切な通
知がされ、通知内容の削減も段階的にできる。なお、図
4の方式管理テーブルは、要はしきい値xを統合管理装
置から指定された上限規定値とも関係する他の設定値
m、nと組合せて、通知数Lと比較して各種の条件1〜
5を定める例を示したが、単にα1ないしα5と複数の
しきい値とし、しかしこれらのしきい値間の関係を例え
ばα2=2×α1、α3=3×α1等と設定して、Lと
これらα1〜5とで直接、条件1〜5を得るようにして
もよい。しきい値α(この場合はα1)は可変であり、
その値を下げられると、他のα2ないしα5も連動して
下げられる。
【0021】先の実施の形態では、負荷の指標として単
位時間あたりの通知受信数を利用したが、負荷の指標と
して統合管理装置1と管理装置のCPU使用率を使用す
るようにしてもよい。統合管理装置、管理装置の負荷指
標にCPU使用率を利用すれば、通知の処理負荷だけで
なく、統合管理装置、管理装置でのそれ以外の処理負荷
に応じて通知処理の負荷を適切に定めることができる。
【0022】実施の形態2.実施の形態1では、統合管
理装置が各被管理装置に指示を出していたが、管理装置
同士で負荷を調整する構成と動作を示す。図8は、本実
施の形態におけるネットワーク管理システムの構成を示
す図である。この構成においては、統合管理装置1は、
通知受信部101と、通知処理部104は備えている。
しかし負荷測定部と負荷制御部は必要としない。一方、
管理装置2aは、通知受信部201、負荷測定部202
a、通知処理部203、通知送信部204、処理方式決
定部205とを備えている。処理方式決定部205aa
は、負荷管理テーブル2051a、方式管理テーブル2
052aと、その他に新たに負荷制御テーブル2053
aを備えている。管理装置2baは管理装置2aaと同
様の構成を取るが、図8では、負荷測定部202b、処
理方式決定部205b、負荷管理テーブル2051b、
方式管理テーブル2052bと、新たな要素である負荷
制御テーブル2053bのみ記している。被管理装置3
aは、通知送信部301を備えている。
【0023】図9は、管理装置の処理方式決定部が持つ
機能を示すフローチャートである。以下、図8と図3、
図4、図6および図9を用いて管理装置の動作を説明す
る。まずデータの流れを説明すると、図8において、先
の実施の形態における動作と同様に、被管理装置3a
は、発生した障害を表す障害通知、状態の変化を表す状
態変化通知を管理装置2aaに送信する。通知受信部2
01は、被管理装置3aから送付される通知を受信する
と、ヘッダ処理等の下処理後、通知処理部203へ送
る。負荷測定に必要な情報を負荷測定部202へも送
る。通知処理部203は必要な処理を行い、処理方式決
定部205aaに通知方式を問い合わせ、その応答に従
って通知を処理し、通知送信部204へ送る。通知送信
部204は、その通知を統合管理装置1へ送信する。一
方、負荷測定部202aaは、管理装置2aの負荷を測
定する。負荷測定部202aは、例えば通知受信部20
1が通知を受信するたびに受信時間、通知種別、送信元
被管理装置の情報をもとに、単位時間あたりの受信通知
数を測定し、処理方式決定部205aaと他の管理装置
2baの処理方式決定部205baへ結果を送る。
【0024】図9の、機能を表すフローチャートを用い
て処理の内容を説明するる。処理方式決定部205aa
は、受け取った要求が管理装置2aaの負荷測定部20
2aあるいは管理装置2baの負荷測定部202bから
のものであるかどうかを判定する(S301)。負荷測
定部からのものでない場合、通知処理部203からのも
のであるかを判定する(S302)。通知処理部からの
ものである場合、現在値としきい値を負荷管理テーブル
2051aから取得する(S303)。取得した値に対
応する条件を、方式管理テーブル2052aから取りだ
し(S304)、取り出した条件を通知処理部203に
伝え(S305)、要求待ちの状態に戻る。S302で
通知処理部203からの要求でない場合も、要求待ちの
状態に戻る。
【0025】S301で、負荷測定部からのものである
場合には、受け取った値を使って、負荷管理テーブル2
051aの現在値を更新する(S306)。また、現在
値としきい値を負荷管理テーブル2051aから取得す
る(S307)。さらに、負荷制御テーブル2053a
に記載されている各管理装置の負荷率を更新する(S3
08)。次に各管理装置について、更新した負荷率と能
力比の現在値から、超過量Oを計算する(S309)。
負荷率が能力比の現在値を超過しているかどうかを、超
過量を元に判定する(S310)。越えている場合に
は、他の管理装置の中で負荷率が能力比現在値を超過し
ていないものを探し、能力比変更量γ分、能力比現在値
を減らしても、負荷率を下回らないかどうかを判定する
(S311)。負荷率を下回らない場合には、超過して
いる管理装置の能力比現在値をγ分増加させ、超過して
いない管理装置の能力比現在値をγ分減少させた後(S
312)、受信待ちの状態に戻る。
【0026】S11で負荷率を下回る場合には、能力比
現在値が能力比初期値よりも大きくなっている管理装置
がないかどうかを判定する(S313)。管理装置があ
る場合には、能力比現在値をγ分減少させ(S31
4)、S311から繰り返す。管理装置がない場合に
は、能力比現在値に対する超過量の割合dを求め(S3
15)、S307で負荷管理テーブル2051aから取
得したしきい値を減らす(S316)。変更したしきい
値と、負荷管理テーブル2051aから取得した現在値
をもとに、方式管理テーブル2052aを参照して、統
合管理装置1へ送付されるデータ量の予想値を計算する
(S317)。予想値が要求を満たすかどうか判定し
(S318)、要求を満たす場合には負荷管理テーブル
2051aのしきい値の値を変更後の値に更新して(S
319)、要求待ちの状態へ戻る。予想値が要求を満た
さない場合には、S316以降の処理を繰り返す。
【0027】S310で、負荷率が能力比の現在値を越
えていない場合には、能力比現在値が能力比初期値より
も小さい管理装置がないかどうかを判定する(S32
0)。そうした管理装置がない場合には、能力比現在値
をγ分増加させ(S321)、受信待ちの状態に戻る。
管理装置がある場合には、能力比現在値に対する超過量
の割合dを求め(S322)、S307で負荷管理テー
ブル2051aから取得したしきい値を増やす(S32
3)。変更したしきい値と、負荷管理テーブル2051
aから取得した現在値をもとに、方式管理テーブル20
52aを参照して、統合管理装置1へ送付されるデータ
量の予想値を計算する(S317)。予想値が要求を満
たすかどうか判定し(S318)、要求を満たす場合に
は負荷管理テーブル2051aのしきい値の値を変更後
の値に更新して(S319)、要求待ちの状態へ戻る。
予想値が要求を満たさない場合には、S323以降の処
理を繰り返す。統合管理数置1の通知受信部101は、
管理装置の通知送信部204から通知を受け取ると、処
理形式を判定する。通知受信部101は、通知と判定し
た処理形式を通知処理部104に送る。通知処理部10
4は、送られた処理形式をもとに通知を処理した後、蓄
積および表示に必要な処理を行う。
【0028】本実施の形態によれば、各管理装置が、統
合管理装置の処理能力と各管理装置の能力比を元に相互
に通知量を調整し、更にしきい値にを制御して通知内容
を削減しているので、統合管理装置で負荷制御を行うこ
となく、先の実施の形態と同様の効果が得られる。な
お、上記の説明では、負荷の指標として単位時間あたり
の通知受信数を利用したが、実施の形態1と同様、負荷
の指標として統合管理装置1と管理装置のCPU使用率
を使用してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、階層接
続した統合管理装置と管理装置において、いずれかに負
荷制御テーブルを備えて制御し、また多くの通知を出す
場合は段階的に通知内容を削減するので、統合管理装置
では、各管理装置の能力や負荷状態を管理して、全ての
通知を適切に把握できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における各装置の階層
接続関係を示す図である。
【図2】 実施の形態1における統合管理装置、管理装
置の構成を示す図である。
【図3】 負荷管理テーブルの例を示す図である。
【図4】 方式管理テーブルの例を示す図である。
【図5】 実施の形態1における管理装置の機能を表す
フロー図である。
【図6】 負荷制御テーブルの例を示す図である。
【図7】 実施の形態1における統合管理装置の機能を
表すフロー図である。
【図8】 本発明の実施の形態2における統合管理装
置、管理装置の構成を示す図である。
【図9】 実施の形態2における管理装置の機能を表す
フロー図である。
【符号の説明】
1 統合管理装置、2a,2aa,2b,2ba 管理
装置、3a,3b,3n 被管理装置、102 負荷測
定部、103 負荷制御部、1031 負荷制御テーブ
ル、202,202a,202b 負荷測定部、205
a,205aa,205b,205ba 処理方式決定
部、2051a,2051b 負荷管理テーブル、20
52a,2052b 方式管理テーブル、2053a,
2053b 負荷制御テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA04 GB02 JB16 KB03 MA07 5K030 GA13 GA14 HA08 HB06 HB11 HC20 JA10 KA05 LC01 LC18 LE05 MA01 MA04 MB02 MC07 MC08 MC09 5K033 AA09 BA08 CB06 DA01 DA05 DA15 DB12 DB20 EA03 EA06 EA07 5K035 AA03 BB01 CC01 DD01 EE01 EE22 EE25 JJ01 JJ04 MM03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された下位接続の複
    数ある被管理装置を階層的に管理するため、上位に統合
    管理装置、中位に複数の管理装置を設け、 上記統合管理装置は、上記管理装置からの通知数上限を
    規定する負荷制御テーブルと、上記管理装置からの通知
    数を測定する負荷測定部を備えて、 上記管理装置からの通知数を負荷測定して特定の管理装
    置からの通知数が上記負荷制御テーブルに規定する数よ
    り大きくなると、全通知が各管理装置の現在能力和を超
    えない場合は他の管理装置へ割り当てる上記負荷制御テ
    ーブルの規定通知数上限値を減らし、 上記管理装置は、通知数と複数のしきい値と上記規定通
    知数とにより各種の程度で通知内容を削減する条件を選
    択する方式管理テーブルと、上記被管理装置からの通知
    数を負荷測定して上記条件を決定する処理方式決定部を
    備えて、 上記被管理装置からの通知数を上記負荷測定して上記方
    式管理テーブルに定める条件に基づいて上記統合管理装
    置へ通知を送信するようにしたことを特徴とするネット
    ワーク管理システム。
  2. 【請求項2】 統合管理装置は、複数の管理装置からの
    通知数を負荷測定し、負荷制御テーブルをみて、全通知
    が各管理装置の現在能力和を超える場合は所定の削減要
    求として特定の管理装置へ送信し、 上記管理装置は、上記削減要求を受けると、上記方式管
    理テーブルに定めるしきい値を低減するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 各管理装置は、統合管理装置に代わって
    負荷制御テーブルを備えて、 各管理装置は互いに統合管理装置へ送信する負荷数を送
    信し、該管理装置は該受信した他の管理装置が出した統
    合管理装置への送信数に基づいて上記負荷制御テーブル
    を参照し、自身の統合管理装置への通知数を削減する必
    要があると判断すると、しきい値を低減するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 管理装置は、方式管理テーブルのしきい
    値を低減する場合に、該低減後のしきい値による削減内
    容による統合管理装置への通知数を予測して、上記削減
    要求に合致するしきい値に変更するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載のネットワーク管理システム。
JP2000149518A 2000-05-22 2000-05-22 ネットワーク管理システム Abandoned JP2001331390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149518A JP2001331390A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 ネットワーク管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149518A JP2001331390A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 ネットワーク管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001331390A true JP2001331390A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18655365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000149518A Abandoned JP2001331390A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 ネットワーク管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001331390A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352831A (ja) * 2005-05-20 2006-12-28 Alaxala Networks Corp ネットワーク制御装置およびその制御方法
JP2011035932A (ja) * 2005-05-20 2011-02-17 Alaxala Networks Corp ネットワーク制御装置およびその制御方法
KR101078484B1 (ko) 2004-08-30 2011-10-31 주식회사 케이티 부하를 고려한 네트워크 관리시스템 및 관리방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101078484B1 (ko) 2004-08-30 2011-10-31 주식회사 케이티 부하를 고려한 네트워크 관리시스템 및 관리방법
JP2006352831A (ja) * 2005-05-20 2006-12-28 Alaxala Networks Corp ネットワーク制御装置およびその制御方法
JP2011035932A (ja) * 2005-05-20 2011-02-17 Alaxala Networks Corp ネットワーク制御装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3812236B2 (ja) イベント制御手段を備えたネットワーク管理システム
US7117499B2 (en) Virtual computer systems and computer virtualization programs
AU711393B2 (en) A method and apparatus for client managed flow control on a limited memory computer system
US8386512B2 (en) System for managing data collection processes
JP4912401B2 (ja) パフォーマンス情報およびイベント情報を適応的に収集するシステムおよび方法
US9582337B2 (en) Controlling resource consumption
US7032222B1 (en) Method and system for determining resource allocation to users by granting request based on user associated different limits and resource limit
DE10247164B4 (de) Verfahren und Vorrichtung für eine Netzwerkbandbreitenoptimierung
JPH09270794A (ja) ネットワーク管理装置
CN110297698B (zh) 一种多优先级动态限流方法、装置、服务器及存储介质
JPWO2007072544A1 (ja) 情報処理装置、計算機、リソース割り当て方法及びリソース割り当てプログラム
CN108874324A (zh) 一种访问请求处理方法、装置、设备及可读存储介质
CN115277577A (zh) 数据处理方法、装置、计算机设备和计算机可读存储介质
CN109150686B (zh) Acl表项下发方法、装置及网络设备
JP2005128866A (ja) 計算機装置及び計算機装置の制御方法
JP2001331390A (ja) ネットワーク管理システム
CN115550284A (zh) 消息处理方法、装置和设备
JPH09222986A (ja) 画像処理装置及び情報処理装置
WO2020166617A1 (ja) リソース競合調停装置、リソース競合調停方法、及びプログラム
TW200838215A (en) System device utilizing policy to manage network service
JP3915950B2 (ja) 分散システムにおけるリソース情報処理方法
JPH10207847A (ja) 分散システムにおける自動負荷分散方式
JPH0698361A (ja) 呼処理データエリア管理システム
CN108243112A (zh) 聊天群组网络流量控制方法及装置、存储介质及计算设备
EP4161018A1 (en) Method for allocating resource for storing visualization information, apparatus, and system

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040514

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060421