JP2001331137A - 商品の販売又は賃貸システム - Google Patents

商品の販売又は賃貸システム

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JP2001331137A
JP2001331137A JP2001076970A JP2001076970A JP2001331137A JP 2001331137 A JP2001331137 A JP 2001331137A JP 2001076970 A JP2001076970 A JP 2001076970A JP 2001076970 A JP2001076970 A JP 2001076970A JP 2001331137 A JP2001331137 A JP 2001331137A
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Toshiro Sasaki
敏郎 佐々木
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TOKYO TVLAND KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品等を販売、レンタル又はリース等を行う流
通業界において、商品等の広告又は宣伝等と密接に関係
させることにより、消費者の購買意欲を喚起させ、これ
により商品の販売等を向上させることを目的としたもの
である。 【解決手段】駅の構内又はGMS(General M
erchandising Store)等において、
テレビショッピング用として撮影及び編集した複数種類
の商品に関する実演の映像を再編集して商品の種類毎に
複数のモニタに表示すると共に、前記複数種類の商品又
は当該商品のサンプルを当該商品に関する実演の映像が
表示されるモニタの横に並べて展示し、前記複数種類の
商品を販売又は賃貸する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の商品を
販売又は賃貸するための商取引に関する発明であり、特
に、商品に関する実演の映像を放映すると共に当該商品
を販売又は賃貸するための方法又はシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子商取引等が急速に発達してい
ることからも分かるように、これまでの取引形態を根底
から覆すような様々なビジネスモデルが発案されてい
る。このような新規ビジネスの出現は、商品の販売や賃
貸を行う流通業界においても例外ではない。
【0003】しかし、かかる流通業界では、既存の百貨
店、スーパー、量販店などが販路の開拓に力を注ぐ場合
がほとんどで、従来にない全く新しいビジネスがなかな
か出現していないのが現状である。
【0004】一方、今日の商品等の販売競争は、マスメ
ディアの発達に伴い、商品の品質よりも、むしろ、商品
等の広告又は宣伝の果たす役割が大きいと考えられる。
そのため、テレビ、パソコン、雑誌等による広告又は宣
伝によって、消費者の購買意欲を喚起させる様々な手法
が取られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
を鑑みてなされたものであり、商品等を販売、レンタル
又はリース等を行う流通業において、商品等の広告又は
宣伝等と密接に関係させることにより、消費者の購買意
欲を喚起させ、これにより商品の販売等を向上させるこ
とを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、販売又は賃貸される複数種類の商品に関する
実演の映像を個々に表示するための複数の映像表示手段
と、前記複数の映像表示手段によって表示される複数の
商品又は当該商品のサンプルを展示するための商品展示
手段と、を具備したことを特徴とする商品の販売又は賃
貸システムである。
【0007】ここで、上記「賃貸」は、レンタル、リー
ス等を含めた広い概念である。
【0008】また、上記「商品」とは、日用品、レジャ
ー用品、宝石類、衣類等に限られず、中古車、旅行用チ
ケット、保険、証券、馬券、サッカークジ等も含まれ
る。映像内容に関しては、例えば、中古車の場合には、
走行距離、車検等のデータ、中古車全体の映像、傷部分
の拡大映像等である。旅行チケットの場合には、映像内
容は、観光地の風景、歴史等である。保険の場合には、
保険の詳細な内容等である。証券の場合には、当該株式
会社の概要、過去の株価の推移等である。馬券の場合に
は、出走予定馬の体重の推移、過去の勝敗、馬自体の映
像等である。サッカークジの場合は、各チームの故障選
手名、過去の実績、グランドのコンディション等であ
る。
【0009】更に、上記「映像表示手段」は、映像を表
示できる機能を有していればよく、例えば、ブラウン管
採用のテレビモニタ、液晶テレビモニタ等が挙げられ
る。
【0010】また、上記「商品又は当該商品のサンプ
ル」より、配置した商品そのものを販売又は賃貸しても
よいし、別の場所から商品を取出して販売又は賃貸して
もよいし、別途、配送センター等から当該販売又は賃貸
する商品を消費者等に配送してもよい。
【0011】更に、「商品展示手段」の設置位置は、下
記のように、建築物の壁でもよいが、建築物の部屋の中
央部、廊下等どこでもよく、また、建築物に限られず、
トラックの荷室等の移動体の中や、公園、海岸、遊園
地、サービスエリア等も含まれる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、販売又は
賃貸される複数種類の商品に関する実演の映像を個々に
表示するための複数の映像表示手段と、前記複数の映像
表示手段によって表示される複数の商品又は当該商品の
サンプルを前記映像表示手段の配置位置に対応させて展
示するための商品展示手段と、を具備したことを特徴と
する商品の販売又は賃貸システムである。
【0013】更に、請求項3に記載の発明は、前記映像
表示手段によって表示される映像は、テレビショッピン
グ用として撮影及び編集した映像を使用したものである
ことを特徴とする請求項5若しくは請求項6に記載の商
品の販売又は賃貸システムである。
【0014】ここで、「テレビショッピング」とは、一
般に、商品の取扱いに慣れた者、タレント等を起用し
て、商品に関する説明、実演(使用方法等)、価格提示
等(以下及び特許請求の範囲において、「実演」とい
う。)をテレビで放送して、商品を販売する方法である
が、商品に関する実演の映像を消費者が見ることができ
れば、テレビに限らず、インターネット等によりパソコ
ン、家庭用ゲーム機、携帯電話等で前記映像を見ること
ができる場合も含む。また、「テレビショッピング用と
して撮影及び編集した映像を使用」とは、テレビショッ
ピング用として撮影した映像を使用するのであれば、テ
レビでテレビショッピング番組として放映する前に使用
してもよく、又、テレビで放映した後に使用しいてもよ
い。また、テレビショッピング用として撮影及び編集し
た映像を何ら編集することなくそのまま使用する場合
や、再編集して使用する場合も含まれる。このような再
編集により、テレビの放送時間の関係上、商品の説明、
商品の使用方法、販売表示しか放送できなかった映像
に、タレントの商品に対する反応等までも挿入すること
によって、消費者の購買意欲を更に喚起することができ
る。
【0015】更にまた、請求項4に記載の発明は、前記
映像表示手段によって表示される映像は、テレビショッ
ピング用として撮影、編集及び放送した映像を使用した
ものであることを特徴とする請求項7に記載の商品の販
売又は賃貸システムである。
【0016】ここで、「撮影、編集及び放送」より、一
旦テレビで放送した映像を再度使用することを特徴とす
る。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、前記商品
又は商品のサンプルを前記映像表示手段の近傍に展示す
ることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の
商品の販売又は賃貸システムである。
【0018】ここで、「映像表示手段の近傍に展示」よ
り、映像表示手段の近傍であれば、右横、左横、上、
下、斜め等どこに展示してもよい。また、映像表示手段
を見ている人間の手が届く範囲であれば更によい。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、前記映像
表示手段の近傍に展示するとは、前記映像表示手段の横
に並べて展示することを特徴とする請求項5に記載の商
品の販売又は賃貸システムである。
【0020】更に、請求項7に記載の発明は、前記商品
展示手段は、格子状の棚に形成されたものであることを
特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の商品の販
売又は賃貸システムである。
【0021】更にまた、請求項8に記載の発明は、前記
商品展示手段は、建築物の壁に設置されたものであるこ
とを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の商品
の販売又は賃貸システムである。
【0022】ここで、「建築物の壁」とは、建築物の壁
自体を上記格子状の棚に形成してもよいし、一旦壁を造
った後に上記格子状の棚を作ってもよい。
【0023】また、請求項9に記載の発明は、前記請求
項1若しくは請求項2に記載の商品の販売又は賃貸シス
テムにおいて、更に、前記映像表示手段によって表示さ
れる映像に関する音声を出力する音声出力手段を具備す
ることを特徴とする商品の販売若しくは賃貸システムで
ある。
【0024】更に、請求項10に記載の発明は、前記音
声出力手段は、前記映像表示手段によって表示される映
像を見る者が当該見ている映像に関する音声を認識でき
るように音声を出力するものであることを特徴とする請
求項9に記載の商品の販売又は賃貸システムである。
【0025】ここで、「映像を見る者が当該見ている映
像に関する音声を認識できる」とは、たとえ、他の映像
に関する音声が出力されていても、映像を見ている者が
自己の見ている映像に関する音声を認識できればよい。
また、ヘッドホンやイヤホン等を用いて、他の音声と区
別して認識できるようにしてもよい。
【0026】また、請求項11に記載の発明は前記音声
出力手段は、前記映像を見る者が前記音声の出力を調節
できるものであることを特徴とする請求項9に記載の商
品の販売又は賃貸システムである。
【0027】ここで、「音声の出力を調節できる」と
は、例えば、映像表示手段に設けたスイッチを操作する
場合、リモコンを操作する場合、又は、映像表示手段が
タッチパネルで形成されており、当該タッチパネルを操
作する場合等により音声の出力を調節する場合が挙げら
れる。
【0028】更に、請求項12に記載の発明は、請求項
1乃至11のいずれか一項に記載の商品の販売又は賃貸
システムは、前記商品に関する実演の映像を表示する部
分及び展示された商品若しくはサンプルをディスプレイ
する部分以外をマスキングしたものであることを特徴と
する。
【0029】ここで、「マスキングした」とは、例え
ば、木製板等でテレビモニタ及び展示するためのラック
等の部分以外を隠した場合である。
【0030】更にまた、請求項13に記載の発明は、請
求項1乃至11のいずれか一項に記載の商品の販売又は
賃貸システムは、前記商品に関する実演の映像を表示す
る部分、音声を出力する部分及び展示された商品若しく
はサンプルをディスプレイする部分以外をマスキングし
たものであることを特徴とする。
【0031】ここで、「音声を出力する部分」とは、例
えば、スピーカ装置のうちで音声出力側の表面部分であ
る。
【0032】また、請求項14に記載の発明は、請求項
1乃至13のいずれか一項に記載の商品の販売又は賃貸
システムは、前記駅の構内又はGMS(General
Merchandising Store)内に設置
されていることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の一例に
ついて説明する前に、幾つかの補足説明をする。商品を
消費者に販売する者は、本発明の商取引の中核をなす者
であり、以下、販売業者(甲)という。次に、販売業者
(甲)が販売する商品を製造する者(場合によっては、
販売業者(甲)に販売を委託する販売業者)について
は、以下、製造業者(乙)という。また、販売業者
(甲)から商品を買う又は賃借する者を、以下、消費者
(丙)という。
【0034】また、販売業者(甲)と製造業者(乙)又
はその他の者との間には、本発明の実施形態に係る商取
引を実施する旨の契約が既になされているものとし、以
下契約に関する説明は省略する。更に、販売業者(甲)
は商品の販売だけでなく、商品のレンタル又はリース
(本発明では、「商品の賃貸」と定義する。)を行う場
合もあるが、説明の便宜上、商品の販売のみを説明す
る。よって、本発明の技術的範囲の解釈に際しては、特
に商品の販売に限定されるものではなく、商品の賃貸を
行う場合も含まれるものである。
【0035】〔発明の実施形態の一例〕次に、本発明の
実施形態の具体的内容について、図1〜図3を用いて説
明する。尚、図1は、本実施形態の一連の流れを示すフ
ローチャートである。図2は、本実施形態により開設さ
れた店舗内を示す概略図である。図3は、本実施形態に
より商品購入等の申し込みから商品の引渡しまでを示し
た概念図である。
【0036】図1に示すように、まず、販売業者(甲)
は、製造業者(乙)がテレビッショッピングとして販売
を希望する商品に関して、テレビショッピングの番組収
録を行う(ステップS1)。このテレビショッピングの
番組内容は、周知の如く、商品(ここでは、商品
(イ))の取扱いに慣れた者、タレント等を起用して、
商品に関する説明、実演(使用方法等)、価格提示等
(以下、「実演」という。)を行うものである。この収
録は、一商品につき、例えば5分間行う。
【0037】次に、販売業者(甲)は、上記収録した映
像を編集する(ステップS2)。この編集は、テレビに
よる放送時間の関係上、例えば、2分30秒に短縮する
ものである。
【0038】その後、この編集された映像は、地上波、
衛星波、ケーブルテレビシステム等を介してテレビショ
ッピングの番組としてテレビで放送される(ステップS
3)。また、別の製造業者から依頼を受けた複数種類の
商品(ロ、ハ、ニ、……)に関する実演の映像について
も同様にテレビで放送される。ここまでは、従来から行
われているテレビショッピングの番組制作・放送と同じ
である。
【0039】次に、販売業者(甲)は、上記複数種類の
商品の中から、上記テレビショッピングによって販売数
の多かった商品を選び出す(ステップS4)。そして、
以下に示す方法で、再び販売を行う。
【0040】まず、販売業者(甲)は、テレビショッピ
ングによって販売数の多かった商品(ここでは商品
(イ))に関して、上記実演の映像を再編集する(ステ
ップS5)。例えば、上記2分30秒だった放送時間を
4分に拡張編集することが考えられる。拡張部分には、
例えば、タレントの商品に対する反応等を多めに挿入す
る。販売業者(甲)は、当該再編集後の映像をDVD
(Digital Versatile Disc)に
記録する(ステップS6)。
【0041】一方、販売業者(甲)は、駅の構内の一角
に前記再販予定の商品を販売する店舗を開設する。かか
る店舗については、例えば、図2に示すように、店舗中
央部にテーブル1を設置して、商品を購入するための申
し込み用紙を筆記具と共に置いておく(ステップS
7)。
【0042】また、店舗内には、図2に示すように、一
対の棚(例えば、11aと11b)を複数(11aと1
1b、12aと12b、13aと13b、……)集めて
格子状に形成した展示棚2とし、当該展示棚2を壁3に
設置する(ステップS8)。前記一対の棚は、棚11a
の側部に(棚11aの横に並べて)棚11bが形成され
た構成となっている。
【0043】次に、販売業者(甲)は、一対の棚の一方
11aにテレビモニタ111aを設置し、他方11bに
は、当該テレビモニタ111aで放映する商品111b
そのもの(場合によっては、商品サンプル)を展示す
る。また、テレビモニタ111aには図示しないDVD
プレーヤーが接続されており、当該DVDプレーヤーで
上記商品111bに関する実演の映像を記録したDVD
を再生できるようになっている。この一対の棚(11
a、11b)、テレビモニタ111a、商品111b、
当該テレビモニタ111aに接続したDVDプレーヤー
を一組とし、これを複数組設置する(ステップS9)。
これにより、上記商品に関する実演の映像を記録したD
VDを上記当該DVDプレーヤーで再生することによ
り、複数のテレビモニタ(111a、112a、113
a、……)に、それぞれ異なった商品(111b、11
2b、113b、……)に関する実演の映像を放映する
(ステップS10)。
【0044】続いて、商品の広告、販売方法について説
明する。
【0045】まず、消費者(丙)が、電車の待ち時間等
に、当該店舗に入店する(ステップS11)。消費者
(丙)は、自分の興味のある商品に関する実演の映像が
放映されているテレビモニタに近づき、放映中の映像の
音声出力を上げるように、テレビモニタのスイッチを操
作する。消費者(丙)は、商品に関する実演の映像を見
ながら、隣の棚に置いてある商品を実際に触ってみる
(ステップS12)。消費者(丙)は、この商品を気に
入れば、テーブル1上に置かれている申し込み用紙に、
住所、氏名、電話番号、購入希望商品名(番号)等の必
要事項を記入する(ステップS13)。
【0046】また、当該店舗には、数人の従業員が常駐
しており、消費者(丙)は、商品の説明や購入等に関し
て、従業員に質問することも可能である。
【0047】次に、消費者(丙)は、記入した申し込み
用紙を従業員に渡す(ステップS14)。そうすると、
図3に示すように、消費者(丙)はその場で商品を受け
取るか(ステップS15)、又は、配送センターから消
費者(丙)の自宅、会社等に、購入希望の商品が配送さ
れる(ステップS16)。商品が配送センターから消費
者(丙)に送られる場合には、図3に示すように、販売
業者(甲)が製造業者(乙)を介して又は直接に配送セ
ンターへ申込データを送ることになる。
【0048】消費者(丙)は、商品の受け取りと引き換
えに、当該商品の代金を支払う(ステップS17)。
【0049】尚、商品の販売に関しては、販売業者
(甲)が単に宣伝・広告をして製造業者(乙)が消費者
(丙)に直接販売するシステムにしてもよいし、又は、
販売業者(甲)が製造業者(乙)から一旦商品を購入
し、消費者(丙)に販売するシステムにしてもよい。
【0050】以上のように、本実施形態によれば、消費
者(丙)が、テレビショッピングで販売していた商品を
実際に手で触ることができるため、安心して納得の行く
買い物をすることができる。これにより、以前テレビシ
ョッピングを見たが、購入を迷っている間に購入期限が
切れて購入できなかった者や、実際に商品を触ってみな
ければ購入に踏み切れない者等も購入者として取り込む
ことが可能となる。よって、当該商品の存在を認知して
いても購買に結び付かなかった潜在的マーケットを徹底
的に発掘できる。
【0051】また、テレビショッピングを見ていなかっ
た者に対しても、商品の置かれている棚の横に当該商品
に関する実演の映像が放映されているため、商品の性
能、使用方法等が明確に理解でき、安心して商品を購入
することができる。特に、本実施形態では、複数種類の
商品に関して、実演の映像と当該商品を同時に展示する
ことで、当該店舗の従業員が少なくても、消費者(丙)
は商品の使用方法等を理解することができる。これによ
り、消費者(丙)に提供するサービスのレベルを低下さ
せずに人件費を削減できるというこれまでにない顕著な
効果を奏する。
【0052】更に、単に当該店舗を通り掛かった者も購
入者として取り込むことが可能となる。特に、本実施形
態では、商品に関する実演の映像を常に放映することに
より、当該店舗等を通り掛った者であっても興味を持ち
やすく、単に商品を陳列している場合に比べて、当該店
舗に入店する可能性が高くなる。即ち、百貨店等では、
消費者の入場数と売上が比例関係にあるという実情を考
慮して、消費者を自己の店舗内に入店させるため(消費
者がわざわざ当該百貨店等に足を運ぶようにするた
め)、店舗内に有名な料理店を引き入れたり、特価品、
特売品の販売、地方物産展等の開催、又は専用のクレジ
ットカードに特典を付けたりして、多額の出費が生じて
いる。しかし、本実施形態によれば、商品に関する実演
の映像を常に放映するだけで消費者は興味を持つため、
消費者の獲得に要する出費を抑えることができる。特
に、販売等を行う商品は、テレビショッピング番組とし
て既にテレビで放送されているため、認知度が格段に上
がっており、消費者は興味を持ち易すく、当該店舗内に
入店する可能性が高い。
【0053】更に、店舗に最低限必要なのは、テレビモ
ニタと(サンプル)商品なので、単位面積当りの販売効
率(坪効率)が圧倒的に優位となる。また、テレビショ
ッピングにより、販売実績の高かった売れ筋商品を陳列
することにより、さらに効率のよい店舗販売が可能とな
る。
【0054】また、百貨店等では、健康食品は夏場に売
上を伸ばし、宝石類は11月から2月ぐらいに売上を伸
ばすといったように、商品は季節によって売上が大きく
変動するという実情を考慮して、シーズン毎に店内にお
ける商品の大規模な配置替え等を行っている。しかし、
本実施形態によれば、サンプル商品の交換と、DVDの
差し替えだけで済むため、迅速かつ安価に消費者のニー
ズに応えた商品販売を行うことができる。
【0055】〔発明の実施形態の変形例〕上記実施形態
の各種変形例を以下に示す。尚、変形例は、多岐にわた
るため、各項目に分けて説明する。
【0056】1.店舗の開設場所について 上記実施形態では、販売業者(甲)は、駅の一角に商品
の販売をする店舗を開設することとしたが、以下に示す
ところに開設してもよい。 1.1.高速道路のサービスエリアやパーキングエリア
等 1.2.コンビニエンスストアー、ファーストフード
店、ファミリーレストラン等 1.3.スーパー等のGMS(General Mer
chandisingStore)、専門店、百貨店、
量販店、アウトレットモール、ホームセンター等 1.4.映画館、劇場等 1.5.遊園地、動・植物園、テーマパーク等 1.6.銭湯、スパ、プール等 1.7.トラック等の移動体の荷室
【0057】上記の場合、例えば、高速道路のサービス
エリアであれば車に関する商品を多く販売し、映画館で
あれば放映された映画のキャラクターグッズを多く販売
する等、販売場所に応じて、商品を変更することも可能
である。また、トラック等の荷室に店舗を開設すれば、
一定期間しか店舗を開設しないような場所(夏季の海
岸、冬季のスキー場、お祭りをする場所等)でも、効率
のよい販売を行うことができる。
【0058】2.商品説明の収録、編集について 上記実施形態では、販売業者(甲)は、5分間収録した
商品説明の映像を2分30秒から4分に拡張し、当該映
像をDVDに記録することとしたが、以下に示すように
行ってもよい。 2.1.テレビッショッピング用に収録する映像は、5
分以上でも以下でもよい。 2.2.テレビショッピングで放送する商品に関する実
演の映像は、2分30秒以上でも以下でもよい。 2.3.DVDに記録する映像は、4分以上でも以下で
もよく、テレビショッピング用に収録した映像をそのま
ま記録してもよいし(2.1)、テレビショッピングで
放送する映像をそのまま記録してもよい(2.2)。 2.4.商品に関する実演の映像をDVD以外の記録媒
体に記録してもよい。例えば、CD−ROM、ビデオテ
ープが挙げられる。 2.5.商品に関する実演の映像をサーバ(コンピュー
タ)のHDD(Hard Disk Drive)に記
録して、ブロードバンド伝送(Broadband T
ransmission)により、パソコン等に送信し
てもよい。
【0059】3.販売店舗のレイアウト 3.1.棚の設置場所 上記実施形態では、店舗の壁を格子状の棚に形成し、テ
レビモニタとその横に当該テレビモニタで放映する商品
を陳列することとしたが、以下に示すように行ってもよ
い。
【0060】3.1.1.格子状の棚を、店舗の壁内で
はなく、壁外に形成してもよい。例えば、図5に示すよ
うに、木製板により形成した枠30の一部を切りぬいて
複数の開口部(31a,31b,…)を形成し、これら
の開口部に横方向に一組のテレビとディスプレイする商
品(32aと33a、32bと33b、32cと33
c、32dと33d)を並べてもよい。また、この場合
のテレビは、モニタの下部にスピーカーが配置されてい
るものである。図5では、スピーカーが見えないよう
に、複数の開口部を形成したマスキング部材(34a,
34b,34c,34d)でマスキングしている。ま
た、各商品の下には、商品の特徴を説明したPOPサイ
ン(35a,35b,35c,35d)を表示してい
る。更に、枠30の前側には、梱包した商品や手で実際
に触ることができる商品を置くことができるワゴン36
を設置している。
【0061】図6は、図5に示す枠30を取り除いたと
きの状態を示した図である。このように、一組のテレビ
と商品を展示するラック(32aと36a、32bと3
6b、32cと36c、32dと36d)を2段(1段
又は3段以上でも可)キャビネット36a、36bに設
置する。また、最下部には、ラック38a、38bを設
置し、ラック38aの上にDVD再生プレーヤー(38
a,38b)を設置し、ラック38bの上にDVD再生
プレーヤー(38c,38d)を設置する。尚、DVD
再生プレーヤー(38a,38b,38c,38d)
は、テレビ(32a,32b,32c,32d)にそれ
ぞれ商品に関する映像を映すように電気的に接続されて
いる。また、この場合、DVD再生プレーヤーの前面図
はキャビネット36a、36bの後側を向いている。も
ちろん、DVD再生プレーヤー(38a,38b)を使
用せずに、ビデオデッキを使用してもよい。
【0062】図7は、上記図6に示したキャビネット3
6aの側面図である。このように、枠の裏側の最下部に
は、開口部40aを形成し、テレビ(32a,32c)
をキャビネット37aの前方位置に設置すると共に、キ
ャビネット37aの後方位置(図7の右側)41aに梱
包した商品を置くために十分な空間を確保している。こ
れにより、梱包した商品をたくさん収納できるだけでな
く、テレビのようにブラウン管のモニタ部分の重量が重
いようなものでも、キャビネット37aがテレビ32a
側(図7の左側)に倒れることを防止することができ
る。また、ラック38aをキャビネット37aの後方位
置に設置して、DVDの差し替え容易にしている。
【0063】図8は、上記枠30の背面を示した背面図
である。このように、枠30の後部には、観音扉42
a,42bが設けられている。尚、図9に示すように、
例えば、3組のキャビネット(37a,37b,37
c)を設置する場合には、その一つのキャビネット37
aの最下部にラック(38a,38b,38c)及びD
VDプレーヤー(39a,39b,39c,39d,3
9e,39f)を設置してもよい。
【0064】また、図6に示すキャビネット36aの変
形例として、図10に示したものであってもよい。即
ち、スピーカー(43a,43a;43b,43
;43c,43c;43d,43d)がモ
ニタの側部に設けられたテレビ(44a,44b,44
c,44d)をキャビネット(45a,45b)に設置
する。但し、この場合には、スピーカー43aがモニ
タの側部に設けられているため、キャビネット45a等
の横幅が広くなる。
【0065】更に、図10に示す変形例として、図11
にしたものであってもよい。即ち、テレビ(44a,4
4b,44c,44d)をキャビネット(37a,37
b)の最上部に横一列に並べて設置し、第2段部にラッ
ク(36a,36b,36c,36d)を横一列に並べ
て設置してもよい。
【0066】3.1.2.格子状の棚を、店舗の壁に関
係なく、店舗の中央等に設置してもよい。 3.1.3.棚を格子状にすることなく、はちの巣の断
面形状等、どのような形にしてもよい。 3.1.4.棚を位置商品につき1つのボックス(例え
ば、テレホンボックスのようなもの)に設置してもよ
い。
【0067】3.1.5.図12に示すように、壁50
に凹部51を形成して、キャビネット52を設置しても
よい。この場合、更に、キャビネット52の中央部に液
晶テレビ(53a,53b)を設置し、その両側の奥に
梱包した商品54等を置き、その前に商品(55a,5
5b;56a、56b)を置く。尚、商品55aと商品
55bは、異なるものであるが、液晶テレビ53aで映
し出される一実演でともに紹介されるものである。
【0068】また、図13は、図12に示したキャビネ
ット52の側面図である。このように、液晶テレビ53
aをキャビネット52の後側(図13の右側)に設置し
た金網56に取り付けている。一方、液晶テレビ53b
はキャビネット52の前側(図13の左側)に足部57
を出して設置している。尚、この場合、DVDプレーヤ
ーの前面は、キャビネット52の前側に向いている。
【0069】3.2.テレビモニタ、商品の配置場所 上記実施形態では、テレビモニタの側部(横)に当該テ
レビモニタで放映する商品を陳列することとしたが、以
下に示すように行ってもよい。
【0070】3.2.1.テレビモニタに番号を付し
て、これに対応する商品に同じ番号を付して、別の場所
に置いてもよい。商品が布団やフィットネスマシーンの
ように、大きな物の場合には、有効な方法である。 3.2.2.テレビモニタに番号を付して、これに対応
する商品が置かれている棚に同じ番号を付してもよい。 3.2.3.上記実施の形態では、テレビモニタを縦に
4つ並べているが、それ以上でも以下でもよい。 3.2.4.上記実施の形態では、縦一列の棚全てにテ
レビモニタを設置しているが、一部の棚にのみ設置して
もよい。例えば、4段の棚のうち、上部2段にテレビモ
ニタを設置し、下部2段に商品の在庫を収納してもよ
い。
【0071】3.2.5.図4に示すように、テレビモ
ニタが液晶テレビ21により構成されており、当該液晶
テレビ21が取り付けられた板を扉22としてひんじに
より開閉可能に構成し、当該扉の奥に商品の在庫品23
を置いてもよい。尚、図4において、符号24は、DV
D再生機である。
【0072】3.2.6.テレビモニタと一緒に又はテ
レビモニタに代えて、HMD〔Head Mounte
d Display(FMD:Face Mounte
dDisplayともいう。)〕を備えてもよい。 3.2.7.図4に示すように、商品が宝石25などの
貴金属類の場合には、当該商品を置く棚に盗難防止用の
ガラス26を取り付け、その代わりに、自動的に回転す
る回転テーブル27を設置し、当該回転テーブル27の
上に宝石25を置くようにしてもよい。また更に、当該
宝石を置く棚に照明機器28を設置して、宝石の見栄え
が良くなるようにしてもよい。 3.2.8.商品が包丁やスライサーのような刃物類の
場合には、当該刃物類に盗難防止用のロープ、鎖等を取
り付けてもよい。また更に、無理やりロープ、鎖等を取
ろうとすると、警報が鳴る等のセキュリティーシステム
を設けてもよい。
【0073】3.3.その他 3.3.1.店舗の外にも複数のモニタを設置して、店
舗内で放映している映像と同じ又は異なった映像を表示
してもよい。これにより、モニタで放映される商品がシ
ョーウインドーに展示される商品と同じ働きをする。 3.3.2.テレビモニタに放映されている商品に関す
る実演と同じことを消費者が自ら体験できるコーナーを
設置してもよい。
【0074】3.3.3.テレビモニタを図2に示すよ
うに多く設置せずに数個を設置し、当該数個のテレビモ
ニタに時系列に複数の商品に関する実演の映像を放映し
てもよい。例えば、図14(a)に示すように、テレビ
モニタ12aで右側の商品112bに係る映像を映し、
次に図14(b)に示すように、テレビモニタ12aで
左側の商品111bに係る映像を映し、これを交互に行
う。
【0075】また、この場合、商品を展示する棚は可動
式とし、上記放映される映像に合わせて展示される商品
が自動的に入れ換えられるようにしてもよい。また、従
業員が時系列に変化する映像に合わせて、手動で商品を
入れ換えるようにしてもよい。更に、テレビモニタを一
つだけ設置して、上記と同様に時系列に映像を放映する
と共に商品も入れ換えて、商品の展示してもよい。この
システムは、店舗面積を多く確保できない場合に特に有
効である。
【0076】3.3.4.上記ステップS4では、テレ
ビショッピングによって販売数の多かった商品を選び出
すこととしたがが、これに限らず、販売数に関係なく、
商品を選び出してもよい。商品の種類によっては、テレ
ビショッピングよりも店舗販売の方が売れる物がある等
を考慮したものである。
【0077】4.音声について 上記実施の形態では、消費者(丙)が自分の興味のある
商品の商品説明が放映されているモニタに近づき、放映
中の映像の音声出力を上げるようにしたが、以下に示す
ように行っても良い。
【0078】4.1.各テレビモニタにヘッドホン又は
イヤホンを接続しておいてもよい。 4.2.テレビモニタで放映されている実演の音声を聞
きたい者にのみ、ヘッドホン又はイヤホンを貸し出し、
一方、借りた者は、自分の興味のある実演が放映されて
いるテレビモニタのところに行き、自らジャックに接続
して、音声を聞くようにしいてもよい。
【0079】4.3.テレビモニタで放映されている実
演の音声を聞きたい者にのみ、ラジオ受信機及びヘッド
ホン若しくはイヤホンを貸し出し、一方、借りた者は、
ヘッドホン又はイヤホンをして、自分の興味のある実演
が放映されているテレビモニタ付近に行くと、その場所
にのみの送信されている電波(AM波、FM波等)を受
信して、当該実演の音声を聞くようにしてもよい。この
場合、複数のテレビモニタを上記のように縦1列に並べ
ると、電波が混信する場合には、テレビモニタを縦1列
の棚のうちの一箇所に置き、同列のその他の棚には商品
サンプルや商品の在庫を置いてもよい。
【0080】4.4.テレビモニタの下に、フットスイ
ッチの内臓されたマットを敷き、消費者(丙)が当該マ
ットの上に乗ると、前記テレビモニタから音声が出力さ
れる(又は、既に出力されている音声が大きくなる)よ
うにしてもよい。 4.5.音波を収束し、指向性の鋭い音波を出力するよ
うにして、テレビモニタに近づいた者のみが、実演の音
声を聞くことができるように構成してもよい。 4.6.縦一列に設置された複数のテレビモニタのう
ち、一つのみで映像を表示し、これを複数列に渡って行
うことによって、モニタに表示される映像を物理的に離
して、各テレビモニタから出力される音声を識別できる
ようにしいてもよい。
【0081】5.申し込み方法 上記実施の形態では、店舗内に設置されたテーブル1上
に置かれている申し込み用紙に必要事項を記入すること
としたが、以下に示すような方法で申し込んでもよい。 5.1.店舗内にパソコンを設置して、消費者(丙)が
自ら又は従業員が、パソコンにより(場合によっては、
インターネットを使って)商品の申し込みを行ってもよ
い。 5.2.消費者(丙)が店舗外の機器(例えば、自宅の
パソコン、家庭用ゲーム機、デジタル(又はデータ)放
送対応テレビ、カーナビゲーション等)により、インタ
ーネットを介して商品の申し込みを行ってもよい。 5.3.消費者(丙)が自己の携帯端末機(例えば、携
帯電話、PHS等)により、インターネット等を介して
商品の申し込みを行ってもよい。
【0082】5.4.店舗内のテレビモニタに映し出さ
れる商品に関する実演の映像の中に、商品申込み先の電
話番号、URL(Uniform Resource
Locators)等を表示して、消費者(丙)が後ほ
ど電話注文、インターネット(Web)注文をするよう
にしてもよい。 5.5.店舗内に商品名が記載されたカードを置いてお
き、消費者(丙)が所望のカードを取って会計場所(レ
ジスタ)に持って行って、商品を購入することができる
ようにしてもよい。 5.6.店舗内に梱包した商品を並べておき、消費者
(丙)が所望の商品を取って会計場所(レジスタ)に持
って行って、商品を購入することができるようにしても
よい。
【0083】6.決済方法 上記実施の形態では、商品の受け取りと引き換えに、商
品の代金を支払うこととしているが、もちろん銀行振
込、郵便振替を行ってよく、以下に示すような決済方法
でもよい。 6.1.店舗内にクレジットカードシステム、デビット
カードシステム、プリペイドカード(ウェーブマネー
等)システム等を設置して、決済を行ってもよい。 6.2.上記クレジットカード等が悪用された場合に
は、一定額を保障するシステムを構築してもよい。 6.3.特別会員制度を採用し、特別会員には、一定額
の割引を行うようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1並びにこ
の従属項に記載の発明によれば、複数種類の商品に関す
る実演の映像を個々に表示すると共に、前記表示される
個々の商品又は当該商品のサンプルを展示するため、消
費者は、複数種類の商品に関して、商品の性能、使用方
法等が明確に理解でき、安心して商品を購入することが
できる。特に、本発明は、実演の映像と商品の展示が、
複数種類の商品に関するものであるため、当該店舗の従
業員が少なくても、消費者は商品の使用方法等を理解す
ることができ、消費者に提供するサービスのレベルを低
下させずに人件費を削減できるというこれまでにない顕
著な効果を奏する。
【0085】また、請求項2並びにこれらの従属項に記
載の発明によれば、実演の映像に対応させて展示するた
め、商品の使用方法等の理解をより簡単にできるという
効果を奏する。
【0086】また、請求項14に記載の発明は、駅の構
内において、テレビショッピングで使用した映像を複数
のモニタで再び放映すると共に、当該放映する商品を前
記モニタの横に並べて展示することによって、当該商品
を販売又は賃貸するため、上記効果に加えて、更に、百
貨店等のように、わざわざ消費者の入店を促すために要
する出費を抑えることができるという効果を奏する。一
方、GMS内に商品の販売又は賃貸システムを設置する
場合には、消費者のGMSでの買い物に便乗してテレビ
ショッピングで使用した映像を見させることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一連の流れを示すフローチ
ャート。
【図2】本発明の実施形態により開設された店舗内を示
す概略図。
【図3】本発明の実施形態により商品購入等の申し込み
から商品の引渡しまでを示した概念図。
【図4】本発明の実施形態により開設された店舗内の一
例を示す概略図。
【図5】本発明の商品の販売又は賃貸システムの変形例
を示す図。
【図6】図5に示す商品の販売又は賃貸システムの枠3
0を取り除いたときの状態を示した図。
【図7】図6に示すキャビネット36aの側面図。
【図8】図5に示す商品の販売又は賃貸システムの枠3
0の背面図。
【図9】図5に示す商品の販売又は賃貸システムの枠3
0の変形例の背面図。
【図10】図6に示すキャビネット36a等上の配置の
変形例を示した図。
【図11】図10に示すキャビネット45a等上の配置
の変形例を示した図。
【図12】本発明の商品の販売又は賃貸システムの変形
例を示す図。
【図13】図12に示す商品の販売又は賃貸システムの
側面図。
【図14】本発明の販売又は賃貸システムの変形例を示
す図。
【符号の説明】
1 テーブル 2 椅子 3 展示棚 4 壁 11a (テレビモニタ用)棚 11b (商品用)棚 12a (テレビモニタ用)棚 12b (商品用)棚 13a (テレビモニタ用)棚 13b (商品用)棚 21 液晶テレビ 22 扉 23 在庫品 24 DVD再生機 25 宝石 26 ガラス 27 回転テーブル 28 照明機器 111a (棚11aに設置した)テレビモニタ 111b (棚11bに展示した)商品 112a (棚12aに設置した)テレビモニタ 112b (棚12bに展示した)商品 113a (棚13aに設置した)テレビモニタ 113b (棚13bに展示した)商品

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売又は賃貸される複数種類の商品に関
    する実演の映像を個々に表示するための複数の映像表示
    手段と、前記複数の映像表示手段によって表示される複
    数の商品又は当該商品のサンプルを展示するための商品
    展示手段と、を具備したことを特徴とする商品の販売又
    は賃貸システム。
  2. 【請求項2】 販売又は賃貸される複数種類の商品に関
    する実演の映像を個々に表示するための複数の映像表示
    手段と、前記複数の映像表示手段によって表示される複
    数の商品又は当該商品のサンプルを前記映像表示手段の
    配置位置に対応させて展示するための商品展示手段と、
    を具備したことを特徴とする商品の販売又は賃貸システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記映像表示手段によって表示される映
    像は、テレビショッピング用として撮影及び編集した映
    像を使用したものであることを特徴とする請求項1若し
    くは請求項2に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  4. 【請求項4】 前記映像表示手段によって表示される映
    像は、テレビショッピング用として撮影、編集及び放送
    した映像を使用したものであることを特徴とする請求項
    7に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  5. 【請求項5】 前記商品又は商品のサンプルを前記映像
    表示手段の近傍に展示することを特徴とする請求項1若
    しくは請求項2に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  6. 【請求項6】 前記映像表示手段の近傍に展示すると
    は、前記映像表示手段の横に並べて展示することを特徴
    とする請求項5に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  7. 【請求項7】 前記商品展示手段は、格子状の棚に形成
    されたものであることを特徴とする請求項1若しくは請
    求項2に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  8. 【請求項8】 前記商品展示手段は、建築物の壁に設置
    されたものであることを特徴とする請求項1若しくは請
    求項2に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  9. 【請求項9】 前記請求項1若しくは請求項2に記載の
    商品の販売又は賃貸システムにおいて、更に、前記映像
    表示手段によって表示される映像に関する音声を出力す
    る音声出力手段を具備することを特徴とする商品の販売
    若しくは賃貸システム。
  10. 【請求項10】 前記音声出力手段は、前記映像表示手
    段によって表示される映像を見る者が当該見ている映像
    に関する音声を認識できるように音声を出力するもので
    あることを特徴とする請求項9に記載の商品の販売又は
    賃貸システム。
  11. 【請求項11】 前記音声出力手段は、前記映像を見る
    者が前記音声の出力を調節できるものであることを特徴
    とする請求項9に記載の商品の販売又は賃貸システム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
    載の商品の販売又は賃貸システムは、前記商品に関する
    実演の映像を表示する部分及び展示された商品若しくは
    サンプルをディスプレイする部分以外をマスキングした
    ものであることを特徴とする。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
    載の商品の販売又は賃貸システムは、前記商品に関する
    実演の映像を表示する部分、音声を出力する部分及び展
    示された商品若しくはサンプルをディスプレイする部分
    以外をマスキングしたものであることを特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一項に記
    載の商品の販売又は賃貸システムは、前記駅の構内又は
    GMS内に設置されていることを特徴とする。
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