JP2001326645A - Atm伝送装置 - Google Patents

Atm伝送装置

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JP2001326645A
JP2001326645A JP2000146227A JP2000146227A JP2001326645A JP 2001326645 A JP2001326645 A JP 2001326645A JP 2000146227 A JP2000146227 A JP 2000146227A JP 2000146227 A JP2000146227 A JP 2000146227A JP 2001326645 A JP2001326645 A JP 2001326645A
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JP
Japan
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atm
unit
assembling
cell
atm cell
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JP2000146227A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Sato
和秀 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM伝送装置全体のバッファメモリの容量
を低く抑える。 【解決手段】 本発明のATM伝送装置は、コネクショ
ン毎に異なる伝送帯域特性やサービス品質クラスに応
じ、ATMセルをATM網に多重したり多重分離したり
するATM多重分離部と、ATMセルの組立分解を行う
1以上のATMセル組立分解部と、ATMセル組立分解
部がATMセルの組立分解を行う際にATMセルを格納
し、また、ATMセル多重分離部が、ATMセルを多
重、多重分離する際にATMセルを格納しておく1以上
のATMセル組立分解バッファ部を有する。そして、A
TMセル組立分解バッファ部は、ATMセル組立分解部
及びATM多重分離部間に配置され、両者がアクセスす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(非同期転送
モード)伝送装置に関し、例えば、広帯域ISDN網に
接続するATM交換機や、移動体通信網などのATM網
に接続する基地局制御装置や、基地局装置等におけるA
TM伝送装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATM網では、音声、映像、デ
ータ等の信号をATMセルに組立る際に、それぞれの品
質条件の相違を吸収するために、付加する情報を標準化
したATMアダプテーションレイヤ(ATM Adap
tation Layer:以下、AAL)が定められ
ている。このAALは、セル単位の機能を提供するセル
組立分解サブレイヤ(Segmentation an
d Reassembly Sublayer:以下、
SAR)と、ユーザデータユニット単位の機能であるコ
ンバージェンスサブレイヤ(Convergence
Sublayer:以下、CS)とから構成される。
【0003】また、音声、映像、データ等のATMセル
には、異なる伝送帯域特性とサービス品質クラスが要求
されている。
【0004】伝送帯域特性としては、音声や映像などの
リアルタイム性が要求されるATMセルに対しては、ビ
ットレートが一定になるCBR(Constant B
itRate)があり、パケットデータ等の情報量が時
間に応じて変化するATMセルに対しては、ビットレー
トが可変になるVBR(Variable BitRa
te)がある。この他に最低ビットレートが保証されて
いるABR(Available Bit Rate)
やビットレートが不特定なUBR(Unspeifie
d Bit Rate)がある。
【0005】サービス品質クラスとして、CBRとVB
Rに対しては、伝送遅延と伝送遅延ゆらぎが厳しく要求
されている。一方、ABRとUBRに対しては、伝送遅
延と伝送遅延ゆらぎが要求されていない。
【0006】異なる伝送帯域特性とサービス品質クラス
が要求されている各種ATMセルを取扱う従来のATM
伝送装置としては、特開平11−074898号公報に
開示されるものがある。図2は、この公報記載のATM
伝送装置を整理して示したものである。
【0007】図2において、この従来のATM伝送装置
1は、リアルタイム性が要求される音声データを処理す
る音声処理部10と、情報量が時間に応じて変化するパ
ケットデータを処理するパケットデータ処理部11とに
接続されている。
【0008】ATM伝送装置1は、音声処理部10で処
理された音声データをATMセルに組立る機能と分解す
る機能を備えたCBR組立分解部32と、ATMセルを
組立分解するために、一時的に音声データを格納してお
くCBR組立分解バッファ部34とを有する。
【0009】また、ATM伝送装置1は、パケットデー
タ処理部11で処理されたパケットデータをATMセル
に組立る機能と分解する機能を備えたVBR組立分解部
33と、一時的にパケットデータを格納しておくVBR
組立分解バッファ部35とを有する。
【0010】さらに、ATM伝送装置1は、CBR組立
分解部32とVBR組立分解部33とで組立られたAT
Mセルを要求伝送帯域毎に帯域保証を行い、サービス品
質クラス毎にATM網に多重する機能と、ATM網から
入力されたATMセルをサービス品質クラス毎にCBR
組立分解部32とVBR組立分解部33とに分離する機
能を備えたATM多重分離部36と、ATM網に出力す
るATMセルを一時的に格納する送信バッファ部37
と、ATM網から入力されたATMセルを一時的に格納
する受信バッファ部38とを有する。
【0011】さらにまた、ATM伝送装置1は、CBR
組立分解部32、VBR組立分解部33及びATM多重
分離部36を、制御バス40を介して、制御する制御部
39を有する。
【0012】音声処理部10やパケットデータ処理部1
1は、加入者端末からの音声やパケットデータを処理す
るCODEC及びMODEMや、STM(同期転送モー
ド)網に接続するためのプロトコル変換処理装置や、移
動体通信網に接続するための無線伝送装置などが該当す
るものである。
【0013】CBR組立分解部32は、音声処理部10
からの音声データを一時的にCBR組立分解バッファ部
34に格納してATMセルに組立る。また、VBR組立
分解部33は、パケットデータ処理部11からのパケッ
トデータを一時的にVBR組立分解バッファ部35に格
納してATMセルに組立る。ATM多重分離部36は、
CBR組立分解部32とVBR組立分解部33とで組立
られたATMセルを、一時的に、送信バッファ部37に
格納する。そして、ATM多重分離部36は、送信バッ
ファ部37に格納されたATMセルを読み出してATM
網に多重すると共に、このとき、それぞれの要求伝送帯
域やサービス品質クラス毎に伝送帯域を保証する。
【0014】また、ATM多重分離部36は、ATM網
からのATMセルを一時的に受信バッファ部38に格納
して、それぞれのサービス品質クラス毎にCBR組立分
解部32とVBR組立分解部35に分離出力する。CB
R組立分解部32は、ATM多重分離部36からのAT
Mセルを分解するとき、一時的にCBR組立分解バッフ
ァ部34に格納して、それぞれの音声データに分解して
音声データ処理部10に出力する。同様に、VBR組立
分解部35は、ATM多重分離部36からのATMセル
を分解するとき、一時的にVBR組立分解バッファ部3
5に格納して、それぞれのパケットデータに分解してパ
ケットデータ処理部11に出力する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来のATM伝送装置1では、CBR組立分解部3
2及びVBR組立分解部33とにそれぞれ、音声データ
やパケットデータを組立分解するために、データを一時
的に格納しておくCBR組立分解バッファ部34やVB
R組立分解バッファ部35を用意する必要があった。
【0016】また、ATM多重分離部36では、ATM
セルの異なる要求伝送帯域やサービス品質クラスを保証
するために、ATMセルを一時的に格納しておく送信バ
ッファ部37及び受信バッファ部38を用意する必要が
あった。
【0017】これらのバッファ部の容量は、同時に帯域
保証したり多重分離したりするATMセルのコネクショ
ン数、要求伝送帯域、サービス品質クラスの種類、一つ
のATMセルに組立分解する音声データやパケットデー
タ等の情報量などによって決まり、ATM交換機や移動
体通信網の基地局装置等のATM伝送装置が扱うコネク
ション数、要求伝送帯域、及びサービス品質クラスの種
類が多い場合は、大容量のバッファが必要になり、ハー
ドウェアの小型化及びコストダウンの障害になってい
た。
【0018】本発明は、以上の点に鑑みなされたもので
あり、バッファ部の容量を低く抑え、ハードウェアの小
型化及びコストダウンを図ることができるATM伝送装
置を提供しようとしたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明のATM伝送装置は、(1)コネクシ
ョン毎の伝送帯域特性やサービス品質クラスに応じ、A
TMセルをATM網に多重するATM多重部と、(2)
伝送データをATMセルに組み立てる少なくとも1つの
ATMセル組立部と、(3)上記ATMセル組立部がA
TMセルの組立を行うときにATMセルを格納し、上記
ATMセル多重部が、コネクション毎のATMセルを帯
域保証してATM網に多重するときにATMセルを格納
しておく、少なくとも1つのATMセル組立バッファ部
とを有し、(4)上記ATMセル組立バッファ部は、上
記ATMセル組立部と上記ATM多重部との間に配置さ
れ、上記ATMセル組立部と上記ATM多重部の両方か
らアクセスすることができることを特徴とする。
【0020】また、第2の本発明のATM伝送装置は、
(1)コネクション毎の伝送帯域特性やサービス品質ク
ラスに応じ、ATM網から到来するATMセルを多重分
離するATM分離部と、(2)ATMセルを分解して伝
送データに戻す少なくとも1つのATMセル分解部と、
(3)上記ATMセル分離部が、ATM網からのATM
セルをコネクション毎のATMセルに多重分離するとき
にATMセルを格納し、上記ATMセル分解部がATM
セルの分解を行うときにATMセルを格納しておく、少
なくとも1つのATMセル分解バッファ部とを有し、
(4)上記ATMセル分解バッファ部は、上記ATM分
離部と上記ATMセル分解部との間に配置され、上記A
TM分離部と上記ATMセル分解部との両方からアクセ
スすることができることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるATM伝送装置の第1の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0022】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、この第1の実施形態のATM伝送装置2の全体
構成を示すブロックである。
【0023】図1において、この第1の実施形態のAT
M伝送装置2も、音声処理部10及びパケットデータ処
理部11と、ATM網との間に介在するものである。音
声処理部10及びパケットデータ処理部11は、従来と
同様に、加入者端末からの音声データやパケットデータ
を処理するCODECやMODEM、STM(同期転送
モード)網に接続するためのプロトコル変換処理装置
や、移動体通信網に接続するための無線伝送装置等が該
当する。
【0024】第1の実施形態のATM伝送装置2は、C
BR組立分解部12、VBR組立分解部13、CBR組
立分解バッファ部14、VBR組立分解バッファ部1
5、ATM多重分離部16、及び、制御部19を備え
る。
【0025】CBR組立分解部12は、音声処理部10
で処理された音声データをATMセルに組立る機能、及
び、音声処理部10を宛先とするATMセルを分解して
音声データに戻して音声処理部10に出力する機能を備
えている。
【0026】CBR組立分解バッファ部14は、この第
1の実施形態の場合、CBR組立分解部12及びATM
多重分離部16間に介在し、これらCBR組立分解部1
2及びATM多重分離部16の双方がアクセス可能なも
のである。CBR組立分解部12との関係で言えば、C
BR組立分解バッファ部14は、CBR組立分解部12
がATMセルを組立分解するために音声データを格納し
ておくものである。
【0027】VBR組立分解部13は、パケットデータ
処理部11で処理されたパケットデータをATMセルに
組立る機能、及び、パケットデータ処理部11を宛先と
するATMセルを分解してパケットデータに戻してパケ
ットデータ処理部11に出力する機能を備えている。
【0028】VBR組立分解バッファ部15は、この第
1の実施形態の場合、VBR組立分解部13及びATM
多重分離部16間に介在し、これらVBR組立分解部1
3及びATM多重分離部16の双方がアクセス可能なも
のである。VBR組立分解部13との関係で言えば、V
BR組立分解バッファ部15は、VBR組立分解部13
がATMセルを組立分解するためにパケットデータを格
納しておくものである。
【0029】ATM多重分離部16は、CBR組立分解
バッファ部14又はVBR組立分解バッファ部15か
ら、ATMセルを読み出して、要求伝送帯域毎に帯域保
証を行ってサービス品質クラス毎にATM網に多重する
機能と、ATM網から入力されたATMセルをサービス
品質クラス毎にCBR組立分解バッファ部14又はVB
R組立分解バッファ部15に書き込む機能とを備えてい
る。
【0030】制御部19は、制御バス20を介して、C
BR組立分解部12、VBR組立分解部13及びATM
多重分離部16を制御するものである。
【0031】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態のATM伝送装置2において、C
BR組立分解部12がCBR組立分解バッファ部14を
用いて、音声データからCBRに係るATMセルを組み
立てる動作を、図3〜図6をも用いて説明する。
【0032】以下では、音声データが、図3(A)に示
すように、ITU−T.I.363.2で勧告されてい
るAAL type 2に従うものであり、それを図3
(B)に示すATMセルに組み立てる場合を例にして説
明する。
【0033】すなわち、図3(A)に示す音声データ
に、GFC(一般的フロー制御)、VPI(仮想パス識
別子)、VCI(仮想チャネル識別子)、PT(ペイロ
ードタイプ)、HEC(ヘッダ誤り制御)及びSTF
(スタートフィールド)を付加して、ATMセルにする
場合を例に説明する。なお、GFC、VPI、VCI及
びPTは、コネクションによって定まるものであり、H
ECは、GFC、VPI、VCI及びPTのビット列に
よって定まるものである。STFは、音声データがその
ATMセルのどの位置に格納されているかを表すOSF
(オフセットフィールド)、ATMセルの順序を表すS
N(シーケンスナンバー)及びP(パリティビット)で
ある。
【0034】音声データからATMセルを組み立てる場
合には、上述したように、CBR組立分解バッファ部1
4が適宜利用される。
【0035】CBR組立分解バッファ部14は、詳細に
は、図4に示すように、ATMセルを組立分解するとき
にデータを格納しておくCBRバッファメモリ142
と、CBRバッファメモリ142のアドレス制御や、C
BR組立分解部12又はATM多重分離部16のアクセ
ス要求の競合管理を行うCBRバッファアドレス制御部
141とから構成されている。また、図4に示すよう
に、CBR組立分解部12は、ATMセルヘッダ情報テ
ーブル124(図5参照)を備え、ATM多重分離部1
6は、読出スケジュールテーブル164C(図7参照)
を備えている。
【0036】なお、図4は、ATM多重分離部16につ
いては、CBRに係るATMセルを処理する面から記述
している。
【0037】CBR組立分解部12におけるATMセル
ヘッダ情報テーブル124には、図5に示すように、音
声データ処理部10から入力された音声データに対応す
るコネクションmのATMセルのヘッダ情報部分145
と、音声データをATMセルに組立る際に利用されるC
BRバッファメモリ142のアドレスを格納しておく参
照アドレス146とが登録されている。
【0038】なお、ATMセルヘッダ情報テーブル12
4には、ATMセルを音声データに分解する際に利用さ
れるCBRバッファメモリ142のアドレスを格納して
おく参照アドレス147も登録されている。この参照ア
ドレス147は、音声データをATMセルに組立る際に
は無関係なものである。
【0039】これらヘッダ情報145と、参照アドレス
146及び147とは、ATMセルを組立始めたりAT
Mセルを分解始めたりする前に、制御部19によって、
登録されるものである。
【0040】図6は、CBRバッファメモリ142の使
用例を示す。この例では、アドレス000000(16
進表記;以下、同様)番地から0000FE番地まで
が、ATMセル組立用参照アドレス領域(146)であ
り、そのデータ部分の上位2ビットは、ATMセル組立
状態を表すフラグSFLG0,1であり、残りのビット
は、ATMセルを組立る際に利用するアドレスmが各コ
ネクション毎に格納されている。ATMセル組立状態を
表すフラグSFLG0,1の組合せは、例えば、下記に
示すような状態とする。
【0041】 SFLG0,1=(0,0) :空き領域 SFLG0,1=(0,1) :セル組立中 SFLG0,1=(1,0) :セル組立完了 SFLG0,1=(1,1) :未使用 また、組立動作では関係しないが、CBRバッファメモ
リ142の800000番地〜8000FE番地まで
が、ATMセル分解用参照領域(147)であり、上位
2ビットは、ATMセル分解状態を表すフラグRFLG
0,1があり、残りのビットは、ATMセルを分解する
際に利用するアドレスmが各コネクション毎に格納され
ている。ATMセル分解状態を表すフラグRFLG0,
1の組合せは、例えば、下記に示すような状態とする。
【0042】 RFLG0,1=(0,0) :空き領域 RFLG0,1=(0,1) :セル書込完了 RFLG0,1=(1,0) :セル分解中 RFLG0,1=(1,1) :未使用 CBR組立分解部12は、データ長がLIである音声デ
ータをコネクションmのATMセルに組立るときには、
ATMセルヘッダ情報テーブル124からヘッダ情報1
45と参照アドレス146とを読み出す。次に、CBR
組立分解部12は、CBRバッファメモリ142の参照
アドレス146から、アドレスm0を読み出す。
【0043】なお、図4では省略しているが、CBR組
立分解部12及びCBR組立分解バッファ部14間は、
アドレスバス121、データバス122及びバスアクセ
ス権(信号線)123に加えて、読出し/書込みを規定
するもの等のコントロールバスも存在する。この点は、
ATM多重分離部16及びCBR組立分解バッファ部1
4間についても同様である。
【0044】読み出したCBRバッファメモリ142の
アドレスm0(の領域)から、ATMセルヘッダ情報1
45、STF、音声データを書き込んで、ATMセルを
組立る。このとき、ATMセルの組立が完了しないと
き、CBRバッファメモリ142の参照アドレス146
にセル組立中を表すフラグSFLG0,1=(0,1)
を書き込む。ATMセルの組立が完了したときは、CB
Rバッファメモリ142の参照アドレス146にセル組
立完了を表すフラグSFLG0,1=(1,0)を書き
込み、ATMセルヘッダ情報テーブル124の参照アド
レス146を更新する。さらに、組立るべき音声データ
がある場合には、アドレスm1(の領域)からATMセ
ルヘッダ情報145、STF、残りの音声データを書き
込み、ATMセルを組立る。そして、更新したCBRバ
ッファメモリ142の参照アドレス146にセル組立中
を表すSFLG0,1=(0,1)とアドレスm1を書
き込む。
【0045】次に、以上のようにしてATMセルに組み
立てられ、CBR組立分解バッファ部14に格納された
ATMセルを、ATM多重分離部16が読出す際の動作
を図7をも用いて説明する。
【0046】ATM多重分離部16は、図7に例示する
CBR読出スケジュールテーブル164を備えている。
このCBR読出スケジュールテーブル164Cは、読出
順序テーブル165CとATMセルヘッダ情報テーブル
166Cとから構成されている。
【0047】読出順序テーブル165Cは、例えば、図
7に示すように、所定周期T内での読出順序tに対し、
その読出順序tで読み出されるATMセルのCBRコネ
クションnを対応付けているものである。
【0048】また、ATMセルヘッダ情報テーブル16
6Cは、例えば、図7に示すように、CBRコネクショ
ン毎に、そのヘッダ情報(GFC、VPI、VCI、P
TI、CLP)と、CBRバッファメモリ142に対し
読み出す際に参照する参照アドレスと、そのコネクショ
ンについてのセルレートとが対応付けられているもので
ある。
【0049】ATMセルヘッダ情報テーブル166C
は、CBRコネクションの新規設定時やCBRコネクシ
ョンの解除時などに、制御部19によって適宜更新され
るものである。
【0050】読出順序テーブル165Cは、ATMセル
ヘッダ情報テーブル166Cに情報が格納されているコ
ネクションが変化したときに、ATM多重分離部16
が、各CBRコネクションのセルレートに応じて設定す
るものである。ATM多重分離部16は、この際、図示
が省略されているVBR用のATMセルヘッダ情報テー
ブル(図7のテーブル166Cと同様な構成)における
各VBRコネクションのセルレートも考慮される。な
お、各コネクションのセルレートに応じて、このコネク
ションのATMセルを読み出すかを決定する方法は、既
存のいかなるものをも適用できる。
【0051】まず、ATM多重分離部16は、読出順序
テーブル165Cからその時点での読出順序t(ここで
は0とする)が表すCBRコネクションmを読み出す。
次に、ATMセルヘッダ情報テーブル166Cからコネ
クションmのヘッダ情報167と参照アドレス168を
読み出し、CBRバッファメモリ142の参照アドレス
168(の領域)から、セル組立状態を表すフラグSF
LG0,1とアドレスm0とを読み出す。
【0052】そして、フラグSFLG0,1がセル組立
完了を表している場合には、ATM多重分離部16は、
CBRバッファメモリ142のアドレスm0からATM
セルを読み出し、CBRバッファメモリ142の参照ア
ドレス168に空き領域を表すフラグSFLG0,1=
(0,0)を書き込み、さらにATMセルヘッダ情報テ
ーブル166Cの参照アドレス168を更新する。
【0053】これに対して、読み出したフラグSFLG
0,1がセル組立中や空き領域を表している場合には、
ATM多重分離部16は、読み出し動作を終了する。
【0054】なお、ATM多重分離部16は、読出順序
tをT/10周期で次のものに更新する。他の読出順序
t(=T/10、2T/10、…)においても、ATM
多重分離部16は、上述したような読出し動作を行う。
【0055】ここで、ATM多重分離部16が、読出順
序テーブル165Cからその読出し順序tでのCBRコ
ネクションを読み出した際において、CBRコネクショ
ンの指定がない場合には、図7の例では、7T/10、
8T/10、9T/10のタイミングのとき、ATM多
重分離部16は、VBR組立分解バッファ部15からV
BRのATMセルを読み出そうとする。
【0056】図8は、VBR組立分解バッファ部15の
詳細構成を中心に、VBRに係るATMセルの組立分解
についての構成を示すものであり、上述したCBRに係
る図4に対応するものである。
【0057】図4及び図8の比較から明らかなように、
VBR組立分解バッファ部15も、CBR組立分解バッ
ファ部14と同様に、VBRバッファアドレス制御部1
51と、VBRバッファメモリ152とを有する。ま
た、図8に示すように、VBR組立分解部13はATM
セルヘッダ情報テーブル134(CBRに係るテーブル
124(図5)参照)を備え、ATM多重分離部16
は、読出スケジュールテーブル164V(CBRに係る
テーブル164C(図7)参照)を備えている。なお、
図8は、ATM多重分離部16については、VBRに係
るATMセルを処理する面から記述している。
【0058】VBR組立分解部13、VBR組立分解バ
ッファ部15及びATM多重分離部16によるVBRに
係るATMセルを組み立ててATM網に送出する際の動
作は、上述したCBR組立分解部12、CBR組立分解
バッファ部14及びATM多重分離部16によるCBR
に係るATMセルを組み立ててATM網に送出する際の
動作と同様であるので、その説明は省略する。
【0059】なお、ATM多重分離部16は、CBR組
立分解バッファ部14又はVBR組立分解バッファ部1
5からATMセルを読み出す際には、ATMセルヘッダ
の誤りを制御・検出するためのヘッダ誤り制御(HE
C)を計算し、ATMセルヘッダに付加することを行
う。
【0060】CBRに係る読出スケジュールテーブル1
64CとVBRに係る読出スケジュールテーブル164
Vとは、1個に統一されたものであっても良く、また、
そのうちの読出順序テーブル165C及び165Vだけ
が1個に統一されたものであっても良い。
【0061】次に、ATM多重分離部16によるATM
セル分離動作を図4〜図6及び図8を用いて説明する。
【0062】ATM多重分離部16は、図1に示すよう
に、ATM網から到来したATMセルを分離する際に使
用されるATMセルヘッダ情報テーブル169を備えて
いる。このATMセルヘッダ情報テーブル169の構成
例の図示は省略するが、上述した図5に示すATMセル
ヘッダ情報テーブル124とほぼ同様な構成を有する。
ATMセルヘッダ情報テーブル169も、コネクション
の増減に応じて、制御部19によって、設定、更新され
るものである。
【0063】ATMセルヘッダ情報テーブル169は、
受信するATMセルのヘッダ情報と、ATMセル格納先
アドレスmを格納しておく参照アドレス147とが登録
されているものである。受信したATMセルがCBRに
係るものであればCBRバッファメモリ142に格納
し、受信したATMセルがVBRに係るものであればV
BRバッファメモリ152に格納することを要するの
で、ATMセル格納先アドレスmを格納しておく参照ア
ドレス147は、CBRバッファメモリ142及びVB
Rバッファメモリ152の相違をも明確にしているもの
である。
【0064】ATM多重分離部16は、ATM網から受
信したATMセルを伝送帯域特性毎に、CBR組立分解
バッファ部14、及びVBR組立分解バッファ部15に
書き込む。
【0065】ここで、受信したATMセルの要求伝送帯
域特性がCBRである場合には、CBRバッファメモリ
142のアドレスm(の領域)からATMセルを書き込
み、ATMセル組立時と同様に、ATMセルヘッダ情報
テーブル169から参照アドレス(147;図5参照)
を読み出す。CBRバッファメモリ142の参照アドレ
ス(147)にセル書込完了を表すフラグRFLG0,
1=(0,1)を書き込み、残りのビットにアドレスm
を書き込む。そして、ATMセルヘッダ情報テーブル1
69の参照アドレス(147)を更新する。
【0066】受信したATMセルの要求伝送帯域特性が
VBRである場合は、同様に、VBRバッファメモリ1
52にATMセルを書き込む。
【0067】以上のようにしてCBRバッファメモリ1
42に書き込まれたATMセルは、CBR組立分解部1
2によって分解され、VBRバッファメモリ152に書
き込まれたATMセルは、VBR組立分解部13によっ
て分解される。
【0068】CBR組立分解部12は、自分解部12内
のATMセルヘッダ情報テーブル124に記憶されてい
る分解時用の参照アドレス147に基づいて、CBRバ
ッファメモリ142の参照アドレス147に書き込まれ
たフラグRFLG0,1とアドレスmとを読み出す。そ
して、フラグRFLG0,1がセル書込完了又はセル分
解中を表す場合には、そのアドレスmからユーザ単位に
音声データを読み出し、参照アドレス147に、セル分
解中を表すフラグRFLG0,1=(1,0)を書き込
む。このとき、同じATMセルから読み出す音声データ
がもはやない場合には、参照アドレス147に空き領域
を表すフラグRFLG0,1=(0,0)を書き込む。
【0069】このようにして、CBR組立分解部12に
よって、CBRバッファメモリ142から読み出された
音声データは、音声データ処理部10に与えられる。
【0070】VBR組立分解部13も、CBR組立分解
部12とほぼ同様にして、VBRバッファメモリ152
からパケットデータを読み出して、パケットデータ処理
部11に与える。
【0071】次に、CBRバッファアドレス制御部14
1のアクセス調停方法について説明する。CBRバッフ
ァアドレス制御部141は、CBR組立分解部12とA
TM多重分離部16とからのCBRバッファメモリ14
2へのアクセス要求を受け付ける。CBR組立分解部1
2とATM多重分離部16のアクセス要求が競合した場
合には、ATM多重分離部16のアクセス要求を優先し
て、CBRバッファメモリ142へのアクセスを許可す
る。これは、一般にATM伝送装置2とATM網では、
ATM網の伝送速度が、ATM伝送装置2内に比べて遅
いため、ATM網側を優先することにより、伝送遅延の
増加を抑えることが可能であるためである。
【0072】VBRバッファアドレス制御部151のア
クセス調停方法も、CBRバッファメモリ制御部141
と同様である。
【0073】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように、第1の実施形態のATM伝送装置によれ
ば、CBR組立分解部12及びVBR組立分解部13
と、ATM多重分離部16との間に、CBR組立分解バ
ッファ部14及びVBR組立分解バッファ部15を設け
たので、CBR組立分解部12及びVBR組立分解部1
3が音声データやパケットデータ等のATMセルの組立
分解を行うときに、ATMセルを格納しておくバッファ
メモリと、ATM多重分離部16が、伝送帯域特性やサ
ービス品質クラスが異なるATMセルの帯域保証及び多
重分離を行うときに、ATMセルを格納しておくバッフ
ァメモリを共通にすることができる。
【0074】これにより、ATM伝送装置全体のバッフ
ァメモリの容量を低く抑え、ハードウェアの小型化及び
コストダウンを図ることができる。
【0075】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるATM伝送装置の第2の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0076】(B−1)第2の実施形態の構成 図9は、この第2の実施形態のATM伝送装置3の全体
構成を示すブロックであり、上述した第1の実施形態に
係る各種図面における同一、対応部分には、同一符号を
付して示している。
【0077】第2の実施形態のATM伝送装置3におい
ては、図9及び図1の比較から明らかなように、第1の
実施形態におけるCBR組立分解バッファ部14及びV
BR組立分解バッファ部15に代えて、CBR及びVB
Rの処理系に共通な組立分解バッファ部21が設けられ
ている。また、この共通な組立分解バッファ部21は、
アドレスバス22、データバス23及びバスアクセス権
(信号線)24を介して(図示は省略するがその他のコ
ントロール信号線を含む)、CBR組立分解部12及び
VBR組立分解部13の双方に対し、バス接続されてい
る。
【0078】(B−2)第2の実施形態の動作 次に、第2の実施形態のATM伝送装置3の動作を、図
10をも用いて説明する。以下では特に、CBR組立分
解部12及びVBR組立分解部13が、共通の組立分解
バッファ部21を使用して、ATMセルを組み立てる動
作やATMセルを分解する動作について説明する。
【0079】組立分解バッファ部21は、図10に示す
ように、ATMセルを組立分解するときに格納しておく
バッファメモリ212と、バッファメモリ212のアド
レス制御や、CBR組立分解部12、VBR組立分解部
13及びATM多重分離部16のバッファメモリ212
に対するアクセス要求の競合管理を行うバッファアドレ
ス制御部211とから構成されている。
【0080】バッファアドレス制御部211は、上述の
ように、CBR組立分解部12、VBR組立分解部13
及びATM多重分離部16からのバッファメモリ212
へのアクセス要求を受け付ける。ここで、CBR組立分
解部12及び又はVBR組立分解部13のアクセス要求
と、ATM多重分離部16のアクセス要求とが競合した
場合には、ATM多重分離部16を優先して、バッファ
メモリ212へのアクセスを許可する。また、バッファ
アドレス制御部211は、CBR組立分解部12からの
アクセス要求とVBR組立分解部13からのアクセス要
求とが競合した場合には、CBR組立分解部12を優先
してバッファメモリ212へのアクセスを許可する。こ
れは、CBR組立分解部12が、リアルタイム性のある
データの組立分解を行っているためである。
【0081】バッファメモリ212へのアクセス権を獲
得したCBR組立分解部12は、第1の実施形態と同様
にして、音声データをATMセルに組み立て、また逆
に、ATMセルを音声データに分解する。バッファメモ
リ212へのアクセス権を獲得したVBR組立分解部1
3も、第1の実施形態と同様にして、パケットデータを
ATMセルに組み立て、また逆に、ATMセルをパケッ
トデータに分解する。
【0082】また、ATM多重分離部16の動作は、組
立分解バッファ部21が共通化されても、第1の実施形
態と同様に説明できるので、その説明は省略する。な
お、共通の組立分解バッファ部21を使用しても、第1
の実施形態と同様な各種テーブルなどの記憶情報によ
り、CBRに係るATMセルと、VBRに係るATMセ
ルとが区別できるので、ATM多重分離部16の動作
は、第1の実施形態と同様である。
【0083】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、第2の実施形態のATM伝送装置3によ
れば、CBR組立分解バッファ部14及びVBR組立分
解バッファ部15に代え、アドレスバス22、データバ
ス23及びバスアクセス権24を介して、CBR組立分
解部12及びVBR組立分解部13とバス接続される組
立分解バッファ部21を設け、バッファアドレス制御部
211が、CBR組立分解部12、VBR組立分解部1
3及びATM多重分離部16のバッファメモリ212へ
のアクセス要求の競合管理を行うことにより、上述した
第1の実施形態と同様に、組立分解バッファ部21を使
用して、CBR及びVBRに係るATMセルを組み立て
分解できるようにしたので、第1の実施形態以上に、A
TM伝送装置全体のバッファメモリの容量を低く抑える
ことが期待でき、ハードウェアの小型化、及びコストダ
ウンを図ることができる。
【0084】(C)他の実施形態 第1の実施形態では、CBRバッファメモリ142及び
VBRバッファメモリ152に一般的なメモリを用いた
ものを示したが、デュアルポートメモリを用いることが
できる。デュアルポートメモリは、1つのメモリセルに
対して、アドレスバス、データバスが2つあり、それぞ
れが独立して1つのメモリセルにアクセスすることがで
きる。このようなデュアルポートメモリを用いた場合に
は、アクセス権の調停が不要であるので、CBRバッフ
ァアドレス制御部141及びVBRバッファアドレス制
御部151を削除することが可能である。なお、第2の
実施形態におけるバッファメモリ212についても、デ
ュアルポートメモリを適用することができ、この場合、
バッファアドレス制御部211は、CBR組立分解部1
2及びVBR組立分解部13間のアクセス権の調停だけ
を行えば良い。
【0085】また、上記各実施形態では、CBRに係る
ATMセルやVBRに係るATMセルを扱うものを示し
たが、他のABRやUBRに係るATMセルを扱うもの
であっても良い。さらに、このような取扱うATMセル
の種類数も、上記各実施形態のように、2種類に限定さ
れるものではなく、1種類であっても、また、3種類以
上であっても良い。
【0086】さらにまた、上記各実施形態においては、
双方向通信に対応するATM伝送装置を示したが、一方
向通信に対応するATM伝送装置に本発明を適用するこ
とができる。この場合、送信側のATM伝送装置は、A
TMセルの組立などを行い、受信側のATM伝送装置
は、ATMセルの分解などを行う。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明のATM伝送装置
によれば、ATMセルの組立や分解時に使用されるバッ
ファ部と、ATMセルのATM網への多重出力やATM
網からのATMセルの多重分離時に使用されるバッファ
部とを共通化させたので、ATM伝送装置全体のバッフ
ァメモリの容量を低く抑える、ハードウェアの小型化及
びコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のATM伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来のATM伝送装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1の実施形態のCBR組立分解部12で変換
される音声データ及びATMセルの構成例を示す説明図
である。
【図4】第1の実施形態のCBR組立分解バッファ部1
4の詳細構成例を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態のATMセルヘッダ情報テーブ
ル124の構成例を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態のCBRバッファメモリ142
のアドレス割当例を示す説明図である。
【図7】第1の実施形態の読出スケジュールテーブル1
64の構成例を示す説明図である。
【図8】第1の実施形態のVBR組立分解バッファ部1
5の詳細構成例を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態のATM伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】第2の実施形態の組立分解バッファ部21の
詳細構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2、3…ATM伝送装置、10…音声データ処理部、1
1…パケットデータ処理部、12…CBR組立分解部、
13…VBR組立分解部、14…CBR組立分解バッフ
ァ部、15…VBR組立分解バッファ部、16…ATM
多重分離部、19…制御部、21…組立分解バッファ
部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクション毎の伝送帯域特性やサービ
    ス品質クラスに応じ、ATMセルをATM網に多重する
    ATM多重部と、 伝送データをATMセルに組み立てる少なくとも1つの
    ATMセル組立部と、 上記ATMセル組立部がATMセルの組立を行うときに
    ATMセルを格納し、上記ATMセル多重部が、コネク
    ション毎のATMセルを帯域保証してATM網に多重す
    るときにATMセルを格納しておく、少なくとも1つの
    ATMセル組立バッファ部とを有し、 上記ATMセル組立バッファ部は、上記ATMセル組立
    部と上記ATM多重部との間に配置され、上記ATMセ
    ル組立部と上記ATM多重部の両方からアクセスするこ
    とができることを特徴とするATM伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記ATMセル組立部として複数備える
    と共に、上記ATMセル組立バッファ部として1個備
    え、複数の上記ATMセル組立部が、1個の上記ATM
    セル組立バッファ部に対し、同一のバスを介して接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のATM伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 上記ATMセル組立バッファ部は、 ATMセルを格納するバッファメモリと、 上記バッファメモリのアドレス制御を行い、上記ATM
    セル組立部と上記ATM多重部とからの上記バッファメ
    モリヘのアクセス要求の競合管理を行うバッファアドレ
    ス制御部とを有することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のATM伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記ATMセル組立部として複数備え、
    少なくとも1つの上記ATMセル組立部は、リアルタイ
    ム性が要求される伝送データのATMセルの組立を行
    い、他の少なくとも1つの上記ATMセル組立部は、情
    報量が時間に応じて変化する伝送データのATMセルの
    組立を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のATM伝送装置。
  5. 【請求項5】 コネクション毎の伝送帯域特性やサービ
    ス品質クラスに応じ、ATM網から到来するATMセル
    を多重分離するATM分離部と、 ATMセルを分解して伝送データに戻す少なくとも1つ
    のATMセル分解部と、 上記ATMセル分離部が、ATM網からのATMセルを
    コネクション毎のATMセルに多重分離するときにAT
    Mセルを格納し、上記ATMセル分解部がATMセルの
    分解を行うときにATMセルを格納しておく、少なくと
    も1つのATMセル分解バッファ部とを有し、 上記ATMセル分解バッファ部は、上記ATM分離部と
    上記ATMセル分解部との間に配置され、上記ATM分
    離部と上記ATMセル分解部との両方からアクセスする
    ことができることを特徴とするATM伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記ATMセル分解部として複数備える
    と共に、上記ATMセル分解バッファ部として1個備
    え、複数の上記ATMセル分解部が、1個の上記ATM
    セル分解バッファ部に対し、同一のバスを介して接続さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載のATM伝送
    装置。
  7. 【請求項7】 上記ATMセル分解バッファ部は、 ATMセルを格納するバッファメモリと、 上記バッファメモリのアドレス制御を行い、上記ATM
    セル分解部と上記ATM分離部とからの上記バッファメ
    モリヘのアクセス要求の競合管理を行うバッファアドレ
    ス制御部とを有することを特徴とする請求項5又は6に
    記載のATM伝送装置。
  8. 【請求項8】 上記ATMセル分解部として複数備え、
    少なくとも1つの上記ATMセル分解部は、リアルタイ
    ム性が要求される伝送データのATMセルの分解を行
    い、他の少なくとも1つの上記ATMセル分解部は、情
    報量が時間に応じて変化する伝送データのATMセルの
    分解を行うことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに
    記載のATM伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458828B1 (ko) * 2001-12-27 2004-12-03 엘지전자 주식회사 에이티엠 교환기의 버퍼 제어 장치 및 방법

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