JP2001325552A - 無線式本人照会システム - Google Patents
無線式本人照会システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話機などの無線機が、万一、紛失した
り盗難にあっても不正に使用されることを確実に防止す
る画期的な無線式本人照会システムを提供する。 【解決手段】 本発明の無線式本人照会システムは、携
帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に予め記
憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ（２）と
を照会し照会結果を送信するＩＤタグ５０と、予め記憶
したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信し
ＩＤタグ５０より照会結果を受信する照会コントローラ
６０とを備え、照会結果により照会コントローラ６０が
取り付けられる携帯用の無線機から種々のデータの送信
を可能とした。
り盗難にあっても不正に使用されることを確実に防止す
る画期的な無線式本人照会システムを提供する。 【解決手段】 本発明の無線式本人照会システムは、携
帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に予め記
憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ（２）と
を照会し照会結果を送信するＩＤタグ５０と、予め記憶
したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信し
ＩＤタグ５０より照会結果を受信する照会コントローラ
６０とを備え、照会結果により照会コントローラ６０が
取り付けられる携帯用の無線機から種々のデータの送信
を可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の無線機が
紛失したり盗難にあっても不正に使用されることを防止
する無線式本人照会システムに関する。
紛失したり盗難にあっても不正に使用されることを防止
する無線式本人照会システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話機は、ますます多様化の傾向に
あり、携帯電話機を使用して行う金銭の決済システムが
ある。図３は、買物をするとき携帯電話機１を使用して
行うこの従来の金銭決済システムの全体構成図を示す。
あり、携帯電話機を使用して行う金銭の決済システムが
ある。図３は、買物をするとき携帯電話機１を使用して
行うこの従来の金銭決済システムの全体構成図を示す。
【０００３】携帯電話機１は、表示器１３が設けられた
本来機能の電話送受信部１１に加え、操作スイッチ部１
４に接続したデータ送受信部１２が備えられている。
本来機能の電話送受信部１１に加え、操作スイッチ部１
４に接続したデータ送受信部１２が備えられている。
【０００４】商店３に設けられる電子レジスタ３０は、
携帯電話機１のデータ送受信部１２と非接触で相互に送
受信を行うことができ、買物の金銭決済を行うことがで
きる。金融機関４に設けられる管理コンピュータ４０
は、電子レジスタ３０に電話回線で接続しており、電子
レジスタ３０よりの情報を処理・管理するものである。
携帯電話機１のデータ送受信部１２と非接触で相互に送
受信を行うことができ、買物の金銭決済を行うことがで
きる。金融機関４に設けられる管理コンピュータ４０
は、電子レジスタ３０に電話回線で接続しており、電子
レジスタ３０よりの情報を処理・管理するものである。
【０００５】携帯電話機１により買物をするときには、
操作スイッチ部１４を操作しデータ送受信部１２に予め
格納されている個人識別データ（以下ＩＤデータ）を電
子レジスタ３０に送る。電子レジスタ３０は送られたＩ
Ｄデータを管理コンピュータ４０に送信し、管理コンピ
ュータ４０は、ＩＤデータの照会と、ブラックリストな
どの検証を行い合格のときには決済許可の通知を電子レ
ジスタ３０に返送する。
操作スイッチ部１４を操作しデータ送受信部１２に予め
格納されている個人識別データ（以下ＩＤデータ）を電
子レジスタ３０に送る。電子レジスタ３０は送られたＩ
Ｄデータを管理コンピュータ４０に送信し、管理コンピ
ュータ４０は、ＩＤデータの照会と、ブラックリストな
どの検証を行い合格のときには決済許可の通知を電子レ
ジスタ３０に返送する。
【０００６】電子レジスタ３０では、ＩＤデータ、決済
許可通知、買物の商品情報などよりレジデータが作成さ
れ、このレジデータは携帯電話機１と管理コンピュータ
４０に送信され決済が行われる。携帯電話機１は、電話
回線を使用し管理コンピュータ４０に蓄積されたレジデ
ータを送信させることもでき、また、送信されたレジデ
ータをデータ送受信部１２のメモリーに記憶し必要に応
じ表示器１３に表示することもできる。管理コンピュー
タ４０は電子レジスタ３０より送信されたレジデータを
保管し、携帯電話機１の所有者は電話料金とともに買物
の料金を電話会社に支払い、携帯電話機１の所有者と電
子レジスタ３０と電話会社との間で金銭の処理が行われ
る。
許可通知、買物の商品情報などよりレジデータが作成さ
れ、このレジデータは携帯電話機１と管理コンピュータ
４０に送信され決済が行われる。携帯電話機１は、電話
回線を使用し管理コンピュータ４０に蓄積されたレジデ
ータを送信させることもでき、また、送信されたレジデ
ータをデータ送受信部１２のメモリーに記憶し必要に応
じ表示器１３に表示することもできる。管理コンピュー
タ４０は電子レジスタ３０より送信されたレジデータを
保管し、携帯電話機１の所有者は電話料金とともに買物
の料金を電話会社に支払い、携帯電話機１の所有者と電
子レジスタ３０と電話会社との間で金銭の処理が行われ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機１を使用して行う従来の金銭決済システムには、次
のような問題があった。
話機１を使用して行う従来の金銭決済システムには、次
のような問題があった。
【０００８】上記したごとく、従来の金銭決済システム
は携帯電話機１により買物の金銭の決済を行うことがで
きるが、万一、携帯電話機１を紛失したり、携帯電話機
１が盗難にあったときには不正に使用される恐れがあ
る。
は携帯電話機１により買物の金銭の決済を行うことがで
きるが、万一、携帯電話機１を紛失したり、携帯電話機
１が盗難にあったときには不正に使用される恐れがあ
る。
【０００９】そのため、携帯電話機１に予め暗証番号を
記憶しておき、買物をするときに暗証番号を入力して検
証し金銭の決済を行うものもあるが、入力操作が煩わし
く買物に時間を要してしまい好ましくない。また、この
場合入力操作が煩わしく処理に時間を要してしまうた
め、例えば、自動販売機や、鉄道やバスの自動改札など
の電子レジスタ３０以外の装置にこの金銭決済システム
を応用することは好ましくない。
記憶しておき、買物をするときに暗証番号を入力して検
証し金銭の決済を行うものもあるが、入力操作が煩わし
く買物に時間を要してしまい好ましくない。また、この
場合入力操作が煩わしく処理に時間を要してしまうた
め、例えば、自動販売機や、鉄道やバスの自動改札など
の電子レジスタ３０以外の装置にこの金銭決済システム
を応用することは好ましくない。
【００１０】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、携帯電話機などの無線機が、暗証番号などの検証
操作を特別に行う必要もなく、万一、紛失したり盗難に
あっても不正に使用されることを確実に防止する画期的
な無線式本人照会システムを提供することを目的とす
る。
って、携帯電話機などの無線機が、暗証番号などの検証
操作を特別に行う必要もなく、万一、紛失したり盗難に
あっても不正に使用されることを確実に防止する画期的
な無線式本人照会システムを提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の無線式本
人照会システムは、携帯用の無線機の所有者本人により
携帯され内部に予め記憶したＩＤデータ（１）と受信し
たＩＤデータ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤ
タグと、予め記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送
信範囲内に送信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信
する照会コントローラとを備え、前記照会結果により照
会コントローラが取り付けられる前記携帯用の無線機か
らデータの送信を可能とした。
人照会システムは、携帯用の無線機の所有者本人により
携帯され内部に予め記憶したＩＤデータ（１）と受信し
たＩＤデータ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤ
タグと、予め記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送
信範囲内に送信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信
する照会コントローラとを備え、前記照会結果により照
会コントローラが取り付けられる前記携帯用の無線機か
らデータの送信を可能とした。
【００１２】また、本発明の無線式本人照会システム
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により金銭決済を行う
こととした。
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により金銭決済を行う
こととした。
【００１３】また、本発明の無線式本人照会システム
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により所有者本人の身
分証明を行うこととした。
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により所有者本人の身
分証明を行うこととした。
【００１４】さらに、前記ＩＤタグは、指輪に格納する
こととした。
こととした。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１６】図１は、本発明に関わる無線式本人照会シ
ステム５が設けられた金銭決済システムの全体構成図を
示す。
ステム５が設けられた金銭決済システムの全体構成図を
示す。
【００１７】携帯電話機２には、表示器２３が設けられ
た本来機能の電話送受信部２１と、操作スイッチ部２４
に接続したデータ送受信部２２とに加え、無線式本人照
会システム５が備えられている。
た本来機能の電話送受信部２１と、操作スイッチ部２４
に接続したデータ送受信部２２とに加え、無線式本人照
会システム５が備えられている。
【００１８】商店３に設けられた電子レジスタ３０は、
携帯電話機２のデータ送受信部２２と非接触で相互に送
受信を行うことができ、買物の決済を行うことができ
る。金融機関４に設けられた管理コンピュータ４０は、
電子レジスタ３０に電話回線で接続しており、電子レジ
スタ３０よりの情報を処理・管理するものである。
携帯電話機２のデータ送受信部２２と非接触で相互に送
受信を行うことができ、買物の決済を行うことができ
る。金融機関４に設けられた管理コンピュータ４０は、
電子レジスタ３０に電話回線で接続しており、電子レジ
スタ３０よりの情報を処理・管理するものである。
【００１９】無線式本人照会システム５は、携帯電話機
２の所有者本人により携帯され内部に予め記憶した所有
者本人のＩＤデータ（１）と受信した所有者本人のＩＤ
データ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグ５
０と、携帯電話機２のデータ送受信部２２に予め記憶し
たＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信しＩ
Ｄタグ５０より照会結果を受信する照会コントローラ６
０とを備え、照会結果により照会コントローラ６０が取
り付けられる携帯電話機２から種々のデータの送信を可
能とし、携帯電話機２の所有者のみが携帯電話機２を使
用できるようにするものである。
２の所有者本人により携帯され内部に予め記憶した所有
者本人のＩＤデータ（１）と受信した所有者本人のＩＤ
データ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグ５
０と、携帯電話機２のデータ送受信部２２に予め記憶し
たＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信しＩ
Ｄタグ５０より照会結果を受信する照会コントローラ６
０とを備え、照会結果により照会コントローラ６０が取
り付けられる携帯電話機２から種々のデータの送信を可
能とし、携帯電話機２の所有者のみが携帯電話機２を使
用できるようにするものである。
【００２０】図２は、本発明に関わる無線式本人照会シ
ステム５の構成図を示す。
ステム５の構成図を示す。
【００２１】ＩＤタグ５０は、照会コントローラ６０よ
りの所有者本人のＩＤデータ（２）の無線信号を受信す
るアンテナ部５３と、アンテナ部５３で受信した無線信
号の電波により電力を起電する電源部５７と、アンテナ
部５３で受信したＩＤデータ（２）の無線信号をＩＤデ
ータ（２）に復調する復調器５４と、所有者本人のＩＤ
データ（１）が予め記憶された記憶部５５と、受信した
ＩＤデータ（２）と記憶部５５に記憶されたＩＤデータ
（１）とを照会し受信したＩＤデータ（２）が所有者本
人のものであることの確認判断を行い、受信したＩＤデ
ータ（２）が本人のものであることが確認されたとき照
会結果の本人確認信号を出力する判断回路５１と、判断
回路５１よりの本人確認信号をアンテナ部５３よりの無
線送信用に変調する変調器５２とで構成されている。
りの所有者本人のＩＤデータ（２）の無線信号を受信す
るアンテナ部５３と、アンテナ部５３で受信した無線信
号の電波により電力を起電する電源部５７と、アンテナ
部５３で受信したＩＤデータ（２）の無線信号をＩＤデ
ータ（２）に復調する復調器５４と、所有者本人のＩＤ
データ（１）が予め記憶された記憶部５５と、受信した
ＩＤデータ（２）と記憶部５５に記憶されたＩＤデータ
（１）とを照会し受信したＩＤデータ（２）が所有者本
人のものであることの確認判断を行い、受信したＩＤデ
ータ（２）が本人のものであることが確認されたとき照
会結果の本人確認信号を出力する判断回路５１と、判断
回路５１よりの本人確認信号をアンテナ部５３よりの無
線送信用に変調する変調器５２とで構成されている。
【００２２】無線送信用に変調された本人確認信号はア
ンテナ部５３より送信され、また、電源部５７で起電さ
れた電力は電源電力としてＩＤタグ５０の各部に供給さ
れる。
ンテナ部５３より送信され、また、電源部５７で起電さ
れた電力は電源電力としてＩＤタグ５０の各部に供給さ
れる。
【００２３】照会コントローラ６０は、データ送受信部
２２（図１参照）内に記憶されたＩＤデータ（２）が入
力したときＩＤデータ（２）の照会動作の制御をする制
御回路６１と、ＩＤデータ（２）を無線送信用の信号に
変調する変調器６２と、変調されたＩＤデータ（２）の
送信とアンテナ部５３よりの変調信号を受信するアンテ
ナ部６３と、アンテナ部６３で受信した本人確認信号を
復調し制御回路６１に入力する復調器６４とで構成され
ている。この照会コントローラ６０からのＩＤデータ
（２）の送信は、ＩＤタグ５０を携帯する携帯電話機２
の所有者の近辺である予め定めた送信範囲内に送信され
る。
２２（図１参照）内に記憶されたＩＤデータ（２）が入
力したときＩＤデータ（２）の照会動作の制御をする制
御回路６１と、ＩＤデータ（２）を無線送信用の信号に
変調する変調器６２と、変調されたＩＤデータ（２）の
送信とアンテナ部５３よりの変調信号を受信するアンテ
ナ部６３と、アンテナ部６３で受信した本人確認信号を
復調し制御回路６１に入力する復調器６４とで構成され
ている。この照会コントローラ６０からのＩＤデータ
（２）の送信は、ＩＤタグ５０を携帯する携帯電話機２
の所有者の近辺である予め定めた送信範囲内に送信され
る。
【００２４】以上の無線式本人照会システム５の構成に
より携帯電話機２の所有者が本人であることの確認を行
う動作につき述べる。
より携帯電話機２の所有者が本人であることの確認を行
う動作につき述べる。
【００２５】操作スイッチ部２４の操作によりデータ送
受信部２２内に予め記憶されたＩＤデータ（２）が照会
コントローラ６０に入力されたとき、照会コントローラ
６０は、ＩＤデータ（２）を変調器６２とアンテナ部６
３とを介しＩＤタグ５０に送信する。ＩＤタグ５０は、
携帯電話機２の所有者の近辺である照会コントローラ６
０よりの予め定めた送信範囲内にあるときには照会コン
トローラ６０よりのＩＤデータ（２）を受信することが
でき、受信したＩＤデータ（２）の電波により電源部５
７に電力が起電される。
受信部２２内に予め記憶されたＩＤデータ（２）が照会
コントローラ６０に入力されたとき、照会コントローラ
６０は、ＩＤデータ（２）を変調器６２とアンテナ部６
３とを介しＩＤタグ５０に送信する。ＩＤタグ５０は、
携帯電話機２の所有者の近辺である照会コントローラ６
０よりの予め定めた送信範囲内にあるときには照会コン
トローラ６０よりのＩＤデータ（２）を受信することが
でき、受信したＩＤデータ（２）の電波により電源部５
７に電力が起電される。
【００２６】受信したＩＤデータ（２）は復調器５４で
復調され判断回路５１に入力され、判断回路５１は、予
め記憶部５５に記憶されているＩＤデータ（１）と照会
し、受信したＩＤデータ（２）が所有者本人のものであ
ることの確認判断が行われる。受信したＩＤデータ
（２）が所有者本人のものであることが確認されたと
き、その本人確認信号は復調器５４で変調されアンテナ
部５３により照会コントローラ６０に送信される。照会
コントローラ６０では、アンテナ部６３により本人確認
信号を受信し復調器６４により復調して制御回路６１に
入力し、制御回路６１よりデータ送受信部２２に出力す
る。
復調され判断回路５１に入力され、判断回路５１は、予
め記憶部５５に記憶されているＩＤデータ（１）と照会
し、受信したＩＤデータ（２）が所有者本人のものであ
ることの確認判断が行われる。受信したＩＤデータ
（２）が所有者本人のものであることが確認されたと
き、その本人確認信号は復調器５４で変調されアンテナ
部５３により照会コントローラ６０に送信される。照会
コントローラ６０では、アンテナ部６３により本人確認
信号を受信し復調器６４により復調して制御回路６１に
入力し、制御回路６１よりデータ送受信部２２に出力す
る。
【００２７】携帯電話機２は、データ送受２２に入力し
た本人確認信により携帯電話機２の所有者本人の確認が
できたときのみ、電子レジスタ３０との送受信をするこ
とができる。本人確認信号が入力されず携帯電話機２の
所有者本人の確認ができなかったときには、携帯電話機
２は電子レジスタ３０との送受信をすることができず、
万一、携帯電話機２を紛失したり、携帯電話機２が盗難
にあっても本来の電話機としての使用や金銭決済などに
不正に使用されることを確実に防止することがきる。
た本人確認信により携帯電話機２の所有者本人の確認が
できたときのみ、電子レジスタ３０との送受信をするこ
とができる。本人確認信号が入力されず携帯電話機２の
所有者本人の確認ができなかったときには、携帯電話機
２は電子レジスタ３０との送受信をすることができず、
万一、携帯電話機２を紛失したり、携帯電話機２が盗難
にあっても本来の電話機としての使用や金銭決済などに
不正に使用されることを確実に防止することがきる。
【００２８】次に、本発明に関わる無線式本人照会シス
テム５が設けられた携帯電話機２により買物を行うとき
の動作につき図１、図２により説明する。
テム５が設けられた携帯電話機２により買物を行うとき
の動作につき図１、図２により説明する。
【００２９】携帯電話機２により買物をするときには、
操作スイッチ部２４を操作しデータ送受信部２２に予め
記憶されたＩＤデータ（２）を電子レジスタ３０に送り
金銭の決済をすることができるが、前記したごとく操作
スイッチ部２４を操作したときデータ送受信部２２に予
め格納したＩＤデータ（２）が無線式本人照会システム
５に送られ携帯電話機２の所有者本人の確認ができたと
きのみ、携帯電話機２は予め記憶したＩＤデータ（２）
を電話回線で電子レジスタ３０に送ることができる。
操作スイッチ部２４を操作しデータ送受信部２２に予め
記憶されたＩＤデータ（２）を電子レジスタ３０に送り
金銭の決済をすることができるが、前記したごとく操作
スイッチ部２４を操作したときデータ送受信部２２に予
め格納したＩＤデータ（２）が無線式本人照会システム
５に送られ携帯電話機２の所有者本人の確認ができたと
きのみ、携帯電話機２は予め記憶したＩＤデータ（２）
を電話回線で電子レジスタ３０に送ることができる。
【００３０】電子レジスタ３０は送られたＩＤデータ
（２）を管理コンピュータ４０に送信し、管理コンピュ
ータ４０は、ＩＤデータ（２）の照会と、ブラックリス
トなどの検証を行い合格のときには決済許可の通知を電
子レジスタ３０に返送する。
（２）を管理コンピュータ４０に送信し、管理コンピュ
ータ４０は、ＩＤデータ（２）の照会と、ブラックリス
トなどの検証を行い合格のときには決済許可の通知を電
子レジスタ３０に返送する。
【００３１】電子レジスタ３０では、ＩＤデータ
（２）、決済許可通知、買物の商品情報などよりレジデ
ータが作成され、このレジデータは携帯電話機２と管理
コンピュータ４０に送信され決済が行われる。携帯電話
機２は、電話送受信部２１から管理コンピュータ４０に
電話回線を使用し管理コンピュータ４０に蓄積されたレ
ジデータを送信させることもでき、また、送信されたレ
ジデータをデータ送受信部１２のメモリーに記憶し必要
に応じ表示器１３に表示することもできる。管理コンピ
ュータ４０は送信されたレジデータを保管し、携帯電話
機２の所有者は電話料金とともに買物の料金を電話会社
に支払い、携帯電話機２の所有者と電子レジスタ３０と
電話会社との間で金銭の処理が行われる。
（２）、決済許可通知、買物の商品情報などよりレジデ
ータが作成され、このレジデータは携帯電話機２と管理
コンピュータ４０に送信され決済が行われる。携帯電話
機２は、電話送受信部２１から管理コンピュータ４０に
電話回線を使用し管理コンピュータ４０に蓄積されたレ
ジデータを送信させることもでき、また、送信されたレ
ジデータをデータ送受信部１２のメモリーに記憶し必要
に応じ表示器１３に表示することもできる。管理コンピ
ュータ４０は送信されたレジデータを保管し、携帯電話
機２の所有者は電話料金とともに買物の料金を電話会社
に支払い、携帯電話機２の所有者と電子レジスタ３０と
電話会社との間で金銭の処理が行われる。
【００３２】無線式本人照会システム５は、ＩＤタグ５
０でＩＤデータ（２）の照会を行っているが、ＩＤタグ
５０より予め記憶したＩＤデータを照会コントローラ６
０に送信し照会コントローラ６０でデータ送受信部２２
に記憶したＩＤデータとの照会を行うようにすることも
できる。
０でＩＤデータ（２）の照会を行っているが、ＩＤタグ
５０より予め記憶したＩＤデータを照会コントローラ６
０に送信し照会コントローラ６０でデータ送受信部２２
に記憶したＩＤデータとの照会を行うようにすることも
できる。
【００３３】また、上記金銭決済システムでは、データ
送受信部２２により電子レジスタ３０とデータの送受信
を行っているが、電話送受信部２１により電子レジスタ
３０とデータの送受信を行うようにすることもできる。
送受信部２２により電子レジスタ３０とデータの送受信
を行っているが、電話送受信部２１により電子レジスタ
３０とデータの送受信を行うようにすることもできる。
【００３４】なお、無線式本人照会システム５は、携帯
電話機２に限らずＰＨＳや、自動車電話などの携帯用の
無線機に装着して金銭の決済を行うことができる。さら
には、ＩＣカードなどにも装着することができる。
電話機２に限らずＰＨＳや、自動車電話などの携帯用の
無線機に装着して金銭の決済を行うことができる。さら
には、ＩＣカードなどにも装着することができる。
【００３５】また、無線式本人照会システム５を装着し
た無線機は、買物をするときや飲食をするときの電子レ
ジスタ３０による金銭の決済に限らず、自動販売機や、
キャシュディスペンサや、鉄道・バスの改札などでの金
銭の決済に使用することができる。さらには、無線式本
人照会システム５を装着した無線機は、その無線機の所
有者の身分証明にも使用するようにすることができる。
た無線機は、買物をするときや飲食をするときの電子レ
ジスタ３０による金銭の決済に限らず、自動販売機や、
キャシュディスペンサや、鉄道・バスの改札などでの金
銭の決済に使用することができる。さらには、無線式本
人照会システム５を装着した無線機は、その無線機の所
有者の身分証明にも使用するようにすることができる。
【００３６】さらに、ＩＤタグ５０は、極めて小型にす
ることができるため指輪などに格納することができる。
そのため、常に確実に携帯することができ、携帯してい
るかどうかに気を配る必要もないようにすることができ
る。
ることができるため指輪などに格納することができる。
そのため、常に確実に携帯することができ、携帯してい
るかどうかに気を配る必要もないようにすることができ
る。
【００３７】以上述べたごとく、無線式本人照会システ
ム５を装着した無線機は、無線機の所有者本人の確認が
できたときのみ電子レジスタ３０などとの送受信をする
ことができ、本人確認信号が入力されず無線機の所有者
本人の確認ができなかったときには電子レジスタ３０な
どとの送受信をすることができず、暗証番号などの検証
操作を特別に行う必要もなく、万一、無線機を紛失した
り、無線機が盗難にあっても不正に使用されることを確
実に防止することがきる。
ム５を装着した無線機は、無線機の所有者本人の確認が
できたときのみ電子レジスタ３０などとの送受信をする
ことができ、本人確認信号が入力されず無線機の所有者
本人の確認ができなかったときには電子レジスタ３０な
どとの送受信をすることができず、暗証番号などの検証
操作を特別に行う必要もなく、万一、無線機を紛失した
り、無線機が盗難にあっても不正に使用されることを確
実に防止することがきる。
【００３８】
【発明の効果】本発明の無線式本人照会システムは、携
帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に予め記
憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ（２）と
を照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め記憶した
ＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信し前記
ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コントローラ
とを備え、前記照会結果により照会コントローラが取り
付けられる前記携帯用の無線機からデータの送信を可能
としたため、暗証番号などの検証操作を特別に行う必要
もなく、万一、無線機を紛失したり、無線機が盗難にあ
っても不正に使用されることを確実に防止することがき
る。
帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に予め記
憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ（２）と
を照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め記憶した
ＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送信し前記
ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コントローラ
とを備え、前記照会結果により照会コントローラが取り
付けられる前記携帯用の無線機からデータの送信を可能
としたため、暗証番号などの検証操作を特別に行う必要
もなく、万一、無線機を紛失したり、無線機が盗難にあ
っても不正に使用されることを確実に防止することがき
る。
【００３９】また、本発明の無線式本人照会システム
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により金銭決済を行う
こととしたため、暗証番号などの検証操作を特別に行う
必要もなく、万一、無線機を紛失したり、無線機が盗難
にあっても金銭決済に不正に使用されることを確実に防
止することがきる。
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により金銭決済を行う
こととしたため、暗証番号などの検証操作を特別に行う
必要もなく、万一、無線機を紛失したり、無線機が盗難
にあっても金銭決済に不正に使用されることを確実に防
止することがきる。
【００４０】また、本発明の無線式本人照会システム
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により所有者本人の身
分証明を行うこととしたため、暗証番号などの検証操作
を特別に行う必要もなく、万一、無線機を紛失したり、
無線機が盗難にあっても身分証明に不正に使用されるこ
とを確実に防止することがきる。
は、携帯用の無線機の所有者本人により携帯され内部に
予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩＤデータ
（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグと、予め
記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範囲内に送
信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する照会コン
トローラとを備え、前記照会結果により照会コントロー
ラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデータの送
信を可能とし前記携帯用の無線機により所有者本人の身
分証明を行うこととしたため、暗証番号などの検証操作
を特別に行う必要もなく、万一、無線機を紛失したり、
無線機が盗難にあっても身分証明に不正に使用されるこ
とを確実に防止することがきる。
【００４１】さらに、前記ＩＤタグは、指輪に格納する
こととしたため、常に確実に携帯することができ、携帯
しているかどうかに気を配る必要もないようにすること
ができる。
こととしたため、常に確実に携帯することができ、携帯
しているかどうかに気を配る必要もないようにすること
ができる。
【図１】本発明に関わる無線式本人照会システムが設け
られた金銭決済システムの全体構成図を示す。
られた金銭決済システムの全体構成図を示す。
【図２】本発明に関わる無線式本人照会システムの構成
図を示す。
図を示す。
【図３】買物をするとき携帯電話機を使用して行う従来
の金銭決済システムの全体構成図を示す。
の金銭決済システムの全体構成図を示す。
２ 携帯電話機 ５ 無線式本人照会システム ２１ 電話送受信部 ２２ データ送受信部 ２４ 操作スイッチ部 ３０ 電子レジスタ ４０ 管理コンピュータ ５０ ＩＤタグ ５１ 判断回路 ５２、６２ 変調器 ５３、６３ アンテナ部 ５４、６４ 復調器 ５５ 記憶部 ５７ 電源部 ６０ 照会コントローラ ６１ 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｇ 1/12 ３２１ Ｇ０７Ｇ 1/12 ３２１Ｌ Ｈ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｓ
Claims (4)
- 【請求項１】 携帯用の無線機の所有者本人により携帯
され内部に予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩ
Ｄデータ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグ
と、予め記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範
囲内に送信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する
照会コントローラとを備え、前記照会結果により照会コ
ントローラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデ
ータの送信を可能としたことを特徴とする無線式本人照
会システム。 - 【請求項２】 携帯用の無線機の所有者本人により携帯
され内部に予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩ
Ｄデータ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグ
と、予め記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範
囲内に送信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する
照会コントローラとを備え、前記照会結果により照会コ
ントローラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデ
ータの送信を可能とし前記携帯用の無線機により金銭決
済を行うことを特徴とする無線式本人照会システム。 - 【請求項３】 携帯用の無線機の所有者本人により携帯
され内部に予め記憶したＩＤデータ（１）と受信したＩ
Ｄデータ（２）とを照会し照会結果を送信するＩＤタグ
と、予め記憶したＩＤデータ（２）を予め定めた送信範
囲内に送信し前記ＩＤタグより前記照会結果を受信する
照会コントローラとを備え、前記照会結果により照会コ
ントローラが取り付けられる前記携帯用の無線機からデ
ータの送信を可能とし前記携帯用の無線機により所有者
本人の身分証明を行うことを特徴とする無線式本人照会
システム。 - 【請求項４】 前記ＩＤタグは、指輪に格納することを
特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載
の無線式本人照会システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000182236A JP2001325552A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 無線式本人照会システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000182236A JP2001325552A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 無線式本人照会システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001325552A true JP2001325552A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18683036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000182236A Pending JP2001325552A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 無線式本人照会システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001325552A (ja) |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000182236A patent/JP2001325552A/ja active Pending
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