JP2001325299A - データ検索装置およびデータ検索方法ならびに情報記録媒体 - Google Patents

データ検索装置およびデータ検索方法ならびに情報記録媒体

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JP2001325299A
JP2001325299A JP2000143009A JP2000143009A JP2001325299A JP 2001325299 A JP2001325299 A JP 2001325299A JP 2000143009 A JP2000143009 A JP 2000143009A JP 2000143009 A JP2000143009 A JP 2000143009A JP 2001325299 A JP2001325299 A JP 2001325299A
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data
search
classification
classification item
hierarchy
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Takashi Komaki
小牧崇史
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KOMAKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の分類ツリーにまたがって、上位の分類
項目から下位の分類項目へ徐々に絞り込む検索をするこ
と。 【解決手段】 分類項目の上位の階層から下位の階層に
向かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づ
けられる複数のデータから所定のデータを抽出する検索
手段12と、分類ツリー中の所定の分類項目を入力して
検索すると、複数の分類ツリー毎に、現在どの階層まで
が検索条件として指定されているかを示す注目階層ポイ
ンタを動作させるポインタ動作手段13とを備え、検索
手段12は、注目階層ポインタによって指定されている
各階層の末端に存在する全データと新たに入力された検
索条件とを関連づけて検索可能とするデータ検索装置1
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層構造を持つ分
類ツリーに位置づけられたデータから検索するデータ検
索装置およびデータ検索方法ならびに情報記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多くのデータを検索しやすい
ように分類して格納する手段の1つとして、階層分類法
が知られている。この階層分類法は、上位の分類項目か
ら下位の分類項目へと分岐する階層構造を持つ分類ツリ
ーを用意しておき、多数のデータを、その分類ツリーの
末端に位置づける方法である。この分類ツリーは、1つ
だけ設けられる場合と、複数設けられる場合とがある。
【0003】分類ツリーを1つしか設けない場合には、
データの分類の観点が非常に曖昧になる。このため、デ
ータがその分類ツリーの中にある複数の分類項目に関連
する場合でも、そのデータは、強引にただ一つの分類項
目に位置づけられる。したがって、検索者は、上記複数
の分類項目の1つを入力しても、そのデータにたどりつ
けない場合がある。
【0004】これに対して、複数の分類ツリーを設けた
場合には、複数の分類ツリーに重複してデータを位置づ
けることができる。このため、様々な観点からデータを
明確化できることになる。したがって、検索者は、関連
する複数の分類項目のどれを入力しても、そのデータに
たどりつける。かかる優位性から、多くの階層分類法で
は、複数の分類ツリーを設けている。
【0005】一方、複数の分類ツリーを設けた検索方法
には、大きく分けて2種類の検索方法がある。1つは、
各分類ツリー毎にデータを絞り込む絞り込み検索法であ
る。もう1つは、複数の分類ツリーを関連づけてデータ
を絞り込む単段検索法である。どちらの検索方法も、図
11(A)および図11(B)に示すように、複数の分
類ツリー120,125を使って、これら末端に、共通
のデータ124を位置づけている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知の絞
り込み検索法および公知の単段検索法には、次のような
問題がある。まず、公知の絞り込み検索法の問題につい
て、図11に基づいて具体的に説明する。図11(A)
は、地域を階層化してデータを分類した地域分類ツリー
120を示す。また、図11(B)は、職種を階層化し
てデータを分類した職種分類ツリー125を示す。い
ま、検索者が、地域分類ツリー120の最上位階層12
1にある地域121a(例えば、「日本」)から、第2
階層122の地域122a(例えば、「関東」)、さら
には第3階層123の地域123a(例えば、「東
京」)へと、各検索結果の件数を見ながら絞り込んだと
する。
【0007】しかし、検索者は、地域分類ツリー120
に基づいて絞り込んだ後に、引き続き職種で絞り込もう
としても、職種分類ツリー125の各階層126,12
7,128の職種126a,127a,128a等を入
力することはできない。もし、検索者が職種分類ツリー
125から職種で絞り込む場合には、既に地域の観点か
ら絞り込んだ結果をキャンセルして、最初から検索を始
めなければならない。すなわち、公知の絞り込み検索法
では、分類ツリー120単位での絞り込みはできても、
複数の分類ツリーにまたがって絞り込むような検索はで
きない。これは、各分類ツリーが完全に分離していて、
お互いに関連づけられていないからである。
【0008】一方、公知の単段検索法では、各分類ツリ
ーを関連づけた検索を実行することができる。しかし、
公知の単段検索法には、別の問題がある。この問題につ
いて、図11に基づいて具体的に説明する。公知の単段
検索法の場合には、検索者は、地域分類ツリー120の
中の階層123に属する分類項目(例えば、「地域12
3a」)と、職種分類ツリー125の中の階層127に
属する分類項目(例えば、「職種127a」)とを入力
し、「アンド」または「オア」で結んで、その設定した
複数の条件に該当するデータを一覧表示させることがで
きる。したがって、登録されているデータ数が少ないと
きには、ユーザは、上記設定条件により自分の欲しいデ
ータを得ることができる。
【0009】しかし、公知の単段検索法は、分類ツリー
の階層構造が複雑でかつかかる複雑な階層構造を意識し
た検索用インターフェイスを実現したい場合には対応で
きない。すなわち、検索者にとって優先順位の高い分類
ツリー120で、莫大なデータをある程度絞り込んでか
ら、別の分類ツリー125の分類項目127aを掛け合
わせて、さらに絞り込むような検索はできない。このた
め、地域123aと職種127aを「アンド」で結んで
検索しても、検索結果が未だ多すぎたり、逆に該当デー
タなしとなることが多い。すなわち、公知の単段検索法
では、各分類ツリーで十分絞り込むような検索はできな
い。
【0010】ところで、データを分類項目の階層別に格
納する公知のテーブルは、図12のような構造となって
いる。このテーブル130は、各分類項目(地域131
と種別132)の階層レベル131a,131b,13
2a,132b毎にフィールドを設けた構成となってい
る。しかし、かかる構造のテーブル130の場合には、
分類ツリーの構成とテーブル130の構造が密接に結び
ついている。このため、階層レベル131a,131
b,132a,132bの削除や他の階層レベルの追加
が容易に行えず、分類項目の変更が難しいという問題が
ある。
【0011】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、複数の分類ツリーにまたがって、上位の
分類項目から下位の分類項目へ徐々に絞り込む検索がで
きるデータ検索装置およびデータ検索方法ならびに情報
記録媒体を提供することを目的とする。また、他の発明
は、容易に分類項目を変更できるデータ格納手段を備え
たデータ検索装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、分類項目の上位の階層から下位の階層に
向かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づ
けられる複数のデータから所定のデータを抽出する検索
手段と、分類ツリー中の所定の分類項目を入力して検索
すると、複数の分類ツリー毎に、現在どの階層までが検
索条件として指定されているかを示す注目階層ポインタ
を動作させるポインタ動作手段とを備え、検索手段は、
注目階層ポインタによって指定されている各階層の末端
に存在する全データと新たに入力された検索条件とを関
連づけて検索可能とするデータ検索装置としている。
【0013】これによって、ある分類ツリーの中で、検
索件数を見ながら徐々に絞り込んでから、別の分類ツリ
ーの中の分類項目を入力して、先の絞り込んだ検索結果
と関連づけた検索結果を得ることが出来る。したがっ
て、絞り込みが足りなくて膨大な検索結果を出力した
り、逆に該当なしとなる可能性が低く、ユーザは、自分
の欲するデータに徐々に近づくことができる。
【0014】また、他の発明は、注目階層ポインタによ
って指定されている各階層の末端に存在する全データの
内、既に絞り込んだデータを含まない分類項目を、さら
に絞り込むための選択肢として出力しない選択肢制御手
段を、さらに備えたデータ検索装置としている。
【0015】これによって、ユーザが1つあるいは複数
の分類ツリーの分類項目を入力して検索すると、その検
索結果にたどり着くことができない分類項目は、次の検
索用の選択肢から除外される。したがって、検索してデ
ータを絞り込んでいくと選択肢も狭まるため、ユーザ
は、自分の欲するデータへと容易に絞り込んでいくこと
ができる。
【0016】また、他の発明は、分類ツリー毎に、既に
絞り込んだデータが存在する分類項目の数を判別する分
類項目数判別手段をさらに備え、選択肢制御手段は、分
類項目数判別手段の判別の結果、分類項目が1つしかな
い場合に、その唯一つの分類項目を選択不能に処理する
データ検索装置としている。このため、ユーザが検索画
面から入力する選択肢がさらに狭まる。したがって、そ
の後の検索の際に、データの存在しない選択肢を誤って
入力し、該当なしとの結果となる危険性はない。
【0017】また、他の発明は、選択肢制御手段は、分
類項目を入力した際に、その入力に基づいて、同一分類
ツリー中にあって、その入力した分類項目よりも下位の
階層にある分類項目を提示するデータ検索装置としてい
る。このため、ユーザがある分類項目を入力すると、そ
の分類項目の下位の階層にある分類項目が選択肢として
表示される。このため、ユーザは、次の検索の際に入力
する分類項目を予め把握することができる。
【0018】また、他の発明は、データを格納するデー
タ格納手段を、さらに備えたデータ検索装置としてい
る。これによって、検索手段からデータ格納手段までの
接続が容易かつ迅速になり、検索に要するハード資源の
節約と短時間検索が可能となる。
【0019】また、他の発明は、検索手段の検索により
得られたデータを表示する表示処理手段をさらに備え、
表示処理手段は、得られたデータの件数と得られたデー
タの内容を共に表示させることができ、得られたデータ
の件数が所定件数以上のときには、その件数のみを表示
するようにし、得られたデータの件数が所定件数より少
ないときには、その件数に加えて、その内容を表示する
ようにする切換手段を、さらに備えたデータ検索装置と
している。
【0020】これによって、検索件数に応じた見やすい
表示となる。すなわち、絞り込みが足りない段階では、
データの内容を示しても全てを見るのは困難であり、件
数を絞り込んだ段階では、データの内容を見て、自分の
希望するデータか否かを精査しながら、検索の要否を判
断することができる。
【0021】また、他の発明は、データ表示処理手段
は、得られたデータの内容を表示する際に、得られたデ
ータの先頭の所定行を表示するようにしたデータ検索装
置としている。これによって、データの概要を迅速に理
解でき、多くのデータの精査が容易になる。
【0022】また、他の発明は、検索手段は、ユーザが
入力したキーワードに基づいて検索するデータ検索装置
としている。このため、分類項目の選択のみならず、ユ
ーザの恣意的なキーワード入力を含めて、絞り込み検索
ができる。
【0023】また、他の発明は、分類項目の上位の階層
から下位の階層に向かって枝分かれする複数の分類ツリ
ーの末端に位置づけられる複数のデータから所定のデー
タを抽出するデータ検索装置であって、分類項目の最上
位の階層から最下位の階層の方向に区切って、分類項目
を1つのフィールドに格納したテーブルを有するデータ
格納手段を備えたデータ検索装置としている。
【0024】これによって、データの分類項目を変更す
る際には、ユーザは、フィールドに記述されたデータの
分類項目を削除あるいは追加するだけでよい。したがっ
て、テーブルの変更が極めて容易になる。
【0025】また、他の発明は、分類項目の上位の階層
から下位の階層に向かって枝分かれする複数の分類ツリ
ーの末端に位置づけられる複数のデータから所定のデー
タを抽出する検索ステップと、分類ツリー中の所定の分
類項目を入力して検索すると、複数の分類ツリー毎に、
現在どの階層までが検索条件として指定されているかを
示す注目階層ポインタを動作させるポインタ動作ステッ
プとを含み、検索ステップは、注目階層ポインタによっ
て指定されている各階層の末端に存在する全データと新
たに入力された検索条件とを関連づけて検索可能とする
データ検索方法としている。
【0026】これによって、ある分類ツリーの中で、検
索件数を見ながら徐々に絞り込んでから、別の分類ツリ
ーの中の分類項目を入力して、先の絞り込んだ検索結果
と関連づけた検索結果を得ることが出来る。したがっ
て、絞り込みが足りなくて膨大な検索結果を出力した
り、逆に該当なしとなる可能性が低く、ユーザは、自分
の欲するデータに徐々に近づくことができる。
【0027】また、他の発明は、注目階層ポインタによ
って指定されている各階層の末端に存在する全データの
内、既に絞り込んだデータを含まない分類項目を、さら
に絞り込むための選択肢として出力しない選択肢制御ス
テップを、さらに含むデータ検索方法としている。
【0028】これによって、ユーザが1つあるいは複数
の分類ツリーの分類項目を入力して検索すると、その検
索結果にたどり着くことができない分類項目は、次の検
索用の選択肢から除外される。したがって、検索してデ
ータを絞り込んでいくと選択肢も狭まるため、ユーザ
は、自分の欲するデータへと容易に絞り込んでいくこと
ができる。
【0029】また、他の発明は、分類ツリー毎に、既に
絞り込んだデータが存在する分類項目の数を判別する分
類項目数判別ステップをさらに含み、選択肢制御ステッ
プは、分類項目判別ステップの判別の結果、分類項目が
1つしかない場合に、その唯一つの分類項目を選択不能
に処理するデータ検索方法としている。このため、ユー
ザが検索画面から入力する選択肢がさらに狭まる。した
がって、その後の検索の際に、データの存在しない選択
肢を誤って入力し、該当なしとの結果となる危険性はな
い。
【0030】また、他の発明は、選択肢制御ステップ
は、分類項目を入力した際に、その入力に基づいて、同
一分類ツリー中にあって、その入力した分類項目よりも
下位の階層にある分類項目を提示するデータ検索方法と
している。このため、ユーザがある分類項目を入力する
と、その分類項目の下位の階層にある分類項目が選択肢
として表示される。このため、ユーザは、次の検索の際
に入力する分類項目を予め把握することができる。
【0031】また、他の発明は、検索ステップの実行に
より得られたデータを表示する表示処理ステップをさら
に含み、表示処理ステップは、得られたデータの件数と
得られたデータの内容を共に表示させることができ、得
られたデータの件数が所定件数以上のときには、その件
数のみを表示するようにし、得られたデータの件数が所
定件数より少ないときには、その件数に加えて、その内
容を表示するようにする切換ステップをさらに含むデー
タ検索方法としている。
【0032】これによって、検索件数に応じた見やすい
表示となる。すなわち、絞り込みが足りない段階では、
データの内容を示しても全てを見るのは困難であり、件
数を絞り込んだ段階では、データの内容を見て、自分の
希望するデータか否かを精査しながら、検索の要否を判
断することができる。
【0033】また、他の発明は、データ表示処理ステッ
プは、得られたデータの内容を表示する際に、得られた
データの先頭の所定行を表示するようにしたデータ検索
方法としている。これによって、データの概要を迅速に
理解でき、多くのデータの精査が容易になる。
【0034】また、他の発明は、検索ステップは、ユー
ザが入力したキーワードに基づいて検索するデータ検索
方法としている。このため、分類項目の選択のみなら
ず、ユーザの恣意的なキーワード入力を含めて、絞り込
み検索ができる。
【0035】また、他の発明は、分類項目の上位の階層
から下位の階層に向かって枝分かれする複数の分類ツリ
ーの末端に位置づけられる複数のデータから所定のデー
タを抽出する検索ステップと、分類ツリー中の所定の分
類項目を入力して検索すると、複数の分類ツリー毎に、
現在どの階層までが検索条件として指定されているかを
示す注目階層ポインタを動作させるポインタ動作ステッ
プとを含むプログラムを格納し、検索ステップは、注目
階層ポインタによって指定されている各階層の末端に存
在する全データと新たに入力された検索条件とを関連づ
けて検索可能とした情報記録媒体とするようにしてい
る。
【0036】このため、この情報記録媒体のプログラム
を実行することによって、ある分類ツリーの中で、検索
件数を見ながら徐々に絞り込んでから、別の分類ツリー
の中の分類項目を入力して、先の絞り込んだ検索結果と
関連づけた検索結果を得ることが出来る。したがって、
絞り込みが足りなくて膨大な検索結果を出力したり、逆
に該当なしとなる可能性が低く、ユーザは、自分の欲す
るデータに徐々に近づくことができる。
【0037】また、他の発明は、注目階層ポインタによ
って指定されている各階層の末端に存在する全データの
内、既に絞り込んだデータを含まない分類項目を、さら
に絞り込むための選択肢として出力しない選択肢制御ス
テップを、さらに含むプログラムを格納した情報記録媒
体としている。
【0038】このため、この情報記録媒体のプログラム
を実行することによって、ユーザが1つあるいは複数の
分類ツリーの分類項目を入力して検索すると、その検索
結果にたどり着くことができない分類項目は、次の検索
用の選択肢から除外される。したがって、検索してデー
タを絞り込んでいくと選択肢も狭まるため、ユーザは、
自分の欲するデータへと容易に絞り込んでいくことがで
きる。
【0039】また、他の発明は、分類ツリー毎に、既に
絞り込んだデータが存在する分類項目の数を判別する分
類項目数判別ステップをさらに含むプログラムを格納
し、選択肢制御ステップは、分類項目判別ステップの判
別の結果、分類項目が1つしかない場合に、その唯一つ
の分類項目を選択不能に処理する情報記録媒体とするよ
うにしている。このため、この情報記録媒体のプログラ
ムを実行することによって、ユーザが検索画面から入力
する選択肢がさらに狭まる。したがって、その後の検索
の際に、データの存在しない選択肢を誤って入力し、該
当なしとの結果となる危険性はない。
【0040】また、他の発明は、選択肢制御ステップ
は、分類項目を入力した際に、その入力に基づいて、同
一分類ツリー中にあって、その入力した分類項目よりも
下位の階層にある分類項目を提示する情報記録媒体とし
ている。このため、この情報記録媒体のプログラムを実
行することによって、ユーザがある分類項目を入力する
と、その分類項目の下位の階層にある分類項目が選択肢
として表示される。このため、ユーザは、次の検索の際
に入力する分類項目を予め把握することができる。
【0041】また、他の発明は、検索ステップの実行に
より得られたデータを表示する表示処理ステップをさら
に含み、表示処理ステップは、得られたデータの件数と
得られたデータの内容を共に表示させることができ、得
られたデータの件数が所定件数以上のときには、その件
数のみを表示するようにし、得られたデータの件数が所
定件数より少ないときには、その件数に加えて、その内
容を表示するようにする切換ステップをさらに含むプロ
グラムを格納した情報記録媒体としている。
【0042】このため、この情報記録媒体のプログラム
を実行することによって、検索件数に応じた見やすい表
示となる。すなわち、絞り込みが足りない段階では、デ
ータの内容を示しても全てを見るのは困難であり、件数
を絞り込んだ段階では、データの内容を見て、自分の希
望するデータか否かを精査しながら、検索の要否を判断
することができる。
【0043】また、他の発明は、データ表示処理ステッ
プは、得られたデータの内容を表示する際に、得られた
データの先頭の所定行を表示するようにした情報記録媒
体としている。このため、この情報記録媒体のプログラ
ムを実行することによって、データの概要を迅速に理解
でき、多くのデータの精査が容易になる。
【0044】また、他の発明は、検索ステップは、ユー
ザが入力したキーワードに基づいて検索する情報記録媒
体としている。このため、この情報記録媒体のプログラ
ムを実行することによって、分類項目の選択のみなら
ず、ユーザの恣意的なキーワード入力を含めて、絞り込
み検索ができる。
【0045】また、他の発明は、分類項目の上位の階層
から下位の階層に向かって枝分かれする複数の分類ツリ
ーの末端に位置づけられる複数のデータから所定のデー
タを抽出するための情報記録媒体であって、データを読
み込む読み込み手段と、データの分類項目を、その最上
位の階層から最下位の階層の方向に区切って、1つのフ
ィールドに記述するデータ記述ステップとを含むプログ
ラムを格納した情報記録媒体とするようにしている。
【0046】このため、この情報記録媒体のプログラム
を実行することによって、データの分類項目を変更する
際には、ユーザは、フィールドに記述されたデータの分
類項目を削除あるいは追加するだけでよい。したがっ
て、テーブルの変更が極めて容易になる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明に係るデータ検索装置およ
びデータ検索方法ならびに情報記録媒体の好適な実施の
形態について、図面に基づき説明する。
【0048】図1は、本発明のデータ検索装置1の構成
を示すブロック図である。データ検索装置1は、データ
格納部11と、検索部12と、ポインタ動作部13と、
選択肢制御部14と、表示処理部15と、切換部16
と、入出力部17と、メモリ18と、制御部19とを備
えている。
【0049】データ格納部11は、複数の分類項目で分
類されるデータを格納するデータ格納手段である。この
実施の形態では、データ格納部11は、データ検索装置
1内に含まれているが、データ検索装置1とは別の装置
として設けられるようにしても良い。データ格納部11
に格納されるデータのテーブルについては、後述する。
【0050】検索部12は、制御部19を通じて送られ
てくる検索条件に基づいて、データ格納部11に格納さ
れるデータから、条件に合致したデータを抽出する検索
手段である。ここで、検索条件とは、データを分類する
分類項目のみならず、ユーザが任意に入力するキーワー
ドも含まれる。また、検索部12は、データ格納部11
からデータを抽出した後に、制御部19に対して、検索
結果を送信する。
【0051】また、検索部12は、各分類ツリー内での
絞り込み検索を可能としている。具体的には、検索部1
2は、ポインタ動作部13から既に絞り込んだデータの
みが存在する分類項目の通知を受ける。検索部12は、
新たな検索命令があると、先の通知を受けた分類項目の
末端に位置づけられるデータと、新たに入力された分類
項目あるいはキーワードと関連づけて検索する。したが
って、ユーザ2は、ある分類ツリー内で十分絞り込みを
した後に、別の分類ツリー内の分類項目を使ってさらに
絞り込むことができる。
【0052】ポインタ動作部13は、データ格納部11
に存在する複数のデータに対して、上位の分類項目から
下位の分類項目へと枝分かれする分類ツリーの末端に位
置づける部分である。分類ツリー中の所定の分類項目を
入力して検索すると、その検索後に、ポインタ動作部1
3は、複数の分類ツリー毎に、現在どの階層までが検索
条件として指定されているかを示す注目階層ポインタを
動作させるポインタ動作手段である。この機能について
は、後述する。
【0053】選択肢制御部14は、注目階層ポインタに
よって指定されている各階層の末端に存在する全データ
の内、既に絞り込んだデータを含まない分類項目を、さ
らに絞り込むための選択肢として出力しない選択肢制御
手段である。選択肢制御部14では、検索をするたび
に、直前の選択肢の中に、検索の結果得られたデータを
含まない選択肢があるか否かを判断する。この結果、こ
れらのデータを含まない選択肢があるときには、その選
択肢を表示させないように、表示処理部15に出力す
る。
【0054】例えば、初期状態において、ある分類ツリ
ーに10個の分類項目が存在するものとする。ユーザ2
が別の分類ツリーからの絞り込みによって、上記10個
の内の3個の分類項目に該当するデータが全てはじかれ
たとする。かかる場合には、選択肢制御部14は、残り
7個の分類項目のみを選択肢として表示するように処理
する。次の絞り込みの際の選択肢を少なくすることによ
って、膨大な検索結果を表示する事態を防止すると共
に、逆に「該当なし」となる事態を防止することができ
る。
【0055】また、選択肢制御部14は、検索の結果得
られたデータを含む分類項目数を計算し、各分類ツリー
内の該当分類項目が1つのみとなったかどうかを判別す
る分類項目数判別手段でもある。かかる場合には、選択
肢制御部14は、その唯一つの分類項目を選択不能に表
示させるべく、表示処理部15にコマンドを送信する。
【0056】また、ユーザ2が入出力部17から選択肢
の1つとして分類項目を入力すると、制御部19は、選
択肢制御部14にその入力された分類項目を通知する。
選択肢制御部14は、その通知を受けて、表示処理部1
5にその分類項目の下位の階層の分類項目を提示する。
【0057】表示処理部15は、検索の結果得られたデ
ータの件数と同データの内容の両方を、入出力部17に
表示する表示処理手段である。データの件数は、複数の
分類ツリー間で重複しないように累積度数となってい
る。かかる累積度数データとする処理は、後述する制御
部19で行うようにしている。また、表示処理部15
は、選択肢制御部14からのコマンドに基づいて、検索
画面に表示される選択肢を変化させる機能も有する。か
かる機能については、後述する。
【0058】また、表示処理部15は、オフスクリーン
バッファ15aと、オンスクリーンバッファ15bとを
備えている。オフスクリーンバッファ15aは、切換部
16、選択肢制御部14および制御部19から送られて
くるデータを基に画面を書き換えるバッファである。一
方、オンスクリーンバッファ15bは、入出力部17に
最終的に出力する画面データを保持するバッファであ
る。
【0059】切換部16は、制御部19から通知される
データ数が所定数より少ないか否かによって、検索結果
の表示形態を切り換える処理を行う切換手段である。デ
ータ数が所定数以上のときには、表示処理部15に対し
て件数のみを表示するように処理する。また、データ数
が所定数より少ないときには、表示処理部15に対し
て、件数と内容の両方を表示するように処理する。な
お、常に件数と内容の両方を表示させ、データ数に応じ
て、表示される内容の記載量を変えるようにしても良
い。
【0060】この実施の形態では、データ数が100件
以上の時には、切換部16は、件数のみを表示するよう
にしている。一方、データ数が1件以上で100件未満
の時には、件数の表示に加えてデータの内容をも表示す
るようにしている。ただし、表示を切り換える基準とな
るデータ数は、100件に限定されるものではなく、デ
ータ格納部11のデータ数や表示能力に応じて、50個
あるいは300個等の任意のデータ数とできる。
【0061】入出力部17は、ユーザ2が入力したデー
タを受け付ける部分である。ユーザ2が、このデータ検
索装置1に直接データを入力する場合には、入出力部1
7は、ユーザ2がキーボードのキー操作あるいはマウス
の操作によって、入力したデータを受け付ける。また、
ユーザ2が遠隔地の端末からデータを入力する場合に
は、入出力部17は、その端末から送られてきたデータ
を受け付ける。
【0062】入出力部17は、また、ユーザ2に対し
て、検索結果および検索条件を出力する部分でもある。
すなわち、入出力部17は、ユーザ2との間でデータの
入出力を行う入出力手段である。ユーザ2が、このデー
タ検索装置1を用いて検索する場合には、入出力部17
は、検索結果あるいは検索条件を表示あるいは印刷す
る。また、ユーザ2が遠隔地の端末を用いて検索する場
合には、入出力部17は、検索結果あるいは検索条件
を、その端末に対して送出するだけの機能を有するもの
としても良い。
【0063】メモリ18は、制御部19の動作プログラ
ムを記憶しておく部分である。また、制御部19は、上
記の制御プログラムに基づいて、データ検索装置1全体
を制御する部分である。具体的には、制御部19は、ユ
ーザ2から入力された検索条件を検索部12あるいは選
択肢制御部14に送信したり、検索部12から検索した
データを受けとる。また、制御部19は、検索の度に、
ポインタ動作部13、選択肢制御部14および切換部1
6に検索結果を通知する。
【0064】図2は、データ格納部11内におけるデー
タを格納したテーブルの例を示す図である。このテーブ
ル20は、データ番号欄21と、求人欄22と、地域欄
23と、職種欄24と、賃金欄25と、賃金区分欄26
とを備えている。地域欄23には、各求人先の所在地が
階層毎に「パス」で区切って格納されている。また、職
種欄24にも、各求人先が求める職種が階層毎に「パ
ス」で区切って格納されている。なお、「パス」とは、
図2に示すように、分類項目を区切る斜めの線をいう。
【0065】具体的には、地域欄23aおよび職種欄2
4aに示すように、上位階層の「東京都」と下位階層の
「港区」とが、また、上位階層の「エンジニア」と第2
階層の「ソフトウェアエンジニア」と第3階層の「シス
テムエンジニア(SEという)」とが、それぞれ「パ
ス」で区切られて記述されている。
【0066】また、上位階層の分類項目から下位階層の
分類項目までを「パス」で区切って同じ欄に記述するこ
とによって、次のような効果がある。例えば、図2に示
す「企業A」の所在地の下位階層である「港区」に、求
人先のデータ登録が集中したとする。すると、「港区」
より下位の分類項目を追加して分類し直す必要がでてく
る。また、「神奈川県」の求人先のデータ登録が減少す
ると、「横浜市」等の下位階層を削除して、「神奈川
県」のみで分類する方が、検索しやすい。
【0067】このような場合、図2のテーブル20のよ
うに「パス」で区切っているだけだと、分類項目の増加
や削除に柔軟に対応できる。これに対し、図12に示し
た分類項目毎のフィールドを設けたテーブル構成の場合
には、分類項目の変更の際にはテーブルを作り直す必要
がある。このように、図2に示すテーブル構成は、デー
タの分類項目の変更がしやすいという長所がある。な
お、図12のテーブル構成は、1分類項目につき1フィ
ールドであることから、データの符号化が容易である。
このため、本発明においても、データの符号化を優先す
るときには、図12に示すようなテーブル構成を採用す
ることもできる。
【0068】図2に示すテーブル20からデータを検索
する場合には、例えば、検索部12は、「SELECT
求人先 FROM テーブルNo WHERE 地域
欄LIKE ’/東京都/%’AND 職種欄 LIK
E’/エンジニア/%’」とうSQL文を作成し、この
SQL文に基づいて検索する。
【0069】なお、図2に示すテーブルを作成するプロ
グラムは、データを読み込む読み込みステップと、デー
タの分類項目を、その最上位の階層から最下位の階層の
方向に区切って、1つのフィールドに記述するデータ記
述ステップとを含むものとする。かかるプログラムをコ
ンピュータに読み込ませて実行すると、データを読み込
んで、データ毎に分類項目の上位から下位へ順番に、1
つのフィールド内に記述していき、図2に示すテーブル
を作成する。
【0070】次に、検索の進行に伴う検索画面の推移に
ついて説明する。
【0071】図3から図6は、検索を進行する上で表示
される画面の例を、検索の進行に基づいて段階的に示す
図である。検索の進行を説明するにあたり、データ格納
部11に格納されるデータは求人データとする。また、
各データは、パスで区切られた方式ではあるが、実体と
しては、地域分類ツリーと職種分類ツリーと賃金分類ツ
リーという3種類の分類ツリーの各末端に位置づけられ
て、格納されているものとして扱われる。
【0072】図3から図6において、図3に示す画面3
0は検索前の初期画面を、図4に示す画面40は最初の
検索結果を表示する画面を、図5に示す画面50は、複
数の検索を行った検索結果を表示する画面を、図6に示
す画面60は新しい分類ツリーで絞り込んだ検索結果を
表示する画面を、それぞれ示す。
【0073】画面30および画面40は、件数表示欄3
1と、地域入力欄32と、地域選択肢欄33と、職種入
力欄34と、職種選択肢欄35と、賃金入力欄36と、
賃金選択肢欄37と、キーワード入力欄38と、一覧表
示欄39とから構成されている。なお、画面50および
画面60も、画面30および画面40とほとんど同じ構
成であるが、職種入力欄34および職種選択肢欄35の
代わりに、職種確定欄51が表示されている。これは、
職種を最下位階層まで指定したために、それより絞り込
んだ選択ができない状態となったからである。
【0074】まず、初期画面30では、各種入力欄3
2,34,36,38は空欄となっている。そして、件
数表示欄31には、データの総数が表示されている。ま
た、一覧表示欄39は、何も表示されていない状態とな
っている。各種選択肢欄33,35,37には、各種分
類ツリーを構成する最上位の分類項目が、図2のテーブ
ル20の各フィールドと同様に、「パス」で区切られて
表示されている。
【0075】図3の画面30の状態の場合において、ユ
ーザは、職種選択肢欄35から「エンジニア」を選び、
職種入力欄34に入力して検索命令を出す。すると、図
4の画面40に示すように、「エンジニア」を求人する
求人先のデータの件数が、件数欄31に表示される。こ
こでは、1204件と表示されている。
【0076】そして、職種選択肢欄35には、「エンジ
ニア」の次の階層の分類項目、すなわち、「ソフトウェ
アエンジニア」や「ハードウェアエンジニア」等が表示
される。もし、ユーザが職種選択肢欄35に「エンジニ
ア」と同階層の職種を表示させたい場合には、職種入力
欄34から「エンジニア」というワードを削除すると良
い。なお、「ソフトウェアエンジニア」や「ハードウェ
アエンジニア」の表示に加えて、「営業職」を表示させ
ても良い。一覧表示欄39は、何も表示されていない状
態のままである。
【0077】次に、ユーザは、「エンジニア」の下位階
層にある「ソフトウェアエンジニア」を入力し、続いて
「ソフトウェアエンジニア」の下位階層にある「SE」
を入力する。すると、図5に示す画面50が表示され
る。この画面50では、職種確定欄51が表示されてい
る。もし、ユーザが職種を選び直したいときには、職種
確定欄51の職種を削除すると、職種入力欄34と職種
選択肢欄35の表示に戻る。また、図5の職種確定の段
階では、件数表示欄31に「145件」と表示されてい
る。
【0078】ここで、注目すべきところは、地域選択肢
欄33の表示状態である。図4の画面40では、地域選
択肢欄33には、「東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県
/・・・」と表示されている。しかし、図5の画面50
では、地域選択肢欄33には、「東京都/神奈川県/埼
玉県/・・・」という表示に変わっており、「千葉県」
が選択肢から削除されている。これは、「千葉県」の求
人先に職種「SE」を希望するところがないため、当該
分類項目が自動的に削除されるからである。これによっ
て、不要なものまで件数表示したり、内容表示すること
が無くなる。
【0079】続いて、ユーザ2は、地域入力欄32に、
「東京都」と入力する。すると、件数表示欄31に「7
4件」と表示されると共に、今まで何の表示もされてい
なかった一覧表示欄39に、74件の求人先が表示され
るようになる。これは、検索結果が、100件未満とな
ったときには、切換部16の切換処理によってデータの
内容も表示するようにしたからである。
【0080】なお、一覧表示欄39の表示状態は、10
0件未満の件数を段階的に分けて、変化するようにして
も良い。例えば、検索結果が70件以上100件未満で
あれば、1件につき1行のみを表示し、検索結果が40
件以上70件未満であれば、1件につき2行表示し、4
0件未満ならば、記載内容を全て表示することもでき
る。
【0081】また、地域入力欄32に「東京都」を入力
して検索したことにより、図6の賃金選択肢欄37から
「20万円未満」という選択肢が削除されている。これ
は、上記の「千葉県」が削除された場合と同様に、「東
京都」で「SE」を求めている求人先の提示する条件
に、「20万円未満」の賃金が含まれていないからであ
る。
【0082】このように、ある分類ツリーの範囲でデー
タを絞り込むと、他の分類ツリーの中でその絞り込んだ
データを持たない分類項目については、選択不能とする
ようにしている。これによって、ユーザ2は、不必要な
検索を行う必要が無く、だんだん選択肢を狭めていくよ
うな検索を行うことができる。図5の画面50を例にと
ると、地域選択肢欄33に「千葉県」が表示されない場
合、ユーザ2は、職種入力欄35「SE」にこだわら
ず、「千葉県」の求人先を探すことができる。このよう
に、選択肢を絞り込むようにすると、ユーザ2の優先順
位に対応した検索が可能となる。
【0083】また、本発明は、分類ツリーの各分類項目
を選ぶ方法のみならず、キーワード入力欄38に、ユー
ザの指定するキーワードを入力して、絞り込むこともで
きる。すなわち、本発明は、キーワード検索を排除した
ものではなく、キーワード検索を含む検索にも十分対応
できる。
【0084】この場合、テーブル20の全ての欄から自
由にキーワードを検索するようにする場合と、別にキー
ワード欄を設けて、その中に1個または複数のキーワー
ドを入れておき、そのキーワード欄を検索するようにす
る場合との2つの方法が存在するが、いずれか一方ある
いは両方を採用しても良い。
【0085】次に、図3から図6までの画面を表示する
仕組みについて、図7から図9に基づいて説明する。
【0086】図7は職種分類ツリー70のツリー構造
を、図8は地域分類ツリー80のツリー構造を、図9は
賃金分類ツリー90のツリー構造を、それぞれ示す図で
ある。賃金分類ツリー90は、他の2種類の分類ツリー
70,80と異なり、複数の階層構造を持っていない。
従って、階層レベルは1ということになる。
【0087】図5の画面50に示すように、「エンジニ
ア」から「ソフトウェアエンジニア」、さらには「S
E」へと絞り込んで検索していくと、注目階層ポインタ
74は、最上位階層の分類項目「エンジニア」71aか
ら第2階層の分類項目「ソフトウェアエンジニア」72
a、さらには最下位階層の分類項目「SE」73aを移
動していく。注目階層ポインタ74が下位の階層へと移
動すると、職種分類ツリー70の末端に位置づけられて
いるデータ(=三角印で示す部分)も、データ群75か
らデータ群76、さらにはデータ群77へと変化する。
【0088】この注目階層ポインタ74の移動は、図8
の地域分類ツリー80の分類項目にも影響を及ぼしてい
る。職種分類ツリー70の注目階層ポインタ74が「エ
ンジニア」71a、「ソフトウェアエンジニア」72
a、「SE」73aの分岐点に移動していくと、「東京
都」81aと、「神奈川県」81bと、「埼玉県」81
cと、「千葉県」81d等の最上位階層を指示していた
注目階層ポインタ84中から、「千葉県」81dが削除
される。したがって、「千葉県」81dに位置づけられ
るデータ群85は、その後に続く検索から選択不能とな
る。
【0089】もし、ユーザ2が「SE」73aを選択し
た段階で「千葉市」82iのみに求人先があれば、「千
葉県」81dは削除されずに表示される。その後、仮に
地域選択によて「千葉県」81dを選択すると、その下
位階層中の「船橋市」82j他の各市は表示されず、
「千葉市」82iのみが表示される。
【0090】一方、ユーザ2が、職種を「SE」73a
に絞り込んだ段階では、賃金分類ツリー90の注目階層
ポインタ94は、最上位階層を指示し、その中には、
「20万円未満」91a、「20万円以上25万円未
満」91b、「25万円以上30万円未満」91cおよ
び「30万円以上」91dの4種類の分類項目が含まれ
ている。
【0091】しかし、その後に、「東京都」81aで絞
り込むと、東京都には20万円未満の賃金条件を提示す
る求人先がないため、「20万円未満」91aという表
示は消える。すなわち、図6の画面60にある賃金選択
肢欄37から、「20万円未満」という選択肢が表示さ
れない。これは、データ群86,87,88,89,・
・・に含まれるどの「SE」に関するデータも、「20
万円未満」91aのデータ群93に属していないからで
ある。
【0092】また、「東京都」81aで絞り込むと、地
域に関する注目階層ポインタ84は、「東京都」81a
の階層を指示するが、その表示は、「千代田区」82b
と「中央区」82dのみとなり、「練馬区」82aと
「足立区」82c等を表示しないようになる。「練馬
区」82aのデータ群86および「足立区」82cのデ
ータ群87等は、「SE」73aの末端に位置づけられ
るデータ群77のデータを1つも含んでいないからであ
る。
【0093】このように、各分類ツリー70,80,9
0毎に、注目階層ポインタ74,84,94を設け、そ
の注目階層ポインタ74,84,94が指示する階層以
下のデータを検索し、これらのデータの積集合が出力さ
れる。この際、重複データは削除され、累積度数として
表示される。それと共に、注目階層ポインタが指示する
階層中の分類項目にデータが存在しなくなったときに
は、当該分類項目を表示しないようにしている。このよ
うに、どの分類ツリー70,80,90から検索して
も、検索処理を行う毎に、検索し得るデータを持つ分類
項目のみを指示するようにしている。
【0094】このため、ユーザ2は、優先順位の高い分
類ツリーから検索を始め、検索過程で件数と選択肢の存
否をみながら、徐々に望みのデータに絞り込むことがで
きる。したがって、検索結果が多すぎて絞り込めないよ
うな事態や、突然、該当なしとなって検索をやり直すと
いった無駄な検索をしなくて済む。
【0095】次に、データ検索装置1の検索プロセスに
ついて、図10のフローチャートに基づいて説明する。
【0096】データ検索装置1の入出力部17は、ユー
ザ2から分類項目の入力を受け付ける(ステップS10
1)。次に、制御部19からの通知によって、選択肢制
御部14は、入力された分類項目が属する選択肢欄の表
示を、その分類項目より下位の階層にある分類項目に変
更するように処理する(ステップS102)。
【0097】次に、制御部19は、ユーザ2から検索命
令を受けたか否かを判別する(ステップS103)。こ
の結果、分類項目の入力だけで、検索命令が出されてい
ない場合には、ステップS102の状態で待機状態とな
る。一方、ユーザ2から検索命令が出されると、制御部
19は、ポインタ動作部13の注目階層ポインタ(以
後、図10の説明では、「ポインタ」と略する)の位
置、すなわち階層を確認する(ステップS104)。
【0098】次に、制御部19は、確認したポインタの
位置を検索部12に通知する(ステップS105)。次
に、検索部12は、データ格納部11から、各ポインタ
で指示された各階層以下の階層を検索する(ステップS
106)。検索が終了すると、検索部12は、検索結果
を制御部19に送信する(ステップS107)。一方、
ポインタ動作部13は、制御部19からユーザ2の入力
条件を受けとり、各分類ツリー毎の現在の検索階層の位
置にポインタを移動する(ステップS108)。
【0099】次に、選択肢制御部14は、各分類ツリー
毎に、検索の結果得られたデータが存在する分類項目の
数を計算し、分類項目が複数存在するか否かを判別する
(ステップS109)。この結果、分類項目が複数存在
する場合には、選択肢制御部14は、これらの分類項目
を含む最も下位の分類項目を、選択肢として表示するよ
うに、表示処理部15にコマンドを送る(ステップS1
10)。一方、分類項目が1個の場合には、その分類項
目を選択不可とし、検索画面上に表示させるだけにする
ように、表示処理部15にコマンドを送る(ステップS
111)。
【0100】一方、制御部19は、切換部16に検索結
果を通知する(ステップS112)。切換部16は、デ
ータ数が、100件以上か否かを判別する(ステップS
113)。この結果、データ数が100件以上であれ
ば、データの件数のみを表示することを選択する(ステ
ップS114)。一方、データ数が100件未満であれ
ば、データの件数に加えて、データの内容も表示するこ
とを選択する(ステップS115)。
【0101】次に、表示処理部15は、オフスクリーン
バッファ15aに切換部16と選択肢制御部14とから
のデータを格納する(ステップS116)。次に、表示
処理部15は、オンスクリーンバッファ15bに、表示
可能な状態とした画像データを格納する(ステップS1
17)。次に、入出力部17は、表示処理部15から送
られる画像データを表示する(ステップS118)。
【0102】ここで、入出力部17の表示は、出力処理
の一形態に過ぎない。したがって、データ検索装置1の
画面に検索結果を表示する以外に、印刷装置からデータ
を出力する処理を行うことも含まれる。また、データ検
索装置1と物理的に離れている端末に検索結果を表示す
るために、その端末にデータを送ることも含まれる。
【0103】次に、制御部19は、次の入力があったか
否かを判別する(ステップS119)。この結果、次の
入力があった場合には、ステップS102に戻って、上
記のフローを継続する。一方、次の入力がない場合に
は、一連の処理を終了する。
【0104】また、データ検索装置1の替わりに、検索
部12と、ポインタ動作部13と、選択肢制御部14
と、表示処理部15と、切換部16と、入出力部17
と、制御部19と同じ動作を行わせるプログラムを格納
した情報記録媒体を、コンピュータに読み込ませても良
い。したがって、検索ステップと、表示処理ステップ
と、ポインタ動作ステップと、選択肢制御ステップと、
分類項目数判別ステップの内の1つ以上のステップを含
むプログラムを格納した情報記録媒体を用いることがで
きる。
【0105】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能である。
【0106】例えば、選択肢制御部14は、必ずしもデ
ータ検索装置1に備えなくても良い。かかる場合でも、
複数の分類ツリーの分類項目を関連づけた絞り込みがで
きる。但し、選択肢も狭めて、ユーザ2が欲するデータ
に絞り込んでいくためには、選択肢制御部14を備えた
方が望ましい。また、各分類項目を選択する場合、所定
の階層中の2以上の分類項目を選択できるようにしても
良い。
【0107】また、図4の画面40では、職種入力欄3
4に「エンジニア」と入力すると、職種選択欄35にそ
の下位の職種が表示されるようにしているが、かならず
しも表示しなくても良い。例えば、職種入力欄34に
「エンジニア」と入力すると、「エンジニア」と同位の
階層である「営業職」等が職種選択欄35に表示された
ままであっても良い。また、「営業職」等の「エンジニ
ア」と同位の階層と一緒に、「ソフトウェアエンジニ
ア」等の下位階層を表示させても良い。
【0108】また、表示処理部15は、データの内容を
表示する際に、先頭から2〜3行を表示するのではな
く、全文を表示するようにしても良い。また、切換部1
6を必ずしも備えなくても良い。かかる場合には、常
に、データ件数とデータの内容を表示させたり、あるい
はデータの件数のみを表示するようにしても良い。ま
た、キーワード検索ができないようにしても良い。
【0109】また、図1のデータ格納部11は、図2に
示すテーブルではなく、各分類項目毎にフィールドを設
けたテーブルを備えるようにしても良い。また、複数の
分類ツリーは、図7および図8に示す分類ツリー70,
80のような階層レベルが2以上の分類ツリーを1つ以
上含むもの、あるいは図9の分類ツリー90のような階
層レベルが1のもののみでも良い。また、図3の画面2
0の件数表示欄31には、全データ数が表示されている
が、全データ数を表示させなくても良い。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、複数の分類ツリーにま
たがって、上位の分類項目から下位の分類項目へ徐々に
絞り込む検索ができる。また、他の発明によれば、デー
タ格納手段の分類項目を容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ検索装置の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ検索装置のデータ格納部内におけ
るデータを格納したテーブルを示す図である。
【図3】図1のデータ検索装置が出力する画面の内、検
索前の初期画面を示す図である。
【図4】図3の画面から、一回目の検索を行った結果を
表示する画面を示す図である。
【図5】図4の画面から、さらなる検索を行った結果を
表示する画面を示す図である。
【図6】図5の画面から、さらなる検索を行った結果を
表示する画面を示す図である。
【図7】図1のデータ検索装置におけるデータを職種別
に分類した職種分類ツリーの構造を示す図である。
【図8】図1のデータ検索装置におけるデータを地域別
に分類した地域分類ツリーの構造を示す図である。
【図9】図1のデータ検索装置におけるデータを賃金別
に分類した賃金分類ツリーの構造を示す図である。
【図10】図1のデータ検索装置が行う検索プロセスを
示すフローチャートである。
【図11】従来の分類ツリーを示す図であり、図11
(A)は、地域を階層化してデータを分類した地域分類
ツリーを、図11(B)は、職種を階層化してデータを
分類した職種分類ツリーをそれぞれ示す。
【図12】データを分類項目の階層別に格納する公知の
テーブル構造を示す図である。
【符号の説明】
11 データ格納部(データ格納手段) 12 検索部(検索手段) 13 ポインタ動作部(ポインタ動作手段) 14 選択肢制御部(選択肢制御手段、分類項目数判別
手段) 15 表示処理部(表示処理手段) 16 切換部(切換手段)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分類項目の上位の階層から下位の階層に向
    かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づけ
    られる複数のデータから所定のデータを抽出する検索手
    段と、 上記分類ツリー中の所定の分類項目を入力して検索する
    と、上記複数の分類ツリー毎に、現在どの階層までが検
    索条件として指定されているかを示す注目階層ポインタ
    を動作させるポインタ動作手段とを備え、 上記検索手段は、上記注目階層ポインタによって指定さ
    れている各階層の末端に存在する全データと新たに入力
    された検索条件とを関連づけて検索可能とすることを特
    徴とするデータ検索装置。
  2. 【請求項2】前記注目階層ポインタによって指定されて
    いる各階層の末端に存在する全データの内、既に絞り込
    んだデータを含まない分類項目を、さらに絞り込むため
    の選択肢として出力しない選択肢制御手段を、さらに備
    えたことを特徴とする請求項1記載のデータ検索装置。
  3. 【請求項3】前記分類ツリー毎に、既に絞り込んだデー
    タが存在する分類項目の数を判別する分類項目数判別手
    段をさらに備え、 前記選択肢制御手段は、上記分類項目数判別手段の判別
    の結果、分類項目が1つしかない場合に、その唯一つの
    分類項目を選択不能に処理することを特徴とする請求項
    2記載のデータ検索装置。
  4. 【請求項4】前記選択肢制御手段は、前記分類項目を入
    力した際に、その入力に基づいて、同一分類ツリー中に
    あって、その入力した分類項目よりも下位の階層にある
    分類項目を提示することを特徴とする請求項2または3
    記載のデータ検索装置。
  5. 【請求項5】前記データを格納するデータ格納手段を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項記載のデータ検索装置。
  6. 【請求項6】前記検索手段の検索により得られたデータ
    を表示する表示処理手段をさらに備え、 上記表示処理手段は、上記得られたデータの件数と上記
    得られたデータの内容を共に表示させることができ、 上記得られたデータの件数が所定件数以上のときには、
    その件数のみを表示するようにし、上記得られたデータ
    の件数が所定件数より少ないときには、その件数に加え
    て、その内容を表示するようにする切換手段を、さらに
    備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
    記載のデータ検索装置。
  7. 【請求項7】前記データ表示処理手段は、前記得られた
    データの内容を表示する際に、前記得られたデータの先
    頭の所定行を表示するようにしたことを特徴とする請求
    項6記載のデータ検索装置。
  8. 【請求項8】前記検索手段は、前記ユーザが入力したキ
    ーワードに基づいて検索することを特徴とする請求項1
    から7のいずれか1項記載のデータ検索装置。
  9. 【請求項9】分類項目の上位の階層から下位の階層に向
    かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づけ
    られる複数のデータから所定のデータを抽出するデータ
    検索装置であって、 上記分類項目の最上位の階層から最下位の階層の方向に
    区切って、上記分類項目を1つのフィールドに格納した
    テーブルを有するデータ格納手段を備えることを特徴と
    するデータ検索装置。
  10. 【請求項10】分類項目の上位の階層から下位の階層に
    向かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づ
    けられる複数のデータから所定のデータを抽出する検索
    ステップと、 上記分類ツリー中の所定の分類項目を入力して検索する
    と、上記複数の分類ツリー毎に、現在どの階層までが検
    索条件として指定されているかを示す注目階層ポインタ
    を動作させるポインタ動作ステップとを含み、 上記検索ステップは、上記注目階層ポインタによって指
    定されている各階層の末端に存在する全データと新たに
    入力された検索条件とを関連づけて検索可能とすること
    を特徴とするデータ検索方法。
  11. 【請求項11】前記注目階層ポインタによって指定され
    ている各階層の末端に存在する全データの内、既に絞り
    込んだデータを含まない分類項目を、さらに絞り込むた
    めの選択肢として出力しない選択肢制御ステップを、さ
    らに含むことを特徴とする請求項10記載のデータ検索
    方法。
  12. 【請求項12】前記分類ツリー毎に、既に絞り込んだデ
    ータが存在する分類項目の数を判別する分類項目数判別
    ステップをさらに含み、 前記選択肢制御ステップは、上記分類項目数判別ステッ
    プによる判別の結果、分類項目が1つしかない場合に、
    その唯一つの分類項目を選択不能に処理することを特徴
    とする請求項11記載のデータ検索方法。
  13. 【請求項13】前記選択肢制御ステップは、前記分類項
    目を入力した際に、その入力に基づいて、同一分類ツリ
    ー中にあって、その入力した分類項目よりも下位の階層
    にある分類項目を提示することを特徴とする請求項11
    または12記載のデータ検索方法。
  14. 【請求項14】前記検索ステップにより得られたデータ
    を表示する表示処理ステップをさらに含み、 上記表示処理ステップは、上記得られたデータの件数と
    上記得られたデータの内容を共に表示させることがで
    き、 上記得られたデータの件数が所定件数以上のときには、
    その件数のみを表示するようにし、上記得られたデータ
    の件数が所定件数より少ないときには、その件数に加え
    て、その内容を表示するようにする切換ステップを、さ
    らに含むことを特徴とする請求項10から13のいずれ
    か1項記載のデータ検索方法。
  15. 【請求項15】前記データ表示処理ステップは、前記得
    られたデータの内容を表示する際に、前記得られたデー
    タの先頭の所定行を表示するようにしたことを特徴とす
    る請求項14記載のデータ検索方法。
  16. 【請求項16】前記検索ステップは、前記ユーザが入力
    したキーワードに基づいて検索することを特徴とする請
    求項10から15のいずれか1項記載のデータ検索方
    法。
  17. 【請求項17】分類項目の上位の階層から下位の階層に
    向かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づ
    けられる複数のデータから所定のデータを抽出する検索
    ステップと、 上記分類ツリー中の所定の分類項目を入力して検索する
    と、上記複数の分類ツリー毎に、現在どの階層までが検
    索条件として指定されているかを示す注目階層ポインタ
    を動作させるポインタ動作ステップとを含むプログラム
    を格納し、 上記検索ステップは、上記注目階層ポインタによって指
    定されている各階層の末端に存在する全データと新たに
    入力された検索条件とを関連づけて検索可能とすること
    を特徴とする情報記録媒体。
  18. 【請求項18】前記注目階層ポインタによって指定され
    ている各階層の末端に存在する全データの内、既に絞り
    込んだデータを含まない分類項目を、さらに絞り込むた
    めの選択肢として出力しない選択肢制御ステップを、さ
    らに含むプログラムを格納したことを特徴とする請求項
    17記載の情報記録媒体。
  19. 【請求項19】前記分類ツリー毎に、既に絞り込んだデ
    ータが存在する分類項目の数を判別する分類項目数判別
    ステップをさらに含むプログラムを格納し、 前記選択肢制御ステップは、上記分類項目判別ステップ
    による判別の結果、分類項目が1つしかない場合に、そ
    の唯一つの分類項目を選択不能に処理することを特徴と
    する請求項18記載の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】前記選択肢制御ステップは、前記分類項
    目を入力した際に、その入力に基づいて、同一分類ツリ
    ー中にあって、その入力した分類項目よりも下位の階層
    にある分類項目を提示することを特徴とする請求項18
    または19記載の情報記録媒体。
  21. 【請求項21】前記検索ステップにより得られたデータ
    を表示する表示処理ステップをさらに含み、 上記表示処理ステップは、上記得られたデータの件数と
    上記得られたデータの内容を共に表示させることがで
    き、 上記得られたデータの件数が所定件数以上のときには、
    その件数のみを表示するようにし、上記得られたデータ
    の件数が所定件数より少ないときには、その件数に加え
    て、その内容を表示するようにする切換ステップを、さ
    らに含むプログラムを格納したことを特徴とする請求項
    17から20のいずれか1項記載の情報記録媒体。
  22. 【請求項22】前記データ表示処理ステップは、前記得
    られたデータの内容を表示する際に、前記得られたデー
    タの先頭の所定行を表示するようにしたことを特徴とす
    る請求項21記載の情報記録媒体。
  23. 【請求項23】前記検索ステップは、前記ユーザが入力
    したキーワードに基づいて検索することを特徴とする請
    求項17から22のいずれか1項記載の情報記録媒体。
  24. 【請求項24】分類項目の上位の階層から下位の階層に
    向かって枝分かれする複数の分類ツリーの末端に位置づ
    けられる複数のデータから所定のデータを抽出するため
    の情報記録媒体であって、 上記データを読み込む読み込み手段と、 上記データの上記分類項目を、その最上位の階層から最
    下位の階層の方向に区切って、1つのフィールドに記述
    するデータ記述ステップと、を含むプログラムを格納し
    たことを特徴とする情報記録媒体。
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