JP2001325257A - ご用聞き方式双方向型情報提供方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】情報通信網を利用して利用者が情報を入手する
には利用者側で仲介業者又は検索エンジン業者を通して
情報を検索するため、多くの情報から的確な情報を効率
的に入手するには時間および労力を必要とする。 【解決手段】利用者と契約した接続仲介業者（サービス
プロバイダー）、又は検索エンジン業者は利用者からの
アクセス毎に情報の提供・検索方法をブラウザ方式で提
供し（ご用聞き方式）、接続仲介業者（サービスプロバ
イダー）、又は検索エンジン会社は検索して得た情報を
管理運用するコンピュータシステムの記憶媒体に記憶
し、利用者からアクセスがあると自動的に情報を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は利用者が通信網を利用し
て仲介業者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジ
ン業者を通して必要な情報を獲得するシステムに属し、
特にインターネット・パソコン通信を利用した電子商取
引に関する。

【０００２】

【従来の技術】利用者はコンピュータが通信回線を介し
て情報を収集するために、利用者自信が情報網接続仲介
者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジン業者を
経由してコンピュータに搭載したインターネット検索ソ
フトウェア（ブラウザ）を利用してインターネットと接
続されたコンピュータに記憶された情報（データ）を検
索することで求める情報を得るか、電子メールを活用し
て情報を入手することで行われてきたため、利用者が情
報を得るには、情報網に結節したコンピュータの情報に
到達するための時間がかかるという問題や検索された情
報の精度や種類、又伝達される情報量に問題があった。

【０００３】接続仲介業者（サービスプロバイダー）、
又は検索エンジン業者から利用者に直接、いわゆるご用
聞き方式で利用者の求める情報をブラウザ方式で提供す
るサービスは見当たらない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】]利用者が的確な情報
を得るためには、インターネットに接続されたデータベ
ースを丹念に検索するか、又検索エンジンを変えて情報
を検索することで所与の目的を達成する必要であるが、
必ずしも利用者が求める情報に効率的にたどり着くこと
には課題があった。一般的にインターネット上の情報か
ら所与の情報を得るためには検索するエンジンに登録さ
れている情報を検索して目的に到達するのであるが、情
報通信網に結節されている膨大な情報を検索する時間と
労力は決して少ないとは云えない。又、利用者が必要と
する情報を情報通信網を利用して提供してくれるサービ
スは電子メールを利用して提供される仕組みが既に実用
化されているが、ご用聞き方式のような双方向型で利用
者の指定した情報を検索し、自動的に送信する仕組みは
一般的にない。

【０００５】

【課題を解決する手段】本発明は利用者がインターネッ
ト上の情報を検索する作業と時間を短縮するとともに、
利用者が求める情報を的確に得るために、従来技術が利
用者からネット検索して情報を求める代わりに、接続仲
介業者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジン業
者が利用者へ情報検索要求を行い、情報を検索し、コン
ピュータシステムに記憶・格納した情報を利用者に自動
的に送達することにより情報を得ることで解決しようと
する。

【０００６】

【実施例】あらかじめ接続仲介業者（サービスプロバイ
ダー）又は検索エンジン業者のコンピュータデータベー
スに登録した利用者に対し、接続仲介業者又は検索エン
ジン業者は利用者からのアクセス毎に求められる情報の
検索サービスブラウザ方式で自動的に提供する。

【０００７】接続仲介業者（サービスプロバイダー）又
は検索エンジン業者はコンピュータを利用して検索し、
その結果をコンピュータデータベースに登録して置く。

【０００８】接続仲介業者（サービスプロバイダー）又
は検索エンジン業者のコンピュータのデータベースファ
イルに利用者別の情報を記憶・格納しておき、利用者か
ら接続の要求があった時（アクセスされた）、利用者別
ファイルに格納した情報を利用者に自動的に配信するこ
とで利用者が要求した情報を入手する。

【０００９】

【発明の効果】現在利用されているネット上で必要な情
報を得たり、物品の購入やサービスを得るためには、利
用者側で一々情報にアクセスすることで目的を達成して
おり、これにかかる時間はかなり多く、又、例えば、利
用者が購入を希望する物品情報も的確に・簡単に探すこ
とは必ずしも効率的ではない。このシステムを利用する
ことで、利用者は必要に応じて接続仲介業者（サービス
プロバイダー）又は、検索エンジン業者に情報提供サー
ビスの要求を登録さえしておけば、接続仲介業者（サー
ビスプロバイダー）又は、検索エンジン業者がアクセス
して得た情報を蓄積しておき情報を提供することで利用
者が必要とする情報を検索する時間を効率的にするこ
と。利用者が新たに情報を必要とする場合は、アクセス
する毎に送られてきた仲介業者（サービスプロバイダ
ー）、又は検索エンジン業者の提供した情報の画面（ブ
ラウザ方式）から任意に求める情報を入力し、情報通信
網を利用して送信することができその結果が自動的に送
信されること。このシステムを電子商取引への利用は、
接続仲介業者（サービスプロバイダー）、又検索エンジ
ン業者があらかじめ物品やサービスを提供する業者と契
約を結び、販売業者やサービス提供業者等が提供してい
る情報を情報通信網を利用して検索するか、接続仲介業
者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジン業者の
コンピュータシステムに記憶・格納する。あらかじめ利
用者からの要求に応じて、接続仲介業者（サービスプロ
バイダー）又は検索エンジン業者は検索した結果を自社
が管理しているコンピュータデータベースに蓄積してお
き、その情報をブラウザ方式で利用者に提供する。利用
者は所与の情報と一致した時一般的に行われている電子
商取引のオーダリングシステムを利用する等の方式で要
求した情報の結果を入手する。このシステムを利用する
ことにより、利用者は煩雑なアクセスのための時間が短
縮できるし、必要な情報を検索する作業を減らすことが
可能になる。又、仲介業者（サービスプロバイダー）、
又は検索エンジン業者は良好な利用者サービスとともに
データベースを管理運営することによる収入、又、利用
者に届ける情報とともに広告を掲載することも可能で広
告収入を得ることや、物品・サービス業者から取扱手数
料を得ることも可能になる。又、物品・サービス業者は
販売する物品・サービスの消化率や提供率の向上に寄与
することで効率的な事業運営ととともに特定の顧客の確
保や物品・サービス情報の提供を的確に行うこと、ある
いは商品動向調査で今後の商品政策に反映することが期
待でき、又、顧客に対する広告・宣伝のためのコストの
低下を期待することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るご用聞き型双方向情報提供方法の
実施例を示す概略説明図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 接続仲介業者（サービスプロバイダ
   ー）、又は検索エンジン業者が登録した利用者に対し、
   アクセス時に情報提供・検索サービスを自動的に送信す
   るブラウザ方式。
2. 【請求項２】 利用者から求められた情報を接続仲介業
   者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジン業者が
   情報通信網を利用してコンピュータに記憶・格納された
   情報を検索するか、又はコンピュータシステムにすでに
   記憶・格納したコンピュータ上の記憶媒体から求める情
   報を検索し、利用者ファイルに記憶・格納する方法。
3. 【請求項３】 利用者へ送信する情報の順序は利用者フ
   ァイルを時系列で管理し、未送信の情報を優先的に送信
   し、以下、請求項１を行う方式。
4. 【請求項４】 記憶・格納された文字情報・画像情報・
   音声情報を含む情報を通信網を介して、利用者から接続
   仲介業者（サービスプロバイダー）、又は検索エンジン
   業者に接続の要求があった時（アクセスした時）利用者
   のコンピュータシステムに自動的に送付するブラウザ方
   式。