JP2001325093A - 1ビット比較全加算器、nビット比較全加算器、半導体演算装置、およびレイアウトライブラリ - Google Patents

1ビット比較全加算器、nビット比較全加算器、半導体演算装置、およびレイアウトライブラリ

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JP2001325093A
JP2001325093A JP2000140615A JP2000140615A JP2001325093A JP 2001325093 A JP2001325093 A JP 2001325093A JP 2000140615 A JP2000140615 A JP 2000140615A JP 2000140615 A JP2000140615 A JP 2000140615A JP 2001325093 A JP2001325093 A JP 2001325093A
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adder
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JP2000140615A
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Shuji Fukagawa
周二 深川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を減少することができる1ビット比
較全加算器を得る。 【解決手段】 1ビット比較器3と1ビット全加算器5
とを合成すると共に、その合成の際に1ビット比較器3
と1ビット全加算器5とで半加算器加算部2を共有する
ように1ビット比較全加算器1を構成し、1ビット比較
全加算器1では、トランジスタを削減することができ、
回路規模を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの数値入力
について加算、大小比較、および一致判定等を演算する
1ビット比較全加算器、nビット比較全加算器、半導体
演算装置、およびレイアウトライブラリに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体演算装置における加算、減
算、乗算、除算、大小比較、および一致判定等の各演算
機能ブロックは、それぞれ他の演算機能ブロックとは独
立して設けられており、それら個々の独立した演算機能
ブロック毎に最適化され、全体の回路規模を小さくして
いた。また、各演算機能ブロックを並列演算処理するこ
とにより、全体の演算処理速度を速めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体演算装置
は以上のように構成されているので、近年の演算処理数
の増大に対して、個々の独立した演算機能ブロック毎に
最適化するだけなので、回路規模の増大が避けられず、
レイアウト領域が増大し、チップサイズが大きくなって
しまう課題があった。また、近年の演算処理数の増大に
対して、さらに全体の演算処理速度の向上が求められる
などの課題があった。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路規模を減少すると共に、演算
処理速度を向上する1ビット比較全加算器、nビット比
較全加算器、半導体演算装置、およびレイアウトライブ
ラリを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る1ビット
比較全加算器は、2つの1ビットの数値入力を加算し、
その加算結果を出力する半加算器加算部と、それら2つ
の1ビットの数値入力を大小比較し、その大小比較出力
すると共に、半加算器加算部により出力された加算結果
に応じてそれら2つの1ビットの数値入力の一致判定出
力する1ビット比較器と、桁上げ入力と半加算器加算部
により出力された加算結果とに応じてそれら2つの1ビ
ットの数値入力と桁上げ入力との加算出力すると共に、
桁上げ出力する1ビット全加算器とを備えたものであ
る。
【0006】この発明に係るnビット比較全加算器は、
1ビット比較全加算器をn個設け、最下位桁演算用の1
ビット比較全加算器の桁上げ入力を“0”に固定し、各
桁の1ビット比較全加算器の桁上げ出力を1桁上位桁演
算用の1ビット比較全加算器の桁上げ入力として、2つ
のnビットの数値入力に応じて、nビットの加算出力す
ると共に、各ビットの大小比較出力および一致判定出力
するものである。
【0007】この発明に係るnビット比較全加算器は、
1ビット比較全加算器をn個設け、最下位桁演算用の1
ビット比較全加算器の桁上げ入力を“1”に固定し、各
桁の1ビット比較全加算器の桁上げ出力を1桁上位桁演
算用の1ビット比較全加算器の桁上げ入力として、2つ
のnビットの数値入力のうちの引かれる数を正論理入力
すると共に、引く数を負論理入力して、nビットの減算
出力するものである。
【0008】この発明に係る1ビット比較全加算器は、
大小比較出力、一致判定出力、および桁上げ出力のうち
の少なくとも1つを負論理出力するものである。
【0009】この発明に係るnビット比較全加算器は、
大小比較出力、一致判定出力、および桁上げ出力のうち
の少なくとも1つを負論理出力し、桁上げ出力を負論理
出力する場合は、正論理出力と負論理出力とを各桁交互
に行うものである。
【0010】この発明に係るnビット比較全加算器は、
n個の1ビット比較全加算器をm個毎に区分して、1区
分上位桁演算用の各1ビット比較全加算器により、桁上
げ入力が“0”および“1”の場合についての加算出力
および桁上げ出力されると共に、1区分下位桁演算用の
m個の1ビット比較全加算器のうちの最上位桁演算用の
1ビット比較全加算器の桁上げ出力に応じて、それら加
算出力および桁上げ出力のうちの、桁上げ入力が“0”
または“1”の場合のいずれかが選択出力されるもので
ある。
【0011】この発明に係る半導体演算装置は、1ビッ
ト比較全加算器またはnビット比較全加算器を、半導体
集積回路により構成したものである。
【0012】この発明に係るレイアウトライブラリは、
1ビット比較全加算器を、基本回路として備えたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.今回、数ある演算機能ブロックの中で、
加算もしくは減算機能と大小一致判定機能について注目
したものである。図1はこの発明の実施の形態1による
1ビット比較全加算器を示す構成図であり、図におい
て、1は1ビット比較全加算器、2は2つの1ビットの
数値入力A,Bを加算し、その加算結果を出力する半加
算器加算部である。3は2つの1ビットの数値入力A,
Bを大小比較(A<B)し、その大小比較出力GRを出
力すると共に、半加算器加算部2により出力された加算
結果に応じて2つの1ビットの数値入力A,Bの一致判
定出力EQを出力する1ビット比較器である。4は桁上
げ入力Cinと半加算器加算部2により出力された加算
結果とに応じて2つの1ビットの数値入力A,Bと桁上
げ入力Cinとの加算出力Sを出力すると共に、桁上げ
出力Coutを出力する論理回路である。5は半加算器
加算部2および論理回路4からなる1ビット全加算器で
あり、半加算器加算部2は、1ビット比較器3および1
ビット全加算器5により共有されている。
【0014】図2はこの発明の実施の形態1によるnビ
ット比較全加算器を示す構成図であり、図において、図
1に示した1ビット比較全加算器1をAn−1〜A0と
Bn−1〜B0の2つのn(nは任意の自然数)ビット
の演算用にn個設けたものであり、1n−1〜10は1
ビット比較全加算器、2n−1〜20は2つの数値入力
An−1〜A0,Bn−1〜B0を各桁加算し、その加
算結果を出力する半加算器加算部である。3n−1〜3
0は2つの数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B0を
各桁大小比較(A<B)し、その大小比較出力GRn−
1〜GR0を出力すると共に、半加算器加算部2n−1
〜20により出力された加算結果に応じて2つの数値入
力An−1〜A0,Bn−1〜B0の一致判定出力EQ
n−1〜EQ0を出力する1ビット比較器である。4n
−1〜40は桁上げ入力Cinn−1〜Cin0と半加
算器加算部2n−1〜20により出力された加算結果と
に応じて2つの数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B
0と桁上げ入力Cinn−1〜Cin0との加算出力S
n−1〜S0を出力すると共に、桁上げ出力Coutn
−1〜Cout0を出力する論理回路である。5n−1
〜50は半加算器加算部2n−1〜20および論理回路
4n−1〜40からなる1ビット全加算器であり、半加
算器加算部2n−1〜20は、1ビット比較器3n−1
〜30および1ビット全加算器5n−1〜50により共
有されている。また、1ビット比較全加算器10の桁上
げ入力Cin0を“0”に固定し、各桁の1ビット比較
全加算器1n−2〜10の桁上げ出力Coutを1桁上
位桁演算用の1ビット比較全加算器1n−1〜11の桁
上げ入力Cinとするものである。6は1ビット比較全
加算器1n−1〜10からの各桁の大小比較出力GRn
−1〜GR0および一致判定出力EQn−1〜EQ0に
応じて、2つの数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B
0の大小比較出力GRおよび一致判定出力EQを出力す
るnビット比較回路である。
【0015】図3は1ビット比較器を示す構成図であ
り、図4はnビット比較器を示す構成図である。図5は
1ビット全加算器を示す構成図であり、図6はnビット
全加算器を示す構成図である。図7は半加算器加算部の
加算結果の真理値表を示す表図、図8は大小比較出力の
真理値表を示す表図、および図9は一致判定出力の真理
値表を示す表図である。図10は半加算器加算部を含む
1ビット比較器を示す構成図である。
【0016】図11は図3に示した1ビット比較器の詳
細を示す回路図であり、図において、61a〜61dは
インバータ、61e〜61hはトランスミッションゲー
トである。図12は図5に示した1ビット全加算器の詳
細を示す回路図であり、図において、62a〜62gは
インバータ、62h〜62mはトランスミッションゲー
トである。但し、桁上げ出力Coutを負論理出力ZC
Oとして出力したものである。図13は図1に示した1
ビット比較全加算器の詳細を示す回路図であり、但し、
桁上げ出力Coutを負論理出力ZCOとして出力した
ものである。図において、61cはインバータ、61
e,61fはトランスミッションゲートであり、図11
に示したものと同一のものである。62d〜62gはイ
ンバータ、62j〜62mはトランスミッションゲート
であり、図12に示したものと同一のものである。63
a〜63cはインバータ、63d,63fはトランスミ
ッションゲートであり、図11に示したインバータ61
a,61b,61d、トランスミッションゲート61
g,61h、図12に示したインバータ62a〜62
c、トランスミッションゲート62h,62iと同一の
ものである。
【0017】次に動作について説明する。この実施の形
態1は、1ビット比較器と1ビット全加算器とを合成す
ると共に、最適化して回路規模を小さくした1ビット比
較全加算器と、その1ビット比較全加算器をn個設けた
nビット比較全加算器に関するものである。図3に示し
たように、2つの1ビットの数値入力A,Bの大小比
較、および一致判定を行うときには、1ビット比較器3
を用い、A<Bのとき“1”の大小比較出力GRを出力
させると共に、A=Bのとき“1”の一致判定出力EQ
を出力させる。図4に示したように、2つのnビットの
数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B0との大小比
較、および一致判定を行うときには、図3に示した1ビ
ット比較器3をn個用い、各1ビット比較器3n−1〜
30で2つの数値入力の各桁の大小比較、および一致判
定を行わせ、各桁においてA<Bのとき“1”の大小比
較出力GRn−1〜GR0を出力させると共に、各桁に
おいてA=Bのとき“1”の一致判定出力EQn−1〜
EQ0を出力させる。また、nビット比較回路6で、そ
れら大小比較出力GRn−1〜GR0、および一致判定
出力EQn−1〜EQ0に応じて、An−1〜A0<B
n−1〜B0のとき“1”の大小比較出力GRを出力さ
せ、An−1〜A0=Bn−1〜B0のとき“1”の一
致判定出力EQを出力させる。また、図5に示したよう
に、2つの1ビットの数値入力A,Bの加算を行うとき
には、1ビット全加算器5を用い、半加算器加算部2で
2つの1ビットの数値入力A,Bを加算させ、論理回路
4でその加算結果と桁上げ入力Cinとを加算させ、加
算出力Sを出力させると共に、桁上げ出力Coutを出
力させる。図6に示したように、2つのnビットの数値
入力An−1〜A0,Bn−1〜B0の加算を行うとき
には、図5に示した1ビット全加算器5をn個用い、各
1ビット全加算器5n−1〜50で2つの数値入力の各
桁と桁上げ入力Cinとを加算させ、加算出力Sn−1
〜S0を出力させると共に、桁上げ出力Coutを出力
させ、その桁上げ出力Coutを、1桁上位桁演算用の
1ビット全加算器5n−1〜51の桁上げ入力Cinに
入力させる。
【0018】ここで、図3に示した1ビット比較器3と
図5に示した1ビット全加算器5について着目する。1
ビット全加算器5は、上述したように半加算器加算部2
を含む構成であり、この半加算器加算部2は、2つの1
ビットの数値入力A,Bを加算するものである。図7は
その半加算器加算部2の加算結果の真理値表を示したも
のであり、2つの数値入力A,Bのうち、どちらか一方
にのみ“1”が立っているときに“1”出力するもので
ある。また、1ビット比較器3は、2つの1ビットの数
値入力A,Bを大小比較、および一致判定するものであ
る。図8はその1ビット比較器3の大小比較出力の真理
値表を、図9はその1ビット比較器3の一致判定出力の
真理値表を示したものであり、大小比較出力では、2つ
の数値入力A,Bで、A<Bのとき、すなわち、Aに
“0”が立ち、Bに“1”が立っているときに“1”出
力し、一致判定出力では、2つの数値入力A,Bで、A
=Bのとき、すなわち、AとB共に“0”が立つか、A
とB共に“1”が立っているときに“1”出力するもの
である。このことから、図7に示した半加算器加算部2
による加算結果を反転すれば、図9に示した1ビット比
較器3の一致判定出力と全く同じになることがわかる。
このことは、半加算器加算部2を、1ビット比較器3の
一致判定出力に適用することができることを示し、図1
0はその半加算器加算部2を適用した1ビット比較器3
を示したものである。
【0019】これらのことから、1ビット比較器3と1
ビット全加算器5とでは、半加算器加算部2を共有する
ことができることがわかる。図1は1ビット比較器3と
1ビット全加算器5とで半加算器加算部2を共有した1
ビット比較全加算器1を示したものである。図におい
て、半加算器加算部2は、2つの1ビットの数値入力
A,Bを加算し、その加算結果を出力する。1ビット比
較器3は、2つの1ビットの数値入力A,Bの大小比較
(A<B)し、その大小比較出力GRを出力すると共
に、半加算器加算部2により出力された加算結果に応じ
て2つの1ビットの数値入力A,Bの一致判定出力EQ
を出力する。論理回路4は、桁上げ入力Cinと半加算
器加算部2により出力された加算結果とに応じて2つの
1ビットの数値入力A,Bと桁上げ入力Cinとの加算
出力Sを出力すると共に、桁上げ出力Coutを出力す
る。図2は図1に示した1ビット比較全加算器1をAn
−1〜A0とBn−1〜B0の2つのnビットの演算用
にn個設けたものであり、図において、半加算器加算部
2n−1〜20は、2つの数値入力An−1〜A0,B
n−1〜B0を各桁加算し、その加算結果を出力する。
1ビット比較器3n−1〜30は、2つの数値入力An
−1〜A0,Bn−1〜B0を各桁大小比較し、その大
小比較出力GRn−1〜GR0を出力すると共に、半加
算器加算部2n−1〜20により出力された加算結果に
応じて2つの数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B0
の一致判定出力EQn−1〜EQ0を出力する。論理回
路4n−1〜40は、桁上げ入力Cinn−1〜Cin
0と半加算器加算部2n−1〜20により出力された加
算結果とに応じて2つの数値入力An−1〜A0,Bn
−1〜B0と桁上げ入力Cinn−1〜Cin0との加
算出力Sn−1〜S0を出力すると共に、桁上げ出力C
outn−1〜Cout0を出力する。また、1ビット
比較全加算器10の桁上げ入力Cin0は、“0”に固
定され、各桁の1ビット比較全加算器1n−2〜10の
桁上げ出力Coutは、1桁上位桁演算用の1ビット比
較全加算器1n−1〜11の桁上げ入力Cinにする。
nビット比較回路6は、1ビット比較全加算器1n−1
〜10からの各桁の大小比較出力GRn−1〜GR0お
よび一致判定出力EQn−1〜EQ0に応じて、2つの
数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B0の大小比較出
力GRおよび一致判定出力EQを出力する。
【0020】図13は図1に示した1ビット比較全加算
器の詳細を示す回路図であり、但し、桁上げ出力Cou
tを負論理出力ZCOとして出力したものである。図に
おいて、トランスミッションゲート63d,61eは、
数値入力Aが“0”のときオフし、“1”のときオンす
る。また、トランスミッションゲート63f,61f
は、数値入力Aが“0”のときオンし、“1”のときオ
フする。よって、数値入力Aが“0”で数値入力Bが
“0”のとき、“0”の数値入力Bをトランスミッショ
ンゲート63fを通じてインバータ63cで反転させた
“1”の一致判定出力EQを出力すると共に、“0”の
数値入力Bをインバータ63Bで反転させトランスミッ
ションゲート61fを通じてインバータ61cでさらに
反転させた“0”の大小比較出力GRを出力する。同様
にして、数値入力Aが“0”で数値入力Bが“1”のと
き、“0”の一致判定出力EQを出力すると共に、
“1”の大小比較出力GRを出力し、数値入力Aが
“1”で数値入力Bが“0”のとき、“0”の一致判定
出力EQを出力すると共に、“0”の大小比較出力GR
し、数値入力Aが“1”で数値入力Bが“1”のとき、
“1”の一致判定出力EQを出力すると共に、“0”の
大小比較出力GRを出力する。また、トランスミッショ
ンゲート62k,62lは、一致判定出力EQが“0”
のときオフし、“1”のときオンする。また、トランス
ミッションゲート62j,62mは、一致判定出力EQ
が“0”のときオンし、“1”のときオフする。よっ
て、数値入力Aが“0”で数値入力Bが“0”のとき、
一致判定出力EQは“1”なので、トランスミッション
ゲート62k,62lをオンし、このとき、桁上げ入力
Cinが“0”のとき、インバータ62eで反転させト
ランスミッションゲート62lを通じてインバータ62
gでさらに反転させた“0”の加算出力Sを出力すると
共に、“0”の数値入力Aをトランスミッションゲート
62kを通じてインバータ62fで反転させた“1”の
桁上げ出力ZCOを出力する。ここで、桁上げ出力ZC
Oは、桁上げ出力Coutに対して負論理出力するもの
とする。また、桁上げ入力Cinが“1”のとき、
“1”の加算出力Sを出力すると共に、“1”の桁上げ
出力ZCOを出力する。また、数値入力Aが“0”で数
値入力Bが“1”のとき、一致判定出力EQは“0”な
ので、トランスミッションゲート62j,62mをオン
し、このとき、桁上げ入力Cinが“0”のとき、トラ
ンスミッションゲート62mを通じてインバータ62g
で反転させた“1”の加算出力Sすると共に、“0”の
桁上げ入力Cinをトランスミッションゲート62jを
通じてインバータ62fで反転させた“1”の桁上げ出
力ZCOを出力する。また、桁上げ入力Cinが“1”
のとき、“0”の加算出力Sを出力すると共に、“0”
の桁上げ出力ZCOを出力する。同様にして、数値入力
Aが“1”で数値入力Bが“0”のとき、桁上げ入力C
inが“0”ならば、“1”の加算出力Sを出力すると
共に、“1”の桁上げ出力ZCOを出力する。また、桁
上げ入力Cinが“1”ならば、“0”の加算出力Sを
出力すると共に、“0”の桁上げ出力ZCOを出力す
る。さらに、数値入力Aが“1”で数値入力Bが“1”
のとき、桁上げ入力Cinが“0”ならば、“0”の加
算出力Sを出力すると共に、“0”の桁上げ出力ZCO
を出力する。また、桁上げ入力Cinが“1”ならば、
“1”の加算出力Sを出力すると共に、“0”の桁上げ
出力ZCOを出力する。
【0021】このように図13に示した1ビット比較全
加算器では、図11に示した1ビット比較器におけるイ
ンバータ61a,61b,61d、トランスミッション
ゲート61g,61hと、図12に示した1ビット全加
算器におけるインバータ62a〜62c、トランスミッ
ションゲート62h,62iとを、半加算器加算部2の
インバータ63a〜63c、トランスミッションゲート
63d,63fとして共有しており、各インバータおよ
びトランスミッションゲートは、2個のトランジスタか
ら構成されることから、合計10個のトランジスタを削
減することができる。
【0022】なお、上記実施の形態1では、図2におい
て、最下位桁演算用の1ビット比較全加算器10の桁上
げ入力Cin0を“0”に固定し、2つの数値入力An
−1〜A0,Bn−1〜B0を各桁加算し、その加算出
力Sn−1〜S0するnビット比較全加算器について示
したが、最下位桁演算用の1ビット比較全加算器10の
桁上げ入力Cin0を “1”に固定し、数値入力An
−1〜A0を半加算器加算部2n−1〜20に正論理入
力し、数値入力Bn−1〜B0をインバータにより半加
算器加算部2n−1〜20に負論理入力して、(An−
1〜A0)−(Bn−1〜B0)の減算出力Sn−1〜
S0を出力するようにしても良い。
【0023】また、1ビット比較全加算器またはnビッ
ト比較全加算器を、半導体集積回路により構成しても良
く、この場合においても回路規模の小型化が可能とな
る。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、1ビット比較器3と1ビット全加算器5とを合成す
ると共に、その合成の際に1ビット比較器3と1ビット
全加算器5とで半加算器加算部2を共有するように1ビ
ット比較全加算器1を構成したので、1ビット比較全加
算器1では、合計10個のトランジスタを削減すること
ができ、回路規模を小さくすることができる。また、n
ビットの数値演算用に1ビット比較全加算器1をn個設
けたnビット比較全加算器では、合計10×n個のトラ
ンジスタを削減することができ、回路規模を小さくする
ことができる。さらに、nビット比較全加算器は、2つ
の数値入力An−1〜A0,Bn−1〜B0の加算出力
Sn−1〜S0を出力する加算演算器や、2つの数値入
力(An−1〜A0)−(Bn−1〜B0)の減算出力
Sn−1〜S0を出力する減算演算器に適用することが
できる。さらに、1ビット比較全加算器1またはnビッ
ト比較全加算器を、半導体集積回路により構成しても良
く、この場合においても回路規模を小さくすることがで
きる。
【0025】実施の形態2.この実施の形態2は、1ビ
ット比較全加算器1において、大小比較出力GR、一致
判定出力EQ、および桁上げ出力Coutを負論理出力
するものである。また、nビット比較全加算器におい
て、大小比較出力GR、一致判定出力EQ、および桁上
げ出力Coutを負論理出力し、桁上げ出力Coutを
負論理出力する場合は、正論理出力と負論理出力とを各
桁交互に行うものである。
【0026】次に動作について説明する。図14はこの
発明の実施の形態2による1ビット比較全加算器を示す
構成図であり、図において、1ビット比較全加算器1
は、桁上げ出力Coutを負論理出力する。図13に示
した1ビット比較全加算器1の詳細図では、インバータ
62fにより桁上げ出力Coutに対して負論理の桁上
げ出力ZCOを出力していたが、同様にこの実施の形態
2のように負論理の桁上げ出力Coutを出力するよう
にすれば、インバータ62fの後にさらにインバータを
設ける必要がなく、回路規模の増大を防ぐことができる
と共に、その電流遅延による演算処理速度の低下を防ぐ
ことができる。
【0027】また、図15はこの発明の実施の形態2に
よる1ビット比較全加算器を示す構成図であり、図にお
いて、1ビット比較全加算器1は、負論理の桁上げ入力
Cinを入力する。図14において、負論理の桁上げ出
力Coutを出力したが、この負論理の桁上げ出力Co
utを、図15に示したように、負論理の桁上げ入力C
inとする。さらに、図16はこの発明の実施の形態2
によるnビット比較全加算器を示す構成図であり、図に
おいて、負論理の桁上げ出力Coutを出力する場合
は、正論理出力と負論理出力とを各桁交互に行うもので
ある。その結果、桁上げ入力Cinについても負論理入
力と正論理入力が各桁交互に行われる。図13におい
て、負論理の桁上げ出力Coutを出力するようにすれ
ば、インバータ62fの後にさらにインバータを設ける
必要がなくなったが、この負論理の桁上げ出力Cout
を、図15に示したように、負論理の桁上げ入力Cin
とすれば、インバータ62fによって正論理の桁上げ出
力Coutすることができ、インバータ62fの後にさ
らにインバータを設ける必要がない。このように、図1
6において、1ビット比較全加算器1n−1〜1n−3
のように、負論理の桁上げ出力Coutを出力する場合
は、正論理出力と負論理出力とを各桁交互に行うように
すれば、いずれの1ビット比較全加算器1n−1〜1n
−3においてもインバータ62fの後にさらにインバー
タを設ける必要がなく、回路規模の増大を防ぐことがで
きると共に、その電流遅延による演算処理速度の低下を
防ぐことができる。
【0028】さらに、図17はこの発明の実施の形態2
による1ビット比較全加算器を示す構成図であり、図に
おいて、負論理出力の大小比較出力GR、および一致判
定出力EQを出力したものである。この場合は、図13
に示した詳細図において、一致判定出力EQをインバー
タ63cの前段の点Eから抽出し、大小比較出力GRを
インバータ61cの前段の点Gから抽出すれば良く、電
流遅延を解消することができ、演算処理速度を向上する
ことができる。なお、この負論理の大小比較出力GR、
および一致判定出力EQは、nビット比較全加算器にも
適用しても良い。
【0029】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1ビット比較全加算器1において、負論理の大小比
較出力GR、一致判定出力EQ、および桁上げ出力Co
utを出力するようにしたので、回路規模の増大、およ
び演算処理速度の低下を防止することができる。また、
nビット比較全加算器において、負論理の大小比較出力
GR、一致判定出力EQ、および桁上げ出力Cout
し、負論理の桁上げ出力Coutする場合は、正論理出
力と負論理出力とを各桁交互に行うようにしたので、回
路規模の増大、および演算処理速度の低下を防止するこ
とができる。
【0030】実施の形態3.図18はこの発明の実施の
形態3によるnビット比較全加算器を示す構成図であ
り、図において、10〜15は1ビット比較全加算器で
あり、1ビット比較全加算器13〜15からは、1ビッ
ト比較全加算器12による桁上げ入力を予め仮定して、
桁上げ入力が“0”および“1”の場合のそれぞれにつ
いての加算出力および桁上げ出力されるように構成され
ている。また、71〜73は実際の1ビット比較全加算
器12による桁上げ入力に応じて、1ビット比較全加算
器13〜15からの加算出力S3〜S5を選択出力する
セレクタ、74は1ビット比較全加算器15からの桁上
げ出力Cout5を選択出力するセレクタである。
【0031】次に動作について説明する。この実施の形
態3は、実施の形態1で示したnビット比較全加算器に
キャリー先見を適用して、多数桁の桁上げ出力による伝
播遅延を防ぎ、誤動作を防ぐと共に、演算処理速度を向
上するものである。図18において、1ビット比較全加
算器10〜15を、下位桁演算用の3個の1ビット比較
全加算器10〜12と、上位桁演算用の3個の1ビット
比較全加算器13〜15とに区分して、上位桁演算用の
1ビット比較全加算器13〜15により、1ビット比較
全加算器12による桁上げ入力を予め仮定して、桁上げ
入力が“0”および“1”の場合のそれぞれについての
加算出力S3〜S5および桁上げ出力Cout3〜Co
ut5を出力する。そして、下位桁演算用の3個の1ビ
ット比較全加算器10〜12のうちの最上位桁演算用の
1ビット比較全加算器12の桁上げ出力Cout2に応
じて、セレクタ71〜73は、1ビット比較全加算器1
3〜15からの加算出力S3〜S5を選択出力し、セレ
クタ74は、1ビット比較全加算器15からの桁上げ出
力Cout5を選択出力する。
【0032】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1で示したnビット比較全加算器にキャ
リー先見を適用したので、多数桁の桁上げ出力による伝
播遅延を防ぎ、誤動作を防ぐと共に、演算処理速度を向
上することができる。
【0033】実施の形態4.この実施の形態4では、半
導体集積回路のレイアウトの設計時におけるレイアウト
ライブラリに、実施の形態1で示した1ビット比較全加
算器を、基本回路として備えたものである。このよう
に、実施の形態1で示した1ビット比較全加算器を、レ
イアウトライブラリの基本回路として備えておけば、半
導体集積回路のレイアウトの設計時において、実施の形
態1で示した回路規模が小さく、演算処理速度の速い1
ビット比較全加算器を容易に配置することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2つ
の1ビットの数値入力を加算し、その加算結果を出力す
る半加算器加算部と、それら2つの1ビットの数値入力
を大小比較し、その大小比較出力すると共に、半加算器
加算部により出力された加算結果に応じてそれら2つの
1ビットの数値入力の一致判定出力する1ビット比較器
と、桁上げ入力と半加算器加算部により出力された加算
結果とに応じてそれら2つの1ビットの数値入力と桁上
げ入力との加算出力すると共に、桁上げ出力する1ビッ
ト全加算器とを備えるように構成したので、1ビット比
較器と1ビット全加算器とを合成すると共に、その合成
の際に1ビット比較器と1ビット全加算器とで半加算器
加算部を共有するように1ビット比較全加算器を構成す
ることにより、1ビット比較全加算器では、回路規模を
小さくすることができる効果が得られる。
【0035】また、この発明によれば、1ビット比較全
加算器をn個設け、最下位桁演算用の1ビット比較全加
算器の桁上げ入力を“0”に固定し、各桁の1ビット比
較全加算器の桁上げ出力を1桁上位桁演算用の1ビット
比較全加算器の桁上げ入力として、2つのnビットの数
値入力に応じて、nビットの加算出力すると共に、各ビ
ットの大小比較出力および一致判定出力するように構成
したので、nビットの数値演算用に1ビット比較全加算
器をn個設けたnビット比較全加算器では、回路規模を
小さくすることができる効果が得られる。
【0036】さらに、この発明によれば、1ビット比較
全加算器をn個設け、最下位桁演算用の1ビット比較全
加算器の桁上げ入力を“1”に固定し、各桁の1ビット
比較全加算器の桁上げ出力を1桁上位桁演算用の1ビッ
ト比較全加算器の桁上げ入力として、2つのnビットの
数値入力のうちの引かれる数を正論理入力すると共に、
引く数を負論理入力して、nビットの減算出力するよう
に構成したので、nビットの数値演算用に1ビット比較
全加算器をn個設けたnビット比較全加算器を、減算演
算器に適用することができ、また、回路規模を小さくす
ることができる効果が得られる。
【0037】さらに、この発明によれば、大小比較出
力、一致判定出力、および桁上げ出力のうちの少なくと
も1つを負論理出力するように構成したので、1ビット
比較全加算器において、回路規模の増大、および演算処
理速度の低下を防止することができる効果が得られる。
【0038】さらに、この発明によれば、大小比較出
力、一致判定出力、および桁上げ出力のうちの少なくと
も1つを負論理出力し、桁上げ出力を負論理出力する場
合は、正論理出力と負論理出力とを各桁交互に行うよう
に構成したので、nビット比較全加算器において、回路
規模の増大、および演算処理速度の低下を防止すること
ができる効果が得られる。
【0039】さらに、この発明によれば、n個の1ビッ
ト比較全加算器をm個毎に区分して、1区分上位桁演算
用の各1ビット比較全加算器により、桁上げ入力が
“0”および“1”の場合についての加算出力および桁
上げ出力されると共に、1区分下位桁演算用のm個の1
ビット比較全加算器のうちの最上位桁演算用の1ビット
比較全加算器の桁上げ出力に応じて、それら加算出力お
よび桁上げ出力のうちの、桁上げ入力が“0”または
“1”の場合のいずれかが選択出力されるように構成し
たので、nビット比較全加算器にキャリー先見を適用す
ることができ、多数桁の桁上げ出力による伝播遅延を防
ぎ、誤動作を防ぐと共に、演算処理速度を向上すること
ができる効果が得られる。
【0040】さらに、この発明によれば、1ビット比較
全加算器またはnビット比較全加算器を、半導体集積回
路により構成したので、この場合においても回路規模を
小さくすることができる効果が得られる。
【0041】さらに、この発明によれば、1ビット比較
全加算器を、レイアウトライブラリの基本回路として備
えるように構成したので、半導体集積回路のレイアウト
の設計時において、回路規模が小さく、演算処理速度の
速い1ビット比較全加算器を容易に配置することができ
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による1ビット比較
全加算器を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるnビット比較
全加算器を示す構成図である。
【図3】 1ビット比較器を示す構成図である。
【図4】 nビット比較器を示す構成図である。
【図5】 1ビット全加算器を示す構成図である。
【図6】 nビット全加算器を示す構成図である。
【図7】 半加算器加算部の加算結果の真理値表を示す
表図である。
【図8】 大小比較出力の真理値表を示す表図である。
【図9】 一致判定出力の真理値表を示す表図である。
【図10】 半加算器加算部を含む1ビット比較器を示
す構成図である。
【図11】 1ビット比較器の詳細を示す回路図であ
る。
【図12】 1ビット全加算器の詳細を示す回路図であ
る。
【図13】 1ビット比較全加算器の詳細を示す回路図
である。
【図14】 この発明の実施の形態2による1ビット比
較全加算器を示す構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態2による1ビット比
較全加算器を示す構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態2によるnビット比
較全加算器を示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態2による1ビット比
較全加算器を示す構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態3によるnビット比
較全加算器を示す構成図である。
【符号の説明】
1,1n−1〜10 1ビット比較全加算器、2,2n
−1〜20 半加算器加算部、3,3n−1〜30 1
ビット比較器、4,4n−1〜40 論理回路、5,5
n−1〜50 1ビット全加算器、6 nビット比較回
路、61a〜61d,62a〜62g,63a〜63c
インバータ、61e〜61h,62h〜62m,63
d,63f トランスミッションゲート、71〜74
セレクタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの1ビットの数値入力を加算し、そ
    の加算結果を出力する半加算器加算部と、それら2つの
    1ビットの数値入力を大小比較し、その大小比較出力す
    ると共に、上記半加算器加算部により出力された加算結
    果に応じてそれら2つの1ビットの数値入力の一致判定
    出力する1ビット比較器と、桁上げ入力と上記半加算器
    加算部により出力された加算結果とに応じてそれら2つ
    の1ビットの数値入力と桁上げ入力との加算出力すると
    共に、桁上げ出力する1ビット全加算器とを備えた1ビ
    ット比較全加算器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の1ビット比較全加算器を
    2つのn(nは任意の自然数)ビットの演算用にn個設
    け、最下位桁演算用の1ビット比較全加算器の桁上げ入
    力を“0”に固定し、各桁の1ビット比較全加算器の桁
    上げ出力を1桁上位桁演算用の1ビット比較全加算器の
    桁上げ入力として、2つのnビットの数値入力に応じ
    て、nビットの加算出力すると共に、各ビットの大小比
    較出力および一致判定出力することを特徴とするnビッ
    ト比較全加算器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の1ビット比較全加算器を
    2つのn(nは任意の自然数)ビットの演算用にn個設
    け、最下位桁演算用の1ビット比較全加算器の桁上げ入
    力を“1”に固定し、各桁の1ビット比較全加算器の桁
    上げ出力を1桁上位桁演算用の1ビット比較全加算器の
    桁上げ入力として、2つのnビットの数値入力のうちの
    引かれる数を正論理入力すると共に、引く数を負論理入
    力して、nビットの減算出力することを特徴とするnビ
    ット比較全加算器。
  4. 【請求項4】 大小比較出力、一致判定出力、および桁
    上げ出力のうちの少なくとも1つを負論理出力すること
    を特徴とする請求項1記載の1ビット比較全加算器。
  5. 【請求項5】 大小比較出力、一致判定出力、および桁
    上げ出力のうちの少なくとも1つを負論理出力し、桁上
    げ出力を負論理出力する場合は、正論理出力と負論理出
    力とを各桁交互に行うことを特徴とする請求項2または
    請求項3記載のnビット比較全加算器。
  6. 【請求項6】 n個の1ビット比較全加算器をm(mは
    nより小さい任意の自然数)個毎に区分して、1区分上
    位桁演算用の各1ビット比較全加算器により、桁上げ入
    力が“0”および“1”の場合のそれぞれについての加
    算出力および桁上げ出力されると共に、1区分下位桁演
    算用のm個の1ビット比較全加算器のうちの最上位桁演
    算用の1ビット比較全加算器の桁上げ出力に応じて、そ
    れら加算出力および桁上げ出力のうちの、桁上げ入力が
    “0”または“1”の場合のいずれかが選択出力される
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のnビッ
    ト比較全加算器。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のうちのいずれか
    1項記載の1ビット比較全加算器またはnビット比較全
    加算器を、半導体集積回路により構成したことを特徴と
    する半導体演算装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の1ビット比較全加算器
    を、基本回路として備えたことを特徴とするレイアウト
    ライブラリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146807A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Hynix Semiconductor Inc 半導体集積回路のdbi信号生成装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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